明石「にゃはは、そこまで明石は落ちぶれてないにゃ。取引はお互いの信用が大事だよ」

指揮官「……いいだろう。トランクをここに置く」ﾄﾞｻｯ

明石「それでいいにゃ。さてと、ひいふうみいよー------うん、どうやらお金は揃っているようだにゃ」

指揮官「ではブツを渡してくれ。こっちはあまり時間がないんだ」

明石「はい、これが約束のブツ。毎度ありだにゃ」

指揮官「確かに受け取った。中身を確認するぞ」ｶﾞｻｺﾞｿ

明石「にゃはは、指揮官も悪い奴だにゃ。もしこんなヤバい品物を売買してるなんてKAN-SENたちに知られたら一貫の終わりだね」

指揮官「それでこちらの弱味を握ったつもりか。明石、危ない橋を渡っているのは貴様も同じだ」

明石「分かってるにゃ。地獄へは指揮官と手を繋いで一緒に落ちていくにゃ！」

指揮官「……くはは」

明石「にゃ？」

指揮官「ふはははははは！これでっ！これでようやく俺の念願が叶う！これさえあれば、これさえあればKAN-SENたちの年齢が分かるのだ！」

指揮官「というわけで」

指揮官「俺は明石からKAN-SENたちの年齢が記載された機密資料を購入した」

指揮官「何故かって？」

指揮官「いや特に深い意味は無いんだけど純粋に気になったんだ。あいつら何歳なんだろって」

明石「指揮官！御託はいいからさっさと見るにゃ！」

指揮官「急かすな。それでは映えある一人目は…………明石だっ！」

明石「にゃにゃっ！？」

※random使用

10+random値/5の繰り上げ

30～10歳

明石　31

明石　17歳

指揮官「あー17かあ。予想では11歳くらいだと思ってた。見た目からして中学生手前かなって」

明石「ふっふーん。驚いたかにゃ？こう見えて花も恥じらう現役女子高生なんだにゃあ！」

指揮官「うーんぎりぎり納得できるかなって感じ。でも本当にギリギリだよ！18ですって言われたら反応に困るなあ」

明石「どうしてにゃ？たった1歳でそこまでイメージ違うかな」

指揮官「人によるだろうけどね。個人的には明石が18　OKってのは……」

明石「にゃっ！？指揮官、あと1年したら明石に●●同人みたいな事をする気かにゃ！？」

指揮官「ないなあ。あと18にもなって語尾でにゃあにゃあ言ってるのはちょっと……」

明石「それは言うニャ！」

明石「あんまり明石にツッコまれるの嫌だからさっさと次の人にいくよ。二人目のターゲットは決まってるのかにゃ……るんですか？」

指揮官「ごめん、やっぱりにゃって言って！」

明石「にゃっ」

指揮官「あら可愛い。んじゃね次はロイヤルが誇る巡洋戦艦、フッドの年齢を見てみるよ」

明石「あーやっぱり気になるよにゃあ。一部のKAN-SENの子から色々言われてるみたい」

指揮官「悲しいことにそうだね。そもそも明石からこの書類買った動機の半分以上はフッドみたいなもんだよ」

明石「ふーむ、ではお聞きしますが指揮官の予想だと何歳くらいなんだにゃ？」

指揮官「16から30までアリ。ぶっちゃけよく分からねえんだこれが」

明石「随分と幅が広いにゃあ」

指揮官「年長者らしい振る舞いと気品もあるけど、よーく目を凝らして見ると少女らしさのカケラもあるような……そんな気がする」

明石「にゃるほど、学園モノなら高校3年の先輩、生徒会の重鎮て言われたら納得できるような気がするにゃ」

指揮官「ではその僅かな可能性にかけて」ｺﾞｸﾘ

指揮官「書類オープン！！！」

フッド　19

フッド14歳


指揮官「……」

明石「……」

指揮官「さてと、演習消化しにいくか」ｽﾀｯ

明石「待つにゃ！フッドに少女らしさを見出していた指揮官にとっては嬉しくないのかにゃ？」

指揮官「うあぁああんんん、ダメ……かな、ダメだよぉ！あのね、ふと中学のダサい制服を着てるフッド思い浮かべたのよ。なんの特徴もない黒か紺地のセーラー！スカートは膝下まで！！それで白のハイソックス！！！」

明石「うーん、案外いけるんじゃにゃい？指揮官は制服モノ好きでしょ？」

指揮官「好きだよぉ。でもね下限突破してるんだよ！高校の上級生でお姉さんポジションがギリギリ、100歩譲って苦渋と辛酸を舐めて高校の同級生で許せるかなって感じなの！中学生はあかんよキミィ！」

明石「よく分からない上にキモいにゃ！」

指揮官「いいかい？フッドはまるっきり少女じゃダメなの！あの大人っぽさの表面上を電子顕微鏡でじーーーっと観察してたら『あっ、あれれ？少女らしいとこあるじゃん』っていうぐらいのバランスなの！」

明石「ワガママだにゃあ。14って言ったら同じロイヤルのジャベリンがそれくらいかな」

指揮官「そうだね。ジャベリンこそザ・14歳って雰囲気がするよ」

明石「確かに二人並んで同級生です！って言われたらすごい違和感にゃあ」

うーんひとまず終了
気が向いたらいつかまた続き書こ