1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:24:30.65 ID:v2upLgey0
シンジ「が、ガンダムって、そんな…そんなもんあるわけ…」

ゲンドウ「ある」

シンジ「!?」

ゲンドウ「見てみろ、お前が選択した。エヴァに乗らないことをな」

ミサト「シンジくんがエバーに乗らないって言ったからガンダームが出てきたわ」

シンジ「ほ、本当にガンダムなの!?」

ゲンドウ「ああ…」

シンジ「何かやたらスリムだしところどころ紫色の塗装が見え隠れしているのに!?」

リツコ「使徒が出たわよ!」

レイ「エヴ…ガンダム零号機、出ます」

シンジ「いまエヴァって言いかけた!エヴァって言いかけたよね!?」



5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:27:26.75 ID:v2upLgey0
ゲンドウ「違う、エヴァではない、ガンダムデュナメス初号機だ」

ミサト「ポジ…GNスナイパーライフルもついてるわよ」

シンジ「待ってよ!これ絶対エヴァだよ!」

ゲンドウ「シンジ!!」

シンジ「ひっ!」

ゲンドウ「俺がエヴァと言えばエヴァなんだ」

シンジ「えっ」

ゲンドウ「俺がガンダムだと言えばガンダムなんだ」

シンジ「…おかしいよ、絶対…」

マヤ「エヴァ零号機、大破!!」

ゲンドウ/ミサト「ガンダム!!!!」

シンジ「待ってよ!あの子が死んじゃうよ!!」

6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:30:00.76 ID:v2upLgey0
ゲンドウ「シンジ!」バキィッ

シンジ「いたっ!?な。なにするのさ!?」

ゲンドウ「違う」

シンジ「えっ」

ゲンドウ「殴ったね」

シンジ「な、殴ったね」

ゲンドウ「むん!」バキィッ

シンジ「いった!!!」

ゲンドウ「シンジ!」

シンジ「に、二度も打った!親父にもぶたれたことないのに!!」

ゲンドウ「よし、シンジ、乗れ」

シンジ「待って待って待って!!!」

マヤ「零号機、回収完了しました!」

シンジ「さっきの子…担架で運ばれてく…」

レイ「…あれは…ガンダム…よ」ガクッ


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:33:36.93 ID:v2upLgey0
ゲンドウ「このままではしt…ジオン軍に壊滅させられてしまう」

シンジ「いま使徒って言おうとしたし!!!!!」

ゲンドウ「シンジ」

シンジ「わかったよ!!乗るよ!!ええい!こうなりゃやけだ!!」

シンジ「碇シンジ、ガンダムデュナメス初号機、いきます!!」

ガシャッガシャッ!

シンジ「凄い!これが…エヴァンゲリオン…」

ミサト「ガンダムよ」


13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:35:17.26 ID:v2upLgey0
使徒ジオン「ビコーン」

シンジ「えっ!?ノリが良いの!?」

ジオン「ビコーンビコーン」

シンジ「いやいや…」

ガガガガガガガガガガ

シンジ「うわああああ!」

ゲンドウ「シンジ!Iフィールドを使え!!」

シンジ「!?」

キュイーン!ガキィンガキィン!

シンジ「これが…ATフィールド…」

ゲンドウ「Iフィールドだ」

シンジ「行くよ!うおおおおおおおお!!」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:38:01.33 ID:v2upLgey0
シンジ「俺のナイフが真っ赤に光るぅ!」

ゲンドウ「それはデュナメスでありゴッドでもシャイニングでもない」

シンジ「…」

ミサト「ほらほらー、早く倒しちゃって!」

ゲンドウ「GNスナイパーライフル!射出!」

マヤ「了解!ポジトロンライフル射出まで3,2,1」

ゲンドウ「シンジ!受け取れ!父さんのライフルを!!」

シンジ「はい!…くっ、距離が遠い!?走るぞ!エ…ガンダム!」

ドュクシーンドュクシーンドュクシーンドュクシーンドュクシーンドュクシーンドュクシーンドュクシーン

シンジ「キャッチ!!」

シンジ「狙い撃つぜぇっ!!」

バシュゥン!

ジオン「ビコココココン」

ドガァァァァァァァァン

シンジ「爆発まで十字じゃなくてジオンのマークに…」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:42:16.12 ID:v2upLgey0
アスカ「グリーン・ノアから来ました。惣流・アスカ・ラングレーです」

シンジ「嘘だよね」

アスカ「嘘じゃねぇよ!!!!」

アスカ「これだから日…地球人は…」

シンジ「今、日本人て言おうとしたよね!絶対帰国子女だよ!!!」

アスカ「あああああもおおおおおおおお!!!!私は赤くて!!!!三倍で!!!留学生なんだよ!!!!」

ミサト「あ、あの、落ち着いてね」

アスカ「はっ、ごめんミサト」

レイ「…」

アスカ「よろしくね、歴戦の勇者」

レイ「私はアムロじゃない、綾波」

シンジ「…僕、かえっていいかな」


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:44:49.87 ID:v2upLgey0
ミサト「早速だけどアスカには試作ガンダムの試験を行なってもらうわ」

レイ「私は食事会の準備をします」

シンジ「ストーリーぶっ飛びすぎだろ!!!!」

アスカ「テストいっきまーす!!!」

―――――――――試験場

アスカ「これが試作型ねぇ、ちょっとこれスーツ見えすぎじゃない?」

アスカ「ふぅ…さぁて、行くわよ!試作型!」

ガガッギュィイン ウォォォォォォン

ミサト「やっべ!使徒が!!カット!エネルギーカット!動き止めて!!」

ガガガガガ!ウォォォォォォォォン!


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:46:37.69 ID:v2upLgey0
ゲンドウ「大変だシンジ、敵だ」

シンジ「はいはい、使徒ね」

ゲンドウ「違う、ティターンズの黒いガンダムだ」

シンジ「…」

シンジ「乗りますよ!シンジ、のりまーす」

マヤ「エヴァ接近中!」

シンジ「エヴァ…?」

マヤ「が、ガンダム接近中!」

シンジ「いや、そうじゃなくて、何でエヴァが…まさか!」


49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:48:56.15 ID:v2upLgey0
ゲンドウ「あれにはアスカが乗っている」

シンジ「何で!!!」

ゲンドウ「テスト中に核融合炉が暴走した。やつを破壊しろ」

シンジ「嫌だ、何とかしてアスカを助ける!」

シンジ「行きます!」

ガシャッギュイィィィーン!!!

ゲンドウ「マヤ、トランザムを発動させろ」

マヤ「はい?」

ゲンドウ「トランザムだ!!!トランザムさせろ!!!!」

マヤ「あ、ダミープラグですか」

マヤ「ダミープラグGO!」

シンジ「えっ、あれ、エヴァが動かん!動け!ええい!動け!エヴァ!!」

シンジ「なんだこれ、TRANS-AMってなんだ!おい!!なんだこれ!!おい!!」

シンジ「ゲンドウ!おい!ゲンドウ!!!」


53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:51:09.16 ID:v2upLgey0
シンジ「絶対トランザムじゃねえしこれ!!!ダミープラグだよこれ!!間違いなく!!」

シンジ「アスカを助けるんだからダメだってこれは!!!!」

ゲンドウ「いいぞ、いいぞ、私のガンダム」

シンジ「おい!!!!止まれ!!!止まれぇぇぇぇぇぇ!!!」

ガシャンガシャン

バキィッ!ドゴォッ!

ゲンドウ「おお、黒いガンダムがボコボコだ!」

シンジ「感心してる場合じゃねえよ!!おい!!!」

ガブッ

シンジ「えっ…お、おい、何をしようとして…」

?「笑止!!」

エントリプラグキュウシュツ~

スタッ

シンジ「誰だ!?」


58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:53:21.84 ID:v2upLgey0
カヲル「見てられないな…」

シンジ「おかしいだろ!何でエントリープラグ片手で持ってんだよ!」

カヲル「流派渚流だ」

シンジ「カヲルくんまで意味不明なこと言ってんじゃねぇぞ!!!」

カヲル「行くぞ!シンジ!」

シンジ「!?」

カヲル「忘れたのかい、この繰り返される世界、君は知っているはずだ」

シンジ「は、は…」

ゲンドウ「おい!シンジ!!そいつの言葉を聞くな!!」

シンジ「はい!シショオオオオオオオオ!!!!」

カヲル「よく言ったぞシンジィィイィィィィ!」


64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:55:35.73 ID:v2upLgey0
シンジ「流派!」

カヲル「渚流は!」

シンジ「王者之風よ!」

カヲル「全身全霊!」

シンジ「天破侠乱!」

キュピィーン

カヲル「良かった。覚えていたんだね」

シンジ「師匠…会いとうございました…」

カヲル「ふふ、さあ、世界を変えよう!シンジ!」

シンジ「師匠!お伴します!」

69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 21:58:17.58 ID:v2upLgey0
マヤ「た、大変です…」

ゲンドウ「どうした!」

マヤ「巨大な綾波レイがでました」

ゲンドウ「違う、デビルガンダムだ」

マヤ「エヴァ量産型もいますぅ~…」

ゲンドウ「違う、デスアーミーだ」

マヤ「…」

ゲンドウ「む…?」

マヤ「」

ゲンドウ「な…」

伊吹マヤ、過労により急逝。享年24歳

ゲンドウ「ご苦労だった」


74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 22:00:29.78 ID:v2upLgey0
カヲル「さあ、もうそのへんなロボットはいらない」

シンジ「さようならガンダム」

カヲル「僕らは無敵だ」

シンジ「うおおおお!」

ゲンドウ「馬鹿な!全裸でエヴァ量産型と渡り合っている!いや、押している!?」

ゲンドウ「ユイ、私たちの子供は強く育ったよ」

シンジ「エヴァキック!ガンダムパンチ!」

カヲル「スーパーウルトラゲイパンチ!」

量産型エヴァ「ギャーカテナイ」

シンジ…シンジ…


80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 22:02:28.70 ID:v2upLgey0
シンジ…シンジ…

シンジ…

シンジ…

シンジ「はっ!!!」

ユイ「おはようシンジ、遅刻するわよ」

シンジ「うわっ、大変大変!!」

ゲンドウ「おはよう、起きたかシンジ」

シンジ「うん!」

ゲンドウ「学校に遅刻するだろう、車で送ってやる」

シンジ「あ、ありがとう!いってきます!」

ユイ「気をつけるのよ~」

81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/22(木) 22:04:41.43 ID:v2upLgey0
ゲンドウ「じゃ、今日も頑張れよ」

シンジ「うん!父さんも!」

ゲンドウ「じゃあな」

ブゥゥゥゥゥン

アスカ「随分とかっこいい登校じゃない?」

シンジ「あ、アスカ…」

アスカ「どうせまた寝坊でしょ」

シンジ「う、うるさいな…」

レイ「…おはよう」

シンジ「あ、おはよう綾波」

カヲル「やあ、シンジ君」

アスカ「げぇーっ、ホ 野郎!シンジは渡さないわよ!」

凄い壮絶な夢を見ていた気がするけど、僕は元気です。

終わり