雪枝「ではここで先生に登場してもらいましょう」


椿芽「先生！？なんの！？」


椿芽「というより私が師匠なんだよね！？その先生ってどういう立場の人なの！？」


雪枝「先生ー！先生ー！」


ｶﾞﾗﾗﾗｯ


悠水「ふぉっふぉっふぉっ、呼んだかね」


椿芽「そういうポジションの人ね！ボケの方ね！」


悠水「どうもこんにちわ、コメディアン・サジマです」


椿芽「いつもそうだよ！」


雪枝「怒濤のツッコミ！さすがです師匠！」


椿芽「主に雪枝さんのせいだからね！？」

悠水「ショートコント、二階からフルーツタルト」


悠水「あー、お腹減ったなぁー」


椿芽「え、なに！？なにか急に始まったんだけど！？」


椿芽「というか二階からフルーツタルト落ちてきたら危ないよね！？ぶつかったらただの事故だよね！？」


悠水「都合よく二階からフルーツタルト落ちてこないかなぁー」


椿芽「そんな都合いい事ないよ！」


椿芽「というかそれ、二階から目薬じゃなくて棚からぼた餅になってるから！」


悠水「…あれ？二階に誰か居るぞ？」


雪枝「ふんふんふーん、フルーツタルトが焼けましたよー♪」


椿芽「都合よくフルーツタルト焼いてた！」


雪枝「…ああっと！なぜか床に落ちてたバナナの皮を踏んで足が滑ってフルーツタルトが偶然開いてた窓から外に落ちてしまいました！」


椿芽「説明セリフが過ぎる！」

悠水「こちらがその焼き立てフルーツタルトです」ｽｯ


椿芽「急に料理番組！」


雪枝「それを顔にバーン！」


悠水「熱っつ！あっっっつ！」


椿芽「急にバイオレンス！大丈夫！？大丈夫なの！？」


雪枝「※絶対に真似しないでください、特殊な訓練を受けています」


椿芽「どんな訓練！？」


サトカ「※タルトは澄原が美味しくいただきました」


椿芽「タルトより先に悠水の心配してあげて！？」


椿芽「っていうかサトカ！サトカ出てきちゃってるから！」

椿芽「悠水大丈夫？火傷してない？」


悠水「へーき平気！これぐらいリアクション芸人なら余裕だから！」


悠水「あ、雪枝ちゃん、ちょっと冷凍庫から氷取ってきてくれる？」


椿芽「全然余裕じゃないよね！？火傷してるよね！？」


雪枝「ドライアイスで良いですか？」


椿芽「死んじゃう！いくらエテルノでもそれは悠水死んじゃうから雪枝さん！」


悠水「ドライアイスか…おらスリルでワクワクしてきたぞ！」


椿芽「いいから！こんな所で芸人魂を燃やさなくてもいいから！」


悠水「続きましてー」


椿芽「終わり！？さっきのショートコントどこがオチだったの！？」

悠水「ショートコント、幼馴染がメロンパン」


椿芽「どういう事！？」


悠水「くそっ…メロンパンのやつ、あんなに柔らかくて大きくなるなんて…！」


悠水「昔は堅くて小さかったのに…」


椿芽「それ発酵させた生地を焼いたって事だよね！？」


雪枝「悠水君！どうしたの？」


悠水「あぁメロンパンか…」


椿芽「パニック！世界観がパニック！」


椿芽「メロンパン喋っちゃってる！」


椿芽「アンパンマン！？アンパンマンの世界観なの！？」


雪枝「実は私…悠水君に隠してる事があるの…」


悠水「えっ…？俺の事が好きだって…？」


椿芽「察しが良過ぎる！なにその逆ラブコメ主人公みたいなやつ！」

雪枝「実は私…メロンパンって言ってるけどメロンなんて果汁の一滴も入ってないの…！」


椿芽「まぁ鯛焼きも鯛入ってないからね」


サトカ「しかし一部のメロンパンにはメロン果汁や果肉のクリームが使ったものもあるですよ」


椿芽「あ、うん、サトカまだ居たんだ」


悠水「そんな…！じゃあ今までの事は全部嘘だったのか！？」


椿芽「そんなに！？そんなにショック受ける事かな！？」


雪枝「悠水君！付き合ってください！」


椿芽「最悪のタイミングで告白！絶対断られるよ！」


悠水「うん！良いよ！」


椿芽「軽い！」

悠水「かくして俺はメロンパンと付き合う事になった」


椿芽「一応めでたしめでたし…なのかな？」


悠水「次回のおさメロ！第２話・ごちそうさま！をお楽しみに！」


椿芽「食べられてる！それ絶対に食べられちゃってるよね！？」


ハヅキ「果たしてそれはどっちの意味の食べるなんだろうねぇ…？(ゲス顔)」


椿芽「ハヅキさん！？」


ハヅキ「それより全然関係ない話なんだけどさ、レアダイヤってレアでも何でもないさね」


椿芽「本当に関係ない話ですね！？」

ハヅキ「ショートコント、病院」


椿芽「ハヅキさんも！？ハヅキさんもグルなんですか！？」


悠水「次の方どうぞー」


ハヅキ「失礼します…」


悠水「本日はどうされました？」


ハヅキ「ええ、実はいやらしい事を考えると乳首が腫れてしまって…」


椿芽「超弩級レイド下ネタ！！！」


椿芽「やめてくださいよハヅキさん！雪枝さんも居るんですよ！？」


悠水「ではお薬として協力戦エリクサー出しておきますんで、一時間半ごとにレイドオブリを全力で叩いてください」


椿芽「それもうただの協力戦だよ！」


ハヅキ「いやらしい気持ちの時にいやらしい事は考えて大丈夫なんですか？」


椿芽「熱ある時にお風呂入って大丈夫なんですか？みたいなノリで何言ってるんですか！？」


雪枝「既にいやらしい気持ちになってるじゃないですかっ！」


椿芽「いいから！そういうのはツッコまなくていいから！」

悠水「それでは最後に今回のコントメンバーを紹介させていただきます！」


椿芽「カーテンコール！？カーテンコールするの！？コントなのに！？」


悠水「まずは不知火ハヅキさん！」


ハヅキ「みんな応援ありがとねぇ」


悠水「以上です！」


椿芽「ワンマンショー！最終的にハヅキさんのワンマンショーになっちゃった！」


悠水「どうもありがとうございましたー」


ｿﾞﾛｿﾞﾛｿﾞﾛ


椿芽「はぁ…やっと悠水とサトカとハヅキさんが帰ってくれた…」


雪枝「お疲れ様でした！」


椿芽「うん、凄い疲れた」

雪枝「しかし今回は本当に勉強になりました！」


雪枝「今日の事を参考に私も椿芽さんのようなツッコミに成れるように頑張りますね！」


椿芽「雪枝さんはボケの方が向いてるんじゃないかな…」


雪枝「えっ！？私そんなにボケてましたか！？」


椿芽「ガッツリだよ！ガッツリとボケてたよ！」


椿芽「というか自覚ないの！？自覚なくてアレ！？だったらもうボケの才能すらあるよ！？」


雪枝「なんでやねん！」


椿芽「それ私のセリフだよ！」


END