前回 【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活四日目

4: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 20:25:40.01 ID:pSi5EAX70
※再安価からで。

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

引用元: ・【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活五日目 



東方三月精 Visionary Fairies in Shrine. (3) (角川コミックス)
比良坂 真琴
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5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 20:28:16.40 ID:GcQ9YC/5o
3

6: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 20:32:49.73 ID:pSi5EAX70
幸丸「じゃ、じゃあオレ帰るから!オレ!帰るから!」

早苗「むぅ、じゃあ次会ったときに聞かせてもらいますからね!幸丸さん!」

幸丸「止めろぉ!」

――――

――


8: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 20:41:08.69 ID:pSi5EAX70
※前スレ1000把握しました。
 
~博麗神社~

幸丸「ただいまぁー……」

霊夢「あ、帰ってきた」

くたくたで帰ってきた幸丸を、霊夢はいつもと変わらない様子で出迎えた。

幸丸「……帰ってきてもいいだろぉー!」

霊夢「いや、昨日帰ってこなかったから別の所に行ったのかと」

幸丸「それ!前も似たようなこと言ってたよな!?」

霊夢「やーねー。福の神様をそんな何度もぞんざいに扱うわけないでしょ」

幸丸「そ、そうか……?ぞんざい?」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 20:42:06.04 ID:CzUVsNAd0
1霊夢

10: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 20:46:21.92 ID:pSi5EAX70
霊夢「あー、どうしよ。あんたの分のご飯作ってないわね……みかんで良い?」

幸丸「……まぁ、別にいいけどさー。もっとちゃんと食べたいけど」

霊夢「だったらもっと食べなさいよ、あんた小さくて細いんだから」

幸丸「……お前が言うなぁー!ふん!ほら、みかんよこせ!」

何話す?

自由安価下2までのもの

11: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 20:50:19.07 ID:NfNJzWf50

(くっつきながら)…あんたは私の物よ

13: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 20:56:20.85 ID:pSi5EAX70
>>11

※コンマコンマコンマコンマぁ!

コンマ6以上で

コンマ直下

究極の幸運+1

14: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 20:57:41.38 ID:GcQ9YC/5o

15: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 20:59:02.73 ID:pSi5EAX70
コンマ9 採用!

※お風呂入ってきます!ので暫く休憩します!

※適当に雑談しててください!!!!!!

16: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 21:26:41.45 ID:CzUVsNAd0
好感度が高くなると態度も変わってくるのか

21: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 21:58:33.05 ID:pSi5EAX70
 
>>16

※結構変わると思う。1と10とか初期好感度の範囲内でも結構。


マッサージ屋の件

霊夢「そういえばあんた。マッサージ屋の話だけど、あれ本気でやるの?」

幸丸「やりたい!……けど、んー。博麗神社じゃあやっちゃいけないんでしょ?」

机に項垂れながら幸丸は言う。

幸丸「博麗神社で出来ないんだったら――人里で、使ってない家とか使って?やるのかな?」

霊夢「随分と適当ね」

幸丸「だ、だってそういうのよくわかんないもん!お店の経営?とか、全然知らないし……」

霊夢「まあ私もよくわかんないわ」

幸丸「えー……」

霊夢「占いとかも適当にやってたしねー。そうねー、マッサージ、マッサージ……あ。じゃああれだ。使ってない倉庫使う?」

幸丸「……倉庫?」

霊夢「ちょっと片付ければ使えるし、人里のあーだこーだも関係ない。これ以上のあれはないでしょ?」

幸丸「あ、あれ?でも、博麗神社でマッサージ屋はダメなんじゃあ――」

霊夢「あんたは自分からお金を取りたくないんでしょ?だったらお客のほうから善意で貰えばいいのよねー……ふっふっふー。いやぁ、良い事思いついちゃったわねー」

幸丸「……お、おう?」

22: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:00:27.08 ID:pSi5EAX70
あんたは私の物よ

幸丸「みかんうまー」

霊夢「……ねー」

幸丸「なんだよ霊夢――」

みかんを食べながら返事をすると、霊夢はもそもそと幸丸の隣に座り。軽くくっ付いてきた。

幸丸「……いぃ!?」

霊夢「……あんたは私の物よ。守矢神社には渡さないからね」

幸丸「お、おっ!?おう!?い、いやオレは守矢神社に移るつもりは――」

霊夢「ほんとぉー?」

幸丸「ほ、ほんと!ほんと!」

霊夢「…………ぜったーいにあんたは渡さないからね。これでも私、結構あんたの事気に入ってるんだから」

幸丸の肩にもたれ掛かり、霊夢は呟く。そして、幸丸の手にあったみかんを取って食べた。

幸丸「お、お前?よ、酔ってる?酔ってる?」

霊夢「なによー、酷いわね。酔ってないわよ。全然全然」

霊夢の言動にどぎまぎしながら、幸丸は――。


コンマ9以上で二人目!

コンマ直下

究極の幸運+1

文に対する心-1

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 22:02:46.48 ID:NfNJzWf50
ちゃんす

24: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:11:10.24 ID:pSi5EAX70
コンマ8

幸丸「え、ええい!近い近い!顔がちかぁい!」

霊夢「なによー、いいじゃないこれくらい……」

幸丸「近い近い!もうお前酔ってるだろ!もう寝ろ!」

霊夢「酷いわねー、ふーん。いいわよいいわよ、寝ます寝まーす」

ぶー、と頬を膨らませ。霊夢は離れていった。

幸丸「……あ、あー。びっくりしたぁー……」

好感度アップ

霊夢18「結構気に入ってるんだからー」

25: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:13:06.61 ID:pSi5EAX70
夜2

幸丸「れ、霊夢の奴いきなりぐいぐい来て……な、なんだったんだ」

幸丸「……あー。あー……」

幸丸「…………みかん食べよ」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 22:14:15.12 ID:cU06JDC20
紫苑

27: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:22:25.55 ID:pSi5EAX70
――――

――



幸丸「……で」

紫苑「みかんうまー」

幸丸「なーんーでー!お前が、いるんだよ!」

紫苑「五月蠅い。こっちは真剣にみかんを食べているの、邪魔しないで」

幸丸「それ!オレが剥いてたやつだろ!」

紫苑「弱肉強食」

幸丸「関係ないだろぉー!」

何話す?

自由安価下2までのもの

29: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 22:26:03.63 ID:A2vFxuqvO
急に積極的になる紫苑

30: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:34:51.56 ID:pSi5EAX70
そろそろデレてくれないか?

幸丸「……お前さー。そろそろデレてくれないか?」

紫苑「は?」

幸丸「もっと素直になろうぜー?」

紫苑「うーわ……」

幸丸「止めろ!その目ぇ!」

紫苑「だったら先にお前がデレデレになれ。お前ももっと素直になれ」

幸丸「……は?」

紫苑「ほら、紫苑おねーちゃーん。と、言ってみるがいい」

幸丸「だったらお前はオレのことをもっと好きになれ。もっと笑顔になるがいい」

紫苑「は?」

幸丸「は?」

31: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:43:26.54 ID:pSi5EAX70
急に積極的になる紫苑

紫苑「あーん」

幸丸「…………」

幸丸がみかんを食べている横で、紫苑は口を開けてスタンバイしている。

幸丸「……自分で食えよ」

紫苑「お前のみかんが食べたい」

幸丸「はっ…………?」

紫苑「お前に向いてもらったみかんを、お前の手で食べさせてもらったら。きっと幸せになると思うんだ」

幸丸「うっ……しょ、しょうがないなぁー。今日だけだぞ?」

そう言って、照れながら幸丸は紫苑の口にみかんを入れる。

紫苑「うまー…………んくっ。やっぱりお前、優しいわねー」

幸丸「……ど、どうした!?お、お前今日おかしいだろ!?」

紫苑「別に何も変わらないけど?私みたいなやつにもなんだかんだ優しくしてくれるのは、事実でしょ?」

幸丸「……な、なんか怖い!怖い怖い!みかん全部あげるから!」

紫苑「あ、ほんと?じゃあ、あーん」

幸丸「自分で食えぇ!」

好感度アップ

紫苑14「優しいわねー」

32: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:50:22.75 ID:pSi5EAX70
――――

――



幸丸「疲れた」

布団に入り、幸丸は天井を見つめながらつぶやく。

幸丸「……さっきの紫苑はなんだったんだ……あー」

幸丸「霊夢もさー。なんだよあれぇー……」

そんなことをぼやきながら、幸丸は眠りについてった……。

33: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:50:52.57 ID:pSi5EAX70
夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 22:51:20.19 ID:NfNJzWf50

35: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 22:57:54.11 ID:pSi5EAX70
コンマ0 成功

~夢の世界~

ドレミー「どうもどうも、迷える子羊」

幸丸「ま、迷える……?オレは羊じゃない!福の神様だ!」

ドレミー「まあなんだっていいじゃないですか。何回も何回もここに訪れてる時点で迷いまくってるんですよ」

幸丸「……そんな自覚ないんだけど」

ドレミー「そんなもんですよ、自覚がないほうが普通ですから」

何話す?

自由安価下2までのもの

 
 
40: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 23:36:59.30 ID:pSi5EAX70
コンマ6 失敗

※そういえば前スレ1000が過去編の奴でしたが次の日にやるので許してください。

再安価です

なにはなす?

自由安価直下

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/08(日) 23:40:10.15 ID:NcsbkhL60
マッサージ屋の件

43: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 23:41:44.50 ID:pSi5EAX70
上半身もマッサージできるの?

ドレミー「そういえば幸丸くんって上半身もマッサージできるの?」

幸丸「上半身……あー。んー?どうだろ、やったことないなぁ」

ドレミー「マッサージ屋をやるっていうなら腰以外にも全体的に出来ておくべきじゃない?」

幸丸「……確かにその通りだな!」

ドレミー「じゃあ私がその練習台になるわねー――」

ドレミーは自分の服に手をかけて――。

幸丸「ま、待て待て待て!?」

ドレミー「あら?」

幸丸「ふ、服は脱がなくていいだろ!?」

ドレミー「え?だって、地肌マッサージでしょ?」

幸丸「服の上からマッサージ!」

ドレミー「……えー?」

幸丸「脱ごうとするなぁ!わーわーわー!」

44: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 23:53:19.96 ID:pSi5EAX70
マッサージ屋の件

幸丸「……あれ、マッサージ屋をするって話したっけ?」

ドレミー「あれ、しませんでしたか?」

幸丸「……まぁいいか!マッサージ屋をするってのは本当だし!」

ドレミー「だとしたら腰以外もマッサージできるようになったほうがいいと思いますけどね」

幸丸「腰以外……となると、例えば?」

ドレミー「肩とか背中とか、足とか……頭皮とか、耳とか?」

幸丸「け、結構多いな……」

ドレミー「耳かきとかもマッサージに含まれるのかしら?耳って沢山ツボがあるっていうし……マッサージね」

幸丸「お、おぉ……そ、そうか。ツボ?とかあるのか」

ドレミー「……貴方の場合、自然と的確に押してる気がするけどね」

幸丸「お?」

ドレミー「でも、人気でそうねー……ほんと」

好感度アップ

ドレミー12「貴方のマッサージ屋、人気でそうねー」

45: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 23:56:42.11 ID:pSi5EAX70
ドレミー「……あぁああああ」

幸丸「お客さん、凝ってますねー」

ドレミーの肩をもみながら、幸丸はそれっぽいことを言う。

幸丸「……肩もみってそんなに声が出るもんか?ぐりぐりぃ」

ドレミー「出るもん、なんですよ……ぁああああ……」

――――

――


46: ◆z07gL4YySg 2019/12/08(日) 23:58:38.72 ID:pSi5EAX70
十三日目終了

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

    「ゴッドハンド」
     人を幸せにするマッサージを確定で行うことができる。他意はない。

アイテム:「料理本」
      色んな料理のレシピが乗った本。料理の結果にコンマ+1


【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢18「結構気に入ってるんだからー」

文20「様子がおかしいような……」

紫苑14「優しいわねー」

女苑7「私も幸せになりたぁい」

萃香6「間接キスで意識すんなよー」

ドレミー12「貴方のマッサージ屋、人気でそうねー」

早苗16「どんなところが好きなんですか?」

椛11「それなりに幸せですよ」

青娥8「幸福は平等、ね」

慧音3「聞いたことないがな」

はたて5「……本当に何?」

魔理沙8「優しくしてやれよー」

屠自古8「興味ないのに聞いただろ」

紫11「過去の贖罪のためじゃない?」

雛6「ああ、納得ねぇ」

幽々子10「ごちそうさまでした」

天子11「ま、頑張れ頑張れ」

針妙丸5「そこそこ幸せだし」

霖之助3「はっ」

朱鷺子11「男の子なら、普通じゃない?」

諏訪子12「馬鹿だから驚くほどにちょろいな」

神奈子16「元気なほうが君はいいよ」

チルノ5「神様だろ?」

大妖精8「す、凄い嬉しそう……」

47: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 00:03:22.06 ID:MLYSSwCC0
十四日目

朝1

幸丸「…………ふぁああ」

首をパキパキさせて、幸丸は起き上がる。

幸丸「なんか、まだ寝れそうな気がする……けど!がんばろー!おう!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/09(月) 00:03:39.70 ID:hHecI9+l0
1文

49: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 00:12:43.51 ID:MLYSSwCC0
文「おっはよーございます!」

幸丸「うわぁああああああああっ!?」

勢いよく襖が開かれ、文が幸丸の寝室に入ってきた。

幸丸「へ!?え、うぇ!?にゃ、にゃんで!?」

文「ふふーん。本当だったら寝起きドッキリ大作戦を執行するつもりだったんですけど……起きてたら起きてたでびっくりするかなーと」

へー、幸丸さんのパジャマってそんなのなんですねー。文はクスリと笑う。

幸丸「あ、あやぁ!」

文「あ、お着換えならどうぞご自由に……ああ、撮りませんよ?」

幸丸「そうじゃなーい!」

何話す?

自由安価下3までのもの

50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/09(月) 00:14:48.21 ID:8AnuLX5ho
プライベート大切

53: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 00:37:54.14 ID:MLYSSwCC0
プライベート大切

幸丸「お、お前ぇ……!ぷ、プライベートは大切だろぉ!」

文「あやや……何を言うかと思えば」

幸丸「な、なんだよその呆れ顔……実際大切だろぉ!お、オレだってなぁ!」

文「私は新聞記者……読者の方々が知りたがるネタを提供する鴉天狗……そう!たとえそれがプライベートでも!」

幸丸「な、なんだってぇー!?」

文「衝撃の事実!福の神の寝間着の真実!明日の新聞の大見出しはこれで行きましょう」

幸丸「……お、オレのパジャマがネタになるのか?っていうか!そういうのやめろぉー!」

文「いいじゃないですかぁー!貴方の寝間着姿で幸せになる人がいるんですよー?」

幸丸「ぬっ……ぐ、ぐぐぐぐぐ……」

文「これは購読者倍増間違いなしですね……なーんて、まあ。冗談なんですけどー」

幸丸「……なんだよそれぇ!」

54: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 00:38:51.48 ID:MLYSSwCC0
顔が赤いですよ?熱でもあるんですか?

文「……んー幸丸さんずっと顔赤いですよ?熱でもあるんですか?」

心配した表情で文は手のひらを幸丸の額にくっつける。

幸丸「――――っ!?」

声にならない叫びがあがる。

文「やっぱり少し熱いですね……今日はゆっくり休んだほうが――」

幸丸「ぜ、全然平気だわぁ!あと、か、顔が近い!」

文「駄目ですよそんなこと言っちゃあ。幸丸さんは元気でマッサージが上手なことが取りえなんですから」

幸丸「皆を幸せにすることがオレの取り柄だから!」

文「もっと酷い熱になったら私が困りますから。ほら、寝ててください」

幸丸「だからオレは元気だってばぁー!」

55: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 00:49:17.40 ID:MLYSSwCC0
マッサージ屋の話

文「――あー、博麗神社でお店開けるようになったんですか」

幸丸「そう!いやぁ、これであとはマッサージの勉強?と、あと、えーっと……道具の準備?を!すればオッケー!」

文「結構やることあるじゃないですか」

幸丸「うっ……そ、そうだけど!でも、光と希望は見えてきた!」

文「めちゃくちゃ輝かしいですね……満面の笑みで」

幸丸「だろぉ!?」

文「もしマッサージ屋をオープンした際には!是非是非記事を書かせてもらいますね!」

幸丸「おう!」

文「お客さん第一号として!」

幸丸「おうおう……おう?」

文「幸丸さんにもう全身を委ねますよー……いやぁ、楽しみですねー」

幸丸「…………が、頑張らないとなぁ」

好感度アップ

文21「お客さん第一号として!」

56: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 01:01:23.16 ID:MLYSSwCC0
――――

――



文「ああそうそう!幸丸さんに少しお尋ねしたい事があるんですよ」

幸丸「……お尋ね?」

そうお尋ねです。と文は言った。

幸丸「その前に――あの、オレさ!本当に熱とかないから――」

文「体調が悪い幸丸さんに私が質問なんて駄目なのかもしれませんけど……許してくださいね?」

幸丸「……はぁ。分かったよ、それで?」

文「実は三日ほど前にですね人里のほうで事件があったんですよ」

幸丸「事件?」

文「ええ、人里の民家からお金が一夜として消えた、という事件です」

幸丸「…………え」

57: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 01:12:50.80 ID:MLYSSwCC0
文「と言っても全部のお金が無くなったわけじゃないんです。全ての民家から大体同じだけのお金が盗まれてるらしいんですよ」

文はメモ帳を手に取り、呟く。

文「それに人里だけでなくそれ以外の場所でも同じ現象が起こっているらしいんですよ――私が知る限りでも、紅魔館と香霖堂と――」

幸丸でも聞いたことのある場所の名前が、つらつらと出てくる。

文「で、幸丸さん的には不幸になった。という出来事が起こったんですけど――何か知っていることとか」

幸丸「――ぁ」

文「あと、えーっと……ですね。別に疑っているわけじゃないんですよ?ただ――その、幸丸さんが、お賽銭箱を一杯にしたっていうのも、三日前ですよね?」

文は攻め立てる口調ではなく、優しい口調で。幸丸に訊ねてくる。

文「その辺りについても、教えてくれると――」

幸丸「――――ち、違う」

文「へ?」

キョトンとした顔で、幸丸の方を見ると先ほどまでの赤い顔とは対照的に、青い顔があった。

58: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 01:19:13.93 ID:MLYSSwCC0
幸丸「そんな、そんな、そんな、そんなぁ――あるわけ、ないんだよぉ!」

震えた声で幸丸は弱弱しく叫ぶ。

文「さ、幸丸さん――?」

幸丸「そんな、そんなのってないだろ!オレは、オレはやっぱり何も――変わってないじゃないか!」

文「お、落ち着いてくださいよ!ちょ、ちょっと!」

幸丸「前と一緒じゃないか!お、オレは――オレはやっぱり――そんな、いや、嘘に決まってる!嘘だと!言えよぉ!なぁ!」

文「だから――」

幸丸「皆を、皆を幸せにするのが、オレの!福の神様の仕事なんだよ!それなのに、これはあんまりだろ――!」

幸丸は勢い良く立ち上がって逃げ出すように外に飛び出した。

文「あ――!?」

幸丸「幸せのための不幸なんて――在っていいわけないだろぉ!」

幸丸がそう叫びながら飛んでいくのを、文は追うことができなかった……。

59: ◆z07gL4YySg 2019/12/09(月) 01:21:51.28 ID:MLYSSwCC0
オレは――




オレは―――――



オレは――――――――――








オレは、人殺しなんかじゃない――――っ!

75: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:05:48.67 ID:JopxkL7w0
――――

――



朝2

~人里~

幸丸「……」

バクバクと心臓を鳴らしながらも、幸丸は人里で色々な人に話を聞いた。

幸丸「…………」

その結果、やはり金銭が消失するという事件は「あった」と言う。

低い身分の人間からも高い身分の人間からも。平等に金は消えていったという。

幸丸「…………ぁ」

どんな人間からも、どんな人間であろうと。平等に平等に消えていった。

幸丸「ぁああああああああ…………」

そして、人里の隅で幸丸はしゃがみ込んで呻いている――――。

76: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:06:38.17 ID:JopxkL7w0
幸丸「やっぱり、やっぱり幸せなんて……」

幸丸「平等な幸せ、なんて……」

幸丸「うぁあ…………」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/19(木) 22:07:29.70 ID:xs3t2aBT0
4 文に詫び酒を渡すのを忘れたので引き返す

79: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:13:17.38 ID:JopxkL7w0
幸丸「そ、そうだ――あ、文に。謝ら、ないと……そうだ、お酒。お酒」

顔を青くし、口をカタカタ震わせながら。そう、呟く。

幸丸「マッサージに失敗して、幸せに出来なくて。迷惑かけてごめんなさいしないと――だから、お酒……」

そこまで言って、幸丸は何かに気づいて。また顔を青くして――。

幸丸「あ、あれ――オレ、今まで、どうやって、お酒って――」

コンマ0以上で文の所へ

コンマ直下

※究極の幸運無し

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/19(木) 22:14:15.99 ID:OJyQ3KEQ0
h

82: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:15:27.39 ID:JopxkL7w0
コンマぞろ目

※うっっっっっそだろ。

85: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:27:40.03 ID:JopxkL7w0
幸丸「――――か、帰らないと」

震えた足でゆっくりと立ち上がる。

幸丸「と、兎に角。帰らないと……お、オレは。福の神様で、博麗神社を――」

そして、ふらふらと幸丸は自分の住処に向かっていった…………。

86: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:33:57.47 ID:JopxkL7w0
――――

――



~博麗神社~

幸丸「はぁ、はぁ……」

鳥居を潜ったところで、幸丸は軽く息を整える。

幸丸「文に謝って、霊夢に、お金のこと言って……あと、あとは。えっと、えっと――」

幸丸「お、オレは――何を、して――」

汗をぽたぽたたらしながら、幸丸は博麗神社を見上げた。

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

※今日に限りコンマ判定で「射命丸文」に会えます。

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/19(木) 22:34:16.81 ID:XYTVd8pl0
1文

89: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:39:05.99 ID:JopxkL7w0
コンマ6以上で入違わない

コンマ直下

究極の幸運+1

90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/19(木) 22:39:48.00 ID:rZU7bRrqO
勝ち

93: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:46:42.56 ID:JopxkL7w0
文「あっ!」

幸丸「あ……」

神社に入ろうとしたところで、目を大きく見開いて何やら焦っている様子の文に見つかってしまった。

幸丸「あ、文…………」

文に何か一言言おうとしたところで、文は――――。

1~8 幸丸の手をぎゅっと握って
9or0 幸丸をぎゅっと

コンマ直下

究極の幸運+1

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/19(木) 22:47:58.99 ID:OJyQ3KEQ0
s

95: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 22:49:23.26 ID:JopxkL7w0
※いやだからこえーよ。三連続ぞろ目って。

98: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 23:04:28.92 ID:JopxkL7w0
コンマぞろ目 成功

幸丸「――――え」

走ってきて、その勢いのまま幸丸に抱き着いた。

文「どこ行ってたんですか……!いきなり、大声出して、飛び出して行って……っ!」

震えた声で、文は言う。

文「心配、したんですからぁ……!」

幸丸「…………え、あ、う」

幸丸の青かった顔が、少しずつ赤くなっていっていく、気がする。

幸丸「……ご、ごめん。なさい」

顔が赤くなっていくのと同時に、幸丸の口から謝罪の言葉が漏れる。

幸丸「ごめん、なさい。ごめんなさい、ごめんなさい……ごめん……なさい……っ」

どんどんと、止まることなく、漏れていく。

幸丸「ごめんなさい……っ……!ぅ、あああああああぁ……」

そして、温かさに包まれながら頬を涙で濡らして――――。

99: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 23:22:27.03 ID:JopxkL7w0
――――

――



文「どうです、落ち着きましたか?」

文が目を真っ赤に腫らした幸丸の背中を優しく擦る。

幸丸「…………うん」

文「いやぁ、まぁ。私もだいぶ取り乱してはいたんですけど……は、はは。やっぱり恥ずかしいですね」

恥ずかしそうに頬を人差し指で掻きながら、文は優しく笑った。

幸丸「…………」

文「……今言っておかないというタイミングが無くなってしまいそうなので言いますね……朝はいきなりすみませんでした」

幸丸「……え」

文「幸丸さんの様子も見ないでひとりでべらべら喋ってしまって……その、本当に申し訳ないです」

幸丸「そ、そんなこと――っ!」

文「はい?」

幸丸「そんなこと、そんなこと――ない、よ……だって、だって。悪いのは、全部――――」

オレ、なんだから。と、幸丸は言った。

文「…………」

何話す?

自由安価下3までのもの

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/19(木) 23:23:33.24 ID:rZU7bRrqO
謝罪の意として酒を渡す

103: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 23:38:10.30 ID:JopxkL7w0
謝罪の意として酒を渡す

幸丸「あ、そ、そうだ。お酒……お酒を渡さないと……」

文「へ?」

幸丸「前に、マッサージ失敗しちゃって……文を幸せに、出来なかったから……だからお酒」

文「前にって……もしかして昨日の、ですか?あれなら別に気にしてないですけど――」

幸丸「オレが気にするんだっ!」

文「は、はいっ!」

幸丸「……だから、お酒を渡したいんだけど。お酒って、オレ。今まで――」

文「さ、幸丸さん。幸丸さん?その、まだ朝早いですから、ね?鬼の方々じゃないんですから……お酒は夜に、ね?」

幸丸「…………うん、分かった」

文「それに、本当に私は気にしてないので。幸丸さんも気にしないでくださいね……?」

幸丸「……」

104: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 23:49:54.38 ID:JopxkL7w0
幸丸さんは何も悪くないです

文「……幸丸さんは、何も悪くないですよ」

幸丸「え……」

文「私を含めて、皆さんを幸せにしようと頑張ってたんでしょう?だったら――」

幸丸「皆を幸せにしようとして、誰かが幸せじゃなくなったら意味ないだろ……っ?」

奥歯を強く噛んで、幸丸は眼を伏せる。

幸丸「一人が幸せになって、皆が不幸になる……そんなの、オレが望む。福の神様としてのオレが望む幸福、じゃないから……」

文「…………」

幸丸「もう、大体分かってるんだろ?今回の件は、オレが――」

文「おっと!それ以上は言わないでください!言っちゃだめです!」

幸丸「は……?」

文「私、新聞記者ですからスクープは記事にしないといけません。私、今の貴方の事を記事で書きたくないですから」

幸丸「…………そうかぁ」

文「そうですから」

105: ◆z07gL4YySg 2019/12/19(木) 23:57:32.35 ID:JopxkL7w0
地肌マッサージ

文「じゃあ……そうですね。幸丸さんには地肌マッサージをお願いしましょうかね」

幸丸「……うぇ!?」

文「何処かの噂で聞いたんですけど、マッサージは地肌を直接触ってするとよりいい効果を発揮するらしいですよ」

幸丸「そ、それ。誰から聞いたんだよ……!?」

文「さぁ?しかし、確かな情報源、だと思いますよ?」

幸丸「……だ、だけど。オレじゃあ、文を幸せに出来ないから……」

文「違いますよ、幸丸さんにマッサージをしてもらうというだけで、私は幸せなんですよ」

幸丸「けど」

文「けどじゃないですよ!ほらほら、私脱いじゃいますよ?」

幸丸「わー!わー!わー!幸せに出来ない……とか、以前に……その!恥ずかしいからぁ!」

好感度大幅アップ

文23「貴方は何も悪くないですよ」

106: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 00:04:38.19 ID:jBgidz+n0
昼1

コンマ9以上で文の家に拉致

コンマ直下

究極の幸運+1

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/20(金) 00:05:25.84 ID:rRFKfaUD0
いける

108: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 00:11:47.90 ID:jBgidz+n0
コンマ5 失敗

文「…………もう一度ぎゅってしましょうか?」

幸丸「だ、大丈夫!」

文「本当は?」

幸丸「…………だ、大丈夫だからぁ!」

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

109: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/20(金) 00:12:01.77 ID:7EOXSKhY0
1霊夢

115: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 22:42:22.77 ID:jBgidz+n0
 
――――

――



幸丸「……」

文が帰った後、幸丸は自分の部屋で考え事をしていた。

幸丸「…………」

文は幸丸の事を悪くないと言ってくれた、確かにその言葉はとてつもなく嬉しかった。

幸丸「……けど、けどなぁ」

が、まだ完全に立ち直ったわけではなく――。

霊夢「なーにやってんのよ」

幸丸「うひゃあああ!?」

と、考え事の途中で霊夢が襖の隙間からじーっとした目を向けながら話しかけてきた。

霊夢「ん、入るわよ」

幸丸「え、あ、はい……」

何話す?

自由安価下2までのもの

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/20(金) 22:45:48.75 ID:92da8P6/O
地肌マッサージを試す

118: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 22:54:19.81 ID:jBgidz+n0
コンマ8以上で>>116採用

コンマ直下

究極の幸運+1

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/20(金) 22:56:36.67 ID:shwdK1lj0
c

120: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 23:04:45.90 ID:jBgidz+n0
幸せとは?

幸丸「……なぁ霊夢」

霊夢「あー?」

幸丸「…………幸せって、なんだと思う?」

霊夢「うわー、なんかゾワゾワってする質問ね」

幸丸「い、良いから答えろよぉ!」

霊夢「幸せなんてあれよ、ご飯沢山食べてお金沢山な毎日……あと、厄介ごとがないとなお良し」

幸丸「……んー、確かに。オレも、そう思うんだけどさぁ」

霊夢「何よはっきりとしないわね、私にとっての幸せは、確かにそれよー」

幸丸「……霊夢にとっての?」

霊夢「ええ、あんただって人を幸せにして嬉しくなるでしょ。けど、人を不幸にして嬉しくなる奴もいる。幸せなんて人それぞれ、何、福の神様の常識でしょ?」

幸丸「…………」

霊夢「急に黙んな」

幸丸「う、うわぁ!で、デコピンはやだぁ!」

121: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 23:19:04.44 ID:jBgidz+n0
コンマ8 採用


地肌マッサージを試す

霊夢「じゃあ、いきなり叫びながら出て行ったバツとして、私にマッサージをしなさい」

幸丸「……え」

霊夢「口答えは許さないわよ、さて。じゃあ横になるから」

と言って、霊夢は幸丸の布団にゴロンとうつぶせになった。

幸丸「…………あー」

何か言おうと思ったが、意味はないと判断してその言葉を引っ込める。

幸丸「マッサージ、ね。頑張って、やるんだけど――ねぇ、霊夢」

霊夢「んー?」

幸丸「…………ふ、服脱がない?」

霊夢「…………は?」

目をぱちくりと動かして、そんな声を上げる霊夢。

幸丸「え、あ、いやさ。その、服の上からじゃなくて肌に直接マッサージすると、良い効果が――」

霊夢「……あんた、ついにがっつりとした●●●になったのね」

幸丸「ち、ち、違うっ!違う、から!」

霊夢「へー……でも、まぁ、別にいいわよ」

じゃあちょっと部屋から出てもらえる?と、言いながら霊夢は立ち上がって――。

幸丸「――――は?」

霊夢「え?」

幸丸「はっ!?」

122: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 23:32:18.26 ID:jBgidz+n0
――――

――



霊夢「じゃ、よろしくー」

幸丸「…………」

幸丸の正面、霊夢はその布団の上で下着のままうつ伏せになっていた。

霊夢「……ねぇ、冷えるから早くして頂戴な」

幸丸「うぇ!?え、あ、ひゃい!」

顔を真っ赤にして、幸丸はぎこちなく霊夢の背中に向き合う。

幸丸「…………じゃ、じゃあ」

目をぐるぐるさせながら、幸丸は霊夢の肌を見ている。そして、その手を恐る恐る近づけて――。

幸丸「…………し、失礼しまーす」

霊夢「ひゃっ!」

幸丸「うひゃああっ!?」

霊夢「ちょ、ちょっとあんた!プルプル震えながら触ってんじゃないわよ!あと、なんかジメっとしてたし!」

幸丸「しょ、しょうがないだろ!?き、緊張!してんだよ!」

霊夢「あんたが言い出したんでしょうが!ほら、懇切丁寧にマッサージをしなさい!」

幸丸「わ、わかってるよ!……や、やってやるぞ……」

幸丸の手が、霊夢の肌に触れる。

霊夢「……いっ!?」

幸丸「うひゃあああっ!?」

この流れが、もうしばらく続いた。

123: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 23:38:46.00 ID:jBgidz+n0
好感度アップ

霊夢19「幸せなんて人それぞれでしょ」

124: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 23:42:03.49 ID:jBgidz+n0
昼2

幸丸「……お、お前さ!その、あの、オレが言うのもなんだけど!服脱いだりとかよくないと思う!」

霊夢「いや、あんたなら大丈夫でしょ」

幸丸「は、はぁ?」

霊夢「ヘタレでビビりでむっつりだから襲ってきたりしないだろうし。ほら、信頼ってやつよ」

幸丸「そ、それは信頼……なのか!?」

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/20(金) 23:45:05.82 ID:rRFKfaUD0
3 妖怪の山

127: ◆z07gL4YySg 2019/12/20(金) 23:53:23.94 ID:jBgidz+n0
幸丸「お、オレ!外の空気吸ってくるから!」

霊夢「あー、そう。じゃ、気を付けてねー、あ、今日は帰ってきなさいよー」

幸丸「わ、分かってるやい!」

――――

――


128: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 00:00:11.84 ID:0Zawl9tY0
~妖怪の山~

幸丸「……ぁー」

二種類の汗を手の甲で拭い、幸丸は深呼吸をする。

幸丸「なんかなぁ、んー……やっぱりなぁ」

幸丸「……落ち着かないなぁ。あー」

誰に会った?

自由安価直下(妖怪の山に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/21(土) 00:04:18.93 ID:3P+z/g/UO
早苗

130: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 00:19:39.84 ID:0Zawl9tY0
早苗「だ、大丈夫ですか?幸丸さん……?」

幸丸「さ、早苗……?」

早苗「顔色が悪い……のは、ここまで来たからとして。汗がひどいですね」

幸丸「そ、そんなにひどいの?」

早苗「ええ、かなり」

何話す

自由安価下2までの物

132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/21(土) 00:29:42.87 ID:9y6bWOLcO
早苗
文さんとは進んでますか?

136: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 23:37:40.63 ID:0Zawl9tY0
※いきなりやります。

文さんとは進んでますか?

早苗「ところで、なんですけど幸丸さん」

幸丸「ん?」

早苗「……文さんとは、進んでいますか?」

幸丸「進んでいる?何が?」

早苗「んもう、とぼけないでくださいよー!そりゃあ勿論、お二人の関係が!ですよ!」

幸丸「…………っ!な、ななな何言ってんだいきなり!?」

早苗「教えてくださいよー、ほらほら。告白とか、したんですかー?」

幸丸「こ、告白……だ、だーかーらー!お、オレはそんなんじゃないってばぁ!」

早苗「またまたぁ」

幸丸「もうそういう話題は、止めろぉ!禁止禁止!」

早苗「えへへ、禁止と言われると!もっと訊きたくなりますよね!」

137: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 23:38:40.62 ID:0Zawl9tY0
オレは福の神様失格なのかな……

幸丸「……なぁ、早苗」

早苗「はい?何でしょうか」

幸丸「……オレは、福の神様失格なのかなぁ」

早苗「な、何言ってるんですか!?そ、そんなわけないじゃないですか!」

幸丸「…………」

早苗「私は幸丸さんが皆を幸せにしたいと頑張っていることを知っています。だから……」

幸丸「けど、オレのせいで不幸になっている人が……」

早苗「幸丸さんのせいで……って、え?」

幸丸「誰かを犠牲にする幸せなんて福の神様失格だよ、やっぱり」

早苗「で、でも……」

幸丸「だから、オレは…………」

早苗「幸丸さん……」

好感度アップ

早苗17「幸丸さん……」

138: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 23:39:31.58 ID:0Zawl9tY0
夜1

幸丸「福の神として、皆を幸せに出来ないオレなんて……」

早苗「…………」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/21(土) 23:39:50.90 ID:EEEogFaaO
3

141: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 23:42:01.51 ID:0Zawl9tY0
幸丸「……帰る」

早苗「……そう、ですか。あの、気を付けて……」

幸丸「…………」

早苗の言葉に返事をしないで、幸丸は背を向けて帰っていった……。

――――

――


142: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 23:44:23.46 ID:0Zawl9tY0
~博麗神社~

幸丸「…………なんか、うん。元に戻っちゃったなぁ」

ふらふらと自室に戻り、自分の布団に倒れこむ。

幸丸「なんも、変わんないなぁ……」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

143: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/21(土) 23:45:03.22 ID:DBDrGl44O
1しんみょーまる

144: ◆z07gL4YySg 2019/12/21(土) 23:52:59.41 ID:0Zawl9tY0
※針妙丸っていま博麗神社に居ないんですよね確か。

コンマ5以上でしんみょーまる

コンマ直下

究極の幸運+1

145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/21(土) 23:53:36.64 ID:4WpKq5kgO
願い

151: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 00:21:53.73 ID:KllsXZl/0
幸丸「……なんか用?」

針妙丸「なんか用って、別に用がなくても会いに来ていいでしょ?」

枕元で、針妙丸はぴょんぴょん飛び跳ねている。

幸丸「……そうだけどさ」

針妙丸「全く、福の神様なんだからもっといい顔してよねー」

幸丸「はいはい」

何話す?

自由安価直下

152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 00:23:27.11 ID:nHBUgxSJO
針妙丸
何かあったの?

153: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 00:43:52.45 ID:KllsXZl/0
何かあったの?

針妙丸「ねぇ、何かあったの?元気ないけど」

幸丸「……お前に言う必要ないだろ」

針妙丸「うわ、典型的。まあ別に言いたくないなら言わなくてもいいけど、そんなに暗そうな感じだと駄目になっちゃうよ?」

幸丸「……駄目にっ、て?」

針妙丸「笑い門には福来るって言うでしょ?不幸になっちゃうのよ」

幸丸「…………」

針妙丸「皆を幸せにする福の神が不幸だなんて、本末転倒でしょ?」

幸丸「本末転倒……ねぇ」

針妙丸「うん?なんかおかしかった?」

幸丸「いや、別に……何でもないけど」

好感度アップ

針妙丸6「福の神が不幸だなんて」

154: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 00:48:05.91 ID:KllsXZl/0
夜2

幸丸「針妙丸……って、もう行っちゃったか」

幸丸「…………もう寝ようかなぁ」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 00:49:28.02 ID:x8px8p4ro
1しおん

156: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 01:00:46.45 ID:KllsXZl/0
紫苑「……ちょっと」

幸丸「げっ、なんだよいきなり……ここ、オレの部屋なんだけど」

もう寝ようかと考えているところに、紫苑がノックもしないで入ってくる。

紫苑「まあまあ。お前の元気がないって聞いたから、からかいに来たんだけど」

幸丸「まあまあ、じゃないだろ!」

紫苑「……まあまあ、怒んないで」

何話す?

自由安価下2までの物

157: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 01:03:09.56 ID:7Stogie20
紫苑
なんか、あんたらしくないね

160: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 01:36:04.41 ID:KllsXZl/0
何か、あんたらしくないね

紫苑「……それにしても、そんなに落ち込んでるなんてね。何か、あんたらしくないね」

幸丸「別に、いいだろ」

紫苑「まあそうなんだけど。あーあー、調子狂っちゃうなぁ、全く。いつもみたいにキャンキャン騒いでくれないとからかいがいも無いよ」

幸丸「べ、別にキャンキャンなんて騒がないだろ」

紫苑「結構騒いでるけどね、ビックリマーク沢山付けて」

幸丸「……はぁ」

紫苑「…………あー、やっぱり調子狂うなぁ。てか、お前。なんでそんなに元気ないの?」

幸丸「お前、よく知らないでからかいに来たのか……」

紫苑「うん」

161: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 01:36:36.78 ID:KllsXZl/0
霊夢を裸にして一体何をしていた

紫苑「そういえば、さっきお前霊夢を裸にして何してた」

幸丸「ふぁあ!?え、あ、お前見てたのか!?」

紫苑「ええ、なんかやってるなーくらいに」

幸丸「…………ま、マッサージだよ。マッサージ。ほら、お前も受けたことあるだろ」

紫苑「でも裸ではやらなくない?」

幸丸「なんか地肌に直接やるとよりいい効果が得られるらしいんだよ」

紫苑「へー…………でも、お前の場合はどっちかっていうと身体目当てでしょ」

幸丸「んぁ!?そ、そんなわけないだろ!?」

紫苑「やーらしー」

幸丸「うるさぁい!」

好感度アップ

紫苑15「調子狂うなぁ」

167: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:27:22.01 ID:KllsXZl/0
※予告なしですがやっていきたいと思います。


紫苑「じゃ、私そろそろ戻るから。お前もさっさと寝て何もかも忘れろ」

幸丸「お前とんでもないこと言ってるな……」

紫苑「ごく普通の事。つらい記憶なんて忘れないと辛くてやってけないでしょ」

幸丸「…………」

紫苑「それじゃあね、悪夢でも何でも見ながら寝てね」

幸丸「……うっせー」

紫苑が部屋を出て行った後、幸丸はそう呟いて布団の中に潜った……。

168: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:28:52.87 ID:KllsXZl/0
――――――――

――――

――


169: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:30:45.37 ID:KllsXZl/0
懐かしい――記憶が、思い出される。



「なぁなぁ、お前さー。こんなところで何やってんの?」

それなりの規模の集落の、小さな建物の中の出来事だ。

「え?ああいやいや!別に怪しい人間じゃないぞ!あ、人間じゃなくて神様なんだけど――」

いきなり目の前に現れたであろう少年に、向かい側にいる人間が困惑している。そして、呆れたように声をかける。

「……寝言は寝て言えー?」

少年の頬がぷっくらと膨れる。

「はぁああああああああっ!?寝てないんだけどー!今パッチリと、起きてるんだけどー!本当に神様なんだけどー!」

「む、むむむむ……信じてないなぁー?」

「……よぉし分かった!オレが福の神様であるということを証明してやろう!」

ふふん、と鼻を鳴らして。少年は胸を張る。

「お前の願い事を一つ!叶えてやろう!福の神様として!」

そして、高笑い。

「さぁ!さぁ!さぁ!福の神様としての初仕事!景気に一発!なんでもどぉーんとやってやるぜ!」

その少年の言葉に、人間は。考えて――――。

170: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:31:58.60 ID:KllsXZl/0
「――――おん?無実の罪を着せられて投獄されてる?しかも死刑として?」

「だから、この檻からだしてほしい?」

「うわぁそれは酷い!だって、無実なのに無理くり捕まえられたんだろ!?なんもしてないのに殺されちゃうかもしれないんだろ!?そんな不幸――福の神様は見過ごせないな!」

「じゃあ早速さっそく……む、むむむむむむ――っ!」

「…………」

「……よぉし!できた!どう、どう?その檻の扉開いてる?」

「あ、開いてない?んー……おっかしいなー……ひ、ひぃ!?お、怒んないで!怒鳴らないで!」

「お、おかしいなぁ。おかしいなぁ……ん、んんんんん」

「じゃ、じゃあ!明日!明日また様子見に来るから!その時にまだお前が閉じ込められてたら――も、もう一個願い叶える!それで許して!」

「ゆ、許してくれる?だ、大丈夫――?だ、だからそんなに睨まないでよぉ!」

「ううぅ……怖いぃ……」

「お、オレはもう行くからなぁ!ちゃ、ちゃんと!幸せになれよ!なってもらわないとオレが困るんだかんな!」

「じゃ、じゃあなぁ!」

171: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:32:47.61 ID:KllsXZl/0
――――

――



あのちっこい自称神様がやってきたのが朝方で、今はもう寝る時間か。

なんでもやってやる、と言うからあんなことを馬鹿馬鹿しくもお願いしたというのに。一向にこの檻が開く気配はない。

騙された、というより。まあそれが当然。という話だ。

俺の目の前でわたわたしてる光景は実にイラついたが、今となってはどうでもいい話だ。

怒鳴り散らした気もするが、よく覚えていない。

と、そんなことを思いながら。今日も俺は鉄格子を両手で掴んで力強く大きく鳴らすようにガタガタと揺らす。

その音で俺の様子を見に来た監視の糞野郎に適当に文句を言って、気持ちよく眠る。

これが、オレのルーティーンだ。

ガタンガタンと響かせる、ガシャンガシャンと鳴らす。

これが、最高に――

―――――――あ?

扉が、開いた?

…………南京錠が、壊れたのか?

そういえばこの刑務所は随分と古いし、整備もあまりされていない。だからか?

それと俺が毎晩毎晩鉄格子を揺らしたこと――が、原因か。

……いや、違うな。

ただただ俺が「幸運」だったからか。それ以外に何もないな。

うだうだ考える前にとりあえずここから逃げるか。糞野郎も来るしな。

全く、全く全く――俺をここにぶち込んでくれた奴らに!それを快諾した連中に復讐する機会があるとはな!

俺は今まで、神なんぞ信じてこなかったが――信じてみるもんだなぁ!



は、はは、ははは。はははははははははははははははははっ!

172: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:33:39.98 ID:KllsXZl/0
――――

――



ああ、あの人は無事に外に出れただろうか?

ちょっと初めてのお仕事だったから失敗もしちゃったけど、上手く自分の力を使えた感触はあったし。今頃はのびのびとしているだろうなぁ。

そんで、その人の前に飛び出て

「おお私を救ってくれた神様ではないですか!いやぁ、どうお礼をしたものか……」

「いやいや、私は福の神として当然の行為をしただけのことじゃよ――ファッファッファ」

……みたいなっ!展開だな!

いやぁ、早く下に降りないと!それであの人を探して――。

あの人を、探して――。

探して――――。

――――は?




何で、人が血まみれで、倒れてるの?



それも、沢山――山みたいに――――




は?




173: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:34:47.23 ID:KllsXZl/0




これは、もうどうでもいい過去の。お話である。




174: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:35:23.36 ID:KllsXZl/0

事穂木幸丸は正真正銘福の神である。

そこに嘘偽りはない――が、少し変わったところがある。

それは、福の神としての能力である。

「福の神」から「人」に福を与えるのではなく。「人」から「人」に福を移す能力。

その能力は、あまりにも未熟であり。そして、危険で――――。

175: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:37:26.50 ID:KllsXZl/0
十四日目終了

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

    「ゴッドハンド」
     人を幸せにするマッサージを確定で行うことができる。他意はない。

アイテム:「料理本」
      色んな料理のレシピが乗った本。料理の結果にコンマ+1


【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢19「幸せなんて人それぞれでしょ」

文23「貴方は何も悪くないですよ」

紫苑15「調子狂うなぁ」

女苑7「私も幸せになりたぁい」

萃香6「間接キスで意識すんなよー」

ドレミー12「貴方のマッサージ屋、人気でそうねー」

早苗17「幸丸さん……」

椛11「それなりに幸せですよ」

青娥8「幸福は平等、ね」

慧音3「聞いたことないがな」

はたて5「……本当に何?」

魔理沙8「優しくしてやれよー」

屠自古8「興味ないのに聞いただろ」

紫11「過去の贖罪のためじゃない?」

雛6「ああ、納得ねぇ」

幽々子10「ごちそうさまでした」

天子11「ま、頑張れ頑張れ」

針妙丸6「福の神が不幸だなんて」

霖之助3「はっ」

朱鷺子11「男の子なら、普通じゃない?」

諏訪子12「馬鹿だから驚くほどにちょろいな」

神奈子16「元気なほうが君はいいよ」

チルノ5「神様だろ?」

大妖精8「す、凄い嬉しそう……」

176: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:43:22.72 ID:KllsXZl/0
十五日目

朝1

幸丸「――――っ」

息を切らして、何かに襲われるように幸丸は飛び起きた。

幸丸「ぁ――――」

嫌な汗が、どっと出てくる。

幸丸「…………オレは、何も変わってないんだなぁ」

幸丸「……はぁ……おぇ」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 22:44:05.44 ID:3zT5LIxY0

179: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 22:53:14.44 ID:KllsXZl/0
文「あのー……起きてますか?」

幸丸「……え?」

襖の向こうから文の声が聞こえてくる。

文「あ、起きてたんですね?いや、昨日あんなことがあったので、その。勝手に入るのは、アレかなぁと」

幸丸「……だ、大丈夫。うん、その、ありがとう……」

文「じゃあもう入っちゃいますねー……では改めまして、おはようございます幸丸さん!」

幸丸「お、おはよう……文」

文「……あれ、やっぱりまだ……顔色、悪いですよ?」

幸丸「…………はは」

何話す?

自由安価下3までのもの

180: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 22:56:16.75 ID:JH7161FW0

私も地肌をマッサージしてくださいよぉ~霊夢さんだけズルい~

183: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 23:16:36.53 ID:KllsXZl/0
>>180

※何でも見てんな文。これはコンマさせてもらいますね。

コンマ6以上で

コンマ直下

184: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 23:18:41.26 ID:ry/XCNpIO
こんま

186: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 23:31:33.56 ID:KllsXZl/0
私も地肌をマッサージしてくださいよぉ

文「ねー幸丸さぁん。私にも地肌マッサージしてくださいよぉ」

幸丸「だ、だから!オレ、やんないって……」

文「霊夢さんにはしたのに?」

幸丸「うぇ!?」

文「あーあー、ずるいなぁずるいなぁ。霊夢さんにはやったのに私にはやってくれないなんて、嫌われてるのかなぁ。私」

幸丸「そ、そんなこと……!」

文「じゃあ私にもしてくださいよ!」

幸丸「うっ…………」

文「……駄目?」

幸丸「い、いや……でも、……文は……」

コンマ7以上でマッサージ!

コンマ直下

究極の幸運+1

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 23:32:47.95 ID:pytvoBQ90

188: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 23:39:28.58 ID:KllsXZl/0
コンマ6 失敗

幸丸「…………や、やっぱりだめ!」

文「あややややや……理由を聞いても、良いですか?」

幸丸「は、恥ずかしいし……」

文「じゃあ霊夢さんの裸は見ても恥ずかしくないと?」

幸丸「そ、そうじゃない!」

文「じゃあどうして?」

幸丸「…………あ、文だから……」

文「へ?」

幸丸「なっ、なんでもないっ!兎に角!そういうマッサージはしない!」

文「……むぅ、そうですか。それは残念ですね」

189: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 23:48:25.47 ID:KllsXZl/0
昨夜見た夢のことを話す

幸丸「…………あのさ」

文「はい?」

幸丸「その…………ごめん、やっぱりなんでもない」

文「えー!?そこまで言ってお預けはなしですよぉ。幸丸さん、ほら、最後まで言って楽になっちゃいましょ?」

幸丸「う……」

文「…………その。本当に言いたくなかったら、無理して言わなくても――」

幸丸「……ちょっと嫌な夢を見ちゃっただけなんだ。嫌な、っていうのは少し酷いかもしれないけど」

文「夢、ですか?」

幸丸「うん。オレが……やってしまった。昔の……酷い、失敗の夢」

文「それって、もしかして――――」

幸丸「…………」

コンマ6以上で発展

コンマ直下

究極の幸運判定無し

190: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/22(日) 23:49:30.05 ID:x8px8p4ro
究極

192: ◆z07gL4YySg 2019/12/22(日) 23:58:51.35 ID:KllsXZl/0
コンマ6 失敗

文「……いえ、今日はもう止めておきましょう」

幸丸「え?」

文「だって、幸丸さんの顔今にも泣いちゃいそうですし……」

幸丸「……!」

文「私としても、ほら。幸丸さんが泣いてるところなんてみたくありませんし」

幸丸「ご、ごめん……」

文「貴方が謝る意味なんてないでしょう?こっちが謝るほうですよ」

193: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:13:45.31 ID:ulZjR0wi0
グラビアの話

幸丸「……そういえば」

文「今度は何ですか?」

幸丸「文ってグラビアに――」

文「わーっ!わーっ!?い、いきなり。な、なんですか!?そ、そんないきなり過ぎません!?」

幸丸「あ、いや。そういえばなんでグラビアなんてやってたんだっけって」

文「それ前も言った気がしますし、今この雰囲気でいう話じゃないですよ!ああもう黒歴史!それ黒歴史ですから!」

幸丸「えー……」

文「ああ恥ずかしい恥ずかしい……なーんであの軟体生物が私のあれを持ってたんですか……そもそも……」

幸丸「……おーい」

194: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:15:40.22 ID:ulZjR0wi0
好感度アップ

文24「泣いてるところは見たくないですから」

195: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:17:58.48 ID:ulZjR0wi0
コンマ7以上で文の家に拉致

コンマ直下

究極の幸運+1

196: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/23(月) 00:18:39.11 ID:W9lXsiLG0
ゆけ

198: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:27:35.41 ID:ulZjR0wi0
コンマぞろ目 成功……

文「幸丸さん幸丸さん、ちょっとちょっと」

幸丸「今度は何?」

文「……私の家来ませんか?」

幸丸「…………は?」

文「いやまあ、こほん。それじゃあ了解ということで!じゃあ行きますよ!」

恥ずかしそうにほほを赤らめて、文は幸丸の手首を掴み――。

幸丸「え、あ、ちょ――――っ!?」

博麗神社から、ロケットのように飛んで行った。

201: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:38:52.25 ID:ulZjR0wi0
――――

――



~文の家~

文「それじゃあ、お茶用意しますからそこで待っててくださいね」

幸丸「ひゃ、ひゃい」

なんですかその返事。と、文が小さく笑う。

幸丸「…………」

また変な汗を流しながら、幸丸はきょろきょろと文の部屋を見ている。

幸丸「……こ、ここが。文の……」

文「ちょっと幸丸さん。人の部屋をあまり見ないでくださいよ、恥ずかしい」

幸丸「あ、ご、ごめんなさい……」

文「ま、いいですけど。はいお茶」

幸丸「ありがとう……ん、それで。あの、何で……いきなり、オレを?」

文「へ?あ、ああ……ははは。その幸丸さんのことが心配だったので」

幸丸「心配?」

文「だって、昨日からずっとあの調子だし……その、ほら!日頃のお礼もかねて!みたいな?」

203: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:44:30.14 ID:ulZjR0wi0
朝2

文「まあ、今日はゆっくりして行ってください!幸丸さんを癒すためにこの射命丸!できる限り頑張りますよ!」

ではくつろいでください!と、文は決め顔で言った。

幸丸「…………う、うん」

文「あれ、どうかしましたか?」

幸丸「……な、なんでもないよ?」

なにする?

1 文と話す(好感度は上がりません)
2 その他(自由安価)

安価直下

204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/23(月) 00:47:14.04 ID:nCyU3+wTO
2 肌マッサージ

206: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:51:26.53 ID:ulZjR0wi0
※地肌はコンマや

コンマ7以上でマッサージ!

コンマ直下

究極の幸運+1

207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/23(月) 00:53:34.92 ID:W9lXsiLG0
いざ

208: ◆z07gL4YySg 2019/12/23(月) 00:56:43.07 ID:ulZjR0wi0
コンマ3 失敗

※好きな人に地肌マッサージは難易度が高い。

※再安価します。

なにする?

1 文と話す(好感度は上がりません)
2 その他(自由安価)

安価直下

209: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/23(月) 00:58:26.35 ID:xKv/yTAu0
1散歩に行ってもいいかきいてみる

218: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 19:08:04.73 ID:tF2rVt9s0
※やっていきます。

幸丸「あー……えっと、その。ちょっと散歩に行きたいんだけど……」

文「あやや?んー、まあ別にいいですけど……大丈夫ですか?一応、天狗の里なんですけど」

幸丸「だ、大丈夫大丈夫!」

文「ばれたら私がこっぴどく叱られそうなんですけど。ま、それじゃあ気を付けてくださいね?変に絡んでくる奴が居たら私に言うんですよ?」

幸丸「う、うん……?」

誰に会った?

自由安価直下(天狗の里に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

219: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 19:11:40.49 ID:yXOWvqb6o
ゆかりん

220: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 19:16:18.86 ID:tF2rVt9s0
コンマ6以上でゆっかりーん

コンマ直下

究極の幸運+1

221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 19:26:40.26 ID:W48Rp9At0
c

222: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 19:37:24.02 ID:tF2rVt9s0
コンマ7 成功

紫「やっほー。幸丸くーん。元気にしてるかしらー?」

幸丸「うひゃぁあ!?え、あ……」

文の家を出た瞬間、幸丸の真正面に紫の上半身が出現した。

幸丸「…………び、びっくりしたぁ」

紫「あらあら、この程度で驚いているようだと、この先生き残れないわよ?」

幸丸「……んなわけないだろ」

紫「目がこわぁい。うふふ、前はあんなにかわいい反応してくれたのに」

幸丸「……」

何話す?

自由安価下2までのもの

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 20:05:38.48 ID:yXOWvqb6o
幸丸
いつまでもかわいいままじゃないよ

226: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:15:51.02 ID:tF2rVt9s0
いつまでもかわいいままじゃないよ

幸丸「……いつまでも可愛いままじゃないよ」

紫「あら、まあ確かに。神様の姿形は自由自在ですものね、本気になればですもんねー」

幸丸「そーうーじゃーなーいー!」

紫「あら、違うんですか?」

幸丸「お、オレだって!お、男なんだかんな!それに!可愛いじゃなくて、カッコいい!このままでも!」

紫「……はい?」

幸丸「首を傾げんなぁ!」

紫「ああ、これは失敬。ここは笑うところでしたわね。おほほ」

幸丸「別に笑う場面でもなぁい……」

紫「なかなか難しいことを言いますわ、福の神様は」

幸丸「うぅ……」

227: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:18:49.08 ID:tF2rVt9s0
※お腹ぶち壊して大変なことになってました。やっていきます。


幸丸の過去に関して

紫「ところで幸丸君?最近色々とあったようだけど大丈夫かしら?お姉さん心配で心配で……」

幸丸「……は?」

紫「あら、何その反応?酷いわ酷いわー」

幸丸「酷いって……だ、だいたいお前なんか……嘘っぽいんだよ」

紫「本当に酷いわね。ああやだやだ。福の神様にそんなこと言われちゃったら私大変なことになっちゃいそうね」

幸丸「…………」

紫「福を吸い取られて殺されちゃうのかしら」

幸丸「――っ!?」

紫「贖罪の為の行動も意味が無く、ただただ自己満足。福の神としての貴方は、何も変わっていない」

幸丸「お、お前――っ!」

紫「貴方の与えた富は誰の富なのかしら、貴方の与えた自由は誰の自由なのかしら?」

幸丸「う、五月蠅い……五月蠅い、五月蠅い五月蠅い!」

紫「あら、怖い怖い。でも、これを乗り越えて、貴方はもっともっとかっこよくなれる……かもね?」

幸丸「……お前、もうしゃべんな」

紫「はぁーい」

229: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:21:21.51 ID:tF2rVt9s0
好感度アップ

紫12「自己満足自己満足」

231: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:25:37.23 ID:tF2rVt9s0
 
昼1

紫「…………」

幸丸「…………もうどっか行けよお前」

紫「あらそう?じゃあその言葉の通りに、またどこかでねー」

と言って、紫はにこにこ手を振って消えていった……。

幸丸「……あぁ。くそぉ」

何する?
1 誰かに会った
2 文の所に戻る
3 その他(自由安価)

安価直下

234: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:35:53.07 ID:tF2rVt9s0
※コンマ

コンマ7以上でなんか見つけた

コンマ直下

究極の幸運+1

236: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:39:30.18 ID:tF2rVt9s0
コンマ9 成功

なんかってなによ?

自由安価直下(内容によってはもう一度コンマか再安価)

239: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:43:35.29 ID:tF2rVt9s0
※ちょっと笑った。流石にポイ捨てするほど間抜けじゃないだろ!

コンマ7以上で落ちてた

コンマ直下

究極の幸運+1

241: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:46:54.89 ID:tF2rVt9s0
コンマ4 失敗

※再安価します

自由安価直下(内容によってはもう一度コンマか再安価)

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 22:50:26.88 ID:yXOWvqb6o
神からただの人間に堕ちる薬

245: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:54:28.95 ID:tF2rVt9s0
※とんでもねぇの落ちてんな、いや本当に。

※コンマ、コンマかなぁ?

コンマ0でやべー薬

コンマ直下

究極の幸運判定無し

246: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 22:54:44.48 ID:LBJR8W7D0

247: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 22:59:10.84 ID:tF2rVt9s0
コンマ8 失敗

※もっかい!

自由安価直下(内容によってはもう一度コンマか再安価)

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 22:59:23.54 ID:g1ZLAjGJo
ねんがんのアイスソード

250: ◆z07gL4YySg 2019/12/25(水) 23:07:47.75 ID:tF2rVt9s0
※別作品の奴はなぁ……扱いがよくわかんないのでちょっとすみません。再安価で。

自由安価直下(内容によってはもう一度コンマか再安価)

251: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/25(水) 23:09:16.64 ID:Bg9slzqk0
3冊の幸福論(著者は別々)

258: ◆z07gL4YySg 2019/12/27(金) 00:50:48.28 ID:XRAmIVkK0
※夜中にやります。

幸丸「……何でこんなところに本が落ちてんだ?」

落ちていた本を適当に拾い上げて、幸丸はパラパラと中身を見る。

幸丸「えーっと……あー……んー……?」

数行読んで首を傾げ、違う本を手に取り、また首を傾げる。

幸丸「なんか、幸福とか幸せとか書いてあったからそういう本なんだってことは分かったけど……ほ、殆ど漢字が読めない」

日本語じゃないところもあったし……と。ぼやく幸丸。

幸丸「……けど、幸福かぁ。うん、うん……ちょっと、読んでみたいかなぁ、読めないけど」

幸丸「頑張ればオレだって――読めないなぁ。まず、読めたとしても眠くなっちゃう気がする……気がする」

あはは、と抜けるように笑い。とりあえず三冊の本を腕に抱えた。

アイテム 「三冊の幸福論」を入手しました。

「三冊の幸福論」幸福についてのあれこれが書かれた三つの本。著者は別々。

259: ◆z07gL4YySg 2019/12/27(金) 00:51:48.56 ID:XRAmIVkK0
昼2

幸丸「あれ、もしかしてここ。ゴミ捨て場?」

きょろきょろと辺りを見渡して、目を丸くする。

幸丸「…………くんくん」

幸丸「よ、よし!この本は匂わない!セーフ!」

何する?
1 誰かに会った
2 文の所に戻る
3 その他(自由安価)

安価直下

260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/27(金) 01:05:13.84 ID:dg2rDi2M0
2

261: ◆z07gL4YySg 2019/12/27(金) 01:16:38.63 ID:XRAmIVkK0
――――

――



~文の家~

幸丸「ただいまぁ」

文「あ、お帰りなさい幸丸さん!大丈夫ですか?怪我はありませんか?」

幸丸「だ、大丈夫だよ……」

文「なら、いいんですけど……」

何する?
1 文と話す(好感度は上がりません)
2 その他(自由安価)

安価直下

262: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/27(金) 01:18:30.79 ID:bvBUhr0mO
2 地肌チャレンジ

263: ◆z07gL4YySg 2019/12/27(金) 01:22:56.38 ID:XRAmIVkK0
※難易度上げてもっかいね。これで最後。

コンマ9以上でマッサージ!

コンマ直下

究極の幸運+1

264: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/27(金) 01:24:00.10 ID:bvBUhr0mO
チャレンジ成功へ

265: ◆z07gL4YySg 2019/12/27(金) 01:29:49.04 ID:XRAmIVkK0
コンマ0 成功

※それじゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!

※おやすみなさい……。

※すげー、成功するもんですね。

268: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 22:03:57.45 ID:mKNz1/NH0
※じゃあやってきまーす。

――――

――



文「それじゃあ、お願いしますねー。幸丸さーん」

幸丸「…………」

何がどうしてこうなった。と、幸丸は心の中で叫ぶ。

文「……幸丸さん?」

帰ってきてから何度も何度もマッサージを頼まれて、こっちが嫌だ嫌だと断り続ける――その勝負の結果。幸丸は敗北した。

幸丸「…………ひゃ、ひゃい」

以前霊夢相手に同じマッサージをしたことがあるが――その時の何倍もの恥ずかしさを感じている。

幸丸「……ぁ……ぅ……」

顔を真っ赤にさせて、幸丸は震える手を文の背中に少しづつ近づけていく。

綺麗な背中だ。

文「ふんふふん……ふーん……」

マッサージを受ける本人は、その背中を見せつけながら鼻歌なんかを歌っている。

幸丸「じゃ、じゃあ……ほ、本当にやるからな!本当の本当の本当に!マジのマジで!やるからなぁ!」

文「ええ、お願いしまーす」

幸丸「…………、…………じゃ、じゃあ。腰から、背中に沿って……」

自分に言い聞かせるように呟いて。その手を文の腰に当てる。

文「んっ……」

幸丸「――――」

文「あ、すみません。ちょっとびっくりしただけですから――あれ、なんで止まってるんですか?」

幸丸「だ、大丈夫だからこっちを見るな!そ、その姿でぇ!う、うつ伏せで勘弁してください!」

文「あやややや……ふふふ。ならいいんですけどー」

幸丸「…………ぁ、ぅ」

マッサージは、まだまだ始まったばかりだ!

270: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 22:22:50.48 ID:mKNz1/NH0
 

夜1

幸丸「…………」

文「ふぅ、いやぁー。んー……!身体全体が軽くなりましたねー……!」

幸丸「…………」

文「……あの、さっきからどうして部屋の隅で体育座りを」

幸丸「ほっといて……ください」

何する?
1 文と話す(好感度は上がりません)
2 そろそろ帰る
3 その他(自由安価)


安価直下

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/28(土) 22:24:06.82 ID:oVF9S/2Ro
2

272: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 22:35:09.63 ID:mKNz1/NH0
幸丸「じゃ、じゃあ。オレ、そろそろ帰るから……」

文「あれ、もうそんな時間ですか?」

そう言って、文は時計を確認する。

文「あー、結構な時間ですね……んー」

幸丸「だ、だろ?じゃ、じゃあこの辺で――」

文「あ、あの!」

そそくさと帰ろうとする幸丸を文は引き止める。そして。

文「…………きょ、今日泊まってきませんか?ご、ご飯とか、ご馳走しますし」

幸丸「…………は?」

文「や、やっぱり駄目。ですか?れ、霊夢さんには、こちらから言っておきますから……その。あの」

幸丸「え、えー…………っと……え?」

どうするよ
1 泊まる
2 泊まんない

安価直下

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/28(土) 22:40:09.38 ID:4b0BAi530
1

275: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 22:47:17.44 ID:mKNz1/NH0
幸丸「…………う、うん」

顔を真っ赤にしながら肯定の言葉が幸丸の口から漏れる。

文「ほ、本当ですか!?じゃ、じゃあ私ちょっと神社行ってきますね!」

嬉しそうに顔を緩ませて、文は変わらぬ速さで外に飛び出ていった。

幸丸「…………」

文の家に、幸丸一人残されている。

幸丸「う、うぁあああ……!お、オレ!何であんなこと……あ、いや、でも……嬉しい……けどぉ!」

どうしようどうしよう、と。幸丸は一人頭を悩ませていた……。

276: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 22:51:29.44 ID:mKNz1/NH0
※このまま今日の行動を終了して、寝ますか?

1 やることねぇんだよ!寝る!
2 まだ行動できるなら行動するわ!

安価直下

277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/28(土) 22:55:20.48 ID:bMlX/Bzr0
2

278: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 23:00:20.23 ID:mKNz1/NH0
※では、そのまま続けて。

夜1

文「ただいま戻りましたー!……あれ、まだそんな端っこで……」

幸丸「お、お帰り文。だ、大丈夫だった?その、霊夢は」

文「ああ全然大丈夫でしたよ?なんか別に……みたいな。ちゃんと連絡よこすだけ良し。みたいな」

幸丸「そ、そっか……そっかぁ」

何する?
1 文と話す(好感度は上がりません)
2 もう寝る
3 その他(自由安価)


安価直下

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/28(土) 23:05:35.96 ID:ONEzTnzx0
幸福論の件

282: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 23:24:46.52 ID:mKNz1/NH0
 

幸丸「あ、そうだ」

思い出したように、幸丸は三つの本を文に手渡す。

文「あやや……何ですかこれ?」

幸丸「さっき拾った本なんだけど。幸福に関する本っぽいんだよね、だけどオレ全然読めなくて……」

文「私に読んでほしいと?んー……別にいいんですけど、こういうのって小難しいこと適当に書いてるイメージが……まぁ、幸丸さんの頼みとあらば」

文はとりあえず一冊ぺらぺらとめくってみる。

文「うっわー……なんだこれ」

幸丸「それでそれで!幸せについて何が書いてんの!」

文「へ?え、えーっと、ですね」

どうする?
1 まだ読み終わってないのでちょっと……
2 えっとですねー(内容自由安価)

安価直下

283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/28(土) 23:28:20.36 ID:pWwptRdJo
1

284: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 23:36:31.20 ID:mKNz1/NH0
文「……すみません。まだ読み終わってないのでちょっと……」

幸丸「へ?あ、そりゃそうだよね!ごめん!」

文「い、いやいや!こちらこそなんかすみません!じゃ、じゃあ全部きちんと読み終わったときに内容をお話ししますので!」

幸丸「うん!その、ありがとう文!」

文「い、いえいえー……」

285: ◆z07gL4YySg 2019/12/28(土) 23:40:06.09 ID:mKNz1/NH0
夜2

文「あー、この本全部読まないといけないのかぁ……ちょっと大変……」

幸丸「ん?」

文「い、いえいえ!なんでもありませんから!」

幸丸「あれ、そう?……それならいいんだけど」

何する?
1 文と話す(好感度は上がりません)
2 もう寝る
3 その他(自由安価)


安価直下

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/28(土) 23:53:36.22 ID:ONEzTnzx0
文×幸丸
おねショタプレイ・・・?!

290: ◆z07gL4YySg 2019/12/29(日) 01:07:09.23 ID:M6M1YLNk0
※再開していきます。

幸丸「…………」

幸丸の頭の中でピンク色の妄想が繰り広げられる。

幸丸「…………」

そういう関係になった文とそういうことをする。

幸丸「…………」

いつもの姿のままでは覆ることのない体格差。そして、そのまま文に押し倒されて、幸丸は動くこともないままに、甘やかされる。

文「あの、幸丸さん」

逆転をしたと思っても、リードをしているのは全部文で――――。

文「さーちーまーるーさーん!」

幸丸「うわぁあああああああああっ!?」

文「なーにぼーっとしてるんですか?悩み事なら付き合いますよ、本格的に」

幸丸「な、何もしてないです!ごめんなさいごめんなさい!」

文「……へ?」

幸丸「あば、あばばばばば――――」

291: ◆z07gL4YySg 2019/12/29(日) 01:29:22.65 ID:M6M1YLNk0
文「さて、ご飯も食べましたしそろそろお休みの時間なんですが――ここで一つお知らせがあります」

幸丸「ん?どしたの」

文「お布団が一つしかないので一緒に寝るか幸丸さんが地面にそのまま寝るかの選択肢が生まれてしまいました。さぁ、どっちがいいですか?」

ニヤニヤと、文は笑いながら言う。

幸丸「……ま、マジで?」

文「大マジです」

幸丸「……お、オレはほら。お客さんなわけじゃん。文の眠りを邪魔するわけには――」

文「じゃあ一緒に寝ましょうか」

幸丸「なんでだよっ!」

文「そりゃあそうでしょう!幸丸さんが震えながら眠っているところなんて考えるだけで快適な睡眠なんて取れませんよ!」

幸丸「ふ、震えて眠る!?」

文「それに私!抱き枕欲しいタイプですから!さぁ、どうしますか幸丸さん!二択の答えは!さぁ!さぁ!さぁ!」

幸丸「だ、抱き枕って――あ、えっと、え、えーっと……」

――――

――


292: ◆z07gL4YySg 2019/12/29(日) 01:44:01.66 ID:M6M1YLNk0
幸丸「……ぁああ……」

文「もう、なんですか。自分で頷いたんですからそんな呻き声出さないでくださいよ」

幸丸「…………もう寝ろよぉ」

幸丸はいつものように顔を赤くして、そう呟く。文の耳にそれは届いているが、文は聞いていないふりをする。

文「いやぁそれにしても、幸丸さん小さいですねー。ほんと、抱き心地が抜群で……」

幸丸「……うぅ」

文は幸丸を背中から抱きしめながら言う。ぎゅう、と抱きしめなおすたびに幸丸の口から声が漏れる。

文「ほら、お話ししましょうよー。幸丸、さーん」

幸丸「……分かったから、ぎゅうぎゅうすんなぁ……」

何話す?

自由安価下2までのもの


※今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!

※また明日、おやすみなさい……

299: ◆z07gL4YySg 2019/12/29(日) 23:52:25.50 ID:M6M1YLNk0
※あ、やりまーす。

向かい合って抱きしめられ、腕だけでなく脚でも抑えられる


文「ふっふっふ。えーい!」

幸丸「うぇ――!?」

文は幸丸を無理やりぐるんと回転させて、お互い向き合うような形にさせる。

文「かーらーのー……ぎゅう!はい、もう逃げられませーん!」

そして、手と足を幸丸の背中側に回して抑える。

幸丸「ふぁ、ふぁっ!?な、何すんだ!あ、ちょ顔が……」

文「だってだって、幸丸さん恥ずかしがってこっち向いてくれないんですもん。私はこうやって向かい合って寝たいのに」

幸丸「い、いいからはーなーれーろー!そ、それに!あの、その……色々、オレにくっ付いて……」

文「はいはい、幸丸さんは私の抱き枕なんですから、黙って私に抱きしめられてればいいんですよ」

幸丸「だ、だれが抱き枕だぁ!こんの――」

文「ぎゅううううううううううううう」

幸丸が何か口にするたびに、文は力強く抱きしめる。

幸丸「…………あぅ」

幸丸は顔を真っ赤にしたまま、何も言えなくなった。

300: ◆z07gL4YySg 2019/12/29(日) 23:54:09.66 ID:M6M1YLNk0
耳責めぢごく

文「――幸丸さぁん」

突然、文は幸丸の耳元に囁きながら話しかけてきた。

幸丸「ひゃっ……」

文「おやおや幸丸さん。ちょっと耳元で話しかけただけでビクンと震えちゃったりして。弱いんですか?耳」

幸丸「そ、そんなわけないだろ?び、びっくりしただけ」

文「――そんなこと言っちゃって耳がこんなに真っ赤じゃないですかぁ」

幸丸「ひぅ……!」

身体をよじらせて文から離れようとするが、がっちりと手と足で抑えられているため離れることができない。

文「――駄目ですよぉ、そんな逃げたりなんかしちゃ」

幸丸「……っ」

囁かれるたび、文の身体の中でビクンと震える福の神。

文「――やっぱり弱いじゃないですか……ふふ」

幸丸「も、もう止めて……」

文「――ふぅー」

そして、追い打ちに耳に息を吹きかける。

幸丸「うひゃあ!?」

文「――かっわいー」

好感度アップ

文25「もっと素直になればいいのに」

302: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:01:19.58 ID:SHcqc5eI0
――――

――



幸丸「……すぅ」

文「あやや……寝てしまいましたか」

布団の中でただひたすらに遊ばれまくった幸丸は、そのまま疲れて寝てしまった。

文「……やっぱり、こうしてみると普通の男の子なんですよねー。神様とは思えないくらいに」

そういって、文は幸丸のほっぺを人差し指でムニムニと触る。

文「……耳舐めとかしたら面白かったんですけど。流石に刺激が強すぎますよね。耳に息だけであれですから」

優しく微笑みながら、今度は頭を撫でる。

文「…………もっと、私を頼ってくれてもいいんですけどねー」

幸丸「……」

文「言いたくない過去があるのは知ってます、けど。相談くらい……ねぇ」

文「本当はお布団の中で相談に乗る予定だったんですけど。いやぁ、ははは。予想以上にいぢめるのが楽しくて、ついつい」

文の胸の中で、幸丸は気持ちよさそうに寝息を立てている。

文「では、おやすみなさい幸丸さん――ふぁああ」

303: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:03:12.55 ID:SHcqc5eI0
夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

304: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 00:04:20.35 ID:QCklnvQy0
今年も終わり

305: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:07:04.66 ID:SHcqc5eI0
コンマ5 失敗

十五日目終了

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

    「ゴッドハンド」
     人を幸せにするマッサージを確定で行うことができる。他意はない。

アイテム:「料理本」
      色んな料理のレシピが乗った本。料理の結果にコンマ+1

     「三冊の幸福論」
      幸福についてのあれこれが書かれた三つの本。著者は別々。

【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢19「幸せなんて人それぞれでしょ」

文25「もっと素直になればいいのに」

紫苑15「調子狂うなぁ」

女苑7「私も幸せになりたぁい」

萃香6「間接キスで意識すんなよー」

ドレミー12「貴方のマッサージ屋、人気でそうねー」

早苗17「幸丸さん……」

椛11「それなりに幸せですよ」

青娥8「幸福は平等、ね」

慧音3「聞いたことないがな」

はたて5「……本当に何?」

魔理沙8「優しくしてやれよー」

屠自古8「興味ないのに聞いただろ」

紫12「自己満足自己満足」

雛6「ああ、納得ねぇ」

幽々子10「ごちそうさまでした」

天子11「ま、頑張れ頑張れ」

針妙丸6「福の神が不幸だなんて」

霖之助3「はっ」

朱鷺子11「男の子なら、普通じゃない?」

諏訪子12「馬鹿だから驚くほどにちょろいな」

神奈子16「元気なほうが君はいいよ」

チルノ5「神様だろ?」

大妖精8「す、凄い嬉しそう……」

306: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:08:56.02 ID:SHcqc5eI0
十六日目

早朝

どっちが先に起きた?

偶数 幸丸
奇数 文

コンマ直下

307: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 00:10:33.17 ID:I4RczCs9o

308: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:17:05.37 ID:SHcqc5eI0
コンマ奇数

文「……ん、んんっ」

大きく伸びをして、文は寝ぼけ眼をぐいぐいと擦る。

文「ふぁああ……あや。いつもより早く起きてしまいましたね……じゃあ、二度寝でも――」

幸丸「…………」

二度寝をしようと時、隣でいまだに気持ちよさそうに眠っている幸丸の顔が目に入る。

文「……あ。そうだ幸丸さんも一緒何だった……」

どうする?

1 二度寝する
2 ちょっかいかけて起こす

安価直下

309: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 00:23:53.67 ID:9/3sKNNQO
2 抑えつけてくすぐりまくる

310: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:33:18.45 ID:SHcqc5eI0
文「…………っと」

幸丸を起こさないように、文はその足を幸丸の背中に回しこむ。

文「ふっふっふ、これでもう逃げられませんよ……じゃあ早速――」

その瞬間、文は両手をワキワキと動かし幸丸の脇をくすぐり始めた。

幸丸「――――っ!?な、なんだ――あ、あはははははっ!」

文「ほーれ、こちょこちょこちょこちょこちょ」

幸丸「ひゃ、あひゃひゃ!――ちょ、文――うひひひひひひっ!」

文「ほうら、ここが弱いんでしょー。私の指でくすぐりまくってあげますよぉ!」

幸丸「止め、止めて――!あーっはっはっはっはっはっは――――」

311: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:38:12.51 ID:SHcqc5eI0
朝1

幸丸「…………」

文「ちょ、ちょっと幸丸さん……そ、そんなに怒んないでくださいよ。ね、ね?」

幸丸「…………べーっだ」

文「そんな頬っぺた膨らませてないで……反省してます、してますからー」

幸丸「ふーん……だ」

何する?
1 文と話す
2 近くを散歩する
3 どこかに行く
4 もう帰る
5 その他(自由安価)

安価直下

312: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 00:42:17.40 ID:qYrdUaix0
朝ごはん

313: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:50:30.49 ID:SHcqc5eI0
文「ほ、ほら!朝ごはん、朝ごはんにしましょう!わ、私腕によりをかけて作っちゃいますよ!」

幸丸「…………」

文「う、ううぅ……ここまで築き上げてきた好感度が音を立てて崩れ去っていく……そんな光景が見えます……」

い、いや!幸丸さんはそんな人じゃありませんよね!じゃ、私作ってきます!と言って、文は台所に向かっていった。

幸丸「……別に、崩れてないし」

文「さ、幸丸さーん!何か言いましたかー?」

幸丸「な、なんでもない!」

314: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 00:57:30.10 ID:SHcqc5eI0
――――

――



幸丸「……うん、美味しい」

幸丸は文の作ったお味噌汁を飲んでほっこりとしている。

文「あーよかったぁ……で、どうです?ご機嫌のほうは?」

幸丸「んー……じゃあ、許す。許してあげよう」

文「ははー。感謝感謝ー」

幸丸「ふふ、なんだよそれ」

何話す?

自由安価下3までのもの

315: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 00:58:42.29 ID:qYrdUaix0
幸福論の件

316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 01:04:03.90 ID:QCklnvQy0
見つめ合い
目を離した方が負けのゲーム

317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 01:08:23.60 ID:PjKmladjo
もっと私わ頼ってくれてもいいんですよ?

318: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 01:23:59.50 ID:SHcqc5eI0
幸福論の件

幸丸「あ、そうだ。あの本なんだけど――」

文「言っておきますけど、まだ一ページも読んでないですからね」

幸丸「……ご、ごめん」

文「まぁ内容が気になるのはわかりますけど。落ち着いてくださいよ、昨日の今日で全部読めるわけないじゃないですか」

幸丸「だ、だよねー……」

文「……でも、福の神様が誰が書いたかもわからない幸福の本の中身を気になるもんなんですね」

幸丸「あ…………は、ははは。まぁ、うん。ちょっとね」

文「ふーん……」

319: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 01:30:24.38 ID:SHcqc5eI0
目を離した方が負けのゲーム

文「それじゃあ、一つゲームをしましょうか」

幸丸「……今ご飯の最中だけど」

文「そっちはもう食べ終えてるじゃないですか。このくいしんぼさんめ」

幸丸「文は食べ終えてないじゃん……で。ゲームって?」

文「簡単なゲームですよ。お互いに見つめ合って先に目を離したほうの負けっていう」

幸丸「……そ、そのゲーム。やんないと駄目?」

文「いや、別に断ってもいいですよ?私が勝手に言い出したことですし……でもそうですね。じゃあ私に勝ったら――なんか、なんかします」

幸丸「な、なんかって?」

文「それは私が負けた時に考えますよ。じゃあいきますよ!」

幸丸「……お、おうっ!」

結果は?

コンマ9以上で幸丸の勝ち

コンマ直下

究極の幸運+1

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 01:31:40.27 ID:QCklnvQy0
敗戦

321: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 01:39:32.81 ID:SHcqc5eI0
コンマ8 負け

幸丸「…………ぅ」

文「おや、いま目を逸らしましたよね?逸らしましたよね!?」

幸丸「そ、逸らしてないし。全然」

文「んー。そうですか?じゃあ継続で」

手をパンと叩いて、ゲームを再開。

幸丸「…………」

文「じぃー…………」

幸丸「……うぅ」

文「ふふふ、貴方が目を逸らしたと自白するまで私は貴方を見つめ続けますからね」

幸丸「ふぇ……う、うう。目を逸らしました」

文「いえーい!大勝利ー!」

322: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 01:53:29.53 ID:SHcqc5eI0
もっと私を頼ってくれてもいいんですよ?

文「……あの、幸丸さん」

幸丸「こ、今度はなんだよぉ……」

文「あ、いやいやその……」

少し恥ずかしそうにしながら、文は口を開く。

文「……もっと、私を頼ってくれても、いいんですよ?」

幸丸「……え」

文「確かに、幸丸さんが私を頼ってきたこともありますよ?さっきの幸福論の件とか。ですけど……ほら、私と幸丸さんの仲じゃないですか。こうして、家に招待するくらいの」

幸丸「…………」

文「だから、その――もっと昔のこととか、それで苦しんでいることとか。言ってくれれば、相談に乗りますし」

幸丸「……っ!」

文「も、勿論新聞に載せたりなんかもしません!本当に個人的に!貴方の力になりたいんですよ……幸丸さんの」

幸丸「それは……嬉しいん、だけど……」

文「何があっても、私は貴方の味方ですから……それだけは、信じてください」

幸丸「……」

好感度アップ

文26「何があっても貴方の味方ですから」

323: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 02:10:21.42 ID:SHcqc5eI0
朝2

幸丸「……オレさ」

文「はい?」

幸丸「本当に……福の神様、なのかな?」

文「……貴方がそう信じるのなら。少なくとも、私は福の神様を信じていますよ?」

何する?

1 近くを散歩する
2 どこかに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

324: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 02:12:25.97 ID:9/3sKNNQO
3

325: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 02:18:03.85 ID:SHcqc5eI0
幸丸「……そっか。じゃあ、オレはそろそろ帰るね」

文「あ、そうですか……大丈夫ですか?一人で帰れますか?」

幸丸「ん、大丈夫。それじゃあ……ほんと、ありがとう文」

文「いえいえこちらこそ、随分と癒しをもらいましたよ」

幸丸「けど!もう、寝るときにあんなことしたら……!」

文「またまた、嬉しがってたくせに。てか、また一緒に寝るつもりですか?」

幸丸「……っ!帰る!」

文「ははは、それじゃあ気を付けてー!」

326: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 02:21:49.99 ID:SHcqc5eI0
――――

――



~博麗神社~

幸丸「た、ただいま戻りましたー……れ、霊夢?居る?」

少し震えながら幸丸は神社の中に入っていく。

幸丸「疑ってるわけじゃないけど、ちゃんと霊夢に言ったのかな文……」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 02:22:15.70 ID:bfYekmyxO
噂をすれば霊夢さん

328: ◆z07gL4YySg 2019/12/30(月) 02:28:15.62 ID:SHcqc5eI0
霊夢「昨晩はお楽しみでしたねー」

幸丸「うひゃああっ!?」

霊夢「なーにびくついてんのよ。ほら、家主に何か言うことは」

幸丸「……た、ただいま」

霊夢「はいお帰りなさい。全く、神様のくせに天狗といちゃつくなんて。あーあー、嫌だ嫌だ」

幸丸「う、うう……そ、そんなんじゃないし!そんなんじゃないしぃ!」

霊夢「はいはーい」

何話す?

自由安価下2までのもの

329: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/30(月) 02:29:58.81 ID:QCklnvQy0

可愛いかもしれないので試しにスペアの巫女服を幸丸に着せてみる

333: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 01:47:31.31 ID:64UIEi1P0
※最近深夜に突然が多いって?気にすんなきにすんな!すぐ寝るから!


スペアの巫女服を幸丸に

霊夢「あ、そうそう。あんたに着てほしい服があるんだけど」

幸丸「き、着てほしい服……?な、なんか嫌な予感がするんだけど」

霊夢「当然のように拒否権はないから。はーい、じゃあ脱ぎ脱ぎしましょうねー」

幸丸「だぁー!ち、近寄んなぁ!一人でできるから!」

――――

――



幸丸「…………うぅ」

霊夢の手によって幸丸は巫女服を身に纏っている。

霊夢「あら、可愛いじゃない」

幸丸は涙目になりながらスカートの裾を必死に抑えている。

幸丸「なんでぇ、こんな……お、女の子の服だろ……巫女服って」

霊夢「でも似合ってるわよ?やっぱり素材がいいのねー」

いやぁ、スペアの奴見つけた時ビビっと!きたのよねー。と、霊夢は自慢げに言う。

幸丸「色々とスースーするし……も、もういいだろ!?もう脱ぐからな!」

霊夢「あらそう?そのまま神社の仕事でもしてもらおうと思ったのに」

幸丸「なんでだよぉ!」

霊夢「可愛い可愛い男の子の女装を見たくて色んなお客さんが来るかもよー?」

幸丸「……いやだぁ!み、見るな見るなぁ!」

334: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 01:48:29.34 ID:64UIEi1P0
で?文と何してたのよ

霊夢「で?文と何してたのよ。言っておくけど嘘誤魔化しは通用しないわよ」

幸丸「な、何って……な、なんもしてないし」

霊夢「へー?朝っぱらにいきなり拉致されてほぼ一日をあっちで過ごしたのに何もなかったんだ。ふーん?」

幸丸「……」

霊夢「へー?心配させておいて、そんな風に……へー?」

幸丸「……そ、その。えっと、一緒にご飯食べて、お話しして、散歩して……」

霊夢「して?」

幸丸「…………い、一緒に寝ました」

霊夢「よぉーしそれでいい!へー、あんたもやっぱり男の子なのねぇ。かーみーさーまー」

幸丸「え、あ!その!そ、そういうことしてないから!ただ一緒に寝ただけだから!」

霊夢「……まぁ、これ以上は聞かないわよ。こっちが恥ずかしくなっちゃう。あーやだやだ」

幸丸「う、うぅ。そうじゃなくてぇー……」

好感度アップ

霊夢20「あら、可愛いじゃない」

335: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 01:49:44.67 ID:64UIEi1P0
昼1

霊夢「ねぇ。今日一日それで過ごさない?」

幸丸「過ごさないっ!」

霊夢「ほら、新たな扉が開けるかもよ?」

幸丸「開かないっ!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 08:34:19.77 ID:Nk3YOk4so
青娥

339: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 13:37:41.29 ID:64UIEi1P0
※あ、じゃあどうせならコンマだけやりますね。

コンマ8以上でにゃんにゃん

コンマ直下

究極の幸運+1

340: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 13:40:47.88 ID:03SDgyb90
ほい

342: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 14:00:48.56 ID:64UIEi1P0
※じゃあやっていきたいと思います。

コンマぞろ目 成功

――――

――



幸丸「……やっぱりこの服が一番落ち着くな」

巫女服を脱ぎ捨てて、幸丸はいつもの服に着替える。

幸丸「やっぱりあんなのはオレが着る服じゃないよな。可愛いとは思うけど……それこそ女の子が着るものだ!」

?「ええ、ええ。その通りですわ」

幸丸「……?」

突然、聞いたことのない女性の声が聞こえてくる。

幸丸「…………っ!?う、うわぁ!?」

そして辺りをぐるりと見ると――壁からその女性の顔だけがすり抜けていた。

青娥初期好感度判定

コンマ直下

究極の幸運+1

343: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 14:02:15.94 ID:llf2vrSa0
青娥8だよ

346: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 14:11:57.03 ID:64UIEi1P0
 

――――

――



幸丸「……やっぱりこの服が一番落ち着くな」

巫女服を脱ぎ捨てて、幸丸はいつもの服に着替える。

幸丸「やっぱりあんなのはオレが着る服じゃないよな。可愛いとは思うけど……それこそ女の子が着るものだ!」

青娥「ええ、ええ。その通りですわ」

幸丸「……っ!?お、おおっ!?お、お前――」

青娥「はぁい。お久しぶりね幸丸君?忘れられちゃってるんじゃないかって心配しちゃったんだから」

くすくす笑っている青娥は、くりぬいた壁の穴からその身体を通し幸丸に近づいていく。

幸丸「え、あ――お前。か、壁を」

青娥「そういう能力なんですよ。ああ大丈夫ですよ、穴は無くなりますから」

幸丸「お、おう……」

何話す?

自由安価直下

347: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 14:20:45.47 ID:u2hNS4S/O
よく見たら綺麗なので見とれてしまう

348: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 14:29:37.18 ID:64UIEi1P0
綺麗なので見とれてしまう

幸丸「…………」

青娥「あら、幸丸さん?」

幸丸「……!お、おう!ど、どうした?」

青娥「ふふ、私をあーんな情熱的な目で見つめて……私、少し照れちゃいますわ」

幸丸「じょ、情熱的……!?ち、違う!ちょ、ちょっとぼーっとしてただけだから!」

青娥「あらあら隠さなくてもいいんですよ、そーんな顔を真っ赤にさせて」

幸丸「……うぅ」

青娥「うふふ、本当に貴方は……前の話と言い、面白いし何より可愛いわー……ほんと、食べちゃいたいくらい」

幸丸「うぇ!?……じょ、冗談?」

青娥「あら、冗談に聞こえたかしら?ちょっと悲しいわー」

幸丸「…………」


好感度アップ

青娥9「面白いし何より可愛いわー」

349: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 14:34:46.46 ID:64UIEi1P0
昼2

青娥「じゃあそろそろ私は帰りましょうか。あの巫女に見つかるとめんどくさいから」

幸丸「お、おう」

青娥「それじゃあね幸丸さん。ふふ、またこんど会ったとき――またいろいろお話を聞かせてね?」

そう言って、青娥は壁をくりぬいて外に出て行ってしまった……。

幸丸「…………すっげー、本当に穴が消えてく」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

350: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 14:35:39.74 ID:vIi8C5+v0
小傘

351: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 14:37:34.58 ID:64UIEi1P0
コンマ6以上でべろべろばー!

コンマ直下

究極の幸運+1

352: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 14:38:29.51 ID:llf2vrSa0
いかす

353: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 14:40:28.52 ID:64UIEi1P0
コンマ2 失敗

※さーいーあーんーかー

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

354: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 14:45:19.45 ID:llf2vrSa0
1 紫苑

356: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 14:51:32.32 ID:64UIEi1P0
紫苑「暇だからなんか話して」

幸丸「お前……いきなり来てなんだよ」

紫苑「貴方の自慢気な話を最後まで聞いて、全部馬鹿にしてやるの」

幸丸「なんかすっごい酷いことするなこの貧乏神……!」

紫苑「福の神に言われたくない」

幸丸「…………じゃあもう帰れよ」

何話す?

自由安価下2までのもの

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 15:13:09.59 ID:6TD6O/0FO
俺は誰かを幸せにしなきゃいけないけど、誰か俺を幸せにしてくれないのかな

360: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 15:13:26.13 ID:llf2vrSa0
紫苑
寒いんだから天狗に寝床で暖めてもらったら?

362: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 15:29:05.36 ID:64UIEi1P0
誰か俺を幸せにしてくれないのかな

幸丸「……オレは誰かを幸せにしなきゃいけないけど、誰かオレを幸せにしてくれないのかな」

紫苑「だーれもあんたを幸せに何かしてくれないわよ」

幸丸「…………え」

紫苑「そりゃそうでしょ。幸せにしなきゃいけないー、って何よ。しなきゃいけないって。そんな嫌々みたいな感じで誰かを幸せにしても、何も返してくれないわよ」

幸丸「え、あ、う……」

紫苑「それにあんたさんざん言ってたじゃない。誰かが幸せになってくれたらオレは幸せだって。あら、もう答え出てるじゃない」

幸丸「…………」

紫苑「あー、黙っちゃった。てかさ、あんた本当の本当に馬鹿なんだから変に考えるだけ無駄でしょ?自分がそう信じるものを大事にしないと」

はいこれ貧乏神からの忠告。

幸丸「……貧乏神が偉そうに言うな」

紫苑「おー、怖い怖い」

363: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 15:41:27.09 ID:64UIEi1P0
寒いんだから天狗に寝床で暖めてもらったら?

紫苑「あー、そういえば最近結構寒いわよね」

幸丸「そ、そうか?」

紫苑「ええそうよ、布団に入るとき温まるまで結構時間もかかるし」

幸丸「……お前布団で寝てるのか?……まぁ確かに、ちょっと寒いかも」

紫苑「…………こほん。で、よ。じゃああんたあの鴉天狗に寝床で温めてもらったらって話よ」

幸丸「ぶっ!?」

紫苑「ああそういえばもうすでに温めてもらったんだっけ?」

幸丸「お、おま。おま……お前!?」

紫苑「何、本当のことでしょ?あーあー、神様のくせにやらしー」

幸丸「ち、ちが……いや違くは、ないけど……」

紫苑「抱きしめられてー、もう匂いとか体温とか感じまくってー」

幸丸「いーいーかーたー!」

好感度アップ

紫苑16「誰もあんたを幸せに何かしてくれないわよ」

364: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 15:47:52.05 ID:64UIEi1P0
夜1

幸丸「…………」

紫苑「ほら、鴉天狗と同じ寝床を共にしないのか?」

幸丸「うがぁああ!もうお前帰れ!帰れ帰れ帰れ!この貧乏神!」

紫苑「こわいこわーい。じゃ、帰りまーす」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

365: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 15:48:33.26 ID:vIi8C5+v0
小傘

366: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 15:52:10.29 ID:64UIEi1P0
コンマ6以上でべろべろばー!

コンマ直下

究極の幸運+1

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 15:58:50.73 ID:lX1B9Sczo

368: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 16:03:40.43 ID:64UIEi1P0
コンマ4 失敗

※再安価!

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 16:04:06.44 ID:JM1STSD6O
早苗

370: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 16:29:09.17 ID:64UIEi1P0
――――

――



早苗「さ、幸丸さん……!」

縁側のほうに出て足をぶらぶらさせていると、遠くから女性が小走りに近寄ってくる。

幸丸「あ、早苗……」

早苗「もう、大丈夫なんですか?」

幸丸「あー…………いや、大丈夫。じゃあないけど……うん、ちょっとは、落ち着いてる、かな」

早苗「そうですか……なら、良いんですけど……無理はしないでくださいね」

幸丸「うん、分かってるよ。分かってる」

何話す?

自由安価下2までのもの

幸丸「

371: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 16:32:53.78 ID:llf2vrSa0
文との家デートの話

382: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 18:35:59.07 ID:64UIEi1P0
※じゃあ無し!進めます!

文との家デートの話

早苗「……と、ここで話は変わりますが。幸丸さんにお訊ねしたいことがあります」

幸丸「う、うん?」

早苗「昨日は文さんとお家でお泊りデートをしたと――――」

幸丸「だ、誰が言った!?そ、それ、誰が言ったんだ!?」

早苗「れ、霊夢さんがさっき……」

幸丸「れ、霊夢の奴ぅ……!い、言うのかよぉ……!」

早苗「それで、その。幸丸さん……えっと、私がこういうことを言うのも何なんですけど……お、おめでとうございます!」

幸丸「ち、違う!早苗もそうだけど!そういう仲じゃ、ないから!」

早苗「でも、幸丸さんは文さんのことが好きなんでしょう?」

幸丸「…………」

早苗「きゃー!」

幸丸「高い声を出すなぁ!テンション上がりすぎだろぉ!」


好感度アップ

早苗18「おめでとうございます!」

383: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 18:43:16.49 ID:64UIEi1P0
夜1

早苗「いい加減幸丸さんも認めて素直になっちゃえばいいのに」

幸丸「し、知らないし……」

早苗「告白とかしないでお泊りデートって、飛ばしすぎですよ!」

幸丸「本当に知らないよ!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 18:44:18.50 ID:YbGcQjh60
女苑

385: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 18:52:13.06 ID:64UIEi1P0
早苗「じゃあ私はそろそろ……分社を見に来ただけですので」

幸丸「分社……ん。分かった、それじゃあな早苗!」

――――

――


386: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 18:55:23.47 ID:64UIEi1P0
女苑「あ、お邪魔してまぁーす」

幸丸「…………」

女苑「何よその表情。別にいいでしょー?あんたに迷惑かけてるわけじゃないんだから」

幸丸「いや、まぁ。そうなんだけど……とりあえず。お茶飲むのやめない?」

女苑「あー美味しい」

何話す?

自由安価直下

388: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 18:57:04.78 ID:llf2vrSa0

姉が幸丸君の話ばかりしていることを激白

390: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 19:05:38.00 ID:64UIEi1P0
姉が幸丸君の話ばかり

女苑「ああそうだ、私ちょっとあんたに文句があんのよ」

幸丸「……も、文句?」

女苑「ええ。姉さんが会うたびに福の神が福の神がーって、毎回毎回あんたの話ばっかりすんのよ。めんどくさいったらありゃしない」

幸丸「……あ、あの貧乏神が?まぁ、あれだろ。悪口とかだろ?」

女苑「まぁ前はそうだったけど、最近は心配だーとか、そんなののほうが多いのよ?」

幸丸「…………」

女苑「だから、あんたのほうから言ってやってよ。本人から言ったほうが効果もあるだろうしー」

幸丸「お、おう。そうか、そうか……うん、分かった」

好感度アップ

女苑8「毎回毎回あんたの話ばっかり」

393: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 20:30:12.37 ID:64UIEi1P0
※それでは、再開していきたいと思います。

夜2

幸丸「そうか、そうか……あいつ……そうか」

女苑「ま、私は姉さんがおとなしくなってくれればいいだけだから何でもいいんだけどさ」

幸丸「…………ふふ」

女苑「うーわにやついてる。きーも」

幸丸「酷いな!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう寝る
4 その他(自由安価)

安価直下

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 20:31:44.09 ID:vIi8C5+v0
小傘

395: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 20:34:14.84 ID:64UIEi1P0
コンマ6以上でべろべろばー!!!!!

コンマ直下

究極の幸運+1

396: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 20:35:39.28 ID:vvNWqQUb0
今度こそ

399: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 20:48:38.61 ID:64UIEi1P0

コンマ9 成功

――――

――



幸丸「そろそろ寝るかぁ……ふぁあ」

欠伸をしながら、幸丸はふらふらと自分の部屋に向かっていく。

幸丸「……」

そして、曲がり角を曲がった瞬間――――。

?「ばぁああああああああああああああああああああああっ!」

可愛らしい少女が、叫びながら飛び出してきた!

結果は?

コンマが高いほどびっくり!

コンマ直下

400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 20:50:23.10 ID:vvNWqQUb0

402: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 21:01:22.31 ID:64UIEi1P0



コンマ0 めちゃくちゃびっくり!

幸丸「うわぁああああああああああああああああああああっ!?」

それに負けない叫び声を出しながら、幸丸は大きくしりもちをついた。

?「おおっ!いい感じに驚いてくれたね!ナイス叫び声!」

幸丸「お、おお……な、何?お前……?」

小傘初期好感度判定

コンマ直下

究極の幸運+1

めっちゃ驚いた!+1

403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 21:03:26.41 ID:vvNWqQUb0
小傘原

404: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 21:15:07.25 ID:64UIEi1P0
※ひっっっっっっっっっっっく!

小傘3「か、神様……?」


小傘「私は多々良小傘!ふふーん、こんなに驚いてくれたのは君が初めてだよ!」

幸丸「……お、おう」

小傘「で、君の名前は?こんなに驚いてくれた人の名前も知らないなんて失礼だしね!」

幸丸「お、オレは事穂木幸丸――」

小傘「うぇ、事穂木――――って!ふ、福の神様の!?」

幸丸「あ、知ってるのかお前?」

小傘「知ってるよ知ってる!ふ、服の神様相手にやっちゃったの私……!?や、やばくない?」

幸丸「……その、小傘?腰が抜けて起き上がれないから起き上がらせてほしいんだけど――」

小傘「わーわーわー!い、今すぐやりまぁす!」

何話す?

自由安価直下

405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 21:21:06.82 ID:YbGcQjh60
幸丸
今って幸せ?

406: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 21:38:09.89 ID:64UIEi1P0
今って幸せ?

幸丸「なぁ、えっと小傘?」

小傘「は、はい!何ですか!」

幸丸「……今って、幸せ?」

小傘「へ?え、えーっと……幸せ、ですかね?」

幸丸「そう、なの?」

小傘「は、はいっ!ま、まぁ毎日楽しく過ごしてますし、人も驚かしてるし……後、お仕事も好きだし……」

幸丸「…………」

小傘「あ、あの!ふ、服の神様の前で幸せがどうとかいうのは、変な感じなんですけど……その、はい」

幸丸「うん、大丈夫。ごめんありがとうね?いきなり変なこと聞いちゃって」

小傘「え、あ、はい!全然大丈夫です!」

好感度アップ


小傘4「幸せ、ですかね?」

407: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 21:43:49.59 ID:64UIEi1P0
幸丸「……あのその、何回も何回も申し訳ないんだけどさ」

小傘「今度は何でしょうか!?」

幸丸「…………な、なんか歩けないから。オレの部屋まで送ってってほしいんだけど」

小傘「ええっ!?お、驚いた衝撃でそこまで!?嬉しいんですけど……んーわかりました!じゃあいきますよ!」

幸丸「うん、分かった――――ってぇ!何でお姫様抱っこなんだよぉ!?ま、待って恥ずかしいから――」

――――

――


408: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 21:44:16.26 ID:64UIEi1P0
夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

409: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 21:45:42.24 ID:JM1STSD6O

410: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 21:52:34.64 ID:64UIEi1P0
コンマ5 失敗

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

    「ゴッドハンド」
     人を幸せにするマッサージを確定で行うことができる。他意はない。

アイテム:「料理本」
      色んな料理のレシピが乗った本。料理の結果にコンマ+1

     「三冊の幸福論」
      幸福についてのあれこれが書かれた三つの本。著者は別々。

【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢20「あら、可愛いじゃない」

文26「何があっても貴方の味方ですから」

紫苑16「誰もあんたを幸せに何かしてくれないわよ」

女苑8「毎回毎回あんたの話ばっかり」

萃香6「間接キスで意識すんなよー」

ドレミー12「貴方のマッサージ屋、人気でそうねー」

早苗17「幸丸さん……」

椛11「それなりに幸せですよ」

青娥9「面白いし何より可愛いわー」

慧音3「聞いたことないがな」

はたて5「……本当に何?」

魔理沙8「優しくしてやれよー」

屠自古8「興味ないのに聞いただろ」

紫12「自己満足自己満足」

雛6「ああ、納得ねぇ」

幽々子10「ごちそうさまでした」

天子11「ま、頑張れ頑張れ」

針妙丸6「福の神が不幸だなんて」

霖之助3「はっ」

朱鷺子11「男の子なら、普通じゃない?」

諏訪子12「馬鹿だから驚くほどにちょろいな」

神奈子16「元気なほうが君はいいよ」

チルノ5「神様だろ?」

大妖精8「す、凄い嬉しそう……」

小傘4「幸せ、ですかね?」

411: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 21:59:22.78 ID:64UIEi1P0
十七日目

朝1

幸丸「…………疲れが取れたきがしなぁい」

目をごしごし擦りながら、幸丸は体を起こす。

幸丸「あ、いたたた……うぅ。なんかまだ腰が変な感じするし……うぅ」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 22:02:24.46 ID:03SDgyb90
紫苑

413: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 22:14:23.28 ID:64UIEi1P0
紫苑「……何で腰抑えてんの。やめてよ、神社でそういうことするの」

幸丸「そういうことってなんだよ、そういうことって……」

今の扉を開けると、当然のように朝食を食べている紫苑が居た。

紫苑「ほら、さっさと食べないと冷めちゃうよ」

幸丸「……ふふっ」

紫苑「うわ……何笑ってんの……きも」

何話す?

自由安価下2までのもの

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 22:16:08.81 ID:vvNWqQUb0
幸丸
ツンツンしてるのに心配してくれてんだなって

416: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 22:33:50.19 ID:64UIEi1P0
ツンツンしてるのに心配してくれてんだなって

幸丸「いやさ、その……そんな風にツンツンしてる割にオレの事心配してくれてるんだなって」

紫苑「……は?」

幸丸「昨日お前の妹が言ってたんだよ、会うたび会うたび福の神福の神って――」

紫苑「なっ……!?じょ、女苑……!?」

幸丸「ふふっ……お前。顔真っ赤じゃん……!」

紫苑「…………っ!う、五月蠅い五月蠅い!このヘタレ……!」

幸丸「はいはーい」

紫苑「大っ嫌いだお前なんか……!ええいにやつくなぁ!」

幸丸「だってなぁ?もう……ねえ?ふふ……」

419: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 22:56:00.98 ID:64UIEi1P0


紫苑、動く

紫苑「…………」

何やら雰囲気が変わった紫苑は何も言わずに立ち上がる。

幸丸「……お、おい?」

そして幸丸の近くまで行き、立ち止まる。

紫苑「――……!」

そして――

ムキになって何した?

自由安価直下(内容によって再安価だったり)

420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 22:57:35.07 ID:vvNWqQUb0
押し倒す

421: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 23:14:36.57 ID:64UIEi1P0
幸丸「って――うわぁ!」

紫苑「ふ、ふふふふ――――!」

紫苑は不敵な笑みを浮かべながら、幸丸を強く押し倒した!

幸丸「ふぇ……え、な、何?何なの?」

紫苑「よくも好き放題言ってくれたわね……!後悔させて、あげるんだから……!」

幸丸「ま、待って……ち、近いから!その、顔が……!」

紫苑「どう?こーんなに近くにあんたと真反対の貧乏神。どう?どう?」

幸丸「そ、それよりも前に……は、恥ずかしいから……ちょっと」

紫苑「は?何言ってるのよ、もっとマシな嘘をつきなさいよ?とにかく……嫌がってるみたいだから、もっともっと近づいて。福の神だってこと忘れさせちゃうから――」

幸丸「ま、待って。その、本当に――息とか、マジで――!」

好感度アップ

紫苑17「ええいにやつくなぁ!」

422: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 23:20:02.39 ID:64UIEi1P0
朝2

紫苑「――どうだ?お前が嫌ってる貧乏神が、あんなに近くにいたんだ。これほどの拷問はないだろ」

幸丸「…………は、はい」

紫苑「ああ、福の神であるお前をメッタメタに出来て満足満足……」

幸丸「…………あぅ」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

423: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 23:21:39.50 ID:vIi8C5+v0

424: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 23:30:41.06 ID:64UIEi1P0
――――

――



文「さっちまるさーん!元気ですかー?」

朝食を食べ終え、紫苑もどっかに生き。ぼーっとしていると元気よく文が突っ込んできた。

文「……あれ、なんか元気がないみたいですけど。大丈夫ですか?」

幸丸「は、ははは……まぁ、その。ちょっと色々あって……」

文「……?」

何話す?

自由安価下3までのもの

425: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 23:32:31.93 ID:03SDgyb90
幸福論について

428: ◆z07gL4YySg 2019/12/31(火) 23:46:15.86 ID:64UIEi1P0
幸福論について

幸丸「あ、そうだ。なぁ文、幸福論の――」

文「ああばっちり読んできましたよ!」

幸丸「ほんと!?」

文「ええ。で、その内容なんですけど――」

幸丸「内容は……」

幸福論、その内容は?

自由安価直下

429: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2019/12/31(火) 23:56:42.24 ID:JM1STSD6O
結婚と子供

433: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 00:17:16.17 ID:7CU6dnvW0
文「……そのなんですか。結婚と子供、ですか」

幸丸「……え」

文「ほら、護るべきものが出来る……幸せ?みたいな?」

幸丸「…………」

文「あ、あはははは……ちょっと。結婚してない私が言うのもおかしな話ですよね、あはははは……」

幸丸「……自分で」

文「……?」

幸丸「自分で、掴み取る幸せ……かぁ」

434: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 00:18:31.17 ID:7CU6dnvW0
大人の姿に変身する

文「……幸丸さんってその姿を自由に変えれるんですよね?」

幸丸「お、おう!そうだ!」

文「じゃあちょっと見せてくださいよー。ほらほら、カッコいい大人になってみてくださいよー」

幸丸「じゃあなってやろう!見とけよ見とけよ――!」

そういった瞬間、幸丸の姿は一瞬で――――。

幸丸「はいかーんせい!」

大人の姿に、変化した。

幸丸「へへん、どうだどうだ。服も大きくしたからカッコいいだろー!」

文「…………」

幸丸「なぁカッコいいだろー?文ー」

文「…………は、はい」

目をぱちくりとさせて、文は幸丸の顔を見て固まっている。

文「…………そ、その。あの、ですねー……はい。もう、大丈夫なので、はい。戻ってくれても、いいんですよ?」

幸丸「ん?そう?身長も文より大きくなったし、今まで出来なかったこととかやってみたいんだけど」

文「や、やってみたいこと……って、何です?」

幸丸「なんだと思う?」

文「……っ!は、はいはいはい!もういいですから!ほら、いつもの小さい幸丸さんに戻って戻って!」

幸丸「うぇ!?わ、分かった分かった!分かったから叩かないで!」

436: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 00:27:06.60 ID:7CU6dnvW0
うちに来て酔いませんか?

文「……そのぉ。幸丸さん」

幸丸「うん?」

文「きょ、今日も家に来ませんか?その、一緒にお酒でも……」

幸丸「きょ、今日も!?」

文「は、はい!い、嫌ですか……?」

幸丸「い、嫌じゃないけど……」

文「気持ちよく酔いませんか……?」

幸丸「…………」

どうする?
1 行く
2 行かない

安価直下

437: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/01(水) 00:28:19.61 ID:l/Ajrm5y0
1

438: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 00:41:03.13 ID:7CU6dnvW0
幸丸「……い、行く」

文「そうですか!じゃあとびっきりのお酒用意して待ってますね!」

幸丸「お、おう」

文「いやぁ幸丸さんとお酒なんて初めてですね。もう楽しみですよー……ふふっ」

幸丸「…………あれ、これ今日も泊まるのか?」

好感度アップ

文27「…………か、カッコよかった」

439: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 00:44:06.77 ID:7CU6dnvW0
※じゃあ今日はこれで終わりにしたいと思います。参加してくださった皆さん本当にお疲れ様でした!

※また明日、おやすみなさい……。

※文の好感度27って歴代最高では?

443: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 22:06:31.58 ID:7CU6dnvW0
※じゃあやってきまーす。

※夜1になったとき文の家に行きます。


昼1

幸丸「んー。オレ的に結構お気に入りなんだけどなー、身長伸びるし」

文「だ、駄目です!ほ、ほら。大人になった幸丸さんを見ても、誰か分からないじゃないですか!ね、ね?」

幸丸「あー確かにそうかな?」

文「そうですそうです!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/01(水) 22:08:09.85 ID:W1Eki6v10
霊夢

445: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 22:19:08.53 ID:7CU6dnvW0
文「じゃあ夜になりましたら呼びに来ますので!」

ニッコリと笑いながら、文は目にも止まらぬ速さで行ってしまった。

幸丸「ん、分かったー」

――――

――



霊夢「あんたと文が会話してるとうっさいのよね」

幸丸「ご、ごめんなさい……」

外で洗濯物を干していた霊夢が戻ってきて早々、そんなことを言われてしまう。

霊夢「まぁ別にいいんだけどねー。宴会の時に比べれば全然だし」

幸丸「は、ははは……」

何話す?

自由安価下3までのもの

446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/01(水) 22:26:01.89 ID:DaZjt82m0

文をかなり酔わせた時に幸丸との進展と今度幸丸にしたいことを話していたこと

449: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 22:42:23.69 ID:7CU6dnvW0
※パソコンが死にかけなのでめっちゃ遅れるな。許して。


文をかなり酔わせた時

霊夢「そー言えば。この前文とお酒を飲んだんだけど」

幸丸「そうなの?え、いつ?」

霊夢「さぁ。結構最近だった気がするけど……まあほら、あんたが寝たあとね」

幸丸「へー……」

霊夢「それで文のほうがべろんべろんに酔った時。あんたの話をしたんだけどさ」

幸丸「お、オレの話!?」

霊夢「別にそんな驚くことでもないでしょ。それで――」

どっちの話?
1~5 幸丸との進展
6~0 幸丸にしたいこと
ぞろ目 どっちも!

コンマ直下

450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/01(水) 22:43:20.81 ID:sHorhJ8g0
v

451: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 22:52:28.98 ID:7CU6dnvW0
霊夢「あんたとの進展について、話したんだけど」

幸丸「……進展?」

霊夢「あー……?えーっと、どのくらい仲が進んでるかってことよ」

幸丸「どのくらい仲が進んでるのか……」

霊夢「ええ。それで、文が――」

幸丸とどうなりたいって?
1~8 あくまで友達のままで
9~0 最近ドキドキするってー

コンマ直下

究極の幸運究極の幸運+1

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/01(水) 22:53:38.97 ID:N1TSM/Au0
あやややや

454: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 23:02:46.19 ID:7CU6dnvW0
コンマ8

霊夢「あんたとは友達のままで居たいってー」

幸丸「…………え」

霊夢「何よ」

幸丸「……そ、そう、だよな。うんそうだよな。オレ、そんな。そういう……対象じゃないもんな。うん。は、ははは……」

霊夢「あーそんな泣きそうにならないでよ……ほら。まだ話は終わってないから」

幸丸「……ぃ?」

霊夢「幸丸さんのほうも私のことをそういう風に思ってないだろうし、神様にそういう感情うんぬん。グダグダ言ってたのよ」

幸丸「……え、えっと」

霊夢「ようするに私が言いたいのは――――押せば行ける」

幸丸「…………っ!?ほ、ほんと!?え、あ――え!?」

霊夢「本気で愛してるんだーって、文に説明してあげればいいのよ」

幸丸「う、うぉおおおおおおおおおっ!?」

霊夢「――――まぁ、結構適当に言ってるから爆死しても私は知らないんだけど」

455: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 23:03:54.19 ID:7CU6dnvW0
今朝の紫苑との件

霊夢「あんた今朝紫苑と何やってたのよ」

幸丸「紫苑……!?」

霊夢「うっわ、あんたなんでそんなにすぐ顔真っ赤になるのよ……ほら、あんたに紫苑が覆いかぶさってたけど」

幸丸「あ、あれは!オレ悪くない!あっちが勝手に押し倒してきた!だけだから!」

霊夢「まぁ神様同士のあれこれは口出さないけどさー……あんた、性欲はほどほどにしなさいよね」

幸丸「せいよ――っ!?ば、馬鹿ぁ!そ、そんなこと、言うなぁ!」

霊夢「むっつりが何言ってんのよ」

幸丸「お前、お、女の子だろ!」

霊夢「…………は、はぁ」

幸丸「それと紫苑は……貧乏神だから!」

霊夢「あー、はいはい。分かりました分かりましたー」

457: ◆z07gL4YySg 2020/01/01(水) 23:10:05.39 ID:7CU6dnvW0
天狗装束の文はあんたには刺激が強いわ

霊夢「そういえばあんた、きっちりした装束を着た文って見たことあんの?」

幸丸「……何それ」

霊夢「まああれ、あんまり着てるところ見たことないし。それに、あんたにあの格好は刺激が強すぎるわね」

幸丸「は、は?な、何それ!?」

霊夢「興味を持つな、興味を」

幸丸「きょ、興味とかじゃないし!?そ、その……た、単純に!ちょっと、今までの服とは違う文を見てみたいっていう――」

霊夢「はいはい」

幸丸「ちゃ、ちゃんと聞けぇ!」

霊夢「あぁ嫌だ嫌だ。服装でそんな目をぎらつかせるって」

幸丸「れーいーむー!」

霊夢「……あとあいつ。変装するときもけっこう変わるのよね」

幸丸「えっ!?」

霊夢「……ギラギラじゃない」


好感度アップ

霊夢21「押せばいける」

471: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/02(木) 00:43:58.43 ID:PLKdEB04O
2スレ目>>856 で、
いってらっしゃい。
ご飯作って待ってるから、ちゃんと帰ってくるんだよ。

って、言ってたら。

478: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 01:06:30.80 ID:mUpcklqd0
>>471

霖之助「……ちゃんと」

亜栗「…………」

霖之助「ちゃんと、帰ってくるように。ご飯作って待ってるから」

その言葉に、亜栗はきょとんとした表情を見せて――。

亜栗「――――あはは」

心底可笑しそうに、そして嬉しそうに。笑い声を漏らした。

亜栗「あ、あは、あはは、あははははは――――霖之助、わたくしの、お母さんかよぉ……!」

霖之助「……流石に、お母さんは勘弁してくれ」

亜栗「だーよーねー……霖之助にお母さん属性までついちゃったら、全国の子供たちが興奮しちゃうよ」

霖之助「それはないだろ」

亜栗「可能性可能性……じゃ、出ていく前にひと笑いどうもありがとう」

腹を抱えて笑うそぶりを見せた後、亜栗は――。

亜栗「それじゃ、ばいびー。大好きだぜ霖之助――ママ?」

身体から銀の鍵を取り出し。その時空の扉に――入って行った。

――――

――


479: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 01:07:55.92 ID:mUpcklqd0
※展開はあまり変わらず、エピローグの後に亜栗が霖之助をママ、ママ。とからかう様子が追加されたり。とか。

※やっべぇ、目が冴えちゃった。もう少しやるかも。

483: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 01:23:11.21 ID:mUpcklqd0
※じゃあこれで一連だけやって寝るか。

霊夢「あんたにやりたいことを言ってたんだけど」

幸丸「やりたいこと……ってなんだよ」

霊夢「ええ、まあべろんべろんで言ってたことだから嘘か真か知らないけど――」

何したいって?

自由安価直下(内容によって再安価)

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/02(木) 01:27:42.70 ID:b+nihDet0
幸丸さんを守る

486: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 01:35:00.58 ID:mUpcklqd0
霊夢「幸丸さんを守りたいってー」

幸丸「……え」

霊夢「最近の幸丸さん元気がないから、私のせいでーって」

幸丸「…………」

霊夢「だから、私が守ってあげるんだぁーって……酒瓶抱きしめながら言ってたわよ」

幸丸「…………守ってあげる」

霊夢「あら、男の子としては。守られるよりも、守ってあげたい?」

幸丸「そりゃあ、そう、だけど……」

霊夢「ま、その辺りは文とお願いねー」

490: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 19:30:02.40 ID:mUpcklqd0
※やる!


昼2

幸丸「………よ、よぉし。よぉーっし……」

霊夢「張り切っちゃって、まぁ……もしフラれたらどうすんの?」

幸丸「え…………あ、まぁ。うん、そりゃあ、うん。オレは、オレは――」

霊夢「あーはいはい!悪かったからそれ以上は言うな!めんどくさい!」

何する?
1 誰かに会った
2 何処かに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

491: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/02(木) 19:30:37.19 ID:KSrYTyLJ0
1 早苗さん

492: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 19:37:28.29 ID:mUpcklqd0
――――

――



早苗「ほー、文さんとお酒を……着々と関係が進んでいきますね!」

幸丸「あ、う――な、なんか恥ずかしいから!やめろ!」

早苗「ああ、でも。もうお泊りデートはしたんでしたか。じゃあそんなに……」

幸丸「れ、冷静に分析すんなぁ!さ、早苗!止めて!」


何話す?

自由安価下2までの物

493: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/02(木) 19:39:09.21 ID:PxlPtDVUO

そういえば腰以外のマッサージ始めたんですよね!

495: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 19:52:09.03 ID:mUpcklqd0
腰以外のマッサージ始めたんですよね!

早苗「そういえば!腰以外のマッサージを始めたんですよね!」

幸丸「へ?あー……確かに、背中とかもマッサージした気がするけど別に……」

早苗「あ、背中も始めたんですか?私は、服を脱いだ地肌全身マッサージと――」

幸丸「もうオレは何にも言えないけどさぁ!それもうやんないからぁ!」

早苗「あっ……そうなんですか?ちょっと楽しみにしてたんですけど……残念です」

幸丸「うっ……あ、残念……」

早苗「はい。けど、幸丸さんがつらい思いをしてやるマッサージじゃあ、私も……」

幸丸「…………ちょ、ちょっとくらいなら。うん、やっても、良いかな?」

早苗「本当ですか!?じゃあ今度!今度遊びに来てくれた時にお願いしますね!」

幸丸「お、おう……うん。あぁ、言っちゃったぁ……あぁ」

早苗「私、嬉しいです!」

幸丸「……じゃあ良かったぁ!」

496: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 19:59:59.14 ID:mUpcklqd0
奇跡で不幸をなくすことができるのか聞く

幸丸「早苗って、奇跡だっけ?それを、使えるんだよな」

早苗「はい。でも使う。というよりも起こす、と言ったほうが正しいですね」

幸丸「ふーん……で、さ。その……早苗の奇跡で不幸を無くすことって……出来る?」

早苗「え?そう、ですね……出来ないことは、ないと思いますけど」

幸丸「ほ、ほんと――!?」

早苗「ですけど、人によって不幸の大きさは様々ですし。一人の不幸を無くすために数週間呪文を詠唱しなくちゃいけない……なんてことになるかもしれないですね」

幸丸「でも、でも!不幸は無くせるんだろ!?」

早苗「…………申し訳ないありませんけど、幸丸さん」

幸丸「へ?」

早苗「その。幸丸さんが思っているような理想の状況には……私じゃあできないと思います」

幸丸「え、あ……そう、だよな。うん、ごめん。変なこと、聞いちゃって……」

早苗「い、いえ!こちらこそ、力不足で……」

好感度アップ

早苗18「力不足で、すみません……」

497: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 20:03:39.97 ID:mUpcklqd0
夜1

早苗「じゃあ、私はそろそろ」

幸丸「あ、うん!話を聞いてくれてありがとうな!」

早苗「いえいえ、こちらこそ……頑張ってくださいね!幸丸さん!」

幸丸「…………お、おう?」

――――

――


498: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 20:14:11.42 ID:mUpcklqd0
~文の部屋~

文「……だ、大丈夫ですか?」

幸丸「だ、大丈夫……じゃなぁい」

文が来るのは何時だ何時だと待っていると、颯爽と登場した文に抱きかかえられそのまま家に運び込まれた。

その間、一分も掛からず。

幸丸「……そのさぁ、もっと普通に、運べないの?」

文「あやや?あれでもスピードは落としたつもりなんですけどねぇ」

首を傾げながらも、文の顔はくすくすと笑っていた。

幸丸「……はぁ。まあ別に良かったけど……」

文「そうですそうです!それじゃあはいどん!これです!」

そういって、文はどこからか酒瓶を取り出しテーブルの上に並べる。

文「いやぁ、色んなところからかき集めてきました!」

幸丸「お、おぉ……凄いな」

499: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 20:20:08.33 ID:mUpcklqd0
文「じゃあ早速飲みましょうか!」

幸丸「あれ、お酒と一緒に食べるものはないの?」

文「あー……すみませーん。お酒を集めるのに夢中で、料理まではちょっと」

幸丸「じゃあちょっと作ってこよっか?」

文「……へっ!?」

幸丸「ふふーん、オレ。料理上手いんだぞ?」

文「そ、そうですか……じゃ、じゃあ。お願い、します……」

幸丸「よぉしじゃあ任せとけ!」

気合を入れるように、腕まくりの仕草をして、幸丸は台所に向かっていった……。


500: ◆z07gL4YySg 2020/01/02(木) 20:25:22.15 ID:mUpcklqd0
――――

――



幸丸「じゃあ、乾杯!」

文「か、カンパーイ!」

目の前に広がるのは、大量のお酒と、料理。

二人の声に合わせて。小さい宴会が始まった。


お酒飲みながらおしゃべりだ!

何話す?

自由安価下3までのもの

※ちょっとご飯のため、離席。

510: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 21:17:16.13 ID:jpJI132z0
※じゃあやってきます。

他のいろいろな神様に会ってみたいな

幸丸「オレ、他の色んな神様にも会ってみたいなぁ」

ちびちびお酒を飲みながら、幸丸はなんとなくそんなことを言ってみる。

文「あやや、あまり自分以外の神様とは話したことが無く?」

幸丸「んー……幻想郷だけだと。神奈子に諏訪子に、あと雛に……あいつら?」

文「あいつら?」

幸丸「あいつらはあいつら!貧乏神と疫病神!」

自分で作ったおつまみをむしゃむしゃ食べながら、ぷんぷん怒っている。

文「……ふふ。まあ、幸丸さんにとってはそういう相手ですよね。それと幻想郷にはまだまだ神はいるのでそっちに会ってみてはどうですか?」

幸丸「あ、まだ神様居るの?」

文「ええ、秋の神様に付喪神の皆さん。後は……死神とかも一応神様ですね?」

幸丸「し、死神……」

文「まぁ、幸丸さんが思うような死神じゃあないですよ……どっちかっていうと幸丸さん好みですよ?」

幸丸「……?」

511: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 21:17:53.88 ID:jpJI132z0
胸のドキドキ聞かせ合い

幸丸「…………」

文「おやおやどうしたんですか幸丸さん。まだまだ夜は始まったばっかりですよ?お喋りしましょうよ、お喋り」

幸丸「……お前さ、なんか酔ってない?」

文「いやいやそんなわけないでしょう?ほら、私天狗ですよ?こんなお酒の量微々たるものですよ」

力が抜けたようにヘラヘラ笑う、そして。幸丸にぐいぐい近づいて行き。

幸丸「へ!?え、文――」

文「ふふん、幸丸さん。すっごいドキドキしてるじゃないですかー。このこのぉ」

耳を幸丸の胸に当て、ぎゅうと抱きしめる。

文「心臓が、ドックンドックン動いてますねー」

幸丸「わ、分かったからぁ!は、離れて……!」

文「じゃあ今度は私の番ですね!ふふふ、えーい!」

次に文は、ぐいぐいと幸丸の顔を自分の胸に埋めさせる。

幸丸「っ――――!?」

文「あの…………私の鼓動は、どうなってますか?」

幸丸「…………ぁぅ」

文「あ。煙でちゃった……むぅ」

512: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 21:18:25.65 ID:jpJI132z0
天狗装束を着てもらう

――――

――



文「どうですか?幸丸さん」

幸丸「…………」

文はその場でくるりと回転させ、その姿を幸丸に見せる。

文「幸丸さんがいきなりこの装束を見たいなんて言うからびっくりしましたよ。それで、どうですか?」

幸丸「…………へっ!?」

文「……あー。そうですね、生足が見えまくりですからね。そりゃあ噂を聞いてみてみたくもなりますよね」

幸丸「ち、ちがっ!そう、じゃない!えっと、その……いつもと違う感じだったから、びっくりしただけだし!」

文「ほー?そんな目をぎらつかせて言われても説得力が」

幸丸「何でどいつもこいつもオレの目がそんな風に見えるんだよぉ!」

文「ケダモノっ!」

幸丸「ちがぁーう!」

513: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 21:24:06.22 ID:jpJI132z0
――――

――



夜2

コンマ5以上で文がベロンベロン

コンマ直下

究極の幸運+1

幸丸のお酒耐性+1

514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 21:25:14.37 ID:R//5hGeQ0
おしゃけ

516: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 21:34:14.17 ID:jpJI132z0
コンマ9 成功……?

――――

――



文「あーっはっはっは!ほらほら!幸丸さんお酒足りてないんじゃないですかぁ!ほら、ほらぁ!」

顔を真っ赤にさせて、身体をぐいぐい近づけてくる。

幸丸「……の、飲みすぎじゃない?」

文「なぁに言ってるんですか!気持ちよく酔いませんかって言ったじゃないですか!だからこうして気持ちよくなってるんですよ!」

幸丸さん酔ってないじゃないですかぁ!と、ぐいぐいお酒を勧めてくる。

幸丸「分かった、分かったってぇ!飲む、飲むから!」

文「量が足りなぁい!ふふ、ふふふふ……」

幸丸「………あと、身体が近いんだけど」

文「ウィンウィンでしょう?」

幸丸「へ!?」

酔った文ともおしゃべりだ!

何話す?

自由安価下2までのもの。

518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 21:41:21.50 ID:Iqo2lcjLO
ちょっぴり過激なおさわりTIME

519: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 22:02:14.09 ID:jpJI132z0
ちょっぴり過激なおさわりTIME

幸丸「ほ、本当に近い……!は、恥ずかしいから!ほ、本当に!」

文「良いじゃないですかぁ。ほらほらぁ」

ニヤニヤ笑いながら、幸丸の脇腹をツンツン触ってくる。

幸丸「や、めろよぉ!」

文「じゃあ、やり返してみます?」

幸丸「……へ?」

いきなり、文は幸丸の前でごろんと横になる。

文「お酒の勢いってことで、ちょっとくらいなら許しますよー?ほれほれー、触る勇気があるなら触ってみますー?」

幸丸「…………」

文「んー?どーしたんですかぁー?どこに触ってもいいですし、どこで触ってもいいですよー?」

横になりながら、文はずーっと、にやにや笑っている。

コンマ0で触る

コンマ直下

520: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 22:03:24.64 ID:O3U+5Iek0
ここでゾロ目が

522: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 22:10:33.98 ID:jpJI132z0
コンマ4 

幸丸「…………う、五月蠅い!」

文「はい?」

幸丸「う、五月蠅い五月蠅い五月蠅い!」

文「やーい。へったれー、へったれー!チキンチキンー!」

幸丸「ば、馬鹿!馬鹿馬鹿馬鹿ぁ!あ、う……い、良いから、笑うなぁ!」

文「顔まーっかにさせながら言われても何ともありませんー!ほらほらぁ、今だけですよー?私の身体を好きに出来るなんてー」

幸丸「好きっ――!?」

文「あ、今いやらしいこと考えましたね?ふふーん、新聞記者の私に隠し事ができると思わないでくださいねー!あっはっはっは!」

幸丸「…………うぅ」

523: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 22:18:04.07 ID:jpJI132z0
文って……

幸丸「……あ、あのさぁ」

文「はーい?」

幸丸「……文って、お、オレの事……どう思ってる……?」

文「幸丸さんのことをどう思ってるかぁ?ふ、ふふふ。なぁーんですかぁ、そんなこといきなり聞いちゃってぇ。何か、可愛いじゃないですかぁ」

幸丸「い、いいからぁ!」

文「そうですねぇー……かーなーりー、好きですよ?」

幸丸「そ、そうか…………へっ!?」

文「可愛いし、素直で良い子だし。話してて面白いし、からかっても面白いし……あと、えへへ。大きくなった時、カッコよかったですねぇ……えへへ」

両手で顔を隠しながら、文は笑っている。

幸丸「…………」

その言葉に、幸丸は色んな意味で言葉が出ない。

文「……じゃあ、こっちも訊きますけどー」

幸丸「……え」

文「幸丸さんは、私のことを、どう思っているんですか?」


どう思ってる?
1 ……お、オレも!あ、文のことが――
2 …………
3 自由安価(内容によっては再安価)

安価直下

※内容によって文√がなくなるわけではないです。

524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 22:24:36.43 ID:wsEE9O5L0
1

525: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 22:47:57.70 ID:jpJI132z0
幸丸「……お、オレも!あ、文のことが――――」

顔を真っ赤にさせて、幸丸は。

幸丸「――――好き、だよ」

そう、言い切った。

幸丸「からかって弄ってきたりするけど、や、優しいし、オレの事すっごい心配してくれて……オレの話もちゃんと聞いてくれるし……」

文「……」

幸丸「だ、だから――!」

文「ふふふ……っ!幸丸さんは、本当に……可愛い人ですねー」

幸丸「……へ?」

文「好きって言ってくれるのは、本当に嬉しいんですよー?けど……私よりももっと素敵な方がいますよー」

文は、笑いながらそう言う。

幸丸「…………は?」

文「それにほら、好きってそういう好きじゃないですよ。幸丸さん……本気の好きは、もっと大きくなってから使いましょう?」

幸丸「な、何言ってんだよ……?」

526: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 23:01:45.02 ID:jpJI132z0
文「あくまで友達のままで、話の合う友人のままで。お酒飲んだり、遊んだり……したほうが幸丸さんにとってもいいと思うんですよ」

幸丸「あ、文……?」

文「……だから、ほら。今までの関係も壊したくないですし……ね?」

幸丸「…………!」

文「……ちょっと気まずい感じになっちゃいましたね。じゃあ、はい!このお話はおしまいですよ!」

幸丸「あ、文……」

文「…………はい?」

幸丸「…………何でもない」

528: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 23:10:19.56 ID:jpJI132z0
――――

――



文「…………すかぁー」

幸丸「…………」

幸丸の隣で、文はぐっすりと寝ている。

幸丸「……本気、なんだけどなぁ」

気持ちよさそうに寝ている文の顔を見て、幸丸は。そう呟く。

幸丸「本気の本気で、オレ……大好きなのに。何か……うん。子ども扱いだなぁ……」

そして、ため息。

幸丸「この姿が駄目なのかな?元からそういう対象として見られてないからかな……?オレじゃあ、文のことを……幸せに、できないから……」

コップに注がれた酒を一口飲む。

幸丸「……文だって、あんなに心臓ドキドキさせてたのに」

幸丸「…………むぅ」

もう一度、文を見る。

文「…………」

幸丸「…………どうすればいいんだろ」

529: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 23:13:18.67 ID:jpJI132z0
※重要安価です。

どうする?
1 もう一度ちゃんと告白をする(次の日に告白)
2 ……あきらめる

多数決で先に三つとったものを採用します。

では、どうぞ!

530: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 23:14:25.98 ID:O3U+5Iek0
1

534: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 23:28:39.58 ID:jpJI132z0
結果 告白!

幸丸「……も、もっかい告白しよう!」

ぎゅっと握りこぶしを作り、そう宣言する。

幸丸「い、今は酔ってたし……明日!ちゃんと本気で好きなんだって!しょ、証明しよう!」

幸丸「……ど、どうやって証明すればいいんだろう……?」

むむむ……と、考える。

幸丸「お、オレだって……男なんだからな。オレだって……好きな人を、幸せにしたいんだよ……文」

――――

――


535: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 23:29:32.60 ID:jpJI132z0
夢の世界判定

コンマ8以上で夢の世界へ。

究極の幸運+1

536: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 23:31:46.07 ID:Iqo2lcjLO
あん

537: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 23:38:29.15 ID:jpJI132z0
コンマ8 成功

~夢の世界~

ドレミー「失恋ですか?」

幸丸「ニヤニヤすんなぁ!」

ドレミー「あらやだ、こわーいですねー」

幸丸「……それに!オレは、まだ……あきらめてないから!」

ドレミー「ほー……頑張りますねー」

何話す?

自由安価下2までのもの

538: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/08(水) 23:41:53.63 ID:O3U+5Iek0
幸丸
くそ、あの時オレは身体を触るべきだったんだ!→どう思う?

540: ◆z07gL4YySg 2020/01/08(水) 23:57:24.59 ID:jpJI132z0
あの時オレは身体を触るべきだったんだ

幸丸「……オレ、あの時身体を触るべきだったと思うんだけど――」

ドレミー「この流れでそれを言うと、身体目当てみたいですよ?」

幸丸「そ、そんなわけないだろ!?で、でも……やっぱり、その。……触りたかったし」

ドレミー「うーわ。うわー……私の中のあなたの好感度がグググーンと下がりましたよ。三段階下がりましたよ」

幸丸「さ、三段階!?」

ドレミー「どうせ、●●●●とお尻が大きくて腰が細くて美人だったら誰でもいいんですよね?」

幸丸「……そ、そういう言い方。酷くない?」

ドレミー「同じでしょう?」

幸丸「……けど。その。文の●●●●だったら――」

ドレミー「そろそろやめておかないと、バッドエンドになりますよ」

幸丸「どゆこと!?え、ええ!?」

541: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 00:25:41.66 ID:7B6om8Ru0
貴方のことちょっとだけ調べさせてもらいましたよ

ドレミー「……あー、幸丸さん。ちょっとだけ調べさせてもらいましたよ。過去の事」

幸丸「…………そっか」

ドレミー「おや、意外ですね。何か、もっと取り乱すものと思っていたのですが」

幸丸「いや、もう知られてるんだろうなぁって。なんとなく、思ってたから……それで、どう思った?」

ドレミー「……どう思った?」

幸丸「一人を救うために、沢山の人間が死んで。その一人も、すっごい悪い人で……本当に、ひどい話だよ」

と、幸丸は俯いた。

幸丸「……けど、そんなことを起こしても。オレは、オレはまだ信じてるんだ……信じちゃってるんだよ。皆が幸せな世界を」

ドレミー「ええ、ええ」

幸丸「……それで、今度はこっちで。やらかした」

ドレミー「……貴方の力は、福を移す力」

幸丸「…………」

ドレミー「その力を使う選択をするかしないかは、貴方自身が決めることですよ。ねぇ、事穂木幸丸さん?」

幸丸「……良い感じに、言うね」

ドレミー「私としては、どうも思ってないですよ。過去がどうであれ、ね」

好感度アップ

ドレミー13「過去がどうであれ、ね」

542: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 00:31:27.29 ID:7B6om8Ru0
ドレミー「それじゃあおやすみなさい。明日、良い結果だといいですね」

幸丸「……おう」

一言だけそういうと、幸丸の視界がどんどん暗くなっていき―――。

――――

――


543: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 00:37:53.76 ID:7B6om8Ru0
十七日目終了

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

    「ゴッドハンド」
     人を幸せにするマッサージを確定で行うことができる。他意はない。

アイテム:「料理本」
      色んな料理のレシピが乗った本。料理の結果にコンマ+1

     「三冊の幸福論」
      幸福についてのあれこれが書かれた三つの本。著者は別々。

【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢21「押せばいける」

文27「…………か、カッコよかった」

紫苑17「ええいにやつくなぁ!」

女苑8「毎回毎回あんたの話ばっかり」

萃香6「間接キスで意識すんなよー」

ドレミー13「過去がどうであれ、ね」

早苗18「力不足で、すみません……」

椛11「それなりに幸せですよ」

青娥9「面白いし何より可愛いわー」

慧音3「聞いたことないがな」

はたて5「……本当に何?」

魔理沙8「優しくしてやれよー」

屠自古8「興味ないのに聞いただろ」

紫12「自己満足自己満足」

雛6「ああ、納得ねぇ」

幽々子10「ごちそうさまでした」

天子11「ま、頑張れ頑張れ」

針妙丸6「福の神が不幸だなんて」

霖之助3「はっ」

朱鷺子11「男の子なら、普通じゃない?」

諏訪子12「馬鹿だから驚くほどにちょろいな」

神奈子16「元気なほうが君はいいよ」

チルノ5「神様だろ?」

大妖精8「す、凄い嬉しそう……」

小傘4「幸せ、ですかね?」

544: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 00:40:18.64 ID:7B6om8Ru0
十八日目

朝1

どっちが先に起きた?

偶数 幸丸
奇数 文

コンマ直下

545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 00:41:54.25 ID:oOtzbVOb0

546: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 00:51:15.91 ID:7B6om8Ru0
コンマ奇数

文「…………あー……」

ふらふらと体を起こし、文は呻き声を上げる。

文「……おえ、ちょっと飲みすぎたかなぁ。参った、つい張り切って……しかも、記憶が飛んでる……」

テーブルの上を見ると、空になった皿と倒れているコップと瓶でびっしりと埋めてある。

文「……あれ、えっと。幸丸さんは――――」

もう、帰ったのかなぁ。と言いながら、足元を見ると――

幸丸「…………すぅ」

文「ぃ――――!?」

ぐっすりと寝ている幸丸の姿がそこに、あった。

547: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 00:54:02.96 ID:7B6om8Ru0
幸丸「…………」

文「……え、え!?ま、待って下さい?あれ、なんで幸丸さんここに………!?えーっと、えっと。昨日一緒にお酒飲んで、ご飯食べて、お喋りして――」

そこまでは思い出せるが、続きが出てこない。

文「……お、思い出せないんですけど……!?え、あ、へ!?わ、私。な、何もしてないですよね!?」

幸丸「…………ふぁあ」

どうする?
1 何もみなかった、二度寝
2 起こす
3 ちょっかいかけてみる

安価直下

548: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 00:56:39.01 ID:sEoFjuPFO
3

549: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 01:00:09.92 ID:7B6om8Ru0
ちょっかいって、何する?

自由安価直下(内容によって再安価)

550: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 01:04:28.07 ID:oOtzbVOb0
馬乗りになってみる

552: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 01:13:20.93 ID:7B6om8Ru0
文「……えい」

なんとなく、寝ている幸丸に馬乗りをしてみる。

文「……う、うわー。わ、私。な、何やってるんでしょう……し、してない。ですよね?私、酔った勢いで……」

幸丸「……すぅ」

文「ああ、でも……酔う前にも……あんな……」

そう言って、自分の胸に手を当てる。

文「…………え、えーい!起きろ起きろぉ!」

幸丸「ん、んぁああっ!?」

553: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 01:22:47.41 ID:7B6om8Ru0
幸丸「な、何……!?な、何があった……!?」

文「な、何でもありませんよ!?」

幸丸「……ほんと?」

文「本当ですよ、ええ。本当ですよ!」

何する?
1 文と話す
2 どこかに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

554: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 01:30:34.48 ID:sEoFjuPFO
1

555: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 01:40:35.17 ID:7B6om8Ru0
告白、いまする?

1 する
2 しない(夜に告白)

安価直下

556: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 01:43:01.03 ID:cMlRE/3ao
2

557: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 01:50:42.10 ID:7B6om8Ru0
※告白を夜にします。

文「……あの、ところで。何ですけど」

幸丸「ん?」

文「私……その、昨日の記憶が抜けてるんですけど……変なこと、してないですよね?」

幸丸「……へ!?」

文「あ、私が幸丸さんに。ですよ!?も、もしかして……幸丸さん!私が酔ってるのを良い事に――!?」

幸丸「し、してない!してないしされてもない!うん!うん!」

何話す?

自由安価下3までのもの

558: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 01:51:53.64 ID:7B6om8Ru0
※じゃあ今日はもう寝ます。参加してくださった皆さんお疲れ様でした!

※また明日、おやすみなさい……。

※明日、ちょっと急ですけど、終われたらいいなぁって思います。

※告白の台詞は自由安価で採用するので、なんか考えといてください。甘ったるいの。

559: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 01:52:23.97 ID:7B6om8Ru0
※安価は下にずらして!お願いします!こっから下で!

560: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 01:54:58.25 ID:LU4K6/4C0

…にしてはかなり慌ててますね
絶対何かありましたよね

567: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 19:34:10.71 ID:7B6om8Ru0
※それではやっていきたいと思います。


絶対何かありましたよね

文「……それにしてはかなり慌ててますね」

幸丸「き、気のせいじゃない!?」

文「いーや!今までの経験から言って幸丸さんはぜーったいに何か隠してます!」

幸丸「な、何にも隠してない!隠してない!」

文「私が何かしちゃったんですか!?それとも幸丸さんがやらかしたんですか!?せ、せめてどっちなのかだけでも!」

幸丸「うっ……」

文「…………」

幸丸「……ど、どっちも?」

文「両方!?え、な、何したんですかちょっと!?」

幸丸「知らない知らない知らない知らなぁい!わーわーわーわー!」

文「幸丸さぁん!」

568: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 19:34:46.95 ID:7B6om8Ru0
マッサージ以外でのボディタッチ

幸丸「……」

文「……幸丸さーん?」

幸丸「…………」

文「幸丸さん!ちょっと、何ぼーっとしてるんですか!」

幸丸「ひゃ、ひゃい!?」

文「いきなり固まっちゃってどうしたんですか。なんか変な事でも考えてましたか?」

幸丸「ふぇ!?しょ、しょんにゃわけないだろ!?」

文「えー?本当ですかー?幸丸さんが慌ててるときって、だいたいそういう時な気がするんですけどー」

幸丸「あ、う……な、なわけないだろ!?」

文「ふーん?じゃあちょっと証明してみてくださいよ」

幸丸「……へ?」

文「やましいことが無いなら、ほら。もっと近づいてきてくださいよ。身体が触れ合うくらいに」

幸丸「…………っ!?」


コンマ8以上で触れ合う

コンマ直下

究極の幸運+1

そろそろ慣れたやろ+1

569: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:37:04.80 ID:rZI89whT0
やあっ

570: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 19:41:20.02 ID:7B6om8Ru0
コンマ0 成功!

触れるつっても色々あるよね。

1~9 手を握る
0 ハグ

コンマ直下

究極の幸運+1

そろそろ慣れたやろ+1

571: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 19:45:43.02 ID:LU4K6/4C0
もちろん0ォ

572: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 19:53:23.72 ID:7B6om8Ru0
コンマ4 手で勘弁してください

幸丸「わ、分かった……」

幸丸は文の顔をじぃっと見つめて、小さな声で言う。

文「……へ?」

幸丸「さ、触ればいいんだろ?そ、それくらい……お、オレだって……!」

ゆっくりとゆっくりと、文に近づいていき……。

文「ま、待って下さい?待って下さい!?さ、幸丸さん――!」

幸丸「え、えいっ!」

文の手をぎゅうと握った。

文「…………え」

幸丸「…………」

文「…………」

幸丸「も、もう。お、終わり!」

文「は、はい。も、もう……びっくりしちゃったじゃないですか……」

573: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 20:03:12.08 ID:7B6om8Ru0
文にふざけて膝の上に座られる

――――

――



文「手汗凄かったですねぇ、幸丸さん。こっちまで恥ずかしくなっちゃいましたよ」

幸丸「…………」

文「……あれれ。どうしましたか?」

幸丸「あれれ、じゃないだろぉ!い、いきなり乗っかってくんなぁ!お、重い!」

文「あー!重いって言った!幸丸さん貴方今!女性に対して重いって言いましたね!?酷ーい!」

幸丸「しょうが、ないだろぉ!?あと、羽とか顔に当たってくすぐったいし……あ、あと……」

文「あと?」

幸丸「……と、兎に角!重いんだよぉ!ほら、どけよぉ!」

文「いーやーでーすー!ほらほら、幸丸さんは私の椅子として活躍する運命なんですから!」

幸丸「そんな運命、お断りだぁ!」

文「触れるっていうのは、これくらい密着するんですよ!」

幸丸「あ、う……で、できるかぁ!」

文「マッサージだってこれくらい密着するでしょ!」

幸丸「それとこれとは別だろ!」

好感度アップ

文28「手汗凄かったですねー」

577: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 20:51:57.56 ID:7B6om8Ru0
 

朝2

文「……黙ってないでお話ししましょうよー」

幸丸「だ、だったら一回退けよ……」

文「嫌です」

幸丸「なーんーでー……」

何する?
1 どこかに行く
2 もう帰る
3 その他(自由安価)

安価直下

578: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 20:56:02.63 ID:8A4tB7fPO
三途の川

580: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 21:03:42.10 ID:7B6om8Ru0
幸丸「――――じゃあ、オレもう行くからぁ!」

文から解放され、幸丸は顔を赤くしながら大きな声で言う。

文「あやや……そうですか?じゃあ、また――」

幸丸「あ、あやっ!」

文「…………はい?」

文はきょとんとしながら、首を傾げる。

幸丸「あ、あの……よ、夜!は、話したいことがあるから!」

文「は、話したいことですか?今じゃあ駄目なんですか?」

幸丸「だ、駄目!ちゃ、ちゃんと話したいからっ!」

じゃあ、そういうことで!と言い、幸丸は文の家を出た瞬間、全速力で飛んで行った……。

文「……ちゃんと話したいって……へ?」

――――

――


581: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 21:11:18.92 ID:7B6om8Ru0
~三途の川~

幸丸「……どこだよぉ、此処……」

何も考えずに飛んでいき、着いた先は。川だった。

幸丸「……でっかい川。すっげー……けど。何か、変な感じだなぁー」

幸丸「……ふぅ。ちょっと休憩……はぁ」

誰に会った?

自由安価直下(三途の川に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

582: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 21:11:42.92 ID:N2TDZ90h0
小町

583: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 21:27:20.37 ID:7B6om8Ru0
?「ふぁああ……ねんむ……」

幸丸「あれ、誰かいるのか?」

川を沿うようにぶらぶら歩いていると、女性の声が聞こえてくる。

?「んー……?あれ、お前さん……あー?」

声の方に少し向かうと、ゴロンと横になっている女性がそこにいた。

幸丸「……ね、寝てたの?」

小町初期好感度判定

コンマ直下

究極の幸運+1

584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 21:34:13.20 ID:8A4tB7fPO

585: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 21:42:39.64 ID:7B6om8Ru0
小町10「こんなちっこいのがねー」

?「……なあ。ここが何処かわかるか?えーっと、ぼく?」

女性は上半身を起こし、そんな風にやさしく訊ねてくる

幸丸「ぼく、って言うなぁ!幸丸!事穂木幸丸!」

小町「あー悪い悪い。そんなに怒んないでくれよ。幸丸?私は小野塚小町。まぁ宜しく」

幸丸「……お、おう」

小町「んで、幸丸はここを三途の川だって知って散歩しているのか?あと、ついでに私は死神なんだけど」

幸丸「…………さ、三途の川!?ま、マジで!?てか死神!?お、オレ福の神様!」

小町「あ……?お前が?」

何話す?

自由安価直下

586: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 21:42:58.91 ID:LU4K6/4C0
>>510の小町コメントに納得した幸丸君

587: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 21:50:41.60 ID:7B6om8Ru0
勝手に納得する幸丸

幸丸「…………」

小町「ん、どうした?」

幸丸「あ、いや……何でもない」

小町「そうか?いやぁ、なんかいきなり黙ってぼーっとしてたからさ、意識がどっかに行っちゃってるんじゃないかって思ってさ」

幸丸「し、失礼だなぁ!」

小町「あっはっは。悪いって、ほらこの通り」

小町は笑いながら軽く謝っている。

幸丸「…………!」

小町が謝ることで胸がよく見える位置に動く。

小町「……幸丸ー?」

幸丸「み、見てないからなっ!?」

小町「は?」

好感度アップ

小町11「何か変わったやつだな」

588: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 21:54:59.45 ID:7B6om8Ru0
昼1

小町「にしても小さいなお前ー。ちゃんと食べてるか?」

幸丸「沢山食べてるし、沢山寝てる!」

小町「ふーん。だったらもっと食べてもっと寝ろ!あ、昼寝一緒にする?」

幸丸「し、しないっ!」

何する?
1 探索をする
2 どこかに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 22:02:47.89 ID:8A4tB7fPO
3

590: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 22:06:12.74 ID:7B6om8Ru0
――――

――



~博麗神社~

小町と別れた後、幸丸は真っ直ぐと博麗神社に帰っていった。

幸丸「ただいま帰りましたぁー……ぁ?」

恐る恐る神社の中に入る。

幸丸「……毎回怖いんだよなぁ。ちょっと」

幸丸「……大丈夫?」

誰に会った?

自由安価直下(博麗神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

591: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 22:08:08.03 ID:GHLkroni0
紫苑

592: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 22:12:12.87 ID:7B6om8Ru0
紫苑「なにこそこそしてんのよ」

幸丸「うおおっ!お、脅かすなよ……」

紫苑「勝手に驚いただけでしょ。はぁ、今日も泊まり?いいご身分ね」

幸丸「……な、なんだよ」

紫苑「ああやだやだ、福の神とか言って、ただの変態じゃない。気持ち悪い気持ち悪い」

幸丸「び、貧乏神が何言ってんだお前ぇ!」

何話す?

自由安価下2までのもの

593: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 22:16:01.00 ID:LU4K6/4C0
紫苑
私のこと好みだったんじゃないの?

595: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 22:26:42.52 ID:7B6om8Ru0
私のこと好みだったんじゃないの?

紫苑「私の事、好みだったんじゃないの?」

幸丸「……は?」

紫苑「…………」

幸丸「お前、よく覚えてたなー……オレがそんなこと言ったの」

紫苑「勘違いはしないでよ。あまりにも気持ち悪くて、印象に残ってただけだから」

幸丸「ふーん……まぁ。確かに、お前の顔は。好みだけどさ」

紫苑「それで?」

幸丸「それでって……それだけだよ。あれー、もしかしてー……オレに好みって言われて、嬉しかったり――――」

紫苑「この指が貴方の目に入るまで、秒もかからないわよ?」

幸丸「……あ、あい。何でもない、です」

596: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 22:32:14.89 ID:7B6om8Ru0
男は●よね

紫苑「まぁ……結局男は●よね」

幸丸「……は?」

紫苑「あんた、●がでっかいのが好きよねー。あんただけじゃなくても、どいつもこいつも。みーんな、鼻の下伸ばしてさ」

幸丸「な、何言ってんだ!?お、オレは、そんな風に――――」

紫苑「じゃあでかい胸には興味がないと」

幸丸「…………」

紫苑「沈黙はこっちの解釈で受け取るわよ」

幸丸「……の、ノーコメント」

紫苑「うっわー、いやらしー」

幸丸「な、なんだよぉ!べ、別にいいだろ!?」

紫苑「どうせ今あんたがご執心の鴉天狗だって、身体が目当てで――」

幸丸「それは違うっ!」

紫苑「…………」

幸丸「それは、違う。あ。いや……あ、あははは……」

紫苑「本当に……嫌いだわ、あんた」

好感度アップ

紫苑18「どうせ●よね」

598: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 22:37:05.36 ID:7B6om8Ru0
昼2

幸丸「…………」

紫苑「じゃ、ずーっとここに居たら福の神の変態が移るから行くわー」

幸丸「う、移るかぁ!」

紫苑「移るのよ、もしかして知らないの?馬鹿ね」

幸丸「…………いっ、いやいやいや!だ、だまされないからなぁ!」

紫苑「でも今、ちょっと信じそうになったわよね」

何する?
1 探索をする
2 どこかに行く
3 もう帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

599: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 22:37:36.13 ID:N2TDZ90h0
女苑

600: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 22:43:33.13 ID:7B6om8Ru0
――――

――



幸丸「…………あいつの次は、お前かよ」

女苑「あ?」

幸丸「お前らさ……なーんで毎回神社に居んの?」

女苑「その質問、そっくりそのまま返せるんだけど?」

幸丸「……オレは!博麗神社をだなぁ!」

女苑「うっさい!いきなり大きな声出すな!」

何話す?

自由安価直下

601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/09(木) 22:53:25.29 ID:4bcssPYWO

よくも姉を泣かしてくれたわね

602: ◆z07gL4YySg 2020/01/09(木) 23:09:55.60 ID:7B6om8Ru0
よくも姉を泣かしてくれたわね

女苑「……よくも姉を泣かしてくれたわね」

幸丸「は?」

女苑「姉さんに会ったのよ、さっき入れ違いになる感じで」

幸丸「……その時泣いてたのか?はっ、まさかまさか。オレと話すときなんていつも通りだったぞ?」

女苑「そりゃあ福の神の前で泣く姿なんて見せたくないに決まってるじゃない」

幸丸「…………え。ま、マジで泣いてたの?」

女苑「……はぁ」

幸丸「び、貧乏神が……?し、紫苑が?」

女苑「…………まぁ、それが姉さんらしいのかもねー」

幸丸「……」

女苑「姉さんも姉さんで素直になればよかったのに。手遅れも手遅れよ。何もかもが、遅い遅い」

好感度アップ

女苑9「手遅れ手遅れ」

615: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 19:46:01.39 ID:6fMIKyF80
夜1

幸丸「……」

気が付くと、辺りはもう一面真っ暗になっていた。

幸丸「…………」

朝に文と話をして、分かれてから結構な時間がたったはずなのに、ここまで一瞬のように感じる。

幸丸「……………………」

過去から現在まで。福の神としての能力で幸福も不幸も動かした彼の――。

幸丸「まずいなぁ。どうしよ……オレ、一人で文のとこ行けないじゃん……」

信念は、何も変わっていない。

――――

――


616: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 19:48:55.76 ID:6fMIKyF80
~文の家~

文「いや、迎えに来ますよ普通……だって話したいことがある。しか言ってないじゃないですか」

結局、文が迎えに来て。そのまま抱えられて家に向かった。

幸丸「あ、あははははは……あ、ありがとう」

そして、幸丸は恥ずかしそうに笑っている。

文「……というか。なんで私の家なんですか?」

幸丸「あ、うん。その……ここが一番、誰にも邪魔されないかなぁって。思ったから?」

文「……はい?」

幸丸「ほ、ほら!その、えーっと……あ、文!」

そして幸丸は、きょとんと首を傾げている文に向かって――。



幸丸「ま、マッサージするから!よ、横になって!あ、ふ、服は脱がないでっ!」



文「…………へ?」



618: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 19:52:16.49 ID:6fMIKyF80
――――

――



文「ああああああぁああ…………」

幸丸「ど、どう?」

幸丸に指で腰を押されるたびに、文の口からそんな声が漏れる。

文「いや、何ですかぁ……いきなり、マッサージって……幸丸さんも、大胆になりましたねぇ……」

幸丸「う、うん。そう、かな?」

文「……あやや、これは驚いた。幸丸さんなら、こういう言葉。否定すると思ってたんですけど……」

幸丸「お、オレだって!別に、何でもかんでも否定するわけじゃないからな!?」

文の背中の上で、頬を膨らませている。

文「ふふ、ジョークですよジョーク。それで、話したいことって、何なんですか?」

幸丸「ああ、えーっと……その前に、違うことを話したいんだけどさ」

文「はい?」

幸丸「うん。オレの――能力の話、だけどさ」

文「……」

幸丸「実は、オレが福を与えるんじゃなくて。人から人に福を移す能力で――」

文「知ってます」

619: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 19:53:21.54 ID:6fMIKyF80
幸丸「……へ?」

文「だから、知ってます」

幸丸「え、あ、ふぁ!?な、なんでオレの能力知ってんの!?」

文「いやいや、貴方の様子から大体分かりますよ……」

やれやれ、と。文は呆れたように言う。

文「わざわざ、貴方のほうから言うのを待ってたんですよ?待ちくたびれましたよ、ほんと」

幸丸「…………え」

文「だから、言ってたじゃないですかずっと。私は――何があっても貴方の味方ですから、って」

幸丸「…………」

文「他人が不幸になって、誰かが幸せになる?私の仕事知ってますか?他人の恥ずかしいスクープを新聞にするのが仕事なんですよ?似たようなものですよ」

だから、別に福の神だからどう。とかじゃないんですよ。と、文はなんて事の無いように言う。

幸丸「……そうなんだけどさ。それ、自慢げに言うことじゃなくない?」

文「このタイミングで怒られて!?」

620: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 19:54:39.78 ID:6fMIKyF80
幸丸「福の神としての能力を使って、誰かが一人でも不幸になるのなら――オレ、この力を使うの止めようと思うんだ」

文「……そうなんですか?」

幸丸「うん。福の神だから、その力を使わないと誰かを幸せに出来ないってことないと思うんだ。だって――」

マッサージで誰かが幸せになってくれるって、知ってるから。

文「なるほどなるほど、福の神としてじゃない。事穂木幸丸としての力で皆を幸せにする。と言うことですね?」

幸丸「ぜ、全部言われた……!?」

文「ふっふっふ、貴方が言いそうなことはなんとなくわかりますよー」

幸丸「…………それで、文は。どう思う?オレが、力を使わないで皆を幸せにするっての」

心配そうに言うその言葉に、文は優しく微笑みながら。思いを口にする。

文「――――出来ますよ。だって、誰よりも幸せを願う幸丸さんの願い何ですから」

とりあえず、このマッサージもその証拠に一つですねー。

幸丸「…………そっか。うん、ありがとう文……!」

幸丸も嬉しそうに、満面の笑みを見せた――――。

621: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 19:56:12.01 ID:6fMIKyF80
――――

――



文「ああ、スッキリしたぁ……!」

マッサージを終えて、文は立ち上がって満足そうに背中を伸ばす。

文「やっぱり、幸丸さんのマッサージ屋さんは人気でそうですねー。いやぁ、本当に」

幸丸「…………あ、あの」

文「はい?」

振り返って、文は幸丸の姿を見る。

幸丸「ちゃ、ちゃんと話したいこと――を!話したいんだけど……大丈夫?」

文「……はい。いいですよ?」

幸丸「…………い、今から言うことは!ほ、本気の本気だからな!う、嘘とかじゃないから、な!?」

文「分かってますって。それで、なんですか?」

幸丸の顔が、赤く染まっていく。

声も震えてきたし、頭の中は白くなっていく。

だけど、だけどだけど――――。

幸丸「…………う、うん」

幸丸は、その思いを――。

622: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 19:57:37.87 ID:6fMIKyF80
告白安価

それっぽい台詞をお願いします。(再安価する場合あります)

下四つまでの物を採用

630: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 21:51:14.74 ID:6fMIKyF80
幸丸「あ、あの……そ、その」

――上手く、伝えることができない。

幸丸「え、えっと……」

声が上手く出ず、少しだけ俯いてしまう。

文「…………ふふ、幸丸さん。私の身体ばっかり見ないでくださいよぉ」

その様子を見て、文はクスリと笑う。

幸丸「ふぇ!?み、見てない!ほ、本当に!」

文「だったら、私の目を見て……言ってくださいよ」

幸丸「……!」

文「……ね?」

幸丸「……お……オレっ!」

俯くのを止めて、しっかりと文の目を見つめる。

幸丸「オレが与える、一番の幸せは!文に受け取ってほしい!だから――」

文「……」

幸丸「いつでも、いつまでも!オレの傍に居て!」

631: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 21:53:57.02 ID:6fMIKyF80
文「……幸丸さんの気持ちは、凄く嬉しいです」

幸丸「……え?」

幸丸の告白を聞いて、文は優しく、笑っていた。

文「ですけど……やっぱり、幸丸さんは私なんかよりも。もっと素敵な人が居ると思います」

幸丸「…………っ!」

文「幸丸さんは神様です、だから――こんな私とそういう仲になるのは――」

文が、そこまで言った。瞬間。

幸丸「――――わ、わかってないっ!」

文「……幸丸さん?」

幸丸「ぜ、全然わかってない!全然わかってないよ文は!お、オレが本気だって!」

文「で、ですから!」

幸丸「オレにとって、文以上に素敵な人なんて居ないよ!だから!オレは本気なんだよ!」

文「さ、幸丸さん――」

文の言葉に、聞く耳を持たない。

幸丸「それを証明するから――!」

幸丸は速足で文にグイっと近づき、その顔を引き寄せて――――。

632: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 21:55:41.52 ID:6fMIKyF80




――――――文の唇を奪った。




633: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 21:56:22.11 ID:6fMIKyF80



幸丸「オレは――文のことが、大好きだよっ!」



幸丸「それで、文はオレの事好きなの?嫌いなの?どっち!?」



634: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 21:59:54.74 ID:6fMIKyF80

                         _,.ィf傘ミz、_
                       /¨´  | `¨¨ヽ
                     ,..zレー'''¨''''ー-┴:、_
                   /:::/::::::/:::::::::::::::::ヽ::、:::::`ー、__
                  ノ::::::/:::/::::::i:i::::::::::l:::::::::j:::ム:::::::::ヾー‐
              ./;:::::/:::::,'::::::ハ::::::::::: i!;:::/i::::::ム::::::::::ハ
          ーイ7::::::i:::::::l::;_/_l_N:::::::::i!Xz:lz、::::i::::::::ハミt、
             l:::::::l:::::::ハ::::l¨ マ::、::::::i'¨マjヽi:::j::::::i:::: l ヽ
                .l:::::::l:::::::i'ヽ.|_ニミ、'i::::j ィV_=|/|::::::j::::::l
            _|、:::::i、::::l.イ んハ` |/ '心ハヽj:::::/:::::j
          ノ¨ マト::::ヾ ハ 弋:ツ  ´  弋;;:ソ イイj::::ハー‐t
          f    i|ヾ:::::::ム xxxxxx i xxxxx/ィ:::/::/ ヽ ヽ
         <    ノ };::::::ハ          し /::i::/:::i    ノ
            〉    .j:i!:::l:::ト.、   r --ュ   イ::l:::ト::ハ   」
            `ヾ_  , /:::i::::::::l ::fェ. ..  イ:/.l::::::::l::iヾ≒''
              7/¨´.|:ハ:::::lイ〈       〉`l:i:::::::ト:リ ヾt
         ___r≠=くz_,.ィi:H:::::l,  \  _ノ  |:ハ:::::iヾ、_r'≠¨¨ヽz、
        ノ   ,r''´  、'' l::::iヽ   .ハ.」,   j:| .l::::;' _,  ヽ     〉
       >   .i      l:ハi .l _ノイ:::X、. .i  j:;イ    ム    j
       Y   .j      .i   rイ::ノヽ:ハ:::`ヾ /i l    , ム    i
         マ  ./  、    .l  i:::/´::: /ハ::ヾ、:::::〉  j   /  .ム _ノ
        `¨/   .ヽ   .ム  .l::i::::::ノ:/j マ:V:::/  j  /ィ   .ハ
         〈  `ヽミ、  ',  ヽtィ'::i i l:ヽ:::リ  .,'  /     ノ
         _rミ、   ヽ  '.、  /::::l/|N:::::Y   /      /.|ー、
        rシ¨  l    ,.z==ニミ l:_:::j/:N::::::i イrf≧Zz.、   ノ   ヽ
          〉    `:、イ三三三:ハ´`' .j レヘl./:三三三ミf¨´     ミ
          〉    .ハ三>''¨¨Y:リ   i    レイ¨¨''<:ニハ      j
       ヽ    /:::マ:iヽ   i'    l,     /   ./ソ:::ム     r'
        ¨ヽ、ノ:::::::`¨:ム   マ  r=''=、  ./     ::::::::::::ム_,.ィ''´
          ノ::::::::::::::i:::ム   .マ.└天┘ /    .ム:::::::::::::::\


「――――ふぇ」

「あ、そのぉ…………」

「…………好き、です。大好き、です……」

635: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:05:11.34 ID:6fMIKyF80
幸丸「…………」

文「…………」

文が、目を合わせてくれない。

幸丸「…………」

文「……わ、分かりました。私も……素直に、なりますよぉ……」

顔を赤く染めて、ゆっくりと目を合わせてくる。

文「……私は、輪廻の果てまでついていきますよ……幸丸さん」

幸丸「…………っ!うんっ!」

文の返事を聞いて、幸丸はぎゅうと文を抱きしめた――――。

636: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:06:42.97 ID:6fMIKyF80
好感度アップ

文MAX「好き、です。大好きです……!」

638: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:13:30.25 ID:6fMIKyF80
――――――――――――――――

――――――――

――――

――


639: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:14:02.15 ID:6fMIKyF80





~エピローグ~





640: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:19:55.87 ID:6fMIKyF80
~博麗神社~

幸丸「…………出来たぁ!」

幸丸はキラキラと目を輝かせながら、その店を見つめている。

幸丸「な、なぁ!これ、本当に。オレの、だよな!?」

霊夢「うっさい」

隣の霊夢にそう言われてしまうが、幸丸は気にしないで自分の店を見ている。

幸丸「オレの、オレのお店!博麗神社横、倉庫で出来た!マッサージ屋!」

霊夢「……なんか詳細に言われると、不格好ね」

幸丸「そんなっ!?」

霊夢「……ま、不格好でも稼ぐもん稼いでくれたらいいのよ。期待してるわよ?福の神様のマッサージ」

幸丸「い、言っておくけど。オレは……」

霊夢「ボランティアでやるっていうんでしょ?いーのいーの、私は貰うのはお賽銭だから」

幸丸「……?」

641: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:24:08.72 ID:6fMIKyF80
幸丸「じゃあ、さっそく今から人里で宣伝してくる!」

霊夢「はいはい」

そう言い残して、霊夢は神社の中に行ってしまった。

幸丸「…………!」

人里に向かう前に、もう一度その店を見る。

博麗神社の使っていない倉庫をリフォームして作り上げた、事穂木幸丸のマッサージ店。

幸丸「オレは、オレはここから――皆を、幸せにしていくんだ――!」

幸丸「よ、よぉし!じゃあ、早速――」

そして、やる気十分に後ろに振り返って人里に――。

642: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:31:38.97 ID:6fMIKyF80
文「はいどうも!清く正しい新聞記者!射命丸文でーす!」

幸丸「うひゃああ!?」

突風とともに、文がその場に飛んでやってきた。

文「いやぁおめでとうございます!幸丸さん!」

幸丸「お……おう?」

文「ご自分のマッサージ店をオープンされたんですね!いやぁ、これは新聞記者として、ばっちりと取材をですね!」

幸丸「……取材?」

文「はい!とりあえず、お客さん第一号として?」

にやにやと、文は笑っている。

幸丸「……わ、分かった!ふっふーん、何時ものオレと思うなよぉ?たっくさん勉強したし、練習もした!だから――」

文「じゃあ、地肌ですか?」

幸丸「……へ?」

文「おっとこれ以上は幸丸先生の施術にお任せしましょうかね?」

幸丸「か、勘弁して……!地肌は……!」

644: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:35:23.31 ID:6fMIKyF80





全員が幸せな世界。




その第一歩が今。刻まれた――――。





645: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:36:16.54 ID:6fMIKyF80







     自分の手で切り開く幻想郷生活

       事穂木幸丸×射命丸文

        ハッピーエンド






646: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:38:07.45 ID:6fMIKyF80
※幻想郷縁起を編集しています、暫くお待ちください……。

647: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 22:41:36.56 ID:6fMIKyF80
※事穂木幸丸君の二つ名を決めます。

※暫く募集しますので、何でも送ってください。その後、多数決します。

652: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:02:24.40 ID:6fMIKyF80
※では締め切ります。

1 潰えぬ小さき福童
2 色ボケ幸福マッサージ坊や
3 身体ほぐしのマッサージ神
4 博麗神社の小さき幸福

この四つから先に二つとったものを採用します

653: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:02:47.30 ID:so2c4Z4h0

656: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:09:31.28 ID:6fMIKyF80
結果 博麗神社の小さき幸福

※では、二つ名は「博麗神社の小さき幸福」に決定しました!

668: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:29:13.76 ID:6fMIKyF80
※じゃあやります!ちょっと間が開いたのはパソコンのせいです!僕は悪くありません!

※三代目!


主人公の性別は?

1 男
2 女

下4までで一番コンマが大きいもの

670: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:29:49.67 ID:so2c4Z4h0
女子

673: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:33:28.50 ID:6fMIKyF80
コンマ67 女!

※三代目は女の子だ!

※次に種族!

下4までで一番コンマが大きいものを採用

675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:34:04.61 ID:KqxCRaC/0
玉兎

678: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:36:41.64 ID:6fMIKyF80
結果 玉兎

※やっべぇ、オレ儚月抄知らねぇ……でもまぁ何とかなるな!うさぎさん!

※次はステータス。ここは連投を許す!

体力 下2
身体能力 下4
知能 下6
弾幕ごっこ 下8

コンマ直下

680: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:37:08.59 ID:M0KHUv2dO
つよい

682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:37:52.74 ID:d4jIB1Wm0
ノワノ

684: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:37:58.24 ID:KqxCRaC/0
ラビット

686: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:38:32.13 ID:KqxCRaC/0
u

688: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:43:42.69 ID:6fMIKyF80
体力:最大級(9)
身体能力:ちょっと低い(4)
知脳:平均以下(4)
弾幕ごっこ:二ボスレベル(3)

※うーん……うーん?福の神よりは強いな!

※次はこのうさぎの性格!細かく決めてもオレの手によって変わっていきます。大雑把にいきましょう!

下4までで一番コンマが大きいものを採用

691: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:44:40.69 ID:d4jIB1Wm0
人好きで人嫌い

693: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:47:45.52 ID:6fMIKyF80
結果 人好きで人嫌い

※あー……!俺が好きなタイプ……!けど上手く書ける気がしない……!頑張ろう!


※次口調!これもおおざっぱ!

下4までで一番コンマが大きいものを採用

697: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:48:58.61 ID:mtErrZ4Ao
男寄り口調

698: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:50:33.70 ID:6fMIKyF80
結果 男口調

※じゃあ次に一人称!私だったり僕だったりそういうの!


下4までで一番コンマが大きいものを採用


700: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/10(金) 23:51:14.97 ID:so2c4Z4h0
わらわ

704: ◆z07gL4YySg 2020/01/10(金) 23:54:31.27 ID:6fMIKyF80
結果 わらわ

※わらわ……!?わらわ!?

※じゃあ次はこの調ちゃんの見た目を決めます。かぶったものは多数決です。

下5までのものでコンマが高いもの三つ

714: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:00:49.23 ID:+xQ8QR+f0
兎耳の片方に斬られた傷
片手片足が月の技術で出来た義手義足
むちむち

※ボッロボロだなぁ!?だけど胸とかデカい

※うわー!さらし巻きたい!



719: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:02:37.95 ID:+xQ8QR+f0
※このボッロボロなうさぎちゃん、どこに住んでるの?

※住処決めます。

下4までで一番コンマが大きいものを採用

720: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/11(土) 00:02:46.91 ID:Nb752QIto

727: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:06:38.27 ID:+xQ8QR+f0
結果 月

※あああああやっぱり月来ちゃったぁああああああああ!やっべぇええええええええ!
 

730: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:11:52.45 ID:+xQ8QR+f0
※ところどころおかしいかもしれないけど許して……。

※じゃあ、次はこの子の名前を決めます。

※募集の後、多数決です。

下5まで募集します

737: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:15:07.51 ID:+xQ8QR+f0
1 司馬恋
2 四季宮悠希
3 碧椿
4 八十神・優曇華院・イナバ
5 平清姫

※では、この中から三つとったものを採用します

741: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/11(土) 00:15:56.55 ID:ji38slKc0
4

746: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:21:12.25 ID:+xQ8QR+f0
結果 八十神・優曇華院・イナバ

※もうよく分かんねぇなこれ????????

756: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:30:06.24 ID:+xQ8QR+f0
※八十神ちゃんの能力!

※名前と同じで募集の後多数決!

下5まで募集!

764: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:32:57.70 ID:+xQ8QR+f0
1 正気を操る程度の能力(波長を操る程度の能力)
2 何度でも繰り返す程度の能力
3 怒ると辺りの人妖を麻痺させる程度の能力
4 気ままにワープできる程度の能力
5 カラダを造る程度の能力

※じゃあこの中から三つとったもの!

765: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/11(土) 00:33:08.05 ID:bn2TOIpWo
4

770: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:38:00.93 ID:+xQ8QR+f0
結果 気ままにワープできる程度の能力

※月の技術ですね。すごいね。

※いや、楽になったんだけどさ……んー?


※じゃあ次はこの子のスキルを決めます。前二人のキャラメイクのようにおなしゃす。

※とりあえず、50分まで。

778: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:51:44.83 ID:+xQ8QR+f0
1 むちむちボディ
2 逃亡兎の姉
3 偽装技術
4 正気の兎・狂気の兎
5 被虐悲運のウサギ
6 必殺仕事人
7 なんか凄い月の技術

この中から先に三つとったものを採用します!

780: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/11(土) 00:52:43.39 ID:bC1DKWMc0
5

786: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:57:23.97 ID:+xQ8QR+f0
結果 被虐悲運のウサギ
    コンマ1を出した際、一度だけコンマ判定を振りなおすことが出来る。

※じゃあステータス出します。

787: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 00:58:11.08 ID:+xQ8QR+f0
名前:八十神・優曇華院・イナバ
性別:女
種族:玉兎
程度の能力:気ままにワープできる程度の能力
体力:最大級(9)
身体能力:ちょっと低い(4)
知脳:平均以下(4)
弾幕ごっこ:二ボスレベル(3)


見た目:兎耳の片方に斬られた傷
    片手片足が月の技術で出来た義手義足
    むちむち

性格:人好きで人嫌い
口調:男寄り口調
一人称:わらわ
住処:月

スキル:「被虐悲運のウサギ」
     コンマ1を出した際、一度だけコンマ判定を振りなおすことが出来る。

797: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 18:31:58.60 ID:+xQ8QR+f0
幻想郷縁起 妖怪図鑑

名前 事穂木幸丸
読み ことほぎ さちまる
種族 福の神
能力 幸福で満たす程度の能力
二つ名 博麗神社の小さき幸福

人間有効度 極高
危険度 極高

博麗神社に居座っている福の神。※1
最近では博麗神社の倉庫でマッサージ屋を経営しており。結構な評判である。※2※3
他人の幸福を喜ぶ性格な為、施術の帰り「極楽だった」などと感謝の言葉を言ってあげると非常に喜ぶ。※4
全ての人が幸せな世界、を願っており。マッサージ屋経営はその一歩だと言う。
また、文屋の鴉天狗と一緒に絡んでいる姿をよく見るため。その際はあまり近づかないのが吉。
福の神としての力をあまり使わないが、その理由に関してはあまり深く話したがらない。
見た目も性格も、どこからどう見てもただの少年だが。腐っても神である。
が、女性に対しての耐性が無く。直ぐに顔を真っ赤にするのを確認できる。

※1 決して博麗神社で祀られている神ではない。決して。
※2 マッサージだけでなく料理を作ってくれたり悩みを聞いてくれたりもするらしい。
※3 福の神本人はお金は要らない。と言っているが、少しばかりの金は持っていった方が良し。
※4 実際、非常に気持ちの良いマッサージだった。

798: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 18:32:46.87 ID:+xQ8QR+f0
事穂木幸丸 最終ステータス

【ステータス】
名前:事穂木幸丸
性別:男
種族:福の神
程度の能力:幸福で満たす程度の能力
体力:平均以下(3)
身体能力:ひょろひょろ(3)
知能:⑨(1)
弾幕ごっこ:四ボスレベル(5)

見た目:最高位貴族服
    金髪、金に輝く真ん丸瞳、美形
    ちっこい

性格:神らしく偉そうだけどどこか天然で他人の幸福を喜べる性格
口調:間延び口調
一人称:オレ
住処:博麗神社

スキル:「究極の幸運」
     全ての判定においてコンマ+1する。

    「ゴッドハンド」
     人を幸せにするマッサージを確定で行うことができる。他意はない。

アイテム:「料理本」
      色んな料理のレシピが乗った本。料理の結果にコンマ+1

     「三冊の幸福論」
      幸福についてのあれこれが書かれた三つの本。著者は別々。

【好感度一覧】

白蓮8「貧乏神と一緒、ですか」

霊夢21「押せばいける」

文MAX「好き、です。大好きです……!」

紫苑18「どうせ●よね」

女苑9「手遅れ手遅れ」

萃香6「間接キスで意識すんなよー」

ドレミー13「過去がどうであれ、ね」

早苗18「力不足で、すみません……」

椛11「それなりに幸せですよ」

青娥9「面白いし何より可愛いわー」

慧音3「聞いたことないがな」

はたて5「……本当に何?」

魔理沙8「優しくしてやれよー」

屠自古8「興味ないのに聞いただろ」

紫12「自己満足自己満足」

雛6「ああ、納得ねぇ」

幽々子10「ごちそうさまでした」

天子11「ま、頑張れ頑張れ」

針妙丸6「福の神が不幸だなんて」

霖之助3「はっ」

朱鷺子11「男の子なら、普通じゃない?」

諏訪子12「馬鹿だから驚くほどにちょろいな」

神奈子16「元気なほうが君はいいよ」

チルノ5「神様だろ?」

799: ◆z07gL4YySg 2020/01/11(土) 18:33:43.18 ID:+xQ8QR+f0
大妖精8「す、凄い嬉しそう……」

小傘4「幸せ、ですかね?」

小町11「何か変わったやつだな」

892: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 00:18:50.77 ID:Uvv0SBcl0
 

紫苑「……お前が、福の神の」

文「はいそうです!私が幸丸さんの……えへへ。自分で言うのは恥ずかしいですね」

紫苑「…………ま。福の神とずっと一緒になるんだから、幸せにはなるんでしょうね」

文「あやや?どうしたんですか?」

紫苑「別に?」

女苑「はいはい、あんまり姉さんを虐めないで頂戴」

文「ああ、これはこれは。すみませんね」

女苑「……ま、あんたにも別に言うことはないわ。普通に、幸せにー。あ、でもいつかたんまりもらうから、宜しく」

文「……それは怖いですね」

 
894: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 17:59:18.14 ID:Uvv0SBcl0
 
亜栗「こいよっ!わたくしから金を奪い取ってみろよ!取れるもんならなぁ!へいへい!」

紫苑「うっわ……関わりたくない」

女苑「お金持ってなさそうだし、パス……あ、そうだ。あんた姿変えれるんでしょ?だったら姿変えて金持ちのとこに潜り込んで――」

亜栗「はいざんねーん!わたくし、もう霖之助一筋なので!そんな知らんおっさんにちゅっちゅするあれはありませーん!」

女苑「……確かに、あんたに絡まれたおっさんはかわいそうねー」

紫苑「同情しちゃうわー」

亜栗「……こ、これだ!そう、こういう扱い……!こういう扱いをされるのが、わたくしのキャラクター……!」

紫苑「……恍惚の表情浮かべてるんだけど。女苑」

女苑「私に話し振らないでよ、姉さん」

亜栗「決してツッコミ役ではない……あっ!あっ!あっ!」

896: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 19:12:13.28 ID:Uvv0SBcl0
※遅れましたが……初めて行きます!


…………わらわは人が嫌いだ。

勝手に信じて、勝手に裏切られて。いきなり泣いて、怒って。自分勝手。

そんでもって、他人に執着する。だからわらわは人が嫌いだ。

…………。

わらわに右腕と右足は無い。

あるのは冷たい義手と義足の機械。その感覚だけ。

この機械に月の技術によって作られたワープ機能が付属されて……まあ。

それだけは、ありがたい。

…………。

八十神「…………あーあー。どうしてこうなったんだ?」

知らねぇよ。と、自答して。

今日も、わらわは立ち上がる。

897: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 19:17:57.27 ID:Uvv0SBcl0
朝1

~月の都~

八十神「…………よっと」

布団から起き上がって、首をパキパキ鳴らす。

八十神「ふぁあ……ねむ」

欠伸をし、だらだらと布団を畳む。

義手を使ってのこういう動作は最初なれなかったが、今ではもう馴染む。

八十神「さて、と」

布団を畳み終えて、寝間着から着替えて。八十神は、一日を始めていく。

何する?
1 散歩をする
2 どこかに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

898: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 19:19:41.03 ID:k6I1ldS5o
1

899: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 19:23:50.63 ID:Uvv0SBcl0
八十神「とりあえず、外の空気でも吸いに行くかなぁ」

適当に朝食を済ませて、屋敷を出る。

八十神「……やっべぇな。まだねみぃ」

誰に会った?

自由安価直下(月の都に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

900: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 19:24:52.05 ID:PvAeWowJO
レイセン

901: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 19:27:26.61 ID:Uvv0SBcl0
八十神「おっ……」

ぶらぶらと都を歩いていると、見たことのある後姿を発見する。

八十神「おーい。ちょっとそこのー!」

?「へ……?」

レイセン初期好感度判定

コンマ直下

902: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 19:27:40.24 ID:64U3JFl70
あへ

903: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 19:31:23.57 ID:Uvv0SBcl0
レイセン4「や、八十神さん!」

レイセン「……や、八十神さん!?お、おはようございます!」

レイセンは八十神の姿を見て、緊張したように背筋を伸ばす。

八十神「……別にそんな改まるものでもないだろ。ほら、同じ種族だろ」

レイセン「そ、そうなんですけど」

八十神「じゃあ、何の問題もねぇな」

何話す?

自由安価直下

905: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 19:36:19.60 ID:64U3JFl70
煽りかな?

906: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 19:44:42.90 ID:Uvv0SBcl0
>>905

※煽りだったらやべぇな。

武勇伝をいくつも持つ先輩を前にしたら緊張してしまいますよ

レイセン「い、いや!だって武勇伝をいくつも持つ先輩を前にしたら緊張してしまいますよ!」

八十神「……武勇伝」

レイセン「はい!」

八十神「……別に武勇伝武勇伝って言うほどのもんじゃねぇだろ。結局、こんな作りもんの手足をくっつけてんだから」

そういって、自分の手を見る。

レイセン「しかし、自分の身体を犠牲にしての――」

八十神「犠牲にしちゃいけねぇだろ。お前も、自分の身体を一番にしろよ?」

レイセン「…………は、はい!」

八十神「……やっぱ苦手だなぁ」

好感度アップ

レイセン5「武勇伝をいくつも持つ先輩!」

907: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 19:49:51.59 ID:Uvv0SBcl0
※散歩を誰かに会ったに変更します。名前が変わっただけです。

朝2

レイセン「で、では!私は稽古があるので失礼します!」

八十神「ん……ああ。行ってら」

レイセン「はい!」

大きく返事をして、レイセンは走り去っていった。

八十神「……」

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

908: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 19:53:00.06 ID:PvAeWowJO
1豊姫

909: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 20:01:09.52 ID:Uvv0SBcl0
?「あら、こんなところでぶらぶらして。何をしているのかしら?」

八十神「……あー……ただの散歩ですよ。豊姫様?」

背後からいきなり声を掛けられ、八十神はめんどくさそうな表情をしながら、そう答える。

?「……そう、散歩」

豊姫初期好感度判定

コンマ直下

910: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 20:01:41.61 ID:64U3JFl70
豊田

911: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 20:03:56.66 ID:Uvv0SBcl0
コンマ1 被虐悲運のウサギによって再判定!

豊姫初期好感度判定

コンマ直下

912: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 20:05:07.53 ID:nlEYtUnQ0
b

914: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 20:17:26.58 ID:Uvv0SBcl0
豊姫3「……ふふふ」

八十神「そんな目で見ないでくださいよ。ほんと、わらわみたいな兎はストレスに弱いんですから」

豊姫「あら、あなたはそんなストレスに弱い玉兎じゃないと思うけど?」

豊姫はそう言って、くすくす笑っている。

八十神「……豊姫さま、ほんと止めてくださいよ」

何話す?

自由安価直下

915: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 20:22:36.42 ID:IXPap7gBO
八十神の男性経験の有無について

916: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 20:25:25.64 ID:Uvv0SBcl0
※じゃあ八十神ちゃんのそういう耐性判定。

コンマが高いほど耐性がある。低いと顔真っ赤ー。

コンマ直下

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 20:26:07.97 ID:OoSjaTKDO
燃えるような過去の恋

923: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 21:15:23.70 ID:Uvv0SBcl0
コンマ7 耐性はある

八十神の男性経験

豊姫「そういえばレイセン……いや、八十神って言った方がいいかしら?」

八十神「別に、何でもいいですよ」

豊姫「そう、じゃあ八十神って男性経験ってあるのかしら?」

八十神「…………何言ってんですか?」

豊姫「あら、良いじゃない。ほら、言ってみなさいよー」

八十神「あー……ご想像にお任せしますよ」

豊姫「あら?」

八十神「大体、そういうのは穢れって言って嫌ってるもんなんじゃないですか?玉兎にとっては正直どうでもいいですけど」

豊姫「ふふふ、そうかしら?」

八十神「……そうかしら、って」

好感度アップ

豊姫4「ご想像にねー?」

925: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 21:21:42.03 ID:Uvv0SBcl0
昼1

八十神「豊姫様、そろそろ戻った方がいいのではないですか?」

豊姫「あら?別に私はそういう気はないのだけど……んー、そうねぇ。じゃあ戻りましょうか」

貴女も辛そうだし。と言い残して、豊姫はどこかに行ってしまった……。

八十神「……あぁ。きっつ」

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 その他(自由安価)

安価直下

926: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 21:26:08.20 ID:zUcoBR+0O
2幻想郷迷いの竹林

927: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 21:38:49.80 ID:Uvv0SBcl0
八十神「……んじゃ。ちょっとばかし地上に降りようかな」

気分転換っと。そう呟いて、義手に組み込まれている装置を起動させる。

八十神「にしてもこれ、どうやって動いてんだ……?よく分かんねぇけど、まぁ実際使えるし、どうでもいいか」

義手が軽く振動する、そして、八十神の身体が消えていき――。

――――

――


928: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 21:41:21.07 ID:Uvv0SBcl0
~迷いの竹林~

八十神「……しまった。ちょっとずれたな」

見渡す限りの竹を見て、ため息をつく。

八十神「永遠亭に行こうと思ったんだがなぁ……ま、ちょっと歩けば着くだろう」

そして、永遠亭目指して歩いて行った。

誰に会った?

自由安価直下(迷いの竹林に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

929: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 21:41:57.41 ID:Hi1mqhLc0
うどんげ

931: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 21:45:42.88 ID:Uvv0SBcl0
※先に好感度判定します。

鈴仙初期好感度判定

コンマ直下

932: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 21:45:57.43 ID:k6I1ldS5o
たかーい

934: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 21:54:18.84 ID:Uvv0SBcl0
※低いなぁ、全体的に。

鈴仙3「……こ、こんにちは」


鈴仙「そこに誰かいるんですかー?」

八十神「……あ?」

遠くから聞いたことのある声が、影とともに近づいてくる。

鈴仙「どうしたんで……す。かぁ……」

八十神「よぉ。鈴仙」

鈴仙「…………こ、こんにちはぁ」

鈴仙は八十神の姿を確認して、少しずつ勢いがなくなっていく。

八十神「いや、別に。そんなしわしわになることねぇだろ……なんもねぇよ。なんもしねぇよ」

鈴仙「あ、あははは……そうですよねぇ」

何話す?

自由安価直下

935: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 21:57:00.46 ID:pLeEt+5I0
再会できてうれしいよ

936: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:09:32.87 ID:Uvv0SBcl0
再会できてうれしいよ

八十神「まあでも、お前と再会できてうれしいよ」

鈴仙「そ、そうですか?はぁ……」

八十神「……んだよ。そんな嫌そうな顔すんなよ」

鈴仙「べ、別にそんなつもりは!?」

八十神「あぁ、良いって良いって。別に気にしてねぇし」

鈴仙「……うぅ」

八十神「まぁ、ついこないだもそっちに行ったしな。いやぁ、こいつに付いたワープ機能も普通に動くしな」

自分の義手を指さして、笑いながら言う。

八十神「……んだよ。なんか言いたいことあんのかよ」

鈴仙「い、いえ別に!?」

好感度アップ

鈴仙4「こ、怖いんだよなぁ……」

938: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:11:34.00 ID:Uvv0SBcl0
昼2

八十神「んで、そっちに行きたいんだけど」

鈴仙「は、はい!?じゃあ案内を――」

八十神「ああ良い、良い。いざとなったらワープ機能使うし」

鈴仙「あ、はい……そうですか」

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 月に帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

939: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 22:13:19.27 ID:b76YWFGW0
2永遠亭

940: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:17:28.80 ID:Uvv0SBcl0
八十神「じゃ、早速行くわ」

鈴仙「へ!?え、あ、ちょっと――」

八十神「それじゃあな。お前も、気を付けて」

そして、八十神の身体は消えていき――。

鈴仙「あ…………はぁ。苦手だなぁ……」

941: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:19:16.88 ID:Uvv0SBcl0
~永遠亭~

八十神「よっと、到着っと」

永遠亭の前に出現し、軽く伸びをする。

八十神「……あー。じゃ、失礼しますよーっと」

誰に会った?

自由安価直下(永遠亭に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

942: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 22:21:31.09 ID:pLeEt+5I0
てゐ

944: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:25:58.03 ID:Uvv0SBcl0
八十神「おっ、あれは……えーっと」

?「んー?」

縁側をちらりと見ると、一匹の兎を膝の上に乗せた少女が居た。

八十神「……てゐ、だっけか」

てゐ初期好感度判定

コンマ直下

945: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 22:27:29.69 ID:Hi1mqhLc0
うさ

946: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:34:51.67 ID:Uvv0SBcl0
てゐ9「やっほー。元気ぃ?」

てゐ「あ、八十神じゃん。やっほー、元気ぃ?」

八十神の姿を確認したてゐが、ブンブンとこちらに手を振ってくる。

八十神「……おう。それなりに」

てゐ「あらあら。そんなんだから鈴仙もビビってるんだよ。もっとスマイルスマイル」

八十神「そんなキャラでもねぇよ。やんねぇやんねぇ」

てゐ「そう?ギャップ萌えってやつだよ?」

八十神「……ふーん」

何話す?

自由安価直下

947: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 22:38:07.51 ID:b76YWFGW0
てゐ
改めて見ると凄いね、それ(義手義足を指差しながら)

948: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:44:24.68 ID:Uvv0SBcl0
改めて見ると凄いね、それ

てゐ「いやぁ、改めて見ると凄いね、それ」

八十神の義手と義足を交互に指さしながら、てゐはそう言う。

八十神「ん、ああ。確かにな、わらわには理解できないくらい凄い技術で作られてるんだと」

てゐ「どこにでもワープできるんでしょ?」

八十神「らしいな。ただ……今は慣れたが、最初はワープする度気持ち悪くてなぁ……なんか。身体がスッと、消えんだよ」

てゐ「へぇ……ねぇねぇ。ちょっと触ってもいい?」

八十神「……あー。また今度な」

てゐ「えー?別に壊したりしないってば。てか、壊せないだろうし」

八十神「へいへい」

好感度アップ

てゐ10「凄いね、その義手義足」

949: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 22:49:31.68 ID:Uvv0SBcl0
夜1

八十神「……もう夜かよ。はえーな」

てゐ「そう?こんなもんでしょ」

八十神「……じゃあ、そろそろ帰るかぁ?」

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 月に帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

950: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 22:50:35.39 ID:64U3JFl70
博麗神社

951: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:01:36.78 ID:Uvv0SBcl0
八十神「いや、そんな気分でもねぇな……なぁ、なんか良い場所ねぇの?」

てゐ「良い場所って……じゃあ博麗神社とか?愉快な巫女が居るよ」

八十神「博麗神社……ああ。いつだったか攻めてきたな?」

てゐ「ああ、あったっけねぇ」

そういいながら、じゃ行って来る。と、装置を起動した。

952: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:04:32.72 ID:Uvv0SBcl0
~博麗神社~

八十神「……ふーん。ここが博麗神社、かぁ……」

鳥居の前に出た八十神は、神社を軽く見上げてそう呟く。

八十神「なんか、普通だな」

誰に会った?

自由安価直下(博麗神社に居そうなキャラ、特定のキャラにはコンマ判定)

953: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:05:55.98 ID:b76YWFGW0
れーむさん

954: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:15:43.86 ID:Uvv0SBcl0
?「いらっしゃい……て言うか。宴会でもないのにこんな夜遅くに来ないでほしいんだけど?」

神社の奥から、一人の少女が出てきた。

八十神「ん、わりぃな。ちょっと神社がどんな感じか見てみたくてさ」

?「……こんな感じよ。満足した?」

霊夢初期好感度判定

コンマ直下

955: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:16:25.36 ID:64U3JFl70
げはら

957: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:21:00.35 ID:Uvv0SBcl0
霊夢6「……変な兎」

霊夢「……で?満足したなら帰ってほしいんだけど」

八十神「ん?」

霊夢「いや、ん?じゃなくて……てかまずあんた誰よ。兎?」

兎の耳を見て、霊夢は首を傾げる。

八十神「別に普通だろ?こっちでも……八十神・優曇華院・イナバ。まぁ、一つ宜しく」

何話す?

自由安価直下

958: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:22:57.17 ID:t8fzwQhI0
しかし八十神って…
ウサギにつける名前じゃないね…

961: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:35:04.35 ID:Uvv0SBcl0
八十神って

霊夢「……八十神って。兎に付ける名前じゃないわよね」

八十神「ん……別に何でもいいだろ?」

霊夢「まあどうでもいいんだけど。気になるじゃない」

八十神「因幡の白兎に嘘吹き込んでもっと泣かせたって奴だろ?わらわがやったわけじゃねぇし」

霊夢「ああ、してないの」

八十神「……初対面の奴をよくもまぁそこまで外道だと思えるな」

霊夢「あら、私。初対面の妖怪はだいたい退治してるのよ?初対面はだいたい外道判定よ?」

八十神「とんでもねぇな」

霊夢「悪いやつは倒されるっていうのが、普通でしょう?」

八十神「……そりゃ言えてる」

好感度アップ

霊夢7「賽銭泥棒かしら」

962: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:38:09.83 ID:Uvv0SBcl0
 

夜2

八十神「あーあー。怖え怖え。わらわみてーな弱い兎はすぐに殺されちまうな」

霊夢「うっわ、なんか胡散臭い」

八十神「本当のことだよ。自分のことは、自分が一番分かってるつもりだしな」

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 月に帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

963: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:38:33.34 ID:64U3JFl70
営業時間なら幸丸の店へ

964: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:41:16.00 ID:Uvv0SBcl0
コンマ7以上で、営業中

コンマ直下

965: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:41:44.95 ID:k6I1ldS5o

966: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:44:55.51 ID:Uvv0SBcl0
コンマ5 営業してない

※再安価ぁ!

何する?
1 誰かに会った
2 どこかに行く
3 月に帰る
4 その他(自由安価)

安価直下

967: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:48:07.61 ID:2WaXf+89O
1ゆかりん

969: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:49:12.64 ID:Uvv0SBcl0
コンマ6以上でゆっかりーん

コンマ直下ぁ

970: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:50:07.30 ID:64U3JFl70
こも

971: ◆z07gL4YySg 2020/01/12(日) 23:56:31.01 ID:Uvv0SBcl0
コンマ0 成功

霊夢「……ふぁあ。じゃあ私は寝るから。変なことしないで、さっさと帰ってよ」

欠伸をしながら、霊夢は神社の奥に行ってしまった。

八十神「……じゃ、わらわももう帰るか――」

?「あら、私とも少しお話していかない?」

八十神「――――あ?」

もう帰ろうと、装置を起動しようとした瞬間。何もない空間から、声が聞こえてくる。

?「こんばんは、義手義足の兎さん?」

そして、空間から――その女性が現れた。

紫初期好感度判定

コンマ直下

972: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/12(日) 23:57:07.98 ID:k6I1ldS5o
たかーい

974: ◆z07gL4YySg 2020/01/13(月) 00:01:41.95 ID:06KxMGxD0
紫8「ぜひぜひ、仲良くしたいものねぇ?」

紫「私は、八雲紫……宜しくお願いするわ?八十神さん?」

八十神「……八雲紫、ね。聞いたことのある名前だ」

手を顎に当て、考え事をする八十神。

紫「以前そちらに攻め込ませていただいたのだけど……ふふ」

八十神「……あいにく、記憶力に自信はないんでな」

何話す?

自由安価直下
 
975: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/13(月) 00:02:15.71 ID:/uPxzTgXo

玉兎の副長さんがこう地上を出歩いていて良いのかしら

 

980: ◆z07gL4YySg 2020/01/13(月) 00:51:54.33 ID:06KxMGxD0
 
※……いや待って。ちょっとごめんなさい、やっぱり副長コンマします!

※こういうのコンマでやんなくてどうすんだよ……!

コンマ6以上で副長!

コンマ直下



981: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/13(月) 00:52:58.68 ID:a3QZmgUN0
うんき

985: ◆z07gL4YySg 2020/01/13(月) 01:05:25.24 ID:06KxMGxD0
コンマ8 採用!

こう地上を出歩いていて良いのかしら

紫「それにしても……貴方がこう地上を出歩いていて良いのかしら?」

紫は扇子でパタパタと自分を仰ぐ。

八十神「と、言うと?」

紫「あら、玉兎の副長さんがこんな所でブラブラしてていいのか。と言っているんですよ?」

八十神「……あー。その情報には少し間違えがあんな」

紫「はい?」

八十神「わらわは副長じゃなくて元。副長だ……こんな身体で、戦えねぇよ」

自分の右手を見て、八十神は言う。

紫「…………これはこれは」

八十神「本当にな、情けねぇよ……ま。生きてるだけ儲けものだけど、な」

紫「元副長だというなら、部下に訓練とかしないんですか?」

八十神「そういうのは全部依姫様がやることだよ……それに、だ。わらわが訓練して、その訓練した奴が復讐したりしたら困るからな」

副長は嫌われてるからな。と、笑いながら言う。

紫「あらあら、これはこれは……ふふふ、貴方は冗談も上手いのね」

八十神「嘘じゃねぇよ」

好感度アップ

紫9「副長さんが、こんな所に居ていいのかしら?」

1000: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/01/13(月) 01:34:30.22 ID:ckx8j4g4O
1000なら
かつて月を抜け出し地上で暮らし、人を愛し人に討たれた哀れな兎



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