1 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 18:55:12.47 ID:6KO0M3X90
ラオウ「えー!? タメ!? 見えぬぅ！」
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行徒妹 河田雄志 原哲夫
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10 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 18:58:27.84 ID:6KO0M3X90
ラオウ「じゃあうぬもメダロットとかやっておったのか」
ラオウ「うぬはどっち買った？ クワガタ？ このラオウとおそろいではないか」
13 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:03:30.02 ID:6KO0M3X90
ラオウ「うぬはどこ出身？ ふむ、ジモティなのか」
ラオウ「このラオウ、最近上京してきたばかりでな。まだ環七というのがどの道なのかわからぬぅ」
14 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:07:02.19 ID:6KO0M3X90
ラオウ「ほう、うぬは実家暮らしなのか。家族構成は？」
ラオウ「父母と弟。このラオウにも弟が三人おるわ」
ラオウ「彼女？ おらぬぅ」
17 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:08:40.06 ID:6KO0M3X90
ラオウ「む、ちょっと待っておれ。長くなりそうだから飲み物を買ってくる」
ラオウ「うぬは午後ティーでよい？」
20 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:18:43.48 ID:6KO0M3X90
ラオウ「ほら、ホットコーヒー」
ラオウ「我？ 午後ティーなかったから紅茶花伝にしたわ」
ラオウ「コーヒーは無理、お腹が痛くなってしまうし」
22 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:21:50.22 ID:6KO0M3X90
ラオウ「煙草？ ああ、大丈夫。平気」
ラオウ「……ｳﾞｳﾞﾝｯ」
26 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:30:06.67 ID:6KO0M3X90
ラオウ「うぬは今何してるの？ 営業職？ ぽいー！」
ラオウ「我？ クリーニング工場に務めておるわ」
30 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:32:12.77 ID:6KO0M3X90
ラオウ「真面目そうに見える？ そ、そうであるか？」
ラオウ「このラオウ、こう見えて昔はちょっとヤンチャしておったのだぞ」
33 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:36:22.36 ID:6KO0M3X90
ラオウ「ぬ、それが今流行りのiPhoneというやつか」
ラオウ「何？ Android？ どう違うのだ？」
ラオウ「？？？？」
35 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:37:45.65 ID:6KO0M3X90
ラオウ「おお、そうやって拡大して見れるのか」
ラオウ「何、さわっていいのか？」
ラオウ「でも、指紋とかついちゃわない？」
40 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:40:53.44 ID:6KO0M3X90
ラオウ「！ シュッってやるとシュッってなるぞ！」
ラオウ「フハハ……心地良き使い心地と言うべきか」
ラオウ「…………」
ラオウ「ぬぅ……アイコンが四つぐらい一気におささってしまう」
43 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:44:18.34 ID:6KO0M3X90
ラオウ「ぬぅ、恐るべき技術の進歩」
ラオウ「あ、せっかくだからアドレス交換しようではないか」
ラオウ「練馬にいい店知ってるのだ。今度一緒に行こう」
46 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:46:55.89 ID:6KO0M3X90
…………
ﾊﾞｶﾗｯﾊﾞｶﾗｯﾊﾞｶﾗｯﾊﾞｶﾗｯ
ﾋﾋｰﾝｯ
ラオウ「お待たせー」ｽﾞｽﾞﾝｯ
48 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:48:50.52 ID:6KO0M3X90
ラオウ「うぬはとりあえず生でいい？」
ラオウ「マスター！ 生ふたつ！」
49 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:52:02.54 ID:6KO0M3X90
ラオウ「この店の料理はどれも強者揃い。どれでも好きなのを選ぶがよい」
ラオウ「何、このラオウのオススメか？ 我は脂っこいの苦手だから海藻サラダとかが好きだぞ」
51 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:54:08.21 ID:6KO0M3X90
ラオウ「ここのマグロの竜田揚げは絶品でな。ほら、冷める前に食べるのだ」
ラオウ「……どう、うまいか？」
ラオウ「よかったー！」
52 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 19:55:02.89 ID:6KO0M3X90
ラオウ「じゃあ我も一つ……」
ラオウ「あふっ!? はふっ、あふい！」
59 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:19:41.82 ID:6KO0M3X90
ラオウ「あ、うぬのジョッキもう空いてるではないか」
ラオウ「ほれメニューだ、ジャンジャン頼め」
ラオウ「うぬは芋焼酎が好きなのか。奇遇だな、我もだ」
ラオウ「マスター！ 魔王水割りと酎コーク！」
60 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:22:57.72 ID:6KO0M3X90
ラオウ「いや、決して弱いわけではない。ただ、ちょっとコーラな気分だったのだ」
ラオウ「本当だ」
ラオウ「いや、今日は魔王はいいって」
ラオウ「ぬぅ…………ｸﾞﾋﾞｯ」
ラオウ「ｹﾞﾎｯ!? ｹﾞﾎｯ!?」
ラオウ「……からい」
62 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:27:25.63 ID:6KO0M3X90
ラオウ「ぬぅ……そんなに笑うことないではないか」
ラオウ「あﾞー……喉いたい。鼻もヒリヒリするし」
ラオウ「！ あー！ うぬ一人で締め鯖食べたでしょ!?」
64 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:29:10.41 ID:6KO0M3X90
ラオウ「ぬぅ……楽しみにしてたのに」
ラオウ「あ、いや、そんなに気にしてはおらぬ」
ラオウ「大丈夫、毎週来てるし」
68 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:33:06.62 ID:6KO0M3X90
ラオウ「そろそろ締めるか？ 二軒目はどうする？」
ラオウ「いいではないか。明日は休みなのだし」
ラオウ「あ、明日午後から。大変ね」
70 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:35:18.69 ID:6KO0M3X90
ラオウ「あ、いや、我の方こそ、勝手に先走ってすまぬぅ……」
ラオウ「そっか……うぬ休日出勤あるんだ……」
71 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:37:51.28 ID:6KO0M3X90
ラオウ「え、来週？ 俺に休日出勤はありえん」
ラオウ「！ オッケー！オッケー！ 全然暇しておるわ！」
ラオウ「うむ、うむ。では今度はうぬの行き着けの店にな！」
73 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:40:21.09 ID:6KO0M3X90
ラオウ「では、さらばだ」
ラオウ「ぬ……咽せた事は忘れよ」
ラオウ「フハハ……ではな」
ラオウ「乗り換え失敗するでないぞ！」
74 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:41:57.95 ID:6KO0M3X90
ラオウ「……」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
ラオウ「さて、俺もトキのもとへ帰るか」ﾋﾟｯﾋﾟｯ
ﾌﾟﾙﾙ…
ラオウ「あ、すみません。代行お願いします」
75 ：以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします：2012/10/11(木) 20:45:02.86 ID:6KO0M3X90
きりがいいのでおしまい
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