1: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 22:55:30.17 ID:qjEH1A60
一方通行「どォした?ガキ」

打ち止め「ガキじゃないわよ!私には打ち止めって名前があるのよ!」

一方通行(それって名前なのか?じゃなくて)

一方通行「なンだァ?オリジナルの真似でもしてンのか?」

打ち止め「お姉さまの真似?アンタさっきから何いってんのよ」

一方通行「・・・俺はそォいう冗談が嫌いなンだよ、忘れたのか?クソガキ」

打ち止め「クソガキじゃないっていってんでしょ!」ビリビリ

一方通行「うお!オマエ一体何を」

打ち止め「うっさい!バカ!」バタン

一方通行「お、オイ!打ち止め!」オロオロ

一方通行(どォいうことだ?あのガキが俺に電撃なンざするとは思えねェ)

一方通行(ま、まさか反抗期か?いや、あのガキに限って、)

一方通行(そ、それとも俺がなンかしちまったのか?それで怒ってあンなことに?)

一方通行(クソ、どォすりゃいいンだ・・・)

引用元: 打ち止め「ちょっと、アンタ」一方通行「はァ?」 



創約 とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)
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2: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 22:56:22.16 ID:qjEH1A60
一方通行「オイ!芳川ァァァあああああああああ!!」ガシャン

芳川「あら、久しぶりね、窓は壊さなくても呼んでくれれば開けたのに」

一方通行「ンなことどォでもいい!どォいうことだ!?」

芳川「どうって何かあったの?」

一方通行「カクカクジカジカ」

芳川「なるほどね、そんなことが」

一方通行「一体どォいうことだァ!?どうすりゃ元に戻るンだ!?」

芳川「落ち着きなさい、あなたはあの子の性格が変わってしまったからといってあの子を捨てるの?」

一方通行「な!?ンなことするかよ!」

芳川「ならそれでいいじゃない」

一方通行「は?」

芳川「たとえ性格が変わってしまってもあの子はあの子ってことよ。君が守ると決めた、ね」

一方通行「芳川・・・、チィッ、ガラになく取り乱しっちまった、悪かったよ」

芳川「いいのよ、あの子の事よろしくね、それと次からは玄関から入ってね」

一方通行「誰がよろしくするかよ、クソ」

芳川(・・・・・・)

3: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 22:58:23.64 ID:qjEH1A60
黒子(どういうことですの?)

黒子(今朝からお姉さまの様子が明らかに変ですの)

~朝~

黒子(ムフフ、黒子の朝は寝ているお姉さまへの濃厚なキスから始まりますの)

黒子(ああ!お姉さま!なんと可憐な!ムフフ、この寝顔はわたくしだけのものですの)

黒子(ああ、できることならこのまま20時間ほど眺めていたいところですがそろそろお姉さまが起きる時間ですの、という訳で)

黒子(いただきますですのぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!)

美琴「ウーン」パチッ

黒子「あっ・・・・・・」ビクッ

美琴「・・・・・・」

黒子「あの!お姉さま?これには深い事情が」アタフタ

美琴「クロコ」

黒子「は、はいですの!!」

美琴「寝てる間に変な事するのやめてくれないかなってミコトはミコトは意見してみる」

黒子「」

4: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 22:59:36.05 ID:qjEH1A60
黒子(ど、どういうことですの?いつもなら電撃が・・・いえ、そうではなく)

黒子「どうかなさいましたか?お姉さま」

美琴「それはこっちの台詞でしょ、ってミコトはミコトはボーっっとしてるクロコの顔を眺めつつ答えてみる」

黒子「いえ!おかしいのはお姉さまの方ですの!何ですのその話し方はぁぁあああああああああ!?」

美琴「?何がってミコトはミコトはいつもと様子が違うあなたに疑問をぶつけてみる」

黒子(なるほど、これは夢ですの、夢なら何をしてもいいはずならば)

美琴「?」

黒子(な、なんですのこの純情なオーラは、ものすごく手が出しにくいですの)

黒子(いいえ落ち着きなさい黒子、これはますます夢である可能性が増えたと考えられますの、しかし)チラッ

美琴「ねえねえ、本当に大丈夫?ってミコトはミコトはちょっぴり心配だったり」

黒子(何もしていないのにものすごい罪悪感がしますの)チクチク

黒子「だ、大丈夫ですの、それよりそろそろ学校に行く準備をした方がよろ

美琴「あー!そうだったってミコトはミコトは急いで準備してみたり」アタフタ

黒子(・・・これでよかったですの)フゥー

――――――――

5: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:03:40.72 ID:qjEH1A60
黒子(今朝のお姉さまは明らかに様子が変でしたの)

黒子(しかし一体何が原因で?まさか心理掌握が?)ウーン

黒子(・・・・・・思い当たる節がありませんの)

黒子(っとそれより今のお姉さまを一人にして大丈夫でしょうか)


美琴「本当にこれ食べちゃっていいの?ってミコトはミコトは確認をとってみる」

女子A「ええ、もちろんですわ、御坂様」ポワー

美琴「ありがとうね!Aちゃん」ギュッ

黒子「お姉さまぁぁぁあああああああああああああ!!」

6: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:04:51.93 ID:qjEH1A60
一方通行(しかし、あのガキどこ行きやがったンだ?)

一方通行(・・・とりあえず一回家に帰るか)ガチャ

打ち止め「お、おかえり」

一方通行「お、おう」

打ち止め「アンタね、帰ったんならただいまくらいいいなさいよ」ハア

一方通行「あン?なンで俺がンな

一方通行(・・・もしかして俺がこンなことばっかりやってるからグレっちまったのか?だとすれば)

打ち止め「何よ、帰ってくるなりボーっとしてさ、どっか悪いなら言いなさいよ」

一方通行「打ち止めァ!!」

打ち止め「!な、何よ、ビックリするじゃない」ビクッ

一方通行「俺は何があってもオマエの味方だからな」キリッ

打ち止め「は、はあ!?アンタ何いってんの?今朝から変よ」カアア

打ち止め「それよりついでにアンタの分のごはん作っといたから、その」

一方通行「そいつァ楽しみだな、丁度腹減ってたところだ」

7: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:05:35.98 ID:qjEH1A60
打ち止め「どう・・・かな?」

一方通行「食えなくはねェよ」

打ち止め「そっか・・・」シュン

一方通行(!クソ、俺とした事がァァああああああ)

一方通行「なンだよこれ!すげェ美味ェなァオイ!普段全く料理しねェのにこれたァ、こりゃ将来は一流ホテルのシェフか?はン、とンでもねェ原石を見付けっちまったもンだぜ!」

打ち止め「わ、わざとらしいわよ、ばか」テレテレ

一方通行(危ねェ・・・)

打ち止め「アンタ今日暇なの?」

一方通行「あァ、今ンとこな」

打ち止め「じゃあさ、その」

一方通行「なンだ?言ってみろ」

打ち止め「2人とも家でごろごろっていうのもアレだし、一緒にどこか行かない?」オソルオソル

一方通行「はァ?なンでンな面倒

打ち止め「・・・」シュン

一方通行「オラさっさと行くぞ、準備しろ」キリッ

9: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:07:26.94 ID:qjEH1A60
黒子「ふう、やっと授業が終わりましたの」

美琴「あなた今日は風紀委員の仕事でしょってミコトはミコトは確認してみる」

黒子(たしかにそうですけど今のお姉さまを一人にしてはおけませんの)

黒子「いえ、今日は非ばn

初春「あー、白井さんじゃないですか、こんなところで遊んでないでこの間の始末書さっさと仕上げちゃってください」

美琴「じゃあ頑張ってね」

黒子「お、お姉さまぁぁぁああああああああああ!!!」ズルズル

美琴「さてと、」


海原(なんということでしょう、偶然御坂さんを見付けたはいいのですがどう見ても普通じゃありません)

海原(・・・少し話しかけてみますか、別に下心とかではなくあくまで御坂さんの身を案じて)

海原「御坂さん、偶然ですね」

美琴「あら、久しぶりねってミコトはミコトは愛想笑いを浮かべつつうわー、面倒なのと会っちゃったと考えて、あれ?いなくなった」

海原「うわあああああ!ショチトルぅぅぅうううう!テクパトルぅぅぅうううう!トラウィスカルパンテクウトリの槍ぃぃいいいいいいいい!アステカぁぁあああああ!」

10: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:09:31.51 ID:qjEH1A60
一方通行「どっかいきてェとこあンのか?」

打ち止め「え?そ、それは」アタフタ

一方通行「考えてねェのかよ」

打ち止め「うぅ・・・」

一方通行「とりあえず地下街でも行くか、あそこなら暇くれェ潰せるだろ」

打ち止め「うん!」パア

一方通行「・・・・・・」

11: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:10:08.88 ID:qjEH1A60
上条(子萌先生が出張のおかげで久しぶりに早めに帰れそうだ)フンフンフンフーン

美琴「ねえ、ちょっといいかなってミコトはミコトは恐る恐る声をかけてみる」

上条「おう、御坂かどうかしたか?」

美琴「別に用事があるって訳じゃないけどってミコトはミコトはあなたと会えた嬉しさを隠しつつ答えてみる」

上条「そ、そうか、何というか今日は雰囲気違くないか?」

美琴「どこが?ってミコトはミコトは今朝から幾度となくぶつけられる質問の意味を考えてみる」

上条(気付いてないのか?御坂がこんな冗談するとは考え辛い、御坂妹という線は・・・ますますありえねえ、ということはまさか、そんな)

美琴「?」

上条(・・・おのれ魔術師!!)

13: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:12:04.53 ID:qjEH1A60
美琴「どうかしたってミコトはミコトはあなたを心配しつつ顔を覗いてみる」

上条(今何か[禁則事項です]に触れたような・・・、いやそれより今は)

上条「なあ美琴、ちょっと触ってもいいか?」

美琴「え!そ、そんなまだ付き合ってもいないのにってミコトは」ブツブツ

上条「ちょっと撫でるだけだ、駄目か?」キリッ

美琴「あなたならちょっとくらいならいいかもってミコトはミコトは考えてみる」

上条「じゃあいくぞ」

美琴「う、うん」ドキドキ

上条「・・・どうだ?」ナデナデ

美琴「ふぇ!?その、なんていうかってミコトはミコトは頭を撫でられて嬉しいけど子供扱いされてそうでちょっぴり不服だったり」

上条「なんともないのか?」

美琴「なんともって?ってミコトはミコトは尋ねてみる」

14: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:13:30.12 ID:qjEH1A60
上条「いやいや、なんでもないぞ、それより昨日なんかあったか?」

美琴「え!何でもないよってミコトはミコトは妹との会話を思い出しつつ答えてみる!」

上条「そ、そうか(口にだしてんじゃねえか!)」

美琴「そうだよ!それより時間ある?ってミコトはミコトはあなたと遊びたかったり」

上条(とっとと御坂妹に会って事情を聞かねえと)

上条「悪い、今日はちょっとこれから用事あるんだわ、だからまた今度」

美琴「そっか、それじゃあ仕方ないねってミコトはミコトは残念だけど納得してみる」シュン

上条「っと思ったらその用事明日だったわ、どっか行くか」

上条(あれ?俺何いって)

美琴「ホント!?やったーってミコトはミコトはどさくさにまぎれてあなたに抱きついてみる」

上条「え!ちょっと御坂さん!?」

16: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:14:50.57 ID:qjEH1A60
地下街

打ち止め「・・・」ジーッ

一方通行「どォした?・・・カナミンだァ?」

打ち止め「な、なんでもないわよ!別にカナミンの人形が欲しいとかそんなこと考えてないし」

一方通行「どれが欲しいンだ?」

打ち止め「いらないっていってんでしょ!」

打ち止め(家に住まわせてもらったりただでさえ迷惑かけてんのにこれ以上わがまま言える訳ないじゃない)

一方通行「うっせェ、ガキが変な気遣いすンじゃねェ、選ばねェならこの店にあるの全部買うぞ」

打ち止め「あ・・・、じゃあこれが欲しいな」

一方通行「オマエそンなンがいいのか?」

打ち止め「え?あの、間違えた!やっぱりこっちかな」

一方通行(俺のゴミクズがァァァあああああああああああ!!)

一方通行「なンてな、さっきのなかなか可愛いじゃねェか!オマエ程じゃねェがな!」

打ち止め「ちょっと!大声で何を・・・」カアァ

一方通行(持ち直したか?危ねェ)

19: フリーズした 2010/04/15(木) 23:35:21.85 ID:qjEH1A60
打ち止め「その、ありがとね」

一方通行「まだ言ってンのか?俺が勝手にした事だろォが、気にすンな」

打ち止め「で、でも!」

一方通行「あァ、じゃあアレだ、今朝美味いもン食わせてもらった礼だ、大人しく受け取っとけ」

打ち止め「・・・うん」

一方通行「ったくよォ、ガキのくせに変な気使いやがってよ。もっと素直になれねェのかよ」

打ち止め「だからガキじゃないわよ!ていうかアンタにだけは素直がどうとかいわれたつない!」ビリビリ

20: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:37:53.93 ID:qjEH1A60
上条(参ったな、早く御坂妹を探さなきゃいけないのに)

美琴「♪~~~♪~~~」

上条(今更無理ですなんていえねえよ!)

美琴「あ!あそこのクレープ屋すっごく美味しいんだよってミコトはミコトは自身の評価をあなたに伝えてみる」

上条「そうなのか、食べていくか?」

美琴「食べたいってミコトはミコトは意思表示してみたり」

上条(ま、何とかなるだろ)

御坂妹(おや?あれは)

21: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:38:43.26 ID:qjEH1A60
打ち止め「ねえ、ちょっとお腹空かない?」

一方通行「そォいや昼前に食べたっきりだったな」

打ち止め「下位個体からの情報によるとそこの公園でおいしいクレープ屋があるみたいなんだけど」

一方通行「クレープかよ、ンな甘ったるいもン・・・、もたまにゃいいか」

打ち止め「じゃあ行きましょ!」パア

一方通行(クソったれが、全然調子でねェぞ)

23: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:40:05.38 ID:qjEH1A60
美琴「じゃあちょっと買ってくるねってミコトはミコトは猛ダッシュ」

上条「・・・で、昨日美琴と何を話したんだ?」

御坂妹「さて何のことでしょう、とミサカはとぼけます」

上条「お前なあ、あいつがああなった事と昨日お前が美琴と会ったことは何か関係あるんじゃないのか?」

御坂妹「何故それを?それよりクレープ楽しみですね、とミサカはあなたの推理に驚きつつ話をそらします」

上条「ああ、そうだなじゃなくてぇぇええええ!」

上条「頼む!あいつを元に戻すにはお前(の情報)が必要なんだ!御坂妹」イケメンAA

御坂妹「さあ、何でも聞いてくださいとミサカは胸を張ります」

上条(心変わり早いな)

上条「とりあえず昨日美琴と何があったのか教えてくれ」

御坂妹「昨日ですか?」

24: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:41:00.54 ID:qjEH1A60
御坂妹『おや、お久しぶりですね、お姉さま』

美琴『あら、久しぶりね、どうしたの?こんなところでボーっとつっ立って』

御坂妹『いえ、ちょっと考え事をしてまして、とミサカはお茶を濁します』

美琴『ま、まさかまた妹達関連で何かあったの!?』

御坂妹『いえ、今日はどこに散歩をしようかと考えていまして、とミサカはあの人のあられもない動画がミサカネットワークに流れているという情報をお姉さまに隠すために苦しい言い訳をします』

美琴『え?今何て?』

御坂妹『あ、やべ口が滑った、あれ?お姉さま?』

25: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:41:48.64 ID:qjEH1A60
御坂妹「ということがありまして、とミサカは懇切丁寧に説明します」

上条「おい、ちょっと詳しく聞きたいことが」

御坂妹「きっとあの後ミサカネットワークにアクセスしようとして何らかの理由でああなったのでしょう、とミサカは結論付けます」

上条「いえ、あのですね」

御坂妹「ミサカネットワークにはあらかじめ学習装置を通しておかなければならないためお姉さまでも接続は難しいようですね、とミサカは補足します」

上条「いや、だからね」

美琴「お待たせーってミコトはミコトは2人の間に割って入ってみる」

御坂妹「ではミサカはこれを」

美琴「あなたはどっちがいいってミコトはミコトは聞いてみる」

上条「あー、じゃあこっちで、わざわざありがとな」

美琴「えへへー、ってミコトはミコトはあなたに褒められて嬉しかったり」

26: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:42:17.75 ID:qjEH1A60
打ち止め「あ、お姉さまー!」

美琴「あなたは妹達?ってミコトはミコトは他の妹達と形状の違うあなたに質問してみる」

打ち止め「打ち止めです、はじめましてお姉さま」

打ち止め「あなたもこの間は助かりました」

上条「お、おう(随分雰囲気が違うようなってまさかこいつも)」

美琴「あなたもクレープ食べるってミコトはミコトは気を利かせてみる」

打ち止め「いえ、今あの人が買って来てくれるので。あ、来たみたいです」

一方通行「オイガキ、あンまりさっさと行くンじゃ

上条「・・・」

美琴「・・・」

一方通行「・・・」

打ち止め「ガキじゃないっていってんでしょうが!」ビリビリ

一方通行「!手塞がってンのに電撃飛ばすンじゃねェ」

打ち止め「うっさい!」

一方通行「ったくよォ、ほらよオマエの分だ」

打ち止め「あ、ありがと」


上条(まさか『あの人』が一方通行だったとはな。とりあえずこいつらにも話してみるか)

上条「おい、一方通行」ボソボソ

一方通行「あン?」

27: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:43:08.53 ID:qjEH1A60
一方通行「なンだァ?2人だけで話ってよォ」

上条「いや、打ち止めの様子変じゃねえか?」

一方通行「!あァ、今朝から反抗的というか素直じゃねェっつーか、ともかく普通じゃねェな」

一方通行「だが俺は負けねェぜ。あいつの反抗期が終わって大人になるのを見守ってy

上条「ちょっとまった!なんでそんな話になるんだよ!」

一方通行「あン?話ってグレっちまったガキの話じゃねェのか?」

上条「いや、実はですねカクカクジカジカ」

一方通行「なるほどなァ、オリジナルがンなことを」

一方通行「おそらくミサカネットワークに無理にアクセスしようとしたオリジナルに気付いたガキが、あいつをネットワークから追い出そうとしたときに電気の回線が繋がって何らかの理由で性格が入れ替わっちまったンだろ」

上条「そんなことありえるのか?」

一方通行「・・・オマエ、熱膨張って知ってるか?」

上条「・・・なるほどな、それで元に戻りそうか?」

一方通行「あァ、俺がガキ共の狂った回線を修復してやりゃァな」

上条「じゃあさっそく頼む!」

一方通行「あー、だが準備もあるしちょっと待て」

上条「ああ、分かった。期待してるぜ」

一方通行(何考えてンだ俺は?あンな何考えてるかも分かンねェガキよりいつもの、素直な打ち止めの方がいいに決まってンじゃねェか)

一方通行(ならさっさと元に戻しゃァいいのによォ)

一方通行「・・・クソったれが」

28: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:45:34.46 ID:qjEH1A60
打ち止め「遅いわよ!何してたのよ」

一方通行「なンでもいいだろォが、つーかまだ食ってねェのか?」

打ち止め「うっさいわね、アンタが買ってくれたのに先に食べられる訳ないでしょ」

一方通行「そォかよ、そりゃ悪かった」

打ち止め「いいわよ、別に」

一方通行(可愛くねェ)

打ち止め「ねえ、何かあった?」

一方通行「なンでもねェよ」

一方通行(何なンだよクソったれがァ)

30: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:47:14.70 ID:qjEH1A60
上条「もう準備ができたのか?随分早いな」

一方通行「うっせェ、さっさと始めンぞ」

上条「しかしいきなり気絶させるとわな」

一方通行「しょォがねェだろ、こいつらは性格が変わったことに気付いてねェンだからよォ」

一方通行「そろそろ始めっから邪魔すンじゃねェぞ」

上条「はいよ、頼んだぜ一方通行」



・・・
・・


打ち止め「ウーン」

一方通行「・・・起きたか」

打ち止め「あれ?ミサカはあなたとクレープ食べてたはずなのにいつ眠っちゃったんだろってミサカはミサカは首を傾げてみる」

一方通行「知るか、オマエがいきなり寝ちまったンだろォが」

打ち止め「うーん、思い出せない」

一方通行「・・・・・・」

31: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:47:56.60 ID:qjEH1A60
数日後

黄泉川「一方通行、入るぞ」ガチャ

一方通行「勝手に入るンじゃねェよ」

黄泉川「まあまあ、細かいことは気にする必要ないじゃんよ」

一方通行「なンの用だ?」

黄泉川「最近お前の様子が変だって打ち止めから聞いてな」

一方通行「あのガキ余計な事を」

黄泉川「何かあったじゃん?」

一方通行「なンでもねェよ、さっさと消えろ」

黄泉川「そういうわけにはいかないじゃん、もしかして恋でもしたか?」

一方通行「・・・ありえねェ」

黄泉川「図星か」

一方通行「ありえねェっつってンでろ、あいつはンなンじゃねェ」

黄泉川「あいつ?」

一方通行(俺が恋だァ?それもよりにもよって超電磁砲に?ありえねェよ)

黄泉川「まあいい、相談ならいくらでも乗ってやるじゃん、人生の先輩としてな」

一方通行「そォかよ」

黄泉川「少なくとも告白されて悪い思いする女はいないと思うぞ、まあさっさとあの子を安心させてやるじゃん」バタン

一方通行(ンなことできるわけねェじゃねェか、俺があいつにどれほどの苦痛を味あわせたと・・・)

32: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:48:40.50 ID:qjEH1A60
一方通行(コーヒーでも買いに行くか)トボトボ

上条「おい、一方通行」

一方通行「今機嫌が悪ィンだ、話しかけンな」

上条「何かあったのか?」

一方通行「何もねェよ」

上条「何もないのにあの子を悲しませてるってえのか!?」

一方通行「オマエには関係ねェだろ、バラすぞ三下が」

上条「・・・いいぜ、どうあってもあの子を悲しませるっていうなら、まずはそのふざけた幻想をぶっ壊す!」バキッ

一方通行「おうふ」バタ

上条「目え覚めたかよ最強」

一方通行「あァ、一気にふっきれたぜ」

上条「そうか・・・」

一方通行「ちょっと用事ができた、あばよ」カチ

一方通行(そォだ、俺は学園都市最強の一方通行だ)ドン

一方通行(俺に出来ねェことなンざねェよな)

33: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:49:57.51 ID:qjEH1A60
常盤台中学

美琴(授業中だっていうのにあいつのことが頭から離れない)

美琴(なんで私がこんなにもあいつの事を・・・)

ガシャーン

「殿方が窓から」
「わたくしを常盤台中学の婚后光子と知ってヒイ」
「邪魔すンじゃねェよ、格下共が」ギロリ
イヤー
キャー

美琴「な、何事!?ってアンタ・・・」

一方通行「よォ、超電磁砲」

美琴「な、一方通行」

「一方通行って学園都市第一位の?」
「あらゆる攻撃を反射する最強無敵の超能力者」
「そんな!いくら御坂様でも」
ザワザワ

美琴「・・・何の用?」

一方通行「・・・好きだ」

美琴「は?」

一方通行「オマエのことが好きだ!結婚してくれ!」

美琴「いや、マジありえねえから」

一方通行「」

34: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:50:25.56 ID:qjEH1A60
数ヵ月後

海原「おや、偶然ですね」

一方通行「・・・あァ」

海原「御坂さんは今日も立ち読みですか」

一方通行「・・・あァ」

海原「そしてあなたも同じ本を読んでいると」

一方通行「・・・あァ」

海原「聞きましたか?御坂さんと彼が付き合う事になった話」

一方通行「・・・あァ」

海原「そうですか、まあ彼女が幸せなら、やむをえませんね」

一方通行「・・・・・・」

35: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:52:03.97 ID:qjEH1A60
数年後

海原「いやー、やはり時代は義妹ですよやっぱり」

一方通行「そォかよ」

海原「ええ、義妹なら同棲しても性格云々で合わなくなることもないですし、血も繋がってませんから子供についての心配もありませんしね」

一方通行「そォかよ」

海原「あなたは相変わらず御坂さんが好きなんですか?聞きましたよ、あの二人結婚するんでしょ?」

一方通行「・・・」

海原「あなたもそろそろ別の生き方を考えた方がいいですよ、っとショチトルが待っているので僕はこれで」

一方通行「・・・あァ」

36: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/15(木) 23:55:09.39 ID:qjEH1A60
打ち止め「ね、ねえ、どうかな?」

一方通行「うめェよ」モグモグ

打ち止め「そっか、よかった」

一方通行「・・・・・・」

打ち止め「ねえ、覚えてる?それミサカがあなたに初めて作った料理だよ」

打ち止め「すっごいわざとらしく将来は一流シェフがどうとかいってさ」

一方通行「・・・あァ、そォだったな」

打ち止め「そのあとカナミンの人形買ってくれて、それから

一方通行(・・・性格や姿形が変わっても、こいつはこいつだったンだな)

打ち止め「それからあの人や下位個体とクレープ食べて

一方通行(芳川に釘刺されたってェのに今更気付くたァよ)

打ち止め「いつの間にか寝ちゃって

一方通行「・・・打ち止め」

打ち止め「なあに?」

一方通行「結婚しろ」

打ち止め「無理に決まってるじゃん」

打ち止め「16になったらね」

一方通行「10年後かよ」

打ち止め「半年後だよ!」

~おわり~

41: 打ち止め「あの人の事好きになっちゃった」一方通行「そォか、頑張れよ」 2010/04/16(金) 00:14:04.65 ID:YGoLICk0
打ち止め「え?」

一方通行「なンだ?」

打ち止め「いいの?あの人と付き合っちゃったりするかもしれないんだよ?ってミサカはミサカは確認してみる」

一方通行「正直それはなァ」

打ち止め「だ、だよね!嫌だよねってミサカは」

一方通行「ガキにはちょっと速ェな、でもオマエと三下ならいいンじゃねェか?」

打ち止め「・・・止めないの?ってミサカはミサカは意表をつかれてみたり」

一方通行「なンで止めンだ?」

打ち止め「!もういい!今日はヨミカワのところに泊るから!」バタン

一方通行「・・・なンだァ?」

42: 38-40サンクス 2010/04/16(金) 00:16:26.34 ID:YGoLICk0
打ち止め「ってことがあったのってミサカはミサカは報告してみる」

御坂妹「・・・もう3回は同じ話を聞きましたが、とミサカはいい加減疲れてきたことを報告します」

打ち止め「それはあの人が酷いからだもんってミサカはミサカは責任転換してみる」

御坂妹「はあ、そうですか、それより向こうに見えるのは一方通行では?とミサカは指を指します」


一方通行(ああはいったがやっぱ気になるよな、変な所で大人びてやがるがまだ0歳のガキだ)

一方通行(あの上条とかいう無能力者について調べとかねェと落ち着かねェ)

結標「あら、一方通行じゃない」

一方通行「気安く話しかけンじゃねェ」

結標「随分つれないわね」

一方通行「仕事以外でオマエ等と馴れ合う気はねェよ」

結標「それは私も同じ、仕事仲間でもなければ二度とあなたの顔なんて見たくないもの」

一方通行「仲間かよ、はン、笑かすな三下が」

43: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 00:18:01.43 ID:YGoLICk0
御坂妹「何を話しているのでしょう、とミサカはあの方に友人がいたことに驚きつつ疑問を投げかけます」

御坂妹「それも同年代の女性とは、とミサカは上位個体に同情しつつ2人を見つめます」

打ち止め「うう、ここからじゃ2人の表情がよく見えないってミサカはミサカは悔しがってみる」

御坂妹「おや、どうやらもう話が終わったようです、とミサカは実況します」

打ち止め「うう、何を話してたんだろってミサカはミサカは気になって仕方なかったり。ちょっと聞いてきてってミサカはミサカはお願いしてみる」

御坂妹「まあ、それくらいなら、とミサカはしぶしぶ一方通行に近づきます」

44: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 00:20:15.53 ID:YGoLICk0
一方通行(チィッ、相変わらずムカつく野郎だ、とっとと三下の情報を集めてェのによ)

一方通行(ある程度は暗部の連中に探らせるがガキのこともあるし、自分の目で確かめておきてェ)

御坂妹「お久しぶりですね、一方通行」

一方通行「!オマエは・・・」

御坂妹「以前実験でお相手したミサカです、とミサカは自己紹介しつつ先程あなたがお話していた人物について質問します」

一方通行(こいつに聞いてあいつを嗅ぎまわっていることを知られるのは不味そォだな)

一方通行「ただの知り合いだ」

御坂妹「何を話していたのですか?とミサカは別の質問します」

一方通行「なンでもねェよ、ただの世間話だ」

御坂妹「世間話とは具体的に何をとミサカは尋問します」

一方通行「オマエには関係ねェだろ」

打ち止め(うう、やっぱり教えてくれないかってミサカはミサカはガッカリしてみる。とりあえず最後に聞いておいてほしい事が・・・)

御坂妹(・・・分かりました)

一方通行「どォかしたのか?」

御坂妹「いえ、ところで質問なのですがあなたは好きな人はいますか?とミサカは大胆な質問を投げかけます」

一方通行「ンなもンいる訳ねェだろ」

御坂妹「おや?即答ですかとミサカは予想通りすぎるの返答に溜め息を漏らします」

一方通行「ケンカ売ってンのか?つーかさっきからなンだよ」

御坂妹「気にしないで下さい、ではミサカは調整がありますのでこれで、とミサカはそそくさと立ち去ります」

一方通行「・・・なンだァ?」

45: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 00:21:08.88 ID:YGoLICk0
少女「あ、あの!」

一方通行「あン、オマエあン時の・・・」

少女「はい!先日はあなたのおかげで助かりました!」

一方通行「まだ学園都市にいたのかよ」

少女「はい、その・・・あなたにあいたくて」ボソボソ

一方通行「はァ?」

少女「いえ!それより今時間ありますか?」

一方通行「あいにく大忙しだ、じゃあな」

少女「!せめて連絡先だけでも教えてください!お願いします!」

一方通行「うっせェ、もう俺等みてェなクソったれ共にかかわるンじゃねェ」スタスタ

少女「あっ・・・ヒッグ」


打ち止め(また女の人と話してると思ったら泣かしちゃった。もしかしてあの人の彼女で別れ話を聞いて泣いちゃったとか?ってミサカはミサカは考察してみる)

打ち止め(うぅ、さっきの人大丈夫かなってミサカはミサカは声をかけるべきか戸惑ってみたり)

打ち止め(とりあえず今はあの人を追おうかな・・・)

47: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 00:22:02.21 ID:YGoLICk0
一方通行(メール?暗部からの報告か)

一方通行(・・・・・・あいつ同棲してたのか?同棲相手はあン時の大食いシスターか)

一方通行(この学校は確か土御門の奴が通ってる所だよな?)

一方通行(大方分かった、あとは具体的な人物像か、これは直接会った方が早ェが・・・ってあいつは!)

一方通行「オイ」

禁書目録「あ!白い人!無事だったんだね!」

一方通行「オマエも白いだろ。今時間あるか?ちょっと聞きてェことが」

禁書目録「ご飯食べさせてくれるならいいよ」

一方通行「・・・好きにしろ」ハア


打ち止め(あ!女の人に話しかけた、今度はミサカよりちょっとだけ年上くらいかなってミサカはミサカは考察してみる)

打ち止め(も、もしかしてナンパじゃないよね?あ、あの人に限ってそんなこと!)

打ち止め(で、でももしそうだったらってミサカはミサカは嫌な予感がしてみたり)

打ち止め(うう、2人でご飯か、ミサカも食べたいな)

48: こっからペース落ちる 2010/04/16(金) 00:26:06.81 ID:YGoLICk0
禁書目録「とうまの事知りたいなら紹介するけど?」

一方通行「必要ねェ、一度会ったことならあるしよォ。身内からみてあいつがどンな人間なのか知りてェ」

禁書目録「うん!任せるんだよ」

打ち止め(あの白い人すっごい楽しそう)

打ち止め(いつもあの場所にいるのはミサカなのにってミサカはミサカはあの人に友人がいたことを素直に喜べなかったり)

打ち止め(・・・帰ろってミサカはミサカは肩を落としてみる)


禁書目録「これで終わりかな」

一方通行「オイ、俺はまだ愚痴しか聞いてねェンだが」

禁書目録「えー、でも私これからとうまを探しに行かなきゃいけないんだよ」

一方通行「・・・そォかよ、今の話は誰にもすンじゃねェぞ、あいつにもな」

禁書目録「うん、分かったんだよ!ごちそうさま!」

一方通行(クソったれが、他に聞ける相手なンざいねェぞ)

一方通行(土御門は仕事以外での付き合いをするつもりはねェし、超電磁砲は論外だ)

一方通行(黄泉川や芳川だとガキの耳に入りかねねェし、クソ!完全に手詰まりじゃねェか。やっぱ本人に直接・・・しかしなァ)ウーン

一方通行(・・・他に考えも浮かばねェ、とりあえず様子見に行くか)prrprrr

一方通行「・・・俺だ、さっきの人物の事だが」

49: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 00:40:45.88 ID:YGoLICk0
一方通行(暗部の情報によるとまだ学校に居るらしいが)

上条「頼む!揉ませてくれ!」

吹寄「・・・貴様何をいってるんだ?」

一方通行(・・・マジで何いってンだこいつ)

上条「だってさ、お前肩凝ったりするだろ(草むしりの後だしよ)」

一方通行(●がでけェからか?)

吹寄「ああ、そういうこと、じゃあちょっとくらいならいいわよ(肩揉みくらい)」

上条「マジか!?いやーお前の(肩)がどんなもんか気になってたんだよ」

一方通行(何だよ何です何ですか?これはァ?何考えてンだ、こいつらはァ!?まさか恋人か?)

親船「終わったみたいね、吹寄さん、子萌先生が呼んでたわよ」

吹寄「はい、すぐ行きます」スタスタ

上条「ああ!?おい・・・不幸だ」

一方通行(助かったぜ、親船)

50: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 00:50:20.68 ID:YGoLICk0
上条「フンフンフーンフンフン」

一方通行(まださっきのが彼女だという保証がない以上放ってはおけねェよな)コソコソ

上条「おう、姫神じゃねえか、久しぶりだな」

姫神「あなたもう草むしり終わったの?」

一方通行(さっきの女と同じ制服、同級生か?)

上条「まあな、上条さん草むしりには慣れてますから」

姫神「あまり慣れたくはないけどね」

上条「まあな、それより背中になんかついてるぞ」

姫神「ほんと?どの辺?」

上条「ああ、俺が取る

姫神「またホック外したりしないでね」

上条「い、いやですね、あれは不可抗力といいますか」アハハー

一方通行(あいついつもあンな事してやがったのか?)

51: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 01:01:06.31 ID:YGoLICk0
上条「っとそういえば金下ろさねえといけねえんだった」ポロッ

一方通行(あ、あの野郎財布落としやがったァァああああ!)

上条「とりあえず近くのコンビニに行くかー」

一方通行(しかも偶然通りかかった犬に持ち逃げされてやがる!クソ!世話焼かせやがって!)カチ

上条「フンフンフーン」ウイイーン

いらっしゃいませー

上条「あれ?財布がない、マジかよってあれ、足元に落ちてる。おかしいな」

一方通行(なンで俺がこンなマネ)

上条「・・・・・・」カチカチ

上条「!マジかよ!カードが出て来ねえ!どうすれば」アタフタ

一方通行(クソったれが!またかよ!)

一方通行「カードでないンですか?」

上条「ええ、そうなんですよ。実は前にもこんなことがありまして」

一方通行「ちょっとどいてください」カチピリピリ

上条「おお!出てきた!ありがとう!フードにマスクにサングラスをかけた親切な人!助かりました!」

一方通行「いえいえ、では私はこれで」デュワ

上条「ああ!もう行っちまった。いやー親切な人もいるもんだ」

52: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 01:14:22.80 ID:YGoLICk0
一方通行(まさかあいつの尾行がここまでダルいたァ想定外だ)

幼女「あ、お兄ちゃん!」

上条「おお、久しぶりだな。元気にしてたか?」

一方通行(お兄ちゃンだァ?あいつの身内は学園都市にはいねェはずだが)

幼女「うん!お兄ちゃんこそ元気にしてた?」

上条「おう、もちろんだ」

一方通行(ま、まさかあいつああいう趣味なのか?)

一方通行(打ち止め『お兄ちゃん☆』とかやらねェだろォなァ?オイ)

一方通行(っともォ別れっちまった、妙なイベントがなくて助かったぜ)

一方通行(って今度は手すりが壊れて階段から落ちそォじゃねェかよ、クソ!)カチ

上条「うぉぉぉおおおおおおおお!不幸だー!」ポスン

上条「あれ?なんでこんなところにクッションが?おかしいな」ウーン

一方通行(間に合ったか)ハアハア

店員「お客さーん困りますよ、勝手に商品持ち出してもらっては」

一方通行「悪かったな、釣りはいらねェよ」

54: 53ミサカさんチース 2010/04/16(金) 01:32:23.05 ID:YGoLICk0
上条「いやー、何やら今日はついてるな」

一方通行(これでかよ、こっちは厄日だ)

上条「おう、美琴じゃねえか」

美琴「だからビリビリじゃって、え?」

一方通行(今度は超電磁砲かよ、まあいつか出るたァ思ってたが)

上条「どうかしたか?」

美琴「なんでもないわよ!(名前で呼んでもらっちゃった、えへへ)」

美琴「それよりちょっと頼みたい事があるんだけど」モジモジ

上条「いいぞ、何だ?」

美琴「え?まだ何もいってないのに・・・」

上条「断る理由なんてないからな(今日はすごい機嫌がいいしな)」

美琴「それじゃあね!映画のチケット貰ったんだけど一緒にどうかなって」

上条「いいぞ、いつだ?」

一方通行(こンなにも簡単にデートの誘いを受けるたァよっぽど女慣れしてンのか?)

55: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 01:42:01.71 ID:YGoLICk0
上条「っとそうだった、特売で卵かっとかねえと」タッタッ

一方通行(って言ってる傍から上から机が降ってきてるしよォ)カチ

一方通行(吹っ飛ばせゴミクズがァああ!)ブワッ

ドーン!

上条「うお!危ねえ!もう少しで怪我するところだった」スタスタ

一方通行(呪われてンじゃねェか?こいつ)ハアハア

黒子「ちょっとよろしくて?」

一方通行「あン?」

56: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 01:47:20.34 ID:YGoLICk0
黒子「不審者がいるとの情報を受けて来ました、風紀委員の白井黒子ですの。大人しくお縄についてくださいませんこと?」

一方通行「・・・・・・またかよ」カチ

黒子「抵抗するのなら力ずくでも拘束させていただきますわよ」

一方通行「やってみろ、格下」

黒子「上等ですの!」ムキー

58: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 02:02:12.63 ID:YGoLICk0
一方通行(チイッ、まさかテレポーターとはな、振りきるだけのつもりが)

黒子「キュー」

一方通行(面倒くせェ、今は三下をおわねェと)ダン

上条「ふー、何とか間に合った、今日は奮発してオムライスでも作るか」

一方通行(丁度いやがった、とりあえず尾行を・・・ン?ボール?)コソコソ

上条「ははーん、分かってますよ?どうせこのボールをよけようとしたところで強風が吹いて俺の足元に来て転ばせるんでしょ?」

一方通行(考えすぎだろ)

上条「上条さんは何度も同じ失敗はしないんだよ」

一方通行(前にあったのかよ)

上条「ということで上条さんはこのボールを掴んで後ろに転がすのでした」コロコロ

一方通行(ン?ちょっと風が強くなって来たか?)

ボール「コロコロ...ピタッ…..コロコロコロコロコロ」

一方通行(!ボールが三下のところに!つーかなンだあのボールはァ?明確な敵意を感じるぞ!クソ!)ダンッ

上条「フンフフンフンフフン」

一方通行(何とか間に合ったか)ダン

上条「あれ?今誰かいたような・・・」

59: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 02:28:56.50 ID:YGoLICk0
上条「そろそろ帰らねえとインデックスがうるさいだろうな」

一方通行(やっと帰ンのか?長かった。つーか何しに来たンだったか)

一方通行(あン?あれは)

スキルアウト「・・・・・・」ボソボソ

上条「フンフンフーン」

一方通行(・・・まァこォなると思ったがよォ)

一方通行(2,30人ってところか、こいつ何したらこんなに目付けられるンだ?)

一方通行(・・・面倒くせェ)カチリ

10秒後

スキルアウト「グダー」

一方通行「・・・ちょれェなァ」

60: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 02:53:51.65 ID:YGoLICk0
上条「今日は気味が悪いほど何もなかったな」

上条「ただいまー」ガチャ

禁書目録「とうま!冷蔵庫に何も入ってなかったんだよ!とうまは私を餓死させるつもりなのかな。親切な人がご飯食べさせてくれたからいいものの」

上条「あー、悪かったな、今なんか作るから」

上条(誰かがこいつにメシ食わせてくれたのか、いくらしたんだ?)

上条(・・・何やら今日の幸運の反動が怖くなってきた)

一方通行(やっと家に着いたか、結局分かった事は女ったらしでとことんついてねェ人間ってことくらいか)

一方通行(・・・ガキに何ていやいいンだ?クソ)

一方通行(今日はガキもいねェし、適当に何か食っていくか)

61: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 03:33:31.90 ID:YGoLICk0
一方通行宅

打ち止め「お、おかえりってミサカはミサカは挨拶してみる」

一方通行「・・・オマエ黄泉川ンとこ行ったンじゃなかったのか?」

打ち止め「うっ、ってミサカはミサカはたじろいでみる」

一方通行「メシはもう食ったのか?」

打ち止め「まだだけど」

一方通行「じゃあさっさと行くぞ、早くしねェと店が閉まっちまう」

打ち止め「うん!ってミサカはミサカは急いで準備してみる」

62: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 04:05:02.16 ID:YGoLICk0
打ち止め「あなたは食べないの?ってミサカはミサカは気を利かせてみる」

一方通行「もォ食ったっての」

打ち止め「そ、そっか・・・、ねえ、今日何してたの?ってミサカはミサカは聞いてみる」

一方通行(まさかあいつの事調べてたのがばれたのか?いや、そンなはずは)

一方通行「ガキには関係ねェよ」

打ち止め「そっかってミサカはミサカはそっけなく返答してみる」

打ち止め(ミサカにはいえないことなのかな)

一方通行(クソ!三下のことはなンていやいいンだ?このガキを悲しませる訳にはいかねェし)

一方通行(・・・そもそも現場を押さえた訳じゃねェしよォ、どォすりゃいいンだ)

打ち止め(また黙っちゃった、何かあったのかな)

打ち止め(よし、明日一方通行について調べてみようってミサカはミサカは決意してみる)

63: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 05:17:52.55 ID:YGoLICk0
御坂妹「お姉さま!緊急事態です、とミサカはお姉さまに緊急の報告をします」

美琴「どうかしたの?」

御坂妹「実は一方通行がまた実験を再開させたいらしく、ミサカ達やあの人を皆殺しにすると」

美琴「な、なんですって・・・」

御坂妹「今あの人が一方通行と戦っていますが長く持ちそうにありません!あの人を助けて下さい、とミサカは無理なお願いをします」

美琴「分かったわ!すぐ案内して!」

御坂妹「こちらです、とミサカは走り出します」

美琴(実験を再開したい?そんな馬鹿なこと絶対させない!)

御坂妹「この辺りです、とミサカは周りの様子をうかがいます」

美琴「!当麻!」

上条「うぅ・・・、美琴、すまん、負けちまった」

美琴「何で謝るのよ!そんな酷い怪我までして!」

上条「お前の事を守って見せるって約束までしたのによ、うっ」

美琴「当麻!私当麻の事が・・・」

一方通行「オイオイ、何二人で楽しンじゃってンですかァ?」

64: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 05:18:28.84 ID:YGoLICk0
美琴「あ、一方通行・・・、今度こそ絶対に許さないわよ」

一方通行「はン、オマエに許しをこう気なンざ端っからねェンだよ格下が、あひゃひゃ」

美琴「アンタねぇ!」

一方通行「こいよ、ちったァ楽しませろよオリジナル」

美琴「上等だコラぁぁあああああああああ!!!」

御坂妹「と、ここでネタばらしドッキリの看板を持ったミサカが登場」

上条「いやー、悪かったな、美琴」

御坂妹「これにはさすがのお姉さまも苦笑・・・い?」

美琴「ふっざけんなぁぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!」バリバイ

一方通行「ぐォ!」

上条「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!」

御坂妹「あぐ!」





打ち止め「・・・夢か」

66: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 06:04:17.54 ID:YGoLICk0
打ち止め(あの人はまだ寝てるのかな・・・、朝食でも作ってみようってミサカはミサカは決心してみる)

一方通行(昨日はあの後すぐに寝ちまったなァ、つーかまだ疲れが抜けねェ)

一方通行(今更だがあいつの不屈の闘志はああやって養われたンだな)ハア

一方通行(・・・なンか焦げ臭いな)

打ち止め「うぅ・・・、ちょっと焦げちゃった、作り直さないと」

一方通行「何してンだ?ガキ」

打ち止め「お、おはよう、今日は早いねってミサカはミサカは卵を焼きつつ挨拶してみる」

一方通行「・・・火強すぎなンだよ危ねェな」

打ち止め「う、うん、分かった」カチ

打ち止め「もうすぐ出来るから座っててってミサカはミサカはお願いしてみる」

一方通行「・・・はいよ」


打ち止め「どうかなってミサカはミサカはあなたの感想が聞きたくてしょうがなかったり」

一方通行「目玉焼きとベーコンと食パンぐれェ誰が作っても一緒なンだよ」

打ち止め「そうだよね・・・」

一方通行「・・・美味ェよ、クソ」

打ち止め「ほ、ほんと!?ってミサカはミサカは確認してみる」

一方通行「さっさと食え」

67: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 06:17:08.29 ID:YGoLICk0
打ち止め「じゃあちょっと行ってくるねってミサカはミサカは名残惜しいけどあなたから離れてみる」

一方通行「うっせェ、さっさと行け」

打ち止め「といいつつ玄関まで見送ってくれるから優しいよね!ってミサカはミサカは嬉しかったり」

一方通行「ケンカ売ってンだろ」

打ち止め「それじゃあ行くね」

一方通行(まさかあいつのところに行くンじゃねェよな)

一方通行(・・・・・・・・・)

69: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 06:56:04.02 ID:YGoLICk0
打ち止め(とりあえず昨日の人たちを探してみよう)

一方通行(クソ!なンで俺がこンなこと)コソコソ

一方通行(しかも相手がガキの分罪悪感とかが酷いンだがってあれは)

結標「何か用?」

一方通行(結標ェェェえええええええ!余計な事いえば愉快な肉片にしてやっからなァ?)

打ち止め「うん、この人について聞きたいんだけどってミサカはミサカは携帯を取り出してみる」

結標「ああ、前に行ってた学校の後輩ね」

打ち止め「後輩?この人が?」

結標「ええ、そうよ。といっても2,3回顔を合わせただけで詳しくは知らないけどね」

打ち止め「そっか、わざわざありがとうねってミサカはミサカは礼儀正しくお礼してみる」

結標「いいのよ、気をつけてね」

一方通行(なンとかなったか)フウ
 

71: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 07:15:40.27 ID:YGoLICk0
海原(おや、あれは御坂さんの・・・、そういえばあの子が成長すれば御坂さんみたいになるわけですよね)

海原(・・・やるしかありませんね、光源氏計画ならぬ、光貴源氏計画inエツァリ)

海原「ちょっとよろしいでしょうか?」

打ち止め「?なあにってミサカはミサカは返答してみる」

海原「何か探しものですか?」

打ち止め「うん、ちょっと人探しかな」

海原「ほう、もしかして一方通行ですか?」

打ち止め「違うよ、あの人の友達を探してるのってミサカはミサカは何でミサカのことを知っているのか気になったり」

海原「ああ、僕は彼の友人ですからね」ニコ

一方通行(ふっっっっざけンなァァァあああああああああああああああああ!!!)

72: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 07:31:33.32 ID:YGoLICk0
海原「とりあえずあちらで食事でもどうです?」

打ち止め「え?でも知らない人に付いていっちゃいけないってミサカはミサカはあの人との約束を思い出してみる」

海原「まあまあ考えてもみて下さい、それはあくまで赤の他人の場合でしょ?彼の友人である僕の誘いを断る理由にはなりませんよ」

打ち止め「で、でも」

海原「ちょっとだけ!ちょっとだけですよ、それに彼の話聞きたいんでしょ?」

打ち止め「うっ、それはそうだけど・・・」

海原「なら行きましょ・・・あ」

打ち止め「?」

海原「少し用事を思い出しました、ではまた!!」ダダ


一方通行「よォ、カステカの魔術師さンよォ」

海原「いやですね、ちょっっっっと食事に誘っただけじゃないですか」タラタラ

一方通行「何たくらンでンだ?オイ」

海原「ちょっと彼女と仲良くなりたいと思っただけですよ、後4,5年は卑猥な行為をする予定はありませ・・・あ」

一方通行「・・・じゃあな、俺の友人くン」カチ

73: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 07:53:05.48 ID:YGoLICk0
一方通行(あのガキ今度はあの白いのといンのかよ)

打ち止め「あの人と昨日何を話していたか教えてってミサカはミサカは必死にお願いしてみる」

禁書目録「うっ、必死にお願いされても困るんだよ」

禁書目録(誰にも言わないって約束したんだよ)

打ち止め「どうしてもダメかなってミサカはミサカは残念そうに確認してみる」

禁書目録「うん、ごめんね、何かあったのかな?」

打ち止め「ううん、無理言ってごめんね、お詫びにごはんでも食べる?ってミサカはミサカは聞いてみる」

禁書目録「いいの!?」

打ち止め「う、うん」

禁書目録「やったー、なんでも聞いていいんだよ」

打ち止め「え?」

一方通行(クソ!さっそく裏切りやがってよォ!?)
 

75: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 08:07:15.14 ID:YGoLICk0
禁書目録「でね、とうまったら今日はお昼も作らずに行っちゃったんだよ!」

打ち止め「あなたも苦労してるんだね、あの人もねミサカが

一方通行(チィッ、あのガキちゃんと金持ってンのか?クソがァ)

一方通行「オイ」

店員「は、はい!一名様でしょうか?」

一方通行「あのテーブルで騒いでるガキ共の分だ、多けりゃそのまま貰っとけ」バタン

店員「え?お客様!?ちょっと多すg

一方通行(まあ、あのガキが楽しそうならそれでいいか)

打ち止め「それで昨日あの人と何を話してたのってミサカはミサカは本題に入ってみる」

禁書目録「え?さっき話した事だよ。とうまの事が聞きたいっていうから」

打ち止め「え・・・、もしかして当麻って上条当麻のこと?ってミサカはミサカは聞いてみる」

禁書目録「そうだよ。とうまって有名人なんだね」

打ち止め(もしかしてミサカがあんなこといったから調べていたのかな?)
 

76: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 08:15:22.10 ID:YGoLICk0
打ち止め「あ・・・」

禁書目録「?どうかした?」

打ち止め「話に夢中になってお金の事忘れてた、足りるかなってミサカはミサカは心配してみる」

店員「御代なら先程いただきましたよ。ですからどうかもっとお食べ下さい」

禁書目録「え?いいの?やったー!じゃあこれとこれと

打ち止め(もしかしてあの人が来てくれたのかな)

78: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 08:32:36.40 ID:YGoLICk0
上条「今日は午前中で終わりだし、早いとこインデックスにメシ食わせて遊びに行くかな」

上条「ん、あれは?」

禁書目録「これも追加なんだよ!」

上条「はは、おかしいな、あいつがこんなところに居るはずねえのによ、ははは・・・」ダッ

上条(なんてこった!昨日の反動がここで来るとは、このままじゃ上条さん餓死しますってばぁぁあああああああ!!)

上条「インデックスぅぅうううううう!!お前何してんだ!?」

禁書目録「あ、とうまだ、何ってご飯食べてるんだよ。とうまも食べる?」ヒョイ

上条「あ、どうも・・・」モグモグ

上条「じゃなくてぇぇぇえええええええええ!」

上条「上条さんお前の飯代だす余裕何かねェぞ!?」

禁書目録「とうまに御馳走になる訳じゃないんだよ、この子が奢ってくれたんだよ」

上条「この子って・・・打ち止めが?」

店員「お客様、どうかあまり騒がないでください、御代は先程お連れの方から頂きましたので」
 
79: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 08:34:19.91 ID:YGoLICk0
打ち止め「多分あの人のことだからかなり多めに置いて行ったと思うよ、だからあなたも何か頼んでってミサカはミサカはメニューを取り出してみる」

上条「え、しかしだな」

店員「どうかお願いします」

上条「は、はあ(一体いくら払ったんだ?)」

上条「じゃ、じゃあこのデラックスハンバーグのBセットで」オソルオソル

店員「かしこまりました!」

上条(ま、まじかよ)

上条「あ、あとこのジャンボパフェで」

店員「以上でよろしいでしょうか?」

上条「じゃあドリンクバーも」

店員「かしこまりました、以上で?」

上条「は、はい、はは」

81: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 08:53:39.88 ID:YGoLICk0
上条「うめえ、こんなもんしばらく食えないと思ってました」ボロボロ

禁書目録「泣かないでほしいかも、みっともないんだよ」

上条「お前のせいなんだけどな、お前のいう『あの人』ってどんな奴なんだ?研究員とか高レベル能力者か?」

打ち止め「うん、高レベル能力者かな?」

上条「以前電話したとき随分ガラ悪そうだったけどお前の事は本気で心配してたぞ」

打ち止め「そっか、えへへってミサカはミサカは必死に照れ隠ししてみたり」

上条「ああ、つーかうめえな、インデックス!食えるうちに食っとけよ!」

禁書目録「分かってるんだよ!」ガツガツ

一方通行(あン?三下も来たのかよ、あいつら容赦ねェなァ)

打ち止め「あなたはこれから暇なの?ってミサカはミサカは尋ねてみる」

上条「あー、お前んとこのねーちゃんに誘われててな、一緒に行くか?」

打ち止め「お姉さまと2人っきりで?ってミサカはミサカは疑問を投げかけてみる」

上条「ああ、でもあいつも人数が多い方が喜ぶだろ」

打ち止め「・・・誰も誘っちゃ駄目だからってミサカはミサカは釘をさしてみる」

上条「え?なんで?」

打ち止め「ともかくダメだから!ってミサカはミサカはさらに念を押してみる」

上条「わ、わかった」

一方通行(オリジナルと映画行くの今日だったのか、ガキはどォでもよさそうだな)
 
84: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:14:38.85 ID:YGoLICk0
上条「じゃあ気いつけて帰れよ、あ、お前のツレにも御馳走さまっていっといてくれ」

打ち止め「うん!お姉さまによろしくねってミサカはミサカは手を振ってみる」

上条「あの、本当にお金いいんですか?」

店員「はい、むしろもっと頼んでいただきたいくらいです」

上条「そうですか、はは」

禁書目録「行っちゃったんだよ、あなたはこれからどうするの?」

打ち止め「うーん、あの人を調べるのはもういいや、遊びに行こうかなってミサカはミサカは考え中」

禁書目録「私はスフィンクスにご飯持って行くんだよ」

打ち止め「スフィンクス?ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

禁書目録「猫だよ、あなたも来なよ」

打ち止め「行く!ってミサカはミサカは即答してみる」
 
85: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:21:15.55 ID:YGoLICk0
一方通行(あいつの家に行くのか、一応家に着くまで見ていくかな)

黒子「あの人ですの」ヒソヒソ

固法「フードにサングラス、確かに怪しいわね、さっそく顔を覗いてみるわ」キュイン

黒子「どうですの?」

固法「見えたわ、白い髪に赤い瞳、首にチョーカーを巻いてるわ」

黒子「白い髪に赤い瞳ですの?随分目立ちますわね」

固法「とりあえず顔は覚えたわ、応援が来るまで待機しましょう」

黒子「分かりましたの・・・、昨日は正面から戦って負けましたし、今回は自重しますの」

86: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:33:18.42 ID:YGoLICk0
一方通行(あン?今日はやけに人通りが・・・)

「そこまでだ!」

一方通行「あン?」

黒子「ジャッジメントですの!今度こそお縄についてもらいますわよ」

一方通行「・・・・・・」ムシムシ

風紀委員「大人しくしろ!こっちは能力の使用も辞さない覚悟だ」

一方通行(長点上機に霧ヶ丘、常盤台にその他大勢、やりすぎだろ、どォ考えてもよ)

一方通行(レベル4があっさり敗北したからかァ?)

一方通行「チィッ、面倒くせェ、時間の無駄なンだよ」カチ

87: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:42:43.04 ID:YGoLICk0
一方通行(撒いたか?クソ、昨日から下らねェことに能力使い過ぎてンな)

一方通行(つっても監視衛星や防犯カメラがあるし、見付かるのも時間の問題か。早いこと暗部の連中に命令しとかねェと)

「そこにいるのは分かっているぞ!出てこい!」

一方通行(あン?随分早いなってありゃどォみても警備員だな、クソ)

「お前はもう完全に包囲されている!無駄な抵抗は止めて出てこい!」

一方通行(ンなンで出る奴がいるかよ)

「でないというなら」

キィィィイイイイイイイイイイイイン

一方通行(!!なンだ!?頭が!)

「突撃―」

一方通行(クソ!音を反射しねェと!だが演算がッ)

89: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:48:16.08 ID:YGoLICk0
一方通行「なンとか間に合ったか、クソったれが、今日も厄日だ、とっとと帰るか」

黒子「見付けましたわ!」

一方通行「またオマエ・・・!」

上条「こいつがそうか」

美琴「うちの黒子が世話になったわね」

一方通行(オマエらがボスかよォォおおおおおおお!!)
 

90: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 09:56:47.88 ID:YGoLICk0
一方通行(待て待て落ち着け、今どォいう状況だァ?この空間移動はいいだがよォ)

一方通行(何で俺の前に超電磁砲と上条がいンだよォォおおおお!!)

一方通行(クソったれが!これなら警備員に捕まっとくンだった!)

黒子「このお方は我が常盤台のエース!超電磁砲!御坂美琴お姉さまですわよ!」

黒子「むふふ、どうやら驚いて声も出ないようですわね」

一方通行(声出しゃバレンだろォが!)

上条「どんな理由があったか知らねえが白井の仇はってあれ?どっかで見たような・・・」ウーン

美琴「アンタ何いってんのよ、それでどうする?私達とやるか大人しく捕まるか選んでいいわよ」

上条(どっかで見た気が、クソ!思い出せねえ!)

91: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:03:36.86 ID:YGoLICk0
一方通行(こいつらと?確かに能力は劣化してるが3人がかりでも勝てねェ相手じゃねェが)

一方通行(どォすりゃいいンだ)

上条「ああー!!!コンビニに居たフードにサングラスにマスクを付けた親切な人じゃねえか!」

黒子「・・・そういえば先程わたくしが駆けつけた時も近くにいましたわね。まさかと思いますがあなた、この殿方を付けていたとか?」

一方通行「・・・」ギクッ

黒子「一応言っておきますがわたくしたちはあなたのお顔を知っておりますのよ、白い瞳に赤い瞳の殿方」

一方通行「・・・」ギクギクッ

上条「白い髪に・・・」

美琴「赤い瞳ってまさか・・・」

92: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:14:45.18 ID:YGoLICk0
上条「お前まさか・・・」

美琴「あ、あ、一方通行?」

黒子「一方通行って学園都市一位の?」

一方通行「バレたらしょォがねェ」

上条「!やっぱりお前か!」

一方通行「チィッ、ついてねェな」

上条「何でこんなこと・・・」

一方通行「さァな、適当にやり過ごすつもりだったが気が変わった、死ンどけ」カチ

美琴「くっ、黒子!アンタは逃げてなさい!」

黒子「そんな!?お姉さま!黒子も戦いますの!」

一方通行「はン、虫けらが2匹いよォが3匹いよォが同じなンだよ、格下共」

上条「うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおお!!」

一方通行「いえうbヴぇヴねbyぃくぉうwwbxc」バタン

上条、美琴、黒子「え?」

93: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:33:16.59 ID:YGoLICk0
打ち止め「もう!何してるのってミサカはミサカは怒ってみる」

一方通行「オマ・・・いきなり」

打ち止め「あなたが悪いんだからね!」プンプン

一方通行「だからっていきなりやるか!?普通よォ!?」

打ち止め「家の人がご迷惑をおかけしました、ってミサカはミサカは深々と頭を下げてみる」

上条「家の人?・・・まさかお前のいう『あの人』って」

打ち止め「一方通行だよってミサカはミサカは指をさしつつ答えてみる」

上条「・・・マジかよ」

黒子「話が見えませんわね、それで何故ストーカーを?」

打ち止め「あー、それミサカのせいなんだ。この人がミサカの事どう思っているか知りたくてあなたの事が好きって嘘ついたんだってミサカはミサカはこの人があなたの事を嗅ぎ回るようになった経緯についていってみる」

一方通行「嘘だったのかよ!」

上条「つまり打ち止めが心配だったから俺がそれに相応しいかどうか見ようとしたわけか」

一方通行「ンな訳ねェだcdんjdヴ;くうck」

打ち止め「そうだよってミサカはミサカはあなたの理解の早さに助かったり」

94: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:44:54.81 ID:YGoLICk0
上条「そういえば昨日妙な事がたくさんあったな、財布なくしたと思えば足元にあったり、階段から落ちたと思えばクッションが置いてあったり、強風のおかげで空から降ってきた机にあたらなかったり、スキルアウトに目付けられたと思ったら何も起こらなかったり」

一方通行(後、敵意むき出しのボールもな)

美琴「アンタどんな生活してんのよ」

上条「そういえば今日もだが昨日のインデックスのメシもまさかお前が・・・」

一方通行「・・・・・・」

上条「な、なんていい奴なんだ」ウルウル

一方通行「はァ?」

上条「だって上条さん生まれてこのかたこんなにも不幸がないことなんてなかったんだよ」

上条「それにあんな美味いもん腹いっぱい食わせてもらったし」

一方通行「オマエ何いってンだよ」ハア

黒子「理由はどうあれあなたを一時拘束させてもらいますの」

打ち止め「!そんな!」

一方通行「いいンだよ(どォせすぐ釈放だしな)」

上条「いいわけあるか!お前がいない間この子はどうするんだよ!」

一方通行「いや、だからよォ」

上条「お前の打ち止めへの思いがその程度だっていうなら!まずはそのふざけた幻想をぶっ壊す!」

一方通行「あァ、もう勝手にしろ」

95: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 10:48:56.12 ID:YGoLICk0
一方通行「クソ!あの三下共のせェでこンな時間じゃねェか」

打ち止め「ねえ、一方通行」

一方通行「あン?」

打ち止め「ミサカの事心配してくれてありがとうねってミサカはミサカは礼を述べてみる」

一方通行「ただの気まぐれだ」

打ち止め「ミサカはやっぱり、あなたの事が大好きだよ!」

一方通行「そォかよ」

~おわり~

99: 五和「一方通行に打ち止めですか?」 2010/04/16(金) 12:52:57.31 ID:YGoLICk0
建宮「ああ、この2人の護衛を頼まれて欲しいのよな」

五和「はあ、それはかまいませんが」

建宮「もちろん泊まり込みでな」

五和「な、何いってるんですか!そんなことできる訳!」

建宮「まあまあ、落ち着くのよな、女教皇様が先の戦いで負傷したため俺は代理としての仕事がある」

建宮「他の者も似たようなものだ。今空いてんのはお前さんしかいないのよ」

建宮「それにターゲットは学園都市に住んでる、仕事の合間にでもあいつに会えるかも知れんのよな」

五和「ななな何いってるんですか。まあ仕事なら行きますけど」ブツブツ

建宮「じゃあ頼んだぞ五和」

五和「はい」

100: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:53:42.22 ID:YGoLICk0
学園都市

五和「この部屋か」ピンポーン

五和(どんな人でしょうか、白い髪の少年と10歳くらいの少女と聞いたのですが)

打ち止め「はーいってミサカはミサカは笑顔で出迎えてみる」ガチャ

打ち止め「えーっと、どなた?ってミサカはミサカは丁寧に尋ねてみる」

五和「あの、五和です。あなたは打ち止めさんでしょうか?」

打ち止め「そうだけどミサカに何か用ってミサカはミサカは首を傾げてみる」

五和「用というか、同居人の少年に聞いてないですか?」

打ち止め「?何をかな?とりあえずあの人を起こしてくるね、あがってってミサカはミサカは気を利かせてみる」

五和「あ、あの、ありがとう」

五和(少し変わってますが素直でいい子そうですね)

101: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:54:22.67 ID:YGoLICk0
打ち止め「お客さんだよ!起きてってミサカはミサカは叫んでみる」

「・・・・・・」カチ

打ち止め「こんなことで能力使わないの!ってミサカはミサカはちょっぴり怒ってみる」

    「ふsんbヴいr;vぬr」

打ち止め「落ち着いた?ってミサカはミサカは聞いてみる」

    「ああ、おかげで最悪な目覚めだクソガキ」

打ち止め「痛い!痛い!チョップしないでってミサカはミサカはお願いしてみたり!」

    「ったく、普通に起こせねェのかよ」

打ち止め「だってあなた起きないじゃん!ってミサカはミサカは抗議してみる」

102: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:55:07.48 ID:YGoLICk0
五和(騒がしいけど仲は良さそうですね)

五和(これなら護衛もやりやす・・・

一方通行「あン?誰だオマエ?」

打ち止め「あれ?あなたのお友達じゃないのってミサカはミサカはちょっぴり残念だったり」

一方通行「知らねェ奴を上げンじゃねェよ、前にも言っただろォが」

打ち止め「うぅ、ごめんなさいってミサカはミサカは素直に謝罪してみる」

五和(あれ?この人どっかで見た事あるような・・・)

一方通行「知らねェよ」

五和「天草式十字凄教徒の五和です。一方通行さんと打ち止めさんですよね?」

一方通行「そォだが」

一方通行(外部の人間か?なンの用だ?)

打ち止め「そうだよってミサカはミサカは返事をしてみる」

五和「御二人の護衛をするよういいわたされ

一方通行「必要ねェ、帰れ」

打ち止め「酷い!説明くらい最後まで聞いてあげようよってミサカはミサカはあなたを批判してみる」

一方通行「必要ねェだろ、俺を誰だと思ってンだ?」

一方通行(得体の知れない人間をガキの傍に置いてはおけねェだろ)

103: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:55:56.45 ID:YGoLICk0
五和「・・・ともかく御二人の安全のため護衛の任に就かせていただきます」

一方通行「いいからさっさと帰れ、バラすぞ三下」

五和「それはできません」

打ち止め「ま、まあまあ落ち着いて!イツワはご飯食べた?ってミサカはミサカは聞いてみる」

五和「いえ、まだですけど」

打ち止め「ミサカ達もまだなんだ!一緒に食べようってミサカはミサカは一緒に食事をさせて2人を少しでも仲良くさせようと考えてみる」

一方通行「・・・口に出てンじゃねェか」

五和「あり合わせでよければ何か作りましょうか?」

打ち止め「え、でもこの人料理とか全然しないから碌なものないよってミサカはミサカは心配してみる」

五和「いえ、これだけあれば大丈夫です」

一方通行「人ン家で何するつもりだ?さっさと帰れ」

打ち止め「えー、いいじゃん、イツワの手作り食べてみたいってミサカはミサカは駄々をこねてみる」

一方通行「・・・チィッ」

五和(この子には優しいんですね)

五和「では作りますので向こうで座っていてください」

打ち止め「ハーイ!ってミサカはミサカはソファにダイブ」

一方通行「・・・」

五和「?どうかしましたか?」

一方通行「料理に毒でも盛られたらシャレになンねェからな」

五和「・・・そんなことしませんよ」

104: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:56:28.32 ID:YGoLICk0
五和「できましたよ」

打ち止め「わー、すっごく美味しそう!いっただっきまーすってミサカはミサカはフライング気味に料理に手を付けてみる」

五和「どうですか?」

打ち止め「めちゃくちゃおいしーってミサカはミサカは評価してみる」

五和「そうですか」フフ

一方通行「・・・食えなくはねェ」

打ち止め「この人がこういうってことは美味しいってことだよ!よかったねイツワってミサカはミサカはフォローをいれてみる」

一方通行「気持ち悪ィこというなクソガキ!」

五和「たくさん食べて下さいね」ニコ

五和(少なくとも悪い人ではなさそうですね)

105: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:57:14.73 ID:YGoLICk0
打ち止め「ごちそうさま、もう食べられないってミサカはミサカは満腹感を・・・ウプ」

一方通行「だから食い過ぎンなっていったのによ」

打ち止め「だってあんなおいしいの久しぶりだったんだもんってミサカはミサカは・・・気持ち悪い」

一方通行「ったくよォ」

五和「普段はどうしてるんですか?」

打ち止め「ヨミカワの家でお世話になるかファミレスかコンビニかなってミサカはミサカは答えてみる」

五和「な!そんなの駄目です!育ち盛りなのにそんなのばっかり食べてちゃ」

一方通行「別にいいだろ、死にゃしねェよ」

五和「そういう問題じゃないでしょ!体に悪すぎです!しばらくは栄養面も考慮して私が作りますから」

一方通行「はァ?何いって

打ち止め「ホント!?やったーってミサカはミサカははしゃいでみる」

五和「期待してくださいね」

一方通行「・・・チィッ」

106: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:57:56.13 ID:YGoLICk0
打ち止め「せっかくだしどこか行こうよってミサカはミサカは提案してみる」

五和「そうですね、ずっと家の中というのもアレですしね」

打ち止め「地下街行こうよってミサカはミサカはゲームセンターのお人形を思い出しつつ意見してみる」

五和「いいですね」

一方通行「・・・行くか」

一方通行(クソガキとこの女を2人きりにはさせらンねェしな)

五和(警戒されているようですね、それだけこの子が大切なのでしょうか)

107: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 12:59:44.72 ID:YGoLICk0
ゲームセンター

打ち止め「わーカナミンだ、あれ欲しいってミサカはミサカはお願いしてみる」

一方通行「あンなもン取ってどォすンだよ・・・」

打ち止め「そういいつつお金を両替しているあなたに感謝してみる」

一方通行「うっせェ」

五和(素直じゃないですね)

一方通行「ほらよ、がンばりな」チャリン

打ち止め「えー、あなたが取ってくれないのってミサカはミサカはがっかりしてみる」

一方通行「なンで俺が・・・オマエがやれよ」

五和「わ、私ですか」

打ち止め「駄目かなってミサカはミサカはちょっと俯きながら質問してみる」

五和「わ、分かりました!任せてください」ウッ

打ち止め「やったー!頑張ってねイツワってミサカはミサカは応援してみる」

五和「・・・やられました」

打ち止め「もうちょっともうちょっと!」

五和「ああ!行きすぎました!」

打ち止め「まあまあ、次があるってってミサカはミサカはイツワを励ましてみる」

五和「そ、そうですね!今度こそ!」

一方通行(・・・少なくとも俺や打ち止めをどうこうする気はなさそォだな)

打ち止め「あー、今度は早過ぎだよってミサカはミサカは指摘してみる」

五和「難しいですね・・・」

一方通行(まあ、クソガキが楽しいなら別にいいか)フゥ

108: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:00:13.89 ID:YGoLICk0
五和「すみません、私のせいでいらぬ出費を」

一方通行「あンくれェで大袈裟なンだよ」

打ち止め「この人こう見えてお金持ちだから気にしなくていいよってミサカはミサカは落ち込むイツワをフォローしてみる」

打ち止め「それより小腹が空いたねってミサカはミサカはお腹を触りながらいってみる」

五和「あ、お弁当少しだけ作って来てますよ?」

五和「今からたくさん食べると夕食食べられなくなりそうなので少しだけですけど」

打ち止め「本当に!?じゃああの公園で食べようよってミサカはミサカは指を指してみる」

一方通行「そォだな」

五和「フフ、そうですね」

109: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:00:41.35 ID:YGoLICk0
一方通行「メシ食って寝るたァ良い御身分なこったァ」

五和「ずっとはしゃいでいたから疲れたんでしょ」

一方通行「・・・で、オマエは何しに来たンだ?俺が誰だか知らねェわけじゃねェだろ?」

五和「ええ、もちろん知っていますよ」

一方通行「じゃあなンで護衛なンざふざけた事言ってンだ?」

五和「そうですね、いくらあなたでも魔術師との戦いは不得手ではないですか」

一方通行(確かに、もしかしたらあの上条とかいうやつみてェな能力者がいるかもしれねェ)

一方通行(魔術は完璧には反射出来ねェしよォ)

一方通行(今の俺は能力自体が低下している上に時間制限までありやがる)

一方通行(その上クソガキや芳川達までいる)

一方通行(そォなれば戦力は多い方がありがてェのも事実だが)

一方通行「問題ねェよ、俺は学園都市最強の超能力者だぜ?魔術師だろォが何だろォが敵じゃねェよ」

一方通行(だからといってこいつを巻き込むわけにはいかねェ)

五和「私はあなたが考えているほど弱くはないと思っているんですけどね」

一方通行「どォだかな」

五和「そろそろ夕飯作らないといけませんね」

一方通行「その辺で食えばいいだろ、起きろクソガキ」

五和「駄目です!私がいる間は作るって約束したじゃないですか!」

五和「あとこの子は私がおんぶしますから起こさないであげてください」

一方通行「・・・勝手にしろ」

五和「はい!」ウンショ

打ち止め「・・・zzZZ」

110: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:01:30.87 ID:YGoLICk0
五和「何か食べたいものはありますか?」

一方通行「特にねェよ」

打ち止め「ミサカはカレーがいいってミサカはミサカは眠い目を擦りながらいってみる」

五和「カレーですね?分かりました」

打ち止め「ミサカのは甘口でね!ってミサカはミサカは注文をつけてみる」

五和「はいはい、任せといてくださいね」

一方通行「・・・・・・」

五和「?どうかしましたか?」

一方通行「なンでもねェよ。さっさと買うもん決めろ」

五和「?」

111: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:02:09.36 ID:YGoLICk0
打ち止め「スーパーで買い物なんて久しぶりだねってミサカはミサカは荷物を持ちながらいってみる」

一方通行「あンまりはしゃいでンじゃねェ、転ぶぞ」

打ち止め「子供扱いしないでってミサカはミサカは反発してみる」

一方通行「ガキじゃねェか」

打ち止め「違うもん!」ムキー

一方通行「あーはいはい、悪かったよ」

打ち止め「また子供扱いしてってミサカはミサカはちょっぴり怒ってみる」

五和「・・・・・・」ボー

一方通行「・・・オマエどォし

美琴「アンタは何度も何度も!」

上条「だあー!悪かったって」

五和「あ、な、何ですか?」

一方通行「・・・ボーっとしてンじゃねェよ、置いてくぞ」

五和「はい!すみません」

112: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:02:43.28 ID:YGoLICk0
打ち止め「やっぱり五和の料理は美味しいねってミサカはミサカはカレーを食べつつ評価してみる」

一方通行「汚ねェぞガキ、食いながら話すンじゃねェ」

五和「おかわりならたくさんありますから、ゆっくり食べて下さいね」

打ち止め「おかわり!ってミサカはミサカはすでに遅い事を伝えてみたり」

五和「はいはい、じゃあ次からはゆっくり食べて下さいね」

打ち止め「はーいってミサカはミサカは返事しつつガツガツ食べてみる」

一方通行「だからゆっくり食えっての」ハアー

五和「ふふふ」

113: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:03:12.08 ID:YGoLICk0
一方通行「で、オマエはいつまでこォしてるつもりだ?」

五和「そうですね、とりあえずほとぼりが冷めるまででしょうか」

一方通行「ほとぼりも何もなンか起こった訳じゃねェンだが」

五和「あなたの能力は魔術サイドも興味をいだいています」

五和「いつ仕掛けてくるか分かりませんのでしばらくここに住まわせてもらいますね」

一方通行「はァ?なンだそりゃ!?」

五和「おや?いってませんでしたっけ?」

一方通行「初耳だ」

打ち止め「じゃあしばらく五和と一緒に居られるんだねってミサカはミサカは喜びを隠しつつ確認をとってみる」ニコニコ

五和「そうなりますね」

一方通行「・・・オマエはいいのかよ?」

五和「え?」

一方通行「なンでもねェよ・・・クソ」

打ち止め「じゃあ五和はミサカと寝ようよってミサカはミサカは腕を引っ張りつつお願いしてみたり」

五和「そうですね、ではお言葉に甘えて」」

打ち止め「この人寝てる間にベッドに入ると怒るんだよってミサカはミサカは文句をつけてみる」

一方通行「オマエの寝相が悪ィからだろォ」
 
打ち止め「そんなことないもん!ってミサカはミサカは断固抗議してみたり」

一方通行「あンだからしょォがねェだろ」

打ち止め「むしろあなたが良すぎなだけだよってミサカはミサカは考えを述べてみる」

五和(仲のいい兄妹みたいですね)

114: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:04:24.44 ID:YGoLICk0
翌日-セブンスミスト

打ち止め「ねえねえ、これどうかなってミサカはミサカは尋ねてみる」

一方通行「・・・いいンじゃねェか」

五和「ではこれは?」

一方通行「・・・いいンじゃねェか」

打ち止め「これは?」

一方通行「・・・いいンじゃねェか」

打ち止め「もう!ちゃんと選んでよってミサカはミサカはむくれてみる」

一方通行「うっせェ!服一着選ぶのに何時間かけるつもりですかァ!?」

五和「これくらい普通ですよ」

一方通行「普通じゃねェだろ、気になるなら買えばいいだろォが」

打ち止め「もう、あなたは全然分かってないな」

打ち止め「こうやってたくさんある選択肢から1つを選ぶのが面白いのにってミサカはミサカは上から発言してみる」

五和「そうですね、そのために他の人の意見を聞く事は当然の事だと思いますが」

一方通行「・・・そォかよ」グダー

五和「はいはい、グダグダしないで次はあっちですね」グイ

打ち止め「早く行こうよってミサカはミサカはあなたの腕を引っ張ってみたり」グイ

一方通行「やめ!危ねェだろォが!」

五和「倒れそうになっても受け止めてあげますよ」

一方通行「そォいう問題じゃねェよ」

115: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:04:54.63 ID:YGoLICk0
一方通行「結局丸一日周って買ったのはこれだけかよ」

五和「私の分まで買っていただいて

一方通行「だァ面倒くせェ、いいっつってンだろ」

打ち止め「この人なりの好意だから受け取ってあげてってミサカはミサカは素直じゃない一方通行に苦労してみたり」

五和「はあ、では遠慮なく、もういい時間ですしこのスーパーで買い物して帰りましょうか」

一方通行「そォだな」
イラッシャイマセー
上条「だあー、だからスーパーには連れて来たくなかったんだ」

禁書目録「いいじゃん!これくらい買ってくれても!最近碌なもの食べてないんだよ!?」

上条「それはお前が家にあるもの食いまくってるからだろ!せっかくの卵の特売だってのにお腹空いたとか文句言ってたせいで最後の1つ取り逃したしよ」

禁書目録「ムッ、それはとうまがちゃんとご飯食べさせてくれないから悪いんだよ!」

上条「いやいや、こればっかりは譲れないぞって、ん?」

禁書目録「あー、いつわだ!ごはん食べさせてくれないかな?」

禁書目録「とうまがケチなせいで碌なもの食べさせてもらってないんだよ」

上条「・・・お前なあ」

五和「しかし今日は」チラッ

一方通行「行ってくりゃいいだろ、こっちは適当にすませるからよ」

打ち止め「うー、イツワのご飯楽しみにしてたのになってミサカはミサカはちょっぴり残念だったり」

五和「あ、あの!彼らには恩がありますので、5人でというのは駄目でしょうか?」

一方通行「何で俺があいつとメシなンざ食わなきゃなンねェんだ?」

打ち止め「たまには大勢で食べてみたいなってミサカはミサカは思ってみたり」シュン

一方通行「・・・わーったよ、クソ」

五和「あ、ありがとうございます」

116: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:05:31.68 ID:YGoLICk0
上条「本当にいいんでしょうか?一銭も出してませんが」

一方通行「いいっつてンだろォがしつけェな」

打ち止め「いいのいいの、気にしないでってミサカはミサカは便乗してみる」

上条「うぅ、上条さんは感動で涙がでそうですよ、ほら、お前もこの方々にお礼をいうんだ」

禁書目録「何度もありがとうね、いつわに白い人」

上条「あれ?お前一方通行と知り合いなわけ?」

禁書目録「この間ご飯奢ってもらったんだよ」

上条「な、なんですと!?それはなんと申し上げればいいのやら」

一方通行「気持ち悪ィ、普通にしろ」

上条「いえいえ、しかしですね」

一方通行「・・・バラすぞ」

上条「ああ!はいはい、普通にな!」

打ち止め「あはは、楽しいねってミサカはミサカはあなたに同意を求めてみる」

一方通行「どこがだよ」

五和「ふふふ」

打ち止め「それよりこんなに買っちゃって大丈夫ってミサカはミサカは心配してみる」

一方通行「問題ねェンじゃねェか」

五和「ですね」

上条「本当にすみません」

打ち止め「?」

117: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:06:35.97 ID:YGoLICk0
五和「では料理を作るので皆さんは休んでいてください」

一方通行「あァ・・・」グダー

上条「それよりお前が五和と一緒にいるとはな」

一方通行「護衛の任務で一時的にいるだけだ、すぐ帰るだろ」

上条「護衛って何かあったのか?」

一方通行「さあな、俺とガキの能力に魔術側が興味を持ってるって事ぐれェしか分かンねェよ」

上条「そうか・・・」

上条(いくらこいつでもアックアクラスが攻めてきたらヤバいんじゃ)

一方通行「余計な心配してンじゃねェよ気持ち悪ィ」

上条「だが万一のことも

一方通行「万一もねェよ、俺を誰だと思ってンだ?」

一方通行「つーかよォ、ただメシ食らうのに抵抗あンならあいつの手伝いでもしてろ」

上条「っとそうでした!何かあれば呼べよな」



このSSここまで笑いどころがねえじゃねえか

118: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:07:45.54 ID:YGoLICk0
禁書目録「あー、また負けちゃったんだよ」

打ち止め「ふふふ、ミサカに勝つには10年早いねってミサカはミサカは日頃言われている事を他人にいってみる」

禁書目録「むー、ちっこいくせに生意気なんだよ!」

打ち止め「あなたにはいわれたくないってミサカはミサカは全身全霊で反抗してみるしてみる」

禁書目録「こっちこそあなたにはいわれたくないかも!」

五和「ご飯出来ましたよ」

禁書目録「おお!ごはん♪ごはん♪」

打ち止め「今日のおかずは何かなってミサカはミサカは興味津津だったり」

一方通行「・・・クソガキが2人」

禁書目録「ふっこいおいひいんふぁよ」

一方通行「食いながら喋ンな、こっちに飛ばすな気持ち悪ィなァ」

打ち止め「むむ、ミサカも負けられないってミサカはミサカはごはん大盛りでおかわりしてみたり」

一方通行「やめとけ、腹壊すぞ」

上条「お前って意外と面倒見いいんだな」

一方通行「はァ?ケンカ売ってンのか?」

上条「いえいえ、しかし美味いな」

一方通行「普通だろ」

119: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:08:13.01 ID:YGoLICk0
上条「これが普通とかどれだけいいもん食ってんですか!?」

五和「たくさん食べて下さいね」

上条「くぅー、皆さんの優しさに上条さん感謝感激ですよ」

一方通行「何度もうっせェなァ、黙って食え」

禁書目録「おかわり!大盛りでお願い!」

五和「はい、分かりました」

一方通行「オマエは少しは遠慮しろよ、いいけどよ」
上条「いやー、すっかりごちそうになっちまったな。ほらお前もちゃんとこちらの御二方にお礼をいうんだ」

禁書目録「ありがとうね、またお願いね」

上条「お前本当にシスターか?」

打ち止め「いつでも来ていいからねってミサカはミサカは楽しみにしつつ告げてみる」

上条「おう、サンキューな」

上条「じゃあごちそうさん、またな」

禁書目録「またね」

一方通行「見送りいってやれ」

五和「え?しかし」

一方通行「さっさとしろ」

五和「は、はい!」

120: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:09:12.76 ID:YGoLICk0
打ち止め「さあー、今日はどこに行こう」

一方通行「今日もどっか行くのかよ」

五和「私は構いませんが、学園都市の中を見て回りたいですし」

打ち止め「けってーってミサカはミサカは先手必勝」

一方通行「はァ・・・、で、何処に行くンだ?」

121: 五和がねーちんっぽくなってるかもしれん 2010/04/16(金) 13:10:34.53 ID:YGoLICk0
打ち止め「わーみてみて!この像すっごい大きいよってミサカはミサカはミサカネットワークの情報と実物の齟齬に驚いてみる」

一方通行「オマエと他の妹達だと目線が違うんだろ」

打ち止め「むむ、それはミサカがちっちゃいってことかなってミサカはミサカは確認してみる」

一方通行「当たり前だろ」

打ち止め「酷ーい」

五和「まあまあ、しかし動物園なんて久しぶりです」

打ち止め「ミサカは初めてだから興味津津だったり、あなたは?」

一方通行「・・・俺も初めてだ」

五和(本名も不明らしいですが、2人はどんな幼少期を過ごしていたんでしょう)
打ち止め「ここ兎さんと遊べるんだってってミサカはミサカは目を輝かせながら指さしてみる」

五和「楽しそうですね、行ってみましょうか」

一方通行「オマエ等だけで行け、俺はそこでコーヒー飲んでから行く」

打ち止め「絶対来てねってミサカはミサカは約束してみる」

一方通行「あーはいはい」

五和「では先に行きましょうか」

一方通行(動物となンか馴れ合ってられっかよ)

美琴「はあ、寮監にいわれて子供たちを動物園に連れてきたはいいけど・・・」

美琴「ここまで疲れるなんて」ハアー

美琴「ってあそこにいるのは」

122: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:11:31.06 ID:YGoLICk0
一方通行(このコーヒー不味いな、まあ仕方ねェか)

美琴「ちょっと!アンタ!」

一方通行「あン?超電磁砲か、なンだ?」

美琴「こんなところで何やってんのよ」

一方通行「俺が何しよォが俺の勝手だろ」

美琴「そうだけど」

打ち止め「あー、お姉さまだってミサカはミサカは抱きついてみる」

美琴「な!ってこの子は妹達?」

打ち止め「うん!ミサカのシリアルナンバンバーは20001号、打ち止めだよってミサカはミサカは自己紹介してみる」

美琴「打ち止め?」

打ち止め「ねえねえ!暇ならミサカ達と一緒に周ろうよってミサカはミサカは提案してみる」

「御坂おねえちゃーん!早く行こうよー」

美琴「っとまずいまずい、このことは今度ジックリ聞かせてもらうからね」ダッ

打ち止め「行っちゃったね」

一方通行「あァ・・・」

五和「?」

123: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:12:04.16 ID:YGoLICk0
打ち止め「この兎さんあなたにそっくりってミサカはミサカは見比べてみる」

一方通行「・・・どこがだよ」

五和「真っ白で紅い瞳とか似てますね」

一方通行「全然嬉しくねェ」

打ち止め「もう、拗ねないでよってミサカはミサカはあなたの方をたたいてみる」

一方通行「どォみりゃ拗ねて見えンだ?」

124: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:12:35.93 ID:YGoLICk0
打ち止め「楽しかったねってミサカはミサカは満足したことを伝えてみる」

一方通行「そりゃあンだけ騒げば満足もするだろ・・・だりィ」

打ち止め「もう!これくらいでだらしないなってミサカはミサカはひ弱なあなたを心配してみる」

一方通行「オマエは途中寝てただろォが」

五和「背負ったのは私ですけどね」

打ち止め「イツワの方が体力あるみたいだねってミサカはミサカはあなたが貧弱であると
結論付けてみる」

一方通行「・・・もう勝手にしろ」ハアー

五和「あ、人参買い忘れたので買ってきますね」

一方通行「あァ・・・」

打ち止め「行ってらっしゃーいってミサカはミサカは玄関まで見送りにいってみる」

五和「はいはい、すぐ戻りますからね」

125: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:14:28.02 ID:YGoLICk0
五和(思ったより時間を食ってしまいました、急いで戻らないと)

美琴(あの子はあの時の)

美琴「ちょ、ちょっといい?」

五和「?私ですか?」

美琴「う、うん、その、今時間あるかな?」

五和「ええ、少しなら」

美琴「そ、そう、じゃあ単刀直入に聞くけどアイツ(当麻)とどういう関係?」

五和(アイツ?一方通行さんでしょうか)

五和「どうといわれても何と答えればいいか」

五和(まさか護衛しているなんていえませんし)ウーン

美琴「なんで悩んでるのよ!」

五和「いえ、そんなことは」

美琴「じゃあ今何してたの?」

五和「これは彼に食事を作る約束をしているので

美琴「しょ、食事ってしょっちゅう作りに行ってるの?」

五和「いえ、一緒に住んでいる間は私が朝昼晩作ると約束したので、あ」

美琴「それってどどどど同棲!?アンタ何いって!」

五和「あ、いえいえ!これはですね」

美琴「ど、どういうことか説明してよ!」

五和「あー、少なくともあなたが考えているようなものではないかと」

美琴「そういう問題じゃないでしょ!」

126: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:15:21.42 ID:YGoLICk0
美琴「じゃ、じゃあアンタはあいつと寝食を共にしてるってこと!?」

五和「ああ、いえ、寝るときは別の方(打ち止め)とですけど」

美琴(別の方ってまさか浮気!?)

美琴(と、当麻、が、こんなやつに、騙されて)

五和「あ、あの、大丈夫ですか?」

美琴「うわぁぁぁああああああああん!」

五和「あの!いない・・・」

127: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:16:31.22 ID:YGoLICk0
五和「ただいまー」

打ち止め「おかえり!遅かったね、あの人も心配してたよってミサカはミサカは報告してみる」

一方通行「誰が心配なンざするかよ」

打ち止め「またまた、素直じゃないなってミサカはミサカは溜め息をついてみる」

五和「すみません、知り合いにあってしまって」

五和「すぐ夕食を作りますね」

打ち止め「ミサカも手伝うってミサカはミサカは立候補してみる」

五和「じゃあ野菜洗ってもらいましょうか」

打ち止め「はーい」

128: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:17:02.25 ID:YGoLICk0
打ち止め「ねえねえ!起きてよ!ってミサカはミサカは肩をゆすってみる」

一方通行「・・・今日くれェ休ませろ」

打ち止め「えー、いいじゃんケチー」

五和「まあ最近動きづくめでしたしね」

一方通行「分かったらあっち行ってろ」シッシッ

打ち止め「酷いってミサカはミサカはあなたの態度に怒ってみる」

五和「今日はのんびりしましょう」

打ち止め「うーん、イツワがいうならってミサカはミサカはしぶしぶ納得してみる」

一方通行(何で俺よりこいつの言う事聞くンだよ)

129: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:18:21.57 ID:YGoLICk0
五和「ちょっと買出しに行って来ますね」

打ち止め「ミサカも行くってミサカはミサカは挙手してみる」

五和「では一緒に行きましょうか、一方通行さん、お留守番お願いしますね!」

一方通行「・・・あいつ護衛に来たンじゃねェのかよ」

一方通行「仕事・・・か」

130: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:21:11.40 ID:YGoLICk0
一方通行(チィッ、なンでこンなにイライラすンだ?)カチ

一方通行「こンなクソみてェな仕事に俺を呼ぶンじゃねェよ」

土御門「どうした?今日はいつも以上に機嫌が悪いな」

一方通行「うっせェ」

・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・


一方通行「オマエいつからそこに居たンだ?」

五和「ついさっきです」

132: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:38:59.28 ID:YGoLICk0
一方通行「ガキはどォした?」

五和「問題ないでしょう、当麻さんに御坂さん、インデックスさんが一緒ですし」

五和「・・・やはりあの日、アビニョンに降下した人物はあなただったんですね」

一方通行「だろォな」

一方通行「・・・ンなことより、オマエはここで何をしてる訳ですか?」

五和「それはこちらの台詞だと思いますが」

一方通行「見たまンまだ」

五和「・・・あの子のためですか?」

一方通行「ンなわけねェだろ」

五和「では何のために?」

一方通行「ただの暇つぶしだ」

五和「・・・あなたはただの暇潰しのためにそんな表情をするのですね」

一方通行「オマエさっきから何が言いてェンだ?」

五和「いえ、ただ言葉と表情があっていないよう思えただけです」

133: この辺から微妙に違うかも 2010/04/16(金) 13:41:11.77 ID:YGoLICk0
一方通行「今日は気分がのらなかっただけだ」

五和「そうですか?」

五和「あなたは自分が思っているほど非情でも残虐でもないと思いますが」

一方通行「・・・死にてェならそォいえよ」

五和「あなたは私を殺さないでしょう」

一方通行「何を根拠にいってンだ?」

五和「私に何かあればあの子が悲しみますから」

一方通行「死なねェ程度にいたぶるかもしれねェだろォが」

五和「そうですか?私にはどうしてもあなたがそんな人物にはみえません」

一方通行「オマエの頭が愉快すぎるだけだろ」

五和「あなたは常にあの子の事を、打ち止めの事を見守っていましたよね」

一方通行「あいつがいねェと能力が使えねェからだ」

五和「それだけですか?私にはあの子といるあなたがとても幸せそうに見えましたが」

一方通行「どこがだ?うぜェだけだ」

五和「今だって一番にあの子の心配をしましたよね」

一方通行「気まぐれだ」

五和「私ならあなたの力になれますよ」

一方通行「足手まといだ、自惚れンな」

134: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:41:58.95 ID:YGoLICk0
五和「また自分のせいで誰かが傷つくのではないかと考えているのですか?」

一方通行「!なンの話だ?」

五和「図星ですか?」

一方通行「・・・何度もいわせンな、結局何が言いてェ?」

五和「さっきいった通りです、あの子の力になりたいと思っているだけです」

一方通行「さっきいった通りだ、足手まといなンだよ格下が」

五和「では試してみますか?」

一方通行「・・・正気か?」

五和「ええ、必要とあらばですが」

一方通行「・・・・・・」

五和「・・・・・・」

135: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:50:24.24 ID:YGoLICk0
一方通行「・・・・・・クソっ、勝手にしろ」

五和「ええ、そうさせてもらいます」

五和「最後に1つよろしいでしょうか?」

一方通行「・・・・・・」

五和「沈黙は肯定ととりますよ?あなたはあの子自身を、居場所を、世界を守ろうとしているんですよね?」

一方通行「だったらなンだ?」

五和「何故その世界にあなたがいないのですか?」

一方通行「・・・!」

五和「私も似たような人を知っていますがあなたとは状況が違います。彼はある女性を助けるため、自身で大切な人の記憶を消して彼女を見守る道を選ばざる得なかった。しかしあなたは違うはずです、それどころかあの子が一番傍に居てほしい人間はあなたのはずです」

五和「なのに何故あなたは

一方通行「はン、記憶を消したから一緒にいれない?見守る道しかなかった?そいつはとンでもねェクソったれだな。そいつがいったのか?一緒に居たくねェってよ」

五和「そ、それは」

一方通行「・・・俺はクソったれの甘ったれなンだよ」

136: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 13:57:12.83 ID:YGoLICk0
打ち止め「2人とも遅いなってミサカはミサカは迷子になってないか心配してみたり」

美琴「そ、それでアンタあの子と何ともないの?」

上条「何ともってなんだよ、五和とは3回程御馳走になった程度だが」

美琴「そそそそうなんだ、へえー、詳しく聞きたいわね」

禁書目録「お腹空いたんだよ、いつわはまだ来ないのかな」 

137: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 14:01:29.67 ID:YGoLICk0
五和「お待たせしてすみません」

一方通行「・・・・・・」

打ち止め「遅い!ってミサカはミサカは喜びを隠しつつあなたに抱きついてみる」

一方通行「オイ!やめろクソガキ!」

禁書目録「遅いんだよ、ごはんー」

五和「材料は買ってきたのですぐに作りますね」

美琴「わ、私も手伝うわ」

上条「じゃあ俺も」

一方通行「・・・オマエは座ってろ」

上条「え?」

138: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 14:13:13.64 ID:YGoLICk0
美琴「ね、ねえ、あの時の話だけど」

五和「あの時?」

美琴「昨日の・・・」

五和「ああ、一方通行さんと打ち止めさんの話でしたっけ」

美琴「え?」

五和「え?」

139: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/16(金) 21:02:43.51 ID:YGoLICk0
五和「できましたよ、たくさん食べてくださいね」

禁書目録「いただきます!」ガツガツ

上条「お前はもっとゆっくり食えよ」ハアー

一方通行(食欲湧かねェな)

打ち止め「あなたはもっと食べなきゃってミサカはミサカはあなたのお皿におかずを盛りながらおせっかいをやいてみる」

一方通行「何すンだクソガキ!」

打ち止め「せっかく作ってもらったんだからそれくらい食べないと失礼だよってミサカはミサカは説教してみる」

一方通行「うっせェよ」

打ち止め「なんだかんだいいつつちゃんと食べるんだねってミサカはミサカはあなたを褒めてみる」

一方通行「オマエは人の事どうこォいう前に好き嫌い直せ」

打ち止め「うっ!それをいわれるとちょっと弱るかもってミサカはミサカは凹んでみる」

禁書目録「やれやれ、好き嫌いするようじゃまだまだガキンチョなんだよ」

打ち止め「ムキー!ちゃんと食べられるもん!ってミサカはミサカはしぶしぶ食べてみる」

五和「頑張ってくださいね」

打ち止め「うう、頑張ってたべたから褒めてほしいかもってミサカはミサカはあなたを眺めてみる」

一方通行「あーはいはいよく頑張りましたね」クシャクシャ

打ち止め「投げやりな感じがするってミサカはミサカは納得できなかったり」

141: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 05:57:45.89 ID:jQqYZ6c0
上条「何度も御馳走になって悪いな、おかげで上条さん的には大助かりですよ」

五和「いえ、こちらこそ助かりました」

禁書目録「またごはん食べさせてね」

一方通行「・・・・・・」

打ち止め「それじゃまたねってミサカはミサカは別れを惜しんでみる」

美琴「じゃあ私も帰るわ」

上条「送って行くぞ、1人だけじゃ危ないしな」

美琴「な、大丈夫に決まってんでしょ!私を誰だと」

上条「はいはい、いいから行くぞ」

美琴「あっ、ちょっと!?」


一方さん成分を補充してたら朝になってた 

142: この辺から 2010/04/17(土) 05:58:27.33 ID:jQqYZ6c0
五和(当麻さんと御坂さんが2人っきりになるというのに、嫉妬の念がほとんど湧きません)

五和(恐らく今はこの2人と一緒に居ることでいっぱいいっぱいなのでしょうね)

打ち止め「イツワ、どうかしたってミサカはミサカは尋ねてみる」

五和「いいえ、何でもありませんよ」

一方通行(・・・このガキの力になりたい、か)

打ち止め「あなたも何かあったのってミサカはミサカは同じ質問をぶつけてみる」

一方通行「なンでもねェよ」

一方通行(・・・このガキを守りきるのは1人じゃ無理だって学ンだばっかりだってェのにいつまで甘えてンだ俺は?)

一方通行(チィッ、胸クソ悪ィ・・・ン?)

一方通行(そもそも何で俺はこいつと話しなンざしたンだ?無視すりゃいいのによォ)

一方通行(つーか冷静になりゃなンて愉快な事言っちまったンだ?俺は・・・)

打ち止め「一方通行?」

一方通行「・・・・・・」

143: この辺から新しい 2010/04/17(土) 06:03:16.28 ID:jQqYZ6c0
翌朝

打ち止め「ねえねえ、昨日たくさん寝たんだから今日くらい一緒に遊ぼうよってミサカはミサカはあなたと遊びたかったり」

一方通行「うっせェ、あいつとどっか行ってろ、俺は寝る」

一方通行(あー、完全に黒歴史だ。三下相手に八つ当たりした時並みだ、消えてェ)

打ち止め「昨日から元気ないけど何かあったってミサカはミサカはいらぬ世話を焼いてみる」

一方通行「なンでもねェからさっさとどっか行け。邪魔だ」

打ち止め「酷い!あなたなんか知らないってミサカはミサカはイツワの元へ行くからね!」

一方通行「さっさと行け」

打ち止め「うぅ、じゃあ本当に行っちゃうよってミサカはミサカは確認をとってみる」

一方通行「さっさと行け」

打ち止め「本当に本当にいいのって

一方通行「さっさと行け」

打ち止め「もういいもん!ってミサカはミサカはあなたなんか知らないから!」バタン

一方通行「・・・寝るか」

144: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 06:11:35.84 ID:jQqYZ6c0
ピンポーン

一方通行(だりィ、無視だ無視)
ピンポーンピンポーンピンポーン
一方通行(クソガキか?嫌がらせのつもりかよ)
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一方通行「だァああ!うっせェ!」

一方通行「うっせェぞ!クソガキ!」ガチャ

番外個体「やっほう、殺しに来たよ、一方通」ガチャン

一方通行(・・・寝るか)スタスタ

番外個体「ちょっと!無視しないでよ!」ドンドン

一方通行「だァああ!うっせェ!近所迷惑だろ!」ガチャ

番外個体「あなたがすぐ開けないからでしょ」

一方通行「はあ、何しに来た?」

番外個体「だから殺しに来たんだよ、あなたを」

一方通行「間に合ってます」バタン

ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一方通行「うっせェ!!!」

145: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 06:34:14.18 ID:jQqYZ6c0
10分後

番外個体「お邪魔しまーす」

一方通行「すでに邪魔だから帰れよ」

番外個体「あなたって性格悪いよね、悪いのは見た目だけにしてほしいな」

一方通行「オマエに言われたくねェよ」

番外個体「うっさいな、それよりこの家はお客様がきたのにお茶も出ないの?」

一方通行「客じゃねェだろ、さっさと帰れ」

番外個体「お、サンドイッチだ、あなたが作ったの?いただくね」モグモグ

一方通行「俺から断り取ってから食えよ、いいけどよォ」

番外個体「結構いけるわね、あなた料理までしてんの?家庭的な一方通行(笑)」

一方通行「ンなわけねェだろ、それ食ったらさっさと帰れよ」コト

番外個体「お客さん相手に安物の麦茶?もっといいの出してよ」

一方通行「あァいえばこォいう野郎だな」イライラ

番外個体「まあ悪くなかったよ。ごちそうさま」

一方通行「そォかよ、それは何よりだ。お帰りはあっちですよ」

番外個体「さあ次は家宅捜査でもしますか」

一方通行「オマエマジで帰れよ!!」

番外個体「なんでそんなに帰したがるの?まさか女でも呼ぶつもりとか?似合わないからやめといた方がいいよ」

一方通行「うっせェ、ンなンじゃねェよ。オマエがウザいだけだ」

146: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 06:43:33.60 ID:jQqYZ6c0
番外個体「あなたには負けると思うけど?」

一方通行「そォかよ、勝手にいってろ」

番外個体「あの子はどうしたの?」

一方通行「遊びに行ったンだろ」

番外個体「じゃあミサカ達もどこか行こうか」

一方通行「なンでそォなるンだ?俺は忙しいンだ、とっとと帰れ」

番外個体「ははーん、さては何か秘密があるんだよね?」

一方通行「なンでそォなる・・・」

番外個体「だってあなたどう見ても暇そうだし、ミサカを帰そうと必死だし」

一方通行「疲れてンだよ、察しろ」

番外個体「それじゃあミサカが眠らせてあげようか?永遠に」

一方通行「・・・オマエといるとガキといるときより疲れるわ」ハア

番外個体「褒めても何も出ないよ?」

一方通行「これを褒めてるように聞こえたならよっぽど愉快な脳味噌持ってンだな、オマエは、マジうぜェから消えろ」

番外個体「いいのかな?ミサカにそんな口聞いて?」

一方通行「あン?」

番外個体「えい」ピリピリ

一方通行「オマ・・・、能力・・・、」

番外個体「あはは、能力の使えないあなたなんて敵じゃないね」

一方通行「踏む・・・・な・・・、」


打ち止め「ただいまーってミサカはミサカはあなたのことを気にしつつ挨拶してみる」

五和「ただいま戻りました、昼食作り・・・え?」

番外個体「あれ?」

打ち止め「あ・・・」

一方通行(・・・死にてェ)

147: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 07:01:52.63 ID:jQqYZ6c0
五和「・・・御二人の趣味の事をとやかくいうつもりはありませんけど、年頃の女の子がいるのにそういう事をするのは自重した方がよろしいかと」

番外個体「な!ミサカ達はそんなんじゃないよ!ていうかあなたこそ!ねえ、この人の何なの?」

五和「私は天草式十字凄教徒の五和です。しばらくあの子の護衛として来た者です」

番外個体「そんなの一方通行一人いれば済む話だよね?どうかんがえてもおかしいよ」

五和「そんなこと私に聞かれましても」

番外個体「それにあなた本当に戦えるの?足手まといなんじゃない?学園都市の外から来た人なんてさ」

五和「それは聞き捨てなりませんね、仲間たちへの侮辱は許しませんよ」

番外個体「大体天草式十字凄教徒って何?胡散臭すぎ」

五和「な!変な服装しているあなたにいわれたくありません!」

番外個体「どこが変なのよ!ていうかこの人よりマシだし、それ以前に服装は関係ない!」

五和「変です!どう見ても変ですよ!」

番外個体「うっさい!服装は関係ないっていってるでしょ!地味なあなたに言われたくないっての!」

五和「これはこの街の景色に溶け込むためのもので」

番外個体「景色に溶け込む?個性なさすぎでしょ、あなた」

五和「・・・人が気にしてる事を」

番外個体「図星だった?あはははは、ごめんね!あはは」

148: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 07:09:47.35 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「二人が怖いよってミサカはミサカはあなたに救いを求めてみる」

一方通行「あは」

打ち止め「はえ?」

一方通行「あははははははははは!!ぎゃあははははははははははははははははははは!!」

打ち止め「・・・・・・」

149: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 07:24:58.82 ID:jQqYZ6c0
1時間後

一方通行「・・・・・・」モグモグ

打ち止め「・・・・・・」モグモグ

番外個体「・・・・・・」モグモグ

五和「・・・・・・」モグモグ

一同(・・・・・・誰か何か喋れ[って]よ)

打ち止め「イツワの料理は美味しいねってミサカはミサカはあなたに話をふってみる」

一方通行「まあ食えなくはねェな」

番外個体「そうね」

五和「たくさん食べて下さいね」

打ち止め「うん!」

一方通行「・・・・・・」モグモグ

番外個体「・・・・・・」モグモグ

五和「・・・・・・」モグモグ

打ち止め(・・・・・・楽しくない)モグモグ

151: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 07:56:57.21 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「それであなたはどうしてここにいるのってミサカはミサカは今更な質問をしてみる」

番外個体「このいけすかない一方通行をいたぶりにかな」

一方通行「嫌がらせの間違いだろ」

打ち止め「あれ?あなたってもしかしてこの人の事好きなの?ってミサカはミサカは尋

番外個体「ありえないから!なんでこんなもやしを!ウザいだけじゃん!視界に入って来ないでよ!」

一方通行「オマエが勝手に来たンだろ、俺だってオマエなンかと会いたくねェっての」

番外個体「な!もういい!帰ればいいんでしょ!」バタン

一方通行「なンだ?あいつ」

打ち止め「あなたって・・・、まあ今回は番外個体も悪いけど」

一方通行「はァ?」
 

153: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 08:11:23.65 ID:jQqYZ6c0
五和「おや?番外個体さんは?」

打ち止め「帰ったよってミサカはミサカは報告してみる」

五和「用事は済んだのでしょうか」

一方通行「嫌がらせなら十分して行きやがったよ、クソ」

打ち止め「ああ!カナミンの再放送見ないとってミサカはミサカはチャンネルが見つからないから能力で

一方通行「それやめろっていっただろ」

打ち止め「痛い!痛い!ちゃんと探すから!」

一方通行「ったくよォ」

五和「あなたはこれからどうするんですか?」

一方通行「寝る、あいつのせいで余計に疲れたしよォ」

五和「そ、そうですか・・・、あの、さっきの方とはどういう関係で?」

一方通行「さァな、この間知り合ったばっかりなンだがやたらと突っかかって来て本気でうぜェ」

五和「そ、そうですか・・・、あのようなことは定期的に?」

一方通行「思い出させンじゃねェ!」

打ち止め「うるさーい!」

一方通行「みcvhヴvbyvば;えるgっせvghb」バタン

五和「え?」

 
154: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 08:24:15.26 ID:jQqYZ6c0
五和「あ、あの」

一方通行「・・・・・・」グダー

五和「もしもーし」ツンツン

一方通行「・・・・・・」グダー

五和「あの、一方通行さんが・・・」

打ち止め「しばらくしたら起きるよってミサカはミサカは答えてみる」

五和「はあ、・・・一応ベッドに運んどきますね」ウンショ

一方通行「・・・・・・」

155: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 08:38:02.90 ID:jQqYZ6c0
一方通行「・・・・・・」グダー

五和(身長の割に随分軽いですね・・・、私がいない間はよっぽど偏食だったんでしょうか)

五和(肌は真っ白で随分綺麗ですがよく見ると痣だらけ、こう見えて無茶ばかりしていたんでしょうか)

五和(まるであの人みたいですね、そういえば)

五和(踏むのってどんな感じなんでしょうか?さっきの方は楽しそうでしたが・・・)

一方通行「・・・・・・・・・・・・」グダー

五和(少しくらいならってそうではなく)ドキドキ

一方通行「・・・何見ンだオマエ」

五和「ひゃいい!何でもないです!目が覚めたんですね!」

一方通行「寝てたわけじゃねェがな、あンのクソガキ覚えてろよ」ブツブツ

打ち止め「ねえねえ!2人とも!温泉行こうってミサカはミサカは提案してみる」

一方通行「よくもまァ俺の前に姿を見せたもンだコラ」グリグリ

打ち止め「ああ!ごめんなさい!ごめんなさい!」

一方通行「ったくよォ」

五和「どうして急に温泉なのですか?」

一方通行「どォせテレビで影響でも受けたンだろ。分かりやすいガキだな」

打ち止め「ともかく行こう!ってミサカはミサカは手を引っ張ってみる」

一方通行「行きゃいいンだろ、クソ」

156: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 08:55:48.62 ID:jQqYZ6c0
五和「少し距離もありますし、バイク借りていきますか?」

一方通行「そンな距離でもねェだろ、帰りはタクシー拾えばいいしよ」

打ち止め「温泉って初めてなんだってミサカはミサカははしゃいでみる」

一方通行「あーそォかよ」


打ち止め「じゃあミサカ達はこっちだから、くれぐれも覗かないでねってミサカはミサカは念のため注意してみる」

一方通行「だれが覗くか、さっさと行け」

五和「では後ほど」

157: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 09:22:07.47 ID:jQqYZ6c0
一方通行(つーかよく考えりゃ杖つきながらどォやって浴場まで行きゃいいンだ?)

一方通行(まあ壁に手つきながら行けるか、いざとなりゃ能力使えばいいしよ)ヌギヌギ

一方通行(早めに上がってコーヒーでも飲むか)ガラガラ

一方通行(意外と熱いな、ガキはちゃンと入れてンのか?まあ俺には関係ねェか)

一方通行(つーか学園都市の銭湯って透視能力者がいやァ覗き放題じゃねェか、そォいう能力者は入浴規制とかあンのか?)

上条「お、一方通行じゃねえか!」

一方通行「・・・なンでオマエがいンだ?」

上条「何だよ、俺がいたらいけないってか?」

一方通行「そォだ」

一方通行(クソ!何か嫌な予感がしてきやがった)

上条「酷っでえな、あいつらも一緒なのか?」

一方通行「まァな」

青髪「おーい、上やーん」

上条「おう、青髪。お前も来てたのか」

青髪「まあね、ちょっと用事があってね」

上条「用事ってまさか・・・」

青髪「いわせんなや!恥ずかしい」

上条「いや、お前まじでやめとけ、死ぬぞ?」

青髪「上やん、男には死ぬと分かってても譲れへん戦いがあるんやで」

上条「いや、そうじゃなくてだな」

159: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 09:23:48.35 ID:jQqYZ6c0
青髪「上やんがまさかこんなへたれやとは思わんかった、でも僕は違う!」

上条「いやだからね」

青髪「じゃあな!上やん!男の」

一方通行「下らねェことしてンじゃねェよ、ゴミクズが」

青髪「なんやて!?男のロマンを下らへんってどういうことやねん!」

一方通行「面倒くせェ、死ンどけ」カチ

青髪「ふん!ちょっと可愛い顔しとるからって容赦せえへんで?」

上条(短気だなあ)

160: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 09:45:54.48 ID:jQqYZ6c0
番外個体「あ、あなたはさっきの」

五和「ああ、番外個体さんですよね?帰るなら一言いってくれればいいのに」

番外個体「どうしてわざわざあなたに一言いわなきゃいけないのかな?」

五和「いえ、深い意味はありませんが」

番外個体「あなたはあの人と一緒に住んでるの?」

五和「ええ、5日くらい前からでしょうか」

番外個体「そ、そう、あの子を、打ち止めを守るために?」

五和「私の護衛対象は一方通行と打ち止めですけどね」

番外個体「そっか、まあミサカには関係ないけど」

五和「?はあ」

161: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 09:47:57.42 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「あなたもいたんだねってミサカはミサカは陽気に声をかけてみる」

禁書目録「しぃー、銭湯では静かにしてないといけないんだよ」

打ち止め「えっ?そうなの?ってミサカはミサカは驚いてみたり」

禁書目録「これくらい常識なんだよ」

打ち止め「むむ、そうだったのかってミサカはミサカは納得してみる」

禁書目録「・・・・・・」

打ち止め「・・・・・・」

禁書目録「・・・・・・・・・」

打ち止め「・・・・・・・・・」

禁書目録「・・・・・・・・・・・・」

打ち止め「・・・・・・・・・・・・楽しい?」

禁書目録「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

打ち止め「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

163: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 09:54:33.73 ID:jQqYZ6c0
上条「ふー、さっぱりした!」

一方通行(結局全然ゆっくりできなかったな)

上条「おいおい!風呂上がりはコーヒー牛乳って相場できまってるだろ!」

一方通行「はァ?実際風呂上がりにコーヒー牛乳飲んでる愉快な人物見たことねェぞ」

上条「あーあ、何にも分かっちゃいねえな、騙されたと思って飲んでみろって」

一方通行(こいつうぜェ)

164: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 10:12:04.25 ID:jQqYZ6c0
土御門「大丈夫か?青髪」

青髪「つっちー、僕は大丈夫や。こんなことで夢を諦める僕やない」

土御門「青髪・・・、ふん、お前には負けたぜい。ここは俺に任しとけ」

青髪「つっちー・・・何を」

土御門「ふん、馬鹿な戦友(とも)の野望(ゆめ)を叶えるのに貢献したいと思っただけだ」ウッ

青髪「!!よすんや!つっちー!血が!」

土御門「ふん、止めるんじゃねえぜい、お前の夢はそんなちっぽけなもんじゃないはずだ」

青髪「つっちー・・・、すまん、」

165: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 10:12:47.27 ID:jQqYZ6c0
禁書目録「!!これは・・・魔術!」

打ち止め「どうかしたの?ってミサカはミサカは急に様子が変わったあなたに尋ねてみる」

禁書目録「こっちから!」ダッ


五和「!」

番外個体「どうかしたかな?」

五和「番外個体さんは先にあがって置いて下さい」

番外個体「え?」

166: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 10:35:07.24 ID:jQqYZ6c0
禁書目録「ちょっと!そこの変な人!邪魔だからどいて!」

麦野「はあ?」

禁書目録「聞こえなかったの?どいてほしいんだよ」

麦野「あー、ハイハイ分かったわ」

麦野「ブ・チ・コ・ロ・シ・か・く・て・い・ね」

禁書目録「え?」

五和「危ない!」

麦野「どうして邪魔するのかしら」

五和「・・・・・・」

麦野「それにしてもすごい身体能力ね、肉体操作系かなんか?まあどうでもいいか」

番外個体「なっ、原子崩し!気を付けて!そいつ、超能力者だよ!」

五和(クッ!一方通行と完璧に別れる隙を狙ったわけですね。それに超能力者までいるとは、武器も今は手元にありません。どうすれば)

番外個体「なんだかよく分からないけどやるしかないみたいね」

麦野「安心して。みーんなおんなじところに送ってあげるから」

167: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 10:49:59.79 ID:jQqYZ6c0
ドォン

一方通行「随分騒がしいな、また覗きでも出たか?」

上条「いや、そんな感じじゃねえよ」

上条(ま、まさか禁書目録を狙った魔術師が!)

上条「ちょっと行ってくる」

一方通行「お、オイ!やめとけ!」ガシ

上条「お前だって打ち止めがあそこにいるんだぞ!心配じゃねえのかよ!」

一方通行「そ、そりゃあよォ」オロオロ

上条「だったらお前も来い!」

一方通行「なンでそォなる」

上条「お前だってあの子を守りたいんだろ!?いいのかよ!こんなよく分かんねえ野郎に任せっちまってよ!今向こうで何か起きてんのは分かるだろ!それなのに他人にあの子の事を任せっちまって本当にいいのかよ!?お前はそれで満足できんのか!?自分はよくやったって!仕方なかったんだってよお!お前のあの子への思いはその程度だったのかよ!」バキッ

一方通行「そげぶ」パキン

直後、一方通行は自分の中にわだかまっていた何らかの幻想が破裂するのを感じた

一方通行「はン、吠えてンじゃねェぞ!三下がァ!足引っ張りやがったらオマエから壊すからなァ」

上条「へっ、上等だぜ!」

169: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 11:00:47.22 ID:jQqYZ6c0
五和(さすが超能力者といったところでしょうか、2人がかりでもここまで手も足も出ないとは、しかし)

五和「あの子を守ると約束した以上、ひけませんね」

番外個体「後で詳しく聞きたいかな、それ」

麦野「そろそろ飽きたから、終わらせるわね」ドン

番外個体「が」

五和「!番外個体さん!!」

番外個体「助けて、一方」

麦野「まず一人」シュン

170: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 11:20:25.48 ID:jQqYZ6c0
麦野「・・・なんであんたがここにいるのかしら?一方通行」

一方通行「あン?誰だオマエ?生憎とスクラップを覚える趣味は持ち合わせてないンだわ」

麦野「第一位だかなんだか知らないけどさ?あんまり調子のらないでくれる?時間制限付きの最強さん」

一方通行「うっせェスクラップが、随分愉快な体しちゃってよォ、それじゃあ立つもンもたたねェわ」

麦野「・・・[ピーーー]」

一方通行「やってみろ、格下」ポチャ

一方通行が湯船に手を入れた刹那、麦野沈利の四方から4本の水の鞭が飛び出してきた。
麦野は辛うじて防ぐ、そのとき麦野の意識は完全にそちらに向けられていた。そのため気付く事が出来なかった。下から迫ってくる新たな『敵』の正体に

上条「うぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ソゲブ

麦野の体は宙を舞っていた。それが殴られたからだと気付くのに、そう時間はかからなかった。麦野沈利の体は壁に激突するまでそのまま10mほど飛び、脆く崩れ落ちた。

番外個体「ア、一方通行」

一方通行「は、なンて顔してン

一方通行の視界が歪む。彼自身何が起こったか分からなかった、考える事が出来なかった。
そのまま一方通行の体は暗い水底に沈んで行った。
 
172: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 12:04:41.03 ID:jQqYZ6c0
一方通行(・・・ここは?)

番外個体「起きた?どこか痛んだりしてない?」

一方通行「あン?当たり前だろ、つーかここはどこだ?」

番外個体「医務室だよ。あなたが倒れたから」

一方通行「オマエが能力規制なンざするからだろ。ガキ共はどォした?」

番外個体「五和とあの人は金髪を引きずってどっか行ったかな。あの子はアイス買いに行ったよ」

一方通行「そォか」

番外個体「さっきは助かった、ありがと」

一方通行「どォした?気持ち悪ィ」

番外個体「な!?」

一方通行「あのポンコツが気に入らなかっただけだ。礼なンざいらねェよ」

番外個体「そ、相変わらずムカつくね」

一方通行「うっせェ、お互い様だ」

174: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 12:21:17.50 ID:jQqYZ6c0
番外個体「じゃあミサカは病院に戻るね」

五和「御気を付けて」

打ち止め「またご飯食べに来ていいからねってミサカはミサカは別れを惜しんでみる」

一方通行「さっさと行け」

番外個体「・・・」ビリ

一方通行「いvhヴぁうhぐえwwr;あ」

打ち止め「あなたも懲りないねってミサカはミサカは呆れてみる」

一方通行「いつでも来ていいから、番外個体」

番外個体「え!?う、うん。それじゃあ!」

一方通行「・・・何言わせンだコラ」

打ち止め「えー、何の事ってミサカはミサカはとぼけて痛い!痛い!」

一方通行「チィッ」

五和「・・・・・・」

175: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 12:31:24.61 ID:jQqYZ6c0
一方通行「もォこんな時間か、適当になンか食って

五和「駄目ですってば!」

打ち止め「ミサカもイツワの料理が食べたいってミサカはミサカは意見してみる」

一方通行「よく飽きねェな」

打ち止め「あなたこそそうでしょってミサカはミサカは普段お肉しか食べないあなたがちゃんとお野菜を食べてる事を報せてみる」

一方通行「余計な事いうンじゃねェよクソガキ」

五和「ふふ、腕によりをかけて作りますね」

176: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 12:42:03.11 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「ふー、満足満足ってミサカはミサカはお腹を叩いてみる」

一方通行「みっともねェ真似すンな」

五和「それでは片付けて来ますね」

打ち止め「イツワが来てくれて大助かりだよ。このままいてくれてもいいからねってミサカはミサカはむしろこのままいて欲しかったり」

一方通行「オマエ何さまだよ」

打ち止め「まあまあ、細かいことは気にしないってミサカはミサカは繊細なあなたに溜め息をついてみる」

一方通行「うっせェ」

五和「・・・・・・」

177: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 12:49:59.03 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「そろそろ眠いかもってミサカはミサカは目を擦ってみる」

五和「もういい時間ですし、今日も色々ありましたしね」

打ち止め「あなたも早めに寝るんだよってミサカはミサカは余計な御世話だけど礼儀なのでいってみる」

一方通行「あァ、分かったからガキはさっさと寝ろ」

178: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 13:07:10.82 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「ここでドッキリってムニャムニャ」zzZZ

五和「・・・・・・」ガチャ

一方通行「こンな時間に散歩か?」

五和「あなたも意地が悪いですね」

一方通行「今更だな」

五和「明日から別の方が配属されることとなりました。といってもそろそろほとぼりも覚める頃なので本当に短い間でしょうが」

一方通行「・・・・・・」

五和「あの子を守れなくて申し訳ありません」

一方通行「あの子?ガキなら何も」

五和「いいえ、番外個体さんの方です」

一方通行「・・・聞いたのか?」

五和「ええ、実験の事も、それ以降のことも、あなたも事も」

五和「あなたが打ち止めさんと同じ世界にいれないと考えている理由が、居場所を見付けられないと考える理由が分かった気がします」

一方通行「チィッ、末梢したい忌々しい記憶だな」

五和「あなたはもっと他人に弱さを見せた方がいいと思いますよ。そうでないとまた耐えられなくなります」

一方通行「余計な御世話だ」

五和「話がそれましたね。あの子は全てを知った上であなたと共に居ます、その思いに答えてあげるのもいいと思いますよ」

一方通行「世界がどォとかいう話か?下らねェ」

179: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 13:10:37.03 ID:jQqYZ6c0
五和「では私は行きます、何かあれば呼んでいただければすぐに駆けつけます、それでは」

一方通行「何で一人で話すだけ話して帰る気満々なンですか?」

五和「え?」

一方通行「オマエがいねェと誰がメシ作るンだよ、朝昼晩3食付いてンのがお前の売りだろ」

五和「いつから私は便利屋に・・・」

一方通行「オマエの都合なンざ知るか、こっちはオマエの都合に合わせてここまで付き合ってやったンだよ、これからは俺の都合に付き合え」

五和「勝手ですね、まああなたらしいですが」

一方通行「どォなンだ?」

五和「・・・・・・」

一方通行「・・・・・・」

五和「いいですよ、またよろしくお願いします」

~おわり~


186: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 15:35:21.12 ID:jQqYZ6c0
ファミレスにて

上条「なんで俺が一方通行と一緒にいんでせう?」

一方通行「こっちの台詞だろ、三下」

上条「その三下っていうのいい加減やめてくれないか?」

一方通行「いや、俺も三下って呼び方はどォかと思ってたンだけどよ?なンかこっちの方がしっくりくるっつーか」

上条「いやいや、ていうかあなたは人をヒーロー扱いしておいて名前もちゃんと呼べないんですか?」

一方通行「うっせェ、ヒーローは関係ねェだろ。でも原作ではオマエの事普通に上条って呼びそォな気がするな」

上条「いや、原作とか関係なくて」

禁書目録「それよりいい加減この子と私、2人ともメインヒロインのはずなのにSSでの扱いの違いに不満があるんだよ」

上条「いや、お前はよく作者に見捨てられなかったと思うよ、御坂とか人気あるからさ」

一方通行「俺はクソガキ以外ヒロインと呼べる奴がいねェし作る気がねェからな、まあこのガキがヒロインってのもアレだが」

打ち止め「もう照れちゃってってミサカはミサカは茶化してみる」

一方通行「これが照れて見えンなら眼科行った方がいいな、次の定期検診のときに脳味噌も見て貰って来い」

上条「おいおい、そこまでいうか?」

禁書目録「そうだよ!言い過ぎなんだよ!この子が可哀想かも」

一方通行「オマエの存在による三下の財布の方が可哀想だろ」

上条「おお、分かってくれるか」

一方通行「オマエ食費云々言ってるくせにゲーセンで遊んだり超電磁砲と遊んだりしてるよな?本当に金ねェの?」

上条「ねえよ!だから特売は常にチェックしてるぜ」

一方通行「あーそりゃ大変だ」

上条「興味なさそうですね」

一方通行「いや、オマエ等がどォなろォが興味ねェし」

上条「さいですかとりあえず何か食うか、俺肉うどんで」

禁書目録「じゃあ私はここにあるの全部ね」

上条「おい」

一方通行「別にいいだろ、オマエ等の分くれェ奢ってやるよ」

187: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 15:36:03.88 ID:jQqYZ6c0
上条「お前ってなんでそんなに金あるんだ?」

一方通行「研究所から実験のたびに金が入ンだよ、金くらい使ってねェ口座に山ほどある」

上条「やだ、この人かっこいい///」

一方通行「まあ借金8兆ほどあるけどな」

上条「どうやら幻想だったらしいな」

一方通行「オイ、まァ踏み倒しフラグ立ってるがな」

上条「それよりさっきから俺達2人ばっかり話してるな」

一方通行「あァ、ガキはミサカはミサカはの後に何いれる考えるの面倒だからな」

打ち止め「酷い!ってミサカはミサカは」

上条「うちの穀潰しは不人気だからな、まあ恨まれ役につかっても『さすがインなんとかさん』ですんじゃうからSSではよく見かけるけどな」

一方通行「まァな、それよりいつになったらほのぼのSS始まるンだ?」

上条「俺に聞くな」

188: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 15:48:00.12 ID:jQqYZ6c0
とある偽物の一方通行

一方通行「なンの用だァ?こンなところに呼び出しやがってよォ」

海原「いえ、ちょっと皮膚をいただけないかと思いまして」

一方通行「ああ皮膚をね、それでオマエはどンな愉快な死に方がお望みだァ?」

海原「お願いします!この通りです!僕が世界中で手に入れた㊙ロリ写真集を上げますから!」

一方通行(セロリ)「チィッ、痛くすンじゃねェぞ」

海原「ありがとうございます!では早速」


海原「ふふふ、これであなたは用済みです。しばらくここで大人しくしててください」バタン

一方通行「オイ!出せ!クソ!能力が使えねェ」

189: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 16:00:00.21 ID:jQqYZ6c0
海原(ここが一方通行の家ですね)ガチャ

打ち止め「おかえりーってミサカはミサカはあなたに飛びついてみる!」ダキッ

海原(Oh、これがミサカさんの・・・、なんと可愛らしい)

打ち止め「あれ?今日は避けないんだねってミサカはミサカは違和感を感じてみたり」

海原「うっせえ、疲れてんだ、さっさとどけ」

打ち止め「あれ?いつものあなただってミサカはミサカは名残惜しいけどあなたから離れてみる」

海原(危ない所でした)

海原(しかしなかなかいいところに住んでますね、しかもこの子と2人暮らしとは)

打ち止め「そういえば今日はヨミカワ達が食べに来ないかだってってミサカはミサカは報告してみる」

海原「あー、たまには行ってみるか」

打ち止め「あなたが一緒に来るなんて珍しいねってミサカはミサカは嬉しがってみる」

海原「まあたまにはな」

海原(この子の誘いを断るとはなんとけしからん、このまま僕がここにいた方が彼女のためになるのでは?)

海原「そういえばお前、海原って知ってるか?」

打ち止め「ああ、変態ロリコンストーカー三拍子揃った最低の奴だから見付けたら近付いちゃ駄目だっていってた人だね、ってミサカはミサカは確認してみる」

海原「あー、それがよぉ、俺あいつの事誤解してたわ。あいつは紳士で素直で笑顔が素敵なクールなやつだぜ」

打ち止め「・・・へー、そうなんだってミサカはミサカは考えを改めてみる。それよりそろそろ行かないと間に合わなくなるよってミサカはミサカは警告してみる」

海原「そおか、じゃあ行くか」

191: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 16:08:28.21 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「あ、あの人だってミサカはミサカは手を振ってみる」

上条「おう、打ち止めに一方通行か、久しぶりだな」

海原「よお、久しぶりだな。どぉかしたのか?」

上条「ああ、ちょっと用事があってな・・・・・・そげぶ」

海原「ごはっ」パキッ

海原「何故僕が偽物だと・・・」

上条「さっき御坂妹が来て教えてくれた。今打ち止めと一緒にいるのは偽物だから一発ぶん殴ってほしいってよ」

海原「な、馬鹿な」

打ち止め「あの人が海原の事を褒めたら偽物だって疑えって前に言ってたんだってミサカはミサカはネタバレしてみる」

上条「一方通行をどこへやった?」

海原「・・・偽物じゃあ駄目でしょうか?」

上条「駄目に決まってんだろ、そげぶ」

海原「あべし」

~おわり~

196: 一方通行「・・・またオマエか」 2010/04/17(土) 17:45:42.08 ID:jQqYZ6c0
番外個体「やっほう!一方通行」

一方通行「・・・オマエか、何しに来たンだ?」

番外個体「今のうちにどんな死に方がいいか聞いとこうかと思ってさ」

一方通行「オマエもう学園都市のいいなりになるのやめたンだよな?」

番外個体「うん、ミサカの独断だけどね。今はカエルのお医者さんのところでお世話になってるよ」

一方通行「じゃあこンなつまンねェこといつまでもしてンじゃねェよ」

番外個体「あなたに説教なんかされたくないな」

一方通行「うっせェ、こっちが迷惑してンだ。いい加減気付け」スタスタ

番外個体「あ!待ってよ!」ビリビリ

一方通行「・・・・・・」カチキュイイ

番外個体「ムカつく!!」ムキー


一方通行宅
一方通行「・・・・・・」ガチャ

打ち止め「おかえりーってミサカはミサカはあなたを出迎えてみる」

一方通行「あァ・・・」

打ち止め「どうかした?ってミサカはミサカは聞いてみる」

一方通行「なンでもねェよ」

打ち止め「?」

197: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 18:09:18.64 ID:jQqYZ6c0
打ち止め「じゃあミサカはそろそろ帰るねってミサカはミサカは別れを惜しんでみる」

一方通行「あァ、とっとと行け」

打ち止め「あなたもヨミカワ達と一緒に住めばいいのにってミサカはミサカは提案してみる」

一方通行「気が向いたらな」

打ち止め「約束だからねってミサカはミサカは無理矢理話を切り上げてみる!じゃあバイバーイ!」

一方通行「ちゃんと話聞いてンのかよ、クソ」ガチャン

一方通行(・・・寝るか)



ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン

一方通行(・・・・・・またあいつか)ガチャ

一方通行「オマエいつまでやるつもりだ?」

番外個体「うーん、あなたがストレスか睡眠不足で倒れるまでかな」

一方通行「そォかよ、その前にオマエがスクラップになりそォだがな」

番外個体「それじゃあお邪魔するね」

一方通行「オイ」

198: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 18:24:40.44 ID:jQqYZ6c0
番外個体「しかし相変わらず何もない部屋だね」

一方通行「メシ食って寝るくれェしかやる事ねェしな」

番外個体「へー、もやしのくせに生意気だね」

一方通行「うっせェ!もやしは関係ねェだろ!」

番外個体「喉乾いたんだけど?」

一方通行「チィッ、これ飲ンだら帰れ」コト

番外個体「あなたっていつも似たような事しかいわないよね」

番外個体「っていうか普通お客さんに缶コーヒーのそれもブラックとか出す?そんなんだからその年で白髪まみれなんじゃないかな」

一方通行「白髪じゃねェよ!いらねェなら飲むな!」

番外個体「ああ、大ニュースがあるんだけど聞きたい?」

一方通行「聞きたくねェ」

番外個体「そう、じゃあいいや」

一方通行「?随分素直じゃねェか気持ち悪ィ」

番外個体「あなたには負けるけどね」

一方通行「・・・・・・」

199: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 18:39:21.09 ID:jQqYZ6c0
一方通行「オイ、いつまでいる気だ?」

番外個体「?何が?」

一方通行「いや、いつまで居るつもりだよ。そろそろ病院に戻る時間だろ?」

番外個体「?あなたが何をいってるのか分からないんだけど」

一方通行「はァ?」

番外個体「ああ、そういえばさっき人の話を聞こうとしなかったもんね」

一方通行「あン?大ニュースがどォってやつか?」

番外個体「それそれ、意外と脳味噌は正常で助かった」

一方通行「・・・・・・」

番外個体「ほら、ミサカってさ、他のミサカと違ってカエル先生のボランティアでお世話になってるよね?」

一方通行「あァ、言われてみればそォだな」

番外個体「でも他のミサカ達がいる手前いつまでもお世話になるっていうのもあれかなって思ってさ」

一方通行「それがどォなりゃこォいう結論に至るンだ?」

番外個体「だって元はと言えばあなたのせいだし」

一方通行「・・・・・・」

番外個体「・・・・・・」

一方通行「・・・クソ!勝手にしろ!」

番外個体「いわれなくてもそのつもりだよ、それよりごはんはいつもどうしてるの?」

一方通行「・・・」ハア

201: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 18:55:11.73 ID:jQqYZ6c0
ファミレス

番外個体「いつも外食か、不健康の鏡だね」

一方通行「うっせェ」

番外個体「ミサカはこの一番高いのを頼んでみようかな、すみませーん」

一方通行「・・・オマエいつまでいるつもりだ?」

番外個体「これ2つ」

一方通行「オイ、俺に選択権はねェのかよ、いいけどよ」

番外個体「まあまあ、いいじゃん。新婚さん生活」

一方通行「気持ち悪ィ事いってンじゃねェ!つーか新婚カップルが早々にファミレスで夕食取るか!」

番外個体「あなたは新婚さんに幻想を持ちすぎだよ」

一方通行「むしろオマエの考えの方がおかしいと思うが」

番外個体「あなたにおかしいって言われるなんて死んだ方がマシだね」

一方通行「・・・・・・」


 

204: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 19:07:06.08 ID:jQqYZ6c0
番外個体「おいしい、病院の料理とはえらい違い」

一方通行「そりゃそォだろ、病院はメシ食う所じゃねェしな」

番外個体「何得意げに当たり前の事いってるのかな?かっこわるいよ?」

一方通行「・・・・・・」モグモグ

番外個体「・・・・・・」モグモグ

番外個体「あなたってあれからも仕事は続けてるの?」

一方通行「・・・さァな」

番外個体「あれ以降あの人には会った?」

一方通行「・・・さァな」

番外個体「ちなみに今口座にいくら入ってる?」

一方通行「・・・さァな」

番外個体「そっけないな、せっかく話しかけてるのに」

一方通行「・・・壁にでも話してろよ」フッ

番外個体「・・・キモ」

一方通行「・・・・・・」

205: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 19:11:08.69 ID:jQqYZ6c0
アリガトウゴザイマシター

番外個体「ふー、満足満足、さあゲーセン行こうか」

一方通行「帰ンねェのかよ」

番外個体「こんな時間に帰ってあなたと気まずい時間なんて御免こうむりたいんだけど」

一方通行「お互い様だろ」

206: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 19:24:02.77 ID:jQqYZ6c0
ゲームセンター

番外個体「とりあえずお約束のクレーンゲームから」

一方通行「あの不細工な馬のぬいぐるみとかオマエみたいvbhらgyvばyr」バタン

番外個体「あまりミサカを怒らせない方がいいよ?」

一方通行「オマエマジで覚えてろよ」

番外個体「あなたはあの白い兎ちゃんかな?可愛い一方通行(笑)」

一方通行「全然似てねェだろ!」

番外個体「あ、あっちにもなんかあるよ」スタスタ

一方通行(・・・このカエルのストラップはクソガキが好きなキャラクターか、ケロヨンだったか)

一方通行(やることもねェし取っといてやるか)カチャ

一方通行(・・・・・・!クソ!馬のストラップ取っちまった!次だ次)

番外個体「何のんびりしてるの?」

一方通行(・・・なンとかとれたか、これどォすっかな)

一方通行「オイ、オマエにこれやるよ」

番外個体「はあ!?さっきの馬のちっこいのじゃない」

一方通行「大切にしろよ」

番外個体「え?あ、うん・・・」

一方通行(あン?突っ返されると思ったンだが)

207: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 19:48:20.00 ID:jQqYZ6c0
番外個体「ゲーセンって完全下校時刻過ぎてもやってるんだね、アニメでは

一方通行「細けェことはいいンだよ、次は何すンだ?」

番外個体「・・・なんでもいいのかな?」

一方通行「あン?何でもいいからさっさと決めろ」

番外個体「じゃああのプリクラっていうのを撮ってみたいな。どうせあなたもないんでしょ?」

一方通行「あーはいはい、撮りゃいいンだろ、あれこれ文句付けンなよ」

番外個体「不服そうだね」

一方通行「気のせェだろ」

208: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 20:04:34.57 ID:jQqYZ6c0
一方通行「一度に三枚も撮ンのかよ、面倒くせェ」

番外個体「なんか色々選択肢でてるけど適当でいいよね」

番外個体「お、始まるみたいだね、ピースしろってさ」

一方通行「はァ?なンでンなこと・・・やりゃいいンだろ、クソ」

番外個体「おー、撮れた撮れた、あなたは写真の中まで無愛想だね」

一方通行「ほっとけ」

番外個体「次はこのポーズだって」

一方通行「チィッ、面倒くせェ」

番外個体「おおー、あなたは何度見ても同じ顔だね」

一方通行「悪かったな」

「はーい、それじゃあ男の人は女の子の肩に手をまわして」

番外個体「はあ!?」

一方通行「あン?やめっか?」

番外個体「・・・ここまで来て何いってるの?」

「さーん」

一方通行「はいはい、やりゃあいいンだろ」

「にー」

番外個体「早くして!」

「いーち」

一方通行「はいよ」ガシ

カシャ

210: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 20:14:10.97 ID:jQqYZ6c0
番外個体「け、結構よく撮れてるかな」

一方通行「そォか?普通だろ」スタスタ

番外個体「待ってよ!半分もってなよ」

一方通行「いらねェよ、大体オマエが撮りたいっていいだしたンだろォが」

番外個体「そうだけどそれとこれは関係ないよ、はい半分」

一方通行「はいはい、持ってりゃいいンだろ」

212: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/17(土) 20:34:32.63 ID:jQqYZ6c0
一方通行宅
一方通行「すっかり遅くなったな」

番外個体「まあたまにはいいんじゃないかな」

一方通行「さっさと風呂入って寝ろ」

番外個体「あなたから入りなよ、仮にも家主だし」

一方通行「仮じゃねェだろ」

番外個体「細かいね、女々しい一方通行(笑)」

一方通行「それ気にいってンのか?」

218: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 02:31:20.75 ID:iD6q0UA0
番外個体「おはよう、というよりこんにちは」

一方通行「・・・そォいやオマエがいるンだったな?」

番外個体「年の割に物忘れが激しいみたいだね。もう一回頭掻き回されたら?」

一方通行「・・・・・・メシは?」

番外個体「どうするの?」

一方通行「・・・・・・」



おはよう、レスついて嬉しいです

220: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 03:46:06.79 ID:iD6q0UA0
コンビニ
アリガトウゴザイマシター
一方通行「いや、オマエはすげェよ、居候とは思えねェ」

番外個体「いやいや、そんなに褒めなくても」

一方通行「チッ、どこまでもめでてェやつだな」

番外個体「そんな顔してたら幸せが逃げて行くよ」

一方通行「オマエのせいだろ」

番外個体「あなたのしかめっ面は元からでしょ」

一方通行「うるせェ」

221: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 03:46:55.73 ID:iD6q0UA0
打ち止め「おかえりーってミサカはミサカは出迎えてみる」

一方通行「・・・オマエも毎日飽きねェな」

番外個体「最終信号じゃん、元気だった?」

打ち止め「久しぶりーってミサカはミサカは挨拶をしつつどうしてあなたが一方通行といるのか尋ねてみる」

番外個体「ああ、ここに住むことになったから」

打ち止め「ずるい!ミサカもお世話になるねってミサカはミサカは先手必勝」

番外個体「ああ、いいんじゃないかな」

一方通行「オマエ等何様だよ」

番外個体「まあまあ、お茶煎れるね。安物だけど」

打ち止め「お気になさらずってミサカはミサカは言葉とは裏腹にくつろいでみる」

一方通行「・・・・・・」

222: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 04:44:42.28 ID:iD6q0UA0
打ち止め「あ、ケロヨン発見ってミサカはミサカは遠まわしに欲しがってみる」

一方通行「あァ、この間ついでに取ったやつだ、欲しいなら持ってけ」

番外個体(!ついでってこれの・・・?)

打ち止め「いいの!?じゃあ遠慮なくってミサカはミサカは貰ってみたり」

一方通行「あァ、・・・オマエどォかしたのか?」

番外個体「!なんでもない!!気持ち悪いから顔近づけないでよ!」

一方通行「はいはい、そォですか。オマエ等定期健診行かなくていいのか?」

打ち止め「そういえばそろそろそんな時間だねってミサカはミサカは我に返ってみる」

番外個体「それもそうだね、じゃあ行ってくるね」

打ち止め「終わったら来るからねってミサカはミサカは約束してみる」

一方通行「分かったからさっさと行け」シッシッ

223: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 04:45:20.58 ID:iD6q0UA0
一方通行(あの野郎・・・、俺のコーヒー飲んで行きやがって、クソ!)

一方通行(この銘柄も飽きてきたなァ。今日は別のも)

上条「おう、一方通行じゃねえか!」

一方通行「・・・」ハア

上条「溜め息吐くんじゃねえ!せっかく話しかけたのによ!」

一方通行「うるせェ、俺は疲れてンだ。わずかな休息時間くれェ自由にさせろ」

上条「何かあったのか?」

一方通行「何もねェよ」

上条「まあまあ、何かあったんだろ?俺でよければ相談に乗るぜ」

一方通行(こいつうぜェ)

一方通行「なンもねェよ。邪魔すンな」

上条「まあまあ、あそこの喫茶店行こうぜ」グイグイ

一方通行「引っ張ンな!あぶねェだろ!」

224: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 05:00:23.88 ID:iD6q0UA0
上条「なるほどな、そんなことが」

一方通行「ったくよォ、うぜェったらねェぜ」

上条「ははーん、そういうことですか」ピキーン

一方通行「あン?」

上条「それはいわゆる照れ隠しってやつだと上条さんは考えてる訳ですよ」

一方通行「照れ隠しで能力奪って俺の愉快な醜態晒すのかよ」

上条「いやいや、本当に嫌いなら会うたびに電撃翌浴びせるくらいするぞ。俺なんか御坂に会う度にそんな感じだしな」

一方通行「・・・・・・そォかよ、よーく分かったよ」

上条「おお!分かってくれたか!」

一方通行(オマエの意見が全くアテにならねェってことがな)

上条「そろそろ会計済ますか。一方通行、小銭あるか?」

一方通行「ねェよ、いちいち数えンの面倒だろォ」スタスタ

上条「はえ?」

一方通行「カードで」

店員「かしこまりましたー」

一方通行「どォした?」

上条「・・・いえ」

225: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 05:18:49.95 ID:iD6q0UA0
上条「悪いな、俺の分まで払ってもらってよ」

一方通行「あンくれェで大袈裟なんだよ。この間の暴飲暴食シスターなンざ店にある商品一通り注文しといて『ありがとね』の一言で全部すませやがったぞ」

上条「・・・すまん」

一方通行「だからいいっての、さっきから気持ち悪ィなァ」

上条「いや、そうじゃなくてだな」

一方通行「うぜェからそれ以上いうンじゃねェ」

上条「・・・はい」

一方通行「・・・チィッ」

上条「お前これからどうするんだ?」

一方通行「とりあえずガキ共でも迎えに行くか、ついでだしよ」

上条「おお、俺も行っていいか?」

一方通行「いいンじゃねェか?ガキも喜ぶしよォ」

上条「じゃあ行くか」

226: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 05:33:46.34 ID:iD6q0UA0
打ち止め「あ!迎えに来てくれたんだ!ってミサカはミサカは急いであなたに近づいてみる」

番外個体「へー、あなたにしては気が利くじゃない」

一方通行「うるせェ」

上条「いつも迎えにきてるのか?」

打ち止め「ううん、滅多に来ないよってミサカはミサカは返答してみる」

番外個体「そ、そうなんだ、へー」

打ち止め「そろそろ夕飯の準備しないといけないけど、ミサカは鍋がいいなってミサカはミサカは希望を述べてみる」

一方通行「オマエもそれでいいか?」

番外個体「ミサカはなんでもいいよ」

上条「鍋か、そういえば戦争起きる前に一回食ったきりだな」

打ち止め「あなたも来る?ってミサカはミサカは遠まわしに来て欲しかったり」

上条「ああ、俺はいいや、勝手に何か食ってきたら家の穀潰しがなんていうか」

一方通行「そいつも誘えばいいじゃねェか」

上条「いや、しかし、本当にいいんですか?」

一方通行「一人二人増えたところで大差ねェだろ」

上条「数の問題じゃないんだけどな」

打ち止め「あ、お姉さまだ!」

美琴「あら、打ち止めじゃない、久しぶりね」

上条「おう、美琴か」

美琴「あ、アンタも一緒だったの?珍しいわね。あなたは番外個体だっけ?」

番外個体「うん、そうだよ。今から鍋するんだけど、お姉さまも来る?」

美琴「え?いいの?」

番外個体「いいよ」

一方通行「なンでオマエが決めてンだよ、いいけどよォ」

227: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 05:42:57.33 ID:iD6q0UA0
スーパー

上条「鍋って何するんだ?」

一方通行「すき焼きじゃねェのか?」

上条「な!?そんな豪華なもん!」

美琴「いいんじゃない?それで」

番外個体「そうだね」

打ち止め「さんせーってミサカはミサカは同意してみる」

上条「あれ?上条さんがおかしいの?」

一方通行「肉はこれくらいありゃ足りるだろ」

上条「あー、大変言い出しにくいのですが上条さん牛肉はちょっと・・・、鶏肉じゃだめでせう?」

一方通行「あン?誰もオマエの財布になンざ期待してねェよ」

上条「すみません・・・ってお前!これ100g2000円じゃねえか!鍋なんてなあ!この100g98円のやつで十分なんだよ!」

一方通行「ンなやすもン食ったら腹壊すだろ」

上条「いやいや、それに家の穀潰しは多分10人分は食うぞ」

一方通行「じゃあこの肉全部買うか。カート持ってこい」

上条「・・・・・・」

228: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 06:21:58.14 ID:iD6q0UA0
打ち止め「わー、ゲコ太だ」

美琴「あー、お菓子と一緒にキャラクターがついてるやつか、昔はよく買ったわ」

番外個体「あなたは現在進行形でしょ」

美琴「うっさいわね。欲しいならかってあげるわよ」

打ち止め「いいの?ってミサカはミサカは期待を込めた眼差しで見詰めてみる」

美琴「もちろんよ、可愛い妹のためだもん」ガサガサ

打ち止め「あの、そんなにもいらないんだけどってミサカはミサカは遠慮してみる」

番外個体「お姉さまの分でしょ」

打ち止め「ああ、なるほどってミサカはミサカはお姉さまの考えが読めたり」

美琴「だって一人じゃ買い辛いんだもん!」

229: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 06:57:57.12 ID:iD6q0UA0
美琴「それであなたはどの子が一番好きなの?」

打ち止め「うーん、どれも可愛いけどやっぱりケロヨンかな、あの人もプレゼントしてくれたしってミサカはミサカは付け加えてみる」

美琴「ふーん、私はゲコ太かな」

番外個体「随分ファンシーなキャラクターだね」

美琴「そんなことないって!ていうかその馬が一番ファンシーじゃない!」

番外個体「そうかな?可愛いと思うよ」

打ち止め「ミサカも可愛いと思うよってミサカはミサカは便乗してみる」

美琴「と、ともかくゲコ太を悪く言わないで!」

一方通行「オマエ等いつまで騒いでンだ?さっさと会計済ませンぞ」

美琴「あー、はいはい、悪かったわね」

一方通行「あン?ついでに買ってやるが」

美琴「いいのよ、私の分もあるし」

230: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 07:10:23.37 ID:iD6q0UA0
上条「まさかあの金額をこうもあっさり払うとは。一方通行は財布の中も学園都市最強なのか・・・?」ブツブツ

一方通行「さっきから何ブツブツいってンだよ、気持ち悪ィ」

番外個体「あなたにいわれちゃ人としておしまいだね」

一方通行「うるせェ、つーかオマエも荷物持て」

番外個体「これくらいでだらしないなあ」

一方通行「こっちは杖ついてンだよ!少しは気ィ使え!」

打ち止め「じゃあミサカが持ってあげようか?ってミサカはミサカは気を使ってみる」

一方通行「・・・クソ」

美琴「この子には優しいのね」

一方通行「ガキに持たせて落っことされたくねェだけだ」

美琴「素直じゃないわね」

一方通行「オマエがいうか」

美琴「え?」

上条「ここが上条さんの部屋です。狭いところですがどうかご勘弁を」カチャ

一方通行「本当に狭ェな、この人数入れンのか?」

上条「うぅ」

禁書目録「とうま、お腹空いたんだよ」

美琴「なんでこの子がいるの?」

一方通行「メシでも食いに来たンだろ。鍋2ついるなァ」

231: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 07:29:36.94 ID:iD6q0UA0
禁書目録「なんで私だけ別の鍋なのかな」

一方通行「オマエと食うと食欲なくすンだよ」シッシッ

上条(さすが一方通行!俺達が言えないことを平然といってのける!そこに痺れるぅ!憧れるぅ!)

番外個体「まあミサカはなんでもいいけど。そろそろ食べれるんじゃない?」

番外個体(・・・お?あのお肉焼けそ

一方通行「・・・」ヒョイ

一方通行「ほらよ、さっさと食え」

打ち止め「わあ、ありがとう!」

番外個体(・・・まあお肉ならまだまだたくさんあるし、次はアレを)

一方通行「・・・」ヒョイ

番外個体(これを)

一方通行「・・・」ヒョイ

番外個体(ま、まさかこいつミサカが取るのを予想して)

一方通行「・・・」ニタリ

一方通行(はン、いつぞやの礼だ。オマエは草でも食ってろ格下が)

番外個体(・・・・・・)ピリ

一方通行「・ふぃえうbbhvgc」バタン

上条「こいつどうしたんだ?」

番外個体「お腹一杯になったんじゃないかな」

233: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 08:43:21.65 ID:iD6q0UA0
上条「いやあ、こんな美味いの食ったの久しぶりだわ、ありがとな」

禁書目録「もう食べられないんだよ」

一方通行「・・・あァ」

上条「美琴も悪いな、こんなにお菓子もらっちまって」

美琴「い、いいのよ!これくらい」

番外個体「玩具がメインだもんね」

美琴「違うわよ!」

一方通行「いいからさっさと帰ンぞ」

打ち止め「それじゃあまたねってミサカはミサカは挨拶してみる」

番外個体「ごちそうさまー」

一方通行「いや、それは俺に言えよ」

234: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 09:03:04.71 ID:iD6q0UA0
番外個体「あれ?家こっちなんじゃ」

一方通行「このガキを黄泉川ンとこに届けねェといけねェだろ」

打ち止め「そうだね、ヨミカワ達にも一言いっておかないとね」

一方通行「いや、違うだろ。何住むこと前提にしてンだ?」

打ち止め「ケチーってミサカはミサカは文句をいってみる!」

一方通行「うるせェ、いつから俺がそンな親切な人間になったンだ?」

打ち止め「あなたは素直じゃないだけで親切だよってミサカは

一方通行「あーハイハイ、分かったからさっさと黄泉川ンとこ行け」

235: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 09:10:07.65 ID:iD6q0UA0
翌日

ピンポーン

一方通行(・・・誰だ?こンな朝っぱらから、クソガキか?)ガチャ

黄泉川「よう、一方通行」

芳川「久しぶりね」

一方通行「・・・何しに来た?」

芳川「あら、心当たりならあるでしょ?」

黄泉川「まあまあ、とりあえず上がらせてもらうじゃん」

一方通行(あンのクソガキィ!)

237: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 09:40:18.64 ID:iD6q0UA0
一方通行「・・・・・・」

番外個体「・・・・・・」

黄泉川「そいつが同棲相手か?可愛い子じゃん」

一方通行「ンなンじゃねェよ」

芳川「でも一緒に住んでるんでしょ?」

一方通行「寝場所を貸してるだけだ」

黄泉川「似たようなもんじゃん」

芳川「全くこの子ったら急に居なくなったかと思えば勝手に同棲なんて」

黄泉川「いつから同棲なんてしてたじゃん?」

番外個体「一昨日です」

一方通行「オイ」

芳川「じゃあまだ日も浅いのね」

番外個体「はい」

よしかあ「彼はどう?ちょっと乱暴だけど大丈夫」

番外個体「はい、こう見えて根は優しいので」

一方通行「やめろ、気持ち悪ィ」

黄泉川「もうちょっと素直になればいいんだけどな」

一方通行「うるせェ」

黄泉川「いやー、しかし安心したじゃん。こいつが同棲するって聞いたからどんな奴なのかときになったじゃんよ」

一方通行「興味本位かよ」

芳川「あら?これでも心配したのよ」

黄泉川「まあまあ、あ、これお赤飯作って来たから後で食べるじゃん」

一方通行「ケンカ売ってンだろ、オマエ等」

238: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 09:43:56.61 ID:iD6q0UA0
一方通行「ケンカ売ってンだろ、オマエ等」

芳川「あー、一方通行」コソコソ

一方通行「あン?」

芳川「避妊はしっかりね。これ渡しとくわ」

一方通行「・・・・・・・・・」ブチッ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・


一方通行「帰れ!!もう二度と来ンな!!」バタン

芳川「何か変な事いったかしら」

黄泉川「難しい年頃なんじゃん?」

242: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 10:11:02.94 ID:iD6q0UA0
一方通行(胸糞悪ィ、寝るか)

番外個体「せっかく同棲してるのに一人で寝ちゃうんですか?」

一方通行「そのキャラやめろ、殺意湧く」

番外個体「せっかくミサカが上手く演じてたのにさ」

一方通行「うるせェ、つーかオマエはよかったのかよ、俺とあンな風に見られてよォ?」

番外個体「別に他人がどう思おうが勝手だよ」

一方通行「そォかよ。俺は嫌で嫌でしょォがンdvけywwcdvl」

番外個体「前言撤回、やっぱりあなただけはありえないみたい」

一方通行「お互い様だろ!クソったれが」

番外個体「あなたの相手何かこの兎ちゃんストラップで十分よ」

一方通行「あン?何でそンな話にって投げンな!危ねェ!」

番外個体「ふん」バタン

一方通行「・・・何だァ?」

243: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 11:02:17.39 ID:iD6q0UA0
番外個体(あー、あいつと居ると本当にイライラする)

美琴「?どうかしたの?」

番外個体「ああ、お姉さま、昨日ぶりだね」

美琴「ええ、そうね」

番外個体「別に何でもないよ。お姉さまこそどうしたの?日曜の昼間っから」

美琴「え!?散歩かな?あはは」

番外個体(うそが下手だなあ)

美琴「何もないはずないと思うけど?怖い顔してたし」

番外個体「そうかな?普通だと思うんだけどね」

美琴「あいつと何かあったの?」

番外個体「何かってほどでもないけど」

美琴「何何?聞かせて聞かせて」

番外個体「はあ」

244: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 11:09:13.66 ID:iD6q0UA0
美琴「なるほどね。そのもやもやの正体はズバリ恋ね!」

番外個体「はあ、そうなんだ。あっ、コーヒーおかわり下さい」

美琴「リアクション薄いわね」

番外個体「いや、別にそんなに気になってないっていうか」

美琴「かくいう私も似たような体験しててね、それが恋って気付くのに時間かかったわ。あっ、このことみんなには内緒ね。誰にも話してないんだから」

番外個体(そんな身内だけで1万人以上知ってそうな情報教えられてもありがたくもなんともないけど)

美琴「ともかく素直にならなくちゃ駄目よ!こういうのは押しが大事だから」

番外個体「はあ、」

番外個体(自分に言ってるのかミサカにいってるのか分かんないなあ)

美琴「あなたはあいつのために何かしてあげた?」

番外個体「うん、ブラック派のあの人のコーヒーにミルクと砂糖入れてあげたり、シャンプーとコンディショナーの中身入れ替えてあげたり、あの人が寝てる横でテレビ見たり」

美琴「嫌がらせじゃない!しかもかなり低レベルな」

245: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 11:18:40.32 ID:iD6q0UA0
番外個体「まあそれが目的だし」

美琴「はあ、アンタって・・・」

番外個体「あっ、ちょっとトイレ行くね」

美琴「あー、はいはい、行ってらっしゃい」


番外個体「やっほう、偶然だね」

上条「おう、番外個体か、どうした?」

番外個体「お姉さまがあなたに大事な話があるって。そこの喫茶店で待ってるよ」

上条「御坂が?分かった。わざわざ悪いな」

番外個体「いえいえ、お姉さまによろしく言っといて」

250: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 12:53:45.90 ID:iD6q0UA0
男「いいじゃんいいじゃん、ちょっとくらい」

少女「いや、でも私は」

男「別に変な事しないって、ほら、行こうよ」グイ

少女「いや・・・」

番外個体「嫌がってるじゃん。やめてあげなよ」

男「はあ?じゃあ何?もしかして君が遊んでくれるの?あひゃひゃ」

番外個体「・・・」ビリビリ



番外個体「気持ち悪い笑い方しないでくれないかな?」

男「しゅびばせん」

番外個体「あなたは大丈夫?」

少女「は、はい!ありがとうございます!」カアァ

番外個体「そう、じゃあ気を付けて」

黒子「お待ちください!風紀委員ですの!」

251: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 12:54:20.14 ID:iD6q0UA0
番外個体(この子は確か妹達ブラックリスト[要注意人物]の中でも2人しかいないSランクの第二位、学園都市最低の変態と名高い白井黒子だっけ?嫌な奴に会っちゃったな)

黒子「なるほど、そんなことが。お手数をかけしまして申し訳ございませんの」

番外個体「ああ、いやいやお気になさらず」

黒子「あの、一応決まりですので学生書を出してくださいませんか?」

番外個体「ああ、実は忘れて来ちゃって」

黒子「失礼ですが学生書は常に携帯してて下さいまし」

番外個体「はい、気を付けます」

黒子「では学校名と氏名と学年、学籍番号をここに」

番外個体(まずいな、墓穴掘りそう)

海原「やあ、お久しぶりですね」

黒子「げっ、海原光貴」

番外個体(こいつはたしか妹達ブラックリスト[要注意人物]の第一位、学園都市最低の男、海原光貴)

番外個体「あー、久しぶりね」

黒子「知り合いですの?」

海原「ええ、同じ学校に通ってますので。何かあれば僕の方から連絡しますよ」

黒子「それではお願いしますの。わたくしはこれから支部に向かいますのでこれで」

海原「ええ、お気を付けて。さて、ミサカさん」キリッ

少女「ものすごいスピードでどっか行っちゃいましたよ」

海原「Oh….」


番外個体(何事もなく終了。変態イベント期待させるだけさせて何もなく終了)ガチャ

番外個体「ただいまーって今まで寝てたの?」

一方通行「あァ」

番外個体「あなたって不健康だね。まあその軟弱な体見れば猿でも分かりそうだけど」

一方通行「余計な御世話だ」

252: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 13:04:56.20 ID:iD6q0UA0
映画館

一方通行「・・・で、なンで俺がオマエと一緒にこンなところにいるンだ?」

番外個体「いいじゃん、映画、面白かったでしょ?」

一方通行「全然」

番外個体「そんなこといってるから世話焼きな人しかあなたの周りに集まらないんじゃないかな」

一方通行「説教かよ、そもそもオマエは世話焼きじゃねェだろ」

番外個体「まさか、ただの嫌がらせだよ」

一方通行「・・・・・・」

253: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 14:14:08.87 ID:iD6q0UA0
番外個体「そろそろ晩御飯食べたいね」

一方通行「そォか?」

番外個体「ミサカはお寿司でいいよ。回らないやつね」

一方通行「オマエマジで舐めてるだろ」

番外個体「家庭的な一方通行(笑)の手料理でもいいけど?」

一方通行「誰がやるか、オマエが作ればいいだろ」

番外個体「いいよ」

一方通行「はァ?」


一方通行「何作るのかと思えばカレーかよ」

番外個体「別にいいじゃん、カレー。もしかしてあなたは子供用の甘口じゃないと駄目だった?」

一方通行「ンな訳あるか、料理っつーからもっとマシなもン作ると思っただけだ」

番外個体「文句が多いなあ。食べれるならいいじゃん」

一方通行「うるせェ、オマエが余計なこと言うからだろ」

番外個体「言いだしっぺはあなただけどね」

254: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 14:14:58.26 ID:iD6q0UA0
翌日

ピンポーン

一方通行(・・・この音を聞いて不幸以外が起きた記憶がねェ、無視するか)

ピンポーンピンポーンピンポーン

一方通行「だァ!なンだ!?」ガチャ

打ち止め「久しぶりーってミサカはミサカは不意を突いて飛びかかってみる」

一方通行「オマエかよ、鍵持ってンだろ」

打ち止め「それがね!ヨシカワ達が一方通行の家に入るときは本人達が出てくるまで開けちゃ駄目だってよく分からないこといってるってミサカはミサカは報告してみる」

一方通行(あいつら・・・)

打ち止め「それとね!二人と住むのは色々落ち着いてからがいいだろってことで先延ばしにされたんだってミサカはミサカは残念がってみる」

一方通行(あいつらガキに何吹き込ンでンだ!?)

257: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/18(日) 15:24:55.76 ID:iD6q0UA0
打ち止め「どうかした?ってミサカはミサカは尋ねてみる」

一方通行「何でもねェよ」

打ち止め「番外個体は?」

一方通行「カエルの医者ンとこだろ、そろそろ戻ンじゃねェか?」

打ち止め「ふーん、あなたがどんな感じか聞きたかったのにってミサカはミサカは溜め息をついてみる」

一方通行「本人に聞きゃいいだろ」

打ち止め「わー、可愛い兎ちゃんだ」

一方通行「聞けよ!」

打ち止め「これってあなたの?ってミサカはミサカは疑問をぶつけてみる」

一方通行「・・・あァ」

打ち止め「へえー、可愛い所あるんだねってミサカはミサカは意外そうに答えてみる」

一方通行「うるせェ」

番外個体「可愛い一方通行(笑)」

一方通行「なンでいるンだよ!」

番外個体「さっきからうるさいんだけど、奇声発するのやめてくれない?」

一方通行「奇声じゃねェだろ!」
 
259: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 01:39:14.42 ID:N4Ji2UY0
打ち止め「でもあなたが元気になってよかったってミサカはミサカは安堵してみる」

一方通行「あン?」

打ち止め「ロシアに行って以降、思いつめていたみたいだから」

一方通行「そォかよ」

打ち止め「番外個体のおかげかなってミサカはミサカは感謝してみる」

番外個体「はあ!?ど、どう考えたらそうなるのかな?」

打ち止め「だってあなたが来てからこの人の突っ込みにも切れが戻ったんだもんってミサカはミサカは答えてみる」

一方通行「何だそりゃ、疲れるだけだ。事ある毎に嫌がらせするしよォ」

打ち止め「でもあなただって番外個体といるのは嫌じゃないでしょ?嫌だったらとっくに追い出してるだろうしねってミサカはミサカは補足してみる」

一方通行「オマエさっきから何いって」

打ち止め「あなた達はお付き合いしてるんだからもっと素直になりなさいってこと」

一方通行「オイ」

打ち止め「じゃあ後は若いもんに任せるねってミサカはミサカは脱兎のごとぐ飛び出してみる」

260: VIPにかわりましてGEPPERがお送りします 2010/04/19(月) 01:39:44.92 ID:N4Ji2UY0
一方通行「なンなンだよ」

番外個体「ねえ」

一方通行「あン?」

番外個体「あなたはさ、ミサカといて嫌じゃないの?こんなに嫌がらせばっかりしてるのに」

一方通行「そォ思うならちったァ自重しろ、オマエは俺が嫌いな奴とメシ食ったり一緒に住ンだりするほどお人好しだと思ってンのか?」

番外個体「で、でもそれはミサカが妹達だから」

一方通行「妹達だろォが一緒だ」

番外個体「・・・あ、あのね、ミサカもあなたの事嫌いじゃないよ」

一方通行「・・・そォかよ」

番外個体「う、うん・・・」

一方通行「・・・・・・」

番外個体「あのさ、他の人に説明しなおすのも面倒だしさ、いっそ本当に付き合っちゃう?」

一方通行「・・・そォだな」

一方通行「いいンじゃねェか?それでよ」

~おわり~
 

次回 打ち止め「ちょっと、アンタ」一方通行「はァ?」 後編