1: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 19:56:34.99 ID:sfT9Vswd0
またまたDIOM@Sです

前回の

DIO「961PRO...貴様はこのDIOを怒らせた」【第四部】

の続きではありますが、初めての方も普通に見れると思います。

それでは駄文すいませェん...

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400842594

引用元: DIO「アイドル共との日常」【短編集】 



2: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 19:59:10.54 ID:sfT9Vswd0
『天海春香です!』



春香「最近『タルカス』が定着してきちゃってますよね」

DIO「それで検索しても公式HPに繋がるしな」

春香「そうなんですか!?」

DIO「知らなかったのか?」

春香「知りませんよ!」

春香「でも!何だかんだ言って、みんな私の名前知ってますよね♪」

DIO「………」カタカタ

春香「プロデューサーさん?」

DIO「……………」カタカタ

春香「天海?」

DIO「………………」カタカタ

春香「天海は?」

DIO「波紋……?」

春香「何ですかそれ!?」

DIO「ブラフォード」

春香「誰ですかそれ!!」

DIO「WRYYYY!!!!知るかッ!黙れタルカスッ!!」

春香「MUOOOOOOOOHHHーーーッ!!!」


3: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:01:24.04 ID:sfT9Vswd0
『もやしパーティですー!』



DIO「何だそれは」

やよい「もやしをいーっぱい食べるんですー!」

やよい「プロデューサーもどうですか?」

@やよい家

DIO「これがもやしか」

やよい「そうですー!」

長介「(この兄ちゃん怖ぇ…)」

かすみ「(怖い…)」

DIO「どれ」シャリ

DIO「(...なんだこの味のない植物は)」

やよい「どうですか?」

DIO「……悪くはない」

DIO「ひとつ尋ねるが…肉はないのか?」

やよい「はい~、仕事は充実してるんですけど、買う勇気がなくて…」

DIO「………」ポイ

ボジュゥゥゥゥゥ

やよい「わっ!なんですかこれ!?」レバー

DIO「知らんが食え」

やよい「で、でも…」

DIO「食え」

長介「じゃあ…」

かすみ「ひとつだけ…」パク

三人「「「!!!」」」

三人「「「おいしい!」」」

やよい「美味しいですー!」

DIO「あぁ」

やよい「ありがとうございますー!」

DIO「……知らん」フン

やよい「そうだ!こういう時に」

やよい「プロデューサー!これからも!」

やよい「バクシーシ!」

DIO「やめろ」

4: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:03:44.71 ID:sfT9Vswd0
『克服?』



DIO「まだ犬は怖いか萩原」

雪歩「はいぃ…でも前よりは大丈夫です!」

DIO「大型がダメなのか」

雪歩「…はい」

雪歩「で、でもあと一歩なんです!あと一歩踏み込めば…」

DIO「萩原」

雪歩「はい!」

DIO「一歩踏み出すより、真向からぶつかるのだ」

雪歩「ぶつかる…ですか」

雪歩「よく…わかりません」

DIO「……」

雪歩「でもプロデューサーの言う事、頑張って答えを探し出します!」

DIO「あぁ」

響「はいさい!今日はいぬ美を連れて」

雪歩 ボギャァァァァァ!!!

響「何をするさぁーッ!」

DIO「わかってるじゃあないか」

いぬ美「」ピクピク

5: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:06:09.29 ID:sfT9Vswd0
『高貴であること』



伊織「アンタって、どんな英才教育受けてきたわけ?」

DIO「何故そんなことを聞く」

伊織「その頭脳、判断力、基礎体力…」

伊織「アンタはどれを取ってもズバ抜けてるわ」

DIO「教育など受けていない」

伊織「元からだってわけ?」

伊織「いいわね~、私なんか問題を間違えたらお父様に鞭で手を叩かれたわ」

DIO「しかし金などなかった」

伊織「………」

DIO「だから貴族の養子になって財産を奪おうとした」

伊織「アンタ…」

DIO「貴様のように金があれば、何もなかったかも知れんな」

伊織「でも例えお金があっても寂しいだけよ。愛なんか、あまり感じたことなかったわ」

DIO「………」

DIO「(......俺は、ジョースター卿に愛されていたのか…?俺に殺されても、恨んだりはしなかった…)」

DIO「(むしろ俺は…愛を買ったのか……?)」

伊織「何?アンタにしては寂しそうな顔してるじゃない?」

DIO「黙れ」

DIO「……貴様も少し、親父に甘えてみたらどうだ」

伊織「…………」

DIO「寂しいのはお前だけじゃない。むしろ親父の方が寂しさを感じているかもしれん」

伊織「…………そうね」

伊織「こんな可愛い娘を愛してないわけないわよねっ!」

DIO「フン、幸せな奴だ」

伊織「にひひ♪」


6: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:07:40.43 ID:sfT9Vswd0
『紹介するさー!』



DIO「貴様は犬以外も飼っているのか?」

響「そうだぞ!ほら!ハムスターのハム蔵だぞ!」

DIO「端で脅えているのがそうか?」

ハム蔵「」ガタガタガタガタ

響「ハム蔵ー!プロデューサーが怖いさー!?」

ハム蔵「ヂュイ~!」

響「お~!大丈夫さ~!ひまわりの種をあげるからね~」

響「二個でいい?三個?いやしんぼめ!」

響 ヒュヒュヒュ

ハム蔵 バクバクバク

響「良ォ~しよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし
よしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよしよし」

響「これがやりたかっただけさー」

7: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:09:05.20 ID:sfT9Vswd0
『知っていましたよ』



DIO「……」

貴音「…………」

貴音「……ぶらんどー殿」

DIO「何だ」

貴音「ろーどろーらーを爆破させたのは、ぶらんどー殿なのですか?」

DIO「…………」

貴音「やはり…」

DIO「……俺は」

貴音「人ではないのですね…?」

DIO「ッ!」

DIO「……何故わかる」

貴音「私にはわかるのです。初めて会った時から、奇妙だと感じておりました」

DIO「……見えているのか?」

貴音「いえ…気配はするのです。見えてはいません。私は霊なるものは苦手ですが、それは違う気がするのです。何と言いましょうか…もう一人のぶらんどー殿と言うか…」

DIO「大体あっている…して貴様は…」

DIO「人間ではないこの俺を、軽蔑するか?本来ならば貴様に逃げられるのがオチだ」

貴音「いえ…私は致しません。何故ならばあなたは、私達を守ってくれたのですから」

貴音「そんな優しいお方を、誰が嫌うでしょうか?」

DIO「………そうか」

貴音「ええ、皆、あなたを信じ、お慕いしておりますよ」ピト

貴音「……あなた様…」

DIO「………」

世界「(これがぬくもり…)」

9: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:10:09.34 ID:sfT9Vswd0
『暇だよー!』



亜美「ねぇ兄ちゃん!ゲームやろうよ!」

DIO「ゲームか…一度もやったことがなかったな」

DIO「いいだろう」

亜美「よっしゃ!早速やろ!」

DIO「これはなんだ?」

亜美「『OH That’s A BASEBALL!!』だよ!」

DIO「野球か」

亜美「こうやってやるんだよ!」ピコピコ

DIO「中々難しいな」ピコピコ

30分後

亜美「勝ったー!」

DIO「む、負けたか」

亜美「悔しい?」

DIO「所詮遊びだ。悔しさなど、くだらんことよ」

一時間後

DIO「オイ!今のは反則だ貴様ッ!」

亜美「立派な野球だよ!」

DIO「クソが!WRYYYY!!!!」

10: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:11:31.99 ID:sfT9Vswd0
『暇だよー!!』



DIO「……」カタカタ

真美「……」

DIO「…………」カタカタ

真美「………………」

真美「うぎゃー!暇だぞー!」

DIO「ほう、似てるな」

真美「でしょー?ねぇ兄ちゃん、何か話ちてよー!」

DIO「話か……そうだな、俺の昔話でいいか」

真美「お!いいねー!」

DIO「あれは100年前のことだが…」

真美「ちょ!兄ちゃん生きすぎっしょー!」

DIO「まぁ聞いておけ。俺と同じ年のジョナサンという奴がいてな…」

一時間後

DIO「すると奴は己の拳を炎であぶったのだ」

真美「なるほど!それだったら兄ちゃんを倒せるね!」

二時間後

真美「そのポルナレフって人の能力はどんなのだったの?」

DIO「『銀の戦車』と言ってな、剣で突くだけのくだらん能力よ」

三時間後

DIO「その時ッ!承太郎が時を止めたのだッ!」

真美「うぇぇ!?そんなのズルすぎっしょー!?」

DIO「こうして俺は敗北したのだ」

真美「ふ~ん」

DIO「む、もうこんな時間か。つまらなかったか?」

真美「うぅん!ちょ→面白かったよー!」

真美「兄ちゃん、作り話上手すぎ!

DIO「………そうか。ならいい」

11: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:12:41.16 ID:sfT9Vswd0
『歌』

DIO「これが新曲なのだが…」

千早「はい…『STAND PROUD』…」

DIO「今回は普段と違って、熱い感じで頼む」

千早「熱い、ですか」

DIO「そうだ、こう、何というか燃え上がるような…」

千早「なるべく頑張ってみます」

録音

千早「スゥタァン プラァァァァァァッ!!!」

DIO「(何でも歌えるのだな)」

12: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:13:55.75 ID:sfT9Vswd0
『事務所はどこでしょう~?』

あずさ「あらあら~?」

あずさ「一体どこでしょう~?」

あずさ「この階段…」

あずさ「延々続いて見えるわ~」

あずさ「………」

あずさ「遠大な迷路ね~」

あずさ「!左前方にッ!」

DIO「ひとりでケニーGごっこはやめろ」



13: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:14:51.14 ID:sfT9Vswd0
『遊園地ですよ!』



DIO「何故このDIOが…こんな…」

真「久しぶりのオフですよ!リラックスしましょうよリラックス!」

DIO「……そういえばその髪型はどうした?」

真「ちょっとイメチェンしてみたんですよ!」

DIO「デッサンでも狂ったか?」

真「ヒドイ!!」

真「…おお~~っと、いつの間にかポップコーンとソフトクリームを手にしてますよ~!」

真「ほら!見てくださいプロデューサー!犬のマスコットから拡声器が!」

真「寝袋のアトラクションなんかもありますよ!」

真「なんか夢みたいですね!」

DIO「……そうだな。夢みたいだな…」

14: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:15:46.56 ID:sfT9Vswd0
『富や名声より愛なの!』



美希「ダニー!」

DIO「やめろと言っただろう」

美希「ミキ的にはイイって感じなの」

DIO「貴様のせいでコメント欄がダニーで埋め尽くされたぞ」

美希「何を言ってるのダニー?」

DIO「何でもない。そしてやめろ」

美希「ぷー」

美希「じゃあ、ダーニーは?」

DIO「伸ばしても変わらん」

美希「ん~、じゃあダービーは?」

DIO「……知ってて言ってないか?」

美希「ミキ的にはグッド!!て感じなの」

DIO「貴様ッ!知っているなッ!?」

15: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:16:49.44 ID:sfT9Vswd0
『今後の765PRO』



律子「杜王町をきっかけに、『吉良メ吉良リ』の売り上げがスゴい勢いで上がってますね」

律子「初回売り上げの7.2倍ですよ」

DIO「フン、『爆発』的に売れたな」

律子「これは新曲を作らなきゃですね」

DIO「あぁ」

DIO「それで何だが」

DIO「新曲を書いた」

律子「……ハイ」

DIO「『ズキュウウウン!ヴァンパイアボーイ』というタイト」

律子「CHANGEで」

16: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:19:17.43 ID:sfT9Vswd0
『プロデューサーさん』



小鳥「プロデューサーさんが来て、もう大分経ちましたね~」

DIO「そうか」

小鳥「もう5ヶ月くらいですかね」

DIO「もうそんなに経ったか…」

小鳥「あの...」

DIO「何だ」

小鳥「プロデューサーさんって…独身なんですか?」

DIO「…そうだ」

小鳥「そうですよね!妻子持ちが事務所に泊まったりしませんもんね!」

DIO「(……ガキはいるがな。言うと後々面倒なことになる)」

小鳥「わ、わわ私って、ど、独身なんですよね~…」

DIO「む、こんな時間か。タルカスを迎えに行く」

ガチャ バタン

小鳥「………」

小鳥「見捨てないでーッ!!ヒィィィィィ孤独だよーっ!!!!」

17: 5409 ◆9G12fmecqU 2014/05/23(金) 20:20:35.31 ID:sfT9Vswd0
以上です。お付き合いありがとうございました。

これからもDIOM@Sをお願いします