2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:01:11 dDbt8MMg
その1 正夢


エレン「う~ん・・・zz」スヤスヤ

モワモワ
-
--
---

エレン「ふぅ、今日の訓練も終わったな」


ミカサ「そうね、さっそくご飯を食べに行きましょう」ポッコリ


エレン「そうだな・・、ってミカサ」


ミカサ「何?」


エレン「いや、なんかお前すげえ腹出てるけど何かあったのか・・?」


転載元:進撃短編集 



進撃の巨人(31) (講談社コミックス)
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3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:06:22 dDbt8MMg
ミカサ「えっ?何を言ってるのエレン?」


エレン「えっ?」


ミカサ「妊娠してるんだから当たり前でしょ?」


エレン「・・・えっ?えぇええええええ!」


ミカサ「なんでそんなに驚いてるの?」


エレン「いやいや!驚くだろ普通!てかそんなんで訓練でてたのか!?」


ミカサ「?、かなり前から訓練にはでてないけど、というかエレンも知ってるでしょ?」


エレン「知らねえよ!てかだ、誰の子供なんだ?」


ミカサ「本当に大丈夫?エレンの子供じゃない//」



エレン「・・・・えっ?」


4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:08:34 dDbt8MMg
ミカサ「ここを卒業したら憲兵団に入って私たちを養うって約束したじゃない//」


エレン「け、憲兵団?」


ミカサ「うん」


---
--
-

エレン「俺は調査兵団になるんだー!」ガバッ


エレン「あれ?夢?」


アルミン「・・う~ん、どうしたのさエレン・・・」


5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:14:24 dDbt8MMg
エレン「い、いやなんでもない、起こして悪かったな」


アルミン「うん・・、それじゃあお休み・・」


エレン「おう」


次の日


エレン「・・・zzz」スースー

モワモワ
-
--
---

エレン「いただきまーす」パクパク


エレン「おっ、今日の飯はいつもより味がついててうまいな」


6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:16:12 dDbt8MMg
サシャ「エ~レン!」カチャ


エレン「ん?どうしたサシャ?」


サシャ「隣、座らせてもらいますよ!」


エレン「おう、いいぞ」パクパク



サシャ「失礼します」スッ


7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:19:02 dDbt8MMg
エレン「今日の飯はいつもよりうまいぞ」

サシャ「本当ですか?やった!それじゃあいただきます」パクパク


エレン「・・・えっ?」


サシャ「あっ、本当においしいですね」パクパク



エレン「おい待て」


サシャ「なんですか?」


8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:21:50 dDbt8MMg
エレン「なんで俺の飯を食べるんだ、自分のを食べればいいだろ」


サシャ「えっ?それって俺の飯を食うなら自分のを食べてから食えってことですか?」


エレン「ちげえよ!俺の飯を食うなって言ってるんだ」


サシャ「えぇ!なんでですか!エレンが食べていいって言ったんでしょう?」


エレン「はっ!?、言ったかそんなこと?」


9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:24:26 dDbt8MMg
サシャ「はい、お腹の子にもたくさん栄養与えないといけないからって」


エレン「・・お腹の子?」


サシャ「そうですよ!来月に生まれる予定でしょ!」



エレン「・・・え~っと、それって誰の?」


サシャ「頭がおかしくなったんですか?私とエレンのですよ」


エレン「」


サシャ「名前はどうしましょうかね!あと道具も色々揃えておかないと」


10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:26:48 dDbt8MMg
---
--
-

エレン「覚えがないぞー!」ガバッ


エレン「はぁはぁ・・・、ってまた夢か」ホッ



ライナー「・・おいエレン、昨日もいきなり大声だしてたが、一体何なんだ?」


エレン「あっ、す、すまん、なんでもないんだ」


ライナー「それならいいが・・、明日も早いんだからしっかり寝とけよ」


エレン「お、おう(2日連続でこんな夢をみるなんて・・・、疲れてんのかな?)」


11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:31:48 dDbt8MMg
次の日

ユミル「エレン・・・、実はお前の子供が//」

---
--
-

エレン「またかい!」ガバッ

次の日

アニ「あと少しでエレンもお父さんだね//」

---
--
-

エレン「まだはやい!」ガバッ

そしてさらに次の日

クリスタ「私たちの子供が生まれたらみんながお祝いにお祭りをするらしいよ//」

---
--
-

エレン「わっしょい!」ガバッ



13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:35:50 dDbt8MMg
ライナー「毎日毎日うるせえよ!」

ベルトルト「全然眠れない・・・」


アルミン「どうしたんだよエレン・・、何か悩みでもあるの?」


エレン「な、なんでもない!毎晩毎晩すまねぇな・・、寝なおすわ」モゾモゾ

エレン「・・・zzz」


アルミン「はぁ、明日が休みで助かったよ」


ライナー「だな、そういえば明日って」


アルミン「あぁ、確か女子たちがあれを仕掛ける日だね」


14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:36:42 dDbt8MMg
次の日・・・


エレン「くそっ・・・、結局あまり眠れなかった、というかなんだよあの夢は」


タッタッタ


エレン「ん?」


アルミン「あっ、ここにいたんだねエレン」


エレン「あぁ、どうしたんだアルミン?」


15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:38:17 dDbt8MMg
アルミン「うん、ミカサが大事な話があるから食堂に来てほしいって」


エレン「わかった、すぐ行く(大事な話ってなんだ?)」



-
--
---

コンコン


エレン「ミカサー、来たぞ~」


<ハイッテキテ


16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:40:09 dDbt8MMg
エレン「ん」ガチャ


エレン「なんだよ話って・・・、ってあれ?」


ユミル「遅かったなエレン」


アニ「待ちくたびれたよ」


クリスタ「時間にルーズなのはだめだよ?」


サシャ「そうですよエレン、罰としてパンをもらいます」


17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:43:01 dDbt8MMg
エレン「・・・なんでお前らまで?てかどうしてみんな後ろ向いてるんだよ」


ミカサ「エレン、実は大事な話っていうのはね・・・」クルッ


エレン「・・・!?」


ミカ・ユミ・サシャ・アニ・クリ「私たち、妊娠しちゃった」ポッコリ


エレン「・・・・な、なにぃいいいいいいい!?」



ミカサ「ちなみにみんなエレンの子供だから」


クリスタ「ちゃんと面倒見てね?」


20 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:46:18 dDbt8MMg
エレン「(はっ!これってまさか夢の!?あれ正夢だったのかよ!)」


エレン「で、でも俺は調査兵団に・・」


サシャ「だめです、憲兵団に入って下さい」


ユミル「家も支給されるらしいからな」


エレン「だ、だめだ、お、俺は・・、俺は調査兵団に入るんだーー!」ガチャ


エレン「絶対面倒はみるからーー!!!」バタン ダッ




22 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:49:01 dDbt8MMg
ミカサ「あっ、エレン!、…行っちゃった」

クリスタ「あとで謝らないとね・・」パサッ


ヒュ ポーンポーン



ユミル「しかし腹の中にボール入れただけで騙されるなんて、あほだな」クククッ



サシャ「ドッキリ大成功ですね!」


アニ「ふふっ、結構楽しかったよ」ポーンポーン




24 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:53:02 dDbt8MMg
そして数時間後、覚悟を決めて戻ってきたエレンにドッキリだということを伝えた


エレン「・・・てことは今回のは全部うそなのか?」


クリスタ「そうなのエレン、ごめんね?」


エレン「よかった・・・、でもなんでそんなことを?」



サシャ「えーっと、確か誰かがエレンの驚いた顔を見たいとか言い出したんですよね?」


ユミル「そうだな、んで面白そうだから私たちも参加した」


25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:55:02 dDbt8MMg
エレン「一体だれがそんなことを・・・」

-
--
---

ミカサ「作戦成功ね」


アニ「だね、あの驚いた顔、しっかり心に刻んでおいたよ」


ミカサ「ふふふっ、私も」


アニ「てことで、また頼むよアルミン」


アルミン「うん・・、でも寝てるエレンに向かって「アニがエレンの子供妊娠した」とか「ミカサがエレンの子供を」とかいうの

結構大変なんだからね?」


26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 15:59:32 dDbt8MMg
ミカサ「そうね、じゃあ次はこんなのはどう?」


アニ「いや、こっちのほうが・・・」


アルミン「(ごめんねエレン・・・、この2人に弱みを握られて逆らうことができないんだ・・)」


ミカサ「アルミンはどう思う?」


アルミン「えっ!う~ん、こういうのはどうかな?」


アルミン「(でも少しだけ楽しかったりもする)」



28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:04:34 dDbt8MMg
その2 ものまね


アルミン「チッ・・・・」


アルミン「半分どうぞ」スッ


<アハハハハハッ!


クリスタ「うまいうまい!」


ユミル「そういえばあんなことしてたよなお前」ハハハハハ!


サシャ「う~//ひどいですよアルミン!」



アルミン「ご、ごめんごめん、これしか思いつかなくて」


29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:08:07 dDbt8MMg
ライナー「たしかそのあと、死ぬ寸前まで走れとか言われてたよな」


ベルトルト「うんうん、そういえばその前はコニーも頭握りつぶされそうになってたよね」クスクス



コニー「あれはくそ痛かったな」


アニ「んで、次は誰だっけ?」


ミーナ「えっと、くじの順番だからエレンだね」


ミカサ「エレンのものまね・・・、私と結婚したいとか?」


アニ「それ、ものまねでもなんでもないよね、うん」


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:12:40 dDbt8MMg
フランツ「それじゃあエレン選手前にどうぞ!」

パチパチパチ


エレン「う~ん、ものまねか・・・(全然考えてねえ)」


ライナー「面白いの頼むぞー」フフフ


エレン「うるせい(まったくライナーのやつ・・・、ん?ライナー?)」


エレン「よし!ならライナーのものまね行きます!」


31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:14:33 dDbt8MMg
ライナー「はっ!?おいエレン!ウホっ!とか言うのやめろよな!」


エレン「なんだそれ・・、ちゃんとしたやつだから大丈夫だよ!(えーっと、確かいつもライナーがしてる・・)」


-
--
---


ライナー「んでさ、俺は絶対いつか言うんだ」ギュ


ライナー「結婚しよう、クリスタってな」


アルミン「また始まった」


ベルトルト「何回する気だよ・・・」


32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:15:52 dDbt8MMg
エレン「わかったから離せよ気持ち悪い・・・」


ライナー「ふっ、お前らにいつかクリスタとの子供を見せてやるよ」

---
--
-

エレン「えーっと、クリスタ」


クリスタ「えっ?なになに?」


エレン「ちょっと来てくれないか?」


クリスタ「?」トテトテ


33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:18:09 dDbt8MMg
エレン「じゃあライナーのものまね行きまーす」


アルミン「ま、まさか・・・」


ライナー「やめろエレン!まじでやめろ!お願いだから!」


エレン「えーっと、クリスタ」ギュ


クリスタ「えっ?//は、はい」


エレン「クリスタ、結婚しよう」


クリスタ「ふえ?//」


ライナー「おごぁあああああああああああああああ!!!」ダッ


34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:22:21 dDbt8MMg
ベルトルト「あっ、逃げた」

ミカサ「え、ええええ、エレンがけけけ、結婚って・・・」アワアワ


アニ「落ち着いてミカサ!ただのものまねだから!」


ミカサ「はっ!、そ、そうだった」


ユミル「あのくそ野郎・・、陰でそんなこと言ってたのか、あとで蹴る」


35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:25:04 dDbt8MMg
そのころライナーは


ライナー「エレンの野郎ーーーー!クリスタ結婚しよーーーー!」


36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:30:28 dDbt8MMg
その3 寝癖

ガチャ


エレン「おはよ~・・・」ボーッ


アルミン「エレン、ちゃんと歩いて」


エレン「ん・・・」ボーッ



ミカサ「2人ともこっち」フリフリ


アルミン「ミカサが席を取ってくれてるみたいだから行こう」


エレン「おう・・・」


37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:33:25 dDbt8MMg
スッ


アルミン「おはようミカサ、いつもありがと」

ミカサ「ううん、それよりエレン」


エレン「なんだ~・・」


ミカサ「寝癖がひどい、直してあげるから動かないで」


エレン「ん・・」パクパク


アルミン「昨日頭濡れたまま寝ちゃったからねー」



39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:36:16 dDbt8MMg
ミカサ「まったく・・・」サッサッ


ミカサ「かゆいところとかない?」


エレン「ない・・」


ミカサ「わかった・・」スッスッ ナデナデ ピョン


ミカサ「むっ・・・」ナデナデナデ パッ


40 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:43:25 dDbt8MMg
アルミン「おっ、もうはねないかな?」


ミカサ「よしっ」ピョコ


ミカサ「あぁ!」


アルミン「はははっ、残念だったね」


ミカサ「・・もう1回する」ナデナデナデ


---ジャン「くそ、エレンの野郎ミカサにナデナデしてもらいやがって・・・、どうすれば俺も・・・」


ミカサ「相変わらずエレンの寝癖は手ごわい」ナデナデ


エレン「もういいよ~」



ミカサ「だめ」ナデナデ


ジャン「(そうだ!俺も寝癖を付ければ!、しかし俺の髪では・・・、そうだ!)」


41 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 16:45:59 dDbt8MMg
次の日

ガチャ

エレン「おっす~」


ミカサ「エレン!また寝癖が!」ナデナデ



エレン「今日は休みだしいいって・・」


ミカサ「そういうわけにはいかない(エレンを合法的にナデナデできるチャンスだし)」


アルミン「大変だねエレンも」


ガチャ


アルミン「あれ?僕たちが最後じゃないのか」クルッ


アルミン「」




43 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:26:46 dDbt8MMg
ジャン「いやぁ~!寝癖が直せなくて遅くなっちまったよ!」ファサ~


エレン「・・おいジャン?」


ジャン「なんだいエレン君?」


エレン「いや・・・、お前そのカツラ・・」


ジャン「カツラ?何言ってるんだ?これは地毛なんだが?あぁ~、にしても寝癖がひどいなー、誰か直してくれないかな~」チラッチラッ


ミカサ「・・エレン、あっち行きましょう」



エレン「・・おう、行くぞアルミン」


アルミン「そうだね・・」

スタスタ


44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:34:28 dDbt8MMg
ジャン「ちょ!ミカサ!」


マルコ「・・・ジャン、それはいったいどこから?」

ジャン「んなもん教官室に決まってるだろ?教官はハゲだからな、カツラの一つや二つあるかと思ったら案の定だ」


キース「・・・ほう、悪かったなハゲで」


ジャン「いやいや、ハゲならまだいいさ、問題は顔だよ顔、怖すぎるっつうの」クルッ


キース「・・・悪かったな怖い顔で」



ジャン「」


45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:38:31 dDbt8MMg
キース「朝から元気がいいみたいだが、少しトレーニングに付き合ってくれないか?」


ジャン「い、いや俺は、へへへっ・・」


キース「遠慮はいらん、さぁこい」ズルズル


ジャン「いやぁああああ!助けてええええ!」


46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:43:21 dDbt8MMg
その4 ただより高いものはない


スタスタ

エレン「腹減った~」


アルミン「だねー、昼ご飯はまだだし」


エレン「水でも飲んで腹膨らますか」


アルミン「だね」

タッタッタ

アルミン「ん?」


47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:46:49 dDbt8MMg
サシャ「エレン~!アルミン~!」タッタッタ


サシャ「はぁはぁ、走ったら疲れました」



アルミン「やあサシャ、どうしたのいったい?」


サシャ「はい!2人ともお腹空いてたりしませんか?」


エレン「おう、めちゃくちゃ空いてるぞ」


アルミン「僕も」


48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:48:59 dDbt8MMg
サシャ「ならちょうどよかった!実は私蒸しパン作ってみたんですよ!」スッ


エレン「おぉ!めちゃくちゃうまそうじゃん!」


サシャ「えへへ、ありがとうございます!それでですね、これ食べてみませんか?」


エレン「いいのか!」


サシャ「はい!アルミンもどうですか?」


アルミン「・・いや、僕はいいよ」

サシャ「えっ!・・・なんでですか?」


49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:53:30 dDbt8MMg
アルミン「・・それってただでくれるの?」


サシャ「もちろん!」


アルミン「うん、やっぱり僕はいいよ」


サシャ「えぇ!」


アルミン「いや、だって怪しすぎるでしょ、サシャなら作ったら自分で食べちゃいそうだし」


サシャ「ギクッ」


アルミン「何か裏がある気がする・・・」


サシャ「そ、そんなことは・・・」フイッ


50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:56:05 dDbt8MMg
アルミン「だからエレンもここは我慢して・・・」


エレン「これすげえうまいな」モグモグ

アルミン「ってエレン!」


エレン「なんだ?アルミンも食べろよこれ、サシャって料理うまいんだな」モグモグ


アルミン「あーあ、知らないからね僕」


サシャ「!、おいしいですかエレン?」


エレン「おう」モグモグ


51 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 17:59:06 dDbt8MMg
サシャ「ならこれ全部あげます!」

エレン「いいのか!」


サシャ「はい!でもそのかわりですね」


エレン「うん」

サシャ「次の休みの日、私と一緒に食事に行きませんか?いい店があるんですよ」


エレン「おっけ、次の休みな」


サシャ「よしっ!」


52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 18:01:59 dDbt8MMg
サシャ「それじゃあ私は戻りますね!おいしいって言ってくれてうれしかったですよ」


エレン「おう、それじゃあな」


アルミン「またねサシャ」


サシャ「はい!、ふんふふ~ん♪」



エレン「にしてもこれうまいな、アルミンも一つどうだ?」スッ


アルミン「いいの?じゃあもらおうかな」パクッ


53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 18:06:10 dDbt8MMg
アルミン「あっ、おいしい」

エレン「だろ?」


そして休みの日・・・


サシャ「お待たせしましたエレン!」


エレン「そんなに待ってないぞ?」


サシャ「そうですか?ならよかったです」


54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 18:17:34 dDbt8MMg
サシャ「お金、ちゃんと持ってきましたか?」


エレン「おう、サシャがたくさん持って来いって言ったからな、結構入れてきた」


サシャ「ほうほう、そんじゃ行きましょうか!」

-
--
---


55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 19:37:36 dDbt8MMg
ガチャ


サシャ「こんにちはー!」


店の主人「おっ!こんにちはサシャちゃん」

サシャ「今日は2人で来ましたよ!」


エレン「ここがサシャおすすめのみせかー」キョロキョロ


主人「男の子か、もしかして彼氏?」ヒソヒソ


サシャ「さて、どうでしょうか?とりあえずいつもの4人前頼みます!」


主人「あいよ!んじゃあ席に座って待っててね」


サシャ「了解です」


56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 19:41:52 dDbt8MMg
15分後

主人「あいよ!特製野菜炒め!スープもサービス!」


サシャ「わぁ!ありがとうございます!」

エレン「うまそうだな!」


サシャ「おいしいですよ!さっそくいただきましょうかエレン!」


エレン「おう!」

サシャ・エレ「いただきまーす!」


57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 19:47:49 dDbt8MMg
30分後

エレン「ふぅ~、食った食った」


サシャ「あっ、これとこれお代わりで!」


主人「あいよー」ジュージュー


エレン「すげえ食うなお前、金足りるのか?」


サシャ「ん?お金はエレンが払うんですよ?」


エレン「えっ?」


サシャ「この前私の手作り蒸しパン食べたじゃないですか」


エレン「た、食べたけどお前なにももらわないって」


サシャ「言いましたね、でもちょっとくらいお礼があってもいいと思うんですよ」




59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 19:50:49 dDbt8MMg
エレン「えぇ~、なんで俺が・・・、じゃあ半分だすから残り半分お前が出せよ」


サシャ「・・エレン、実は私重大な発表があるんです」



エレン「・・・なんだよ?」


サシャ「実はですね・・・、私今日お財布持ってきてないのです、てへっ」



エレン「てへっ、じゃねえよ!それもう確実に俺が払わなきゃじゃねえか!」


60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 19:54:31 dDbt8MMg
サシャ「いや、本当にごめんなさい、財布忘れたのはわざとじゃないんです」


エレン「・・本当にか?」



サシャ「はい・・、信じてくださいエレン・・」ジィー ウルウル



エレン「わ、わかったよ、わかったから見つめんな//」フイッ


サシャ「信じてくれるんですね!さすがエレンです!」



62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 19:58:26 dDbt8MMg
エレン「でもそれで最後にしろよ?」


サシャ「えぇ~、あと1回だけお願いします!」ギュ


エレン「だめだ、すでに2回もお代わりしてるだろ」


サシャ「お願いしますよ~!」ユサユサ



エレン「揺らすな!、はぁ・・、じゃあ1つだけ条件がある」


サシャ「条件?まさか「今夜は俺に体を預けなよ、ぐへへへ」とか・・」


エレン「ねぇよ!」


63 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:00:48 dDbt8MMg
サシャ「ですよね~」


エレン「わかってたなら最初から言うな、この前お前が作った蒸しパンあるだろ?」


サシャ「ありますね」


エレン「それまた作って俺にくれよ」


サシャ「それだけでいいんですか?」


エレン「おう」


64 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:02:48 dDbt8MMg
サシャ「蒸しパンでいいならいくらでも作りますよ!」


エレン「約束だぞ?じゃあもう1回だけお代わりを許す」


サシャ「やった!」


エレン「まずはそれちゃんと食べろよ」


サシャ「わかってますよ~、お礼にエレンにも少しあげちゃいます」


エレン「いや、俺もう腹いっぱいだし」


65 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:05:33 dDbt8MMg
サシャ「そんなこと言わずに口を開けて開けて!」


エレン「んー、じゃあ一口だけもらう」パクッ



エレン「うん、うまい」


サシャ「ですよね!それじゃああとは私がいただきます!」

その後、残り1回のお代わりは2回に増えた


66 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:49:23 dDbt8MMg
その5 罰ゲーム

エレン「・・・・これだ!」スッ


ミカサ「ふっ」ニヤッ


エレン「あぁ!ババじゃねえか!」


ミカサ「それじゃあ次は私の番」


エレン「絶対に負けねぇ・・・」シャッシャ



エレン「いいぞ」


67 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:51:02 dDbt8MMg
ミカサ「うーん・・・」スッ


エレン「(右右右右!)」ジィー



ミカサ「(相変わらずわかりやすい・・)」スッ


エレン「(よしっ!)」


ミカサ「やっぱり左」スッ



エレン「あっ!」


ミカサ「はいあがり、私の勝ち」フフン


68 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:55:02 dDbt8MMg
エレン「くそ~、負けたほうは罰ゲームだよな?」


ミカサ「うん」


エレン「・・・何するんだ?(しっぺとかものまねとか軽いのがいいな・・)」



ミカサ「んー、じゃあ私の頭を私がいいというまで撫で続けてほしい」


エレン「えっ?それだけでいいのか?てかそれって罰ゲームなのか?」


69 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:56:59 dDbt8MMg
ミカサ「いいから負けた人は勝った人の言うことを聞く」


エレン「・・楽だしまぁいいか」ナデナデ


ミカサ「ん・・//」



エレン「これをお前の気が済むまですればいいのか?」


ミカサ「そういうこと」


70 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 20:58:14 dDbt8MMg
エレン「(すぐ終わりそうだな)」ナデナデ


ミカサ「・・・♪」ニコニコ



1時間後


エレン「・・なぁ、まだするのか?」ナデナデ


ミカサ「うん」


エレン「この体制きついんだけど」


71 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 21:03:07 dDbt8MMg
ミカサ「なら私の後ろに来てやればいい」


エレン「じゃあそうしてみる」サッ ナデナデ


ミカサ「あと、少しだけ私のことぎゅっとしてくれない?空いてる左手で」


エレン「えーっと、こうか?」ギュ



ミカサ「うん、・・・上手//」


72 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 21:05:18 dDbt8MMg
エレン「んで、あとどれくらいしてればいいんだ?」

ミカサ「あと少しだけ」



エレン「了解」ナデナデ 


ミカサ「(暖かい・・・)」ギュ


1時間後


エレン「な、なぁ、さすがにもういいだろ?(腕がすげえ疲れる)」


ミカサ「ん、あとちょっとだけ」


エレン「あとちょっとならなんとかなるか・・・」ナデナデ


73 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 21:09:00 dDbt8MMg
さらに1時間後


ミカサ「もういいよ」


エレン「お、おう(疲れた・・・)」


ミカサ「また今度トランプしようね、罰ゲームありで」



エレン「いいけど、次からナデナデは1時間にしてくれ」


ミカサ「うん、考えとく」ニコッ

エレン「頼むぞ」ポンポン


74 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 21:14:48 dDbt8MMg
その6 罰ゲームその2


エレン「くそー!また負けた!」

ミカサ「これでエレンの3連敗、また罰ゲームをしてもらう」


エレン「・・またナデナデか?」


ミカサ「ううん、ジャンに言ってもらいたいことがある」


エレン「ジャンに?なんだよ一体」


75 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 22:45:24 dDbt8MMg
ミカサ「うん、ゴニョゴニョゴニョ


エレン「はぁ!?、そ、それまじで言うのか?//」


ミカサ「うん//」


エレン「でもそれお前もすげえ恥ずかしい思いするとおもうんだが//」


ミカサ「私は大丈夫、だからお願い//」


76 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 22:47:45 dDbt8MMg
エレン「・・・どうしても言うのか?」


ミカサ「・・・//」コクリ


エレン「はぁ・・、わかったよ(明日から俺どうやって過ごそうか・・・)」



夕食


アルミン「でさー、本とかいろいろ見てきたんだけどあんまりいいのがなくて・・」


77 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 22:49:34 dDbt8MMg
ミカサ「エレン、口元にスープが」フキフキ


エレン「だ、だからやめろって」


ジャン「おいエレン!」バン!

シーン


エレン「(うわ、きちまった・・)」


ミカサ「ちゃんと言ってね」


エレン「・・なんだよジャン」


78 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 22:53:04 dDbt8MMg
ジャン「なんだよじゃねえよ、いつもミカサに迷惑かけやがって・・」ガシッ


ジャン「羨ましいんだよこの野郎!」


アルミン「(あーあ、また始まったよ・・・)」


エレン「う、うるせえな・・」


ジャン「あん?」


エレン「いつもミカサミカサってうるさいんだよ!お、お、お前にミカサは絶対渡さないからな!!//」



ジャン「・・・えっ?」


アルミン「・・・えぇ!?」


ミカサ「///」


79 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 22:55:47 dDbt8MMg
<オ、オイ、キイタカイマノ?

<アァ、ミカサヲワタサナイッテ・・
<オワッタナジャン

ジャン「お、お前何言ってんだいきなり!」


エレン「うるせえ!これにはわけがあるんだよ!//」


ギュ

エレン「ん?」


ミカサ「ジャン・・・」


ジャン「み、ミカサ・・・」


80 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 22:58:30 dDbt8MMg
ミカサ「・・・私はエレンを選ぶから//」

ジャン「」


アルミン「うわ、容赦ないなミカサ・・・」


エレン「おまっ!何をいきなり!」


ジャン「・・・エレン」


エレン「な、なんだ?」


ジャン「み、み、ミカサを泣かせたら許さねえからなーーーーー!」ダッ


エレン「おい!ちょっと待て!」


ジャン「うわーーーん!」


81 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/27(火) 23:00:31 dDbt8MMg
そしてその後、みんなの誤解を解くのに1週間はかかったそうな


ミカサ「私はあのままでもよかったのに」


エレン「今はだめだわ!」


ミカサ「・・今は?」


エレン「な、なんでもない」フイッ


82 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 00:51:35 D081dlGw
その7 ツンデレ

アニ「・・ふむふむ」ペラッペラッ



クリスタ「ア~二!」ヒョコ


アニ「ん?どうしたのクリスタ?」



クリスタ「いや、何の本読んでるのかなーって」



アニ「あぁ・・、ただの雑誌だよ」サッ


83 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 00:54:46 D081dlGw
クリスタ「そうなんだ、それよりもうすぐでお昼だから早く来たほうがいいよ!」


アニ「ん、わかったありがとう、もう少ししたら行くよ」


クリスタ「おっけー、それじゃあ私は先に行ってるね!」タッタッタ


アニ「(・・行ったか)」スッ ペラペラ


アニ「さっきのページは・・・、あったあった」


84 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:00:47 D081dlGw
---これで男の子をキュンとさせよう!ツンデレの基本その1!


アニ「ふむふむ・・・」ペラッ


数分後


ペラッ


アニ「・・・なるほどね、さっそく試してみようかな」スッ スタスタ ガチャ


-
--
---


85 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:02:18 D081dlGw
ガチャ

<アー、キョウノメシモマズソウダナ
<ダナー、コンドドコカニタベイクカ・・
<オウ・・



アニ「えっと・・・」キョロキョロ


アニ「あっ、いたいた」


86 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:08:11 D081dlGw
エレン「あー、相変わらず少ねぇ・・」ズルズル


アルミン「仕方ないよ、昼食べたら何か食べに行く?」


エレン「そうだな・・・」


ミカサ「エレン、わがまま言わない」


エレン「わかってるよ・・」ズルズル


アニ「エレン」


エレン「おっ、珍しいなアニ、今日はここで食うのか?」


アニ「うん、もう一人入れそう?」


87 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:14:06 D081dlGw
エレン「おう、ミカサ、少し詰めてくれ」


ミカサ「・・・わかった」スッ


アニ「ありがと(よし、チャンスがあったら試してみよう)」


エレン「あっ、そういえばアニ?」


アニ「ん?何?」


88 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:17:09 D081dlGw
エレン「明日の対人格闘なんだけどさ、また俺と組んでくれないか?」


ミカサ「!」


アニ「あぁ、そんなことなら・・・(はっ!そういえばこのパターンは確か本に載ってた、よし・・)」


アニ「は、はぁ?なんであんたなんかと一緒に組まなきゃいけないわけ?」ツン


アルミン「あれ?」


エレン「えっ・・、だってアニの足技とか寝技?ちゃんと覚えておきたいし」


89 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:23:42 D081dlGw
アニ「はぁ、あんな簡単なこともできないわけ?」

エレン「悪かったな」ムスッ

アニ「まったく(これでいいんだよね?)」


エレン「嫌なら別いいけどさ」モグモグ


アニ「誰もそんなこと言ってないでしょ?まぁどうしてもっていうなら考えてあげ・・」


エレン「いや、いいよ」

アニ「えっ?」


90 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:26:30 D081dlGw
エレン「なんか今日のアニおかしいし、アルミン、明日一緒にやろうぜ」


アルミン「えっ、あっ、うん・・」チラッ


アニ「ちょ、ちょっと待ってエレ・・」


エレン「んじゃ飯も食ったし戻るわ」スタスタ



アニ「あっ、あっ・・・」


91 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:30:39 D081dlGw
アルミン「・・・えっと、アニ?」


アニ「本の通りにしただけなのに・・・」ウルウル



ミカサ「・・本?」


アニ「うん・・・、エレンに嫌われたかな・・」ウルウル


ミカサ「大丈夫、エレンはそのくらいでアニを嫌いになったりしない」


アニ「・・本当?」


ミカサ「えぇ、とりあえずその本って何?」


アニ「この前出かけたときに買ったんだ、それでその本の中に男の子をキュンとさせる方法みたいなのがあってさ・・」


ミカサ「それをしたらこうなってしまったと・・・」


アニ「・・」コクリ


92 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:34:18 D081dlGw
ミカサ「とりあえずその本見せてもらえる?」


アニ「わかった・・」


アルミン「・・今回はミカサに任せて大丈夫みたいだね、じゃあ僕はエレンに事情を話して食堂裏に読んでおくよ」


ミカサ「うん、ありがとうアルミン」


アルミン「いえいえ」


-
--
---


アニ「これがその本なんだけど」スッ


93 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:38:10 D081dlGw
ミカサ「・・・」ペラペラ


ミカサ「このツンデレってやつを試してみたの?」


アニ「うん・・」


ミカサ「う~ん・・、これでエレンがキュンとなるなんてないと思うけど・・」


アニ「ぐっ・・・」


ミカサ「この本持ってエレンにちゃんと話せば大丈夫だと思う」


アニ「そうかな・・・」


ミカサ「うん、とてつもなく恥ずかしいけど」


アニ「それは私が一番承知してるよ・・」




95 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:39:58 D081dlGw
ミカサ「でしょうね」

アニ「でも言わないと仲直りできないかもしれないし・・、行ってくるよ」


ミカサ「うん、頑張って」ポン


-
--
---
----


タッタッタ


アニ「エレン!」タッタッタ


エレン「アニ・・」


96 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:42:56 D081dlGw
アニ「・・・ごめんエレン!」ペコッ


エレン「えっ、何がだ?」


アニ「さっきの昼食の時に不快な思いさせちゃって・・・、実はあれこの本読んでみて試してみようと思ったの!」スッ


エレン「・・・なんだこの本?」パシッ ペラペラ


アニ「っ~//」


エレン「ツンデレ・・?まさかお前これをしようとしてたのか・・・?」


アニ「・・・//」コクリ


エレン「ぷっ!な、なんでこんなのを?」プルプル


97 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:46:53 D081dlGw
アニ「だ、だって本にこれなら可愛いって思ってもらえるって//って言わせるなばか!//]


エレン「あはははは!わ、悪い悪い」ヒーヒー


エレン「アニって、こういうのに簡単に引っかかるんだな」クスクス


アニ「う、うるさい~//」


エレン「でもわざわざこんなことしなくてもアニは十分可愛いと思うぞ?」


アニ「えっ!」ドキッ


98 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:50:26 D081dlGw
アニ「そ、そう思うの?//」


エレン「おう、だからもうこういうのはやめろよ?いつも通りのアニが一番だ」


アニ「そ、そうかな・・・//」テレテレ


エレン「そうそう、だからこんな本早く処分しちまえよ、あっても邪魔になるだけだろうし」


アニ「うん!(そっか、いつも通りの私がいいのか・・♪)」


99 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/28(水) 01:52:51 D081dlGw
そのころミカサは


ミカサ「・・・ツンデレか」


ミカサ「・・・私がやったら成功するかもしれない!」グッ


次の日、エレンにツンデレを試したミカサであったが結果はアニと変わらなかったそうな

ミカサ「何がいけなかったのだろう・・・」


ミカサ「このヤンデレというのも試してみようかな?」



105 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:23:39 D081dlGw
その8 誕生日 エレン


アルミン「エレン、誕生日おめでとー!」


ミカ・アニ・ライ・ベル・マル・コニ・サシャ・ユミ・クリ「おめでとー!」

ジャン「けっ・・、おめでとさん」


エレン「みんな・・・・・、最近妙に俺を避けると思ったらこんなことを・・」


アルミン「へへへっ、この日のためにみんなで準備してたんだよね」


ミカサ「エレン、おめでとう」


106 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:28:36 D081dlGw
エレン「ありがとうみんな!」ジーン


コニー「おっ!エレンが泣いてるぞ!」


アニ「あまりに嬉しくて涙がでちゃったの?」


エレン「・・そうかもな」グスッ



クリスタ「もー、おめでたい日なのに泣くのはやめてよね、はいハンカチ」


エレン「ありがと」フキフキ


107 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:33:15 D081dlGw
アルミン「よし!それじゃあさっそくプレゼントタイムだね!」


エレン「えっ!プレゼントもあるのか!」


アルミン「もちろんさ!これは僕とコニーとライナー、ベルトルトで一緒に買ったものなんだけど・・」ドサッ


エレン「おぉ、大きいな、開けてみてもいいか?」


ライナー「もちろんだろエレン」

コニー「感謝しろよな!」


ベルトルト「喜んでくれるといいけど・・」


108 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:36:37 D081dlGw
エレン「なんだろうな」ワクワク ビリビリ


エレン「おぉ!これは布団か!」


アルミン「そうだよ、エレンは訓練のあとも遅くまで自主練してるからさ、

寮にある固い布団じゃ疲れが取れないと思ってさ」



エレン「ありがとうな、ライナー、ベルトルト、コニーにアルミン!ふかふかだしこれなら

ぐっすり眠れて疲れも取れそうだ!」



ベルトルト「ふぅ、喜んでもらえて何よりだよ」ハハハ

ライナー「まったくだ」


コニー「エレン!俺も今度寝させてくれよ!」


エレン「おう!さっそく今日から使うからな!」


109 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:40:34 D081dlGw
マルコ「それじゃあ次は僕とジャンからだね」ドスッ


エレン「ジャンが・・?ありがとなジャン」


ジャン「勘違いすんじゃねえよ、みんながやるのに俺だけ参加しないのはな・・・」


アルミン「素直じゃないよね」ヒソヒソ


サシャ「恥ずかしいんですよきっと」ヒソヒソ


エレン「開けてもいいか?」


マルコ「もちろんさ」


110 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:42:23 D081dlGw
エレン「何かな何かな」ビリビリ


エレン「ん?ろうそく?」


ジャン「アロマキャンドルってやつらしい、火をつけるといい匂いがして心をリラックスさせてくれるんだとよ」


エレン「へぇー、後でさっそく使ってみようぜ!ジャンも短気だからちょうどいいな」


ジャン「誰のせいだと思ってんだ!」


アルミン「ま、まぁまぁ」


111 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:49:11 D081dlGw
アニ「それじゃあ次は私から」スッ


エレン「ん?封筒?」ビリビリ



エレン「・・・マッサージ券?」


アニ「そっ、私結構マッサージ得意なんだよね、あ、あとそれを使ったあとに私と一緒に食事もできちゃうんだよ・・//」


エレン「本当だ、小さく2人で食事って書いてある」


アニ「//」


エレン「そんじゃ明日の訓練が終わったらさっそく使わせてもらうぜ」


アニ「うん、楽しみにしてる・・//」


112 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:53:46 D081dlGw
クリスタ「それじゃあお次は私とサシャとユミルからです!」スッ


エレン「おっ、クッキーか?」


クリスタ「正解!3人で頑張って作ったんだぁ~♪」


ユミル「味は保障できないけどな」


サシャ「でも愛情はたくさん入ってますよ!」



エレン「そうか、ありがとうな3人とも、あとでゆっくり食べさせてもらうよ」


クリスタ「うん!」

ユミル「さて、残るはあと1人だが・・・」


サシャ「あれ?そういえばミカサがいませんね」


113 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:56:48 D081dlGw
コニー「アルミンもいないぞ?」


アルミン「ここにいるよ」カラカラカラ


ライナー「・・・その台車の上に載っているくそでかい箱はなんだ?」


アルミン「ミカサからエレンへのプレゼントらしい」



エレン「でかすぎだろ!というかミカサは?」


アルミン「・・あ~、そのうちわかるよ」ハハハ



アニ「(・・・まさか)」


114 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 21:59:41 D081dlGw
クリスタ「それより何が入ってるんだろ?開けてみてよエレン」


エレン「ん、あぁそうだな・・」ビリビリ パカッ 


バッ!


エレン「うおっ!?」


ミカサ「誕生日おめでとうエレン」ギュ



ライナー「・・そうきたか」


115 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:02:10 D081dlGw
エレン「ってミカサ?お前なんで頭にリボンなんてつけてるんだよ、結局お前からのプレゼントはなしってことか?」


ミカサ「?、目の前にあるでしょ?」


エレン「はっ?、どれだ?」グイッ


エレン「おわっ!」


ミカサ「・・・私自身がプレゼントなの//」


エレン「・・・・えっ?」



117 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:04:49 D081dlGw
ミカサ「そして私の人生もプレゼントする、ここにサインを書いて」スッ


エレン「サイン?」


ミカサ「あとで見せてあげるから今は名前だけ書いて」


エレン「?」サラサラ


アニ「エレン!書いちゃだめだ!」


エレン「えっ、もう書いちまったぞ」


ミカサ「・・・」ニヤッ


ユミル「終わったな」


118 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:09:43 D081dlGw
ミカサ「ありがとうエレン」

エレン「今の紙なんだったんだ?」


ミカサ「婚約届」


エレン「」


ミカサ「さっそく出すべきところに・・・」


エレン「やめい!」


119 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:12:23 D081dlGw
その9 にらめっこ


エレン「・・・・」


アルミン「・・・・・」


エレン「・・・あははははは!」


アルミン「よし!僕の勝ちだね!スープごちそうさま」



エレン「くっそー、なかなかやるなアルミン」


120 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:15:24 D081dlGw
フランツ「アルミン、エレン」


ハンナ「2人で何してるの?」


エレン「おぉ、ハンナとフランツか、にらめっこだよにらめっこ、負けたらスープおごるんだけど」


ハンナ「へぇー、どっちが勝ったの?」


アルミン「僕だよ」


121 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:17:36 D081dlGw
フランツ「そうなんだ、面白そうだし僕たちもしてみる?」


ハンナ「そうね」


アルミン「じゃあ僕とエレンは見学だね」

エレン「おう」



アルミン「それじゃあはじめ!」


122 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:20:27 D081dlGw
10分後


ハンナ「・・・・」


フランツ「・・・」


アルミン「・・全然笑わないね」


エレン「2人とも結構面白いのにな」


20分後


アルミン「・・ながい」


123 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/08/28(水) 22:23:54 D081dlGw
30分後

フランツ「・・だめだ」


ハンナ「・・・そうね」


アル・エレ「ん?」


フランツ「変顔してもこんなに可愛いなんて・・・、ずるいよハンナ!」ダキッ


ハンナ「そっちこそ!なんでそんなにかっこいいの!」ダキッ


フランツ「ハンナ!」


ハンナ「フランツ!」


アルミン「・・・ご飯行こうか」


エレン「・・そだな」


124 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 00:45:56 DpO/5xvs
その10 寝相


アルミン「・・・zzz」スースー バキッ


アルミン「いたっ!」


ベルトルト「・・・zzz」スースー


アルミン「・・・またベルトルトか」



ベルトルト「・・・zzz」


125 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 00:47:24 DpO/5xvs
アルミン「はぁ」バキッ


アルミン「いったああああ!」


ベルトルト「・・・zzz」


アルミン「・・・もう怒った」ガサガサガサ


次の日

エレン「今日休みだけどどこかいくか?」


126 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 00:49:22 DpO/5xvs
アルミン「うん、少し町をうろついてみる?」

ミカサ「そうね」パクパク



ライナー「おう、エレン、アルミン」


アルミン「あっ、おはようライナー」


ライナー「おはよう、ところでお前らベルトルト知らないか?」


エレン「いや、俺は知らねえな」


アルミン「僕も」


127 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 00:52:05 DpO/5xvs
ライナー「そうか・・、見かけたら教えてくれよな」


エレン「おーう」


アルミン「わかったよ(あれ?そういえば昨日あの後ベルトルトに何かしたっけ?そのまま寝たよね確か)」


-
--
---

ベルトルト「ん゛ー!ん゛ー!(なんで僕はベッドの上で縛られて口も塞がれてるんだ!)」



130 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:03:04 DpO/5xvs
その11 賭け


サシャ「それじゃあもしエレンに頼んで水汲み全部やってくれたら2人ともパンくださいよ?」

ユミル「わかったけど、そりゃねえだろ」


クリスタ「エレンなら「がんばれ~」程度ですましそうだもんね」ハハハ


ユミル「だよなー、もし手伝ったとして「サシャのためだから」とか言ったら私たちの夕飯全部お前にやるよ」ケラケラ



サシャ「えっ!本当ですか!?」


131 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:08:16 DpO/5xvs
クリスタ「それは絶対ないでしょ」


ユミル「だな、もし手伝わなかったらお前の夕食もらうからな」


サシャ「う゛っ・・・、わ、わかりました」


ユミル「よかったなクリスタ、今日の夕食が増えるぞ!」


クリスタ「はははっ、サシャの分も少しは残してあげるからね」ポンポン


サシャ「ってなんでもう私の負けみたいになってるんですか!」

<ハハハハハハ!


エレン「・・あいつら俺を使ってそんな賭けしてるとはな、クリスタ、ユミル、悪いが今日の夕食はなしだ」


132 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:14:30 DpO/5xvs
3時間後

サシャ「あっ、おーい!エレーン!」フリフリ


エレン「(来たな・・)」


エレン「ん?どうしたんだサシャ?」


サシャ「あのですね、少し頼みたいことがあるんですけど・・・」


エレン「頼みたいこと?」


サシャ「はい、実は私今日の訓練でもうクタクタなんですよ」ハァ・・


133 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:17:10 DpO/5xvs
エレン「それは俺もだが」

サシャ「エレンは男の子でしょ!それでですね・・、もしよろしければ・・・」


エレン「うん」


サシャ「水汲みを私の代わりにやってはもらえないでしょうか・・・?」チラッ

エレン「うーん・・、そうだな、いいぞ」


サシャ「!!、ほ、本当ですか!?」


134 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:21:13 DpO/5xvs
エレン「あぁ、筋トレにもなるしな」


サシャ「ありがとうございますエレン!」パァァ



ユミル「くそっ!まじで手伝うのかよ!」


クリスタ「はぁ~、今日はパンなしか・・・」


サシャ「それではさっそくレッツゴー!」


エレン「お前元気だな」

-
--
---


135 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:24:06 DpO/5xvs
ザパァ


エレン「よし、これで最後だな」


サシャ「本当に助かりましたエレン、お礼にエレンにも少しだけ分けてあげますね!」


エレン「分ける?」


サシャ「あっ、い、いえこちらの話です!」アタフタ



エレン「まぁいいけど」


136 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:30:48 DpO/5xvs
サシャ「それにしてもなんで今日は手伝ってくれたんですか?」


エレン「んー、なんでって、言われたのがサシャだったからな」



サシャ「えっ!//そ、それってつつ、つまり私のためってことですか?//」


エレン「・・そうかもな」ニコッ


ユミル「・・・まじかよ」


クリスタ「意外すぎて声もでない・・・」


137 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:32:33 DpO/5xvs
サシャ「えっと、その・・・//あ、ありがとうございますね・・//」ニコッ


エレン「おう、それよりもうすぐ夕食だし一緒に行くか?」


サシャ「は、はい!」


エレン「(夕食が増えるぜ!)」

-
--
---


138 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:36:45 DpO/5xvs
アルミン「あれ?今日はサシャも一緒なの?」


エレン「まぁな」


サシャ「あっ、あとクリスタとユミルもそのうちくるんですけど席足りますかね?」


ミカサ「あと2個空いてるし多分大丈夫」


サシャ「よかった」


ジャン「み、み、ミカサ!」


139 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:39:06 DpO/5xvs
ミカサ「何?」

ジャン「と、隣座ってもいいかな//」


ミカサ「悪いけど無理ね、エレンが座るし空いてる席も今日は予約が入ってるの」


ジャン「ガーン!、・・・くそぉ」



マルコ「ジャン、またチャンスはあるさ」ポンポン


ジャン「・・・マルコ」

スタスタ


140 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 11:54:33 DpO/5xvs
サシャ「行っちゃいましたね」

アルミン「どんまいジャン・・」


スタスタ

ユミル「よ、ようサシャ」


サシャ「おっ、きましたね2人とも!」


141 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 12:00:56 DpO/5xvs
クリスタ「う、うん」


エレン「立ってないで早く座ったらどうだ?」


ユミル「そ、そうだな、あとエレン」


エレン「ん?」


ユミル「・・サシャをよろしく頼むぞ」



エレン「えっ?」

ミカサ「・・・えっ?」






クリスタ「


142 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 12:05:21 DpO/5xvs
クリスタ「そうだね・・・、サシャ、エレンならきっと将来幸せにしてくれるから安心して」ギュ


サシャ「な、なんですかいきなり?」


アルミン「えっと、ユミルにクリスタ?一体何の話を・・」


ユミル「あぁ、エレンにならサシャを任せられると思ってな、エレンもサシャのこと好きみたいだし」


ミカサ「!?」



エレン「おい待て!俺そんなこと一言もいってないぞ!?」


クリスタ「だって、水汲み手伝ったのって、言われた相手がサシャだったからなんでしょ・・?//」



エレン「あっ(そういえばそんなこと言ってたな)」


143 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 12:08:33 DpO/5xvs
アルミン「話が全然わからない・・」

ミカサ「どういうことなのエレン!」

エレン「いや、これにはわけがあってだな・・・」


クリスタ「サシャもエレンならいいでしょ?」


サシャ「そうですねー、成績もいいし」


ユミル「これで決まりだな」


144 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 12:10:59 DpO/5xvs
サシャ「あっ、ご飯もらいますからね?」


ユミル「いいぞ別に」

クリスタ「おめでたい日になったね!」



ミカサ「エレン!何があったのか話して!」ユサユサユサ


エレン「」チーン



ユミル「それじゃあサシャとエレンの幸せを祈って乾杯!」


クリスタ「かんぱーい!」


アルミン「何がどうなってるんだよ!」


147 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 23:41:16 DpO/5xvs
その12 釣り


ユミル「あぁ~、今日はクリスタも朝早くから出かけちまうし、サシャも飯食べ行ってるし暇だな・・・」ポーン


??「いてっ!」



ユミル「あっ!、わ、悪い大丈夫か?、・・ってエレンかよ」


エレン「いてて、この石投げたのお前か?」


ユミル「すまん・・、血とか出てないか?」ワサワサ


148 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 23:53:06 DpO/5xvs
エレン「どうだろ」


ユミル「・・うん、傷にはなってないみたいだな、よかったよかった」ポンポン


エレン「それより今日はクリスタと一緒じゃないのか?」


ユミル「朝から出かけちまってさ、お前こそいつもの2人は?」


エレン「俺もそんなようなもんだ」


149 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/29(木) 23:58:08 DpO/5xvs
ユミル「似た者同士ってわけか、ところで竿なんてもってどこに行く気なんだ?」


エレン「釣りだよ釣り、暇つぶし程度だけどさ、小さいのなら結構釣れるんだぜ」


ユミル「へぇ~、私も行ってみていいか?」


エレン「いいぞ」


-
--
---

エレン「ここだここ」


150 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 00:03:37 mn2X7clk
ユミル「小さい湖みたいなところだな」


エレン「おう、んで針に餌を付けて投げると・・・」ポチャン


10分後


クンクン


エレン「おっ」


ポチャン


エレン「来た!」ザパッ ピチピチ



ユミル「おぉ!釣れた釣れた!」


エレン「とまぁこんな感じだな」


151 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 00:17:43 mn2X7clk
ユミル「わ、私もやりたい!」ワクワク

エレン「ははっ、わかったわかった」

ユミル「あっ、でも芋虫はエレンがつけてくれよな」



エレン「こういうの苦手なのか?」


ユミル「・・うん」


エレン「意外だな、ちょっとまってろよ」プチュ


エレン「ほらつけた」


152 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 00:19:40 mn2X7clk
ユミル「よ、よし!いけぇー!」ヒュン 


エレン「おわっ!?」



ユミル「あれ?何かに引っかかってるのか?」ビーン



エレン「・・俺だよ俺」



ユミル「あっ、わ、悪い!」


ユミル「でもやったぜ!」


エレン「何が?」


153 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 00:21:35 mn2X7clk
ユミル「大物ゲット!」



エレン「俺は魚じゃねえ!」



157 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:30:37 mn2X7clk
その13 妄想

ミカサ「・・・・」カキカキ


---次の瞬間、エレンはミカサに覆いかぶさると耳元でつぶやいた

「お前をめちゃくちゃにしたい」

そういうとエレンはミカサのズボンをつかみ一気に引きずり落とした、心の準備ができていないにも関わらずエレンの手はミカサの大事な部分に這うように近づいていく


ミカサ「・・・ふぅ、もう一頑張り」


-
--
---

それから2年後、エレンと結婚したミカサは子供も3人いて幸せな家庭を築いたそうな


158 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:32:33 mn2X7clk
ミカサ「よし!」

ユミル「よし!、じゃねえよ!」


ミカサ「!、…のぞき見とはいい度胸をしている」ゴゴゴ


ユミル「隣なんだから仕方ないだろ!」


ミカサ「・・今回だけは許す」


クリスタ「もぉ~、2人ともうるさいよ!、何の話してるの?」


159 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:33:52 mn2X7clk
ユミル「いや、こいつがな・・・」


ミカサ「クリスタも読んでみるといい、割とうまくかけた」


クリスタ「ん?」ペラペラ

20分後


クリスタ「あ、あうっ//」カァァァァ


ミカサ「よかったでしょ?」


ユミル「よくねぇよ!」


160 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:37:00 mn2X7clk
クリスタ「な、なんでHなシーンをこんなにリアルに・・//」


ミカサ「イメージトレーニングができるように」b


ユミル「なんだよそれ・・・、てかそもそも1日5回とか書いてたけどな、エレンが持たないぞ?体力的に」


クリスタ「そ、そうだよね//、多分無理だよ・・・」


ミカサ「それはエレンが慣れてないから?」


161 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:39:19 mn2X7clk
クリスタ「えっ、そ、そうなのかな?//」


ミカサ「・・・なるほど、わかった」

ユミル「いや、関係ないと・・・」


ミカサ「ちょっと行ってくる」


ユミル「えっ?行くってどこに?」


ミカサ「エレンのところ」タッタッタ


162 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:42:53 mn2X7clk
10分後

エレン「んー!んー!」ジタバタ


クリスタ「えっ!?、エレン!?」


ユミル「何してんだお前!?」


ミカサ「エレンを連れてきた」


クリスタ「なぜに!?」

ミカサ「私の妄想の中だとエレンは5回は楽勝・・・、でも現実はどうか確かめたいから」


163 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:47:17 mn2X7clk
ミカサ「始めようエレン」

エレン「!?」


ユミル「ミカサを止めろ!、まじでやばい!」


クリスタ「落ち着いてミカサ!」


ミカサ「さぁエレン、根性見せて」ハァハァ

エレン「んーーーー!」


164 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:52:45 mn2X7clk
その14 事故

エレン「はぁー、水汲みめんどくせー」


ユミル「文句言うんじゃねえよ、私だってめんどくさいんだ」



エレン「だよなー」ツルッ


エレン「おわっ!」ドサッ バシャン


ユミル「!、大丈夫かエレン?」


165 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:55:40 mn2X7clk
エレン「いててて・・、おい、そこ滑るから気を付けて・・」

ユミル「きゃ!」ツルッ


エレン「!、あぶない!」ズシャ



ユミル「・・・いつつつ」


エレン「何とか間に合ったな・・」ムニュ

ユミル「あうっ//」カァァァ


エレン「大丈夫か?」ムニュムニュ


エレン「・・・・あれ?」チラッ


166 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:57:37 mn2X7clk
エレン「・・・・あっ」ムニュムニュ


ユミル「っ~///」カァァァァ


エレン「あっ、えっと・・・、ゆ、ユミルって案外胸でか・・・」


ユミル「ふざけんなーー!」ドゴッ


エレン「ぐはっ!」ドサッ


167 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/30(金) 23:59:49 mn2X7clk
ユミル「はぁはぁ・・」ジワッ


ユミル「エレンのばか!」タッタッタ

エレン「・・・うぐっ」


10分後


ガチャ


エレン「いつつ・・、飯食ったら謝らないとな・・」


168 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 00:02:22 LVrJsVQc
アルミン「あっ、エレン!」


エレン「おう、席空いてるか?」



アルミン「あっ、ごめんエレン、ジャンがどうしてもって言うから譲っちゃったんだ・・」

ミカサ「私の膝の上に来てもいいのよ」ポンポン


エレン「い、いや遠慮する」


スタスタ

エレン「ライナー、席空いてないか?」


ライナー「ん?悪いが空いてないな」


169 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 00:08:19 LVrJsVQc
エレン「そっか・・・」


ライナー「ユミルとクリスタのところが1個空いてるみたいだからそこにけばどうだ?」


エレン「うっ・・・、そ、そうだな・・・」


ライナー「?」


スタスタ


エレン「・・よ、よぉ」

クリスタ「あっ、どうしたのエレン?」


170 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 00:11:22 LVrJsVQc
エレン「い、いや、ここで食べてもいいかな?」


クリスタ「私はいいよ、ユミルは?」


ユミル「わ、私も別に・・・//」フイッ


エレン「ありがとな」カチャ


エレン「・・・」パクパク


ユミル「・・・」チラチラ


171 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 00:13:44 LVrJsVQc
エレン「(すげえ見られてる・・・)」


エレン「ゆ、ユミル」

ユミル「ひゃい!」


クリスタ「ひゃい?」


エレン「えっと・・・、さ、さっきはごめんな?」



クリスタ「さっき?」


ユミル「い、いや、私もつい手がでちゃったし・・・、ごめん」シュン


172 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 00:16:58 LVrJsVQc
エレン「い、いや気にしてないし」ハハハ


ユミル「・・・本当か?、ごめんなまじで、私みたいなブスが胸揉まれたくらいであんなに騒いじゃって」グスッ


クリスタ「えっ!?」

エレン「そ、そんなことねぇよ、ユミルは可愛いと思うし」

ユミル「えっ・・・//」


エレン「だからブスとか言うなよな//ゆ、ユミルはすげえ美人なんだし」


173 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 00:19:05 LVrJsVQc
ユミル「そ、そうかな・・//でもこんな口の悪い私なんかじゃ結婚できないだろうな・・」


エレン「も、もしできなかったら俺がもらってやるよ//」

クリスタ「おーい・・・」


ユミル「!、う、嘘じゃないよね?//」


エレン「・・・もちろんだろ//」


ユミル「エレン・・//」


エレン「ユミル・・・//」

チュ


174 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 00:21:25 LVrJsVQc
クリスタ「というのを考えてみたんだけど」


ユミル「な、なんで私がエレンと//」


クリスタ「なんとなくねー、でも案外嬉しそうだね」ニヤニヤ


ユミル「そ、そんなこと!//」


エレン「あっ、2人とも何してんだ?」ポン



ユミル「っ!//、な、なんでもねぇよ!」ビューン


エレン「?」




178 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:00:30 LVrJsVQc
その15 ベッドの下には


ミカサ「・・・・」シクシク


ミカサ「うっ・・、ううっ・・」シクシク


サシャ「・・・な、なぜかミカサが泣いてるんですけど誰か理由わかる人いませんか?」


アニ「知らないよ、戻ってきたらいきなり泣いてたんだし・・・」


ユミル「と、とりあえず何があったのだけ聞いてみるか?」


クリスタ「そ、そうだね・・、み、ミカサ?」


179 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:05:03 LVrJsVQc
ミカサ「・・・何?」シクシク


クリスタ「えっと、何かあったの?、ミカサが泣くなんて見たことないから・・・」


ミカサ「うん・・・」シクシク


アニ「・・何があったか話してくれない?」


ミカサ「・・わかった、さっきは私はエレンに用事があって男子寮に行ってきたの」


ユミル「いつものことだな」

ミカサ「でもエレンの部屋にはエレンどころか誰もいなかったの」


180 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:07:41 LVrJsVQc
クリスタ「うんうん」


ミカサ「だから寂しさを紛らわすためにエレンの布団でごろごろしてたら・・・」


サシャ「・・・そんなことしていいんですか?」


ユミル「言うな」


ミカサ「そしてごろごろしているうちに私はあることに気が付いたの・・」


アニ「あること?」


ミカサ「そう、エレンの布団の下に何か固いものがあると・・・」


181 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:09:53 LVrJsVQc
ユミル「うん」


ミカサ「なんだろうと思ってみてみたら・・・」ガサゴソ ポイッ


ミカサ「・・・●●本だったの」ホロリ


アニ・ユミ・クリ・サシャ「」



ミカサ「私はとても悲しい・・・」


182 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:12:05 LVrJsVQc
アニ「え、エレンが●●本を・・・//」


クリスタ「で、でも仕方ないんじゃない?エレンも男の子なんだしさ//」


ユミル「そ、そうだよな!、いくら死に急ぎ野郎とはいえ 欲くらい会って当然だもんな!」


ミカサ「それはわかっている・・・」


サシャ「なら何が・・・」


183 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:14:06 LVrJsVQc
ミカサ「・・これを見てほしい」スッ


ユミル「ただの●●本に見えるが・・・」


ミカサ「違う、この表紙の人、どことなくアニに似てる」


アニ「えっ!?」


クリスタ「本当だ・・・、よく見ると確かにアニに似てる・・」


ミカサ「それにこっちも」スッ


ミカサ「こっちはクリスタに似ている・・・」


184 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:17:17 LVrJsVQc
ユミル「本当だ・・・(ほしいな・・)」


ミカサ「それにこっちはサシャ、そしてこっちはユミルに似ている・・・」



ユミル「!?、どこでそんなの手に入れたんだあいつ!」


ミカサ「そんなのはどうでもいい・・・、けど」


サシャ「けど?」


ミカサ「私似がいないのはおかしい!」


アニ・クリ・ユミ・サシャ「」


185 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:20:56 LVrJsVQc
ミカサ「なんでなの・・?」シクシク


ユミル「泣いてた理由はそれかよ・・・」


アニ「(というか私、もしかしたらエレンにおかずにされ・・//)」


ミカサ「そう・・、だから私はこれからエレンの布団の下にあるものを置いてくる」


クリスタ「あるもの?」


ミカサ「うん、後この本は好きに使っていいので、それじゃ」ガチャ


サシャ「好きに使っていいって言われても・・・//」


ユミル「自分たちを見てるようでな・・・」


クリスタ「・・・燃やそうか」

アニ「だね(あとでエレンのベッドの下に戻しておこう)」


186 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:24:16 LVrJsVQc
-
---
----

ガチャ

エレン「はぁ、疲れた疲れた」ドスッ


エレン「そんじゃ、続きでも・・」バサッ


エレン「・・・・あれ?」


エレン「な、ない!、ライナーとアルミンからもらったあの本が!、でも代わりに何か封筒が・・・?」ビリッ


---あの本は危険なのでこれを見てほしい


187 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:27:04 LVrJsVQc
エレン「・・なんだこれ?表紙にミカサが乗ってるけど」ペラッ


エレン「・・・・・」ボンッ!


エレン「な、なんでミカサの裸が!?//」


エレン「というかほかの本捨てたのもあいつかよ!」


エレン「・・・それにしても羨ましい腹筋だな」ジィー ペラペラ


188 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 19:32:35 LVrJsVQc
-
--
---


アニ「ところでミカサ、エレンのベッドの下に何を置いてきたの?」


ミカサ「秘密、でももしかしたら明日エレンから夜のお誘いがあるかもしれない//」


アニ「・・へっ?」

ミカサ「今のうちに色々準備しておこう」ガサゴソ


エレン「俺ももっと腹筋鍛えるか!」

エレン「・・この本は一応とっておこう」


189 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:08:52 LVrJsVQc
その16 料理


アニ「さて、そんじゃまあ適当に何か作ろうか」


エレン「何を作るんだ?」


アニ「んー、トマトスープ」


エレン「トマト好きなのか?」

アニ「うん」コクリ


エレン「よっしゃ、俺は何をすればいい?」


アニ「じゃあトマトの皮剥いて卵割っておいて」



191 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:12:49 LVrJsVQc
エレン「卵なんてあるのか?」


アニ「うん、かきたまみたいにしようかなーって」


エレン「卵なんて久しぶりに食べるな!」ジュル


アニ「よだれ出てるよ、あんたもサシャと変わらないね」クスッ


エレン「あ、あいつと一緒にすんな!//」


192 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:15:04 LVrJsVQc
アニ「ごめんごめん、私は玉ねぎとブロッコリー切るから」


エレン「それも入れるのか?」


アニ「そっ、それじゃあお願いね」


エレン「おう」


10分後


エレン「できたぜ!」


193 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:17:23 LVrJsVQc
アニ「どれどれ・・」


アニ「大きさバラバラだね」

エレン「・・・ごめん」シュン


アニ「あっ、そ、そんなに落ち込まなくても」ナデナデ


アニ「もしかして初めてだった?」


エレン「・・・うん」


194 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:19:45 LVrJsVQc
アニ「それじゃあ仕方ないね、もし今度作るときはがんばろ?」

エレン「!、おう!」パァァァ



アニ「ふふっ、それじゃあお湯も沸いたし野菜を順番に入れてって」


エレン「了解!」ボトボト


アニ「そしたらコンソメを入れて・・」ポチャン


アニ「あとは野菜が柔らかくなるまで待とうか」


195 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:23:25 LVrJsVQc
30分後・・・

グツグツグツ


エレン「そろそろいいんじゃないか?」

アニ「そうだね」パカッ


エレン「おぉ!、すげえいい匂いだ!」


アニ「そしたらあとはこれをいれて・・・」スッ


エレン「なんだそれ?」


アニ「塩」


エレン「・・・塩?、し、塩ってすげえ高いだろ!?、一体どこで・・・」


アニ「ちょっとね、これを少し入れて混ぜると・・・」


アニ「飲んでみる?」


196 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:27:15 LVrJsVQc
エレン「飲んでみたい!」

アニ「じゃあ少しだけね、熱いから気を付けて」スッ


エレン「ん」ズズッ


エレン「おっ・・、う、うまい!」


アニ「よかった、あとは卵をといて・・・」カチャカチャ


アニ「穴あきお玉を通してこのスープにいれれば」トロー


197 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:42:42 LVrJsVQc
エレン「おぉー、卵がどんどん固まっていく」


アニ「これで完成と」


エレン「お疲れアニ!」

アニ「エレンもね、これだけ多いと2人じゃ食べれないしほかの人も呼ぼうか」


エレン「うし、なら適当に集めてくるわ!」


198 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:46:22 LVrJsVQc
-
--
---

アルミン「このスープおいしい!」

サシャ「はい!、いつも飲んでるくそ薄いスープなんてもう飲めませんよ!」ゴクゴク

ユミル「これお前らが作ったのか?」


エレン「いあ、ほとんどアニだけどな」


クリスタ「へぇ~、アニって料理できたんだね!」


199 : ◆qZUCpA/gIM :2013/08/31(土) 21:55:34 LVrJsVQc
アニ「いや、エレンが手伝ってくれたからね」


ミカサ「!、・・エレン、私も今度料理を作りたいので手伝ってほしい」


エレン「いいぞ、結構楽しかったしな!」


アニ「すっかりはまっちゃったみたいだね、次作るときはもう少しレベルを上げようか」


エレン「おう!」




206 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/01(日) 22:10:46 C1Avg1Hw
その17 給料泥棒

サシャ「やっと今月のお金がもらえましたね!」


クリスタ「何買おうかな~」ウキウキ


ユミル「サシャは何買うか決まってるのか?」


サシャ「もちろん!、さっそく行ってきます!」


207 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/01(日) 22:14:13 C1Avg1Hw
-
--
---


サシャ「これとそれと、あとこれもください!」


おっちゃん「あいよ!」




サシャ「これとこれください!」


おばあちゃん「はいよサシャちゃん」




サシャ「これとそれ下さい!」


お姉さん「いつもよく食べるのねサシャちゃん」


208 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/01(日) 22:16:23 C1Avg1Hw
2時間後


サシャ「ふぅ~、たくさん食べれて大満足です♪」


ユミル「あっ、おいサシャ」


サシャ「なんですか?」


クリスタ「来週の休みに洋服買いに行きたいんだけどサシャもこない?」



サシャ「いいですね、給料もでたことですし」パカッ


サシャ「・・・あれ?」


209 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/01(日) 22:17:53 C1Avg1Hw
クリスタ「どうしたの?」

サシャ「・・・今日もらったばかりなのに、お金がかなり減ってる!、もしかして泥棒ですか!?」


ユミル「いや、それお前が今日使って・・・」


サシャ「許せません・・・、どこですか犯人は!」


<アハハハハ


210 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/01(日) 22:19:34 C1Avg1Hw
ライナー「でさ・・」


コニー「あぁ」


サシャ「・・犯人はライナーですね!」ダッ



サシャ「ライナー!」


ライナー「ん?なんだサシャか」


サシャ「・・許しません」バチン


ライナー「!?」


コニー「いきなり平手打ちだと!?」


211 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/01(日) 22:21:19 C1Avg1Hw
サシャ「うおぉぉ!」ドゴッ


ライナー「ぐはっ!」ドサッ


ライナー「」


コニー「そしてまさかの肘!、って大丈夫かライナー!」


ライナー「」



213 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/01(日) 22:23:33 C1Avg1Hw
タッタッタ


ユミル「おいサシャ」


サシャ「あっ、来たんですか、見てください今泥棒に天誅を」


ユミル「いや、お前自分で使ったんだろ、口元にすげえ食べかすついてるし」


サシャ「・・・・あっ」


コニー「ライナー!」


ライナー「なんで俺がこんな目に・・」シクシク




216 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:27:52 efPgI2GE
その18 トリックオアトリート


サシャ「今日はハロウィンです!」


アニ「ハロウィン?」


サシャ「はい!、仮装してトリックオアトリートというだけでお菓子がもらえるんだそうです!」


アニ「お菓子・・・」ジュル


サシャ「ってことでこんな感じに着替えてきました」バサッ


217 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:32:32 efPgI2GE
アニ「おぉ・・、魔女?」


サシャ「いえす!、お菓子をくれない人には水風船をぶつけていたずらしちゃいます」



アニ「にしてもかなりきわどいけど大丈夫なの?」


サシャ「実は金欠で・・、とりあえずお菓子もらいに行ってきます!」


アニ「うん(私も後で行こうかな、でも仮装なんてどうすれば)」


218 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:34:52 efPgI2GE
-
--
---

サシャ「まずは誰にしようかなー、おっ、ライベル発見!」

タッタッタ


サシャ「二人ともー!」


ライナー「おっ、サシャ、・・って!、な、なんだその恰好は!//」


ベルトルト「露出しすぎだよ!//」


サシャ「そんなことはいいんです、トリックオアトリート!」


219 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:37:45 efPgI2GE
ライナー「ん?」

ベルトルト「トリックなんだって?」


サシャ「トリックオアトリート!」スッ


ライナー「・・なんだこの手は?」

ベルトルト「さぁ?」


サシャ「むっ・・、お菓子をくれないならこうしてあげます!」ヒュンヒュン

バシャ


ライナー「つめた!」


220 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:39:24 efPgI2GE
ベルトルト「水風船!?」


サシャ「これにこりたら来年は用意しておいてくださいね!」ピューン



ライナー「おい待てこら!」


221 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:42:13 efPgI2GE
-
--
---

サシャ「まったくあの2人は」プンプン

サシャ「でもまだ人はたくさんいますからね!、次行きましょう次!」



1時間後


サシャ「・・・なんで誰も用意してないんですか!」


222 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:45:14 efPgI2GE
サシャ「はぁ・・、この衣装代をお菓子に使えばよかった」ドヨーン

<ハハハハ


サシャ「ん?」


エレン「へぇー」


アルミン「だから来週も行こうかなって」



サシャ「そういえばあの2人にはまだ聞いてませんでしたね・・・、よし!」



サシャ「エレンー!、アルミンー!」タッタッタ


223 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:46:43 efPgI2GE
エレン「おっ、サシャ」


アルミン「って何その恰好!?//」


サシャ「そんなのはどうでもいいです、トリックオアトリート!」



エレン「ん?」


サシャ「・・・はぁ、ですよね」


224 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:48:40 efPgI2GE
ゴソゴソ


アルミン「お菓子がほしいんだよね」スッ


エレン「ほらよ」スッ


サシャ「・・・えっ!?、お、お菓子!?」


アルミン「お菓子をもらいに来たんでしょ?」

サシャ「そ、そうですけど・・」


225 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:51:16 efPgI2GE
エレン「なら早く受け取れよ、じゃないと食べちまうぞ?」


サシャ「!、も、貰います!、2人ともありがとうございます!」ペコッ


エレン「おう、にしてもお前すごい格好だな・・、下に何か履いてるのか?」ピラッ


サシャ「!//、パ  しかはいてないですよ!」ドゴッ


エレン「すいません!」ドサッ


226 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:54:05 efPgI2GE
サシャ「まったく・・//、でもお菓子ありがとうございます!、それでは!」タッタッタ


エレン「おう」

アルミン「またね」


サシャ「お菓子♪お菓子♪」



アルミン「言った通りだったでしょ?」


227 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 19:59:24 efPgI2GE
エレン「あぁ、にしてもよく今日がハロウィンだっけ?、ってわかったな」


アルミン「たまたま読んでた本に載ってたんだよ、前もってお菓子用意しておいてよかったね」


エレン「おう、俺も甘いもの食べたかったから自分の買っておいたわ」スッ


アルミン「いつのまに・・」


エレン「アルミンにも少し分けてやるよ」

アルミン「ありがと」


228 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 20:02:39 efPgI2GE
グイグイ


エレン「ん?」クルッ


アニ「え、エレン、アルミン」


アルミン「・・・アニ?(なんでパジャマ?、しかもクマさんみたいな・・)」



エレン「どうしたんだアニ?」


アニ「と、トリックオアトリート・・//」


アニ「が、がおー//」


229 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 20:04:02 efPgI2GE
エレン「(・・なにこれ可愛い)」キュン



アルミン「(あ、アニがクマさんパジャマ着ながらがおーって・・)」キュン



アニ「・・・//」



アルミン「・・もしかしてお菓子がほしいの?」


アニ「・・うん」コクッ


230 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 20:07:37 efPgI2GE
アルミン「そうなんだ・・、ごめん、僕は持ってないよ」


アニ「えっ・・・、え、エレンは?」



エレン「俺はあるけど自分で食べようと思って買ったやつなんだよな・・・」


アニ「・・・」ショボーン バサッ


アルミン「(あっ、このフードクマの顔みたいになってるんだ)」


231 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 20:12:03 efPgI2GE
アニ「・・・お菓子」ジィー

エレン「うっ・・(その恰好で見つめるなよ、可愛すぎるだろ)」


エレン「・・はぁ、これやるよ」スッ


アニ「!、いいの?」


エレン「おう・・(このまま見つめられたらどうにかなりそうだし)」


232 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/02(月) 20:16:25 efPgI2GE
アニ「♪」ガサゴソ パクッ


アニ「おいしい」ニコニコ


アルミン「ははっ、さすがのエレンもこれはだめだったか」


エレン「おう(てか本当に可愛いな)」ナデナデ


アニ「♪」モグモグ



234 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 00:14:30 4M6j5zOA
その19 そんなに知りたいの?

グググッ


アニ「そう・・・、そんなに知りたいならもっと教えてあげるよ」


エレン「まじか、頼むわ!」


アニ「えっ?」


エレン「女の子との話し方教えてくれるんだろ?」


アニ「えっ、ま、まぁ」


235 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 00:16:09 4M6j5zOA
エレン「なら早く続きと行こうぜ!」ガバ


アニ「!?、え、エレン!、みんなが見てる!//」


エレン「そんなの気にしてらんないぜ!」ギュー


アニ「ま、まだ心の準備が//」


236 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 00:17:37 4M6j5zOA
エレン「ふはははは!」


ミカサ「ふん!」メキメキメキ


エレン「おぐぁ!」ヒューン


ライナー「違う、この場合は・・・」


アルミン「ライナー上!」


ライナー「ん?」

ドゴッ


237 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 00:19:53 4M6j5zOA
ライナー「いてて・・・、なんでエレンが降ってくるんだよ」

エレン「」


ミカサ「アニ、あまりエレンを誘惑しないでほしい」


アニ「あっ、ご、ごめんなさい」




241 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:04:11 4M6j5zOA
その20 つんつん

タッタッタ


エレン「ふぅ、朝はここまでにしておくか」


ツンツン

エレン「ん?」クルッ


エレン「いへっ」フニッ


アニ「ふふふっ」


242 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:05:56 4M6j5zOA
エレン「・・なんらよアニ」


アニ「いや、ついやってみたくなってね」ツンツン



エレン「わはったからほっぺつんつんすんな」


アニ「ごめんごめん」パッ


243 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:08:21 4M6j5zOA
エレン「にしても朝早いな」


アニ「エレンこそ、今日も訓練あるのに」


エレン「俺はいつもこの時間に起きて自主練してるぞ」


アニ「へぇー」


エレン「てかなんだあれ」スッ


アニ「えっ?」クルッ


244 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:10:59 4M6j5zOA
アニ「・・なんだ、何にもないじゃん」クルッ


アニ「むふっ」フニュ

エレン「さっきのおかえしだ」ツンツン


アニ「くうっ・・//」


エレン「・・にしてもアニのほっぺ柔らかいな」フニフニ


245 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:13:40 4M6j5zOA
アニ「うるはい・・、エレンもへっほうやわらはいよね」ツンツン


エレン「ほうは?」フニフニ


アニ「うん」フニフニ


エレ・アニ「あははははっ」




ミカサ「・・・・」ゴゴゴゴゴ ジャキン



アルミン「2人とも逃げてぇ!」


246 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:21:01 4M6j5zOA
その21 嘘


ドサッ


エレン「いっつつ・・」


アニ「また私の勝ちだね」フフン


エレン「くそ~!」



アニ「早く立ちなよ、もうすぐで対人格闘の時間終わっちゃうんだから」シュシュッ



エレン「わかってるよ、にしてもお前さ」


247 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:25:31 4M6j5zOA
アニ「何?」

エレン「その格闘術、父親に強いられたくだらない遊びとか言ってなかったっけ?」


アニ「?、そうだけど、それが何?」



エレン「いや、ならなんでそんなに・・・、いや、何でもない」


アニ「さっきから大丈夫?、早くしないと終わっちゃうんだけど」


エレン「わかってるって」スッ



エレン「よし、次は負けないぞ」


248 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/03(火) 21:28:53 4M6j5zOA
アニ「ふふっ、早くかかっておいでよ」


エレン「おう、・・いくぞ!」ダッ


アニ「かかっておいで!」



エレン「(くだらない遊びなのに、なんで今のお前はそんなにいきいきしてるんだよ)」


ドサッ


エレン「いてっ!」

アニ「また私の勝ち」フフン



252 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:09:07 M9gKs7Ao
その22 誤解


アルミン「・・・zz」スースー バキッ



アルミン「・・・いったぁ」ズキズキ


ベルトルト「・・・zzz」ゴロゴロ


アルミン「またベルトルトかぁ・・、本当にどうにかなんないかな・・」


ベルトルト「・・zzz」ゴロ ヒュ


アルミン「あぶな!」


253 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:10:48 M9gKs7Ao
ベルトルト「・・zzz」スースー

アルミン「くそ・・、この前みたいに縛るわけにもいかないし、エレンのほうで寝させてもらおうかな」ゴソゴソ


エレン「・・zzz」スースー



アルミン「エレンから少し離れて寝れば大丈夫だよね」ゴロッ


アルミン「・・・zz」スースー


254 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:12:48 M9gKs7Ao
-
--
---

アルミン「・・・zz」ゴロン 


アルミン「・・ん、こんなところに抱き枕が」ギュー


アルミン「・・zzz」スースー


255 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:14:47 M9gKs7Ao
チュンチュン


ライナー「ん・・」パチッ


ライナー「もう朝か・・、おーい!、朝だぞー!」


ジャン「・・うっせぇな、もう少し静かにおこせよ」


コニー「もう朝かー」ムクッ


256 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:16:18 M9gKs7Ao
ベルトルト「う~ん・・」パチッ


ベルトルト「あ、あれ?」


ライナー「どうしたベルトルト?」


ベルトルト「いや、隣で寝てるはずのアルミンがいないんだ」


ライナー「何?、もしかしてもう起きて行っちまったのか?、とりあえずエレンを先に起こしてくれ」


ベルトルト「うん、エレン、もう朝だよ」バサッ


257 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:17:39 M9gKs7Ao
エレン「・・・zz」スースー


アルミン「う~ん・・・」ギュー


ベル・ライ「」


ジャン「おい、どうしたんだよ・・・」チラッ



ジャン「・・こ、こいつらこんな仲だったのかーーー!?」



259 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:19:47 M9gKs7Ao
2時間後


エレン「・・・なぁ、アルミン」


アルミン「・・何?」


エレン「さっきから女子たちが俺たちを見てヒソヒソなにか言ってるみたいなんだが」


アルミン「だよね、僕も気になってた」


エレン「いったい何を話してるんだ?」


アルミン「さぁ・・・」


260 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/06(金) 23:21:51 M9gKs7Ao
女子1「ねぇねぇ、あの2人できてるんだってさ//」

女子2「えぇ!、そうなの!?//」


女子1「うん、今朝2人が抱き合って寝てるのを見た人がいるんだって//」


女子3「何それ!、だ、誰かあの2人に聞いてきてよ//」


ミーナ「私が行ってくるわ!」



266 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:09:03 vmwDaPJE
その23 雨 (アニver)


ドサッ


エレン「いってぇー」ヒリヒリ


アニ「ふぅ、なかなか強くなったね」


エレン「えっ、まじでか?」


アニ「うん、最初の頃に比べるとかなりね、私も本気でやらないと負けちゃうくらいには強くなってるよ」

エレン「そうなのか、・・ん?、てことは今まで手加減してたのか!」


アニ「うん」


267 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:11:46 vmwDaPJE
エレン「うわっ・・、すげぇ悔しい」


アニ「だって最初の頃のあんた隙だらけだったし、でも強くなってきてるんだからいいじゃん」


エレン「う~ん、なんか素直に喜べないな・・」


アニ「ふふっ、喜ぶのは私を1回でも倒してからにしなよ」


エレン「そうだよな、よし!、もう1回頼むアニ!」


268 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:13:16 vmwDaPJE
アニ「いいよ」スッ


ポツン

アニ「ん?」


エレン「どうした?」


アニ「いや、雨が降ってきた」ポツン


エレン「本当だ、でも小雨みたいだし大丈夫じゃないか?」


269 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:21:33 vmwDaPJE
アニ「うーん、そうだね、続けよっか」


エレン「おう、んじゃ行くぞ!」ダッ


10分後


ドサッ

エレン「くっそ~!、あと少しだったのに!」


アニ「惜しかったね」


ポツッポツポツポツポツ


エレン「うおっ、結構強くなってきたな」


ポツポツポツポツザーザーッ

アニ「結構どころじゃないよ!、近くに山小屋があるからそこ行くよ!」


エレン「おう!、てかなんでこんな山奥で自主練をするんだ?」


270 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:27:36 vmwDaPJE
アニ「あんたが強くなりたいからみんなに内緒で練習したいっていんたんでしょ!」タッタッタ


エレン「そういえばそうだった!」タッタッタ


2分後


アニ「あった!、あそこに入るよ!」タッタッタ ガチャ


アニ「ふぅ、やっと雨がしのげる」


エレン「でもかなり濡れちまったな」ポタポタ


アニ「だね、髪の毛拭きたいんだけどタオル持ってる?」


271 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:30:02 vmwDaPJE
エレン「おう、でも自分のタオル持ってなかったか?」

アニ「・・・急いできたから忘れちゃったんだよさっきの場所に」


エレン「そうなのか、なんだか悪いな俺の練習のために」

アニ「ううん、私も暇だったしね」


エレン「そうだ、ちょっとアニ後ろ向いてくれるか?」


アニ「?、ウン」クルッ


272 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:35:57 vmwDaPJE
パサッ ワシャワシャ


アニ「えっ、な、何してるの?」


エレン「髪拭いてる」


アニ「それはわかるけど・・、なんで?」ワシャワシャ


エレン「うーん、こうなっちゃったのも俺のせいだしこのくらいはな、でも結構気持ちいいだろ?

昔母さんに気持ちよくなるツボみたいなの教えてもらってさ、そこ押しながらしてるんだけど」ギュッギュッ



アニ「・・そういわれてみると結構気持ちいいね、なんか頭がすっきりする」


273 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:39:23 vmwDaPJE
エレン「だろ?」ワシャワシャ


アニ「うん・・//(なんだろうこれ、すごい嬉しい?)」


エレン「かゆいところとかないか?」


アニ「特にないよ」


エレン「そっか、・・・よし、このくらいでいいかな?」パサッ


アニ「あっ、ちょ、ちょっと待って」


エレン「ん?」


274 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:40:51 vmwDaPJE
アニ「も、もう少し続けてくれないかな?」


エレン「ん、もう少し拭いたほうがいいのか?」

アニ「う、うん」


エレン「了解、んじゃまた後ろ向いてくれ」


アニ「ん」クルッ


275 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/09(月) 00:43:39 vmwDaPJE
エレン「んじゃ始めるぞー」ワシャワシャ


アニ「(あ~、やっぱりこれいいかも・・)」


エレン「痛かったりしたら言ってな」


アニ「ん、わかった」ワシャワシャ


アニ「♪(雨が降ってよかったかも)」




279 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:11:40 7yZgSkxY
その24 犯人は誰


280 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:13:28 7yZgSkxY
その24 犯人は誰

ライナー「おいエレン」


エレン「ん?、なんだよライナー」


ライナー「今みんなでサッカーしないかって言ってるんだけどさ、あと1人足りなくて、お前入ってくれないか?」


エレン「あ~、すまんこれからミカサと出かけるんだ」


ライナー「ミカサと?、・・・もしかしてデートか?」


281 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:16:28 7yZgSkxY
エレン「ちげえよ!、・・ただこの前ミカサと対人格闘しようって言ってたのに違う人としちゃってさ、その埋め合わせだ」


ライナー「ほう、それじゃあ仕方ないな、マルコでも誘ってくるか」


エレン「すまんな」


ライナー「気にすんな、じゃあデート楽しんで来いよ」タッタッタ


エレン「だから違うって!」


282 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:23:14 7yZgSkxY
20分後

タッタッタ


ミカサ「ごめんエレン、待った?」


エレン「いや、にしても今日はいつもと服装が違うな」ジィー


ミカサ「そ、そう?//」


エレン「うん、なんか可愛らしいっていうのかな?」ジィー

ミカサ「か、可愛い・・//」カァァァ


283 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:32:33 7yZgSkxY
ミカサ「(クリスタに服を選んでもらってよかった)」グッ


エレン「んで、どこか行きたいところとかあるのか?」


ミカサ「・・・特にない」


エレン「そっか、じゃあ色々見て回ってみるか」


ミカサ「うん、それじゃあさっそく行こう」ギュ


エレン「・・手、つないでいくのか?」


ミカサ「・・・」コクッ


284 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:37:01 7yZgSkxY
エレン「なんか子供の時みたいだな」


ミカサ「うん」

スタスタスタ

<ソッチイッタゾ!
<マカセロ!



エレン「おっ、ライナーたちやってるな」


ミカサ「みんなでサッカーしてるの?」


285 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:41:47 7yZgSkxY
エレン「そうらしいぞ」


ミカサ「へぇ~、もういこ?」

エレン「ん」クルッ


ポーン

ライナー「やばっ!」


コニー「何してんだライナー!、ってかボールの先に誰かいるぞ」


ライナー「ん?、・・・ってエレンとミカサじゃねえか!、2人ともよけろーーー!」


<ヨケロー!


286 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:45:01 7yZgSkxY
エレン「ん?」クルッ

ミカサ「あっ!(このままだとエレンにボールが!)」


ミカサ「危ないエレン!」バキッ


エレン「おぶっ!!」ドサッ 


ミカサ「ボールは!」


シュルルル ドゴッ


エレン「ぐはっ!」バタッ

エレン「」


ミカサ「え、エレン!」



288 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:48:33 7yZgSkxY
ライナー「やばっ・・・」

コニー「いや、でも今の明らかにボールよりミカサに殴られたほうがダメージあるだろ」


アルミン「そんなこといいから早く逃げないと!」


ミカサ「・・・・このボールを蹴ったのはだれ?」ゴゴゴゴ


ライナー「さ、さぁ~」

アル・コニ「ライナーです!」


ライナー「!?、お、お前ら!」


289 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:51:47 7yZgSkxY
アルミン「悪いけど明日も訓練があるからね」


コニー「ミカサにボコボコにされたら訓練なんて絶対でれねぇからな」

モブ達「そうだそうだー」


ライナー「ふざけんな!」ガシッ


ライナー「あっ・・・・」


ミカサ「・・・エレンとのデートを邪魔したのはあなたね?」ゴゴゴゴ


290 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 22:53:42 7yZgSkxY
ライナー「ま、待ってくれミカサ、犯人は俺以外にいるんだ!」

ミカサ「・・・それは誰?」

ライナー「・・・えっと、もう一人の俺」キリッ


ミカサ「・・・・」



ライナー「・・・・てへっ」


ミカサ「ふんっ!!」ドゴォ

ライナー「いやぁぁあああ!」


291 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:02:00 7yZgSkxY
その25 悪夢

ジャン「・・・zz」スースー

モワモワモワ
-
--
---

エレン「なぁ・・」


ジャン「ん?、なんだよ死に急ぎ野郎」


エレン「いや・・、お前に行っておきたいことがあってな」


ジャン「はっ?、なんだよ一体」


292 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:03:22 7yZgSkxY
その25 悪夢

ジャン「・・・zz」スースー

モワモワモワ
-
--
---

エレン「なぁ・・」


ジャン「ん?、なんだよ死に急ぎ野郎」

エレン「・・・お前に言っておきたいことがあってな」


ジャン「はっ?なんだよいったい」


293 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:05:48 7yZgSkxY
エレン「実はさ、出て来てくれミカサ」


スッ

ミカサ「・・・」


ジャン「み、ミカサ!?、なんでこんなところに!」


ミカサ「ジャンにどうしても言わなければいけないことがあるの」

ジャン「な、なんだよ(もしかして俺と・・・//)」


ミカサ「私、今週末にエレンと結婚するの」ギュ


ジャン「・・・・えっ?」


294 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:09:14 7yZgSkxY
エレン「そうなんだ、実はお腹に子供もいる」ポンポン


ミカサ「ふふっ、いつ生まれてくるのかな」ウキウキ


ジャン「はっ・・・?、お、おい冗談だろ?」



ミカサ「冗談じゃない、マルコからジャンは私のことが好きというのを聞いたので言っておかなければと、・・ごめんなさい」


ジャン「まるこおおおおおおおお!!」



エレン「それじゃあジャン、結婚式来てくれよな、これ招待状」スッ


---
--
-


ジャン「いやだあああ!」バッ


295 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:11:02 7yZgSkxY
ジャン「・・・あ、あれ?、なんだ夢かよ」ハハハ

ジャン「驚かせるんじゃねえよ死に急ぎ野郎!」バサッ


エレン「・・・zzz」

ミカサ「・・・zzz」



ジャン「・・・・あれ?、なんでミカサがエレンの腕枕で寝て」


296 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:13:26 7yZgSkxY
ジャン「・・・まさか正夢?」

ミカサ「う~ん・・」ギュー


エレン「ん・・」


ジャン「やめろおお!」ゴツゴツゴツゴツ


ジャン「おふっ」ドサッ


ジャン「」


297 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:15:03 7yZgSkxY
-
--
---


ミカサ「う~ん、よく寝た」ムクッ


ミカサ「そろそろ戻らないと、・・ん?、なんでジャンは床で寝てるの?」

ジャン「」


ミカサ「まぁいいか、明日も来るからねエレン」


298 : ◆qZUCpA/gIM :2013/09/10(火) 23:17:29 7yZgSkxY
長い間してきましたがネタが切れたので一旦終了!

これからももしネタが思いついたらちまちま投稿していきますね~

見てくれてた人、ありがとです