1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:23:41.70 ID:1RNV3pSn0
律「え?唯ドラクエやったことないのか?」
唯「ドラクエってドラゴンクエストのことだよね?うん。ないよ」
律「お前それ人生の4パーセントぐらい損してるぞ」
唯「だって私ゲームあまりやらないもん」
律「それでも普通ドラクエぐらいプレイしたことあるだろ。梓もプレイ済みだよな?」
梓「9以外はコンプリートですよ」
唯「ドラクエってドラゴンクエストのことだよね?うん。ないよ」
律「お前それ人生の4パーセントぐらい損してるぞ」
唯「だって私ゲームあまりやらないもん」
律「それでも普通ドラクエぐらいプレイしたことあるだろ。梓もプレイ済みだよな?」
梓「9以外はコンプリートですよ」
引用元: ・唯「ビアンカかなぁ…」 憂「ビアンカだよねぇ…」
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:24:24.92 ID:1RNV3pSn0
律「流石は梓。で、梓は何が一番好きなんだ?」
梓「そうですね。一番プレイ時間が多いという点ではモンスターズ1ですが、シナリオ面から言うと5が一番好きです」
律「わかってるな!やはり天空シリーズだよな!特に5なんて感動しまくりだったよ」
梓「唯先輩ドラクエというか、RPGやったことあるんですか?」
唯「私?一回もないよ」
律「よしわかった。唯PS2もってたよな?明日5持っていってやるからプレイしてみろよ」
唯「え……、いいよ別に。たぶんすぐわからなくなっちゃうし」
律「物は試しだろ?大丈夫、わからなくなったら私が教えてやるから」
梓「そうですね。一番プレイ時間が多いという点ではモンスターズ1ですが、シナリオ面から言うと5が一番好きです」
律「わかってるな!やはり天空シリーズだよな!特に5なんて感動しまくりだったよ」
梓「唯先輩ドラクエというか、RPGやったことあるんですか?」
唯「私?一回もないよ」
律「よしわかった。唯PS2もってたよな?明日5持っていってやるからプレイしてみろよ」
唯「え……、いいよ別に。たぶんすぐわからなくなっちゃうし」
律「物は試しだろ?大丈夫、わからなくなったら私が教えてやるから」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:26:48.84 ID:1RNV3pSn0
翌日学校!
律「ほら唯。ドラクエ5」
唯「本当に持ってきたんだ……」
律「唯、お前のことだ。最初の船で詰む可能性大だろう。だから先に言っとく。船では全員に話しかけろ。それで上陸できる」
唯「船?よくわからないけど全員に話しかけたらいいの?」
律「あぁそうだ。とにかく上陸さえしちまえば詰む要素はほぼ0に近いはずだ」
唯「うーん、正直あまり乗り気じゃないけどとにかくやってみるよ……」
律「ほら唯。ドラクエ5」
唯「本当に持ってきたんだ……」
律「唯、お前のことだ。最初の船で詰む可能性大だろう。だから先に言っとく。船では全員に話しかけろ。それで上陸できる」
唯「船?よくわからないけど全員に話しかけたらいいの?」
律「あぁそうだ。とにかく上陸さえしちまえば詰む要素はほぼ0に近いはずだ」
唯「うーん、正直あまり乗り気じゃないけどとにかくやってみるよ……」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:29:13.05 ID:1RNV3pSn0
自宅!
憂「ただいまー」
唯「おかえりー」
憂「あれ?ゲームしてるの?珍しいね」
唯「うん。りっちゃんに貸してもらったのドラクエ5」
憂「ふーん。面白い?」
唯「ぜんぜん。さっきからずっと船なんだもん」
憂「ただいまー」
唯「おかえりー」
憂「あれ?ゲームしてるの?珍しいね」
唯「うん。りっちゃんに貸してもらったのドラクエ5」
憂「ふーん。面白い?」
唯「ぜんぜん。さっきからずっと船なんだもん」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:31:19.73 ID:1RNV3pSn0
憂「海戦物なの?」
唯「ドラゴンを倒しに行くって話だよ。たぶん」
憂「そうなんだ。……お姉ちゃんさっきから何をグルグル回ってるの?」
唯「ん?あぁこの宝箱が取れなくて」
憂「鍵かかってるから開けられないの?どっかに鍵があるんじゃないの?」
唯「おお流石憂。じゃあちょっと鍵探しに行くね」
唯「ドラゴンを倒しに行くって話だよ。たぶん」
憂「そうなんだ。……お姉ちゃんさっきから何をグルグル回ってるの?」
唯「ん?あぁこの宝箱が取れなくて」
憂「鍵かかってるから開けられないの?どっかに鍵があるんじゃないの?」
唯「おお流石憂。じゃあちょっと鍵探しに行くね」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:32:25.75 ID:1RNV3pSn0
1時間後!
憂「ふう。お風呂の用意も終わったし夕飯の下ごしらえも済んだ。……お姉ちゃん鍵見つけたかな?」
唯「……」ピッ、ピッ
憂「(また宝箱の周り回ってる……)」
唯「駄目だーこれ苦行に近いよ」
憂「お姉ちゃん、いったん宝箱は諦めなよ。普通に話すすめよ?」
唯「それがねえ、ここ以外行くところないんだよ」
憂「そこの部屋以外行ってみなよ。私まだ宝箱の部屋しか見たことないよ」
唯「この部屋を出るとね、こういう風になってるの」
憂「うん。……え?」
唯「え?」
憂「いや、何でそこの部屋に戻るの?他の部屋とかいろんな人に話しかけてみようよ」
憂「ふう。お風呂の用意も終わったし夕飯の下ごしらえも済んだ。……お姉ちゃん鍵見つけたかな?」
唯「……」ピッ、ピッ
憂「(また宝箱の周り回ってる……)」
唯「駄目だーこれ苦行に近いよ」
憂「お姉ちゃん、いったん宝箱は諦めなよ。普通に話すすめよ?」
唯「それがねえ、ここ以外行くところないんだよ」
憂「そこの部屋以外行ってみなよ。私まだ宝箱の部屋しか見たことないよ」
唯「この部屋を出るとね、こういう風になってるの」
憂「うん。……え?」
唯「え?」
憂「いや、何でそこの部屋に戻るの?他の部屋とかいろんな人に話しかけてみようよ」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:35:33.00 ID:1RNV3pSn0
30分後!
唯「……」
憂「……」
唯「……」
憂「……そこ、そこの人に話しかけて」
唯「……あぁ、ここにも居たんだ」
ブオーン イカリヲタタメー
憂「あ、何か起こったよ」
唯「本当だ。りっちゃんの言うとおり全員に話しかければよかったんだね」
憂「お姉ちゃんがそれ思い出すのに、1時間半かかることまでは律さん想像できなかったみたいだね」
唯「……」
憂「……」
唯「……」
憂「……そこ、そこの人に話しかけて」
唯「……あぁ、ここにも居たんだ」
ブオーン イカリヲタタメー
憂「あ、何か起こったよ」
唯「本当だ。りっちゃんの言うとおり全員に話しかければよかったんだね」
憂「お姉ちゃんがそれ思い出すのに、1時間半かかることまでは律さん想像できなかったみたいだね」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:38:49.50 ID:1RNV3pSn0
唯「とりあえず外出てみるよ」
憂「うん」
タララララララララーータッター
唯「うひゃあ」
憂「スライムが出てきたね」
唯「かわいいねぇ憂みたい」
憂「褒めてるのかな?」
唯「もちろんだよ。…戦う押せばいいのかな?」
憂「いいんじゃないかな」
唯「うわっ強!1対3は卑怯だよ」
憂「逃げる押してみれば?」
唯「回り込まれた!足で潰して逃げればいいのに」
憂「うん」
タララララララララーータッター
唯「うひゃあ」
憂「スライムが出てきたね」
唯「かわいいねぇ憂みたい」
憂「褒めてるのかな?」
唯「もちろんだよ。…戦う押せばいいのかな?」
憂「いいんじゃないかな」
唯「うわっ強!1対3は卑怯だよ」
憂「逃げる押してみれば?」
唯「回り込まれた!足で潰して逃げればいいのに」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:42:33.67 ID:1RNV3pSn0
憂「あ、お父さんが助けに来てくれたね」
唯「お父さんめちゃめちゃ強いね」
憂「うん。一回で二回攻撃してる」
唯「それにしても上のHPとMPって何だろう」
憂「攻撃を受けたときに減ってるからHPは体力ってことじゃないかな」
唯「じゃあMPは?」
憂「うーん……アーマーゲージ?」
唯「憂?」
憂「ごめん。忘れて……」
唯「お父さんめちゃめちゃ強いね」
憂「うん。一回で二回攻撃してる」
唯「それにしても上のHPとMPって何だろう」
憂「攻撃を受けたときに減ってるからHPは体力ってことじゃないかな」
唯「じゃあMPは?」
憂「うーん……アーマーゲージ?」
唯「憂?」
憂「ごめん。忘れて……」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:46:04.07 ID:1RNV3pSn0
唯「町についたはいいけど、また何をするかわからない状態になっちゃったよ」
憂「とりあえずいろいろ探索してみようよ」
唯「そうだね」
1時間後!
憂「まさか川の向こうに洞窟があるなんてね」
唯「…うん。気づくのにずいぶんかかっちゃったね」
憂「もう10時だよ…おねえちゃんご飯どうしようか」
唯「これやりながら一緒に食べよ」
憂「じゃあ持ってくるね。あ、カレーだから」
唯「……」ピッ ピッ
憂「(聞いてない……)」
憂「とりあえずいろいろ探索してみようよ」
唯「そうだね」
1時間後!
憂「まさか川の向こうに洞窟があるなんてね」
唯「…うん。気づくのにずいぶんかかっちゃったね」
憂「もう10時だよ…おねえちゃんご飯どうしようか」
唯「これやりながら一緒に食べよ」
憂「じゃあ持ってくるね。あ、カレーだから」
唯「……」ピッ ピッ
憂「(聞いてない……)」
31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:48:46.82 ID:1RNV3pSn0
憂「ハムハムあ、宝箱あるよ」
唯「ふぇ、ふぉこ?パクッ」
憂「ゴクゴクそこ、左側」
唯「やくそうかぁパク」
憂「パクパク序盤だし仕方ないよ」
唯「ふぇ、ふぉこ?パクッ」
憂「ゴクゴクそこ、左側」
唯「やくそうかぁパク」
憂「パクパク序盤だし仕方ないよ」
34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:52:11.87 ID:1RNV3pSn0
唯「ところでやくそうってどういうアイテム?」
憂「病気が治るんじゃないの?異常状態とか」
唯「たとえば?」
憂「例えばって、うーん。……骨折とか内臓系の病気とか?」
唯「……そんなリアルなゲームやりたい?」
憂「冷静に返さないでよ…」
憂「病気が治るんじゃないの?異常状態とか」
唯「たとえば?」
憂「例えばって、うーん。……骨折とか内臓系の病気とか?」
唯「……そんなリアルなゲームやりたい?」
憂「冷静に返さないでよ…」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 19:53:59.89 ID:1RNV3pSn0
1時間後!
唯「すごい!メラつよい!」
憂「あ、MP減ってる!お姉ちゃんMPはメラの回数だよ!メラポイント!」
唯「ごめん…さっきホイミ使った時も減ってた…」
憂「あ、そうなんだ……」
唯「すごい!メラつよい!」
憂「あ、MP減ってる!お姉ちゃんMPはメラの回数だよ!メラポイント!」
唯「ごめん…さっきホイミ使った時も減ってた…」
憂「あ、そうなんだ……」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:00:30.74 ID:1RNV3pSn0
2時間後!
唯「うーボスが強すぎて倒せないよ」
憂「確かに凄まじい強さだね。歯が立ってないよ」
唯「レベルが足りないのかなぁ」
憂「今14レベルだね」
唯「鬼のようにレベル上げしたからね。りっちゃんにメールしてみるよ」メルメル
唯「うーボスが強すぎて倒せないよ」
憂「確かに凄まじい強さだね。歯が立ってないよ」
唯「レベルが足りないのかなぁ」
憂「今14レベルだね」
唯「鬼のようにレベル上げしたからね。りっちゃんにメールしてみるよ」メルメル
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:01:17.49 ID:1RNV3pSn0
唯「あ、返信きた」
律『お前武具装備してないだろ』
唯「?」
憂「律さんなんて?」
唯「武具装備してないだろって」
憂「武具って?」
唯「さぁ?」
憂「あ、武器のことだよ!」
唯「え?いや、それはわかってるけど」
憂「……」
律『お前武具装備してないだろ』
唯「?」
憂「律さんなんて?」
唯「武具装備してないだろって」
憂「武具って?」
唯「さぁ?」
憂「あ、武器のことだよ!」
唯「え?いや、それはわかってるけど」
憂「……」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:04:30.83 ID:1RNV3pSn0
唯「町に戻ったはいいけど、りっちゃんの言う武器屋と防具屋がないんだけど」
憂「夜だからお店の人とか寝てるんだよ。一回昼間にしてみようよ」
唯「おぉなるほど。そういえば私達夜の街しか見てなかったね」
憂「あ、あれだよたぶん。そこの店みたいなの」
唯「あーこれかぁ普通にスルーしてたよね」
憂「武器見てみようよ武器!」
唯「ノリノリだね憂!私もちょっと面白くなってきたところだよ」
憂「夜だからお店の人とか寝てるんだよ。一回昼間にしてみようよ」
唯「おぉなるほど。そういえば私達夜の街しか見てなかったね」
憂「あ、あれだよたぶん。そこの店みたいなの」
唯「あーこれかぁ普通にスルーしてたよね」
憂「武器見てみようよ武器!」
唯「ノリノリだね憂!私もちょっと面白くなってきたところだよ」
55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:05:32.38 ID:1RNV3pSn0
憂「……お金いっぱいあるね」
唯「今レベル15だからね。いっぱい倒したよ」
憂「そのブーメランといばらの鞭でいいんじゃないかな?攻撃力すごい上がるし」
唯「じゃあ防具も適当に一番高いやつで」
憂「早くモンスターと戦ってみようよ、外出てみようよ。早く」
唯「ノリノリだね。憂」
唯「今レベル15だからね。いっぱい倒したよ」
憂「そのブーメランといばらの鞭でいいんじゃないかな?攻撃力すごい上がるし」
唯「じゃあ防具も適当に一番高いやつで」
憂「早くモンスターと戦ってみようよ、外出てみようよ。早く」
唯「ノリノリだね。憂」
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:08:21.96 ID:1RNV3pSn0
唯「つよ!ブーメランつよいよ!一度に全員攻撃してるよ!?」
憂「いばらの鞭も大概だよ!さっきまでの私達ってなんだったんだろうね」
唯「レベル上げだって思えば大丈夫だよ!お金もまだあるし」
憂「……あれ?いばらの鞭って全員に攻撃するってわけじゃないんだ」
唯「え?あ、本当だ。固まってる敵をまとめて攻撃するんだね」
憂「スライム1 スライム3とかだとちょっとイラッてしちゃうね」
唯「なんだか仲間はずれみたいだよね。魔物の世界にもいじめってあるんだ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:10:09.22 ID:1RNV3pSn0
憂「今2時だよお姉ちゃん」
唯「とりあえずおやぶんゴーストだけ倒そうよ」
憂「そうだねキリがいいからね」
唯「うん。キリがいいから」
5時間後!
唯「うっうっ…グスッ」
憂「ヒグッグスッ…」
唯、憂「……お父さんグスッ」
唯「とりあえずおやぶんゴーストだけ倒そうよ」
憂「そうだねキリがいいからね」
唯「うん。キリがいいから」
5時間後!
唯「うっうっ…グスッ」
憂「ヒグッグスッ…」
唯、憂「……お父さんグスッ」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:12:20.47 ID:1RNV3pSn0
学校!朝9時!
さわちゃん「平沢さんは風邪のためお休みです」
澪「唯のやつ風邪かぁ律どうする?お見舞い行くか?」
律「ん?あぁいらないと思うぞ?」
さわちゃん「平沢さんは風邪のためお休みです」
澪「唯のやつ風邪かぁ律どうする?お見舞い行くか?」
律「ん?あぁいらないと思うぞ?」
71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:14:34.54 ID:1RNV3pSn0
憂「お姉ちゃん……流石に私眠くなってきたかなぁ…」
唯「奇遇だね憂…そろそろ私も限界だったよ……」
憂「いったん休憩しようよ。もう11時だよ?」
唯「じゃあ寝ようか。ソファでいいや」
憂「おねえちゃん。ちょっと詰めてくれる?」
唯「一緒に寝る?」
憂「うん。部屋まで戻るのちょっとしんどいや」
唯「いいよおいで」
唯「奇遇だね憂…そろそろ私も限界だったよ……」
憂「いったん休憩しようよ。もう11時だよ?」
唯「じゃあ寝ようか。ソファでいいや」
憂「おねえちゃん。ちょっと詰めてくれる?」
唯「一緒に寝る?」
憂「うん。部屋まで戻るのちょっとしんどいや」
唯「いいよおいで」
75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:17:45.34 ID:1RNV3pSn0
6時間後!
ピッピッ
憂「ん……。ハッ!」
唯「……」ピッピッ
憂「ちょっと!ちょっと!!」
唯「あ、おはよ」
憂「お姉ちゃん独りで先に進めないでよ!私も起こしてよ!」
唯「え?あ、ごめん。えと…気持ちよさそうに寝てたから?」
憂「絶対うそでしょ!ただやりたかっただけでしょ!」
唯「まぁまぁ。まだ奴隷から開放されたばっかりだから」
憂「なにその奴隷って!前提からわからないよ!お願いだから詳しく説明してよ!」
ピッピッ
憂「ん……。ハッ!」
唯「……」ピッピッ
憂「ちょっと!ちょっと!!」
唯「あ、おはよ」
憂「お姉ちゃん独りで先に進めないでよ!私も起こしてよ!」
唯「え?あ、ごめん。えと…気持ちよさそうに寝てたから?」
憂「絶対うそでしょ!ただやりたかっただけでしょ!」
唯「まぁまぁ。まだ奴隷から開放されたばっかりだから」
憂「なにその奴隷って!前提からわからないよ!お願いだから詳しく説明してよ!」
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:21:15.15 ID:1RNV3pSn0
唯「オラクルベリーについたよ」
憂「カジノがあるね」
唯「今どれくらいお金持ってたっけ」
憂「1000ちょっとだね。カジノの前に探索しようよ」
10分後!
唯「……」
憂「所持金0になったね…」
憂「カジノがあるね」
唯「今どれくらいお金持ってたっけ」
憂「1000ちょっとだね。カジノの前に探索しようよ」
10分後!
唯「……」
憂「所持金0になったね…」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:28:22.95 ID:1RNV3pSn0
憂「お姉ちゃんもう諦めよ?」
唯「うぅ…うぅ…グリンガムの鞭…」
憂「序盤から強い武器手に入れたら徐々に攻撃力上がる楽しみがなくなっちゃうと思うの。だからね」
唯「あ、セーブ!セーブ繰り返せば!」
憂「聞いてよ!」
唯「うぅ…うぅ…グリンガムの鞭…」
憂「序盤から強い武器手に入れたら徐々に攻撃力上がる楽しみがなくなっちゃうと思うの。だからね」
唯「あ、セーブ!セーブ繰り返せば!」
憂「聞いてよ!」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:36:15.02 ID:1RNV3pSn0
唯「馬車買ったはいいけど、どうやってモンスター仲間にするんだろ?」
憂「さっき言ってた通り戦って倒せばいいんじゃないの?」
唯「じゃあとりあえずスライム仲間にしてみよっか」
憂「一回で仲間になった…」
唯「随分人懐っこい性格なんだねぇ。ういやつめ」
憂「え?」
唯「え?」
憂「さっき言ってた通り戦って倒せばいいんじゃないの?」
唯「じゃあとりあえずスライム仲間にしてみよっか」
憂「一回で仲間になった…」
唯「随分人懐っこい性格なんだねぇ。ういやつめ」
憂「え?」
唯「え?」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:37:29.11 ID:1RNV3pSn0
唯「ちょっと…」
憂「うん」
唯「この人通してくれないんだけど…」
憂「ヘンリー王子だって気づいてないのかな?ヘンリーも何か言ってくれればいいのに」
唯「黙っちゃってるよ…勘弁してよ。また2時間コースだよ…」
憂「他にいけるところは行ったよね」
唯「うんアルカパとサンタローズ行ったけど特に何もなかったよね」
憂「もう一回行ってみない?」
唯「どこに?」
憂「アルパカ」
唯「ぶふっ」
憂「……」
憂「うん」
唯「この人通してくれないんだけど…」
憂「ヘンリー王子だって気づいてないのかな?ヘンリーも何か言ってくれればいいのに」
唯「黙っちゃってるよ…勘弁してよ。また2時間コースだよ…」
憂「他にいけるところは行ったよね」
唯「うんアルカパとサンタローズ行ったけど特に何もなかったよね」
憂「もう一回行ってみない?」
唯「どこに?」
憂「アルパカ」
唯「ぶふっ」
憂「……」
117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:44:46.44 ID:1RNV3pSn0
2時間後!
唯「またこの洞窟だよ!また気づくのに2時間かけさせられたよ!」
憂「いい加減学習しないと駄目だね私達」
唯「そういえば少年時代にお父さんよく小船使ってたよね」
憂「あ、そういえばそうだね。あれ一応伏線だったんだねぇ」
唯「私達やくそうの存在理由に気づかなくて何回も死んでたから、何往復もしてたよね」
唯「またこの洞窟だよ!また気づくのに2時間かけさせられたよ!」
憂「いい加減学習しないと駄目だね私達」
唯「そういえば少年時代にお父さんよく小船使ってたよね」
憂「あ、そういえばそうだね。あれ一応伏線だったんだねぇ」
唯「私達やくそうの存在理由に気づかなくて何回も死んでたから、何往復もしてたよね」
120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:45:52.37 ID:1RNV3pSn0
憂「お姉ちゃん基本的に道具とかステータス確認しないから…」
唯「私のせいにしちゃうんだ」
憂「だってお姉ちゃんがコントローラ持ってるから…」
唯「じゃあいいよ憂こっから交代交代でプレイしてこうよ。そうすれば公平だよ」
憂「いいよ別に。私は確認するタイプだし意外にゲーム知ってるよ?」
唯「やくそうの効果なんだっけ?」
憂「HPを30ぐらい回復でしょ?」
唯「骨折を直すんでしょ?」
憂「やめてよ!」
唯「私のせいにしちゃうんだ」
憂「だってお姉ちゃんがコントローラ持ってるから…」
唯「じゃあいいよ憂こっから交代交代でプレイしてこうよ。そうすれば公平だよ」
憂「いいよ別に。私は確認するタイプだし意外にゲーム知ってるよ?」
唯「やくそうの効果なんだっけ?」
憂「HPを30ぐらい回復でしょ?」
唯「骨折を直すんでしょ?」
憂「やめてよ!」
136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:53:49.68 ID:1RNV3pSn0
10分後!
唯「うぅ…悔しいけど合理的なMAPの進め方…」
憂「ふふん♪」
唯「アイテムを取り逃すことなく体力管理もばっちり…」
憂「ふふふん♪」
唯「あ、メタルスライムだ!」
憂「ほんとだ!集中攻撃!逃げないで逃げないで…」
ザザザザッ
唯「……」
憂「……」
唯「うぅ…悔しいけど合理的なMAPの進め方…」
憂「ふふん♪」
唯「アイテムを取り逃すことなく体力管理もばっちり…」
憂「ふふふん♪」
唯「あ、メタルスライムだ!」
憂「ほんとだ!集中攻撃!逃げないで逃げないで…」
ザザザザッ
唯「……」
憂「……」
139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:55:45.09 ID:1RNV3pSn0
唯「う~い~?ニヤニヤ」
憂「今のは仕方ないよ…だって…逃げるように設定されて…」
唯「でも私倒したよねぇ?さっき」
憂「それは…た、たまたまで」
唯「う~い~?」
憂「もう!いいじゃない!レベルも高いんだし別に無理して倒さなくても!可哀想だよ!」
唯「初めて倒したときの経験値に興奮してたの誰だっけ?」
憂「わ、わたしだけど…」
唯「やったーーすごいすごい!お姉ちゃん経験値1000だよ!?すごいスライム何匹分!?」
憂「やめてよ!」
憂「今のは仕方ないよ…だって…逃げるように設定されて…」
唯「でも私倒したよねぇ?さっき」
憂「それは…た、たまたまで」
唯「う~い~?」
憂「もう!いいじゃない!レベルも高いんだし別に無理して倒さなくても!可哀想だよ!」
唯「初めて倒したときの経験値に興奮してたの誰だっけ?」
憂「わ、わたしだけど…」
唯「やったーーすごいすごい!お姉ちゃん経験値1000だよ!?すごいスライム何匹分!?」
憂「やめてよ!」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 20:59:39.91 ID:1RNV3pSn0
唯「はい渡して」
憂「え?」
唯「えじゃないよ。コントローラー渡して?」
憂「なんで!?私まだ10分ぐらいしかプレイしてないよ!?」
唯「1ミスしたじゃん。だから交代」
憂「先に言ってよ!それだったら今までのお姉ちゃんのミス250回分ぐらいあるよ!あと249回私だよ!」
唯「記憶にございませーんノーカンノーカン」
憂「うううぅぅ!いいよ!1ミスで交代だからね!」
2分後
憂「今攻撃スカした!交代交代!」
憂「え?」
唯「えじゃないよ。コントローラー渡して?」
憂「なんで!?私まだ10分ぐらいしかプレイしてないよ!?」
唯「1ミスしたじゃん。だから交代」
憂「先に言ってよ!それだったら今までのお姉ちゃんのミス250回分ぐらいあるよ!あと249回私だよ!」
唯「記憶にございませーんノーカンノーカン」
憂「うううぅぅ!いいよ!1ミスで交代だからね!」
2分後
憂「今攻撃スカした!交代交代!」
154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:02:39.18 ID:1RNV3pSn0
唯「何言ってるの!?これは仕方ないことだよ!」
憂「交代!交代交代!!ううぅうう」
唯「わかった!ルール決めよ!」
憂「うぅぅどんな…?」
唯「死んだら交代」
憂「わかった…それでいいよ…」
唯「うんうん自分ながら良いルールだねぇ」
憂「はい」
唯「え?」
憂「私からでしょ?」
唯「え?」
憂「え?」
憂「交代!交代交代!!ううぅうう」
唯「わかった!ルール決めよ!」
憂「うぅぅどんな…?」
唯「死んだら交代」
憂「わかった…それでいいよ…」
唯「うんうん自分ながら良いルールだねぇ」
憂「はい」
唯「え?」
憂「私からでしょ?」
唯「え?」
憂「え?」
157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:04:21.99 ID:1RNV3pSn0
唯「…憂?私は誰?」
憂「え?お姉ちゃん…」
唯「そう。お姉ちゃんなの」
憂「うん。…え?」
唯「私から」
憂「え?お姉ちゃん…」
唯「そう。お姉ちゃんなの」
憂「うん。…え?」
唯「私から」
165: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:07:21.19 ID:1RNV3pSn0
唯「小部屋かな?奥に剣が刺さってるけど…」
憂「伝説の剣っぽいよ」
唯「あっ!手紙だ!お父さんの手紙だよ!」
憂「嘘!?しかも私宛だよ!」
唯「何言ってるの?主人公『ゆい』だよ?私宛だよ。憂じゃないよ」
憂「どっちでもいいじゃない!」
憂「伝説の剣っぽいよ」
唯「あっ!手紙だ!お父さんの手紙だよ!」
憂「嘘!?しかも私宛だよ!」
唯「何言ってるの?主人公『ゆい』だよ?私宛だよ。憂じゃないよ」
憂「どっちでもいいじゃない!」
166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:08:22.61 ID:1RNV3pSn0
“ゆいよ。お前がこの手紙を読んで
いるということは 何らかの理由で 私は
もう お前のそばにいないのだろう。
“すでに 知っているかもしれんが
私は 邪悪な手にさらわれた 妻の
マーサを助けるため 旅をしている。
“私の妻 お前の母には
とても 不思議な力が あった。
“私には よく分からぬが
その能力は 魔界にも
通じるものらしい。
“たぶん妻は その能力ゆえに
魔界に 連れ去られたのであろう。
“ゆいよ!
伝説の勇者を さがすのだ!
“私の調べたかぎり
魔界に入り 邪悪な手から 妻を
取りもどせるのは……
“天空の武器と防具を 身につけた
勇者だけなのだ。
“私は 世界中を旅して
天空のつるぎを 見つけることができた。
“しかし いまだ
伝説の勇者は 見つからぬ……。
“ゆいよ! 残りの防具を さがし出し
勇者を見つけ わが妻マーサを
助け出すのだ。
“私は お前を信じている。
たのんだぞ ゆい!”
いるということは 何らかの理由で 私は
もう お前のそばにいないのだろう。
“すでに 知っているかもしれんが
私は 邪悪な手にさらわれた 妻の
マーサを助けるため 旅をしている。
“私の妻 お前の母には
とても 不思議な力が あった。
“私には よく分からぬが
その能力は 魔界にも
通じるものらしい。
“たぶん妻は その能力ゆえに
魔界に 連れ去られたのであろう。
“ゆいよ!
伝説の勇者を さがすのだ!
“私の調べたかぎり
魔界に入り 邪悪な手から 妻を
取りもどせるのは……
“天空の武器と防具を 身につけた
勇者だけなのだ。
“私は 世界中を旅して
天空のつるぎを 見つけることができた。
“しかし いまだ
伝説の勇者は 見つからぬ……。
“ゆいよ! 残りの防具を さがし出し
勇者を見つけ わが妻マーサを
助け出すのだ。
“私は お前を信じている。
たのんだぞ ゆい!”
168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:09:36.21 ID:1RNV3pSn0
唯「うぅぅお父さん!グスッ!」
憂「ヒックヒッグ…」
唯「絶対…絶対お母さんを探そうね憂…」
憂「うん…おねえちゃん…絶対見つけてあげようね…ヒグッ」
憂「ヒックヒッグ…」
唯「絶対…絶対お母さんを探そうね憂…」
憂「うん…おねえちゃん…絶対見つけてあげようね…ヒグッ」
174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:13:20.10 ID:1RNV3pSn0
20分後!
唯「ところでさ、さっきの手紙なんだけど」
憂「なに?」
唯「お父さんが健在だったら自分で回収しにいってたんだよね?セリフからすると」
憂「そうだろうね」
唯「10年後とかに『私はもう居ないだろう』とか書いてるの見るってどんな気分なんだろうね」
憂「すっごい恥ずかしいよね。過去の自分を見るのって」
唯「……アルパカ」ボソッ
憂「しつこいよ!」
唯「ところでさ、さっきの手紙なんだけど」
憂「なに?」
唯「お父さんが健在だったら自分で回収しにいってたんだよね?セリフからすると」
憂「そうだろうね」
唯「10年後とかに『私はもう居ないだろう』とか書いてるの見るってどんな気分なんだろうね」
憂「すっごい恥ずかしいよね。過去の自分を見るのって」
唯「……アルパカ」ボソッ
憂「しつこいよ!」
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:18:07.67 ID:1RNV3pSn0
唯「あ、りっちゃんからメールだ」
律『おーいハマりすぎるのも考え物だぞー明日から連休入るから二日でクリアしちゃえよー』
憂「律さんなんて?」
唯「何か自分たちの行動が筒抜けって嫌な気分だね…」
憂「?」
1時間後!
唯「ああああああもう!この人通してくれない!もう嫌だ!憂パス!」
憂「うーんこの状態でパスされてもなぁ…」
唯「お願い憂!この状態を打開して!」
憂「まかせて!」
唯「ご飯食べてくるよ」
律『おーいハマりすぎるのも考え物だぞー明日から連休入るから二日でクリアしちゃえよー』
憂「律さんなんて?」
唯「何か自分たちの行動が筒抜けって嫌な気分だね…」
憂「?」
1時間後!
唯「ああああああもう!この人通してくれない!もう嫌だ!憂パス!」
憂「うーんこの状態でパスされてもなぁ…」
唯「お願い憂!この状態を打開して!」
憂「まかせて!」
唯「ご飯食べてくるよ」
193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:28:08.63 ID:1RNV3pSn0
憂「あれ?はなすコマンド?」
ヘンリ『ラインハットに行きたいのか?うーんもう少し考えさせてくれ。そうだなアルカパの宿屋にでも泊まって考えさせてくれよ』
憂「おねえちゃん!!」
唯「な、なに!?どうしたの?」
憂「ヘンリーが!」
唯「ヘンリーが?」
憂「喋ったの!」
通常はなすコマンド『初使用』
ヘンリ『ラインハットに行きたいのか?うーんもう少し考えさせてくれ。そうだなアルカパの宿屋にでも泊まって考えさせてくれよ』
憂「おねえちゃん!!」
唯「な、なに!?どうしたの?」
憂「ヘンリーが!」
唯「ヘンリーが?」
憂「喋ったの!」
通常はなすコマンド『初使用』
200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:32:47.62 ID:1RNV3pSn0
現在のパーティー
ゆいLV18 ヘンリーLV13 スライムLV13
かわいいモンスターが居ないと唯の判断で仲間モンスター1匹のみ
ゆいLV18 ヘンリーLV13 スライムLV13
かわいいモンスターが居ないと唯の判断で仲間モンスター1匹のみ
203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:33:47.91 ID:1RNV3pSn0
唯「ようやく打開…お手柄だよ憂…」
憂「うぅありがとうお姉ちゃん…これできっと関所とおれるよね?」
唯「うんきっとヘンリーがなんとかしてくれるよ」
兵士「ここから先はラインハット国だ。通行所のない者を通すわけには」
ヘンリー「……えいっ!(デコピン!)」
兵士「あいたた!無礼なやつ!何者だっ!?」
ヘンリー「ずいぶん偉そうだな、トム!」
唯「いいよぉ!ヘンリー!もっとやっちゃえ!殴っちゃえ!」
憂「そうだそうだ!いっそのことクビにしちゃえ!」
唯「クビ!クビ!」
憂「うぅありがとうお姉ちゃん…これできっと関所とおれるよね?」
唯「うんきっとヘンリーがなんとかしてくれるよ」
兵士「ここから先はラインハット国だ。通行所のない者を通すわけには」
ヘンリー「……えいっ!(デコピン!)」
兵士「あいたた!無礼なやつ!何者だっ!?」
ヘンリー「ずいぶん偉そうだな、トム!」
唯「いいよぉ!ヘンリー!もっとやっちゃえ!殴っちゃえ!」
憂「そうだそうだ!いっそのことクビにしちゃえ!」
唯「クビ!クビ!」
204: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:34:28.28 ID:1RNV3pSn0
トム「どうして私の名前を??」
ヘンリー「相変わらずカエルは苦手なのか?ベッドにカエルを入れておいた時が、一番傑作だったな。」
トム「………っ!!」
トム「そ、そんな……まさか……。」
憂「クビ!クビ!」
唯「クビ!クビ!」
ヘンリー「相変わらずカエルは苦手なのか?ベッドにカエルを入れておいた時が、一番傑作だったな。」
トム「………っ!!」
トム「そ、そんな……まさか……。」
憂「クビ!クビ!」
唯「クビ!クビ!」
207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:35:49.48 ID:1RNV3pSn0
ヘンリー「なにも言うな、トム。」
ヘンリー「兵士のお前が国の悪口を言えば、何かと問題が多いだろう。」
トム「はっ」
ヘンリー「通してくれるな?トム。」
トム「はい!よろこんで!」
唯「えぇ!?それだけ?罰は!?私の4時間返せ!」
ヘンリー「兵士のお前が国の悪口を言えば、何かと問題が多いだろう。」
トム「はっ」
ヘンリー「通してくれるな?トム。」
トム「はい!よろこんで!」
唯「えぇ!?それだけ?罰は!?私の4時間返せ!」
220: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:43:19.67 ID:1RNV3pSn0
約20時間前!
唯「うーんこの猫ちゃんの名前かぁ…」
憂「ビアンカちゃんあまりいい名前提示してくれないね…」
唯「憂?何か気に入ったのあった?」
憂「うーんひとついいかなってのがあったよ。お姉ちゃんは?」
唯「私もひとついいって思ったのがあったよ」
憂「せぇので言おうよ」
唯「いいよ。せぇの!」
憂「ビビンバ!」
唯「ビビンバ!」
ベビーパンサー改め『ビビンバ』
唯「うーんこの猫ちゃんの名前かぁ…」
憂「ビアンカちゃんあまりいい名前提示してくれないね…」
唯「憂?何か気に入ったのあった?」
憂「うーんひとついいかなってのがあったよ。お姉ちゃんは?」
唯「私もひとついいって思ったのがあったよ」
憂「せぇので言おうよ」
唯「いいよ。せぇの!」
憂「ビビンバ!」
唯「ビビンバ!」
ベビーパンサー改め『ビビンバ』
222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:44:14.43 ID:1RNV3pSn0
ピロロロロロ
憂「あ、梓ちゃんからメールだ」
梓『律先輩から聞いたよ。二人でドラクエやってるんだって?私も行っていい?』
唯「あずにゃんなんて?」
憂「え?・・・えと」
ピッピッ
憂『ごめんねあずさちゃん。ネタバレとか怖いから二人でやるね』 送信
憂「宿題範囲教えてもらっただけだよ!」
憂「あ、梓ちゃんからメールだ」
梓『律先輩から聞いたよ。二人でドラクエやってるんだって?私も行っていい?』
唯「あずにゃんなんて?」
憂「え?・・・えと」
ピッピッ
憂『ごめんねあずさちゃん。ネタバレとか怖いから二人でやるね』 送信
憂「宿題範囲教えてもらっただけだよ!」
234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:48:39.58 ID:1RNV3pSn0
10時間後!
唯「ああああああああ!!!!!」
憂「ああああああああ!!!!!」
唯、憂「橋の下!!!!」
唯「もお!過去最大の詰め所だったよ!何度諦めようかと思ったことか!」
憂「本当だよ!橋の下なんて気づかないよ!大体なんで10年前の小船がまだ残ってるの!?」
唯「知らないよ!もお!10時間返せ!」
視点回転コマンド『未使用』
唯「ああああああああ!!!!!」
憂「ああああああああ!!!!!」
唯、憂「橋の下!!!!」
唯「もお!過去最大の詰め所だったよ!何度諦めようかと思ったことか!」
憂「本当だよ!橋の下なんて気づかないよ!大体なんで10年前の小船がまだ残ってるの!?」
唯「知らないよ!もお!10時間返せ!」
視点回転コマンド『未使用』
245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 21:53:20.87 ID:1RNV3pSn0
新モンスターだよ!
唯、憂「かわいいーーー!!」
憂「なにこのモンスターすごいかわいいよお姉ちゃん!」
唯「本当だねすごいかわいいよ憂!」
憂「ちょっとラインハットの前にこの子仲間にしようよ!」
唯「うん絶対する!目がかわいいよぉ」
憂「わかるなぁ…」
10分後
唯「やった!起き上がったよ!」
憂「意外に早かったね!名前は?」
唯「ダニー!」
4人目の新メンバー ダンスニードル改め『ダニー』
唯、憂「かわいいーーー!!」
憂「なにこのモンスターすごいかわいいよお姉ちゃん!」
唯「本当だねすごいかわいいよ憂!」
憂「ちょっとラインハットの前にこの子仲間にしようよ!」
唯「うん絶対する!目がかわいいよぉ」
憂「わかるなぁ…」
10分後
唯「やった!起き上がったよ!」
憂「意外に早かったね!名前は?」
唯「ダニー!」
4人目の新メンバー ダンスニードル改め『ダニー』
269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:12:51.02 ID:1RNV3pSn0
5時間後!
唯「ポートセルミについたよ!」
憂「ヘンリーと別れちゃったのは辛いね。パーティーが3人になっちゃったよ」
唯「まぁレベル高いから大丈夫だよ!さあ新しい大陸、新しい町だよ!」
270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:15:32.29 ID:1RNV3pSn0
憂「……」
唯「……」ピッピッ
憂「お姉ちゃんさ」
唯「ん?」
憂「なんで町とか隅々まで探索しないの?」
唯「え?だってめんどくさいんだもん」
憂「でも種とかいろいろあるかもしれないじゃん」
唯「もおうるさいなぁ。ちゃんと重要そうなのは取れてるよ」
憂「取れてないよ!偶然拾ったものだけ重要扱いしてるだけでしょ?」
唯「そんなことないよ!じゃあ憂やってみてよ!ちゃんと全部回収するんだね?」
憂「いいよ貸して!」
唯「……」ピッピッ
憂「お姉ちゃんさ」
唯「ん?」
憂「なんで町とか隅々まで探索しないの?」
唯「え?だってめんどくさいんだもん」
憂「でも種とかいろいろあるかもしれないじゃん」
唯「もおうるさいなぁ。ちゃんと重要そうなのは取れてるよ」
憂「取れてないよ!偶然拾ったものだけ重要扱いしてるだけでしょ?」
唯「そんなことないよ!じゃあ憂やってみてよ!ちゃんと全部回収するんだね?」
憂「いいよ貸して!」
271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:16:12.60 ID:1RNV3pSn0
唯「……」
憂「……」ピッピッ
唯「……」
憂「……」ピッピッ
憂「…よしカボチ村いこ」
唯「ちょっと待って」
憂「え?」
唯「コントローラー」
憂「え?あ、はい…」
憂「……」ピッピッ
唯「……」
憂「……」ピッピッ
憂「…よしカボチ村いこ」
唯「ちょっと待って」
憂「え?」
唯「コントローラー」
憂「え?あ、はい…」
273: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:16:52.91 ID:1RNV3pSn0
唯「……」スタスタスタ ピッ ピロリロリン
憂「……」
唯「……で?」
憂「…えと、その…」
唯「で?」
憂「ちょっと待ってよ!そんな花畑の中にメダルなんてわかるわけないじゃない!」
唯「で?」
憂「…えと……ごめんなさい……」
憂「……」
唯「……で?」
憂「…えと、その…」
唯「で?」
憂「ちょっと待ってよ!そんな花畑の中にメダルなんてわかるわけないじゃない!」
唯「で?」
憂「…えと……ごめんなさい……」
281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:25:15.99 ID:1RNV3pSn0
ビビンバ洞窟!
唯「……」
憂「……」ピッピッ
唯「あ、憂そこ宝箱」
憂「知ってる」
唯「……イラ」
憂「……」ピッピッ
唯「……!」
唯「……」
憂「……」ピッピッ
唯「あ、憂そこ宝箱」
憂「知ってる」
唯「……イラ」
憂「……」ピッピッ
唯「……!」
283: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:25:56.20 ID:1RNV3pSn0
憂「……」ピッピッ
唯「あ、そこ落ちると宝箱だよさっき見たやつ」
憂「うん私も思ってたから」ヒュー スタ
憂「……」スタスタスタスタ… スタスタスタ… スタスタスタスタ……
唯「ぷっ…ぶふっ……ぶふぅっ…」
憂「……」ピッピッ
唯「『うん私も気づいてるから』」
憂「邪魔しないでよ!」
唯「あ、そこ落ちると宝箱だよさっき見たやつ」
憂「うん私も思ってたから」ヒュー スタ
憂「……」スタスタスタスタ… スタスタスタ… スタスタスタスタ……
唯「ぷっ…ぶふっ……ぶふぅっ…」
憂「……」ピッピッ
唯「『うん私も気づいてるから』」
憂「邪魔しないでよ!」
297: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:36:10.03 ID:1RNV3pSn0
唯「ん?あれって……」
憂「うん…」
唯「ビビンバ…だよねぇ…?」
憂「おっきくなってるね」
唯「●●●ょっと戦闘になっちゃったよ!?」
憂「どうしよう…普通に戦っていいのかな?」
唯「無理だよ!ビビンバだよ!ビビンバなんだよ!?」
憂「う、うん…」
唯「きっと私の事覚えてくれてるよ!」
憂「だ、だよね…」ピッ
ビビンバの攻撃!ゆいに20ダメージ!
憂「……」
唯「……」
憂「うん…」
唯「ビビンバ…だよねぇ…?」
憂「おっきくなってるね」
唯「●●●ょっと戦闘になっちゃったよ!?」
憂「どうしよう…普通に戦っていいのかな?」
唯「無理だよ!ビビンバだよ!ビビンバなんだよ!?」
憂「う、うん…」
唯「きっと私の事覚えてくれてるよ!」
憂「だ、だよね…」ピッ
ビビンバの攻撃!ゆいに20ダメージ!
憂「……」
唯「……」
300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:40:08.05 ID:1RNV3pSn0
憂「……」
唯「……」
憂「お姉ちゃんの言うとおり薬草使ったのに平然と攻撃してきたよ…?」
唯「き、きっとおびえてるだけだよ!薬草はまだあるから全部使っちゃって!ビビンバに攻撃したら怒るからね!」
憂「わ、わかった…」
唯「……」
憂「……」ピッ →やくそう
唯「……」
憂「……」ピッ →やくそう
唯「……」
憂「お姉ちゃんの言うとおり薬草使ったのに平然と攻撃してきたよ…?」
唯「き、きっとおびえてるだけだよ!薬草はまだあるから全部使っちゃって!ビビンバに攻撃したら怒るからね!」
憂「わ、わかった…」
唯「……」
憂「……」ピッ →やくそう
唯「……」
憂「……」ピッ →やくそう
304: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:43:05.92 ID:1RNV3pSn0
『ビビンバは何かを思い出してるようだ』
唯「ほら!ほら!私の言ったとおり!言ったとおり!」
憂「ほ、ほんとうだ…」
唯「ほらね!きっと攻撃してたら絶対思い出してくれなかったよ。だって攻撃したら敵だと思っちゃうもん。」
憂「う、うん…」
唯「きっと最初に防御か道具使わないと思い出してくれない設定になってるんだよ。絶対そうだよ」
憂「も、もうわかったから…」
唯「たぶん2割ぐらいじゃないのかな?ビビンバに攻撃しないで薬草使い続ける人って私含めてね」
憂「……」ピッ
ビビンバに攻撃!30のダメージ!
唯「あああああぁぁぁあ!!!!!!」
唯「ほら!ほら!私の言ったとおり!言ったとおり!」
憂「ほ、ほんとうだ…」
唯「ほらね!きっと攻撃してたら絶対思い出してくれなかったよ。だって攻撃したら敵だと思っちゃうもん。」
憂「う、うん…」
唯「きっと最初に防御か道具使わないと思い出してくれない設定になってるんだよ。絶対そうだよ」
憂「も、もうわかったから…」
唯「たぶん2割ぐらいじゃないのかな?ビビンバに攻撃しないで薬草使い続ける人って私含めてね」
憂「……」ピッ
ビビンバに攻撃!30のダメージ!
唯「あああああぁぁぁあ!!!!!!」
308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:46:00.90 ID:1RNV3pSn0
唯「何で攻撃したの!?何で!?」
憂「え?だって薬草切れたから…」
唯「防御があるでしょおおお!?さっきの話聞いてなかったの!?」
憂「ご、ごめん」
唯「もお憂のせいで台無しだよ!せっかく2割の人間になれたのにもうビビンバ思い出してくれないよ!どうしてくれんのさ!」
憂「……ごめん……」
唯「もう知らないよ!一生スラリンとダニーで良いんじゃないかな!憂は!」
憂「……うぅ…」ピッピッ
『ビビンバは何かを思い出してるようだ』
唯「……」
憂「……」
憂「え?だって薬草切れたから…」
唯「防御があるでしょおおお!?さっきの話聞いてなかったの!?」
憂「ご、ごめん」
唯「もお憂のせいで台無しだよ!せっかく2割の人間になれたのにもうビビンバ思い出してくれないよ!どうしてくれんのさ!」
憂「……ごめん……」
唯「もう知らないよ!一生スラリンとダニーで良いんじゃないかな!憂は!」
憂「……うぅ…」ピッピッ
『ビビンバは何かを思い出してるようだ』
唯「……」
憂「……」
315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:49:54.34 ID:1RNV3pSn0
憂「攻撃しても思い出してくれてるね…おねえちゃん?」
唯「……」
憂「あ、ごめん攻撃しちゃいけないんだっけ?えと防御防御」
唯「……」
憂「何か行動パターン決まってるみたいだね。攻撃、様子見、思い出しのパターンみたいだよ」
唯「……」
憂「おっと攻撃しちゃいけないんだよね。防御防御」
唯「インケン女!」
憂「なっ!?」
唯「……」
憂「あ、ごめん攻撃しちゃいけないんだっけ?えと防御防御」
唯「……」
憂「何か行動パターン決まってるみたいだね。攻撃、様子見、思い出しのパターンみたいだよ」
唯「……」
憂「おっと攻撃しちゃいけないんだよね。防御防御」
唯「インケン女!」
憂「なっ!?」
317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:51:20.30 ID:1RNV3pSn0
唯「それにしても……」
憂「うん……」
唯「ビビンバ強くなったねぇ……」
憂「……本当だねぇ」
唯「もう1240ダメージ与えてるよ」
憂「数えてたんだ……」
憂「うん……」
唯「ビビンバ強くなったねぇ……」
憂「……本当だねぇ」
唯「もう1240ダメージ与えてるよ」
憂「数えてたんだ……」
320: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:53:50.40 ID:1RNV3pSn0
憂「絶対おかしいよ!」
唯「何が?」
憂「だって明らかに体力が桁違いだもん!」
唯「う、そりゃビビンバだってレベル上げて…」
憂「ゆいのHPまだ128だよ!?ビビンバどんだけレベル上げたの!?」
唯「何が?」
憂「だって明らかに体力が桁違いだもん!」
唯「う、そりゃビビンバだってレベル上げて…」
憂「ゆいのHPまだ128だよ!?ビビンバどんだけレベル上げたの!?」
321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:56:04.42 ID:1RNV3pSn0
唯「わかった!たぶん……いや間違いない!」
憂「一応聞いておくけど、なに?」
唯「主人公独りじゃパンチが弱いんだよ!ビアンカが居ないと!ビビンバなだけに」
憂「でも今ビビ、……ビアンカ居ないよ?」
唯「だからさ!ビアンカに代わる物があるでしょ!?」
憂「!」
唯「そうだよ!リボンだよ!」
327: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 22:59:48.15 ID:1RNV3pSn0
憂「お姉ちゃんそれだよ!冴えてる!天才!」
唯「ふふん!もっと!」
憂「凄いよ本当に気づかなかった!伏線あったよ!」
唯「もっともっと!」
憂「流石2割の人間だね!」
唯「……」
唯「それじゃ早速使おうよ」
憂「まかせて!」ピッピッピッ…
唯「……」
憂「……」
唯「持ってないじゃん……」
唯「ふふん!もっと!」
憂「凄いよ本当に気づかなかった!伏線あったよ!」
唯「もっともっと!」
憂「流石2割の人間だね!」
唯「……」
唯「それじゃ早速使おうよ」
憂「まかせて!」ピッピッピッ…
唯「……」
憂「……」
唯「持ってないじゃん……」
329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:03:34.80 ID:1RNV3pSn0
憂「……どうしよう…」
唯「大丈夫だよ。多分こういうのは詰み防止のために逃げれるはず…」
憂「……」ピッ ダダダッ
憂「あ、ほんとだ!」
唯「ね?あとは袋からビアンカのリボンを出してもう一回挑戦すれば大丈夫だよ!」
憂「まかせて!」
憂「……」ピッピッ
唯「……」
憂「……」ピッピッピッピッ
唯「……」
憂「……グスッ」ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ……
唯「……なんで預けてるのよぉ…」
唯「大丈夫だよ。多分こういうのは詰み防止のために逃げれるはず…」
憂「……」ピッ ダダダッ
憂「あ、ほんとだ!」
唯「ね?あとは袋からビアンカのリボンを出してもう一回挑戦すれば大丈夫だよ!」
憂「まかせて!」
憂「……」ピッピッ
唯「……」
憂「……」ピッピッピッピッ
唯「……」
憂「……グスッ」ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ……
唯「……なんで預けてるのよぉ…」
341: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:10:21.34 ID:1RNV3pSn0
憂「ごめんなさい……使わないお金と使わないイベントアイテムはいつもの収納癖で…」
唯「もう!さっさとリレミトして引き出してついでにレベル上げもしといてよね!私お風呂入ってくる!進めないでよ!」
憂「うぅ…」
40分後!
唯「レベル上がった?」
憂「……」ピッピッ バヒューンバヒューン
唯「ちょ!ちょっと!」
唯「もう!さっさとリレミトして引き出してついでにレベル上げもしといてよね!私お風呂入ってくる!進めないでよ!」
憂「うぅ…」
40分後!
唯「レベル上がった?」
憂「……」ピッピッ バヒューンバヒューン
唯「ちょ!ちょっと!」
345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:13:20.72 ID:1RNV3pSn0
憂「え?なに?」
唯「なにその浮遊呪文!?」
憂「あぁラインハットに戻らなきゃいけないみたいで戻ってるんだよ」
唯「違うよ!なにその移動呪文!?知らないよ!ていうかビビンバは!?」
憂「4人目にいるよ?」
唯「さも当然のように言わないでよ!!ていうかさっきの呪文はなに!?」
憂「あぁルーラだよ」
唯「だから当たり前の様に言わないでよ!きいぃぃぃ腹立つ!レベルアップで覚えたの!?」
憂「ルラフェンでラルムーン草取っておじいさんに渡して実験してもらったんだよ」
唯「知らない単語を一気に出さないでよ!何で勝手に進めたの!?しかも私がお風呂上がったと同時にルーラ見せたでしょ!?」
憂「ただの偶然だよ。知らないよ」
唯「死ね!」
唯「なにその浮遊呪文!?」
憂「あぁラインハットに戻らなきゃいけないみたいで戻ってるんだよ」
唯「違うよ!なにその移動呪文!?知らないよ!ていうかビビンバは!?」
憂「4人目にいるよ?」
唯「さも当然のように言わないでよ!!ていうかさっきの呪文はなに!?」
憂「あぁルーラだよ」
唯「だから当たり前の様に言わないでよ!きいぃぃぃ腹立つ!レベルアップで覚えたの!?」
憂「ルラフェンでラルムーン草取っておじいさんに渡して実験してもらったんだよ」
唯「知らない単語を一気に出さないでよ!何で勝手に進めたの!?しかも私がお風呂上がったと同時にルーラ見せたでしょ!?」
憂「ただの偶然だよ。知らないよ」
唯「死ね!」
362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:21:16.46 ID:1RNV3pSn0
憂「お姉ちゃんだって今朝やったじゃない!同じこと!」
唯「あ、あれは憂が起きないから!私はお風呂!お風呂なの!憂は寝てた!」
憂「関係ないよ!お風呂も寝てたも!両方とも待てば解決する問題じゃない!」
唯「そ、それは憂が気持ちよさそうに寝てたから…」
憂「じゃあ私は、お姉ちゃんが気持ちよさそうにお風呂入ってたから」
唯「屁理屈こねないで!」
唯「あ、あれは憂が起きないから!私はお風呂!お風呂なの!憂は寝てた!」
憂「関係ないよ!お風呂も寝てたも!両方とも待てば解決する問題じゃない!」
唯「そ、それは憂が気持ちよさそうに寝てたから…」
憂「じゃあ私は、お姉ちゃんが気持ちよさそうにお風呂入ってたから」
唯「屁理屈こねないで!」
363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:22:11.72 ID:1RNV3pSn0
憂「こねてないよ!お姉ちゃんこそ大概だよ!これでお相子でしょ!?」
唯「はぁ…いいよもうお姉ちゃんだから許してあげる」
憂「うん。当然だよ。だってお相子だもん」
唯「貸し1だね」
憂「え?」
唯「貸し1」
憂「なにそれ貸しって?」
唯「さぁね」
憂「な、なんなの?お姉ちゃん貸しってなに!?」
唯「知らないよ。その時になるまでね」
憂「お姉ちゃん!」
唯「はぁ…いいよもうお姉ちゃんだから許してあげる」
憂「うん。当然だよ。だってお相子だもん」
唯「貸し1だね」
憂「え?」
唯「貸し1」
憂「なにそれ貸しって?」
唯「さぁね」
憂「な、なんなの?お姉ちゃん貸しってなに!?」
唯「知らないよ。その時になるまでね」
憂「お姉ちゃん!」
371: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:24:56.26 ID:1RNV3pSn0
30分後
唯の部屋
唯「…………」
憂の部屋
憂「…………」
唯の部屋
唯「…………」
憂の部屋
憂「…………」
375: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:30:07.19 ID:1RNV3pSn0
唯『酷くない!?だって進めちゃったんだよ!?ルーラも覚えちゃったんだよ!?バヒューンバヒューンって!ちょうど私が出るの見計らって待機してたんだよ!嫌らしい子だよ!』
律『まぁまぁ唯も同じ事を今朝やったんだろ?』
唯『わ、私はただ起きたらちょっとだけやりたくなっちゃっただけで…』
律『なら憂ちゃんもやりたくなっちゃったんじゃないのか?』
唯『違うよ!絶対違うよ!あのルーラ唱えたときの顔は絶対違うよ!ドヤ顔だったんだよ!?』
律『(憂ちゃんのドヤ顔なんて想像できねぇよ……)』
律『まぁまぁ唯も同じ事を今朝やったんだろ?』
唯『わ、私はただ起きたらちょっとだけやりたくなっちゃっただけで…』
律『なら憂ちゃんもやりたくなっちゃったんじゃないのか?』
唯『違うよ!絶対違うよ!あのルーラ唱えたときの顔は絶対違うよ!ドヤ顔だったんだよ!?』
律『(憂ちゃんのドヤ顔なんて想像できねぇよ……)』
380: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:32:23.83 ID:1RNV3pSn0
唯『だから今喧嘩してドラクエも封印してるの!でも明日絶対早起きしてクリアしてやるの!』
律『あのな、唯』
唯『なに?』
律『あまり熱中しすぎて本当に大切なもの無くすなよ?』
唯『どういう意味……?』
389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:37:59.80 ID:1RNV3pSn0
憂『ってわけだよ!酷いよね!?梓ちゃんもそう思うでしょ?』
梓『うーん憂は自分がやられたことをやり返しただけなのに怒ってきた事に対して腹が立ってるんだよね?』
憂『それだけじゃないけど、でも今朝のことは本当にイライラしたの!ドラクエ5がやっと楽しくなってきたところで勝手に進めちゃうんだもん』
梓『あのさ、憂』
憂『なに?』
梓『あまり大人げ無い事してたら全部どっか行っちゃうよ?』
憂『え?』
梓『うーん憂は自分がやられたことをやり返しただけなのに怒ってきた事に対して腹が立ってるんだよね?』
憂『それだけじゃないけど、でも今朝のことは本当にイライラしたの!ドラクエ5がやっと楽しくなってきたところで勝手に進めちゃうんだもん』
梓『あのさ、憂』
憂『なに?』
梓『あまり大人げ無い事してたら全部どっか行っちゃうよ?』
憂『え?』
393: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:39:17.16 ID:1RNV3pSn0
梓『憂は本当にドラクエが楽しかったの?うんうん。聞き方が違った。憂は独りでプレイしてたらここまで楽しめた?のめりこめた?』
憂『……』
律、梓『二人でやってたからそこまで楽しめたんでしょ?』
唯、憂『…………』
憂『……』
律、梓『二人でやってたからそこまで楽しめたんでしょ?』
唯、憂『…………』
401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:42:58.89 ID:1RNV3pSn0
律『唯はその事に気づいたから独りでプレイした事を怒ったんだろ?』
唯『……うん。』
梓『憂はその事に気づいたから唯先輩に気づいてほしくてやったんでしょ?』
憂『……うん。』
律、梓『だったら素直に言えよ(言いなよ)。きっと憂ちゃん(唯先輩)だって気づいてるから』
唯「……」ブチッ ツーツー
憂「……」ブチッ ツーツー
唯「……」ガチャ
憂「……」ガチャ
唯『……うん。』
梓『憂はその事に気づいたから唯先輩に気づいてほしくてやったんでしょ?』
憂『……うん。』
律、梓『だったら素直に言えよ(言いなよ)。きっと憂ちゃん(唯先輩)だって気づいてるから』
唯「……」ブチッ ツーツー
憂「……」ブチッ ツーツー
唯「……」ガチャ
憂「……」ガチャ
403: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:46:40.69 ID:1RNV3pSn0
唯「……」
憂「……」
唯「……ごめんね憂…」
憂「っ!……お姉ちゃん!ごめんなさい!」ダキッ
唯「喧嘩しないでもう一回だけやってみようよ!」
憂「うん!グスッ」
30分後!
唯「だからはじゃの剣買ったほうが良いって言ってんでしょ!」
憂「4400Gだよ!高すぎだよ!他の防具をそろえるほうが先決だよ!」
唯「たったの4400Gで何言っちゃってんのさ!」
憂「それだったらおねえちゃんが4400G貯めてよ!大体おねえちゃんが起き上がってくるモンスターが可愛くないとか理由つけて断るからこんなに苦戦してるんでしょ!」
唯「だまれ!」
憂「……」
唯「……ごめんね憂…」
憂「っ!……お姉ちゃん!ごめんなさい!」ダキッ
唯「喧嘩しないでもう一回だけやってみようよ!」
憂「うん!グスッ」
30分後!
唯「だからはじゃの剣買ったほうが良いって言ってんでしょ!」
憂「4400Gだよ!高すぎだよ!他の防具をそろえるほうが先決だよ!」
唯「たったの4400Gで何言っちゃってんのさ!」
憂「それだったらおねえちゃんが4400G貯めてよ!大体おねえちゃんが起き上がってくるモンスターが可愛くないとか理由つけて断るからこんなに苦戦してるんでしょ!」
唯「だまれ!」
413: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:50:39.30 ID:1RNV3pSn0
1時間後!
唯「……」
憂「……」ピッピッ
唯「ねぇ」
憂「なに?」
唯「これで全滅何回目?」
憂「さぁ?9回目ぐらいかな?」
唯「ようがんげんじん強すぎだよ!」
唯「……」
憂「……」ピッピッ
唯「ねぇ」
憂「なに?」
唯「これで全滅何回目?」
憂「さぁ?9回目ぐらいかな?」
唯「ようがんげんじん強すぎだよ!」
420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:54:30.93 ID:1RNV3pSn0
現在のレベルだよ!
ゆいLv25 スラリンLv19 ダニーLv19
勘の良い人ならわかるよね!スラリンフラグだよ!
ゆいLv25 スラリンLv19 ダニーLv19
勘の良い人ならわかるよね!スラリンフラグだよ!
424: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 23:57:12.72 ID:1RNV3pSn0
憂「……」ピッピッ
唯「……」
憂「……」ピッ タララタッター
スラリンはレベル20になった!
メダパニの呪文を覚えた!
唯「……」
憂「……」ピッ タララタッター
スラリンはレベル20になった!
メダパニの呪文を覚えた!
432: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:05:15.93 ID:WdW4FrfF0
唯「これってあれだよね。たまに敵キャラが使ってくるあれだよね」
憂「目がパニくってるやつだね」
唯「メガパニって?やめてよ親父臭い」
憂「……使ってみるよ?」
唯「うん」
憂「3匹中2匹混乱したね。なかなかの精度じゃないかな?」
唯「とりあえずようがんげんじんに使いに行こうよ。倒せるかも」
憂「無理だよ。マヌーサも効かなかったじゃない…」
唯「試しにだよ。もしかしたら効くかもしれないでしょ?」
憂「じゃあおねえちゃんが進めてよ。私もうサラボナと死の火山の駅伝で疲れたよ…」
憂「目がパニくってるやつだね」
唯「メガパニって?やめてよ親父臭い」
憂「……使ってみるよ?」
唯「うん」
憂「3匹中2匹混乱したね。なかなかの精度じゃないかな?」
唯「とりあえずようがんげんじんに使いに行こうよ。倒せるかも」
憂「無理だよ。マヌーサも効かなかったじゃない…」
唯「試しにだよ。もしかしたら効くかもしれないでしょ?」
憂「じゃあおねえちゃんが進めてよ。私もうサラボナと死の火山の駅伝で疲れたよ…」
438: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:09:04.64 ID:WdW4FrfF0
唯「ふふん。じゃあもし私がようがんげんじん倒したら、次のイベントで何かあった時に私に決めさせてくれる?」
憂「いいよ別に。倒せたらねー」
唯「(むふふ)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
律『あ、ちなみにな唯』
唯『なに?りっちゃん』
律『サラボナ終わったらな、そのゲーム最大の一大イベントがあるからな!よーく考えて選択しろよ!』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
442: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:12:17.23 ID:WdW4FrfF0
唯「(とはいったものの…正直メダパニなんかどうせ当たらないだろうし、レベル上げしようかな?)」
憂「お姉ちゃん?」
唯「な、なに?」
憂「早くメダパニ試すんでしょ?早く行こうよ。ずっと見てるから」
唯「い、言われなくても今行くよ……」
憂「レベル上げとかはしないよね?メダパニ試すんだから」
唯「うるさいな!いま掛けに行くよ!黙ってて!」
憂「お姉ちゃん?」
唯「な、なに?」
憂「早くメダパニ試すんでしょ?早く行こうよ。ずっと見てるから」
唯「い、言われなくても今行くよ……」
憂「レベル上げとかはしないよね?メダパニ試すんだから」
唯「うるさいな!いま掛けに行くよ!黙ってて!」
445: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:15:09.48 ID:WdW4FrfF0
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「(どうしよう……まったく策が思いつかないままようがんげんじんと対峙しちゃってるよ……)」
憂「どうしたの?はやくめだぱn」
唯「うるさいよ!このメダパニ中毒!ちょっと静かにして!」
憂「……」
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「(どうしよう……まったく策が思いつかないままようがんげんじんと対峙しちゃってるよ……)」
憂「どうしたの?はやくめだぱn」
唯「うるさいよ!このメダパニ中毒!ちょっと静かにして!」
451: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:18:11.38 ID:WdW4FrfF0
唯「(えぇい!ままよ!)メダパニ!」
ようがんげんじんAは混乱した!ようがんげんじんBは混乱した!ようがんげんじんCは混乱した!
唯「え?え?~~~ッ!!ほ、ほら!!!私の言ったとおりでしょ!?ようがんげんじんはメダパニに弱いんだよ!だってそうでしょ?げんじんだもん!頭の中パーだよ!」
憂「……」ペラッ
唯「なに漫画見てんのよ!!見なさいよ!画面を!!」
ようがんげんじんAは混乱した!ようがんげんじんBは混乱した!ようがんげんじんCは混乱した!
唯「え?え?~~~ッ!!ほ、ほら!!!私の言ったとおりでしょ!?ようがんげんじんはメダパニに弱いんだよ!だってそうでしょ?げんじんだもん!頭の中パーだよ!」
憂「……」ペラッ
唯「なに漫画見てんのよ!!見なさいよ!画面を!!」
457: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:21:31.92 ID:WdW4FrfF0
唯「ほのおのリングを手に入れたけど、これ装備しちゃっていいのかな?」
憂「いいんじゃないのかな?それを手に入れるためのイベントでしょ?」
唯「え?」
憂「え?」
唯「あれ?何のためにリング集めてるんだっけ?」
憂「ていうか私リングが目的なんて知らなかったんだけど…ただ死の火山があったから…」
唯「ごめん。私も正直適当に進めてた…」
461: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:23:42.58 ID:WdW4FrfF0
憂「とにかくルドマンさんに報告しに行こうよ」
唯「そうだね。」
10分後!
唯、憂「ビアンカちゃん!!!!!!」
唯「そうだね。」
10分後!
唯、憂「ビアンカちゃん!!!!!!」
466: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:30:10.09 ID:WdW4FrfF0
憂「まさかビアンカちゃんが仲間になるなんてね!」
唯「うんうん!いいね!幼馴染の再開って!ビアンカちゃん最高だよ!」
憂「ところで、誰が抜けるの?」
唯「え?」
憂「いや4人パーティーだから誰か抜けないと…」
唯「じゃあビビンバで」
憂「絶対言うと思ったよ…一応聞くけど理由は?」
唯「可愛いもの順の消去法」
唯「うんうん!いいね!幼馴染の再開って!ビアンカちゃん最高だよ!」
憂「ところで、誰が抜けるの?」
唯「え?」
憂「いや4人パーティーだから誰か抜けないと…」
唯「じゃあビビンバで」
憂「絶対言うと思ったよ…一応聞くけど理由は?」
唯「可愛いもの順の消去法」
469: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:31:17.08 ID:WdW4FrfF0
ゆい ビアンカ スラリン ダニー
憂「か、火力が…」
憂「か、火力が…」
472: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:33:03.21 ID:WdW4FrfF0
憂「次は水の洞窟ってとこに行くらしいね」
唯「……」ピッ 話す
憂「薬草かった?」
唯「……」ピッ 話す
憂「お姉ちゃん?」
唯「……」ピッ 話す
憂「一歩動くだけじゃビアンカの言葉変わらないから!」
唯「……」ピッ 話す
憂「薬草かった?」
唯「……」ピッ 話す
憂「お姉ちゃん?」
唯「……」ピッ 話す
憂「一歩動くだけじゃビアンカの言葉変わらないから!」
473: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:34:30.76 ID:WdW4FrfF0
唯「おなか減ったよ」
憂「おなか減ったねぇ」
唯「カレー全部食べちゃったよ?」
憂「食べちゃったねぇ」
唯「出前取ろうか」
憂「取っちゃおうか」
唯『チーズ&チーズのLひとつ』
憂「おなか減ったねぇ」
唯「カレー全部食べちゃったよ?」
憂「食べちゃったねぇ」
唯「出前取ろうか」
憂「取っちゃおうか」
唯『チーズ&チーズのLひとつ』
479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:40:14.19 ID:WdW4FrfF0
30分後!
唯「もう!このダンジョン長すぎ!地下7階ぐらい!?いま?」
憂「さっきから思ってたけど、どうしてお姉ちゃんどうでもいいことばかりカウントしてるの……?」
唯「いい加減ボスなり宝箱なり出てきてよぉ……もうマーマンはうんざりだよぉ」
憂「あ、お姉ちゃん!そこ!」
唯「おお!やっとそれらしい部屋が!あ、宝箱あった!絶対これだよ!」
憂「やったねお姉ちゃん!」
唯「うひひ。それじゃあおーぷん!」ピロリン
エルフの飲み薬を手に入れた!
唯「もう!このダンジョン長すぎ!地下7階ぐらい!?いま?」
憂「さっきから思ってたけど、どうしてお姉ちゃんどうでもいいことばかりカウントしてるの……?」
唯「いい加減ボスなり宝箱なり出てきてよぉ……もうマーマンはうんざりだよぉ」
憂「あ、お姉ちゃん!そこ!」
唯「おお!やっとそれらしい部屋が!あ、宝箱あった!絶対これだよ!」
憂「やったねお姉ちゃん!」
唯「うひひ。それじゃあおーぷん!」ピロリン
エルフの飲み薬を手に入れた!
481: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:42:56.04 ID:WdW4FrfF0
憂「結局通り過ぎてたんだね」
唯「地下7階にみずのリングで地下9階に消費アイテムってどうなの?」
憂「配置がえぐいよねぇ」
唯「まぁいいや。それじゃサラボナに戻ろっか」
憂「うん。……あれ?」
唯「どうしたの憂?」
憂「ビアンカちゃんってどうなるの?」
唯「え?」
憂「え?」
唯「このまま一緒についてきてくれるんでしょ?」
憂「え?だって水のリングの手助けだけって言ってなかった?」
唯「え?」
憂「え?」
唯「地下7階にみずのリングで地下9階に消費アイテムってどうなの?」
憂「配置がえぐいよねぇ」
唯「まぁいいや。それじゃサラボナに戻ろっか」
憂「うん。……あれ?」
唯「どうしたの憂?」
憂「ビアンカちゃんってどうなるの?」
唯「え?」
憂「え?」
唯「このまま一緒についてきてくれるんでしょ?」
憂「え?だって水のリングの手助けだけって言ってなかった?」
唯「え?」
憂「え?」
482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:45:03.78 ID:WdW4FrfF0
10分後
憂「お姉ちゃん……もういこ?」
唯「やだ」
憂「さっきからずっと水の洞窟ばっかりじゃない……」
唯「取り逃したアイテム取ってるの」
憂「もうないよ……」
唯「あるの!」
憂「お姉ちゃん……もういこ?」
唯「やだ」
憂「さっきからずっと水の洞窟ばっかりじゃない……」
唯「取り逃したアイテム取ってるの」
憂「もうないよ……」
唯「あるの!」
483: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:47:21.97 ID:WdW4FrfF0
憂「わかるよ。私もビアンカちゃんと離れたくないもん……」
唯「……」ピッピッ メダパニー
憂「でもルドマンさんのところに行かないと次に進めないんだよ?」
唯「……」ピッピッ メダパニー
憂「だからさ、いい加減諦めていこ?……あとガスタンゴにメダパニ効かないよ」
唯「……」
488: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:52:38.73 ID:WdW4FrfF0
10分後!
ルドマン「まさかほのおのリングとみずのリング両方を手に入れるものが現れるとは…」
唯「……」
憂「……」
ルドマン「よかろう!フローラとの結婚を許可しよう!」
唯「!?」
憂「!?」
ルドマン「まさかほのおのリングとみずのリング両方を手に入れるものが現れるとは…」
唯「……」
憂「……」
ルドマン「よかろう!フローラとの結婚を許可しよう!」
唯「!?」
憂「!?」
496: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 00:56:57.10 ID:WdW4FrfF0
フローラ「待ってください!見たところビアンカさんもゆいさんのことを好いていらっしゃるようです。ここは一晩考えてもらって私かビアンカさんか選んでもらえませんか?」
唯「!?」
憂「!?」
ビアンカ「あはは、何か凄いことになっちゃった」
唯「ちょちょちょっと!え?」
憂「お姉ちゃん落ち着いて!落ち着いて!」
唯「何?ビアンカちゃんと結婚できるの!?え?嘘!?」
憂「そうだよ!結婚できるんだよ!ビアンカちゃんと!これからもずっと一緒にいれるんだよ!水の洞窟だけじゃなくて、これからいろんな世界に一緒に行けるんだよ!」
唯「うぅぅぅぅ……ぐゥ…ありがとぉぉ……グスッ」
唯「!?」
憂「!?」
ビアンカ「あはは、何か凄いことになっちゃった」
唯「ちょちょちょっと!え?」
憂「お姉ちゃん落ち着いて!落ち着いて!」
唯「何?ビアンカちゃんと結婚できるの!?え?嘘!?」
憂「そうだよ!結婚できるんだよ!ビアンカちゃんと!これからもずっと一緒にいれるんだよ!水の洞窟だけじゃなくて、これからいろんな世界に一緒に行けるんだよ!」
唯「うぅぅぅぅ……ぐゥ…ありがとぉぉ……グスッ」
505: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:03:42.55 ID:WdW4FrfF0
夜のサラボナ!
ビアンカ「あら ゆい。なんだか大変なことになっちゃったね」
ビアンカ「でも悩むことないわ。フローラさんと結婚した方がいいに決まってるじゃない」
ビアンカ「私のことなら心配しないで。今までだって1人でやって来たんだもの」
ビアンカ「さあゆいは疲れてるんだからもう眠った方がいいわよ」
ビアンカ「私はもう少しここで夜風にあたってるわ。なんだか 眠れなくて……」
唯「グスッ……」
憂「ヒグッ……ヒッグスッ……」
ビアンカ「あら ゆい。なんだか大変なことになっちゃったね」
ビアンカ「でも悩むことないわ。フローラさんと結婚した方がいいに決まってるじゃない」
ビアンカ「私のことなら心配しないで。今までだって1人でやって来たんだもの」
ビアンカ「さあゆいは疲れてるんだからもう眠った方がいいわよ」
ビアンカ「私はもう少しここで夜風にあたってるわ。なんだか 眠れなくて……」
唯「グスッ……」
憂「ヒグッ……ヒッグスッ……」
511: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:07:18.16 ID:WdW4FrfF0
唯「ビアンカちゃん……スグッ…ヒックッ…いい子だねぇ…」
憂「うん。本当に……ヒグッ」
唯「あれ?宿屋で眠れないよ?これって強制イベント?」
憂「まだフローラさんと話してないからじゃないかな?」
唯「だってスヤスヤ寝てたよ?信じられないよ」
憂「うん。私もちょっとビアンカちゃん見てから考えるとどうかなって思うよ…」
唯「そうだよね!?やっぱりビアンカちゃんだよねぇ」
憂「ビアンカちゃんだよねぇ」
憂「うん。本当に……ヒグッ」
唯「あれ?宿屋で眠れないよ?これって強制イベント?」
憂「まだフローラさんと話してないからじゃないかな?」
唯「だってスヤスヤ寝てたよ?信じられないよ」
憂「うん。私もちょっとビアンカちゃん見てから考えるとどうかなって思うよ…」
唯「そうだよね!?やっぱりビアンカちゃんだよねぇ」
憂「ビアンカちゃんだよねぇ」
517: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:09:08.66 ID:WdW4FrfF0
唯「結局全員に話さないと眠れなかったね…」
憂「船上系イベントだったね…」
唯「やめて恥ずかしい過去思い出すの」
憂「お姉ちゃん宝箱の周り2時間ぐらい回ってたからね」
唯「やめてよ!」
憂「船上系イベントだったね…」
唯「やめて恥ずかしい過去思い出すの」
憂「お姉ちゃん宝箱の周り2時間ぐらい回ってたからね」
唯「やめてよ!」
528: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:13:19.84 ID:WdW4FrfF0
ルドマン「さて、一晩考えてどちらと婚を結ぶか結論が出たかね?」
唯「はい」
ピロリロリン
憂「もちろんだよねお姉ちゃん(梓ちゃんからメール?)」
ルドマン「ではどちらかを選びたまえ」
唯「むふふーもちろん」スタスタ
ピッピッ
憂「…………!!そ、その結婚!待ったぁ!!」
唯「はい」
ピロリロリン
憂「もちろんだよねお姉ちゃん(梓ちゃんからメール?)」
ルドマン「ではどちらかを選びたまえ」
唯「むふふーもちろん」スタスタ
ピッピッ
憂「…………!!そ、その結婚!待ったぁ!!」
540: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:17:43.47 ID:WdW4FrfF0
FROMあずさちゃん
題:そろそろ結婚かな!?
>フローラを選ぶとね!
2000Gと水の羽衣と神秘の鎧とさらに5000ゴールドもらえるようになるよ!
水の羽衣と神秘の鎧の売却値はね、11100ゴールドと15000ゴールドだよ!
題:そろそろ結婚かな!?
>フローラを選ぶとね!
2000Gと水の羽衣と神秘の鎧とさらに5000ゴールドもらえるようになるよ!
水の羽衣と神秘の鎧の売却値はね、11100ゴールドと15000ゴールドだよ!
560: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:24:54.08 ID:WdW4FrfF0
憂「(どうしよう…ビアンカちゃんと結婚なんてすごい素敵な事だし、私にとっても幸せなことだけど…
33100G……33100Gが私の心を揺さぶるの……)」
唯「……」
憂「(どうしよう…お姉ちゃんの趣向のせいで変なパーティーにしかできないし、装備固めるぐらいしか進め方が…33100ゴールドあったら今まで敬遠してたものが一気に)」
唯「……い」
憂「(うぅぅ恨むよ梓ちゃん……こんなこと聞いちゃったら素直にビアンカちゃん選べないじゃない……)」
唯「うい!」
憂「え!?な、なに?」
唯「何か悩んでるんでしょ?」
33100G……33100Gが私の心を揺さぶるの……)」
唯「……」
憂「(どうしよう…お姉ちゃんの趣向のせいで変なパーティーにしかできないし、装備固めるぐらいしか進め方が…33100ゴールドあったら今まで敬遠してたものが一気に)」
唯「……い」
憂「(うぅぅ恨むよ梓ちゃん……こんなこと聞いちゃったら素直にビアンカちゃん選べないじゃない……)」
唯「うい!」
憂「え!?な、なに?」
唯「何か悩んでるんでしょ?」
575: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:28:23.70 ID:WdW4FrfF0
憂「そ、そんなことないよ!ただちょっと待ってほしいだけで」
唯「話してよ……」
憂「え?」
唯「話してよ……憂…姉妹なんだからさ、悩みは一緒に考えようよ…」
憂「お姉ちゃん……」
唯「ね。憂が苦しむの見たくないから」
憂「(お姉ちゃん……ありがとう!)」
憂「お姉ちゃん!ビアンカちゃんだよ!」
唯「え?」
憂「ビアンカちゃんと結婚しよう!」
唯「……うん!」
憂「(お金じゃ絆は買えないよ!ね!お姉ちゃん!)」
唯「話してよ……」
憂「え?」
唯「話してよ……憂…姉妹なんだからさ、悩みは一緒に考えようよ…」
憂「お姉ちゃん……」
唯「ね。憂が苦しむの見たくないから」
憂「(お姉ちゃん……ありがとう!)」
憂「お姉ちゃん!ビアンカちゃんだよ!」
唯「え?」
憂「ビアンカちゃんと結婚しよう!」
唯「……うん!」
憂「(お金じゃ絆は買えないよ!ね!お姉ちゃん!)」
593: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:33:18.70 ID:WdW4FrfF0
唯「で、憂は何悩んでたの?」
憂「えっとね…えへへ…梓ちゃんからのメールでね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「えぇぇ!憂お金とビアンカちゃん両天秤にかけてたの!?」
憂「えっとね…えへへ…梓ちゃんからのメールでね」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯「えぇぇ!憂お金とビアンカちゃん両天秤にかけてたの!?」
600: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:34:17.60 ID:WdW4FrfF0
憂「う、うん……」
唯「やっらしい!さっきまであんなにビアンカちゃん言ってたのに!」
憂「……うん……」
唯「たったの33100Gなんかとビアンカちゃん比べること自体が失礼だよ!反省しなさい!」
憂「…………」
ピロリロリン
FROMあずさちゃん
題:まぁ言っても
>神秘の鎧と水の羽衣手に入るの相当先だけどね!あははっ!
憂「…………」
ピッピッ
唯「やっらしい!さっきまであんなにビアンカちゃん言ってたのに!」
憂「……うん……」
唯「たったの33100Gなんかとビアンカちゃん比べること自体が失礼だよ!反省しなさい!」
憂「…………」
ピロリロリン
FROMあずさちゃん
題:まぁ言っても
>神秘の鎧と水の羽衣手に入るの相当先だけどね!あははっ!
憂「…………」
ピッピッ
603: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:34:58.12 ID:WdW4FrfF0
ピロリロリン
梓「あ、憂だ」
FROM憂
題:無題
>死ね
梓「あ、憂だ」
FROM憂
題:無題
>死ね
638: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:46:54.23 ID:WdW4FrfF0
唯「船もらったね」
憂「で、結局パーティーはこれなんだね……」
唯「文句あるの?」
憂「……ないよ。」
憂「で、結局パーティーはこれなんだね……」
唯「文句あるの?」
憂「……ないよ。」
649: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:52:15.86 ID:WdW4FrfF0
唯「でも流石にスラリンは、そろそろ戦力外かなぁ…悪いけど。あ、メダパニは活躍してるよ!」
憂「…誰に対してのフォロー?」
唯「スラリン抜けるとなるとなぁ…他にかわいいモンスターいたっけ?」
憂「ドラゴンマッドとかは!?なかなか強そうだし!」
唯「かわいいと思ったの?」
憂「え?」
唯「あれがかわいいと思ったの?平沢憂は」
憂「う、で、でも強そうだよ?……」
唯「だからさ、あれを可愛いと思ったの?平沢憂は」
憂「やめてよフルネームで呼ぶの!」
憂「…誰に対してのフォロー?」
唯「スラリン抜けるとなるとなぁ…他にかわいいモンスターいたっけ?」
憂「ドラゴンマッドとかは!?なかなか強そうだし!」
唯「かわいいと思ったの?」
憂「え?」
唯「あれがかわいいと思ったの?平沢憂は」
憂「う、で、でも強そうだよ?……」
唯「だからさ、あれを可愛いと思ったの?平沢憂は」
憂「やめてよフルネームで呼ぶの!」
656: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:56:39.06 ID:WdW4FrfF0
憂「ん?」
唯「どうしたの?」
憂「いや、お告げ聞いてたんだけど……」
唯「うん」
憂「ダニーが成長限界って……」
唯「どうしたの?」
憂「いや、お告げ聞いてたんだけど……」
唯「うん」
憂「ダニーが成長限界って……」
661: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 01:59:29.17 ID:WdW4FrfF0
唯「えぇそれじゃダニーはもうレベルアップしないって事!?」
憂「うん。残念だけどね」
唯「何笑ってんの?」
憂「え!?」
唯「笑ったよね?」
憂「笑ってないよ……」
唯「絶対笑った!」
憂「うん。残念だけどね」
唯「何笑ってんの?」
憂「え!?」
唯「笑ったよね?」
憂「笑ってないよ……」
唯「絶対笑った!」
668: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:03:19.39 ID:WdW4FrfF0
憂「笑ってないよ……」
唯「絶対笑った!」
憂「笑ってないよ!」
唯「嘘!どうせこれでダニーが戦闘メンバーから外れると思ったんでしょ!?ところがどっこいだよ!はずさないよ!ダニーのNo4は逆永久欠番だよ!」
憂「ちょ、ちょっと!せめてスラリン入れてよ!ダニーはずしてさ!」
唯「嫌だよ!スラリンなんてダニーの可愛さに比べたら月とマントヒヒだよ!」
唯「絶対笑った!」
憂「笑ってないよ!」
唯「嘘!どうせこれでダニーが戦闘メンバーから外れると思ったんでしょ!?ところがどっこいだよ!はずさないよ!ダニーのNo4は逆永久欠番だよ!」
憂「ちょ、ちょっと!せめてスラリン入れてよ!ダニーはずしてさ!」
唯「嫌だよ!スラリンなんてダニーの可愛さに比べたら月とマントヒヒだよ!」
670: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:05:23.45 ID:WdW4FrfF0
憂「じゃぁパーティーはどうすんのさ!」
唯「決まってるよ!こうだよ」
ゆい ビアンカ ビビンバ ダニー
憂「ちょ!やめてよ!ダニーはずしてよ!もう成長しないんだよ?おじいさんなんだよ!?」
唯「スラリンだって26だよ!?もう大概の年だよ!」
憂「それでもスラリンはレベル上限着てないんだから育てるべきだよ!」
唯「ふん!どうせスラリンなんて上限27Lvだよ!」
30分後!
憂「わ、わかったよ……それでいいよ……」
唯「うん……じゃあこの案で」
代案!
『ダニーを逆永久欠番にする代わりにパーティー編成権と仲間モンスター選択権を3匹分を割譲する』
唯「決まってるよ!こうだよ」
ゆい ビアンカ ビビンバ ダニー
憂「ちょ!やめてよ!ダニーはずしてよ!もう成長しないんだよ?おじいさんなんだよ!?」
唯「スラリンだって26だよ!?もう大概の年だよ!」
憂「それでもスラリンはレベル上限着てないんだから育てるべきだよ!」
唯「ふん!どうせスラリンなんて上限27Lvだよ!」
30分後!
憂「わ、わかったよ……それでいいよ……」
唯「うん……じゃあこの案で」
代案!
『ダニーを逆永久欠番にする代わりにパーティー編成権と仲間モンスター選択権を3匹分を割譲する』
674: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:08:11.96 ID:WdW4FrfF0
唯「で?」
憂「え?」
唯「いや、仲間モンスター。早速一匹分つかうんでしょ?」
憂「うん。もう決めてるよ」
唯「へぇドラゴンマッド?ニヤニヤ」
憂「……イラ」
憂「え?」
唯「いや、仲間モンスター。早速一匹分つかうんでしょ?」
憂「うん。もう決めてるよ」
唯「へぇドラゴンマッド?ニヤニヤ」
憂「……イラ」
677: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:10:52.88 ID:WdW4FrfF0
憂「(どうしよう……ドラゴンマッドにするつもり満々だったけど、ここまで当てられると癪に障りすぎるよ……)」
唯「だれなの~?」
憂「(でもドラゴンマッド強そうだよぉ……前に起き上がったときにお姉ちゃんが即いいえ押したときは正気を疑ったよ……)」
唯「ねぇう~い~だれなの~?もしかしてさぁドがつく?ねぇドがつくの?」
憂「だまってて!」
680: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:12:55.35 ID:WdW4FrfF0
憂「ド、ドラゴンマッドは……か、可愛くないから……きゃ、きゃ、きゃ……」
唯「きゃ?ニヤニヤ」
憂「きゃ、却下で……」
唯「へぇぇそうだよねぇドラゴンマッド選ぶ女子高校生なんて居ないよね!それが普通だよねぇ」
憂「(もおおおおお!私の馬鹿ぁああああああ)」
唯「きゃ?ニヤニヤ」
憂「きゃ、却下で……」
唯「へぇぇそうだよねぇドラゴンマッド選ぶ女子高校生なんて居ないよね!それが普通だよねぇ」
憂「(もおおおおお!私の馬鹿ぁああああああ)」
683: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:15:36.15 ID:WdW4FrfF0
たぶん40時間ぐらい前!
唯「天空の剣だよ!」
憂「天空だねぇ」
唯「伝説の武器らしいよ!」
憂「らしいねぇ」
唯「これをゆいが装備してるところをお父さんに見せたかったよ……」
憂「お父さん死んじゃったからね」
唯「でもお父さんの意思は私が継ぐよ!さぁ伝説の剣よ我が手中に!」
→てんくうのつるぎ
しかしゆいは装備できない!
憂「……」
唯「……」
唯「天空の剣だよ!」
憂「天空だねぇ」
唯「伝説の武器らしいよ!」
憂「らしいねぇ」
唯「これをゆいが装備してるところをお父さんに見せたかったよ……」
憂「お父さん死んじゃったからね」
唯「でもお父さんの意思は私が継ぐよ!さぁ伝説の剣よ我が手中に!」
→てんくうのつるぎ
しかしゆいは装備できない!
憂「……」
唯「……」
688: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:18:25.50 ID:WdW4FrfF0
唯「……」
憂「ぶふっ!ぶはっうふふ!」
唯「……」
憂「あはは!あははは!ごほっげほっ!はっあははは!あはははは!!」
唯「……」ピッ ピッ…
憂「あはは!伝説の剣よ!あっははははぶふふはは!げほっ!我が手っぶはあははは!」
憂「ぶふっ!ぶはっうふふ!」
唯「……」
憂「あはは!あははは!ごほっげほっ!はっあははは!あはははは!!」
唯「……」ピッ ピッ…
憂「あはは!伝説の剣よ!あっははははぶふふはは!げほっ!我が手っぶはあははは!」
693: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:22:06.99 ID:WdW4FrfF0
憂「お姉ちゃーん!ごめんね!私が悪かったよ!」ドンドン!
唯の部屋!
唯「……」
憂「いい加減出てきて一緒にやろうよー!もう笑ったりしないからー!」
唯「……」
憂「(でも冷静に考えたら出てこれないよね。伝説の剣よ我が手中にって恥ずかしすぎるもん)」
唯「……」
憂「(駄目……思い出したらまた……笑いが……)ぶふっ」
唯「笑った!もう出ない!」
唯の部屋!
唯「……」
憂「いい加減出てきて一緒にやろうよー!もう笑ったりしないからー!」
唯「……」
憂「(でも冷静に考えたら出てこれないよね。伝説の剣よ我が手中にって恥ずかしすぎるもん)」
唯「……」
憂「(駄目……思い出したらまた……笑いが……)ぶふっ」
唯「笑った!もう出ない!」
695: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:24:08.41 ID:WdW4FrfF0
そして現在!テルパドール!
憂「何か天空のかぶとがあるらしいね」
唯「もういいよ天空シリーズは……」
憂「え?なんで?…………ぶふっ」
唯「また笑った!怒るよ!?」
憂「ご、ごめんなさい…」
憂「何か天空のかぶとがあるらしいね」
唯「もういいよ天空シリーズは……」
憂「え?なんで?…………ぶふっ」
唯「また笑った!怒るよ!?」
憂「ご、ごめんなさい…」
696: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:28:39.04 ID:WdW4FrfF0
唯「案の定装備できないし…何なのこの国……もう用はないよファイト一発だけ買って帰ろうよ」
憂「そうだね。あと近くにお城があるね」
唯「いってみようよ」
憂「うん」タララララララララタータッター
唯「わぁスラリンがいっぱい」
憂「でもこの周辺レベル高いモンスターばかりなのになんで?」
スライムAは仲間を呼んだスライムE,F,G,Hが現れた!
なんとスライムたちは重なって合体した!
キングスライムになった!
憂「そうだね。あと近くにお城があるね」
唯「いってみようよ」
憂「うん」タララララララララタータッター
唯「わぁスラリンがいっぱい」
憂「でもこの周辺レベル高いモンスターばかりなのになんで?」
スライムAは仲間を呼んだスライムE,F,G,Hが現れた!
なんとスライムたちは重なって合体した!
キングスライムになった!
700: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:31:02.09 ID:WdW4FrfF0
唯「わぁでっかいスラリンになったねぇ」
憂「……」
唯「うい?」
憂「かわいい……」
唯「え?」
憂「かわいすぎるよ!スライムの王様!決めた!私絶対キングスライム仲間にする!お姉ちゃん権利一匹分執行だよ!」
唯「そ、そんな高らかに宣言しなくても……好きにしなさいよ……」
憂「……」
唯「うい?」
憂「かわいい……」
唯「え?」
憂「かわいすぎるよ!スライムの王様!決めた!私絶対キングスライム仲間にする!お姉ちゃん権利一匹分執行だよ!」
唯「そ、そんな高らかに宣言しなくても……好きにしなさいよ……」
705: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:34:18.35 ID:WdW4FrfF0
2時間後!
憂「どうして……」
唯「う~い~」
憂「どうして仲間にならないの……?さっき梓ちゃんから聞いた情報だと確かに仲間になるはずなのに……」
唯「もうあきらめよーよ。先にすすもう?」
憂「きっと倒し方に愛が足りないんだ……そうだよ主人公に殴られて誰が起き上がるんだろう……ゆいは殴っちゃいけないんだ……」
唯「うーいーそれオカルトだよー」
憂「もう!うるさいな!」
憂「どうして……」
唯「う~い~」
憂「どうして仲間にならないの……?さっき梓ちゃんから聞いた情報だと確かに仲間になるはずなのに……」
唯「もうあきらめよーよ。先にすすもう?」
憂「きっと倒し方に愛が足りないんだ……そうだよ主人公に殴られて誰が起き上がるんだろう……ゆいは殴っちゃいけないんだ……」
唯「うーいーそれオカルトだよー」
憂「もう!うるさいな!」
709: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:38:41.03 ID:WdW4FrfF0
憂「ちょっとトイレ!」
唯「かっかかっかしてるなぁ……まったく………………」ヒョイ
ピッピッ!
バシ!バシ!トゥルルルン!
唯「……」
ピッピッタララタッター!
ピッ スタ
唯「……あ」
唯「かっかかっかしてるなぁ……まったく………………」ヒョイ
ピッピッ!
バシ!バシ!トゥルルルン!
唯「……」
ピッピッタララタッター!
ピッ スタ
唯「……あ」
713: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:41:57.17 ID:WdW4FrfF0
唯「一回で起き上がっちゃったよ……なにしてたんだろうあの子は一体……」
唯「憂はまだトイレかぁ………………!」
5分後!
憂「ふぅ……愛!愛!愛だよね!よし!」
憂「…あれ?お姉ちゃん?おねえちゃーん?自分の部屋戻ったのかな?……ん?」
キングスライムが起き上がり仲間になりたそうにこちらを見ている!
憂「!?」
唯「憂はまだトイレかぁ………………!」
5分後!
憂「ふぅ……愛!愛!愛だよね!よし!」
憂「…あれ?お姉ちゃん?おねえちゃーん?自分の部屋戻ったのかな?……ん?」
キングスライムが起き上がり仲間になりたそうにこちらを見ている!
憂「!?」
718: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:44:49.80 ID:WdW4FrfF0
憂「え!?うそっ?ちょっと……なんで?起き上がってるよ!起き上がってるよキングスライム!どうして!?」
憂「ちょっとちょっとなんでなんで!?すごいすごいよ!おねえちゃーん!おねえちゃーん!キングスライムがね!立ったの!」
唯「……」コソー REC
憂「信じられないよ!あんなに頑張ったのに!すごいすごい!うーーーーうれしい!!」
唯「……ぶふっ」REC
憂「!?」
憂「ちょっとちょっとなんでなんで!?すごいすごいよ!おねえちゃーん!おねえちゃーん!キングスライムがね!立ったの!」
唯「……」コソー REC
憂「信じられないよ!あんなに頑張ったのに!すごいすごい!うーーーーうれしい!!」
唯「……ぶふっ」REC
憂「!?」
723: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:48:07.69 ID:WdW4FrfF0
憂「…………」トテトテトテトテ パカッ
唯「あ……」
憂「……戸棚の中で体育座りして何のつもりかな?」
唯「えっと……き、キングスライム……なんちて…………」
唯「あ……」
憂「……戸棚の中で体育座りして何のつもりかな?」
唯「えっと……き、キングスライム……なんちて…………」
724: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:50:24.78 ID:WdW4FrfF0
憂「それは?」
唯「え、えっと……カ、カメラです……」
憂「何を撮影してたの?」
唯「う、ういがキングスライムを華麗に仲間にするところを撮ろうかと…」
憂「でもお姉ちゃんがもう仲間にしてたんだよね?」
唯「えっと……その……あ、うい!」
憂「……なに?」
唯「うーーーーーうれしいね!」
憂「死んでよ!!」
唯「え、えっと……カ、カメラです……」
憂「何を撮影してたの?」
唯「う、ういがキングスライムを華麗に仲間にするところを撮ろうかと…」
憂「でもお姉ちゃんがもう仲間にしてたんだよね?」
唯「えっと……その……あ、うい!」
憂「……なに?」
唯「うーーーーーうれしいね!」
憂「死んでよ!!」
728: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:54:47.13 ID:WdW4FrfF0
チベット山頂!
憂「いやぁキングスが強いからサクサク進むね!」
唯「そうだね……」
憂「なに?何か文句でも?」
唯「いや、えっと……ダ、ダニーにザオラルしてもらえるとうれしい……かなって言っちゃったり……」
憂「MPの無駄」
憂「いやぁキングスが強いからサクサク進むね!」
唯「そうだね……」
憂「なに?何か文句でも?」
唯「いや、えっと……ダ、ダニーにザオラルしてもらえるとうれしい……かなって言っちゃったり……」
憂「MPの無駄」
732: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 02:57:53.55 ID:WdW4FrfF0
唯「あれ?ビアンカちゃんの様子がおかしいよ!」
憂「え?あ、本当だ!」
唯「あ、倒れた!タンカタンカ!」
唯「ビアンカちゃんどうしたんだろう……」
憂「心配だよね」
女「奥さんおめでたですよ」
憂「!?」
唯「!?」
憂「え?あ、本当だ!」
唯「あ、倒れた!タンカタンカ!」
唯「ビアンカちゃんどうしたんだろう……」
憂「心配だよね」
女「奥さんおめでたですよ」
憂「!?」
唯「!?」
735: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:02:37.04 ID:WdW4FrfF0
憂「え?ちょっと……」
唯「子供ができたってこと?」
憂「そう……だよね?」
唯「ってことはあれしたんだよね?」
憂「あれ、したんだろうね」
唯「いつしたの?」
憂「私に聞かないでよ…」
唯「初夜かなぁ……ロマンチックだねぇ」
憂「そうだねぇ………………」
唯「…今●●●な事考えたでしょ」
憂「い、え、考えてないよ!何言ってんの?ほんとにメダパニなんだから!」
唯「ちょっと!代名詞みたいに言わないでよ!」
唯「子供ができたってこと?」
憂「そう……だよね?」
唯「ってことはあれしたんだよね?」
憂「あれ、したんだろうね」
唯「いつしたの?」
憂「私に聞かないでよ…」
唯「初夜かなぁ……ロマンチックだねぇ」
憂「そうだねぇ………………」
唯「…今●●●な事考えたでしょ」
憂「い、え、考えてないよ!何言ってんの?ほんとにメダパニなんだから!」
唯「ちょっと!代名詞みたいに言わないでよ!」
742: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:09:18.53 ID:WdW4FrfF0
グランバニアへの洞窟!
憂「あ、何か人が居る」
唯「よくここまで単独で来れたね。ダニーは死に体だよ全く……」
憂「う、いいじゃないダニー直ぐ死ぬんだから」
男「このすごろくけんってさ、落ちてたんだけど君の?」
憂「……」→はい
唯「ちょ、ちょっと!駄目だよ憂!ネコババ!?」
憂「お姉ちゃんゲームなんだし……」
唯「駄目なものは駄目!お姉ちゃん権力を行使するよ!」→いいえピッ
憂「あ、何か人が居る」
唯「よくここまで単独で来れたね。ダニーは死に体だよ全く……」
憂「う、いいじゃないダニー直ぐ死ぬんだから」
男「このすごろくけんってさ、落ちてたんだけど君の?」
憂「……」→はい
唯「ちょ、ちょっと!駄目だよ憂!ネコババ!?」
憂「お姉ちゃんゲームなんだし……」
唯「駄目なものは駄目!お姉ちゃん権力を行使するよ!」→いいえピッ
744: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:13:50.13 ID:WdW4FrfF0
憂「もう!もらえるものはもらっとこうよ!」
唯「憂…ゲームでもね。ビアンカちゃんが死んじゃったら悲しいでしょ?」
憂「え……?」
唯「それと一緒なんだよ…」
憂「……」
唯「……ね?」
憂「……いや!わからないよ!すごろく券とビアンカちゃんの死を一緒に扱わないでよ!」
男「じゃあこのちいさなメダルは君のかい?」
憂「!」ダッ
唯「あ、ちょっと!コントローラーとんな!」バシッ →いいえ ピッ!
憂「ああああぁぁぁ!!!あと一枚で奇跡の剣だったのにぃぃぃ!!!!ばかぁ!!」
唯「いい?憂。ゲームといってもねビアンカちゃんがもし…」
憂「もういいよ!その例えになってない例え話は!」
唯「憂…ゲームでもね。ビアンカちゃんが死んじゃったら悲しいでしょ?」
憂「え……?」
唯「それと一緒なんだよ…」
憂「……」
唯「……ね?」
憂「……いや!わからないよ!すごろく券とビアンカちゃんの死を一緒に扱わないでよ!」
男「じゃあこのちいさなメダルは君のかい?」
憂「!」ダッ
唯「あ、ちょっと!コントローラーとんな!」バシッ →いいえ ピッ!
憂「ああああぁぁぁ!!!あと一枚で奇跡の剣だったのにぃぃぃ!!!!ばかぁ!!」
唯「いい?憂。ゲームといってもねビアンカちゃんがもし…」
憂「もういいよ!その例えになってない例え話は!」
747: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:15:49.82 ID:WdW4FrfF0
男「じゃあこの水のはごろもは君のだろう?」
憂「!?!?お姉ちゃんストップ!!!止まれ!」
唯「……」→いいえピッ
憂「もうお姉ちゃんが死んでよ!」
憂「!?!?お姉ちゃんストップ!!!止まれ!」
唯「……」→いいえピッ
憂「もうお姉ちゃんが死んでよ!」
751: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:19:45.41 ID:WdW4FrfF0
憂「死んじゃえ!ばか!どじ!偽勇者のピエロ!」
唯「……」ピッピッ
憂「何とか言ってよ!あほ!偽善者!偽勇者のピエロ!」
男「君は正直な人間だな。落ちてるものをそのまま放置しても仕方あるまい。君にすべて託すよ」
ゆいは男からすごろく券、小さなメダル、水のはごろもを受け取った
男「この世は正直者には辛すぎる世界だ。その気持ちを忘れないでね」
憂「……」
唯「……」
憂「……」
唯「馬鹿でアホでドジで偽善者で偽勇者のピエロの私に言うことは?」
憂「………………」
唯「……」ピッピッ
憂「何とか言ってよ!あほ!偽善者!偽勇者のピエロ!」
男「君は正直な人間だな。落ちてるものをそのまま放置しても仕方あるまい。君にすべて託すよ」
ゆいは男からすごろく券、小さなメダル、水のはごろもを受け取った
男「この世は正直者には辛すぎる世界だ。その気持ちを忘れないでね」
憂「……」
唯「……」
憂「……」
唯「馬鹿でアホでドジで偽善者で偽勇者のピエロの私に言うことは?」
憂「………………」
757: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:28:21.17 ID:WdW4FrfF0
ピロリロリン
梓「ん?憂から電話だ……さっきの死ね結構怒ってるよわたし!」
ピッ
梓『なに?』
憂『…………』
唯『(早くいいなさいよ)』
梓『うい?』
憂『……わ、わたしこそは!暗黒の世界から母マーサを助け出す勇者う、う、ういだ!』
梓『……は?』
唯『(ぷふっ!ぶふふ!)』
憂『こ、この混沌とした世界に再び光を取り戻す日はそう遠くない!あ、梓よ!私を信じろ!……エ、エンダルゥ…プリオ!』ブチッ!
唯「あはははっ!!エ、エンダルゥぶふっ!ぷ、ぷ、ぶはははぷりおってあはははゴホッあははは!!」
憂「……」
梓「ん?憂から電話だ……さっきの死ね結構怒ってるよわたし!」
ピッ
梓『なに?』
憂『…………』
唯『(早くいいなさいよ)』
梓『うい?』
憂『……わ、わたしこそは!暗黒の世界から母マーサを助け出す勇者う、う、ういだ!』
梓『……は?』
唯『(ぷふっ!ぶふふ!)』
憂『こ、この混沌とした世界に再び光を取り戻す日はそう遠くない!あ、梓よ!私を信じろ!……エ、エンダルゥ…プリオ!』ブチッ!
唯「あはははっ!!エ、エンダルゥぶふっ!ぷ、ぷ、ぶはははぷりおってあはははゴホッあははは!!」
憂「……」
760: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:29:36.49 ID:WdW4FrfF0
憂「こ、これで許してくれるんだよね……?」
唯「うん大満足だよ!あとりっちゃんとのどかちゃんと澪ちゃんとむぎちゃんね!」
憂「なにさまなのさ!」
唯「うん大満足だよ!あとりっちゃんとのどかちゃんと澪ちゃんとむぎちゃんね!」
憂「なにさまなのさ!」
765: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:36:16.65 ID:WdW4FrfF0
唯「……」
憂「……」ピッピッ
唯「あ!はぐれメタルだ!」
憂「!!………………」
唯「憂はぐれメタルだよ!はぐれメタル!」
憂「ふふどうせ逃げるよ。おねえちゃんそんなにはしゃいじゃって」
唯「だって見るからに経験値凄そうだよ!うい!うい!集中攻撃!」
憂「どうせ逃げるからまずはメッサーラが先決だよ………………」
唯「もうばか!逃げちゃうよ!」
憂「……」ピッピッ
唯「あ!はぐれメタルだ!」
憂「!!………………」
唯「憂はぐれメタルだよ!はぐれメタル!」
憂「ふふどうせ逃げるよ。おねえちゃんそんなにはしゃいじゃって」
唯「だって見るからに経験値凄そうだよ!うい!うい!集中攻撃!」
憂「どうせ逃げるからまずはメッサーラが先決だよ………………」
唯「もうばか!逃げちゃうよ!」
767: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:37:25.78 ID:WdW4FrfF0
数ターン後
唯「ほら!結局最後の一匹になるまで逃げないじゃん!先に叩けばもう倒せてたよ!」
憂「た、叩いたら直ぐ逃げるんだからき、期待しても……」
はぐれメタルは様子を見ている!
ペチッ!はぐれメタルに1のダメージ!
ペチッ!はぐれメタルに1のダメージ!
ペチッ!はぐれメタルに1のダメージ!
憂「!?!?」
唯「ほら!結局最後の一匹になるまで逃げないじゃん!先に叩けばもう倒せてたよ!」
憂「た、叩いたら直ぐ逃げるんだからき、期待しても……」
はぐれメタルは様子を見ている!
ペチッ!はぐれメタルに1のダメージ!
ペチッ!はぐれメタルに1のダメージ!
ペチッ!はぐれメタルに1のダメージ!
憂「!?!?」
770: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:39:51.45 ID:WdW4FrfF0
唯「うい落ち着いて!慎重にね慎重に……」
憂「お姉ちゃん……」
唯「え?」
憂「お願い……」
唯「な、なに?」
憂「……ダ、ダニーチェンジを許して……」
唯「それは駄目。」
憂「お姉ちゃん……」
唯「え?」
憂「お願い……」
唯「な、なに?」
憂「……ダ、ダニーチェンジを許して……」
唯「それは駄目。」
771: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:44:27.39 ID:WdW4FrfF0
憂「だって!さっきからずっと3人で攻撃してるんだよ!?棺桶にパーティースペース空けるほど裕福な装備じゃないの知ってるでしょ!?」
唯「それは憂がザオラル分のMPケチるからでしょ!なんといっても駄目だよ!No4はダニーの逆永久欠番!そういう約束!」
憂「そこを曲げてなんとかお願いしてるんじゃない!お姉ちゃんお願いだよ!ダニーに一時の休憩、もとい成仏を……」
唯「私のダニーを死人みたいに言わないでよ!4人で攻撃したいなら今ザオラル唱えればいいでしょう!?」
憂「唱えてる間に逃げるかもしれないじゃない!この1ターンの貴重さ理解してる!?」
唯「さっきまで何ターンも無駄にしてたあんたがそんなこと言うんじゃないよ!私の忠告も聞かないでさ!」
憂「だってだって!メッサーラめっさ強いんだよ!」
唯「こんなときに親父ギャグ挟まないでよ!イライラする!」
唯「それは憂がザオラル分のMPケチるからでしょ!なんといっても駄目だよ!No4はダニーの逆永久欠番!そういう約束!」
憂「そこを曲げてなんとかお願いしてるんじゃない!お姉ちゃんお願いだよ!ダニーに一時の休憩、もとい成仏を……」
唯「私のダニーを死人みたいに言わないでよ!4人で攻撃したいなら今ザオラル唱えればいいでしょう!?」
憂「唱えてる間に逃げるかもしれないじゃない!この1ターンの貴重さ理解してる!?」
唯「さっきまで何ターンも無駄にしてたあんたがそんなこと言うんじゃないよ!私の忠告も聞かないでさ!」
憂「だってだって!メッサーラめっさ強いんだよ!」
唯「こんなときに親父ギャグ挟まないでよ!イライラする!」
774: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:47:44.82 ID:WdW4FrfF0
唯「もういい!貸して!」ガシッ
憂「あっちょっと!」
唯「……」ピッピッ
憂「ちょっと……まさか!」
ゆいはダニーにザオラルを唱えた!
しかしダニーは生き返らなかった!
唯「あ、」
憂「~~~~~~~ッ!!!!!」
憂「あっちょっと!」
唯「……」ピッピッ
憂「ちょっと……まさか!」
ゆいはダニーにザオラルを唱えた!
しかしダニーは生き返らなかった!
唯「あ、」
憂「~~~~~~~ッ!!!!!」
777: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:49:54.99 ID:WdW4FrfF0
はぐれメタルはギラを唱えた!
ビアンカの攻撃!ミス!
ビビンバの攻撃!ミス!
唯「あぁもう使えない!」
憂「使えないのはお姉ちゃんの腐りきった脳みそだよ!」
ビアンカの攻撃!ミス!
ビビンバの攻撃!ミス!
唯「あぁもう使えない!」
憂「使えないのはお姉ちゃんの腐りきった脳みそだよ!」
782: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:54:04.41 ID:WdW4FrfF0
唯「うい……私を信じて」
憂「え……」
唯「もう1ターン、いやもう2ターンだけ私に任せて!」
憂「だ、だめだよ!普通に攻撃したほうが倒せる確率高いよ!だからもう殴ろう!?」
唯「なんとなくね、今攻撃したら逃げちゃいそうなそんな気がするの……」
憂「お、お姉ちゃん……」
憂「え……」
唯「もう1ターン、いやもう2ターンだけ私に任せて!」
憂「だ、だめだよ!普通に攻撃したほうが倒せる確率高いよ!だからもう殴ろう!?」
唯「なんとなくね、今攻撃したら逃げちゃいそうなそんな気がするの……」
憂「お、お姉ちゃん……」
784: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 03:58:32.53 ID:WdW4FrfF0
憂「うん。わかった!お姉ちゃんに任せるよ!絶対、絶対倒してね!」
唯「任せて!」ピッ
ゆいはダニーにザオラルを使った!
なんとダニーは生き返った!
はぐれメタルのメラ!
ビアンカの攻撃!ミス!
ビビンバの攻撃!ミス!
憂「うぅ…生き返ったのはいいけど他の攻撃がさっぱり当たってない…」
唯「ここからだよ!ダニーは!」
憂「2ターン目……」
唯「すべてをかけるよダニー!引退戦だ!」
憂「え!?」
唯「任せて!」ピッ
ゆいはダニーにザオラルを使った!
なんとダニーは生き返った!
はぐれメタルのメラ!
ビアンカの攻撃!ミス!
ビビンバの攻撃!ミス!
憂「うぅ…生き返ったのはいいけど他の攻撃がさっぱり当たってない…」
唯「ここからだよ!ダニーは!」
憂「2ターン目……」
唯「すべてをかけるよダニー!引退戦だ!」
憂「え!?」
786: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:03:01.08 ID:WdW4FrfF0
はぐれメタルのギラ!
ゆいの攻撃!はぐれメタルに1のダメージ!
ビビアンの攻撃!はぐれメタルに1のダメージ!
ビアンカの攻撃!はぐれメタルに1のダメージ!
唯「よし!」
憂「い、いけるよ!おねえちゃん!」
唯「ダニー!最後の攻撃だよ!すべてをかけて!」
ダニーの攻撃!改心の一撃!はぐれメタルに163のダメージ!
魔物の群を倒した!
唯「や、やった……」
憂「やったよーー!!おねえちゃーん!すごいすごい!ダニー大活躍だよ!」
ゆいの攻撃!はぐれメタルに1のダメージ!
ビビアンの攻撃!はぐれメタルに1のダメージ!
ビアンカの攻撃!はぐれメタルに1のダメージ!
唯「よし!」
憂「い、いけるよ!おねえちゃん!」
唯「ダニー!最後の攻撃だよ!すべてをかけて!」
ダニーの攻撃!改心の一撃!はぐれメタルに163のダメージ!
魔物の群を倒した!
唯「や、やった……」
憂「やったよーー!!おねえちゃーん!すごいすごい!ダニー大活躍だよ!」
789: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:06:25.59 ID:WdW4FrfF0
唯「ダニーありがとう……そしてさようなら……あなたのことは忘れないよマイダニー…」
憂「ぷふっ」
唯「……なに?」
憂「べ、別に…」
唯「それより経験値だよ経験値」
憂「そうだね。メタルスライムが1000弱だったから3000ちょっと?」
唯「もっと行くでしょ4000あたり?」
経験値11200手に入れた!
レベルがいっぱいあがった!
憂「……」
唯「……」
憂「ぷふっ」
唯「……なに?」
憂「べ、別に…」
唯「それより経験値だよ経験値」
憂「そうだね。メタルスライムが1000弱だったから3000ちょっと?」
唯「もっと行くでしょ4000あたり?」
経験値11200手に入れた!
レベルがいっぱいあがった!
憂「……」
唯「……」
793: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:09:49.74 ID:WdW4FrfF0
唯「……」
憂「……」
唯「……うい?」
憂「……なにおねえちゃん?」
唯「……あのさ、」
憂「……うん。言わなくてもわかってるよ」
1時間後!
憂「二匹きた!」
唯「いけぇうい!」
憂「……」
唯「……うい?」
憂「……なにおねえちゃん?」
唯「……あのさ、」
憂「……うん。言わなくてもわかってるよ」
1時間後!
憂「二匹きた!」
唯「いけぇうい!」
799: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:14:21.98 ID:WdW4FrfF0
現在のパーティー!
ゆいLv31 ビアンカLv25 ビビンバLv28 キングスLv12
ゆいLv31 ビアンカLv25 ビビンバLv28 キングスLv12
803: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:19:16.37 ID:WdW4FrfF0
グランバニア!サンチョの家!
唯「サ、サ!なんだっけ?」
憂「サンチョだよ!生きてたんだねぇ」
唯「そうサンチョだよ!年いくつだろ!」
憂「40近いんじゃないのかなぁ?」
唯「そういえばゆいは?」
憂「え?あ、あぁゆいは7歳ぐらいで10年間奴隷してたんだから18歳ぐらいかなぁ?」
唯「わかいねぇ」
憂「わかいね」
唯「サ、サ!なんだっけ?」
憂「サンチョだよ!生きてたんだねぇ」
唯「そうサンチョだよ!年いくつだろ!」
憂「40近いんじゃないのかなぁ?」
唯「そういえばゆいは?」
憂「え?あ、あぁゆいは7歳ぐらいで10年間奴隷してたんだから18歳ぐらいかなぁ?」
唯「わかいねぇ」
憂「わかいね」
804: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:20:49.52 ID:WdW4FrfF0
唯「ビアンカは2歳年上だから20歳なんだ!」
憂「あ、そういえば最初にそんなこと言ってたね。よく覚えてるねお姉ちゃん」
唯「ふふん」
憂「船で宝箱に費やした時間は?」
唯「二時間ってやかましいよ!」
806: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:23:43.30 ID:WdW4FrfF0
憂「う~ん話の流れからして王様になるには試練の洞窟クリアしないと駄目みたいだね」
唯「ビアンカちゃんが抜けちゃうよ?どうしようか」
憂「スラリンが居るよお姉ちゃん」
唯「うーん私が言うのもなんだけど、ビアンカちゃん産気づいてるから今後かなりの期間パーティーから外れちゃうと思うんだ」
憂「あ、そうだったね!なるほど」
唯「だからね新しいパーティーメンバーを入れたらどうかな?……かわいいの」
唯「ビアンカちゃんが抜けちゃうよ?どうしようか」
憂「スラリンが居るよお姉ちゃん」
唯「うーん私が言うのもなんだけど、ビアンカちゃん産気づいてるから今後かなりの期間パーティーから外れちゃうと思うんだ」
憂「あ、そうだったね!なるほど」
唯「だからね新しいパーティーメンバーを入れたらどうかな?……かわいいの」
810: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:27:55.91 ID:WdW4FrfF0
憂「おねえちゃん?」
唯「な、なにかな?」
憂「契約の内容もう一回言ってみて」
唯「な、仲間モンスター3匹権限とう、ういがパーティー編成…」
憂「だよね?」
唯「う、うん……」
憂「もうダニーはコリゴリだよ」
唯「こ、こりごりダニー……なんちて…」
唯「な、なにかな?」
憂「契約の内容もう一回言ってみて」
唯「な、仲間モンスター3匹権限とう、ういがパーティー編成…」
憂「だよね?」
唯「う、うん……」
憂「もうダニーはコリゴリだよ」
唯「こ、こりごりダニー……なんちて…」
812: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:31:49.19 ID:WdW4FrfF0
憂「ういです。」
憂「結局パーティーモンスターは、メッサーラを選択しました」
憂「比較的仲間にしやすかったのと、見た目的に将来性があると感じたからです」
憂「お姉ちゃんは終始可愛くない可愛くないと連呼してました」
憂「正直私も全く可愛くないと思ってます。でもそれを言うとまたお姉ちゃんが騒ぎ出すので黙っています」
というわけでパーティ!
ゆい ビビンバ キングス サーラ
憂「結局パーティーモンスターは、メッサーラを選択しました」
憂「比較的仲間にしやすかったのと、見た目的に将来性があると感じたからです」
憂「お姉ちゃんは終始可愛くない可愛くないと連呼してました」
憂「正直私も全く可愛くないと思ってます。でもそれを言うとまたお姉ちゃんが騒ぎ出すので黙っています」
というわけでパーティ!
ゆい ビビンバ キングス サーラ
815: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:33:39.08 ID:WdW4FrfF0
1時間後!試練の洞窟1F!
唯「う、ういー……」
憂「うん……お姉ちゃん……」
唯「わけがわからないよぉ…」
唯「う、ういー……」
憂「うん……お姉ちゃん……」
唯「わけがわからないよぉ…」
819: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/06(水) 04:39:08.78 ID:WdW4FrfF0
ついに始まった王家の試練!待ち受ける奇怪なダンジョン!
唯たちの目の前に聳え立つ4つのトビラが意味するものとは!
新メンバーサーラの恐るべき性能はいかに!
そして多くのプレイヤーをトラウマへと駆り立てた赤ん坊イベントを前に平沢姉妹は!?
多くの波乱を抱えたまま物語はついに怒涛の後半戦へ続く!
前半完!
乙!おわれ!
唯たちの目の前に聳え立つ4つのトビラが意味するものとは!
新メンバーサーラの恐るべき性能はいかに!
そして多くのプレイヤーをトラウマへと駆り立てた赤ん坊イベントを前に平沢姉妹は!?
多くの波乱を抱えたまま物語はついに怒涛の後半戦へ続く!
前半完!
乙!おわれ!
2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:46:14.39 ID:PlM0mJ/p0
はるかむかし!サンタローズ少年時代!
唯「ビアンカちゃんとまさか別れるとは思わなかったよ」
憂「仕方ないよ。だってまだ8歳だよ?」
唯「うーんせっかくレベルあげたのになぁ」
憂「あれ?そういえば次何するんだっけ?」
唯「さぁ?」
憂「さぁって…」
唯「…あ!あそこ!教会の前!」
憂「え?なに?」
唯「ゆいがいる!ゆいがいる!」
唯「ビアンカちゃんとまさか別れるとは思わなかったよ」
憂「仕方ないよ。だってまだ8歳だよ?」
唯「うーんせっかくレベルあげたのになぁ」
憂「あれ?そういえば次何するんだっけ?」
唯「さぁ?」
憂「さぁって…」
唯「…あ!あそこ!教会の前!」
憂「え?なに?」
唯「ゆいがいる!ゆいがいる!」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:47:38.37 ID:PlM0mJ/p0
憂「何言ってるの?」
唯「そんな目で見ないでよ!大人のゆいが居るんだって!そこ!ほら!」
憂「……あ!本当だ!紫色のターバンしてる!大人ゆいだ!」
大人ゆい「ん?坊やはふしぎな宝玉を持っているな。そのゴールドオーブを見せてくれないか?」
憂「え……」
唯「これって……」
唯、憂「『盗られる流れだよねぇ…』」
唯「そんな目で見ないでよ!大人のゆいが居るんだって!そこ!ほら!」
憂「……あ!本当だ!紫色のターバンしてる!大人ゆいだ!」
大人ゆい「ん?坊やはふしぎな宝玉を持っているな。そのゴールドオーブを見せてくれないか?」
憂「え……」
唯「これって……」
唯、憂「『盗られる流れだよねぇ…』」
6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:48:36.76 ID:PlM0mJ/p0
憂「ここは一旦…」→いいえ
唯「待って!うい!」
憂「え?どうしたのおねえちゃん」
唯「何かわけがあるんだよ…きっと私達には想像もできないような何か深い事情が…」
憂「で、でもこの人変装してるよ?盗賊とかじゃないのかな…?」
唯「うい!人を疑っちゃぁいけないよ!ここは見せてあげるんだよ!」→はい ピッ
憂「あ、もう!独りで決めちゃわないでよ!」
ゆいはゴールドオーブを手渡した!
大人ゆい「本当にきれいな宝玉だね。はいありがとう。」
唯「ほら!見たかっただけだよ!」
唯「待って!うい!」
憂「え?どうしたのおねえちゃん」
唯「何かわけがあるんだよ…きっと私達には想像もできないような何か深い事情が…」
憂「で、でもこの人変装してるよ?盗賊とかじゃないのかな…?」
唯「うい!人を疑っちゃぁいけないよ!ここは見せてあげるんだよ!」→はい ピッ
憂「あ、もう!独りで決めちゃわないでよ!」
ゆいはゴールドオーブを手渡した!
大人ゆい「本当にきれいな宝玉だね。はいありがとう。」
唯「ほら!見たかっただけだよ!」
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:49:35.52 ID:PlM0mJ/p0
10分後!
唯「だからすり替えたとか憂の勝手な妄想でしょ!?」
憂「絶対した!絶対したよ!だっておかしいもん!」
唯「おかしくないよ!ただ見たかっただけだって言ってたでしょ!」
憂「そんなこと言ってないよ!勝手にそんなセリフ付け足さないでよ!」
唯「付け足してるのは憂の方でしょ!?何がすり替えたよ!」
憂「だってただ見るだけならこんなイベント挟むほうがおかしいじゃない!」
唯「だからすり替えたとか憂の勝手な妄想でしょ!?」
憂「絶対した!絶対したよ!だっておかしいもん!」
唯「おかしくないよ!ただ見たかっただけだって言ってたでしょ!」
憂「そんなこと言ってないよ!勝手にそんなセリフ付け足さないでよ!」
唯「付け足してるのは憂の方でしょ!?何がすり替えたよ!」
憂「だってただ見るだけならこんなイベント挟むほうがおかしいじゃない!」
10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:51:27.21 ID:PlM0mJ/p0
唯「賭ける!?」
憂「望むところだよ!」
唯「ただ見たかっただけ!」
憂「すり替えた!」
唯「私が勝ったら憂にはすっごい恥ずかしいことしてもらうからね!プリオだよ!」
憂「プリオってなに!?私が勝ったらお姉ちゃん私が考える恥ずかしいことトップ3全部やってね!」
唯「何で憂だけ3つなの!じゃあ私は憂がやったら恥ずかしいことトップ10全部やってもらうから!」
憂「私限定って今考えただけでしょ!?思いついてるのいいとこ2個ぐらいでしょ!?」
唯「だまれ!」
憂「望むところだよ!」
唯「ただ見たかっただけ!」
憂「すり替えた!」
唯「私が勝ったら憂にはすっごい恥ずかしいことしてもらうからね!プリオだよ!」
憂「プリオってなに!?私が勝ったらお姉ちゃん私が考える恥ずかしいことトップ3全部やってね!」
唯「何で憂だけ3つなの!じゃあ私は憂がやったら恥ずかしいことトップ10全部やってもらうから!」
憂「私限定って今考えただけでしょ!?思いついてるのいいとこ2個ぐらいでしょ!?」
唯「だまれ!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:52:51.28 ID:PlM0mJ/p0
回想~妖精の国!~
唯「いやぁメルヘンチックだねぇ」
憂「そうだねぇ…」
唯「ベラちゃんを見つけるのに苦労したよね」
憂「お姉ちゃんあまり探索しないからね…」
唯「憂だって早く先に進もってうるさかったじゃん」
憂「わ、私はアルカパみたいに兵士の目を潜って外に出ると思ったから…」
唯「結局BARに立ち寄った私の功績だよ!」
唯「いやぁメルヘンチックだねぇ」
憂「そうだねぇ…」
唯「ベラちゃんを見つけるのに苦労したよね」
憂「お姉ちゃんあまり探索しないからね…」
唯「憂だって早く先に進もってうるさかったじゃん」
憂「わ、私はアルカパみたいに兵士の目を潜って外に出ると思ったから…」
唯「結局BARに立ち寄った私の功績だよ!」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:54:25.40 ID:PlM0mJ/p0
憂「お姉ちゃん……忘れてる?」
唯「な、なにを…?」
憂「私が居なかったら最初の船から上陸さえできなかったこと」
唯「じょ、上陸ぐらいできたよ!私だって後もう少ししたら気づいてたよ!ただ憂のがちょっとばかし早かっただけで!」
憂「嘘!私が居なかったらお姉ちゃんは一生宝箱の周りぐるぐる回ってるだけだったよ!」
唯「誰がた、宝箱の周りなんて!冗談も大概にしてよ!」
憂「2時間もぐるぐる周ってたのは誰!?お姉ちゃんだよ!」
唯「怒るよ!?」
憂「ヒステリーでも起こすの!?テーブルの周りでも回る!?」
唯「やかましいよ!」
唯「な、なにを…?」
憂「私が居なかったら最初の船から上陸さえできなかったこと」
唯「じょ、上陸ぐらいできたよ!私だって後もう少ししたら気づいてたよ!ただ憂のがちょっとばかし早かっただけで!」
憂「嘘!私が居なかったらお姉ちゃんは一生宝箱の周りぐるぐる回ってるだけだったよ!」
唯「誰がた、宝箱の周りなんて!冗談も大概にしてよ!」
憂「2時間もぐるぐる周ってたのは誰!?お姉ちゃんだよ!」
唯「怒るよ!?」
憂「ヒステリーでも起こすの!?テーブルの周りでも回る!?」
唯「やかましいよ!」
14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:55:46.25 ID:PlM0mJ/p0
回想~氷の洞窟!~
唯「……」ツイー
憂「……」
唯「……」ツィー ツィー ツィー
憂「……」
唯「……」ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー……
憂「……私がやろうか……?」
唯「………お願いもうちょっとだけ…」
唯「……」ツイー
憂「……」
唯「……」ツィー ツィー ツィー
憂「……」
唯「……」ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー ツィー……
憂「……私がやろうか……?」
唯「………お願いもうちょっとだけ…」
15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:57:19.09 ID:PlM0mJ/p0
ザイル戦!
唯「……弱い…」
憂「2ターンで倒しちゃったね…」
唯「レベル上げすぎたかなぁ…」
憂「あ、待って!連戦みたいだよ!ザイルは前座だったんだよ!」
唯「あ、ほんとだ!雪の女王って見るからに強そうなグラフィックだよ」
憂「お姉ちゃんルカナンとスカラ忘れずにね!」
5ターン後
雪の女王を倒した!
唯「ザイルと3ターンしか変わってない…」
唯「……弱い…」
憂「2ターンで倒しちゃったね…」
唯「レベル上げすぎたかなぁ…」
憂「あ、待って!連戦みたいだよ!ザイルは前座だったんだよ!」
唯「あ、ほんとだ!雪の女王って見るからに強そうなグラフィックだよ」
憂「お姉ちゃんルカナンとスカラ忘れずにね!」
5ターン後
雪の女王を倒した!
唯「ザイルと3ターンしか変わってない…」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 00:58:18.05 ID:PlM0mJ/p0
ポワン様のフルート!
唯「綺麗な音色だねぇ…」
憂「そうだねぇ…」
唯「冬から春になるってすばらしいことだよねぇ…」
憂「そうだねぇ……」
唯「新しい生活の始まりって感じだよねぇ…」
憂「………………」
唯「こうやってゆったり過ごす事が人間には必要なことなんだよねぇ…」
憂「…………………………」
高校三年生一月の冬!
唯「綺麗な音色だねぇ…」
憂「そうだねぇ…」
唯「冬から春になるってすばらしいことだよねぇ…」
憂「そうだねぇ……」
唯「新しい生活の始まりって感じだよねぇ…」
憂「………………」
唯「こうやってゆったり過ごす事が人間には必要なことなんだよねぇ…」
憂「…………………………」
高校三年生一月の冬!
20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 01:02:07.71 ID:PlM0mJ/p0
ラインハット!
ヘンリー「またお前か、子分になりにきたのか?じゃあ宝箱開けてこいよ」
唯「……」スタスタスタスタ
憂「……」
唯「……」ピッ 宝箱は空だった
憂「……」
唯「……」ダッダッダ…
憂「……何回目の失敗?」
唯「………62回目」
唯「じゃあ次憂の番だよ。次こそ成功してね」
憂「まかせて!」
唯「いいようい!ヘンリー君がどこかに消える前に宝箱開けて戻るんだよ!」
憂「……」ピッピッ
唯「……」
132回目にしてようやく打開!
ヘンリー「またお前か、子分になりにきたのか?じゃあ宝箱開けてこいよ」
唯「……」スタスタスタスタ
憂「……」
唯「……」ピッ 宝箱は空だった
憂「……」
唯「……」ダッダッダ…
憂「……何回目の失敗?」
唯「………62回目」
唯「じゃあ次憂の番だよ。次こそ成功してね」
憂「まかせて!」
唯「いいようい!ヘンリー君がどこかに消える前に宝箱開けて戻るんだよ!」
憂「……」ピッピッ
唯「……」
132回目にしてようやく打開!
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 01:03:31.69 ID:PlM0mJ/p0
30分後!
唯「まさか椅子の下に階段が隠してあるなんてねぇ…」
憂「気づかないよねぇ…」
唯「りっちゃんからメール来なかったら絶対わからなかったよ…」
憂「そうだね…でもちょっとイラッとするよねこのメール」
唯「うん。実は私もかなりイラッときてるよ」
FROM律
題:お前は間違いなく!
>ヘンリーの部屋と宝箱をシャトルランしてるだろ!どうだ!?図星だろ!?あはは!ばか!
困ったらういちゃんに聞け!って言いたいところだけど、ここは私がヒントを出してやる!
ヘンリーは部屋のどこかに隠れてるぞ!調べるコマンドを入力しろ!
それで打開できるはずだ!シャトルランしてる場合じゃないぞ!
唯「まあ憂も一緒にシャトルランしてたんだけどね…」
憂「言わないでよ…」
唯「まさか椅子の下に階段が隠してあるなんてねぇ…」
憂「気づかないよねぇ…」
唯「りっちゃんからメール来なかったら絶対わからなかったよ…」
憂「そうだね…でもちょっとイラッとするよねこのメール」
唯「うん。実は私もかなりイラッときてるよ」
FROM律
題:お前は間違いなく!
>ヘンリーの部屋と宝箱をシャトルランしてるだろ!どうだ!?図星だろ!?あはは!ばか!
困ったらういちゃんに聞け!って言いたいところだけど、ここは私がヒントを出してやる!
ヘンリーは部屋のどこかに隠れてるぞ!調べるコマンドを入力しろ!
それで打開できるはずだ!シャトルランしてる場合じゃないぞ!
唯「まあ憂も一緒にシャトルランしてたんだけどね…」
憂「言わないでよ…」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 01:06:18.66 ID:PlM0mJ/p0
パパス男の仁王立ち!
唯「ゲマ強すぎる…」
憂「こ、これが負けイベントってやつ?……」
唯「何も出来ないまま殺されたよ………あ!」
憂「え?……あ!」
唯、憂「お父さん!!」
パパス「はぁはぁ……よくもゆいとヘンリー王子を……!」
ゲマ「ほっほっほ。それはこちらのセリフですよ。……出なさい!ジャミ!ゴンズ!その男を殺すのです!」
パパス「……かかってこい!」
憂「お父さん……」
唯「かっこいいよぉ…」
パパスの攻撃!改心の一撃!ジャミを倒した!
パパスの攻撃!改心の一撃!ゴンズを倒した!
唯、憂「『つよ!』」
唯「ゲマ強すぎる…」
憂「こ、これが負けイベントってやつ?……」
唯「何も出来ないまま殺されたよ………あ!」
憂「え?……あ!」
唯、憂「お父さん!!」
パパス「はぁはぁ……よくもゆいとヘンリー王子を……!」
ゲマ「ほっほっほ。それはこちらのセリフですよ。……出なさい!ジャミ!ゴンズ!その男を殺すのです!」
パパス「……かかってこい!」
憂「お父さん……」
唯「かっこいいよぉ…」
パパスの攻撃!改心の一撃!ジャミを倒した!
パパスの攻撃!改心の一撃!ゴンズを倒した!
唯、憂「『つよ!』」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 01:07:20.49 ID:PlM0mJ/p0
唯「お父さん最高!」
憂「強いよ!お父さん!」
唯「この調子でゲマもやっつけちゃえ!」
憂「やっちゃえやっちゃえ!きゃっきゃ!」
ゲマはなんとゆいの喉元に鎌を押し当てた!
ゲマ「見事な戦いぶりでしたがこうするとどうでしょう?」
パパス「ぐっ……!」
ゴンズ、ジャミ「さっきはよくもやってくれたな!」
唯「あぁ卑怯だよ!ゲマ!」
憂「許せないよ!本当に!」
憂「強いよ!お父さん!」
唯「この調子でゲマもやっつけちゃえ!」
憂「やっちゃえやっちゃえ!きゃっきゃ!」
ゲマはなんとゆいの喉元に鎌を押し当てた!
ゲマ「見事な戦いぶりでしたがこうするとどうでしょう?」
パパス「ぐっ……!」
ゴンズ、ジャミ「さっきはよくもやってくれたな!」
唯「あぁ卑怯だよ!ゲマ!」
憂「許せないよ!本当に!」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 01:08:15.28 ID:PlM0mJ/p0
ゴンズの攻撃!ドガッ!
ジャミの攻撃!ドガッ!
パパスはじっと耐えている!
唯「ああぁぁぁ……」
憂「嘘……」
ゴンズの攻撃!ドガッ!
ジャミの攻撃!ドガッ!
パパスは倒れた!しかし立ち上がる!
唯「もういやだよ!お父さん!」
憂「……見てられない……」
ゴンズの攻撃!ドガッ!
ジャミの攻撃!ドガッ!
パパスは何度倒されても起き上がる!
唯「……」
憂「……」
ジャミ、ゴンズ「ずいぶん持ったがこれでおしまいだ!」
痛恨の一撃!
パパスは倒れた!
唯「もういい……もういいよぉ……」
憂「……………………うぅ………」
ジャミの攻撃!ドガッ!
パパスはじっと耐えている!
唯「ああぁぁぁ……」
憂「嘘……」
ゴンズの攻撃!ドガッ!
ジャミの攻撃!ドガッ!
パパスは倒れた!しかし立ち上がる!
唯「もういやだよ!お父さん!」
憂「……見てられない……」
ゴンズの攻撃!ドガッ!
ジャミの攻撃!ドガッ!
パパスは何度倒されても起き上がる!
唯「……」
憂「……」
ジャミ、ゴンズ「ずいぶん持ったがこれでおしまいだ!」
痛恨の一撃!
パパスは倒れた!
唯「もういい……もういいよぉ……」
憂「……………………うぅ………」
29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 01:09:25.88 ID:PlM0mJ/p0
ゲマ「なかなかいい物を見させてもらいましたよ。ではそろそろ死んでもらいましょうか」
ゲマはメラゾーマの詠唱に入った!
なんとパパスが足を引きずりながらも立ち上がった!
パパス「はぁはぁ……ゆい!聞こえているか……!?」
唯「き、聞こえてるよ!お父さん!」
パパス「お、お前に言っておかなければいけないことが……ある!」
唯「な、なに!」
パパス「お、お前の母さんは……はぁはぁ……母さんは!」
唯「……うん!」
憂「………」ドキドキ
パパス「実は生きているんだ!」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「(死んでる設定だったんだ………)」
ゲマはメラゾーマの詠唱に入った!
なんとパパスが足を引きずりながらも立ち上がった!
パパス「はぁはぁ……ゆい!聞こえているか……!?」
唯「き、聞こえてるよ!お父さん!」
パパス「お、お前に言っておかなければいけないことが……ある!」
唯「な、なに!」
パパス「お、お前の母さんは……はぁはぁ……母さんは!」
唯「……うん!」
憂「………」ドキドキ
パパス「実は生きているんだ!」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「(死んでる設定だったんだ………)」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/08(金) 01:11:41.01 ID:PlM0mJ/p0
また回想!神の塔!
唯「あ、あれみて!あれラーの鏡じゃない!?」
憂「あ、そうだよ!あれだよお姉ちゃん!」
唯「でも……」
憂「……うん。」
唯、憂「通路が途切れてる……」
憂「どうしよっか……」
唯「どうするって言われても…」
憂「りつさんに聞く?」
唯「やだよ!また馬鹿にされちゃうでしょ!?」
憂「普段からされてるじゃない。今回ぐらい大丈夫だよ」
唯「何平然といつも馬鹿にされてるみたいに言ってるの!?お姉ちゃんが馬鹿にされてるんだよ!?」
憂「とりあえず架け橋探してみるよ!」
唯「人の話聞きなさいよ!」
唯「あ、あれみて!あれラーの鏡じゃない!?」
憂「あ、そうだよ!あれだよお姉ちゃん!」
唯「でも……」
憂「……うん。」
唯、憂「通路が途切れてる……」
憂「どうしよっか……」
唯「どうするって言われても…」
憂「りつさんに聞く?」
唯「やだよ!また馬鹿にされちゃうでしょ!?」
憂「普段からされてるじゃない。今回ぐらい大丈夫だよ」
唯「何平然といつも馬鹿にされてるみたいに言ってるの!?お姉ちゃんが馬鹿にされてるんだよ!?」
憂「とりあえず架け橋探してみるよ!」
唯「人の話聞きなさいよ!」
32: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:14:35.25 ID:PlM0mJ/p0
10分後!
唯「だから心の綺麗な私には見えるの!」
憂「見えないよ!」
唯「憂は心が汚いからね!私には見えるよ!ガラスの橋が!」
憂「ぜんっぜん見えないよ!眼科をお勧めするよ!」
唯「あんたが行きなさいよ!とにかく私の言うとおり一歩踏み出してみればいいの!」
憂「冗談じゃないよ!ここまで操作してきたのは誰!?私だよ!?もう一度一階からやり直しなんて冗談じゃないよ!」
唯「ぐだぐだ言わないでよ!いいから貸して!」バシッ
憂「あ、ちょっと!返してよ!」
唯「見てなさい!」 トテトテトテトテ ヒューーーーーースタ
唯「……」
憂「……」
唯「だから心の綺麗な私には見えるの!」
憂「見えないよ!」
唯「憂は心が汚いからね!私には見えるよ!ガラスの橋が!」
憂「ぜんっぜん見えないよ!眼科をお勧めするよ!」
唯「あんたが行きなさいよ!とにかく私の言うとおり一歩踏み出してみればいいの!」
憂「冗談じゃないよ!ここまで操作してきたのは誰!?私だよ!?もう一度一階からやり直しなんて冗談じゃないよ!」
唯「ぐだぐだ言わないでよ!いいから貸して!」バシッ
憂「あ、ちょっと!返してよ!」
唯「見てなさい!」 トテトテトテトテ ヒューーーーーースタ
唯「……」
憂「……」
33: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:15:37.59 ID:PlM0mJ/p0
5分後!
憂「うーん、架け橋っぽいアイテム見当たらないなぁ…」
唯「…………」
憂「やっぱり一回お城に戻ろうかな…」
唯「…………ハァハァ」
憂「あ、修道院かな!やっぱり一回戻ろう」
唯「…………ハァハァ…………う、うい……?」
憂「なに?」
唯「…………いつまでこれしてればいいの……?」
憂「打開するまで」
唯!三点倒立中!
憂「うーん、架け橋っぽいアイテム見当たらないなぁ…」
唯「…………」
憂「やっぱり一回お城に戻ろうかな…」
唯「…………ハァハァ」
憂「あ、修道院かな!やっぱり一回戻ろう」
唯「…………ハァハァ…………う、うい……?」
憂「なに?」
唯「…………いつまでこれしてればいいの……?」
憂「打開するまで」
唯!三点倒立中!
37: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:18:27.36 ID:PlM0mJ/p0
10分後!
憂「うーん、わからないよ…詰んでる状態……?」
唯「……ハァハァハァハァハァ……う、うい……」
憂「なに?あ、足曲がってるよ。伸ばして?」
唯「……ハァハァハァハァ……も、もう一度だけチャンスを頂戴……」
憂「うん。打開したらね。」
唯「そ、そうじゃなくて……わ、私わかったの……」
憂「何を?」
唯「見えない通路……」
憂「……さっきもそれで失敗したじゃない……」
唯「さ、さっきは……えと、その……あっ!歩く位置がおかしかったの!」
憂「もういいよ」
唯「ういーーー!聞いてよ!」
憂「うーん、わからないよ…詰んでる状態……?」
唯「……ハァハァハァハァハァ……う、うい……」
憂「なに?あ、足曲がってるよ。伸ばして?」
唯「……ハァハァハァハァ……も、もう一度だけチャンスを頂戴……」
憂「うん。打開したらね。」
唯「そ、そうじゃなくて……わ、私わかったの……」
憂「何を?」
唯「見えない通路……」
憂「……さっきもそれで失敗したじゃない……」
唯「さ、さっきは……えと、その……あっ!歩く位置がおかしかったの!」
憂「もういいよ」
唯「ういーーー!聞いてよ!」
40: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:20:20.04 ID:PlM0mJ/p0
唯「もう!絶対私の想像通りだよ!」
憂「絶対ないから……もしそんなくだらないのだったら失笑しちゃうよ」
唯「もう!ういのばか!」
憂「トイレ行って来るけど…三点倒立そのままね」
唯「小姑女!」
憂「絶対ないから……もしそんなくだらないのだったら失笑しちゃうよ」
唯「もう!ういのばか!」
憂「トイレ行って来るけど…三点倒立そのままね」
唯「小姑女!」
45: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:22:36.35 ID:PlM0mJ/p0
憂「……」トテトテトテ ガチャッ
唯「……」スッ
唯「……」ピッピッ スタスタスタスタ
唯「……」スタスタスタ
スタスタスタ…………ソォ…スタ
唯「……!!」
唯「……」スッ
唯「……」ピッピッ スタスタスタスタ
唯「……」スタスタスタ
スタスタスタ…………ソォ…スタ
唯「……!!」
48: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:24:50.12 ID:PlM0mJ/p0
憂「……ふぅ」ガチャッ スタスタスタ
唯「…………」
憂「あっ!ちょっと!何休んでるの!?早く三点倒立してよ!」
唯「…………」
憂「ちょっと!早く!何してるの!?」
唯「………テレビ見なさいよ」
憂「え?…………あっ……」
唯「……」
憂「…………あの……えと……」
唯「なに?」
憂「いや……その……」
唯「謝らなくてもいいよ」
憂「え!……お、おねえちゃー」
唯「薬局行くよ」
憂「え?」
唯「…………」
憂「あっ!ちょっと!何休んでるの!?早く三点倒立してよ!」
唯「…………」
憂「ちょっと!早く!何してるの!?」
唯「………テレビ見なさいよ」
憂「え?…………あっ……」
唯「……」
憂「…………あの……えと……」
唯「なに?」
憂「いや……その……」
唯「謝らなくてもいいよ」
憂「え!……お、おねえちゃー」
唯「薬局行くよ」
憂「え?」
50: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:26:23.21 ID:PlM0mJ/p0
薬局!
店員「いらっしゃいませー何かお探しでしょうか?」
憂「あ、あの……」
唯「『(…………)』」コソー
店員「はい。なんでしょうか?」
憂「そ、その……」チラッ
唯「(は や く 言 い な さ い !)」パクパク
憂「…お、お、お姉ちゃんをし…、信じられない、私の濁りきった目でも潤せる目薬をく、ください!」
店員「は、はい…?」
唯「(ぶふふはあっはっはあはははは!ぶふふ!うひふふあっは!)ゴホッ!ゴホッ!」
店員「いらっしゃいませー何かお探しでしょうか?」
憂「あ、あの……」
唯「『(…………)』」コソー
店員「はい。なんでしょうか?」
憂「そ、その……」チラッ
唯「(は や く 言 い な さ い !)」パクパク
憂「…お、お、お姉ちゃんをし…、信じられない、私の濁りきった目でも潤せる目薬をく、ください!」
店員「は、はい…?」
唯「(ぶふふはあっはっはあはははは!ぶふふ!うひふふあっは!)ゴホッ!ゴホッ!」
52: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:28:24.66 ID:PlM0mJ/p0
こっから前半からの続き!
試練の洞窟1F!
唯「う、ういー……」
憂「うん……お姉ちゃん……」
唯「わけがわからないよ…」
唯「なんなんだろう…トビラが四つもあるよ?」
憂「でも中で繋がってるんだよねぇ……」
唯「レリーフもあるけど……調べられないね…」
憂「たぶん謎解きだよ」
唯「勘弁してよ…橋の下の洞窟にさえ気づくのに10時間かかったんだよ?何日コースになるの…」
憂「だ、大丈夫だよ!あれはただ紛らわしかっただけで今回は初めからなぞが提示されてるじゃない!」
唯「……私達に解けると思う……?」
憂「…………」
唯「……黙らないでよ…」
試練の洞窟1F!
唯「う、ういー……」
憂「うん……お姉ちゃん……」
唯「わけがわからないよ…」
唯「なんなんだろう…トビラが四つもあるよ?」
憂「でも中で繋がってるんだよねぇ……」
唯「レリーフもあるけど……調べられないね…」
憂「たぶん謎解きだよ」
唯「勘弁してよ…橋の下の洞窟にさえ気づくのに10時間かかったんだよ?何日コースになるの…」
憂「だ、大丈夫だよ!あれはただ紛らわしかっただけで今回は初めからなぞが提示されてるじゃない!」
唯「……私達に解けると思う……?」
憂「…………」
唯「……黙らないでよ…」
53: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:29:52.02 ID:PlM0mJ/p0
20分後!
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「……あ!」
憂「…え?」
唯「部屋が変わってる!!」
憂「嘘っ!?あ、本当だ!お姉ちゃんすごい!」
唯「ふふん!……あれ?でも通路とか現れたりしないよ?」
憂「えっと、お姉ちゃんどうやってこの部屋に着いたの?」
唯「さぁ?適当に出たり入ったりしてただけ」
解説だよ!
ゆいたちが現在詰んでる場所は試練の洞窟1F!
ここは二つの小部屋が4つのトビラで繋がってるの!
どのトビラをあけても部屋は二つしかないから結局一緒ってことだね!
ちなみに正しい解法は、どれでもいいからトビラを開け、出てくるときに右端のトビラを通る。
そしてもう一度入りなおし、今度は左から二番目のトビラから出てくれば階段が現れるの!不思議だね!
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「……あ!」
憂「…え?」
唯「部屋が変わってる!!」
憂「嘘っ!?あ、本当だ!お姉ちゃんすごい!」
唯「ふふん!……あれ?でも通路とか現れたりしないよ?」
憂「えっと、お姉ちゃんどうやってこの部屋に着いたの?」
唯「さぁ?適当に出たり入ったりしてただけ」
解説だよ!
ゆいたちが現在詰んでる場所は試練の洞窟1F!
ここは二つの小部屋が4つのトビラで繋がってるの!
どのトビラをあけても部屋は二つしかないから結局一緒ってことだね!
ちなみに正しい解法は、どれでもいいからトビラを開け、出てくるときに右端のトビラを通る。
そしてもう一度入りなおし、今度は左から二番目のトビラから出てくれば階段が現れるの!不思議だね!
54: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:31:04.61 ID:PlM0mJ/p0
憂「待って!たぶん入るトビラと出てくるトビラの選択で部屋が変わるんだよ!」
唯「おーなるほど…」スタスタスタスタ
憂「だから今お姉ちゃんのファインプレイは最高だよ!あともう一押しでどっかに通路があくはずだよ!」
唯「さすがういだね!」スタスタスタ ガチャ
憂「あ」
唯「あ」
憂「何で好き勝手に開けちゃうの!?」
唯「おーなるほど…」スタスタスタスタ
憂「だから今お姉ちゃんのファインプレイは最高だよ!あともう一押しでどっかに通路があくはずだよ!」
唯「さすがういだね!」スタスタスタ ガチャ
憂「あ」
唯「あ」
憂「何で好き勝手に開けちゃうの!?」
56: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:32:09.44 ID:PlM0mJ/p0
憂「もう!お姉ちゃんの馬鹿!いいよ!私が計算するから!」
唯「ご、ごめん…」
憂「えっと…入るトビラと出るトビラは共に4つずつだから16パターン…」
唯「……」スタスタスタ
憂「正しいルートが1つだと仮定すると…………」
唯「……」スタガチャ スタガチャ
憂「1回じゃなくて、2回正しいルートを通らないといけないなら……16×16……256通り……」
唯「……あ」ガチャ ダッダッダ
憂「ちょっと待ってよ…1回試すのに10秒はかかるから単純に2560秒……」
唯「……」スタスタ ピッ ザーーーー
憂「……え!?ちょ!ちょっと!何そこ!?」
唯「あ、ういーなんか水に流されちゃうんだけど……」
憂「知らないよ!さっきの部屋は!?打開したの!?何で教えてくれないの!?」
唯「う、ういが必死に勉強してたから……?」
憂「誰のためにやってると思ってるの!絶対わざとでしょ!?」
唯「ご、ごめん…」
憂「えっと…入るトビラと出るトビラは共に4つずつだから16パターン…」
唯「……」スタスタスタ
憂「正しいルートが1つだと仮定すると…………」
唯「……」スタガチャ スタガチャ
憂「1回じゃなくて、2回正しいルートを通らないといけないなら……16×16……256通り……」
唯「……あ」ガチャ ダッダッダ
憂「ちょっと待ってよ…1回試すのに10秒はかかるから単純に2560秒……」
唯「……」スタスタ ピッ ザーーーー
憂「……え!?ちょ!ちょっと!何そこ!?」
唯「あ、ういーなんか水に流されちゃうんだけど……」
憂「知らないよ!さっきの部屋は!?打開したの!?何で教えてくれないの!?」
唯「う、ういが必死に勉強してたから……?」
憂「誰のためにやってると思ってるの!絶対わざとでしょ!?」
58: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:33:53.05 ID:PlM0mJ/p0
唯「このスイッチ押すとね、水が出て来て流されちゃうんだよ」
憂「うん」
唯「でも押さないと先に進めないんだよ……どうしたものか……」
憂「……岩」
唯「え?」
憂「横にこれ見よがしな岩あるじゃない…」
唯「……うん。……え?」
憂「コントローラー貸して」
唯「え、はい…」
憂「……」ゴロゴロゴロ スタスタ ピッ ザーーーー
唯「あ、あぁ……あぁあぁ。」
憂「……」
唯「……岩に隠れてね……あぁはいはい。」
憂「……」
唯「あー幼稚すぎじゃない……?こう言うのもなんだけどさ」
憂「うん」
唯「でも押さないと先に進めないんだよ……どうしたものか……」
憂「……岩」
唯「え?」
憂「横にこれ見よがしな岩あるじゃない…」
唯「……うん。……え?」
憂「コントローラー貸して」
唯「え、はい…」
憂「……」ゴロゴロゴロ スタスタ ピッ ザーーーー
唯「あ、あぁ……あぁあぁ。」
憂「……」
唯「……岩に隠れてね……あぁはいはい。」
憂「……」
唯「あー幼稚すぎじゃない……?こう言うのもなんだけどさ」
60: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:35:18.47 ID:PlM0mJ/p0
憂「……」
唯「大体これってあれと一緒だよ。サルの知能テストと同じレベルじゃない……馬鹿にしてるよ…」
憂「……」
唯「そりゃあ初めて入った時は岩に目が行くよ?……でもまさかこんな単純さなんてだれもそうぞ…」
憂「おねえちゃん!」
唯「……な、なに…?」
憂「もういいんだよ…」
唯「…………うん…。」
唯「大体これってあれと一緒だよ。サルの知能テストと同じレベルじゃない……馬鹿にしてるよ…」
憂「……」
唯「そりゃあ初めて入った時は岩に目が行くよ?……でもまさかこんな単純さなんてだれもそうぞ…」
憂「おねえちゃん!」
唯「……な、なに…?」
憂「もういいんだよ…」
唯「…………うん…。」
63: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:36:47.58 ID:PlM0mJ/p0
憂「……」ピッピッ スタスタ
唯「……」
憂「……」スタスタ
唯「……あ、ういその宝箱」
憂「なに?」
唯「それね、たぶんミミック」
憂「え?何言ってるの?」ガチャ
宝箱はなんとミミックだった!
憂「!?」
唯「……」
憂「……」スタスタ
唯「……あ、ういその宝箱」
憂「なに?」
唯「それね、たぶんミミック」
憂「え?何言ってるの?」ガチャ
宝箱はなんとミミックだった!
憂「!?」
65: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:39:13.29 ID:PlM0mJ/p0
憂「な、な、なんでわかったの!?」
唯「え?なんとなく…」
憂「何でなんとなくでわかるの!?」
唯「いや、配置的に……正規ルート上にあったし……」
憂「す、すごい!すごいよお姉ちゃん!」
唯「そ、そうかな……あはは…」
憂「うん!もうインパスいらないよ!人間インパスだよ!」
唯「に、人間インパス…」
憂「じゃあ、お姉ちゃん次から期待してるよ!」
唯「ま、まかせて…」
10分後!
憂「お姉ちゃんこれは?」
唯「えっと……た、たぶんアイテム……」
憂「ブー1000ゴールド。しっかりしてよ」
唯「どんな精度期待してんのさ!」
唯「え?なんとなく…」
憂「何でなんとなくでわかるの!?」
唯「いや、配置的に……正規ルート上にあったし……」
憂「す、すごい!すごいよお姉ちゃん!」
唯「そ、そうかな……あはは…」
憂「うん!もうインパスいらないよ!人間インパスだよ!」
唯「に、人間インパス…」
憂「じゃあ、お姉ちゃん次から期待してるよ!」
唯「ま、まかせて…」
10分後!
憂「お姉ちゃんこれは?」
唯「えっと……た、たぶんアイテム……」
憂「ブー1000ゴールド。しっかりしてよ」
唯「どんな精度期待してんのさ!」
66: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:41:06.28 ID:PlM0mJ/p0
試練の洞窟最後の間!
唯「うーん。……ねぇあともうちょいでクリアだよね?」
憂「うん……たぶん」
唯「でも……ね…」
憂「……うん」
唯、憂「「相変わらず最後で詰むんだよなぁ」」
2時間経過!
唯「…………」ウロウロ
憂「…………」ペラッ
唯「…………」ウロウロ
憂「…………」ペラッ
唯「…………」ウロウロウロウロ
憂「…………」ペラッ
唯「漫画読んでないで憂も手伝ってよ!」
唯「うーん。……ねぇあともうちょいでクリアだよね?」
憂「うん……たぶん」
唯「でも……ね…」
憂「……うん」
唯、憂「「相変わらず最後で詰むんだよなぁ」」
2時間経過!
唯「…………」ウロウロ
憂「…………」ペラッ
唯「…………」ウロウロ
憂「…………」ペラッ
唯「…………」ウロウロウロウロ
憂「…………」ペラッ
唯「漫画読んでないで憂も手伝ってよ!」
69: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:44:14.61 ID:PlM0mJ/p0
憂「…………」
唯「…………」ウロウロ
憂「………………!!」
唯「…………」ウロウロ
憂「……お姉ちゃん。私トイレ行って来るね…」
唯「え?……あぁうん。いってらっしゃい」
トイレ!
憂「(ふふふ。そうだよ最初から梓ちゃんに聞けばよかったんだよ)」
憂「(お姉ちゃんが3時間かかってる事を私がサッと解く。…………駄目……素敵すぎる…)」
憂「(と言うわけで早速メールを…)」ピッピッピッ
唯「…………」ピッピッ
唯「…トイレにまで携帯持って行かなくても…。………………あ!」
唯「(け、携帯…!……急げ!)」ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ
唯「…………」ウロウロ
憂「………………!!」
唯「…………」ウロウロ
憂「……お姉ちゃん。私トイレ行って来るね…」
唯「え?……あぁうん。いってらっしゃい」
トイレ!
憂「(ふふふ。そうだよ最初から梓ちゃんに聞けばよかったんだよ)」
憂「(お姉ちゃんが3時間かかってる事を私がサッと解く。…………駄目……素敵すぎる…)」
憂「(と言うわけで早速メールを…)」ピッピッピッ
唯「…………」ピッピッ
唯「…トイレにまで携帯持って行かなくても…。………………あ!」
唯「(け、携帯…!……急げ!)」ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ
74: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:48:28.62 ID:PlM0mJ/p0
ピロリロリン
梓「ん?ういからメール?」
ピロリロリン
梓「え?ゆい先輩からも……?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMうい
題:ごめんね
>試練の洞窟最後のところがどうしてもわからないよー
梓ちゃんよかったら教えてくれないかな!?お礼はするよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMゆい先輩
題:面白いことになるよ!
>ういからヘルプメールきた!?きたでしょ!?
憂にね嘘情報教えて!お願い!
嘘の内容はお任せするよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「ん?ういからメール?」
ピロリロリン
梓「え?ゆい先輩からも……?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMうい
題:ごめんね
>試練の洞窟最後のところがどうしてもわからないよー
梓ちゃんよかったら教えてくれないかな!?お礼はするよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMゆい先輩
題:面白いことになるよ!
>ういからヘルプメールきた!?きたでしょ!?
憂にね嘘情報教えて!お願い!
嘘の内容はお任せするよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
76: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:50:30.49 ID:PlM0mJ/p0
梓「………………」
梓「………………」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMうい
題:無題
>死ね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「………………」
梓「……」ポチポチポチポチ ピッ
梓「………………」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMうい
題:無題
>死ね
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
梓「………………」
梓「……」ポチポチポチポチ ピッ
78: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:51:18.83 ID:PlM0mJ/p0
ピロリロリン
憂「あ、メール着た…」ピッ
憂「…………」
憂「わ、わかるわけないよぉ……こんなの……」
憂「……」スタッ
憂「……」ガチャットテトテ スッ
唯「……」ウロウロウロウロ
憂「……」ペラッ
唯「……」ウロウロウロウロ
憂「……」ペラッ
唯「……」ウロウロウロウロ
憂「……あっ!?わかった!」
憂「あ、メール着た…」ピッ
憂「…………」
憂「わ、わかるわけないよぉ……こんなの……」
憂「……」スタッ
憂「……」ガチャットテトテ スッ
唯「……」ウロウロウロウロ
憂「……」ペラッ
唯「……」ウロウロウロウロ
憂「……」ペラッ
唯「……」ウロウロウロウロ
憂「……あっ!?わかった!」
80: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:52:39.43 ID:PlM0mJ/p0
唯「…え!?ういわかったの!?」
憂「ふふ!お姉ちゃんごめんね!解いちゃった!」
唯「うそ!?だって3時間も悩んでるんだよ!?教えてよ!」
憂「ふふふ!お姉ちゃん?ここに来るまでに何があった?」
唯「え……?」
憂「正規ルートにあんなもんがあったでしょ……?」
唯「あ、あんなものって……?」
憂「ミミックだよ!」
唯「え?うん。ミミックがいたよ!」
憂「そこから普通だったら何する?」
唯「あ、あける……」
憂「前に……?」
唯「!?イ、インパス!」
憂「ふふふ。そう!インパスだよ!」
憂「ふふ!お姉ちゃんごめんね!解いちゃった!」
唯「うそ!?だって3時間も悩んでるんだよ!?教えてよ!」
憂「ふふふ!お姉ちゃん?ここに来るまでに何があった?」
唯「え……?」
憂「正規ルートにあんなもんがあったでしょ……?」
唯「あ、あんなものって……?」
憂「ミミックだよ!」
唯「え?うん。ミミックがいたよ!」
憂「そこから普通だったら何する?」
唯「あ、あける……」
憂「前に……?」
唯「!?イ、インパス!」
憂「ふふふ。そう!インパスだよ!」
81: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:54:31.75 ID:PlM0mJ/p0
憂「それがヒントだったんだよ!インパスこそが!」
唯「な、なるほど……だからあんなあざとらしくミミックが置かれてたんだね……」
憂「ふふふ。その通りだよ。それでね次は」スタスタスタ
唯「う、うん……」
憂「ここ、ここの柱の前で」
唯「う、うん……」
憂「いい?いくよ?」
唯「い、いいよ…」
憂「(ここで、いいんだよね……?梓ちゃん……)」
唯「……ドキドキ」
憂「(あとは梓ちゃんから教えてもらったとおりに言うだけ……)」
唯「……ドキドキドキドキドキドキ」
憂「(すぅはぁ……)『インパス!』」
唯「……」
憂「……」
唯「な、なるほど……だからあんなあざとらしくミミックが置かれてたんだね……」
憂「ふふふ。その通りだよ。それでね次は」スタスタスタ
唯「う、うん……」
憂「ここ、ここの柱の前で」
唯「う、うん……」
憂「いい?いくよ?」
唯「い、いいよ…」
憂「(ここで、いいんだよね……?梓ちゃん……)」
唯「……ドキドキ」
憂「(あとは梓ちゃんから教えてもらったとおりに言うだけ……)」
唯「……ドキドキドキドキドキドキ」
憂「(すぅはぁ……)『インパス!』」
唯「……」
憂「……」
84: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:56:07.25 ID:PlM0mJ/p0
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMあずさちゃん
題:まかせて!
>そこにいくまでにミミックが居たでしょ?それがヒントだよ!
柱が並んでるから中央のくぼみの前でコントローラーに向かって『インパス』って唱えたらマイク感知して
通路が開くよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMあずにゃん
題:哀れなピエロ
>ういに話をあわせてください。
コントローラーに向かって呪文を唱えるピエロが見れます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMあずさちゃん
題:まかせて!
>そこにいくまでにミミックが居たでしょ?それがヒントだよ!
柱が並んでるから中央のくぼみの前でコントローラーに向かって『インパス』って唱えたらマイク感知して
通路が開くよ!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
FROMあずにゃん
題:哀れなピエロ
>ういに話をあわせてください。
コントローラーに向かって呪文を唱えるピエロが見れます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
86: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:57:37.66 ID:PlM0mJ/p0
憂「え?あ、あれ?……な、なんで?た、たけしの挑戦状はこれで……」
唯「……ぷふっ……」
憂「!?」
唯「……にひっふひっ……はぁはぁ……はぁはぁ……」
憂「お、お姉ちゃん……」
唯「……ふひひ……ふぅふぅ……はぁはぁ……」
憂「ま、まさか……あ、梓ちゃんと…」
唯「……ふぅふぅ……あっは!……あっはっははははは!!!だめだあぁぁあ!面白すぎるよ!腹がよじれて裂けちゃう!あっはははあふぅぅぅぅ!」
憂「……」
唯「ふぅふぅ……だっひゃひゃひゃひゃあっはっは!!い、い、いんぱす!ぶふっ!だ、だめ!も、もうわたしインパスって言えない!一生言えない!あっはっは!」
憂「……」
唯「う、うらむよあずにゃん!あっはっはっはぶはははは!えひぇえひぇ!ぴ、ピエロどころの騒ぎじゃないよ!まったく!あっはっは!」
唯「……ぷふっ……」
憂「!?」
唯「……にひっふひっ……はぁはぁ……はぁはぁ……」
憂「お、お姉ちゃん……」
唯「……ふひひ……ふぅふぅ……はぁはぁ……」
憂「ま、まさか……あ、梓ちゃんと…」
唯「……ふぅふぅ……あっは!……あっはっははははは!!!だめだあぁぁあ!面白すぎるよ!腹がよじれて裂けちゃう!あっはははあふぅぅぅぅ!」
憂「……」
唯「ふぅふぅ……だっひゃひゃひゃひゃあっはっは!!い、い、いんぱす!ぶふっ!だ、だめ!も、もうわたしインパスって言えない!一生言えない!あっはっは!」
憂「……」
唯「う、うらむよあずにゃん!あっはっはっはぶはははは!えひぇえひぇ!ぴ、ピエロどころの騒ぎじゃないよ!まったく!あっはっは!」
87: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:58:20.60 ID:PlM0mJ/p0
唯「ぶふふ!あはははっはっは!だ、だめだぁぁぁ!あはは!」
憂「……」
唯「えひゃひゃ!きゃっきゃ!あっはっは!」
憂「……」
唯「あっひゃっひゃ!…えひゃ……ひゃひゃひゃ…………」
憂「……」
唯「……あ、あっはは……はは……」
憂「……」
唯「……」
憂「……もう十分?一生分笑えたかな?」
唯「……あ……あはは……ま、まだ足りない……かな……?……な、なんちて……」
憂「……」
唯「えひゃひゃ!きゃっきゃ!あっはっは!」
憂「……」
唯「あっひゃっひゃ!…えひゃ……ひゃひゃひゃ…………」
憂「……」
唯「……あ、あっはは……はは……」
憂「……」
唯「……」
憂「……もう十分?一生分笑えたかな?」
唯「……あ……あはは……ま、まだ足りない……かな……?……な、なんちて……」
88: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 01:59:14.06 ID:PlM0mJ/p0
律の家!
ピンポーン
律「ん?誰だ?おーい聡出てくれー」
聡「えーめんどくさいなぁ……はーい!」ガチャ
聡「どちらさまですかって……あれ?」キョロッキョロ
唯「……」ペタ
聡「……えっと……ゆ、唯さん……でしたっけ……?そんなところで座って何を……?」
唯「い、い、……」
憂「(……)」コソー
聡「い?」
唯「……い、インパスオブジョイトイだよ!」
憂「(ぶふぉっ!)ゴホッゴホッ」
ピンポーン
律「ん?誰だ?おーい聡出てくれー」
聡「えーめんどくさいなぁ……はーい!」ガチャ
聡「どちらさまですかって……あれ?」キョロッキョロ
唯「……」ペタ
聡「……えっと……ゆ、唯さん……でしたっけ……?そんなところで座って何を……?」
唯「い、い、……」
憂「(……)」コソー
聡「い?」
唯「……い、インパスオブジョイトイだよ!」
憂「(ぶふぉっ!)ゴホッゴホッ」
89: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:00:05.76 ID:PlM0mJ/p0
グランバニア帰還!
唯「ようやく王様になれるよ……」
憂「ほんっと!ながかったね…」
唯「途中外出たりしたからね……」
憂「誰のせい?」
唯「わた…………い、インパスオブジョイトイのせいです……」
唯「ようやく王様になれるよ……」
憂「ほんっと!ながかったね…」
唯「途中外出たりしたからね……」
憂「誰のせい?」
唯「わた…………い、インパスオブジョイトイのせいです……」
91: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:01:44.12 ID:PlM0mJ/p0
グランバニア王室!
唯「そういえば子供ってどうなってるんだろう?」
憂「最初に発見した時にゆいが気づいてなかったからまだ1ヶ月ちょっと?」
唯「もしかしたら2,3ヶ月かも……ゲーム内の時間ってよくわからないよ……」
侍女「あ!ゆい様!すぐお越しになってください!お子様がまもなく誕生しますよ!」
唯、憂「『……はやっ!』」
10分後!
ビアンカ「あなたの子よ……ゆい……」
唯「生まれるの早すぎだよ……しかも双子……」
憂「なにもかもが想定外だね……」
ビアンカ「あなたが名前つけて……ゆい」
唯「…え!?ど、どうしよう!?」
憂「お、お姉ちゃん落ち着いて!」
唯「そういえば子供ってどうなってるんだろう?」
憂「最初に発見した時にゆいが気づいてなかったからまだ1ヶ月ちょっと?」
唯「もしかしたら2,3ヶ月かも……ゲーム内の時間ってよくわからないよ……」
侍女「あ!ゆい様!すぐお越しになってください!お子様がまもなく誕生しますよ!」
唯、憂「『……はやっ!』」
10分後!
ビアンカ「あなたの子よ……ゆい……」
唯「生まれるの早すぎだよ……しかも双子……」
憂「なにもかもが想定外だね……」
ビアンカ「あなたが名前つけて……ゆい」
唯「…え!?ど、どうしよう!?」
憂「お、お姉ちゃん落ち着いて!」
93: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:05:03.65 ID:PlM0mJ/p0
唯「名前何にしようかなぁ……」
憂「もう1人の名前だよねぇ…あずさちゃんとか…?」
唯「え?」
憂「え?」
唯「憂……?」
憂「な、なに?」
唯「もしかして自分の名前が自動的に決定されると思ってる?」
憂「え……!?だ、だってゆいは主人公だし……こ、ここは私の名前を……」
唯「憂……」
憂「な、なにかな……?」
唯「私は誰……?」
憂「お、お姉ちゃん……?」
唯「そう私は姉なの」
憂「う、うん……」
唯「あなたを生んだ覚えはない」
憂「もう1人の名前だよねぇ…あずさちゃんとか…?」
唯「え?」
憂「え?」
唯「憂……?」
憂「な、なに?」
唯「もしかして自分の名前が自動的に決定されると思ってる?」
憂「え……!?だ、だってゆいは主人公だし……こ、ここは私の名前を……」
唯「憂……」
憂「な、なにかな……?」
唯「私は誰……?」
憂「お、お姉ちゃん……?」
唯「そう私は姉なの」
憂「う、うん……」
唯「あなたを生んだ覚えはない」
94: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:05:47.57 ID:PlM0mJ/p0
憂「ゲームでしょ!?」
唯「そう。でもゲームでも姉妹という事実は変わらないよ。だから憂のなまえは妹につけるよ…」
憂「居ないじゃない!ゆいに兄弟はいないよ!ゆいは一人っ子だよ!?」
唯「まだ……出てきてないだけだよ……」
憂「ちょ、ちょっと!絶対思ってないでしょ!?誤魔化されないよ!?」
唯「いいの!憂は姉妹なんだから!娘じゃないよ!」
憂「それだったら現実の唯の方はどう!?ぜんっぜん!主人公っぽくないから!」
唯「なっ!?」
10分後!
憂「あんたの父さん~パっパっス!」
唯「やめてよ!」
唯「そう。でもゲームでも姉妹という事実は変わらないよ。だから憂のなまえは妹につけるよ…」
憂「居ないじゃない!ゆいに兄弟はいないよ!ゆいは一人っ子だよ!?」
唯「まだ……出てきてないだけだよ……」
憂「ちょ、ちょっと!絶対思ってないでしょ!?誤魔化されないよ!?」
唯「いいの!憂は姉妹なんだから!娘じゃないよ!」
憂「それだったら現実の唯の方はどう!?ぜんっぜん!主人公っぽくないから!」
唯「なっ!?」
10分後!
憂「あんたの父さん~パっパっス!」
唯「やめてよ!」
95: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:06:27.73 ID:PlM0mJ/p0
30分後!
唯「じゃ、じゃあ名前はこれで……」
憂「うん。いいんじゃないかな?」
息子『ひらさわ』 娘『うい』
唯「なんで自分の子供に妹のフルネームつけなきゃいけないのよ……」
唯「じゃ、じゃあ名前はこれで……」
憂「うん。いいんじゃないかな?」
息子『ひらさわ』 娘『うい』
唯「なんで自分の子供に妹のフルネームつけなきゃいけないのよ……」
96: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:07:20.26 ID:PlM0mJ/p0
グランバニア新王祝いの宴!
唯「豪勢だねぇ」
憂「食べ物がいっぱい並んでるね……骨付き肉多いなぁ……」
唯「ゲームとか漫画って何故か骨付き肉プッシュするよね。なんでだろ」
憂「見た目的においしそうだからじゃない?そんなトリュフとか置かれてもね…」
唯「いやそこは普通にステーキでいいじゃん…何でトリュフをチョイスするの……」
憂「さ、三大珍味だから……」
宴の後!真夜中!
唯「あれ?」
憂「みんな寝ちゃってるね……」
唯「夜になっちゃったのかな?」
憂「でもみんな地べたで寝てるよ?これおかしくない?BGMも何もかかってないし……」
唯「うん……正直ちょっと怖いよ……」
憂「と、とりあえず2F…2Fにあがってみよ!ひらさわういが心配だよ!」
唯「憂…わざと言ってるでしょう……」
唯「豪勢だねぇ」
憂「食べ物がいっぱい並んでるね……骨付き肉多いなぁ……」
唯「ゲームとか漫画って何故か骨付き肉プッシュするよね。なんでだろ」
憂「見た目的においしそうだからじゃない?そんなトリュフとか置かれてもね…」
唯「いやそこは普通にステーキでいいじゃん…何でトリュフをチョイスするの……」
憂「さ、三大珍味だから……」
宴の後!真夜中!
唯「あれ?」
憂「みんな寝ちゃってるね……」
唯「夜になっちゃったのかな?」
憂「でもみんな地べたで寝てるよ?これおかしくない?BGMも何もかかってないし……」
唯「うん……正直ちょっと怖いよ……」
憂「と、とりあえず2F…2Fにあがってみよ!ひらさわういが心配だよ!」
唯「憂…わざと言ってるでしょう……」
98: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:09:31.11 ID:PlM0mJ/p0
グランバニア!2F!
唯「…………」
憂「…………」
唯「……」スタスタスタ
『おんぎゃぁあああ!おんぎゃぁぁ!』
唯、憂「『きゃああああああああああ!!!!!』」
よくわかる解説!
実はグランバニア大臣は魔物と手を結んで現国王ゆいを退位させようと目論んだのだ!
兵士を眠らせるために、毒を宴の料理に混ぜた大臣は、魔物にビアンカをお腹の子、共々攫うように指示した!
しかし機転を利かせたビアンカは、子供たちだけは助けるために侍女にひらさわ ういを抱えさせベッドの下に隠れるように指示!
時折聞こえるこの泣き声はベッドの下に居る愛しの子供達 ひらさわ ういなのだ!
唯「気持ち悪いよぉ……」
憂「なに、この泣き声……やだっ……怖い……」
愛しの子供達 ひらさわ ういなのだ!
唯「…………」
憂「…………」
唯「……」スタスタスタ
『おんぎゃぁあああ!おんぎゃぁぁ!』
唯、憂「『きゃああああああああああ!!!!!』」
よくわかる解説!
実はグランバニア大臣は魔物と手を結んで現国王ゆいを退位させようと目論んだのだ!
兵士を眠らせるために、毒を宴の料理に混ぜた大臣は、魔物にビアンカをお腹の子、共々攫うように指示した!
しかし機転を利かせたビアンカは、子供たちだけは助けるために侍女にひらさわ ういを抱えさせベッドの下に隠れるように指示!
時折聞こえるこの泣き声はベッドの下に居る愛しの子供達 ひらさわ ういなのだ!
唯「気持ち悪いよぉ……」
憂「なに、この泣き声……やだっ……怖い……」
愛しの子供達 ひらさわ ういなのだ!
103: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:12:59.12 ID:PlM0mJ/p0
1時間後!
唯「もう!ビアンカちゃんのばか!わからないよ!こんなとこ!」
憂「ベッドの下はわからなかったね…」
唯「もっとわかりやすい所に居てくれればよかったのに!」
憂「大体足音とかでわかるよね…ゆいだって。侍女も使えないよお姉ちゃん」
唯「ほんっとだよ!」
唯「もう!ビアンカちゃんのばか!わからないよ!こんなとこ!」
憂「ベッドの下はわからなかったね…」
唯「もっとわかりやすい所に居てくれればよかったのに!」
憂「大体足音とかでわかるよね…ゆいだって。侍女も使えないよお姉ちゃん」
唯「ほんっとだよ!」
104: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:13:49.24 ID:PlM0mJ/p0
憂「大臣がすべて仕組んだことらしいよ!お姉ちゃん」
唯「ビアンカちゃんが攫われるなんて…どうしよう……」
憂「とりあえず大臣の部屋にいこ!何か手がかりがあるよ!」
唯「もし捕らえられてあんなことやこんなことされてたら…」
憂「うん。だから今すぐ助けに行こうよ!大臣の部屋だよ!」
唯「だめそんなのだめだよ!わたしのビアン…」
憂「聞いてよ!」
唯「ビアンカちゃんが攫われるなんて…どうしよう……」
憂「とりあえず大臣の部屋にいこ!何か手がかりがあるよ!」
唯「もし捕らえられてあんなことやこんなことされてたら…」
憂「うん。だから今すぐ助けに行こうよ!大臣の部屋だよ!」
唯「だめそんなのだめだよ!わたしのビアン…」
憂「聞いてよ!」
106: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:14:29.95 ID:PlM0mJ/p0
空飛ぶ靴ゲット!そしてデモンズタワー!
唯「ここの右側から塔に入ればいいのかなぁ……」
憂「何で右なの?正面扉は?」
唯「なんとなく危険な気がするの…私の直感がそう告げてるよ…」
憂「ふーんそうなんだ…」
唯「……」スタスタスタ ガチャ
ダッダッダッ!
アーマライオンが走ってきた!タララララタッター
憂「……」
唯「……」
唯「ここの右側から塔に入ればいいのかなぁ……」
憂「何で右なの?正面扉は?」
唯「なんとなく危険な気がするの…私の直感がそう告げてるよ…」
憂「ふーんそうなんだ…」
唯「……」スタスタスタ ガチャ
ダッダッダッ!
アーマライオンが走ってきた!タララララタッター
憂「……」
唯「……」
107: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:15:14.99 ID:PlM0mJ/p0
シャッ!
唯「うひゃぁ!」
憂「ど、どうしたの?」
唯「や、槍が地面から生えてきた…」
憂「ダメージは?食らった!?」
唯「だ、大丈夫…なんとか交わしたから…」
憂「き、気をつけてね…」
唯「う、うん…」ソローソロー シャッ!
憂「あ、危ない!お姉ちゃんナイス回避!」
唯「だ、大丈夫!ギリギリよけれるよ!」
1分後
唯「……」シャシャシャシャシャシャシャ………
憂「……」
唯「……」シャシャシャ……ダッダッダ
憂「普通にダメージ食らわなかったね……」
唯「……うん…。」
唯「うひゃぁ!」
憂「ど、どうしたの?」
唯「や、槍が地面から生えてきた…」
憂「ダメージは?食らった!?」
唯「だ、大丈夫…なんとか交わしたから…」
憂「き、気をつけてね…」
唯「う、うん…」ソローソロー シャッ!
憂「あ、危ない!お姉ちゃんナイス回避!」
唯「だ、大丈夫!ギリギリよけれるよ!」
1分後
唯「……」シャシャシャシャシャシャシャ………
憂「……」
唯「……」シャシャシャ……ダッダッダ
憂「普通にダメージ食らわなかったね……」
唯「……うん…。」
112: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:18:21.81 ID:PlM0mJ/p0
知能テスト再来!
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタ ボォーーーー
憂「ちょっと!?」
唯「え?」
憂「明らかにダメージ食らってる表現だよ!」
唯「あ、本当だ!すごいダメージ食らってる!」
憂「そこの像から吹き出る火炎なんとかしないと駄目なんじゃない?」
唯「どうにかって…………」
憂「(……また近くに岩が…)」
唯「……」スタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタ ボォーーーー
憂「ちょっと!?」
唯「え?」
憂「明らかにダメージ食らってる表現だよ!」
唯「あ、本当だ!すごいダメージ食らってる!」
憂「そこの像から吹き出る火炎なんとかしないと駄目なんじゃない?」
唯「どうにかって…………」
憂「(……また近くに岩が…)」
113: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:19:02.32 ID:PlM0mJ/p0
唯「…………………………」ウロウロ
憂「…………………………」
唯「…………………………」ウロウロ
憂「…………………………」
唯「………あ……あぁ、岩ね…。」
憂「…………」
唯「……なに?その顔」
憂「……え?」
唯「…なに?自分はとっくに気づいてたって言いたいの?」
憂「…そ、そんなこと言ってないでしょ……」
唯「うそだよ!私がウロウロしてるときずっとニヤニヤしてたじゃない!」
憂「し、してないよ!ただ試練の洞窟のときと一緒なのになぁ……って…」
唯「……そのサルを見るような目が腹が立つって言ってるんだよ!憂!そこに座りなさい!」
憂「……もう座ってるよ…お姉ちゃん……」
唯「だから!その目をやめなさいって言ってんでしょ!」
憂「…………………………」
唯「…………………………」ウロウロ
憂「…………………………」
唯「………あ……あぁ、岩ね…。」
憂「…………」
唯「……なに?その顔」
憂「……え?」
唯「…なに?自分はとっくに気づいてたって言いたいの?」
憂「…そ、そんなこと言ってないでしょ……」
唯「うそだよ!私がウロウロしてるときずっとニヤニヤしてたじゃない!」
憂「し、してないよ!ただ試練の洞窟のときと一緒なのになぁ……って…」
唯「……そのサルを見るような目が腹が立つって言ってるんだよ!憂!そこに座りなさい!」
憂「……もう座ってるよ…お姉ちゃん……」
唯「だから!その目をやめなさいって言ってんでしょ!」
114: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:19:51.49 ID:PlM0mJ/p0
オークLv20が現れた!
唯「え!?」
憂「え!?」
唯「レベル20ってなってるんだけど…」
憂「なってるね…」
唯「た、ただでさえここら周辺強いモンスター固まってるのにレベル20って!?」
憂「半端じゃない強さだよ!お姉ちゃん!ベホマとか自分に使ってくるんじゃないかな!」
唯「そ、そんな敵が居たら詰みどころの話じゃないよ…」
憂「と、とにかく戦ってみようよ…ルカナンとスクルト忘れずにね…」
唯「う、うん…」
5ターン後!
オークLv20を倒した!
憂「……」
唯「……」
ゆい『Lv31』
唯「え!?」
憂「え!?」
唯「レベル20ってなってるんだけど…」
憂「なってるね…」
唯「た、ただでさえここら周辺強いモンスター固まってるのにレベル20って!?」
憂「半端じゃない強さだよ!お姉ちゃん!ベホマとか自分に使ってくるんじゃないかな!」
唯「そ、そんな敵が居たら詰みどころの話じゃないよ…」
憂「と、とにかく戦ってみようよ…ルカナンとスクルト忘れずにね…」
唯「う、うん…」
5ターン後!
オークLv20を倒した!
憂「……」
唯「……」
ゆい『Lv31』
118: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:21:59.53 ID:PlM0mJ/p0
ビアンカちゃん待った!
唯「結局キメラLv35も8ターンだし…前から思ってたんだけど、レベル上げしすぎじゃない…?」
憂「そ、それは…ダニーが居た頃の名残で……」
唯「…なにそれ?もしかしてダニーが役立たずだったからレベル上げが必須だったって言いたいわけ……?」
憂「…そ、そういうわけじゃないけど……まぁ平たく言えば…」
唯「平たく言っても言わなくてもそういうことじゃない!なにさ!はぐれメタル倒したときだけダニーダニーとか持ち上げてさ!」
憂「そ、そんなこと言わないでよ!だから私だってダニーパーティーに入れてたでしょ!?」
唯「入れてたのは棺桶にでしょ!どっかの小姑女がMPの無駄とか言ってザオラルけちるから!」
憂「ザオラルかけたそのターンに一撃で死ぬダニーを見て、かけ直す人なんて一人しか居ないよ!私の目の前の一人しか!」
唯「その言い方やめなさいよ!お姉ちゃんに向かって!」
憂「お姉ちゃんって威張るんならさっきの火炎トラップぐらい直ぐ見抜いてよ!私ちょっと恥ずかしかったんだから!」
唯「お、お姉ちゃんのどこが恥ずかしいって言うの!?そんな事言ったらコントローラーに向かって呪文を唱える妹を持つ私の方が恥ずかしいよ!」
憂「その事は言わないでよ!それこそお姉ちゃんの性格の歪みがよくわかるよ!大体インパスオブジョイトイとかばっかみたいだよ!」
唯「あれはあんたがやらしたんでしょ!!!」
唯「結局キメラLv35も8ターンだし…前から思ってたんだけど、レベル上げしすぎじゃない…?」
憂「そ、それは…ダニーが居た頃の名残で……」
唯「…なにそれ?もしかしてダニーが役立たずだったからレベル上げが必須だったって言いたいわけ……?」
憂「…そ、そういうわけじゃないけど……まぁ平たく言えば…」
唯「平たく言っても言わなくてもそういうことじゃない!なにさ!はぐれメタル倒したときだけダニーダニーとか持ち上げてさ!」
憂「そ、そんなこと言わないでよ!だから私だってダニーパーティーに入れてたでしょ!?」
唯「入れてたのは棺桶にでしょ!どっかの小姑女がMPの無駄とか言ってザオラルけちるから!」
憂「ザオラルかけたそのターンに一撃で死ぬダニーを見て、かけ直す人なんて一人しか居ないよ!私の目の前の一人しか!」
唯「その言い方やめなさいよ!お姉ちゃんに向かって!」
憂「お姉ちゃんって威張るんならさっきの火炎トラップぐらい直ぐ見抜いてよ!私ちょっと恥ずかしかったんだから!」
唯「お、お姉ちゃんのどこが恥ずかしいって言うの!?そんな事言ったらコントローラーに向かって呪文を唱える妹を持つ私の方が恥ずかしいよ!」
憂「その事は言わないでよ!それこそお姉ちゃんの性格の歪みがよくわかるよ!大体インパスオブジョイトイとかばっかみたいだよ!」
唯「あれはあんたがやらしたんでしょ!!!」
121: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:24:17.60 ID:PlM0mJ/p0
ジャミ!それは憎っくき仇!
唯「あ!ビアンカちゃん!」
憂「ほんとだ!って明らかにボスっぽいのがいるね…」
唯「白バージョンのサーラだね…」
憂「それよりビアンカちゃんだよ」
唯「うん。怪我してないみたいでよかったよ」
ビアンカ「ありがとう。ゆい助けに来てくれて…でもジャミはあなたを殺してグランバニアの王になろうとしているの……逃げて…」
唯「……え?」
憂「……あれ?」
唯「ジャミって……」
憂「どっかで……」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「ころす!」
唯「あ!ビアンカちゃん!」
憂「ほんとだ!って明らかにボスっぽいのがいるね…」
唯「白バージョンのサーラだね…」
憂「それよりビアンカちゃんだよ」
唯「うん。怪我してないみたいでよかったよ」
ビアンカ「ありがとう。ゆい助けに来てくれて…でもジャミはあなたを殺してグランバニアの王になろうとしているの……逃げて…」
唯「……え?」
憂「……あれ?」
唯「ジャミって……」
憂「どっかで……」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「ころす!」
123: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:25:05.69 ID:PlM0mJ/p0
ジャミ戦闘開始!
唯「スクルトスクルト!」
憂「ルカナンルカナン!」
スクルト!防御力が上がった!
ルカナン!ジャミには聞かない!
ジャミの凍える吹雪!全員に50ダメージ!
サーラの攻撃!ジャミに1のダメージ!
唯、憂「『ダメージ1!?』」
唯「スクルトスクルト!」
憂「ルカナンルカナン!」
スクルト!防御力が上がった!
ルカナン!ジャミには聞かない!
ジャミの凍える吹雪!全員に50ダメージ!
サーラの攻撃!ジャミに1のダメージ!
唯、憂「『ダメージ1!?』」
124: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:25:47.61 ID:PlM0mJ/p0
数ターン後!
唯「あ、あはは……流石にだめだよこれは…」
憂「う、うん…強すぎるよ……負けイベントだよ……絶対…」
唯「いっそのこと殺してほしいよね…」
憂「もうゆいしか生きてないね…まぁ負けイベントだから……」
ジャミ「俺は無敵だー!」
ビアンカ「ゆい!どいて!ジャミこれを受けなさい!」
なんと聖なる光がジャミのバリアーを消し去った!
唯「……」
憂「……」
唯、憂「『もう遅いよーーー!!ばかぁーーー!』」
ゆい ビビンバ キングス サーラ
HP26 HP0 HP0 HP0
唯「あ、あはは……流石にだめだよこれは…」
憂「う、うん…強すぎるよ……負けイベントだよ……絶対…」
唯「いっそのこと殺してほしいよね…」
憂「もうゆいしか生きてないね…まぁ負けイベントだから……」
ジャミ「俺は無敵だー!」
ビアンカ「ゆい!どいて!ジャミこれを受けなさい!」
なんと聖なる光がジャミのバリアーを消し去った!
唯「……」
憂「……」
唯、憂「『もう遅いよーーー!!ばかぁーーー!』」
ゆい ビビンバ キングス サーラ
HP26 HP0 HP0 HP0
125: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:26:27.77 ID:PlM0mJ/p0
久々の敗北!燃える憎しみ!
唯「……」
憂「……」ピッピッ スタスタスタ バヒューンバヒューン
唯「……」
憂「……」ピッピッ スタスタスタ バヒューンバヒューン
唯「…………あとテルパドールでファイト一発」
憂「…………」ピッ バヒューンバヒューン
唯「……」
憂「……」ピッピッ スタスタスタ バヒューンバヒューン
唯「……」
憂「……」ピッピッ スタスタスタ バヒューンバヒューン
唯「…………あとテルパドールでファイト一発」
憂「…………」ピッ バヒューンバヒューン
127: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:27:19.16 ID:PlM0mJ/p0
再戦!
唯「……」
憂「……」ピッピッ
防御している!
スクルトを唱えた!
唯「……」
憂「……」ピッピッ
防御している!
ファイト一発を飲ませた!
唯「……」
憂「……」ピッピッ
ジャミ「俺は無敵だー!」
ビアンカ「ゆい!どいて!ジャミこれを受けなさい!」
なんと聖なる光がジャミのバリアーを消し去った!
唯「いけぇ!うい!」
憂「まかせて!」
唯「……」
憂「……」ピッピッ
防御している!
スクルトを唱えた!
唯「……」
憂「……」ピッピッ
防御している!
ファイト一発を飲ませた!
唯「……」
憂「……」ピッピッ
ジャミ「俺は無敵だー!」
ビアンカ「ゆい!どいて!ジャミこれを受けなさい!」
なんと聖なる光がジャミのバリアーを消し去った!
唯「いけぇ!うい!」
憂「まかせて!」
135: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:35:01.06 ID:pka7ZHR60
8ターン後!ジャミを倒した!
唯「弱い!弱すぎるよ!」
憂「本当にね!」
唯「さぁまだだよ!立ち上がってよジャミ!お父さんは5回は立ち上がったよ!」
憂「根性みせてよ!」
なんと次元のはざまからゲマが現れた!
唯「!?」
憂「!?」
唯「え!?何で!?」
憂「ゲ、ゲマだよ…お姉ちゃん!ゲマだよ!」
唯「わ、わかってるよ…。で、でもどうして?もっと後半で戦うとばかり…」
ゲマ「まさかあなたが伝説の勇者の子孫だったなんて驚きですね」
憂「違うよ!ゆいは勇者じゃないよ!ピエロだったよ!」
唯「うるさいよ!ビアンカちゃんのことでしょ!?空気読んでよ!」
唯「弱い!弱すぎるよ!」
憂「本当にね!」
唯「さぁまだだよ!立ち上がってよジャミ!お父さんは5回は立ち上がったよ!」
憂「根性みせてよ!」
なんと次元のはざまからゲマが現れた!
唯「!?」
憂「!?」
唯「え!?何で!?」
憂「ゲ、ゲマだよ…お姉ちゃん!ゲマだよ!」
唯「わ、わかってるよ…。で、でもどうして?もっと後半で戦うとばかり…」
ゲマ「まさかあなたが伝説の勇者の子孫だったなんて驚きですね」
憂「違うよ!ゆいは勇者じゃないよ!ピエロだったよ!」
唯「うるさいよ!ビアンカちゃんのことでしょ!?空気読んでよ!」
136: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:35:41.74 ID:pka7ZHR60
ゲマ「災いの芽はこうしておくのですよ」
なんとゲマの呪いによってゆいとビアンカは石化してしまった!
唯「ちょっと!」
憂「なにしてんのさ!」
ゲマ「殺すのは興がそがれると言うもの。その姿のまま世界の終わりを見ていなさい。ホホホ。」
唯「うぅぅーーーーころす!絶対ころすよ!こいつ!」
憂「お姉ちゃんに同意だよ!ここまで腹が立った事生まれてはじめ…………3時間ぶりだよ!」
唯「………うい?」
なんとゲマの呪いによってゆいとビアンカは石化してしまった!
唯「ちょっと!」
憂「なにしてんのさ!」
ゲマ「殺すのは興がそがれると言うもの。その姿のまま世界の終わりを見ていなさい。ホホホ。」
唯「うぅぅーーーーころす!絶対ころすよ!こいつ!」
憂「お姉ちゃんに同意だよ!ここまで腹が立った事生まれてはじめ…………3時間ぶりだよ!」
唯「………うい?」
137: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:36:24.13 ID:pka7ZHR60
裏市場!
唯「ちょ、ちょっと…てっきり城の人が助けに来てくれるとばかり…」
憂「わ、私もずっと楽観視してたよ……まさか売られるなんて…」
男「さぁこの見事な銅像!1000ゴールドからだ!」
唯「……え?」
憂「……やす…」
唯「ま、まぁオークションだからね…最初は…」
憂「そ、そうだよね……」
10秒後!
男「よっしゃ!そこの裕福なご老人!2000ゴールドで落札だ!」
唯「……」
憂「……」
唯「ちょ、ちょっと…てっきり城の人が助けに来てくれるとばかり…」
憂「わ、私もずっと楽観視してたよ……まさか売られるなんて…」
男「さぁこの見事な銅像!1000ゴールドからだ!」
唯「……え?」
憂「……やす…」
唯「ま、まぁオークションだからね…最初は…」
憂「そ、そうだよね……」
10秒後!
男「よっしゃ!そこの裕福なご老人!2000ゴールドで落札だ!」
唯「……」
憂「……」
138: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:37:04.56 ID:pka7ZHR60
ジョージの家!
憂「ゆいってはがねのつるぎと同じ価値だったんだね」
唯「はがねのつるぎと一緒にしないでよ…」
男「今かえったぞー」
侍女「まぁ当主様!なんですか、そのすばらしい像は?」
男「あぁこれか、ジョージの誕生日祝いにな。なんでも幸運を呼ぶらしい」
唯「…ねぇ……」
憂「……うん…」
唯、憂「『これ絶対縁起悪いよねぇ……』」
『ゆい』
両親不在 奴隷人生10年 絶賛石化中!
憂「ゆいってはがねのつるぎと同じ価値だったんだね」
唯「はがねのつるぎと一緒にしないでよ…」
男「今かえったぞー」
侍女「まぁ当主様!なんですか、そのすばらしい像は?」
男「あぁこれか、ジョージの誕生日祝いにな。なんでも幸運を呼ぶらしい」
唯「…ねぇ……」
憂「……うん…」
唯、憂「『これ絶対縁起悪いよねぇ……』」
『ゆい』
両親不在 奴隷人生10年 絶賛石化中!
139: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:37:44.72 ID:pka7ZHR60
ジージョの家!
奥さん「あなたーあなたー!こっちきてー!」
旦那さま「なんだい?」
奥さん「ジージョが立ったの!ほら!すごいわ!」
唯「……」
憂「……」
唯「…これってさ………、一年は経ってるよね……」
憂「う、うん……大体そのぐらいだと思うけど……」
唯「一年間身動きが取れない状態で意識は覚醒ってどんな気分なの…?」
憂「……想像もできないよね…辛すぎるよ……」
唯「背中痒くなったらどうすんだろう……」
憂「や、やめて……こっちまで辛く……」
唯「足元からムカデが張ってきたりして」
憂「ひぁぁぁぁああぁぁああ!!!」
奥さん「あなたーあなたー!こっちきてー!」
旦那さま「なんだい?」
奥さん「ジージョが立ったの!ほら!すごいわ!」
唯「……」
憂「……」
唯「…これってさ………、一年は経ってるよね……」
憂「う、うん……大体そのぐらいだと思うけど……」
唯「一年間身動きが取れない状態で意識は覚醒ってどんな気分なの…?」
憂「……想像もできないよね…辛すぎるよ……」
唯「背中痒くなったらどうすんだろう……」
憂「や、やめて……こっちまで辛く……」
唯「足元からムカデが張ってきたりして」
憂「ひぁぁぁぁああぁぁああ!!!」
140: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:38:59.20 ID:pka7ZHR60
ジージョの家!3年後!
唯「いやぁジージョもすっかり大きくなって…」
空から魔物が現れた!
唯「!?」
憂「!?」
奥さん「……!ジージョ!こっちへ!」
魔物「おっとそのガキだ。そのガキを寄越しな!」
魔物はジージョを奪い取った!
奥さん「や、やめて!ジージョだけは!」
魔物はジージョを抱えて飛び去ってしまった!
憂「……」
唯「……」
憂「……石像の効果抜群だったね…」
唯「……うん…」
唯「いやぁジージョもすっかり大きくなって…」
空から魔物が現れた!
唯「!?」
憂「!?」
奥さん「……!ジージョ!こっちへ!」
魔物「おっとそのガキだ。そのガキを寄越しな!」
魔物はジージョを奪い取った!
奥さん「や、やめて!ジージョだけは!」
魔物はジージョを抱えて飛び去ってしまった!
憂「……」
唯「……」
憂「……石像の効果抜群だったね…」
唯「……うん…」
143: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:40:20.68 ID:pka7ZHR60
ジージョの家!
春が来た!
唯「……」
憂「……」
夏が来た!
唯「……」
憂「……」
秋が来た!
唯「……」
憂「……」
冬が来た!
唯「……おでん食べたい…」
憂「………私も思った…」
春が来た!
唯「……」
憂「……」
夏が来た!
唯「……」
憂「……」
秋が来た!
唯「……」
憂「……」
冬が来た!
唯「……おでん食べたい…」
憂「………私も思った…」
144: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:41:23.95 ID:pka7ZHR60
ジージョの家
さらに幾数年の時が流れた!
唯「はふはふ…」
憂「ふーふー…はふはふ…」
唯「はふはふ……あ、サンチョ……」
憂「え……?あ、ほんとだ……もぐもぐ…」
さらに幾数年の時が流れた!
唯「はふはふ…」
憂「ふーふー…はふはふ…」
唯「はふはふ……あ、サンチョ……」
憂「え……?あ、ほんとだ……もぐもぐ…」
145: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:42:04.87 ID:pka7ZHR60
唯「あれ?サンチョの後ろにいるのって……」
憂「え?まさか……」
サンチョ「立派な石像ですな。どうでしょうご主人。ぜひ私達に譲ってはいただけないでしょうか?」
主人「ふん!そんな縁起の悪い石像タダでくれてやる!」
サンチョ「おぉそうですか!ではありがたく……それではういさま!あれを!」
うい「はい!サンチョおじさん。ストロスの杖を使うのね!」
唯、憂「『やっぱりういだ!』」
憂「え?まさか……」
サンチョ「立派な石像ですな。どうでしょうご主人。ぜひ私達に譲ってはいただけないでしょうか?」
主人「ふん!そんな縁起の悪い石像タダでくれてやる!」
サンチョ「おぉそうですか!ではありがたく……それではういさま!あれを!」
うい「はい!サンチョおじさん。ストロスの杖を使うのね!」
唯、憂「『やっぱりういだ!』」
147: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:43:22.32 ID:pka7ZHR60
哀れサンチョ!
ういはストロスの杖をかざした!
聖なる光がゆいを包みこむ!
なんとゆいの石化が解けた!
サンチョ「やっぱりゆい王だったのですね!わかりますか!?サンチョです!おぼえてらっしゃいますか!?」
唯「…………」→いいえ ピッ
サンチョ「おぉ坊ちゃん…やはり長年の石化でだいぶ疲れが……」
憂「お、お姉ちゃん……大丈夫……?」
唯「やってみたかっただけだから!忘れてないから!そんな目で見ないで!」
ういはストロスの杖をかざした!
聖なる光がゆいを包みこむ!
なんとゆいの石化が解けた!
サンチョ「やっぱりゆい王だったのですね!わかりますか!?サンチョです!おぼえてらっしゃいますか!?」
唯「…………」→いいえ ピッ
サンチョ「おぉ坊ちゃん…やはり長年の石化でだいぶ疲れが……」
憂「お、お姉ちゃん……大丈夫……?」
唯「やってみたかっただけだから!忘れてないから!そんな目で見ないで!」
149: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:48:05.63 ID:kdwcucrA0
サンチョ「さぁぼっちゃん達!お父さんですぞ!」
唯「……ドキドキ」
憂「……ドキドキ」
ゆい「はじめましてお父さん。私ういです。この名前はお父さんがつけてくれたってきいて」
ひらさわ「ぼく……」
ゆい「(ちょっと…まだ私の…)」
ひらさわ「ぼく、ぼくっ…ぼくッ!お父さんのこと!いっぱい!いっぱいさがしたんだよ!」
ゆい「(ひらさわ…)」
ひらさわ「いっぱ……いっぱいっ、さがし…っ、さみしかっ……、おとぉさん………おとぉさん、おとぉさぁぁあ!」
ゆい「うっうっっう……わ、わたしも……いっぱい、いっぱい、うぅぅうわぁぁぁぁん!!」
ひらさわ ゆい「『逢いたかったよぉ!おとぉさぁぁぁぁあ!!!』」
唯「……ドキドキ」
憂「……ドキドキ」
ゆい「はじめましてお父さん。私ういです。この名前はお父さんがつけてくれたってきいて」
ひらさわ「ぼく……」
ゆい「(ちょっと…まだ私の…)」
ひらさわ「ぼく、ぼくっ…ぼくッ!お父さんのこと!いっぱい!いっぱいさがしたんだよ!」
ゆい「(ひらさわ…)」
ひらさわ「いっぱ……いっぱいっ、さがし…っ、さみしかっ……、おとぉさん………おとぉさん、おとぉさぁぁあ!」
ゆい「うっうっっう……わ、わたしも……いっぱい、いっぱい、うぅぅうわぁぁぁぁん!!」
ひらさわ ゆい「『逢いたかったよぉ!おとぉさぁぁぁぁあ!!!』」
150: おサルさん嫌になる ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:48:50.50 ID:kdwcucrA0
唯「……うっっうっ!グスッ……」
憂「ヒック……ヒック……も、もうだめ……」
唯「う、うい……こっちきて……」
憂「……うん…」
唯「抱きしめていい…………?」
憂「……うん…………ヒック……私も……」ダキッ
唯「ドラクエ5…私は忘れないよ…この名作を…」
憂「私もだよ…」
20分後!
唯「子供達、ステータス的にはなかなかだね…」
憂「そうだね。レベルは低いけど育てがいがあるよ!」
唯「……うん。…………あのさ…うい……?」
憂「ん?なに?お姉ちゃん」
唯「そろそろ抱きつくのやめてくれない……?」
憂「ヒック……ヒック……も、もうだめ……」
唯「う、うい……こっちきて……」
憂「……うん…」
唯「抱きしめていい…………?」
憂「……うん…………ヒック……私も……」ダキッ
唯「ドラクエ5…私は忘れないよ…この名作を…」
憂「私もだよ…」
20分後!
唯「子供達、ステータス的にはなかなかだね…」
憂「そうだね。レベルは低いけど育てがいがあるよ!」
唯「……うん。…………あのさ…うい……?」
憂「ん?なに?お姉ちゃん」
唯「そろそろ抱きつくのやめてくれない……?」
151: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:49:38.08 ID:kdwcucrA0
唯「パーティーどうしよっか」
憂「うーん…」
唯「子供達は絶対に入れるよね」
憂「うん。それは確定だよ。もう絶対に親元を離れさせないよ!」
唯「じゃあもう一枠かぁ……ビビンバ?」
憂「エースに近いしね。そこでダニーとか言わないでちょっと安心したよ…」
唯「なに?入れていいの?」
憂「棺桶になら」
結局パーティーはこうなりました!
ゆい ひらさわ うい ビビンバ
憂「うーん…」
唯「子供達は絶対に入れるよね」
憂「うん。それは確定だよ。もう絶対に親元を離れさせないよ!」
唯「じゃあもう一枠かぁ……ビビンバ?」
憂「エースに近いしね。そこでダニーとか言わないでちょっと安心したよ…」
唯「なに?入れていいの?」
憂「棺桶になら」
結局パーティーはこうなりました!
ゆい ひらさわ うい ビビンバ
152: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:50:28.16 ID:kdwcucrA0
差別よくない!
唯「ひらさわは天空の剣装備できるらしいよ」
憂「あぁーやっぱりビアンカちゃんが勇者の血統だったんだね」
唯「でもそれだったらういも装備できておかしくないわけじゃない?」
憂「まぁ双子だから、おかしくはないよね」
唯「こういうところで兄弟に差が出ちゃ駄目だよ。兄妹だから余計に比べられちゃうでしょ?」
憂「ま、まぁそうだねぇ…」
唯「片方ができるのに片方はできないとかね、きっとういも装備できないことでコンプレックスとか抱えるよ?」
憂「……お、お姉ちゃん…?」
唯「兄妹だからこれからずっと言われ続けるんだろうね。片方は優秀なのに…とかさ。ういの気持ちも考えずにね?」
憂「…………」
唯「これだから嫌なんだよ。……ま、別にそこまで文句があるってわけじゃないけどね……別にゲームだし……」
憂「…………うん…」
唯「………………うん」
唯「ひらさわは天空の剣装備できるらしいよ」
憂「あぁーやっぱりビアンカちゃんが勇者の血統だったんだね」
唯「でもそれだったらういも装備できておかしくないわけじゃない?」
憂「まぁ双子だから、おかしくはないよね」
唯「こういうところで兄弟に差が出ちゃ駄目だよ。兄妹だから余計に比べられちゃうでしょ?」
憂「ま、まぁそうだねぇ…」
唯「片方ができるのに片方はできないとかね、きっとういも装備できないことでコンプレックスとか抱えるよ?」
憂「……お、お姉ちゃん…?」
唯「兄妹だからこれからずっと言われ続けるんだろうね。片方は優秀なのに…とかさ。ういの気持ちも考えずにね?」
憂「…………」
唯「これだから嫌なんだよ。……ま、別にそこまで文句があるってわけじゃないけどね……別にゲームだし……」
憂「…………うん…」
唯「………………うん」
154: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:51:50.55 ID:kdwcucrA0
ラインハット!
唯「正直ね……」
憂「うん」
唯「この国にはなるべく来たくないんだ…」
憂「…どうして?」
唯「逆恨みかもしれないけど、お父さんのこと考えると……つい…ね」
憂「お姉ちゃん……」
5分後!
唯「ヘンリーだよ!ヘンリー!なっつかしいねぇ!」
憂「…………」
唯「正直ね……」
憂「うん」
唯「この国にはなるべく来たくないんだ…」
憂「…どうして?」
唯「逆恨みかもしれないけど、お父さんのこと考えると……つい…ね」
憂「お姉ちゃん……」
5分後!
唯「ヘンリーだよ!ヘンリー!なっつかしいねぇ!」
憂「…………」
156: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:52:46.82 ID:kdwcucrA0
コリンズの部屋!
ひらさわ、うい「おとうさーーん!」
ひらさわ「コリンズ君がね!子分になりたかったら宝箱の中身とってこいって!でもコリンズ君いないんだよ!」
唯「あははっ!もうっ!おばかなんだから!」
憂「可愛らしいね!」
唯「お父さんにまかせんしゃい!にひひ!………コリンズ君はねぇ、ここに居るんだよ!イスの下!」
ひらさわ「お父さんすごい!どうしてわかったの!?」
唯「にっひひ!でも落ち込むことないよ!お父さんも若い頃ちょっち苦労したことあるから!」
憂「でもあの時ゆい6歳だったよね!」
唯「あ、そっか!ごめんね!やっぱりおばかだよ!あはは!」
ひらさわ、うい「おとうさーーん!」
ひらさわ「コリンズ君がね!子分になりたかったら宝箱の中身とってこいって!でもコリンズ君いないんだよ!」
唯「あははっ!もうっ!おばかなんだから!」
憂「可愛らしいね!」
唯「お父さんにまかせんしゃい!にひひ!………コリンズ君はねぇ、ここに居るんだよ!イスの下!」
ひらさわ「お父さんすごい!どうしてわかったの!?」
唯「にっひひ!でも落ち込むことないよ!お父さんも若い頃ちょっち苦労したことあるから!」
憂「でもあの時ゆい6歳だったよね!」
唯「あ、そっか!ごめんね!やっぱりおばかだよ!あはは!」
159: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:54:37.72 ID:kdwcucrA0
エルヘブンだよ!全員集合!
唯「……うぅぅ」
憂「……」
唯「……うぅぅぅぅぅ」
憂「……」
唯「……だ、駄目?」
憂「だめ」
唯「……うぅぅぅぅうううう!」
憂「…………」
唯「いいじゃん!買っても!」
憂「駄目だよ!誘惑の剣9800Gだよ!?銀の胸当て二つ買ったほうが効率がいいでしょう!?」
唯「ここは攻撃力上げたほうがいいの!」
憂「後ろの棺桶二つ見てどうしてそんな事言えるの!?防御力の方が大事だよ!」
唯「……うぅぅ」
憂「……」
唯「……うぅぅぅぅぅ」
憂「……」
唯「……だ、駄目?」
憂「だめ」
唯「……うぅぅぅぅうううう!」
憂「…………」
唯「いいじゃん!買っても!」
憂「駄目だよ!誘惑の剣9800Gだよ!?銀の胸当て二つ買ったほうが効率がいいでしょう!?」
唯「ここは攻撃力上げたほうがいいの!」
憂「後ろの棺桶二つ見てどうしてそんな事言えるの!?防御力の方が大事だよ!」
160: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:55:39.46 ID:kdwcucrA0
たんさく!
憂「……」スタスタスタ
唯「……」
憂「……」スタスタスタ
唯「……」
憂「…よし次どこいこっか……」
唯「……あれ?裏側の階段は?」
憂「……え?」
唯「まだ行ってないところあるよ?」
憂「うそ……?どこ?」
唯「こっちこっち」スタスタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタスタ ガチャ パカッ
魔法の絨毯を手に入れた!
憂「……」スタスタスタ
唯「……」
憂「……」スタスタスタ
唯「……」
憂「…よし次どこいこっか……」
唯「……あれ?裏側の階段は?」
憂「……え?」
唯「まだ行ってないところあるよ?」
憂「うそ……?どこ?」
唯「こっちこっち」スタスタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタスタ ガチャ パカッ
魔法の絨毯を手に入れた!
163: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 02:57:28.63 ID:kdwcucrA0
憂「……あ、ほんとだ…」
唯「え?もしかして本当に気づいてなかった…?」
憂「え、?いや、普通にながら探索だから……一旦別の町行ったら直ぐ戻って見つけてたよ…」
唯「絶対気づいてなかったでしょ?さっきの表情。 あ!って顔してたし」
憂「してないし」
唯「してたじゃん」
憂「してないよ!何言ってるの!もうトイレ!」バタバタ ガチャン!
唯「…まったく…」
ピリリリリリ
唯「……あ」
唯「え?もしかして本当に気づいてなかった…?」
憂「え、?いや、普通にながら探索だから……一旦別の町行ったら直ぐ戻って見つけてたよ…」
唯「絶対気づいてなかったでしょ?さっきの表情。 あ!って顔してたし」
憂「してないし」
唯「してたじゃん」
憂「してないよ!何言ってるの!もうトイレ!」バタバタ ガチャン!
唯「…まったく…」
ピリリリリリ
唯「……あ」
164: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:00:35.19 ID:kdwcucrA0
5分後!
唯「へえぇぇーさっきのには気づいてたんだぁ…じゃあ当然もう一つ隠し小部屋がある事も気づいてるんだよねぇ?」
憂「もちろん……とっくに気づいてるよ…?」
唯「嘘だよおばか」
憂「っ!……なんでそういう人を騙す様なこと言うの!?」
唯「憂だってしったかぶりしたじゃん!」
憂「知ったかより性質悪いでしょ!?インパスからぜんっぜん進歩してないじゃない!……あと知ったかじゃないよ!」
唯「絶対知ったかぶりでしょ!そんな小部屋知らないくせに!あとインパスはお互い様でしょ!?」
憂「いいよ!ちょっとコントローラー貸してよ!」
唯「いいよ!ほら!どこにあるの!?その隠し小部屋とやらに行ってみてよ!はやくいきなよ!なにしてるの!?ほらはやくいき…」
憂「だまってて!」
唯「へえぇぇーさっきのには気づいてたんだぁ…じゃあ当然もう一つ隠し小部屋がある事も気づいてるんだよねぇ?」
憂「もちろん……とっくに気づいてるよ…?」
唯「嘘だよおばか」
憂「っ!……なんでそういう人を騙す様なこと言うの!?」
唯「憂だってしったかぶりしたじゃん!」
憂「知ったかより性質悪いでしょ!?インパスからぜんっぜん進歩してないじゃない!……あと知ったかじゃないよ!」
唯「絶対知ったかぶりでしょ!そんな小部屋知らないくせに!あとインパスはお互い様でしょ!?」
憂「いいよ!ちょっとコントローラー貸してよ!」
唯「いいよ!ほら!どこにあるの!?その隠し小部屋とやらに行ってみてよ!はやくいきなよ!なにしてるの!?ほらはやくいき…」
憂「だまってて!」
165: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:01:18.43 ID:kdwcucrA0
唯「ニヤニヤ」
憂「……」スタスタスタスタ
唯「ニヤニヤ」
憂「……」ウロウロウロウロウロウロ……ウロウロウロウロ
唯「そこ通るの二回目だけど?」
憂「知ってるよ!」
憂「……」スタスタスタスタ
唯「ニヤニヤ」
憂「……」ウロウロウロウロウロウロ……ウロウロウロウロ
唯「そこ通るの二回目だけど?」
憂「知ってるよ!」
167: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:02:10.58 ID:kdwcucrA0
憂「……」ウロウロ
唯「……」
憂「(………あれ?階段の裏……)」スタスタスタ
唯「……」
憂「……あ!扉!」スタスタスタスタスタスタガチャ
唯「………………」
憂「…ほ、ほら!!言ったでしょ!?あったよ!隠し小部屋!」
唯「そうだね」
憂「ほらほら!見てよ!小部屋!小部屋!本当に気づいてたんだから!しったかじゃないよ!」
唯「うん」
憂「ほら!ほら!ね!私気づいてたんだよ!?本当に!だってそうでしょ?今現在見つけてるって事は前も知ってたってことでしょ!?」
唯「一理あるね」
憂「一理もなにも全理あるよ!ほら!負けを認めてよ!正座してよ!私をしったか扱いしたこと謝ってよ!それから憂さまって言ってよ!」
唯「出てきていいよ」
梓「…………」ガチャ
憂「!?」
唯「……」
憂「(………あれ?階段の裏……)」スタスタスタ
唯「……」
憂「……あ!扉!」スタスタスタスタスタスタガチャ
唯「………………」
憂「…ほ、ほら!!言ったでしょ!?あったよ!隠し小部屋!」
唯「そうだね」
憂「ほらほら!見てよ!小部屋!小部屋!本当に気づいてたんだから!しったかじゃないよ!」
唯「うん」
憂「ほら!ほら!ね!私気づいてたんだよ!?本当に!だってそうでしょ?今現在見つけてるって事は前も知ってたってことでしょ!?」
唯「一理あるね」
憂「一理もなにも全理あるよ!ほら!負けを認めてよ!正座してよ!私をしったか扱いしたこと謝ってよ!それから憂さまって言ってよ!」
唯「出てきていいよ」
梓「…………」ガチャ
憂「!?」
169: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:03:53.58 ID:kdwcucrA0
憂「ど、ど、どうして梓ちゃんが……え……なんで戸棚に…?」
梓「…ご、ごめん憂……。さっき憂がトイレ行ってる時に尋ねて来たら……唯先輩が……」
憂「お姉ちゃんが!?」
梓「…………『隠し小部屋に発狂する憂が見れるよ』って…」
唯「…………ぷふっ……あっはっはは……あっはっは!もうだめだぁぁぁあ!耐えられない!あっはっははははうっひひひひ!」
梓、憂「…………」
唯「こ、ここまで面白く動いてくれるなんて!あっひゃひゃひゃ!あっはっは!う、ういさまってあはは!誰が呼ぶか!あはは!」
梓、憂「…………」
唯「こ、小部屋見つけたときの顔!あっははっはは!もうだめぇ腹が!よじれる!あははははは!」
梓、憂「…………」
梓「…ご、ごめん憂……。さっき憂がトイレ行ってる時に尋ねて来たら……唯先輩が……」
憂「お姉ちゃんが!?」
梓「…………『隠し小部屋に発狂する憂が見れるよ』って…」
唯「…………ぷふっ……あっはっはは……あっはっは!もうだめだぁぁぁあ!耐えられない!あっはっははははうっひひひひ!」
梓、憂「…………」
唯「こ、ここまで面白く動いてくれるなんて!あっひゃひゃひゃ!あっはっは!う、ういさまってあはは!誰が呼ぶか!あはは!」
梓、憂「…………」
唯「こ、小部屋見つけたときの顔!あっははっはは!もうだめぇ腹が!よじれる!あははははは!」
梓、憂「…………」
170: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:04:43.84 ID:kdwcucrA0
20分後!
唯「……い、インパスオブジョイトイだよ…」
憂「あっはっはっは!見て!梓ちゃん!あれ私が考えたんだよ!おかしいよね!あっはっは!」
梓「……あ、あはは…」
唯「…………次は…?」
憂「伝説の剣よ手中にと宝箱の周り回転とサルの知能テストの話を全部自分で話して」
唯「…………」
梓「(……こっちも辛い…)」
唯「……い、インパスオブジョイトイだよ…」
憂「あっはっはっは!見て!梓ちゃん!あれ私が考えたんだよ!おかしいよね!あっはっは!」
梓「……あ、あはは…」
唯「…………次は…?」
憂「伝説の剣よ手中にと宝箱の周り回転とサルの知能テストの話を全部自分で話して」
唯「…………」
梓「(……こっちも辛い…)」
171: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:05:39.21 ID:kdwcucrA0
サラボナ!
唯「ルドマンさんにつぼの色が変化してたことを報告すればいいんだよね?」
梓「はい。報告したら壷が割れて中からちっちゃいモンスターが出て戦うことになりますよ」
唯「へぇー楽しみだね!憂早く報告しよ!」
憂「うん、ちょっとまってね」
10分後!サラボナの塔!
唯「あ、壷が割れるよ!」
憂「すっごい震えてるね…」
唯「うひゃぁ!すごい爆発!」
憂「あ、中から何か飛び出した!」
梓「……」
唯「……え?」
憂「…あれ?」
唯「ルドマンさんにつぼの色が変化してたことを報告すればいいんだよね?」
梓「はい。報告したら壷が割れて中からちっちゃいモンスターが出て戦うことになりますよ」
唯「へぇー楽しみだね!憂早く報告しよ!」
憂「うん、ちょっとまってね」
10分後!サラボナの塔!
唯「あ、壷が割れるよ!」
憂「すっごい震えてるね…」
唯「うひゃぁ!すごい爆発!」
憂「あ、中から何か飛び出した!」
梓「……」
唯「……え?」
憂「…あれ?」
173: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:06:30.88 ID:kdwcucrA0
デデーン!ブオーーーーン
唯「……」
憂「……」
ドス…ドス…ドス…
唯「……」
憂「……」
ドス…ドス…ドス…
唯「……」
憂「……」
ブオーン「ブウウーイッ!まったく よく寝たわい」
唯、憂「『か、』」
唯、憂「『かわいぃいいいぃぃぃいぃ!!』」
梓「(……予想外…)」
唯「……」
憂「……」
ドス…ドス…ドス…
唯「……」
憂「……」
ドス…ドス…ドス…
唯「……」
憂「……」
ブオーン「ブウウーイッ!まったく よく寝たわい」
唯、憂「『か、』」
唯、憂「『かわいぃいいいぃぃぃいぃ!!』」
梓「(……予想外…)」
174: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:07:31.31 ID:kdwcucrA0
唯「仲間に欲しいよぉ!」
憂「うんうん!すっごいかわいい!ブウウーイッだって!」
唯「なんくるねぇ!なんくるねぇ!すごいかわいいよ!」
憂「倒すのが忍びないよ!ずっと見てたい!」
唯「うんうん!私もずっと見てたいよ!」
梓「ずっと見れますよ……たぶんあと10回は…」
唯、憂「『え…?』」
1時間後!
唯「ブオーン大っ嫌い!」
憂「私もだよお姉ちゃん!ほんっと強すぎ!」
憂「うんうん!すっごいかわいい!ブウウーイッだって!」
唯「なんくるねぇ!なんくるねぇ!すごいかわいいよ!」
憂「倒すのが忍びないよ!ずっと見てたい!」
唯「うんうん!私もずっと見てたいよ!」
梓「ずっと見れますよ……たぶんあと10回は…」
唯、憂「『え…?』」
1時間後!
唯「ブオーン大っ嫌い!」
憂「私もだよお姉ちゃん!ほんっと強すぎ!」
175: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:08:12.41 ID:kdwcucrA0
さらに1時間後!
唯「もう無理だよぉ……強すぎるよ……激しい炎……」
憂「これは……流石に無理だね…レベル上げよっか……?」
梓「……レベルを上げて圧勝してもつまらないよ憂。今ある手持ちで戦うから面白いんだよ!」
唯「あずにゃん…」
憂「そ、そんなこといっても…流石にこの戦力じゃ……」
梓「うんうん。今のパーティーでも十分勝てるよ!」
唯「本当に!?」
憂「で、でもひらさわとゆいまだLv12だよ!?」
梓「あ、その二人はベンチ」
唯「もう無理だよぉ……強すぎるよ……激しい炎……」
憂「これは……流石に無理だね…レベル上げよっか……?」
梓「……レベルを上げて圧勝してもつまらないよ憂。今ある手持ちで戦うから面白いんだよ!」
唯「あずにゃん…」
憂「そ、そんなこといっても…流石にこの戦力じゃ……」
梓「うんうん。今のパーティーでも十分勝てるよ!」
唯「本当に!?」
憂「で、でもひらさわとゆいまだLv12だよ!?」
梓「あ、その二人はベンチ」
177: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:08:53.70 ID:kdwcucrA0
23回目のブオーン戦!
唯「(あずにゃん……)」
憂「(がんばって…)」
梓「…………」ピッピッ
キングスのフバーハ!
ブオーンのはげしい炎!
フバーハがダメージを減少させた!
唯「おぉ!すっごい減ってる!」
憂「このためにキングスを入れたんだね!?」
梓「あと人数分のドラゴンメイルもね…あれ耐性持ってるから。そして」
キングスはファイト一発をゆいに与えた!
ブオーンはスカラを唱えた!
ブオーンはスカラを唱えた!
サーラは天空の剣を使った!ブオーンにかかってる魔法が解けた!
ゆいの攻撃!ブオーンに210のダメージ!
唯、憂「『おおおおおおおぉぉぉ!』」
唯「(あずにゃん……)」
憂「(がんばって…)」
梓「…………」ピッピッ
キングスのフバーハ!
ブオーンのはげしい炎!
フバーハがダメージを減少させた!
唯「おぉ!すっごい減ってる!」
憂「このためにキングスを入れたんだね!?」
梓「あと人数分のドラゴンメイルもね…あれ耐性持ってるから。そして」
キングスはファイト一発をゆいに与えた!
ブオーンはスカラを唱えた!
ブオーンはスカラを唱えた!
サーラは天空の剣を使った!ブオーンにかかってる魔法が解けた!
ゆいの攻撃!ブオーンに210のダメージ!
唯、憂「『おおおおおおおぉぉぉ!』」
180: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:13:16.76 ID:/stp2sQ+0
梓「あとは稲妻に気をつけつつ、全員にファイト一発を飲ませたらゆいは回復役に回って、ピンチになったら世界樹のしずくと葉を使う」
唯「え……?で、でもここで使ったら……もったいないかなぁ…って…」
憂「う、うん……今まで一度も使ったこと無いよね……」
梓「そんな事言ってられないよ。あと祈りの指輪とメガザルコンボもね。」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「『(…………なんかオタクっぽいなぁ…)』」
10分後!ブオーン撃破!
唯「すごい……本当に倒しちゃった…」
憂「見事だったね……特にメガザルコンボ……あんなの思いつかなかったよ…」
唯「5回ぐらいメガザル使ってたよね……」
梓「まあ、こんな感じですよ!どうですか!?これが効率的に戦うって事です!」
唯「……う、うん。すごかったよ……」
憂「ほ、本当に…ね……。」
梓「ちょ、ちょっと!何で若干引いてるんですか!?」
唯「え……?で、でもここで使ったら……もったいないかなぁ…って…」
憂「う、うん……今まで一度も使ったこと無いよね……」
梓「そんな事言ってられないよ。あと祈りの指輪とメガザルコンボもね。」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「『(…………なんかオタクっぽいなぁ…)』」
10分後!ブオーン撃破!
唯「すごい……本当に倒しちゃった…」
憂「見事だったね……特にメガザルコンボ……あんなの思いつかなかったよ…」
唯「5回ぐらいメガザル使ってたよね……」
梓「まあ、こんな感じですよ!どうですか!?これが効率的に戦うって事です!」
唯「……う、うん。すごかったよ……」
憂「ほ、本当に…ね……。」
梓「ちょ、ちょっと!何で若干引いてるんですか!?」
181: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:14:10.11 ID:/stp2sQ+0
1時間後!天空の塔!
唯「結局あずにゃん怒って帰っちゃったね……」
憂「うん……。別に引いてなかったのにね……」
唯「引いてたでしょ…」
憂「……」
唯「で、この天空の塔は一体どこまで高ければ気が済むの?」
唯「結局あずにゃん怒って帰っちゃったね……」
憂「うん……。別に引いてなかったのにね……」
唯「引いてたでしょ…」
憂「……」
唯「で、この天空の塔は一体どこまで高ければ気が済むの?」
182: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:15:05.31 ID:/stp2sQ+0
天空の塔!7階!
唯「やっと手に入れたよ!マグマの杖!」
憂「意外に高くなかったね。もうちょっと続くかと思っちゃった」
唯「いやいや中々敵が強くて苦労したよ。でもその分子供達のレベルあがったからね」
憂「ひらさわの攻撃力は侮れないよ……天空の剣装備してるからね」
唯「いやぁこの時点で最強の武器を装備できるなんて節約な子だねぇ…」
憂「そうだねぇ……」
唯「あれ……?」
憂「あれ……?」
唯「何か忘れてない…?」
憂「だよね……なんだろう……?」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「『あ、!』」
唯、憂「『テルパドールの天空のかぶと!』」
唯「やっと手に入れたよ!マグマの杖!」
憂「意外に高くなかったね。もうちょっと続くかと思っちゃった」
唯「いやいや中々敵が強くて苦労したよ。でもその分子供達のレベルあがったからね」
憂「ひらさわの攻撃力は侮れないよ……天空の剣装備してるからね」
唯「いやぁこの時点で最強の武器を装備できるなんて節約な子だねぇ…」
憂「そうだねぇ……」
唯「あれ……?」
憂「あれ……?」
唯「何か忘れてない…?」
憂「だよね……なんだろう……?」
唯「……」
憂「……」
唯、憂「『あ、!』」
唯、憂「『テルパドールの天空のかぶと!』」
184: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:15:45.61 ID:/stp2sQ+0
テルパドール!
女王「それではひらさわ これを頭に…」
唯「……」
憂「……」
ひらさわはかぶとを装備してみた!
なんとぴったりはまった!
女王「まさしく勇者……そのかぶとが証明ですわ……」
唯「……」
憂「……」
ひらさわ「僕勇者なんだって!おとうさん!」
憂「……」
唯「……」
憂「……お姉ちゃんあまりうれしそうじゃないね…」
唯「……べつに?何言ってるの…?」
女王「それではひらさわ これを頭に…」
唯「……」
憂「……」
ひらさわはかぶとを装備してみた!
なんとぴったりはまった!
女王「まさしく勇者……そのかぶとが証明ですわ……」
唯「……」
憂「……」
ひらさわ「僕勇者なんだって!おとうさん!」
憂「……」
唯「……」
憂「……お姉ちゃんあまりうれしそうじゃないね…」
唯「……べつに?何言ってるの…?」
186: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:16:51.14 ID:/stp2sQ+0
3時間後!天空城!
唯「やっと天空城まで来たよ……」
憂「お姉ちゃんがトロッコに夢中になりすぎるから…」
唯「だって、ちょっと楽しかったんだもん……」
憂「普通2,3回乗ったら飽きるでしょ…?」
唯「うるさいな!憂だって最初は興奮してたじゃない!」
憂「してないよ!ただ視点が変わるのが新鮮だなぁって思っただけで」
唯「『見てお姉ちゃん!ジェットコースターみたい!きゃっきゃ!』」
憂「やめてよ!」
唯「やっと天空城まで来たよ……」
憂「お姉ちゃんがトロッコに夢中になりすぎるから…」
唯「だって、ちょっと楽しかったんだもん……」
憂「普通2,3回乗ったら飽きるでしょ…?」
唯「うるさいな!憂だって最初は興奮してたじゃない!」
憂「してないよ!ただ視点が変わるのが新鮮だなぁって思っただけで」
唯「『見てお姉ちゃん!ジェットコースターみたい!きゃっきゃ!』」
憂「やめてよ!」
188: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:17:44.35 ID:/stp2sQ+0
唯「それにしても」
憂「プサンさんだよねぇ……」
唯「トロッコから降りられなくて20年間周り続けたって聞いた時は流石にどうかと思ったよ…」
憂「本当だよねぇ……20年間も周り続ける動力源なんてちょっと信じられないよね…」
唯「…そういうことじゃないでしょ……。どこかずれてるんだよ……憂は…」
憂「プサンさんだよねぇ……」
唯「トロッコから降りられなくて20年間周り続けたって聞いた時は流石にどうかと思ったよ…」
憂「本当だよねぇ……20年間も周り続ける動力源なんてちょっと信じられないよね…」
唯「…そういうことじゃないでしょ……。どこかずれてるんだよ……憂は…」
189: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:19:08.04 ID:/stp2sQ+0
プサン!心眼開眼!
プサン「沈んだ天空城をまた空に戻すにはゴールドオーブが必要なのです。」
唯「おぉ!ここでゴールドオーブが出てくるんだね!」
憂「伏線がうまいよね。小説見てるみたい!」
プサン「それではゴールドオーブの場所を探してみましょう」
唯「あれ……?そういえばゴールドオーブってどうなったっけ……?」
憂「えっと……どうだっけ……?」
プサン「見えますよ。過去の映像が……どうやら天空城から落ちたゴールドオーブは……下界の……寂れた城に落ちたようです……」
唯「あぁレヌール城のことだね!」
憂「あ、そっか!そこで見つけたんだよね!」
プサン「そこで二人組の子供が拾って…………」
唯「ゆいとビアンカちゃんのことだね!へへ!」
憂「だから空から落ちてきたんだねぇ」
プサン「その後……廃墟のような砦で……」
唯「そうそう!ヘンリーちゃんが攫われてね」
憂「あったあった!」
プサン「沈んだ天空城をまた空に戻すにはゴールドオーブが必要なのです。」
唯「おぉ!ここでゴールドオーブが出てくるんだね!」
憂「伏線がうまいよね。小説見てるみたい!」
プサン「それではゴールドオーブの場所を探してみましょう」
唯「あれ……?そういえばゴールドオーブってどうなったっけ……?」
憂「えっと……どうだっけ……?」
プサン「見えますよ。過去の映像が……どうやら天空城から落ちたゴールドオーブは……下界の……寂れた城に落ちたようです……」
唯「あぁレヌール城のことだね!」
憂「あ、そっか!そこで見つけたんだよね!」
プサン「そこで二人組の子供が拾って…………」
唯「ゆいとビアンカちゃんのことだね!へへ!」
憂「だから空から落ちてきたんだねぇ」
プサン「その後……廃墟のような砦で……」
唯「そうそう!ヘンリーちゃんが攫われてね」
憂「あったあった!」
193: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:20:27.88 ID:/stp2sQ+0
プサン「モンスターが現れて…………むむむ……」
唯「(……あれ?)」
憂「(……えっと……たしかその後)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ゲマ「ほっほっほ。これはこれは……もしやと思いましたがまさかゴールドオーブですか……」
ゲマ「このようなものはですね。存在してはいけないんですよ……」
ゲマ「……だから…………はっ!」
なんとゲマはゴールドオーブを砕いてしまった!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯、憂「『ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁあ!!』」
唯「ど、どうしよう!?ゲマに壊されてるよ!ゴールドオーブ!」
憂「お父さんが死んだことに気をとられ過ぎてて、全く覚えて無かったよ!」
唯「どうすんの!?天空城飛ばないよ!?もしかして詰み!?あの時点でゴールドオーブ預けなきゃいけなかったの?」
憂「そ、そんな理不尽な……。だ、大丈夫だよ!プサンさんがもう一度ゴールドオーブ作ってくれるよ!」
プサン「……作ったのは私じゃないんです……。ゴールドオーブが無ければ……二度と天空城は……」
唯、憂「『プサン使えないぃぃ!』」
唯「(……あれ?)」
憂「(……えっと……たしかその後)」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ゲマ「ほっほっほ。これはこれは……もしやと思いましたがまさかゴールドオーブですか……」
ゲマ「このようなものはですね。存在してはいけないんですよ……」
ゲマ「……だから…………はっ!」
なんとゲマはゴールドオーブを砕いてしまった!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
唯、憂「『ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああぁあ!!』」
唯「ど、どうしよう!?ゲマに壊されてるよ!ゴールドオーブ!」
憂「お父さんが死んだことに気をとられ過ぎてて、全く覚えて無かったよ!」
唯「どうすんの!?天空城飛ばないよ!?もしかして詰み!?あの時点でゴールドオーブ預けなきゃいけなかったの?」
憂「そ、そんな理不尽な……。だ、大丈夫だよ!プサンさんがもう一度ゴールドオーブ作ってくれるよ!」
プサン「……作ったのは私じゃないんです……。ゴールドオーブが無ければ……二度と天空城は……」
唯、憂「『プサン使えないぃぃ!』」
197: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:21:37.34 ID:/stp2sQ+0
プサン「あ、待ってください!……もともとゴールドオーブは妖精達の祖先が作ったものなのです。だから頼み込めば作ってもらえるかもしれません。」
唯「そ、それを先に言ってよ!本当にプサンなんだから!」
憂「本当だよ!先に言ってくれればいいのに!プサン!」
プサン「この世界のどこかに妖精の国へ続く森があるといいます。そこからいけるはずです。」
唯「あんたが行ってきてよね!プサン!」
憂「すぐ持って帰ってきてね!プサン!」
20分後!妖精の森!
唯「……まぁ結局自分達で行かなきゃ行けないことはわかってたんだけどね……」
憂「……壊したのも私達のせいだしね……仕方ないよ…」
唯「そ、それを先に言ってよ!本当にプサンなんだから!」
憂「本当だよ!先に言ってくれればいいのに!プサン!」
プサン「この世界のどこかに妖精の国へ続く森があるといいます。そこからいけるはずです。」
唯「あんたが行ってきてよね!プサン!」
憂「すぐ持って帰ってきてね!プサン!」
20分後!妖精の森!
唯「……まぁ結局自分達で行かなきゃ行けないことはわかってたんだけどね……」
憂「……壊したのも私達のせいだしね……仕方ないよ…」
198: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:22:36.92 ID:/stp2sQ+0
唯「迷いの森って言うらしいね…ここ……」
憂「うん……。嫌な予感がするよ……」
唯「奇遇だね……憂。私は『森』って聞いた時点で感じてたよ……」
2分後!
唯「……」スタスタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタスタ
憂「……」
唯「……あ、ベラちゃんだ。」
憂「…あ!本当だ!」
平沢唯 4択通路三回連続正解
憂「うん……。嫌な予感がするよ……」
唯「奇遇だね……憂。私は『森』って聞いた時点で感じてたよ……」
2分後!
唯「……」スタスタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタスタ
憂「……」
唯「……」スタスタスタ
憂「……」
唯「……あ、ベラちゃんだ。」
憂「…あ!本当だ!」
平沢唯 4択通路三回連続正解
202: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:26:39.97 ID:0jAc5/Xd0
妖精の国ふたたび!
ポワンさま「まぁゆい!なんて懐かしいことなんでしょう!」
唯「なつかしいなぁ……」
憂「なつかしいねぇ……」
ポワンさま「ふむ。ゴールドオーブですか…。事情はわかりました。この妖精のホルンを古湖でお吹きなさい。それで私達の女王にお会いできますわ。」
唯「え!?ポワン様って女王様じゃなかったの!?」
憂「わ、私もちょっと意外だったよ……玉座に座ってるのにねぇ……」
唯「ただの村長レベルだったんだぁ……なんかちょっとガッカリ…」
憂「恩を売った人だったから王レベルであってほしかったの?」
唯「うん」
憂「………そう…なんだ……」
ポワンさま「まぁゆい!なんて懐かしいことなんでしょう!」
唯「なつかしいなぁ……」
憂「なつかしいねぇ……」
ポワンさま「ふむ。ゴールドオーブですか…。事情はわかりました。この妖精のホルンを古湖でお吹きなさい。それで私達の女王にお会いできますわ。」
唯「え!?ポワン様って女王様じゃなかったの!?」
憂「わ、私もちょっと意外だったよ……玉座に座ってるのにねぇ……」
唯「ただの村長レベルだったんだぁ……なんかちょっとガッカリ…」
憂「恩を売った人だったから王レベルであってほしかったの?」
唯「うん」
憂「………そう…なんだ……」
204: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:28:00.68 ID:0jAc5/Xd0
妖精の女王はすごいよ!
女王「なるほど……ゴールドオーブを……事情はわかりました。実は私達もですね」
女王は光るオーブを取り出した。
唯「あ、すごい!もう作ってたんだ!千里眼ってやつ?」
憂「私達が来るのを見越してって事?すごいね!伊達に女王じゃないよ」
女王「作ろうと思っていたのですが、これは形は似てるだけで天空城をもちあげる魔力を持っていません。」
唯「意味無いじゃん!ぜんぜん見越して無いじゃん!」
憂「そんなの作っても無意味だよね。光ってるだけだったら電球で十分だよ」
女王「しかしゆい。あなたはすでに知っているはずです。これから何をすべきかを。」
唯「え?」
憂「え?」
女王「2階に行きなさい。あなたはあなたのすべきことを……なすべきことをするのです。」
女王「なるほど……ゴールドオーブを……事情はわかりました。実は私達もですね」
女王は光るオーブを取り出した。
唯「あ、すごい!もう作ってたんだ!千里眼ってやつ?」
憂「私達が来るのを見越してって事?すごいね!伊達に女王じゃないよ」
女王「作ろうと思っていたのですが、これは形は似てるだけで天空城をもちあげる魔力を持っていません。」
唯「意味無いじゃん!ぜんぜん見越して無いじゃん!」
憂「そんなの作っても無意味だよね。光ってるだけだったら電球で十分だよ」
女王「しかしゆい。あなたはすでに知っているはずです。これから何をすべきかを。」
唯「え?」
憂「え?」
女王「2階に行きなさい。あなたはあなたのすべきことを……なすべきことをするのです。」
205: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:29:03.53 ID:0jAc5/Xd0
2階!
唯「言われたままに2階に来てみたけど……」
憂「何をしたらいいか正直さっぱりだよねぇ……」
女兵士「ゆいさん。あなたの目の前にある絵はあなたを思い出の場所に誘います。
よく思い出してください。そして手に持つ光るオーブをどうするか…どうかご自分でお決めください。」
唯「思い出せって言われても。………………………!!)」
憂「うーん…。…とにかく絵を調べてみようよ!」
唯「………………」
憂「お姉ちゃん……?」
唯「え?あ、うん…」
唯「言われたままに2階に来てみたけど……」
憂「何をしたらいいか正直さっぱりだよねぇ……」
女兵士「ゆいさん。あなたの目の前にある絵はあなたを思い出の場所に誘います。
よく思い出してください。そして手に持つ光るオーブをどうするか…どうかご自分でお決めください。」
唯「思い出せって言われても。………………………!!)」
憂「うーん…。…とにかく絵を調べてみようよ!」
唯「………………」
憂「お姉ちゃん……?」
唯「え?あ、うん…」
206: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:29:57.26 ID:0jAc5/Xd0
さぁ!過去を振り返る時だよ!
ポワワワワワワー
過去の思い出の町!サンタローズ!
唯「…………」
憂「サンタローズだね。お姉ちゃん」
唯「……うん。」
憂「この町はゆいの思い出がいっぱい。いーっぱい詰まってるよね」
唯「…そうだね……」
憂「もちろんお姉ちゃんとの思い出だって私いーっぱい覚えてるよ!このゲームの思い出もね!」
唯「……ありがとう。うい…私もよ…」
憂「あれ?あれって子供ゆいじゃない!?ほら!あれ!」
唯「…………」
ポワワワワワワー
過去の思い出の町!サンタローズ!
唯「…………」
憂「サンタローズだね。お姉ちゃん」
唯「……うん。」
憂「この町はゆいの思い出がいっぱい。いーっぱい詰まってるよね」
唯「…そうだね……」
憂「もちろんお姉ちゃんとの思い出だって私いーっぱい覚えてるよ!このゲームの思い出もね!」
唯「……ありがとう。うい…私もよ…」
憂「あれ?あれって子供ゆいじゃない!?ほら!あれ!」
唯「…………」
208: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:30:40.34 ID:0jAc5/Xd0
唯「……子供ゆいだね……」
憂「でも女王さまの言ってる事ちょっとわかりにくかったよね!」
唯「そ、そうかな…」
憂「うん。わかりにくいよ。だって私まだわかってないもん。お姉ちゃんはわかってる?」
唯「…………」
憂「その顔はわかってるってことだよね!教えてよ!お姉ちゃん!この光るオーブをどうするの!?」
唯「…………」
憂「ほらぁ馬鹿な妹に教えてよ!お願い!」
唯「…………えるのよ……」
憂「……え!?なんて!?」
唯「……すり替えるのよ……」
憂「ごめん!もう一回!」
唯「すり替えるって言ってんでしょ!わざとらしく聞き返してんじゃないよ!」
憂「でも女王さまの言ってる事ちょっとわかりにくかったよね!」
唯「そ、そうかな…」
憂「うん。わかりにくいよ。だって私まだわかってないもん。お姉ちゃんはわかってる?」
唯「…………」
憂「その顔はわかってるってことだよね!教えてよ!お姉ちゃん!この光るオーブをどうするの!?」
唯「…………」
憂「ほらぁ馬鹿な妹に教えてよ!お願い!」
唯「…………えるのよ……」
憂「……え!?なんて!?」
唯「……すり替えるのよ……」
憂「ごめん!もう一回!」
唯「すり替えるって言ってんでしょ!わざとらしく聞き返してんじゃないよ!」
209: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:31:20.41 ID:0jAc5/Xd0
憂「お姉ちゃんもちろん覚えてるよね?」
唯「お、覚えてるよ……」
憂「何を?」
唯「う、憂がすり替えだって論じた事……」
憂「そういうことじゃないでしょ?おねえちゃん。」
唯「……」
憂「賭けだよ。賭け。賭けの話をしてるの」
唯「……」
憂「今誤魔化そうとしたでしょ?」
唯「し、してないよ!」
憂「ちゃんとやるからね」
唯「わかってるよ!いちいち確認しないでも!」
唯「お、覚えてるよ……」
憂「何を?」
唯「う、憂がすり替えだって論じた事……」
憂「そういうことじゃないでしょ?おねえちゃん。」
唯「……」
憂「賭けだよ。賭け。賭けの話をしてるの」
唯「……」
憂「今誤魔化そうとしたでしょ?」
唯「し、してないよ!」
憂「ちゃんとやるからね」
唯「わかってるよ!いちいち確認しないでも!」
212: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:32:38.51 ID:0jAc5/Xd0
憂「うーんでもなぁ……恥ずかしいことトップ3って言ってもほとんど昨日今日でやっちゃったんだよなぁ…」
唯「…そ、それならもういいじゃん!別に無理してやらなくてもさ」
憂「それもそうなんだけどねぇ…」
唯「そうだよ!むしろ今まで妹のばかみたいな罰ゲームに付き合ってた私の方が寛大だよ!」
憂「うん。わかったよお姉ちゃんトップ3全部はもういいや」
唯「うん!その方が良いって絶対!姉妹の仲のためにも!………………全部…は……?」
憂「残しておいたナンバー1に恥ずかしい事をやってもらえるだけで十分だよ。私は」
唯「…そ、それならもういいじゃん!別に無理してやらなくてもさ」
憂「それもそうなんだけどねぇ…」
唯「そうだよ!むしろ今まで妹のばかみたいな罰ゲームに付き合ってた私の方が寛大だよ!」
憂「うん。わかったよお姉ちゃんトップ3全部はもういいや」
唯「うん!その方が良いって絶対!姉妹の仲のためにも!………………全部…は……?」
憂「残しておいたナンバー1に恥ずかしい事をやってもらえるだけで十分だよ。私は」
213: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:33:40.78 ID:0jAc5/Xd0
憂「じゃあそういうことでね!」
唯「…………」
憂「ちゃんと約束守ってね!」
唯「…………」
憂がさっき考えた絶対やりたくない恥ずかしい事No1
『卒業アルバムの寄せ書き交換時に、自分の名前を『インパス・オブ・ジョイトイ唯』にすること』
唯「…………」
憂「ちゃんと約束守ってね!」
唯「…………」
憂がさっき考えた絶対やりたくない恥ずかしい事No1
『卒業アルバムの寄せ書き交換時に、自分の名前を『インパス・オブ・ジョイトイ唯』にすること』
214: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:34:21.62 ID:0jAc5/Xd0
天空城!浮くよ!
唯「無駄に時間食ったじゃない…」
憂「でも成功してよかったね!ゴールドオーブすり替えがね!」
唯「…しつこい……」
憂「何か言った?」
唯「……何も…」
憂「さぁプサンさんにゴールドオーブ渡そうよ!それで浮くはずだよ」
唯「無駄に時間食ったじゃない…」
憂「でも成功してよかったね!ゴールドオーブすり替えがね!」
唯「…しつこい……」
憂「何か言った?」
唯「……何も…」
憂「さぁプサンさんにゴールドオーブ渡そうよ!それで浮くはずだよ」
215: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:35:46.74 ID:0jAc5/Xd0
ナチュラルにつけっぱ!
プサン「おぉオーブを持ってきてくれたのですね!ささ、こちらへきてください」
唯「ついにこの城が海のそこから浮かぶときがきたんだね!」
憂「天空城だもんね。すごい浮くよ!」
唯「ついに、ついにOPで流れてた天空城が現れるんだね……感無量だよ……」
憂「え……?なにそれ?」
唯「え?だから電源入れたときに流れる天空…………」
憂「…………」
唯「…………」
『総プレイ時間58時間』
プサン「おぉオーブを持ってきてくれたのですね!ささ、こちらへきてください」
唯「ついにこの城が海のそこから浮かぶときがきたんだね!」
憂「天空城だもんね。すごい浮くよ!」
唯「ついに、ついにOPで流れてた天空城が現れるんだね……感無量だよ……」
憂「え……?なにそれ?」
唯「え?だから電源入れたときに流れる天空…………」
憂「…………」
唯「…………」
『総プレイ時間58時間』
220: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:40:21.40 ID:I+/Hy10j0
はいすい!
ブルァァァァァァァスィーーーーー
唯「すごいすごい!」
憂「浮いた浮いた!」
ザァァーーー
唯「お城に溜まってた水が一気に出てきたね」
憂「何かこういうの見るのって気持ち良いよね」
ザァァーーー
唯「わかるよその気持ち。お風呂の栓抜いた感じだよね」
憂「そうそう。溜まったものが流れていくっていうか」
ザァァーーーー
唯「……うん」
憂「…………」
ザァァーーーー
唯「……長くない?」
憂「……いっぱい溜まってたんでしょ…」
ブルァァァァァァァスィーーーーー
唯「すごいすごい!」
憂「浮いた浮いた!」
ザァァーーー
唯「お城に溜まってた水が一気に出てきたね」
憂「何かこういうの見るのって気持ち良いよね」
ザァァーーー
唯「わかるよその気持ち。お風呂の栓抜いた感じだよね」
憂「そうそう。溜まったものが流れていくっていうか」
ザァァーーーー
唯「……うん」
憂「…………」
ザァァーーーー
唯「……長くない?」
憂「……いっぱい溜まってたんでしょ…」
223: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:41:52.95 ID:I+/Hy10j0
城乗り!
唯「すいーすいーあはは!」
憂「魔法の絨毯以来の喜びようだね」
唯「すっごいよこれ!移動速度ちょっと遅いけど森とか山跳び越せるもん!これで今まで行けなかった所全部いけるんじゃないのかな?」
憂「そういえばさいごの鍵取ってから、今までスルーしてたやつまだ回収しに行ってないよね」
唯「あー……別にいいんじゃない?」
憂「え、でも重要なアイテムとかあるかもしれないし…」
唯「…あー、クリアしてから回収しにいこうよ。気楽にね」
憂「お姉ちゃんクリアしたら絶対電源入れないでしょ…」
唯「……………………」
憂「……………………」
唯「…すいーすいーあはは!」
唯「すいーすいーあはは!」
憂「魔法の絨毯以来の喜びようだね」
唯「すっごいよこれ!移動速度ちょっと遅いけど森とか山跳び越せるもん!これで今まで行けなかった所全部いけるんじゃないのかな?」
憂「そういえばさいごの鍵取ってから、今までスルーしてたやつまだ回収しに行ってないよね」
唯「あー……別にいいんじゃない?」
憂「え、でも重要なアイテムとかあるかもしれないし…」
唯「…あー、クリアしてから回収しにいこうよ。気楽にね」
憂「お姉ちゃんクリアしたら絶対電源入れないでしょ…」
唯「……………………」
憂「……………………」
唯「…すいーすいーあはは!」
225: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:42:45.23 ID:I+/Hy10j0
一番高いボブルの塔!
唯「あれ?正面扉開かないよ?」
憂「鍵かかってるね。レヌール城と同じパターンだよお姉ちゃん」
唯「あぁ、あったね…よく覚えてるね憂」
憂「あの時視点変更知らなかったから城の後ろの通路に気づくまで、何十分も詰んでたじゃない…」
唯「……思えば説明書を同封してくれなかったりっちゃんの責任も十二分にあると思うんだよ…」
憂「そもそもこの時期にゲーム貸す方がありえないけどね……借りるほうもだけど……」
唯「やめて……私今ファンタジーの世界にどっぷり浸かっていたいの……」
憂「……うん……。」
唯「……………………」
受験まであと1ヶ月!
唯「あれ?正面扉開かないよ?」
憂「鍵かかってるね。レヌール城と同じパターンだよお姉ちゃん」
唯「あぁ、あったね…よく覚えてるね憂」
憂「あの時視点変更知らなかったから城の後ろの通路に気づくまで、何十分も詰んでたじゃない…」
唯「……思えば説明書を同封してくれなかったりっちゃんの責任も十二分にあると思うんだよ…」
憂「そもそもこの時期にゲーム貸す方がありえないけどね……借りるほうもだけど……」
唯「やめて……私今ファンタジーの世界にどっぷり浸かっていたいの……」
憂「……うん……。」
唯「……………………」
受験まであと1ヶ月!
229: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:46:25.49 ID:I+/Hy10j0
一番上から一番下、そして地下!
唯「結構進んだよねぇ…?」
憂「うん。正面扉も開けたしいつでも帰れるよ」
唯「うーん……じゃあとりあえず探索しよっか」
憂「そうだね。地下行く?」
唯「じゃあ地下から探索で」
唯「結構進んだよねぇ…?」
憂「うん。正面扉も開けたしいつでも帰れるよ」
唯「うーん……じゃあとりあえず探索しよっか」
憂「そうだね。地下行く?」
唯「じゃあ地下から探索で」
231: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:47:59.70 ID:I+/Hy10j0
野心家ジャミ!保守家ゴンズ!
唯「……」テクテクテク
憂「……」
唯「……あ、ボスっぽいのが居る…」
憂「本当だ…ボス……だよねぇ……?通路の隅っこにいるけど……」
唯「……何か配置的にミミックと同じ様な扱いだから、ボスかどうかわからないんだけど……」
憂「とりあえず話しかけてみたら?」
唯「一応回復しとこ…」
ゴンズ「ぶはは!お前達がゲマさまが仰っていたゆい達か!ゲマ様の手を煩わせる事もあるまいっ!ここで死ね!」
唯「うわっ!このBGM…やっぱりボスだったよ!」
憂「ずいぶん微妙なところにいるんだね…今回のボス」
唯「……」テクテクテク
憂「……」
唯「……あ、ボスっぽいのが居る…」
憂「本当だ…ボス……だよねぇ……?通路の隅っこにいるけど……」
唯「……何か配置的にミミックと同じ様な扱いだから、ボスかどうかわからないんだけど……」
憂「とりあえず話しかけてみたら?」
唯「一応回復しとこ…」
ゴンズ「ぶはは!お前達がゲマさまが仰っていたゆい達か!ゲマ様の手を煩わせる事もあるまいっ!ここで死ね!」
唯「うわっ!このBGM…やっぱりボスだったよ!」
憂「ずいぶん微妙なところにいるんだね…今回のボス」
232: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:48:54.29 ID:I+/Hy10j0
4分後!
ゴンズを倒した!
憂「しかも弱い…」
唯「本当にボスだったの……?何か適当すぎじゃない……?」
憂「それにしてもどっかで見た事あるんだよなぁ……」
唯「私も気になってた……」
憂「どこだっけ……?」
唯「…………デモンズタワーとかじゃない……?」
憂「あ、たぶんそうだね…」
唯、憂「『(…………思い出せない)』」
保守家ゴンズ!
ゴンズを倒した!
憂「しかも弱い…」
唯「本当にボスだったの……?何か適当すぎじゃない……?」
憂「それにしてもどっかで見た事あるんだよなぁ……」
唯「私も気になってた……」
憂「どこだっけ……?」
唯「…………デモンズタワーとかじゃない……?」
憂「あ、たぶんそうだね…」
唯、憂「『(…………思い出せない)』」
保守家ゴンズ!
237: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:51:31.23 ID:I+/Hy10j0
りゅうのひだりめ!
唯「イベントアイテム……だよねぇ……?」
憂「たぶんそうじゃないかな?ほら、さっき1階にドラゴンをかたどった巨大な像があったじゃない。あれに両目をつければ良いんじゃないかな?」
唯「あ、たぶんそうだ!憂やるね!……ってことはみぎめも手に入れないと駄目ってことでしょ?」
憂「ほら、地下まだ下があるらしいよ?そこにちゃんとしたボスがいるんじゃないのかな?」
唯「そいつが持ってるってわけだね?任せてよ。どんな敵が来たって楽勝だよ」
憂「まぁ双子のレベルもあがったしね…並大抵の敵じゃ苦戦しないと思うよ」
唯「あ、一本道に入った。これ絶対ボスだよ」テクテクテク
憂「さっきの中ボスとはえらい違いだね。本気度が伺えるよ」
唯「!?」
憂「!?」
唯、憂「『ゲマッ!?』」
唯「イベントアイテム……だよねぇ……?」
憂「たぶんそうじゃないかな?ほら、さっき1階にドラゴンをかたどった巨大な像があったじゃない。あれに両目をつければ良いんじゃないかな?」
唯「あ、たぶんそうだ!憂やるね!……ってことはみぎめも手に入れないと駄目ってことでしょ?」
憂「ほら、地下まだ下があるらしいよ?そこにちゃんとしたボスがいるんじゃないのかな?」
唯「そいつが持ってるってわけだね?任せてよ。どんな敵が来たって楽勝だよ」
憂「まぁ双子のレベルもあがったしね…並大抵の敵じゃ苦戦しないと思うよ」
唯「あ、一本道に入った。これ絶対ボスだよ」テクテクテク
憂「さっきの中ボスとはえらい違いだね。本気度が伺えるよ」
唯「!?」
憂「!?」
唯、憂「『ゲマッ!?』」
238: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:53:42.45 ID:I+/Hy10j0
復讐のとき!
唯「しょ、正直こいつは最後らへんで出てくるとばかり……」
憂「わ、私もそう思ってたよ……もしかして気づかないうちに物語終盤に突入してたの……?」
唯「うーん…RPGぜんぜんやらないから一般的な長さがわからないよ……いま大体どのあたりなんだろう……」
憂「割りと終盤あたりだと思うよ……MAPも大体埋まってるし…」
唯「と、とにかくお父さんの仇だもんね!こいつは私の手で殺さないと気がすまないよ!」
唯「しょ、正直こいつは最後らへんで出てくるとばかり……」
憂「わ、私もそう思ってたよ……もしかして気づかないうちに物語終盤に突入してたの……?」
唯「うーん…RPGぜんぜんやらないから一般的な長さがわからないよ……いま大体どのあたりなんだろう……」
憂「割りと終盤あたりだと思うよ……MAPも大体埋まってるし…」
唯「と、とにかくお父さんの仇だもんね!こいつは私の手で殺さないと気がすまないよ!」
239: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:54:46.01 ID:I+/Hy10j0
二度手間!
ゲマ「ふっふっふ。ここで待ってれば会えると思ってましたよ。」
唯「な、なんて憎たらしい奴…お父さんを殺した上に私達を石化までしといて…」
憂「信じられないよ……この態度…」
ゲマ「私の事を覚えてますか?」
憂「当たり前だよ!ね!?」
唯「もちろんだよ!いけしゃあしゃあと言ってくれちゃって!」→はい ピッ
ゲマ「ほっほっほっ。まぁそんな事はどちらでもいいでしょう。」
唯、憂「『じゃあ聞くな!』」
ゲマ「ふっふっふ。ここで待ってれば会えると思ってましたよ。」
唯「な、なんて憎たらしい奴…お父さんを殺した上に私達を石化までしといて…」
憂「信じられないよ……この態度…」
ゲマ「私の事を覚えてますか?」
憂「当たり前だよ!ね!?」
唯「もちろんだよ!いけしゃあしゃあと言ってくれちゃって!」→はい ピッ
ゲマ「ほっほっほっ。まぁそんな事はどちらでもいいでしょう。」
唯、憂「『じゃあ聞くな!』」
241: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 03:57:34.64 ID:I+/Hy10j0
バトル開始!
憂「…………」
唯「……よし!行こう!まずスクルトだよ!」
憂「……待ってお姉ちゃん」
唯「……え?」
憂「…お姉ちゃんさっきボスと戦ったよね?」
唯「う、うん……」
憂「……交代でしょ?」
唯「!?」
平沢姉妹ゲームルール
・死んだら交代
・ボスと戦ったら交代
・新しい町に入ったら交代
・飽きたら交代
憂「…………」
唯「……よし!行こう!まずスクルトだよ!」
憂「……待ってお姉ちゃん」
唯「……え?」
憂「…お姉ちゃんさっきボスと戦ったよね?」
唯「う、うん……」
憂「……交代でしょ?」
唯「!?」
平沢姉妹ゲームルール
・死んだら交代
・ボスと戦ったら交代
・新しい町に入ったら交代
・飽きたら交代
243: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:00:10.01 ID:I+/Hy10j0
5分後!
唯「だから次のボス二連戦していいって言ってるでしょ!?」
憂「そんなどうでもいいボスなんかでゲマ戦は譲れないよ!」
唯「なんでよ!?ゆいのお父さんだよ!?私が戦うべきに決まってるでしょ!」
憂「何その理論!?知らないよ!それだったらういのおじいちゃんでもあるんだから、私だって関係あるでしょう!?」
唯「ないよ!ぜんっぜんないから!ロボコップと足ツボマッサージ並に関係ないから!」
憂「意味わからない例えださないでよ!そこらへんの雑誌見て適当に言っただけでしょ!?」
唯「うるさい!」
唯「だから次のボス二連戦していいって言ってるでしょ!?」
憂「そんなどうでもいいボスなんかでゲマ戦は譲れないよ!」
唯「なんでよ!?ゆいのお父さんだよ!?私が戦うべきに決まってるでしょ!」
憂「何その理論!?知らないよ!それだったらういのおじいちゃんでもあるんだから、私だって関係あるでしょう!?」
唯「ないよ!ぜんっぜんないから!ロボコップと足ツボマッサージ並に関係ないから!」
憂「意味わからない例えださないでよ!そこらへんの雑誌見て適当に言っただけでしょ!?」
唯「うるさい!」
245: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:02:51.64 ID:I+/Hy10j0
20分後
唯「…………」ピッピッ
ゲマの攻撃!ゆいに40のダメージ!
ゆいはスクルトを唱えた!
防御!防御!防御!
唯「…はい」スゥ
憂「…………」ピッピッ
妥協案!
1ターン交代!
唯「…………」ピッピッ
ゲマの攻撃!ゆいに40のダメージ!
ゆいはスクルトを唱えた!
防御!防御!防御!
唯「…はい」スゥ
憂「…………」ピッピッ
妥協案!
1ターン交代!
247: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:05:45.03 ID:I+/Hy10j0
ロシアンルーレット!
憂「……」ピッピッ
唯「……」
ゆいの攻撃! 180のダメージ!
ひらさわの攻撃! 200のダメージ!
ういはイオラを唱えた! 80のダメージ!
ビビンバの攻撃! 80のダメージ!
ゲマのはげしいほのお!全員に60ダメージ!
憂「はい」スゥ
唯「…………」ピッピッ
ゲマの攻撃!ゆいに40のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ビビンバの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!
憂「……」ピッピッ
唯「……」
ゆいの攻撃! 180のダメージ!
ひらさわの攻撃! 200のダメージ!
ういはイオラを唱えた! 80のダメージ!
ビビンバの攻撃! 80のダメージ!
ゲマのはげしいほのお!全員に60ダメージ!
憂「はい」スゥ
唯「…………」ピッピッ
ゲマの攻撃!ゆいに40のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ビビンバの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!
248: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:07:15.75 ID:I+/Hy10j0
唯「…はい」スゥ
憂「……」ピッピッ
ゆいの攻撃! 170のダメージ!
ひらさわの攻撃! 190のダメージ!
ういはイオラを唱えた! 80のダメージ!
ビビンバの攻撃! 160のダメージ!
ゲマのはげしいほのお!全員に60ダメージ!
憂「はい。お姉ちゃん」スゥ
唯「………………」ピッピッ
ゲマの攻撃!ビビンバに40のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ういの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!
唯「ちょっと……」
憂「……」ピッピッ
ゆいの攻撃! 170のダメージ!
ひらさわの攻撃! 190のダメージ!
ういはイオラを唱えた! 80のダメージ!
ビビンバの攻撃! 160のダメージ!
ゲマのはげしいほのお!全員に60ダメージ!
憂「はい。お姉ちゃん」スゥ
唯「………………」ピッピッ
ゲマの攻撃!ビビンバに40のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ういの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!
唯「ちょっと……」
249: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:08:36.44 ID:I+/Hy10j0
憂「……なに?」
唯「なにじゃないよ……いつ私に攻撃が回ってくるのさ……?回復に専念して憂ばっかり攻撃してるじゃん……」
憂「仕方ないよ。その場その場で最良の選択をしてるだけだもの」
唯「調子の良いこと言ってんじゃないよ!魂胆見え見えだよ!自分の手で倒したいんでしょ!?」
憂「そんなことないよ?」
唯「じゃあ回復しなさいよ!」
憂「それとはまた違う話だよ…。そもそも回復した後に攻撃するのはセオリーだよ?」
唯「やかましいよ!だからその攻撃のターンを私にも回してって言ってるの!」
憂「そんな事言われても……どうしようもないよ…」ピッピッ
唯「こっち向きながら攻撃選択してんじゃないよ!舐めてんの!?」
唯「なにじゃないよ……いつ私に攻撃が回ってくるのさ……?回復に専念して憂ばっかり攻撃してるじゃん……」
憂「仕方ないよ。その場その場で最良の選択をしてるだけだもの」
唯「調子の良いこと言ってんじゃないよ!魂胆見え見えだよ!自分の手で倒したいんでしょ!?」
憂「そんなことないよ?」
唯「じゃあ回復しなさいよ!」
憂「それとはまた違う話だよ…。そもそも回復した後に攻撃するのはセオリーだよ?」
唯「やかましいよ!だからその攻撃のターンを私にも回してって言ってるの!」
憂「そんな事言われても……どうしようもないよ…」ピッピッ
唯「こっち向きながら攻撃選択してんじゃないよ!舐めてんの!?」
253: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:12:00.39 ID:I+/Hy10j0
撃破!
憂「……」ピッピッ
唯「……ハラハラ」
ゆいの攻撃!ゲマに190のダメージ!
ゲマを倒した!
憂「や、やった!私が倒した!やったやった!お父さん仇とったよぉぉ!」
唯「きぃぃいいいぃい悔しい!悔しい!やっぱりおかしいよ!何でゆいを憂が操作してんのさ!」
憂「やったよ……ついに……あのゲマを倒した……」
唯「え、悦に浸って…!っ」
ゲマ「ふっふっふ。ここまで力をつけていたとは驚きましたよゆい。」
憂「……え?」
唯「……え?」
憂「……」ピッピッ
唯「……ハラハラ」
ゆいの攻撃!ゲマに190のダメージ!
ゲマを倒した!
憂「や、やった!私が倒した!やったやった!お父さん仇とったよぉぉ!」
唯「きぃぃいいいぃい悔しい!悔しい!やっぱりおかしいよ!何でゆいを憂が操作してんのさ!」
憂「やったよ……ついに……あのゲマを倒した……」
唯「え、悦に浸って…!っ」
ゲマ「ふっふっふ。ここまで力をつけていたとは驚きましたよゆい。」
憂「……え?」
唯「……え?」
254: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:14:44.17 ID:I+/Hy10j0
ゲマ「おや?何ですかその顔は?まさか滅びるまで戦うほど私が愚かだとでも?」
憂「……」
唯「……」
ゲマ「ミルドラース様に報告させてもらいますよ。以前より遥かに力をつけていると…」
憂「……」
唯「……」
ゲマ「それではいずれ魔界でまたお会いしましょう。来れれば…ですが…」バヒューンバヒューン
憂「…………」
唯「…………」
憂「…………」
唯「……『やったよ……。ついに』」
憂「だまって!」
憂「……」
唯「……」
ゲマ「ミルドラース様に報告させてもらいますよ。以前より遥かに力をつけていると…」
憂「……」
唯「……」
ゲマ「それではいずれ魔界でまたお会いしましょう。来れれば…ですが…」バヒューンバヒューン
憂「…………」
唯「…………」
憂「…………」
唯「……『やったよ……。ついに』」
憂「だまって!」
259: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:19:26.21 ID:I+/Hy10j0
りょうめがそろった!
唯「みぎめも手に入れたし、これでこの塔のキーアイテムが手に入るんだよね?」
憂「うん。両目だけで大丈夫なはず…」
唯「両目だけって言うのがなんだか中途半端だねぇ」
憂「そうかな?均一性があっていいと思うけど…」
唯「いや、両目まできたら口と鼻と耳までやらないと!」
憂「え、そこまで集めるのめんどくさいよ……」
唯「あはは!私も言ってから思った!メーカー側もそんなめんどくさいことしないよね」
憂「もぉお姉ちゃんたら」
ドラゴンクエスト7!発売中!
唯「みぎめも手に入れたし、これでこの塔のキーアイテムが手に入るんだよね?」
憂「うん。両目だけで大丈夫なはず…」
唯「両目だけって言うのがなんだか中途半端だねぇ」
憂「そうかな?均一性があっていいと思うけど…」
唯「いや、両目まできたら口と鼻と耳までやらないと!」
憂「え、そこまで集めるのめんどくさいよ……」
唯「あはは!私も言ってから思った!メーカー側もそんなめんどくさいことしないよね」
憂「もぉお姉ちゃんたら」
ドラゴンクエスト7!発売中!
261: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:21:57.92 ID:I+/Hy10j0
復活!マスタードラゴン!
唯「まさかプサンさんがドラゴンだったなんて……」
憂「信じられないよねぇ……」
唯「…でもさぁ……」
憂「……うん…」
唯「あれはちょっと納得いかないよねぇ……」
憂「すこし癪に障ったよね……」
プサン『やはりあなた達は勇気と知恵と力を兼ね備えたすばらしい方達でした!』
↓
マスタードラゴン『我が名は、マスタードラゴン よくぞ来たな勇者一族よ』
唯、憂「『(…………口調変わりすぎだよ…。)』」
唯「まさかプサンさんがドラゴンだったなんて……」
憂「信じられないよねぇ……」
唯「…でもさぁ……」
憂「……うん…」
唯「あれはちょっと納得いかないよねぇ……」
憂「すこし癪に障ったよね……」
プサン『やはりあなた達は勇気と知恵と力を兼ね備えたすばらしい方達でした!』
↓
マスタードラゴン『我が名は、マスタードラゴン よくぞ来たな勇者一族よ』
唯、憂「『(…………口調変わりすぎだよ…。)』」
265: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:27:05.71 ID:I+/Hy10j0
新し物好き!
唯「うっひょひょーい!あっはは!たっのしーい!あはは!」
憂「マスタードラゴンの背中に乗れるなんてすごいねぇ…天空城とは高さも早さも段違いだよ…」
唯「あっはっは!うーいー!早いよ!高いよ!あっは!」
憂「う、うん…。て、天空城はもう乗らないの…?」
唯「えー?天空城ー?……もういらないやーあはは!」
憂「…………」
唯「うっひょひょーい!あっはは!たっのしーい!あはは!」
憂「マスタードラゴンの背中に乗れるなんてすごいねぇ…天空城とは高さも早さも段違いだよ…」
唯「あっはっは!うーいー!早いよ!高いよ!あっは!」
憂「う、うん…。て、天空城はもう乗らないの…?」
唯「えー?天空城ー?……もういらないやーあはは!」
憂「…………」
266: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:31:40.68 ID:I+/Hy10j0
大神殿!異なる記憶!
唯「ついにきたね!大神殿!」
憂「…え?…う、うん。」
唯「船とか乗ってる時に、チラチラ見える度にまだかなって思ってたよ!」
憂「……?…そうだね?」
唯「ここに来ると思い出すよ!あの忌々しい奴隷時代を!」
憂「…………え?」
唯「さぁ今こそ奴隷のみんなを解放するときだよ!」
憂「……ちょっ、ちょっと待って……?」
唯「え……?なに?うい」
憂「……私、それ知らない…」
唯「…………え?」
憂「……………」
唯「…………あ、……。」
憂「…………………………」
唯「ついにきたね!大神殿!」
憂「…え?…う、うん。」
唯「船とか乗ってる時に、チラチラ見える度にまだかなって思ってたよ!」
憂「……?…そうだね?」
唯「ここに来ると思い出すよ!あの忌々しい奴隷時代を!」
憂「…………え?」
唯「さぁ今こそ奴隷のみんなを解放するときだよ!」
憂「……ちょっ、ちょっと待って……?」
唯「え……?なに?うい」
憂「……私、それ知らない…」
唯「…………え?」
憂「……………」
唯「…………あ、……。」
憂「…………………………」
271: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:35:21.08 ID:I+/Hy10j0
イベントの価値の違い!
10分後!
憂「あぁ!やっぱりルラフェンはいいなぁ!この入り組んだ町が妙に懐かしいよ!」
唯「……そ、そう…」
憂「そういえばお姉ちゃん知ってる?町が何でこんな迷路みたいになってるか!」
唯「……さ、さぁ……私お風呂入ってたから……知らないかな…」
憂「あのね!モンスターが攻めてきても迷うように、だって!あはは!ゴーレムとか来たらどうするんだろうね!」
唯「……あ、あはは…」
憂「あははは!この町はいいとこだよ!ルーラも覚えられたし!あはは!」
唯「…………………………」
憂「…………あははは………ははっ……」
唯「………………」
憂「………はは…」
唯「……も、もう十分…?」
憂「ほっといて!」
10分後!
憂「あぁ!やっぱりルラフェンはいいなぁ!この入り組んだ町が妙に懐かしいよ!」
唯「……そ、そう…」
憂「そういえばお姉ちゃん知ってる?町が何でこんな迷路みたいになってるか!」
唯「……さ、さぁ……私お風呂入ってたから……知らないかな…」
憂「あのね!モンスターが攻めてきても迷うように、だって!あはは!ゴーレムとか来たらどうするんだろうね!」
唯「……あ、あはは…」
憂「あははは!この町はいいとこだよ!ルーラも覚えられたし!あはは!」
唯「…………………………」
憂「…………あははは………ははっ……」
唯「………………」
憂「………はは…」
唯「……も、もう十分…?」
憂「ほっといて!」
273: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:40:06.49 ID:I+/Hy10j0
はいかいいえか!
唯「大神殿にきたはいいけど…どこから行けばいいのか…」
憂「とりあえず右の小部屋から行こうよ」
唯「そだね」スタスタスタ ガチャ
憂「…………!」
唯「あ、あれって!まさか……」
憂「……天空の鎧…?でも何で敵の大本山に…?」
唯「さ、さぁ?よくわからないけど頂いとこうよ。うちには装備できる子がいるんだから」
憂「そ、そうだね……」
兵士「何だお前達は!これは大事な鎧だから早急に立ち去るがよい!さもないと痛い目にあわすぞ!」
唯「この選択肢はちょっと意味わからないかも…」 →はい いいえ
憂「はい。でいいんじゃない?」
唯「……」→はいピッ
兵士「そうだ!もう来るなよ!」
唯「……に、二度手間…」
唯「大神殿にきたはいいけど…どこから行けばいいのか…」
憂「とりあえず右の小部屋から行こうよ」
唯「そだね」スタスタスタ ガチャ
憂「…………!」
唯「あ、あれって!まさか……」
憂「……天空の鎧…?でも何で敵の大本山に…?」
唯「さ、さぁ?よくわからないけど頂いとこうよ。うちには装備できる子がいるんだから」
憂「そ、そうだね……」
兵士「何だお前達は!これは大事な鎧だから早急に立ち去るがよい!さもないと痛い目にあわすぞ!」
唯「この選択肢はちょっと意味わからないかも…」 →はい いいえ
憂「はい。でいいんじゃない?」
唯「……」→はいピッ
兵士「そうだ!もう来るなよ!」
唯「……に、二度手間…」
274: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:42:37.80 ID:I+/Hy10j0
天空の守護者!
憂「でも待ってお姉ちゃん装備とか道具の準備は万端?」
唯「え?さっきのままだけど…?」
憂「だめだよ!仮にも天空の鎧を守るボスだよ!ファイト一発は人数分もっとかないと!」
唯「そ、それもそうだね……うん。準備してからいくよ!」
憂「うん!お姉ちゃんがんばって!」
憂「でも待ってお姉ちゃん装備とか道具の準備は万端?」
唯「え?さっきのままだけど…?」
憂「だめだよ!仮にも天空の鎧を守るボスだよ!ファイト一発は人数分もっとかないと!」
唯「そ、それもそうだね……うん。準備してからいくよ!」
憂「うん!お姉ちゃんがんばって!」
275: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:43:53.07 ID:I+/Hy10j0
8秒後!
憂「おそろしく弱かったね……」
唯「だってただのへび手男だもん……トロッコ洞窟で散々出たよ…」
憂「何で通常の敵が天空の鎧を……」
憂「おそろしく弱かったね……」
唯「だってただのへび手男だもん……トロッコ洞窟で散々出たよ…」
憂「何で通常の敵が天空の鎧を……」
278: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:48:28.54 ID:I+/Hy10j0
大神殿内部へ!
唯「ん?あれは……」
憂「……!ビアンカちゃん!?」
唯「ビアンカちゃんだ!でも石化したまま……ストロスの杖…!……はもうないんだった…」
憂「それより隣に居る女の人だよ…誰だろう…」
唯「どうしよう……誰かにのろいでもかけられてるのかなぁ………」
憂「ちょっとお姉ちゃん…?早く話しかけようよ……」
唯「たぶん、いややっぱりここがラストダンジョンだ……ビアンカちゃんもいるし……」スタスタスタ ピッピピピピピピッ
憂「ちょ、ちょっと!?」
唯「ん?あれは……」
憂「……!ビアンカちゃん!?」
唯「ビアンカちゃんだ!でも石化したまま……ストロスの杖…!……はもうないんだった…」
憂「それより隣に居る女の人だよ…誰だろう…」
唯「どうしよう……誰かにのろいでもかけられてるのかなぁ………」
憂「ちょっとお姉ちゃん…?早く話しかけようよ……」
唯「たぶん、いややっぱりここがラストダンジョンだ……ビアンカちゃんもいるし……」スタスタスタ ピッピピピピピピッ
憂「ちょ、ちょっと!?」
279: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:50:49.22 ID:I+/Hy10j0
唯「なんとかしてラスボスを倒して…ビアンカちゃんに子供達をみせてあげなくちゃ………」ピピピピピピピピピピッ
憂「会話連打やめてよ!わけがわからなくなる!」
ラマダ「よくぞ見破ったな!だが意味ないわ!ここで殺してくれよう!」
ラマダが現れた!
憂「話がわからないままボス戦に……」
唯「……ビアンカちゃん……ボソボソ……ボソボソ……」
憂「もう!ばか!」
憂「会話連打やめてよ!わけがわからなくなる!」
ラマダ「よくぞ見破ったな!だが意味ないわ!ここで殺してくれよう!」
ラマダが現れた!
憂「話がわからないままボス戦に……」
唯「……ビアンカちゃん……ボソボソ……ボソボソ……」
憂「もう!ばか!」
282: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:52:59.87 ID:I+/Hy10j0
ヘンリー王子!
憂「結局ラマダを倒してもビアンカちゃん元に戻らないね…」
唯「やっぱりラスボスを倒さなきゃ意味が無いんだよきっと。」
憂「でも、この儀式の間が最後じゃないの?」
唯「いや、奴隷時代にもっと地下で作業した覚えがあるよ…だからねきっとここらへんに…」
ゆいは足元を調べた
なんと下りる階段を発見した!
唯「ほら!」
憂「すごい!なんでわかったの!?」
唯「いやぁ神殿と言えばヘンリー君との思い出が強くてさ、そういえばヘンリー君にも似たようなことやられたなぁって…思って」
憂「お姉ちゃんほんっとに極々まれにすっごい勘が良くなるよね!すごいよ!」
唯「……なんか、含みのある言い方だね……素直に褒めなさいよ…」
憂「結局ラマダを倒してもビアンカちゃん元に戻らないね…」
唯「やっぱりラスボスを倒さなきゃ意味が無いんだよきっと。」
憂「でも、この儀式の間が最後じゃないの?」
唯「いや、奴隷時代にもっと地下で作業した覚えがあるよ…だからねきっとここらへんに…」
ゆいは足元を調べた
なんと下りる階段を発見した!
唯「ほら!」
憂「すごい!なんでわかったの!?」
唯「いやぁ神殿と言えばヘンリー君との思い出が強くてさ、そういえばヘンリー君にも似たようなことやられたなぁって…思って」
憂「お姉ちゃんほんっとに極々まれにすっごい勘が良くなるよね!すごいよ!」
唯「……なんか、含みのある言い方だね……素直に褒めなさいよ…」
286: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 04:57:54.98 ID:I+/Hy10j0
大神殿地下!
唯「……うぇぇまた迷宮タイプだよ…」スタスタスタ
憂「最後の最後にこれってちょっときついよね…まぁ最後だからかもしれないけど」
唯「……あれ?あそこに人が居るよ」スタスタスタ
憂「兵士?あれって敵じゃ…?」
唯「んーどうだろうね。外見上は人間っぽいけど」ピッ
憂「む、無理に話かけなくても……」
兵士「ん?お前達はイブールさまに使えてる奴隷か?」
唯「………………………………」→はいピッ
兵士「返事などせんでもよいわ!ちょうど腹が減ってたところだ!お前を食ってやる!」
へびて男が現れた!
唯「……」
憂「…お姉ちゃん……戦い避けられるかもってちょっと期待して選んだでしょ……?」
唯「………うん…。」
唯「……うぇぇまた迷宮タイプだよ…」スタスタスタ
憂「最後の最後にこれってちょっときついよね…まぁ最後だからかもしれないけど」
唯「……あれ?あそこに人が居るよ」スタスタスタ
憂「兵士?あれって敵じゃ…?」
唯「んーどうだろうね。外見上は人間っぽいけど」ピッ
憂「む、無理に話かけなくても……」
兵士「ん?お前達はイブールさまに使えてる奴隷か?」
唯「………………………………」→はいピッ
兵士「返事などせんでもよいわ!ちょうど腹が減ってたところだ!お前を食ってやる!」
へびて男が現れた!
唯「……」
憂「…お姉ちゃん……戦い避けられるかもってちょっと期待して選んだでしょ……?」
唯「………うん…。」
287: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:02:58.76 ID:I+/Hy10j0
ひらさわはすごいよ!
2時間後!
唯「うぅぅ…長かったよ……」
憂「ようやくついたね……途中何回引き返したっけ…?」
唯「さぁ…?覚えてないよ…もう…」
憂「でもおかげでかなりレベル上がったね…ひらさわがギガデイン覚えたよ…」
唯「強いよねギガデイン!ほんっとひらさわってういと違って優秀なんだから!…ういと違ってね?」
憂「で、でもバイキルトとかさ………強いじゃない……ういだって……」
唯「ファイト一発で代用できるよ?それにひらさわはベホマラーもザオリクも使えるし…」
憂「ほ、他にも強力な魔法とか…さ、あるし……マホカンタ…とか……」
唯「それも代用天空の盾で代用できるじゃない…。……ひらさわは強いなぁ…」
憂「……まぁ別に私じゃないからいいけど……いいんだけどね……」
2時間後!
唯「うぅぅ…長かったよ……」
憂「ようやくついたね……途中何回引き返したっけ…?」
唯「さぁ…?覚えてないよ…もう…」
憂「でもおかげでかなりレベル上がったね…ひらさわがギガデイン覚えたよ…」
唯「強いよねギガデイン!ほんっとひらさわってういと違って優秀なんだから!…ういと違ってね?」
憂「で、でもバイキルトとかさ………強いじゃない……ういだって……」
唯「ファイト一発で代用できるよ?それにひらさわはベホマラーもザオリクも使えるし…」
憂「ほ、他にも強力な魔法とか…さ、あるし……マホカンタ…とか……」
唯「それも代用天空の盾で代用できるじゃない…。……ひらさわは強いなぁ…」
憂「……まぁ別に私じゃないからいいけど……いいんだけどね……」
288: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:06:05.24 ID:I+/Hy10j0
最終決戦!
イブール「ほう。ここまで来るとは……少々見くびっていたようじゃな…」
唯「ふん!余裕こいてられるのも今のうちだよ!」
憂「直ぐに倒しちゃうんだから!」
イブール「その様子じゃ、わしの一番の右腕、ラマダをも倒してきたようじゃな…」
憂「もちろんだよ。………………。」
唯「そんな奴一ひねりだよ。………………。」
イブール「ふむ。まぁそんなことはどうでもよい。かかってこい。すべてをかけてな…」
憂「…………」
唯「…………」
イブール「さぁこい!勇者とその一族よ!」
唯、憂「『(…………ラマダって誰だっけ…?)』」
イブール「ほう。ここまで来るとは……少々見くびっていたようじゃな…」
唯「ふん!余裕こいてられるのも今のうちだよ!」
憂「直ぐに倒しちゃうんだから!」
イブール「その様子じゃ、わしの一番の右腕、ラマダをも倒してきたようじゃな…」
憂「もちろんだよ。………………。」
唯「そんな奴一ひねりだよ。………………。」
イブール「ふむ。まぁそんなことはどうでもよい。かかってこい。すべてをかけてな…」
憂「…………」
唯「…………」
イブール「さぁこい!勇者とその一族よ!」
唯、憂「『(…………ラマダって誰だっけ…?)』」
291: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:14:38.04 ID:I+/Hy10j0
唯「……」
憂「……」
唯「……イブールってさ……」
憂「……うん…」
唯「……ワニだよねぇ…?」
憂「……ワニだねぇ…」
唯「だからへびておとこをあんなに重用してたんだ…」
憂「爬虫類だからね……」
憂「……」
唯「……イブールってさ……」
憂「……うん…」
唯「……ワニだよねぇ…?」
憂「……ワニだねぇ…」
唯「だからへびておとこをあんなに重用してたんだ…」
憂「爬虫類だからね……」
294: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:19:20.23 ID:I+/Hy10j0
唯「……」ピッピッ
憂「……」
イブールのかがやく息!全員に100のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ういの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!
唯「……」
憂「……」
唯「……どうしてだろう…」
憂「……なにが?」
唯「ゲマ戦と違ってぜんぜんやる気でないんだけど……」
憂「…奇遇だねお姉ちゃん……私も全くやる気出てないよ……」
唯「なんでだろうねぇ…ぜんっぜんラスボスって感じがしないんだけど…」
憂「……」
イブールのかがやく息!全員に100のダメージ!
ゆいはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ひらさわはベホマを自分にかけた!体力が回復した!
ういはビビンバにバイキルトをかけた!ういの攻撃力が2倍になった!
ビビンバは祝福の杖を自分に使った!80回復した!
唯「……」
憂「……」
唯「……どうしてだろう…」
憂「……なにが?」
唯「ゲマ戦と違ってぜんぜんやる気でないんだけど……」
憂「…奇遇だねお姉ちゃん……私も全くやる気出てないよ……」
唯「なんでだろうねぇ…ぜんっぜんラスボスって感じがしないんだけど…」
295: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:22:19.10 ID:I+/Hy10j0
予想通り!
14ターン後!
唯「…………」ピッピッ
憂「…………」
ゆいの攻撃!イブールに150の攻撃!
イブールを倒した!
唯「……特に山場もなく終わっちゃった…」
憂「これは流石に弱すぎだよ…絶対ラスボスじゃないでしょ…」
イブール「こ、こうなる事が運命だと言うのか……すべてはわれらの神……ミルドラースさまの予言どおり……」
唯「…や、やっぱり最後のボスじゃないよ!このワニ!」
憂「…最後のボスだったとしたらちょっと肩透かしすぎだよね……弱すぎるもん…」
14ターン後!
唯「…………」ピッピッ
憂「…………」
ゆいの攻撃!イブールに150の攻撃!
イブールを倒した!
唯「……特に山場もなく終わっちゃった…」
憂「これは流石に弱すぎだよ…絶対ラスボスじゃないでしょ…」
イブール「こ、こうなる事が運命だと言うのか……すべてはわれらの神……ミルドラースさまの予言どおり……」
唯「…や、やっぱり最後のボスじゃないよ!このワニ!」
憂「…最後のボスだったとしたらちょっと肩透かしすぎだよね……弱すぎるもん…」
297: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:26:27.38 ID:I+/Hy10j0
超展開!
イブール「ゆいよ……お前の母マーサは今魔界にいる……助けたければ魔界に行くがよい……今このわしが魔界への道を通じさせてやろう…」
唯「……え…?ちょ、ちょっと!なにこのご都合展開…?」
憂「…なんか……いい人っぽいね……ワニだけど……」
イブールの背後からなんとゲマが現れた!
ゲマ「ほっほっほっほ。見苦しいですねぇイブール…」
唯「……げ、ゲマ!?……なんで…?」
イブール「ゆいよ……お前の母マーサは今魔界にいる……助けたければ魔界に行くがよい……今このわしが魔界への道を通じさせてやろう…」
唯「……え…?ちょ、ちょっと!なにこのご都合展開…?」
憂「…なんか……いい人っぽいね……ワニだけど……」
イブールの背後からなんとゲマが現れた!
ゲマ「ほっほっほっほ。見苦しいですねぇイブール…」
唯「……げ、ゲマ!?……なんで…?」
299: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:29:32.22 ID:I+/Hy10j0
ゲマ「あなたはいつまで大教祖のつもりですか……?」
イブール「……な、どういう意味だ……!ゲマ!」
ゲマ「ミルドラース様はあなたを捨てたのですよ?その後始末のために私が来たんです…」
イブール「なんだと…!そんな馬鹿な!?……み、ミルドラースさまぁぁあぁあぁ!!!」
ゲマはメラゾーマを唱えた!
イブール「ぎょえええええええええ!」
イブールは塵となった!
ゲマ「ふっふっふ。ゆい…今は好きにするがいいでしょう……ですが、いずれこの世界はミルドラースの物となる…それまでせいぜいつかのまの幸福を…」
ゲマは次元の彼方に消え去った!
なんと足元に命の指輪が落ちていた!
唯「………………」
憂「………………」
唯「……ごめん……。全く話についていけないんだけど……」
憂「……う、うん……。私もさっぱり話が……。……シナリオ担当者の心が折れたのかなぁ……」
イブール「……な、どういう意味だ……!ゲマ!」
ゲマ「ミルドラース様はあなたを捨てたのですよ?その後始末のために私が来たんです…」
イブール「なんだと…!そんな馬鹿な!?……み、ミルドラースさまぁぁあぁあぁ!!!」
ゲマはメラゾーマを唱えた!
イブール「ぎょえええええええええ!」
イブールは塵となった!
ゲマ「ふっふっふ。ゆい…今は好きにするがいいでしょう……ですが、いずれこの世界はミルドラースの物となる…それまでせいぜいつかのまの幸福を…」
ゲマは次元の彼方に消え去った!
なんと足元に命の指輪が落ちていた!
唯「………………」
憂「………………」
唯「……ごめん……。全く話についていけないんだけど……」
憂「……う、うん……。私もさっぱり話が……。……シナリオ担当者の心が折れたのかなぁ……」
300: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:33:31.94 ID:I+/Hy10j0
唯「ゲマってメラゾーマで人を殺すの好きだよね…」
憂「お父さんの時もメラゾーマだったからね……」
唯「……でもお父さんの時とイブールの死に様って全然違うよね……心打つものが無いって言うか……」
憂「……でも叫び声は似てたよね…」
パパス『ぬわあああああああああああああ!!』
唯「…………」
憂「…………」
憂「お父さんの時もメラゾーマだったからね……」
唯「……でもお父さんの時とイブールの死に様って全然違うよね……心打つものが無いって言うか……」
憂「……でも叫び声は似てたよね…」
パパス『ぬわあああああああああああああ!!』
唯「…………」
憂「…………」
302: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:38:43.66 ID:I+/Hy10j0
家族集合!
唯「……はぁはぁ」スタスタスタスタ
憂「……いよいよだね。お姉ちゃん…」
唯「……うん…。ついに、ついに家族がそろうんだよ…」スタスタスタ
憂「…やっぱり………家族は一緒にいなきゃ…!」
唯「…………うん!」
ダッダッダ
唯「…………ビアンカちゃん…」
憂「………………」
唯「……はぁはぁ」スタスタスタスタ
憂「……いよいよだね。お姉ちゃん…」
唯「……うん…。ついに、ついに家族がそろうんだよ…」スタスタスタ
憂「…やっぱり………家族は一緒にいなきゃ…!」
唯「…………うん!」
ダッダッダ
唯「…………ビアンカちゃん…」
憂「………………」
303: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:41:25.19 ID:I+/Hy10j0
部屋を覆っていた邪気が徐々に晴れてきた!
ビアンカに良く似た石造が光を放ちはじめた!
唯「…つ、ついにくるよ!」
憂「う、うん……」
ビアンカに良く似た石像が閃光を放った!
ビアンカ「あ、あれ……?わたしったら今までなにを……?あ、ゆい……それにひらさわ…?うい…?」
なんと石像はビアンカだった!
10年もの歳月を経て今、まさにビアンカが よみがえったのだ!
唯「……う、うぅ……」
憂「……10年もの間…………これからは……ずっと一緒だよ……!」
唯「……こ、この再開は…反則だよ……」
憂「……わ、私もうるっときちゃった……」
ビアンカに良く似た石造が光を放ちはじめた!
唯「…つ、ついにくるよ!」
憂「う、うん……」
ビアンカに良く似た石像が閃光を放った!
ビアンカ「あ、あれ……?わたしったら今までなにを……?あ、ゆい……それにひらさわ…?うい…?」
なんと石像はビアンカだった!
10年もの歳月を経て今、まさにビアンカが よみがえったのだ!
唯「……う、うぅ……」
憂「……10年もの間…………これからは……ずっと一緒だよ……!」
唯「……こ、この再開は…反則だよ……」
憂「……わ、私もうるっときちゃった……」
307: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:53:13.67 ID:nBxVQxHJ0
同い年!
唯「……あれ?10年って言った…?」
憂「う、うん。それがどうしたの…?」
唯「これでゆいとビアンカちゃん同い年じゃない…?」
憂「え?何で?」
唯「だって、ゆいは8年間石化して、ビアンカちゃん10年間でしょ?もともと2歳違いだったんだから、これで同い年でしょ?」
憂「戸籍上は変わらないよ?」
唯「…そ、そんなリアルな話持ってこないでよ……」
唯「……あれ?10年って言った…?」
憂「う、うん。それがどうしたの…?」
唯「これでゆいとビアンカちゃん同い年じゃない…?」
憂「え?何で?」
唯「だって、ゆいは8年間石化して、ビアンカちゃん10年間でしょ?もともと2歳違いだったんだから、これで同い年でしょ?」
憂「戸籍上は変わらないよ?」
唯「…そ、そんなリアルな話持ってこないでよ……」
308: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 05:55:36.39 ID:nBxVQxHJ0
マーサ!
唯「子供達と会話しながら帰るのは楽しいねぇ……」
憂「ふふ。ひらさわもういもビアンカちゃん一緒にお風呂に入りたくて仕方ないって!」
唯「やっぱり子供は両親と一緒にいなきゃ!ねっ!」
なんと命のリングから声が聞こえてきた!
マーサ「……ゆい。 ……ゆい」
唯「……えっ!?あ、マーサだ!」
マーサ「私の名は、マーサ。ゆい 私の声が聞こえますか?」
唯「あわわ……」 →はい ピッ
憂「お、落ち着いて…」
唯「子供達と会話しながら帰るのは楽しいねぇ……」
憂「ふふ。ひらさわもういもビアンカちゃん一緒にお風呂に入りたくて仕方ないって!」
唯「やっぱり子供は両親と一緒にいなきゃ!ねっ!」
なんと命のリングから声が聞こえてきた!
マーサ「……ゆい。 ……ゆい」
唯「……えっ!?あ、マーサだ!」
マーサ「私の名は、マーサ。ゆい 私の声が聞こえますか?」
唯「あわわ……」 →はい ピッ
憂「お、落ち着いて…」
312: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 06:05:40.71 ID:nBxVQxHJ0
マーサ「あぁ!わたしの…この母の声が聞こえるのですねっ!」
唯「き、聞こえてるよ!マーサ……っお母さん!」
マーサ「ゆい。大きくなったお前の姿を この母はどんなにみたいことでしょう!」
マーサ「しかしそれはしてはいけない願い事…たとえ伝説の勇者でも魔界の大魔王には とてもかなわないでしょう……」
マーサ「ゆい。お前にはすでにかわいい奥さんと 子供がいると聞きました。」
マーサ「この母のことなど忘れて家族なかよく暮らすのです……」
マーサ「さぁお行きなさい……もうすぐ夜が明けます。……愛する人が表で待っていますよ」
唯「(……お母さん……………………って…あれ…?)」
憂「(…………夜明け…って……)」
唯「……………………」チラッ
憂「……………………」チラッ
【1月24日(月)07:15:32 】 カチッ
唯「き、聞こえてるよ!マーサ……っお母さん!」
マーサ「ゆい。大きくなったお前の姿を この母はどんなにみたいことでしょう!」
マーサ「しかしそれはしてはいけない願い事…たとえ伝説の勇者でも魔界の大魔王には とてもかなわないでしょう……」
マーサ「ゆい。お前にはすでにかわいい奥さんと 子供がいると聞きました。」
マーサ「この母のことなど忘れて家族なかよく暮らすのです……」
マーサ「さぁお行きなさい……もうすぐ夜が明けます。……愛する人が表で待っていますよ」
唯「(……お母さん……………………って…あれ…?)」
憂「(…………夜明け…って……)」
唯「……………………」チラッ
憂「……………………」チラッ
【1月24日(月)07:15:32 】 カチッ
313: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 06:08:05.44 ID:nBxVQxHJ0
がっこう!
律「おーっす唯!三日ぶり……ってなんだその目……」
唯「あぁーりっちゃんおはよー……」
律「どうしたんだよ?まさかドラクエやりすぎて寝不足かぁ?」
唯「うーん、憂と二人で40分前までプレイしてたよぉ……」
律「ちょっ!徹夜ってことか!?大丈夫かよお前…?受験生として……」
唯「ううーー!りっちゃんに言われたくないよ!こんな直前期にあんなゲーム貸して!」
律「ははは!わるいわるい!……それでどうだった?」
唯「え…?なにが……?」
律「ゲームの感想!」
律「おーっす唯!三日ぶり……ってなんだその目……」
唯「あぁーりっちゃんおはよー……」
律「どうしたんだよ?まさかドラクエやりすぎて寝不足かぁ?」
唯「うーん、憂と二人で40分前までプレイしてたよぉ……」
律「ちょっ!徹夜ってことか!?大丈夫かよお前…?受験生として……」
唯「ううーー!りっちゃんに言われたくないよ!こんな直前期にあんなゲーム貸して!」
律「ははは!わるいわるい!……それでどうだった?」
唯「え…?なにが……?」
律「ゲームの感想!」
314: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 06:09:11.39 ID:nBxVQxHJ0
梓「う、うい……大丈夫……?」
憂「うーん、梓ちゃん……眠いよぉ……」
梓「う、うん……眠たそうなのはその目を見ればわかるけど……」
憂「お姉ちゃんとゲームやりすぎて徹夜のまま学校来ちゃったよ……」
梓「流石にハマりすぎでしょ…平沢姉妹……私も人の事言えないけどさ…」
憂「お姉ちゃん大丈夫かなぁ……心配だよ…」
梓「それで…?」
憂「え……?」
梓「面白かった?ドラクエ5」
憂「うーん、梓ちゃん……眠いよぉ……」
梓「う、うん……眠たそうなのはその目を見ればわかるけど……」
憂「お姉ちゃんとゲームやりすぎて徹夜のまま学校来ちゃったよ……」
梓「流石にハマりすぎでしょ…平沢姉妹……私も人の事言えないけどさ…」
憂「お姉ちゃん大丈夫かなぁ……心配だよ…」
梓「それで…?」
憂「え……?」
梓「面白かった?ドラクエ5」
315: ◆rMkH1UzgF8jA 2010/10/08(金) 06:09:51.79 ID:nBxVQxHJ0
唯『うん。結局魔王まではまだ倒せてないんだけどさ……』
憂『それでも…。一番大切なものだけは取り返せてよかったよ!』
唯『受験が始まるからしばらくできないけどさ……』
憂『いつか絶対お姉ちゃんと一緒にお母さんを助けに行くの!』
唯『え……?一言感想……?』
憂『うーん…とね……。えへへ……ちょっとはずかしいかも……』
唯『そうだねぇ……うん…。』
憂『……言うよ……?』
唯、憂『『やっぱり家族っていいよね!』』
唯「ビアンカかなぁ…」 憂「ビアンカだよねぇ…」
完!
憂『それでも…。一番大切なものだけは取り返せてよかったよ!』
唯『受験が始まるからしばらくできないけどさ……』
憂『いつか絶対お姉ちゃんと一緒にお母さんを助けに行くの!』
唯『え……?一言感想……?』
憂『うーん…とね……。えへへ……ちょっとはずかしいかも……』
唯『そうだねぇ……うん…。』
憂『……言うよ……?』
唯、憂『『やっぱり家族っていいよね!』』
唯「ビアンカかなぁ…」 憂「ビアンカだよねぇ…」
完!
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