1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:32:18.10 ID:8PDtALNs0
ミサト「…」

リツコ「……」

冬月「…碇、なんだって?」

ゲンドウ「第一種戦闘配置だ。二度言わせるな。」

引用元: ゲンドウ「総員、第一種しぇん闘配・・・」 


2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:36:28.36 ID:8PDtALNs0
マヤ「…はっはい!」

ミサト「待って。…碇司令、よく聞こえませんでした。」

ゲンドウ「…何を言っている葛城君、第一種戦闘配置だ。」

青木・日向「しぇんwww闘…www」

ゲンドウ「…」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:46:56.63 ID:8PDtALNs0
リツコ「碇司令、もう一度お願いします。」

ゲンドウ「…第一種戦闘配置。」

マヤ「???」キョロキョロ

青葉・日向「…」

リツコ・ミサト「…」

ゲンドウ「…」

ゲンドウ「冬月、後はたの…」

冬月「ま、待て碇!お前何のつもりだ?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:50:36.35 ID:8PDtALNs0
ゲンドウ「…」ドサッ

ゲンドウ「総員、第一種戦闘配置。」

リツコ「…」

ミサト「あの…碇司令…」

ゲンドウ「だから総員、第一種戦闘配置!」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 21:55:05.32 ID:8PDtALNs0
マヤ「し、司令よく聞こえません…」

ゲンドウ「だ!!!か!!!だ!!!…第一種戦闘配置と言っている!」

ミサト「…」

リツコ「…」

青葉・日向「…」

冬月「…だかだ」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:01:31.55 ID:8PDtALNs0
…ピシュン

シンジ「どうかしたんですか?」

アスカ「ちょっと何もたついてんのよ本部は!?いつまで待たせる気!?」

レイ「…」

ミサト「ごめんね、皆!ちょっと司令が…」

ゲンドウ「…」グググ

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:08:08.38 ID:8PDtALNs0
シンジ「『だかだ』って何?父さん。」

ゲンドウ「黙れシンジ。お前には関係ない。おい、回線を切れ。」

シンジ「『だかだ』って何だよ!?きっと作戦に関係するんだろ!?」

ゲンドウ「ウオオオオオ!!!」ドンッ

冬月「おい落ち着け、だかだ!…」

ゲンドウ「冬月、貴様アア!ウオアアアア!!!!」

冬月「やめ…!!!」ウググ

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:19:23.32 ID:8PDtALNs0
青葉「も、目標より高エネルギー反応!」

マヤ「本部に謎の光線が向けられています!」

ミサト「何ですって!?被害は?!」

日向「特になし。こちらに照準を定めているものかと!」

ミサト「エヴァ出撃、いいですね司令!?」

ゲンドウ「冬月イイ!!!!」

冬月「うぐうううう!!」

リツコ「司令!!!」

ゲンドウ「ああ!?勝手にしろ!!!」

ミサト「エヴァ全機、発進!!!」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:32:52.31 ID:8PDtALNs0
日向「目標、ネルフ本部方面へ向け広範囲に光を照射!!」

マヤ「頭が!!いたい!」

ミサト「なにこれ…み、皆は!?」

青葉「エヴァ全機外傷はありません!…クッ!!!!」

シンジ「あ、頭が!!!」

レイ「いたい…」

冬月・ゲンドウ「いたたた…」

(チ…)

リツコ「まさか…」

ミサト「脳内に直接!?」

(チ………チ………ダ………ダ………チ………)

アスカ「何ですって!?」

(シェントウハイチ…シェントウハイチ…ダカダ…ダカダ…)

ゲンドウ「ウオオオオオオオオオ!!!!」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:43:58.27 ID:8PDtALNs0
ゲンドウ「わかった。みんな敵か。貴様らも全員使徒…。」クイッ

日向「(…な、何か言い出した)」

マヤ「(こわっ)」

ゲンドウ「すでにネルフは落ちた。そして俺ははめられたのが俺…」

青葉「?」

リツコ「え?」

ミサト「…俺は…?」

冬月「俺ははめられたのが俺…?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 22:53:57.81 ID:8PDtALNs0
冬月「どういう事だ碇?」

ゲンドウ「だから、ゼーレにはめられたのではないかという意図を…」

ピシュン

シンジ「主語が「俺」なのか「はめられたの」かハッキリしてよ父さん!」

ゲンドウ「黙れシンジ!!!お前は戦ってさえいればいい!!!出てくるな!」

ミサト「司令、そんな言い方ってないでしょう!!」

ゲンドウ「うっ」

冬月「もう腹をくくるしかない、碇。私たちははめられたのが私たちなのだから」

ゲンドウ「冬月、貴様アア!ウオアアアア!!!!」

冬月「やめ…!!!」ウググ

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 23:07:07.13 ID:8PDtALNs0
青葉「目標から高エネルギー反応!!!前回より大きいです!」

日向「!!!目標、零号機に向け光線を発射!」

ミサト「レイ、避けて!!!!」

日向「ダメです、早すぎる!」

レイ「キャア!!!!…!?」

青葉「光線、零号機を通過、零号機…異常ありません!」

青葉「光線、本部に向かっています!!!」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 23:11:19.04 ID:8PDtALNs0
ゲンドウ「ギャアアアアアアアア!!!!」

青葉「光線、司令に直撃!!」

冬月「言われんでも分かる。」

シンジ「父さん!?父さん大丈夫なの!?」

ゲンドウ「…」

日向「目標からのエネルギー反応が著しく低下!」

マヤ「司令から…高エネルギー反応…!」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/05(水) 23:18:37.59 ID:8PDtALNs0
ゲンドウ「ここは…どこだ…」

???「た…」

ゲンドウ「???誰だ!貴様!?」

???「なた…」

ゲンドウ「姿が見えん…お前…は?」

???「あなた…」

ゲンドウ「ユ…ユイ!?」

88: >>1 2012/12/06(木) 02:13:33.25 ID:VbeHLzm70
ゲンドウ「お、お前ユイなのか!?」

ユイ「もちろん」ニコッ

ゲンドウ「本当か!?」ガシッ

ユイ「そうよ」ニコッ

ゲンドウ「ユイなんだな!…」ウッ

ユイ「モチロンソウヨ」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 02:16:29.78 ID:VbeHLzm70
ゲンドウ「私はてっきりお前が零合機に取り込まれたかと思って…」

ユイ「モチロンソウヨ」

ゲンドウ「…なんだって?ここは零号機の中じゃないだろ?」

ユイ「モチロンソウヨ」

ゲンドウ「何を言ってるんだユイ、おい!」ユサユサ

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 02:33:08.93 ID:VbeHLzm70
ユイ「…ッ」バチン!

ゲンドウ「な、なんだってビンタしてくるんだユイ!」

ゲンドウ「お前は…ユイじゃない…そうだ使徒だ、ユイはそんなカタコトじゃない!」

ユイ「アナタみたいに噛んだりしないけどね。」

ゲンドウ「!?」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 02:38:56.75 ID:VbeHLzm70
ユイ「シェントウハイチ…ダカダ…」

ゲンドウ「…ユ、ユイ…」

ユイ「俺ははめられたのが俺…」

ゲンドウ「私をバカにしてるのか、ユイ…」

ユイ「シェント…」グッ!

ゲンドウ「お前はユイじゃない、お前はユイじゃない!使徒だ!!」ギュウウ!

ユイ「くるし…」ウググ

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 02:43:39.08 ID:VbeHLzm70
ゲンドウ「ユ、ユイ!」パッ

ユイ「は、はじめてね…私に暴力するなんて…」ニヤッ

ゲンドウ「ユ、ユイ許してくれ、ワタス、ワ、私は混乱していて…」

ユイ「え?」

ゲンドウ「混乱していて…」

ユイ「ちょっと待って、誰が?」

ゲンドウ「いや私が!」

ユイ「ワタスでしょ?ワタスって誰?ワタスwww」

ゲンドウ「………ウワアアアアアアアアア!!!!!!」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 02:47:30.24 ID:VbeHLzm70
ゲンドウ「ハッ!」ハアハア

ミサト「司令!」

リツコ「無事…ですか!?」

ゲンドウ「も、目標はどうした!?」

マヤ「現在沈黙中ですが…休止状態にあると思われます!」

ゲンドウ「…ユイ…」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 02:51:26.89 ID:VbeHLzm70
ミサト「…司令。。」

ゲンドウ「ユイが居た。…ユイに会ったんだ。」

一同「…」

ゲンドウ「私はユイに会った。。しかしあれは本当にユイなのか…」

冬月「混乱しているな。碇。」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 03:02:31.26 ID:VbeHLzm70
マヤ「ここに居る皆、すべて聞こえていました。ユイさんとの会話はしっかり。」

ゲンドウ「…そ、そうか。これは使徒なのか?まさか私を狙ってくるとはな。」

青葉「混乱です…こんなケース今までなかった…」

ゲンドウ「ああ」

リツコ「この混乱をどう切り抜けるか…」

ゲンドウ「ああ…」

シンジ「何が起きてるの!?混乱してどうにかなりそうだよ父さん!」

ゲンドウ「ああ」ワナワナ

冬月「さぞ『ワタス』は混乱しまくりだろうな。」

ゲンドウ「冬月、貴様アア!ウオアアアア!!!!」

冬月「やめ…!!!」ウググ

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 03:10:34.52 ID:VbeHLzm70
レイ「碇君、こういう時どういう顔すればいいかわからないの。」

シンジ「笑えばいいと思うよ。」

レイ「プクク…wwwwワタスwwww」

ゲンドウ「お前ら何なんだアアアアア!!…」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/06(木) 03:13:36.57 ID:VbeHLzm70
アスカ「あんたワタスぅ?!」

ゲンドウ「アアアアアアアアアア!!!」

ミサト「もう一度行きなさい司令!誰かの為じゃない!ワタスの願いの為に!」

ゲンドウ「アアアアアアアアアア!!!!!!!」