84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:07:49.59 ID:JigbmkVB0
見滝原 大通り

ほむら(まどかの愛したこの世界を・・・)

ほむら(私が守ってみせる)

ほむら「今日もスーパーの特売があるのね、寄っていこうかs」ハッ!

ほむら(今のは・・・まどか!?)

引用元: マミ「あら遊戯王?懐かしいわね」 



86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:09:58.71 ID:JigbmkVB0
ほむら「ハァッ!ハァッ!」

ほむら「まどか!」

まどか?「・・・え?」

ほむら「まどか!まどかよね!会いたかった・・・」

まどか?「えっと・・・どちら様、ですか?」

ほむら「・・・えっ?」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:13:42.28 ID:JigbmkVB0
ほむら「わ、私のこと覚えてない?ほむらよ、暁美ほむら・・・貴女の親友の」

まどか?「ご、ごめんなさい!私・・・自分が誰なのか」

まどか?「どうしてここにいるのか・・・わからなくて・・・」

ほむら「記憶・・・記憶が無いの?」

まどか?「コクッ」

ほむら「・・・」

まどか「・・・」

ほむら「こんなところで立ち話も何だし・・・私の家へ来ない?」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:19:02.88 ID:JigbmkVB0
ほむホーム

ほむら「ここが私の家よ、貴女はここへきたことあるのよ・・・覚えてない?」

まどか「・・・ごめんね」

ほむら「コーヒーでも出すわ、適当に腰掛けてて頂戴」

まどか「うん・・・」



ほむら「記憶を失った状況とかも・・・覚えてない?」

まどか「記憶を失ったとき・・・?うーんと・・・」

まどか「あ!確かあのとき・・・」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:24:30.38 ID:JigbmkVB0
太陽系のどこか

まど神様『えへへへへ、今日もほむらちゃんをストーキング!』

まど神様『そろそろシャワーを浴びる時間帯だね、ほむらちゃんの家にお邪魔しようかなって』

ゴォォォォ

まど神様『え?後から何かが・・・』

ゴチン

まど神様『あいたた・・・もう!隕石さん余所見運転しちゃ駄目だよ!』

まど神様『うぅ、頭が痛い・・・早くほむらちゃんのシャワーシーン覗いてこよっと』

バラ・・・バラ・・・

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:28:42.42 ID:JigbmkVB0
ほむホーム

まどか「あのとき流れ星とぶつかっちゃって・・・」

まどか「私の記憶は、“ナンバーズ・カード”になって飛び散っちゃったんだ!」

ほむら「記憶が飛び散った!?」

まどか「もうろうとする意識でなんとか見滝原までこれたけど・・・そのときに落としちゃったかも」

ほむら「そう・・・だったの・・・」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:34:08.48 ID:JigbmkVB0
まどか「私の勝手なワガママだけど・・・私のことを知ってる人としてお願い!」

まどか「私に協力して、ナンバーズを集めて!」

ほむら「わかったわ」

まどか「本当!?ありがとう暁美さん!」

ほむら「ほむらよ」

まどか「え?」

ほむら「まどかは私のことを、下の名前で呼んでたわ」

まどか「うん!ありがとう、ほむらちゃん!」

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:43:53.23 ID:JigbmkVB0
同時刻、いつものファミレス

さやか「あたしに用って何さ、仁美」

仁美「さやかさん・・・私と」

仁美「私とデュエルして貰いますわ!!」

さやか「デュエル!?一体どうして?」

仁美「このデュエルで賭けるもの・・・それは上条恭介さんですわ!」

さやか「!?」

仁美「私は上条さんをお慕い申しておりますの」

仁美「私が勝ったら、上条さんを諦めてもらいますわ!」

さやか「・・・わかったよ、外に出ようか」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:48:41.05 ID:JigbmkVB0
見滝原 大通り

さやか「う・・・そ・・・」

LP0 ピー

WIN 仁美

仁美「私の勝ち・・・これで上条さんは私のものですわね」

仁美「さようなら、さやかさん・・・」

さやか「う・・・うぅうぅうう・・・」

さやか「うわああああああああああああぁぁああぁあ・・・」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 15:55:40.86 ID:JigbmkVB0
次の日放課後 見滝原中学校ほむらの教室

ほむら(まどかの姿は私以外には見えないようね・・・)

まどか(うん・・・そうみたいだね)

ほむら(ナンバーズの手がかりは今のところゼロ・・・すぐには見つからない、か・・・)

杏子「おいほむら!大変だ!」バン!

まどか(あ、杏子ちゃんだひさしぶりだな~ここの制服とっても似合ってる)

ほむら「ハァ・・・何か用かしら杏子、私はこれから大事な用事があるのだけれども

杏子「校門前でさやかが他の生徒からデュエルでデッキを巻き上げてやがるんだ!」

ほむら「なんですって?」

杏子「今巴マミとデュエルしてるところだ!急げ!」

ほむら「コクッ」

まどか(さやかちゃん・・・)

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:04:53.02 ID:JigbmkVB0
 
見滝原中学校 校門前

ほむら「巴マミは・・・?」

杏子「あそこだ!」


マミ「クッ、私が・・・美樹さんにここまで追い詰められるなんて・・・」

さやか「あたしはレベル3のフライファングとビッグ・ジョーズでオーバーレイ・ネットワークを構築!」

さやか「出でよ!ランク3、潜航母艦エアロ・シャーク!」

エアロ・シャーク「ぶぉぉぉ」 ATK1900

さやか「エアロ・シャークでダイレクトアタック!」

マミ「きゃああああああああ」
LP0

WIN さやか

ほむら「巴マミが・・・あの美樹さやかに負けた・・・?」

杏子「マジ・・・かよ・・・あの3年生最強のマミが負けるなんて・・・」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:10:14.03 ID:JigbmkVB0
マミ「私の完敗ね・・・」

さやか「それじゃ、約束通り」

マミ「ええ・・・仕方無いわね・・・」スッ


ほむら「あれは!マミのデッキ!」

杏子「アイツ何してんだ!」

杏子「おいさやか!てめぇ一体何してんだ!」

さやか「見てわかんないー?デッキ徴収してんのよ」

杏子「そんなの犯罪じゃねーか!」

さやか「これは正当な報酬よ、デュエル前にデッキ賭けるって契約したの」

マミ「えぇ・・・確かにしたわ・・・」

杏子「なん・・・だと・・・」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:20:28.54 ID:JigbmkVB0
杏子「さやか・・・なんで、なんでこんなことするんだよ!」

さやか「うるさいなぁ・・・アンタは関係ないでしょ?それともアンタが次の対戦相手する?」

杏子「うっ・・・そ、それは・・・」

さやか「アンタ親父さんにデュエル禁止されてるもんねぇ!デッキもボッシュートされてるしできないよねぇ?」

杏子「ぐぬぬ」


まどか(どうしようほむらちゃん、人のデッキを奪っちゃうなんておかしいよ!こんなのってあんまりだよぉ・・・)

まどか(ほむらちゃん、なんとかできないかなぁ・・・?)

ほむら「確かにこのまま放っておくと後々面倒になるかもしれないわね・・・」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:23:36.85 ID:JigbmkVB0
ほむら「・・・わかったわ、私がなんとかしてみせる」

まどか(ほむらちゃん!)パアッ

ほむら(・・・昔の私なら、『悪いけど2人のことは諦めて頂戴』なんて言うところね・・・)フッ

ほむら(まどかが全てを賭けて守った世界を、私は守り抜く!)ザッ!


ほむら「次の対戦相手は私よ!」

杏子「ほむら!」

さやか「ぁん?次は転校生が相手?」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:31:02.14 ID:JigbmkVB0
ほむら「私が勝ったら巴マミや他の生徒のデッキを返してもらう!」

さやか(確か転校生は見たこと無いカードをエクストラデッキに溜め込んでたわね・・・)

さやか(こりゃいいカモになるわ、綿密にデッキ編集してからデュエルするか)

さやか「いいわ、ただしアタシ今日はマミさんの相手して疲れたからねぇ・・・」

さやか「勝負は明日の正午、駅前広場でやるわ!」

さやか「あたしの賭け札(アンティ)は今まで巻き上げたデッキ、そしてあんたが賭けるのは・・・」

さやか「あんたのデッキだ!」ドン!

ほむら「!?・・・ええ、構わないわ」

まどか(ほむらちゃん!?)

さやか「そんじゃあたしはもう帰るから」スタスタ

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:36:40.78 ID:JigbmkVB0
ほむら「ほっ・・・」

杏子「いいのかよ、負けたらお前のデッキも・・・」

マミ「あんなデュエル、わざわざ挑まなくてもよかったのに」

ほむら「私が出て行かなければもっと被害者は増えていたかもしれないわ」

ほむら「あそこで引いてくれて助かったわ・・・」

まどか(ほむらちゃん・・・)

ほむら「さ、今日はもう帰りましょう、明日に備えなければ」

杏子、マミ「こくり」

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:41:20.51 ID:JigbmkVB0
ほむホーム

まどか「ほむらちゃん・・・明日は大丈夫?」

ほむら「心配には及ばないわ」

ほむら「それよりもう寝ましょう、明日は負けられないデュエルがあるのよ」

まどか「私、この体だから全然眠くないの・・・」

ほむら「そう、おやすみなさい、まどか」

まどか「うん、おやすみ、ほむらちゃん・・・」

ほむら(そう、絶対に負けられないわ・・・あれはまどかがリボンと一緒に残してくれた大切なデッキなのだから・・・)

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:47:10.99 ID:JigbmkVB0
さやかのマンション

さやか(明日は絶対負けられない・・・転校生のレアカードがかかったデュエルなんだから)

さやか(集めたカードで強力なデッキを作って、仁美に復讐してやる・・・!!)

さやか「・・・あれ?玄関になんか刺さってる・・・?」

さやか「あーイラつく!近所のガキのイタズラかs」

ズボッ

さやか「な・・・なに・・・これ、テキストが読めない・・・」

さやか「こ、このカードは・・・一体・・・?」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:51:31.05 ID:JigbmkVB0
翌日 駅前広場

さやか「へぇ、逃げずにちゃんと来たんだぁ」

ほむら「そんなことより私が勝った時の約束、覚えてるわよね」

さやか「あんたこそ、自分が負けたときにどうするかわかってんでしょ?」

ほむら「チッ」


杏子「大丈夫かよ、あいつ・・・」

マミ「暁美さんを信じるのよ・・・」

まどか(ほむらちゃん・・・)

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 16:58:23.93 ID:JigbmkVB0
ほむら、さやか「デュエルディスク!セット!」

ほむら、さやか「Dゲイザー、セット!」

ほむら、さやか「デュエルターゲット、ロックオン!」

Dゲイザー『ARヴィジョン、リンク完了』

ほむら、さやか「デュエル!」ドーン!

ほむら「私の先攻、ドロー!」手札5→6

ほむら「・・・私はモンスターを裏側守備表示で召喚してターンエンドよ」

ほむらLP:4000 手札:5
デッキ: 墓地:0 除外:0 フィールド:なし

モンスター:1「/」 2「/」 3「/」 4「裏側守備/DEF不明」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 17:09:07.01 ID:JigbmkVB0
さやか「転校生はモンスターを伏せただけ・・・行くわよ!」

さやか「私のターン、ドロー!」手札5→6

さやか「私は手札からフライファングを召喚!」

フライファング「きしゃー」 ☆3 ATK1600

さやか「あんたが何伏せたか知らないけどさぁ、このフライファングの貫通効果の前じゃ無意味だよ!」

杏子「貫通効果って?」

マミ「守備モンスターを攻撃したとき攻撃力が守備力を上回っているとき、その数値差をダメージとして与えるのよ」

杏子「ゲッ、でもあれの攻撃力は1600か、ほむらの伏せモンスターが何なのかわかんねーけど大したダメージにゃ」

さやか「私は手札から魔法カードを発動!バッ 手札5→4

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 17:19:02.95 ID:JigbmkVB0
さやか「アクア・ジェット!」バーン

さやか「このカードの効果は魚族モンスター1体の攻撃力を、1000ポイントアップする!」

ほむら「!?」

さやか「私のフライファングの攻撃力は・・・」

フライファング「きしゃー!」 ATK2600

マミ「出たわね、美樹さんお得意のマジック・コンボ!」

杏子「攻撃力2600!?上級クラスの攻撃力じゃねーか!!」

さやか「これでもう何も怖くないわ!バトル!フライファングで裏側守備モンスターを攻撃!」

杏子「ほむらは一体どんなモンスターを伏せてるんだ?」

166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 17:26:24.95 ID:JigbmkVB0
ほむら「私のモンスターはグローアップ・バルブ・・・」

グローアップ・バルブ「」 ☆1 DEF100

マミ「守備力たったの100!?」

さやか「そんな貧弱なモンスター噛み千切ってやるわ!」

さやか「攻撃力と守備力の差、2500ポイントのダメージを受けろおおおお!」

フライファング「がぶっ」

ほむら「きゃああああっ」 LP4000→1500

まどか(ほむらちゃん!!)

176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 17:39:29.57 ID:JigbmkVB0

さやか「フライファングは戦闘ダメージを与えたバトルフェイズ終了時、次のあたしのターンまで除外される!」

171: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 17:35:33.58 ID:JigbmkVB0
さやか「あたしはカードを1枚伏せてターンエンド」

さやかLP:4000 手札:4
デッキ: 墓地:1 除外:1 フィールド:なし

モンスター:1「/」 2「/」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「伏せ」3「」4「」5「」

杏子「一気にライフを半分以上持って行きやがった・・・」

マミ「でも美樹さんの場はがら空き、チャンスよ!」

ほむら「私のターン・・・ドロー」フラフラ 手札5→6

ほむら(場にモンスターは無いけど・・・魔法罠ゾーンに伏せカード、これは誘っているわね・・・でも)

ほむら「前進あるのみよ!私はジェネクス・ニュートロンを召喚!」手札6→5

ジェネクス・ニュートロン「オオッ」 ☆4 ATK1800

ほむら「バトル!ジェネクス・ニュートロンでダイレクトアタック!」

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 17:47:24.53 ID:JigbmkVB0
さやか「通すと思ってんの!?カウンター罠、攻撃の無力化を発動!」ウィーンピカッ

さやか「相手モンスターの攻撃を無効にし、バトルフェイズを強制終了する!」

ほむら「くっ!」

杏子「ああ・・・チャンスだったのに・・・」

マミ「それに次のターンには除外されたフライファングが帰還する、上級モンスターのアドバンス召喚に利用されたら厄介よ」

ほむら「・・・エンドフェイズにニュートロンの効果発動、デッキから機械族のチューナーモンスターを手札に加えるわ」

ほむら「私はクイック・シンクロンを手札に加えてターンエンドよ・・・」 手札5→6

ほむらLP:1500 手札:6
デッキ: 墓地:1 除外:0 フィールド:なし

モンスター:1「/」 2「ニュートロン/ATK1800」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「」4「」5「」

まどか(ほむらちゃん・・・負けないで・・・)

184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 17:51:50.48 ID:JigbmkVB0
さやか「あたしのターン!ドロー!」手札3→4

さやか(今日のあたし最高にツイてる!勝てる!この勝負勝てる!)

???(呼べ・・・)

さやか「え、何?」キョロキョロ

???(呼ぶのだ・・・私を・・・)

さやか(まさかエクストラデッキ・・・昨日の?)

???(“ナンバーズ”を・・・!!)ズズズ・・・

さやか「ひ、ヒィッ!」

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 18:00:36.08 ID:JigbmkVB0
さやか「ああああああああああああああああああああああ!!!」

全員「!?」

さやか「この瞬間!ゲームから除外されてたフライファングはフィールドに帰還するッ!!

フライファング「きしゃー」 ☆3 ATK1600

さやか「そして私は手札からスカル・クラーケンを召喚!」

スカル・クラーケン「ぶふー」 ☆3 ATK600

さやか「ハァ・・・ハァ・・・レベル3のフライファングとスカル・クラーケンでオーバーレイ・ネットワークを構築ゥ!」

マミ「エクシーズ召喚を行うの!?」

杏子「エクシーズ召喚って何?」

マミ「同じレベルのモンスターカードを重ねてエクストラデッキから召喚するモンスターよ・・・知らなかったの?」

杏子「そんなのあたし持ってないもん」

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 18:06:45.66 ID:JigbmkVB0
さやか「現れろ・・・No.(ナンバーズ)17!」キュピーン!

ほむら、まどか(ナンバーズ!?)

さやか「リバイス・ドラゴン!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

杏子「な、何だアレ!?巨大な眼球!?グロッ」

マミ「いいえ、あれはとぐろを巻いてる巨大なドラゴンよ!」

リバイス・ドラゴン「グオオォー!」 ランク3 ATK2000

ほむら「あれが・・・ナンバーズカード)

まどか(私の・・・記憶のピース)

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 18:15:28.63 ID:JigbmkVB0
さやか「No.17リバイス・ドラゴンの効果発動!」

さやか「オーバーレイ・ユニット(下に重ねた素材モンスターのカード)1枚を取り除き、攻撃力を500ポイントアップさせる!」

リバイス・ドラゴン「ぐわっ」バグックチャクチャ ATK2000→2500

ほむら「な、なんてこと・・・」

さやか「バトル!リバイスドラゴンでジェネクス・ニュートロンを攻撃!バイス・ストリーム!」

ほむら「きゃあああああ」 LP1500→800

まどか(ほむらちゃああああん!!)

さやか「フヒヒ、カードをセットしてターンエンド、次のターンで息の根を止めてあげるよ転校生」 手札3→2

さやかLP:4000 手札:2
デッキ: 墓地:1 除外:0 フィールド:なし

モンスター:1「/」 2「No.17リバイス・ドラゴン素材残り1/ATK2500」 3「/」 4「/」 5「/」
魔法・罠:1「」2「」3「伏せ」4「」5「」

201: 飯食ってくる 2011/05/08(日) 18:26:22.37 ID:JigbmkVB0
ほむら「ハァ・・・ハァ・・・」ヨロッ

まどか(ほむらちゃん・・・もう、いいよ・・・)

ほむら「まどか!?」

まどか(もうこれ以上酷い目にあう必要は無いよ!サレンダー・・・しよ?)

ほむら「・・・嫌よ、せっかくナンバーズを見つけたのに諦められるわk」

ほむら「まどか!あ、貴女の体が・・・透けて・・・」

まどか(ナンバーズ持ちと戦って負けると・・・私、消えちゃうみたいだね)

ほむら(なっ!貴女はそれでいいの!?自分が誰かもわからないまま!何も出来ないまま消えてそれでいいの!?)

まどか(何も知らない私にここまでしてくれたんだ、ほむらちゃんは精一杯頑張ってくれた・・・)

まどか(だからいいの、もう充分だよ・・・)

ほむら「・・・」

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:00:59.30 ID:JigbmkVB0
ほむら「なら・・・なおさら諦めるわけにはいかないわ」スタッ

まどか(ほむらちゃん!)

ほむら「みんなが貴女を忘れても、私は貴女を覚えているわ」

ほむら「絶対にまどかを忘れない・・・絶対に」

まどか(どうして・・・そこまでしてくれるの?)

ほむら「まどかは、私の・・・」

ほむら「・・・最高の、友達よ」

ほむら「だから泣かないで、私を信じて・・・」

まどか(うん・・・ありがと・・・)

210: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:07:35.75 ID:JigbmkVB0
さやか「何よ、まだやる気なの?」

ほむら「ええ、残念だけど私は諦めが悪いことに定評があるの」

さやか「フン、ナンバーズであるリバイス・ドラゴンにはナンバーズ同士でしか破壊できない無敵の戦闘破壊耐性があるのよ!」

さやか「ナンバーズを持ってない転校生にはリバイス・ドラゴンは倒せない!」

ほむら「そうね・・・確かに私には、ナンバーズのような無敵のモンスターも、モンスター・エクシーズも持ってないわ」

ほむら「私にあるものは・・・最高の友達がくれたデッキと諦めない心よ!」

さやか「その諦めないって言葉・・・最高にイラッとくるわ・・・」ギリッ

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:15:35.49 ID:JigbmkVB0
ほむら「私のターン・・・ドロー!」

ほむら「チラッ」

ほむら「・・・ニヤッ」つジャンク・シンクロン

ほむら「私は手札からチューナーモンスター、ジャンク・シンクロンを召喚!」

ジャンク・シンクロン「ハッ」 ☆3 ATK1300 チューナー

マミ「あのカードは・・・」

杏子「知ってるのかマミ」

マミ「ええ・・・あれはチューナーモンスター、シンクロモンスターを呼ぶのに欠かせないモンスターよ」

マミ「チューナーとチューナーではないモンスターのレベルを足して
    その数値に等しいシンクロモンスターをエクストラデッキから特殊召喚する召喚方法・・」

杏子「てことはアイツ・・・シンクロ召喚をする気か!」

223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:23:14.31 ID:JigbmkVB0
ほむら「ジャンク・シンクロンの効果発動!召喚に成功したとき墓地の☆2以下のモンスターを効果を無効にして特殊召喚する!

ほむら「私は墓地から☆1チューナー、グローアップ・バルブを特殊召喚!」

グローアップ・バルブ「」 ☆1 DEF100

ほむら「墓地からモンスターを特殊召喚したことにより、私は手札からドッペル・ウォリアーを特殊召喚するわ」 手札5→4

ドッペル・ウォリアー「フンッ」 ☆2 DEF800

ほむら「私はレベル2のドッペル・ウォリアーにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

☆2+☆3=☆5 キュ゚ピーンカッ

ほむら「シンクロ召喚!TGハイパー・ライブラリアン!」

ライブラリアン「ハッ」 ☆5 ATK2400

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:35:14.49 ID:JigbmkVB0
さやか「攻撃力2400?あたしのリバイス・ドラゴンの攻撃力は2500!そんなモンスターじゃ勝てないわ!」

さやか(それにこっちにはまだオーバーレイ・ユニットが残ってる!次のターンで攻撃力を3000にして引導を渡してやる!)

ほむら「シンクロ素材となったドッペル・ウォリアーの効果発動!私の場に☆1のドッペル・トークン2体を特殊召喚!」

トークンその1「ムン」 ☆1 ATK400
トークンその2「ヤー」 ☆1 ATK400

ほむら「レベル1のトークンにレベル1のグローアップ・バルブをチューニング!」

ほむら「集いし願いが新たな速度の地平へ誘う、光指す道となれ!」

ほむら「シンクロ召喚!希望の力、シンクロチューナー!フォーミュラ・シンクロン!」

フォーミュラ・シンクロン「ハァッ!」 ☆2 DEF1500

249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:41:52.20 ID:JigbmkVB0
ほむら「フォーミュラ・シンクロンをシンクロ召喚したとき、デッキからカードを1枚ドロー」 手札4→5

ほむら「さらにTGハイパー・ライブラリアンの効果発動、シンクロ召喚が行われたときカードを1枚ドロー」手札5→6

ほむら「墓地のグローアップ・バルブの効果発動、デッキの一番上のカードを墓地へ送り、
      このカードを特殊召喚する!」

グローアップ・バルブ「」 ☆1 DEF100 チューナー

ほむら「もう1体のレベル1トークンにレベル1、グローアップ・バルブをチューニング!」

ほむら「以下略、フォーミュラ・シンクロン!

2体目のフォーミュラ「ハァッ」 ☆2 DEF1500 チューナー

ほむら「フォーミュラ・シンクロンをシンクロ召喚したことで、1枚ドロー!」 手札6→7

ほむら「さらにライブラリアンの効果で1枚ドロー!」 手札7→8

268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:50:45.77 ID:JigbmkVB0
ほむら「手札からレベル・スティーラーを墓地に送り、チューナーモンスター、クイック・シンクロンを特殊召喚!」 手札8→6

クイック・シンクロン「やあッ」 ☆5 DEF1400 チューナー

ほむら「墓地のレベル・スティーラーの効果発動、ラブラリアンのレベルを一つ下げ墓地から特殊召喚!」

ライブラリアン「」 ☆5→☆4

レベル・スティーラー「きゅー」 ☆1 DEF0

ほむら「レベル1のレベル・スティーラーにレベル5のクイック・シンクロンをチューニング!」

ほむら「シンクロ召喚!ジャンク・ガードナー!」

ジャンク・ガードナー「オオッ」 ☆6 DEF2600

ほむら「シンクロ召喚を行ったことによりライブラリアンの効果で1枚ドロー」手札6→7

276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 19:57:24.24 ID:JigbmkVB0
ほむら「さらにレベル6、ジャンク・ガードナーにレベル2、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!」

ほむら「集いし願いが新たに輝く星となる、光さす道となれ!シンクロ召喚!」

ほむら「飛翔せよ!スターダスト・ドラゴン!」

スターダスト「キシャアアア」 ☆8 ATK2500

ほむら「ライブリアンの効果で1枚ドロー!」 手札7→8


杏子「何が起こってるんだ!?ほむらがえーっと、右手を沢山動かして白いモノを沢山出してるぞ!」

マミ「これが・・・円環の理なのかしら」

ほむら「見せてあげるわ・・・これが新たなる境地・・・」

ほむら「まどまどマインド!」キリッ

290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:05:32.31 ID:JigbmkVB0
ほむら「レベル8シンクロモンスター、スターダスト・ドラゴンに
      レベル2シンクロチューナー、フォーミュラ・シンクロンをチューニング!」

ほむら「集いし夢の結晶が新たな進化の扉を開く。光さす道となれ!アクセルシンクロ!!」

ほむら「生来せよ!シューティング・スタードラゴン!」

シューティングスター「ギャオオオオ」 ☆10 ATK3300

さやか「攻撃力・・・3300!?」

ほむら「美樹さやか」

さやか「!」

ほむら「貴女はさっき、私に諦めろと私に言ったわね・・・」

さやか「それがどうしたのさ」

ほむら「諦めなければ、奇跡は起こせるのよ、だから私は諦めない!」

さやか「うるさいなぁ!結果がどうしたってんのよ!この世には・・・奇跡も、魔法も、無いのよ!」

301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:13:45.23 ID:JigbmkVB0
ほむら「なら・・・そこで見ていることね、私がもう一度奇跡を起こす瞬間を」

さやか「何!?」

ほむら「シューティング・スター・ドラゴンの効果発動!デッキの上からカードを5枚確認する、
      そして、その中のチューナーモンスターの数だけ、攻撃することが出来る!」

さやか「なん・・・だと・・・」

マミ「これは・・・いけるわ」

杏子「どういうことだってばよ?」

マミ「シューティングスターとリバイス・ドラゴンの攻撃力差は800、
    ここで暁美さんが5枚のチューナーを引けば、800×5で4000ダメージを与えることが出来るわ!」

杏子「む、無茶苦茶だ!大体あいつのデッキのモンスターの比率だってわかんねぇ!
    2枚や3枚ならまだしも、5枚なんて引けっこねぇ!」

ほむら「いくわよ!まずは1枚目のドロー!」

308: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:18:29.48 ID:JigbmkVB0
さやか、マミ、杏子、まどか「・・・ゴクリ」

ほむら「1枚目のカード!チューナーモンスター、アンノウン・シンクロン!」

杏子「!」

ほむら「2枚目!チューナーモンスター、ジャンク・シンクロン!」

マミ「!」

ほむら「3枚目!チューナーモンスター、異次元の精霊!」

さやか「!」

ほむら「4枚目!チューナーモンスター、エフェクト・ヴェーラー!」

まどか(ほむらちゃん・・・ほむらちゃんなら、本当に奇跡を起こせる・・・)

ほむら「5枚目!これが私とまどかの未来!」

316: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:26:17.34 ID:JigbmkVB0
ほむら「チューナーモンスター、デブリ・ドラゴン!」

さやか「ごっごごご合計5回の攻撃ですって!?」

ほむら「バトル!シューティング・スター・ドラゴンで、No.17リバイス・ドラゴンを攻撃!スターダスト・ミラージュ!」

シューティング・スター×5「ギシャアアアアアア」キューン

ちゅどーん!
さやか「うああああああああああ」 LP4000→3200

ぐしゃっ!
さやか「ぎゃああああああああああああ」 LP3200→2400

ずがん!
さやか「げふっ、ぐぅううぅぅぅ」 LP2400→1600

ずばっ
さやか「あ、ああぁぁぁぁぁうああ」 LP1600→800

327: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:30:34.28 ID:JigbmkVB0
さやか「ハァ・・・ハァ・・・」ガクガク

リバイス・ドラゴン「ゼィ・・・ゼィ」ボロボロ

ほむら「これで最後よ!シューティング・スターで、リバイス・ドラゴンを攻撃!」

さやか(あれ、あたし・・・なんでこんなことしてるんだっけ・・・?)

さやか(なんで・・・カードなんて集めてるんたっけ・・・?)

さやか(そうだった、あたし・・・恭介が・・・)

LP800→0 ピー

WIN ほむら

339: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:35:36.36 ID:JigbmkVB0
杏子「さやかー!」ダッシュ

杏子「さやか!おい、しっかりしろぉ!」

さやか「うっ・・・うぅ・・・」

ほむら「スタスタ」

ほむら「これがまどかの記憶のピース・・・」ピラッ

まどか(ありがとうほむらちゃん!これで何か思い出せるといいんだけど・・・)

さやか「う・・・あ・・きょうこ?」パチッ

杏子「さやかー!」ガバッ

さやか「ち、ちょっと何抱きついてんのよ///」

349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:40:57.37 ID:JigbmkVB0
さやか「あれ?あたし何してたんだっけ?」

杏子「覚えて・・・ないのか?」

さやか「えっと・・・フライファングが帰還して・・それから・・・」

杏子「覚えてないならいいさ、さやかが無事だった、それでいいさ」

ほむら、マミ「それでよくないわ」

さやか「!」

ほむら「約束よ、巴マミのデッキと他の生徒のデッキを返してもらうわ」

さやか「うん、わかってる、約束だもんね」

さやか「・・・マミさん、お返ししますね」

マミ「・・・ええ、確かに私のデッキだわ」

362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:50:20.86 ID:JigbmkVB0
さやか「マミさん、本当にすいませんでした!」ドゲザァ

マミ「ふふっ、もういいわよそこまでしなくても」

杏子「他のは来週学校行ったときちゃんと返して、あやまるんだぞ」

さやか「もぅ、わかってるってば!」

全員「あっはははははは」

マミ「さて、もう日が暮れてきてるわね、帰りましょ」

杏子「ああ、また来週な」

さやか「また来週、んじゃ」

ほむら「ええ、また来週・・・」

369: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/08(日) 20:55:52.10 ID:JigbmkVB0
まどか「みんなやさしい人たちだね・・・ほむらちゃんが少しうらやましいな」

ほむら「そうね・・・でも」

ほむら「まどかも、その輪の中の一人なのよ」

まどか「そう・・なの?」

ほむら「えぇ・・・きっとまた5人で笑い合える日が来るわ」

ほむら「さ、帰りましょう、私たちの家へ・・・」

まどか「うん!」


魔法決闘者ほむら☆マギカZEXAL おわり