1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:06:55.64 ID:d9qwri0x0
唯「え?」

紬「え?じゃねーよ。は?なに?マジなにちんたらしてんの?ありえねー。ほんとありえねー。ガッカリだわ。ほんとお前らにはガッカリした」

律「おいおいムギ、いきなりどうしたんだよ」

紬「どうしたもこうしたもねーよ。なぁおい?マジで意味わかんねーんだけど」

梓「あの…意味わかんないのはこっちなんですけど…」

紬「はぁ?なんだオメ。一から十まで説明しなきゃわかんねーってか」

澪「む、ムギ…なんのことか説明してくれないか?」

紬「はぁ…マジでわかってねーのな。あぁ、あぁ、わかったよ。説明してやるよ」

唯律澪梓「…」

紬「なんっで、オメーら一組もくっつかねーわけ?」

引用元: 紬「あーもーほんっと三期は覚悟しとけよ 」 



6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:12:45.39 ID:d9qwri0x0
律「は…」

澪「はい…?」

紬「はい?じゃねーよ。てめえらがちんたらしてっから二期終わっちまったじゃねーかよ」

唯「にき…?」

紬「もうアレだ。今日から違う番組じゃねーか。クロヒョウとかいうやつ」

梓「言ってる意味が…」

紬「二期なんて2クールもあったのに、は?なんなのお前ら。一組もくっついてないどころかキッスもしてねーじゃん」

紬「考えられねーんだけど。月9だってワンクールで結婚までいくっつーのに何やってんのお前ら?」

律「えーと…私達が彼氏作ってないから怒ってるのか?」

紬「はあああああ!?」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:17:39.31 ID:d9qwri0x0
紬「ちょ、お前立て。デコお前一回立て」

律「え?あ、う、うん…」スッ

紬「今なんつったお前?」

律「いや、だから彼氏が……」

紬「彼氏wwwwwww」

紬「ばっっっっっっっっっ…」

紬「かじゃねーの!!?」

唯律澪梓「…」ビクビク

紬「そこから?!え、なに、そこからかお前ら?はぁぁ…ほんっとヤんなるわ。こんなことなら二期大人しくしてなきゃよかったわマジで」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:27:08.55 ID:d9qwri0x0
唯「ムギちゃん…な、なんで、怒ってるの…?」ビクビク

紬「あーもー頭いてぇ。ほんと頭痛いわ。ガンガンする」

澪「あ、頭痛薬ならここに…」

紬「ちげーよ!!比喩だよ比喩!!そんくらいてめーらにはガッカリしたってことだよ!!」

澪「ひぃぃ…」

紬「お前らなぁ、五人だぞ?五人もいるんだぞ?脇役含めたら八人いるんだぞ?二期なんて純入れて九人じゃねーか。まぁ私除けばメイン四人でサブ含め八人だけどよ」

紬「そんだけいてカップル成立しないとか、おま、そんなんそもそも番組として成立しねーよ。わかってんのそこ?」

梓「か、カップル…?」

律「あのー…私らみんな女なんですけど…」

紬「ちょ、デコお前、は?はぁぁ?え、なに、ほんとそっからかよ?」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:35:19.66 ID:d9qwri0x0
律「…な、なんか変な事言った?」

紬「いやいやいや、あーマジイライラする。自覚ないって一番タチわりーわ」

紬「女同士で付き合うからいいんじゃねーか」

唯律澪梓「……」

唯律澪梓「はい?」

紬「はい?じゃねーよ!お前ら次そのリアクションしたらほんっと怒るぞ」

唯(もう怒ってるじゃん…)

紬「とりあえずだ。映画化決定して、三期の望みも出てきたから、今日はお前ら一人ずつみっちり三期に向けてのトレーニングさせっから」

澪「え、映画化?」

梓「さんき…?」

律「何の話だ…?」

紬「二期はお前らの自然な成り行きに任せるつもりで大人しくしてたけど、ダメだわ。お前らトロすぎ。言っとくけど、私が怒るってそーとーだぞ?なぁオイ?」

唯律澪梓「……」

紬「あー、じゃあまずお前。そこでバカ面下げて突っ立ってるデコ。まずお前からな」

律(ムギが立てって言ったんじゃん…)

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:43:08.02 ID:d9qwri0x0
紬「お前はなぁ…一期の時は良かったんだけどなぁ…」ハァ

律「う…な、何がダメなわけ?」

紬「一期の時はよぉ、ほら、和に澪とられちゃいそうで焦ってたじゃん?なぁ?」

律「…それが?」

紬「寝るまで側にいてよー、なんつってよ。あ、こりゃもうこいつら付き合うな、と。そう思ったわけよ」

紬「冬の日なんてラブレター騒動あったしな」

律「あ、そ、その話はあんまりしないでくれ…」

紬「それがなんだ?二期じゃお前、なーんもねえじゃん。たまーに澪と抱き合うくらいでよ。もうそんな段階はいいんだよ」

律「いや、抱き合う以上のことしたらマズイだろ…」

紬「ロミジュリもよぉ…ぜんっぜん足りねえよ。あれ、結局ただ演技こなしてるだけじゃねーか。バカにしてんの?なぁ?」

律「私なりに頑張ったつもりなんだけど…」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:49:57.77 ID:d9qwri0x0
紬「澪とのイベントも、回想ばっかじゃねーか。前見ろや前。未来を見たいんだよこっちは」

律「って言われても…」

紬「とりあえずオメーはもう梓とかそのへんと絡む前に、三期始まったらさっさと澪にコクれ」

律澪「は!?」

紬「ったりめーだろ!!もう一期二期合わせて3クールもやってんだぞ!?次コクんなかったら、も、そんなんトロいとかそーゆーレベルじゃねえだろが!!」

紬「亀のオブジェとか触ってる暇があんならさっさと澪の●でもなんでも揉めや!」

紬「原作じゃしっかり揉んでたくせに、なんでアニメじゃやんねーんだよ!ヤル気あんのかてめーは!!」

律「何のヤル気だよ……」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 07:56:42.52 ID:d9qwri0x0
紬「しかも二期始まるやいなや、原作で彼氏疑惑とか、はぁ!?ナメてんのか?けいおんナメてんのか!?」

律「だ、だからあれは冗談で…」

紬「おま、言っていい冗談と悪い冗談があんだろーが!!マジでぶっ倒れるかと思ったわクソが!」

律「う…わ、悪かったよ…」

紬「まぁあれはあれで澪がナイスプレイしたから結果オーライだけどよ。一歩間違えたら取り返しのつかない事になってんだぞ?ん?そのへんわかってんのか?」

律「…ご、ごめん」

紬「ッチ…。とりあえずお前そのまま立っとけ」

律「…」

紬「んじゃあ次はお前な。そこのモミアゲハゲ」

澪「…も、もみあげはげ…?」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:04:23.81 ID:d9qwri0x0
紬「モミアゲハゲだろーが」

澪「な、なんだよそのあだ名…」

紬「お前、その髪型何だ?短いモミアゲみたいなの。一期の頃から気になってしょーがなかったわ」

澪「うぅ…」

紬「まぁ髪型なんてのは今はどーでもいいんだよ」

澪(じゃあ言うなよ…)

紬「あー…澪なぁ。お前は…まぁそれなりによくやってたとは思うんだがなぁ…」

澪「あ、そ、そう?」

紬「まーでもまだまだ私の求めるレベルじゃねーやな。とりあえずお前のダメなところは、律以外とほとんど絡まなくなったところだな」

澪「え?普通にみんなと仲良くしてるつもりだったんだけど」

紬「は?バカか?どこが?え?マジどこが?」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:10:39.84 ID:d9qwri0x0
紬「おま、え?本気で言ってんの?」

澪「あ、当たり前だろ…。私にとってはみんな友達なんだし…」

紬「いやいや友達とかそういうのいいから。恋人だから。私がお前らの関係に求めてるのは」

澪(ムチャクチャだ…)

紬「じゃあお前よ、お前二期で何回梓と会話した?」

澪「え?」

紬「何回だよ?」

澪「え、えーっと…3…よ、4回……?」

紬「とりあえず片手で足りるくらいしかしてねーよな」

澪「…」

紬「一期の時は、かっこいい先輩とほっとけない後輩みたいな関係だったのに、何やってんの?仕事ナメてんだろ?」

澪「し、仕事…?」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:17:00.73 ID:d9qwri0x0
紬「まぁ梓に関しては、梓のほうにも色々問題があったからな。お前の責任とは言い切れないが、どっちにしろ反省するべきだわな」

澪「う、うん…。梓ごめんな。これからはもっと会話しような」

梓「は、はい…」

紬「あと澪よぉ。お前唯とも会話しなくなったよな」

澪「ゆ、唯とはそれなりに喋ってただろ…」

紬「足りねえよ。も、ぜんっぜん足りねえよ。一期の時は励まし合い助け合いながらやってたのに、も、ただのオトモダチじゃねーか」

紬「新歓ライヴの時の目配せとかよぉ…あれ後ろで見てた私は、あぁこいつらもう明日にでも付き合うんだろうな、と」

紬「そう思ってただけにガッカリだ。ほんっっっっとガッカリだ」

澪「演奏しながら何考えてんだ…」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:23:11.43 ID:d9qwri0x0
紬「ま、こんなとこだな。とりあえず三期始まったらさっさと律と付き合って身を固めとけ。んでそこからだな、唯と梓に絡むのは」

澪「つ、付き合うって…」

紬「一期じゃ準主役だったんだ。おめーがビシッとしてなきゃ締まるもんも締まらねーんだよ。ま、期待してっから」ポン

澪「……」

紬「んじゃ次行くぞ。んー…そうだな、じゃあそこのメソメソ後ろ向きチビ」

梓「……別にメソメソしてませんよ」

紬「ははははは!!!」

梓「……」

紬「おま、あんだけ湿っぽくなっといて」

紬「メソメソしてませんよ」

紬「ってそりゃねえだろよwwwwwww」

梓「……うぅ」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:30:33.77 ID:d9qwri0x0
紬「ヒィーwwwwヒィーwwwwwは、腹いてwwwwww」

梓「……」

紬「はっ、はっ……あー笑った笑った。勘弁してくれよ。私そーゆーの弱いんだからさぁ」

梓「……」グスッ

紬「まぁあれだ。お前のメソメソはわりといい方向に転がってたから全然いいんだよ。あのおかげで唯とオメーが、ほほぅほほぅ…って感じになってたからよ」

梓「別に私と唯先輩はそんなんじゃ…」

紬「お前らのヘタレっぷりには私もそーとーキテたけど、梓、お前はそん中じゃあよくやったほうだな」

梓(あんまり嬉しくない…)

紬「一期の頃は申し訳程度だったけど、二期は、うん、唯に相手を絞ってたからな。グッと近づいたな」

梓「だから別にそういんじゃ…」


54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:38:29.90 ID:d9qwri0x0
紬「でもなぁ、オメーもまだまだ詰めが甘いわな。そのへん自覚してっか?」

梓「…いえ…」

紬「オメーよぉ……せっかくの後輩ポジションなんだぞ?しっかりしろや」

梓「……」

紬「お前はその才能を活かしきれてねえ」

梓「バスケ部風な言い方やめてくれませんか…?」

紬「お前覚えてっか?ロミジュリのあと唯がキッスを、キッッッッッスをしようとしてたの」

梓「……はい」

紬「なんで拒んでんの?」

梓「んな…!あ、当たり前じゃないですか!」

紬「……」

紬「は」

紬「はあああああああ?バカ?あ、もしかして胸だけじゃなくて脳ミソも小さいの?猫並なの?」

梓「うぅ……」グスッ

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:46:10.06 ID:d9qwri0x0
紬「一期の時も拒んでたよなオメーは」

梓「…はい」

紬「まぁあれはいいんだよ。あれで正解。一回拒むのはお約束だからな。あそこでキッスされてたらこちとら興醒めってもんよ」

梓「……」

紬「お前は二期一話目から唯とはいい感じだったよな?」

梓「いい感じ…。まぁ、別に仲悪いわけじゃないですし…」

紬「一話目を見た時確信したよ。あ、これは唯と梓が愛を育んでいくお話なんだな、と」

梓「なんでそうなるんですか…」

紬「前半じゃ、ゆいあずなんてユニットも組んでよぉ?肩にもたれかかってきた唯を見て、アレだろ?ドキドキしたろ?キッスしたくなったろ?」

梓「なってません…」

紬「はぁぁぁ…オメーはもうちょっと出来る奴かと思ってたんだけどなぁ……ったく」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 08:54:48.29 ID:d9qwri0x0
紬「フェスでも星空の下、ローマンティックでよぉ。あんなん誰が見たってキッスする場面じゃねーか」

梓「しませんてば…」

紬「前半でお前らはいつ付き合ってもおかしくねーくらい仲か深まったんだよ」

梓「仲はいいですけど付き合うとかそういう事では…」

紬「それがなんだ?お前ときたら、後半になってもキッスを拒んでんの。こっちからしたら、ふざけんなっつー話だよマジで。しちまえよ。みんなが見てる前でしちまえばいいだろボケ」

梓「ぜ、絶対嫌ですよそんなの!」

紬「卒業式の時もよぉ…」

紬「卒業しないでよ」ウルウル

紬「ちげーよ!!他に言う事あんだろが!!」

梓「じゃ、じゃあなんて言えば…」

紬「唯先輩、愛してます。はいこれ。これしかねえだろ。ほれ、言ってみ」

梓「お断りします」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:02:10.03 ID:d9qwri0x0
紬「ぶっちゃけ、てめえのウスノロっぷりにはこっちもそろそろ堪忍袋の緒が切れかかってんだよ。今日日、月9でもこんな引っ張らねえっつの」

梓「だから恋愛感情じゃ…」

紬「しかもお前、ゆいあずにかまけてて、みおあず忘れてんだろ?」

梓「…へ?」

紬「はぁぁ……それも自覚なしかよ。私が教えてやんなきゃわかんねーってか。私はお前のおかーさんじゃねーんだぞ?」

梓「…すみません」

紬「憧れの澪先輩はどこいったよ?部室で二人っきりになってもドキドキしてねーじゃんお前」

紬「カムバックわたしっ」

紬「…っざっけんなクソガキ!!お前のカムバックなんてどーでもいいんだよ!!カムバックみおあずを見たいんだよこっちは!!ニーズ読み違えてんじゃねえよ!!お前お金貰うってのがどういう事かわかってねーだろ!?」

梓「お、お金…?」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:10:09.02 ID:d9qwri0x0
紬「そりゃ澪もお前に話しかけなくなるわな!だってお前もう澪に興味ねーんだもん。も、全然。話しかけても、し~んだ」

梓「いや別にそういうわけでは…」

紬「まぁ制服着崩した澪を見て、ドッキーンみたいなのはナイスプレイだったな。でもあれで終わりじゃあいかんわ。もっと上狙ってけ上」

梓「……」

紬「とりあえず私を可愛いとか思う前に、まず唯を攻略しとけ。二兎追う者は一兎を得ず。わかったか?」

梓「……はい」

紬「三期始まったらアバンで唯にコクれ。そして一話目でキッスまでいけや」

梓「んな……」

紬「ここだけの話、ガチレ のお前には一番期待してんだ。な?私をこれ以上ガッカリさせんなや」

梓「……はぁ」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:15:47.86 ID:d9qwri0x0
紬「はー疲れた。ほんっと疲れるわ、お前らの相手すんの」

唯律澪梓「……」

紬「あー、じゃあ、最後いくか最後」

紬「おい、そこのボンクラ」

唯「私の事…だよね…」

紬「お前ちょっとこっちこいや」チョイチョイ

唯「…?う、うん」トコトコ

紬「……」

紬「ラァ!!」ボカッ

唯「いたっ?!」

紬「お前マジでたいがいにしとけよ!?なぁ!?いい加減な気持ちでやられるとこっちも迷惑なんだよ!!」ギリギリ

唯「いたいいたい!ムギちゃん痛い!髪の毛引っ張らないで!」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:22:03.27 ID:d9qwri0x0
紬「っとにお前はよお!?わざとやってんだろ!?」ギリギリ

唯「い、いたい!わざとって何!?何の事!?」

紬「すっとぼけんじゃねえよ!!あんだけフラグ立てといて全放置ってどういう事だテメェ!!テメェが一番ありえねえよ!!」ギリギリ

唯「いたいいたい!わかったから離して!髪の毛ちぎれちゃう!」

紬「ハー…ハー…ハー…」

唯「うぅ…」グスン

紬「…何本だ?」

唯「え…?」

紬「てめえが立てたフラグは何本だ?」

唯「ふ、フラグ…ってなに?」

紬「だからテメェが一期二期通じてねんごろになった人数は何人いるんだって聞いてんだよおおおおお!!あぁ!?」

唯「ひぃっ!?」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:28:18.99 ID:d9qwri0x0
紬「ああああああ!!テメェの相手してっとマジイライラする!!コントローラー投げんぞコラァァァ!!」

唯「わ、ま、待って!えっと、私が仲良くなったのは……えっと…えっと…」

唯「うぅ~…」

紬「さっさと答えろやぁぁぁ!!はいさん、にぃ、いち!!」

唯「わ、み、みんなだよぅ!みんなと仲良くしてるから何人とかわかんないよっ!」

紬「…」

唯「うぅ…」

紬「…ふ」

紬「ふふふ…」

紬「ふはははははははははははは!!」

紬「そーだよ!てめーは!!全員と!!仲が良い!!」

唯「ほっ……」

紬「なのになんで全放置してんだボケコラァァァ!!おぉ!?テメ、ツラ覚えたかんな!!」ギリギリ

唯「あぃぃ!いたいいたい!それやめてぇ!」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:36:14.46 ID:d9qwri0x0
紬「あずにゃんりっちゃん澪ちゃんムギちゃん和ちゃん憂!!」ブチブチブチ

唯「いだぁぁぁ!髪の毛抜かないでぇぇ!」

紬「原作では純ちゃんも!!」ブチィ

唯「いだぁぁぁっ!」

紬「こんだけ揃えといてなんで何もしない!?お前アレか!?通帳の残高見てニヤニヤするタイプか!!」

唯「ふっ…う、うぅ…貯金なんて全然ないよぉ…」グスッ

紬「んなこたわかっとるわ!!私が聞いてるのは何でフラグ立てて放置してんこかって事だよ!!」

紬「マジで腹立つわ!!おめでとうエンド並みに投げっぱなしじゃねえか!!」

紬「アレか!!我が愛は天地と一つ。故に恋人はなくともよいのです。…ってか!!」

紬「んんんんん?!そこんとこどうなんだオイィィィ!?」グイグイ

唯「いたいいたい!前髪はやめて!前髪大事だからやめて!」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:44:16.98 ID:d9qwri0x0
紬「一期でぷにぷにしてた澪は完全放置!!」

紬「水着で抱き合った律とも進展なし!!」

紬「クリスマスに同じベッドで過ごした憂とも歌詞ちょっと書いて終わり!!」

紬「バックから私に抱きついておきながらやっぱりなんにもなし!!」

紬「お揃いのピンバッヂつけてる和ともなんにもなし!!」

紬「しまいにゃ梓ともキッスすらせずに終わりだと!?」

紬「テメェ自分のたち、たちちち立場わかってんのか!?」

唯「う、うぇぇん……」ポロポロ

紬「ピーピーうっせぇんだよ!!大体なんだ、あの亀!臭いんだよ!あんな亀要らねえからテメェの栗を後輩にするくらいの度量を持ってなくてどうする!?主役やねんぞ貴様!!」

唯「うぇぇぇん…ムギちゃんが何言ってるかわかんないよぉぉ…」ポロポロ

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:50:08.05 ID:d9qwri0x0
紬「はぁ、はぁ、はぁ…」

唯「うぇぇぇん…」ポロポロ

紬「はぁ、はぁ…。ちょ、ちょっと落ち着こか……」

唯「う、ううぅ…」グスッ

紬「ええか?オメーはフラグを立てる能力は図抜けとるんや」

澪(なんだこの胡散臭い関西弁…)

紬「いっくら立てても、フラグは回収せな意味ないわ。あぁ、放置はあかん。そらあかんわ。これはわかるよな?」

唯「わ、わかんないよぉ…」グスッ

紬「ああ!?」

唯「ひっ!わ、わかりますわかります!」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 09:55:24.49 ID:d9qwri0x0
紬「立てたからには回収。こんなん小学生でも知っとるわ」

唯「うん……」グスッ

紬「せやから三期では今までのぶんキッチリ回収。ええな?」

唯「はい…」

紬「アバンで全部回収。できるな?」

唯「そ、それは……」

紬「できるやろ!!片っ端からキッスしたったらええねん!!おのれ普段から抱きつきまくっとるやないかい!!キッスぐらいお手のもんやろが!!」

唯「うう……」

紬「お前さえしっかりしとれば、他がなんぼだらしなくてもええんや。お前次第でどうにでもなる。な?それが主役っちゅーもんや」

唯「う、うん…」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/05(火) 10:03:20.89 ID:d9qwri0x0
紬「おし!じゃあこんくらいにしとくか。お前ら三期には期待しとるからな」

律「ムギ…私もう座っていい?」

紬「おお、すまんすまん。ずっと立ちっぱなしか。座れ座れ」

律「ふぅ…」ガタン

紬「ま、言うてもお前らみんなやればできるってわかっとるからな。これだけ言えば三期は安泰間違いなしや。あぁ、そりゃもう大したもんやで。さ、茶ァしばくか」

澪「あの…ムギ…」

紬「ン?なんや、まだなんかあんのかい」

梓「口調…」

紬「あん?」

唯「口調戻さないの…?」

紬「…」

紬「あかん、戻らんくなったわ」

唯律澪梓「三期オワタ」

おしまい