1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:54:18.18 ID:6WCbcT610
律「さあて、今日もMHP3やるか~! ……一人で、一人でな」

勿論私は予約して発売日に買ったさ、シリーズも通してやってる。
ちょっと食傷気味かなぁって所もある。でもやっぱ、モンハンは楽しい。

律「でーもー、一人でやるもんじゃないよな~、聡ほらやろうよ~」

聡「キークエやって、村クリアしたら飽きたよ俺、なんかやってる事一緒だしさ……」

律「…………」

聡「ていうか友達とやれば?」

律「ああもうわかった、じゃあお前のソフト借りてくぞ」

引用元: 梓「クルペッコっていう卑怯な奴は倒しました」 



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:56:16.05 ID:6WCbcT610
律「というわけでえ」

澪「私にやれと?」

律「そうそう」

澪「だいたいテレビゲームなんてものはな、暇人のやることだぞ」

律「うう……、わかったわかったよ、他を当たるから」

澪「い、いや、やらないとは言ってないだろ」

律「!!」

澪「流行ってるらしいから、ちょっとやってみるだけだからな!」


4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:56:55.02 ID:6WCbcT610
部室



律「おーっす」

梓「…………」

律「(あれ?) あーずさ、何やってんの?」

梓「あっ、ちょっ、話しかけないで下さい!!」

律「(反抗期か!?) ってなんだ、梓もモンハンやってたのか、澪にも最近貸したんだけど」

梓「ああ、だめだ、だめだだめだだめだ

  モンハンやってる時、澪先輩の話しないでください! 死んじゃったじゃないですか!!」

律「いや、そんなの聞いた事ないぞ私!?」

梓「……ていうか、えっ、あれ……ええっと

  ああ、アオアシラかと思ったら律先輩じゃないですか!」

律「どういうことだよ! 共通点あるか!?」

梓「なんかそう見えたんです、すいません。

  うう、もうちょっとだったのに……足引きずってたのに……」

律「ごめんごめん、ほら、なんか猫みたいにうずくまってたからどうしたのかなーと思ってさ

  にしても意外だな梓がモンハンやってるなんて」

梓「巷で、アグナコトルがあぐにゃんって言われてるらしいので買いました」

律「どういう動機だよ!!」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:57:23.22 ID:6WCbcT610
律「で、どこまで行った?

  (発売日から結構経ってるからな~、まあ梓は発売日には買ってないだろうけど)」

梓「結構進みましたよ、☆3ってところですかね」

律「えーと下位?」

梓「?? クエストですけど?」

律「村のジエンモーランは倒した?」

梓「ジエン? なんか格闘家でしたっけ?(いきなりどうしたんだろう律先輩)」

律「そういうモンスターがいるんだよ、ああもう、面倒くさい、見せてみろよ」

梓「えっと、はい」

律「(村か)」

梓「クルペッコっていう卑怯な奴は倒したので、私結構強いと思うんです

  でも、頭にひまわりみたいなの付いてる奴の攻撃がどうにも避けられなくて……」

律「(初々しいな~)」


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:58:02.09 ID:6WCbcT610
梓「律先輩はどのくらいまで進んだんですか? ☆2ですか?」

律「自分の方が進んでると思いたいからってそれは流石にないだろ!!」

梓「じゃあ☆4ですか?」

律「☆4どころか上位☆8だ」

梓「えっ、でも☆6個までしかないですよ」

律「梓、温泉クエストとかやってないの?」

梓「温泉で戦うんですか?」

律「(何とだよ)ほらこっちの奥の方いくと、ここで難易度高いクエスト受けられるんだよ

  その分だと温泉クエもやってないのか、体力上がったりスタミナ上がったりして楽になるぞ」

梓「はじめて律先輩のこと、先輩らしいって思いました!」

律「出会ってから大分経ってるけどな!? つーか、私の事なんだと思ってたんだよ!!」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:58:33.17 ID:6WCbcT610
梓「それじゃあ、もしかしてアグナコトルって奴と戦ったことありますか?

  きっと可愛いモンスターなんだろうなあ

  アイルーとかメラルーも可愛いけど、それよりも可愛いんですよね?」

律「おい梓、なんか盛大な勘違いしてるっぽいけど、あぐにゃんってこれだからな」ずいっ

梓「えええええええええええええええええええええええええええええええええ

  嘘ですよね、これがあぐにゃんなはずないです、こんな奴違います!!」

律「ちなみに亜種がこっちな」

梓「色が違うだけじゃないですか!!!! うう…ショックだ…。じゃあ私アイルーでいいです」

律「いや、そうやって決められるもんなのか!?」


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:59:11.44 ID:6WCbcT610
律「そういや、さっき私の事アオアシラとかいったけど」

梓「くくっ、私自分で言っておいてなんですけど、ぴったりですよねw!」

律「すっげえバカにされてる気がする!」

梓「私10回も狩ったんですよアオアシラ」

律「私に恨みでもあんのか! つーかさー、私がアオアシラっていうなら、唯とか他はどうなんだよ」

梓「うーん、唯先輩は、プーギーって感じですかね」

律「なんとなくはわかる、じゃあムギは?」

梓「ムギ先輩は小金魚って感じです」

律「おい! 失礼だろお前!!!」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 16:59:45.48 ID:6WCbcT610
律「それじゃあ澪は──────」

澪「当然私はリオレイアだろ!」

梓「女王の護石って感じですけどね」

律「(☆3では知りえない情報だろそれは)」

梓「それかイレグイモムシって感じです(笑)、ていうか澪先輩足踏まないで下さい!!

  踏まれる筋合いがありません!」

澪「お前だって大漁ダンゴだろ!! 離せ律!

  一度こいつとはケリをつけなきゃといけないって思ってたんだ!」

律「やーめーろーよー」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:00:45.32 ID:6WCbcT610
こうして私達は肩慣らしも兼ねながら

梓の集会下位クエストをこなしていった。



梓「そういえば、律先輩、飛び飛びでクエスト選んでますけど、何か意味があるんですか?

  ていうか、澪先輩ひじ当たってますから」

澪「あっ、ごめーん、ごめんな梓ー、わざとじゃないんだけど、集中しててさ」

梓「それにしては、私のHPが不味い時になんか上から降ってくるんですけど」

律「よせよお前等……、特定のクエストクリアすれば次の緊急クエが出るから、それをやってるんだよ」

梓「全部やらなくていいんだ、番号順に全部やってました」

澪「おいおい…」


17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:03:19.13 ID:6WCbcT610
律「ていうか澪は弓に落ち着いたの? 最初は太刀とか双剣使ってたけど」

澪「前に出て戦うのは愚民のする事だからな、それにネットでも弓が強いって書かれてたし」

梓「澪先輩らしいです、装備もなんか強そうだけど、女を捨ててる感じですよね

  可愛さでいったら私が一番です」

澪「可愛いだけでやっていけるのは十台後半までだぞ

  いつまでもあずにゃんとかなんとか可愛がられると思ってるのか?

  ツインテールに双剣とか、お前もういい加減にしろよ」

梓「意味がわかりません」

律「(唯かムギ早く来てくれー!!)」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:04:02.95 ID:6WCbcT610
唯「補習やっと終わったー、みんな何やってるの? ねぇねぇ、あずにゃん」

梓「あっ、ちょっと今話しかけないで下さい」

唯「澪ちゃん、ねえ澪ちゃん」

澪「うるさい! 静かにしろ唯!」

唯「うう、みんな酷いよ~、もうみんなに話しかけても聞いてくれないから

  アオアシラに話かけるよ。おお、アオアシラこんなところで死んでしまうとは情けない」

律「そんなに私ってアオアシラっぽいか!? って唯も買ったのか」

唯「えっへん、なんと私はHR6です」

律「!!」

梓「??」

澪「(私でさえHR5なのに!)」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:04:33.41 ID:6WCbcT610
梓「えっと、なんかすごいことっぽいですけど、チートは駄目ですよ唯先輩!」

澪「駄目だぞ唯、困難から逃げる人間になっちゃ駄目だ」

律「(いや、お前も私に上位に引っ張って貰っただろ)」

唯「違うよ! 私と憂の二人で進めて、私は採取クエ担当だったんだ

  村のクエストはなんとかできたんだけど、集会場は無理だよ~」

梓「なんだ、そういう事か、にしても澪先輩卑しいですよ

  そうやって人の事を決め付けるようにして」

澪「お前だろ! お前が最初に言ってただろ!!」

紬「まあ、落ち着いて、お茶でも飲みましょう」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:04:57.05 ID:6WCbcT610
律「じゃあ、2,3に分かれる? ていうかムギもモンハン買った?」

紬「モンハン? 私は見てるだけでいいから、みんなで楽しんで」

澪「梓貸してやれよ、同じ素人でもやっぱりこういうゲームって性格が出るからな」

梓「澪先輩こそですよ」

律「いい加減にしろ、怒るぞ」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:05:35.01 ID:6WCbcT610
梓「ようやくアグナコトルですね」

唯「あぐにゃんだ」

律「唯は太刀か」

唯「大回転切りだよ、なんか格好いいよ~」

梓「私に当てないでください唯先輩!」

律「つーか、ボックスのもん適当にとってくなよ! ちゃんとほら一個ずつ」

梓「早いもの勝ちじゃないんですか?」

律「殺伐とするだろ!!」

澪「まあ、プロのハンターは支給品に頼らず全て自前で揃えるものだけど

  下位ハンターにはわからないか、ていうか上位INしてない奴はハンターですらないからな?」

梓「澪先輩は下校の最中ヘンタイに襲われて

  後ろから怒張したギギネブラでもぶちこまれてればいいんです」


25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:07:09.74 ID:6WCbcT610
メモ帳に書いて切り崩して投下しております

初めてなのでわかりません(びくんびくん


26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:08:29.44 ID:6WCbcT610
澪「それじゃあ、まず私が睡眠瓶で眠らせるから。

  そしたら3人はアグナコトルの顔面に大タルGを置いてくれ、顔面にだぞ!」

律「いや、腹とかの方が」

唯「あぐにゃん顔面破壊作戦だ」

梓「やめてください!! 悪意しか感じません!」

律「まあ、使う必要があるのか微妙なとこだけど、爆弾使ってった方が早いのは事実だしいくかー」



エリチェン中



律「そういやさ、ちゃんとクーラー持った?」

梓「私ボックスの奴4つとったんで大丈夫です」

澪「駄目だろ!! なんで全部とってるんだよ!」

律「いや、まあ、私も持ってきてるからさ、澪なかったらやるよ」

澪「私も持ってるけど……、ほら唯、お前1個やるから」

唯「ありがと、でもちゃんと持ってきてるから、大丈夫だよ澪ちゃん!」

澪「そっか(逆に調子狂うな)」


29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:13:12.20 ID:6WCbcT610
律「んじゃ手筈どうり~」

唯「あっ、クーラードリンクと間違えてアルビノエキスもってきちゃったよ~」

澪「わざとだろ!! ちょっと遠い位置にあるだろ!! ていうか眠った」

唯「澪ちゃんクーラードリンク頂戴」

澪「おい、眠ったんだから爆弾置け!」

唯「HPがじわじわ減っていくよ~」

梓「置きました(不本意ながら)」

律「置いたぞ」

唯「澪ちゃんクーラードリンク」

澪「ああ、早く置かないと、あっクーラードリンク飲んじゃっただろ!」

唯「起爆しておくね」

澪「直起爆やめろ!!!」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:16:51.82 ID:6WCbcT610
律「梓~、エリアチェンジしとけー(流れるように2死したな)」

梓「はい」

澪「うう、屈辱だ、下位クエで……だいたいガンナー装備の防御が低すぎるんだよ!!」

律「大分2Gに比べて緩くなった方だぞ。つーか開始早々2死か、粉塵持ってくればよかったな~」

唯「火山ピッケルばかりで狩りは久々だから、面白いよ~」

澪「面白いのはお前だけだろ!!!」

唯「澪ちゃんクーラードリンク」

澪「うぜえ!! ほら、2つやるから!!」

唯「私からはイレグイモムシあげるね」

澪「なんのために持って来たんだよ!!」


36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:20:11.91 ID:6WCbcT610
こうして難易度の低いうちはいざこざばかりだった私達だが。

上位に上がってからはそう、ふざけてもいられず。



澪「うう、死んだ……」

梓「どんまいです、頑張りましょう」

澪「!! ありがとう梓」

梓「か、勘違いしないでください、素材が欲しいだけですから」

唯「澪ちゃんホットドリンク」


39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:22:58.79 ID:6WCbcT610
梓「ラングロトラさんもうぺ ぺ しないって言ったじゃないですかあ!!」



徐々に



律「よし、罠置いた」

梓「尻尾切りました」

澪「ナイスだ梓!」

唯「はじけイワシ釣れた!」



まとまっていった


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 17:26:31.28 ID:6WCbcT610
律「こうやって上位クエを多人数でやれる日が来るなんて思ってなかった。

  私本当に、けいおんやっててよかった」

澪&梓「そこまでではないだろ(でしょ)!!」



<完>


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:28:51.37 ID:6WCbcT610
律「っていう感じでさ~、やっぱ多人数でやると盛り上がるんだよな」

聡「(友達に誘われて買ったロードオブアルカナが、まさかあんなに酷いとは思わなかった

  俺もモンハンやってればよかった)ていうか、貸しただけなんだから返してよ姉ちゃん」

律「いや、ほら澪もハマっちゃってるから」

聡「なんだよそれ! ていうか澪さんに貸したの?」

律「そうそう、だから直接言え直接。今日来るからさ」

聡「そんなあ……」



ピンポーン



律「よしきた。はあーい、ほら、お前は部屋戻れ部屋」

聡「うう……酷いや」


59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:32:16.89 ID:6WCbcT610
澪「今日はじゃあナルガ亜種やるぞ

  新しいモンスターは怖いから一人じゃやる気がしない……」

律「いや、尻尾の叩きつけが2回になるくらいだって」

澪「ひいい」

律「あっ、聡まだいたのか、ほら部屋いけ部屋」

澪「足でなんて失礼だろ(人間扱いしてないな」

聡「あ、あの澪さん」

澪「ん?」

聡「なんでもないです」

澪「どうしたんだろ?」



61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:35:03.04 ID:6WCbcT610
律「いや、私があいつのモンハン澪に貸した奴を

  返して欲しいとかなんとか言ってたからさ」

澪「そういえば、私も普通に借りてたけど

  同じソフトを律が二本も買うわけないしな、私返してくるよ」

律「駄目だ! 狩友が減る!」

澪「いや、すぐ買うから」

律「慢性的に品切れ中なんだぞ、もし買えなかったらどうするんだよ~

  私を一人にする気かよ~、ほら、ネットでも在庫切れじゃん」

澪「駄々を捏ねるなよ、元々聡君のものだろ?」

律「私のものは私のもの、弟のものも私のものだー」

澪「おい!」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:37:06.64 ID:6WCbcT610
律「あ、そうだ、それをそのまま澪が買っちゃえばいいんだよ

  聡の奴、飽きたとか言ってたから。それがいい」

澪「えええ……」

律「ほら、今あいつの部屋行って、そういう事にしとけ

  なんだったらお金は私が出してもいい!」

澪「そこまでのものなのか

  まあ、聡君がいいって言うなら私はそれでも」

律「それじゃあ今行ってこい、でその後」

澪「ええっ!? 私一人で? それはちょっと恥ずかしい」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:39:05.41 ID:6WCbcT610
コンコン



聡「姉ちゃんずりいよ、俺が言えるわけ……えっ、澪さん?」

澪「こんにちは、さ、聡君、あのね。そのこれ借りてた奴だけど

  (ていうかこれ律、図々しくないかこれ?」

聡「あ、はい」

澪「うう、やっぱり駄目だ、律から言ってくれ」

律「んじゃ、つーわけだから、はい」

澪「過程を飛ばした!」

聡「何このお金」

律「聡飽きたとかいってたから、そのまま澪に渡してもいいだろ」

澪「や、やっぱり悪いって」

聡「いえ、俺はいいですけど」

澪「ありがとう!!」


66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:39:44.26 ID:6WCbcT610
律「いやー狩った狩った、ほんと物分りのいい弟を持つと幸せだな」

澪「本当に大丈夫なのか?」

律「大丈夫大丈夫、そんじゃまたなー」

澪「それじゃ、お邪魔しました」



聡「姉ちゃん」

律「なんだ、言い訳なら聞かないぞ」

聡「俺が澪さんに断れるわけないじゃん」

律「男だろー、嫌な事はきっぱり言え」

聡「ていうかなんで、三千円なんだよ!!」

律「ほら、友達価格って奴でさ

  澪も言ってたぞ、聡君みたいな可愛い弟がいたらどうとか(嘘だけどな)

  別に私はいいんだぞ、後からお前がぐちぐち言って

  千円要求してたとかどうとか澪に言っても

  ナルガ亜種の小さい男だと思われてもいいのか?」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:45:16.34 ID:6WCbcT610
聡「じゃあさ、俺もやりたい」

律「は?」

聡「澪さんとやりたい」

律「おい、聡、お前が思春期で澪が魅力的なのはわかる

  でも口に出していい事と悪い事はあるんだからな」

聡「何言ってんだよ姉ちゃん! あと紬さんともやりたい」

律「お前が頭で何を考えようとそれは自由だし、お前の趣向もわかったが

  紬に手出したら許さないからな!」

聡「4人までならいいだろ(ていうか、その勘違いでいくと澪さんはいいのか!?)」

律「4人って、後一人は?」

聡「いや、だからそれは姉ちゃんだろ」

律「おいおい、まさか……」

聡「頼むよ」

律「近寄るな!! 純真そうな顔してそこまでの奴だったとは思ってもみなかった

  実のところ私が二人に匹敵する程可愛いのもわかる」

聡「冗談は頭だけにしてくれよ」


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 18:50:19.43 ID:6WCbcT610
澪「今度の日曜? 私は別にいいけど」

紬「私も大丈夫だよ」

唯「ええ、ずるいよ~」

律「すまん、うちの収容スペースの問題と今回は事情が事情だから」

梓「けいおん部も、ついに内部分裂ですか」

律「そういう事じゃないからな!」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 19:00:10.15 ID:6WCbcT610
律「いやー、すまん、まさか弟が

  男にしてモンハンやる友達がいないとは思ってもみなかった

  男でモンハンやる友達いないとかないよな」

澪「いや、なんだその決め付け」

紬「そういうものなの?」

律「そういうものなんだよ! 私がモンハンをマルチプレイできなかったのは

  私の交友範囲が狭いとかそういう事じゃなくてただ、女子だから、それだけだ

  だから、澪達は幸せなんだぞ、デビューした作品でこうやってみんなでできることは」

澪「力説!? それでムギはどうなんだ」

紬「お肉が焼けるようになりました!」


82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 19:10:48.96 ID:6WCbcT610
律「おい、澪、ムギがもし相当駄目な感じでも、怒るなよ。梓に対しての態度みたいなの取るなよ」

澪「何言ってるんだよ律、ムギなら仕方ない」

律「(ムギには甘いのか)」

澪「それにな、私と梓だって、モンハンを通して、あずあず、みおみおと呼ぶ仲にまでなったんだぞ」

律「そ、そうか(いやー、それ素材とか効率絡んでそうだけどなー)」

澪「でもそれは2死までだ、2死以降はキャンプに引っ込んで貰おう、そこらへんの線引きはキチンとしないとな」


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 19:13:22.75 ID:6WCbcT610
聡「この日のために、澪さんと紬さんに

  ありがとう聡君と言って貰うために作った広域+2を中心とした接待装備がついに日の目を見る

  粉塵も、調合分の回復薬素材まで持った俺に死角はない

  それに、PSPって胸元で構えるじゃん! 自然にそれとなく視線を向けても怪しまれない

  持つべきものはやっぱり美人の友達を持つ姉だよな!」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 19:18:09.96 ID:6WCbcT610
律「そんじゃあ梓の時と一緒でキークエ潰していくから」

紬「このハチミツ集めのお手伝いっていうのはどうかしら? 楽しそうじゃない」

律「☆1はやらなくてもいいから」

紬「そうなんだ、ごめんね、私あんまりわからないから」

聡「ハチミツ集めのお手伝い、やりましょうよ! 一応アオアシラも出てくるみたいですし

  納品しなきゃいいんだから、ある意味肩慣らしに最適なクエストとも言えますよ! ですよね!? 澪さん!」

澪「そうだな、やっぱり最初から効率を重視してやるより、やっぱりマルチプレイは楽しくないとな」

律「(あれっ? なんだこいつら)」


86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 19:26:57.55 ID:6WCbcT610
紬「律ちゃんの言ってた奴じゃなくていいの?」

聡「別にいいですよ気にしないで」

律「お前が言うな、なんかムカつく。そんじゃそれやろう」

紬「なんか光ってるね」

澪「虫が取れるんだよ、町に虫網売ってるからそれで」

紬「ここでお肉焼いてみんなで食べましょうよ」

律「おままごとかよ!! ていうか、アシラ来てるけど」

聡「紬さんの焼いたお肉は美味しいなあ」

律「茶番はやめろ! アシラ来てるけど」

澪「装備上位なんだから大丈夫だろ(ボソッ」



そんなこんなで、一応適当に狩りをしたりもするのだが

睡眠や麻痺、落とし穴での拘束、聡のムギのHPバーが減ると同時の広域回復などで

緊張感の無い狩が続いた



律「違うだろこれは」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 19:36:58.20 ID:6WCbcT610
律「これはムギのためになってるようでムギのためになってない! よしお前等脱げ、全員裸になれ」

聡「姉ちゃん……、わかったよ」

律「いや、ムギそういう脱げじゃない……装備の事な、ムギはそのままでいい

  澪と聡は裸だ裸、武器も店で売ってる最低の奴にしろ」

澪「なんだよいきなり」

律「狩るか狩られるかっていう気概が無いんだよ! ムギもちゃんとしたハンターになりたいだろ?」

紬「はい!」

澪「でも私が装備を外したくらいで死ぬわけ、あっ」

律「そういうことだ」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/11(金) 19:51:27.21 ID:6WCbcT610
その後澪はギギネブラにまったく近づけず、残りの2死はムギがした。



紬「ごめんなさい」

律「いいんだよムギ、最後の方ちょっと避けれるようになってたじゃん

  ちゃんと上手くなってたって。それにしてもー、みーおー、一度死んでから全然手数が出てなかった気がするぞー」

澪「う、うるさい! それもこれも、梓がギギネブラにどうとか言ってたせいだ」

律「それは関係ないだろ!(みおみお、あずあずはどうしたんだよ、装備の余裕がなくなったら心の余裕まで元に戻ったな)」

  装備も重要だけど、自分の腕が重要なんだ。まあ、私もキークエ潰していこうとか言ってたけど」

澪「また死んだ、なんだよこれクソモンスだろ!!」

聡「み、澪さんどんまい」

律「楽しくも重要だけど、一緒に楽しくやれるようになるのが大切なのかもな」

紬「律ちゃんどんまい!」

律「ああ、ちくしょう!! いい事言ったところで!!」

紬「お肉いる?」

律「ああっ、ムギありがとう!」

────────



唯「この三人だったら何処でもいけそうだねあずにゃん」

梓「ちょっと私は不安ですけどね、ていうかほぼ全て被弾してるけど大丈夫ですか唯先輩!?」

憂「大丈夫だよ梓ちゃん、はい回復グレート10個と、回復10個、粉塵は持てる?

  死んじゃったから硬化薬グレートもまた、飲まないとだよね」

梓「そんなに渡したら、憂大丈夫なの? 薬草しかないんじゃない?」

憂「大丈夫私当たらないから」

梓「……そういえば、いっぱいいっぱいで見れてなかったけど、憂のHPバー全然減ってない」

憂「避けられるから大丈夫だよ」

梓「(なんか違うーーーーーーーーーーーーーーーー)」



<完>