1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:30:17.06 ID:3hLntRLu0
リッド「ふ!は!とう!」

メルディ「リッドはいつも稽古していて偉いな~」

キール「まあ、リッドの取り得は剣術だけだからな」

メルディ「メルディも剣術ならってみたいー」

クイッキー「ク、ク、クイッキー!!」

キール「何を言うかと思えば。いつもクイッキーを操っているだけのお前には無理だ」

メルディ「なんだよぉ!やってみることが大事って、キールいってた!」

キール「やっても無駄なことはするなともいったぞ」

引用元: メルディ「クイッキー死ね!!!!!」 



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:33:55.90 ID:3hLntRLu0
メルディ「もう、キール、嫌い!!」

キール「え?あ、メルディ……!」

メルディ「リッドー!」

リッド「ん、どうしたメルディ?」

メルディ「あのな、あのな、メルディもリッドみたいに剣術習いたい!」

リッド「急にどうしたんだ?クイッキーじゃあ満足できなくなったのか?」

メルディ「そんなことないよ。クイッキーの舌は長くてザラザラしてて、とっても気持ちいい」

リッド「……?まあ、剣術習いたいってことなんだよな?」

メルディ「はいな!!リッドみたいにメルディもなりたいよ!」

リッド「んー、ファラみたいに素手じゃ駄目なのか?」

リッド(正直、めんどくせー)

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:38:09.75 ID:3hLntRLu0
メルディ「どうしてー?メルディ、リッドがいいなー」

リッド「どうしても?」

メルディ「はいな!リッドがいいよー」

リッド「はあ。しょうがねえな」

リッド(めんどくせえけど、メルディには世話になってるし無碍にはできないな)

リッド「じゃあ、向こうでするか」

メルディ「はいな!初めてだからやさしくしてね?」

リッド「はいはい」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:42:30.77 ID:3hLntRLu0
ファラ「はあ、今日は結構買うものが多かったなぁ……疲れちゃった」

チャット「ファラさんがイケるイケるとなんでも籠に入れるからです。もう少し計画的にですね……」

ファラ「そんなこといっても……」

メルディ「どうしてー?メルディ、リッドがいいなー」

チャット「メルディさんの声ですね」

リッド「どうしても?」

ファラ「!?」

チャット「おや、リッドさんも一緒ですか」

メルディ「はいな!リッドがいいよー」

リッド「はあ。しょうがねえな」

リッド「じゃあ、向こうでするか」

メルディ「はいな!初めてだからやさしくしてね?」

リッド「はいはい」

チャット「なにをするのでしょうか……?」

ファラ「………」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:47:09.33 ID:3hLntRLu0
リッド「じゃあ、まずは剣の使い方なんだけど」

メルディ「ししょー、どの剣をつかえばいいか?」

リッド「ししょー?」

メルディ「はいな!武道の先生はししょー!」

リッド「……」

メルディ「あれ?違ったか?」

リッド「いや。合ってる。まあ、そう呼びたいなら、それでもいい、ぞ……///」

メルディ「はいな!ししょー、おねがいします!おっす!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:50:08.97 ID:3hLntRLu0
リッド「じゃあ、まずは持ち方だけど」

メルディ「こうか?」

リッド「なんで逆手に持つんだ……」

メルディ「だってこの前みた本にはこんな●●で……」

リッド「あれニンジャとかいう架空の流派だから」

メルディ「バイバ!あれ、嘘なのか?!……あうーメルディ、すっかり騙されたよー」

リッド「はい。じゃあ、こう握って」

メルディ「……ん、結構太いな」

リッド「あ、メルディって手が小さいのか」

メルディ「はいな。ちっちゃいよー」

リッド「なんで胸みてる?」

メルディ「ちっちゃいよー……」

リッド「いや、そんな悲しそうな眼をされてもな……」

メルディ「……」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:55:16.92 ID:3hLntRLu0
リッド「……メルディは普通だと思うぞ」

メルディ「……え!?ほんとにメルディ、ちっちゃくないか?」

リッド「ああ。むしろ、同年代では大きい方だろ」

メルディ「よかったぁ……」

リッド「……それより剣の稽古しような」

メルディ「おお。すっかり胸に夢中ー。リッドは●●いなー」

リッド「なんでだよ」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 16:57:32.82 ID:3hLntRLu0
ファラ「違うよね。まさか、そんなことあるわけないし……」

チャット「でも、確認はするんですね」

ファラ「万が一ってこともあるでしょ?いや、そんなことあり得ないけどさ」

チャット「……ファラさんって結構面倒くさいですね」

ファラ「それどういう……!」

メルディ「バイバ!あれ、嘘なのか?!……あうーメルディ、すっかり騙されたよー」

ファラ「……!?」

チャット「お、いますね。んー、このアングルだとよく見えませんね」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:01:00.50 ID:3hLntRLu0
リッド「はい。じゃあ、こう握って」

メルディ「……ん、結構太いな」

リッド「あ、メルディって手が小さいのか」

ファラ「……なにしてるのよ……」

チャット「ファラさん、静かにしないとばれますよ」

ファラ「だって、あんな台詞が出る状況なんて変じゃない!」

チャット「そうですか?例えば、何を握らせているとか」

ファラ「握らせている……!!」

チャット「はい。まあ、でも、何を握らせているのでしょうか。ここからだとよくわかりませんね」

ファラ「……!!!」

チャット「ファラさん、落ち着いて!!」

ファラ「だって、だって……!!!」

メルディ「おお。すっかり胸に夢中ー。リッドは●●いなー」

リッド「なんでだよ」

ファラ「……………」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:04:50.58 ID:3hLntRLu0
夕方 宿

リッド「つかれたー」

メルディ「リッド、途中からざつー」

リッド「しかたねえだろ、疲れてたんだから」

メルディ「メルディ、あれじゃあ満足できないー」

リッド「あのなぁ……」

ファラ「………おかえり」

リッド「お、ファラ。今日の飯は?」

ファラ「ねえ、リッド」

リッド「ん?」

メルディ「ファラ?」

ファラ「……今まで、何してたの?」

リッド「なにって……ファラ、どうしたんだ?」

メルディ「なんか、ファラこわいよー」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:08:33.29 ID:3hLntRLu0
ファラ「話して、リッド。どこでなにしてたの?」

リッド「え、と」

チャット「リッドさん、ここは正直に話した方がいいですよ?」

リッド「チャット?どういうことだ?」

ファラ「……リッドはそんなことしないって、思ってたのに……」

リッド「なんだよ?!……え、なんでファラ泣いてんだよ?!」

メルディ「バイバ!リッド、早くファラに謝る!!」

リッド「えー?!えーと、悪かったよ、ファラ!なんで泣いてるのか分かんねーけど、多分俺が悪いんだよな?」

ファラ「……認めるんだ」

リッド「え?」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:12:27.22 ID:3hLntRLu0
ファラ「リッド、認めちゃうんだ……」

リッド「ちょ、ファラ?」

ファラ「砕!」

チャット「おっと、ファラさん!腰を深く落としました!」

メルディ「バイバ!せいけんづきか?!」

ファラ「底!!」

リッド「ぐはぁ!!……ファラ……!」

チャット「うわ。綺麗に掌底がお腹へ……」

メルディ「あーあ……」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:15:35.09 ID:3hLntRLu0
リッド「ぁ……なんで……」

メルディ「リッドーへいきかー?」

ツンツン

ファラ「リッドとメルディはご飯抜き!!」

メルディ「バイバ!!メルディ、餓死するー!!」

ファラ「しません!!」

メルディ「……チャットーなんでファラ怒ってるか?」

チャット「自覚はないんですか、メルディさん?」

メルディ「?」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:19:33.36 ID:3hLntRLu0
メルディ「……??チャットの話は難しくてよくわからないな。あいびきって?」

チャット「ですから!!メルディさんとリッドさんはいやらしいことをしていたのではないかと言っているんです!!」

メルディ「いや、らしい?」

チャット「全く折角遠まわしの表現を選んだのに、語彙量に違いがあると不便ですね」

メルディ「リッドとは別に●●●なことなんてしてないよ?」

チャット「ほ、本当ですか?」

メルディ「メルディ、嘘つかない。リッドとは剣の稽古してただけ」

チャット「剣……?」

メルディ「はいな」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:23:11.23 ID:3hLntRLu0
チャット「なんだ、そうだったのですか」

メルディ「そだよー。ファラもチャットもはやとちりー」

チャット「お恥ずかしい。それではファラさんに説明しましょう」

メルディ「はいな!メルディ、ご飯たべたいな」

チャット「そうですね。実は僕もです」

メルディ「じゃあ、ファラにあやまりにいこうー!」

チャット「アイアイサー!」

メルディ「クイッキーもおいでー」

クイッキー「クイッキー!!」

チャット「……用事を思い出したので僕は遠慮します」

メルディ「えー」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:27:10.13 ID:3hLntRLu0
メルディ「ファラー」

ファラ「……なによ」

メルディ「リッドとは誤解だよー」

ファラ「……はあ?」

メルディ「だから、誤解したんだよーファラー」

ファラ「……なにそれ、自慢?」

メルディ「はえ?」

ファラ「リッドと五回もしたって自慢なの!!!」

メルディ「っひ!」

ファラ「もういい!!どっかいって!!」

メルディ「……なんだよー」

クイッキー「クイッキー……」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:31:47.50 ID:3hLntRLu0
宿 メルディの部屋

メルディ「クイッキー、どうしたらいいと思う?」

クイッキー「クイッキィ……」

メルディ「……はあ」

クイッキー「クイッ……」

メルディ「あ……ちょ……クイッキー…… !だめぇ……!」

クイッキー「(ペロ  ……)」

メルディ「だ、から……いきなり、 ん!あ!っく!……クイッキー……」

クイッキー「クイッキー!!」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:35:33.85 ID:3hLntRLu0
リッド「くそ。あれから腹の様子がおかしい……」

リッド「メルディに治癒してもらおう……」

リッド「おーい、メルディ」

メルディ『……!バイバ!!……リ、リ、リッド??!』

リッド「ああ、都合悪いなら後でもいいけど」

メルディ『ちょちょっとまって!……あークイッキー!!だめー!そのティッシュはだめー!!』

リッド「……女って大変なんだな……」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:39:38.44 ID:3hLntRLu0
メルディ「ごめんな、リッド。おまたせ」

リッド「おい、大丈夫か?なんか顔、赤いぞ?」

メルディ「大丈夫。大丈夫。それで、リッド、どしたか?」

リッド「ああ、腹の調子が悪くてな。それで治してもらおうとおもって……」

メルディ「それならメルディがおまかせー!」

メルディ「じゃ、こっちこっち」

リッド「悪いな」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:43:06.52 ID:3hLntRLu0
メルディ「つぎのかたー」

リッド「いや、俺だけだから」

メルディ「お医者さんのつもりー」

リッド「あ、そう」

メルディ「ふむふむ。リッドさん、どうされました?」

リッド「(しゃーない。乗っておくか)はい、お腹の調子が悪くて」

メルディ「ポンポンが痛いか?」

リッド「はい」

メルディ「バイバ!それは大変!さ、お腹を出して、寝てください」

リッド「元から出てます」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:46:05.19 ID:3hLntRLu0
メルディ「では、もんしんをしますよー。ここが痛いですかー?」

リッド「先生、問診はさっき終わって、今やってるのは触診です」

メルディ「ありゃ、うっかりよー」

リッド「こんなヤブ医者初めてだ」

メルディ「うーん。よく、わからんなー」

リッド「わかんないのかよ」

メルディ「でも、ご安心!メルディには最高の助手がいる!」

リッド「助手?」

メルディ「はいな!!……ウンディーネ!!」

ウンディーネ『どうかされましたか?』

リッド「え?」

メルディ「ウンディーネ、患者さんのお腹を擦ってあげて」

ウンディーネ『……?はい、こうでしょうか?』スリスリ……

リッド「あ……ちょっと、気持ちいい……」

メルディ「ウンディーネには癒しの力もあるな!!」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:48:52.73 ID:3hLntRLu0
ウンディーネ『……あの、リッド?』

リッド「え?」

ウンディーネ『これは一体?』

リッド「悪いな、すこしアイツに付き合ってくれ。俺も本当に腹の調子が悪いんだ」

ウンディーネ『はあ、私は別に構わないのですが……リッドの傍に……』

リッド「え、なんか言った?」

ウンディーネ『い、いえ。なんでもありません』

メルディ「次は……セルシウス!!」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:51:42.56 ID:3hLntRLu0
リッド「え?」

セルシウス『なに?』

メルディ「はよ、はよう」

セルシウス『なんなの?』

メルディ「リッドな、少し熱ぽい。だからな、セルシウスがリッドのおでこにおでこを当ててほしいな」

セルシウス『……リッドの?』

メルディ「はいな!」

セルシウス『……』

リッド「うわ。セルシウス、怒るんじゃないか?」

ウンディーネ『彼女、真面目ですからね』

セルシウス『……ね、熱なら仕方ないわね』

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:55:23.46 ID:3hLntRLu0
ウンディーネ『え?』

リッド「はい?」

セルシウス『ほら、リッド。おでこ、当てるよ?』

リッド「そんな、真上から!?」

セルシウス『仕方ないじゃない。あなた、寝てるんだから』

リッド「ちょ!……あ、気持ちいい……」

メルディ「おおー、良い●●ー♪リッド、きもちよさそー!」

ウンディーネ『……』

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 17:59:18.97 ID:3hLntRLu0
ファラ「ええ!?ただの稽古?!」

チャット「はい。キールさんにも確認を取りました。メルディさんはリッドさんに剣術を教えてもらっていただけです」

ファラ「そ、そうなんだ。私の早とちり……はは、そ、そうだよねーあのリッドがそんなことするわけないよねー」

チャット「では、ファラさん」

ファラ「わ、わかってるよ。謝りに行けばいいんでしょ!」

チャット「メルディさんにもですよ?」

ファラ「はい」

ファラ(よかった……本当に……)

 
64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:05:13.29 ID:3hLntRLu0
ファラ「あれー、リッドどこにもいないよー?」

チャット「おかしいですね。先ほどまでお腹を押さえて苦しんでいたのですが」

ファラ「……」

チャット「もしかしたらトイレかもしれませんね」

フォッグ「おぅ。お前ら、こんな時間になにやってるんだ?」

ファラ「フォッグ。リッド、見なかった?」

フォッグ「おぅ?リッドならメルディのところで治療受けるっていってたぞ?」

ファラ「な……」

チャット「ファラさんのところには気まずくていけませんって」

ファラ「そ、そっか……」

フォッグ「どうかしたのか?」

ファラ「なんでもない。ありがとう、フォッグ」

フォッグ「おぅ」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:07:32.50 ID:3hLntRLu0
ファラ「リッド、まだいるのかな?」

チャット「ん?なにやら声がしますね」

メルディ『リッド、気持ちいい?』

リッド『ああ、サイコーだよメルディ』

ファラ「!!!????」

チャット「ファラさん!これは治療中だからですよ!!」

ファラ「あ、そ、そうだよね……また、あたしったら……」

メルディ『じゃあ、次はもうすこし下のほうも……』

リッド『え、あ、っく……』

ファラ「……下ってなに?」

チャット「リッドさん、自重してください……」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:10:32.36 ID:3hLntRLu0
リッド「そこは……もう……」

ウンディーネ『ふふ。リッドはヘソの辺りが弱いのですね』

セルシウス『ねえ、あたしも触っていい?』

ウンディーネ『え?でも、貴女が触るとリッドのお腹が冷えてしまいますよ?』

メルディ「セルシウスは首から上ー」

セルシウス『そ、そんな』

リッド「あー悪いな、セルシウスにまでこんなこと……」

セルシウス『……人間のために存在するのが我々だからな……』

メルディ「……セルシウス、顔あかいな!」

セルシウス『……!!!』

ウンディーネ『やはり……』

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:13:26.87 ID:3hLntRLu0
ファラ「首から上ってなに?」

チャット「さあ?というより召喚してまで一体なにを……」

リッド『わ、セルシウス!』

メルディ『バイバ!セルシウス、どうしたか!?』

ファラ「?!!!」

チャット「……?」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:16:19.38 ID:3hLntRLu0
リッド「胸を顔に押しつけられたら……息が……!」

セルシウス『顔は赤くないぞ』

リッド「わかった!顔は見ないようにするから!!」

セルシウス『……』

リッド「ぷは!全く、急にどうしたんだ?」

セルシウス『もう帰る』

メルディ「あ、セルシウス!」

ウンディーネ『……』

メルディ「リッド、治ったか?」

リッド「ん?ああ、かなりすっきりしたよ」

ウンディーネ『では、私も……』

リッド「ありがとう、ウンディーネ。その、気持ち良かった。また機会があったらお願いしていいか?」

ウンディーネ『私でよければ、いつでも』

メルディ「そのときはまた呼ぶな!」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:20:00.42 ID:3hLntRLu0
リッド「はあ、終わった……」

メルディ「じゃあ、お薬だしときますねー」

リッド「まだ、続いてたのか?」

フォッグ『おぅ!ファラにチャット!どうした、中に入らないのか!!」

リッド「え?」

メルディ「?」

メルディ「つぎのかたーどうぞー」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:23:30.20 ID:3hLntRLu0
フォッグ『おう。呼ばれたぞ』

ファラ『いや、違う!』

チャット『はい。違います!!』

フォッグ『おう?違うのか?』

リッド「何やってんだ、アイツら?」

メルディ「レム!」

レム『はい、なんでしょう?』

メルディ「次の患者さん呼んできてほしい」

レム『……』

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:28:05.88 ID:3hLntRLu0
レム『あのー、次の人は?』

ファラ「きゃあ!!」

チャット「僕はこれでー!!」

ファラ「チャット、ずるい!!」

フォッグ「おう。次はファラだ」

レム『では、どうぞ』

ファラ「え、ええー……」

リッド「ファラ、お前、何してんだ?」

メルディ「ファラも頭悪いか?」

ファラ「………リッドこそ、なにしてたのよ!?」

リッド「はあ?」

レム『あの帰ってもいいでしょうか?』

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:31:35.21 ID:3hLntRLu0
メルディ「あ、レム、おつかれー」

リッド「なにって、お前からの掌底が思いのほか重かったから治療を受けてただけだ」

ファラ「なにそれ。治療にかこつけていやらしいことしてただけじゃない!!」

リッド「いやらしいことって……!?」

メルディ「セルシウスに胸を……」

リッド「メルディ!?」

ファラ「さい、てー!!!」

リッド「おい、ファラ!?」

メルディ「ファラ、どうしちゃったか?」

リッド「メルディ、お願いだから黙ってくれ……」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:35:44.18 ID:3hLntRLu0
メルディ「リッドもどっかいっちゃった」

クィッキー「クィッキー……」

メルディ「あ、クィッキー。どこにいたか?」

クィッキー「クィッキー!!」

メルディ「あ……そんあ、また……ぁ……」

クィッキー「(ペロ  )」

メルディ「あ、だめ……」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:38:05.44 ID:3hLntRLu0
キール「メルディのやつ、今日に限って僕のところにこないなんて……」

キール「もしかして、昼間のこと怒っているのか……」

キール「それなら……いや、あいつに限ってそんなことは……」

キール「でも、そうだな。少し様子を見に行くか。夕食前に寝ているかもしれないからな」

キール(……はあ、僕はなにを自分に言い訳を……)

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:41:37.53 ID:3hLntRLu0
キール「……ん?すこし、開いてる……」

メルディ『……ぁ……ん……』

キール(ん?なんだ?)

メルディ『だ、めぇ……あ、ぃ、く……』

キール(な、なんだ?!メルディがクィッキーに……?!)

メルディ『あ……は、もう、だ、あん……い、く……!』

キール(…………)

メルディ『あ……!い………!ん!んんー!!』

キール(メルディ……!)

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:46:38.99 ID:3hLntRLu0
リッド「まってって、ファラ!」

ファラ「離してよ、不潔!」

リッド「おい。なんか勘違いしてるぞ、お前」

ファラ「してない!」

リッド「してる。ファラは昔から思い込みが激しいんだよ」

ファラ「……だって、ずっといやらしい会話が」

リッド「お前、ずっと立ち聞きしてたのか」

ファラ「……だって」

リッド「わかったよ。じゃあ、これから話すことは一切の嘘はないから。聞いてくれるか?」

ファラ「……」

リッド「ファラ」

ファラ「……うん」

リッド「よし」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:51:08.96 ID:3hLntRLu0
キール「……あの」

メルディ「………!!!!」

キール「その、ごめん、開いてたから……」

メルディ「き、キール……」

クィッキー「クィッキー!!」

キール「ごめん、その、見るつもりなんてなかったんだけど……」

メルディ「……………」

キール「えっと、だな……」

メルディ「……って」

キール「え?」

メルディ「キール、嫌い!!!出て行って!!!!」

キール「……あ、ごめん!」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 18:55:40.89 ID:3hLntRLu0
リッド「てな、わけだ」

ファラ「結局、ウンディーネやセルシウスにいやらしいことされてるじゃない」

リッド「いや、それはメルディが勝手にだな」

ファラ「……ふふ」

リッド「なんだよ?」

ファラ「もういいよ。わかった、許してあげる」

リッド「お前が勝手に勘違いしてただけだろ」

ファラ「はー、なんかお腹空いてきちゃった」

リッド「俺もだ」

ファラ「……今日はリッドの好きなもの作ってあげる」

リッド「ほんとか!?じゃあ、オムレツがいいな」

ファラ「うん。わかった、オムレツね」

リッド「久しぶりだなー、ファラのオムレツ」

ファラ(……そうだよ。リッドがそんなことするわけないよ)

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:00:25.35 ID:3hLntRLu0
キール「…………」

リッド「お、キール。キールは晩飯食ったのか?今からファラがオムレツ作ってくれるんだって」

キール「………そうか」

リッド「どうした?」

キール「なんでも、ない」

リッド「嘘つけ。お前の悪い癖だ。なんかあるとずっと俯くのは」

キール「……」

リッド「言えないのか?」

キール「ああ」

リッド「そうか。じゃあ、ファラのオムレツは食べるか?」

キール「今は遠慮する」

リッド「そうか」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:06:11.87 ID:3hLntRLu0
ファラ「メルディー、ご飯今から作るけど……メルディ?」

メルディ「……いい」

ファラ「どうしたの?ベッドに潜り込んで、なにかあったの?」

メルディ「……なんでもない」

ファラ「嘘。元気が取り得のメルディがそうやって暗い声出す時点で嘘」

メルディ「……メルディ、嘘つかない」

ファラ「もう。ご飯はいいの?餓死するんじゃなかったの?」

メルディ「一日じゃ餓死しない」

ファラ「分かってるじゃない」

メルディ「……」

ファラ「じゃあ、欲しくなったら言ってね」

メルディ「はいな……」

ファラ「……?」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:12:00.34 ID:3hLntRLu0
ファラ「キールも?」

リッド「ああ。というかメルディもか」

ファラ「二人になにかあったのかな?」

リッド「以前の喧嘩とはまたちょっと違う●●がするな」

ファラ「そだね」

リッド「……はあ、せっかくファラのオムレツなのに」

ファラ「……どうしたんだろうねぇ」

リッド「やっぱり、うまいな。ファラのオムレツ」

ファラ「ふふ。ありがと」

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:14:57.33 ID:3hLntRLu0
翌日

ファラ「じゃあ、今日も元気出していこー」

チャット「アイアイサー!!」

フォッグ「おう!」

リッド「……おい、キール、メルディ。昨日から変だぞ?」

キール「何が?普通さ」

ファラ「なんというかよそよそしいよ?」

メルディ「……」

リッド「大丈夫かよ」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:17:20.11 ID:3hLntRLu0
戦闘中

リッド「キール!!」

キール「え?」

モンスター「あああああ!」

キール「うわ!!」

ファラ「メルディ!!」

メルディ「バイバ!」

フォッグ「おぅ?ピンチか!……エレメンタルマスター!!!!」

モンスター「ぎゃぁああああああ」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:19:37.87 ID:3hLntRLu0
リッド「お前ら!!何があったか知らないけどな、戦闘中ぐらい気持ちを切り替えろ!」

キール「すまん」

メルディ「ごめんな、リッド……」

ファラ「リッド、二人とも大したことなかったんだし」

リッド「でもよ」

キール「……」

メルディ「……」

クィッキー「クィッキー……」

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:21:38.35 ID:3hLntRLu0
夜 キャンプ

リッド「駄目だ。アイツら目も合わそうとしないぞ」

ファラ「はあ……何があったのかな、ほんとに」

ウンディーネ『よろしいですか?』

リッド「ウンディーネ……セルシウス……』

セルシウス『……余計な御世話だと思うけどね』

シルフ『でも、放ってはおけないよ』

ファラ「どうかしたの?」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:24:48.13 ID:3hLntRLu0
ウンディーネ『……ということがありまして』

シルフ『僕たちは人間の感情なんかよくわからないけど、原因はそれしかないから』

セルシウス『リッド、どうにかなりそう?」

リッド「……難しいな」

ファラ「キールもそのまま立ち去ればいいのに……」

リッド「……」

ウンディーネ『リッド、我々に出来ることがあればなんでも言ってください』

セルシウス『出来ることなら協力はする』

リッド「……ちょっと、ファラ」

ファラ「なに?」

リッド「頼まれてくれ……」

ファラ「え?」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:27:07.96 ID:3hLntRLu0
メルディ「……ぁ……ん……」

ファラ「メルディ」

メルディ「ファラ……?!!」

クィッキー「クィッキー……!」

ファラ「クィッキーと遊んでたの?」

メルディ「う、うん……」

ファラ「ね、ちょっとだけお話、いいかな?」

メルディ「なに?」

ファラ「あのね、その……」

メルディ「どうかしたか?」

ファラ(言いづらい……)


ファラ「あのね、メルディってクィッキーでエ、●●●なことするの?」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:29:10.59 ID:3hLntRLu0
メルディ「え?」

ファラ「あの、リッドが前にクィッキーの舌が気持ちいいとか言ってたのを聞いたっていうから……」

メルディ「……あ、うん。する、ときも、ある」

ファラ「そ、そうなんだ……」

メルディ「……ファラも、する?」

ファラ「しません!!」

ファラ「……じゃあ、クィッキーがいつもいきなり?」

メルディ「はいな。メルディ、一人のとき、いつもいきなりだな。な、クィッキー?」

クィッキー「クィッキー♪」

ファラ(……まさかね)

ファラ「メルディは嫌じゃないの?」

メルディ「んー。嫌って●●はないな。昔からだし、きもちいいよ?」

ファラ「昔から……」

ファラ(メルディの中でそれが当たり前になっているのかな?)

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:31:43.77 ID:3hLntRLu0
リッド「キール」

キール「なんだ?」

リッド「ちょっと実験したいんだけど」

キール「実験だと?」

リッド「ああ」

キール「……?」

リッド「なあに、簡単なことだ……(ごにょごにょ」

キール「……はあ?いや、いくらなんでもそんなことは……」

リッド「だってマクスウェルは万物を司る大晶霊だろ?」

キール「無駄だと思うけどな」

リッド「まあまあ、実験だろ実験」

キール「はあ……マクスウェル!」

マクスウェル『なんじゃ?』

リッド「ちょっと聞きたいことがあるんだ」

マクスウェル『……?』

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:33:45.09 ID:3hLntRLu0
リッド「できるか?」

マクスウェル『ほっほっほっ。何かと思えば、おかしなことを聞くのう。わしは万物を司る。勿論、可能じゃ』

リッド「さすが!」

キール「そんなことができるのか……」

リッド「じゃあ、早速といいたいところだけど」

キール「どうかしたのか?」

リッド「少し待ってくれ」

キール「なんだよ?」

リッド「主賓が来る」

キール「主賓だと……?」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:35:56.40 ID:3hLntRLu0
ファラ「でも、それがその●●●なことなのは分かるの?」

メルディ「……うん。見られたら、恥ずかしい……」

ファラ「そう。それが分かっているのならいいんだけど」

ファラ(じゃないと、キールを怒鳴ることはないか)

メルディ「ファラ?」

ファラ「よし。メルディ、ちょっとついてきて」

メルディ「はいな」

ファラ「クィッキーもね」

クィッキー「クィ?」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:37:57.02 ID:3hLntRLu0
リッド「でも、どうして出来るって説明してくれなかったんだ?」

マクスウェル『人間とは弱い生き物じゃ。言えば容易く頼ってくる』

リッド「そうかな?こういうことでもないと頼らないぜ?」

マクスウェル『リッドのような人間ばかりなら、いいんじゃがな』

リッド「そうか?」

マクスウェル『ほっほっ。ウンディーネやセルシウスが好意を寄せるのも頷ける』

リッド「え?」

ウンディーネ『マクスウェル老!!』

セルシウス『なにをいって!!』

リッド「……?」

キール「リッド、モテモテだな……」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:40:01.60 ID:3hLntRLu0
ファラ「リッドー!」

リッド「お、来たな」

キール「……!」

メルディ「あ……キール……」

キール「リッド、これはどういうことだ!!」

リッド「どうせお前はメルディから話しかけないと何も言わないだろ?」

キール「なにを……まさか……!?」

メルディ「え、なにするか?」

リッド「じゃあ、マクスウェル頼む」

マクスウェル『うむ。心得た』

キール「……!!」

メルディ「バイバ!」


マクスウェル『ぬしらの心を引きだす……。万物の声よ、ここへ集え……』

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:42:20.31 ID:3hLntRLu0
キール「よせ!やめろ!」

メルディ「……!!」

メルディ『……キール、ごめんな。あのときはとても、とても恥ずかしかったよ。だからな、メルディ、キールに酷いこと言った』

メルディ『キール、絶対怒ってる。だから、話そうにも話せなかったよ。キールは何も悪くないのに、メルディが怒ったから……』

リッド(……)

ファラ「メルディ……」

メルディ『キールに嫌いっていったの嘘。メルディがキール大好き。メルディ、嫌われたくない。だから、あんなところ見られたくなかったよ』

キール「メルディ……」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:44:21.55 ID:3hLntRLu0
メルディ「キール……ごめんな……」

キール「ばか!謝るのは……!」

キール『僕があのまま立ち去っていればよかったんだ。メルディには本当に悪いことをした」

キール「あ、僕の声が……」

ファラ「よかった……」

リッド「……」

キール『メルディにきっと嫌われたと思った。だから。声をかける勇気がでなかったんだ。ごめん、メルディ……』

メルディ「キール……うれしい……」

キール「……///」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:46:22.16 ID:3hLntRLu0
マクスウェル『では、最後の声を聞こうか……』

キール「え?誰の声を聞くんだ?」

メルディ「キールとメルディだけじゃない?」

リッド「当たり前だ。もう一人、いや、もう一匹にも聞いとかないとな」

ファラ「ほらほら、クィッキー♪隠れてないで、出てきなよ」

クィッキー「クィクィ……!?!?!??!」

メルディ「なんでクィッキー?」

キール(そういえばメルディはクィッキーで……)

リッド「クィッキーがどういうふうにメルディを想っているのか、この際聞いとこうと思ってな」

ファラ「おねがいしまーす」

マクスウェル『うむ。心得た……』

クィッキー「クィッキィィィィィィィ!!!!!!」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:48:22.78 ID:3hLntRLu0
クィッキー『なーんにも分かってないお嬢様でいつも発散させてもらってたわー』

リッド「…………」

クィッキー『俺の舌でいつも●●で、ホントにすげー●●いね』

ファラ「…………」

クィッキー『まあ、子供の時から俺が●●させてやってきたから、発育もいいし。感謝してほしいぐらいだけどね』

キール「………」

クィッキー『メルディは●●●●●をいじるとすぐにxxxゃうから面白いんだよなー』

チャット「…………」

クィッキー『あんな幼児体型のくせして、いっちょまえに●とか●●からなー』

フォッグ「おぅ。アイラもだ。同じだな、メルディ」

メルディ「…………」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:50:23.51 ID:3hLntRLu0
クィッキー『この前なんて●●舐めただけでもう火が付いちゃって。まあ、俺のテクニックがすごいってことなんだけどね』

ウンディーネ『……』

クィッキー『●●●させたら多分動物一じゃないかなー』

セルシウス『……』

クィッキー『さてと、今度はどこを攻めてやろうかなー』

イフリート『……』

クィッキー『そういえばキールのバカが覗いてたけど、メルディすごい興奮してたな』

シルフ『……』

クィッキー『あの子、露出   もいけるのかな?』

レム『……』

クィッキー『今度は戦闘中にいじってやろうかな♪』

シャドウ『……』

ノーム『のらー?』

ヴァルト『………』

ゼクンドゥス『oh……』

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:52:30.39 ID:3hLntRLu0
マクスウェル『以上じゃ』

リッド「悪かったな、マクスウェル」

マクスウェル『いやいや。リッドの頼みは断れないからのぉ。では、さらばじゃ』

ファラ「………」

キール「………」

クィッキー「クィッキー………」

チャット「だから動物は嫌いです!不潔です!!」

フォッグ「おぅ。今度はデデちゃんの気持ちも聞いてみたいな」

メルディ「クィッキー……」

クィッキー「クィクィクィッキィ………」

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:54:43.07 ID:3hLntRLu0
リッド「メルディ」

メルディ「はいな」

リッド「剣術、まだ教わる気はあるか?」

メルディ「……え?」

クィッキー「クィ?!」

ファラ「良いんじゃないかな?」

キール「メルディ、この際だ。徹底的に教えてもらえ」

メルディ「……はいな!!メルディ、ソードマスターを目指す!」

リッド「その意気だ!メルディ!」

クィッキー「クィッキー!!!!!!!」

リッド「もう逃げられねえぞ?」

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:56:46.08 ID:3hLntRLu0
翌日

リッド「そうだ。もっと腰を入れて」

メルディ「はあ……はあ……はい、な!」

ファラ「精が出るね」

キール「この檻の中の獣のためだからな」

クィッキー「クィッキィィィッィィ!!!!」

ガタガタ

キール「無駄無駄」

ファラ「メルディー、もうすぐお昼ごはんだからねー」

メルディ「はいな!!」

リッド「よし。あと素振り500回だ」

メルディ「はいな!ししょー!」

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 19:58:51.69 ID:3hLntRLu0
戦闘中

リッド「メルディ!!」

メルディ「メルディがお任せ!!まじんけん!!」

クィッキー「グィッギィ……!!」

ファラ「メルディ!」

メルディ「ワイール!!あきさざめ!!」

クィッキー「グィグィキュゥぅぅ!!」

キール「すごい威力だな、クィッキーソード」

チャット「いい様です」

フォッグ「おう?メルディ、後ろだ!」

メルディ「はいな!こがはざん!!」

クィッキー「グェグィィィィキィィィ!!!」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/25(水) 20:01:29.76 ID:3hLntRLu0
リッド「よーし、最後だ!メルディ!」

メルディ「ひおうぎ!!!クィッキー死ね!!!!!」

クィッキー「グヴェリュヴォ……!!」

ファラ「いい掛け声だね、あれ」

キール「一番、力が入るらしい」

ファラ「だろうね」

フォッグ「すげえな」

チャット「でも中々死にませんね、あいつ」

リッド「ふう……。クィッキーはまだ息があるのか」

メルディ「はいな。まだまだ使える、クィッキーソード!」

クィッキー「……くぃ……キィ……」

メルディ「……クィッキー、死ぬまでメルディと一緒な♪……死ぬまで、な……」

クィッキー「グィキィ………!!!」

END