1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 11:23:16.60 ID:1j8BOoEDO
バタン

凛「ただいま」

レッスンが終わり、事務所に帰って来たが誰もいない。珍しいこともあるもんだね

卯月は撮影。未央はたしか……ポジパの仕事だったかな?

加蓮は休み。奈緒は学校だったしね

ん……プロデューサー……コートはあるから遠出ではないみたい。待っていれば来るかな?

あと、ちひろさんは……買い出しかな?大きなバッグがないからきっとそうだ

凛「はぁ……」

一人しかいない事務所で、ぽやんとしてみる



凛「なんか……いつもより広く感じるな」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1586658196

引用元: 【デレマス】好きって言葉は、口にしないとわからない 



2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 11:30:20.55 ID:1j8BOoEDO
学校は始まっているが、例のウィルスのせいでみんなあきらみたいにマスクをしたまま……

凛「……あれ、結構息苦しいんだよね」

もしかすると、今の世の中の息苦しさもあるかもしれない。規制だ、自粛だで私たちの活動も一気にやる事が……やれる事が無くなってしまった

凛「ライブ……したかったな」

新曲お披露目のミニライブがあるはずだったんだけど……プロデューサーの頑張りとは裏腹に、世間体とかなんとかで無くなってしまった

あきらみたいにネットで動いている子は極少数。今じゃ、撮影すらままならないから、みんなフラストレーションが溜まっている

凛「……」

……当然、私も

3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 11:36:53.56 ID:1j8BOoEDO
クンクン

凛「はぁ…………ッ!!」コスコス

プロデューサーのコートのわずかに残った匂いを味わう

右手は……うん。マッサージしてるだけ

凛「プロデューサー……プロデューサー……」ハァハァ

段々、大胆になって胸の部分だけボタンを開け、自分でいじる

凛「んんっ……!」

こんな所で……普段ならみんながいる所で……

虚しいような、切ないような……



でも手は止まらない

凛「プロデューサー……プロデューサーぁぁ!」

4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 11:37:44.59 ID:1j8BOoEDO
達した時、信じられない言葉を聞いた



モバP(以下P)「ぉ……ぉぉぅ」

5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 11:52:26.13 ID:1j8BOoEDO
凛「」

P「や、やぁ、渋谷さん」

凛「」

P「しぶ……凛?」

凛「」



凛「……い、いつから」

P「つい、今来た「嘘!」

凛「逃げたりしないから、ちゃんと本当のこと言ってよ!」



P「えっと……ネクタイはずして胸を」

凛「私、アイドル辞める!」

P「待って!辞めないで!!」

凛「なら、殺して!」

P「それもできるかぁ!」

凛「なら、プロデューサーは殺して、私は生きる」

P「誰か死なないと許されない世界なの!?」

6: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 11:57:44.03 ID:1j8BOoEDO
凛「……」

凛「…………じゃ」

凛「……じゃあさ」





凛「キスして」

P「そ、それは……」

凛「それもダメなの!?唇と唇のキスだよ!決して、下の口にプロデューサーのPをキスしてって言ってるわけじゃないんだよ!」

P「わーっ!わーっ!わーっ!アイドルが下の口とか言うんじゃありません!」

凛「なら、抱いてよ!10月10日したら、プロデューサーがパパになるように!」

P「要求のレベルが、いつの間にか跳ね上がってるんですけど!」

凛「ぢっとしててね、ママがあなたを産んであげるから」

P「産まれるの確定?!」

7: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 12:35:55.01 ID:1j8BOoEDO
P「というか、最近ならりあむかちとせか颯辺りがやりそうなネタだろ!」

凛「まだ子供が生まれてないのにもう浮気?私がいるのに?」

P「そもそもお付き合いをした覚えはない!」

凛「じゃあ、何?今までのは遊びだったの?そうならそうと言って!」

P「……言ったらどうなる?」

凛「千枝とありすを○して、私も○ぬ!!」

P「とんだとばっちりだよ!つか、どこから二人の名前が出て来た!」

凛「プロデューサーの着信履歴だよ……なんで……なんで小さい子ばっかり……」スマホトリダシ

P「あ!それ、俺の!!いつの間に…………」



P「仮に、残っていた履歴が真奈美さんや早苗さんだったらどうなっていた?」

凛「明るく元気に後ろ向きになるだけ……」

P「田所さんに謝れ!」

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 12:41:07.85 ID:1j8BOoEDO
P「つか、俺としては凛とは恋愛関係とかならないように、距離とか保って来たつもりなんだが……」

凛「微妙な距離間が、こういった感情を生み出すって知らない?」

P「今までの頑張りを時間ごと返してほしい……」

凛「諦めなって……さぁ、パパ。二人目は男の子がいいな」

P「くっ……何を言っても無駄か……なら」

P「すまんっ!」アシバライ

コテッ

凛「え?」



バスッ

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 13:45:01.44 ID:1j8BOoEDO
バサッ

凛(ソファの上に寝転がされる……)

ドンッ

凛(プロデューサーが私に覆いかぶさるように、倒れ込んで来て、頭の横に手をついた)

凛「え、え?……嘘」

凛(プロデューサーの意外に強引な行為にも驚いたが……これって、床ドン……みたい……)

凛「ぷ、プロデューサー……」ドキドキ

凛「手……どけてよ……」ドキドキ

凛(心臓がうるさい)

凛(プロデューサーの顔が間近にあって……とてもじゃないけど、見られない……)カァァァ

凛「うぅぅ……」

P「顔……こっち向けて」クイッ

凛「や…………顔、見ないで」

P「凛……」イケボ

凛(っ!!)ズキューン

凛(な、何……今、のってプロデューサー……だよね)

凛「やだぁ……見ないで……今、すごく恥ずかしいから……」ジタバタ

凛(すると……プロデューサーは私の両手を取って頭の上にあげる)

凛「や……や…だ……」ブルブル

凛(たいした力は入ってないはずなのに、手が動かない……抵抗できない)

凛(そして……)

P「凛…………目を閉じて」

凛「んっ……んんんっ…………」



初めての味は、コーヒーの香りがした……

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/04/12(日) 13:49:42.29 ID:1j8BOoEDO
凛(さっきまでの勢いはなんとやらで……すっかりおとなしくなった私の服を……)

パチッ

パチッ

凛(や……見られちゃう……)

プツッ

凛(ぶ、ブラまで……)

凛(そして……生まれたままの姿になった私をプロデューサーは)

凛「や……や、さしく……お願……い……」プルプル



(深くて甘く、情熱的で感情に任せたリビドーを私の中に叩き込んでいった……)

~~~~~~~~~~~~~~~ホワンホワン

11: ◆f1tFKtbZna.K 2020/04/12(日) 13:55:14.57 ID:1j8BOoEDO
ホワンホワン~~~~~~~~~~

由愛「と、というお話なんですが……」

凛「/// ……うわぁ /// やだ… ///」ジックリ

乃々「は、恥ずかしがりながらも読む手は止まらないのですね……」

加蓮「ふーん……で、なんで私は、奈緒とポテトを食べる話なわけ?」

凪「奈緒さんのアイディアによるものです。親愛(ディアー)なる愛がありますね」

凛「まぁ、いいんじゃないかな?」

加蓮「よくないよ!……あれ?その奈緒は?」

由愛「あ……たしか……今日は」

12: ◆f1tFKtbZna.K 2020/04/12(日) 14:16:03.38 ID:1j8BOoEDO
タタタッ

奈緒「Pさぁん!」

P「お、奈緒……久々にストレートにしたのか」

奈緒@ストレート「えへへ……いつもの髪だと、みんなやパパラッチにバレちゃうからな……変かな?」

P「いや、可愛いぞ」ナデナデ

奈緒「えへへ……」ニマニマ

P「久しぶりのデートだもんな。……さぁ、お嬢様。どこに案内しましょうか?」テヲダス

奈緒「もう……」

パッ

奈緒「じゃあ、今日はお姫様気分を味わいたいな」ダキッ

P「了解」

テクテク





ポテポテ

雪美「……千枝……?」

千枝「今のって、プロデューサーさん?」



続く?