1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 10:33:28.78 ID:otq41RQl0
~シェリルの田んぼ~
シェリル「お米を作り始めてから1年・・・・」
アルト「ようやく実ったな」
シェリル「田んぼ一面に金色に輝く稲・・・なんか感動しちゃうな・・・」
アルト「・・・・・」
シェリル「あ・・・・あれ?」ポロポロ
アルト「・・・?泣いてるのか?」
シェリル「な、泣いてなんかないわよ!バカ///」
シェリル「ただ、この1年の苦労を思い出しちゃって・・・ぐすっ・・・」ポロポロ
アルト「はいはい、よしよし・・・。ここまで良くやったよ・・・」ぎゅっ
シェリル「うん・・・・」ぎゅっ
シェリル「・・・ねぇ、明日稲刈りするの?」
アルト「あぁ、そろそろしないとな」
シェリル「うわぁ~、楽しみね!私がコンバイン乗るんだから、ちゃんと見ててよ!」
アルト「はいはい」
シェリル「お米を作り始めてから1年・・・・」
アルト「ようやく実ったな」
シェリル「田んぼ一面に金色に輝く稲・・・なんか感動しちゃうな・・・」
アルト「・・・・・」
シェリル「あ・・・・あれ?」ポロポロ
アルト「・・・?泣いてるのか?」
シェリル「な、泣いてなんかないわよ!バカ///」
シェリル「ただ、この1年の苦労を思い出しちゃって・・・ぐすっ・・・」ポロポロ
アルト「はいはい、よしよし・・・。ここまで良くやったよ・・・」ぎゅっ
シェリル「うん・・・・」ぎゅっ
シェリル「・・・ねぇ、明日稲刈りするの?」
アルト「あぁ、そろそろしないとな」
シェリル「うわぁ~、楽しみね!私がコンバイン乗るんだから、ちゃんと見ててよ!」
アルト「はいはい」
引用元: ・シェリル「私の米を食え!」 ランカ「U・ω・Uもぐもぐ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 10:42:19.54 ID:otq41RQl0
~次の日 田んぼ~
コンバイン「・・・・」
シェリル「よーし、やるわよぉ~!!」
アルト「おう、頑張れよ」
シェリル「ねぇ、コンバインの使い方は?」
アルト「乗ればいいって、乗れば」
シェリル「ふぅ~ん・・・。とりあえず乗っちゃお」ヨジヨジ
シェリル「きゃー!アルト、アルトったら!」
アルト「ん?」
シェリル「凄く高い!ねぇ、どうやって動かすの!?早く動かしたい!」
アルト「あぁ、今動くから待ってろ」
コンバイン「ブイーン」
シェリル「きゃぁーー!!動いてる!!勝手に刈ってるわ!!何これ?何これ?」
アルト「(自動運転だから、動かすというか乗るだけだな)」
アルト「(まぁ楽しそうだし、いいか)」
コンバイン「・・・・」
シェリル「よーし、やるわよぉ~!!」
アルト「おう、頑張れよ」
シェリル「ねぇ、コンバインの使い方は?」
アルト「乗ればいいって、乗れば」
シェリル「ふぅ~ん・・・。とりあえず乗っちゃお」ヨジヨジ
シェリル「きゃー!アルト、アルトったら!」
アルト「ん?」
シェリル「凄く高い!ねぇ、どうやって動かすの!?早く動かしたい!」
アルト「あぁ、今動くから待ってろ」
コンバイン「ブイーン」
シェリル「きゃぁーー!!動いてる!!勝手に刈ってるわ!!何これ?何これ?」
アルト「(自動運転だから、動かすというか乗るだけだな)」
アルト「(まぁ楽しそうだし、いいか)」
16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 10:53:16.94 ID:otq41RQl0
~数時間後~
シェリル「ふぅ・・・、やっと刈り終わった・・・」
アルト「良く飽きもせず乗ってたな。自動操縦なのに」
シェリル「うるさいわね、アルトのくせに!面白かったのよ!」
アルト「さて、この後も色々やることあるんだよな~」
シェリル「もうこのお米食べられるの?」
アルト「いや・・・、乾燥させたりしないと駄目だろ。・・・たぶん」
シェリル「ふぅ~ん」
アルト「明日辺り、試食も兼ねてランカでも呼べば?」
シェリル「そうね、私たちのお米食べてもらわないと!」
アルト「さ~って、俺はやることを済ませないと・・・」
シェリル「・・・ねぇ、お昼にしない?私一仕事した後だからお腹空いたわ」
アルト「おまえ座ってただけだろ・・・」ジトー
シェリル「な、なによ!!///悪いの!?」
アルト「いや・・・・」
シェリル「ふぅ・・・、やっと刈り終わった・・・」
アルト「良く飽きもせず乗ってたな。自動操縦なのに」
シェリル「うるさいわね、アルトのくせに!面白かったのよ!」
アルト「さて、この後も色々やることあるんだよな~」
シェリル「もうこのお米食べられるの?」
アルト「いや・・・、乾燥させたりしないと駄目だろ。・・・たぶん」
シェリル「ふぅ~ん」
アルト「明日辺り、試食も兼ねてランカでも呼べば?」
シェリル「そうね、私たちのお米食べてもらわないと!」
アルト「さ~って、俺はやることを済ませないと・・・」
シェリル「・・・ねぇ、お昼にしない?私一仕事した後だからお腹空いたわ」
アルト「おまえ座ってただけだろ・・・」ジトー
シェリル「な、なによ!!///悪いの!?」
アルト「いや・・・・」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 11:06:16.34 ID:otq41RQl0
~次の日 シェリル・アルト家~
ランカ「こんにちは~」
アルト「おっ、来たな。久しぶり」
ランカ「久しぶりだね、アルトくん!随分変わったね」
アルト「まぁな。土いじってるから」
ランカ「初めて作ったお米なんでしょ?凄いね!」
アルト「俺もこんな風に出来るとは思わなかったよ」
シェリル「あら、ランカちゃん!いらっしゃ~い」
ランカ「お久しぶりです!シェリルさん!」クスッ
シェリル「久しぶり・・・って、今何で笑ったのよぉ」
ランカ「だって、シェリルさんも変わってたから」
シェリル「えっ!?ウソッ、そんなに変わった?土臭くなった?」
ランカ「だって、シェリルさん爪短く切ってるんだもん」
シェリル「あっ、そこかぁ・・・(老けたとか言われたら泣くところだった)」
アルト「(老けたって言うのかと思った)」
ランカ「こんにちは~」
アルト「おっ、来たな。久しぶり」
ランカ「久しぶりだね、アルトくん!随分変わったね」
アルト「まぁな。土いじってるから」
ランカ「初めて作ったお米なんでしょ?凄いね!」
アルト「俺もこんな風に出来るとは思わなかったよ」
シェリル「あら、ランカちゃん!いらっしゃ~い」
ランカ「お久しぶりです!シェリルさん!」クスッ
シェリル「久しぶり・・・って、今何で笑ったのよぉ」
ランカ「だって、シェリルさんも変わってたから」
シェリル「えっ!?ウソッ、そんなに変わった?土臭くなった?」
ランカ「だって、シェリルさん爪短く切ってるんだもん」
シェリル「あっ、そこかぁ・・・(老けたとか言われたら泣くところだった)」
アルト「(老けたって言うのかと思った)」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 11:18:31.24 ID:otq41RQl0
~シェリル・アルト家 リビング~
シェリル「ふふっ、いつもテレビでランカちゃん見てるわよ~?大活躍じゃない」
ランカ「えへへ・・・///そんなことありませんよぉ」
ランカ「シェリルさんが『私、お米作る!』とか言い出して引退した時は仕事増えてビックリしたけど・・・」
ランカ「もう慣れました!今ではこうやってスケジュール調整できるし・・・」
シェリル「売れてる証ね」
ランカ「そんなこと・・・」ぐぅ~
シェリル「あっ、ランカちゃんのお腹の音」
ランカ「あはは、鳴っちゃった・・・///」
シェリル「もう!アルトったら、まだ炊けないの!?」
アルト「待てって。今蒸らしてるんだから・・・」
シェリル「ったく・・・。ごめんね、無駄なこだわりがあるのよ」
ランカ「もしかして、『一緒に暮らすと見えてくる』ってヤツですか?」
シェリル「そうなのよ~。嫌なところばっかり見えちゃって」
アルト「・・・なんか言ったか?」
シェリル「ふふっ、いつもテレビでランカちゃん見てるわよ~?大活躍じゃない」
ランカ「えへへ・・・///そんなことありませんよぉ」
ランカ「シェリルさんが『私、お米作る!』とか言い出して引退した時は仕事増えてビックリしたけど・・・」
ランカ「もう慣れました!今ではこうやってスケジュール調整できるし・・・」
シェリル「売れてる証ね」
ランカ「そんなこと・・・」ぐぅ~
シェリル「あっ、ランカちゃんのお腹の音」
ランカ「あはは、鳴っちゃった・・・///」
シェリル「もう!アルトったら、まだ炊けないの!?」
アルト「待てって。今蒸らしてるんだから・・・」
シェリル「ったく・・・。ごめんね、無駄なこだわりがあるのよ」
ランカ「もしかして、『一緒に暮らすと見えてくる』ってヤツですか?」
シェリル「そうなのよ~。嫌なところばっかり見えちゃって」
アルト「・・・なんか言ったか?」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 11:27:56.70 ID:otq41RQl0
アルト「ほら、できたぞ」
[ご飯] [ご飯] [ご飯]
ランカ「わぁ!すご~い」
シェリル「(これが・・・私たちが作ったご飯・・・)」ウルウル
ランカ「あっ、シェリルさんからどうぞ」
シェリル「う、うん・・・・」
シェリル「ぱくっ・・・もぐもぐ・・・」
アルト・ランカ「・・・・」ドキドキ
シェリル「・・・うん!美味しい!美味しいわ!!」
アルト「そりゃ良かった。ほら、ランカも食べな」
ランカ「いただきまーす!」
ランカ「ぱくっ・・・、もぐもぐ・・・」
ランカ「もぐもぐ・・・・・」
ランカ「(あれ・・・?あんまり美味しくない・・・。気のせいかな・・・?)」
シェリル「お代わり!!」
[ご飯] [ご飯] [ご飯]
ランカ「わぁ!すご~い」
シェリル「(これが・・・私たちが作ったご飯・・・)」ウルウル
ランカ「あっ、シェリルさんからどうぞ」
シェリル「う、うん・・・・」
シェリル「ぱくっ・・・もぐもぐ・・・」
アルト・ランカ「・・・・」ドキドキ
シェリル「・・・うん!美味しい!美味しいわ!!」
アルト「そりゃ良かった。ほら、ランカも食べな」
ランカ「いただきまーす!」
ランカ「ぱくっ・・・、もぐもぐ・・・」
ランカ「もぐもぐ・・・・・」
ランカ「(あれ・・・?あんまり美味しくない・・・。気のせいかな・・・?)」
シェリル「お代わり!!」
42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 11:40:23.50 ID:otq41RQl0
アルト「おいおい、俺が食う暇ないじゃないか」
シェリル「うっさいわね!・・・どう?ランカちゃん、美味しい?」
ランカ「は、はい!とっても美味しいです!ぱくぱく」
シェリル「良かったわ~。いっぱいおかわりしてね」
ランカ「も、もちろんです!(きっと美味しく感じないのは、最近辛い物ばかり食べていたからだよね)」
アルト「ほら、シェリルのおかわり」スッ
シェリル「ありがと・・・うぅ・・・ぐすん」ウルウル
ランカ「!? どうしたんですか?シェリルさん」
シェリル「ご、ごめんね・・・。ちょっと感動しちゃって」ウルウル
シェリル「私たちが頑張って作ったお米が、人に食べてもらえるなんて・・・」ウルウル
アルト「シェリル・・・・」
ランカ「シェリルさん・・・(こんな顔されたら、口が裂けても『不味い』なんて言えないよ・・・)」
アルト「さて・・・、俺も食うか。ぱくっ」
ランカ「(もしこのお米を『不味い』なんて言う人がいたら、その人は悪魔に違いない!)」
アルト「もぐもぐ・・・(まぁ、こんなもんか・・・?シェリルも美味しいって言ってるし・・・)」
シェリル「うっさいわね!・・・どう?ランカちゃん、美味しい?」
ランカ「は、はい!とっても美味しいです!ぱくぱく」
シェリル「良かったわ~。いっぱいおかわりしてね」
ランカ「も、もちろんです!(きっと美味しく感じないのは、最近辛い物ばかり食べていたからだよね)」
アルト「ほら、シェリルのおかわり」スッ
シェリル「ありがと・・・うぅ・・・ぐすん」ウルウル
ランカ「!? どうしたんですか?シェリルさん」
シェリル「ご、ごめんね・・・。ちょっと感動しちゃって」ウルウル
シェリル「私たちが頑張って作ったお米が、人に食べてもらえるなんて・・・」ウルウル
アルト「シェリル・・・・」
ランカ「シェリルさん・・・(こんな顔されたら、口が裂けても『不味い』なんて言えないよ・・・)」
アルト「さて・・・、俺も食うか。ぱくっ」
ランカ「(もしこのお米を『不味い』なんて言う人がいたら、その人は悪魔に違いない!)」
アルト「もぐもぐ・・・(まぁ、こんなもんか・・・?シェリルも美味しいって言ってるし・・・)」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 11:51:16.35 ID:otq41RQl0
~夕方~
ランカ「じゃあ、そろそろ帰らないと・・・」
シェリル「もうそんな時間?久しぶりに話すと楽しくて、すぐ時間過ぎちゃうわね」
アルト「本当だな・・・」
ランカ「また休みが出来たらお話しよ?」
シェリル「うふふ、そうね!いつでも出来るし問題ないわ!」
シェリル「ほら、アルト。ランカちゃんを送る用意しなさいよ」
アルト「わかってるって」
ランカ「あっ、いいよ、アルトくん。私タクシーで帰るから・・・」
シェリル「いいから、いいから。こういう時は甘えなさい」
アルト「もうちょっと2人で話していていいぞ。ちょっと時間かかるから」
ランカ「そ、そう・・・?」
シェリル「それより、さっきの話の続きしましょ!どこまで話したかしら・・・?」
ランカ「確か、アルトくんが『米作りなんてやるわけないだろ!』って言った辺りです」
シェリル「そうそう、それから大変だったのよ~?色々揉めて・・・」
ランカ「じゃあ、そろそろ帰らないと・・・」
シェリル「もうそんな時間?久しぶりに話すと楽しくて、すぐ時間過ぎちゃうわね」
アルト「本当だな・・・」
ランカ「また休みが出来たらお話しよ?」
シェリル「うふふ、そうね!いつでも出来るし問題ないわ!」
シェリル「ほら、アルト。ランカちゃんを送る用意しなさいよ」
アルト「わかってるって」
ランカ「あっ、いいよ、アルトくん。私タクシーで帰るから・・・」
シェリル「いいから、いいから。こういう時は甘えなさい」
アルト「もうちょっと2人で話していていいぞ。ちょっと時間かかるから」
ランカ「そ、そう・・・?」
シェリル「それより、さっきの話の続きしましょ!どこまで話したかしら・・・?」
ランカ「確か、アルトくんが『米作りなんてやるわけないだろ!』って言った辺りです」
シェリル「そうそう、それから大変だったのよ~?色々揉めて・・・」
52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 12:02:15.65 ID:otq41RQl0
シェリル「そう!それでねぇ、アイガモの名前はアイモになったの!」
ランカ「あははっ、アイガモだからアイモですかぁ!」
シェリル「そうなの!それでね・・・」
アルト「おーい、帰る準備できたぞ~」
シェリル「あっ、もう準備出来ちゃったの・・・」
ランカ「・・・・・(ちょっと寂しいな・・・)」
シェリル「・・・ご、ごめんね!帰り辛い空気にしちゃって・・・・。玄関まで送るわ」
ランカ「あっ、すみません・・・」
~玄関~
トラック「[大量のお米]」
ランカ「がーん!!(トラックにいっぱいお米が積んである・・・・)」
ランカ「こ、これって・・・・」
シェリル「もちろん、ランカちゃんの分よ!」
シェリル「アイドルはパワーが必要だから、いっぱい食べてね!」
ランカ「あ、ありがとうございます・・・(ど、どうしよう・・・・)」
ランカ「あははっ、アイガモだからアイモですかぁ!」
シェリル「そうなの!それでね・・・」
アルト「おーい、帰る準備できたぞ~」
シェリル「あっ、もう準備出来ちゃったの・・・」
ランカ「・・・・・(ちょっと寂しいな・・・)」
シェリル「・・・ご、ごめんね!帰り辛い空気にしちゃって・・・・。玄関まで送るわ」
ランカ「あっ、すみません・・・」
~玄関~
トラック「[大量のお米]」
ランカ「がーん!!(トラックにいっぱいお米が積んである・・・・)」
ランカ「こ、これって・・・・」
シェリル「もちろん、ランカちゃんの分よ!」
シェリル「アイドルはパワーが必要だから、いっぱい食べてね!」
ランカ「あ、ありがとうございます・・・(ど、どうしよう・・・・)」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 12:10:33.13 ID:otq41RQl0
~ランカ・オズマ家~
オズマ「ただいま~」
ランカ「あっ、お帰りお兄ちゃん。今日もお疲れ様!」
オズマ「とは言ってもバジュラの脅威は去ったし、パイロットは暇さ」
ランカ「暇なのが一番だよ~」
オズマ「うん?この匂い・・・、今日はカレーライスか?」
ランカ「うん。カレー粉が安かったから・・・」
ランカ「はい、どうぞ。お兄ちゃん」コトッ
オズマ「おっ!美味そうだな、いただきまーす!!ぱくぱくっ」
ランカ「・・・・・」ドキドキ
オズマ「もぐもぐ・・・うん、美味い美味い!流石ランカだなぁ!」
ランカ「(良かった・・・・)」
オズマ「ぱくぱく」
オズマ「ただいま~」
ランカ「あっ、お帰りお兄ちゃん。今日もお疲れ様!」
オズマ「とは言ってもバジュラの脅威は去ったし、パイロットは暇さ」
ランカ「暇なのが一番だよ~」
オズマ「うん?この匂い・・・、今日はカレーライスか?」
ランカ「うん。カレー粉が安かったから・・・」
ランカ「はい、どうぞ。お兄ちゃん」コトッ
オズマ「おっ!美味そうだな、いただきまーす!!ぱくぱくっ」
ランカ「・・・・・」ドキドキ
オズマ「もぐもぐ・・・うん、美味い美味い!流石ランカだなぁ!」
ランカ「(良かった・・・・)」
オズマ「ぱくぱく」
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 12:21:56.49 ID:otq41RQl0
ランカ「いただきまーす」
ランカ「もぐもぐ・・・(う~ん、やっぱりイマイチだなぁ・・・)」
オズマ「ランカ・・・、訊いていいか?」
ランカ「ん?なぁに、お兄ちゃん」
オズマ「米・・・・変えた?」
ランカ「!?!?!?」
オズマ「いやな、俺もそんな拘る方じゃないが・・・なんか違和感があってなぁ」
オズマ「ランカが水加減間違えるわけないし・・・」
ランカ「ち、ちがっ、みjっゆみずかみじゅg(ど、どうしよう口が回らない・・・)」
オズマ「ははーん、どうせスーパーで安い米を買っちゃったんだろ?」
ランカ「えっ?」
オズマ「駄目だぞ、安いので妥協しちゃあ。あぁいうのは不味いから安いんだ」
オズマ「ま、ランカが炊いたなら、どんな不味い米でも俺は食うが・・・」キリッ
ランカ「こ・・・、この悪魔めぇーーーー!!」
オズマ「!?」
ランカ「もぐもぐ・・・(う~ん、やっぱりイマイチだなぁ・・・)」
オズマ「ランカ・・・、訊いていいか?」
ランカ「ん?なぁに、お兄ちゃん」
オズマ「米・・・・変えた?」
ランカ「!?!?!?」
オズマ「いやな、俺もそんな拘る方じゃないが・・・なんか違和感があってなぁ」
オズマ「ランカが水加減間違えるわけないし・・・」
ランカ「ち、ちがっ、みjっゆみずかみじゅg(ど、どうしよう口が回らない・・・)」
オズマ「ははーん、どうせスーパーで安い米を買っちゃったんだろ?」
ランカ「えっ?」
オズマ「駄目だぞ、安いので妥協しちゃあ。あぁいうのは不味いから安いんだ」
オズマ「ま、ランカが炊いたなら、どんな不味い米でも俺は食うが・・・」キリッ
ランカ「こ・・・、この悪魔めぇーーーー!!」
オズマ「!?」
76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 12:32:08.61 ID:otq41RQl0
ランカ「・・・・」ピッピッ
ランカ「あっ、もしもし?ナナちゃん?ごめんね、こんな時間に」
ランカ「いきなりなんだけど、お米足りてる?」
ランカ「うん・・・、うん・・・。あっ、そうなんだ、アルトくんから貰ったんだ・・・」
ランカ「どれくらい貰ったの・・・?・・・ふぅ~ん、そうなんだぁ」
ランカ「まぁ、いいや!また明日仕事でね!」ピッ
ランカ「・・・・」ピッピッ
ランカ「あっ、もしもし?ルカくん?ごめんね、こんな時間に」
ランカ「いきなりなんだけど、お米足りてる?」
ランカ「うん・・・、うん・・・。あっ、そうなんだ、アルトくんから貰ったんだ・・・」
ランカ「どれくらい貰ったの・・・?・・・ふぅ~ん、そうなんだぁ」
ランカ「まぁ、いいや!じゃあまた今度ね!」ピッ
ランカ「私だけ皆より貰ったお米の量が多いよ・・・・」
ランカ「3倍はある・・・・・」
ランカ「わぁ~い!特別扱いされちゃったぁ!・・・・わーい・・・・」
ランカ「あっ、もしもし?ナナちゃん?ごめんね、こんな時間に」
ランカ「いきなりなんだけど、お米足りてる?」
ランカ「うん・・・、うん・・・。あっ、そうなんだ、アルトくんから貰ったんだ・・・」
ランカ「どれくらい貰ったの・・・?・・・ふぅ~ん、そうなんだぁ」
ランカ「まぁ、いいや!また明日仕事でね!」ピッ
ランカ「・・・・」ピッピッ
ランカ「あっ、もしもし?ルカくん?ごめんね、こんな時間に」
ランカ「いきなりなんだけど、お米足りてる?」
ランカ「うん・・・、うん・・・。あっ、そうなんだ、アルトくんから貰ったんだ・・・」
ランカ「どれくらい貰ったの・・・?・・・ふぅ~ん、そうなんだぁ」
ランカ「まぁ、いいや!じゃあまた今度ね!」ピッ
ランカ「私だけ皆より貰ったお米の量が多いよ・・・・」
ランカ「3倍はある・・・・・」
ランカ「わぁ~い!特別扱いされちゃったぁ!・・・・わーい・・・・」
85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 12:43:23.00 ID:otq41RQl0
ランカ「よいしょ、よいしょ」トコトコ
ランカ「(ミシェル君だって、アルトくんとシェリルさんが作ったお米食べたいはずだよ・・・)」トコトコ
ランカ「(待ってて、天国のミシェル君・・・。いま持っていくからね・・・)」トコトコ
ランカ「よいしょ、よいしょ」トコトコ
~ミシェルの墓前~
[墓] [大量の米]
ランカ「がーん」
ランカ「そ、そんな・・・。もういっぱいお供えしてある・・・」
ランカ「・・・・」ウルウル
ランカ「(ごめんねミシェル君・・・。実はお米の置き場に困ってたの・・・)」ポロポロ
ランカ「(お供えとか言って、本当はお米減らせるから持ってきたの・・・・)」ポロポロ
ランカ「(本当に、ごめん・・・・)」ポロポロ
ランカ「ぐすっ・・・、持ってきたお米・・・、持って帰らなくちゃ・・・・」
ランカ「悪いこと考えたから、バチが当たったんだ・・・・」
ランカ「ごめんね・・・。ミシェル君・・・。また来るからね・・・」
ランカ「(ミシェル君だって、アルトくんとシェリルさんが作ったお米食べたいはずだよ・・・)」トコトコ
ランカ「(待ってて、天国のミシェル君・・・。いま持っていくからね・・・)」トコトコ
ランカ「よいしょ、よいしょ」トコトコ
~ミシェルの墓前~
[墓] [大量の米]
ランカ「がーん」
ランカ「そ、そんな・・・。もういっぱいお供えしてある・・・」
ランカ「・・・・」ウルウル
ランカ「(ごめんねミシェル君・・・。実はお米の置き場に困ってたの・・・)」ポロポロ
ランカ「(お供えとか言って、本当はお米減らせるから持ってきたの・・・・)」ポロポロ
ランカ「(本当に、ごめん・・・・)」ポロポロ
ランカ「ぐすっ・・・、持ってきたお米・・・、持って帰らなくちゃ・・・・」
ランカ「悪いこと考えたから、バチが当たったんだ・・・・」
ランカ「ごめんね・・・。ミシェル君・・・。また来るからね・・・」
91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 12:54:13.99 ID:otq41RQl0
~ブレラ家~
ランカ「・・・・」ピンポーン
ランカ「(お兄ちゃん(ブレラの方)はアルトくんと仲悪かったし、お米貰ったりしてないよね)」
ガチャッ
ブレラ「・・・?どうしたランカ・・・?急に・・・」
ランカ「えへへ///ちょっとね・・・」
ランカ「お兄ちゃんがちゃんとご飯食べてるか心配になっちゃって!ハイ!お米!!」ドサッ
ブレラ「・・・悪いが、米なら足りている」
ランカ「!? どうして!?」
ブレラ「アルトとシェリルが持ってきた。『劇場版ではお世話かけました』とか言ってたな」
ランカ「がーん!!(ここにまで手回しが・・・!!)」
ブレラ「フッ、まさか、あの2人が俺のことを気にかけてくれるなんてな・・・」
ブレラ「ちょっと嬉しかったり・・・、っと、今の発言は俺とランカの秘密だぞ?」
ランカ「う、うん・・・(人間味溢れてきたお兄ちゃんに驚く余裕もない・・・)」
ランカ「(詰んだ・・・・)」
ランカ「・・・・」ピンポーン
ランカ「(お兄ちゃん(ブレラの方)はアルトくんと仲悪かったし、お米貰ったりしてないよね)」
ガチャッ
ブレラ「・・・?どうしたランカ・・・?急に・・・」
ランカ「えへへ///ちょっとね・・・」
ランカ「お兄ちゃんがちゃんとご飯食べてるか心配になっちゃって!ハイ!お米!!」ドサッ
ブレラ「・・・悪いが、米なら足りている」
ランカ「!? どうして!?」
ブレラ「アルトとシェリルが持ってきた。『劇場版ではお世話かけました』とか言ってたな」
ランカ「がーん!!(ここにまで手回しが・・・!!)」
ブレラ「フッ、まさか、あの2人が俺のことを気にかけてくれるなんてな・・・」
ブレラ「ちょっと嬉しかったり・・・、っと、今の発言は俺とランカの秘密だぞ?」
ランカ「う、うん・・・(人間味溢れてきたお兄ちゃんに驚く余裕もない・・・)」
ランカ「(詰んだ・・・・)」
99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 13:04:13.73 ID:otq41RQl0
~ランカ・オズマ家~
オズマ「ただいま~」
ランカ「おかえり・・・、お兄ちゃん」
オズマ「ん?どうした?なんか元気ないぞ?」
ランカ「な、なんでもないよ・・・」
ランカ「はい、今日の夕食・・・」コトッ コトッ コトッ
オズマ「おぉっ!今日の夕飯も美味そうだな!いただきます!!」
ランカ「・・・・・」コトッ
オズマ「ん・・・?」
ランカ「いただきます・・・。ぱくっ・・・もぐもぐ・・・・」
オズマ「どうした?ランカは白飯だけか?」
ランカ「だけじゃないよ。卵もあるし、納豆もあるし・・・」
オズマ「そういう問題じゃないだろ!栄養偏るぞ?炭水化物ばかり・・・」
ランカ「私ね、今日からお米ばっかり食べるって決めたの」
オズマ「?」
オズマ「ただいま~」
ランカ「おかえり・・・、お兄ちゃん」
オズマ「ん?どうした?なんか元気ないぞ?」
ランカ「な、なんでもないよ・・・」
ランカ「はい、今日の夕食・・・」コトッ コトッ コトッ
オズマ「おぉっ!今日の夕飯も美味そうだな!いただきます!!」
ランカ「・・・・・」コトッ
オズマ「ん・・・?」
ランカ「いただきます・・・。ぱくっ・・・もぐもぐ・・・・」
オズマ「どうした?ランカは白飯だけか?」
ランカ「だけじゃないよ。卵もあるし、納豆もあるし・・・」
オズマ「そういう問題じゃないだろ!栄養偏るぞ?炭水化物ばかり・・・」
ランカ「私ね、今日からお米ばっかり食べるって決めたの」
オズマ「?」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 13:14:38.61 ID:otq41RQl0
オズマ「まさか、この前の不味い米か?」
ランカ「不味くなんかないもん!」
オズマ「す、すまん・・・。だが、無理に食べなくてもいいじゃないか。ゆっくり食べれば・・・」
オズマ「それに、どうしてそこまでするのか・・・」
ランカ「アルトくんとシェリルさんがお米作りを始めたのは知ってるよね?」
オズマ「あぁ・・・、今日も『どうでした?お米』ってアルトからメールが来たぞ」
ランカ「なんて返信したの?」
オズマ「ん~?『まだ食べてない、今度食べるからな』って・・・・」
オズマ「・・・ま、まさか!?」
ランカ「このお米が・・・、アルトくんとシェリルさんが作ってくれたお米なの・・・」
オズマ「そ、そうだったのか・・・。言ってくれれば俺も手伝ったのに・・・」
ランカ「ごめんね、お兄ちゃん・・・」
オズマ「あと、どれくらいあるんだ?」
ランカ「・・・・・」
オズマ「・・・・・?」
ランカ「不味くなんかないもん!」
オズマ「す、すまん・・・。だが、無理に食べなくてもいいじゃないか。ゆっくり食べれば・・・」
オズマ「それに、どうしてそこまでするのか・・・」
ランカ「アルトくんとシェリルさんがお米作りを始めたのは知ってるよね?」
オズマ「あぁ・・・、今日も『どうでした?お米』ってアルトからメールが来たぞ」
ランカ「なんて返信したの?」
オズマ「ん~?『まだ食べてない、今度食べるからな』って・・・・」
オズマ「・・・ま、まさか!?」
ランカ「このお米が・・・、アルトくんとシェリルさんが作ってくれたお米なの・・・」
オズマ「そ、そうだったのか・・・。言ってくれれば俺も手伝ったのに・・・」
ランカ「ごめんね、お兄ちゃん・・・」
オズマ「あと、どれくらいあるんだ?」
ランカ「・・・・・」
オズマ「・・・・・?」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 13:23:00.37 ID:otq41RQl0
ランカ「最近・・・、私の部屋入った?」
オズマ「入るわけないだろ。ランカも年頃なわけだし・・・」
ランカ「そっかぁ・・・」
オズマ「ま、まさか!!!」スクッ
オズマ「・・・・」タッタッタ
~ランカの部屋~
バァン!
オズマ「こ、これは・・・・」
[米][米][米][米][米][米][米][米][米][米][米][米][米]
オズマ「(なんてこった・・・、ランカの部屋が狭く見えるってレベルじゃない・・・)」
オズマ「(ランカの部屋が見えない・・・・)」
ランカ「・・・・アルトくんとシェリルさんのことだから、SMSの皆さんにもお米あげてるよね?」
オズマ「ランカ・・・、気づいてやれなくて・・・済まない・・・・」
ランカ「うぅん、アルトくんとシェリルさんが作ったお米だから・・・」
ランカ「頑張って食べるね・・・・」
オズマ「入るわけないだろ。ランカも年頃なわけだし・・・」
ランカ「そっかぁ・・・」
オズマ「ま、まさか!!!」スクッ
オズマ「・・・・」タッタッタ
~ランカの部屋~
バァン!
オズマ「こ、これは・・・・」
[米][米][米][米][米][米][米][米][米][米][米][米][米]
オズマ「(なんてこった・・・、ランカの部屋が狭く見えるってレベルじゃない・・・)」
オズマ「(ランカの部屋が見えない・・・・)」
ランカ「・・・・アルトくんとシェリルさんのことだから、SMSの皆さんにもお米あげてるよね?」
オズマ「ランカ・・・、気づいてやれなくて・・・済まない・・・・」
ランカ「うぅん、アルトくんとシェリルさんが作ったお米だから・・・」
ランカ「頑張って食べるね・・・・」
128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 13:38:36.98 ID:otq41RQl0
~アルト・シェリル家~
シェリル「あぁ~、休みなんて何日ぶりかしら・・・」
シェリル「毎日水に入ったり、アイモと遊んだり・・・大変だったからなぁ・・・」
アルト「お~い、シェリル~」
シェリル「ん~?どうしたの?」
アルト「今度な、近くのスーパーで俺たちが作った米が販売されるんだってさ」
シェリル「えっ!?本当!?」
アルト「しかも今はまだ米作ってるヤツなんて少ないから、生産者ごとに名前付けていいんだって」
シェリル「す、すごい・・・・」
アルト「『銀河の妖精』で登録しちゃったけど、いいよな?」
シェリル「うん・・・・うん・・・・」
アルト「(興奮しすぎて聞いてない・・・・)」
シェリル「アルト!販売日には必ずスーパーに行くわよ!」
アルト「いや、販売日はまだ・・・」
シェリル「じゃあ、その日が来るまで毎日行きましょう!いいわよね?」
シェリル「あぁ~、休みなんて何日ぶりかしら・・・」
シェリル「毎日水に入ったり、アイモと遊んだり・・・大変だったからなぁ・・・」
アルト「お~い、シェリル~」
シェリル「ん~?どうしたの?」
アルト「今度な、近くのスーパーで俺たちが作った米が販売されるんだってさ」
シェリル「えっ!?本当!?」
アルト「しかも今はまだ米作ってるヤツなんて少ないから、生産者ごとに名前付けていいんだって」
シェリル「す、すごい・・・・」
アルト「『銀河の妖精』で登録しちゃったけど、いいよな?」
シェリル「うん・・・・うん・・・・」
アルト「(興奮しすぎて聞いてない・・・・)」
シェリル「アルト!販売日には必ずスーパーに行くわよ!」
アルト「いや、販売日はまだ・・・」
シェリル「じゃあ、その日が来るまで毎日行きましょう!いいわよね?」
137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 13:47:00.77 ID:otq41RQl0
~スーパー~
シェリル「今日もまだ私のお米の販売はやってないみたいね・・・」
アルト「まぁ、米食わないってヤツもいるしな。そこまで注目はされないだろ」
シェリル「むぅ・・・、するなら早くしなさいよ・・・・」
アルト「なんなら、店の人に訊いてくるか?」
シェリル「そっ、それはダメよ!」
アルト「ん?何でだ?」
シェリル「だ・・・だって・・・///恥ずかしいじゃない・・・///」
アルト「別に訊くだけだろ・・・?」
シェリル「駄目!駄目ったら駄目よ!!アルトのくせに口答え!?」
アルト「わかった、わかった・・・」
シェリル「ふんっ・・・・」プイッ
アルト「(ったく・・・、可愛い奴・・・)」
シェリル「今日もまだ私のお米の販売はやってないみたいね・・・」
アルト「まぁ、米食わないってヤツもいるしな。そこまで注目はされないだろ」
シェリル「むぅ・・・、するなら早くしなさいよ・・・・」
アルト「なんなら、店の人に訊いてくるか?」
シェリル「そっ、それはダメよ!」
アルト「ん?何でだ?」
シェリル「だ・・・だって・・・///恥ずかしいじゃない・・・///」
アルト「別に訊くだけだろ・・・?」
シェリル「駄目!駄目ったら駄目よ!!アルトのくせに口答え!?」
アルト「わかった、わかった・・・」
シェリル「ふんっ・・・・」プイッ
アルト「(ったく・・・、可愛い奴・・・)」
146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 13:57:27.23 ID:otq41RQl0
~次の日 スーパー~
シェリル「(今日はやってるかしら・・・)」コソコソ
アルト「おっ?昨日あんなのあったか?」
[~お米 試食会~]
シェリル「ア、アルト!あれ見てっ!ほらっ!」
アルト「わかったから。見えてるって」
シェリル「しかもあれ見て!」
[~銀河の妖精~]
シェリル「旗まであるわ!凄い!私たちのお米が!」
アルト「まぁ、天然物の米なんて今の技術じゃ非効率的だからな・・・。その分注目されたのかも」
少女「いらっしゃいませ~。銀河の妖精の試食会やってまーす」
シェリル「まさかあれって・・・!」
アルト「売り出し中のアイドルってヤツか。ランカを思い出すな」
シェリル「す・・・凄い・・・こんなに盛り上がって・・・」
シェリル「(頑張ってお米作って良かった・・・・・)」ウルウル
シェリル「(今日はやってるかしら・・・)」コソコソ
アルト「おっ?昨日あんなのあったか?」
[~お米 試食会~]
シェリル「ア、アルト!あれ見てっ!ほらっ!」
アルト「わかったから。見えてるって」
シェリル「しかもあれ見て!」
[~銀河の妖精~]
シェリル「旗まであるわ!凄い!私たちのお米が!」
アルト「まぁ、天然物の米なんて今の技術じゃ非効率的だからな・・・。その分注目されたのかも」
少女「いらっしゃいませ~。銀河の妖精の試食会やってまーす」
シェリル「まさかあれって・・・!」
アルト「売り出し中のアイドルってヤツか。ランカを思い出すな」
シェリル「す・・・凄い・・・こんなに盛り上がって・・・」
シェリル「(頑張ってお米作って良かった・・・・・)」ウルウル
153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 14:05:32.97 ID:otq41RQl0
少女「はい、銀河の妖精のご飯ですよ~。全部手作りなんです」
客「ふ~ん・・・ぱくっ」
少女「・・・どうですか?」
客「・・・・・」プイッ
少女「あ・・・、あはは・・・・」
アルト「(なんか・・・、売れ行き悪いみたいだな・・・)」
シェリル「・・・・・」
~お昼すぎ~
シェリル「・・・・・」
アルト「な・・・、なぁ。昼食べないか?朝からずっと立って見てるわけだし・・・」
シェリル「売れるまで見てるわ・・・」
アルト「そ、そうだよな・・・アハハ・・・・」
少女「ぎ、銀河の妖精・・・いかがですかぁ・・・」
シェリル「・・・・・」
客「ふ~ん・・・ぱくっ」
少女「・・・どうですか?」
客「・・・・・」プイッ
少女「あ・・・、あはは・・・・」
アルト「(なんか・・・、売れ行き悪いみたいだな・・・)」
シェリル「・・・・・」
~お昼すぎ~
シェリル「・・・・・」
アルト「な・・・、なぁ。昼食べないか?朝からずっと立って見てるわけだし・・・」
シェリル「売れるまで見てるわ・・・」
アルト「そ、そうだよな・・・アハハ・・・・」
少女「ぎ、銀河の妖精・・・いかがですかぁ・・・」
シェリル「・・・・・」
161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 14:15:05.78 ID:otq41RQl0
~ランカ・オズマ家~
ランカ「はいっ!ランカ特製のチャーハンだよ!」コトッ
オズマ「いただきます!!ぱくぱくっ」
オズマ「・・・うん!美味い!これなら店も出せるぞ!」
ランカ「ふふっ、ありがと。お兄ちゃん」
ランカの携帯<TEL
ランカ「あっ、電話だ」
オズマ「男じゃないだろうな・・・・・」ジトー
ランカ「・・・アルトくんからだ・・・」
オズマ「アルトから!?(嫌な予感がする・・・)」
ランカ「も・・・もしもし?アルトくん?」
アルト「あぁ・・、俺だ」
ランカ「どうしたの?こんな時間に・・・」
アルト「いま・・・俺たちがあげた米食ってるか?」
ランカ「!?」
ランカ「はいっ!ランカ特製のチャーハンだよ!」コトッ
オズマ「いただきます!!ぱくぱくっ」
オズマ「・・・うん!美味い!これなら店も出せるぞ!」
ランカ「ふふっ、ありがと。お兄ちゃん」
ランカの携帯<TEL
ランカ「あっ、電話だ」
オズマ「男じゃないだろうな・・・・・」ジトー
ランカ「・・・アルトくんからだ・・・」
オズマ「アルトから!?(嫌な予感がする・・・)」
ランカ「も・・・もしもし?アルトくん?」
アルト「あぁ・・、俺だ」
ランカ「どうしたの?こんな時間に・・・」
アルト「いま・・・俺たちがあげた米食ってるか?」
ランカ「!?」
176: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 14:25:51.60 ID:otq41RQl0
ランカ「うん!食べてるよ!本当助かってるよ~」
アルト「正直に言って欲しいんだ・・・」
アルト「美味いか?」
ランカ「も・・・、もちろん!今だってお兄ちゃんったら『美味しい』って、ぱくぱく食べちゃって・・・」
アルト「ランカ」
ランカ「!!」
アルト「本当の事を・・・言って欲しいんだ・・・」
ランカ「えっとぉ・・・、えっとぉ・・・」
アルト「ハッキリ言ってくれて構わない」
ランカ「うぅ・・・・」
(シェリル「どう?ランカちゃん、美味しい?」)
(シェリル「私たちが頑張って作ったお米が、人に食べてもらえるなんて・・・」ウルウル)
ランカ「(だめだぁ・・・シェリルさんの顔が浮かんできて・・・『不味い』なんて言えないよう・・・)」
アルト「・・・・不味いか?」
ランカ「ごめん・・・、ごめんねアルトくん・・・」ポロポロ
アルト「正直に言って欲しいんだ・・・」
アルト「美味いか?」
ランカ「も・・・、もちろん!今だってお兄ちゃんったら『美味しい』って、ぱくぱく食べちゃって・・・」
アルト「ランカ」
ランカ「!!」
アルト「本当の事を・・・言って欲しいんだ・・・」
ランカ「えっとぉ・・・、えっとぉ・・・」
アルト「ハッキリ言ってくれて構わない」
ランカ「うぅ・・・・」
(シェリル「どう?ランカちゃん、美味しい?」)
(シェリル「私たちが頑張って作ったお米が、人に食べてもらえるなんて・・・」ウルウル)
ランカ「(だめだぁ・・・シェリルさんの顔が浮かんできて・・・『不味い』なんて言えないよう・・・)」
アルト「・・・・不味いか?」
ランカ「ごめん・・・、ごめんねアルトくん・・・」ポロポロ
190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 14:41:36.15 ID:otq41RQl0
アルト「・・・いいんだ。俺たちも、気がついたから・・・」
ランカ「ぐすっ・・・ひぐっ・・・」ポロポロ
アルト「いやさぁ・・・、今日スーパーで米の試食会があったんだよ」
アルト「凄いんだ。俺たちの米のために新人アイドルまで付いちゃってさ・・・」
アルト「どれだけ売れるのかと思ったら・・・『全く』」
アルト「笑っちゃうよな・・・凄く期待してたのに・・・」
アルト「あまりに売れない様見てたらさ・・・、今までのことを思い出しちゃって・・・」
アルト「はじめはどうなるかと思った・・・。どうせシェリルもすぐ飽きると思ってた」
アルト「でも・・・やり始めたらハマっちゃってさ・・・。いつの間にか2人とも本業とはサヨナラ」
アルト「あの時のシェリルったら、ちょっと育ったくらいで大騒ぎしちゃってよ・・・」
アルト「出来たら・・・『みんなで食べようね』、って・・・・」
ランカ「もうやめて!!・・・もう・・・聞きたくないよ・・・・」ポロポロ
アルト「・・・・うぅ・・・・・」ポロポロ
ランカ「ごめん・・・」ポロポロ
アルト「俺こそ・・・、こんな事言うために電話したんじゃないのに・・・・」
ランカ「ぐすっ・・・ひぐっ・・・」ポロポロ
アルト「いやさぁ・・・、今日スーパーで米の試食会があったんだよ」
アルト「凄いんだ。俺たちの米のために新人アイドルまで付いちゃってさ・・・」
アルト「どれだけ売れるのかと思ったら・・・『全く』」
アルト「笑っちゃうよな・・・凄く期待してたのに・・・」
アルト「あまりに売れない様見てたらさ・・・、今までのことを思い出しちゃって・・・」
アルト「はじめはどうなるかと思った・・・。どうせシェリルもすぐ飽きると思ってた」
アルト「でも・・・やり始めたらハマっちゃってさ・・・。いつの間にか2人とも本業とはサヨナラ」
アルト「あの時のシェリルったら、ちょっと育ったくらいで大騒ぎしちゃってよ・・・」
アルト「出来たら・・・『みんなで食べようね』、って・・・・」
ランカ「もうやめて!!・・・もう・・・聞きたくないよ・・・・」ポロポロ
アルト「・・・・うぅ・・・・・」ポロポロ
ランカ「ごめん・・・」ポロポロ
アルト「俺こそ・・・、こんな事言うために電話したんじゃないのに・・・・」
202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 14:54:07.96 ID:otq41RQl0
オズマ「おい・・・、ランカ・・・。俺と代われ・・・」
ランカ「ぐすっ・・・うぅ・・・」
オズマ「俺だ・・・アルト・・・」
アルト「隊長・・・・」
オズマ「馬鹿が・・・。辞めた後まで迷惑かけやがって・・・」
オズマ「不味かったぞ!!おまえが作った米!!」
アルト「すみません・・・すみません・・・隊長・・・」
オズマ「安心しろ。ヒヨッコの面倒を見るのも、隊長の役目だ」
アルト「隊長・・・・!!」
オズマ「そんなことより、シェリルは大丈夫なのか?」
アルト「そ、それが・・・部屋に引きこもってしまって・・・」
オズマ「馬鹿もん!貴様それでも男か!!」
アルト「(反論の余地もない・・・)」
ランカ「うぅ・・・シェリルさん・・・・」ポロポロ
オズマ「ったく・・・、どいつもこいつも・・・世話ばかりかけやがる」
ランカ「ぐすっ・・・うぅ・・・」
オズマ「俺だ・・・アルト・・・」
アルト「隊長・・・・」
オズマ「馬鹿が・・・。辞めた後まで迷惑かけやがって・・・」
オズマ「不味かったぞ!!おまえが作った米!!」
アルト「すみません・・・すみません・・・隊長・・・」
オズマ「安心しろ。ヒヨッコの面倒を見るのも、隊長の役目だ」
アルト「隊長・・・・!!」
オズマ「そんなことより、シェリルは大丈夫なのか?」
アルト「そ、それが・・・部屋に引きこもってしまって・・・」
オズマ「馬鹿もん!貴様それでも男か!!」
アルト「(反論の余地もない・・・)」
ランカ「うぅ・・・シェリルさん・・・・」ポロポロ
オズマ「ったく・・・、どいつもこいつも・・・世話ばかりかけやがる」
216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 15:05:06.64 ID:otq41RQl0
オズマ「・・・・」サッ サッ
ランカ「お兄ちゃん・・・?」
オズマ「アイツ等の家に行ってくる・・・」
オズマ「あの様子だと、今回の件はアルトもキツかったみたいだからな。乗り越えようにはまだ若すぎる」
ランカ「・・・・」
オズマ「じゃあ、留守番頼むぞ・・・」
ランカ「待って!お兄ちゃん・・・」
オズマ「・・・・?」
ランカ「私も・・・、私も行く!」
オズマ「気持ちはわかるが、シェリルは相当凹んでるらしい・・・」
オズマ「それをお前は直視できるのか?」
ランカ「・・・お兄ちゃん、私・・・もう子供じゃないから!」
ランカ「さっきは泣いちゃったけど・・・、シェリルさんを元気付けるくらいなら・・・」
オズマ「・・・・。わかった、一緒に来い」
ランカ「・・・うん!」
ランカ「お兄ちゃん・・・?」
オズマ「アイツ等の家に行ってくる・・・」
オズマ「あの様子だと、今回の件はアルトもキツかったみたいだからな。乗り越えようにはまだ若すぎる」
ランカ「・・・・」
オズマ「じゃあ、留守番頼むぞ・・・」
ランカ「待って!お兄ちゃん・・・」
オズマ「・・・・?」
ランカ「私も・・・、私も行く!」
オズマ「気持ちはわかるが、シェリルは相当凹んでるらしい・・・」
オズマ「それをお前は直視できるのか?」
ランカ「・・・お兄ちゃん、私・・・もう子供じゃないから!」
ランカ「さっきは泣いちゃったけど・・・、シェリルさんを元気付けるくらいなら・・・」
オズマ「・・・・。わかった、一緒に来い」
ランカ「・・・うん!」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 15:15:05.34 ID:otq41RQl0
~アルト・シェリル家の一室~
シェリル「・・・・・」
アルト「シェリル・・・・」
シェリル「・・・・・」
アルト「今から・・・、隊長が来るって・・・」
シェリル「!?」
アルト「ランカも付いてくるらしい・・・」
シェリル「・・・来ても、帰ってもらって」
アルト「ま、待てよ。2人は俺たちを元気付けようと・・・」
シェリル「ウソよ!ウソに決まってる!!」
アルト「しぇ、シェリル・・・?」
シェリル「どうせ表では『元気出して』とか言うけど、裏では『面倒なヤツらだ』って思ってるのよ!」
アルト「そんなこと・・・!」
シェリル「じゃあどうして!?私たちが作ったお米を『とっても美味しい』って言ってたのに!!」
シェリル「私・・・・、本当に嬉しかったのに・・・。どうして嘘ついたのよ・・・」ウルウル
シェリル「・・・・・」
アルト「シェリル・・・・」
シェリル「・・・・・」
アルト「今から・・・、隊長が来るって・・・」
シェリル「!?」
アルト「ランカも付いてくるらしい・・・」
シェリル「・・・来ても、帰ってもらって」
アルト「ま、待てよ。2人は俺たちを元気付けようと・・・」
シェリル「ウソよ!ウソに決まってる!!」
アルト「しぇ、シェリル・・・?」
シェリル「どうせ表では『元気出して』とか言うけど、裏では『面倒なヤツらだ』って思ってるのよ!」
アルト「そんなこと・・・!」
シェリル「じゃあどうして!?私たちが作ったお米を『とっても美味しい』って言ってたのに!!」
シェリル「私・・・・、本当に嬉しかったのに・・・。どうして嘘ついたのよ・・・」ウルウル
245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 15:22:46.46 ID:otq41RQl0
~シェリル・アルト家前~
オズマ「・・・・・」
ランカ「・・・・・」
オズマ「・・・覚悟は出来ているな?」
ランカ「大丈夫。私だって、シェリルさんだって、スターになるための下積みしてるもん」
ランカ「シェリルさんなら・・・わかってくれる・・・」
オズマ「・・・・そうか」
ピンポーン
アルト「・・・・来たみたいだな」
シェリル「・・・・・」
アルト「入れるからな?」
シェリル「・・・・・」
アルト「・・・・・」ガチャ
オズマ「おう、アルト。久しぶりだな・・・」
オズマ「・・・・・」
ランカ「・・・・・」
オズマ「・・・覚悟は出来ているな?」
ランカ「大丈夫。私だって、シェリルさんだって、スターになるための下積みしてるもん」
ランカ「シェリルさんなら・・・わかってくれる・・・」
オズマ「・・・・そうか」
ピンポーン
アルト「・・・・来たみたいだな」
シェリル「・・・・・」
アルト「入れるからな?」
シェリル「・・・・・」
アルト「・・・・・」ガチャ
オズマ「おう、アルト。久しぶりだな・・・」
265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 15:34:31.89 ID:otq41RQl0
アルト「お久しぶりです、隊長」
オズマ「ふん!久しぶりなのに辛気臭い顔しやがって・・・」
アルト「悪いな、ランカ」
ランカ「・・・・・」
オズマ「で?これからどうするか、決めたのか?」
アルト「これから・・・・?」
オズマ「そうだ。不味い米を作って・・・それで終わりか?」
アルト「それについても・・・考えました」
アルト「正直言って、人の手で米を作る必要はなかったんだ」
アルト「機械でいじれば何でも出来る・・・。それどころか、出来る米の味だって決められる」
アルト「俺たちが・・・1年頑張って作っても、技術力の前には勝てないんだ」
アルト「成長促進剤を使って、1か月そこらで作ったコメの方が美味いんだ・・・」
アルト「だから・・・もう米作りは辞めることにしました・・・」
オズマ「甘ったれがぁ!!!」
バキッ!!
アルト「ぐあっ!」
オズマ「ふん!久しぶりなのに辛気臭い顔しやがって・・・」
アルト「悪いな、ランカ」
ランカ「・・・・・」
オズマ「で?これからどうするか、決めたのか?」
アルト「これから・・・・?」
オズマ「そうだ。不味い米を作って・・・それで終わりか?」
アルト「それについても・・・考えました」
アルト「正直言って、人の手で米を作る必要はなかったんだ」
アルト「機械でいじれば何でも出来る・・・。それどころか、出来る米の味だって決められる」
アルト「俺たちが・・・1年頑張って作っても、技術力の前には勝てないんだ」
アルト「成長促進剤を使って、1か月そこらで作ったコメの方が美味いんだ・・・」
アルト「だから・・・もう米作りは辞めることにしました・・・」
オズマ「甘ったれがぁ!!!」
バキッ!!
アルト「ぐあっ!」
284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 15:48:25.79 ID:otq41RQl0
オズマ「機械に勝てないから・・・?技術に勝てないから・・・・?」
オズマ「少なくとも、SMSにいたお前は、そんな弱音を吐かなかったぞ!」
アルト「!!」
オズマ「例え、どれだけ技術が進歩しようとも、人の手は要る」
オズマ「それはパイロットのお前が一番良くわかってるはずだが・・・・?」
アルト「(そうだ・・・何もかも機械で制御出来るってんなら、パイロットも要らない・・・)」
アルト「俺は・・・・」
オズマ「・・・・フン」
~シェリルがいる部屋~
ガチャ・・・
シェリル「・・・!?」
ランカ「ここかなぁ・・・?」
シェリル「来ないで!!」
ランカ「・・・・!!・・・シェリルさん・・・?」
シェリル「嫌よ・・・もう・・・。嘘をつかれるのは・・・」
オズマ「少なくとも、SMSにいたお前は、そんな弱音を吐かなかったぞ!」
アルト「!!」
オズマ「例え、どれだけ技術が進歩しようとも、人の手は要る」
オズマ「それはパイロットのお前が一番良くわかってるはずだが・・・・?」
アルト「(そうだ・・・何もかも機械で制御出来るってんなら、パイロットも要らない・・・)」
アルト「俺は・・・・」
オズマ「・・・・フン」
~シェリルがいる部屋~
ガチャ・・・
シェリル「・・・!?」
ランカ「ここかなぁ・・・?」
シェリル「来ないで!!」
ランカ「・・・・!!・・・シェリルさん・・・?」
シェリル「嫌よ・・・もう・・・。嘘をつかれるのは・・・」
301: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 16:04:31.56 ID:otq41RQl0
ランカ「・・・・」
シェリル「ふふっ、知ってるのよ?本当は私のお米の事『不味い』って思ってたって」
ランカ「はい・・・。正直、『何だコレ』って思いました」
シェリル「嘘つき!!『美味しい』なんて言ったくせに!!」
ランカ「ごめんなさい・・・」
シェリル「調子乗って・・・、色んな人に配っちゃったわ・・・」
シェリル「みんな『こんな不味いもん寄越しやがって』って思ったのね・・・」
ランカ「・・・・・」
シェリル「あーあ・・・、お米作りなんてやらなきゃ良かった・・・。こんなに悲しいなら」
ランカ「・・・・・」
シェリル「ねぇ・・・?いつまでそこにいるの?誰とも話したくないの」
ランカ「嘘つき・・・・、シェリルさんも嘘つきだよ!」
シェリル「!?」
ランカ「お米作りだって、『楽しかった』って言ってたじゃないですか!いっぱいお話してくれたじゃないですか!!」
ランカ「評価されなかったなら、評価されるまでやればいいじゃないですか!私たち、そうしてきたじゃないですかぁ!!」
シェリル「ふふっ、知ってるのよ?本当は私のお米の事『不味い』って思ってたって」
ランカ「はい・・・。正直、『何だコレ』って思いました」
シェリル「嘘つき!!『美味しい』なんて言ったくせに!!」
ランカ「ごめんなさい・・・」
シェリル「調子乗って・・・、色んな人に配っちゃったわ・・・」
シェリル「みんな『こんな不味いもん寄越しやがって』って思ったのね・・・」
ランカ「・・・・・」
シェリル「あーあ・・・、お米作りなんてやらなきゃ良かった・・・。こんなに悲しいなら」
ランカ「・・・・・」
シェリル「ねぇ・・・?いつまでそこにいるの?誰とも話したくないの」
ランカ「嘘つき・・・・、シェリルさんも嘘つきだよ!」
シェリル「!?」
ランカ「お米作りだって、『楽しかった』って言ってたじゃないですか!いっぱいお話してくれたじゃないですか!!」
ランカ「評価されなかったなら、評価されるまでやればいいじゃないですか!私たち、そうしてきたじゃないですかぁ!!」
324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 16:15:04.80 ID:otq41RQl0
ランカ「『話したくない』とか言って、本当は聞いてほしいくせに!」
ランカ「慰めて欲しいくせに!」
ランカ「どうして・・・素直にならないんですか・・・!」
シェリル「・・・・・」
ランカ「(・・・・・)」
シェリル「・・・負けたわ。爪の時も思ったけど、ランカちゃんは良く人を見てるのね」
シェリル「そうよ。本当は自分の弱さにイライラしてたの」
シェリル「以前、ランカちゃんが大人気になって、私が落ち目になった時もこんな感じだった・・・」
シェリル「一度堕ちたことがあるのに・・・、また同じようなことで凹むんだもん」
シェリル「それなのに、慰めて欲しいなんて言ったら・・・、プライド捨て放題じゃない」
ランカ「そんなこと・・・思いませんよ・・・」
シェリル「えっ?」
ランカ「むしろ、頼ってもらえた方が嬉しいです!」
ランカ「これからも・・・・」
シェリル「ランカちゃん・・・・」
ランカ「慰めて欲しいくせに!」
ランカ「どうして・・・素直にならないんですか・・・!」
シェリル「・・・・・」
ランカ「(・・・・・)」
シェリル「・・・負けたわ。爪の時も思ったけど、ランカちゃんは良く人を見てるのね」
シェリル「そうよ。本当は自分の弱さにイライラしてたの」
シェリル「以前、ランカちゃんが大人気になって、私が落ち目になった時もこんな感じだった・・・」
シェリル「一度堕ちたことがあるのに・・・、また同じようなことで凹むんだもん」
シェリル「それなのに、慰めて欲しいなんて言ったら・・・、プライド捨て放題じゃない」
ランカ「そんなこと・・・思いませんよ・・・」
シェリル「えっ?」
ランカ「むしろ、頼ってもらえた方が嬉しいです!」
ランカ「これからも・・・・」
シェリル「ランカちゃん・・・・」
338: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 16:24:07.17 ID:otq41RQl0
シェリル「・・・・・」
アルト「シェリル・・・」
シェリル「・・・2人は?」
アルト「帰ったよ。『米食わせろ』って言ってた」
シェリル「『あんな米で満足してるんじゃねぇ』ってことね・・・」
アルト「・・・なぁ、シェリル・・・」
シェリル「・・・・・?」
アルト「また・・・、2人で米を作らないか?」
シェリル「えっ・・・///」
アルト「次はきっと・・・、美味く出来る・・・。いや、作ってみせるから・・・!」
シェリル「ふふ・・・」
アルト「なんだよ?」
シェリル「アルトのくせにカッコつけすぎ!」
アルト「そ、そういうつもりじゃ/// それより・・・、やるのか、やらないのか!」
シェリル「私を誰だと思ってるの?・・・美味しい米作り、やってやろうじゃない!」
アルト「シェリル・・・」
シェリル「・・・2人は?」
アルト「帰ったよ。『米食わせろ』って言ってた」
シェリル「『あんな米で満足してるんじゃねぇ』ってことね・・・」
アルト「・・・なぁ、シェリル・・・」
シェリル「・・・・・?」
アルト「また・・・、2人で米を作らないか?」
シェリル「えっ・・・///」
アルト「次はきっと・・・、美味く出来る・・・。いや、作ってみせるから・・・!」
シェリル「ふふ・・・」
アルト「なんだよ?」
シェリル「アルトのくせにカッコつけすぎ!」
アルト「そ、そういうつもりじゃ/// それより・・・、やるのか、やらないのか!」
シェリル「私を誰だと思ってるの?・・・美味しい米作り、やってやろうじゃない!」
356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 16:33:46.81 ID:otq41RQl0
~1年後 シェリル・アルト家~
ランカ「こんにちは~」
アルト「おっ、来たな。久しぶり!」
ランカ「久しぶりだねアルトくん!ふふっ、1年前と全然変わってないねぇ」
アルト「見た目は、な。やってることを聞いたら驚くぞ~?」
ランカ「楽しみ~!」
シェリル「あら、ランカちゃん!いらっしゃ~い」
ランカ「お久しぶりです!シェリルさん!」クスッ
シェリル「久しぶり・・・って、今なんで笑ったのよぉ!」
ランカ「だって、シェリルさんも変わってなかったから」
シェリル「そ、そうかしら?以前会った時より、身嗜みに気を付けたつもりなんだけど・・・」
ランカ「あ~っ、でもちょっと老けたかも?」
シェリル「こ、こらっ!ランカちゃん!」
アルト「あ~あ、遂に言われたか~」
ランカ「こんにちは~」
アルト「おっ、来たな。久しぶり!」
ランカ「久しぶりだねアルトくん!ふふっ、1年前と全然変わってないねぇ」
アルト「見た目は、な。やってることを聞いたら驚くぞ~?」
ランカ「楽しみ~!」
シェリル「あら、ランカちゃん!いらっしゃ~い」
ランカ「お久しぶりです!シェリルさん!」クスッ
シェリル「久しぶり・・・って、今なんで笑ったのよぉ!」
ランカ「だって、シェリルさんも変わってなかったから」
シェリル「そ、そうかしら?以前会った時より、身嗜みに気を付けたつもりなんだけど・・・」
ランカ「あ~っ、でもちょっと老けたかも?」
シェリル「こ、こらっ!ランカちゃん!」
アルト「あ~あ、遂に言われたか~」
370: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 16:44:06.55 ID:otq41RQl0
シェリル「~♪」
ランカ「あれ・・・?シェリルさんが炊いてるんですか?お米」
アルト「最近は急に家事とかやり出すようになってさ・・・」
ランカ「へぇ~」
シェリル「な、何よ!別に珍しくないでしょ・・・///」
ランカ「『一緒に暮らしてると』ってヤツかぁ~。エプロンシェリルさん可愛い~」ニヤニヤ
アルト「ま、俺は楽できるから構わないけど・・・」
シェリル「まったく・・・。ほら、出来たわよ」
[ご飯] [ご飯] [ご飯]
ランカ「うわぁ~!いい匂い!」
アルト「自信作だからな」
ランカ「食べてもいいんですか!?」
シェリル「当然よ!私達の米を食えーーっ!」
アルト「懐かしいな!」
ランカ「いっただっきまーす!」
ランカ「あれ・・・?シェリルさんが炊いてるんですか?お米」
アルト「最近は急に家事とかやり出すようになってさ・・・」
ランカ「へぇ~」
シェリル「な、何よ!別に珍しくないでしょ・・・///」
ランカ「『一緒に暮らしてると』ってヤツかぁ~。エプロンシェリルさん可愛い~」ニヤニヤ
アルト「ま、俺は楽できるから構わないけど・・・」
シェリル「まったく・・・。ほら、出来たわよ」
[ご飯] [ご飯] [ご飯]
ランカ「うわぁ~!いい匂い!」
アルト「自信作だからな」
ランカ「食べてもいいんですか!?」
シェリル「当然よ!私達の米を食えーーっ!」
アルト「懐かしいな!」
ランカ「いっただっきまーす!」
376: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/08(水) 16:52:43.67 ID:otq41RQl0
ランカ「ぱくっ・・・もぐもぐ」
シェリル「・・・・・」ドキドキ
アルト「・・・・・」ドキドキ
ランカ「うん!美味しい!ぱくぱく」
シェリル「本当・・・?本当に?」
ランカ「本当ですよ!本当に美味しいです!」
シェリル「わ、私も・・・ぱくっ」
シェリル「お、美味しい・・・・!!」
アルト「やったな、シェリル!」
シェリル「うぅ・・・アルト・・・・。・・・アルトぉ・・・」ぎゅっ
アルト「はいはい、よしよし」ナデナデ
ランカ「まったくもぅ・・・///ごちそうさま!」
シェリル「・・・えっ!?おかわりいらないの?」
ランカ「そういう意味じゃありませんよ!」
~おわり~
シェリル「・・・・・」ドキドキ
アルト「・・・・・」ドキドキ
ランカ「うん!美味しい!ぱくぱく」
シェリル「本当・・・?本当に?」
ランカ「本当ですよ!本当に美味しいです!」
シェリル「わ、私も・・・ぱくっ」
シェリル「お、美味しい・・・・!!」
アルト「やったな、シェリル!」
シェリル「うぅ・・・アルト・・・・。・・・アルトぉ・・・」ぎゅっ
アルト「はいはい、よしよし」ナデナデ
ランカ「まったくもぅ・・・///ごちそうさま!」
シェリル「・・・えっ!?おかわりいらないの?」
ランカ「そういう意味じゃありませんよ!」
~おわり~
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