1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 20:46:55.94 ID:AbHKEgGk0
梓「……え?」
引用元: ・唯「あずにゃん…なんか口臭くない?」
4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 20:50:15.64 ID:AbHKEgGk0
唯「いや、だからさ? あずにゃん、なんか臭いよ口」
梓「そんな事ないですって! 変な事いうのやめて下さいよ!」
紬「そうよ唯ちゃん。いくら梓ちゃんでも言って良い事と悪いことがあるわ」
唯「だって本当の事だもん!」
梓「違いますよ!」
梓「そんな事ないですって! 変な事いうのやめて下さいよ!」
紬「そうよ唯ちゃん。いくら梓ちゃんでも言って良い事と悪いことがあるわ」
唯「だって本当の事だもん!」
梓「違いますよ!」
9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 20:52:44.40 ID:AbHKEgGk0
律「お前らつまんない事でケンカは止めとけって」
唯「つまらなくない! つまらなくないよ!!」
梓「いい加減にしてくださよ! きっと私の才能に嫉妬してるんですね!」
澪「どうだっていいから静かにしてくれないか?…梓だってちゃんと歯磨いてるんだろ」
梓「………え?」
唯「……………え?」
唯「つまらなくない! つまらなくないよ!!」
梓「いい加減にしてくださよ! きっと私の才能に嫉妬してるんですね!」
澪「どうだっていいから静かにしてくれないか?…梓だってちゃんと歯磨いてるんだろ」
梓「………え?」
唯「……………え?」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 20:56:32.72 ID:AbHKEgGk0
梓「なんですか皆さん? なんでそんな驚いた顔をしてるんですか…」
唯「そ、……それは真な事なの! あずにゃん」
梓「真って…。だって本当に驚いてるじゃないですか」
律「いや、そっちじゃねぇーよ。梓、お前歯磨いてないの?」
梓「磨いてないって。当たり前じゃないですか、何を言ってるんですか律先輩」
澪「……ひ、ひぃぃ!!」ガダッ
紬「お、落ち着いて澪ちゃん! 気を確かに持つのよ」
唯「そ、……それは真な事なの! あずにゃん」
梓「真って…。だって本当に驚いてるじゃないですか」
律「いや、そっちじゃねぇーよ。梓、お前歯磨いてないの?」
梓「磨いてないって。当たり前じゃないですか、何を言ってるんですか律先輩」
澪「……ひ、ひぃぃ!!」ガダッ
紬「お、落ち着いて澪ちゃん! 気を確かに持つのよ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:00:30.01 ID:AbHKEgGk0
梓「澪先輩まで…。いったいどうしたというんですか!」
澪「ち、近寄るな! 私の半径三十メートルは近寄るな!」
梓「そ、そんな…! ひどいですよ!!」
唯「あずにゃん、本当に分からないの? なんで澪ちゃんがそんなにおびえているのかを」
梓「そんなの皆目検討もつかないですよ! 知ってるならイジワルしないで教えてくださいよ!」
唯「いい、私の言うことをよく聞くんだよ…」
梓「…はい?」
唯「普通のヒトはね、ごはんを食べたらハブラシで歯を磨くんだよ」
梓「……え!?」
澪「ち、近寄るな! 私の半径三十メートルは近寄るな!」
梓「そ、そんな…! ひどいですよ!!」
唯「あずにゃん、本当に分からないの? なんで澪ちゃんがそんなにおびえているのかを」
梓「そんなの皆目検討もつかないですよ! 知ってるならイジワルしないで教えてくださいよ!」
唯「いい、私の言うことをよく聞くんだよ…」
梓「…はい?」
唯「普通のヒトはね、ごはんを食べたらハブラシで歯を磨くんだよ」
梓「……え!?」
18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:05:57.52 ID:AbHKEgGk0
梓「ちょっと、冗談は止めてくださいよ…。ハブラシって何ですか」
律「お前そんなのも知らねーのか」
唯「待っててね、あずにゃん。確かカバンの奥にお泊まり用のが」
律「よし。ムギちょっと梓の身体つかんどいてくれ」
紬「わかったわ、律っちゃん!」グイ
梓「ちょ!? 何するんですか」
律「お前そんなのも知らねーのか」
唯「待っててね、あずにゃん。確かカバンの奥にお泊まり用のが」
律「よし。ムギちょっと梓の身体つかんどいてくれ」
紬「わかったわ、律っちゃん!」グイ
梓「ちょ!? 何するんですか」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:09:42.96 ID:AbHKEgGk0
唯「んっしょ…、んっしょ…」ニュルルルル
梓「ちょ! 唯先輩なにしてるんですか気持ち悪い!」
唯「気持ち悪くないよ! これは歯磨き粉っていってね、ハブラシに付けるんだよ」
梓「そんな原色のドロドロしたのなんか絶対身体に悪いですよ!」
澪「まぁ、確かに大量に摂取したら健康には悪いかもしれないけど」
梓「や、やっぱり!!」
律「おい、澪! 余計な事言うなよ。梓が誤解するじゃないか」
澪「あぁ。すまん」
梓「ちょ! 唯先輩なにしてるんですか気持ち悪い!」
唯「気持ち悪くないよ! これは歯磨き粉っていってね、ハブラシに付けるんだよ」
梓「そんな原色のドロドロしたのなんか絶対身体に悪いですよ!」
澪「まぁ、確かに大量に摂取したら健康には悪いかもしれないけど」
梓「や、やっぱり!!」
律「おい、澪! 余計な事言うなよ。梓が誤解するじゃないか」
澪「あぁ。すまん」
22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:14:34.82 ID:AbHKEgGk0
唯「それじゃぁ、いっくよーー!」グイン!
梓「ま、待ってください!! 私が悪かったのなら謝りますから!」ジタバタ
律「往生際が悪いぞ梓。大人しく口内を清潔されとけって」
唯「ほら、あずにゃん。あーんして!」グイグイ
梓「ふむむむぅ!!」プイッ
唯「あぁ! 口閉じたら歯ブラシが入らないよ」
梓「ま、待ってください!! 私が悪かったのなら謝りますから!」ジタバタ
律「往生際が悪いぞ梓。大人しく口内を清潔されとけって」
唯「ほら、あずにゃん。あーんして!」グイグイ
梓「ふむむむぅ!!」プイッ
唯「あぁ! 口閉じたら歯ブラシが入らないよ」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:17:20.69 ID:AbHKEgGk0
紬「もう、梓ちゃんったら…。澪ちゃん、梓ちゃんの口をあけてくれないかしら?」
澪「……え? イヤだよ気持ち悪い」
律「おい、澪! それはさすがに言いすぎだろ!」
梓「そ、そうですよ澪先輩! そんなひどい事言わないでくださ」
唯「ちょいっさー!!」ブォン!
梓「へぶんっ!!」グサッ
澪「……え? イヤだよ気持ち悪い」
律「おい、澪! それはさすがに言いすぎだろ!」
梓「そ、そうですよ澪先輩! そんなひどい事言わないでくださ」
唯「ちょいっさー!!」ブォン!
梓「へぶんっ!!」グサッ
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:29:26.34 ID:AbHKEgGk0
梓「あぶばばばああぁぁあ!!?」ジタババ
唯「ほら、あずにゃん暴れないで! 怖くない、こわくないよー」ゴシュゴシュゴシュ!
紬「やったわ! 梓ちゃんの歯が唯ちゃんのハブラシで洗浄されていくわ!」
律「よし! おい澪、もっと歯磨き粉を足してやってくれ!」
澪「………え? イヤだよ気持ち悪い。律がやりなよ」
梓「あっぶぶぶぶぶッ!!!」
唯「ほら、あずにゃん暴れないで! 怖くない、こわくないよー」ゴシュゴシュゴシュ!
紬「やったわ! 梓ちゃんの歯が唯ちゃんのハブラシで洗浄されていくわ!」
律「よし! おい澪、もっと歯磨き粉を足してやってくれ!」
澪「………え? イヤだよ気持ち悪い。律がやりなよ」
梓「あっぶぶぶぶぶッ!!!」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:34:55.97 ID:AbHKEgGk0
律「ほら、唯。奥の裏の方が歯石がたまりやすいんだよ」ビュルルルるー
唯「わかったよ律っちゃん!! どっせいやぁー」ゴシュゴシュ!
紬「どう梓ちゃん? 気持ちいいかしら? 唯ちゃんのブラッシングは気持ちいいかしら?」
梓「おっぶぇ…! おっぶぇぇえええ!!」ピクピク
澪「おい。なんか梓の顔が青くなってきたぞ?」
唯「………え?」
梓「おぶぇええええ!!」ゲロロロロッ!!
澪「……え?」ビッシャーーン!!
唯「わかったよ律っちゃん!! どっせいやぁー」ゴシュゴシュ!
紬「どう梓ちゃん? 気持ちいいかしら? 唯ちゃんのブラッシングは気持ちいいかしら?」
梓「おっぶぇ…! おっぶぇぇえええ!!」ピクピク
澪「おい。なんか梓の顔が青くなってきたぞ?」
唯「………え?」
梓「おぶぇええええ!!」ゲロロロロッ!!
澪「……え?」ビッシャーーン!!
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:37:25.88 ID:AbHKEgGk0
澪「………………」ビシャビシャ…
梓「おえぇぇ…。うぇぇぇ…」ビチャビチャ
唯「あわわ! ごめんね、あずにゃん!ちょっと強く磨きすぎたかな」サスサス
紬「大変、澪ちゃんも梓ちゃんのゲロまみれだわ。律っちゃん拭いてあげてくれないかしら!」
律「………え? イヤだよ気持ち悪い」
梓「うぇぇぇぇぇぇぇ…」ビチャ…
梓「おえぇぇ…。うぇぇぇ…」ビチャビチャ
唯「あわわ! ごめんね、あずにゃん!ちょっと強く磨きすぎたかな」サスサス
紬「大変、澪ちゃんも梓ちゃんのゲロまみれだわ。律っちゃん拭いてあげてくれないかしら!」
律「………え? イヤだよ気持ち悪い」
梓「うぇぇぇぇぇぇぇ…」ビチャ…
43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:40:57.38 ID:AbHKEgGk0
唯「どう? あずにゃん落ち着いた?」サスサス
梓「えっぐ……。えっぐ…」ポロポロ
紬「ごめんね梓ちゃん。でも唯ちゃんは梓ちゃんの為を思ってやったのよ。それは分かってあげて」
梓「うぅぅ…」ポロポロ
律「大丈夫だって梓。誰だって最初はそうやって歯磨きのコツを覚えていくんだからさ」
梓「ほ、……ほんとうですか?」
律「当たり前だって! 私が今まで梓に嘘をついたことあるか?」
梓「うぅ…。り、律せんぱぃ!」ガッシ!
澪「………………」ベチャベチャ…
梓「えっぐ……。えっぐ…」ポロポロ
紬「ごめんね梓ちゃん。でも唯ちゃんは梓ちゃんの為を思ってやったのよ。それは分かってあげて」
梓「うぅぅ…」ポロポロ
律「大丈夫だって梓。誰だって最初はそうやって歯磨きのコツを覚えていくんだからさ」
梓「ほ、……ほんとうですか?」
律「当たり前だって! 私が今まで梓に嘘をついたことあるか?」
梓「うぅ…。り、律せんぱぃ!」ガッシ!
澪「………………」ベチャベチャ…
46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:47:56.99 ID:AbHKEgGk0
律「しかたねぇな…。こうなったらアレを使うか…」
唯「あれって? 律っちゃん、何かいい手があるの」
律「あることはあるんだけど…」
紬「どうしたの? 律っちゃんにしては歯切れが悪いじゃないの」
律「…お前ら笑わない?」
唯「笑わないよ! あずにゃんの口を磨くのになんで笑わなきゃいけないの?」
紬「そうよ。変な律っちゃんね」
律「そっか…。んじゃコレを」ゴソゴソ
梓「な、…なんですかソレ。チューブのイチゴジャム?……うえっぷ!」
唯「あれって? 律っちゃん、何かいい手があるの」
律「あることはあるんだけど…」
紬「どうしたの? 律っちゃんにしては歯切れが悪いじゃないの」
律「…お前ら笑わない?」
唯「笑わないよ! あずにゃんの口を磨くのになんで笑わなきゃいけないの?」
紬「そうよ。変な律っちゃんね」
律「そっか…。んじゃコレを」ゴソゴソ
梓「な、…なんですかソレ。チューブのイチゴジャム?……うえっぷ!」
49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:51:20.93 ID:AbHKEgGk0
律「いや…。これはイチゴ味の歯磨き粉だ……」
唯・紬「……っぷッ!!!」クルッ
律「コラお前ら! 笑うなっていっただろ!!」ビッ
唯「ご、ごめんね律っちゃ…プッ!!」
紬「だ、だって…ドラムの律っちゃんが…!…おこさま向け歯磨き粉なんて…ププッ!」
律「いいだろーが別に何使ったって!! 苦いのは苦手なんだよ!」
唯「でも、コレがあれば百人力だよ!」サッ
梓「ど、どういうことですか?」ビクッ
唯・紬「……っぷッ!!!」クルッ
律「コラお前ら! 笑うなっていっただろ!!」ビッ
唯「ご、ごめんね律っちゃ…プッ!!」
紬「だ、だって…ドラムの律っちゃんが…!…おこさま向け歯磨き粉なんて…ププッ!」
律「いいだろーが別に何使ったって!! 苦いのは苦手なんだよ!」
唯「でも、コレがあれば百人力だよ!」サッ
梓「ど、どういうことですか?」ビクッ
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:55:24.80 ID:AbHKEgGk0
唯「コレをこうやって…っと!」ニュルルルン!
梓「ちょ、ちょっと! なんでハブラシに塗ってるんですか! それまさか…」
紬「そのまさかよ梓ちゃん。…これは歯磨き粉なの」
梓「や、やっぱり! もう、やめてくださいよ! 先生にいいつけますよ!!」
律「落ち着け梓! これは確かに歯磨き粉だが…、他のヤツとは違うんだよ」
梓「違わないですよ! これも私の喉を刺激して嘔吐を誘発させる悪魔の道具にしか見えないですよ!」
紬「梓ちゃん…。やっぱりさっきの出来事がトラウマになってるのね」
唯「ぐっ…。ごめんねみんな、私のブラッシングテクが未熟なばかりにこんな事になっちゃって」
梓「ちょ、ちょっと! なんでハブラシに塗ってるんですか! それまさか…」
紬「そのまさかよ梓ちゃん。…これは歯磨き粉なの」
梓「や、やっぱり! もう、やめてくださいよ! 先生にいいつけますよ!!」
律「落ち着け梓! これは確かに歯磨き粉だが…、他のヤツとは違うんだよ」
梓「違わないですよ! これも私の喉を刺激して嘔吐を誘発させる悪魔の道具にしか見えないですよ!」
紬「梓ちゃん…。やっぱりさっきの出来事がトラウマになってるのね」
唯「ぐっ…。ごめんねみんな、私のブラッシングテクが未熟なばかりにこんな事になっちゃって」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 21:58:05.00 ID:AbHKEgGk0
梓「もういいですから、放って置いて下さいよぉ!」
律「安心しろ梓! 言っただろう、他のとは違うんだよ。私の目をみろ!」
梓「り、律先輩……」
唯「そうだ、あずにゃん。まずは、この歯磨き粉の匂いをかいでごらん」
紬「そうね。まずは段階をふまないと。唯ちゃん良い判断よ!」
梓「匂い…。ですか?」
唯「うん。ほら、どうかな」サッ
律「安心しろ梓! 言っただろう、他のとは違うんだよ。私の目をみろ!」
梓「り、律先輩……」
唯「そうだ、あずにゃん。まずは、この歯磨き粉の匂いをかいでごらん」
紬「そうね。まずは段階をふまないと。唯ちゃん良い判断よ!」
梓「匂い…。ですか?」
唯「うん。ほら、どうかな」サッ
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:02:01.25 ID:AbHKEgGk0
梓「こ、これは……」クンクンクン
律「どうだ、梓。イチゴの好い匂いがするだろ? 私はこれが大好きなんだよ」
梓「あはは。律先輩まるで子供みたいで」
唯「ちょいっさー!!」ブォン!
梓「へぶんっ!!」グサッ
紬「匂いを嗅ぎに接近した隙を狙ったのね。唯ちゃん良い判断よ!」
律「どうだ、梓。イチゴの好い匂いがするだろ? 私はこれが大好きなんだよ」
梓「あはは。律先輩まるで子供みたいで」
唯「ちょいっさー!!」ブォン!
梓「へぶんっ!!」グサッ
紬「匂いを嗅ぎに接近した隙を狙ったのね。唯ちゃん良い判断よ!」
58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:06:27.19 ID:AbHKEgGk0
律「コラ! 唯、お前いきなり飛ばしすぎだろ!」
梓「うぶぇぇえええん!!」ジタバタ
唯「大丈夫だよ! 落ち着いてあずにゃん! 心頭滅却して、味を感じてごらん」ゴシュゴッシュ
紬「そうよ。今度はまるでのお茶菓子のような芳醇な香りと味が、梓のお口のなかに広がっているはずよ」
梓「ぶぇえ………。……!?」ピタ
律「な!? 梓の動きが止まった」
梓「うぶぇぇえええん!!」ジタバタ
唯「大丈夫だよ! 落ち着いてあずにゃん! 心頭滅却して、味を感じてごらん」ゴシュゴッシュ
紬「そうよ。今度はまるでのお茶菓子のような芳醇な香りと味が、梓のお口のなかに広がっているはずよ」
梓「ぶぇえ………。……!?」ピタ
律「な!? 梓の動きが止まった」
61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:09:20.29 ID:AbHKEgGk0
梓「お……おいひい…」
律「そうだぜ、梓。歯磨きは怖くない。むしろ美味しいんだよ」
紬「よかったわ。梓ちゃんも分かってくれたのね」
唯「それもこれも律っちゃんのお子様向け、歯磨き粉のおかげだね!」
律「うるせー。いいじゃん、ちゃんと磨けるんだからいいじゃん!」
紬「安心して。どんな歯磨き粉を使っていても、私は律っちゃんを軽蔑しないわ!」
律「そうだぜ、梓。歯磨きは怖くない。むしろ美味しいんだよ」
紬「よかったわ。梓ちゃんも分かってくれたのね」
唯「それもこれも律っちゃんのお子様向け、歯磨き粉のおかげだね!」
律「うるせー。いいじゃん、ちゃんと磨けるんだからいいじゃん!」
紬「安心して。どんな歯磨き粉を使っていても、私は律っちゃんを軽蔑しないわ!」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:11:57.97 ID:AbHKEgGk0
梓「ゆ…ゆひせんぱひ。かひてくらはい」サッ
唯「あ、あずにゃん何を?」
梓「んっひゃ。んっひょ」ゴシゴシ
律「おぉ! あ、梓が自分でブラッシングを!?」
紬「良かったわ。これでもう一人でも大丈夫ね」
唯「うん…。これで、あずにゃんも本当の軽音部の一員になれたんじゃないかな?」ニコッ
梓「ゆ、ゆひせんはい…」ゴッシゴッシ
唯「あ、あずにゃん何を?」
梓「んっひゃ。んっひょ」ゴシゴシ
律「おぉ! あ、梓が自分でブラッシングを!?」
紬「良かったわ。これでもう一人でも大丈夫ね」
唯「うん…。これで、あずにゃんも本当の軽音部の一員になれたんじゃないかな?」ニコッ
梓「ゆ、ゆひせんはい…」ゴッシゴッシ
65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:14:25.74 ID:AbHKEgGk0
梓「……ん!? んぶぶぷ…」ピクッ
律「おい、どうした梓?」
紬「まさか、また駄目だったとでもいうの!?」ビクッ
律「なんでだよ! あのイチゴ味はどいつの口にだって合うはずなんだぜ」
梓「んーん! んぶぶっぶ!!」ジタバタ
唯「はっ…!? まさか!」
律「どうしたんだ唯! 心当たりがあるのか」
律「おい、どうした梓?」
紬「まさか、また駄目だったとでもいうの!?」ビクッ
律「なんでだよ! あのイチゴ味はどいつの口にだって合うはずなんだぜ」
梓「んーん! んぶぶっぶ!!」ジタバタ
唯「はっ…!? まさか!」
律「どうしたんだ唯! 心当たりがあるのか」
68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:16:31.07 ID:AbHKEgGk0
唯「あずにゃん、そろそろ『クチュクチューペ』がしたいんだね?」
梓「んー!!んっ!」コクコク
律「なんだよ、そんな事か。びっくりさせんなよ」ホッ
紬「で、でもどうしよう。ここに洗面所なんてないわよ!?」
唯「あずにゃん、手洗い場まで我慢できるかな?」
梓「んーー!!ッんっ!!」フルフル
律「なんだとぉ! くっそ、どうすりゃいいんだよ!」
梓「んー!!んっ!」コクコク
律「なんだよ、そんな事か。びっくりさせんなよ」ホッ
紬「で、でもどうしよう。ここに洗面所なんてないわよ!?」
唯「あずにゃん、手洗い場まで我慢できるかな?」
梓「んーー!!ッんっ!!」フルフル
律「なんだとぉ! くっそ、どうすりゃいいんだよ!」
73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:19:27.29 ID:AbHKEgGk0
唯「ムギちゃん…、悪いけどこのカップを借りるね!」
紬「それはいいけれど。でもこの部屋には熱々のお湯しかないわよ?」
律「馬鹿か唯! そんなので梓がクチュクチューペーしたら口ん中大やけどだぜ!」
唯「大丈夫、そんなイージーミスはしないよ! トンちゃん、少し借りるねッ!!」ドバッ
紬「な!? そうか、トンちゃんの水槽のお水を使うのね」
唯「ほら、あずにゃん! はやくこれでクチュクチュってして!」
梓「は、はひ!!」ガッ
紬「それはいいけれど。でもこの部屋には熱々のお湯しかないわよ?」
律「馬鹿か唯! そんなので梓がクチュクチューペーしたら口ん中大やけどだぜ!」
唯「大丈夫、そんなイージーミスはしないよ! トンちゃん、少し借りるねッ!!」ドバッ
紬「な!? そうか、トンちゃんの水槽のお水を使うのね」
唯「ほら、あずにゃん! はやくこれでクチュクチュってして!」
梓「は、はひ!!」ガッ
79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:24:57.05 ID:AbHKEgGk0
紬「はい、梓ちゃんー。くちゅくちゅー?」
梓「んんんーー」クチュクチュクチュ
唯「次は、一気に口の中をお水をペーだよ!」
梓「……ん!!」ペッ
ジャバジャバジャバ
唯「ふぅー。よくがんばったね、あずにゃん!」
律「しっかし、トンちゃんの水槽が、梓の吐いた歯磨き水で、白く濁っちまったな」
唯「そうだね……。でも大丈夫だよ、トンちゃんもきっとあずにゃんの歯磨きデビューを喜んでくれているはずだよ」
梓「そうですね…。ありがとねトンちゃん……」
梓「んんんーー」クチュクチュクチュ
唯「次は、一気に口の中をお水をペーだよ!」
梓「……ん!!」ペッ
ジャバジャバジャバ
唯「ふぅー。よくがんばったね、あずにゃん!」
律「しっかし、トンちゃんの水槽が、梓の吐いた歯磨き水で、白く濁っちまったな」
唯「そうだね……。でも大丈夫だよ、トンちゃんもきっとあずにゃんの歯磨きデビューを喜んでくれているはずだよ」
梓「そうですね…。ありがとねトンちゃん……」
81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:29:18.99 ID:AbHKEgGk0
紬「あら…。いつの間にかもう日が暮れているわね」
律「随分と刻が経っちまったんだな。うし、今日はそろそろ帰るか」
梓「そうですね。そうだ、律先輩コレお返ししますね。ありがとうございました」
律「いいって、いいって。そいつは梓が持ってろよ。お前のデビュー祝いだ」
梓「律先輩…。ありがとうございます!」ペコリ
唯「水臭いよ、あずにゃん。私たち軽音部の先輩…。ううん、仲間じゃない!」
梓「は…はいっ!」
律「さー、帰ろうぜ」
バッターーーン!
澪「…………………」ベチャベチャ…
律「随分と刻が経っちまったんだな。うし、今日はそろそろ帰るか」
梓「そうですね。そうだ、律先輩コレお返ししますね。ありがとうございました」
律「いいって、いいって。そいつは梓が持ってろよ。お前のデビュー祝いだ」
梓「律先輩…。ありがとうございます!」ペコリ
唯「水臭いよ、あずにゃん。私たち軽音部の先輩…。ううん、仲間じゃない!」
梓「は…はいっ!」
律「さー、帰ろうぜ」
バッターーーン!
澪「…………………」ベチャベチャ…
83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:34:31.29 ID:AbHKEgGk0
=澪ハウス=
澪ママ「澪ちゃん、今日はどうして汚物まみれになっていたの?」
澪「そ、……それは…」
澪ママ「いいのよ、澪ちゃんが言いたくなければ言わなくて。後で先生にモンペっておくから」
澪「ママ…!ありがとう」ギュ
澪ママ「それじゃあ、もう歯を磨いて寝ましょうか」
澪「あ、そうだ! 今日はこの歯磨き粉で磨いてほしいの!」サッ
澪ママ「あら、オレンジ味…? それは子供の使うものでしょ。澪ちゃんはもう大人なんだから」
澪「そうだけど…! でも今日は大人のヤツじゃなくてこっちでゴシゴシしてほしいの!」
澪ママ「澪ちゃん、今日はどうして汚物まみれになっていたの?」
澪「そ、……それは…」
澪ママ「いいのよ、澪ちゃんが言いたくなければ言わなくて。後で先生にモンペっておくから」
澪「ママ…!ありがとう」ギュ
澪ママ「それじゃあ、もう歯を磨いて寝ましょうか」
澪「あ、そうだ! 今日はこの歯磨き粉で磨いてほしいの!」サッ
澪ママ「あら、オレンジ味…? それは子供の使うものでしょ。澪ちゃんはもう大人なんだから」
澪「そうだけど…! でも今日は大人のヤツじゃなくてこっちでゴシゴシしてほしいの!」
84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:37:33.85 ID:AbHKEgGk0
澪ママ「しょうがないわねぇ。ほら、ママの膝で横になって」
澪「やったぁ! ママ大好きだよ」ゴロン
澪ママ「それじゃぁコレをハブラシにつけてっと」ニュルルル
澪「……」ワクワク
澪ママ「はい、澪ちゃんお口アーンってして?」サッ
澪「あーーん」
澪ママ「それじゃ、下の歯からキレイキレイするわね」ゴシゴシ
澪「うん…わかっ! おぶぇええええ!!」ゲロロロロッ!!
澪ママ「……え?」ビッシャーーン!!
澪「やったぁ! ママ大好きだよ」ゴロン
澪ママ「それじゃぁコレをハブラシにつけてっと」ニュルルル
澪「……」ワクワク
澪ママ「はい、澪ちゃんお口アーンってして?」サッ
澪「あーーん」
澪ママ「それじゃ、下の歯からキレイキレイするわね」ゴシゴシ
澪「うん…わかっ! おぶぇええええ!!」ゲロロロロッ!!
澪ママ「……え?」ビッシャーーン!!
86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/02/26(土) 22:38:58.85 ID:AbHKEgGk0
澪ママ「……………」ベチャベチャ
澪「ナニコレ…。歯磨き粉が甘いとか気持ち悪ぃ……」ベチャベチャ
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澪「ナニコレ…。歯磨き粉が甘いとか気持ち悪ぃ……」ベチャベチャ
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