2: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 19:40:01 ID:xJvGkQu.
ザザー・・・ザザーー・・・

俺「ん・・・がっ・・・痛・・・」パチッ

レ級「オ?」←目の前

俺「どわっ!!!??痛つつつつつ!!!!!」

レ級「怪我・・・してるのか?」

俺「おまっ・・・戦艦レ級とかいう・・・深海棲艦・・・だよな・・・」

レ級「オレのことを知ってるのか?」

俺「俺・・・死ぬのか・・・ここで・・・」ハァ・・・

引用元: 【艦これ創作】俺「深海棲艦と暮らす日々」 


3: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 19:46:20 ID:xJvGkQu.
レ級「何かいるものはあるか?ボロボロだゾ!ニシシ!!」ケラケラ

俺「へ・・・?俺は・・・船が・・・難破して・・・」

レ級「デ!何かいるのか?」クルクル

俺「俺のこと・・・殺さないのか・・・?」

レ級「オレは、そこらの深海棲艦とは、違うんだゼ?ニシシ!!」クルクル

俺「治ってから・・・殺す・・・みたいな?」

レ級「助けたいから助ける、それだけだゼ!この後は知らないけどナ!」

俺「まあ・・・いいか・・・少しでも多く生きられれば・・・」

4: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 19:51:45 ID:xJvGkQu.
俺「じゃあ・・・包帯・・・と、あれば服」

レ級「何でもあるゼ!汚いけどナ!ニシシ!!」クルクル

俺「確かに漂流物が多いな・・・?ここはどこだ・・・?」

レ級「包帯、あったゾ!」ぽい

俺「マジで包帯だ・・・しかも意外ときれい?」

レ級「服もズボンもあった!汚いから、そこの川で洗うゼ!」トッテケテー

俺「川があるなら一応傷口洗っとくか・・・マジでボロボロだからな・・・漂流したのか・・・」

レ級「ニシシ!!こっちだゾ!」ピョンコピョンコ

5: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 19:57:07 ID:xJvGkQu.
~川~

俺「ぐああ沁みるうううう」

レ級「ニシシ!!すごい顔だゾ!」パチャパチャ

俺「マジでいてえ・・・」

レ級「ここも砂ついてるゾ?」ゴシゴシ

俺「ちょわっ!?急に触るなってか沁みるぅ~~~!!!!」

レ級「きれいになったナ!」ザパァ

俺「真っ裸なんですけどこっち・・・」

6: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 20:01:25 ID:xJvGkQu.
レ級「・・・」ヌギヌギ ギュゥゥゥゥッジャパパパパパ

俺「そのフード付きの何かって脱げるのか・・・」

レ級「この水着だって脱げるぜ?ニシシ!」

俺「へえ・・・って脱ぐな脱ぐな」

レ級「包帯巻くから後ろ向いてろ」

俺「へいへい・・・」

レ級「ニシシ!」くるくるくる

俺「上手いな・・・?」

7: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 20:04:44 ID:xJvGkQu.
レ級「戦ってると、けがもするからナ!!」

俺「なるほどね・・・というかここには他にも深海棲艦がいるのか?」

レ級「いや、この島の近くにはいないゾ?」

俺「?どういうことだ?」

レ級「んんー・・・だってここの領主はオレだからな!ニシシ!」

俺「マジかよ・・・」

レ級「てなわけでお前ガ領民一人目ダ!!」ドーン!

俺「」

8: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 20:08:18 ID:xJvGkQu.
俺「えええ・・・そういうことなの・・・?」

レ級「よろしくナ!!ニシシ!!」

俺「まあいいけどね・・・どうせこっから出られねえし」

レ級「こっちにこい!家があるカラ!」テクテク

俺「家?」

レ級「これだ!ニシシ!」

俺「え、これ鎮守府じゃね??」

レ級「元、ダ!!今はオレの家!!」フンス

9: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/20(水) 20:14:29 ID:xJvGkQu.
俺「広っ・・・」

レ級「頑張って領民集めようナ!」

俺「」

レ級「とりあえず、ここに寝るゾ!」

俺「お?毛布の塊が・・・」

レ級「ここで寝てるんだゾ!!!!この毛布とかは置いていかれてたやつだゾ」

俺「他にもあんのかな・・・?」ガシ

俺「おん?」

10: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/21(木) 17:58:10 ID:1l8AOTZg
俺「どわっ!?」

レ級「ニシシ・・・!オレの抱き枕になるのもお前の仕事ナ!!」ギュウウ

俺「傷が痛い痛い痛いあああああ」

レ級「ん・・・んぅ・・・」モゾモゾ

俺「毛布に埋まってる感すげえなこれ」

レ級「いいよナ」ウズマリ

俺「(ってか可愛いなレ級)」

レ級「・・・むにゃ・・・」

11: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/21(木) 18:03:09 ID:1l8AOTZg
俺「(そういえば・・・深海棲艦って最近急に現れて・・・島国がものすごい打撃を受けたんだよな・・・)」

俺「(俺も新聞なんかでしか見たことねぇが・・・普通の女の子みたいだよなぁ・・・真っ白だけど)」

俺「(それに、深海棲艦と戦う『艦娘』とかいうのもいるとか・・・ここの鎮守府にも艦娘が住んでたんだろうな・・・?)」

俺「(もしかしたら何か手掛かりがあるかもしれないし明日は鎮守府を回ってみるか・・・)」

レ級「オイ?」

俺「うおっ!!?」

レ級「寝れないのか?」

俺「いや、ちょっと考え事をしててな・・・」

12: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/21(木) 18:06:27 ID:1l8AOTZg
レ級「明日は早いから、早く寝るゾ。というかお前が起きてるとオレも寝れない」

俺「す、すまんな・・・」

レ級「・・・」ギュウウウ

俺「あ、一ついいか?」

レ級「ン?」

俺「ここの島って、どこらへんだ?」

レ級「太平洋のド真ん中あたりみたいだナ・・・?元々、日本の鎮守府があったらしいゾ」

俺「へえ・・・」

13: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/21(木) 18:27:22 ID:1l8AOTZg
~次の日~

「・・・ロ・・・」

「・・起きロ・・!!」

レ級「起きロ!!!」

俺「ん・・・?」

レ級「この中案内するゾ!早く起ロ!」

俺「うおおごめん!!?」ガバッ

レ級「ン、飛び起きるとはこのことだナ!ニシシ!!」

14: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/22(金) 18:28:52 ID:aIoI7Ql2
レ級「ほら!行くゾ!案内してやる!!」

俺「おうっ!・・・って手、つないでいくのか・・・?」

レ級「お前あったかいからナ!」

俺「確かにレ級は冷たいなぁ・・・」ニギニギ

レ級「うあ~~こちょばしいゾ・・・」

俺「おお、すまんすまん・・・」

レ級「じゃあ、まずここだナ!!」

俺「おおーーー・・・広いな・・・?」

15: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/24(日) 19:50:04 ID:BZnYE2BA
俺「んー・・・と?えー・・・なになに・・・?司・・・令・・・室?」

俺「司令室か・・・ん・・・?なんだこれ・・・」パサッ

レ級「なんかあったのカ?」

俺「・・・ここって日本海軍極秘基地だったのか・・・」

レ級「みたいだナ・・・本棚はきれいに持ってかれてるし」

俺「ここには何もないか・・・」

レ級「じゃあ、次に行くゾ!!」

俺「この極秘書類?一枚とペンあったから持っていこう・・・」

16: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/24(日) 20:59:23 ID:BZnYE2BA
レ級「ここからあっちまでは全部艦娘の部屋みたいだナ!」

俺「こんな数の艦娘がここで暮らしてたのか・・・?」

レ級「全部の部屋確認したけど、ここにあるのしかなかったゾ?」ポサポサッ

俺「えーと?熊?のぬいぐるみと・・・日誌・・・?か?」

レ級「ここはほんとに何もなかったから次行くゾ!」ぐい

俺「あーれー」

レ級「ぬあっ!!!」ズテンッ

俺「ごはっ!!?」ゴンッ!!

17: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/24(日) 21:05:03 ID:BZnYE2BA
俺「いてええええ!!レ級!俺引っ張ってるのにコケるなよ!?おい!れきゅ・・・」

レ級「静かにしロ・・・これ・・・深海棲艦の血だゾ・・・」

俺「はぁ!?これが!?黒い・・・」

レ級「色からして駆逐艦・・・っ!!気をつけろっ!!ここにいるのは・・・人型っ!!」

俺「ええ・・・?」

レ級「・・・この跡・・・倉庫に向かってるのか・・・まずいナ?」

俺「もしかして・・・燃料を置いてる・・・とか?」

レ級「・・・他の深海棲艦からもぎ取った艤装が・・・ナ・・・」ガコン

18: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 16:34:41 ID:nv/ryxmk
俺「俺はここにいるぞ?戦闘できないし・・・」

レ級「ン。分かったゾ。なんかあったら叫べヨ?」

俺「おう」

レ級Elite「ンッ!!!」ボンッ

俺「えっどういう原理!?」

レ級Elite「・・・」ガコンガコン   ギイイイ・・・

俺「陰から覗いておくかぁ・・・」ソソソ

俺「・・・」チラッ

19: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 16:46:09 ID:nv/ryxmk
レ級Elite「誰だ?ここはオレの領地だ。奪いに来たなら容赦はしねえゾ」ゴオオオオ

俺(怖えよレ級・・・)

???「貴方が、ここの領主?」

レ級Elite「あ゙ん・・・?あ゙ぁ゙???」ガコン!!

駆逐古姫「珍しいわね・・・レ級が領主、だなんて」

レ級Elite「お前は、敵か、味方か」

駆逐古姫「怪我してるのよ。今は味方ね」

レ級Elite「今は・・・か?」ガコン

20: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 16:50:08 ID:nv/ryxmk
俺「ん・・・?駆逐古姫とかいう奴の後ろ・・・なんだ・・・?光る・・・目・・・?」

俺「!!!」

俺「レ級!!!!!!駆逐の後ろだ!!!!!」バンッ!!

レ級Elite「!!!!!」グルンッ

???「!!」ドドドン!!!!

レ級Elite「当たんねぇよっ!!!!!!」ズガガガガン!!!!ブロロロロ・・・

???「ゴフッ!!!!!???」ドガガン!!!!!

駆逐古姫「!!!!!!!っの・・・!!!!!」ガコン!!!

21: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 16:55:25 ID:nv/ryxmk
レ級Elite「無駄ダ・・・!!オレの装甲は怪我したお前じゃ抜けない」

駆逐古姫「・・・くく・・・あいつはどうかな」ガコン・・・     ドドドン!!!  

レ級Elite「!!!!!!」

俺「俺っ!?うおおおお!?」ドコンッ!!  ドガガンッ!!

俺「っぶねええええ・・・!!!???ちょっとずれてたら当たってたぞ!!?」

レ級Elite「寝てロ・・・!!」ゴスッ

駆逐古姫「っ・・・が・・・」ガクガク

駆逐古姫「・・・ついてる・・・奴・・・」ドサッ

22: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 17:04:11 ID:nv/ryxmk
レ級「さて・・・と!」シュン! スタスタ

レ級「お?こいつ・・・子供・・・か?」プラーン

子供(?)「は、はなして!」

レ級「この力・・・それにオレの砲撃を喰らってこの動き・・・中枢の匂いがするナ??」

俺「子供??え、本当だ・・・どこから来たんだ?」

子供(?)「遠くの・・・海から!!」

俺「そうかそうか・・・俺もだよ・・・ここで一緒に暮らすか?」

子供(?)「うん!!」ピョンコ

23: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 17:08:22 ID:nv/ryxmk
レ級「こいつ、子供のうちに殺した方がよくないカ?」

俺「まだ子供だからいいだろ・・・というかこの子殺したらあっちの奴も敵にならないか?」ヒソ

レ級「そうか・・・?じゃあお前に任せるゾ!」

俺「よーし、ここで暮らそうなー」ナデナデ

子供(?)「うん!!えへへー!・・・あっ!あっちのおねーさん大丈夫なの?怪我してたから引っ張ってきてあげたの!」

俺「多分大丈夫だよ。あの子姫級っぽいしね」

子供(?)「よかったぁー!!」

俺「君のことはなんて呼ぼうか・・・?」

24: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 17:16:22 ID:nv/ryxmk
中枢棲姫「私はね!ちゅーすーせーきっていうの!!」

俺「中枢棲鬼?鬼?」

中枢棲姫「姫だよー!」

俺「ややこしいな・・・まあいいや中枢棲姫ちゃんよろしくね」

中枢棲姫「うんー!!」

レ級「やっぱり中枢かヨー・・・あんまり好きじゃねえゼ!あそこ・・・!」

俺「中枢って何?」

レ級「ンー・・・簡単に言って・・・あの世とこの世の境目・・・みたいな?」

25: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/25(月) 17:20:02 ID:nv/ryxmk
俺「こっわ!!?何それ!?そんなとこにも深海棲艦っていんの!!??」

レ級「ンー・・・いる・・・というか・・・ボケっとしてるナ・・・」

俺「あー・・・」

中枢棲姫「あ、あの・・・おにーさん」

俺「ん?」

中枢棲姫「て、つないでもいーい・・・?なでてもらったとき、温かかったから・・・」

俺「ん」ギュ

中枢棲姫「えへへー・・・温かいねぇ、おにーさん!」

28: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/26(火) 16:36:57 ID:8uroLGwE
~ドック~

駆逐古姫「ゲホッ!ゲホッ!ん?ここは・・・」

俺「お、起きたか!大丈夫か?体」

駆逐古姫「だ、大丈夫だが・・・これは・・・お前が?」

俺「だいぶひどい怪我だったからな・・・しばらく安静にしてろよ」

中枢棲姫「あっ!おねーさん起きたー!!」パタパタ

駆逐古姫「・・・!!・・・私たちは・・・敵だぞ?お前に砲も向けた・・・」

俺「いいよ。当たってないし」

29: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/26(火) 16:41:04 ID:8uroLGwE
駆逐古姫「・・・変な人間だな」ボソッ

俺「それに領民が増えた方が安心だしな・・・」

駆逐古姫「領民?」

俺「うん。ずっといなくてもいいけど、今は君たちはここの領民!レ級が領主でな」

駆逐古姫「なるほど。まあ助けてもらった恩じゃ、お前には協力するぞ」

俺「俺には?」

駆逐古姫「おっと・・・悪い癖だ・・・」

俺「とりあえず、安静にね」

30: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/26(火) 16:41:46 ID:8uroLGwE
駆逐古姫「・・・変な人間だな」ボソッ

俺「それに領民が増えた方が安心だしな・・・」

駆逐古姫「領民?」

俺「うん。ずっといなくてもいいけど、今は君たちはここの領民!レ級が領主でな」

駆逐古姫「なるほど。まあ助けてもらった恩じゃ、お前には協力するぞ」

俺「俺には?」

駆逐古姫「おっと・・・悪い癖だ・・・」

俺「とりあえず、安静にね」

31: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/29(金) 18:28:00 ID:1C2B94y6
俺「さてと・・・時間ならいくらでもあるからな・・・何から始めようかな」

中枢棲姫「わたしも手伝うーーー!!!」トテテ

駆逐古姫「私にも、何かできることがあれば言ってほしい」

俺「駆逐古姫はマジで安静にね?」

俺「そうだなぁ・・・ここって離島なんだよな・・・なら電気施設でもあるんじゃねえか?」

俺「レ級、ここって発電所みたいなのはあるのか?」

レ級「ああ、ここは太陽光と風力発電だゾ?どっちも壊れてるみたいだけどナ!ニシシ!」

俺「じゃあ直さなきゃだなぁ・・・?」

32: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/29(金) 18:44:19 ID:1C2B94y6
~蓄電施設~

俺「うーん・・・配線は大丈夫だけど・・・この本体がなぁ・・・」ガチャガチャ

中枢棲姫「じゃあ!そこらへんのしんかいせいかん捕まえてこよ?」

俺「へ?どうして?」

中枢棲姫「わたしたちのコアっていうのが動力になるんだよ!」

中枢棲姫「そうだねぇー・・・5体くらいでこのちんじゅふなら動かせるよ!」

俺「そんなことできんのか・・・深海棲艦おそるべし・・・」

中枢棲姫「えへへ!わたし、おにーさんのやくにたてたかなぁ・・・?」

33: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/11/29(金) 18:47:21 ID:1C2B94y6
俺「おう。ありがとな」ナデナデ

中枢棲姫「えへへ・・・」

俺「レ級に相談してみるか」

中枢棲姫「そうだね!いこー!」ダッシュ

俺「若いなぁ・・・ん?いや若すぎるか。つーか言って俺もそんな年じゃねえんだよなぁ・・・」

中枢棲姫「おにーさーん!はやくー!!」

俺「一応おにいさん、だし。まだおじさんじゃない!行けるっ!!!!」ダッシュ

中枢棲姫「おにーさんはやーい!」タタター

34: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/01(日) 17:48:51 ID:KoUzDQAI
レ級「え?五体でいいのカ?」

俺「うん。五体でいいから。あまり消耗しないようにね!?」

レ級「・・・わかった」

俺「何の間だ」

駆逐古姫「ついていこうか?」

俺「怪我はいいのか!?」

駆逐古姫「大丈夫だ。深海棲艦と人間は根本的な身体能力が違うからな」

中枢棲姫「私はおにーさんのところにいるー!」ギュー

35: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/04(水) 16:58:25 ID:2aB0efjA
俺「あーうん。ありがとな、心強いよ」ナデナデ

中枢棲姫「えへへぇー」ニコニコ

レ級「じゃあ行ってくるナ!!領地はたのんだゼ!」フリフリ

駆逐古姫「行ってきますね」

俺「おう、行ってらっしゃーい」

中枢棲姫「いってらっしゃーい!」フリフリ

ザアアアアアア・・・

俺「二人とも早いなー」

36: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/04(水) 17:05:33 ID:2aB0efjA
俺「さ、俺たちは中の掃除でもしますか」

中枢棲姫「うんっ!!ちゅーすーもがんばるっ!!」

俺「よし、まずは寝床かな・・・」

布団の山<オレハウゴカナイゼ!!!

俺「よし・・・たたむか」

中枢棲姫「うんしょ・・・!!」もふもふ

俺「ひえー・・・何枚あるんだよ・・・」ヒエー

中枢棲姫「終わるかなぁ・・・」もふもふ

37: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/05(木) 19:00:09 ID:kxZ2q.qI
~三十分後~

レ級「ただいまダー!!」

俺「」チーン    (布団の山)

レ級「ウオオオ!?!?」

駆逐古姫「えっえっ!!?」

中枢棲姫「あー!おかえりなさーい!」ぼふっ!←布団の中

俺「あ・・・お帰り・・・」

レ級「大丈夫カ!?」スタタ

38: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/05(木) 19:08:02 ID:kxZ2q.qI
俺「早かったな・・・俺は今布団をたたんでいるところだ」

レ級「疲れてないカ!?」

俺「もう50枚はたたんだ・・・なのになんでこんなにあるんだ・・・」ゲッソリ

駆逐古姫「確かにこっちのはたたまれてますね」

レ級「この鎮守府中の毛布があるからナ・・・」

中枢棲姫「おわらなーい!」もふもふ

駆逐古姫「私も手伝おう。君はレ級と発電機を見てくるがいい」

俺「ありがとうな・・・」

39: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/06(金) 20:11:51 ID:sotfo7Lg
レ級「よし、解体するぞー」

俺「うっげグロォォォォ」

レ級「そうか?」グチャ

俺「げぇ・・・」グチョ

レ級「これがコアだ」

レ級「今はまだ動いてるが、分離したらあまり長くはもたないからナ・・・」

レ級「早めにくっつけた方がいいかもナァ・・・?」

俺「そ、そうか・・・おうぇ・・・」

40: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/09(月) 09:45:02 ID:EDfCmZCA
俺「ひょええええ」

レ級「ここでいいか?」

俺「おう・・・ちょっとつけてみようか?」パチッポチポチ
グワンッ ヴヴヴヴウン
俺「お、回った」

レ級「風邪強いからナ!!」クルクル

俺「レ級も回った・・・」

レ級「太陽光のとこも繋げちゃおうゼ!!」

俺「もうこれが原動力でも行ける気がするんですけどそれは」

42: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/10(火) 18:30:15 ID:zgY.ZHQw
俺「おお・・・電気がついたな。やっぱり問題があったのは本体だったんだなぁ」

レ級「明るいナ!!イ級の眼みたいダゼ!!ニシシ!!」

俺「例えがわからん・・・」

レ級「エェ・・・」ショボン

俺「まあいいや。駆逐古姫のところもついてると思う」

レ級「早速向かうゾ!」ダダダ

俺「なんでこうも元気な奴らばっかりなんだよ・・・」

俺「待てよレ級ーーー!!!」タタタ・・・

43: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/11(水) 18:50:40 ID:fbkClGTg
駆逐古姫「・・・」ぱたぱた

中枢棲姫「ん・・・しょ!よいしょっ!」もふもふ

駆逐古姫「中枢にはまだ早いみたいですね・・・。たたんだものをあちらに片づけてきてもらえますか?」

中枢棲姫「はーい!!」たたた

駆逐古姫「元気のよいこと・・・」フフッ

俺「おーい」

駆逐古姫「!」

俺「あれ?ここつかないのかな?おぉ、ついたついた」ポチポチ

44: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/11(水) 18:57:38 ID:fbkClGTg
駆逐古姫「っ・・・?(なんだ、この気持ち?)」ドクンドクン

俺「おぉ!?結構減ってるな!」

レ級「すごいナ!広く感じるゾ!」

駆逐古姫「い、いえ・・・」

俺「ん?どうした?大丈夫か?顔赤いぞ」

駆逐古姫「はえっ!!??」///

俺「風邪か?深海棲艦って風邪ひくの?」ピト

俺「だめだ・・・ヒンヤリしてていまいちよく分からん・・・」

45: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/11(水) 19:04:24 ID:fbkClGTg
駆逐古姫「あ・・・ぅあっ・・・?」///

俺「???」

レ級「???」

中枢棲姫「わあ!おかお真っ赤っかーーー!!」

駆逐古姫「???な、なんなのだろうか・・・?」

俺「???何なんだろうな」←鈍感

中枢棲姫「あ!恋かなぁ???」ヒソヒソ

レ級「なんだソレ?」ヒソヒソ

46: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/12(木) 18:51:39 ID:mTxnR3LQ
中枢棲姫「駆逐古姫おねーさんが、おにーさんのこと好きってこと!」ヒソヒソ

レ級「?オレも好きだゾ?俺のことは」ヒソヒソ←(まだ友達として)

中枢棲姫「!!!???」ビクッ

中枢棲姫(どうしよぉ・・・おにーさんがとられちゃうよぉ・・・)

俺「休んだ方がいいんじゃないか?」

駆逐古姫「っ・・・ふぅ・・・もう・・・大丈夫だ」

俺「そうか?なら布団片しちゃおう」

駆逐古姫「そ、そうだな・・・」

48: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:12:09 ID:jsRk.s62
~夜~

俺「すー・・・ん・・・苦しい・・・すー・・・」

レ級「ぐーーー」ギュウウウウウッ

中枢棲姫「すー・・・すー・・・」ギュー

駆逐古姫「・・・」

駆逐古姫(なんだったのだろうか?あの気持ちは)

駆逐古姫(感じたことのない・・・不思議な・・・)

駆逐古姫(・・・なんなのだ・・・???)

49: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:15:48 ID:jsRk.s62
~朝~

俺「おはよ・・・」フアアァァ・・・

レ級「おはようダ!!」のびーーーっ

中枢棲姫「おはよー!」パタパタ

駆逐古姫「おはようございます」

俺「駆逐古姫、熱はもう大丈夫か??」

駆逐古姫「今はもう。心配かけてすまん」

俺「大丈夫ならいいんだ」

50: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:20:38 ID:jsRk.s62
俺「よしー俺は今日、食べ物を探してこようかな」

レ級「オレも行くゾ!やることないし、危ないからナ!」

駆逐古姫「そういうことなら私たちもやることがない。同席しよう」

中枢棲姫「うん!お手伝いするー!!」

俺「マジかーありがとな、みんな」

俺「釣りでもしてみるかな」

レ級「オオ、沖のヲ級が釣りをしてるのは見たことがあるがやるのは初めてだゾ!」ワクワク

俺「まずはさお作りからだねー」

51: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:23:48 ID:jsRk.s62
俺「まず長い木の枝を切って・・・よっ・・・ほっ」

中枢棲姫「わぁ!!おにーさん木登り上手ー!!」

俺「レ級ー、投げるぞー」ベキッ

レ級「オー!」

俺「そいっ」

レ級「アベシッ」バサーッ

俺「おお、見事に顔面で取った(?)な・・・」

俺「あと三本行くぞ」バキバキ

52: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:28:32 ID:jsRk.s62
俺「じゃあ枝の葉っぱとかいらない枝をとって、釣り竿の形にする」バサバサ

中枢棲姫「うんしょっ!!」バサバサ

俺「そうそう・・・。で、ちょっと凹凸があるならこういう刃物で削る」ガリガリ

俺「よし、竿はできたな」

レ級「オー・・・」

駆逐古姫「すごいな、作り方を覚えているのか」

俺「サバイバルには慣れてる。昔日本の自衛隊にいて訓練してた」

俺「あとは糸だが・・・」

53: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:33:21 ID:jsRk.s62
俺「いつも服とか漂流してるものをばらしたりしてたんだが・・・鎮守府にあったんだよなぁ・・・」

レ級「なんと」

俺「誰か釣りでもしてたのかな?」クルクル

俺「よし。こんなもんだろ」ブチッ

俺「ちなみに針は漂流物の釘とかひたすら石で殴っても作れるぞ。錆びすぎてると割れるので注意が必要だが」

俺「しかしっ!!!!!なんと針自体が漂流してた~~~」テテレテッテテー

レ級「ここの海岸ゴミ山だからナ」

俺「宝の山だぜ」

54: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:36:16 ID:jsRk.s62
俺「ちなみに今回は渓流釣りなのでこんな感じかな」プラーン

中枢棲姫「ちゅーすーもできたっ!!」

俺「おっ上手いなー!」ナデナデ

中枢棲姫「えへへー」

俺「レ級は・・・」

レ級「ぬぬぬ・・・」グルグル

俺「玉結びができないのか?不器用かて・・・貸しなさいー」テシッ

レ級「・・・」(´・ω・`)

55: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:38:51 ID:jsRk.s62
俺「駆逐古姫は・・・」

駆逐古姫「こんな感じか?」

俺「上手ッ!?すげえな・・・!?」

駆逐古姫「///」

俺「はい、レ級」

レ級「ありがとナ・・・」

中枢棲姫「餌はどうするのー?」

俺「ああ、それなら」

56: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:41:41 ID:jsRk.s62
俺「よっと」ゴロン!

俺「お、いたいた・・・こいつ。虫・・・なのかな?忘れたけど」

レ級「いっぱいいるナ!うぞうぞしてるゼ!」

中枢棲姫「っ!!!!!!」ゾワッ

俺「・・・虫・・・嫌いか?」

中枢棲姫「・・・」コクン

俺「まあ俺が付ければいっか」

レ級「いっぱいいるー」シパシパ

57: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:46:07 ID:jsRk.s62
俺「じゃ、釣り針につけて・・・んー!そいっ!」ポチョン

俺「ここって何いるんだろ。日本の魚だといいけど・・・山女魚とか」

レ級「そいっ!」ポチョム

駆逐古姫「・・・」ポチョ

中枢棲姫「んっ!」ポチャン

俺「あとは待つのみ・・・たまに引き上げて餌変えたり、上から流したりするだけだね」

俺「おっと!早速来たなー」グイッ

俺「うおっデカ!つーか岩魚じゃねえか!?まさかの!」

58: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:49:52 ID:jsRk.s62
みんな「わー!」

俺「この島デカイし、だれか放流したのかもな」

レ級「美味しそうだナ・・・」ジュルリ

魚(殺気っ!!!!)ジタバタ

俺「コラ暴れるなー?よし、バケツにINっと」

魚(もう・・・ダメか・・・)

レ級「オレも早く釣りたいナー!」

駆逐古姫「でも待っているのも楽しいですねぇ・・・」ニコニコ

59: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/16(月) 17:58:02 ID:jsRk.s62
~一時間後~
俺:7匹(山女魚5匹 岩魚2匹)
レ級:4匹(山女魚3匹 ウグイ一匹)
中枢棲姫:5匹(山女魚5匹)
駆逐古姫:8匹(山女魚4匹 岩魚2匹 鮎2匹)

俺「まさか駆逐古姫が鮎を釣るとは。というか鮎も岩魚もいるんだね。すごいねここ」

中枢棲姫「大漁ー!」

駆逐古姫「沢山取れてよかったです」

俺「じゃあ確か食堂に冷凍庫があったから保存しておこう」

俺「きょうは塩焼でもしますかぁー」

60: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/17(火) 19:15:10 ID:w7/rwlrw
~外~

俺「おお・・・うまそうだ」パチパチッ・・・ジュウウウ・・・

レ級「ほんとだナ・・・」ジュルリ

中枢棲姫「おいしそうー・・・」

駆逐古姫「ええ・・・」

俺「じゃあもういいぞ。熱いから気をつけろよ」

レ級「いただきまーすっ!!!アツッ!!!???」

俺「今言ったばかりだろーが・・・」フーフー・・・ムシャ

61: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/17(火) 19:19:50 ID:w7/rwlrw
俺「うまっ・・・」モシャモシャ

中枢棲姫「こ、こんなにおいしいもの初めてぇ・・・!!」モグモグ

レ級「っ!っ!!」ガツガツ

俺「レ級めっちゃこぼしてるから。落ち着け。魚は逃げん」

レ級「そ、そうだナ・・・すまん」

駆逐古姫「美味しいです・・・」モクモク

俺「マジでうまい・・・しばらく何にも食べてないから塩が体に沁みる・・・」ムシャムシャ

中枢棲姫「おにーさんに会えてよかったぁー!」ニコッ

62: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/22(日) 15:15:55 ID:P529EDos
ズドオォォォン・・・

俺「っ!?」バッ

レ級「・・・砲撃音・・・音からして、軽巡・・・!方角はオレから見て弐時!」ガコン

駆逐古姫「・・・夜戦・・・?こんな太平洋のド真ん中で・・・?」

中枢棲姫「おにーさん、離れないで・・・」ギュ

俺「おっと・・・ありがとな」ナデ

レ級「・・・偵察機は役に立たない。恐らくこの島にも上陸するだろう」

俺「深海棲艦か・・・??」

63: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/22(日) 15:19:04 ID:P529EDos
レ級「いや、艦娘かもしれないナ」

俺「マジかよ」

レ級「最近日本の軍がここ目指して進行してるんだよナ」

俺「ヤバいなそれ・・・?」

駆逐古姫「レ級、高台は??」

レ級「こっちだナ」

駆逐古姫「隠れて様子を伺いましょう」

俺「おう・・・」

64: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/23(月) 15:08:25 ID:9Qtfh1pU
俺「おいレ級!あそこ!!」

レ級「ン・・・!ンー・・・?軽巡・・・なのカ??」

駆逐古姫「・・・あの艦娘は、見たことがあります」

駆逐古姫「確か・・・河内・・・」

俺「うーん俺丸腰なんだよね。武器無い?」

レ級「ア?腕もげるゾ?」

俺「無いよりましだろ」

レ級「マジかヨ」

65: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 16:59:07 ID:04bVEnC6
駆逐古姫「あの様子から見ると、偵察でしょうかね。遠くに本体がいるんでしょう」

レ級「夜明け待ちってところカ??」

俺「んー・・・いろいろあんのね」ガチャガチャ

レ級「トリガー引くなヨ?」

俺「これとか小さくて使えそう。こっちのは重いけどでかいなぁー・・・」ガチャ

レ級「・・・なぜ持てる?」

俺「は?何が?」

レ級「それだヨ。大和砲」ピッピッ

66: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 17:03:04 ID:04bVEnC6
レ級「ソレ、何百キロかあるゾ?」

俺「は!?嘘だろ?だって重いけど持てないほどじゃない」ブンブン

レ級「マジカー・・・」

俺「え?え?」

レ級「下に、置いてみロ。いや・・・投げてみロ?」

俺「よっと」  ドズゥン!!!!

俺「・・・マジかよ。床へこんだんですけど」

レ級「どういうことダ???え?お前・・・深海棲艦の血でも舐めたか???」

67: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 17:06:53 ID:04bVEnC6
俺「・・・・・・あ゙ぁ゙っっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!」ガビーン

~駆逐古姫戦の前~

俺「マジかよ・・・これが深海棲艦の血とかすげえな・・・黒い」

俺「・・・磯の匂いがする・・・気がする」スンスン

俺「・・・」

俺「・・・ちょっとならいいかな」ペロ

俺「オエェマッズゥ!!!!????」

俺「ゲエエェェェェ苦ぁ!!!!!!!!」ジタバタ

68: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 17:11:47 ID:04bVEnC6
俺「・・・舐めたわ。駆逐古姫の血」

駆逐古姫「ふぇえ!!??」///

レ級「マジかヨー・・・オイお前、こいつが見えるか?この一匹いる奴」

妖精「ポワー?」

俺「おん。見えるぞ。可愛い奴だなぁ・・・?」ツンツン

妖精「フワァー!ミエルノー?」

レ級「なんかここの鎮守府に一匹だけ残ってたやつダ。この武器は全部こいつが作ったらしい」

俺「ああ、知ってる。妖精・・・だっけ?」

69: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 17:16:26 ID:04bVEnC6
レ級「お前マジで何者ダヨ!!?機械にも詳しいし!!」ズギャーン

俺「んー元自衛隊だけど・・・なんか妖精見えるから提督にならないかー?って」

レ級「お前提督なのかヨ!!!!!!!!」ドガーン

俺「いや・・・だから色々勉強してー・・・お前のことも知ってるしー・・・でも船がなぁ・・・」

レ級「難破したのか」

俺「そうそう・・・で、気が付いたらここ・・・」

レ級「んんんんんん・・・・」

俺「なんでこうなったかは知らん」

70: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 17:21:25 ID:04bVEnC6
駆逐古姫「俺さんが特別な体質、としか言いようがないね・・・」

俺「そうだよね。多分深海棲艦・・・なのかな。今」

レ級「マジかヨ」

中枢棲姫「じゃあおにーさんと仲間ー!!」ぎゅ

俺「そうだなぁー・・・そういうことになるのかな?」ナデナデ

駆逐古姫「はぁ・・・なるほど・・・?」

俺「でも俺戦えないしなー?」

駆逐古姫「・・・提督」

71: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 17:24:33 ID:04bVEnC6
俺「え?」

駆逐古姫「戦えないのなら指揮役ですよね。まして提督になる勉強をされていたんでしょう?」

俺「まあそうだけど」

レ級「いいんじゃないのカ!!!提督!!」

俺「提督かぁ・・・!!」

レ級「じゃあ今からお前は『深海提督』だナ!!!!!!!」

俺「深海提督ね!いいなそれ!気に入った!!」

中枢棲姫「深海提督ー!」ぎゅーー

72: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/24(火) 17:30:04 ID:04bVEnC6
もうお気づきだった方もいたかもしれません・・・。

今作品の俺、とはつまり深海提督のことです。

今作品は深海棲艦が現れて1年後の世界です。

もう片方の作品は深海提督が生まれ30年以上が経過しております。

ちなみに中枢棲姫は大人になっています。

ちょっと一作品で説明するのは難しそうなので書きました。

深海提督の過去をまだ少しだけ書いていきますので温かい目で見守りください。

誤字は・・・多い。ごめんなさい。

76: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/28(土) 12:24:11 ID:jw18Jzyc
深海提督「へえ・・・こんな感じで装備してるんだな」ガチャガチャ

レ級「オ、オイ・・・!?そんなに積んで大丈夫なのカ・・・??」

深海提督「おん?やばい?」

レ級「い、いやなんでもないゼ・・・」

駆逐古姫「っ!皆、こっちに来たよ!!」

レ級「オウ!!」

深海提督「妖精さん、艦娘相手だけど頼んだぜ」

妖精「ブットバシテヤリマショー!フンフン!!」

77: プラ ◆eD5nH70JFc 2019/12/31(火) 13:45:23 ID:ljS3HXIQ
中枢棲姫「てーとくは、浮かべないかもしれないから海には上がらない方がいいよ」

深海提督「そうだな。前に艦娘になりたての娘たちがよたよたしてたのを覚えてるよ」

深海提督「じゃあ太陽も出てきたし行きますかぁ・・・」

みんな「了解!」

駆逐古姫「私たちで戦闘する。提督は観測をお願い」

深海提督「任せとけ。援護射撃もする」

深海提督「じゃあ・・・幸運を」

中枢棲姫「・・・提督も」ギュー

78: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/01(水) 13:35:15 ID:hzTWATYY
艦娘A「・・・レーダー反応・・・3!!まださっきの残党がいたようね・・・」

艦娘B「気をつけなさい。ここの島には何か住み着いているみたいよ。斥候が何かに狩られているもの」

艦娘旗艦「・・・あれは・・・戦艦レ級!?こんなところに・・・総員!戦闘じゅn・・・」ヒュルルルルルル・・・

ズガァァン!!!!!!

艦娘A「!!??なっ!!??えっ!!??敵より砲撃!!!!長門さんっ・・・轟沈!!!」

艦娘達「!!!???」



深海提督「お、当たった・・・狙ったのと違う奴だけど沈んだみたいだからまあいいかぁ・・・ナイス妖精さん」ガコン!!

79: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/01(水) 13:40:39 ID:hzTWATYY
レ級「オ!?長門沈んだゾ!!??ったくマジで何者なんだヨ提督!!?」ガビーン

中枢棲姫「てーとくすごーい!!!」

駆逐古姫「・・・え・・・」ボウゼン

妖精「ワタシ・・・トクニナニモシテナイデスヨ!?ヤッテルノ、ソウテンクライ・・・」

深海提督「狙ってー撃つー!!」ドドドドドドン!!!!!!!!!



艦娘達「!!!???また砲撃よ!!!!!!回避行動!!!!」 ヒュウウウウウ  バシャーーン!! バシャシャーン!!

艦娘A「ぐがっ!!!???」ズドドドン!!!!!

80: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/01(水) 13:46:55 ID:hzTWATYY
深海提督「よーし二人目ー。コツつかんできた」

妖精「アノ・・・モクヒョウガトオスギテネラエマセン・・・レーダーノ・・・ソトデスヨ」

深海提督「なるほど・・・妖精さんは装填だけじゃなく砲撃もできるのか」

妖精「フツウノカンムスモ、ワタシタチガヤッテマスヨ!!?」

深海提督「あー大丈夫大丈夫見えてるから。」 ドドドドドドォン!!!!!!!!!

妖精「ダイジョウブジャナイデスゥ!!!」せっせ せっせ ガコン

深海提督「近づいてきたら妖精さんに頼むよ」

妖精「・・・チカヅイテコレルヤツイマスカ・・・?」

81: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/01(水) 13:51:18 ID:hzTWATYY
艦娘達「どこから撃たれてるの!!??レ級!!!???」

艦娘B「いえっ!!??え・・・そんな・・・島の・・・高台に光が・・・!!」

艦娘達「はぁ!!??こっから島なんて小さく見えるくらいじゃないの!!!」 バシャシャーン

艦娘B「ありえないっ・・・!!」

艦娘D「航空機飛ばして爆撃しましょう!!?」

艦娘達「了解!!」

ブロロロロロロロ・・・

艦娘D「まずはレ級と他の二体を!!!」ザザザ・・・

83: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/07(火) 12:27:48 ID:Eg/DkTTo
駆逐古姫「敵爆撃機多数確認!!対空砲火用意!!」ガシャシャ

レ級「りょ~かいっ」ガシャン

中枢棲姫「まけないもんっ!」ガコン!!



深海提督「・・・何だ・・・?あれ。飛行機・・・?」

妖精「コウクウキデスネ・・・オオイ・・・ヒーフーミー・・・」

深海提督「ざっと百機?適当だけど。こっから三段式打つわけにもなぁ・・・」

深海提督「あれ?こっち来てない?」

84: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/07(火) 12:32:48 ID:Eg/DkTTo
レ級「ナ・・・無視して・・・提督の方に・・・!?」

駆逐古姫「っ!!しまった・・・!狙いは元から提督でしたか・・・!!」

中枢棲姫「うあー!!このー!!」プンスカ

バシャシャ!!

レ級「オット・・・!?射程内になるころだゼ!!!」

駆逐古姫「・・・押して参りましょう・・・」ガコン!!!

中枢棲姫「ちゅうすうの力見せてあげるんだからっ!!!」プンプン

レ級「ハハハ・・・タノシマセロヨナァ!!??」ザザザザ!!!

85: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/07(火) 13:23:00 ID:Eg/DkTTo
深海提督「おおー来てる来てる」

妖精「ナニツッタッテルンデスカ!!!?タテモノニ!!!」

深海提督「え?何・・・?そんなに強いの?」

妖精「フツウノコウクウキ100キトオナジデスヨ!!??」

深海提督「え、マジかよ」

ヒュウウウゥゥゥゥゥゥ・・・・

深海提督「うおおおおお!!!!!!!」

ズガーーン・・・

86: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/07(火) 13:30:32 ID:Eg/DkTTo
深海提督「やばばばばばばばばば」ドゴオオォォォン!!!!ズガアアアァァァァァン!!!!

妖精「サンダン!!」

深海提督「おろろろろろ!?うおおお!?」ヒュルルルルル・・・

妖精「サンダンシキ!!!!!!!!」

深海提督「あ、そっか」ガシャッ!! バババババババババン!!!!!!!!

妖精「敵機墜落!!!数20!!!」

深海提督「おお??妖精さん、今・・・」

妖精「ナニシテルンデス!!?ウッテ!!!」

87: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/07(火) 13:38:11 ID:Eg/DkTTo
深海提督「あっハイ」 バババババババババン!!!!!!!

妖精「ヨロシイ」

深海提督「おお・・・減った減ったぁ・・・」ドドドドドドドドン!!!!!

妖精「っ!!!!後ろ!!!!」

ブウウウゥゥゥゥン・・・

深海提督「っ!!!!!????」

ドガアアアアァァァァン!!!!!

妖精「提督さんっ!?」

88: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/07(火) 13:45:55 ID:Eg/DkTTo
ドガアアァァン・・・

レ級「っ!!!??」バッ

駆逐古姫「っ・・・」ギリ・・・

駆逐古姫「てめえらっ・・・」ギロッ!!!

レ級Elite「オオオオォォォォ!!!!!!!」ドドドドドドォォン!!!!

中枢棲姫「え・・・と・・・え・・・??」ガクガク

駆逐古姫「中枢棲姫ちゃん!!!提督!!!任せたから!!!見に行って!!!」ドンッ!!

中枢棲姫「ひゃっ!!?駆逐古姫さっ・・・この数は!!」

89: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/07(火) 13:53:11 ID:Eg/DkTTo
駆逐古姫「大丈夫!!!!!!だからっ!!!!」ガガガッ!!

駆逐古姫「古姫の力ァ!!!!!!舐めないでよねっ!!!!??」ドドドドドドン!!!

レ級「オレもいるゼっ!!!??」ドガガガン!!!

中枢棲姫「んにゃっ!!?んうううー!!」ザザザザザザ!!!



妖精「テ、テイトクサン・・・??」ヨロヨロ

妖精「え・・・えぇ・・・???」ビクッ

テイトク(完全深海体)「・・・」

90: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/08(水) 12:17:13 ID:lyS2/G56
妖精(提督さん・・・何かおかしい・・・さっきより肌白い・・・し・・・変な気を・・・放ってる)

テイトク「ガ・・・ガガッ・・・」ガキン ガキン

妖精「て、提督さん!?」

深海テイトク「ウ・・・ウガアアアアアアアァァァァァァァッ!!!!!!!!」ギャンッ

妖精「ヒッ!?」

深海テイトク「カ、カンムスゥ・・・コロス・・・コロスゥ・・・!!!!」ズオオオオ

妖精「し、しっかりしてください!!」

深海テイトク「ウオオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!!!」

91: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/08(水) 12:24:26 ID:lyS2/G56
艦娘D「・・・?今・・・下から何か聞こえなかった?」

艦娘E「・・・???」

深海「・・・ス」

艦娘達「・・・???」

深海「・・・ロス・・・コロス…コロス・・・」ボコボコボコ

カ級ヨ級ソ級達「艦娘どもォ!!!!!!!」ザバァ!!!

艦娘達「っ!!!???敵潜水艦多数出現!!!???嘘でしょ!?」

艦娘達「敵が多すぎる!!全員!!散開、回避しつつ撤退!!!!!!」ザアアァァ・・・

92: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/08(水) 12:29:18 ID:lyS2/G56
中枢棲姫「ていとく!!」たたたっ

深海テイトク「・・・コロセェ・・・カンムスドモヲコロセェ・・・!!」

中枢棲姫「っ!?・・・てい・・・とく・・・?」ビクビク

妖精「!!そんな・・・深海棲艦を出現させられるなんて深海そのものじゃない・・・!」

深海提督「っ・・・!!ゲホッ!!ゲホゲホッ!!」ドサッ!

中枢棲姫「っ!?ていとく!?」

妖精「!」テテテ

深海提督「・・・」スースー

93: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/08(水) 12:34:01 ID:lyS2/G56
妖精「・・・テイトクハ・・・ナニモノデスカ・・・」

中枢棲姫「・・・」ギュ



レ級「ナンダナンダ!?どっから出てきたんダ!?」

駆逐古姫「すごい数・・・ここは海が浅いはずですし・・・隠れていたとは考えにくいですね・・・」

駆逐古姫「魚雷の跡が・・・一面に・・・」

レ級「・・・提督か?」

駆逐古姫「・・・私たちも島に行きましょう。艦娘はもういいでしょう・・・」ザバァ・・・

94: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/12(日) 12:14:02 ID:lxJVCG.Q
~一週間後~

深海提督「・・・ぅ・・・ぐぁっ・・・!」ガバッ!!

レ級「!!だ、大丈夫カ!?」

深海提督「・・・え・・・??何だこれ・・・は??」

レ級「・・・?」

深海提督「俺の体じゃないだろ・・・これ・・・よっ」スタ

レ級「提督は提督だろ?それより他のみんなが喜ぶゾ!一週間も寝てたんだからナ!ニシシ!!」ピョンピョン

深海提督「そうだな・・・」メキィッ!!

95: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/12(日) 12:18:23 ID:lxJVCG.Q
深海提督「おいレ級。やっぱりおかしい。ドアノブ取れたぞ」

レ級「」

深海提督「・・・どうやって出んの」

レ級「それは大丈夫だゼ?」 タンタンッ ドガァンッ!!!!

深海提督「回し蹴りの何が大丈夫なんだよ!?オイドアノブじゃなく全部直さなきゃいけなくなったろうが!!」

レ級「ニシシ!!」

深海提督「しかしこれはヤバいな。早く慣れないと・・・」

レ級「多分深海棲艦を素手でバラバラにできるゾ・・・」

96: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/13(月) 00:30:21 ID:bJEhrCgQ
深海提督「おぉー中枢棲姫ー!!」

中枢棲姫「よかったあああああああ!!!!」ムギュ

深海提督「おおー」ナd・・・

深海提督「はっ!!(レ級「多分深海棲艦を素手でバラバラにできるゾ・・・」)」

中枢棲姫「・・・?なでなでしてくれないの・・・??」ウワメヅカイ

深海提督「・・・俺・・・人生最大のピンチです」

駆逐古姫「今ですか・・・」

駆逐古姫「空爆にあったのに・・・」

97: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/13(月) 00:41:05 ID:bJEhrCgQ
深海提督「死にたい」

駆逐古姫「ロリコン死んでください」

深海提督「・・・でもさ、レ級も駆逐古姫も言ってしまえばロリ・・・」

駆逐古姫「・・・」シパァン!!

深海提督「おいぃぃ!!なぜ叩いたし!!?」

駆逐古姫「いえ、私はただ変 に罰を」

中枢棲姫「うぅー!!駆逐古姫さんとだけ仲良くしてズルいですぅ・・・!!」プンプン

レ級「ハハハッ!!!」ケラケラ

98: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/13(月) 00:47:24 ID:bJEhrCgQ
駆逐古姫「・・・ん?仲良く・・・?」

中枢棲姫「駆逐古姫さんていとくと話すとき楽しそうです!」

深海提督「・・・え?」

駆逐古姫「そう、ですか・・・?」

中枢棲姫「うん!うん!!」

駆逐古姫「・・・???」

深海提督「それは・・・よかった」ニコ ナデナデ

中枢棲姫「っ・・・!!?///」

99: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/13(月) 00:51:17 ID:bJEhrCgQ
中枢棲姫「ていとくって・・・笑顔が優しいの」ギュー

深海提督「・・・え?今笑ってたか?」

中枢棲姫「笑ってたもん!ふふふっ!」

深海提督「そーかぁ・・・??」

レ級「オレはいつも笑ってるゾ!」ニパー

駆逐古姫「うふふっ・・・」

深海提督「はははっ・・・」

中枢棲姫(どうか神様・・・この時間が・・・幸せなこの時が・・・永遠に・・・)ギュ

102: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:07:46 ID:xgKFDWQ2
深海提督「さーて。今日は何するっかなー?」

レ級「そういえばあの潜水艦たちってどうなったんだ?」

みんな「・・・あ」

深海提督「確か俺が変になった直後に出てきたんだっけ?」

妖精「ソウデス!!マルデシンカイカラワキアガラセテルミタイデシタ!!」シュバッ

深海提督「うおお!?妖精さん!?!?」ビクゥッ!!

妖精「・・・テイトクサン、ナニカ、カクシテマセンカ??」

深海提督「えぇ・・・??」クビカシゲ

103: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:13:46 ID:xgKFDWQ2
深海提督「んん・・・子供のころから海が好きだったとか?」

妖精「・・・チイサイトキハ、ワタシタチガミエマシタカ・・・??」

深海提督「おう。意外と小さいときからな。よく妖精が見える近所の女の子と遊んだっけ」

妖精「・・・!!!!」

深海提督「あれ・・・?その女の子って・・・なんだか中枢棲姫に似てたような・・・?」

妖精「キマリデスネ」

深海提督「じゃあ・・・俺が小さいときに遊んでいた子は・・・深海棲艦・・・???」

妖精「・・・」

104: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:19:16 ID:xgKFDWQ2
深海提督「んー・・・まあいいや。じゃ、俺は話したしー・・・」ガッ!!!!

妖精「!!!???」

深海提督「お前の番だぜ。妖精」

妖精「テ、テイトクサン・・・ナニヲ!?」

深海提督「お前。元からこの鎮守府にいた妖精じゃねえな?」

深海提督「ここにあった武器はすべて・・・『深海棲艦に乗せることができる』ように造られたり改造されている・・・」

深海提督「お前・・・深海棲艦の何だ・・・?俺の乗ってた船を襲ってここへ連れてきたのもお前だな?妖精」

深海提督「おい。知ってるか?深海棲艦は深海に眠っている艦達の怨念からできているそうじゃねえか」

105: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:23:21 ID:xgKFDWQ2
深海提督「この体になったからこそわかる・・・。お前からもそういう怨念を感じるぜ・・・」ギチ

妖精「カ・・・ハ・・・」

深海提督「こんなもんか・・・」パッ

レ級「おまっ!?何持ってんダ!?」

深海提督「いや、ただの怨念弾だよ」ポイ ゴツン

妖精「ッ!!!!!?????グ・・・ウグアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!???」

深海提督「三人とも下がってろよ?」

妖精「っっっ!!!!!!!!!!!貴様・・・っ!!!???」パキパキパキ

106: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:28:06 ID:xgKFDWQ2
妖精?「・・・まさか怨念弾を使ってワタシヲ、元の姿に戻すとは」

深海提督「・・・は?お前・・・」

妖精?「知っているのですか?私のことを」

深海提督「近所の・・・昔・・・遊んだ・・・」

中枢棲鬼「うふふ・・・正解。深海提督」

深海提督「まさかど真ん中でお前とは思わなかったよ・・・」

中枢棲鬼「あらあらまあまあ・・・せっかくの再会を祝ってはくれないの?」

深海提督「ことがことだからな・・・」

107: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:33:51 ID:xgKFDWQ2
中枢棲鬼「残念だけどこちらもことがことなのよ。分かって頂戴・・・俺くん?」

深海提督「止めろ。深海提督と呼べ」

中枢棲鬼「つれないのね・・・ちょっと悲しいわ・・・?」

深海提督「戯け・・・なぜお前がここにいる・・・?・・・死んだはずだろう」

中枢棲鬼「え・・・?分かっているんじゃないの?私は深海棲艦。船が沈んで死亡なんて・・・『ありえない』でしょ?」

深海提督「・・・それもそうか。ならなぜ俺をここに呼んだ」

中枢棲鬼「はぁ・・・さっきから質問ばっかりね。こっちはフレンドリーにいきたいのよ。楽しくやりましょう?説明もするわ」

深海提督「お前が生きていてその恰好をしていること自体フレンドリーにいけないのだが?」

108: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:39:28 ID:xgKFDWQ2
中枢棲鬼「怖いわ。殺気立たないでよおr・・・深海提督・・・それに私から見ても信じられないわよ」

深海提督「お互いさまってか?というか中枢棲鬼って何だオイ。中枢棲姫とのつながりは?」

中枢棲鬼「無いわね。中枢棲鬼っていうのも私しかいないわ?あ・・・また質問に答えちゃった」

深海提督「俺が知りたいことを話した方が効率が良いだろ。さっさと話せ。なぜ俺を呼んだ」

中枢棲鬼「んもう・・・なんか損した気分」

深海提督「?は?」

中枢棲鬼「・・・妖精の時から何話そうか考えてたのに」フイ

深海提督「ならもっとスムーズに話せるだろ話せ」ズバァッ!!!!! ←最低最悪の鈍感

109: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:43:41 ID:xgKFDWQ2
中枢棲鬼「もうヤダ・・・任務がなかったらすぐに泣いてるわ・・・」

深海提督「???」

中枢棲鬼「はぁ・・・んっんん!!えーとね、まず、深海提督、あなたには深海棲艦の最高指導者になってもらうわ」

深海提督「はあ!?」

中枢棲鬼「自分でも名乗ってるんだからいいでしょう?深海提督」

深海提督「えええ・・・!?」

中枢棲鬼「んで!!!あのね・・・その・・・言いにくいんだけど」

深海提督「?」

110: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:49:30 ID:xgKFDWQ2
中枢棲鬼「・・・自分の故郷・・・攻めてくれるかしら」

深海提督「おう。いいぞ」ズパァッ!!!!! ←最低最悪の切れ者

中枢棲鬼「んん何よ!!??さっきから!?こっちが気を使ってるのにいいぃ!!!」ビエーーン

深海提督「だってさ・・・しゃあないじゃん・・・俺今更深海棲艦殺せって言われてもできないよ?艦娘ならいける。人も行ける。たぶん」

中枢棲鬼「あなたねぇ・・・覚悟しなさい・・・戦闘訓練でみっちりしごいてやるんだから・・・」ゴゴゴゴゴゴ

深海提督「そりゃあいい・・・中枢棲鬼、強いんだろ?」

駆逐古姫「あの・・・強いどころじゃないと思うんですけど」ヒソヒソ

レ級「バケモンだぜ・・・?この人」ヒソヒソ

111: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:54:05 ID:xgKFDWQ2
中枢棲鬼「レ級、聞こえてるわよ。あんた確か辺境最強とか言われてるレ級よね?一緒に見てあげるわ」ゴゴゴゴゴゴ

レ級「ヒョエエエエエエ!!!!!????」

深海提督「マジかよ」

中枢棲鬼「じゃあ、よろしくね。深海提督っ?」ちゅ

深海提督「!?」

三人「!!!!!?????」

中枢棲鬼「あら。小さいころはよくしたのにねっ?俺くんっ?」ツカツカ

深海提督「はあっ!!??ふざけんなっ!!?ぜってえ負けねぇー!!!!」ドスドス

112: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 02:58:23 ID:xgKFDWQ2
レ級「仲いいナ、あの二人」

駆逐古姫「・・・むぅ・・・ん?むぅ???(何でしょう・・・変な気持ち)」

中枢棲姫「うなあああああ!!!!何なのあのお姉さん!!!??綺麗だけどむーかーつーくー!!!チューしてたし!!!」じたばた

中枢棲鬼『レ級、早く来なさい』ゾゾゾゾゾゾゾ

レ級「っ!!!!!!!!???????」ビクーーンッ!!!!!!!!

中枢棲姫「むううううううう・・・!!!」プンスカプン

駆逐古姫「・・・!あ・・・中枢棲姫ちゃん・・・それって・・・」

中枢棲姫「・・・!」

115: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 12:15:42 ID:xgKFDWQ2
中枢棲姫「・・・駆逐古姫さんはこれまで考えたことがないの?」

駆逐古姫「ええ・・・提督と会って初めてよ。どういうことなの・・・??」

中枢棲姫「恋だよ!!」

駆逐古姫「・・・こい・・・ですか??」

中枢棲姫「そうだよ!きっと!!その・・・えっと、ていとくとその・・・したり」モジモジ

駆逐古姫「・・・???」

中枢棲姫「っ・・・て、ていとくとその・・・ちゅー・・・したり、とか・・・したいってこと」カアアアアア

駆逐古姫「!!!???///」ボンッ ←中破

116: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 12:21:33 ID:xgKFDWQ2
~近海~

中枢棲鬼「ほらほらっ!!!動きが鈍ってるわよ!!!???」ゴスッ!!

レ級「がはっ!!!???」バシャン!!

深海提督「海の上って揺れるんだなぁ・・・ずっといると酔いそう」ユラユラ

中枢棲鬼「何突っ立ってんのよ!」ダダダンッ!!!

深海提督「初めて海に出たんだけど酷くない?」ヒョイヒョイッ

中枢棲鬼「・・・私の砲塔何門あると思ってるの?」ドドドドドドン!!!!!

深海提督「5門」ヒョイヒョイッ

117: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 12:27:04 ID:xgKFDWQ2
中枢棲鬼「んがああああぁぁぁぁ!!!!腹立つわね!?」ズドドドン!!!!!

深海提督「フレンドリーに行くんじゃないのか・・・うおあぶね」ヒョイヒョイッ

中枢棲鬼「はぁ!?!?何でよけられるのよ!!この至近距離で!!!!」

深海提督「・・・弾が止まって見えるとか?」ニヤ

中枢棲鬼「っ!!!!!」ザザッ

深海提督「っーーー!!!!!!」ドドドドドドォン!!!!!!!

中枢棲姫「あんた危ないわね!!??殺しに来てるでしょ絶対!!!!!」

深海提督「・・・外した・・・やるなぁ・・・」ガコン

118: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/14(火) 12:33:16 ID:xgKFDWQ2
中枢棲鬼「外した、やるなぁ・・・じゃないのよ!!!!」キーーッ

深海提督「何だよ・・・そういう訓練だろ・・・」

中枢棲鬼「ってかあんたさっきまで不安定だったじゃない」
                              ・・・・・
深海提督「敵を欺き油断させるには演技も必要ってな。自衛隊では実力だけで結構上り詰めたんだ」

深海提督「化け物だと思ったらそれなりの力出してこいや」ゴゴゴゴゴゴ

中枢棲鬼「・・・ふん・・・昔の吉見よ。殺しはしないで上げるわ」ガギン ゴキン

深海提督「ふっ・・・」

中枢棲鬼「あぁ!!!?今鼻で笑ったわね!!??後悔させてあげるわ!!?」キーーー!!!??

119: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/15(水) 13:03:26 ID:c8RVwm1s
~一時間後~

深海提督「案外この体悪くないな」

中枢棲鬼「何よこいつ・・・タフね・・・」

深海提督「おほめにあずかり光栄ですよっと」

中枢棲鬼「ったく・・・」

レ級「化け物だゼ・・・」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

駆逐水鬼「・・・大丈夫ですか?」

深海提督「俺は、無事だ。服は・・・もう着れないな、これ」ボロ

120: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/17(金) 16:46:59 ID:URfvgvFk
深海提督「っていうかまた駆逐水鬼顔赤い。大丈夫?」ぽふぽふ

駆逐水鬼「ほわぁああ!!?」ビクーンッ

深海提督「?」

中枢棲鬼「はぁー・・・損したわ、ゼッタイ。」

レ級「・・・深海提督を呼んだことか?」

中枢棲鬼「ええ。そうよ。」

レ級「オレたちは、よかったと思ってる」

レ級「・・・提督が、敵だったらと思うだけで、辛い。アイツは、オレたちの運命を、もう変えてしまった」

121: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/17(金) 16:51:54 ID:URfvgvFk
中枢棲鬼「・・・何よ。レ級らしくないわね。そういう言葉」

レ級「オレは特別なんだゼ?提督と一緒だからナ!!」

中枢棲鬼「・・・そう(正解・・・だったのかしら?)」

中枢棲姫「てーとくー!服もってきたよ!着替えてー!」

深海提督「おうーありがとうな!」ワシワシワシ

中枢棲姫「えへへぇー!!」ニコニコ

駆逐水鬼「・・・私も・・・なんてね」ボソボソ

深海提督「・・・ん?」

122: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/17(金) 16:55:19 ID:URfvgvFk
深海提督「いいけど」ナデナデ

駆逐水鬼「!!!!!!!///」ビクッ

深海提督「髪サラサラだなぁ・・・綺麗」

駆逐水鬼「!!!!!!!!!????//////」ボムッ!!!

中枢棲姫「てーとく!!私もぉ!!」

深海提督「無ー理ー・・・俺の手が駆逐水鬼から離れませんー」ナデナデ

中枢棲姫「なにそれぇ!!??」ジタバタ

深海提督「はははは」

123: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/19(日) 15:36:26 ID:uVutgYaY
中枢棲姫「・・・あれ?駆逐水鬼さん!?」

駆逐水鬼「あばばばば・・・」プシュウウウゥゥゥ

深海提督「やべ・・・なですぎたか」

レ級「ほわぁ・・・湯気出てるゾ」

深海提督「マジだ・・・あっつ!!!!!???」シュウウ!!

中枢棲鬼「水冷でしょ。すぐそこに海あるじゃない」ドガッ!!

深海提督「ほわっつ!?」  ドボン!!

レ級「容赦ねえな・・・提督ごと駆逐水鬼海に落とすとか・・・」

124: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/20(月) 17:31:57 ID:TsVvbMj2
深海提督「おぼぼぼb・・・あ!駆逐水鬼大丈夫か!?」

駆逐水鬼「だ、大丈夫・・・です」

深海提督「・・・マジか・・・海の上で手をついても沈まないとは・・・深海棲艦おそるべし・・・」プカプカ

駆逐水鬼「・・・///」ポケー

中枢棲鬼「早く上がってきなさい!?私も忙しくてすぐに前線に戻らなきゃいけないのよ!」

深海提督「お前が落としたんだろーが・・・ていうかお前偉いんじゃないのか?」

中枢棲鬼「人員不足なの!!」

深海提督「そういやそれで俺が呼ばれたんでしたねーはいはい・・・」

125: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/21(火) 18:32:38 ID:/HKHIW/Y
深海提督「よっ・・・ほっ・・・ふぅ・・・」( ´Д`)=3 フゥ

駆逐水鬼「んっ・・・と・・・よいしょ・・・」( ´Д`)=3 フゥ

レ級「息ぴったりかヨ!?」ガーン

駆逐水鬼「!////」カアアア

中枢棲姫「レ級さん!!」

深海提督「・・・でもさっきよりは大丈夫みたいだ」

中枢棲鬼「・・・惚気なんて見てらんないんだけど。あんたに要件伝えたから私帰るわね?」プイ

深海提督「まじかよ・・・そんなに忙しいとはな」

126: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/21(火) 18:36:04 ID:/HKHIW/Y
中枢棲鬼「っ・・・楽しみにしてきて損したわ・・・?」ボソッ

深海提督「・・・久しぶりに会えて嬉しかったぜ、中枢棲鬼。」

中枢棲鬼「っ!?///ふんっ」

深海提督「やられるんじゃねえぞー?」

中枢棲鬼「私のこと舐めないでよね」フンッ

深海提督「・・・またな」

中枢棲鬼「ええ。・・・また」

ザザアアァァァァ・・・

127: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/23(木) 18:45:20 ID:R2ezNg6M
深海提督「とか言ってたら日没か・・・ご飯にしよう」

レ級「やったゼ!!」ピョンッ!!

駆逐古姫「楽しみですー・・・」

深海提督「よっしゃ漂流物でも試してみるか」

中枢棲姫「わー?」

深海提督「ふっふっふ・・・」

三人「・・・」ゴクリ

128: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/23(木) 19:20:07 ID:R2ezNg6M
~鎮守府`sキッチン~

深海提督「じゃんっ!オリーブオイルー」テテレテッテテー!

レ級「?オイル?」

深海提督「鮎のオリーブオイル炒め的な?」

駆逐古姫「おいしそうですね・・・」

深海提督「そいっ」ジャアアアア

レ級「おお・・・結構かけるのカ・・・?」

131: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 18:42:30 ID:eDxPv6Do
深海提督「まあオリーブオイルと塩だけなんだけどねー・・・」

中枢棲姫「おいしそうなにおいするー!」ピョンピョン

レ級「ほんとだナ・・・」ジュルリ

深海提督「よーし食べようかー」

駆逐古姫「・・・いつも作ってもらって申し訳ないです」

深海提督「いいんだよ。そういえば箸作ったんだよね」スッ・・・

レ級「とことん器用だナ・・・」

みんな「・・・いただきまーすっ!」

132: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 18:48:23 ID:eDxPv6Do
深海提督「レ級、こうだ、こう」

レ級「こ、こうか!?」

深海提督「そりゃばってん箸だろうがっ!」

レ級「む、難しいゾ・・・」(´・ω・`)×

駆逐古姫「・・・日本の、文化ですよね」

深海提督「・・・文化というか箸がちゃんと持てない奴は日本人じゃない!」キリッ

駆逐古姫「提督さんは、日本に・・・故郷に帰りたいとは思いますか?」

深海提督「いや、大して。・・・どうしてだ?」

133: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 18:52:52 ID:eDxPv6Do
駆逐古姫「帰ってほしくないな・・・なんて・・・」ウツムキ

深海提督「・・・!」

レ級「ていtモガッ!?」

中枢棲姫「・・・これでも食べててください」ぐい

レ級「・・・」モグモグ(-"-)

駆逐古姫「帰りたいなら・・・止めません・・・が・・・何でしょう・・・怖い・・・」

深海提督「・・・怖い?」

駆逐古姫「・・・提督さんが・・・いなくなってしまったら・・・私が・・・自分が壊れてしまう気がしてっ・・・!」

134: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 18:58:01 ID:eDxPv6Do
深海提督「大丈夫、大丈夫・・・俺には帰るところがここしか無いからな・・・」ギュゥ・・・

駆逐古姫「っ!!?」ビクンッ

深海提督「帰りたいと思ってもいないしね・・・」

駆逐古姫「・・・ご家族とかは?」

深海提督「皆亡くなってるよ。12歳から一人で暮らしてきたんだ」

駆逐古姫「!」

深海提督「・・・山で魚とか山菜取って、食べるか売って・・・」ナデナデ

駆逐古姫「・・・!(何でしょう・・・提督さんに抱かれてると・・・安心する・・・)」

135: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 19:01:09 ID:eDxPv6Do
レ級「オレもまぜろー!」ダイブッ

深海提督「おわっはぁ!!!??」ドガスッ!

駆逐古姫「きゃっ!!?」

深海提督「っ!!」グイッ・・・ドサッ

中枢棲姫「(きゃー!!提督が駆逐古姫さんを床ドンしてるぅっ!!!)」///

136: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 19:07:23 ID:eDxPv6Do
レ級「・・・ん・・・提督、お前すげえ体してんのなー」サワサワ

深海提督「うおお止めろっ!?っていうか俺一回お前に裸見られてるんだが!?」

駆逐古姫「っえぇ!!??ど、どどどどういうことですか!?提督さんっ!!」

レ級「あの時は濡れた服乾かすのに夢中でー・・・」

中枢棲姫「!!??ちょ、ちょっとまって!?」///

深海提督「お前水着だったろうが!?俺の方が全裸だぞ全裸!!」

中枢棲姫「えっえええっえっえ!!!???」///

レ級「でも改めてみるとバキバキだゾ・・・?」サワサワ

137: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 19:12:32 ID:eDxPv6Do
駆逐古姫「あわわわわわっ!!!!????二人ってそういう関係だったんですかぁっ!?」////

深海提督「俺が流れ着いてすぐの話だけどな・・・」

中枢棲姫「えええええぇぇぇぇぇ!!!???」///

深海提督「・・・まてよ・・・?誤解がある気がする」

駆逐古姫「いっいえ!!?今更隠してもらわなくてもダイジョゥブナノデッ・・・」

深海提督「だから多分誤解だ。それ。」

中枢棲姫「何がどう誤解なのーていとくっ!!!」ウエーン

深海提督「いやだからそういう二人が思ってるような関係じゃねえって!!??」

138: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 19:16:30 ID:eDxPv6Do
駆逐古姫「だって・・・今の話ってどう考えても・・・その・・・致してるじゃないですか・・・?」カアアアアッ

深海提督「誤解だ。まったくない。うん。漂流した後に川に一緒に入っただけだ」

中枢棲姫「・・・全裸で?」

深海提督「服がボロボロになってて服じゃなかったんだよ!というか傷だらけだったの!!」

駆逐古姫「・・・レ級」

レ級「んナ?」

駆逐古姫「本当なの?」

レ級「???何が?一緒に寝たりはしたけどナ??」

139: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/01/29(水) 19:18:20 ID:eDxPv6Do
二人「提督ゥ!!!!????」

深海提督「こんのおまっ!レ級!!!!!!」



レ級「へ・・・?」←話聞いてない奴



その後必死の説明で助かったとか助からなかったとか

141: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/07(金) 19:16:05 ID:qdwGdM7E
~一か月後~
ザアアアァァァ・・・
深海提督「~♪♬~」ヒュッ ポチョン・・・

深海提督「何が釣れるかな~」



レ級「提督・・・むにゃ・・・ぐー・・・」ZZZzzz・・・



駆逐古姫「よいしょ・・・よしっ!早く提督さん帰ってこないかな~」

中枢棲姫「今日はてーとくの誕生日だもんねっ!駆逐古姫さん!これでいいかなぁ?」

142: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/12(水) 15:43:28 ID:AsaOiSUE
深海提督「大漁大漁ー!今夜はごちそうだなー!!」

???「・・・本当にそう行くかな」

深海提督「ん?・・・声が聞こえたような・・・?・・・気のせいか」スタスタ



深海提督「ただいまー」

レ級「ほがっ!!」ビクンッ

中枢棲姫「ていとくー!!」ててて

駆逐古姫「おかえりなさい、です」ニコ

144: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/13(木) 16:43:44 ID:xrgkGpyg
ごめんミスぅ・・・

深海提督「大漁だぞ」

駆逐古姫「今日はごちそうですねー!」

中枢棲姫「やった!!」

深海提督「あはは」

レ級「やったゼ!」

???「・・・」

深海提督「?(また何かの気配が・・・?)」

146: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/20(木) 16:26:12 ID:9qWzTj3E
深海提督「美味しそうだな」

駆逐古姫「だいぶ料理にも慣れました。提督さんの指導のおかげです」ニコ

深海提督「それにしても上達が早いよ」

駆逐古姫「えへへ」

深海提督「それに笑い方が自然になったよ。中枢棲姫のおかげかな?」

中枢棲姫「私のおかげ?」

駆逐古姫「・・・ですね」ニコ

中枢棲姫「提督のおかげ・・・かもね」ヒソ

147: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/20(木) 16:29:17 ID:9qWzTj3E
駆逐古姫「っ!!!!」///ボンッ!!

駆逐古姫「中枢棲姫ちゃん!!」///カアアア

中枢棲姫「えへへ」ニマニマ

レ級「早く食べようぜ?」

深海提督「・・・そうだな、それじゃ、食べようか」

三人「いただきます!そしてお誕生日おめでとう!提督!」

深海提督「ありがとう」モグモグ

レ級「美味しいゼ!!」モグモグ

149: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/25(火) 16:35:03 ID:NyJIjIXw
~夜~

深海提督「ん・・・?」

レ級「くかーーーっ・・・くーーーっ!!」

深海提督「・・・(何の気配だ・・・寝たふりでもしておくか・・・もうこの部屋にいるな・・・)」

レ級「むにゃ・・・」ぎゅっ!!

深海提督「!?!?!?(れきゅっ・・・!!当たってる!当たってるから!!)」

深海提督「・・・(っ・・・あいつら・・・駆逐水鬼たちの部屋の方に・・・!!)」

深海提督「レ級・・・!レ級!!起きろ・・・!!」ヒソヒソ ユサユサ

150: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/25(火) 16:38:04 ID:NyJIjIXw
※この後駆逐古姫沈没へのストーリーが続きます。

 駆逐古姫ちゃぁぁぁぁんおbbbbb(我) みたいな感じになる方は見なくてよろし。

 あとなんか駆逐水鬼とか出てきてるけど気にしたら負けだ(ただの間違いですすいません)

151: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/25(火) 16:42:03 ID:NyJIjIXw
中枢棲姫「きゃあああぁぁああ!!!!??」


深海提督「中枢棲姫っ!!!!????」ガバッ

レ級「ほげっ!」ビタン!!

深海提督「レ級ごめん!?敵だ!!」ダダダ

レ級「へ!?!?」


駆逐古姫「・・・寝込みを襲うなど・・・正々堂々と戦う勇気がないんですね」サッ

艦娘「・・・黙れ。お前ら深海棲艦は人類の敵だ。正々堂々?笑わせるな」

152: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/25(火) 16:44:45 ID:NyJIjIXw
中枢棲姫「うぅ・・・」ビクビク

駆逐古姫「・・・」グ・・・

艦娘「動くな。吹っ飛ばされたいか?」ザッ

駆逐古姫「チッ・・・」


深海提督「うおおおおおおおお駆逐古姫ぇ!!!!!!」グオオオオオオオォォォォ!!!

艦娘「!!!!!?????」


バチイイイィィィィィ!!!!!!!!!!!

153: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/25(火) 16:48:45 ID:NyJIjIXw
艦 「」 ブシュウウウウウゥゥゥゥゥ・・・・

深海提督「げっ・・・!?頭取れた・・・」

駆逐古姫「・・・ていと・・・!!!提督!!!!」バッ

深海提督「なっ?!」

河内「っ・・・!!」ドドドン!!!!

駆逐古姫「tげぶっ・・・!?」

深海提督「駆逐古姫!!!!????」

シンかイテいトク「て・・・め・・・ぇ・・・」ビキビキッ・・・

154: プラ ◆eD5nH70JFc 2020/02/25(火) 16:53:10 ID:NyJIjIXw
河内「っ・・・!!!???お前・・・化けも・・・」

シンカイテイトク「し・・・シネ・・・死・・・ヤアアアァァァアアアアア!!!!!!!!」グワッ

河内「ひっ!!???」ビクゥッ

ズドオオオォォォォ・・・

大和「・・・あら?しくじったわね」

武蔵「ったく・・・あいつが自分から名乗り出たのによ・・・?」

大和「・・・とにかく・・・行きましょうか・・・・鬼退治に」

艦娘達「・・・」ザッ

161: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/14(土) 17:45:20 ID:ds9EkSAU
深海提督「っ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・」

中枢棲姫「提督、大丈夫・・・???」

深海提督「駆逐古姫は・・・っ・・・」

駆逐古姫「・・・大丈夫です・・・古姫はこんなことじゃ沈みませんよ・・・」

深海提督「血(?)が出てるじゃないか」

駆逐古姫「だ・・・いじょうぶです・・・」プルプル

深海提督「まだ敵がいるかもしれない・・・ここはヤバい・・・移動しないと」

中枢棲姫「・・・レ級さんは?」

162: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/14(土) 17:52:34 ID:ds9EkSAU
深海提督「あ・・・忘れてた」

レ級「ってオイ!!忘れてたのかヨォ!!!」バッ

深海提督「うおっ!?って血だらけじゃねえか!?」

レ級「なんか艦娘の軽巡いたから殺った」

深海提督「マジかよ・・・さすが辺境最強レ級」

中枢棲姫「・・・!!提督・・・何か来る」

深海提督「・・・!」バッ

深海提督「・・・っ・・・駆逐古姫・・・下がってろ」

163: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/14(土) 17:55:28 ID:ds9EkSAU
ドン・・・

深海提督「っ!!!!」

ドオオオォォォ!!!

深海提督「ぐっ!?」

レ級「げぼっ!!!」

中枢棲姫「ふぎゃっ!」

駆逐古姫「っ提督さん!!?」

深海提督「うげっ」

164: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/14(土) 18:05:35 ID:ds9EkSAU
深海提督「っっっっゴホッ!!??」

レ級「っ~~~はぁっ!!に、げるゾッ!提督!中枢!駆逐!」

中枢棲姫「撃ってくるなんて!!提督!ここ壊れそう!!!」

深海提督「はぁっ・・・はぁっ・・・!!行くぞ・・・!!」

駆逐古姫「・・・っ提督、ボロボロ・・・」

深海提督「大丈夫だ・・・っ!また撃ってくる・・・早く行くぞ」グイッ

駆逐古姫「・・・背骨・・・やられちゃったみたい・・・」

深海提督「っ・・・乗れ。おぶっていく」

165: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/14(土) 18:11:40 ID:ds9EkSAU
レ級「オレが牽引するッ!!」

中枢棲姫「・・・索敵は任せて」

深海提督「・・・しっかりつかまってろよ・・・!!」ダッ

駆逐古姫「は、い!」ギュウ

レ級「おぉっ!?」 ズドドッ!!!!!!!!!

中枢棲姫「わわわわっ!!」

167: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 11:08:26 ID:1jt6OZHQ
深海提督「あいつらには俺のことわかってんのかな?」

レ級「分からん!この前の戦いでバレてるかもナ!!」

深海提督「よしっ早くにげっぞ!!」ダダダ

ヒュルルルルルル・・・

深海提督「っ!!」

ズドオオオォォォン!!!!

深海提督「げぼっ!?」ドザァッ

駆逐古姫「きゃぶっ!!?」ズドッ

168: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 11:12:43 ID:1jt6OZHQ
レ級「ッ!!!提督!!駆逐古姫!!」

深海提督「っ・・・げほげほっ!!ぐぁ・・・大丈夫か・・・」

駆逐古姫「・・・提督・・・逃げてください・・・やっぱり・・・足手まといに・・・」

深海提督「馬鹿野郎置いていけるかよ・・・!!」グッ

ドン・・・

深海提督「っ!!!!!!」 ズドオオオォォォン!!!!

中枢棲姫「提督!!!??!??」

大和「・・・逃がしませんよ。深海棲艦共」

169: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 11:21:06 ID:1jt6OZHQ
レ級「戦艦大和・・・!!とその他もろもろ!!」ガコンッ

武蔵「・・・ぼろ雑巾に何ができる」

深海提督「・・・お前ら・・・かかってこい・・・俺が相手になってやる」ズル・・・ガコン!!

中枢棲姫「駆逐古姫さん・・・!」

駆逐古姫「中枢棲姫ちゃん・・・いいの・・・提督とレ級と逃げて・・・」

中枢棲姫「・・・提督は逃げるために時間を・・・!!」

深海提督「ぬんっ!!!!」ドドドォォォ!!!!

レ級「うおおおおおおおおお!!!」ザッ ドドドンッ!! バキッ

170: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 11:28:21 ID:1jt6OZHQ
深海提督「ぐっ!?」ドゴォ!!

大和「さっさと沈みなさい」

深海提督「っんのまだまだぁ!!!!!!!」ドゴゴッ!!!

駆逐古姫「・・・提督・・・もういいです・・・逃げて・・・!」

深海提督「っ・・・」

武蔵「オラッ!!」ドゴッ

中枢棲姫「きゃうっ!!」

深海提督「このっ!!」ガッ

171: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 11:33:23 ID:1jt6OZHQ
武蔵「フンッ!!港湾級戦艦の装甲をなめるなっ!!!」ドゴッ

深海提督「ぐはっ・・・!?」ドサッ

大和「貴方には研究のために私たちと来てもらいます」

深海提督「誰が行くかよ・・・!」

大和「なら邪魔者を殺しましょう。それであなたがここにいる必要はなくなる」

深海提督「っ!!」

武蔵「よっ」グイ

駆逐古姫「っ!」

172: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 11:41:46 ID:1jt6OZHQ
深海提督「止め・・・」

大和「黙れ」ゴスッ

深海提督「ぐっ!!」ドサ

レ級「っ・・・それ以上近づけばお前の頭は無いゾ・・・」ジリ・・・

中枢棲姫「駆逐古姫さんっ・・・」ジリ・・・

駆逐古姫「・・・大丈夫ですよ・・・私の代わりは沢山います・・・」ニコ

深海提督「っ・・・古姫っ・・・」

駆逐古姫「ただ・・・っ・・・」

173: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 12:00:14 ID:1jt6OZHQ
駆逐古姫「もっと・・・もっと提督さんたちと居たかった」

駆逐古姫「私として・・・提督とっ・・・」

武蔵「お別れの言葉はもういいか?」グッ

深海提督「止め・・・ろ・・・止めろォ!!!!」

駆逐古姫「・・・提督さん・・・大好きでした・・・あの世で・・・待ってますから・・・」ニコ

深海提督「駆逐古姫ぃ!!!!!!!!!」

武蔵「じゃあな」

ドンッ!!!!!!

174: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 12:07:37 ID:1jt6OZHQ
深海提督「あ・・・ああ・・・・嗚呼・・・」

レ級「っ・・・お前らぁ!!!!!!!!!」

中枢棲姫「っ・・・・」ガク

深海提督「お前ら・・・生きては帰さん・・・生きテハ・・・お前ら・・・」

レ級「っ!?」ビク

深海提督「しし深海はァ・・・・怒っている・・・っ・・・」

シンカイテイトク「貴様ら生きては帰さんぞ?」ビキビキッ

大和「っ!!」

175: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/03/19(木) 12:10:53 ID:1jt6OZHQ
ズドオオオォォォ・・・!!!!!

大和「はっ・・・はぁっ・・・な、何が・・・」

武蔵「ぐあぁっ!?!?」ブシュウウウウウゥゥゥゥゥ・・・

艦娘「」 ボチャッ ドチャ

中枢棲姫「っ・・・!?」

レ級「なっ・・・」

シンカイテイトク「無念無念・・・憎悪・・・深海・・・」ギロッ

大和「っ!?」ビク

178: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/10(金) 17:18:58 ID:d//.Ppfs
レ級「提督・・・の・・・艤装・・・!?あんなの・・・見たことない・・・ゾ・・・」ゾクッ

シンカイテイトク「・・・・死・・・死ずめぇぇえぇえええ!!!!!!」

大和「武蔵っ!!!!!!」ザッ ドドドォン!!!

シンカイテイトク「あああああぁぁぁぁぁぁああ!!!!!!」ガギンッ!!

大和「!?弾かれたっ!?!?」

シンカイテイトク「・・・」メキメキメキ

中枢棲姫「!!艦娘の・・・艤装を・・・食べてる・・・!!??」

大和「・・・退きましょう!武蔵!!」

181: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/10(金) 17:39:18 ID:d//.Ppfs
深海提督「・・・ガフッ!?」ドバ

中枢棲姫「!血が!?」

レ級「!!消えろ!!!」ドドドン!!!

大和「武蔵っ!!」ズガガァン!!

武蔵「ぐっ・・・ぅ・・・」ズキズキ

中枢棲姫「提督・・・!!」

深海提督「駆逐・・・古・・・姫・・・」ドサ

レ級「提督!!!!」

182: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/20(月) 18:25:25 ID:67vPxMfs
深海提督「・・・がはっ!!!!??」バッ

深海提督「・・・ここ、は・・・そうか・・・俺たち・・・艦娘に襲われて・・・」

深海提督「・・・駆逐・・・古姫・・・」

深海提督「・・・」グッ・・・
ガラッ
レ級「!!!提督!?やっと起きたのカ!!」

深海提督「レ級・・・」

レ級「提督・・・よかった・・・ていどくまで・・・いなぐなっだら・・・!!」ブワァッ

深海提督「うおっ・・・泣くな泣くな・・・お前が泣いてどうする・・・いつも陽気でいろよ・・・」ナデ・・・ナデ・・・

183: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/20(月) 18:28:39 ID:67vPxMfs
中枢棲姫「!!!!提督!!!!!」バッ

深海提督「!?中枢・・・棲姫・・・か?」

中枢棲姫「そうだよっ!!!!」ギュウウウウウウ

深海提督「なんか・・・大きくなってないか・・・?」

レ級、中枢棲姫「・・・」

中枢棲姫「あのね・・・提督・・・提督はあれから・・・10年間眠ってたんだよ」

深海提督「!?」

レ級「・・・長い・・・夢を見ているようだった・・・提督、ずっとうなされてたかラ・・・」

184: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/20(月) 18:30:39 ID:67vPxMfs
深海提督「・・・すまなかったな・・・二人とも・・・もう安心してくれ・・・」ギュウ

深海提督「俺が守る・・・俺が・・・敵を・・・」

中枢棲姫「・・・提督・・・」グスッ

レ級「・・・」グズッ

深海提督「・・・」ギュ

185: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/20(月) 18:37:42 ID:67vPxMfs
~深海鎮守府島:丘~

レ級「・・・駆逐古姫はあそこに埋めた」ザッ

深海提督「・・・これは・・・青い花が・・・一面に・・・」

レ級「駆逐古姫を埋めた次の年から一気に生えてきたんだ」

深海提督「・・・摘んでもいいか?駆逐古姫・・・帰ろう・・・一緒に・・・」プツッ

ー大好きです、提督ー

深海提督「っ・・・あれ・・・なんで・・・」ポロポロ

深海提督「涙が・・・」

186: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/20(月) 18:46:24 ID:67vPxMfs
~後日~

深海提督「・・・見ててくれな、駆逐古姫。そうだなぁ・・・ここがいいか?」コトッ

深海提督「うん。いい感じ。枯れないし、やっぱりお前なんだな、駆逐古姫」

深海提督「・・・そういえばなんて言う花なんだ?」

深海提督「・・・」ペラ ペラ

深海提督「・・・!蔓日々草・・・?」

深海提督「花言葉・・・フッ・・・なるほどな、俺も忘れない。駆逐古姫との思い出はな」

蔓日々草・・・花言葉:愛おしい記憶、優しい追憶、生涯の友情、初恋

187: プラ ◆LzNc5lMncg 2020/04/20(月) 18:48:03 ID:67vPxMfs
以上です。やっと終わった。伏線張ってたのがバカみたいになりましたが許して。

この後は深海提督がブーストしてあれになります。

以上。ありがとうございました。