1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:15:14.73 ID:ZbdwC64HO
ルンルン「そうよ。グルグルは子どものころまでしか使えないでしょう?だから別系統の魔法を学んでみたら?」

ニケ「でもそんな学校聞いたこともないスよ」

ルンルン「そうでしょうね。だってホグワーツは異世界にあるのだもの」ニケ&ククリ「「異世界!?」」

引用元: ククリ「ホグワーツ魔法学校?」 



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:18:25.57 ID:ZbdwC64HO
ククリ「でもそんなところどうやって行けば」

ルンルン「トマくんと総裁が共同開発した魔雷砲mark-Ⅱが不可能を可能にしてくれたわ」

ニケ「おー」

ルンルン「どう?行きたい?ククリちゃん」

ククリ「勇者様!わたし、行きたいです」



【ククリの目はキラキラしている▽】


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:19:01.31 ID:ZbdwC64HO
ニケ「・・・決まりだなそれで、俺達はどうすればいい?」

ルンルン「まずその場に立ちます」

ククリ「?」

ルンルン「するとトマくんが魔雷砲mark-Ⅱを二人に向けて打つわ」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:19:41.75 ID:ZbdwC64HO
ククリ&ニケ「!?」

トマ「行きますよー」ズドン

ルンルン「それに当たればすぐ異世界よ」

ドカーン

ルンルン「向こうの校長には話が使えないついてるから・・・ってもういないか」


10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:26:22.06 ID:ZbdwC64HO
ダンブルドア「さて、今年は1年だけ3年生に編入する者がいる・・・のじゃが、ちってばかし遅れているようじゃのう」

ハリー「編入生なんてあるんだ・・・」

ハーマイ「変ね?【ホグワーツの歴史】にはそんな制度は載ってなかったけれど」

ロン「どーでもいいから早くたべたいな」



うわああああ



三人「!?」


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:30:38.24 ID:ZbdwC64HO
ニケ「うわああああ落ちるー」

ククリ「・・・ヨンヨン召喚!」

ニケ「その手があったか!じゃあ俺は・・・『光魔法かっこいいポーズ』!!!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:33:09.56 ID:ZbdwC64HO
モブ「なんだ?姿現しか?」

モブ「ホグワーツじゃ使えないはずだろ!」

ざわざわ

ざわざわ



ダンブルドア「おおう!来たようじゃの」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:37:26.54 ID:ZbdwC64HO
ニケ「ん?なんか長い髭が手招きしてるぞ」

ククリ「行ってみよう、勇者さま!」



よんよんよんよん



ニケ「・・・オレ、遅いな」←かっこいいポーズで移動

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:41:51.78 ID:ZbdwC64HO
ククリ「こ、こんにちは」

ニケ「ちーっす」←かっこいいポーズ継続中



ダンブルドア「ほっほっほ。あいさつはちょいと待っておくれ。皆、この二人が先ほど話しかけた者じゃ。が、詳しいことはわしもよく知らん」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:45:55.67 ID:ZbdwC64HO
ダンブルドア「自己紹介をしてくれるかのう?」

ニケ「・・・わかった。オレはニケ。盗賊兼勇者兼主人公だ」

ククリ「わたしはククリ。えーと、ミグミグ族のグルグル使いよ」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:50:42.59 ID:ZbdwC64HO
ハリー「・・・アー、ロン。ミグミグ族って何?純血みたいな何か?」

ロン「さあ、聞いたことない。それよりディナー早く食べたいよ」

ハリー「・・・ハーマイオニー?」

ハーマイ「何かの史料でよんだ気がするわ。禁書棚の【異世界の魔法の多様性】、だったかしら」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 00:55:57.82 ID:ZbdwC64HO
ダンブルドア「ふむ。ではさっそく組分けをするかのう。レディファーストじゃ。ククリ、あの椅子に座ってテーブルの上にある帽子をかぶるがよい」

ククリ「みてみてー勇者さま!似合う?」

ニケ「おー」帽子「黙ってすわれい」

ククリ「わ、しゃべった」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:01:29.81 ID:ZbdwC64HO
ククリ「だ、だまります」

帽子「よろしい。・・・お嬢さんは闇の資質があるようだな」

ククリ「・・・」

帽子「ふむ、勇気もあるか」

ククリ「・・・」

帽子「ちょっと抜けたところもあり、魔法を造り出す勤勉さもある」

ククリ「・・・っぷはっ」

帽子「息は止めんでいい。」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:08:08.58 ID:ZbdwC64HO
帽子「希望はあるかね?」

ククリ「希望?」

帽子「あー(なにも知らないのか)、獅子と蛇と穴熊と鷹ならどれを望む?」

ククリ「うさぎはないんですか?」

帽子「ない」



【ククリはへこんでいる▽「orz」】

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:14:01.25 ID:ZbdwC64HO
ククリ「じゃあライオンさんがいいです」

帽子「じゃあそうするぞ『グリフィンドール!!!』」



グリフィンドールの辺り『わーパチパチ』



ククリ(にこにこ)

帽子「ほれ、あっちに座りに行け」

ククリ「勇者さまは?」

帽子「さてな、組分けがまだだから何とも言えん」

ククリ「!」とぼとぼ

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:19:09.93 ID:ZbdwC64HO
ダンブルドア「では次は」

ニケ「俺の番、だな」すたすた



帽子「ほう、やけに物怖じしないな」

ニケ「オレは勇者だ。選定にはなれてる」キリッ

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:23:18.57 ID:ZbdwC64HO
ニケ「何なら唐突に訳のわからない剣をずるずる引き出してやってもいいぜ」キリッ

帽子「いや、剣なら去年ハリー・ポッターが引き出して、今は校長室にかざってあるわい」

ニケ「そうかよ。なら、さっさとオレの可能性をごろうじろよ!」

帽子(・・・面倒だな)

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:33:27.69 ID:ZbdwC64HO
帽子(異世界とはいえ、四大元素を統べ、強大?な悪に立ち向かっている)

ニケ「ふはははは」

帽子「ツッコミのキレもすばらしい・・・しかしボケの才能もある。これは難しいっ」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:35:43.86 ID:ZbdwC64HO
帽子「先ほどのお嬢さんは同じ寮をのぞんでいたが、ええいままよ」

ニケ「早くしろよー」

帽子「こいつの寮は>>63!!!」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:36:55.89 ID:wN/8jArV0
すげえスリザリンって言いたいけど

ククリのためにグリフィンドール

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 01:45:07.28 ID:ZbdwC64HO
帽子「グリッフィンッッッッッドゥ―ルー」



グリフィンドールの辺り「「わーー」」





ククリ「やったー勇者さまもおんなじグリドルだー!!!」

ジョージ「いやいや編入生」

フれッド「それじゃあ俺らはマグルの調理機だ」

ジョージ「親愛なる父上は喜ぶかもな」

74: 番外 2011/07/17(日) 01:53:45.92 ID:ZbdwC64HO
 
ドラコ「ぶ、無礼だぞ!僕を誰だと思ってる!!!ルシウスマルフォイの嫡子だぞ!!!!」

レイド「嫡子?ふ、俺は魔界の貴公子だ。俺の方が格上だ」



バチバチ



クラッブ「ドラコが二人いるみたい」

タテジワ「お互い苦労しますな」

79: 本筋 2011/07/17(日) 02:02:59.13 ID:ZbdwC64HO
双子「「違いない」」



ククリ「えっと、あなたたちは・・・?」

双子「俺はジョージ」

双子「俺もジョージ」

双子「おい、俺がジョージってことはお前がフレッドだろ?」

双子「待てよ、俺がジョージだろ、いや、反対か?」



沈黙



双子「「俺がフレッドこっちがジョージ」」



ニケ「どっちやねーん」スパーン

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 02:10:45.51 ID:ZbdwC64HO
ダンブルドア「よしよし。さて、お待たせじゃ。みんな、思いっきりかっ食らうがよい!そりゃ」



ざわざわざわざわ



ククリ「勇者さま、ご馳走だよ!」

ニケ「大好物だぜぇっ!」


85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 02:17:57.39 ID:ZbdwC64HO
アドバーグ「おや、勇者どのはイギリス料理がお好きなのですかな?」

ニケ「そうそう。このビミョーに塩コショウが足りない上にいろいろ煮込みすぎて原型を止めてないのがクセにな・・・何で居るとは聞かないからな」



【勇者はスルースキルをつかった▽】

86: オヤジ→ニケの呼び名忘れた 2011/07/17(日) 02:25:03.54 ID:ZbdwC64HO
【しかしまわりこまれてしまった▽】

オヤジ「ずるいですぞーお二人だけで活躍するつもりですかな?そうはいきませんぞ!ワシも異世界でキタキタ踊りを伝導したいですぞ!」

ニケ「(はぁ・・・)で?」

オヤジ「総裁どのに頼んでワシも後からやって来たというわけですのじゃ」


87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 02:28:06.98 ID:ZbdwC64HO
ニケ「何で俺らより先に着いてるんだよ」

オヤジ「時空をちょいとかき分けたら早く着いてしまって困りましたぞ!ほら、こんな感じで」キタキタ

ニケ「もう何でもありだな」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 02:43:37.95 ID:ZbdwC64HO
ハーマイオニー「ねえ!」

ククリ「え、わたし?」

ハーマイ「そうよ。ええと、ククリだったわよね。私はハーマイオニー・グレンジャー。ククリ、あなたってミグミグ族・・・なのよね?」



ククリ「うん」



ハーミー「!聞き間違えじゃなかった!あのね、グルグルに関する本って本当に少ないの。1部族がある期間だけ使える魔法っていうのは本当?発動には目を基調とした方円中に描く魔方陣を使用し」



ハリー「ハーマイオニー、ストップ」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 02:50:14.22 ID:ZbdwC64HO
ククリ「えっと・・・?」



ハリー「僕はハリー。ハリー・ポッター・・で、こっちがロン」



ロン「ロナウド・ウィーズリー。さっき君が話してた、フレッドとジョージの弟」パクパク



ククリ「同じ赤い髪!」

ハリー「ロンの家は大家族なんだ」



ロン「ああ。・・・嫌になるほどにね」モグモグ

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 03:00:18.04 ID:ZbdwC64HO
ハーマイ「いいわ、詳しくは後でじっくり聞かせてもらうことにしましょ。でも、これだけは言わせて。あなたたちってとっても優秀なのね」ため息

ニケ「優秀な上に勇者でもある」キリッ

ハーマイ「だって1年生と2年生の授業を独学で習得済みってことでしょう?」

ニケ&ククリ「!!!」
ハーマイ「見習いたいわ」

【ニケとククリはオドオドしている▽】

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 03:04:18.76 ID:ZbdwC64HO
ニケ(お、おい、ククリ!)

ククリ(どうしよう、勇者さま!?)


ニケ&ククリ((勉強とか、さっぱりわからん!))


さっぱり妖精「はぁ~サッパリサッパリ」

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 03:09:21.45 ID:ZbdwC64HO
【尊敬の目差しで二人を見つめるハーマイオニーの期待とは裏腹に、ニケとククリは滝のような汗をかいていた▼】
【どうなる!学校生活!▼】
【オヤジは生徒で通用するのか!?▼】
【不安を抱えつつも続く!▽】




一部完
眠いから寝る

117: 二部 2011/07/17(日) 08:33:18.63 ID:ZbdwC64HO
“”ニケ(お、おい、ククリ!)
ククリ(どうしよう、勇者さま!?)

ニケ&ククリ((勉強とか、さっぱりわからん!))
さっぱり妖精「はぁ~サッパリサッパリ」“”

ジュジュ「・・・という夢を視たのよ」

総裁「そうか」ダラダラ

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 08:43:45.75 ID:ZbdwC64HO
ジュジュ「『そうか』じゃないわよ、この駄犬!!」

総裁「ワンワン」

ジュジュ「だいたいアンタ魔王ギリの呪いはとっくにとけたハズでしょ?何でったってまだ犬なのよ!?」

総裁「だって楽なんじゃもーん」ダラダラ

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 09:05:23.66 ID:ZbdwC64HO
ジュジュ「神は言った――」

総裁「待て!冷静になって話しあおう!!!そ、そうじゃな!夢のことか!それは恐らく正夢じゃ」

ジュジュ「ンなこと分かってるわよ!ー―問題は、ど・う・し・て!あの腰ミノがあっちで、わたしがこっちかってことよ」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 09:10:37.83 ID:ZbdwC64HO
ルンルン「――ーそれは、ジュジュちゃんは魔力の制御はできてるからよ」

総裁「おおールンルン!よく来てくれた」ハッハッハッ

ジュジュ「それはそうかも知れないけど・・・でも、私は鳥を・・・クーちゃんを見ていたいもの!」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 09:18:47.86 ID:ZbdwC64HO
ルンルン「・・・そう言うと思ったわ」

ジュジュ「!」

ルンルン「プラトー教会の方へは闇の結社から使いを出しておいたから、ジュジュちゃんはしばらくこちらあずかりになるわ」

ジュジュ「じゃあ・・・」パアアアア

ルンルン「ええ。ニケくん達を追うのも自由よ」ウィンク


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 09:27:50.60 ID:ZbdwC64HO
ルンルン「ただし!この薬を持っていくこと」

ジュジュ「・・・これは?」

ルンルン「黒ドクロの儀式の秘薬シユ・ジンクーオ・ホセーよ。これを飲めばまるで主人公のようにその世界の知識が手にはいるわ」

ジュジュ「ニケくんとクーちゃん、大変そうだったものね」肩すくめ

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 09:43:24.42 ID:ZbdwC64HO
>>129
ニケ「主人公ですから」

ハリポタ三巻が見つからんから図書館行ってくるノシ

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 09:56:50.77 ID:ZbdwC64HO
ニケ「こちらホグワーツ。今まさに燃え尽きかけのニケがお送りしま・・・す」

ククリ「うわー!勇者さまっしっかり!!! 」

ハリー「ははっ魔法薬学のニケは散々たったからね」

ロン「ま、二人が天才さまじゃなくてよかったけどな!ハーマイオニーみたいな勉強バカがあと二人も居るなんて勘弁だ」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 10:14:49.52 ID:ZbdwC64HO
>>132×魔法薬学変身術
ハーマイオニー「勉強バカで悪かったわね!」プィッ

ロン「あいつ最近何いってるか分かんないときあるよな」

ニケ「・・・」ピクリ

ハリー「どうかした?」

ニケ「いや、ハーマイオニーのセリフが太文字っぽいなあ、と」

ロン「・・・ニケも大概だよな」

135: しばらく繋ぎ 2011/07/17(日) 10:31:01.65 ID:ZbdwC64HO
ニケ「次の授業は・・・」

ロン「魔法生物飼育学さ・・・結局この教科書開けなかったぜ。見てくれよこの本」

教科書「グルグルル・・・」
ククリ「うわあ」

ハーマイ「予習ができなかったのは残念だわ。それにしても、ハグリッドはどんな授業をするつもりなのかしら?」

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 10:36:11.97 ID:ZbdwC64HO
ロン「ウゲー」

ククリ「?」

ロン「スリザリンのマルフォイと取り巻きの連中さ。いつだってグリフィンドールの邪魔ばかりしやがるんだ」

ニケ「レイドみたいなヤツだな」

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 10:46:24.66 ID:ZbdwC64HO
ハグリッド「よし、ハリー達で最後だな!まずは教科書を開いて読んどれ!」

ドラコ「ハッ!こんなものどうやって開けと!?」

ハグリッド「撫ぜりゃーええ。俺は魔法生物を連れてくる」

ドラコ「(チッデカブツめ・・・)。ーーーやあ、そこにいるのは臆病者のポッターじゃないか」

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:01:35.38 ID:ZbdwC64HO
ドラコ「あの半巨人が教師だなん」ハリー「黙れ、マルフォイ」

ドラコ「父上に報告したら」ロン「黙れ、マルフォイ」

ドラコ「世も末」ニケ「黙れ、マルフォイ」

ドラコ「転入生、君とは初対面のはずだ」ククリ「だまれ、マルフォイ」

【ニケ達は空気を読んだ▽】

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:08:29.17 ID:ZbdwC64HO
ドラコ「ッだから!」女生徒「キャアアアアア!!!!!!!?」

ドラコ「ラベンダー、君もか・・・ってうわああああっっ」

【一同はドラコの視線の先を追った▽】

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:13:30.95 ID:ZbdwC64HO
【羽のはえた鳥(レベル測定不可)が現れた▼】
【ハグリッドが現れた▼】
【腰ミノオヤジが現れた▽】

ハリー「ウワー、鳥みたいで狂暴そうな生物よりも、あの人の方に近寄りたくないよ」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:33:26.33 ID:ZbdwC64HO
オヤジ「あるときは村長、あるときは勇猛な戦士。またあるときはホグワーツの清掃員。そしてあるときはマグル学民族文化の臨時講師―ー―」

ハグリッド「こいつはなあ、ヒッポグリフっちゅうやつらだ」

オヤジ「そして今は魔法生物飼育学のアシスタント―――しかしてその実態は!」


150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:38:11.46 ID:ZbdwC64HO
オヤジ「キタキタ踊りの伝道師、アドバーグ・エルドルですぞ!」キタキタ

ハグリッド「どうだ、美しかろう?」

オヤジ「・・・勇者どの方ー流石に完全スルーは私もさみしいですぞ!」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:48:41.02 ID:ZbdwC64HO
ハグリッド「さあ、誰からいくか?――よし、お前さんが行け、ハリー」
ハリー「え」


その日のククリの日記より
今日は、ヒッポグリフという動物にさわった。
羽はとってもツヤツヤでメケメケみたいだった。
フォイフォイ?とかいう人は怪我をしてた。

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:54:02.47 ID:ZbdwC64HO
ククリ「・・・ひっぽぐりふにのった勇者さまはかっこよかった・・・と///」
ニケ「・・・おい、ククリ!」

ククリ「!」アタフタ

ニケ「?―――ククリ、でかけるぞ」

ククリ「でも勇者さま。ハグリッドさんはウロウロするな、って言ってたよ?」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 11:59:31.74 ID:ZbdwC64HO
ニケ「あれはハリーたちに対してだろう」フフン

ククリ「でも、ディメンターってモンスターが・・・」

ニケ「ククリ・・・」キラキラキラキラ

ニケ「俺たちは魔王を倒したパーティー、だろ?一緒ならどこへでも行けるさ・・・」キラキラキラキラ

ククリ「////」キラキラキラキラ

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 12:03:58.98 ID:ZbdwC64HO
ギップル「・・・クッサー」

ニケ「来たなギップル。テント漁るぞー」ガサゴソ
ククリ「ククリもー」

ニケ「いくら俺たちでも、初めてのダンジョンだし装備を充実させてからにしたいよな」ガサゴソ

ククリ「さっすが勇者さまー」ガサゴ

ギップル「・・・」

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 12:20:02.25 ID:ZbdwC64HO
ニケ「と、言うわけで禁じられた森に来た訳だが」

どよんど

ニケ「いかにも何か出そうだな・・・しかしっオレの師匠アヒルマン譲りの嗅覚が、ここはイベントスポットだと告げていり」ゴクリ

ククリ「トカゲのしっぽ!」

ニケ「いいぞ、ククリ。これでひとまずは安心だ」

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 12:25:19.03 ID:ZbdwC64HO
ククリ「しっぽが潜っているうちは安全よ、勇者さま」コクリ

ニケ「いくぞ!」


【しかし二人の足取りは重い▽】

164: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 12:34:48.00 ID:ZbdwC64HO
ニケ「―――ずいぶん歩いたし、めぼしいアイテムは取りつくしたかもな」
ククリ「途中、ハマりかけたけど、抜け出せてよかった・・」


《クルジェ『コインいっこいれる』》

ニケ「(昔の悪夢が・・・)そろそろ帰るか?」
ククリ「待って、勇者さま!あそこに怪しい洞窟が・・・」

166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 12:43:25.31 ID:ZbdwC64HO
ククリ「勇者さま、今!中で何か動いて・・」

ニケ「へへっ!面白くなってきたぜ!」


××「・・・盛り上がってるところ悪いけど」

ククリ「その声は!」

ニケ「ジュジュ!?」

ジュジュ「・・・そうよ」

168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 12:53:49.35 ID:ZbdwC64HO
ニケ「しかし、なんでまたこんな森に?」

ジュジュ「あの駄犬が時間と場所の座標を間違えたみたい 」フゥ

ニケ「ンなおおざっぱな・・・」

ジュジュ「意外と楽しいわよ、この森。予言について語り合えるフィレンツェ・・・ケンタウロスもいるし。それに、」

ククリ「それに?」コテリ

ジュジュ「自分で自分に呪いをかけてる愉快な犬も居ることだし」

169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 13:04:15.48 ID:ZbdwC64HO
ニケ「そりゃ・・・相当なマゾだな・・」ゴクリ

ジュジュ「言われてるわよー犬ー!大丈夫、この二人は悪い人間じゃないわよ」

【黒犬が現れた▽】

ククリ「この子がわんわんの呪い?」
ジュジュ「どっちかって言うと、呪いのわんわんね」

173: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 13:27:40.21 ID:ZbdwC64HO
ククリ「ねぇ、ジュジュちゃんも学校の方へ来ない?この子がいるとしても危険だと思う」

ジュジュ「気が向いたらね」ニヤニヤ



それからいろんなことがあった。
ジュジュがくれたシユ・ジンクーオ・ホセーはまずかった。
クディッチは勝った。ハリーはすごいなあ、僕にはとてもできないと思った。
黒犬はシリウスで実は狼人間だったルーピン先生とハリーの父さんとは親友だったけれど裏切ったかと思ったけど実は無罪なのに濡れ衣で脱け殻になりかけたのをバックビーくと共に逃亡したらしい。
ハリーたちに聞いた。

ジュジュ「何よその8月第五週になってあわてて書いた夏休みの日記みたいなモノローグは」

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 13:35:07.73 ID:ZbdwC64HO
ニケ「『と、ハリーたちに聞いた』」ドヤアップ

ジュジュ「二度言っても騙されないわよ」

ククリ「『つまり勇者さまとククリはターニングイベントを逃してしまったのであった』」ドヤ


178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 13:38:12.04 ID:ZbdwC64HO
ジュジュ「まったく・・・」
ニケ「・・・」

ククリ「どうしたの?勇者さま?」

ニケ「・・・このままで終わってはいけない気がする、勇者として」

ククリ「勇者さま・・・」

179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 13:40:05.54 ID:ZbdwC64HO

ニケ「ハリーにとっての真のハッピーエンドはこれじゃないと断言する、勇者として」

ジュジュ「それって、ただ活躍し足りないだけでしょ?」
ニケ「そうとも言う!、勇者として」

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 13:41:18.11 ID:ZbdwC64HO
ニケ「だっていかにもラスボス臭のする『名前を言うのが面倒くさいあの人』にも会わずに終わりとか、無しだろ、勇者として」

ジュジュ「その語尾はもういいわよ」

ククリ「そうよね、勇者さま!」

ジュジュ「クーちゃんまで・・・」


184: ツチヘビ間違え申し訳ない 2011/07/17(日) 13:46:03.52 ID:ZbdwC64HO
ククリ「『名前を覚えて貰えないあの人』をぶったおして、そして勇者さまとククリは伝説の二人として、この世界に語り継がれるの////」

ジュジュ「あー、これは完全にクーちゃんワールドに入ってるわね」

ギップル「ギップリャー」

ニケ「確保」

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 13:56:30.53 ID:ZbdwC64HO
ニケ「十数年前のハロウィーン・・・そこで例のあの人(笑)を叩く」

ククリ「でも勇者さま・・・どうやって過去へ行くの!?」

ニケ「わからん!」キリッ

ジュジュ「でもまあ、そういうことなら方法はないこともないわ」

ニケ「よし任せた」

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:01:56.47 ID:ZbdwC64HO
ジュジュ「・・・だって、任せたわよ、クーちゃん」

ククリ「わ、わたし?」
ジュジュ「ホグワーツで学んだことで、レベルは上がってるはず。過去と未来を渡るイメージでよろしくね」

ククリ「やってみる」カキカキ

188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:03:19.63 ID:ZbdwC64HO
ククリ「出でよ!枯れた声のネコ!」

ククリ「この子は遠い未来に生まれるネコで、色んな便利な道具を出すことができて、きっと甘いものが好き!」

ニケ「・・・オレには青いタヌキにしか見えないけどなあ」

ククリ「ネコさん、甘いものなあに?」

ネコ?「それは、××屋のどら焼きだよ」

ジュジュ「存外、しぶい趣味してるわね」

189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:13:17.99 ID:ZbdwC64HO
―――過去


ジェームズ「ヤツが来た!リリー、ハリーを連れて逃げろ! 」
ククリ「わー、ハリーくんそっくり」
ジェームズ「何だ君は?ここは危ない・・・ヤツの手先でもなさそうだな」
ククリ「とにかく、これを持ってて下さい」
ジェームズ「花?よくわからないが分かった」

190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:20:30.59 ID:ZbdwC64HO
リリー「どうかハリーの命だけは」
あの人「知ったことか・・・ジェームズ・ポッターは死んだ。一家そろって同じところに送ってやる・・アバダケタブラ」
ニケ「待て!」バッ

あの人「アバダケタブラの光を浴びてなお生きている・・・だと・・・」
ニケ「へっ!効かないね!!」

193: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:28:41.65 ID:ZbdwC64HO
あの人「なぜだ・・・」

ニケ「ニコの花って言ってな、絶対防御ができる花があるんだ。それを、フエルミラーで増やした」

あの人「な、何を言っている!?」

ニケ「後ろががら空きだぜ、おっさん」

ククリ「っ!ベームベーム!!!」
あの人「くそっ!」

ジュジュ「このバカに裁きのいかづちを与えたまえ―――」

ニケ「ハリーたちは、ホグワーツはオレを成長させてくれた――その集大成を見せてやるぜ」

197: >>192おうよww 2011/07/17(日) 14:37:56.53 ID:ZbdwC64HO
ニケ「行くぜ!『アクシオ・爺ファンタジー』」
ヒガジ「よくわからんが食らえ!ワシらの『かっこいい奴ら』!!!」

あの人「ぐわあああ」

ニケ「『アクシオ・みのむし着てる変な地の王』!!!」

地の王「なにおー!」

あの人「ガハッ」

ニケ「『アクシオ・ミルチャ』」

ミルチャ「えっえっえっ!?っと、『ヘアー』」///

あの人「グフッ」

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:47:30.77 ID:ZbdwC64HO
ニケ「『アクシオ・トマ』!!!」
トマ「『スクロール(略)!!!」

ニケ「『アクシオ・オヤジ』ボソッ」

オヤジ「キタキタ見せ場がキターですぞ!」キラン+
【オヤジは力を溜めている▽】

202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:54:08.25 ID:ZbdwC64HO
オヤジ「キタ!」ゲシッ
「キタキタ!!」ガスボス
「キタキタキタキタ」ベシダシブシデシ


あの人「・・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

ジュジュ「虫の息ね」

ニケ「これぞ怠惰魔法、アクシオ!」

ククリ「勇者さまーあれやって、あれ♪ 」

ニケ「おっけー」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 14:57:41.47 ID:ZbdwC64HO
ニケ「それでは皆さん、ご一緒に」

「「「「「「『サニーサイドアップ』」」」」


【ヴォルデモートを倒した▽】


206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/17(日) 15:05:56.92 ID:ZbdwC64HO
ジェームズ「リリー!ハリー!!!」

リリー「ジェームズ!無事だったのね!?」ブワ

ジェームズ「ああ!この花が助けてくれた!時期にダンブルドアとシリウスが来る!」ハグッ

ククリ「///」
ニケ「////じゃ、オレ達はこの辺で・・・」
ジェームズ「待ってくれ!キミたちはいったい?」

ニケ「あー」ポリポリ

ジュジュ「ルナーと」
ククリ「ミグミグ族と」
ニケ「ゆ、勇者・・・かな」




おしまい