1 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:44:20.005 ID:cg04c3eX0.net[1/69]
ゲンドウ「総員、第1種戦闘配置」
ミサト「市民の避難は!?」
シゲル「間も無く完了します!」
マヤ「敵の進攻速度がMAGIの予想よりも早いです!第3新東京市到達まであと45秒!!」
3 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:46:04.521 ID:cg04c3eX0.net[2/69]
ミサト「だいぶ後手に回ってしまったわね…」
リツコ「どうするのミサト?EVAの発進準備は既に完了してるわ」
ミサト「ん~…エヴァーを今から展開するにも目標を足止めする必要があるわ。確か…戦自研から徴収していた新兵器があったわね?」
マヤ「アレを使うんですか!?あの兵器は市街戦を想定していません!!危険です!」
5 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:47:59.496 ID:cg04c3eX0.net[3/69]
リツコ「それにあれはまだ試験段階の兵器だった筈よ。技術者としては到底容認できません」
ミサト「現責任者は私です」
ゲンドウ「いや…私が居るんだが…?」
ミサト「あ、司令。いらしてたんですか?」
ゲンドウ「」
6 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:49:01.474 ID:cg04c3eX0.net[4/69]
冬月「葛城君。……もっと言ってやっても良いぞ」
マヤ「目標、第3新東京市に到達!!」
ミサト「このように状況は切迫していますので、名ばかりの司令は口を挟まないでください」
ゲンドウ「……では、君の好きなようにやりt」
ミサト「バリアント照準急いで!目に物を見せてやるわ!市民の避難はどうなってる!?」
8 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:50:01.893 ID:cg04c3eX0.net[5/69]
冬月「……良かったのか?」
ゲンドウ「構わんさ。恐らくあのセリフが言いたいだけだろう…」
シゲル「市民の避難、完了しました!!」
マヤ「バリアント照準よろし!」
ミサト「ならば結構。てぇーッ!!」
冬月「……楽しそうだな」
ゲンドウ「あぁ…」
9 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:51:29.078 ID:cg04c3eX0.net[6/69]
マコト「全弾目標に着弾!目標は…未だ健在!」
ミサト「そうこなくっちゃね♪…ゴットフリート照準!!」
マヤ「照準よろし!」
ミサト「てぇーッ!!!」
10 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:52:37.766 ID:cg04c3eX0.net[7/69]
マコト「ダメです!!目標は未だ健在!!」
シゲル「傷一つつかないとは…」
冬月「やはり硬いか…」
ゲンドウ「……ガンダリウム合金の装甲の上にATフィールドを展開している。EVAに対抗してロシア連邦が産み出した兵器は伊達ではない」
ミサト「かくなる上は…ローエングリンを使うわ!!照準急げ!」
11 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:53:35.016 ID:cg04c3eX0.net[8/69]
リツコ「ミサト、ローエングリンは圧倒的な威力と引き換えに、耐久性は限りなく脆いわ。1発で使用不能になると思ってちょうだい」
ミサト「1発でも撃てれば構わないわ。一撃でカタをつけてやる…」
マヤ「ローエングリン照準よろし!いつでも撃てます!!」
ミサト「てぇーッ!!!」
12 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:54:37.744 ID:cg04c3eX0.net[9/69]
マコト「直撃です!!」
リツコ「……想定以上の破壊力ね」
ミサト「使徒の背後の山ごと吹き飛ばすとは…恐れいったわ」
マヤ「砲身損傷率75%…2射目は不可能です」
ミサト「もとより1発勝負のつもりよ。これで少しは大人しくなってくれたら良いのだけど…」
13 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:55:29.099 ID:cg04c3eX0.net[10/69]
冬月「やったか…?」
ゲンドウ「……いや」
マコト「目標の拡大映像出ます!」
ざわっ
ミサト「今の一撃でも傷一つないなんて…」
リツコ「……敵の硬さも想定以上ね」
14 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:56:28.854 ID:cg04c3eX0.net[11/69]
シゲル「目標に高エネルギー反応!」
ミサト「マズイッ!?」
ズズゥン…
ミサト「ぐっ…」プルンッ
リツコ「ッ…」プルンッ
マコト(今、葛城一佐の●●●●がプルンって…!)ゴクリ
マヤ(今、先輩の●●●●がプルンって…!)ゴクリ
15 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:57:21.911 ID:cg04c3eX0.net[12/69]
ミサト「被害状況を報告して!」
マコト「は、はいっ!…なっ!?そんな…まさか…!」
ミサト「どうしたの!?」
マコト「24層の装甲板…全てが破られています!」
16 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 12:58:33.000 ID:cg04c3eX0.net[13/69]
シゲル「24層の装甲板全てを貫通とは…」
マヤ「目標、ジオフロントに降下中!50秒後にここに来ます!!」
ミサト「……覚悟を決めるしかないわね。エヴァーをネルフ本部前に集結!!…ここでケリをつけるわ」
リツコ「まさに…最後の砦ね」
17 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:00:02.243 ID:cg04c3eX0.net[14/69]
ミサト「シンジ君達、準備はいい?」
アスカ『もう待ちくたびれてるわよ!!』
シンジ『いつでも大丈夫ですミサトさん!』
綾波『……』コクッ
ミサト「あなた達に全てを賭けるわ…。エヴァー全機、発進!」
18 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:01:07.672 ID:cg04c3eX0.net[15/69]
マヤ「目標、ジオフロントに到達!!」
冬月「いよいよだな…」
ゲンドウ「あぁ…」ニヤリ
ズン…ズン…ズン…ズン…
シンジ「これが…目標…?」
19 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:02:06.669 ID:cg04c3eX0.net[16/69]
ゲンドウ『そうだ。……使徒だ』
シンジ「これが…使徒…?」
アスカ「ロボットじゃない!?」
ゲンドウ『ロボットではない…モビルスーツだ』
20 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:03:03.210 ID:cg04c3eX0.net[17/69]
シンジ「そんなことはどうでもいいよ!!…ねぇ、父さん…もしかして…これには人が乗ってるんじゃないの…?」
ゲンドウ『無人だ。無人の機体を使徒が乗っ取り、操っている』
リツコ『今回の敵はロシア連邦が秘密裏に開発していたモビルスーツと呼ばれる新兵器を乗っ取った使徒…ということになるわね』
アスカ「なんだかよくわからないけど、とにかくアレをやっつければいーんでしょ?」
21 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:04:05.009 ID:cg04c3eX0.net[18/69]
綾波「……目標の性能は?」
ミサト『エヴァーに対抗する為に生み出された、第二の汎用人型決戦兵器である以上、性能はエヴァーと同等かあるいはそれ以上…ってことで良いのよねリツコ?』
リツコ『えぇ。ちなみに目標の正式名称はRX-78-2 【ガンダム】よ。しかし…今回はその性能以上に厄介な問題があるわ』
シンジ「どういうことですか…?」
22 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:05:01.867 ID:cg04c3eX0.net[19/69]
ガンダム「……シャアの気配…?」ボソッ
シンジ「しゃ、喋った!?」
アスカ「うっそ!?信じらない!」
綾波「……びっくり」
リツコ『そう。その機体には、私達の住む世界ではない…別の世界の歴戦のパイロット達の思念が宿っているのよ』
23 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:06:04.280 ID:cg04c3eX0.net[20/69]
シンジ「ど、どういうことですかミサトさん!?」
ミサト『ん~…詳しくは知らないんだけど、ロシア連邦は別の世界の思念をサルベージする方法を確立したみたいね』
マヤ『私達技術部も実際にこの目で確認するまでは半信半疑でした…』
リツコ『とにかく、戦闘経験という面であなた達より遥かに上であると推測されるわ。それともう一つ…』
24 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:07:09.991 ID:cg04c3eX0.net[21/69]
シンジ「まだ何かあるんですか?」
リツコ『相手が思念である以上、精神汚染の類の攻撃をしてくる可能性があるわ。その点についても十分注意しなさい』
綾波「……つまり、接触は避けるべき?」
ミサト『そゆこと。なるべく近づかないようにしたほうがいいわね』
25 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:08:17.296 ID:cg04c3eX0.net[22/69]
アスカ「あ~もう!面倒くさいわねぇ!!とにかく、今のうちに仕掛けるわよ!!」
シンジ「ア、アスカ…もう少し慎重に…」
アスカ「うるさいのよバカシンジ!!私のやり方に文句付けないで!!」
ガンダム「……ん?赤い機体…それにこのプレッシャー…お前がシャアか!?」ダダッ
26 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:09:05.120 ID:cg04c3eX0.net[23/69]
アスカ「は?シャアってなんのこと…?」
シンジ「アスカ危ない!?」
ドンッ!!
アスカ「くっ!い、いつの間に背後に…!なんてスピード…!?」
シンジ「もう…言わんこっちゃない…」
27 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:10:05.530 ID:cg04c3eX0.net[24/69]
アスカ「私のせいにしないでよ!?敵がわけわかんないこと言って突っ込んで来たんじゃない!!」
綾波「……また、来る!」
ガンダム「シャアー!!」
アスカ「だから何なんなのよあんたはー!?」
ガキィーンッ!
綾波「…くっ…!」
アスカ「エコひいき!?」
28 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:11:02.981 ID:cg04c3eX0.net[25/69]
ガンダム「くっ…君は…もしかして、ララァか!?」
ラ・ラ
綾波「…ッ…お前…は…シャアを虐める悪い人だ!!」
シンジ「綾波!?」
アスカ「エコひいき…?あんた…どうしちゃったの…?」
29 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:12:03.346 ID:cg04c3eX0.net[26/69]
シンジ「父さん!?一体何が起こってるんだ!!」
ゲンドウ『それが奴の精神汚染だ。接触すると別の世界の思念を植え付けられる』
マヤ『零号機の精神汚染が危険域に達します!』
冬月『いかん…!神経接続を解除しろ!』
マヤ『出来ません!!完全にブロックされています!!』
30 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:13:09.736 ID:cg04c3eX0.net[27/69]
ガンダム「ララァを戦場に立たせるなんて…シャア!!これがお前のやり方かぁー!!」
ブォン…
アスカ「ひっ!何よあの光る剣!?」
リツコ『それはビームサーベルと呼ばれる装備よ。プログレッシブナイフのビーム版ね』
アスカ「プログレッシブナイフよりもずっと長いじゃないの!?あんなの喰らったらひとたまりもないわ!?」
31 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:14:02.180 ID:cg04c3eX0.net[28/69]
ガンダム「見損なったぞシャア!!」ブンッ
アスカ「だから何なんなのよシャアって!?」
シンジ「アスカ、危ない!?」
ザンッ!
シンジ「ぐあっ…」
アスカ「バカシンジ!?」
32 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:15:11.458 ID:cg04c3eX0.net[29/69]
シンジ「ッ…痛い!…痛いよ父さん!!」
マヤ『初号機、左腕喪失!!』
ゲンドウ『……左腕の神経接続を解除だ』
マヤ『は、はいっ!』
シンジ「はぁ…はぁ…。もう嫌だ…!痛いのはもう嫌だよ…!」グスン
33 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:16:07.407 ID:cg04c3eX0.net[30/69]
アスカ「シンジ…。くっ…ガンダムだかなんだか知らないけど、これ以上好き勝手にやらせないわ!!」ダダッ
ミサト『アスカ!?闇雲に突っ込んでも自殺行為よ!?』
アスカ「どのみち反撃しないと全滅するだけよ!その前に一矢報いてやるわ!!どぉーりゃぁぁああ!!」
ガンダム「シャアァァアア!!」
綾波「大佐!?いけません!!」
ガキィーン!!!
34 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:17:05.429 ID:cg04c3eX0.net[31/69]
ガンダム「ララァ!?」
綾波「キャァァァァー!!」
アスカ「エコひいき!!」
マヤ『零号機…完全に沈黙…。パイロットの生死不明…』
ガンダム「なぜララァを巻き込んだんだ!ララァは戦いをするような人ではなかった!!」
アスカ「アンタが攻めて来たんでしょうが!!」
35 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:18:10.815 ID:cg04c3eX0.net[32/69]
ガンダム「馬鹿にして…!そうやって貴様は永遠に人を見下し続けるんだ!!」
アスカ「意味わかんないわよ!!アタマおかしいんじゃないの!?」
ガンダム「もじゃもじゃ頭を馬鹿にするなァー!?」
ザンッ!
アスカ「くっ…ッ…バカシンジ…後は頼んだわよ…」
36 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:19:10.671 ID:cg04c3eX0.net[33/69]
シンジ「アスカ…?そんな…1人に…しないでよ…」
アスカ「情けない…顔…しないで…私は信じてる…シンジ…アンタなら…コイツを…」
ガンダム「まだ口を開くかシャア!僕が貴様に罰を与えてやる!!」
パクッ
シンジ「へ?…アスカ…?アスカァァァアア!!」
ガンダム「もぐもぐ…む!?コイツ…美味いぞ!!」ムシャムシャ
37 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:20:15.034 ID:cg04c3eX0.net[34/69]
リツコ『そんな…!?使徒がEVAを捕食するなんて…信じられないわ…!』
マヤ『目標の識別信号が弐号機のものに切り替わります!!』
ミサト『やられたわ…これで奴はターミナルドグマに進入することができる!!』
シンジ「アスカを………返せ!!!!」カッ
38 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:21:05.838 ID:cg04c3eX0.net[35/69]
マヤ『EVA初号機、左腕復元!!シンクロ率…400%!?』
ミサト『まさか…暴走?』
冬月『勝ったな…』
ゲンドウ『あぁ…』
39 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:22:05.093 ID:cg04c3eX0.net[36/69]
マヤ『プラグ深度180をオーバー!!もう危険です!』
リツコ『止めなさいシンジ君!人に戻れなくなる!!』
シンジ「僕はどうなってもいい…だけどアスカだけは…絶対助ける!!!」
ミサト『焼き払いなさい!!シンジ君!』
40 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:23:04.823 ID:cg04c3eX0.net[37/69]
リツコ『ミサト…』
ミサト『誰かの為じゃない…あなた自身の為に!!』
シンジ「うぉぉぉおぉおおおお!!!」キュイーン
パゥッ
ガンダム「へ?」
ドドドドドドドドォォ!!!
41 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:24:02.026 ID:cg04c3eX0.net[38/69]
ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
ゲンドウ『……正に神の火だな』
冬月『世界が燃えてしまうのも頷ける…』
加持『あ~俺のスイカ畑が…』
マヤ『目標、頭部及び、左腕消失!!』
ミサト『やったの…?』
ゲンドウ『葛城一佐、油断するな。目標はまだ沈黙していない』
42 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:25:03.528 ID:cg04c3eX0.net[39/69]
ミサト『シンジ君!もう一度よ!!』
シンジ「うぉぉぉおぉおおお!!!」キュイーン
ガンダム「ぐっ…殴ったな…たかがメインカメラがやられたくらいで…!!」
ミサト『焼き払えッ!!!!』
パゥッ!
ガンダム「ちょっ…まっ」
ドドドドドドドドォォ!!!!
43 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:26:09.815 ID:cg04c3eX0.net[40/69]
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
加持『俺の…スイカ畑…』グスン
マヤ『目標のコア露出!!』
ガンダム「ぐっ…ッ…2度もぶった…親父にもぶたれたことないのに…!」
シンジ「アスカを返してもらうぞ!!うぉぉぉおぉおおおお!!」グググッ
ぱぁっ!
44 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:27:02.717 ID:cg04c3eX0.net[41/69]
コアの中
シンジ「アスカ…!!」
アスカ「…?…シン…ジ…?」
シンジ「アスカ…手を…ッ…!」
アスカ「バカシンジ…本当にコイツを倒してくれたのね…。考えてみれば…私…あんたに助けられてばっかりね…」
45 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:28:02.661 ID:cg04c3eX0.net[42/69]
シンジ「アスカ!!早く手を!!」
アスカ「私…今まであんたに酷いことばっかり言って来て…こんな私に価値なんて…あるのかしら…?」
シンジ「いいからッ………来いッ!!!」
アスカ「シンジ…」
ギュッ
シンジ「うぉぉぉおぉおおおお!!!」グググッ
スポーン!
46 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:29:03.297 ID:cg04c3eX0.net[43/69]
アスカ「ありがとう…シンジ。私…こんな時にどんな顔すればいいか…わかんない」
シンジ「笑えば…いいと思うよ」ドヤァ
ギュオオオオオオオ…
ミサト『使徒のコアが…初号機と融合していく!?』
リツコ『この世の理を超えた、新たな生命の誕生よ。代償として…古の生命は滅びる…』
47 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:30:07.411 ID:cg04c3eX0.net[44/69]
冬月『サードインパクトか…ようやくここまで辿り着いたな…碇』
ゲンドウ『あぁ…。全てはここから始まるのだ』ニヤリ
マヤ『先輩!空から何か来ます!!』
リツコ『あれは…Mark.6…?』
カヲル「さぁ…約束の時だ…碇シンジ君」
ミサト『確変大当たり確定キター!って…ちょっと早くない?』
48 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:31:04.922 ID:cg04c3eX0.net[45/69]
カヲル「今度こそ君だけは…!」
ヒュッ
リツコ『ロンギヌスの槍!?』
カヲル「幸せにしてみせるよ♡」ニッコリ
ガキィーン!
カヲル「なっ!?あれを防いだ…?そんなシナリオは聞いてないぞ!?」
シンジ「このターンX凄いよぉ!!さすが∀のお兄さん!!」
ミサト『あちゃー…やっぱりダメだったか…』
49 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:32:09.887 ID:cg04c3eX0.net[46/69]
マヤ『そんな…シンジ君まで精神汚染されてしまったなんて…!?』
リツコ『コアを融合させた後でも汚染が続くなんて…よっぽど強烈な思念だったのね…』
カヲル「くっ…認めない!こんなの認めないぞ!!ユニヴァァァアアアス!!!!」
カキンッ
カヲル「なっ!?」
シンジ「月光蝶である!!!!」
50 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:33:04.372 ID:cg04c3eX0.net[47/69]
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ミサト『翼…!15年前と同じ…あの翼だわ!』
冬月『これで我々の黒歴史も…』
ゲンドウ『あぁ…全ては闇に葬られる』ニヤリ
To be continued
51 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:34:18.887 ID:cg04c3eX0.net[48/69]
次回予告
月光蝶によって文明が滅んだ世界。ネルフ関係者は悪ふざけが過ぎたという理由で『ブルーコスモス』と名乗る機関に幽閉される。その背後で暗躍するゼーレとは、アースノイドなのかスペースノイドなのか…。
はたまたナチュラルなのかコーディネーターなのか。謎が謎を呼びこの世であなたの愛を手に入れるもの、踊るヘッドライト見つめて…Ah…謎がとけてゆく。
というわけで次回!
『名探偵風の谷の新世紀ガンダムゲリヲンSEEDの逆襲』
もちろん次の回も~サービスサービスゥ♡
52 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:35:02.973 ID:cg04c3eX0.net[49/69]
おまけ
『名探偵風の谷の新世紀ガンダムゲリヲンSEEDの逆襲』冒頭6分38秒。
シンジ「僕は…どうして…こんなところへ…来てしまったんだろう…僕達の…世界は…」
53 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:36:02.240 ID:cg04c3eX0.net[50/69]
シゲル『追跡班、両機の現在位置を報告』
追跡班女『弐号機は作戦高度に到達したよん』
追跡班男『マリちゃんは全然高度たらん』
シゲル『確認した。以後は弐号機単独でのオペレーションに切り替える』
追跡班男『把握。マリちゃんは直援にまわってね』
54 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:37:06.042 ID:cg04c3eX0.net[51/69]
リツコ『弐号機、不帰投点を通過』
ミサト『了解。これよりUS作戦を開始』
オペ女『はいよ。弐号機は作戦最終起動に投入っと。減速行動に移るよ~』
オペ男『第1段燃焼開始』
オペ女『減速確認おっけー!』
オペ男『第1段、ブースターユニットをジェットソン!』
55 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:38:04.341 ID:cg04c3eX0.net[52/69]
オペ男『第2段点火』
オペ女『燃焼終わり!』
オペ男『第2段、ブースターユニットをジェットソン!』
オペ女『減速行動終了~!お疲れ様でした♪』
56 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:39:06.631 ID:cg04c3eX0.net[53/69]
オペ男『よーし!面舵いっぱいだ!!回頭させろ!!』
オペ女『全て問題無し。軌道最終修正完了!』
マコト『これより作戦行動に移る!』キリッ
シゲル『現時点で全てのリモート誘導を切る。以後の制御はローカル』
マコト『グッドラック』キリッ
57 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:40:05.510 ID:cg04c3eX0.net[54/69]
マリ「あんな~に一緒だったのにぃ~♪」
????「………」
オペ女『目標まであと80』
マリ「答えは~もお~違う色~♪」
ミサト『弐号機はランデブー用意。マリは高度不足の為、ちょっとの間しか援護出来ないからそれまでにケリをつけて』
ピー!ピー!ピー!ピー!
????「!?」
58 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:41:13.416 ID:cg04c3eX0.net[55/69]
マコト『目標宙域に妨害が入った!!』キリッ
シゲル『自動防衛システムの質量兵器だ。問題ない』
オペ男『爆砕流発生!!到達まで3・2・1…』
ドドドドドォォ!!!
????「……ッ………ぅ…!!」
59 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:42:13.268 ID:cg04c3eX0.net[56/69]
マリ「あんな~に一緒だったのぃ~♪」
シゲル『続いて第二波!パターン青!厄介な連中だ…』
オペ男『接近中の物体を識別。【コード4A】と確認』
マリ「夕暮れは~もお~違う色~♪」
コード4A「チョゲップリィィイィイィイ!!」
ガンッ!!
60 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:43:07.211 ID:cg04c3eX0.net[57/69]
ギチギチギチギチ
????「……アンチ…AT…!」
くぱぁっ!
ガガガガガンッ!
????「………くっ……」ギリッ
マリ「せめてこの~月明かりの下で~♪」
61 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:44:01.657 ID:cg04c3eX0.net[58/69]
????「…やっぱり…ヘルメット…邪魔…!」ヌギヌギ
マリ「静かな眠りを~♪」
綾波「……メガネの人…歌ってないで援護を」
ガンッ!
ガキンッ!
ドォーン!!!
綾波「……援護射撃…2秒遅い…」
62 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:45:28.912 ID:cg04c3eX0.net[59/69]
マリ「そっちの位置…10秒早い~!」
綾波「あっ…ごめん…なさい…」
マリ「気にしなーい気にしなーい♪囚われの王子様を助けにいくんだから、そりゃ焦っても仕方ないよ☆せいぜい臨機応変に援護させて貰いますよっと!」
ドンッ!!
ドン!ドン!ドン!
綾波「……最終防衛エリア…89を突破…。!?……目標物が…移動してる…!」
63 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:46:38.845 ID:cg04c3eX0.net[60/69]
綾波「……このまま…強行する…!」
ドン!ドン!ドン!
ガガガンッ!
ビンッ!
綾波「くっ…ッ…!」
マリ「うはぁ~!すっごいワイヤーアクション!!やっぱり恋する乙女は違うなぁ~!」
綾波「…よ、余計なこと…言わないで…!減…速…ッ!!」
ゴォォォォォ!!
64 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:47:29.667 ID:cg04c3eX0.net[61/69]
綾波「…8・7・6・5・4・3・2・1…」
ゴゴゴゴゴゴォォ!!
綾波「……燃焼終了」
マリ「わぁお!お見事!」パチパチパチ
オペ女『弐号機、最終ブースターをジェットソン!再突入保安距離を確保』
65 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:48:17.505 ID:cg04c3eX0.net[62/69]
綾波「はぁ…はぁ…はぁ…強奪…成功。…帰投します」
ミサト『了解。回収地点のソロモン諸島沖にて待つ』
ピー!ピー!ピー!ピー!
綾波「!?…パターン…青!…一体…どこに?」キョロキョロ
66 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:49:07.568 ID:cg04c3eX0.net[63/69]
バンッ!
パタパタパタパタパタパタ!
マリ「うひゃあー!初号機の裏に張り付いてる~!?しかもめっちゃ折りたたんであるし、めっちゃ良いBGMキター!」
オペ女『当該物は【コード4B】。フィールド反射幕を展開中!』
綾波「……再突入直前なのに…。メガネの人…BGMはいいから…援護を…」
67 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:49:59.324 ID:cg04c3eX0.net[64/69]
ドンッ!
マリ「ごめぇーん!!高度不足でお先に~!後はセルフサービスでヨロピク~♡ハーッハッハッハッ!!ソロモンよっ!!私は帰ってきた!!」
綾波「……そのまま星屑になればいいのに…」
ガン!ガン!ガン!
綾波「お願い…!だから…!碇君を…返して!!」
68 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:50:39.084 ID:cg04c3eX0.net[65/69]
キュイィィィイィイン…
綾波「!?」
ピカッ
綾波「熱ッ…くっ…光を収束させて…焼き殺す気…?」
ジュンジュワー!
綾波「何…?この光…ATフィールドが中和してない…!!」
69 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:51:35.757 ID:cg04c3eX0.net[66/69]
綾波「コアブロックを壊さないと…!」
コード4B「やべっ!逃げろ!」チョロチョロ
綾波「あっ…逃げ…られる…!」
綾波「…降下角度が維持できない…!このままだと…機体が分解する…!」
ミサト『作戦遂行を最優先。機体を捨てても、目標物を離さないで!』
70 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:52:30.331 ID:cg04c3eX0.net[67/69]
綾波「…わかってる…だから…壊れても良いように…弐号機に乗って来た…!」
ドカーン!!
綾波「ぐっ…左腕…喪失…!!」
キュイィィィイン!
ピカッ!
ドンドンドンドンッ!
綾波「…ッ…くっ…ぅ…機体の損傷が激しい…!碇君…助けて…!助けてくれたら…私、なんでも…なんでもするから!!」
シンジ「えっ!マジで!?」
71 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:53:14.888 ID:cg04c3eX0.net[68/69]
綾波「碇…君?」キョトン
シンジ「ほい!ほい!ほい!」
ザクッ!ザクッ!ザクッ!
コード4B「うはwwwチートかよwwww」
シンジ「ほいっ!これで終わりっと!」
ザクッ!!
コード4B「チョゲップリィイィイイィイイ!!」
ドカーン!!!!
72 :以下、VIPがお送りします:2016/01/16(土) 13:54:02.496 ID:cg04c3eX0.net[69/69]
シンジ「汚ねえ花火だぜ…」
綾波「あの…碇君…ありがとう…////」
シンジ「綾波、約束は絶対!…守って貰うからね!!」ニッコリ
綾波「…え?」
シンジ「んじゃ、もう一眠りするから…着いたら起こしてね~…Zzz」
綾波「……え?」
カヲル「おかえり…碇シンジ君。……浮気はダメだぞ♡」
FIN
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