2 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:19:18 HR08YUyQ
アニ「…」ギュウ
エレン「…」ギュウ
アニ「ねえ…」
エレン「なんだよ?」
アニ「私達の関係ってさ…」
エレン「不思議だよな…」
アニ「恋人同士なわけ…?」
3 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:20:18 HR08YUyQ
エレン「いや違うんじゃねぇか?」
アニ「なんで?」
アニ「まわりには悟られないように会ってるし、抱きしめあってるし、キスするし」
エレン「それ以上させてくれないしな…」
アニ「…」ゲシ
エレン「イテッ!」
4 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:21:04 HR08YUyQ
エレン「何するんだよ?」イタイナ
アニ「うるさいよ」
アニ「あんたは、クリスタとの仲を恋人って言いたいの?」
エレン「クリスタ?……恋人ってわけでもないと思うけど…」
エレン「前にも言っただろ」
アニ「周囲は付き合ってると思ってるよ」
エレン「そうなのか?」
5 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:22:35 HR08YUyQ
アニ「そういう声はあると思うよ」
エレン「そっか~」
アニ「…」
アニ「…」スル
エレン「アニ…なんで離れるんだよ?」
アニ「……別に」
エレン「アニ…?」
6 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:23:53 HR08YUyQ
アニ「…」
エレン「…アニ」グイ
アニ「なにすんのさ…んん!?」
エレン「ん…ちゅう…」チュウ
アニ「ン…チュウ…ん…」
エレン「拗ねるなよ…」
7 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:27:38 HR08YUyQ
アニ「別に拗ねてなんか…ないよ」
エレン「じゃあまあそういうことにしとくけど…機嫌直ったか?」
アニ「知らないね」
エレン「ははは…」
アニ「笑うんじゃないよ」ゲシ
エレン「だから痛いっての…!」
8 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:34:56 HR08YUyQ
食堂
ユミル「てめぇ…なんでまた私達の席で飯食ってやがるんだよ?」イライラ
エレン「なんでって…わかるだろ」
ユミル「うるせぇ」
クリスタ「ユミル!…ごめんね?エレン」
エレン「いや、大丈夫だけどさ」
エレン(ユミルは本当にレ かなんかか?)
エレン(それとも親友が心配なだけか?)
クリスタ「スープ冷めちゃうし、食べよっか」
エレン「ああ」
9 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:36:12 HR08YUyQ
ミカサ「エレン、頬に食べかすがついてる」
ミカサ「とってあげるから動かないで」ヒョイ
アルミン「ミカサ…僕はエレンじゃないよ…」
アルミン「認めたくないのはわかるけどさ…」
ミカサ「エレン、黒髪から金髪に変えたの?それでもあなたには変わりない」
ミカサ「ので問題ない…」
アルミン「…」(ミカサが変になってる…)
10 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:37:40 HR08YUyQ
アニ「…」パクパク
ミーナ「ねえねえアニ~」
アニ「どうしたんだい?」
ミーナ「クリスタの席だけど…」
アニ「うん…なに?」
ミーナ「あの二人ってアヤシイよね~」ニヤニヤ
アニ「まったくあんたは…そういうの大好きだね」
ミーナ「アニだって見てたじゃない」
アニ「…」
11 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:43:59 HR08YUyQ
ハンナ「ねね、フランツ」
フランツ「なんだいハンナ?」
ハンナ「エレンとクリスタの二人…付き合ってると思う?」
フランツ「どうだろう…最近一緒にご飯食べるようになったんだよね」
ハンナ「元々あんまり話してなかった印象があるんだけど…」
フランツ「うん。きっかけは馬術訓練だろうね」
ハンナ「ああ…あの…」
ハンナ「興奮した馬にぶつかられるところを、エレンが身を挺して守ったんだっけ」
フランツ「クリスタからしたら、王子さまのように感じたかもね」
12 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:44:46 HR08YUyQ
クリスタ「♪~~~」
エレン「楽しそうだなクリスタ。いいことあったか?」
クリスタ「え?なんでもないよ~」(エレンと食べれて嬉しいだけなんだけどね)
ユミル「くそう…なんだってこんな死に急ぎ野郎のこと…」イジイジ
13 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 17:57:09 HR08YUyQ
ガヤガヤ
アニ(付き合ってはないんだよね…)
アニ(影で会ったりしてるのは私だしね…)
回想~
アニ「ねえ…あんたさ…」
エレン「なんだ?」
14 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 18:00:21 HR08YUyQ
アニ「あんた最近クリスタと仲良いよね」
エレン「そ、そうか?…話す機会は増えたけど…」
アニ「…」
エレン「それがどうかしたのか?」
アニ「さあね…」ダキ
エレン「わっ…なんだよ抱き着いて…」
15 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 18:00:59 HR08YUyQ
アニ「こういうことクリスタに内緒でやると楽しくないかい?」
エレン「?どういうことだよ…」
アニ「なんだか悪いことしてるような感じしない?」
エレン「どうだろうな…」
エレン「クリスタとは付き合ってるわけでもないし…」
アニ「…」
16 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 18:02:32 HR08YUyQ
エレン「でも俺たちって、特に噂とかもたたないよな」
アニ「格闘訓練一緒にやってる仲間くらいに思われてるだけだろうね」
エレン「みんなに隠れて抱き合うとかは楽しいかもな…」
エレン「教官に内緒で食糧盗んでるサシャの心境かも」
アニ「なるほどね」クス
アニ「じゃあ、時々やらないかい?」
17 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 18:06:19 HR08YUyQ
エレン「こういうことをか?」
アニ「小屋の裏とか、林のそばとかなら見つからないだろうし」
エレン「そうだな…俺は構わないぜ…」
アニ「あんた女の身体に興味はないの?」
エレン「ないわけないだろ…」
エレン「特にアニはスタイル良いと思うし…」(特に胸とか尻とか…)
アニ「嬉しいこと言ってくれるね…」(やっと乙女扱いされたってところかな)
回想おわり~
18 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/26(木) 18:10:43 HR08YUyQ
アニ「……」
ミーナ「今夜あたりクリスタに根掘り葉掘り聞いてみようかな~」
アニ「本人にかい?」
ミーナ「うん」
アニ「……」
ミーナ「アニも聞いてみたいと思わない?」
アニ「興味ないけどね」
25 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 21:17:49 yymR61j6
その夜 女子寮
クリスタ「えっ…!エレンとの関係?」
ミーナ「そうそう」ワクワク
アニ「…」
ハンナ「私も興味あるわ」
クリスタ「か、関係って…」モジモジ
26 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 21:18:57 yymR61j6
ミーナ「ずばり聞くけど…」
ミーナ「付き合ってるの!?」
クリスタ「…付き合ってはないと思う…」
ミーナ「え~~、付き合ってないの?」
ハンナ「でも大好きなんでしょ?そうよね?」
クリスタ「……//」コク
アニ「…」ピク
ミーナ「キャ~~~//」
28 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 21:32:26 yymR61j6
ハンナ「明日の休日でかける予定とか組んでるの?」
クリスタ「う、うん…約束はもうしてるけど…」
アニ「な…」
ミーナ「アニ?」
アニ「な、なんでもない…」
ミーナ「でも、いいな~デートか~」
クリスタ「デートじゃないよ~~」カアア
ハンナ「クリスタ、顔真っ赤」
クリスタ「ううう~~//」
29 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 21:41:00 yymR61j6
ハンナ「がんばってね。応援してる」
ミーナ「エレンをクッリクリにしてやんなよ!」
クリスタ「…?あ、ありがとう」
アニ(これは…心配だね)
ミーナ「そうと決まれば明日着ていく服を決めなきゃね!」
ハンナ「そうね」
ワイワイ キャーキャー アーデモナイコーデモナイ
30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 21:42:21 yymR61j6
ミーナ「おお…これは」
ハンナ「ずごい綺麗…!」
クリスタ「ほ、本当…?」テレテレ
ミーナ「うん可愛すぎるわよ。ミニスカートがポイントね」
ハンナ「綺麗な生足を出してるのは、男の人を虜にするにはもってこいよ」
アニ「……」(かわいいと思わざるをえない…)
ミーナ「フランツに同じようなことしてたの?」
ハンナ「私はクリスタみたいに可愛くないから、そんなことできないわよ」
31 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 21:48:18 yymR61j6
ミーナ「とにかく明日はこのコーディネートで決まりね」
ハンナ「鈍感なエレンもきっと反応するわよ」
クリスタ「うん…ありがとう。私がんばるね!」
アニ「……」
翌日 休日
小屋の裏
アニ「はあ…なにやってんだろ私…」
アニ「エレンとの待ち合わせ場所にこんな早くから居て…」
アニ「エレンは今頃…クリスタとデート中なんだろうね」
32 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 21:54:32 yymR61j6
しばらくして…
エレン「おーいアニ」
アニ「…」ウトウト
エレン「アニってば…」
アニ「はっ…」パチ
アニ「エレン!…遅いじゃないか…」
エレン「いや、遅れてはないはずだが…」
アニ「別にいいよ」ギュウ
エレン「いきなり抱き着くなよな…」
アニ「早く抱きしめてよ」
エレン「はいはい」ギュウ
アニ「……」
33 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 22:19:22 yymR61j6
アニ「…今日のデートは楽しかった?」
エレン「な、なんで知ってるんだよ?」
アニ「昨日クリスタに聞いたから…」
エレン「そうか…楽しかったよ」
アニ「そう…」
アニ「クリスタの足とかに目奪われたんじゃないのかい?」
34 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 22:20:12 yymR61j6
エレン「う……なんでわかんだよ…」
アニ「…」ギリギリ
エレン「いててて!」
アニ「クリスタ、ミニスカートだっただろ?」
エレン「まあ…」
アニ「どうせ可愛いとか思ったんでしょ」
エレン「……それは…思ったけどさ」
アニ「…」ギュ
35 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 22:21:41 yymR61j6
エレン「痛いって…背中つねるなよ」
アニ「うるさい」
エレン「デートのことばかり聞いてくるよな」
アニ「だめかい?」
エレン「そんなことねぇけどさ…」
アニ「じゃあ、他にどんなことしたのか教えな」
36 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 23:30:02 yymR61j6
エレン「どんなって言われてな…二人で服とか靴とか見て…」
エレン「屋台で飯とか食べて…」
アニ「普通だね…」
エレン「だろ?」
アニ「あとは…?」
エレン「あとは…膝枕してもらったかな」
アニ「…膝枕?」
37 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 23:47:06 yymR61j6
ギュ
エレン「いって!」
アニ「膝枕ってのは…どういうことだい?」ギリギリ
エレン「い、いや…そのままの意味だけど…」
アニ「クリスタはミニスカートだったよね?」
エレン「あ、ああ…」タラタラ
アニ「あんたその状態の彼女に膝枕してもらったの?」
38 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 23:47:53 yymR61j6
エレン「あ、いやそれは……」
アニ「それは…?」
エレン「……はい」
アニ「……!」ゲシ
エレン「ごわっ!」
アニ「…馬鹿」ゲシゲシ
エレン「痛いって…!まじで…!!」
アニ「…ふん」ギュウ
エレン「結局抱き着くのかよ……」
アニ「うるさい」
39 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/27(金) 23:53:29 yymR61j6
アニ「もちろんそれだけじゃないよね?」
アニ「あれだけ短いスカートだったんだ…」
アニ「……クリスタの 着も覗いたんだろ?」
エレン「う…なんでわかるんだよ…//」
アニ「何赤くなってんの?この変 」ゲシ
エレン「…すみません」
アニ「謝ってもだめ」ゲシゲシゲシ
44 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 12:17:20 xOdcrWYk
エレン「すげー痛い。許してくれよ!」
エレン「何か言うこと聞くから!」
アニ「言うこと?」ピタ
エレン「ああ…」
アニ「じゃあ、私ともデートして」
エレン「アニと…?」
45 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 12:18:04 xOdcrWYk
アニ「うん」
アニ「嫌って言ったらずっと蹴り続けるよ」
エレン「言わないし…わかったよ。今度の休日空けておく」
アニ「うん」
エレン「機嫌直った?」
アニ「少しはね…」
46 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 12:18:52 xOdcrWYk
エレン「よかった。デートとかけっこう乙女なんだな」
アニ「そうだよ。私は乙女さ」
エレン「スタイルもいいもんな。胸とか尻とか」サワサワ ナデナデ
アニ「あ、ばか…!…何触って…」
アニ「ちょ…だめ…!」
エレン「とかなんとか言って、抵抗はしないよな」ニヤニヤ
アニ「う、うるさい…!」
47 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 12:20:27 xOdcrWYk
数日後 女子寮
クリスタ「ほんとやめてよ~」
クリスタ「エレンとはそういう関係じゃないんだってば~」
ミーナ「そう言いつつ顔がにやけてますなクリスタさん」
ハンナ「今日も色々と聞いておかなくちゃね」
クリスタ「ええ…!そんな~」
ミーナ「それともくすぐりの刑の方がいいですかな?」
クリスタ「あ、あれは嫌…」ウルウル
……………
48 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 12:37:54 xOdcrWYk
アニ(話を聞く限り、クリスタともキスとかしてるんだね…)
アニ(エレンの奴…全く…)
アニ(次のデートで勝負決めないと…負けちゃうかもしれないね)
デート当日
アニ(待ち合わせ時間より早く来てしまったけど…)
ジロジロ チラチラ
アニ(見られてる気がするね…やっぱりきついか…)
49 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 12:40:26 xOdcrWYk
エレン「アニ~。もう来てたのかよ…て…」
アニ「…」
エレン「…」
アニ「変かい?やっぱり…」
エレン「お前…スカートとか持ってたんだな」
アニ「まあ、私だってね」
50 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 12:41:38 xOdcrWYk
エレン「乙女だもんな」
アニ「うん、そうだね」
エレン(ミニスカートだから足が見えるよな…)
エレン(綺麗だなアニ…)フマレタイ
アニ「どこ見てるんだい?ス 」
エレン「よし、どっか適当にまわるか」
アニ「こら、無視すんな」
エレン「その格好で蹴るなよ。見えるから」
アニ「ふん」
52 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:04:38 xOdcrWYk
アニ「それで何を買うか決めてあるの?」
エレン「まあな」
アニ「何買うんだい?」
エレン「マフラーと…」
アニ「マフラー?」
エレン「ミカサのマフラーあれ古いんだよな」
エレン「だから新しいのあげようかなって…」
アニ「ああ…そういうこと」
53 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:06:14 xOdcrWYk
エレン「ミカサは家族だからさ…わかってると思うけど…」
アニ「いちいち言わなくてもいいよ」ギュ
エレン「なんか尻のあたりが痛いんですが…」
アニ「気のせいじゃない?」
エレン「あとは…ペアリングでも買うかなって…」
アニ「ペアリング?」
54 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:07:11 xOdcrWYk
エレン「いやか?」
アニ「私に?」
エレン「うん」
アニ「嫌じゃないけど…いいのかい?」
アニ「私勘違いするよ…?」
エレン「…勘違いていうのがよくわかんねーな」
アニ「買ってくれるんならうれしいよ」
エレン「今日は素直だなアニ」
アニ「…」ゲシ
エレン「イテ!」(見えなかった…)
55 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:07:56 xOdcrWYk
人気ない 公園
アニ「……」ジー
エレン「なんでそんなリングを凝視してるんだよ」
アニ「そりゃあんたとお揃いのリングだからね」
アニ「うれしくてさ」
エレン「うれしいのかよ…//」
56 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:08:48 xOdcrWYk
アニ「もちろんさ…だって…」
エレン「だって…?」
アニ「愛してる人からのプレゼントだよ?」
アニ「うれしいに決まってるじゃないか」
エレン「…」
アニ「…」
エレン「それって…告白ってことか?」
アニ「そうだね、私はあんたの恋人になりたい」
エレン「アニ……」
エレン「俺の方からも、よろしくお願いいたします」ペコ
57 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:30:57 xOdcrWYk
アニ「………」
アニ「クリスタはいいのかい?」
エレン「何回も言ってきたと思うけど」
エレン「クリスタとは付き合ってないって…」
アニ「付き合ってないって言っても…クリスタもあんたのこと好きだよ」
エレン「それは…また謝っとくさ」
アニ「じゃあ…いいんだね」
エレン「ああ、よろしくなアニ」
アニ「うん、よろしく」
58 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:31:34 xOdcrWYk
アニ「と、ところでさ…」
エレン「ん?」
アニ「ひ、膝枕してあげよっか?」ウツムキ
エレン「その格好で?」
アニ「うん…」
エレン「ぜひお願いします」ペコ
59 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:32:43 xOdcrWYk
アニ「…変 」
エレン「欲望に忠実と言ってくれ」
エレン「じゃあ、失礼します」ボフ
アニ「ど、どんな感じ?」ドキドキ
エレン「気持ちいい、アニの膝枕はいいな」
アニ「そう、よかったよ」
60 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:33:24 xOdcrWYk
エレン(照れてるアニかわいいな…)
エレン(さっき蹴りのときはみえなかったし…)
エレン(この状態は大チャンス)
アニ「あ、あのさ…エレン」
エレン「なに?」
アニ「あ、あんまり頭動かさないでくれるかい?」
アニ「スカート上がっちゃうからさ…//」
エレン「そういうことか…」ニヤニヤ
アニ(嫌な予感…)
エレン「とう」ゴロン
アニ「ば、バカ…!…どっち向いて…!」
エレン「今日のアニの 着はピンクと…」フムフム
アニ「死ね!」ゴス
61 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:34:28 xOdcrWYk
夜 女子寮
アニ「クリスタ…その…ごめんね」
クリスタ「……仕方ないよ。エレンとは付き合ってなかったもん」
アニ「…」
クリスタ「わたしは応援するよ」
アニ「クリスタ……ありがとう」
クリスタ「でもそのかわり…」ニコニコ
62 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/09/29(日) 13:36:12 xOdcrWYk
ミーナ「そうそう…」ニヤニヤ
ハンナ「根掘り葉掘り聞く相手があなたになってしまうけどね」
アニ「な…あんたら…!」
一同「かかれ~~~」
アニ「ちょ…ばか…脇はだめ…あ…」
ミーナ「くすぐりの刑と、質問に答えるのどっちがいい?」
アニ「質問に答えます…」グス
ミーナ「よろしい!」
クリスタ「何を答えてもらおうかな~」
ハンナ「まず、いつごろから妖しい関係になったのかでしょ」
ミーナ「二人あまりそういう噂なかったし」
ハンナ「隠れて会ってたんじゃないの?」
アニ「う…」ドキドキ
クリスタ「今夜は楽しそうね、アニ」ニコニコニコ
完
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