1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 21:52:22.43 ID:IMzgbRyl0
シンジ「何って?ただのお弁当じゃないか」

アスカ「この いドバドバのネバネバのドロドロのものは何って言ってんのよ!!」

シンジ「それは・・・愛・・・だよ」

アスカ「はあ?とにかくこんなもん食えるわけないわ。罰として焼きそばパン買って来なさいよ」

シンジ「わかったよもう。買ってくればいいんだろ全く」ガタッ

綾波「・・・」ジー

アスカ「な、何よ。えこひいき」

綾波「あなた、あの白いものがなんなのか・・・本当にわからないの?」

アスカ「知らないわよ。何なのよ、あれ。」

引用元: アスカ「シンジ!何よこのお弁当!」 


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 21:55:47.49 ID:IMzgbRyl0
シンジ「(ちぇ。せっかく一生懸命作ったのに。)」

トウジ「お、先生やないか。売店にくるなんて珍しいなあ」

シンジ「あ、いやアスカがお弁当食べないっていうから」

トウジ「先生の苦労もしらんと、全くあの女は。ホンマかわいいのは顔だけやな」

シンジ「まあしょうがないよ。」

トウジ「まあ気にすんなや。俺はいつでも先生の味方やからな」

シンジ「うん。ありがとう」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 21:57:27.24 ID:IMzgbRyl0
シンジ「(今日は色々と疲れたな。アスカ・・・なんでお弁当食べてくれなかったんだろう・・・)

シンジ「(それにしてもトウジは優しいなあ。僕の事をあんな風に思ってくれるなんて)」

シンジ「(トウジ・・・トウジ・・・!)」

シンジ「・・・もうこんな時間か。お弁当作らないと」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 21:59:02.14 ID:IMzgbRyl0
キーンコーンカーンコーン


トウジ「さぁ!飯や飯!ケンスケ!売店いくで」

ケンスケ「はいはい。」

シンジ「あ、トウジ!あのさ、今日はトウジの分までお弁当作ってきたんだけど、食べない?」

トウジ「お!何やワシの分もあるんか!遠慮のう頂くで!」

委員長「碇君!日直の仕事が残ってるでしょ!ちょっと職員室までいくわよ」

シンジ「うん。じゃあトウジ、先食べてて。」

トウジ「なんや委員長。昼飯終わってからでもええやろ」

委員長「駄目に決まってるでしょ。さ、いくわよ碇君」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:00:33.36 ID:IMzgbRyl0
トウジ「フーフフーンフーン♪今日の弁当はミサトさんとお揃いやで~」パカッ

ドパア

トウジ「・・・何や・・・これ」

綾波「・・・」ジー

トウジ「(こ、これはまさか・・・これりゃ式波が食べるわけないわ)

綾波「」ジー

トウジ「な、なんや綾波。」

綾波「ヒドイわね。それ碇君の・・・」

シンジ「おまたせトウジ」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:04:08.90 ID:IMzgbRyl0
シンジ「ん?どうかしたの?二人とも」

トウジ「い、いやあなんか急に具合悪くなってな。ちょっと保健室行ってくるわ」

シンジ「え!大丈夫?僕も一緒に行こうか?」

トウジ「い、いや一人で大丈夫や。ごめんな碇。せっかく弁当作ってくれたのに」タタッ

シンジ「トウジ・・・」

綾波「(逃げた・・・)」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:06:27.49 ID:IMzgbRyl0
シンジ「」ジー

綾波「な、何?碇くん」

シンジ「」チラ

綾波「食べないわよ」

シンジ「うるさい!誰が綾波になんか食べさせるか!」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:11:04.95 ID:IMzgbRyl0
綾波「碇くん。そんなお弁当、誰も食べないわよ。」

シンジ「うるさいよ!前は綾波も食べてくれてたじゃないか!」

綾波「あの時はまだ気づいていなかったから・・・それにそんなに大量じゃなかったし」

シンジ「何がいけないっていうんだよ!」

綾波「知ってるのよ私。そのお弁当に入っている白いものがなんなのか。赤城博士に調べてもらったから」

綾波「それ、せい・・・」

アスカ「シンジ」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:17:22.86 ID:IMzgbRyl0
アスカ「何喧嘩してんのよ。帰るわよ」

シンジ「そうだね。じゃあね綾波」

コツコツ

アスカ「何で喧嘩してたのよ。あんなファーストのこと好きだったんじゃないの?」

シンジ「前にもいったろ。もういいんだよ。綾波のことは。」

アスカ「それにしても、昨日のお弁当のアレ、なんなのよ」

シンジ「だから・・・愛だって。僕なりの。アスカへの愛さ。」

アスカ「な、何馬鹿なこと言ってんのよ」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:23:02.33 ID:IMzgbRyl0
ネルフ本部


ゲンドウ「どうだ。今日のディナーの味は。」

シンジ「うん・・・。いつもどおりおいしいよ。父さん。」

ゲンドウ「なんだ。元気が無いじゃないか。それに私への呼び方も変わったな」

シンジ「うん・・・綾波に言われたんだ。ファザコンは嫌いだって」

ゲンドウ「そうか・・・。あの時は済まなかったなシンジ。」

シンジ「いいよ。父さん。あれは僕が悪いんだし。」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:25:51.36 ID:IMzgbRyl0
ゲンドウ「レイのことは・・・もういいのか?」

シンジ「うん。何かもうどうでもよくなっちゃった。」

ゲンドウ「そうか。好きにしろ。私はただお前を支えてやるまでだ。」

シンジ「ありがとう父さん。」


ゲンドウ「で、次は誰なんだ?」

シンジ「アスカだよ」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:32:08.19 ID:IMzgbRyl0
アスカ「ミサト~。シャンプーとって~」ゴシゴシ カコーン

ミサト「自分で取りなさいよ。届くでしょ」

アスカ「届かないわよ!それにバカシンジが覗くかもしれないでしょ!」

シンジ「ひどいなぁ。そんなことしないよ。」

ミサト「はいはいー。ほれっ」ガラッ

アスカ「ちょっ!急に開けないでよ!」

ミサト「いいじゃなーい。女同士なんだから♪ホレホレッ」ツンツン

アスカ「もう!どこ触ってんのよ!」ピシャリ

ミサト「残念だったわねーシンジ君」

シンジ「もう、ミサトさん!からかわないでください」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:36:25.05 ID:IMzgbRyl0
プルルル、プルルル

ミサト「はいはい今出ますよっと」

シンジ「ミサトさん、今日なんか機嫌いいですね。」

ミサト「まあねぇん♪」

シンジ「(加持さんと絶対なんかあったな)」

ミサト「はい葛城です」

電話「・・・」

ミサト「・・・」

電話「・・・プツ、ツー、ツー」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:40:26.71 ID:IMzgbRyl0
ミサト「何よ。イタズラかしら」

シンジ「(ま、まさか)」

ミサト「こんなご時世なのに、よくこんなことする暇あるわねえ。それともシンジ君のお友達かしら」

シンジ「」ダッ ガラ!ピシャ!

ミサト「ちょ、シンジ君?」

プルルル、プルル

シンジ「やっぱり・・・ピッ」

ゲンドウ「シンジか」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:46:25.99 ID:IMzgbRyl0
シンジ「父さん・・・家にはかけて来ないでっていったのに」

ゲンドウ「すまんな。しかし緊急事態発生だ。今レイが・・・」

シンジ「綾波?」

ゲンドウ「レ、レイ『碇司令、碇君にあんなことさせるのはやめ』」ザザー、ツーツー

シンジ「父さん!」

シンジ「(一体何が起こっているんだ・・・)」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:55:16.52 ID:IMzgbRyl0
ネルフ本部

ゲンドウ「な、なんのことだ。レイ。」

綾波「知ってるんです。碇司令が碇くんに・・・その・・・」

ゲンドウ「なんだ」

綾波「お弁当に・・・せ、せ、せ、せせ、せい・・・」

ゲンドウ「私は忙しい。帰ってくれ。」

綾波「か、帰りません。司令が認めるまで・・・」

ゲンドウ「なんなんだ。言うなら早く言え」

綾波「碇司令・・・碇君のお弁当に・・・碇くんの・・・」

ゲンドウ「あいつのなんだ」

綾波「せいし・・・を入れさせるのをやめさせてください」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 22:58:47.18 ID:IMzgbRyl0
ゲンドウ「私はお前が何を言っているのかわからない。」

綾波「とぼけないでください。赤城博士に・・・ちゃんと検査してもらいました。」

ゲンドウ「冬月」 ウィン

冬月「なんだ碇」

ゲンドウ「赤城博士を呼べ」

冬月「わかった・・・」

綾波「・・・」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:05:53.56 ID:IMzgbRyl0
数日前

赤城博士「そう。アスカに決定ね。あとはお願いね、マヤ」

マヤ「はい!先輩!」

綾波「あの・・・赤城博士」

赤城博士「ん?何?」

綾波「例の件のことなんですが」

赤城博士「ああ。検査結果出たわよ。陽性反応が出たわ。まさかシンジ君にこんな趣味があったなんてね」

綾波「はい・・・」

赤城博士「男のことはわからないわ。ロジックじゃないもの」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:09:46.82 ID:IMzgbRyl0
ウィン

赤城博士「はい。なんでしょうか。」

ゲンドウ「最近シンジ作った弁当を検査したか?」

赤城博士「は?いえ・・・そんなことは。」

綾波「!?」

ゲンドウ「そうか」ニヤリ

赤城博士「それより碇司令・・・昨日の続きを・・・今晩どうです?」

ゲンドウ「わかった。あとで連絡する」ウィン

冬月「・・・」

ゲンドウ「だ、そうだ。もう帰れ、レイ」

綾波「・・・」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:13:44.66 ID:bjWs5dqe0
綾波「まだです。・・・コレ」

ゲンドウ「ん?」

綾波「」ピッ


『ゲンドウ「シンジ、最近レイとはどうだ?」

シンジ「・・・それがあまりうまく言ってなくて」

ゲンドウ「なんだ、喧嘩でもしたのか」

シンジ「違うよパパ。今日、綾波が僕の作ったお弁当を食べてくれなかったんだ」

ゲンドウ「・・・そうか」

シンジ「何がイケなかったんだろう・・・。パパ、ボクはパパが言ったようにちゃんと愛をこめて作ってるんだよ?」

ゲンドウ「安心しろ。パパの言う通りにすればいずれお前とレイは結ばれる。」 』

綾波「これを証拠として提出します」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:20:01.47 ID:bjWs5dqe0
ゲンドウ「冬月」

冬月「なんだね」

ゲンドウ「レイを拘束しろ」

綾波「!?」

ゲンドウ「残念だ。だがシンジももうお前を必要としていないみたいなのでな」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:23:59.43 ID:bjWs5dqe0
シンジ「(綾波は今日は休みか・・・)」

アスカ「シンジ!一緒にお弁当食べましょ!」

シンジ「どうしたんだよアスカ。珍しいこともあるもんだね」

アスカ「何よアタシと一緒じゃ食べられないっていうの?」

シンジ「そんなこと無いよ。嬉しい。」

アスカ「い、いいから早く食べるわよ///」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:28:56.06 ID:bjWs5dqe0
 
アスカ「だいたい、こないだだってアンタあたしのこと誘ってきたじゃない。お返しよ」

シンジ「うん・・・」

アスカ「どうしたのよ。元気少ないじゃない」

シンジ「今日綾波休みだよね。」

アスカ「そうねぇ、でも今日が初めてじゃないじゃない」

シンジ「僕、綾波を傷つけちゃったのかな」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:33:31.69 ID:bjWs5dqe0
アスカ「何よ。あんたファーストのことなんかどうでもいいんじゃなかったの?」

シンジ「そうだけど・・・」

アスカ「(まったく仕方がないわねえ)」

アスカ「協力してあげるわよ。でもいまはお弁当食べましょ」

シンジ「うん・・・そうだね」

アスカ「」パカッ

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:39:49.90 ID:bjWs5dqe0
アスカ「(良かった。今日は普通ね・・・)」モグモグ




ネルフ本部

ゲンドウ「どうだシンジ、今日のディナーは」

シンジ「凄くおいしいよ。父さん」

ゲンドウ「式波大尉とは上手くいっているか?」

シンジ「うん。ボチボチって感じ」

ゲンドウ「そうか」

シンジ「でも・・・綾波が最近学校にこないんだ」

ゲンドウ「そうか・・・」

シンジ「父さんは何かしらないの?」

ゲンドウ「いや、特には知らん」

シンジ「そう・・・」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:43:37.89 ID:bjWs5dqe0
ゲンドウ「まあ気にするな。今は式波大尉に集中するんだ」

シンジ「うん。わかった。」

ゲンドウ「例の計画は続行中か?」

シンジ「うん。順調だよ・・・」

ゲンドウ「いいか。私の言うとおりにするんだ。そうすれば今度こそ上手くいく」

シンジ「信じてるよ・・・父さん」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 23:50:30.95 ID:bjWs5dqe0
シンジ「はい、アスカ。お弁当」

アスカ「」ドキドキ・・・パカッ

アスカ「(今日も普通ね)」



シンジ「トウジ!今日もお弁当作ってきたけど・・・食べる?」

トウジ「ん?あ、いやあその・・・」

ケンスケ「ちょうどいいじゃないか。今日財布持ってくるの忘れたんだろ?」

トウジ「せ、せやな。シンジ、ありがたく頂くで」

トウジ「」ドキドキ

トウジ「(ミサトさん!頼んます!)」パカッ

トウジ「・・・」

トウジ「(なんや、今日は普通やな!)」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:02:17.44 ID:xestAeBi0
シンジ部屋


シンジ「(いよいよ明日だ)」

シンジ「(この日のために用意した・・・これが・・・)」ピッ ザーザー

   『アスカ「アスカ「ミサト~。シャンプーとって~」ゴシゴシ カコーン

    ミサト「自分で取りなさいよ。届くでしょ」・・・』

シンジ「・・・アスカ」 

    ミサト「いいじゃなーい。女同士なんだから♪ホレホレッ」ツンツン

    アスカ「もう!どこ触ってんのよ!」ピシャリ

    ミサト「残念だったわねーシンジ君」

    シンジ「もう、ミサトさん!からかわないでください」』


シンジ「(アスカの裸・・・最高すぎるよ!)」

シンジ「(アスカぁ・・・アスカぁ・・・!)」 

シンジ「ふぅ・・・」

シンジ「これで良し」キュッ

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:07:18.35 ID:xestAeBi0
翌朝

ミサト「シンちゃん、今晩外で食べてくるから、夕飯は二人で食べてね♪」

シンジ「はい(加持さんかな)」

アスカ「ミサトばっかずるい」

ミサト「大人はずるいくらいがちょうどいいのよ♪」

アスカ「むー」

シンジ「アスカ、もう行かないと。遅刻しちゃうよ。」

アスカ「わかってるわよ!バカシンジ」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:12:58.73 ID:xestAeBi0
プルルプルル

シンジ「電話だ」

アスカ「もう、遅刻するわよ。あとでにしなさいよ。」

シンジ「ごめん、アスカ。先行ってて」

アスカ「はあ?んもう!」タタタッ



シンジ「あ、父さん。うん。大丈夫だよ。うん。」

シンジ「父さんがくれた超小型カメラのおかげで●●●も無事調達できてたし、それに・・・」

シンジ「3日も●めたんだからね」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:18:45.64 ID:xestAeBi0
学校


シンジ「(もうすぐお昼か・・・いよいよだ)」ガサガサッ

シンジ「(トウジの分、アスカの分、それにケンスケの分と委員長の分・・・良し!)」

綾波「おはよう」

シンジ「(な・・・)」

綾波「」テクテク ガチャ

シンジ「綾波・・・!」

綾波「おはよう。碇くん」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:23:06.86 ID:xestAeBi0
シンジ「あ、綾波・・・その・・・」

シンジ「この間はヒドイこといってごめん!」

綾波「・・・」

シンジ「あれから色々悩んだんだけど・・・」

綾波「知らない」

シンジ「え・・・ご、ごめん!本当に許して!」

綾波「命令ならそうする」

シンジ「・・・綾波・・・?」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:27:09.62 ID:xestAeBi0
シンジ「どうしたの?綾波。今日の綾波、なんか変じゃない?」

綾波「・・・そう」

シンジ「いつもならもっとこう・・・もう少し・・・」

綾波「綾波レイならそうするの?」

シンジ「・・・」

シンジ「まあいいや。とにかく綾波が元気で良かった」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:33:26.54 ID:xestAeBi0
アスカ「えこひいきじゃない。久しぶりね」

綾波「・・・」

アスカ「・・・?」

トウジ「よ!先生。今日もお弁当くれるんやて?しかもケンスケや委員長にまで!偉いなあ先生は。」

ケンスケ「ありがとな、碇」

シンジ「うん」

アスカ「さっみんなで食べましょ!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:38:07.34 ID:xestAeBi0
シンジ「あ、でも綾波の分が・・・」

アスカ「あ」

綾波「・・・」

委員長「あ、あたし弁当作ってきちゃったから、それを食べるわ」

アスカ「(ナイスひかり!)」

シンジ「ごめん、委員長」

委員長「いいのよ、綾波さんに食べさせてあげて」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:42:06.95 ID:xestAeBi0
アスカ「ほらシンジ!早くお弁当持って来なさいよ」

シンジ「う、うん!」

シンジ「(ついにこの時が・・・)」ドキドキ

シンジ「はい、トウジ」

トウジ「おう、ありがとな」

シンジ「ケンスケ」

ケンスケ「サンキュー」

シンジ「(そしてアスカのは特別・・・あれ?)」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:45:59.94 ID:xestAeBi0
シンジ「(しまった・・・どっちがアスカのだっけ?)」

アスカ「んもう!早く渡しなさいよ」パシッ

シンジ「あっ」

アスカ「何よ」

シンジ「いや・・・なんでも」

シンジ「じゃ、これ綾波の」

綾波「・・・」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:52:03.79 ID:xestAeBi0
委員長「じゃあ、食べましょう!」

トウジ・ケンスケ・アスカ・委員長・シンジ「いっただっきまーす!」

綾波「・・・いただきます」

パカッ トウジ「うはぁ!うまそうやな!」

パカッ ケンスケ「おお!これは!」

パカッ 委員長「すっごーい!」

パカッ アスカ「ふん、見た目はまあまあね」



パカ・・・ドパアアアドヴァドヴァビュルル

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 00:55:01.05 ID:xestAeBi0
綾波「・・・」



トウジ「・・・」

ケンスケ「・・・」

委員長「・・・」

アスカ「・・・」

シンジ「(あちゃーやっぱりか)」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 01:01:15.50 ID:xestAeBi0
委員長「あ、あ、あ、綾波さんのは特別なのね!と、とととっても美味しそうね!」

ケンスケ「そ、そうだね!な、なんか濃厚って感じ~?ははっ」

トウジ「せ、せや!綾波!一口食べてみたらどや!」

アスカ「(ば、馬鹿!何いってんのよ!)」ヒソヒソ

トウジ「(す、すまん。つい。せやかて先生がおるんやし、しかたないやろ・・・)ヒソヒソ」

ケンスケ「(鬼トウジ・・・)」

綾波「・・・」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/14(金) 01:08:19.78 ID:xestAeBi0
委員長「あ、綾波さん今日具合悪かったんだよね。さっき保健室行ってたし」

シンジ「え、そうなの?大丈夫?綾波?」

綾波「・・・いえ、。問題無いわ。碇君、そのスプーン貸して」

シンジ「あ、うん」

綾波「」スッ パクッ

トウジ・ケンスケ・アスカ・委員長「あ」

シンジ「ど、どう?綾波」

綾波「・・・」










綾波「・・・苦い」


終劇