1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 20:41:34.57 ID:5SMCJ70cO
~昼休み~

一夏「箒ー!」

グイッ

箒「わっ!な、なんだ!急に顔を寄せて…」

一夏「一緒に学食に行こうぜ?」

箒「べ、別に私は一人でー」

一夏「そんな事言うなよ、な?」

グイッ

箒「ち、近ー」

一夏「ん?」

箒「わ、分かった…そこまで言うなら、一緒に行ってやろう…」

一夏「よし!じゃあ早く行こうぜ!」

箒「あ、こら!手を引っ張るな!」

 

引用元: 一夏「箒と思いっきりイチャラブしてみる」 



11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 20:53:56.17 ID:nB+vRzuN0
~学食~
一夏「んじゃ、俺日替わり定職で」

箒「わ、私もそれでいい」

一夏「ん?日替わりだぞ?いいのか?」

箒「べ、別に………わ、私の勝手だろ!お前には関係ない!」

一夏「あはは…そっか、悪かったな箒」

箒「ふ、ふんっ!」プイ

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 20:58:20.91 ID:nB+vRzuN0
箒(し、しまった……一夏が私を誘ってくれたのが余りに嬉しすぎて…あ、あんな態度を……失敗した…)

箒「……はぁ…すまない一夏、やはり今日は一人で…」

一夏「でも、箒と二人っきりで食べるのも久しぶりだな、楽しみだ」

箒「!な、何だ!い、いきなりお前は!」

一夏「え、だって今まで他の皆と一緒に食べてたからさ、久しぶりでちょっと嬉しくてな……悪かったか?」

箒「………」

一夏「?………箒?」

箒(い、一夏が……わわ私と昼食を取るのがう、うれしいって…)ワタワタ・・・

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 21:02:07.48 ID:nB+vRzuN0
一夏「おっ、来たぞ」

箒「へ?あ、ああ…」

一夏「ほら席に座ろうぜ」

箒「………ああ」


鈴「ナニアレ」

セシリア「ナンデショーネアレハ」

シャル「どうして僕達と一緒に食べるのと断って………一夏…」

ラウラ「今日の日替わりはさんま定食か」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 21:13:17.79 ID:nB+vRzuN0
一夏「ん…さんまって腹が苦いのが玉にキズだよな?箒?」

箒「は?あ、ああ!だが美味だと思うぞ!」パクパクパクパク

一夏「す、すげー勢いで食べるな…苦くないのかよ………ん?」

箒(くっ……嫌でも意識してしまうではないか…まさかあの朴念仁の一夏が私と二人っきりで………う、うおぉぉおぉおぉぉぉぉおぉぉおぉおお!!!お、おち、落ち着くのだ!篠ノ之箒!)パクパクパクパク

一夏「ん?おい箒?」

箒(大丈夫だ、いつも通り振舞え……剣で鍛えた精神がこのくらいの状況で……)パクパクパクパク

一夏「おい箒!って、仕方ねぇな…」スッ・・・

箒(流石にもう一夏もあんな恥ずかしいことは言わないはずだ、うん!そうだ!よし…なら普段通りの対応で………)ヒョイパク

箒「………え?」

一夏「ほっぺに米粒ついてたぞ、箒にしてはお茶目だな」ハハハハハ

箒「ほ……ほっぺ………ほっぺた……///」

一夏「はは、何だか今日の箒さぁ、いつもと違って………可愛いな」

箒「は、はあああああ!!!」ガタンッ!

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 21:23:03.75 ID:nB+vRzuN0
一夏「あっ……す、すまん、今のは忘れてくれ…」

箒「あ、ああ…///」

一夏「………」パクパク

箒「………」パクパク

一夏「………」パクパク

箒「………」パクパク

一夏「箒」

箒「!な、何だ!?」ビクッ

一夏「………明日も」

箒「明日……?」

一夏「明日も……一緒に食べようぜ?箒?」

箒「!……あ、ああ!」パァァ・・・


鈴「」
セシリア「」

シャル「一夏…」
ラウラ「何故あの二人はさんまの腹を残しているのだ?もったいないぞ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 21:31:29.03 ID:nB+vRzuN0
~放課後~
箒「~♪」

セシリア「ほ、箒さん?」

箒「何だ?セシリア?」

セシリア「今日は一夏さんと何かあったんですの?」

箒「ほぉ♪気付いたのか?セシリア?」

セシリア「………」ピキキ・・・

箒「いやな、一夏自身が私と昼食を取りたいと言ってな、ホントにアイツはやっと私の良さに………///」ポッ

セシリア「………」ピキキ・・・

箒「本当にすまないなセシリア、当分は私が一夏と一緒に御飯の時間を取るのでな、皆にも言っておいてくれ♪」

セシリア「………」ドンッ!・・・バゴッ

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 21:39:09.87 ID:nB+vRzuN0
~夜~
一夏「さて、明日の予習でもするか」

一夏「………」カキカキ・・・

一夏「………」カキカキ・・・

コンコン・・・

一夏「ん?はぁ~い?」ガチャ・・・

箒「こ、こんばんわ……だな、一夏」

一夏「あ、ああ…」

箒「入っても……いいか?」

一夏「お、おお…ほら」

箒「ん……失礼する」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 21:43:48.28 ID:nB+vRzuN0
一夏「で、こんな時間にどうしたんだよ?」

箒「い、いやな!今日の一夏は普段と違ったから、どこか悪いのかと…」

一夏「ん?いや……何もないはずだけど」

箒「そ、そうか!はははは!少し早計だったな!はははははは!」

一夏「………俺よりも箒のほうが何か少しおかしくないか?」

箒「は?な、何を言っているんだ?い、一夏?」

箒(お、おかしくなるに決まっているだろう!こ、こんな夜にお、お前と二人っきりなんだぞ!)

一夏「ん?気のせいか」

箒「ああ!気のせいだ!」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 21:54:20.29 ID:nB+vRzuN0
一夏「でさ箒、用はなんだ?」

箒「は?」

一夏「いや、は?じゃなくて何か用があって来たんじゃないのか?」

箒「い、いや……その……」

一夏「?」

箒(今日はなんだかイケそうな気がしたんだが……やはり一夏は一夏なのか……)

一夏「俺はもう予習して寝ようとしたんだけど…」

箒「そうだったのか……すまなかった」

一夏「はは、気にすんなって」

箒「だが……明らかに私は邪魔だろう……」

一夏「う~ん…」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 22:01:46.43 ID:nB+vRzuN0
一夏「よし、それじゃあ寝るまで時間潰すか?」

箒「いいのか?私が来たばっかりに…」

一夏「気にするなっていったろ?」ナデナデ

箒「な、撫でるな……馬鹿一夏…///」

一夏「はは、馬鹿でゴメンな」ナデナデ

箒「こ、こいつ…///」

一夏「さて、何する?箒?」

箒「何をすると言われても……私には……」

一夏「ん~…」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 22:09:42.02 ID:nB+vRzuN0
箒「そ、そうだ!一夏!今からでも他の連中を…」

箒(この状況は少し惜しいが……私なんかでは一夏を楽しませられない……)


一夏「い、いや……いい」

箒「なっ!だ、だが…」

一夏「いいから!……今夜はお前と二人がいいんだ…いいか?箒」

箒「わわわわわわ私とふふふふふふふ二人だとぉぉぉぉおおぉおお!?」

一夏「あ、ああ…」

箒「わ、私は構わないぞ!う、うん!」

一夏「そっか、良かった」

箒「………///」ホワホワ

55: お風呂はいりたい 2011/09/04(日) 22:22:24.88 ID:nB+vRzuN0
一夏「はは、今日は騒がずにゆっくりしようぜ、な?箒」

箒「ああ…お前がいいなら私もいいぞ」

一夏「ん……」ゴロン

箒「………」ドキドキ・・・

一夏「ふぁぁ……流石に専用機持ち全員と手合わせを連続は体に堪えるな…」

一夏(気のせいかもしれないけど、箒とラウラ以外の皆のやる気がいつもと違ったような…)

箒「な、なぁ!一夏!」

一夏「ん?」

箒「そ、そ、そんなに疲れているな…わ、私が解消させてやらんでもないぞ!」

一夏「?どうやって?」

箒「ほ、ほらこっちに来い…///」トントン・・・

一夏「へ?」

59: ンジャコレデイッタンキルワ 2011/09/04(日) 22:30:50.16 ID:nB+vRzuN0
一夏「こ、これって…」

箒「俗に言うひ、ひざまくらというやつだな……うむ」

一夏「はは、箒がこんなことしてくれるなんてな」

箒「なっ!ど、どうせ私には似合わんからな!」ギュッ

一夏「あがが!ち、違ぇよ!てっきり俺のこと嫌ってるのかと…」

箒「はぁ!?な、何故そんな考えに至った!?」ギュギュギュゥ・・・

一夏「いぎぎ!だ、だって!いつもすげー俺に対して高圧的だし、躊躇無く竹刀で殴ってくるし…」

箒「うっ……すまん、これからは抑えてみる」

一夏「あ、ごめん箒、責めてるわけじゃなくてだな!そんな箒がこんなこと俺にしてくれるのが嬉しくて…」

箒「!そ、そうか……お前が良かったら私はいつでもいいぞ、一夏」

一夏「ホントか?ラッキー」

箒「ふふ♪」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 23:25:11.93 ID:nB+vRzuN0
一夏「足、キツくないか?」

箒「ふっ、このくらいで音を上げるほどの鍛錬はしていないぞ」ナデナデ

一夏「はは、そっか……でもホントにきつくなったらちゃんと言えよ」

箒「うむ、分かっている」ナデナデ

一夏「ん……気持ちいい……」

箒「そうか、それはよかった」ナデナデ

一夏「……よく分かんねぇけど、箒って母親みたいだな」

箒「!わ、私が母親だと!?」ピクッ

一夏「あ、ゴメン……気に障ったか?」

箒「い、いや大丈夫だ…」ドキドキ

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 23:34:05.00 ID:nB+vRzuN0
箒「………母親か」

一夏「うん……箒っていい母親になりそうだな」

箒「!は、はぁ!?お、お前はいきなり何を言い出すんだ!?」

一夏「何って……ふと思ってさ」

箒「そ、そうか……だ、だがな一夏!」

一夏「ん?」

箒「私には生憎あ、相手が居なくてな……母親になる前にか、彼氏をだな…」

一夏「彼氏か………けど箒って美人だし彼氏なんてすぐに作れそうだけどな」

箒「!び、美人……ではなく!そ、そんな簡単に作れるものではない!この馬鹿!」バシッ!

一夏「いって!何でぶつんだよ箒!」

箒「うるさい!今回ばかりはお前が悪い!」

一夏「はぁ?」

93: もうすぐ月曜日… 2011/09/04(日) 23:43:32.44 ID:nB+vRzuN0
箒「全く…」

箒(今日は思わせぶりな態度があったからな……この馬鹿も私のことをい、意識しているのかと思ったのだったが………やはりいつもの一夏か…)

一夏「ん~……でも」

一夏「箒が奥さんだったら、結構幸せな家庭になるんだろうな…」

箒「!!!」シュバッ!

一夏「うがっ!ど、どうしたんだ!箒!?」

箒「そ、それは本当なのか!?一夏!」

一夏「えっ……うん…いや、俺が勝手に思っただけだから、確証なんて無いけど…」

箒「いや!お前がそう思えばそれで十分だぞ!一夏!」

一夏「は?え?は?」

箒「あっ……す、すまない一夏、取り乱した」

一夏「?いや…いいけど…」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 23:47:19.20 ID:nB+vRzuN0
箒「………」ナデナデ

一夏「なぁ…怒ってるのか?」

箒「怒ってなどいない」ナデナデ

一夏「ホントかよ…」

箒「本当だ」ナデナデ

一夏「………」

箒「ふふ♪」ナデナデ

一夏(どうしたんだ……箒の奴)

箒「母親……か♪」ナデナデ

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/04(日) 23:54:52.97 ID:nB+vRzuN0
箒「い、一夏は…」

一夏「ん?」

箒「一夏は………子供、好きか?」

一夏「子供?ああ、好きだぜ……けどあまりにも威勢がいいのは勘弁だけどな」

箒「そうか…好きか……な、なら一夏!」

一夏「ん?どうした箒?いきなり大きな声なんて出して…」



箒「私との子供をつ、作らないか…?」

一夏「」

111: あー眠い 2011/09/05(月) 00:02:31.44 ID:l+8jIDiL0
一夏「えぇ~っと……箒?」

箒「なっ!何だ!?」ビクッ

一夏「言ってる意味………分かってるのか?」

箒「うっ……そ、それは…///」

一夏「あ、あのな箒、そういうのはだな…」

箒「………う、うむ…」

一夏「す、好きあっている人同士じゃなきゃいけないしだな……あ、後…」ワタワタ・・・

箒「!い、一夏は!」

一夏「は、はい!」

箒「私のこと……好きじゃないのか?」

一夏「は、はぁ…?え、い、いきなりそんなこと聞かれても……」

箒「………できればはっきり言ってくれ、好きか、嫌いかを」

一夏「………箒」

114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/05(月) 00:09:59.00 ID:l+8jIDiL0
一夏「お、俺は…」

箒「………」

一夏「箒、俺はお前のことが…」

箒「………一夏」





千冬「ふむ、夜中に男の部屋で何をしているのだ?篠ノ之」

箒「ああ…来てしまった…」

一夏「ち、千冬姉…」

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/05(月) 00:13:27.45 ID:l+8jIDiL0
千冬「来てしまったはご挨拶だな、篠ノ之」グッ・・・

箒「す!すいません!口が滑りましたぁぁぁあぁぁあぁぁあ!!!」

千冬「で、私の弟……いや夜に女を連れ込むこの愚弟と何をしていたんだ?」

箒「い、いえ…ただ一夏と………」ダラダラ・・・

千冬「答えられんようだな、し・の・の・の」グググ・・・

一夏「ま、待ってくれ!千冬姉!」

千冬「あぁん?」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/05(月) 00:17:57.97 ID:l+8jIDiL0
一夏「ただ俺は箒と……その……」

千冬「何だ?何をしていたんだ?」

一夏「こ、子供の話を…」

千冬「ほう、具体的にはどんな話を?」

一夏「………こ、●●り?」

千冬「さて篠ノ之、どんな罰が好みだ?」

箒「す、すいませんでしたぁあぁぁあぁああぁぁあ!!!」

一夏「ち、千冬姉ぇえぇぇぇぇえええぇぇえぇえぇ!!!」

125: 箒って千冬姉呼ぶときって千冬さんだっけか? 2011/09/05(月) 00:25:37.45 ID:l+8jIDiL0
千冬「はぁ……この馬鹿たちは本当に…」

箒「………ごめんなさい…千冬さん」

一夏「お、俺もごめん、千冬姉」

千冬「はぁ……もういい、とっとと明日の準備をして寝ろ」

箒「は、はい!」

一夏「分かりましたぁ!」

千冬「………ああ、後お前たち、明日も授業があるということを忘れてハメを外しすぎるなよ」

箒「はい!……って!千冬さんそれって!」

千冬「フン……それではな」ガチャ・・・バタン

一夏「………ふぅ~…やっと行ったか、よしもう寝るか」

箒「あ、ああ……そうだな///」モジモジ

一夏「?ほら、箒も早く自分の部屋帰れよ」

箒「あ、ああ……」

箒「え」

一夏「え」

133: さて、もうそろそろ眠りたいです 2011/09/05(月) 00:36:48.85 ID:l+8jIDiL0
~翌朝~
箒「はぁ……結局昨日は進展なしか……一夏め」

箒「だが、あの動揺ぶり……一夏も少なくとも私をお、女として……意識していたことになるな…うむ」

箒「ふふ……ふふふふふ…よし、今日は食堂で待っていよう、一夏の奴だ、どうせ昨日のようにまた私を誘いに来るはずだぞ……ふふふふふふふ」



一夏「今日は鯖だったな、残念」

ラウラ「一夏、文句を言ってはいかんぞ!この鯖だって釣られなければ今も海の中を…」

一夏「はいはい、はいラウラあーん」

ラウラ「あっ…あむんむ……だゃからな、こにょしゃかにゃも…」ムグムグ・・・

一夏「食べながら喋るなって、ほらポロポロ落として」

箒「おや?私のときはそんなにベタベタしていなかったぞ?一夏」

一夏「え?」

箒「この…」


箒「不埒者ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

一夏「ぎゃあああああああ!!!」
                 完

344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/05(月) 18:52:29.35 ID:l+8jIDiL0
~一夏の自室~
箒「こ、こんなひらひらを…」

箒「だが……制服で一夏の隣には立ちたくないな……だが流石にこれは…」

箒「いや!怯むな!篠ノ之箒!これは好機だ!これを着て一夏を誘惑できればも、もしかして今夜は………うふ…うふふふふふ…///」

箒「うふ…ではなく!……よし!初陣だ、篠ノ之箒!気を引き締めて行くぞ!」

オッー!


一夏「あいつ何叫んでんだ?」

347: お腹減った 2011/09/05(月) 19:03:47.59 ID:l+8jIDiL0
~自宅前~
一夏「箒の奴…まだかよ」

一夏「いや、アイツも女の子、デートの準備には結構時間が………かか……る…」

一夏「!」

一夏「ち、違う!これはただ幼馴染と地元を散策するだけであって!決してデートなんかじゃ…」

一夏「無い……はずだよな……」

<箒『私のこと……好きじゃないのか?』>

一夏「ない…はず……」

< 箒『私のこと……好きじゃないのか?』>

一夏「………俺は……箒が…」

箒「ま、待たせたな!……一夏」

一夏「!」

403: 寝てますた すいません 2011/09/05(月) 22:17:25.54 ID:l+8jIDiL0
箒「…どうだろうか?」

一夏「お、おぉ…」

箒「………」ドキドキ

一夏「……え…えっと…」

箒「ど、どうか聞いておるだろう一夏!な、何かないのか何か!………まさか似合ってないか?」

一夏「あ、そんなことねぇよ!…えっと……す、すごくそのワンピース似合ってる……と俺は思うぞ」ポリポリ

箒「!そ、そうか!……よかったぁ」ホッ・・・

一夏「は、早く行こうぜ箒……日が暮れちまうぞ」

箒「うむ、それでは行こうか♪ふふ♪」

一夏「………はぁ」ドキドキ

408: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/05(月) 22:26:57.69 ID:l+8jIDiL0
~そこら辺~
一夏「さて、どこに行く?箒」

箒「いや……一夏の好きなようにしろ、私には特に行きたいところもないしな」

一夏「えっ……俺も特にないんだけど…」

箒「………」

一夏「………」

箒「そういう場合は男のお前が何処に行くか決めておくべきだろう!」

一夏「うっ……悪かった」

箒「ふんっ………この腑抜け」

一夏「………箒って毒舌キャラだっけか」

一夏「う~ん……あっ!そうだ!なぁ箒」

箒「………ん?」ブスッ・・・

416: 日本語ってムズカシイ 2011/09/05(月) 22:36:45.23 ID:l+8jIDiL0
~神社~
一夏「今日は体を休めるためにも来たようなもんだからさ、静かなところと言ったらココが一番だと思ってさ」

箒「ほぉ……ここか」

一夏「ごめん…期待に添えなかったか?」

箒「いやいい、本来の目的は遊びではないからな、それに何処に行くかは一夏に任せたからな、だからお前が決めたことを私が責める義務などない」

一夏「そっか、ありがとな箒」

箒「うむ……」

箒(だが正直、一夏がシャルロットやラウラ達とよく行ったりする……その…お、おしゃれな洋服屋などにも行ってみたかったのだが……)ショボーン

一夏「………」

一夏「明日は街でショッピングにでも行くか?」

箒「!あ、ああ……お前が行きたいなら仕方ないな」

一夏「そっか、それじゃ決定な」

箒「………うむ」コク

箒(こいつはこういうときだけ勘がいいからな……心でも通じあってるかのように………なのにこいつの気持ちは……)

箒(私には………分からない)

419: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/05(月) 22:43:57.93 ID:l+8jIDiL0
一夏「ここは涼しくていいな」ヒュー・・・

箒「そうだな……街も一望できる、いい所だ」

一夏「だろ?あっ、ほら、あそこにはIS学園もあるし……つかこっから見てもデカイな…流石IS学園」

箒「………結構遠いのだな」

一夏「ああ、確かになぁ…」

箒「………今日と明日、明後日すぎたらもう私達はあそこにもどらなければならないのだな、一夏」

一夏「そうだな、けどまだ始まったばかりじゃねぇか」

箒「………」

一夏「?……箒?」

箒「私は……戻りたくないな」

一夏「……え?」

420: やべ、箒ちゃんの口調少しおかしい 2011/09/05(月) 22:49:29.82 ID:l+8jIDiL0
箒「………」

一夏「はは、何言ってるんだよ箒、戻らなかったら千冬姉の鬼の鉄拳だぞぉ~」

箒「………」

一夏「……箒?」

箒「鉄拳か……なぁ一夏」

一夏「ん?」

箒「その鉄拳に私が耐えられれば、お前と一緒にここでずっと居られるのか?」

一夏「は、はぁ?何言ってんだ箒、冗談に決まってるだろ………それにお前が学園に戻らなければ、多分、お偉いさんたちがお前を捕まえにくるはずだぞ」

箒「なら!」

一夏「!?」ビクッ!

箒「ならその者たちを成敗したら、お前と……お前と一緒にここに居られるのか!」グイ!

一夏「ち、近いって箒!それに成敗って……」

箒「………」ジッ・・・

一夏「………箒」