1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 12:59:44.60 ID:etx+jifV0

【CAUTION!】
・MGS1~MGS2の間の話です
・若干ネタバレがあるかもしれません
・オリジナル要素・アイテムがあります
・原作との矛盾などがあっても多めに見てください

引用元: スネーク「イカ娘・・・?」 


5: お待たせしました 2011/09/08(木) 13:20:19.23 ID:Zxrm37tQ0
 
日本・神奈川県 由比ガ浜・・・



ロイ・キャンベル大佐「久しぶりだな、スネーク」

スネーク「大佐・・・。わざわざ日本にまでつれてきて…。それで用件は何
だ?」

大佐「今から15時間前、日本の神奈川県、由比ガ浜にある米国地球外生命体対
策調査研究所がテロリストにより襲撃・占拠された」

スネーク「米国地球外生命体対策調査研究所?そんなきな臭い組織がほんとに
あるのか?」

大佐「私も信じられなかったが・・・。確認は取れている。確かに実在する組
織だ」

スネーク「・・・。まあいい。それで?」 

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:21:40.77 ID:Zxrm37tQ0
大佐「人質に取られているのはそこの研究員、実験担当のハリス、開発担当の
クラーク、研究担当のマーティン、それに民間人の少女1名だ」

スネーク「民間人?」

大佐「たまたま研究所に来ていたらしい。テロリストはいまだ要求を提示して
はいない。いや、テロリストにとって占拠自体が目的のようだ」

スネーク「どういうことだ?」

大佐「人質の研究員は全員MITを首席で卒業している超エリートだ。テロリス
トの目的は彼らの技術力だ」

スネーク「なぜそう言える?」

大佐「ハエロボットだ」

スネーク「ハエロボット?」

大佐「彼らが開発した小型のハエロボットだ。隙を見て飛ばしたのだろう。そ
こに記録された映像を見てそう判断した。これがその映像だ」ピッ

スネーク「確かに何か開発をしているようだ・・・。ん?待て!これ
は・・・」

大佐「気づいたか・・・」

スネーク「・・・メタルギア!!」

大佐「そうだ。そしてもう少しで出てくるな・・・」

スネーク「何だ?何が出てくる?・・・!?まさか・・・。こいつは・・・」

大佐「そうだ。こいつがこの事件の首謀者・・・」

スネーク「オセロット!!」 

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:23:22.43 ID:Zxrm37tQ0
大佐「オセロットはメタルギアの技術を闇市場に流した張本人だ。おそらく何らかの機能を搭載した新型メタルギアの開発に彼らの技術力を使おうとしてい
るのだろう」

スネーク「新機能の付いたメタルギア…。」

大佐「君の任務は2つ。まずは人質4名の救出。次にテロリストのメタルギアの
破壊だ」

スネーク「了解だ、大佐。しかし大事なブリーフィングをなぜこんなオープン
スペースで行う?」ザザーン

大佐「海の家と言うそうだ。ビーチに出す出店のようなものらしい。」

スネーク「なぜそんなところで?」

大佐「海から一番近いからだよ」

スネーク「・・・。まあ、いい。相手にしていると時間がかかりそうだ」

大佐「今回の任務も単独潜入だ。我々はここ、海の家れもんから無線機でサポ
ートを行う」

スネーク「了解だ、大佐。任務を開始・・・」

???「あんたが潜入するのか?」

???「栄子ちゃん、落ち着いて」

大佐「これ、君たち!!」

スネーク「彼女たちは?」

大佐「人質となった少女の身内だ 

13: 行間空けます 2011/09/08(木) 13:28:28.34 ID:Zxrm37tQ0
栄子「あ、え、えーと・・・ハ・・・ハウメニュープリーズ・・・?」

スネーク「大丈夫だ。日本語も話せる」

栄子「そ、そうか・・・。そんなことよりもおっさん!!あんたが助けに行くんだよな!?」

スネーク「(おっさん・・・。)あ、ああ、そうだ」

栄子「たのむ、イカ娘を助け出してやってくれ!!」

スネーク「イカ娘…?人質の少女のことか?変わった名前だな」

たける「イカ姉ちゃんを助けて!!」

千鶴「私からもよろしくお願いします」

スネーク「わかっている。安心しろ」

スネーク(!なんだ・・・。この黒髪の女は・・・。俺と同じにおいを感じる・・・)

14: 遅くてすみません 2011/09/08(木) 13:29:54.17 ID:Zxrm37tQ0
斉藤渚(・・・。よくわからないけれどあの人がイカの人を助けるために潜入するらしい。)

渚(シンディーさんの仕事場がテロリストに占拠されたらしいけれど・・・。そこにイカの人も・・・。 !! まさか・・・)

~渚妄想開始~

イカ娘「ふー。疲れたでゲソ。まったく、人質のふりも楽じゃないでゲソ」

敵兵1「はっ!!お疲れ様です!!イカ娘様!!」

敵兵2「すばらしい人質っぷりでした!!」

イカ娘「当然じゃなイカ!!侵略者にかかればそれぐらいなんともないでゲソ!!」

オセロット「イカ娘様。例のものはもうすでに完成しています」

イカ娘「新型メタルギアでゲソね。オセロット、よくやったじゃなイカ。ほめて使わすでゲソ」

オセロット「ありがとうございます」

イカ娘「これを使えば地上侵略なんて朝飯前でゲソ!!はーはっはっはっ!!」

オセロット「はーはっはっはっ!!」

イカ娘&オセロット「はーはっはっはっ!!」

~渚妄想終了~

渚(ひぃ~。恐れていたことが・・・)

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:31:37.13 ID:Zxrm37tQ0
渚「スネークさん・・・。」

スネーク「大丈夫だ。必ず助け」渚「お願いします!!テロリストを・・・、イカの人を止めてください!!世界はあなたにかかっているんです!!」

スネーク「!? ああ、任せておけ」

大佐「とにかく、落ち着いてくれ!!我々に任せてもらいたい」

栄子「なんだって?」

千鶴「落ち着いて任せてほしい、だって」

栄子「姉貴、英語できたのか・・・」

千鶴「ええ、少しね」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:33:20.01 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「どうやら落ち着いたな」

大佐「ああ。スネーク、研究員ともども助け出してやってくれ。それともうひとつの任務、メタルギアについても忘れないでくれ」

スネーク「わかっている。これより任務を開始する!」



METAL GEAR GESOLID
TENTACLES OF INVADER ダダーン

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:35:06.92 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所付近・・・

ジーカチャカチャ

スネーク「大佐、見えた。あの洞窟の中に作られた建物だな?」

大佐「そうだ。その正面の入り口から侵入してくれ」

スネーク「わかった」

???「ハーイ、スネーク。聞こえる~?」

スネーク「誰だ?」

大佐「今回のサポートに当たる米国地球外生命体対策調査研究所調査担当のシンディー・キャンベルだ」

スネーク「キャンベル?まさか・・・。」

大佐「ああ、私の姪だ」

シンディー・キャンベル「あなたがスネークね。私は米国地球外生命体対策調査研究所調査担当のシンディー・キャンベル。よろしくね」

スネーク「大佐、確認しておきたいが・・・。本当に姪なんだろうな」

大佐「な、何を言っている!?シンディーはれっきとした私の姪だ!!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:36:12.30 ID:Zxrm37tQ0

スネーク「・・・。そういうことにしておこう」

シンディー「うわさはロイ伯父様から聞いてるわ。なんでも世界を救ったって」

スネーク「昔の話だ」

シンディー「ずいぶん素っ気ないのね・・・。まあいいわ。研究所の構造や発明品については私にCALLしてね。周波数は141.52よ」

スネーク「わかった」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:37:15.40 ID:Zxrm37tQ0
大佐「それと今回もう一人、志願してきたものがいるが・・・」

スネーク「志願?」

???「あなたね!!イカちゃんを助けに行くのは!!」

スネーク「誰だ?」

長月早苗「私は長月早苗。イカちゃんの信者、イカちゃんの崇拝者、イカちゃんの奴隷・・・。つまり愛カク者よ!!」

スネーク「愛カク者・・・?大佐!彼女か!?」

大佐「ああ、そうだ。潜入工作についてはてんで素人だが・・・イカ娘への愛だけで志願してきたらしい」

スネーク「先ほどの面々と愛のベクトルは違うようだが・・・」

早苗「イカちゃんはすばらしい能力をいくつも持っているのよ!!きっと作戦の役に立つわ!!イカちゃんについて聞きたいことがあったらCALLして!!私はイカちゃんのことなら何でも知っているのよ!!周波数は141.12よ!!」

スネーク「大丈夫か・・・?」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:38:19.66 ID:Zxrm37tQ0
大佐「まあ、何かの役に立つこともあるだろう。それよりスネーク、侵入を開始してくれ」

シンディー「正面の入り口はすでに開いてあるはずよ」

スネーク「ああ。だが警備兵がいる。そいつを無力化してから潜入する」

兵士1「侵略、侵略、侵略、侵略、侵略、侵略、イカ娘っと」ビスッ

兵士1「うっ」ドサッ

スネーク「こちらスネーク。正面入り口の警備兵を無力化した」

大佐「よし。そのまま侵入してくれ」

シンディー「横にあるボタンを押して。扉が開くから」

スネーク「わかった。」ピッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

スネーク「扉が開いた。このまま施設内へ進入する」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:39:27.66 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・1F・出入り口エリア

スネーク「中には警備兵はそれほどいないな」

ピコッ

スネーク「!!」カチャ

スネーク「(物陰に誰かがいる)」バッ

スネーク「動くな!!」

イカ娘「ひっ!何でゲソ・・・?」

スネーク「? 人質の少女か・・・。名前は?」

イカ娘「私は地上を侵略に来た海からの使者、イカ娘でゲソ!!」

スネーク「地上を侵略・・・?」

イカ娘「そうでゲソ。海を汚す人類を懲らしめるために地上を侵略しに来たでゲソ!!」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:40:51.38 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「・・・・。まあいい。こちらスネーク。大佐、人質の少女を発見しt早苗「イカちゃーーーーーーん!!」

スネーク「早苗!!」

早苗「イカちゃーーーーーーーーん!!」

大佐「おい、早苗!!落ち着け!!」

シンディー「落ち着いて!!」

早苗「イカちゃん!イカちゃん!イカちゃん!イカちゃんぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!イカちゃんイカちゃんイカちゃんぅううぁわぁああああ!!!」

大佐「だれか!スタンガンを!!」

早苗「らりるれろ!らりるれろ!らりるれろ!」

大佐「早くしてくれ!間に合わなくなっても知らんぞー!」

イカ娘「どうしたのでゲソ?」

スネーク「お前の知り合いが発狂している」

イカ娘「大体わかったでゲソ・・・」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:41:55.88 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「しかし、どうやって逃げてきた?警備の兵がいただろう?」

イカ娘「この触手を使えばなんてことないでゲソ!!」うねうね

スネーク「!なんだそれは!?」

早苗「それは触手よ!!」

スネーク「触手!?というより大丈夫か?」

早苗「もう大分落ち着いたわ。それより、イカちゃんには自由自在に動かせる伸縮自在の触手が10本もあるのよ!!」

スネーク「なんだそれは!?そんなものがあるなんて、この娘は人間か?」

早苗「イカちゃんはイカちゃんよ。それ以外の何者でもないわ!!」

スネーク「・・・。わかった。もう納得するしかあるまい」

スネーク「大佐、もう一度言うが人質の少女を保護した。怪我はしていないようだ」

大佐「よくやった、スネーク。あとはその少女を安全に脱出させてくれ」

スネーク「わかった。さっきの入り口が近い。そこから脱出させる」

スネーク「イカ娘、そこの出入り口から脱出するぞ。・・・ん!!」

ドタドタドタドタ

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:43:04.19 ID:Zxrm37tQ0
兵士2「侵入者がいるらしい!」

兵士3「人質も逃げられた!!」

兵士4「出入り口を固めろ!!」

スネーク「まずいな・・・。大佐、出入り口が固められた。今すぐにイカ娘を脱出させるのは困難だ」

大佐「うむ。無理にそこから脱出する必要はない。望ましくはないが彼女を連れて任務を遂行してくれ。そのほうが安全だろう。」

スネーク「了解した、大佐」

スネーク「シンディー」

シンディー「ハーイ、スネーク」

スネーク「人質の研究員がいそうなところはわかるか?」

シンディー「そうね・・・。テロリストの目的が彼らなら開発室で研究をさせられているはず・・・。開発室に行ってみるといいわ」

スネーク「場所は?」

シンディー「今入り口からすぐのところにいるのよね?そこからしばらく進んで左に行くと階段へ続く廊下があるわ。そこから地下1階に向かって。そのフロア全体が開発室よ」

スネーク「わかった。左の廊下を進んで階段から地下1階だな。イカ娘、行くぞ」

イカ娘「わかったでゲソ」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 13:56:12.70 ID:Zxrm37tQ0
時間は少しさかのぼり・・・

???・テロリスト司令室

兵士5「侵入者です!!」

オセロット「どこぞの蛇が紛れ込んだのだろう」

兵士5「いえ・・・それが・・・」

オセロット「何だ?」

兵士5「第二倉庫周辺の警備兵が定時連絡をしてこなかったので様子を見に行っていれば全員やられていました!」

オセロット「第二倉庫!?あそこは侵入できそうなところはないはずだ。扉や窓はおろかダクトすらないぞ?」

兵士5「はい。それで周囲を調べてみると天井に大きな円形の穴が・・・」

36: 遅れて申し訳ありません 2011/09/08(木) 13:58:14.62 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「その穴から侵入したとでも言うのか!?」

兵士5「ええ。おそらく・・・。」

オセロット「何者だ!?その侵入者は!?」

38: 忍者Lv1になってしまった・・・ 2011/09/08(木) 14:00:18.48 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・1F・廊下

スネーク「この廊下だな。イカ娘!!行くぞ」BEEP BEEP BEEP BEEP

スネーク「? 何だ?」

????「スネーク!!その廊下には地雷が仕掛けてあるわ」

スネーク「何!?本当か!?」

????「ええ。このまま進むと危険だわ」

スネーク「・・・。お前は何者だ?」

????「そうね・・・。私のことは能面ライダーHN(般若)と呼んでもらおうかしら」

スネーク「能面ライダーHN?」

HN「それじゃ、イカ娘ちゃんをよろしくね」

スネーク「おい!!・・・。なんだったんだ?信用できるのか?とりあえず地雷探知機を・・・」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:02:21.68 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「シンディー」

シンディー「何?スネーク」

スネーク「廊下に地雷が仕掛けられているらしい。地雷探知機はあるか?」

シンディー「地雷探知機?それ専用の機械はないけれど万能探知機ならあるわ」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:04:24.68 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「万能探知機?」

シンディー「目に見えないあらゆるものを探知できる機械よ。もともと宇宙人が体に埋め込んだものを見つけるためのものだけど・・・。設定を変えれば地雷も見つけられるわ」

スネーク「とりあえずあるんだな?場所は?」

シンディー「そのフロアの奥のほう。そこに第一倉庫があるわ。その中にあったはず」

スネーク「わかった。大佐、まず万能探知機を入手するため第一倉庫に向かう」

大佐「わかった、スネーク。くれぐれも敵に見つからないようにな」

スネーク「わかっている。イカ娘、第一倉庫に向かう。ここの奥のほうだ」

イカ娘「わかったでゲソ」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:06:37.75 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・1F・第一倉庫

スネーク「ここか・・・」ガシャン

イカ娘「中は結構広いでゲソ」

スネーク「万能探知機を見つけないと・・・。イカ娘!お前は向こうを探してくれ。」

イカ娘「了解でゲソ!!」

スネーク「見るからに探知機という形だそうだが・・・。ん?これか・・・」カチャリ

イカ娘「おーーー!!!」

スネーク「イカ娘!?どうした」スッ

バーン

スネーク「!!何だ!?」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:08:41.10 ID:Zxrm37tQ0
???「運がよかったな。イカ娘にとっさに呼ばれなければ銃弾が脳天をぶち抜き死んでいた」

スネーク「どこだ!!どこにいる!?」

イカ娘「姿が見えないでゲソ!!」

???「お前たちには俺が見えない。この透明化スーツのおかげでな」

スネーク「透明化スーツ!?ステルス迷彩のようなものか?」

???「さあスネーク。あのときの復讐と行こう!!」

スネーク「復讐!?俺と会ったことがあるのか?」

???「おっと、透明ではわからなかったな。特別に姿を見せてやる」フッ

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:10:57.56 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「お前は・・・。ランニングマン!!生きていたのか!?」

ランニングマン「ああそうさ。ザンジバーランドでは世話になったな

スネーク「どうしてここにいる?」

ランニングマン「優秀な人間は職にあぶれないということさ。かつての俊足を失ってもな」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:13:04.02 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「・・・」

ランニングマン「そうだ。お前のせいで俺は自慢の俊足を失った。ゆえに戦法も変えざるを得なかった。全力疾走で獲物を追うチーターから獲物まで忍び寄るヒョウにな。」

スネーク「ザンジバーランドのようにはいかない、ってことか?」

ランニングマン「そうだ。安心しろ。今回は毒ガスはない。俺が直接仕留めてやる。ヒョウは動物なら何でも食らうという・・・。蛇もイカも残らず食らってやる!!」フッ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:15:13.97 ID:Zxrm37tQ0
イカ娘「!! また消えたでゲソ」

スネーク「まだそんなに移動していないはずだ!!」

ランニングマン「スネーク!!まずはお前からだ!!」チャキッ

スネーク「!!」バーン!!

ランニングマン「またうまくよけたな!!だがそうでないと面白くない!!」

スネーク「く!!危なかった。さっきは何とかなったがそう長くは続かない。やつの姿が見えないと・・・」チャキッ

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:17:37.20 ID:Zxrm37tQ0
イカ娘「そこでゲソ!!」ブーッ

ランニングマン「うおっ!!何だ!?」

スネーク「イカ娘!?何を!?」

イカ娘「イカ墨をはいたでゲソ。相手が透明でもこれで見えるようになるでゲソ!!」

ランニングマン「少し驚いたが・・・。無駄だ!!」

イカ娘「!!また消えたでゲソ!!」

ランニングマン「フッフッフ。透明化スーツは周囲の光を屈曲させて不可視状態になる!!スーツにかかったイカ墨程度の厚さならイカ墨の上から光を曲げればいい!!」

イカ娘「そんな・・・。」

スネーク「いや、よくやったぞ、イカ娘」

イカ娘「?」

51: >>50 いえ、違います。これがはじめてです 2011/09/08(木) 14:19:56.40 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「そこだ!!」パーン!!

ランニングマン「ぐぉっ!!」フッ

イカ娘「!!あたってるでゲソ!!姿も見えるようになったでゲソ!!」

ランニングマン「なぜ・・・おれがわかった・・・。」

スネーク「確かにスーツにかかったイカ墨は見えない。しかしお前から垂れるイカ墨まではさすがに隠しきれなかったな」

ランニングマン「!!俺の後ろに・・・。イカ墨の跡が・・・!くそっ・・・。今度はヒョウが・・・蛇とイカに・・・負けた、だと・・・」

スネーク「死に急いだんだろう?」

ランニングマン「くっ・・・」バタン

スネーク「・・・。なんとか倒せたな。イカ娘、礼を言う」

イカ娘「それほどでもないでゲソ」

スネーク「それと・・・。ベレッタM92Fか・・・。これはもらっておこう」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:21:57.53 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「ところでさっきは何を見つけたんだ」

イカ娘「これでゲソ!!」

スネーク「これは・・・鏡のように磨き上げられたフィーディングランプ・・・・強化スライドだ。 さらにフレームとの噛みあわせをタイトにして、精度を上げてある。 サイトシステムもオリジナル・・・」

イカ娘「・・・先に行くでゲソ・・・」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:24:16.96 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・1F・階段前

スネーク「ここだな。スイッチを入れて設定を変えると・・・。よし、地雷探知モードになった」ピコン・ピコン

スネーク「本当に地雷がある・・・。能面ライダーHNの言っていたことは本当だったか・・・。イカ娘!!俺の後について来い。くれぐれも踏み外したりするなよ」

イカ娘「了解でゲソ!!」

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:26:25.00 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・B1F・開発フロア

スネーク「ここだな。大佐、開発フロアに着いた」

大佐「そうか。人質の研究員はそこで開発させられている可能性が高い。人質を確保するんだ」

スネーク「わかった。シンディー、このフロアについて教えてくれ」

シンディー「わかったわ。今階段のところにいると思うけどそのまままっすぐ廊下を進んですぐの角を左に曲がって。そこからしばらくのところに扉があるわ。そこから入って」

スネーク「わかった。行くぞ、イカ娘」BEEP BEEP BEEP BEEP

スネーク「今度は何だ?」

61: お待たせしました。てりやきマックうまかったです 2011/09/08(木) 14:40:37.71 ID:Zxrm37tQ0
HN「スネーク!!その廊下には高圧電流が流されているわ!!」

スネーク「何だって!!」

HN「さっき説明があった扉のさらに奥の突き当たりに配電盤があるわ。それを破壊すれば電流は止まるはず」

スネーク「さっきあんたが言ってたことは本当だった・・・。今度も信じよう。しかし、参ったな。配電盤を壊すにはリモコンミサイルがいるな・・・」

HN「ふふふ。あなたの隣にはイカ娘ちゃんがいるでしょ?」

スネーク「何?」

HN「それじゃあね、スネーク。あ、そうそう。配電盤を壊したら一時的にそのフロアが停電になるから注意してね」

スネーク「おい・・・。切れた。しかし、イカ娘か・・・。イカ娘でどうやって・・・。!!そうか!!」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:42:39.73 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「イカ娘!!」

イカ娘「何でゲソ?」

スネーク「この廊下の奥に配電盤がある。それをここからお前の触手で壊してくれ。」

イカ娘「わかったでゲソ。それくらいこの触手にかかれば朝飯前でゲソ!!」ヒュンッ

ゴーーーーーーーーー

イカ娘「そこでゲソ!!!」

ガシャーーーーン!!

イカ娘「破壊完了でゲソ!!」

スネーク「相変わらずすごいな・・・。」フッ

スネーク「停電か・・・。まあいい。進むぞ」

イカ娘「了解でゲソ!!」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:44:40.71 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「この扉だな。しかし突然停電になったのにやけに静かだ・・・。イカ娘、部屋に入るぞ。決して離れるな」

イカ娘「わかったでゲソ」

ガチャッ

スネーク「? 誰もいないのか?」ササッ

スネーク「! そこにいるのか!?」スッ

スネーク「!! 誰だ!!」グイッ、ビターン

チャキッ

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:47:56.18 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「お前だな、俺の後ろにいたのは。ナイフで俺を殺そうとしたのか?」

???「そうだが・・・スネーク・・・お前はまだ甘いなっ!!」チャキ

バーン!!

スネーク「(スッ)今度は銃で攻撃か・・・」ガッ

???「ぐふっ」バタ

スネーク「まったく・・・ん?お前は・・・フォー・ホースメンの・・・」

パーン!!

スネーク「くっ!!他にいるのか!!イカ娘、気をつけろ!!敵はフォー・ホースメン!!密室専門の暗殺部隊だ!!どこかに隠れていろ!!」

バーン!!

67: >>65 精進します・・・ 2011/09/08(木) 14:50:00.95 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「く、暗闇に乗じて攻撃してくる!!暗視ゴーグルか・・・!?。奴らこうなることを想定して・・・」

イカ娘「スネーク、目を閉じるでゲソ!!」

スネーク「イカ娘、何を!?」

ピカッ

フォー・ホースメン2「ク!!!」

フォー・ホースメン3「ヌ!!!」

フォー・ホースメン4「ウ!!!」

スネーク「今だ!!」バーンバーンバーン!!

フォー・ホースメン2「ぐ!!!」

フォー・ホースメン3「うあ!!!」

フォー・ホースメン4「ぬあ!!!」

バタバタバタ

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:52:03.46 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「・・・これで全員みたいだな。やはり暗視ゴーグルか・・・。暗闇でのいきなりの発光で一時的に視力を失ったか・・・。それよりイカ娘、さっきのフラッシュはお前か?」

イカ娘「そうでゲソ。私は発光能力を持っているでゲソ」ピカッ

スネーク「今度はホタルイカか・・・。」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:54:20.79 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「大佐、地下1階の開発フロアには人質はいなかった」

大佐「なんだって・・・?」

シンディー「そのフロアにいないとなるとそのフロアより下の大型格納庫の可能性が高いわ」

スネーク「大型格納庫?待てよ、だとしたら・・・」

シンディー「ええ、おそらく新型メタルギアの最終調整に入っている。急がないと・・・。」

スネーク「シンディー、その大型格納庫はどこだ?」

シンディー「地下2階から北へ向かう通路を通って行けるわ。ただ大型格納庫に入るには指紋認証が必要よ」

スネーク「指紋認証だと!?それだと俺やイカ娘では入れない」

シンディー「そう。だからまず地下3階の第三倉庫に行って。そこに立体プリンターがある」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 14:57:05.28 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「立体プリンター?」

シンディー「プラスチックの粉末と接着剤をプリンターヘッドに添加して、入力された3次元モデルの断面の形状に合わせて、レーザー光を液体樹脂の中で照射して薄いプラスチックの膜を作成、

それを重ね合わせて模型を作成するものよ。すでに市販もされているけどうちのがすごいのは写真などの2次元情報を画像処理で3次元モデルに再構築して出力できることよ。さらに市販のものに比べて

高精細・高密度・高速で模型の生成ができる。もともとは撮影された写真からUFOの形状を復元するために開発されたものよ。」

スネーク「なるほど。それで?」

74: 改行ミスった・・・ 2011/09/08(木) 14:59:24.30 ID:Zxrm37tQ0
シンディー「その立体プリンターに私の手の写真を送るわ。この立体プリンターなら指紋も完全に再現できる。そこでできた私の手の模型を使って指紋認証をパスして」

スネーク「わかった。地下3階の第三倉庫だな。イカ娘、地下3階に行くぞ」

イカ娘「わかったでゲソ・・・。それよりもおなかがすいたでゲソ・・・」

スネーク「レーションなら少しある。これでも食うか?」

イカ娘「モシャモシャ・・・。うう・・・。まずいでゲソ・・・。」

スネーク「贅沢言うな。これでもましになったんだ」

イカ娘「ううう・・・。エビ食べたいでゲソ・・・。」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:01:39.67 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・B2F・連絡通路

イカ娘「ううう・・・。おなかがすいたでゲソ・・・。ん、あれは・・・!」

イカ娘「エビでゲソ~!!」パクッ

イカ娘「こっちにも!!」パクッ

イカ娘「こっちにも!!」パクッ

イカ娘「たくさんあるでゲソ~!!」パクッ

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:04:39.70 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「立体プリンターは地下3階の第三倉庫にある。地下3階には・・・。あの階段だな」

スネーク「イカ娘!!地下3階に向かう・・・。?イカ娘?どこ行った?」

スネーク「引き返すか・・・。」

スネーク「いったいどこへ?・・・!!あれは、イカ娘!!」

イカ娘「スネーク!!」

スネーク「いったい何を・・・」

???「おっと、それ以上近づくなよ」

スネーク「誰だ!?」

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:06:45.20 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「私だよ、スネーク。オセロットだ」

スネーク「オセロット・・・!」

オセロット「人質は返してもらうよ」

スネーク「イカ娘、まさか」

イカ娘「ううう・・・。捕まってしまったでゲソ・・・」

オセロット「銃を床に置け。動くなよ。この小娘が料理されたくなければな」

スネーク「く」カタッ

ダダダダダダ

兵士6~15カチャ×9

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:09:33.54 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「そうだ、それでいい。抵抗するなんて考えるなよ。しかし、この娘もバカな奴だ。好物のエビを仕掛ければそれにまんまとはまって・・・。」

イカ娘「ううう」

スネーク「オセロット・・・!」

オセロット「おい!この小娘を連れて行け。」

兵士6「はっ!!」

オセロット「スネーク・・・。お前には聞きたいことがある・・・」ドガッ

スネーク「うっ!オセ・・・ロッ・・・ト・・・」ばたり

オセロット「こいつも連れて行け」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:11:43.94 ID:Zxrm37tQ0
海の家 れもん

大佐「スネークとの連絡が途絶えた・・・。」

シンディー「伯父様、それ本当!?」

大佐「ああ。CALLしているが返事をしない」

早苗「そんな、それじゃイカちゃんは!?イカちゃんはどうなるの!?」

大佐「落ち着け、早苗。スネークは必ず任務を達成する。今はスネークを信じるしかあるまい」

早苗「うう・・・。イカちゃん・・・。」

たける「栄子姉ちゃん、イカ姉ちゃんもスネークおじさんも大丈夫かな・・・?」

栄子「大丈夫だって。あのスネークというのは相当強いそうだし、イカ娘も・・・大丈夫だろう。しかし、姉貴、こんなときにいったい何やってんだ!?」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:13:45.73 ID:Zxrm37tQ0
渚「(スネークさんと連絡が取れない・・・。!!まさか・・・)」

~渚妄想開始~

スネーク「・・・。う・・・。ここは・・・?」

イカ娘「目が覚めたでゲソね、スネーク?」

スネーク「イカ娘・・・!いったい何を!?」

イカ娘「お前がちょろちょろ動き回って面倒だったでゲソ。私の侵略の邪魔をするやつはどうなるか思い知らせてやるでゲソ!!!」

スネーク「イカ娘、何をする!!その三角帽子は何だ!!かぶせるのか!?イカ娘!!!おい!!!うぐぅ・・・!」

イカ娘「はーっはっはっはっは!!!」

渚「スネーク、返事をして!!スネーク!!スネェェェェェーーーーーーク!!!!」

ダーダッダダダダラララダーダッダ

GAME OVER

~渚妄想終了~

渚「(ああ、なんと・・・。スネークさんはイカの人に対抗できる数少ない人間なのに・・・。スネークさんがやられたらこの地上はどうなってしまうの!?)」

栄子「(渚ちゃん顔色が悪いな・・・。まあ、こんな状況じゃ当然か・・・。)」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:15:55.57 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・???・???

スネーク「・・・。う・・・。ここは・・・?」

オセロット「目が覚めたか、スネーク?」

スネーク「オセロット! !? 右腕が付いているようだが?」

オセロット「移植したんだよ。そんなことよりさあ、楽しい楽しい拷問の時間だ」

スネーク「何が知りたい?俺は何も知らんぞ」

オセロット「言っていられるのも今のうちだ。ところでスネーク、これを知っているか?」

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:18:29.02 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「なんだ、その2本の棒のようなものは?」

オセロット「電磁くすぐり棒だ。周囲に発生した電界が全身の上行性神経路を直接刺激する。BIGBOSSも受けたことがあるそうだ。」

スネーク「BIGBOSS・・・」

オセロット「いつも電流ではつまらん。元FOXHOUNDのお前でもこれに耐えられるかな・・・?言っておくが連射パッドを使おうなどとは思うなよ!」バチッ

スネーク「ハハハハハハハハハハハハハハハッハ」

オセロット「どうだ?」スッ

スネーク「ハァハァ・・・。こんなに笑ったのは久しぶりだな・・・。健康になれそうだ」

オセロット「冗談を言っていられるのも今のうちだ。さて、この威力を知ったところで教えてもらおうか・・・。忍者だ」

スネーク「忍者?」

オセロット「この研究所にも来たのだよ、忍者が。そいつは何者だ!?」

スネーク「俺は何も知らんぞ?」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:20:38.05 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「そう言うだろうな・・・」バチッ

スネーク「ハハハハハハハハハハハハハハハ」

オセロット「聞けばシャドー・モセスに来た忍者はお前の古い友人だったそうじゃないか。今回もそうじゃないのか!?」バチッ

スネーク「ハハハハハハハハハハハ」

オセロット「お前はシャドー・モセス島で知り合ったオタコンたちとなにやらやっているようだが今回の忍者もその仲間か!?」

スネーク「ハハハハハハハハハハハハハハハ」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:23:08.96 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「しかし、今回の件はシャドー・モセスによく似ているな。忍者は出てくるしお前は現地で女を仲間につけた。違うのはここが真夏ということくらいだ!」

スネーク「ハハハハハハハハハハハ」

オセロット「そんなに笑ってくれてわたしもうれしいね!」

スネーク「ハハハハハハハハハハハハハハハ」

オセロット「どうだ、話す気になったか?」スッ

スネーク「ハハ、ハハ、ハハ、フウ・・・。知らんものは知らん」バチ

スネーク「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハハハ」スッ

オセロット「今はこのくらいにしておこう。よく耐えた。だが次も耐えられるかな・・・?言っておくがテーブルの角を使おうなどとは考えるなよ。こいつを連れて行けっ!」

兵士16&17「ハッ!」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:25:30.87 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・???・独房

スネーク「・・・・・・。」

スネーク「(さっきの拷問のときオセロットは『忍者がいる』といった。俺は本当にそいつを知らん。グレイ・フォックスはシャドー・モセス島で完全に死んだはず・・・。いったい誰だ?)」

スネーク「(シャドー・モセスに似ている・・・。もしそうだとしたらディープ・スロートは?能面ライダーHNか・・・。)」

スネーク「(ということはあいつが忍者か・・・。しかし、何者だ?)」

ジョニー佐々木「くぅおおおおおおお!!!腹が・・・腹がぁああああああ!!!!」

スネーク「ん?あいつはシャドー・モセスのときの・・・・」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:27:43.63 ID:Zxrm37tQ0
ジョニー「くっそーーー!!!あれ腐ってたのかぁああああああ!!!畜生―――――!!!!

こんなんなら面倒くさがらずに仲間と一緒に海の家に食べに行けばよかったぁあああああああ!!!エビチャーハンが相当うまかったらしいじゃなイカーーーーー!!!」

???「あら、それはうれしいわね」

ジョニー「!誰だ!!!」ドスッ

ジョニー「くぅう・・・。またか・・・。また女に・・・・」ドサッ

スネーク「なんだ!!看守が!?」

???「スネーク、助けに来たわよ」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:30:37.65 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「!! お前は・・・。海の家の」

???「そう。相沢千鶴よ。またの名を・・・能面ライダーHN。」

スネーク「そんな・・・。いったいここまでどうやって!?」

千鶴「そんなことは後回しよ。それより今出してあげるからね。」ぱっ

スネーク「!!! 壁に一瞬のうちに穴が・・・。いったいどうやって・・・!?」

千鶴「スネーク。イカ娘ちゃんを助けに行くわよ。あなたの装備品は集めておいたわ。」

スネーク「ああ、助かった。早速救出に向かおう。でもその前に・・・」

スネーク「大佐、こちらスネーク。聞こえるか?」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:33:04.99 ID:Zxrm37tQ0
大佐「スネーク!!!無事だったのか!?今までどうしてた!?」

スネーク「オセロットに捕らえられてな・・・。でも大丈夫だ。海の家の千鶴が・・・」

千鶴「・・・」

スネーク「!」

大佐「千鶴?海の家れもんのか?一体彼女が・・・」

スネーク「いや、なんでもない。忘れてくれ」

大佐「そうか。ならいいが・・・。」

スネーク「(今、千鶴からとてつもないプレッシャーを感じた・・・。何も言うなというか・・・。言ったら身の危険を感じるような・・・。)」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:35:07.23 ID:Zxrm37tQ0
大佐「スネーク、状況を教えてくれ。」

スネーク「ああ。今、独房から脱出したところだ。イカ娘も捕らえられているが・・・。どこかはわからない」

大佐「そうか・・・。」

スネーク「おそらくだがあの拷問好きのオセロットのことだ。イカ娘にも何か苦痛を与えるようなことをしているはずだ・・・。それさえわかれば・・・。早苗!!」

早苗「久々の登場ね!!」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:37:46.33 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「イカ娘のことは何でも聞いてくれといったな?イカ娘の嫌いなものは何だ?」

早苗「イカちゃんの嫌いなものね!!イカちゃんはサメやシャチが苦手よ!!」

スネーク「サメやシャチ?」

早苗「そう!!イカちゃんにとってサメやシャチは捕食者!!天敵よ!!でもそんなサメやシャチに怖がるイカちゃんもかわいくてかわいくて・・・。ああ、もう、イカちゃん!!ふふふふふふ」

スネーク「・・・・。どうやら桃源郷に遊びに行ってしまったようだが・・・。まあいい。シンディー、この研究所内にサメやシャチが入れられるようなところはあるか?」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:39:54.99 ID:Zxrm37tQ0
シンディー「そうね・・・。地下2階に連絡通路があったでしょ?大型格納庫へと向かう通路の反対方向、南の通路を行くと大型の海洋生物槽があるわ。そこならサメやシャチなどの大型の海洋生物も入れられるはずよ」

スネーク「海洋生物槽?」

シンディー「大型の水槽をイメージしてもらえばいいわ。もともとイカ星人を代表する、海洋性の宇宙人のためのスペースよ」

スネーク「イカ星人ってイカ娘のことか!?」

シンディー「そうよ。彼女は絶対宇宙人よ!!スネークもそう思うでしょ!?」

スネーク「俺はよくわからんが・・・。まあ、そうであってもおかしくはないな」

シンディー「でしょ、でしょ!!彼女は絶対宇宙人よ!!!大事な研究対象なの!!スネーク!!絶対に無事に連れ帰ってね!!!」

スネーク「もとよりそのつもりだ。大佐、今から海洋生物槽へ向かう」

大佐「わかった。頼んだぞ、スネーク」

スネーク「千鶴、これから海洋生物槽に向かう。ついてくるか?」

千鶴「もちろんよ、スネーク」

スネーク「よし、行くぞ」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:43:34.60 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・B2F・海洋生物槽

スネーク「ここだな。」

千鶴「スネーク!!!真ん中の浮島みたいなところにイカ娘ちゃんが!!!」

スネーク「!! いたな!!おーーーい!!イカ娘―――!!」

イカ娘「あれは・・・、スネークに・・・、千鶴・・・?」ガクガクブルブル

スネーク「待たせたな!」

イカ娘「助けに来てくれたでゲソね・・・」ガクガクブルブル

スネーク「ああ、そうだ。イカ娘!!今から助ける!!」

スネーク「ご丁寧に・・・。触手でつかめるようなところはないか・・・。ならば」バッ

スネーク「俺の腕を触手でつかめ!!千鶴!!押さえていてくれ」

千鶴「わかったわ」ガシッ

スネーク「イカ娘!!早くつかめ!!」

イカ娘「わかったでゲショ」シルシル

ガシッ

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:46:05.16 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「いいぞ。そのまま一気に戻ってこい!!」

イカ娘「うう・・・。怖いでゲショ・・・。」

スネーク「イカ娘!!お前は地上を侵略しに来たのだろう!!こんなことでどうする!!」

イカ娘「うう・・・。でも・・・。」

千鶴「イカ娘ちゃん?」

イカ娘「ッ!!」

千鶴「あんまりスネークさんを困らせちゃ・・・・ダメでしょ?」パッチリ

イカ娘「!!!! わかったでゲソ!!!今すぐ行くでゲソ!!!」

スネーク「!? 今何か・・・」

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 15:49:11.90 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「ああ、よくやった。大佐、イカ娘を救出した」

大佐「よくやったぞ、スネーク」

早苗「イカちゃんは!イカちゃんは無事なのね!!」

スネーク「ああ、怪我はしていないようだ」

早苗「よかった~~~!!怖がっているイカちゃんもいいけどやっぱり無事が一番よね!!」

スネーク「ああ、そうだな。それよりシンディー、聞こえるか?」

シンディー「ええ。イカ星人は無事のようね」

スネーク「ああ。それで次は地下3階の第三倉庫へ向かえばいいんだな?」

シンディー「ええ、そうよ。立体プリンターはそこにある。立体プリンターを見つけたら連絡して。私の手のデータを送るわ。」

スネーク「わかった。」

スネーク「イカ娘、千鶴。これから地下3階の第三倉庫へ向かう。ついてきてくれ」

イカ娘「わかったでゲソ!」

千鶴「わかったわ。」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 19:03:42.25 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・B3F・第三倉庫

ガシャン

スネーク「ここだな・・・」

ビビビ
じゅう

スネーク「!? なんだ!? 持っている銃が消えた!?」

???「待っていたぞ、スネーク」

スネーク「お前は・・・。ダーティ・ダック!!」

ダーティ・ダック「またお前と戦場で出会うとはな・・・。感謝すべきか?」

スネーク「お前も生きていたか・・・。」

ダーティ・ダック「アウターへブンから脱出するのは大変だったんだぜ。さらに脱出してもエッグ・プラントの連中は俺を死んだものとばかり思って勝手に後継者争いをして消滅しちまったからな・・・。

それからは傭兵として紛争地帯を渡り歩いたものさ。そして今はオセロットに雇われたってとこだ」

127: >>124 ありがとうございます 2011/09/08(木) 19:07:26.24 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「で、どうする気だ?今回は人質はいないぞ」

ダーティ・ダック「人質など必要ない・・・。出てこい!!」

兵士18~27ジャキッ×10

スネーク「!?」

ダーティ・ダック「さっきも言ったが俺はエッグ・プラントのリーダーだった。その経験を買われ俺は1部隊を任されているのだよ」

ダーティ・ダック「さらに先ほどお前の銃を消滅させたこの銃・・・。これさえあればお前なんかに負けはしない。だが・・・お前を殺すのはこの銃ではない・・・。お前を殺すのはやはりあの時と同じ・・・。

このブーメランだ!!!スネーク!!!アウターへブンの借りは返させてもらうぞ!!」ブンッ

スネーク「うお!!」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 19:09:32.03 ID:Zxrm37tQ0
千鶴「スネーク、ほかの兵士たちは私に任せて!!あなたはダーティ・ダックを!!!」

イカ娘「私も行くでゲソ!!!」

スネーク「わかった。だが無茶はするな!!!」

千鶴「ええ!!」ヒュンッ

兵士18「ぐわっ」

兵士19「何だ、あの女は!? ッ!! 何かにつかまれて・・・」

イカ娘「ゲソ~~~!!!!」

兵士18「うわあああああああああ」グルグルグルグル

びたーーーーーん

兵士19「へぶ!!!」

兵士20「くそ!!聞いてないぞ、こんなの!!」ダダダダダダダ

千鶴「当たらないわ」

兵士20「ぶわ!!!」

130: >>128 むごすぎる・・・ 2011/09/08(木) 19:11:55.04 ID:Zxrm37tQ0
ダーティ・ダック「どうしたどうした!?攻撃してこないのか?」

スネーク「くっ」チャキ

ビビビ
じゅん

スネーク「くそ!!またか!!」

ダーティ・ダック「どうした!?撃ってこいよ!!」ブンッ

スネーク「うおっ!!」

ダーティ・ダック「どうしたどうした!?」ブンッブンッ

スネーク「く・・・。相変わらず強力なブーメランだ。精度も上がっている・・」ドゴッ

スネーク「ぐわっ!!」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 19:13:56.27 ID:Zxrm37tQ0
ダーティ・ダック「まずは一撃だ!!!」ヒュンヒュンヒュンヒュンパシッ

スネーク「くぅ・・・」

ダーティ・ダック「どうした!?的になりたいのか!?」ブンッ

スネーク「くそ!!」スッ

スネーク「(まずはあの物体を消す銃だ・・・。そいつを何とかしないと・・・)」

スネーク「シンディー、聞こえるか?」

シンディー「何?スネーク」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 19:15:59.47 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「敵があたったものを消滅させる銃を持っている。それもお前らの発明品か?」

シンディー「ええ、そうね・・・。本来は『侵略者の威厳が身に付く弾』を発射する銃だったけど・・・」

スネーク「相変わらずすごいな・・・。で、どうすればいい?」

シンディー「相手があなたの武器を消すためだけに使っているのがポイントね。その銃は本当に当たったものは消滅させてしまうから室内じゃ使いにくいのよ。それにどうしてもブーメランで決着をつけたいみたいだしね。そこをうまくつけば・・・」

スネーク「わかった。やってみよう」

ダーティ・ダック「もう終わりか!!」ブンブン

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 19:18:02.53 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「くそ!!」チャキ

ダーティ・ダック「無駄だーーーーー!!!!」チャキッ

ビビビ

スネーク「」スッ

じゅん

ダーティ・ダック「お前の武器なんて全部消滅させてやるよ」

バーーーン

ダーティ・ダック「くっ!!何!?銃は消滅したはずが・・・」

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 19:20:06.22 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「よく見てみろ」

ダーティ・ダック「!? まだ手に持っているだと!?」

スネーク「弾があたる寸前にマガジンを投げた。消滅したのはマガジンだ」

ダーティ・ダック「何!?くそが・・・」ハァハァ

スネーク「強力な武器を手にして油断したな・・・」

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 19:22:13.88 ID:Zxrm37tQ0
千鶴「スネーク」

スネーク「そっちはどうだ?」

イカ娘「ばっちりでゲソ!!」

千鶴「敵は全員倒したわ」

スネーク「そうか。ならば早いところ立体プリンターを・・・」

ダーティ・ダック「(油断?油断しているのはお前だ・・・。俺をもう倒したと思って・・・。俺はまだ終わっていないぞ・・・)」

ダーティ・ダック「(でもどうする?やっぱりここは人質を取るか・・・。今は隙だらけだからな・・・。誰を人質にするか・・・。あの黒髪の女は相当手ごわい。一方、三角頭のガキは妙な能力はあるが黒髪ほどではない。となると・・・)」

ダーティ・ダック「動くな」ガシッ

イカ娘「ゲソッ!?」

144: 遅れて申し訳ありません 2011/09/08(木) 19:51:00.03 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「! イカ娘!!」

ダーティ・ダック「動くなよ・・・。そこの黒髪もだ!!!いいか、動いたらこいつの頭が吹き飛ぶぞ!!!」チャキッ

スネーク「畜生!!結局人質をとるのか!?」

ダーティ・ダック「何とでも言え・・・。いいか、おとなしくしていろ!!そのまま武器を捨てて・・・」ビシッ

ダーティ・ダック「くぅ!!」バタ

イカ娘「まったく・・・。いきなり抱きつくなんて早苗みたいなやつでゲソ」ピコピコ

スネーク「イカ娘・・・。お前のそこ・・・。動くのか・・・?」

イカ娘「当然じゃなイカ」ピコピコ

スネーク「そうか・・・。もう、何も言うまい・・・」

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:04:03.29 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「それよりも立体プリンターだ。どこだ!?」

千鶴「これじゃない?」

スネーク「この大きな箱のようなものか・・・。シンディー」

シンディー「何、スネーク?」

スネーク「立体プリンターを見つけた。」

シンディー「OK!じゃあ今からデータを送るから電源をONにして待っててね!電源はすぐにわかると思うから」

スネーク「わかった。電源は・・・。これだな」ポチッ

ゴウンゴウンゴウンゴウン

スネーク「シンディー。起動したようだ」

シンディー「みたいね。データの受信も確認したわ。あと数分もすれば出来上がるはずよ」

スネーク「わかった」

152: かけた 2011/09/08(木) 20:06:21.54 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「千鶴、聞きたいことがある」

千鶴「何?」

スネーク「お前の戦闘能力についてだ」

千鶴「・・・」

スネーク「大丈夫だ。無線は切ってある」

千鶴「そう・・・」

スネーク「ここの敵はテロリストとはいえ高度に訓練されている。一般人が戦って勝てる相手ではない。なぜお前はそんな敵相手に戦える?」

千鶴「・・・私は以前、FOXHOUNDにいたのよ」

スネーク「なんだって!?」

153: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:08:01.28 ID:Zxrm37tQ0
千鶴「あなたが除隊したあとよ。私は優秀な兵士になるべく集められた子供たちの一人だった」

スネーク「・・・」
                                                      千    鶴
千鶴「私は特別に訓練され戦闘術を叩き込まれた。そしてFOXHOUNDに入隊させられた。そのときに与えられた名前がサウザンド・クレーンズ」
       千     鶴
スネーク「サウザンド・クレーンズ・・・」

千鶴「FOXHOUNDに入ってから世界中の紛争地帯で戦闘に参加したわ。アメリカが公に関われない戦闘にね。そのこと事態に何も疑問を持たなかったわ。自分にはそれしかないと思っていたの」

千鶴「でも、いくつもの戦場を渡り歩いた中で・・・。私はあることに気がついたの」

スネーク「何だ?」

154: ずれたぁああああああ 2011/09/08(木) 20:09:44.23 ID:Zxrm37tQ0
千鶴「海よ。どんな国でも地域でも海は変わらなかった。政治や思想が違っていても海は同じように私を迎え入れてくれた。大きくてどこに行っても変わらない海を見て私は気づいたの。本当は世界は一つだって。

ただ人間が勝手に線を引いて勝手に戦っているだけだって。それに気づいたら・・・戦っている自分が馬鹿らしくなった」

千鶴「だから私はFOXHOUNDから逃げ出したの。そして日本まで逃げて相沢家に拾われたのよ。どう?少年マンガじゃ語れないでしょ?」

スネーク「そうか。すまなかったな」

千鶴「別に気にしてないわ」

156: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:12:31.16 ID:Zxrm37tQ0
~数分後~

スネーク「お、出てきた。これだな」

シンディー「どう?立体プリンターの性能は?」

スネーク「驚いたな・・・。どこからどう見ても本物の手のようだ」

シンディー「お褒めいただきありがとう。早速、地下2階の大型格納庫に向かって。それなら指紋認証をパスできるはずよ。」

スネーク「わかった。地下2階の大型格納庫に向かう」

シンディー「入り口の指紋認証をパスしたらもう指紋認証はないわ。そのままストレートに大型格納庫へ迎えるはずよ」

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:22:50.61 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・B2F・指紋認証装置

スネーク「これだな・・・」

ピッ
ピーピーピー
ガチャン

イカ娘「おお!開いたでゲソ!!」

スネーク「大佐、指紋認証を解除した」

大佐「よし。これで大型格納庫には入れるな」

シンディー「今いる廊下をまっすぐ進めば大型格納庫を一望できるモニタリングルームがあるわ。人質はおそらくそこにいるはずよ。そして左の階段を下りれば大型格納庫よ。そしておそらくそこに・・・」

スネーク「メタルギアがある・・・」

シンディー「ええ。スネーク!気をつけて!!」

スネーク「ああ、わかった」

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:24:16.54 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「千鶴!頼みがある」

千鶴「何?」

スネーク「いくら元FOXHOUNDとはいえ一般人には頼みたくはないが・・・人質の救出に向かってくれないか?」

千鶴「ええ、もちろんよ。そのために来たもの」

スネーク「すまない」

千鶴「あなたは?」

スネーク「俺はメタルギアを破壊しに行く」

千鶴「わかったわ。気を付けてね」

イカ娘「では早速、そのメタルギアとやらのところに行くでゲソ!!」

スネーク「イカ娘、お前は千鶴と一緒に行け」

イカ娘「ええ?何ででゲソ?」

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:25:29.61 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「メタルギアは最悪の兵器だ。これまで以上の激しい戦闘になる。お前を守りながら戦える保証はない。千鶴と一緒のほうがまだ安全だ」

千鶴「イカ娘ちゃん、行きましょう」

イカ娘「うう・・・。スネーク、負けるんじゃないでゲソよ」

スネーク「ああ、もちろんだ」

スネーク「さて、行くか」

162: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:26:53.10 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・B3F・大型格納庫

スネーク「ここに新型メタルギアがある・・・」

スネーク「!?これか!!これが・・・新型メタルギア・・・」

オセロット「遅かったな、スネーク」

スネーク「オセロット・・・!」

オセロット「新型メタルギアの最終調整はつい先ほど完了した。残念だったな」

スネーク「くそっ!」

168: また猿が・・・ 2011/09/08(木) 20:38:26.50 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「見てみろ、スネーク。これが米国地球外生命体対策調査研究所の3人の天才が作り上げた新型メタルギア・・・テンタクルズ・オブ・インベイダーだ!!」

スネーク「テンタクルズ・オブ・インベイダー!?」

オセロット「REXがまさか生身の人間に破壊されるとは思わなかったからな。それを踏まえてテンタクルズ・オブ・インベイダーは接近戦用の装備を施した・・・。それがこの触手だ!」ウネウネウネウネ

スネーク「!!」

オセロット「スネーク!!10本の触手は狙った獲物を確実に捕らえる!!シャドーモセスの借りを返させてもらおう!!」ヒュンヒュン

ゴッ!!

173: 猿が・・・助けて・・・ 2011/09/08(木) 20:55:50.56 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「くっ!!これだけあるとよけるだけで精一杯だ・・・。シンディー」

シンディー「何!?スネーク」

スネーク「この触手についてだが・・・」

シンディー「メタルギアについている触手ね。それはイカ星人の触手をモデルにしたものよ。イカ星人の触手の解析および触手を使ったコミュニケーション用として開発したものだけど・・・まさか、軍事用に転用されるとは!」

スネーク「どうすればいい!?」

シンディー「本物ほど伸縮能力があるわけじゃないけど基本的にはイカ星人の触手を考えてもらえばいいわ」

スネーク「なるほど・・・。それは厄介だな。」ブンッ!!

スネーク「ぐはっ!!」ドンッ

シンディー「スネーク!!」

スネーク「く・・・。なんて・・・威力だ・・・」カハッ

175: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:57:22.67 ID:Zxrm37tQ0
米国地球外生命体対策調査研究所・B2F・大型格納庫モニタリングルーム

兵士28「く・・・。何だあの女は!!止められねぇ!!」ババババババババ

千鶴「」スッスッスッ

兵士29「ひぃ!!もうこんな近くに」ドッドッ

兵士30「げふ!!」

兵士31「ぐえあ!!」

千鶴「ふう。これで最後ね・・・」

イカ娘「千鶴・・・。強すぎるでゲソ・・・」

千鶴「あなたたち、もう大丈夫よ」

177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 20:59:34.32 ID:Zxrm37tQ0
ハリス「ふうう。恐ろしかったデス・・・」ガクブルガグブル

クラーク「やっと助かりマシタ!!」

マーティン「捕らえられている間は生きた心地がしませんデシタ!!」

千鶴「ああ、そうそう。あなたたち・・・。私が助けたことは絶対に行っちゃだめよ」パッチリ

ハリス&クラーク&マーティン「ひぃい!!絶対にいいマセン!!!!」ガクブルガクブル

イカ娘「味方ながら一番恐ろしいでゲソーーーー!!!」ドンッ!

178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:00:40.19 ID:Zxrm37tQ0
イカ娘「!? 今の音は・・・!!スネーク!!」

スネーク「く・・・。なんて・・・威力だ・・・」カハッ

千鶴「!! スネークが!!早く助けに行かないと・・・」

イカ娘「ゲーーーソーーーーー!!!」シュッ ガッ!

千鶴「イカ娘ちゃん、壁に穴を!!」

イカ娘「スネーーーークーーー!!!!」バッ

千鶴「ちょっと、イカ娘ちゃん!!!」

オセロット「スネーク・・・。これで止めだ・・・」ガシッ

オセロット「ん?何だ!?」

180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:04:01.95 ID:Zxrm37tQ0
イカ娘「くっ・・・」グググ

オセロット「イカ娘か・・・。ご丁寧にテンタクルズ・オブ・インベイダーの10本の触手をお前の10本の触手で一本一本止めるとは・・・」

イカ娘「くう・・・」グググ

オセロット「そうだ。イカ娘、私はお前のイカ機能を高く買っているんだ。どうだ?私の元に来ないか?優秀な兵士として迎え入れよう。」

イカ娘「お断りでゲソ・・・」グググ

オセロット「お前の目的は地上侵略だろう?サポートをしよう。我々の目的も似たようなものだ・・・。このメタルギアさえあればそれも簡単なことだ。どうだ?悪い話ではないだろう?」

イカ娘「私は知っているでゲソ・・・。そのメタルギアには核兵器が積まれていることを・・・。人間が核実験を行ったせいで海が汚れたことを・・・。そんなものを使って地上を侵略したって何の意味もないでゲソ!!!」グググググ

オセロット「そうか。残念だ。交渉は決裂だな!!!」ブンッ

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:05:10.57 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「!?何だ!?触手が動かん・・・。触手にかかる力が大きくなっている!?」

イカ娘「私はこの腕輪をいじることで体重を変えることができるのでゲソ!!今私は100キロでゲソ!!」

オセロット「たかが100キロなら触手の出力を上げればどうということはない!」ブンッ

イカ娘「追い詰められたイカはサメよりも凶暴でゲソーーーーーー!!!!!」ググググ

オセロット「くそっ!!!」ググググ

ビビビ
じゅん

183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:07:17.58 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「!? 何だ!?」

イカ娘「今でゲソ!!!」シルシルシル

オセロット「!! しまった!!」

イカ娘「フフフ。捕まえたでゲソ!!」

オセロット「くっ。!!何が起きた? !! テンタクルズ・オブ・インベイダーが消えている!?」

スネーク「危なかった・・・」

オセロット「スネーク!!貴様、まさか!!」

スネーク「物体を消滅させる銃か・・・。拾っておいて正解だったな。お前がイカ娘に気を取られている間にしっかり狙わせてもらった」

オセロット「くそ!!」

イカ娘「スネーク!?大丈夫でゲソ?」

スネーク「ああ。なんとかな・・・」BEEPBEEPBEEPBEEP

184: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:08:21.76 ID:Zxrm37tQ0
千鶴「スネーク!!」

スネーク「千鶴か!!人質はどうだ?」

千鶴「全員無事よ。人質を連れて今からそちらへ向かうわ」

スネーク「ああ。わかった」

イカ娘「何でゲソ?」

スネーク「千鶴と人質がここに来る」

イカ娘「わかったでゲソ」

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:11:19.75 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「(くっ。ここからどう切り抜けるか・・・。幸いなことに少しだけ左手が動くな・・・。銃にも手が届く・・・。それなら)」ジャキッ バン

スネーク「!! イカ娘!!危ない!!」バッ

イカ娘「ゲソ!?」ドンッ

カッ
カッ

ドスッ

スネーク「くっ!!」

イカ娘「スネーク!大丈夫でゲソ!?」

187: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:12:33.24 ID:Zxrm37tQ0
オセロット「(触手が緩んだ!!今だ!!)」バッ

イカ娘「!!! しまったでゲソ!!!逃げられたでゲソ!!!!」

スネーク「くっ。追うぞ!!」

オセロット「くそ!!」ドアオープン ウィーン

オセロット「ロックだ!!!」ピピピピガシャン

スネーク「しまった!!千鶴!!!オセロットに逃げられた!!!人質にドアのロックを解除させてくれ!!!」

千鶴「わかったわ!!!三人とも!!!戻るわよ!!」

ハリス「What!!??」

クラーク「Why!!??」

マーティン「I’m tired!!」

千鶴「いいから、戻るわよ」パッチリ

ハリス&クラーク&マーティン「Yes,Sir!!」

188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:19:55.99 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「く!!イカ娘、怪我はないか?」

イカ娘「大丈夫でゲソ。お主のほうこそ大丈夫でゲソか?」

スネーク「何、弾が足に当たっただけだ。触手に比べればどうということはない」

ピピピ ガシャン

スネーク「扉が開いた」

イカ娘「あいつを追うでゲソ!!」

BEEPBEEPBEEPBEEP

スネーク「? 大佐からだ。こちらスネーク、大佐、聞こえるか」

189: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:21:47.84 ID:Zxrm37tQ0
大佐「今、研究所からハリアーⅡが離陸するのが確認できた。何があったんだ?」

スネーク「ハリアーⅡだと!?しまった!!」

大佐「どうした!?スネーク」

スネーク「オセロットだ!!奴がここからの脱出手段として用意していたんだ!!」

大佐「なんだと!?」

スネーク「くそ!!捕捉できるか?」

大佐「やってみよう。それよりスネーク、メタルギアと人質はどうなった?」

スネーク「メタルギアは破壊、人質は全員救出した。オセロットは取り逃がしたが任務は完了だ」

大佐「わかった。人質を連れて帰還してくれ」

スネーク「わかった。これより帰還する」

191: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 21:23:59.64 ID:Zxrm37tQ0
海の家 れもん

たける「あ、来たんじゃない?」

大佐「どうやら無事戻ってきたようだな・・・」

イカ娘「おーーーいでゲソーーーーー」ノシ

栄子「イカ娘」ダッ

イカ娘「うわ、栄子!」

栄子「まったく・・・心配したんだぞ・・・」

イカ娘「栄子・・・」

197: サルが・・・。スネークにゲッチュしてもらいたい・・・ 2011/09/08(木) 22:00:48.20 ID:Zxrm37tQ0

早苗「栄子ずるい!!」ダッ

早苗「イカちゃーーーーーん!!!!!」ダダダダダ

イカ娘「」ビシッ

早苗「ああ・・・。しあわせ・・・」

栄子「お前もぶれないな・・・」

千鶴「イカ娘ちゃんも無事に帰ってきたみたいね」

栄子「姉貴!!いったい今までどこに行ってたんだ?」

千鶴「フフフ・・・。ちょっとね・・・」

198: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:04:18.18 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「・・・・」

ハリス「まったく、私たちも人質デシタのに」

クラーク「この扱いの違いはなんデスカ?」

マーティン「すっかり忘れさられてマス」

シンディー「まあ何はともあれ、3人とも無事でよかったわ」

ハリス「しかし今回の事件はショッキングデシタ」

クラーク「ええ。我々はただ宇宙人の研究をしたいだけデシタのに・・・」

マーティン「そのために開発した技術を軍事利用されるとは・・・負い目を感じてしまいマス」

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:07:20.52 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「どのような技術も使い方しだいで人を生かしも殺しもする。科学者はそれを選択することはできない。いつでも利用される側だ。」

スネーク「そういった意味では科学者も被害者だ・・・」

スネーク「俺の友人にもジャパニメーションのロボットにあこがれて科学者になった奴がいる」

スネーク「だが結局、そいつは最悪の兵器を作り出してしまった。本当に作りたかったものとは違ってな」

スネーク「しかしそいつはいまだに研究を続けている。いつか自分の技術が人の役に立つと信じてな」

スネーク「宇宙人が見つかるかどうかはわからないが・・・。お前たちの研究自体に罪はない。そのことに引け目を感じる必要はない」

シンディー「スネーク・・・」

200: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:10:25.77 ID:Zxrm37tQ0
ハリス「そうでシタ。私たちはもともと宇宙人を研究するために科学者になったのデシタ!」

クラーク「今まで行ってきた発明もそのための過程に過ぎまセン!!」

マーティン「Yes,我々は宇宙人と接触するまで研究を止めることはできまセン!!!」

3バカ「イヤッホーーーーーゥ!!!!」

シンディー「なんかよくわからないけど元気を取り戻してくれたみたい。ありがと、スネーク」

スネーク「礼を言われるほどではない」

ハリス「スネーク、今言っていた友人ってもしかしてハル・エメリッヒのことではありまセンか?」

スネーク「? ああ、そうだが・・・」

クラーク「やっぱり!!彼のことは知ってマス!!」

スネーク「そうなのか?」

マーティン「ええ、彼はMITの後輩デス!!」

201: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:13:37.20 ID:Zxrm37tQ0
ハリス「いや~懐かしい!MITを首席で卒業した我々の間では有名デス!!」

クラーク「確か我々のMIT宇宙人研究会の部室にすぐ隣が彼のいたMITジャパニメーション研究会でシタ!!」

マーティン「その関係でよく飲みに行ったりしていマシタ!!」

ハリス「しかしここで彼の知り合いに会うとは・・・」

クラーク「世界は狭いデス!!」

マーティン「彼によろしく伝えといてくだサイ!!」

スネーク「ああ、伝えておく」

202: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:17:35.89 ID:Zxrm37tQ0
渚「スネークさん・・・」

スネーク「ああ、確か君は海の家の・・・」

渚「斉藤渚です。スネークさんにお聞きしたいのですが・・・」

スネーク「? 何だ?」

渚「あの、スネークさんはイカの人のことどう思っているんですか?」

スネーク「どうって・・・」

渚「プロから見てイカの人は侵略者としてどう見えますか!?」

スネーク「侵略者としてか・・・。確かそのようなことを言っていたな・・・」

渚「どうなんですか?」

スネーク「そうだな・・・。兵士としてあの触手は脅威的だ。あのスピード、パワー、リーチ、デリカシー・・・。どれをとっても非の打ち所がない。

さらに発光やイカ墨は相手に隙を作ることができる。頭部のピコピコは組み合ったときには強力な武器になるだろう」

渚「(やっぱりプロから見てもイカの人は恐るべき存在なんだ・・・)」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:21:31.68 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「だが彼女は兵士には向いていない」

渚「ええ!」

スネーク「兵士とは戦うことしか選べなかった者達だ。彼女には選択肢がある。ほかの生き方が十分にある。そういった者が兵士など、ましてや侵略者などになれるわけがない」

スネーク「現に彼女は戦場でいるときよりも今のほうが生き生きとしている。その様な者が戦場にいてはいけないはずだ」

渚「でも・・・」

スネーク「不安か?ならこうしよう。彼女が侵略を本格的に始めたら連絡してくれ。俺や俺の仲間たちが全力で立ち向かおう。

皆プロフェッショナルだ。頼りになるぞ」

渚「はぁ・・・」

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:22:51.36 ID:Zxrm37tQ0
イカ娘「スネーク」

スネーク「なんだ?」

イカ娘「お主の実力を私は高く買っているでゲソ。だから私の元で地上を一緒に侵略しなイカ?お主がいれば地上などすぐに征服できるでゲソ!!」

スネーク「なかなか面白そうだが・・・。悪いな、先にこの娘と同盟を結んでしまってな」

イカ娘「ゲソッ!!渚め・・・。横取りとはいい度胸じゃなイカ・・・」

渚「ひぃっ!!」

スネーク「というわけだ。お前が侵略を開始したら俺はお前を阻止しなければならない」

イカ娘「ゲソッ!!スネークまで敵に回ってしまったとは・・・。千鶴に対する唯一の抑止力になりうると思っていたのに・・・。侵略がますます遠のくでゲソ・・・」

イカ娘「スネークが同胞になったら今すぐにでも侵略を開始しようと思っていたのに・・・」

206: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:23:55.71 ID:Zxrm37tQ0
スネーク「お前が侵略を始めたら次に会うのは戦場だな・・・」

イカ娘「うぅ・・・。勝てる気がしないでゲソ・・・」

スネーク「だがイカ娘、お前に敵意はない。そうなった場合はただ単にそれぞれ敵と味方に振り分けられるだけだ。戦いは友情を終わらせるものではない」

イカ娘「そうでゲソか?じゃあお主と私はいったい何なのでゲソ?」

スネーク「そうだな・・・。お前と俺は共に潜入し戦った同胞・・・」




スネーク「潜友だ」

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/08(木) 22:31:13.60 ID:Zxrm37tQ0
METALGEAR GESOLID
TENTACLES OF INVADER


エンディングテーマ
『メタメリズム』
作詞・作曲:アツミサオリ
編曲:marble
ストリングスアレンジ:菊谷和樹
歌:伊藤かな恵