1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 14:11:33.97 ID:C8lJi4lb0
一夏「お待たせ、みんな」

セシリア「いえいえ、全然待ってませんわ」

一夏「セシリア・・・凄い可愛いな・・・その服」

セシリア「いっ・・・いえいえただの普段着ですわ」

一夏「鈴も可愛いぞ」

鈴「そ・・・そう?私はいつも可愛いわよ」

鈴(くっ・・・セシリアに負けてるわ・・・)

セシリア「おほほ」(中国人のくせに何でこんないい服着てるのよ)

引用元: 鈴「うわっ、箒の私服だっさ~」 



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 14:23:35.19 ID:C8lJi4lb0
一夏「とりあえず、マックで飯でも食うか」

「喋ったああああ!!」「てめーらせっせと働かんかい!!」「チュゴゴ・・・おいしーい」
「おかわり不可ってどういう事じゃああ!!」「喋ったああああ!!」

セシリア「何か・・・凄いところですわ・・・」

鈴「ねえセシリア・・・今日はどんな 着穿いてきたの?」

セシリア「な・・・何言ってますの?普段どおりですわ」

鈴「見せなさいよっ!!」

鈴はセシリアの服をずらし覗き込んだ

「喋ったああああ!!」「ポテトいかがですかー!!」「いやああんっ、そこはっ」
「やっぱり●●●な 着付けてるじゃない」「とっとと飯出せや!!」「喋ったああああ!!」

3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 14:29:06.36 ID:C8lJi4lb0
一夏「ふう・・・次はスタバでも行くか」

鈴(セシリア以外も・・・強敵だわ・・・)

鈴(卒ない顔してシャルルもおしゃれしてるし)

鈴(ラウラも・・・意識してないだろうけど・・・かなり様になってる)

鈴(箒は・・・何あれ)

鈴「・・・ぷっ・・・あはははは」

箒「!?」

一夏「どうした?鈴」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 14:35:29.65 ID:C8lJi4lb0
鈴「あははは・・・箒何その服・・・・小学生でも・・・むぐっ」

セシリアが鈴の口を抑え、ヒソヒソ話で話す

セシリア「す・・・ストレートに言い過ぎですわ」

鈴「でもさ・・・あの服・・・」

セシリア「・・・ふふっ」

二人「あはははは」「うふふふふ」

箒「・・・っ」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 14:56:18.34 ID:C8lJi4lb0
スターバックス!紳士淑女の憩いの場

鈴「スターバックスに来る服じゃないよね」ヒソヒソ

セシリア「・・・ふふっ」

バンッ

一夏「いい加減にしろよ二人とも」

セシリア「はっ!?私としたことがなんてことを・・・ごめんなさい」

鈴「私も・・・ごめんなさい・・・服の汚れが雑巾みたいに見えて・・・」

シャル「・・・っ・・・ちょっとトイレ行ってくるよ・・・」

シャルは怒った顔をしてトイレに入っていった

シャル「・・・うわはははは、あーっはっはっは、ははははは・・・・箒が雑巾・・・・
    あははははは」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 15:08:33.07 ID:C8lJi4lb0
一夏「シャル・・・怒ってたぞ」

セシリア「はい・・・」

鈴「・・・はい」

箒「一夏・・・私のことは気にしないでくれ」

一夏「駄目だ・・・これから箒の服を選びに行く」

箒「でも・・・こんな服じゃ恥ずかしくて買い物に行けないよ・・・」

ラウラ「なら・・・ISを服の代わりにすればいいんじゃないか?」

セシリア「ブーッ」

鈴「げほっ、ごほっ・・・ぷっ・・・くくく・・・」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 15:20:00.67 ID:C8lJi4lb0
シャル「はぁ・・・これだけ笑えば耐えられるかな」

一夏「箒の服を選びに行く・・・」

ラウラ「ISを服の代わりにすればいいんじゃないか?」

シャルは再度トイレに戻った

シャル「うはwwww変質者じゃねーかwwwwww
     うはははははは、わはははははは」

シャル「はぁ・・・はぁ・・・お腹痛い・・・」

パンパン

シャル「よし、もう笑わないぞ」

シャルはトイレから出た・・・がすぐにトイレに戻った

シャル「IS化してたーーーーーーっ」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 15:35:53.00 ID:C8lJi4lb0
ガシャーンガシャーン

シャル「箒・・・これじゃあ逆に注目を浴びちゃうよ」

鈴「いいじゃんシャルル、服には注目いかないって」

シャル(うるさいな・・・笑い堪えるのどれだけ大変だと思ってるんだ)

シャル「後悔するよ・・・」

鈴「は?どういう意味」

一夏「なあ・・・これじゃあ箒が見世物だ・・・
    俺達もIS化しようぜ、そうすれば目立たない・・・」

鈴「はあ?あんた本気で言ってるの」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 15:58:58.29 ID:C8lJi4lb0
シャル「一夏、この店がいいよ」

一夏「そうか・・・でも入り口が狭くて入れないな」

シャル「もうIS化はいいよ!箒もあと少しの辛抱だから」

「いらっしゃいませー」

一夏「箒、これとか似合うんじゃないか?」

セシリア「一夏さん、どうです?似合ってますか」

一夏「ああ・・・可愛いよ・・・それで箒・・・」

鈴「一夏あー、この服装はどう?」

一夏「おっ・・・大胆な衣装だな」

シャル「二人とも・・・本来の目的を忘れないでよ・・・箒、これ試着してみたら?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 16:17:33.13 ID:C8lJi4lb0
シャル「ラウラ・・・この服もいいんじゃない?今流行のゴスロリだよ」

ラウラ「これは・・・動きにくそうだが」

シャル「少しくらい我慢しようよ、可愛いほうが振り向かれるよ」

一夏「そうだな、ラウラのスカート姿も見てみたいな」

ラウラ「そうか・・・嫁がそう言うなら・・・」

シャーッ

箒「一夏・・・着替えたぞ・・・似合ってるのか?」

一夏「おおーっGJ!似合ってるよ」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 16:31:58.43 ID:C8lJi4lb0
一夏「さて・・・箒もラウラも可愛くなった所で、カラオケでも行くか」

セシリア「なっ・・・ラウラさん!?」

鈴(これは・・・強敵ね・・・)

セシリア「箒さんも、さっきとは別人のように変わりましたわね」

シャル(まあ僕より可愛い服を着せないように調節したんだけどね)

鈴「ち・・・ちょっとセシリア・・・ネームプレートが・・・」

セシリア「・・・ぷっ・・・」

二人「プークスクスww」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 16:46:34.67 ID:C8lJi4lb0
シャル「ラウラ、ネームプレート付いてるよ」チョキン

ラウラ「ああ・・・ありがとうシャルル」

箒「ははは、オトボケさんだな」

一夏「ははは」

シャル(箒、お前もだよ)

二人「プププ」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 17:00:48.81 ID:C8lJi4lb0
鈴「今すぐにミスター、抱きしめてミスター」お尻フリフリ

一夏「鈴、可愛いぞ」

鈴はウィンクで返した

シャル「ラウラもなにか入れようよ」

ラウラ「私は・・・国歌しか知らないんだ・・・」

シャル「それでもいいよ、入れよう」

ラウラ「消える飛行機雲 追いかけて追いかけて」

一夏「ラウラらしい選曲だな」

一夏「箒も、何か入れろよ」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 17:09:46.41 ID:C8lJi4lb0
箒「それじゃあ・・・私はこれで・・・」

ヘビーローテーションAKB48

シャル「ヘビロテww」

箒(こんな事もあろうかと、一生懸命振り付けを覚えてきたんだ)

一夏「いいぞー箒ー・・・ん?服に何か引っかかってるぞ」

箒「I want you~I need you~」

箒の踊りにあわせ、躍動する値札

シャル「ダメ・・・耐え切れないっ・・・」

鈴「あははははは」
セシリア「あははははは」
シャル「あははははは」
ラウラ「ははははは」
一夏「わははははは」

箒「おっ・・・ウケてる・・・」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 17:30:52.91 ID:C8lJi4lb0
箒「ジャンジャン溢れるやさしさは、ヘビーローテーション
   ・・・・・・・ヘビーローテーション」

一夏「ははははっ」

箒「一夏・・・面白かったか」

一夏「ああ、もう死ぬかと思ったぞ、この値札」

箒「   」

鈴「箒ーもう一曲何か入れてよー」

セシリア「アンコールですわ」

「アンコール!アンコール!」

箒「うっ・・・ひっく・・・・ぐすっ・・・」

鈴「あー箒泣いちゃったよ、誰のせい?」

セシリア「わ・・・私はただ盛り上がると思ってやっただけですわ」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 17:45:35.72 ID:C8lJi4lb0
バンッ

一夏「もうやめようぜ・・・箒・・・ごめんな・・・」

セシリア「ごめんなさい」
鈴「ごめんね」
シャル「ごめん」
ラウラ「すまなかった」

箒「ああ・・・大丈夫だ」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 18:03:17.21 ID:C8lJi4lb0
一夏「そろそろ日が落ちてきたな・・・」

セシリア「それでしたら・・・最後に夕飯を食べていきません?」

セシリア「向こうのイギリス料理店がとても美味しいんですの」

箒「飲み物が水じゃなくてジュースなのが高級感あるな」

セシリア「おほほ、私は水を出すような貧しい店には行きませんの」

シャル「んーじゃあ僕はこれを頼むよ」

一夏「シャルはそれだけでいいのか?」

シャル「うん」(セシリアの「美味しい」は信用できないからね)

一夏「・・・じゃあ俺もこれだけで」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 18:14:53.75 ID:C8lJi4lb0
一夏「セシリア、何か顔赤いぞ」

セシリア「おかしいですわ・・・この前来たときは普通でしたのに・・・
      あの時はランチタイムだったから・・・?」

シャル「何か僕眠いよ・・・」

ラウラ「私は・・・大丈夫だ」

と言いつつ体はゆらゆら動いていた

箒「何となく感じていたが・・・アルコールが入っていたのだな」

タダだからと大量に飲んでいた鈴は今頃トイレだろう

箒「い・・・一夏・・・ある意味二人きりになれたな・・・
  その・・・今日はすまなかった・・・感謝しているぞ」

一夏「今日は楽しかったか?」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 18:29:55.39 ID:C8lJi4lb0
書き込みが消えた・・・だと!?

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 18:35:54.00 ID:C8lJi4lb0
俺「くそっ・・・一生の不覚だ・・・」


箒「ああ・・・」

一夏「そうか・・・それはよかった」

箒「一夏・・・今日は一夏にプレゼントを用意してきたんだが・・・
  受け取ってくれるか?」

一夏「・・・開けて大丈夫か?」

ガサゴソ

一夏「これは・・・財布のチェーンか・・・しかもHE○MESって書いてある、高かっただろう」

箒「いいんだ一夏・・・受け取ってくれ」

箒「明日から・・・付けてくれると嬉しいぞ」

一夏「わかった・・・付けるよ」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 18:47:10.67 ID:C8lJi4lb0
その後、2人で残りの4人を抱えて帰り、お開きになった

翌日

一夏「おはよう箒」

箒「おはよう、そのチェーン・・・付けてくれたんだな・・・嬉しいぞ」

一夏「おう!」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 18:58:55.40 ID:C8lJi4lb0
のほほん「あー一夏君が来たよー」

一夏「おはようみんな」

シャル「あれ?みんな、一夏のポケット見てよ・・・」

「げっ・・・まさかあれ財布のジャラジャラじゃない?」ヒソヒソ
「嘘?ダサーい」ヒソヒソ
「中学生じゃないんだから・・・」ヒソヒソ

箒「!?」

そして噂は段々と広まっていった

セシリア「一夏さーん、昼ごはん食べに行きましょ」

一夏「ああ・・・おい箒ーお前も行くかー?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 19:07:54.95 ID:C8lJi4lb0
箒「いや・・・私は用事があるから結構だ・・・」

一夏「そうか・・・来れたら屋上まで来てくれ」

・・・・・

「いやーまさか織斑君があんなの付けてくるなんて」
「ちょっとびっくりしました」
「キャハハハ」

箒「うっ・・・くぅっ・・・ひぐっ・・・一夏ぁ・・・ごめん・・・」


セシリア「一夏さん、あーん」

一夏「あーん・・・モグモグ・・・うっ・・・」

箒「一夏!」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 19:16:28.50 ID:C8lJi4lb0
一夏「どうした?顔赤いぞ」

箒「昨日のチェーン、返してくれ・・・」

一夏「どうしたんだよ箒、急に」

箒「いいから返してくれ」

一夏「嫌だ、理由を言え、何かあったのか?」

箒「うっ・・・一夏ぁ・・・」

一夏は箒を優しく抱きしめる、セシリアは黙って睨みつけていた

一夏「俺が力になってやる」

箒「実は・・・」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 19:25:53.75 ID:C8lJi4lb0
「でねー」
「うそーあはは」

バンッ

「・・・」
「・・・」

一夏「おいお前ら・・・今日はこのチェーンで一日中笑ってたそうだな」

一夏「俺のことを笑いたきゃ笑えばいい、でもな、箒のプレゼントを笑うのは許せねえ」

(あれ篠ノ之さんのプレゼントだったんだ)
(もっと他に安くていいのあったと思うのに)

一夏「文句があるなら俺に直接言えよ、わかったな」

「・・・」
「・・・」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 19:32:55.75 ID:C8lJi4lb0
鈴「認めないわ」

一夏「鈴・・・」

鈴「だって悪いのは箒だよ、一夏は何もしてないのに
   なんで一夏が笑われなきゃいけないの」

一夏「鈴、言っていいことと悪いことがあるぞ、
    箒に謝れ、謝らないんだったら容赦はしないぞ」

鈴「悪いのは全部箒だもん、箒が謝らなくちゃいけないんだ」

パシン

一夏「悪い・・・女性には手を出さないつもりだったが・・・」

鈴「一夏っ・・・よくも殴ったわね」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 19:38:58.97 ID:C8lJi4lb0
箒「もうやめてくれ!」

箒「そうだ・・・全部私が悪かったのだ・・・
   一夏・・・返してくれ・・・」

一夏「箒・・・」

箒「気にするな、また違う物を渡すから・・・これは私が処分する」

シャル「箒、よく頑張ったね・・・一夏も鈴もやさしいよ」

シャル「箒、そのチェーン、僕にくれない?
     鈴と一緒に返品してくるから」

鈴「はあ?何で私が」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 19:46:18.68 ID:C8lJi4lb0
シャル「はい、それじゃあこのお金で買ってくるといいよ」

箒「あ・・・ありがとう」

シャル「鈴、そういうことだから放課後頼むね」

鈴「だから何で私がやるのよー」

箒「一夏・・・その・・・私センス無いから・・・一緒に行ってくれないか」

一夏「わかった・・・よく耐えたな、箒」

箒「一夏っ」

だきっ

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/05/16(月) 19:47:19.91 ID:C8lJi4lb0
よし、終わり