前回 陽介「ギャルゲーみたい?何言ってんだおまえ…」

1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:33:15.99 ID:HpjmppON0
クマ「ついにβ版が完成したクマー。早速プレイするクマー」

陽介「…あのなぁ、今日何日か知ってっか?」

クマ「12月24日クマよ?」

陽介「そう、12月24日!クリスマスイブだぜ!?恋人同士が公然といちゃつけるクリスマスイブ!」

完二「花村先輩恋人いるんスか?」

陽介「いねーからこうして男同士でむさっ苦しいパーティ開いてんじゃねーか!」

陽介「クソッ!恋人がいるやつはマハンマオンだ!回転説法だ!」

クマ「なんで回転説法?」

陽介「『死んでくれる?』はご褒美みたいだろ!」

完二「…わかんねぇ」

引用元: 陽介「ギャルゲーだぁ?」 



4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:36:23.68 ID:HpjmppON0
クマ「ヨースケ落ち着いてー。このゲームをやればあのヨースケでもリア充(笑)になれるクマよ?」

陽介「クリスマスにギャルゲーって、空しさが加速するだけだろ!」

クマ「いいからいいからー、クマーを信じてー」

陽介「勝手にゲームセットすんな!」

完二「やることねーし、いいんじゃないスか?」

陽介「…おまえギャルゲー好きなの?」

完二「ち、ちげーよ!どうせ暇ならこれで時間潰そうつってんだよ!勘違いすんなっ!」

陽介「…はぁ、あいつがいればもう少しはマシだったかもな」

クマ「そーいえばセンセーいないクマね」

陽介「用事があるって断られちまった」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:38:15.86 ID:HpjmppON0
陽介「里中も天城も友達とパーティがあるっつって断られた」

完二「そいや、りせと直斗もそんなこと言ってたぜ」

陽介「……まさか、な」

完二「……」

クマ「はい、プレイしよー!そうしましょー!」

陽介「気はすすまねーけど、やるか」

完二「…そっスね」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:40:28.61 ID:HpjmppON0
陽介「タイトルは…『ペルソナ4~ラブ☆シンドローム~』ね…」

クマ「センス溢れまクマスティクマね!」

完二「……」

陽介「そこはスルーして…」

クマ「なしてっ!?」

陽介「主人公はやっぱりあいつなんだな」

クマ「とーぜんクマ!センセー意外ありえないクマー!」

クマ「ヨースケがモテモテなんて想像できないクマー」

完二「たしかに」

陽介「…チクショウ」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:42:24.85 ID:HpjmppON0
花村陽介  Max
里中千枝  Max
天城雪子  5/10
巽完二    5/10
久慈川りせ 3/10
白鐘直斗  1/10
堂島菜々子 Max
足立透    0/10

陽介「なんだ、こりゃ?」

クマ「攻略可能キャラの好感度をあらわしてるクマー。0から始まって、10で恋人関係になれるクマ」

陽介「……なんで俺MAX?」

クマ「前回のセーブデータの引継ぎだからしょーがないクマー」

陽介「はぁ?このゲームやんのこれが初めてだろ?」

クマ「こっちの話ー」

陽介「?」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:44:59.57 ID:HpjmppON0
陽介(つか、俺がMAXで菜々子ちゃんもMAXとか…)

陽介(前回このゲームやってたやつはホ でロリコンだな)

完二「花村先輩、早くやりましょーよ」

陽介「お、おう…」

クマ「言い忘れてたケド、今回は主に一年生の三人がメインになるクマよ!」

クマ「そいじゃ、本番いってみよー!」




13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:48:07.06 ID:HpjmppON0
翌朝 晴れ

>……

>早くに目が覚めた
  空は雲ひとつないいい天気だ

>今日はいいコトがあるかもしれない
  いつもより早めに学校へ向かった

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:49:41.77 ID:HpjmppON0
直斗「先輩」

>登校中、直斗に声をかけられた

直斗「おはようございます。随分と早起きなんですね」

直斗「僕は日直の当番なんです。先輩も日直ですか?」

>……

1.そうだよ
2.直斗の顔が早く見たかった
3.無視する


>>15

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:50:33.12 ID:opo35CBc0
3

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:56:22.51 ID:HpjmppON0
>直斗を無視した

直斗「あの、先輩?」

>……

直斗(聞こえなかったのかな…)

直斗「先輩も日直当番なんですか?」

>……

直斗「え、えっと…」

>直斗置いて学校へ向かった

直斗「……」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:59:37.68 ID:HpjmppON0
完二「うっす」

>学校の昇降口で完二に声をかけられた

>……

1.今日は早いな
2.昼休み、一緒に食べない?
3.いい体してるな…


>>25

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:00:38.59 ID:c/CM8eTt0
3

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:06:08.39 ID:HpjmppON0
>完二の体は男の自分から見てもいい体をしている

完二「前もそんなこと言ってたっスね。ま、嫌な気はしないスっけど」

>完二は照れている

>完二の腕を触ってみた
  ゴツゴツしている。男の腕だ…

完二「お、ちょ!何しやがる!?」

>しかし完二の抵抗は弱い

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:08:52.21 ID:HpjmppON0
完二「……」

>気がつけば完二の顔は真っ赤だ!

完二「あー…もういいっスかね…?」

>完二の筋肉を思う存分堪能した

完二「前から思ってたんスけど、先輩って…」

完二「…いや、いいっス」

>完二は足早にさってしまった

>完二の好感度が上がった!
  完二9/10

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:11:58.48 ID:HpjmppON0
>お昼休み…
  廊下を歩いていると、りせに声をかけられた

りせ「せーんぱい♪」

りせ「もし暇なら今日の放課後隣町までショッピングに行かない?」

りせ「先輩にりせが似合う服見繕って欲しいなって♪」

りせ「放課後、教室で待ってるねっ!」

>りせは行ってしまった…

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:14:01.69 ID:HpjmppON0
>窓際に誰か立っている
  直斗だ

>心なしか元気がない
  どうしたのだろ?

1.元気がないな、と声をかける
2.そっと後ろから抱きしめる
3.そっとしておこう


>>40

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:14:32.84 ID:ELR7XUro0
2

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:19:50.49 ID:HpjmppON0
>直斗を後ろから抱きしめた

直斗「…っ!」

直斗「先輩…」

>直斗は驚いている

直斗「ど、どいうつもりです?朝は冷たくしておいて…」

直斗「…僕をからかってるんですか?」

>直斗の顔は赤い

1.困った直斗の顔が見たかった
2.ごめんね
3.とくに理由はない


>>50

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:20:18.68 ID:RJh5iBrR0
1

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:25:40.98 ID:HpjmppON0
>直斗の困った顔が見たかった、と伝えた

直斗「…イジワル…です」

>直斗は帽子で顔を隠してしまった

 キーンコーンカーンコーン

直斗「あ…チャイム…」

直斗「……」

>直斗は絡めた腕を振りほどこうとしない
  授業に遅れてしまうので直斗を離した

直斗「…あ」

>……

直斗「あ、その、し、失礼しますっ!!」

>直斗は慌てて去って行った
  そろそろ教室に戻ろう…

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:28:47.08 ID:HpjmppON0
>放課後になった
  りせから買い物に誘われている

>……

1.りせに付き合う
2.直斗はどうしているだろう…
3.そんなことより完二だ


>>57

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:29:11.50 ID:WnW4KyAm0
3

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:32:28.32 ID:HpjmppON0
>なぜか完二が気になる…
 会いに行こう

>一年生の教室…

りせ「あ!せんぱーい!やっぱり来てくれたんだねっ!」

完二「先輩たちどっか行くんスか?」

りせ「むっふふふー、これから隣町までデートなんだー♪」

完二「ふーん…」

>りせはご機嫌だ

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:37:17.70 ID:HpjmppON0
りせ「~♪」

完二「んじゃオレは帰るわ…」

>慌てて完二を呼び止めた

りせ「先輩…?」

完二「は?オレ?」

>放課後は完二と過ごしたいと伝えた

りせ「……う、嘘」

完二「気持ちは嬉しいっスけど…」

>完二はりせのことを気にしている
  腕をとり完二を無理矢理連れ出した

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:43:40.86 ID:HpjmppON0
>屋上……

完二「ちょっ、先輩、どういうつもりだよ!」

>完二に腕を振りほどかれた

完二「りせと約束してたんだろ!?なら一緒にいてやりゃあいいじゃねーか!」

完二「なんでオレなんだよ!」

>……

1.言わせるな
2.一緒にいるのは嫌?
3.りせが嫌いだから


>>76

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:44:16.85 ID:4SJy2Qc20
2

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:49:16.00 ID:HpjmppON0
>自分と一緒が嫌なのだろうか…

完二「そうは言ってねーよ。ただ…」

>完二は考え込んでいる

完二「…なんでオレなんかなって」

>……

>自分には特別な関係になった人がたくさんいる
  慎重に答えなければ…

1.完二が好きだ
2.大切な友人だから
3.ガチムチに興味があるから


>>80

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:49:51.26 ID:vqUUgs3/0

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:54:52.47 ID:HpjmppON0
>完二は大切な友人だ

完二「……」

>完二はなぜか寂しげな顔をしている

完二「お、オレも先輩は最高のダチ公って思ってるっス!」

完二「でもりせを悲しませるのは…」

完二「あいつもオレのダチなんスよ」

>……

完二「次りせ悲しませたら先輩と言えど容赦しねーぜ?」

完二「ほんと、頼んますよ?」

>完二に釘をさされてしまった

98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:03:20.08 ID:HpjmppON0
>その夜…

>小腹が空いたのでコンビニに買い物に向かった

>コンビニでお目当てのものを購入した

>……今夜は満月だ
  このまま夜の散歩を楽しむのもいいだろう

>河川敷を歩いていると見知った人影を見つけた
  あれは…

1.直斗?
2.りせ?


>>110

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:05:04.50 ID:hHq0ktK20
千枝ちゃん

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:33:09.41 ID:HpjmppON0
>あそこにるのは…
  りせだ

りせ「…っ!」

>こちらに気付くと、りせは逃げ出した!

>すかさず回り込んだ!

りせ「な、なんで邪魔するの!?」

りせ「今は一人にさせてよ!」

>よく見るとりせの目から涙がこぼれ落ちている
  どうやら泣いていたようだ…

138: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:37:11.58 ID:HpjmppON0
りせ「先輩は完二がいいんでしょっ!」

りせ「このホ 野郎!!」

>りせは怒っている

>……

1.ホ を馬鹿にするなっ!
2.すまなかった
3.抱きしめる


>>140

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:37:45.89 ID:vyhVXlV90
2

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:45:46.71 ID:HpjmppON0
>放課後のことを謝った

りせ「謝るだけじゃ許さないんだから…」

>どうすれば許してくれるのだろう…

りせ「明日、りせとデートすること!」

りせ「じゃないと許さない!」

>これはデートするしかなさそうだ

りせ「ぜぇーったいだからね!」

>放課後、りせとデートする約束をした

>りせを送り届け、家に帰った


158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:48:39.60 ID:HpjmppON0
翌朝 晴れ

>……

菜々子「お兄ちゃん、朝だよ?早く起きないと遅刻しちゃうよ?」

菜々子「…起きない」

菜々子「お、起きないと、チュウ、しちゃうよ?」

>……

1.おはよう
2.起きない
3.我慢出来ない


>>160

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:48:58.17 ID:syTYDc2X0

169: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:53:43.86 ID:HpjmppON0
菜々子「うぅ、起きない…」

>菜々子は躊躇っているようだ

菜々子「……」

菜々子「…チュッ」

>ほっぺにやわらかな感触を感じた

>これ以上いじめるのはかわいそうなのでそろそろ起きよう

菜々子「あ、お兄ちゃんおはよう」

>菜々子の顔は赤い

菜々子「え?そ、そうかな…」

174: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:58:39.66 ID:HpjmppON0
菜々子「菜々子はいつも通りだよ…」

>目が泳いでいる
  菜々子は嘘が下手なようだ

菜々子「お兄ちゃん、もしかして起きてたの?」

>うん、と頷いた

菜々子「っ!!」

菜々子「お、お兄ちゃんのばかっ!!」

>菜々子にお尻を叩かれた
  菜々子は怒って出て行ってしまった

>……菜々子

179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:04:31.10 ID:HpjmppON0
>学校…

りせ「あ、先輩!」

>りせに声をかけられた

りせ「昨日の約束、忘れてないよね?」

りせ「忘れたなんて言ったら許さないんだからっ!」

>口調は荒いが、りせはどことなくニヤけている

りせ「放課後ちゃんと迎えにきてよね!」

>りせはスキップしながら去って行った

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:08:24.50 ID:HpjmppON0
>放課後…
  りせと一緒に隣町までやってきた

りせ「~♪」

>りせは楽しそうに服を眺めている

りせ「先輩先輩!」

りせ「これなんてどーかな?ちょっと派手過ぎる?」

>……

1.よく似合うよ
2.露出度が足りない
3.いまいち…


>>185

185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:08:51.46 ID:WOiqTvFl0
1

188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:15:46.29 ID:HpjmppON0
>かわいらしい服だ
  きっとりせに似合うだろう

りせ「ほんと!?えへへ、ならこれ買っちゃおうかな…」

りせ「決めた!店員さーん!」

>どうやら購入するようだ
  店の外で待つことにした

>……

りせ「お、お待たせ…」

>りせが出てきた
  よく見ればりせは先ほど褒めた服を着ている

>よっぽど嬉しかったのだろうか…

りせ「先輩がかわいいって言ってくれたから。いてもたってもいられなくて着ちゃった♪」

>りせは恥ずかしそうに笑っている

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:20:42.45 ID:HpjmppON0
りせ「どう?」

>りせはクルっと目の前で回ってみせた
  やはりよく似合う。かわいい

りせ「もう!先輩は口がうまいんだから!」

りせ「他の誰かに褒められるより、先輩が褒めくれることが一番嬉しい…」

>りせと楽しく買い物をして過ごした

>りせの好感度が上がった!
  りせ5/10

195: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:27:02.83 ID:HpjmppON0
>堂島宅…

>いつの間にか携帯にメールが来ている
 りせからだ

りせ『今日はすっごく楽しかった!また一緒に遊ぼうね、先輩♪』

>もう一通来ている
  直斗からだ

直斗『夜分にすみません。よろしければ明日の放課後、お時間いただけませんか?』

>なんと返信しようか…

1.かまわない
2.他に用事があるから
3.そんなことより完二にメールだ


>>197

197: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:27:46.19 ID:EGZUjZfU0
3

205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:32:32.10 ID:HpjmppON0
>なぜか完二にメールを送らなければならない気がする…

>完二にメールを送った

完二『うっす。遅くにどうしたんスか?』

完二『相談ならオレでよければ力んなるぜ。何でも言ってくださいっス!』

>……

1.男同士の恋愛ってどう思う?
2.今から会えない?
3.おやすみ


>>208

208: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:33:02.62 ID:mL+qOKaD0
1

219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:42:15.48 ID:HpjmppON0
>男同士の恋愛について聞いてみた

完二『りせや花村先輩なんか今でもそのネタでからかうんスよ…』

完二『先輩はそーゆー人じゃねぇって思ってたのに…ショックだぜ…』

>完二に悪い印象を与えてしまった…

>完二の好感度が下がった
  完二7/10

227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:50:26.39 ID:HpjmppON0
翌朝 曇り

>重苦しい雲が空一面に広がっている
  今にも降りだしそうだ

>傘を持っていったほうがいいかもしれない…

>雨が降る前に、学校へ行くことにした

228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:55:03.34 ID:HpjmppON0
>お昼休み…

>窓の外を見るといつの間にか雨が降り出している
  傘を持ってきてよかった

>とくに予定もないので、今日は真っ直ぐ帰ろう…

229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:57:40.77 ID:HpjmppON0
>放課後…

>完二が昇降口に一人で立っている
どうしたのだろう?

>もしかしたら傘を忘れたのかもしれない

完二「先輩…うっす…」

>完二は何処となく気まずそうだ

236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 21:01:58.06 ID:HpjmppON0
完二「……」

>……

完二「……」

>会話が思いつかない…

完二「小学校の頃、今みたいに傘忘れちまったことがあるんス」

完二「お袋に持ってけって言われたのに、いらねーってつっぱねて…」

>……

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 21:11:05.81 ID:HpjmppON0
完二「したら帰りがけにほんとに雨降られちまったんだよな」

完二「しばらくしても雨やまねーし、仕方ねーからダッシュで帰るか、なんて考えてたら…」

>……

完二「お袋のやつ傘持って迎えにきたんすよ!」

>いいお母さんだ

完二「いや、まぁそうなんスけど、オレガキだったからそれが恥ずかしかった」

完二「あの当時って、んなのバレたら馬鹿にされるじゃないっスか?それ嫌で…」

>置いて帰ったのだろうか…

完二「…迎えなんていらねーんだよ!ってクソ生意気なこと言って雨ん中走って帰っちまった」

完二「マジ馬鹿っスよね。あの当時のオレをぶん殴ってやりたいぜ」

>……

245: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 21:12:47.37 ID:HpjmppON0
完二「…すんません、つまんねー話して」

完二「…じゃ」

>……

1.この傘を使ってくれ
2.一緒に帰ろう
3.またな


>>248

248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 21:13:26.69 ID:ExBM6roZ0
2

254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 21:24:34.05 ID:HpjmppON0
>完二と一緒に帰ることにした

完二「すんません、なんか催促したみてーで…」

>…完二の左肩は濡れている
  こちらが濡れないように、気を使ってくれている

完二「あ?平気っスよ。体だけはマジ丈夫なんで。へへっ」

>完二は照れくさそうに笑っている

完二「……」

>何か完二に言わなければならない気がする
  これが最後のチャンスかもしれない…

1.おまえが好きだ
2.気のせいだろう


>>265

266: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 21:26:06.38 ID:WnW4KyAm0
1

327: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:07:07.81 ID:HpjmppON0
>完二のことが好きだ

完二「は?…だ、ダチとしてってことっスよね?」

完二「オレも…ダチとして…」

>……
  完二を強く抱きしめた

完二「なっ!?何考えてんだよ!離せ、馬鹿っ!」

完二「おい、離せっつってんだろ!!」

>しかし、完二の抵抗は思ったほど強くない

完二「……クソッ」

完二「こないだから、なんなんだよ。何がしてーんだよ…」

>……

335: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:11:14.19 ID:HpjmppON0
完二「あーあ、先輩がアホなことすっから濡れちまったじゃねーか」

>お互いにビショビショだ
  明日風邪をひいてしまうかもしれない

完二「自業自得だぜ、ったく…」

完二「……」

>完二が強く抱きしめてきた

完二「オレ、体温あったけーから…」

完二「先輩に気をつかってるだけだかんな!?べ、別にこーしてーわけじゃねーから!!」

>完二は慌てている

完二「……先輩」

完二「オレも好きっス…」

>完二と遅くまで過ごした…

345: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:14:15.73 ID:HpjmppON0
>完二と恋人関係になった!
 完二 Max

>完二コミュ攻略により、雪子コミュが解禁になった!
  さらに!恋人関係になった相手と自室でイチャイチャ出来るようになった!

>>0��チャイチャ出来るのは放課後限定です

353: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:19:47.53 ID:HpjmppON0
>堂島宅……

菜々子「お兄ちゃんお帰りなさい!」

菜々子「今日はお兄ちゃんの大好きなからあげだよっ!」

>エプロン姿の菜々子に出迎えられた

>……

1.なでなで
2.ご褒美のチュウ
3.からあげは嫌い


>>355

355: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:20:30.47 ID:lCIY8OVr0
1

363: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:24:19.31 ID:HpjmppON0
>菜々子の頭を優しく撫でた

菜々子「えへ、えへへ…♪」

>菜々子はご機嫌だ

菜々子「いっぱい作ったから、たくさん食べてね!」

菜々子「あ、それから、今日お父さん遅くなるって…」

菜々子「だからね、あの…うんと…」

>……

>夜は更けていく……

371: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:29:03.36 ID:HpjmppON0
翌日 晴れ

>学校……

>朝から不気味な視線を感じる
  今もすぐ後ろから……

 キーンコーンカーンコーン

>お昼の休みのチャイムが鳴った
  逃げるように教室を飛び出した


?「……相棒」


375: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:30:46.88 ID:HpjmppON0
>一人でお昼の食べるのもいいが
  誰かと一緒に食べるのも悪くない

>誰を誘おうか…

1.直斗
2.りせ
3.一人で食べる


>>378

378: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:31:11.97 ID:FAEmDAn50
1

386: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:40:08.34 ID:HpjmppON0
>直斗と屋上で食べることにした

直斗「…こうして先輩と話すのは久しぶりな気がします」

>たしかにそうかもしれない

直斗「ええ…」

>直斗は寂しげに笑っている…

>……

1.悩み事か?
2.もしかして嫌だった?
3.ダイエット中?


>>390

390: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:40:46.74 ID:HJuGe8QK0
ここは3だな

401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:54:33.58 ID:HpjmppON0
>食事が進んでいない
  もしかしてダイエット中なのかもしれない

直斗「いえ、そういうわけでは…」

直斗「…最近、自分のことがよく分からなくて」

>直斗は思いつめた顔をしている

直斗「食事中にする話ではありませんね。忘れてください」

>……
  昼食を食べ終え、教室に戻った

411: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:02:50.84 ID:HpjmppON0
>放課後……
  とくに予定もない

>誰か遊びに誘ってみようか…

1.千枝 Max
2.雪子 5/10
3.陽介 Max
4.完二 Max
5.りせ  5/10
6.直斗 1/10


>>415

415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:03:50.17 ID:HJuGe8QK0

426: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:11:20.23 ID:HpjmppON0
>久しぶりに千枝と遊ぶことにした

>堂島宅……

千枝「えっへっへ♪キミの部屋に来るのはこれで二回目だねっ!」

千枝「自分の部屋にいるより、ここにいるほうがずっと落ち着くんだぁ」

千枝「なんでだろ…」

>……

千枝「キミの匂いがするから、かな…?」

1.うわキモ
2.興奮した
3.帰れ


>>430

430: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:12:18.68 ID:FAEmDAn50
い…2

435: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:18:12.28 ID:HpjmppON0
>なぜだか興奮した

千枝「興奮って…な、何考えてんのさ!」

千枝「こないだ来たときも蹴ってとか言ってたし、キミって相当な変 さん?」

>そうかもしれない…

千枝「いやいや!そこは否定してよ!」

>……

千枝「え?…も、もしかして●●●な空気?」

>……ニヤッ

千枝「あ、あたし帰る!!」

>千枝は出て行ってしまった…

450: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:25:33.95 ID:HpjmppON0
>……

>……

千枝「うー…どうして追ってきてくれないのさぁ…」

>ドアの隙間から千枝がひょっこり顔を出した

千枝「今のはドラマみたいにパーっと追いかけていくトコでしょ」

千枝「それなのに動く気配すらないし…」

>千枝はいじけている

千枝「本当はあたしのことなんて…」

>千枝を優しく抱きしめた

千枝「…ぁ」

456: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:29:40.26 ID:HpjmppON0
千枝「……」

>……

千枝「ん…これだけじゃ許さない…」

>ビフテキ、だろうか?

千枝「…ビフテキよりも、欲しい物があるの」

千枝「い、一回しか言わないからよく聞いてよ?」

千枝「……」

千枝「キミの唇が欲しいな…」

>千枝と長い間過ごした…

470: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:37:34.68 ID:HpjmppON0
>その夜……

 PiPiPiPiPi…

>雪子からのメールだ

雪子『あれから毎日料理の勉強をしています』

雪子『明日の放課後、予定がないならちょっと付き合ってくれないかな?』

雪子『料理の本を買いに本屋に行こうと思うの』

>放課後、雪子に誘われた
  忘れずに覚えておこう…

>今日は疲れたので早めに寝ることにした

479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:47:13.47 ID:HpjmppON0
翌朝 晴れ

>登校中、陽介に声をかけられた

陽介「おはよーさん。なんだか眠そうだな。夜更かしでもしてたのか?」

陽介「ははーん…さては…」

>陽介は何か勘違いしている

陽介「分かる、分かるぜ。ドス黒いよこしまな感情を持て余してんだろ?」

>……

陽介「電話してくれりゃすぐ行くからさ、気軽に電話してくれよな!」

>陽介と他愛もないおしゃべりをしながら学校へ向かった

487: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:53:57.58 ID:HpjmppON0
>お昼休み……

>今日はどうしようか

1.雪子と食べる
2.りせと食べる
3.直斗と食べる
4.一人で食べる


>>490

490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:54:18.62 ID:/IMvhaW30

504: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:07:55.47 ID:vMYV1ZE00
>りせとお昼ご飯を食べるために、屋上までやってきた

りせ「~♪」

>りせは鼻歌を歌っている

りせ「先輩と一緒に食べるのって初めてだから。誘われたときすっごく嬉しかったよ!」

>……

りせ「私を誘ってくれたってことはつまり先輩も…きゃー♪」

1.勘違いするな
2.好きだ
3.おまえとは遊びだ


>>510

510: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:09:00.17 ID:6U4RytaN0
2

518: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:16:10.85 ID:vMYV1ZE00
>りせのことが好きだ

りせ「!!」

りせ「い、今の聞き間違いじゃない、よね?」

>りせは驚いている

りせ「もう一回聞きたいな…」

>……

りせ「ワンモアワンモアっ!」

りせ「もー!どーして言ってくれないの!」

>りせは怒りながらも嬉しそうだ

524: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:23:07.32 ID:vMYV1ZE00
りせ「言ってくれるまで離さないんだから!」

>りせに腕を掴まれてしまった

 キーンコーンカーンコーン…

>チャイムが鳴っている

りせ「……え、えと」

りせ「!」

>りせは何か思いついたようだ

りせ「今日先輩の家行く!」

りせ「委員会があって少し遅くなるけど、必ず行くから!」

>放課後、りせが家に来るらしい…

>お昼ご飯を食べ終え、教室に戻った

>りせの好感度が上がった!
  りせ9/10

526: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:25:28.30 ID:vMYV1ZE00
>放課後……
  雪子に声をかけられた

雪子「メール、見てくれたよね?」

>……

雪子「…予定あるの?」

>雪子は不安げにこちらを見つめている

1.付き合うよ
2.ごめん…


>>530

529: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:26:14.73 ID:qtx3DGif0
2

543: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:40:16.75 ID:vMYV1ZE00
>ごめん…

雪子「そ、そう。予定があるならしょうないよね…」

雪子「…また今度、だね」

>……

雪子「一つ聞いていい?相手は千枝じゃないよね?」

雪子「授業中、あなたのことをチラチラ見てるし…」

雪子「最近イイコトがあったって……」

>答えをはぐらかして、雪子の元を去った

雪子「……っ」

547: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:49:58.29 ID:vMYV1ZE00
>堂島宅……
  りせにせがまれて、自室までやってきた

りせ「えー、私、久慈川りせがついに!リーダーのお部屋の潜入に成功しました!」

りせ「意外とフツーな部屋です。物もよく整理整頓されています…」

>……

りせ「おっと!部屋の片隅に布団を発見しました!」

りせ「りせちーはこの布団の上であられもない姿に……」

1.その通りだ
2.むしろそのつもりで来たんだろ?
3.それはない


>>550

550: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:51:18.86 ID:NE7U84fB0

556: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:03:05.42 ID:vMYV1ZE00
>その通りだ

りせ「そ、その通りって…!」

>りせは慌てている

りせ「色々飛ばしすぎな気がするんですけど」

>最初は何をすればいいのだろう…

りせ「だ、抱きしめてる、とか?」

>りせを優しく抱きしめた

りせ「…ひゃ」

りせ「先輩…あったかい…」

>次は何をすればいいのだろう

りせ「…んと」

りせ「き、キス……」

>りせと長い間過ごした…

559: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:05:04.37 ID:vMYV1ZE00
>りせの好感度が上がった!
  りせ Max

>りせコミュを攻略したことにより、足立ルートが解禁になった!


563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:11:13.32 ID:vMYV1ZE00
>その夜……

足立「お邪魔しまーす」

堂島「zzz…」

>堂島が足立に支えられながら帰ってきた
  どうやら酔いつぶれてしまったらしい

足立「堂島さんてば、ハイペースで飲みまくってさ、気付いたらこの有様」

足立「まいっちゃうよねぇ、あはは」

1.運ぶの手伝います
2.世の中クソですね
3.黙れ


>>565

565: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:12:19.84 ID:6U4RytaN0
2

571: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:18:54.22 ID:vMYV1ZE00
>世の中クソですね

足立「何々ー?その歳で達観しちゃったのかな?」

足立「そんなこと言ってると、ほんとになっちゃうぞ?」

>やんわりと足立に怒られてしまった

足立「それよりも堂島さん運ぶの手伝ってよ」

>足立と一緒に堂島を寝室まで運んだ

足立「ふぅ、疲れた。んじゃ僕は帰るから」

足立「あっ、言い忘れてたけど、さっきみたいなことは他には言わないほうがいいよ?」

足立「変な目で見られるからね」

>足立は帰って行った…

575: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:22:05.63 ID:vMYV1ZE00
足立「……」

足立「正直…クソばかりなのは否定出来ないけどね…」

足立「ふひひひ…」

>足立の好感度が上がった!
  足立-2/10

583: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:28:33.61 ID:vMYV1ZE00
足立の初期数値
0/10


-2/10

>足立の好感度が(悪い意味で)上がった!

598: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:36:31.53 ID:vMYV1ZE00
>…っ!

>なぜか寒気を感じた
  体を冷やしてしまったのかもしれない

>今日は早めに寝よう……

603: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:39:30.52 ID:vMYV1ZE00
>……

>夜中にふと目が覚めた
  何か違和感を感じる…

菜々子「…スゥ…スゥ」

>いつの間にか菜々子が布団に潜り込んでいた
  胸に顔を埋めながら、かわいい寝息をたてている

菜々子「…ん…おにい…ちゃん」

>……

>そっとしておこう

617: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:51:22.00 ID:vMYV1ZE00
翌朝 雨

>今日は朝から雨だ
  …なぜか嫌な予感がする

>何事もなければいいのだが…

菜々子「お兄ちゃーん、ご飯出来たよー!」

>菜々子たちと朝食を食べ、学校に向かった

625: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:00:44.65 ID:vMYV1ZE00
>学校、お昼休み……

>廊下を歩いていると、陽介に声をかけられた

陽介「今から飯か?」

陽介「最近おまえの弁当食ってないからさ、あの味が恋しくなっちまって…」

>本当にそれだけだろうか…

完二「先輩!…と、花村先輩じゃないっスか」

陽介「…ちっ」

>空気が重い…

640: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:08:11.42 ID:vMYV1ZE00
完二「先輩、飯まだならこれから一緒にどっスか?」

完二「花村先輩なんかほっといて」

陽介「…!」

>ただならぬ空気だ…

陽介「わりぃな、完二。こいつは俺と飯食う約束してたんだわ」

完二「…アァ?」

陽介「つかさ、おまえってこいつの弁当食ったことあんの?」

完二「ねーよ…」

陽介「ないのか…くく…」

完二「花村先輩はあんのかよっ!?」

陽介「当たり前だろ?」

完二「!!」

647: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:13:33.21 ID:vMYV1ZE00
陽介「そいや毎日弁当作ってきてやる、なんて言われたコトもあったよな、相棒?」

完二「パチこいてんじゃねーぞ、コラァ!」

陽介「嘘じゃねーって。なんなら本人に聞いてみろよ」

完二「先輩、嘘っスよね!?」

>……

1.陽介とは遊びだ
2.言った気がする
3.無言で去る


>>650

650: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:14:13.04 ID:EYXg/5Nr0

655: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:20:30.57 ID:vMYV1ZE00
>無視してその場を離れることにした

完二「ちょ!待ってくださいよ!こいつが言うことは嘘っスよね!?」

陽介「お、おい!昼飯一緒に食おうぜ!なぁ!!」

>しかし振り切れない!!

>……

>お昼休み中
  ずっと鬼ごっこを続けるハメになった…

661: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:27:55.34 ID:vMYV1ZE00
>放課後……

>お昼ご飯を食べ損ねたので腹ペコだ
  購買でインスタント麺でも買って食べようか…

千枝「リーダーどうしたの?なんだから具合悪そうだよ?」

千枝「お腹が減って力が出ない?なら丁度いいものがあるよ!」

千枝「昨日頑張って作ったんだ!」

>…これは

千枝「あたしの手作りマフィン!」

千枝「ほんとはお昼に渡そうと思ったんだけどね」

>……

668: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:31:52.16 ID:vMYV1ZE00
雪子「あ、まだ教室にいたんだ。実はね…」

千枝「ゆ、雪子…」

雪子「千枝…」

>とつもなく重苦しい空気が漂っている

千枝「ど、どうしたの?リーダーに何か用?」

雪子「にくじゃがを作ってきたから、味見、してもらおうと思って…」

千枝「そっか…」

雪子「千枝は?」

千枝「あたしもマフィン作ってきたから食べてもらおうかなって」

雪子「……」

>雪子が冷めた目でマフィンを見つめている…

674: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:34:17.32 ID:vMYV1ZE00
雪子「…フッ」

千枝「!?」

>雪子は千枝のマフィンを鼻で笑った

千枝「い、今…」

雪子「え?なに?」

千枝「あ、ううん、なんでもないよ…」

>気のせい、だろうか…?

685: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:38:39.35 ID:vMYV1ZE00
雪子「せっかくだから、私のも食べてほしいな。はい」

>雪子はタッパーの蓋を開けた
  おいしそうな肉じゃががぎっしりと詰められている

>見た目はとてもおいしそうだ
  見た目は……

千枝「…うっ」

>千枝は鼻をつまんでしまった

雪子「ねぇ、なんで鼻をつまむの?」

千枝「え?えっと、その…」

雪子「まるで私の作った肉じゃがが臭いみたいじゃない」

千枝「……」

>事実臭い

694: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:45:03.73 ID:vMYV1ZE00
千枝「と、とりあえずリーダーに食べてもらわない?」

千枝「うん、それがいいよ!」

>こっちにふるな

雪子「…そう、だね。いっぱいあるから、たくさん食べてね?」

>!?

>千枝のマフィンはオドロオドロしい色をしている
  雪子の肉じゃがは謎の異臭がする

>どちらを食べても、ただでは済まないだろう…

1.千枝のマフィンから…
2.雪子の肉じゃがから…
3.腹をくくって両方…!
4.逃げる


>>696

696: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:45:29.08 ID:ZiPdMFII0
3

709: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:53:02.15 ID:vMYV1ZE00
>手始めに千枝のマフィンを
  そして雪子の肉じゃがを流し込んだ

>この世のものとは思えない味がする…

千枝「ど、どうかな?」

雪子「旅館の人たちには不評だったんだけど、おいしい、よね?」

>……

>意識が…遠のく…

千枝「リーダー!?」

雪子「た、大変っ!!」

715: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:57:08.93 ID:vMYV1ZE00
>……

>気がつくと一面の花畑に寝そべっていた
  今までのことは夢だったのだろうか?

>目の前にはサラサラと流れる川がある
  とても綺麗な川だ…

?「……」

>川の向こうに誰かが立っている
  あれは誰だろう…

721: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 03:01:09.50 ID:vMYV1ZE00
>よく見ると男物の学生服を着ている
  自分と同年代だろうか?

?「……」

>前髪がとても長い
  片目が前髪で隠れているほどだ

?「……」

>…唇がゆっくりと動いている
  何か伝えようとしているのかもしれない

725: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 03:03:44.44 ID:vMYV1ZE00
?「……いい」

>…うまく聞き取れない

?「……」

>ひょっとして…

>どうでもいい……?

733: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 03:10:35.28 ID:vMYV1ZE00
千枝「リーダー!!」

>!?

雪子「よかった…目が覚めて…」

千枝「もぉ~、心配したんだからぁ~!!」

>いつの間にか保健室のベッドで寝ていた

雪子「先生に、運んできてもらったの」

千枝「全っ然目を覚まさないからこのままキミと…グスン…」

>千枝の目は赤い

雪子「本当によかった…」

>雪子に抱きつかれしまった…

736: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 03:15:28.20 ID:vMYV1ZE00
千枝「あー!!雪子どさくさに紛れて何してんのさー!!」

雪子「なにって、こうしたかったから…」

千枝「こうしたかった、じゃないよー!」

雪子「ところでお腹の具合大丈夫?私の肉じゃがはおいしかったよね?」

千枝「それじゃ私のマフィンが原因みたいじゃん!」

雪子「うん」

千枝「うんじゃなーい!!」

>……

>胃がキリキリと痛む
  後で病院に行ったほうがいいかもしれない…

>家に帰り、早めに寝ることにした