モシュネ「一応説明すると"かくかくしかじか"という事モシュ」


真乃「"これこれうまうま"という事ですか」


天音「なるほど"ねこねこにゃんにゃん"という事ね」


いつみ「なんて？」


モシュネ「それでどうするモシュ？誰の結果から聞きたいモシュ？」


遥「はいはーい！私のから聞きたい！」


遥「いいよね？天音ちゃん？」


天音「なんであたしに聞くのよ…好きにすれば？」


遥「やったー！」


紗々「遥さんはどのような賞をお取りになられたんでしょうね～」


いつみ「足が速い部門優勝とか？」

モシュネ「という事なので遥ちゃんの結果から発表するモシュよ！」


モシュネ「遥ちゃんが受賞したのは…」


モシュネ「雪の中を走ってそう・１位！」


モシュネ「お風呂苦手そう・２位！」


モシュネ「モフモフしたい・２位！」


モシュネ「お肉とか好きそう・３位！」


天音「どんな部門よ！」


遥「これ全部犬の特徴じゃないかな！？」

いつみ「まぁ犬っぽいちゃ犬っぽいけどさ…」


紗々「雪の中で走ってそうな人がむしろ他に居るんでしょうかね～？」


モシュネ「２位はターニャちゃんだったモシュよ」


真乃「それ意味が変わってきませんか！？雪中行軍ですよね！？」


遥「でも確かにお風呂でゆっくりっていうのは苦手かなー」


天音「あんたお風呂入ってもカラスかってぐらいすぐ出てくるわよね」


いつみ「あんな短時間でフワッフワした髪の毛を維持してるのか不思議だわ」


遥「きっとお肉食べてるからだね！」

モシュネ「じゃあ次は真乃ちゃんの発表いくモシュ」


真乃「有無を言わせず！？」


モシュネ「真乃ちゃんが受賞したのは…」


モシュネ「睡眠時間が短そう・２位！」


モシュネ「実はオタクそう・２位！」


モシュネ「コーヒーが好きそう・２位！」


モシュネ「お肉とか好きそう・２位！」


真乃「なんとも言えない部門ですね」


真乃「順位も２位ばかりですし」

真乃「学業に影響が出ないように睡眠はしっかりとってるんですが…」


真乃「…ゲームの発売日や限定イベント期間とか以外は」


天音「あんた普段から何個もソシャゲやってるしそれだと月のほとんど寝不足じゃない！」


真乃「でもちゃんと勉強は出来てるし…コーヒーで眠くならないようにしてるから…」


天音「そのうち死ぬわよ」


紗々「それで真乃さんは～オタクさんなんですか～？」


真乃「そうですね…何を持ってオタクと呼ぶかですね」


真乃「私の場合はアクションシューターを中心にテレビゲーム全般やカードゲームを好みますが漫画やアニメはそこまで造詣が深くありませんし世間一般が想像するようなオタク像とは少し違うかもしれません」


いつみ「オタク特有の早口」

真乃「というより私、実はアイドルオタクなんですよ」


天音「そうそう、真乃はドルオタなのよね」


天音「この前…なんだっけ？じゃじゃまる？って名前のバーチャルアイドル…」


真乃「のじゃリー、ね」


天音「そうそれ」


いつみ「全然違うじゃねぇか！」


天音「うるさいわね！…で、その"のじゃリー"のライブのチケットを貰ったから真乃と一緒に見に行ったのよ」


天音「そしたら真乃ったらペンライトぶんぶん振り回して"のじゃリーっ！世界一可愛いよーっ！"って叫ぶわけ」


天音「いや、あんたあたしの一番のファンでしょ！世界一可愛いのあたしじゃないの！？って思ったわ」


いつみ「何の話だよ！？」

真乃「あとお肉というより食事全般が好きですね」


真乃「特にエテルノに来るようになってからはいつみさんの料理が美味しくて…」


遥「そうそう！いっぱい食べちゃうんだよね！」


真乃「はい！いつみさんの料理だと何故か普段より多く食べれる気がするんですよ！」


いつみ「ギクッ」


天音「あんたまた茶碗デカくしたでしょ！」


いつみ「だって太ったり健康に影響無いんだったらいっぱい食べて貰いたいじゃんか！」


紗々「そうやって現実世界でもいっぱい食べないと満足出来ないような身体になってもいつみちゃん責任とれるんですか？」


いつみ「ぐはぁ！」


遥「OVERKILL！」

モシュネ「次はいつみちゃんモシュ！」


いつみ「あはは…一家心中しそう、とかかな…」


遥「立ち直って！？」


モシュネ「いつみちゃんが受賞したのは…」


モシュネ「将来良い奥さんになりそう・２位！」


モシュネ「実はお腹がプニプニしてそう・１位！」


モシュネ「友達にしたい・３位！」


モシュネ「一緒に居ると元気出そう・１位！」


いつみ「いやー！そうかー！まいったなー！」ﾃﾚｯ


天音「立ち直り速いわね」

天音「まぁでも家事に関しては申し分無いし、性格も明るいから一緒に居ると元気出るわよね」


いつみ「なんでこんな時だけ素直に褒めてくるんだよ！？恥ずかしいだろ！？」


天音「あと無駄に顔もスタイルも良いし」


いつみ「無駄とか言うなよ」


天音「あんた自覚してないでしょうけど高１の身体じゃないわよ？グラビアアイドル並みよ？」


真乃「これで私と同い年とか不公平にも程がありますよね…」


紗々「ターニャさんは私達より年下ですけどね～」


真乃「ぐはぁ！」


遥「OVERKILL！」

天音「ただ奥さんってよりオカンよね」


天音「むしろオバチャン？」


天音「バブみどころじゃないわよ、オバみよ、オバみ」


天音「棗オバみ(笑)」


いつみ「誰がオバみだよ！」


遥「お腹プニプニしてそう！」


いつみ「誰が三段腹だ！」


真乃「結局、今の私達のように友達という距離感が一番良い感じがしますね」


紗々「いつみちゃんも楽しそうですからね～」

モシュネ「天音ちゃんはオオトリという事で次は紗々ちゃんの番モシュ！」


天音「あら、分かってるじゃない」


モシュネ「紗々ちゃんが受賞したのは…」


モシュネ「IQが高そう・２位！」


モシュネ「モフモフしたい・１位！」


モシュネ「エレガント・２位！」


モシュネ「実は腹黒そう・１位！」


紗々「あら～色々と心外ですね～」

紗々「私のお腹はハラジロカツオブシムシちゃんぐらい白いですよ～？」


天音「え、あんなに？」


いつみ「お前なんで今の例えで分かるんだよ！虫博士かよ！」


真乃「まぁ普段のおっとりとした感じから急に核心に迫った事を言ったりするので…」


真乃「普段の振る舞いは演技で実は腹黒だと思われる事もあるかもしれませんね」


遥「実際は凄い良い子なのにねー」


紗々「遥さんも良い子さんですよ～」


遥「えへへー」


紗々「うふふ～」

紗々「私、エレガントって言われても実感無いんですよね～」


いつみ「でも立ち振舞いとかは優雅というか、良いとこの子なんだろうなぁって感じる時はあるよね」


天音「紗々の髪は猫の耳の付け根の後ろみたいにフワフワで良いわよね」


いつみ「伝わり辛いわ」


天音「手がかじかんでる時とかに手を突っ込むと温かくて…」


真乃「何やってるの…」


紗々「真乃さんもいかがですか～？フワフワですよ～」


真乃「是非」


遥「即答！？」

モシュネ「それではいよいよ天音ちゃんの番モシュ！」


天音「ふふん、どんな賞だろうが１位なのは間違いないわね」


モシュネ「天音ちゃんが受賞したのは…」


モシュネ「素直じゃない・１位！」


モシュネ「デレさせたい・１位！」


モシュネ「甘やかしたい・１位！」


モシュネ「お肉とか好きそう・１位！」


天音「なんでよ！！！」

いつみ「なに"お肉とか好きそう部門"をプディングで独占してんだよ！」


天音「知らないわよ！」


真乃「そういえば天音、この前もメイプルスターでお肉ばかり食べてたよね」


紗々「いつもご来店ありがとうございます～」


天音「お肉だけじゃなくてちゃんと野菜も食べてたから！」


天音「っていうかデレさせたいとか甘やかしたいとか、すすす…素直じゃないとか何なのよ！」


遥「そういうところが素直じゃないんだと思うなー」


天音「ぐっ…！」


真乃「でも素直じゃない所も込みで天音の良さだから」


天音「あんたフォローしたいの！？追い討ちしたいの！？」

いつみ「まぁ正直ね、最初天音に会った時は"何だこの生意気ツインテは"と思ったよ」


いつみ「でもさ、ちゃんと話聞くと真面目な奴なんだっていうのが分かってさ」


いつみ「人に厳しく言うのも自分にはそれ以上に厳しくしてるからなんだよね」


いつみ「そういう所を見ると、天音に付いていこう…って思えるんだよね」ｷﾘｯ


天音「何なのよ！あんた本当に何なのよ！あぁもう恥ずかしい！///」


遥「天音ちゃん可愛い」


真乃「ふふふ、そうでしょうそうでしょう」


天音「なんであんたが得意気なのよ…」


紗々「天音さんも素直に喜んでもいいんですよ～？」

モシュネ「という結果だったモシュ！いかがだったモシュか？」


天音「いかがも何も無いわよ！変な賞ばっかりじゃない！」


モシュネ「逆に聞くモシュけど普通の賞貰って嬉しいモシュ？」


モシュネ「そんなのリョウコちゃんしか喜ばないモシュよ」ﾌｯ


いつみ「リョウコセンパイをディスるなよ！」


モシュネ「あ、リョウコちゃんといえばこれからココナッツ・ベガにも結果発表しに行かないとだったモシュ」


モシュネ「そういう事なのでこれで失礼するモシュよ～」


遥「モシュネちゃんばいばーい！」


紗々「ご苦労様でした～」


真乃「嵐のようでしたね…」


天音「口直しにお肉でも食べに行きましょうよ」


いつみ「お前ホント肉好きだな！」


END