4: 代行感謝 2011/06/05(日) 01:06:27.08 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「もはや我に敵は無し!」

リュウ「なにっ、あの瞬獄殺(しゅんごくさつ)を極めただと!? あの」

リュウ「上体は構えたまま片足立ちで滑るように相手に接近して組み付き」

リュウ「一瞬の暗転の間にすさまじい手数の打撃を叩き込む、あの瞬獄殺を極めただと!?」

豪鬼「如何にも! もはや何人も恐るるに足らず! 来るがよい、小童!!」ズンッ

リュウ「それが本当なら野放しにしてはおけない! 望むところだ、いくぞ!」

FIGHT!

豪鬼「ぬぅっ!?」

リュウ「どうした!」

豪鬼「氣が足りぬ! 瞬獄殺が出せぬわ!」

リュウ「待たんぞ!!」

引用元: 豪鬼「瞬獄殺極めたり」 


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:08:29.56 ID:4+9E2O/w0
リュウ「波動拳!」 ==((球)

豪鬼「云!」 ==((球)

リュウ「ショーリューケン!」アパカー

豪鬼「うりゃ!」アパー

リュウ「たつまっせんぷううけん!」グルグルグル =(((十

豪鬼「いぃや!」グルグルグルグル =((((十

リュウ「くっ、さすが我が師の実弟。改めて手強い相手だ……」

豪鬼「……氣、満ちたり」

リュウ「なにっ!」

豪鬼「瞬獄殺に足る、氣、満ちたり!」ズンッ

リュウ「くっ、なんという気迫だ! しかも氣と期をかけているのか!」

豪鬼「ぬぅう笑止!」

リュウ「気づかなかったのか! そして少し面白かったのか!」

豪鬼「うぬはしばし黙れい!!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:10:54.76 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「ぬうううん」ズズズ…

リュウ「くっ。とてつもないプレッシャーだ……」

豪鬼「我が蘇りし奥義……とくと味わうがいい!」

豪鬼「滅殺!!」シュコー シュコー  ススー =((((((豪)

リュウ「来たな瞬獄殺!」

リュウ「だがらしくないな! 身構えている相手に向こう見ずにぶっ放すとは!」

リュウ「かわし方は知っている! 地上判定ゆえに飛んでやりすごせば!」ピョーン

            (リ)
         (((((豪)  ガシッ

リュウ「何っ」

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

リュウ「馬鹿な……俺が知ってる瞬獄殺は飛べば素通りのはず……」ガクッ

豪鬼「我が極めし瞬獄殺は空をも掴む! 滅!!」ズンッ

豪鬼「まだ足りぬ、足りぬわぁ! この拳の次なる贄はいずこぞ!!」 →飛行機

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:13:45.86 ID:4+9E2O/w0
 ビューン ユゥエッセェイ

ケン「げっ豪鬼!? なんでこんなところに!」

豪鬼「見つけたぞ彼奴の弟子の片割れよ。我が新たな秘技の前に滅せよ!」

ケン「そのナリでわざわざ飛行機に乗ってきやがったのか! まったく笑えねぇぜ!!」

FIGHT!

豪鬼「ぬぅん! 云! とおりゃぁ!」デュクシ デュクシ

ケン「くっ。多彩な技を使いやがって、やっぱりやりづらいぜ……」

ケン「だが知ってるぜ! アンタ打たれ弱いんだろ!」

ケン「今だしょおおりゅううけん!」デュクシィ!

豪鬼「ぬぅう!?」 デン デン

ケン「強引にワンチャンスを引っ張って一気に畳みかけりゃ、こっちにも勝機はあるぜ!」

豪鬼「片腹痛いわ! 思い知るがよい!」

ケン「昇龍拳!」 豪鬼「ぬぅん!」 ケン「波動拳!」 豪鬼「てえいっ!」

ケン「はぁ……はぁ……この手ごたえ……いけるぜ!」

豪鬼「……氣、満ちたり」 ケン「Ahnn?」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:16:12.39 ID:4+9E2O/w0
ケン「よし……次の一合が勝負だ……」ジリ…

豪鬼「ぬうううぅん!」ズズ…

ケン「今だ!」グググッ

豪鬼「滅殺!」 

ケン「神龍うううううう拳!! んっ!?」

ススー =((((((豪)

ケン(ありゃあ瞬獄殺! 同時にぶつかってしまった!)

ケン(だが互いに無敵技! ここはすり抜けて仕切りなおしだ!)

    (豪)ケ) ガシッ(エッ!?

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

ケン「……ウ、ウソだろ……発生直後の神龍拳だぞ……」ガクッ

豪鬼「我が極めし瞬獄殺は問答無用の境地ぞ! 滅!!」ズンッ

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:19:34.15 ID:4+9E2O/w0
 ビューン チャアイナァ

豪鬼「女子とて容赦はせぬ! 我と死合えい!」

春麗「豪鬼! 厄介な相手が出たわね……いいわ、かかってきなさい!」

FIGHT!

豪鬼「云! 云! そりゃっ!」 ==((球) ==((球)  アパカー

春麗「気功拳! 気功拳! やっやっや!」 ==((気) ==((気) ケリケリケリケリ  

豪鬼「そぉりゃっ! ていっ! 云!」

春麗「…………やけに必殺技が多いわね。氣の高まりを感じるわ」

春麗「何か狙いがあるのかしら? 滅殺豪波動? 滅殺豪昇龍?」

豪鬼「ぬうん……」

春麗「まるで分からないわ、一体何を狙っているの? ……はっ! まさか瞬獄……」

豪鬼「ぬ」

春麗「……はないわね。あんなの三角飛びもできる私からしてみれば、当たる方が難しいくらいの死に技だし……」

豪鬼「ぬぅん!! ていっ! てぇいっ!!」

春麗「きゅ、急に攻撃が激しくなったわ! やっぱり何か秘策があるのね!」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:21:59.08 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「氣は高まった。受けてみよ、我が極めし真の瞬獄殺!」

春麗「えっうそ瞬獄殺なの!?」

豪鬼「ぬぅん! 極の境地まで高めた瞬獄殺よ!」

春麗「そんな……肩透かしだわ。何かあると思ってたのに瞬獄殺だなんて……」

豪鬼「極めしと云っておろうが小娘が! 滅殺!!」シュコー シュコー

ススー =((((((豪)

春麗「いきなり!? こんなの当たるわけないじゃない、三角とびで大きく飛び越せば」トーン トーン

ススー =((((豪) ┃壁

春麗「ごらんなさい、壁に突っ込むだけよ。そして私はその隙だらけの背後に大技を……」

ススー (豪))))= Σ┃壁

春麗「エッ?」  (春(豪) ガシッ

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

春麗「そんな……壁でターンするなんてどういうことなの……」ガクッ

豪鬼「新たな瞬獄殺は不断なる阿修羅の歩み! 壁があろうとも立ち止まる道理やなし!!」ズンッ!

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:24:23.27 ID:4+9E2O/w0
 ビューン ジャペィェン

豪鬼「久々に郷土の風呂に入りたくなったわ」

本田「おお! 誰かと思えば……んん、確か……ゾウキ! ゾウキではないか! 一丁立ち合わんか!?」

豪鬼「ぬぅ不届き者め! うぬのそれを撒き散らしてくれるわ!」

FIGHT!

本田「どっこい!」 =→

豪鬼「うりゃっ! 云!」 ==((球) 

本田「なんの! どっこい! どっこい! でぇいっ!」

豪鬼「ふん! 云! いぃやっ!  云! 云!」

本田「どっこい! フフフフフフン!! どっこい! どっこい!」

豪鬼「云! うりゃっ! 云! 豪波動! 云! 云!」

本田「なんじゃ飛び道具ばかりじゃのう!」

豪鬼「うぬとて頭突くばかりで芸もなし!」

本田「ぬははっ、わしの一撃が怖いとみえる! 必死じゃのう! 必死じゃのう!」ゴワスゴワスw

豪鬼「笑s(デュクシ)ぐふっ笑止!!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:26:26.56 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「ようよう氣熟せり! くだらぬ茶番も終まいぞ!」

豪鬼「覚悟はよいか! 滅殺!!」シュコー シュコー

ススー =((((((豪)

本田「なんじゃその技は! 寄り切り合いなら負けんぞ!」

本田「どおおすこぉい!」 ====<<<本>

豪鬼「たわけめ」ガシッ

本田「ぬぅ馬鹿なわしの頭突きが簡単に」

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

豪鬼「滅!!」

本田「げふ……黒星でごわす……」ガクッ

豪鬼「ふん……これで我も余念なく行水に興じられるというもの」

豪鬼「……」  本田「 」 チラ~ッ

豪鬼「ええい褌など見せびらかしおって湯に浸かる気が失せたわ!」ザパーン

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:28:51.51 ID:4+9E2O/w0
 ビューン ブァズィーウ

ブランカ「うぅ……ナンだかセナカのケがビリビリするぞ!」

豪鬼「笑止。獣風情に鬼の相手がつとまるか」

ブランカ「チカヨるんじゃねえ!」

FIGHT!

豪鬼「阿修羅閃空」ツツー =((((((豪)

ブランカ「チカヨるんじゃねえ!」 バチバチバチバチ

豪鬼「うぅおっ」バリバリバリバリ  デン デン

ブランカ「オマエなんかこうだ! ブエウゥッ!」 ==◎

豪鬼「豪昇龍!」 デュクシ!

ブランカ「ぶあっ」 デン デン

ブランカ「うぅ……オマエやるな!」

豪鬼「く。獣ごときに手こずるとは不覚の極みよ」

ブランカ「ケモノケモノってバカにするな! オマエだって似たようなもんじゃねぇか!」

豪鬼「言語道断笑止千万我鬼神也!」ズズン!

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:31:17.41 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「阿修羅閃空! 阿修羅閃空!」

ツツー =((((((豪)   ツツー (豪))))))=

ブランカ「チカヨるんじゃねえ!」 バチバチバチバチ

豪鬼「うぅおっ」バリバリバリバリ  デン デン

ブランカ「チカヨるなってイってるのにイヤがらせしやがって!」

豪鬼「アシュラセンクウ」シュコーシュコー

ススー =((((((豪)

ブランカ「またかコりないヤツめ!」 バチバチバチバチ  ガシッ

ブランカ「!?」

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

ブランカ「ヒ、ヒキョーモノ……」

豪鬼「ふっ。かような子供だましに謀られるとは所詮は畜生よ」

ブランカ「このヒキョーモノォ!」ガブッ

豪鬼「ぬぅいぃッ!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:37:09.25 ID:4+9E2O/w0
 ビューン インディアァ

ダルシム「お主……いまだ世の徳義を悟れずにいるか」

豪鬼「戒力の徒が。瞬獄殺でねじ伏せてくれるわ」

FIGHT!

ダルシム「ヨガ!」 ビョーン ===3 デュクシ!

豪鬼「ぐっ。よく伸びおって小癪な技よ」

豪鬼「ならば云!」 ==((球)

ダルシム「ヨガッファイゥ」 ==~炎)

豪鬼「上からでは如何! ていていっ!」   \\(球)  \\(球)

ダルシム「ヨガッブラァスト」 ゴォッ ((炎))

豪鬼「阿修羅閃空!」 ツツー =((((((豪)

ダルシム「ヨガッ」 * パッ

豪鬼「ぬう。つくづく猪口才な坊主よ!」

ダルシム「焦っておるな。私にはお主の迷いが手にとるように分かる」

豪鬼「笑止……迷いがあるとすならば、ついぞ消えた。――十分な氣が蓄えられたわ!」ズンッ

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:41:34.10 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「滅殺!!」シュコー シュコー

ススー =((((((豪)

ダルシム「ただならぬ殺気。だがそのような重足では私は捕らえられない」

ダルシム「ヨガッ」 * パッ

ススー (豪))))))=

ダルシム「ほう、終わらぬか。ならばいくらでもかわそう。ヨガッ。ヨガッ」 * * パッパッ

ススー (豪))))))=  ススー =((((((豪)  ススー (豪))))))=

ダルシム「我慢くらべならば私は負けない。体力は私がリード。後は時間が勝負を決しよう……」

ダルシム「ヨガッ……ヨガッ……ん?」

ツツー (豪))))))))==  ツツー ===(((((((((豪)  ツツー (豪))))))))))))====

ダルシム「なっ! き、気のせいではない、加速している! いかん、かわしきれぬ!」 ガシッ

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

ダルシム「何という修羅だ……もはやヨガの力では及ばぬのか……」ガクッ

豪鬼「論無し! 我が極めし瞬獄殺より逃れる術や古今東西無し!」ズンッ

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:44:38.06 ID:4+9E2O/w0
 ビューン ユゥエッセェイ

ガイル「AKUMAか。どんな相手だろうが向かってくるなら逃げはしないがな」

豪鬼「ここに瞬獄殺の贄がまた一つ……いざ!」ズンッ

FIGHT!

ガイル「ソニッブーム」 ==∽

豪鬼「云!」 ==((球) 

豪鬼「云! そうおりゃ! ぬぅん!」

ガイル「!」

ガイル(……プロの勘が言っている。この相手に力を溜めさせてはならないと)

ガイル(溜めるのは俺の方の得意分野な上に、こちらから攻めるのは俺の信条に背いてしまうが……)

ガイル(ここは勘を信じよう。タイミングを見計らって飛び込んで)ピョーン

ガイル「(懐で攻め気を読んでの)サマソッ」ブンッ デュクシ

豪鬼「うおぉっ」 デン デン

ガイル「ここで一気に決める!」ガイルウォーク

豪鬼「ぬかしおる!」ドッ

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:48:55.05 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「うりゃ! うりゃ! 豪昇龍!」

ガイル「くっ! 一転、無敵技で暴れるようになったな……だが! サマソ!」デュクシィ!

豪鬼「ぐあっ」デン デン

ガイル「冷静に守りどきを見計らえば、むしろチャンスのプレゼントに過ぎん。サマソ!」デュクシィ!

豪鬼「ぬおっ」デン デン

ガイル「読み合いでは俺の方が上だ。ふっ、もう終わるな」

豪鬼「そのようだな。 滅 殺 !!」シュコー シュコー

ガイル「な、何! しまったあと一歩というところで!」ガシッ

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

ガイル「くっ……そうだった……昇龍拳はゲージが溜まりやすいのだった……」

豪鬼「一戦に氣必ず熟せり。すなわち我、永劫不敗なり」

ガイル「速攻も待ちも無意味……プロとてお手上げだぜ……」ガクッ

豪鬼「滅! 我、此処に極まれり!!」ズンッ

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:52:02.99 ID:4+9E2O/w0
 ビューン ユゥエッセィソォァ

ザンギエフ「オレはプロレス界の王者! 赤きサイクロン・ザンギエフ!」

豪鬼「歯牙にもかからず。図体頼みの肉達磨なぞ瞬獄殺の餌食よ」

FIGHT!

豪鬼「云! とおりゃ! いぃや!」デュクシ デュクシ デュクシ

ザンギエフ「ぬうっ! ぎぃやっ! がぁ~はっ!」デンデン デンデン デンデン

豪鬼「これしきで我に挑もうとは片腹痛し」

ザンギエフ「がははやるな! だがまだまだ終わらんぞ!」

豪鬼「氣は満ちた。いかな根があろうとももはや無為なり。早々にこの凍土へ帰すがよい」

豪鬼「滅殺!!」シュコー シュコー

ススー =((((((豪)

ザンギエフ「おおうっ!? 隙だらけで突っ込むとは油断したな!!」

豪鬼「棒立ちとは気合いに臆したか。ふん、下らぬ死合いであった」

ザンギエフ「行くぞっ、祖国のために!」 ガシィッ   豪鬼「!?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:54:05.73 ID:4+9E2O/w0
ザンギエフ「おおおおおっりゃ!」

グルグルグルグルグルグルグル  ドッッシイィーン

豪鬼「がっは!? !? !?」

ザンギエフ「がはは! これで体力が並んだだろう! ここからが真の戦いだ!!」ズーン

豪鬼「度し難き……何ゆえ我が捕らえられた……!」

ザンギエフ「どうした来ぉい! オレはまだまだ余裕だぞ! どおりやぁっ!」 ブンブン((十))ブンブン

豪鬼「斯様な筈はない! 滅殺!」シュコー シュコー

ススー =((((((豪)  十 (アッ    ガシッ

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

豪鬼「やはり先の一合は虚妄であった。これこそが真の瞬獄殺!」ズンッ!

ザンギエフ「ぐお……大技の後で油断したわ。まさか連発されるとは思わなかったぞ……」

豪鬼「我が極めし瞬獄殺に於いては、一度高まった氣、微塵も減ずることなし!」

ザンギエフ「よおし! もう一戦だ! 瞬獄殺でも何でもどんどん来い!」ガバッ

豪鬼「ぬうううぬでは死合うに値せぬわ! 黙して去ねい!」アシュラセンクウ!

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 01:56:44.04 ID:4+9E2O/w0
 ビューン ユゥエッセェイ

バイソン「へへ。テメエをぶっ飛ばしゃあ結構なギャラが入ってくるんだが」

バイソン「見るからに脆そうなガタイしてやがる。こりゃ楽勝だぜ」

豪鬼「俗世の守銭奴か。餓鬼にも劣る分際で身の程知らずよ!」

FIGHT!

バイソン「Straight!」デュクシ!

豪鬼「うりゃ!」デュクシ!

~ デュクシ デュクシ デュクシ デュクシ ~

バイソン「ちっ面倒くせえな、とっととくたばりやがれ!」

豪鬼「芸も工夫もなし……くだらぬ! これで終いぞ! 滅殺!!」シュコー シュコー

ススー =((((((豪)

バイソン「あん? 何だぁそりゃあ?」ガシッ

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

豪鬼「……。……。ええい、死合いにならぬわ! 物足りぬわ! 物足りぬわ!」 ズンッ ズンッ

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 02:00:05.67 ID:4+9E2O/w0
 ビューン スペーン

バルログ「なんと醜い身なりだ。すみやかに刻み捨ててくれよう」

豪鬼「薄い面に紛い物の爪牙……痴れ者めが、叩きのめしてくれるわ!」

FIGHT!

バルログ「ヤオォ~オッ!」 ピョーン ピョーン

豪鬼「云! そりゃ!」 =((球)

バルログ「遅い! シャアッ! シャオウゥ!」デュクシ

豪鬼「うぐっ。飛び回る手合いなぞ! 豪昇龍!」デュクシ

バルログ「ぐあっ!」 デン デン

豪鬼「云! ていっ! ていっ! いぃや!」

バルログ「……ぐっ……無粋な力任せなど美しくもない!」ピョーン

ピョーン トーン トーン ピョーン 「ヤオゥ!」 ピョーン

豪鬼「笑止! ひたすら跳ね回る逃げの一手とは、死合う気はあるのか!? ぬっ」ザクッ

バルログ「ククク……この華麗な蝶の舞いの中で、鋭い蜂の一刺しを与え続けてやろう」ピョーン

豪鬼「なんと惰弱な! 恥と知れい!」ズンッ

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 02:03:22.46 ID:4+9E2O/w0
豪鬼「ぬううんようやく氣が高まったわ! 道化風情が、許されざる浅慮の報いを受けよ!」

バルログ「美意識の欠片もない台詞だ。私が受ける報いは、己が美がもたらす全ての罪のみ……」

豪鬼「この耐えがたき怒り、我が極めし瞬獄殺にて吐き尽くしてくれるわ!」

バルログ「ふっ。何を企もうと、空を舞い続ける私を捕らえることはできない!」ピョーンピョーン

豪鬼「百鬼襲!」 ピョーン

バルログ「クククなんだそれは飛んだつもりか?」

豪鬼「滅殺!!」シュコー シュコー

ススー =((((((豪)

バルログ「なっ! ば、馬鹿な、空中で地面と平行に――」ガシッ

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

バルログ「イヤァーッ……!」 パキン キィーン  …デン デン

豪鬼「永遠に眠っているがいい! 百鬼豪刃!」 デュクシ!

バルログ「バグルロッ」

豪鬼「我が極めし瞬獄殺は空をも滑る! 羽虫は土に帰すべし!!」ズンッ

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 02:05:25.67 ID:4+9E2O/w0
 ビューン タァイェーン

サガット「拳を極めし鬼人か。相手にとって不足なし!」

豪鬼「極めしは拳のみに非ず……行くぞ!」

FIGHT!

サガット「アイガー! アイガー!」 =⊃ =⊃

豪鬼「云! 云!」 =((球) =((球)

サガット「アイガー! タィガ・ニィ!」

豪鬼「ぬううん! とりゃ! はぁっ! どりゃっ!」

サガット「……ふっ、鬼の名に相応しき猛攻だ。速く、重く、技もキレる。さすがの百戦錬磨よ」

豪鬼「ぬぅ、安易な隙は見せぬか。わずかとはいえ我が飢えを満たすに足る贄ということか」

サガット「来い! 帝王として、私はすべての格闘家の壁となる!!」

豪鬼「斯様な壁なぞ瞬獄殺で粉砕してくれるわ!」

サガット「うおおおおぉっ!!」

豪鬼「ぬおおおおおっ!!」ズンッ

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 02:07:29.42 ID:4+9E2O/w0
K.O. GOUKI WINS!

豪鬼「やはりこうなるが定め」

サガット「……い……今の技は……」

豪鬼「瞬獄殺! 我がついに昇華せしめた、無双の神技よ!!」

サガット「……あ……あれを破る術など…………これが修羅……」ガクッ

    ベガ「クックック」フワー

豪鬼「何奴!」

ベガ「面白い。その技、今一度見せてみろ……我がサイコパワーの一部としてくれよう」

豪鬼「滅殺!!」シュコー シュコー  ススー =((((((豪)

ベガ「!? ま、待ていきなり」ガシッ

豪鬼「 一 瞬 千 撃 」 デュルrrrrrrrrrrrrrr <天>キイイーン

K.O. GOUKI WINS!

ベガ「 」

豪鬼「……」

豪鬼「我、拳を極めし者なり!!」ズーンッ

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/05(日) 02:09:31.30 ID:4+9E2O/w0
 ――

豪鬼「この極めし瞬獄殺によって、世に我と死合える者は全て消えた」

豪鬼「唯一無双の鬼となった今……我の次なる望みは……」

豪鬼「……」

豪鬼「……次に我と死合うに足る者が現れるその時まで、しばし体を休めるか」

豪鬼「洞穴にて禅を組み、殺意の波動を練り続けるとしよう」

豪鬼「俗世の惰弱な徒人ども……一縷の志あらば、我が境地まで達してみせよ!」

豪鬼「滅・殺!!」ズンッ

ザンギエフ「おぉここにいたか!」

豪鬼「!?」



糸冬