1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:30:25.97 ID:YulLqh250
父「信じられないのはわかる。だがな、事実だ」
俺「…とうとう親父がくるった」
父「ちょっと待ってろ」ガサゴソ
父「これな、母さんの遺書だ」
俺「は?んなもんなんで今更……!」
父「色々と事情が書いてあるから、とにかく読んでみろ」
俺「…とうとう親父がくるった」
父「ちょっと待ってろ」ガサゴソ
父「これな、母さんの遺書だ」
俺「は?んなもんなんで今更……!」
父「色々と事情が書いてあるから、とにかく読んでみろ」
引用元: ・父「今まで黙ってたけどな、お前は女の子なんだ」俺「………は?」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:35:08.19 ID:YulLqh250
俺「背景、俺君……早速間違ってるじゃねーか」
父「母さんは天然系美少女だったからな。泣く子も黙るロリキャラだぞ」
俺「親父の属性はしらねーよ。えーと……」
俺「背景、俺君。この手紙を読んでるということは、俺君もとうとう法的に規制されない年になったということですね。全て18歳以上ですね」
俺「何だよお袋もxxxxかよ」
父「母さんは天然系美少女だったからな。泣く子も黙るロリキャラだぞ」
俺「親父の属性はしらねーよ。えーと……」
俺「背景、俺君。この手紙を読んでるということは、俺君もとうとう法的に規制されない年になったということですね。全て18歳以上ですね」
俺「何だよお袋もxxxxかよ」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:38:12.82 ID:YulLqh250
父「要するにな、亡くなった母さんたっての希望でお前を今まで男として育ててきたが、生物学的にはお前は女の子なんだ」
俺「何で遺書読ませたんだよ」
父「雰囲気作りだ」
俺「……」
父「まぁ聞け」
俺「何で遺書読ませたんだよ」
父「雰囲気作りだ」
俺「……」
父「まぁ聞け」
26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:43:11.52 ID:YulLqh250
父「お前にも付いてるだろ?あれ」
俺「あれって……あれか?」
父「そうだ。悲しくなるほど小さいお前のあれだ」
俺「よしころす」
父「あれな、●●●●●だから」
俺「………は?」
俺「あれって……あれか?」
父「そうだ。悲しくなるほど小さいお前のあれだ」
俺「よしころす」
父「あれな、●●●●●だから」
俺「………は?」
28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:45:48.72 ID:YulLqh250
父「細かいことは省くけどな、まぁたまにいるらしいんだ。異常発達して生まれてくる子が」
父「あぁ、●●●●●ってのはな……」
俺「その解説はいらん」
父「そうか?なんだインターネットか。こんな田舎で。まぁいい。とにかくだな、少しばかり人と違う体で生まれてきたお前を母さんは大層心配していたよ」
俺「だからって……!!」
父「もうちょっとだけ聞け」
父「あぁ、●●●●●ってのはな……」
俺「その解説はいらん」
父「そうか?なんだインターネットか。こんな田舎で。まぁいい。とにかくだな、少しばかり人と違う体で生まれてきたお前を母さんは大層心配していたよ」
俺「だからって……!!」
父「もうちょっとだけ聞け」
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:52:18.13 ID:YulLqh250
父「母さんとも相談してな、なるべく人の少ないところで伸び伸びと育てて、お前の好きにさせようと思ったんだ。性別をな」
俺「そんな無茶苦茶な……」
父「まぁかなり危ない時もあったが、幸いお前は馬鹿だったからなんとか隠し通せたよ」
俺「まぁお前の息子だからな」
父「ともかく、俺は極力お前の好きにさせてきた。するとどうだ?お前は伸び伸びと男になったよ」
俺「そんな無茶苦茶な……」
父「まぁかなり危ない時もあったが、幸いお前は馬鹿だったからなんとか隠し通せたよ」
俺「まぁお前の息子だからな」
父「ともかく、俺は極力お前の好きにさせてきた。するとどうだ?お前は伸び伸びと男になったよ」
33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:54:58.70 ID:YulLqh250
父「このまま男として年を重ねるのならそれでもいいと思ったんだがな………」
俺「な、なんだよ……もしかして……病気か何か………!」
父「俺は思った。母さんに似て日に日に美しくなるお前を、このまま男にしていいものかとな」
父「母さんの顔であぐらを掛かれるともう涙が……くっ!」
俺「えっ」
俺「な、なんだよ……もしかして……病気か何か………!」
父「俺は思った。母さんに似て日に日に美しくなるお前を、このまま男にしていいものかとな」
父「母さんの顔であぐらを掛かれるともう涙が……くっ!」
俺「えっ」
36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 06:58:06.93 ID:YulLqh250
父「それとな、父さんもうちょっと我慢できそうになくてな。お前襲っちゃうのもなんだから、嫁にでも行ってくれないかな、と」
俺「おい」
父「とは言ってもまぁなんだ、急に言われても困るだろうし、どちらにしてもちょっと手術したりもあるから、しばらく考えてみろ」
俺「おいおい……」
俺「おい」
父「とは言ってもまぁなんだ、急に言われても困るだろうし、どちらにしてもちょっと手術したりもあるから、しばらく考えてみろ」
俺「おいおい……」
38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 07:01:27.72 ID:YulLqh250
俺「俺が、女?」
俺「確かに背は低いしいつまでたっても筋肉もつかねー……ちょっと女顔かもしれねーけどさ……」
俺「~~あーくそ!考えてもよくわかんねー!だれかに相談……ってもあいつしかいねーか……」
俺「カコカコ………いまから………行っても……カコ……いいか……っと」
俺「確かに背は低いしいつまでたっても筋肉もつかねー……ちょっと女顔かもしれねーけどさ……」
俺「~~あーくそ!考えてもよくわかんねー!だれかに相談……ってもあいつしかいねーか……」
俺「カコカコ………いまから………行っても……カコ……いいか……っと」
40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 07:04:02.86 ID:YulLqh250
俺「ピリリリリ………おっ。返事はえーなぁ。何々……今向かってる?うちに来るのか」
俺「あいつ昔っからなんかタイミングいいんだよな。どっかから見られてんじゃねーかと思うくらい」ピンポーン
俺「おっ。来たきた。おーっす!」
男友「おじゃまします」
俺「あいつ昔っからなんかタイミングいいんだよな。どっかから見られてんじゃねーかと思うくらい」ピンポーン
俺「おっ。来たきた。おーっす!」
男友「おじゃまします」
44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 07:06:48.34 ID:YulLqh250
俺「お前はえーなぁ。メール送る前に家出たろ?」
男友「あぁ、まぁな。なんだ、まずかったか?」
俺「いや、俺も用事あったからちょうどいいけど……俺がいなかったらどうするつもりだったんだよ?」
男友「こんな村でこんな時間にどこに行くんだよ?俺以外に友達もいないくせに」
俺「あーまぁそれもそうか」
男友「あぁ、まぁな。なんだ、まずかったか?」
俺「いや、俺も用事あったからちょうどいいけど……俺がいなかったらどうするつもりだったんだよ?」
男友「こんな村でこんな時間にどこに行くんだよ?俺以外に友達もいないくせに」
俺「あーまぁそれもそうか」
48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 07:11:23.91 ID:YulLqh250
俺「まぁいいや!とにかく座れよ!」
男友「あぁ…っていうかお前」
俺「ん?どうした」
男友「いや…さ、寒くないのかなと」
俺「?あーまぁちょっと肌寒いかな」
男友「…あんまり体冷やすんじゃないぞ」
俺「ん?」
男友「いや、別に……」
俺「なんだ?ww」
男友「あぁ…っていうかお前」
俺「ん?どうした」
男友「いや…さ、寒くないのかなと」
俺「?あーまぁちょっと肌寒いかな」
男友「…あんまり体冷やすんじゃないぞ」
俺「ん?」
男友「いや、別に……」
俺「なんだ?ww」
51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 07:14:31.08 ID:YulLqh250
男友「……そういえば何でうちに来ようとしてたんだ?」
俺「あーいや、その、なんだ……ちょっと相談したいことが……って、お前こそなんでうちに?」
男友「おいおい、友達が遊びに来るのがおかしいか?お前普段はわざわざメールなんてしないだろ。前もって連絡なんてらしくない。なんかあったのか?」
俺「あー、うん。そうだな。いや、例えばの話なんだけどさ?」
男友「おう」
俺「あーいや、その、なんだ……ちょっと相談したいことが……って、お前こそなんでうちに?」
男友「おいおい、友達が遊びに来るのがおかしいか?お前普段はわざわざメールなんてしないだろ。前もって連絡なんてらしくない。なんかあったのか?」
俺「あー、うん。そうだな。いや、例えばの話なんだけどさ?」
男友「おう」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 07:18:40.95 ID:YulLqh250
俺「例えば、例えばだぞ?俺が……」
男友「?」
俺「……俺が実は女の子だったー……なんてことになったら、お前どう思う?」
男友「は?」
俺「いや、例えば!例えばだぞ?朝起きたら親からお前は女だ、とか言われたらお前ならどーするかなーって…」
男友「………」
俺「いや!急にそんなこと言われても困るだろうけど………!」
男友「…なんだ親父さんもうバラしたのか」
俺「ふぇ?」
男友「?」
俺「……俺が実は女の子だったー……なんてことになったら、お前どう思う?」
男友「は?」
俺「いや、例えば!例えばだぞ?朝起きたら親からお前は女だ、とか言われたらお前ならどーするかなーって…」
男友「………」
俺「いや!急にそんなこと言われても困るだろうけど………!」
男友「…なんだ親父さんもうバラしたのか」
俺「ふぇ?」
103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:23:29.18 ID:YulLqh250
おー残ってる
昼休みだからちょっとだけ投下する
昼休みだからちょっとだけ投下する
104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:23:45.16 ID:YulLqh250
俺「ば、バラしたって……」
男友「いや、聞いたんだろ?お前が女の子だって」
俺「え……いや……うん……まぁ…」
男友「まぁびっくりするよな。急にそんなこと言われたら」
俺「…………」
男友「まぁ俺もたいしたことは言えないけどーー」
俺「をい」
男友「ん?」
俺「おぃぃぃぃぃ!!!!!」
男友「いや、聞いたんだろ?お前が女の子だって」
俺「え……いや……うん……まぁ…」
男友「まぁびっくりするよな。急にそんなこと言われたら」
俺「…………」
男友「まぁ俺もたいしたことは言えないけどーー」
俺「をい」
男友「ん?」
俺「おぃぃぃぃぃ!!!!!」
105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:24:11.99 ID:YulLqh250
男友「おぉ、なんだびっくりするな」
俺「びっくりするのは俺だばかやろう」
男友「あぁそれもそうか」
俺「……相変わらずのマイペースだなこのやろう」
男友「そうか?そうでもないと思うけが…」
俺「ちょっと俺の質問に答えろこのやろう」
男友「? あぁ」
俺「びっくりするのは俺だばかやろう」
男友「あぁそれもそうか」
俺「……相変わらずのマイペースだなこのやろう」
男友「そうか?そうでもないと思うけが…」
俺「ちょっと俺の質問に答えろこのやろう」
男友「? あぁ」
106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:24:41.48 ID:YulLqh250
俺「えーと…俺が今日親父から聞いたことお前知ってたのか?このやろう」
男友「お前が何を聞いたのかは想像でしかないが」
俺「……俺って女なのか?このやろう」
男友「まぁ生物学的にはそうらしいぞ。専門的なことはわからんが」
俺「…でもさ、俺にアレがついてるの知ってるだろ?このやろう」
男友「アレって、アレか」
俺「 ……… 、●●●……だよ!こ、このやろう/////」
男友「お前が何を聞いたのかは想像でしかないが」
俺「……俺って女なのか?このやろう」
男友「まぁ生物学的にはそうらしいぞ。専門的なことはわからんが」
俺「…でもさ、俺にアレがついてるの知ってるだろ?このやろう」
男友「アレって、アレか」
俺「 ……… 、●●●……だよ!こ、このやろう/////」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:25:11.79 ID:YulLqh250
男友「自分で言って照れるな。んん……まぁ知ってる」
俺「なら!」
男友「親父さんから聞かなかったのか?機能としては女性のソレらしいぞ」
俺「いや、まぁそれは聞いたけど……」
男友「ならそういうことなんだろ」
俺「なら!」
男友「親父さんから聞かなかったのか?機能としては女性のソレらしいぞ」
俺「いや、まぁそれは聞いたけど……」
男友「ならそういうことなんだろ」
108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:25:47.73 ID:YulLqh250
俺「………そ、そう言えばなんでお前がこのこと知ってんだよ?!」
男友「ん?あぁ。もうかなり前になるけどな。うちの親から聞かされたよ」
俺「は?!お前んちのおばさんも知ってんの??」
男友「ああ。お前んちがここに越してきた時に親父さんから協力してくれるように頼まれたらしいぞ」
俺「き、協力?」
男友「お前がこの村で生活する上で、色々困るだろ。うちだけじゃないと思うぜ、知ってるの」
俺「おいおぃ村ぐるみかよ……」
男友「ん?あぁ。もうかなり前になるけどな。うちの親から聞かされたよ」
俺「は?!お前んちのおばさんも知ってんの??」
男友「ああ。お前んちがここに越してきた時に親父さんから協力してくれるように頼まれたらしいぞ」
俺「き、協力?」
男友「お前がこの村で生活する上で、色々困るだろ。うちだけじゃないと思うぜ、知ってるの」
俺「おいおぃ村ぐるみかよ……」
109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:26:11.91 ID:YulLqh250
男友「とは言っても普通おかしいと思うんだろうけど。まぁお前が馬鹿でよかった」
俺「おまえとダチやってるくらいだからな……」
俺「……おいこのやろう」
男友「……親父さんがどう言ったのかは知らないけど、俺はお前の好きにすればいいと思うよ」
俺「え?」
俺「おまえとダチやってるくらいだからな……」
俺「……おいこのやろう」
男友「……親父さんがどう言ったのかは知らないけど、俺はお前の好きにすればいいと思うよ」
俺「え?」
111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:26:42.83 ID:YulLqh250
男友「お前は小さい頃からこの村の男の子として育っただろ。だからこれからも男としてって思うのは当然だろうから」
男友「もちろん、これからは女の子としてってのも、いいと思う。まぁ本来の形なわけだし」
俺「んなこと言われても……」
男友「悪いな、あまり力になれないと思う」
俺「男友……」
男友「もちろん、これからは女の子としてってのも、いいと思う。まぁ本来の形なわけだし」
俺「んなこと言われても……」
男友「悪いな、あまり力になれないと思う」
俺「男友……」
112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:27:25.22 ID:YulLqh250
俺「なぁ、男友は……男友は俺はどうすればいいと思う?」
男友「だから…」
俺「ち、違うって!お前は前からこのことを知ってたんだろ?」
男友「あぁ、まぁな」
俺「な、なら……ならお前は、俺のことなんだと思ってたんだよ?」
男友「え…それは…友達で……」
俺「男友達か?やっかい者か?それとも………女友達かよ」
男友「俺は………」
男友「だから…」
俺「ち、違うって!お前は前からこのことを知ってたんだろ?」
男友「あぁ、まぁな」
俺「な、なら……ならお前は、俺のことなんだと思ってたんだよ?」
男友「え…それは…友達で……」
俺「男友達か?やっかい者か?それとも………女友達かよ」
男友「俺は………」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:28:11.92 ID:YulLqh250
俺「……あーなんかわけわかんなくなってきた!男友、悪いけど……」ガサゴソ
男友「じゃ、またな」
俺「はや!」
男友「え?違ったか?」
俺「いや、まぁ一人にしてくれって言おうとしたけど…」
男友「だろ。まぁまた何かあったら連絡しろよ。今日は帰って2chでも見てるわ」
俺「に、2ch?なんかよくわかんないけど……」
男友「わかんなくていいんだよ。じゃ、またな」
俺「おぅ。悪いな」
男友「じゃ、またな」
俺「はや!」
男友「え?違ったか?」
俺「いや、まぁ一人にしてくれって言おうとしたけど…」
男友「だろ。まぁまた何かあったら連絡しろよ。今日は帰って2chでも見てるわ」
俺「に、2ch?なんかよくわかんないけど……」
男友「わかんなくていいんだよ。じゃ、またな」
俺「おぅ。悪いな」
114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:28:52.26 ID:YulLqh250
ガラガラ……パタン
俺「ふぅ…」
俺「なんだかなー」
俺「……取り合えずネットで色々調べてみるか」
俺「ふぅ…」
俺「なんだかなー」
俺「……取り合えずネットで色々調べてみるか」
115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 11:29:40.59 ID:YulLqh250
取り合えずここまで
残ってればまた夜にでも投下するー
誰か引き継いでもいいし落としてもいい
任せるわーノシ
残ってればまた夜にでも投下するー
誰か引き継いでもいいし落としてもいい
任せるわーノシ
178: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:33:25.98 ID:YulLqh250
では
ミーンミンミンミンミンミーン……
ブーン……カチッ……カチカチ……
俺「……わかんねぇ。染色体がどうとか全然わかんねぇ」
俺「っていうか……俺の 、●●●が …… って……」
俺「そりゃ確かにち、小さいかもしんないけど……」
俺「………………////」ハァハァハァ
俺「だー!無表情で自分の眺めるなんて変 になった気分…」ハァハァハァ
俺「………クニッ……んっ…! っ……」ハァハァハァ
俺「……っ! はぁ………何してんだよ、俺」ハァハァハァ
父「ハァハァハァハァ!!」
父「母さん母さん母さん……俺ーーーー!!!!」
俺「しねぇぇぇぇぇぇ!!!!」
ミーンミンミンミンミンミーン……
ブーン……カチッ……カチカチ……
俺「……わかんねぇ。染色体がどうとか全然わかんねぇ」
俺「っていうか……俺の 、●●●が …… って……」
俺「そりゃ確かにち、小さいかもしんないけど……」
俺「………………////」ハァハァハァ
俺「だー!無表情で自分の眺めるなんて変 になった気分…」ハァハァハァ
俺「………クニッ……んっ…! っ……」ハァハァハァ
俺「……っ! はぁ………何してんだよ、俺」ハァハァハァ
父「ハァハァハァハァ!!」
父「母さん母さん母さん……俺ーーーー!!!!」
俺「しねぇぇぇぇぇぇ!!!!」
179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:34:07.96 ID:YulLqh250
俺「息子の名前叫びながらエレクトしてんじゃねー!」
ドゴスッ
父「うっ……!」ピュピュッ
父「……父さんな、痛いのも嫌いじゃないんだ」
俺「これが、これが俺の父親……」
俺「っていうか仕事は?なんで家にいるんだよ」
父「いやなに、外回り中なんだが少し暇ができてな。様子を見にきた」
俺「様子を見にきたついでに息子を●●●に●●●●か?」
父「母さんとの相互●●●●を思い出してな…」
俺「親父……しねばいいのに」
ドゴスッ
父「うっ……!」ピュピュッ
父「……父さんな、痛いのも嫌いじゃないんだ」
俺「これが、これが俺の父親……」
俺「っていうか仕事は?なんで家にいるんだよ」
父「いやなに、外回り中なんだが少し暇ができてな。様子を見にきた」
俺「様子を見にきたついでに息子を●●●に●●●●か?」
父「母さんとの相互●●●●を思い出してな…」
俺「親父……しねばいいのに」
180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:34:44.92 ID:YulLqh250
父「まぁそれはそれとして、どうだ?気持ちの整理はついたか?」
俺「つくわけねーだろ。何かもうわけわかんねーよ」
父「何だそうか。てっきり男友くんと話して決めたと思ったんだが」
俺「あいつは何にも言えないって。ていうかなんでお前が知ってる?」
父「父さんが連絡したからに決まってるだろう。昔から男友くんにはあれこれと協力してもらってるからな」
俺「つくわけねーだろ。何かもうわけわかんねーよ」
父「何だそうか。てっきり男友くんと話して決めたと思ったんだが」
俺「あいつは何にも言えないって。ていうかなんでお前が知ってる?」
父「父さんが連絡したからに決まってるだろう。昔から男友くんにはあれこれと協力してもらってるからな」
181: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:35:31.21 ID:YulLqh250
俺「ふーん……?」
俺「ん?…ってことは男友が昔から俺の困ってる時にひょっこり顔を出すのは……」
父「父さんの努力の賜物だ」
俺「な、なーんだ、そっか……」チクッ
俺「あれ……」チクチクッ
父「ん?どうした?xxxxxでも痛むか?」
俺「し、しねっ!!違う、なんか……」ズキン
俺(胸が痛い……ような?)
俺「ん?…ってことは男友が昔から俺の困ってる時にひょっこり顔を出すのは……」
父「父さんの努力の賜物だ」
俺「な、なーんだ、そっか……」チクッ
俺「あれ……」チクチクッ
父「ん?どうした?xxxxxでも痛むか?」
俺「し、しねっ!!違う、なんか……」ズキン
俺(胸が痛い……ような?)
182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:36:03.05 ID:YulLqh250
父「体調が悪いなら医者に行け。まだ月のものには早いはずだが……」
俺「う、うるさい!大丈夫だから早く仕事に戻れ変 xxxxやろう」
父「ふむ…まぁそこまで言うなら」ガラガラ……バタン
俺「……っていうかサラっと重大発言を…月一の通院にはそんな意味があったのか」
俺「はー。…しかしなんだあの胸の痛い感じは」
俺「……わけわからん」
俺「う、うるさい!大丈夫だから早く仕事に戻れ変 xxxxやろう」
父「ふむ…まぁそこまで言うなら」ガラガラ……バタン
俺「……っていうかサラっと重大発言を…月一の通院にはそんな意味があったのか」
俺「はー。…しかしなんだあの胸の痛い感じは」
俺「……わけわからん」
183: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:36:53.31 ID:YulLqh250
ピリリリリ………
男友「…もしもし、あぁおじさん。どうしました?」
父『どうもこうもないさ。男友くん、俺とどんな話をしたんだい?』
男友「どんな、と言いますと?」
父『いや、私はてっきり俺に告白でもするんじゃないかと思っていたんだがね』
185: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:37:33.88 ID:YulLqh250
男友「?!な、なにを言ってるんですか?!」
父『どうしたんだ、そんなに慌てて』
男友「あ、慌てもします!俺は友達ですよ?こ、告白だなんて……!」
父『おや、違ったのかな。私はてっきりそういうことだと……』
男友「おじさんの売りは年齢にそぐわない下衆な所だとは思ってますが、突飛過ぎます」
父『急にディスられておじさんショボーン……』
父『どうしたんだ、そんなに慌てて』
男友「あ、慌てもします!俺は友達ですよ?こ、告白だなんて……!」
父『おや、違ったのかな。私はてっきりそういうことだと……』
男友「おじさんの売りは年齢にそぐわない下衆な所だとは思ってますが、突飛過ぎます」
父『急にディスられておじさんショボーン……』
186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:38:26.21 ID:YulLqh250
父『…私は男友くんならと思ってたんだが、見当違いだったか』
男友「ば、馬鹿馬鹿しい…屑の中の屑だとは思ってましたがここまでとは……」
父『……男友くんも中々いけるくちだね…』ハァハァ……モット……モットカガヤケ
男友「ば、馬鹿馬鹿しい…屑の中の屑だとは思ってましたがここまでとは……」
父『……男友くんも中々いけるくちだね…』ハァハァ……モット……モットカガヤケ
188: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 16:39:09.22 ID:YulLqh250
父『まぁともかく、俺もまだ混乱しているようだから、様子を見てやってくれ』
父『………私では俺の力になってやれない所もあるだろう。無責任な話しなのは重々承知だが…』
男友「…わかってます。できる限りのことはしますよ」
父『すまないね。では』
男友「はい、失礼します…」
プーッ、プーッ、プー………
男友「告白……?」
男友「……今更だな」
父『………私では俺の力になってやれない所もあるだろう。無責任な話しなのは重々承知だが…』
男友「…わかってます。できる限りのことはしますよ」
父『すまないね。では』
男友「はい、失礼します…」
プーッ、プーッ、プー………
男友「告白……?」
男友「……今更だな」
223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:00:08.13 ID:YulLqh250
二ヶ月後
ミーンミンミンミン……シャワシャワシャワシャワ………
ブーン………カチャッ……カチッ……
俺「……ネイルハンマーまじつよー。宮田安定だぁ……」
俺「…………」
俺「あれから男友と会ってねーなー……」
俺「今まで三日以上会わないことなんてなかったのに」
ミーンミンミンミン……シャワシャワシャワシャワ………
ブーン………カチャッ……カチッ……
俺「……ネイルハンマーまじつよー。宮田安定だぁ……」
俺「…………」
俺「あれから男友と会ってねーなー……」
俺「今まで三日以上会わないことなんてなかったのに」
224: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:00:51.04 ID:YulLqh250
俺「……よく考えたら俺みたいなキモいやつとつるんでる方がおかしいのかもな」チクッ
俺「………」
俺「………」
コトッ……ガサガサガサ……
俺「……んっ……っ……!」
俺「うっ………っ……ふぁっ……!」
俺「っ、っ、あっ!あぁぁっっ……!!」
俺「……何やってんだよ、俺……」ゴソゴソ
俺「………」
俺「………」
コトッ……ガサガサガサ……
俺「……んっ……っ……!」
俺「うっ………っ……ふぁっ……!」
俺「っ、っ、あっ!あぁぁっっ……!!」
俺「……何やってんだよ、俺……」ゴソゴソ
226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:01:27.90 ID:YulLqh250
俺(…あれから二ヶ月たって、手術を受けて、ホルモンの調整して……)
俺「当たり前のように男だと思ってた体が、日に日に女になって……」
俺「あげく……男友のこと考えてこんなことして」
俺「ほんと……何やってんだろ」
ミーンミンミンミンミンミーン……
俺「男友………寂しい……寂しいよぉ……」
俺「当たり前のように男だと思ってた体が、日に日に女になって……」
俺「あげく……男友のこと考えてこんなことして」
俺「ほんと……何やってんだろ」
ミーンミンミンミンミンミーン……
俺「男友………寂しい……寂しいよぉ……」
227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:02:05.40 ID:YulLqh250
父「それで、君はなんで俺を避けるのかね?」
男友「……別に、避けているわけでは……」
父「ふむ。10年以上ほとんど毎日一緒に居た二人が、二ヶ月も会わない。これは何かあると思わない方がおかしいだろう?」
男友「少し……忙しかったので」
父「……」
228: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:02:41.12 ID:YulLqh250
男友「おじさんこそ、随分と真面目な顔をして。らしくないですね」
父「そうかい?ふむ、そうかもしれないね」
父「……まだ男友くんにはわからないかもしれないが」
父「父親というのはね、子供のため、娘のためには何にだってなれるんだよ」
父「それこそ、道化にだって…ね」
父「そうかい?ふむ、そうかもしれないね」
父「……まだ男友くんにはわからないかもしれないが」
父「父親というのはね、子供のため、娘のためには何にだってなれるんだよ」
父「それこそ、道化にだって…ね」
229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:03:14.09 ID:YulLqh250
男友「…そんなものですか」
父「そうさ。だから、今日は余計なお節介を焼きにきたんだ」
男友「と、いいますと?」
父「君、なんで俺が女の子として生きることにしたか、知らないだろう?」
男友「……えぇ、まぁ」
父「まぁこれはオフレコなんだがね……」
男友「?」
父「そうさ。だから、今日は余計なお節介を焼きにきたんだ」
男友「と、いいますと?」
父「君、なんで俺が女の子として生きることにしたか、知らないだろう?」
男友「……えぇ、まぁ」
父「まぁこれはオフレコなんだがね……」
男友「?」
230: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:03:44.61 ID:YulLqh250
父「私たちのため、だそうだよ」
男友「どういうことです?」
父「私は冗談のつもりだったんだがね。うっかり言ってしまったんだよ。母さんに似ている、と」
父「そんなつもりではなかったんだが、俺は代わりになるつもりなんだろう。今は亡き妻のな」
男友「どういうことです?」
父「私は冗談のつもりだったんだがね。うっかり言ってしまったんだよ。母さんに似ている、と」
父「そんなつもりではなかったんだが、俺は代わりになるつもりなんだろう。今は亡き妻のな」
231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:04:26.48 ID:YulLqh250
男友「……わたし『たち』というのは?」
父「俺は言っていたよ。『中途半端なままじゃ、男友といられない。ハッキリして、これからも一緒に』と」
父「双方を満たすつもりでいるんだろう。馬鹿な子だ。誰かの代わりになどなれないし」
男友「……俺が女の子だとしたら……」
父「君は、もう友達としては見れないのだろう?」
男友「……すみません」
父「俺は言っていたよ。『中途半端なままじゃ、男友といられない。ハッキリして、これからも一緒に』と」
父「双方を満たすつもりでいるんだろう。馬鹿な子だ。誰かの代わりになどなれないし」
男友「……俺が女の子だとしたら……」
父「君は、もう友達としては見れないのだろう?」
男友「……すみません」
232: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:04:56.28 ID:YulLqh250
父「何を謝る?前にも言ったろ。私は君なら……」
男友「…やめてください」
父「…君には想像できるかい?」
男友「………」
父「誰かのために、体をいじくり回し」
男友「……やめてください」
父「生き方を変える………」
男友「…………」
男友「……やめろ!!」ガタンッ
男友「…やめてください」
父「…君には想像できるかい?」
男友「………」
父「誰かのために、体をいじくり回し」
男友「……やめてください」
父「生き方を変える………」
男友「…………」
男友「……やめろ!!」ガタンッ
234: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:05:19.95 ID:YulLqh250
父「………済まないとは思ってるよ。だが」
父「君と私は、既に共犯者なんだ。二人とも逃れることはできない」
父「……あの愛おしい化物から」
父「君と私は、既に共犯者なんだ。二人とも逃れることはできない」
父「……あの愛おしい化物から」
245: 忍法帖【Lv=1,xxxP】 2011/07/27(水) 18:34:19.22 ID:YulLqh250
Lv1きたぁ……ワロエナイ
ジャー……ゴボゴボゴボ………
俺「ったく……トイレはまだなれないなー」
俺「前より汚れるし……立ってできないし…」
俺「まぁ管切って無理矢理作ったみたいなもんだからしょうがないか……」ガチャン……バタン
俺「生理も前みたいに頭痛とかだけじゃ済まなくなったしなぁ……ホルモン調整のせいかな」
ジャー……ゴボゴボゴボ………
俺「ったく……トイレはまだなれないなー」
俺「前より汚れるし……立ってできないし…」
俺「まぁ管切って無理矢理作ったみたいなもんだからしょうがないか……」ガチャン……バタン
俺「生理も前みたいに頭痛とかだけじゃ済まなくなったしなぁ……ホルモン調整のせいかな」
250: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:37:36.86 ID:YulLqh250
俺「…………親父はなんだか難しい顔ばっかしてるし……男友には会えねーし」
俺「女になり損だな…ハハ」
ピンポーン
俺「……ん?だれだ」パタパタパタ
俺「はーい?」ガチャ
俺「……!!」
俺「あっ………」
俺「男友……」
253: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:39:52.29 ID:YulLqh250
父「………母さん」
父「許してくれ。結局私は、あの子を責めるようなことをしてしまった」
父「あの子を愛している。私と、君との子供だ。かわいい…娘…」
父「……になったよ。今は、だけどな」
父「正直、今でも出産に反対すべきだったという後悔はある」
254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:41:52.96 ID:YulLqh250
父「あの子を授かった代わりに、君を失った」
父「人は誰かの代わりになどなれない」
父「だから、いかに愛していても、あの子は君の代わりにはならないんだ」
父「もちろん、あの子がいなければ等とは思わんがね。だが…」
父「せめてあの子が『普通』だったら」
父「そう思わずにはいられないのは、私が弱いからなのかな」
父「人は誰かの代わりになどなれない」
父「だから、いかに愛していても、あの子は君の代わりにはならないんだ」
父「もちろん、あの子がいなければ等とは思わんがね。だが…」
父「せめてあの子が『普通』だったら」
父「そう思わずにはいられないのは、私が弱いからなのかな」
255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:44:00.55 ID:YulLqh250
父「あの子の将来を心配して、自分を攻めて、結果君はこの世を去ってしまった」
父「無理難題を残してな」
父「……なぁ母さん」
父「あの子にも、少しばかりではあるが大切なものがあるようだよ」
父「そこに私が入っているようで、嬉しいやら悲しいやら…」
父「どちらともつかず育てる」
父「君の願いであり私の復讐は終わったな…」
父「もう私は……普通の父親でいいかな?」
父「母さん……」
父「無理難題を残してな」
父「……なぁ母さん」
父「あの子にも、少しばかりではあるが大切なものがあるようだよ」
父「そこに私が入っているようで、嬉しいやら悲しいやら…」
父「どちらともつかず育てる」
父「君の願いであり私の復讐は終わったな…」
父「もう私は……普通の父親でいいかな?」
父「母さん……」
256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:46:16.54 ID:YulLqh250
男友「……よぉ」
俺「………」
男友「上がっても、いいか?」
俺「………おう」
男友「悪いな。おじゃまします」
パタパタパタ………ガチャン
俺「………」
男友「上がっても、いいか?」
俺「………おう」
男友「悪いな。おじゃまします」
パタパタパタ………ガチャン
258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:48:26.48 ID:YulLqh250
男友「何だかこの部屋に来るのも随分久しぶりなような気がする」
俺「気がするんじゃなくて、その通りだろ」
男友「まぁ……な」
ツクツクボーシツクツクボーシ……
男友「随分と……女らしくなったな」
俺「………!あ、当たり前だろ?今の俺は正真正銘の……お、女だからな」
男友「それもそーか……手術、したんだってな?」
俺「気がするんじゃなくて、その通りだろ」
男友「まぁ……な」
ツクツクボーシツクツクボーシ……
男友「随分と……女らしくなったな」
俺「………!あ、当たり前だろ?今の俺は正真正銘の……お、女だからな」
男友「それもそーか……手術、したんだってな?」
260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:50:29.26 ID:YulLqh250
俺「おぅ。…アレはもうほとんどねーし、お、女の子のあ、アレも、一応形になってる」
男友「そうか」
男友「もう一緒にプールではしゃぐわけにはいかないな…」
俺「お……女の子……だから、な」
男友「………」
俺「………な、なにしに来たんだよ!」
男友「え?」
俺「連絡しても無しのつぶてで、二ヵ月も顔を合わさなかったのに!」
男友「それは…」
男友「そうか」
男友「もう一緒にプールではしゃぐわけにはいかないな…」
俺「お……女の子……だから、な」
男友「………」
俺「………な、なにしに来たんだよ!」
男友「え?」
俺「連絡しても無しのつぶてで、二ヵ月も顔を合わさなかったのに!」
男友「それは…」
261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 18:52:30.40 ID:YulLqh250
俺「俺を笑いに来たのか?そりゃ笑えるよな!」
俺「一緒になって裸同然で遊んでたやつが女で、ある日急に立ちションもしなくなるんだ!」
俺「良かったじゃねーか?不完全ではあっても、同年代の女が俺しかいないこの村で堂々と●●●鑑賞できたんだ!」
男友「…や……ろ」
俺「一緒になって裸同然で遊んでたやつが女で、ある日急に立ちションもしなくなるんだ!」
俺「良かったじゃねーか?不完全ではあっても、同年代の女が俺しかいないこの村で堂々と●●●鑑賞できたんだ!」
男友「…や……ろ」
270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:00:00.04 ID:YulLqh250
俺「残念ながら●●●は作ったばっかりだからな!お前には見せてやんねーよ!」
俺「俺もラッキーだよな!一番手近な所に無修正だぜ?」
男友「………めろ」
俺「●●●はあっても…… かく●●●はねーけどさ………」
男友「………やめろよ」
俺「俺もラッキーだよな!一番手近な所に無修正だぜ?」
男友「………めろ」
俺「●●●はあっても…… かく●●●はねーけどさ………」
男友「………やめろよ」
274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:02:03.12 ID:YulLqh250
俺「俺は……グス……何なんだよ……グス……皆は俺を……ック……どうしたいんだよ…………ヒック……」
男友「……もういい。もういいんだ」
俺「な、何がいいんだよ!ッ……お前は俺にどうして欲しかったんだよっ……!!」
俺「なんで……ヒック……なんで会いに来てくれないんだよ……グス……」
男友「俺は……」
俺「……グスッ……ヒック……」
男友「……もういい。もういいんだ」
俺「な、何がいいんだよ!ッ……お前は俺にどうして欲しかったんだよっ……!!」
俺「なんで……ヒック……なんで会いに来てくれないんだよ……グス……」
男友「俺は……」
俺「……グスッ……ヒック……」
278: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:04:20.43 ID:YulLqh250
男友「おれは、その……お、お前が女になったことで、自分の気持ちに正面から向き合うのが怖かったんだと思う」
俺「ッ……グスッ……?」
男友「その…ある頃からお前のこと……そういう対象として感じてて…」
男友「でも、お前が男ならそういうのも含めて友達でいられると思ってたから…」
俺「……男友?」
俺「ッ……グスッ……?」
男友「その…ある頃からお前のこと……そういう対象として感じてて…」
男友「でも、お前が男ならそういうのも含めて友達でいられると思ってたから…」
俺「……男友?」
279: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:06:24.24 ID:YulLqh250
男友「…何かかっこ悪いだろ。女だと決まった途端に……だから」
俺「……俺は……俺は…」
男友「おじさんから話は聞いてたんだ。それこそ、毎日のように」
男友「女になると決めた時から、話を聞いてるだけでお前がどんどん女になっていってるのはわかったし…」
俺「……あのクソ何を話しやがった…っていうか何を見てやがった」
男友「勘違いしないで欲しいのは、お前が揺らいでいたとしても俺はそう思ってたってこと」
男友「………」
俺「俺は……その……」
俺「……俺は……俺は…」
男友「おじさんから話は聞いてたんだ。それこそ、毎日のように」
男友「女になると決めた時から、話を聞いてるだけでお前がどんどん女になっていってるのはわかったし…」
俺「……あのクソ何を話しやがった…っていうか何を見てやがった」
男友「勘違いしないで欲しいのは、お前が揺らいでいたとしても俺はそう思ってたってこと」
男友「………」
俺「俺は……その……」
281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:08:26.61 ID:YulLqh250
男友「…何でも聞かせろよ。俺も言ったんだから」
俺「……お前に会えなくなって、それが凄く嫌で寂しくて……」
俺「お前で……その……モニュモニュしたことも……あったし」
男友「え?なに聞こえない。モニュモニュが聞こえない」モニュモニュガキコエナーイ
俺「だから!……その…オ、●●……」
男友「…あー……///」
男友「……すまん」
俺「……お前に会えなくなって、それが凄く嫌で寂しくて……」
俺「お前で……その……モニュモニュしたことも……あったし」
男友「え?なに聞こえない。モニュモニュが聞こえない」モニュモニュガキコエナーイ
俺「だから!……その…オ、●●……」
男友「…あー……///」
男友「……すまん」
284: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:10:41.27 ID:YulLqh250
俺「で、でも!女になるって決めたけど、お前がその……彼氏?っていうのは……」
男友「……嫌か?」
俺「嫌じゃない!嫌じゃないけど……わからないんだ」
俺「お前と手を繋いで……たまにキスして……たまに……モニュモニュして……?」
俺「急にそんなこと言われても……何だか想像できねーよ…」
男友「俺…」
男友「……嫌か?」
俺「嫌じゃない!嫌じゃないけど……わからないんだ」
俺「お前と手を繋いで……たまにキスして……たまに……モニュモニュして……?」
俺「急にそんなこと言われても……何だか想像できねーよ…」
男友「俺…」
286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:12:56.33 ID:YulLqh250
俺「……こんなんじゃお前に避けられてもしょうがないかな……ウルッ」
男友「……あーいや、いいんじゃないか?」
俺「……ふぇ?」
男友「別にいいだろ。少しずつ理解していけばさ。なんなら、別に理解しなくたっていいんじゃないか?」
俺「でも…」
男友「……あーいや、いいんじゃないか?」
俺「……ふぇ?」
男友「別にいいだろ。少しずつ理解していけばさ。なんなら、別に理解しなくたっていいんじゃないか?」
俺「でも…」
290: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:14:57.27 ID:YulLqh250
男友「お前は今は体は女だけど、俺の悪友として過ごした時間も長いだろ?」
俺「お、おぅ…」
男友「●●●一丁で川で遊んで、泥だらけになって駆けずり回って……」
男友「それだって…それだって同じお前なんだからさ」
俺「男友……」
俺「お、おぅ…」
男友「●●●一丁で川で遊んで、泥だらけになって駆けずり回って……」
男友「それだって…それだって同じお前なんだからさ」
俺「男友……」
294: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:16:59.43 ID:YulLqh250
男友「だから、少しずつ。手繋ぎたくなったら繋げばいいし、キスしたければすればいい」
男友「xxxxしたくなって……お前が望むならその時は女の子として抱く。な?」
俺「xx……/// う、うん……でもお前はそれでいいのか?」
男友「ばーか。今までだってそうだったし、それがお前のあるがままだろ?」
俺「……」
男友「xxxxしたくなって……お前が望むならその時は女の子として抱く。な?」
俺「xx……/// う、うん……でもお前はそれでいいのか?」
男友「ばーか。今までだってそうだったし、それがお前のあるがままだろ?」
俺「……」
296: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:19:01.49 ID:YulLqh250
男友「ちょ、ちょっとカッコつけすぎたな……///」
俺「そ、そんなことねーよ!」
俺「ちょっと……か、かっこよかった…………かも///」
男友「とにかく……これからも一個一個行こうぜ?」
男友「おじさんと三人で…な?」
俺「男友ぉ……グスッ……ヒック……!!」
男友「最近は妙に泣き虫だな、お前」
俺「グスッ……う、うるさい!」ゴスッ
男友「こっ、こういうのはおじさんにやってくれ……」
俺「そ、そんなことねーよ!」
俺「ちょっと……か、かっこよかった…………かも///」
男友「とにかく……これからも一個一個行こうぜ?」
男友「おじさんと三人で…な?」
俺「男友ぉ……グスッ……ヒック……!!」
男友「最近は妙に泣き虫だな、お前」
俺「グスッ……う、うるさい!」ゴスッ
男友「こっ、こういうのはおじさんにやってくれ……」
298: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:21:06.01 ID:YulLqh250
父「情緒が少し開いたか?……まだまだ手の掛かる子だな」パタパタパタ……♪
299: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:23:08.70 ID:YulLqh250
男友「おーい!早くしろって!」
俺「ま、待てよ!……まだヒールとか慣れないんだよ……」
男友「なんだなんだ?おんぶでもしてやろうか?」
俺「お、女扱いするんじゃねー!!」ガスッ
300: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/27(水) 19:25:27.75 ID:YulLqh250
あれから少したったけど、俺と男友の間はこんな感じで変わってない。た、たまーーーーーにキスするくらいで……///
体の方も何年もかけて徐々に調整していくしかないから、苦労も多いしまだわからないことも多い。
中身は……多分少しずつ女の子らしくなっていってるはずだけど、親父やこいつに言わせるとまだまだだそうだ。
でも、不思議と焦りも不安も感じてない。俺は、俺でいればいいだけだから。ゆっくりやっていくさ。
三人でな!
終
体の方も何年もかけて徐々に調整していくしかないから、苦労も多いしまだわからないことも多い。
中身は……多分少しずつ女の子らしくなっていってるはずだけど、親父やこいつに言わせるとまだまだだそうだ。
でも、不思議と焦りも不安も感じてない。俺は、俺でいればいいだけだから。ゆっくりやっていくさ。
三人でな!
終
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