1: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/17(水) 06:50:07.25 ID:9enGdXIRO
【とある無人島】


ザァァァッ……ザザァァァ……(波の音)


美嘉(ああ、ついに!ついに来てしまった!!)


みりあ「わぁ~!この島ホントにみりあと美嘉ちゃん以外誰もいないんだね☆」


美嘉(みりあちゃんと!!無人島に!!!二人っきりで!!!!)ハァハァ///

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1592344207

引用元: 美嘉「みりあちゃんと無人島で二人きりの『楽園(エデン)』を創る★」 




2: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/17(水) 06:57:10.29 ID:9enGdXIRO
美嘉「ふひひ★しかも、みんなにはナイショで二人きりの無人島旅行だよ★」

美嘉「完全なる隔絶空間!!!」

美嘉「これは…これはもしもナニカあったとしても、誰にも頼れないし誰にも知られることもないよねっ★」

美嘉「万が一にもナニカが起きちゃったとしても、それは仕方がないってものだよね?!うん!!」

美嘉「あぁ…今回こそは誰にも邪魔されることなくみりあちゃんと二人っきり…///」ハァハァ///


美嘉「あぁ^~///ここでみりあちゃんと二人だけの『楽園(エデン)』を創るんじゃぁ~~★」


パキパキパッキーン!

3: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/17(水) 07:04:20.88 ID:9enGdXIRO
美嘉「ま、まずはビーチでみりあちゃんと泳いだり…///」

美嘉「みりあちゃんの水着…///ふひっ★」

美嘉「そして泳ぎ疲れたら、二人でご飯を作ったりなんかして、いっしょに食べたりとかもしちゃったり!」ワクワク

美嘉「そして夜は…二人でいっしょに寝たりなんかも…ふひっ★ふひひ★」ハァハァ


美嘉「しゅごい!過去最高の旅行!!しゅごすぎてバンジャイしちゃう!バンジャイ!!バンジャーイ!!!」パキパキ


美嘉「あぁ^~みりあぢゃんどの無人島生活楽しみすぎなんじゃ~~///」パキパキパッキーン!

4: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/17(水) 07:06:39.25 ID:9enGdXIRO
美嘉「……」

美嘉「…って、あれ?」

美嘉「みりあちゃんはどこに行っちゃったんだろ?」キョロキョロ

美嘉「おーい!みりあちゃ~ん?」

美嘉「あれー?」キョロキョロ

美嘉「ん?」くんくん

美嘉「向こうから…なんか変な臭いがする…?」

5: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/17(水) 07:11:06.70 ID:9enGdXIRO
【海岸】


ゴッ!

メラメラメラメラメラメラ!

バチッ!ゴゴゴ!バチィ!!



みりあ「あ、美嘉ちゃん☆」

美嘉「み、みりあちゃん…?」

みりあ「みりあね、今、邪魔なものをお片付けしてたんだ☆」

美嘉「えっと、その、邪魔なものっていうのは…そこで激しく燃えてるソレのこと?」

みりあ「うんっ!そうだよ~美嘉ちゃん☆」にこっ

美嘉「その燃えてるものって、もしかして……」



みりあ「そう。二人がこの島まで乗ってきたボートだよ☆」にっこり

13: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/19(金) 06:15:36.88 ID:OEBbjsReO
ボートだったもの『メラメラメラメラ』

ブクブク、ボチャン、ジュゥゥ…


美嘉「あ、あぁ……沈んじゃった…」


みりあ「あーあ、これでもうこの島から出られなくなっちゃったね♪」

みりあ「みりあと美嘉ちゃん、閉じ込められちゃった!」

みりあ「ううん。みりあが美嘉ちゃんを閉じ込めちゃった…の方が正しいのかな?」

じりっ

美嘉「あ、ぅ…」

たじっ

みりあ「えへへ♪みんなにはナイショでこの島に来たから、だーれも助けに来たりしないんだよ?」

みりあ「出られないし、助けも来ない」


みりあ「これからは美嘉ちゃんとみりあ、ずーーっと二人だけでいられるね☆」にこにこ

14: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/19(金) 06:23:40.47 ID:OEBbjsReO
美嘉「みりあ…ちゃん?」たじっ


みりあ「みりあね、美嘉ちゃんに『二人でどこか遊びに行きたいね』って言ったとき、
美嘉ちゃんが言ってくれたことすっごく嬉しかったんだ~」

みりあ「美嘉ちゃん、『じゃあ二人で無人島に行こう』って言ってくれた…」

みりあ「美嘉ちゃんもみりあとおんなじこと考えててくれたんだ!って、すっごくすっごく嬉しかった!」

じりっ

美嘉「ひうっ!」びくっ

みりあ「みりあが『それなら、みんなにはヒミツにして行きたい』って言ったときも、美嘉ちゃん賛成してくれた…」

なでっ

美嘉「あわっ、はわわわわ…///」ぐるぐるぐるぐる


みりあ「みりあ、いつか美嘉ちゃんとこうなりたいって、いっつもいっつも思ってたから…☆」ぎゅっ


美嘉「あぁ^~///」パキパキパキパキ

15: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/19(金) 06:29:11.85 ID:OEBbjsReO
みりあ「これからは美嘉ちゃんとみりあ、二人っきりでこの島で暮らすんだよ?」なでなで

美嘉「あっ、ぁ、あぁ^~~///」パキパキ

みりあ「他の誰もいない場所で、ずっとずっとずっと二人だけ…♪」ぎゅーっ


みりあ「ここはみりあと美嘉ちゃんの楽園だねっ☆」にこっ


美嘉「あぁ^~///みりあちゃんとこの『楽園(エデン)』で新たなイブとイブになるんじゃぁ^~~///」


パキパキパッキーン!!!

19: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 06:10:10.04 ID:zseChbbuO
【翌朝】


チュンチュンチュンチュン(鳥の声)


美嘉「ん~~…」パチリ

みりあ「あっ、美嘉ちゃん起きた?」にこっ

美嘉「み、みりあちゃん///」

みりあ「おはよ~美嘉ちゃん」

美嘉「おはよう、みりあちゃん///」
美嘉(目覚めたら目の前に天使がいる///)ドキドキ

20: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 06:13:38.05 ID:MzreF7zMO
みりあ「美嘉ちゃん、今日はなにしよっか?」

美嘉「うーん、まずは朝ごはんを食べ…


バラバラバラバラバラバラ


美嘉「ん?」


バラバラバラバラバラバラバラバラバラバラ(ヘリの音)



莉嘉『お姉ちゃーーん!!助けに来たよーーーー!!!!』



美嘉「莉嘉!?!?」

21: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 06:33:52.94 ID:MzreF7zMO
きらり「あっ、やっぱりみりあちゃんもいっしょにいるみたいだよぉ?」

凛「良かった。ひとまずは安心だね」

莉嘉「みりあちゃん、無事!?」

美嘉「そんな事より莉嘉っ!どうしてこの場所がわかったの!?」

莉嘉「え゛っ!?そ、それは…」

未央「妹のっ!妹の勘ってやつだよね!?」あたふた

卯月「そ、そうですよ!いくら美嘉ちゃんがロリコ…母性本能の病気だからって、GPSを埋め込んだりなんてするわけが…」

きらり「そ、そうだよお!児童性犯罪者予備軍…じゃなかった!母性本能の病気が理由でGPSを着けるなんて違法だにぃ☆」

凛「全然、全然GPSとかじゃないからね?」


美嘉「そっかあ、妹の勘かぁ…」

22: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 06:45:03.87 ID:MzreF7zMO
莉嘉「そ、それより!どうしてお姉ちゃんアタシにまでナイショでこんな無人島に来てるの!?」

莉嘉「そして、どうしてみりあちゃんもいっしょにいるの!?」

莉嘉「そして、そして、なによりも…」



莉嘉「どうして二人とも全裸なの~~~~!?!?!?///」


美嘉「え?裸なのは当たり前よ」

美嘉「アタシとみりあちゃんはこの島のイブとイブなんだからっ★」


全員「「!?!?!?」」

23: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 06:49:41.74 ID:MzreF7zMO
莉嘉「意味が…意味わかんないよお姉ちゃん!?」

莉嘉「お姉ちゃんはカッコイイカリスマギャルなんだよ!?」

莉嘉「なんでこんな無人島で小学生の女の子と全裸生活してるの!?!?」


美嘉「みりあちゃんとアタシが、この島で二人だけの『楽園(エデン)』を創るためだから★」パキパキパッキーン


莉嘉「うわーん!いつものお姉ちゃんだーー!」ぎゃぴー


みりあ「うんっ!二人でこの楽園で一生暮らそうね~美嘉ちゃん!」


莉嘉「う゛わ゛~~ん゛!!いつものみりあちゃんじゃな~~~~い!?!?」ぎゃぴぴー

26: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 12:54:55.26 ID:rvAL18c1O
美嘉「みりあぢゃんッ!二人でッ!!二人だけで永遠に『楽園(エデン)』にい゛ようね゛ッ!!!」パキパキ

みりあ「うんっ♪そんなわけだから…みんなの助けはいらないかなーって」にこにこ


きらり「そんなぁ…みりあちゃんまでこんな風になっちゃうなんて…」

未央「もうおしまいだよおっ!」

莉嘉「あはは……あはははは……(血の涙を流しながら)」がくっ

卯月「こんなとき…こんなときはどうしたら…」オロオロ

27: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 12:59:03.61 ID:rvAL18c1O
???「そんな困ったときには、これを食べるといいんご!!」


全員「「そ、その姿は、まさか!!!」」




あかり「おいしい『山形りんご』を食べるんご!」 ターベルンゴ♪タベルンゴ♪




全員「「あかりちゃん!!!」」

28: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 13:06:35.35 ID:rvAL18c1O
卯月「山形りんご、持って来てくれたんですね!」

未央「やった!おいしい山形りんごさえ食べれば、二人もきっともとに戻るはず!」

※個人の感想です

凛「うん!栄養豊富な山形りんごを食べれば、どんな病気も治るからね」

※効果・効能を保証するものではありません

あかり「おいしいりんごを食べるんご!いっぱい食べるんご!」

あかり「あと、こいつはりんごろうさん」

りんごろう「……」

莉嘉「いや、それの紹介はいらない」

29: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 13:11:28.41 ID:rvAL18c1O
あかり「山形りんごを一口齧れば…」


美嘉「あぐっ」シャグ
みりあ「あむ」ショリッ


美嘉「わぁ~~!?/// アタシ、どうして裸なのーー!?!?///」バッ

みりあ「わー。みりあいつのまにか服着てなーい」


あかり「この通り、効果バツグンご!」どやっ


きらり「すっごいにー☆」

31: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/23(火) 13:14:18.84 ID:rvAL18c1O
美嘉「だ、誰か着るもの頂戴よぉ…///」

莉嘉「も~~!脱いだ自分の服どこにやったのー?」

未央「とりあえず、そこらに生えてた葉っぱでも」

凛「イチジクの葉だね」


美嘉「うぅ…なにもないよりはマシかぁ///」もぞもぞ

みりあ「…そうだねー」

36: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 16:25:53.22 ID:0u2/I2MEO
凛「…何にせよ、美嘉が正気に戻って良かったね」

卯月「そうですね。これでみんなで帰れそうです」

莉嘉「お姉ちゃん。おうち帰るよ~」


美嘉「え、なんで?」


莉嘉「えっ…?」


美嘉「だって、さっきから言ってるでしょ?アタシはみりあちゃんとこの島で永遠に暮らすんだ、って」


莉嘉「!!」

37: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 16:30:29.66 ID:0u2/I2MEO
未央「こ、これは…!!」


美嘉「あぁ^~///アタシはみりあちゃん」とこの『楽園(エデン)』で愛を育むんじゃぁ^~///」パキパキパッキーン


莉嘉「うわぁああああん!山形りんごを食べて羞恥心が芽生えただけで、根本はなにも変わってなーーい!!!」

きらり「にょわぁ…楽園は追放されたのに、居座る気だにぃ…」

38: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 16:38:07.92 ID:0u2/I2MEO
あかり「あわわわわ…しょせん山形りんごなんて生産量4位風情のりんごじゃあ…この程度の効果しかないんだ…」へなへな

あかり「私もけっきょくは『りんごろうの隣の子』どまりで、ブームがすぎたら忘れられるんだ……」しおしお


未央「ああ!あかりちゃんが自信を失いかけてる!」


莉嘉「ふふっ…ふふふ……っ!」にたぁ


きらり「!!?」


莉嘉「ざぁこ…ざぁこ…ザコお姉ちゃん…小学生に負けちゃうなんて…カリスマギャルとして恥ずかしくないのぉ?」ゆらぁ

莉嘉「こんなお姉ちゃんもう※すしかない※すしかない※すしかない※すしかない※すしかない…」ぶつぶつ


きらり「にょわーーーー!!!莉嘉ちゃんは莉嘉ちゃんで混ぜてはいけない危険な属性が混ざってるーー!!!!」

39: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 16:45:47.47 ID:0u2/I2MEO
美嘉「あ゛あ゛ッ!!山形りんごのおかげでっ!!!いろいろわかっだぁ!!!」

美嘉「みりあぢゃんどッ!!赤ちゃんづぐればいいンダッ!!!!赤ぢゃんッッ!!!」パキパキ


莉嘉「小学生なんかに負けちゃうお姉ちゃんなんてっ☆もうカリスマギャルじゃないんだッ☆」

莉嘉「よわよわお姉ちゃんなんてもう始末しちゃお☆始末しちゃお☆始末しちゃおう…☆」ひゃははは!


あかり「りんごろうさんのバーターのあかりと申します…山形りんごの魅力を宣伝させていただいてますんご…」

りんごろう「……」


卯月「ああっ!どうしてこうなってしまったんでしょうか!?」

凛「きらり。とりあえずいつものヤツを…」

きらり「い、いちおうやってみるにぃ…」

40: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 16:52:08.45 ID:0u2/I2MEO
きらり「えいっ!鎮静剤ダブル投与!!!」メリメリメリメリメリメリメリメリ


美嘉「ぁぁぁぁぁぁ」かくん
莉嘉「ぁぁぁぁぁぁ」かくん


未央「良かった。鎮静剤がちゃんと効い…



美嘉「み゛り゛あ゛ぢゃん゛!!!●●りじよ゛う゛!!!!」むくり

莉嘉「ザコザコお姉ちゃんを゛ッッ!!!わがらぜであげないどッ!!!」むくり



きらり「にょわぁ~~~っ!!やっぱり姉妹そろって効かないにぃ~~~~!!!!」


卯月「こんなとき…こんなときはいったいどうしたら…」

41: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 16:55:47.67 ID:0u2/I2MEO
ちひろ「そんな困ったときには、こちらのエナドリとスタドリはいかがですか?」にっこり


全員「「ちひろさん!!!」」


ちひろ「このすばらしいドリンクを一口飲めば…ほらっ!」


美嘉「んぐっ」
莉嘉「んぐっ」
あかり「んごっ」


ごくごくごくごく


美嘉「あれ…?アタシ、今までなにしてたんだっけ?」


全員「!!!」

42: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 17:02:16.92 ID:0u2/I2MEO
莉嘉「あれ?アタシもなんだか悪い夢を見ていたような…?」

あかり「便乗でも人気出るなら別にいいんご」


卯月「みんな正気に戻りました!!!」


ちひろ「このように、エナドリとスタドリには健康効果がたくさん入っているんです!」

※効果・効能を保証するものではありません。

美嘉「このドリンク、飲むだけで疲労がポンと飛ぶみたい★」

※個人の感想です。

莉嘉「飲むと不安を忘れて、とっても幸せな気分になれるよ☆」

※個人の感想です。

あかり「世界がサイケデリックな色に染まって、サイコーの気分になれるんご!!」

※個人の感想です。

43: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 17:05:25.13 ID:0u2/I2MEO
凛「すばらしいドリンクなんだね!」

未央「私み飲みたーい!」

卯月「こんなにスゴイドリンクがあるんですか!?」

きらり「早く試したいにぃ☆」


ちひろ「プロデューサーの皆さんも、是非とも購入をご検討ください♪」にっこり

みりあ「ばいばーい!」

44: ◆IF5x66v7sHqD 2020/06/27(土) 17:06:33.88 ID:0u2/I2MEO
みりあちゃんの攻勢がどんどん激しくなりますね

久しぶりに書けて楽しかったです

終わります