2: ナナシ 2020/06/29(月) 08:02:59 ID:7dCUKjgs
【目を覚ましてよ】

優しく暖かい声と手が私の頭を撫で心地よさで一杯になる

エマ「あ!起きた!おはよう果林ちゃん♪」ニコッ

果林「・・・おはよう。エマ」

彼女にこうして起こしてもらうのは最早恒例?になっていた

果林「ん~今何時?」

エマ「もう11:00だよ」

果林「え?」チラ

引用元: 果林「AM11:00」【虹ヶ先スクールアイドル同好会】 



3: ナナシ 2020/06/29(月) 08:03:40 ID:7dCUKjgs
時計に目をやるとAM11:00

果林「うそ!?」ガバッ

寝過ごしたなんてものじゃないわ

エマ「わ!?どうしたの?」

果林「どうしたもこうしたもないわ!遅刻よ!」アセアセ

エマ「?今日は日曜日だから学校はお休みだよ?」

果林「え?」

カレンダーに目をやると確かに今日は日曜日だった

果林「ご、ごめんなさい///」

エマ「フフフ、慌てんぼさん♪」

果林「うぅぅ・・・///」

4: ナナシ 2020/06/29(月) 08:04:28 ID:7dCUKjgs
エマ「さぁ先ずはお着換えからだよ」ガララ

フワッ

果林「っ///」ドキン

【窓を開け空気の入れ替え、心地よい風が部屋に入りそよ風が彼女の髪を靡く】

不覚にもその姿に心奪われていた

エマ「どうしたの?」

果林「うぇ!?」

エマ「ボーっとして」

果林「な、何でもないわよ」

危なかった

5: ナナシ 2020/06/29(月) 08:43:00 ID:7dCUKjgs
朝食?を食べ終わり、部屋でくつろぐ私たち

エマ「ねぇ、果林ちゃん」

果林「ん?」

エマ「折角だし、どこかお出かけしない?」

果林「え?」

エマ「ダメかな?」ウワメヅカイ

果林「いいわよ」キリッ

エマ「やった~♪」

あの目で見つめられて断れる人がいるかしら?否!!いないわ!

エマ「じゃあちょっと用意してくるね」

果林「ええ」

エマ「えへへ///果林ちゃんとデートだ♪」

バタン

6: ナナシ 2020/06/29(月) 08:43:44 ID:7dCUKjgs
果林「・・・!!??///」

果林「これは・・・」

私は急いで準備をした

メイク良し!寝ぐせよし!服装良し!【全てのコンディション文句なし!!】

ガチャ

果林「♪~♪~♪~」

【体を揺らしながら】【鼻歌を歌いながら】彼女の部屋に向かう

7: ナナシ 2020/06/29(月) 08:44:27 ID:7dCUKjgs
~公園~

エマ「♪~♪~♪~♪~」

果林「・・・」

エマ、貴女はどんな時も笑顔で、楽しそうで、貴女とみる景色は何度見ても【新鮮にみえる】

そんな彼女に私は心奪われている。エマ、私はアナタのことが・・・

果林「いけない。いけない」

【高ぶる感情を押さえ】【クールにクレバーに紳士的に】

果林「ふぅ」

エマ「果林ちゃん♪」

果林「え、エマどうしたの?」

エマ「これ」スッ

果林「あら?四葉のクローバーね」

8: ナナシ 2020/06/29(月) 08:45:08 ID:7dCUKjgs
エマ「さっき見つけたの」

果林「幸運ね。いいことがあるわよきっと」ウィンク

エマ「ホント!?」

果林「ええ」ニコッ

エマ「じ、じゃあ」

果林「?」

エマ「今日、果林ちゃんのお部屋に泊まってもいい?」

果林「ふぇ!?なん」

エマ「ダメ?」ウワメヅカイ(2回目)

果林「勿論いいわよ」キリッ(2回目)

エマ「やった~♪」

果林「はぁ・・・」

紳士的に・・・無理ね・・絶対無理

9: ナナシ 2020/06/29(月) 08:45:48 ID:7dCUKjgs
エマ「♪~♪~♪~♪~」

果林「・・・まぁいいか」

本当に楽しくしている彼女の笑顔に毒気を抜かれしまう

エマ「果林ちゃん、手」スッ

果林「ええ」ギュ

エマ「///」

こんな休日も偶にはいいわね。そう思いながら帰路についた

果林「あ、帰りに何か買い物でもしましょうか」

エマ「///」

果林「エ~マ~?」

エマ「ふぇ!?・・・う、うん///」

果林「?」

~終わり~