1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:07:42.40 ID:GLcJVGOM0
マミ「ごめんね…口に合わなかった?」オロオロ

まどか「はい、すっごく不味いですよ!」ブン

ベチャ

マミ「あぁ…」

さやか「ま、まどか。やり過ぎだって…」ヒソヒソ

まどか「まあまあ。見ててよさやかちゃん」ヒソヒソ

ジワッ
マミ「い、今。新しいお、お、お菓子を」

マミ「も、持ってくるからね。…ひっくひっく」


まどか「ね?」

さやか「うん」

まどか「かわいい」
さやか「かわいい」

引用元: まどか「かわいい」さやか「ホントだね」 



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:16:55.35 ID:GLcJVGOM0
マミ「こ、これはおいしいと思うの」

コトッ

さやか「すいませんマミさん」

パクパク

まどか「うわー。マミさんの味覚ってどうなってるんですか!?ビックリです!」

さやか「こんなの食べられませんよ!」ポイッ

マミ「え!?で、でも。お店のお勧めなの」

さやか「不味いって言ってるんですよ!」

ブン

マミ「イタッ…。ヒドイわ。そんなに怒らなくても」ウルウル

さやか(おほぉぉぉぉぉ!)

まどか「怒ってるんじゃな、ないんですよ」ドキドキ

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:24:59.09 ID:GLcJVGOM0
まどか「マミさんの味覚が心配なんですよ」

マミ「うう。そ、そんなにおかしいの?」ウル

ドキン
さやか「お、お、お、お、お、お」

まどか「さやかちゃん!」

さやか「ふぅ」

さやか「おかしいですね」

さやか「みんなに変に思われちゃますよ!」

まどか「そ、そうです!だから、私達が治してあげますよ!」

マミ「ひっく、う、うん。ありがとうね…」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:33:56.27 ID:GLcJVGOM0
さやか「多分ですね、舌が変なんじゃないですかね?」

まどか「その可能性はあるね!さやかちゃん」

マミ「舌?」

さやか「はい!ちょっと舌を見せてください!」

マミ「う、うん。」

ベー
さやか「も、もうちょっとしゃがんでもらっていいですか?」

マミ「え?」

まどか「マミさん!」ドキドキ

マミ「こ、これでいのかな」


さやか(上目遣いに、恥ずかしながらベロを出す姿)

さやか「おほぉぉぉぉぉぉお!!」

まどか「さ、さやかちゃん!声にでてるよ」ヒソヒソ

マミ「ど、どうかな?美樹さん…」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:41:12.05 ID:GLcJVGOM0
さやか「う、う~ん」

さやか「まどかさんはどう思いますか?」

まどか「そうだねぇ。う~ん」

さやか「う~ん」

まどか「う~ん」

さやか「う~ん」

まどか「う~ん」

マミ「これ、疲れるんだけど…」

さやか「我慢してください!」
まどか「我慢ですよ!」

マミ「はい…」

20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:45:37.23 ID:GLcJVGOM0
さやか「いい事思いつきましたよマミさん!」

マミ「え!?あ、あの、舌はどうなの…かな?」

さやか「これだけじゃわからないんです!」

さやか「このカップに入った紅茶をですね」

さやか「こう、猫みたいに…」

マミ「!?でも…は、恥ずかしいわ。そんなの」

まどか「そんな事い、い、い、い、い」

さやか「まどか!」

まどか「…ふぅ」

まどか「頑張りましょうマミさん!治すためです!」


マミ「わ、わかったわよ…」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:53:54.35 ID:GLcJVGOM0
ペロ、 

ドキドキドキドキ
さやか「………」

まどか「………」

マミ「あの…」

まどか「もうちょっとゆっくりお願いします」

さやか「いい考えですね」

マミ「…うん」

 …ペロ

さやか「こっち見てもらっていいですか?」

マミ「?うん」

まどか「!?こ、こっちもお願いします!」

マミ「???」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/29(水) 23:59:58.68 ID:GLcJVGOM0
さやか「う~ん。なにかが足りないね…」

さやか「マミさん。ちょっと上着を脱いでもらっていいですか?」

マミ「え!?なんで!?」

まどか「確かに、さやかちゃんは鋭いね!」

マミ「あ、あの…」

まどか「できれば下着姿がベストかと…」

マミ「な、何を言ってるの!?」

さやか「マミさんのためですよ!!」

まどか「そうです!」


QB「…それはないよ」

まどか「キッサマーッ!!」
さやか「死にたいのかッ!!」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 00:09:24.68 ID:wDzQtZeQ0
マミ「そ、そうよね」

マミ「ふ、服を脱ぐなんて…」

QB「当たり前だよ」

まどか「………」

さやか「………」

QB「まどかとさやかはいったいなにがしたいんだい?」


まどか「すいませぇん。マミさん、私達帰りますね~」

さやか「長居しちゃいましたよ~。ではでは」

マミ「???…またね」

まどか「キュゥべえもおいでよ~」ガシッ

QB「!?」

さやか「一緒に遊ぼうぜぇ」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 00:18:11.60 ID:wDzQtZeQ0
凱旋中

さやか「く~。キュゥべえの邪魔さえ入らなければ!!」ジダンダ

まどか「ね?ね!?すごっくかわいいでしょ」

さやか「ああ、ホントだね」

さやか「こりゃイジメたくなっちゃいますねぇ」

まどか「ねぇ」

まどか「今度はどうしよっか?」

さやか「マミさん体重のこと気にしてたからさ」

さやか「デブデブ!とかって言ったらどうかな?」

まどか「それだよさやかちゃん!」


ゴミ捨て場

QB「」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 00:29:25.58 ID:wDzQtZeQ0
マミ「片付けなきゃ」

ガチャ

マミ「」ビクッ、ゴシゴシ


ほむら「あ、あの~。巴さん」

ほむら「頼まれていた紅茶とお菓子買ってきましたよ」
ガサッ

マミ「…ご苦労様」

ほむら「後、お釣りでネルネル買ってしまったんですけど…」

マミ「お釣りはお駄賃だからいいのよ?気にしなくて」

ほむら「すいません…。魅力に負けてしまって…」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 00:38:23.74 ID:wDzQtZeQ0
マミ「少し休んでいってね、暁美さん」ニコ

ほむら「は、はい。疲れてしまったんで助かります」
ペタッ、コトッ
ほむら「ふぅー」

マミ「…暁美さんは眼鏡をとると印象が変るわね」

ほむら「そ、そうですか?」

マミ「フフフ、ええ」



マミ「暁美さんにはカッコワルイところは見せられないわ」

ほむら「?カッコワルイところですか?」

マミ「な、な、なんでもないのよ!」

ほむら「そうなんですか?」

マミ「そうよ!!///」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 00:46:40.83 ID:wDzQtZeQ0
マミ「………」ジー

ネルネルジェラジェラ
ほむら「巴さんも食べます?」

マミ「おいしいの?それ」

ほむら「ん~。私は好きなんですけど…」

マミ「じゃあ、一口だけ…」

ほむら「どうぞ」スッ

パクッ

マミ「ん~…。甘いのね」

ほむら「お菓子ですからね…。嫌いですか?」

マミ「う~ん。嫌いではないわね」

ほむら「曖昧な返事ですね?」

マミ「特徴的な味なんだもの」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 00:53:47.08 ID:wDzQtZeQ0
マミ「…」

マミ「暁美さん」

パクパク
ほむら「なんですか?」

マミ「…このお菓子はどうかな?」

マミ「味をみて欲しいのだけど…」スッ

ほむら「これ知ってます!駅前のお店のですよね!?」

マミ「え、ええ!そうなのよ」

ほむら「いただいていいんですか!?」

マミ「もちろん」ニコリ

ほむら「わ~」

パクッ
ほむら「ん~♪おいしい~」ウットリ

マミ(…あれ?)

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:01:04.15 ID:wDzQtZeQ0
マミ「お、おいしいよね?」

ほむら「はい?とってもおいしいですけど…」

マミ「………」

ほむら「どうかしましたか?」

マミ「なんでもないわ…」

マミ(暁美さんは私の味覚に近いのかしら…)

マミ「あんまりね、なんでもおいしいおいしいっと言ってはダメよ?」

ほむら「は、はぁ…」

マミ「………」

マミ「…紅茶も飲む」

ほむら「いただきます」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:10:27.03 ID:wDzQtZeQ0
翌日のお昼休み!

まどか「マミさんのお弁当ってカロリー高そうですよね?」

マミ「そ、そうなの!?他の人のはあんまり見ないから…」

さやか「まどかの言うとおりですね!」

まどか「そういえば!さやかちゃん耳かして」

さやか「なになに?…まさか…」

ヒソヒソ、ヒソヒソ

マミ「な、なに?二人で内緒話しなんてズルイわ」


まどか「なんだと思います?」ウィヒヒ

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:16:37.35 ID:wDzQtZeQ0
さやか「噂なんですよ…」

マミ「噂?」

さやか「はい!三年生に金髪のデブがいるって!」

マミ「………」

まどか「も、もちろんマミさんの事じゃないと思いますけど」

QB「なんだいそりゃ?太ってるだけで噂にって」
さやか「イタタ、お腹が…」

さやか「まどか、マミさんトイレ行ってきます!」ガシッ

QB「!?」

まどか(後はまかせてよ!さやかちゃん)

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:24:16.71 ID:wDzQtZeQ0
まどか「マミさんの事じゃ絶対ないですよ!」

マミ「うん…」

マミ(太ってはいないわよね…)

まどか「そう絶対ですよ!マミさんは三年生で金髪ですけど」

まどか「デブ!!!」チラッ

マミ「…」ピクッ

まどか「なんかじゃないですから!!」

マミ「う、うん」

まどか「デブになる人は、日頃お菓子とか甘い物ばっかり食べてるものなんです!」

マミ「…」ドキ

まどか「あっ…。マミさんも」チラッ

マミ「私って太ってる…のかな?」ウル

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:31:36.30 ID:wDzQtZeQ0
まどか「ち、違いますよ!」

まどか「マミさんはデブ!!!」チラッ

マミ「…」プニプニ

まどか(確認してるーッ!!!)

まどか「じゃない、い、い、い、いですもん」

マミ「…そうだ…よね?」




さやか「いたいた!中沢君中沢君!」ニコニコ



トイレのゴミ箱

QB「」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:38:45.07 ID:wDzQtZeQ0
パクパク
マミ「もうお腹がいっぱいになっちゃったわ」

まどか「?ご飯しか食べてないじゃないですか…」

マミ「い、いっぱいなの!」

まどか(いい…実に)

まどか「さやかちゃん、遅いですね」

マミ「そ、そうね。どうしたのかしら」


中沢「屋上で食べるのもたまにはいいね」

中沢友「あんま来ないからな」

中沢「あーー!!あの人は!まさか」

マミ「な、なんなの!?」ビクッ

マミ(わ、私!?)

中沢友「?どうしたんだ」


さやか(よしよし)コソコソ

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:46:39.63 ID:wDzQtZeQ0
中沢「いや、なんでもないよ」

中沢(これでいいんだよね…)ヒリヒリ

中沢友「?」


マミ「そ、そんな…。ちゃんと動いてるのに」ボソッ

さやか「ごっめ~ん、遅くなっちゃった」

まどか「さやかちゃん。何かあったの?」

まどか「マミさん?」

さやか「まどか、実はね」ヒソヒソ

まどか「さやかちゃん!やるぅ~」ヒソヒソ

マミ「わ、私もトイレ…行ってくるわね」ダッ



まどか「私も!」

さやか「う!?またお腹が!!!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 01:51:15.21 ID:wDzQtZeQ0
トイレ

バタン、ガチャリ
スルスル
マミ「お腹だってでてないのに…」プニプニ

ヒソヒソ
まどか「さやかちゃんどう?」

さやか「だめだよ…。上を脱いだのはわかるんだけど」

さやか「下からじゃ見えない…」

まどか「じゃあ上からは?」

さやか「馬鹿!そんな事した一発だろ!」

まどか「くやしいね…」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 02:09:03.88 ID:wDzQtZeQ0
マミホーム

マミ「このお菓子はどうかな?」

まどか「ネルネル?」

さやか「マミさん。案外子供っぽいんですね…」

マミ「ち、違うの!たまにはこういうのもいいでしょ!?」

ジー
まどか「はい!」
さやか「実にいいです!」

マミ「さぁ!食べてみて!」

パク、パク

まどか「マッズイ」ペッ
さやか「マッズイ」ペッ

マミ「はぅ」


はい!眠いんです!
夜も遅いもんね!つづく…

117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 15:00:33.57 ID:e/KdFFMz0
残っていた…。書くの遅いよ?


マミ「そ、そんなに不味い?」

まどか「はっきり言って…」

さやか「これをうまいって思う人は異常かと」

まどか「マミさん?もしかして…」

マミ「ち、違います!珍しかったから買ったんです!」

マミ「た、食べるのも初めてなの!」

まどか「ほほぉ~」
さやか「ほほぉ~」

マミ「ほ、本当よ!」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 15:13:03.75 ID:e/KdFFMz0
パクッ
マミ(甘いけど、そんなに不味いって訳ないと思うのに…)

まどか「…」ジー

さやか「…まどかさん?」

まどか「もしかしたら、微妙に味が違うのかもしれませんね…」

マミ「え?」

まどか「ちょっとマミさんのを食べさせてください!」

さやか(なんだとー!!)

マミ「で、でも。口つけちゃたけど…」

まどか(そこがいいんじゃないですか!?)

まどか「構いませんよ!さあ!!」

マミ「あ…うん」

まどか「あーん」

マミ「ええ!?」

まどか「お、お願いします!」ドキドキ

さやか「おいおいおいおい!!」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 15:20:55.02 ID:e/KdFFMz0
マミ「ど、どうかしたの美樹さん?」ビクッ

さやか「どうかしたもなにも!」

まどか「どうしたの?」

さやか(お、おのれー)

さやか「!!」

さやか(待てよ、これは私にもチャンスがあるって事だよ)

さやか「」チラッ、パチッパチ

まどか「!」コクッ

さやか(交渉は成った)

さやか「気にせずどうぞ…」

フキフキ、スッ
マミ「…じ、じゃあ鹿目さん」

まどか「おかしいよ!おかしいよ!!」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 15:30:10.94 ID:e/KdFFMz0
マミ「か、鹿目さん…?」ビクッ

まどか「なんで拭くの!?マミさん!」

マミ「え…。だ、だって…」

まどか「こんなのってないよー!!」

マミ「え?え??」オロオロ

さやか「お、落ち着けよまどか」

マミ「…よくわからないけど。ご、ごめんなさい…」ショボン

まどか「!?」
さやか「おお…」


まどか「あっ!。もういいですよ」

マミ「???そうなの」

127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 15:41:36.03 ID:e/KdFFMz0
マミ「今日の鹿目さん達はおかしかったわね」

マミ「う~ん」

マミ「ネルネルってそんなに不味いものなのね…」

マミ「私達の味覚っておかしいのかしら?」シュン

ガチャ
ほむら「ど、どうも」

ほむら「あの~。買い物リストなんですけど…」

マミ「え?」

ほむら「あっ。やっぱり…」

ほむら「机の上に置きっぱなしでした」

マミ「まぁ!フフフ」クス

ほむら「…なんですか!?」

マミ「ドジねぇ~」

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 15:52:46.00 ID:e/KdFFMz0
マミ「一緒に行きましょうか」スクッ

ほむら「あれ、いいんですか?」

マミ「いいのいいの♪部屋の掃除も終わっちゃったしね」

ほむら「そうですか」

マミ「あっ、リストはいいわよ?私が居るから」

ほむら「え?あ!…そ、そうですよね。えへへ」

マミ(あれ?…かわいい)

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 16:00:14.05 ID:e/KdFFMz0
スッパーマーケッッッット!!

マミ「後は…」

マミ「キュゥべえ用に何か…」

ほむら「…キュゥべえは普段何を食べるんですか?」

マミ「ん?そうね~」

マミ「なんでも食べるわね…」

ほむら「なんでもですか…」

マミ「なんでもね」

ほむら「…」チラッ

マミ「うふふ」ニコニコ

ほむら「ネ、ネルネルとかどうでしょうか?」

マミ「!?い、いけません!!」

ほむら「はひ!?」ビクビクーン

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 16:09:15.89 ID:e/KdFFMz0
ザワザワ

マミ「あ、あんな物を食べるのはダメよ!」

ほむら「え?…ええ!?」

ほむら「そ、そんなに気にいりませんでしたか…」シュン

マミ「うっ」

マミ「そ、そうじゃなくて…。子供っぽいでしょ!?」

ほむら「うっ」

ほむら「で、でも。私…あれ好きなんですよ…」

マミ「ダメよ!ダメダメ絶対にダメ!!」

ほむら「そ、そんな~」

136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 16:19:09.36 ID:e/KdFFMz0
ほむら「………」

マミ「さぁ!帰りましょう!」グイッ

ほむら「待ってください!」

ほむら「巴さんだってケーキを食べるなって言われたら嫌ですよね!?」

マミ「…そ、そうね。でも、それとこれとは」

ほむら「同じです!私にとってネルネルは譲れないんです!」

マミ「わがまま言わないの!!」

ほむら「そんな事言うなら!買い物に行ってあげませんよ!」

マミ「そう…。じゃあもう夕飯とか作ったりしてあげないから!!」

ほむら「ほむー」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 16:36:28.68 ID:e/KdFFMz0
ほむら「お、お願いします。巴さん…」

ほむら「ネルネルだけは…」

マミ「あきらめなさい」プイッ

ほむら「お願いしますぅ~」ウルウル

マミ「ちょ、ちょっと泣かないで…」

ほむら「お願いします!!」

マミ「うぅ」タジタジ


……

マミホーム

ネルネル
ほむら「巴さんもどうですか♪」

マミ「…」

142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 16:47:27.59 ID:e/KdFFMz0
学校!学校!!

まどか「ほむらちゃんもマミさん家に遊びに行かない?」

ほむら「私ですか?巴さんの家なら…」

さやか「家なら?なにかな?」

ほむら「えっとですね…」



まどか「え~。ほむらちゃんずるいよ~」

さやか「これは許せないですねぇ?」

まどか「ねぇ」
さやか「ねぇ」

ほむら「え???」

144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 16:57:38.76 ID:e/KdFFMz0
まどか「二人っきり?」

ほむら「そ、そうですね…」

さやか「イチャイチャ?」

ほむら「それは違います…」

まどか「これはノーマークだったね」ヒソヒソ

さやか「放っておくと危険だね」ヒソヒソ




まどか「なるほどね!ほむらちゃんは自炊があんまり得意じゃない」

さやか「そこでマミさんに教わったり…作ってもらったりと?」

ほむら「は、はい…。その代りに買い物とかを…」

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 17:07:55.23 ID:e/KdFFMz0
まどか「マミさんの手を煩わせるまでもないよ!ほむらちゃん」

さやか「まどか?」

まどか「今度からは私とさやかちゃんとで頑張ろうよ!」

ほむら「…はい?」

まどか「同じレベル(?)で集まって切磋琢磨するのが一番だよ!」

さやか「うむ。理にかなっているね!」

ほむら「で、でも…」

エコーエコーエコー
「ネルネルなんて食べてはいけません!」…いけません…いけません。

ほむら「………」

まどか「大丈夫だよほむらちゃん、頑張ろうよ!」

さやか「ほむら!」


ほむら「た、楽しそうですね!」ニコ

150: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 17:21:58.99 ID:e/KdFFMz0
まどか「今日は三人で遊びに来ました」

ほむら「お邪魔します…」

さやか「どうもどうも」

マミ「まぁ…」

マミ(ど、どうしよう)チラッ

マミ(暁美さんに変なところは見せたくないのに…)

マミ「ま、待っててね。今紅茶とお菓子を持ってくるから」スク


まどか「今日はどうしますか?さやかさん」ヒソヒソ
さやか「そうですね~」ヒソヒソ

ほむら「???あ、あの~」

152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 17:34:50.38 ID:e/KdFFMz0
ヒソヒソ
まどか「ほむらちゃんも居るから…」
さやか「いや、だからこそハードにいこうよ」
まどか「え~」
さやか「ほむらにもマミさんの魅力に気づいて欲しいのさ」
さやか「なら、強烈なのを一発で…」
まどか「…私は知らないよ」

ほむら「な、なにを話してるんですか?」

まどか「実はね~」



ほむら「ええ!?で、でもそんな事したら…」

さやか「酷いと思うかもしれない…」

さやか「でも!ほむらもきっとわかるよ!!」

ほむら「だ、ダメですよ~」

まどか「私達を信じようよ!ほむらちゃん」

ほむら「………」

まどか「ほむらちゃん!!」ジッ


ほむら「わ、わかりました…」

154: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 17:47:03.44 ID:e/KdFFMz0
ゴソゴソ
マミ「とっておきのお菓子と…」

マミ「暁美さんはおいしいって言ってくれるだろうけど…」

マミ「二人はどうかしら?」

マミ「………」




まどか「ヒヒヒヒ」
さやか「ヒヒヒヒ」

ほむら「わわわわ」ブルブル

158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 17:58:42.43 ID:e/KdFFMz0
マミ「と、とっておきのお菓子なのよ」
カチャカチャ
ほむら「?、なんで震えてるんですか?」

マミ「え!?」

マミ「な、なんでもないわ!」

マミ「ちょっと寒いな~って」

まどか「え?」
さやか「え?」
ほむら「え!?」

マミ「はぅ」

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 18:09:38.67 ID:e/KdFFMz0
マミ「いきなりやってしまった…」

まどか「え?何か言いました!?」

マミ「な、なんでもありません!」

マミ(落ち着かなきゃ)

ほむら「ど、どうしたんですか?巴さん」

ほむら「なんか変ですよ…」
マミ「変じゃありません!!」

ほむら「………?」


ヒソヒソ
まどか「ほむらちゃんは才能があるね」
さやか「うむ。天然ゆえの強さだね」

161: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 18:19:11.70 ID:e/KdFFMz0
マミ「どうぞ!」

ヒソヒソ
まどか「ツンツンだぁ」
さやか「デレはあるのかな?」

ほむら「いただきます」

パクッ…
ほむら「!!!?。おいしい!おいしいです!!」

マミ「そ、そうでしょ!」ドヤッ

ほむら「はい!もう一ついいですか!?」

マミ「もちろんよ!うふふふ♪」

さやか「なんて事を!!」ガタッ

マミ「!?、美樹さん…?」ビクッ

まどか「さやかちゃん!」

さやか「…」

さやか「な、なんでもないっスよマミさん…」

163: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 18:26:54.02 ID:e/KdFFMz0
ヒソヒソ
まどか「今こそクールにならなきゃ!」
さやか「わりぃ」

パクパク
ほむら「♪」

マミ「♪」

ほむら「鹿目さんも食べてみてください!おいしいですよ!」キラキラ

まどか「うん。あ、ありがとう…」
…パクッ
まどか「!!。おいしい…」

さやか「まどか!!」

まどか「あっ!ご、ごめん…」

マミ「フフッ」ニコリ

マミ(とっておきだもの、よかったわ~)

166: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 18:37:36.30 ID:e/KdFFMz0
ヒソヒソ
さやか「何をやってんの!?」
まどか「だって~。すごくおいしいんだもん…」
さやか「まどかはここに何をしに来たの!?」
まどか「わかってるよ~…」

ほむら「紅茶のおかわりいいですか?」

マミ「うふふ。もちろんよ~」

さやか「………」アセアセ

まどか「どうする?」

さやか「もう、もうこれに賭けるしかないよ…」

ヒソヒソ
さやか「…」
まどか「!?でも…」
さやか「他にあるの!?この雰囲気を壊さないと!」
さやか「ご機嫌なマミさんのままだよ!?」
まどか「………」
まどか「仕方ない…仕方ないよね!」
さやか「うん!…もうどうにでもな~れ☆」

168: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 18:49:36.14 ID:e/KdFFMz0
さやか「ふう、喉が乾いちゃいました」

ゴクゴク
さやか「ブホォ。なんですかこれ!?」

マミ「美樹さん!?」

さやか「不味い!不味すぎます!」

さやか「どんな淹れ方したらこうなるんですかマミさん!?」

マミ「え?そ、そんな…。普通に淹れただけよ…」

さやか「普通!?まどかも飲んでみなよ!」

まどか「さやかちゃ~ん。そんな訳ないよ…」ティヒヒ

ゴクゴク
まどか「ブフォー!なにこれ…」

まどか「こんな味ってないよ!!不味すぎるよ!」

マミ「………」ジワッ

170: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 19:01:52.52 ID:e/KdFFMz0
ほむら「え?え?ええ!?」

まどか「マミさん…」

さやか「お菓子はすっごいおいしいんですよ…」

さやか「でも、この紅茶?、紅茶と言っていいのかどうか…」

マミ「………不味い?」
さやか「……」コクッ

ほむら「え?そ、そんな…」

まどか「…」サッ
ポチャン

ほむら「おいしかったですよ!私は」

マミ「!?ホ、ホント…」

まどか「…ほむらちゃん。もう一回飲んでみなよ…」

ほむら「?は、はい…」

さやか(あれは…醤油か)

ゴクゴク
ほむら「ブハァッ!?ま、まずい~…」ゲホッゲホッ

マミ「………」ウル

172: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 19:15:10.98 ID:e/KdFFMz0
ゴク
マミ「普通の紅茶なのに…」

まどか「ほむらちゃん大丈夫!?」

ほむら「ゲホッゲホッ」

さやか「しっかりしろーーッ!!ほむらーー!!」

マミ「………」

ヒソヒソ
まどか「やり過ぎだよ!」
さやか「ごめん。理性がテンションに追いつかなくて」

マミ「だ、大丈夫なの?暁美さんは…」

ほむら「ゲホッ。お、おかしいですよ…」

ほむら「さっき飲んだ時は…」

まどか「ほむらちゃん…」スッ

まどか「もう一回飲んでみて…」

ほむら「そ、それは嫌です…」フルフル


マミ「ごめん…ね」
ポタポタ…

177: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 19:27:48.41 ID:e/KdFFMz0
さやか「いやいや~。問題ないですよ」

さやか「淹れ方を直せばいいだけですよ!」

まどか「そうですよ!」



マミ「…」ゴシゴシ

マミ「あ、ありがとう…。少し、元気がでたわ…」ニコ

ヒソヒソ
まどか「はい!今日の一番」
さやか「泣きながらの笑顔!いただきました!」

ほむら「………」

ほむら(なんか変ですよ…)ゲホッゲホッ

179: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 19:39:09.59 ID:e/KdFFMz0
勝利の凱旋

まどか「収穫は大きかったね…」

さやか「そうだね…」

さやか「押し倒すところだったよ」

さやか「あれはヤバイね…」

まどか「だね…」

まどか「…」

さやか「…」

さやか「あ!証拠は!?ほむらの紅茶に入れた」

まどか「大丈夫!ちゃんと流しに流しといたよ!」

さやか「これは!!w」

まどか「あはははw」

まどか「…でもちゃんと謝ろう。さやかちゃん」

さやか「うん。やり過ぎだもんね…」

まどさや「「………」」

180: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 19:46:38.17 ID:e/KdFFMz0
敗者は語る

マミ「ごめんね暁美さん、大丈夫…?」

ほむら「………」

ほむら「あの、巴さん」

マミ「…なに?」

ほむら「同じ紅茶を淹れてください!」

マミ「…嫌よ」

マミ「情けないわ…ホントに」

マミ「紅茶も満足に淹れられないなんて…」ジワ

ほむら「お願いします!もう一回!」

マミ「でもね?」

ほむら「お願いします!!」


マミ「…」スクッ

182: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 19:55:44.28 ID:e/KdFFMz0
マミ「…はい」
コトッ

ほむら「おいしいです」

ほむら「やっぱり変です…」

マミ「でも、鹿目さん達は不味いって、貴女も…」

ほむら「………」

ほむら「私、鹿目さん達といたんですけど」

ほむら「よく聞き取れなかったんですけど」

ほむら「『マミさんを…ご機嫌なままにするの?』とか」

ほむら「後は『今日はどうする?』とか言ってたような…」

マミ「ちょっと、笑えないんだけど…」

186: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 20:14:21.15 ID:e/KdFFMz0
マミ「何?あの二人は私の事が嫌いなの」

ほむら「そ、そんな事はないんじゃ…ないと思うんですけど…」

マミ「なんでいじわるするの?」

ほむら「私には…」

マミ「暁美さん!」

ほむら「は、はい!」

マミ「二人を連行してきなさい!」

ほむら「!?連行ですか?」

マミ「そうよ!」

マミ「行ってきなさい!!」

ほむら「は、はい!」

190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 20:25:19.72 ID:e/KdFFMz0
ほむら「あの…」

まどか「?どうしたのほむらちゃん」

ほむら「あ、あのですね…。巴さんがお話があると…」

ヒソヒソ
さやか「やべっ」
まどか「ど、どうするの?」

ほむら「つ、付いて来てもらっていいですか?」

ヒソヒソ
まどか「に、逃げる?」
さやか「そうしよう!」

ダッ

ほむら「あっ…」

カチッ…

192: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 20:35:46.84 ID:e/KdFFMz0
マミホーム
ほむら「………」

マミ「私は怒っています!」

ヒソヒソ
まどか「えへへ。これもいいね」
さやか「まあね」

マミ「コラー!!話を聞きなさい」

まどか「はぁ~い♪」
さやか「はぁ~い♪」

マミ「今日のあれは!?」

マミ「すっごい傷ついたわ!」

ヒソヒソ
まどか「マミさん…」
さやか「私達にはご褒美にしかならないのに…」

マミ「こっちを見なさい!」

196: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 20:46:37.48 ID:e/KdFFMz0
数時間の説教!
二人には至高の時間!

マミ「なるほど!私の反応がかわいくて…」

マミ「ってコラー!何を言ってるの!?」カァ

さやか(おほぉぉぉぉお!?)

まどか「マミさんかわいい!!」

マミ「ちょっと…///」

ほむら「………」

ほむら「なんですか、これ?」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 20:55:43.93 ID:e/KdFFMz0
マミ「な、なんなの!?この子達は…」

ヒソヒソ
まどか「さやかちゃん!私に閃きが!」
さやか「なに?」
まどか「↑を見てよ」
さやか「………」
さやか「…やるの?」

マミ「まったく…」

ほむら「落ち着いてください…。どうぞ」
コトッ

マミ「ありがとう」ズズ



まどか「マミさーん!円環の理ってなんですかー?」

マミ「ブフォーッ!!?」
ビチャ
ほむら「わわわ!眼鏡が…」

207: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 21:09:49.75 ID:e/KdFFMz0
まどか「教えてくださ~い」

さやか「円環の理ってなんなんですか~?」

マミ「や、やめなさい!///」

フキフキ
ほむら「円環の…理?」

マミ「そいつ等の言う事に耳をかしちゃダメよ!!」

まどか「ほむらちゃん!マミさんが考えた言葉なんだよ~」

まどか「カッコイイよねw」

マミ「はぅぅ」

ほむら「円環の理…」

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 21:20:11.47 ID:e/KdFFMz0
まどか「私の名前とかけてるんですか~?w」ウィヒヒ

さやか「マミさ~んお願いしますー。教えてくださ~いw」

マミ「やめなさぁい!!!」

ほむら「………」

ほむら「…円環の理ってどういう意味なんですか?」

マミ「やめてーーー!!」ダッ

219: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 21:30:08.74 ID:e/KdFFMz0
ほむら「あ、気になっただけなのに…」


まどか「今日は素晴らしい一日だね?さやかちゃん!」

さやか「ああ。ちょっと幸せ過ぎるよ…」

まどか「マミさんはかわいいね~」

さやか「だよね~」

まどか「動物ってカテゴリーなら猫だけど」

さやか「総合ランクならマミさんだよね~?」

まどか「ねぇ~」
さやか「ねぇ~」

222: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 21:41:14.58 ID:e/KdFFMz0
マミ「………」

ほむら「隣…いいですか?」

マミ「暁美さん…」

ほむら「これを」スッ

マミ「ネルネル…」

ほむら「二人で食べましょう」ニコリ

ほむら「他の人がどう思っても、私はこれが好きです!」

マミ「…子供っぽいわ」クスッ

ほむら「ですよね…」

223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 21:49:42.13 ID:e/KdFFMz0
ほむら「円環の理って…」

マミ「ちょっと…///」

ほむら「………」

ほむら「ふふ。鹿目さん達の気持ちが少し、わかります」

マミ「なぁによ~、夕食抜きにするわ!」

ほむら「それは…」


マミ「うふふ」

ほむら「ふふ」

タッタッタッ
まどか「マミさ~ん!☆ティロ・フィナーレ☆って」
さやか「なんなんですか~?」

マミ「はぅ!?」

ほむら(かわいい)

『マミさんかわいい』

229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:09:32.92 ID:e/KdFFMz0
杏子編だよ


杏子「はぁ!?マミがかわいい」

さやか「はぁ!?ってなんだよ?」

杏子「はぁ?ははぁ?だよ」

杏子「あんなデブのどこがかわいいんだよ?」

杏子「困った人がいるのよ~助けなくちゃ~」

杏子「あはははは」ケラケラ

杏子「うぜぇだけじゃん!!」

さやか「………」

さやか「へへ。切れちまったよ」

さやか「屋上に面貸せや!!」

杏子「おお!?上等だね!」

235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:15:54.84 ID:e/KdFFMz0
屋上

さやか「あ、あの…。まいったんで勘弁してください…」

杏子「普通の奴が勝てるわけねぇっての!」ポリポリ

さやか「は、はい…」

杏子「なんでそんな事で怒ってんだか…」

さやか「そんな事だと!?」

杏子「まだやんのかい?」

さやか「暴力はいけないと思うよ!」

杏子「そうは思わないね」
スタ

さやか「ちょっ…」


???「暴力はいけないよ!!」

238: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:22:35.10 ID:e/KdFFMz0
さやか「まどかぁーーッ!!」

まどか「杏子ちゃん!話し合おうよ!」

まどか「…」コクッ
さやか「…」コクッ

まどさや「「マミさんについて!!」」

杏子「なんか来たよ…」

杏子(メンドそうだ…)


杏子「悪いけど、アタシは帰るわ」
スタスタ

ザッ!
???「だめです。話し会いましょう!」

240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:29:40.67 ID:e/KdFFMz0
まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「巴さんはとってもいい人ですよ!」

さやか「杏子!」

杏子「うぜぇ…」

まどか「杏子ちゃん、こっちにおいでよ!」

杏子「ヤダよ…」

タッタッタ

さやか「勝負から逃げる気!?」

杏子「決着はついてんだろ!じゃあな!!」


ほむら「あっ………」

カチッ…

243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:35:36.60 ID:e/KdFFMz0
マミホーム

杏子「な?!どこだここは??」キョロキョロ

まどか「マミさん家だよ!」

さやか「まったく…とんだ根性なしだね」

杏子「ああ!?」ギロッ

ほむら「これでも飲んで落ち着いてください」
コトッ
ほむら「お菓子もありますよ?」

杏子「………」

杏子「おお♪仕方ないね!話しだけでも聞いてやるか」パクパク




マミ「………」

246: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:42:23.56 ID:e/KdFFMz0
杏子「なんだよ…本人もいんのかよ」

マミ「ムっ!ここは私の家よ!」

杏子「あっそう…」
パクパク

マミ「その態度はないでしょ!?」

杏子「ほらうざい…」

ヒソヒソ
まどか「杏子ちゃんと相性抜群なんじゃ?」
さやか「くやしい、悔しいよまどか…」

ほむら「巴さん、落ち着きましょうよ…」オロオロ

247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:49:52.96 ID:e/KdFFMz0
マミ「なんでこんなのを連れて来たの?」

マミ「鹿目さん!?」

まどか「私ですか?え~と」

さやか「こいつがですね。マミさんの事をデブとかネクラとかブーブーとか」

杏子「!?おい!」

さやか「んん~?」ニヤ

マミ「ちょっとー…」


マミ「太ってないわよ、私…」

ヒソヒソ
まどか「いい感じだね!」
さやか「うん!」

杏子「こいつが勝手に言ったんだよ…」

248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 22:57:40.65 ID:e/KdFFMz0
杏子「しかし、これはうめぇな…」

マミ「そ、そうでしょ?」

杏子「それは認めてやるよ…」ムシャムシャ

ほむら「あの…これもどうですか?」スッ

杏子「…ネルネルだって!?」

ほむら「はい…」ドキドキ

杏子「あはははは。いいねぇいいねぇ~」

杏子「いい趣味してるよ!」

ほむら「わ、わかります?ネルネルの良さ…」

杏子「もちろん♪」

マミ「なぁにこの子、子供ねぇ~」ププ

ヒソヒソ
まどか「正解!正解だよさやかちゃん」
さやか「ああ!こんな一面が拝めるなんて…」

251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 23:06:10.72 ID:e/KdFFMz0
杏子「………」

杏子「お菓子や駄菓子に年齢なんてないさ…」

杏子「うまかったらうまいんだよ!」

杏子「そんな事もわからないのか?」

杏子「値段や外見で味は決らないんだよ!」

マミ「ぐっ…。なによ」


マミ「じゃあもう食べないでよ」サッ

杏子「おい!?」


さやか(おほぉぉぉぉぉぉぉおお!?)
まどか「すごいすごい!最高だね~」

255: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 23:15:21.87 ID:e/KdFFMz0
マミ「…食べたい?」

杏子「ぐっ…」

マミ「食べたい?」

杏子「ふん!いいよ」

杏子「ネルネルくれよ」チラッ
ネルネル
ほむら「え!?あ、あの…これは私の分ですから…」

杏子「………」

マミ「た・べ・た・い」ニコニコ

ほむら(すごい笑顔ですね)


杏子「食べたいよ…」

マミ(かわいい)

まどか(マミさんかわいい)
さやか(マミさんかわいい)

ほむら「また、変な感じになってきてますね…」

260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 23:24:14.47 ID:e/KdFFMz0
マミ「はい」

杏子「へへへ。わるいね」パクパク

ほむら「もうなくなりそうですね」

マミ「よく食べるわね。暁美さん戸棚のを」パチン

ほむら「はい!」スクッ

杏子「楽しそうだなお前ら…」


まどか「私達も会話に混ざらないと」

さやか「わかってるよ」ニコ

263: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 23:32:44.72 ID:e/KdFFMz0
わいわい、がやがや

ほむら「楽しいですね」

まどか「私もだよほむらちゃん!」

杏子「ま、楽しいな」

さやか「マミさんのかわいさがわかったか?」

杏子「かわいさはわかんねぇな…」パクパク

マミ「紅茶のおかわりいる人」

『は~い』



まどか「そろそろかな…」

さやか「これでわかると思うんだけど…」

268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 23:43:21.97 ID:e/KdFFMz0
マミ「ふぅ」

ほむら「みんなで居るの楽しいですね?」

マミ「そうね…」ズズ


まどか「マミさ~ん」
さやか「魔弾の舞踏ってカッコイイですね!」

マミ「ブフォ!?」
ビチャ
ほむら「!?またですか~…」フキフキ

杏子「え?なになに?」

杏子「魔弾のなんだってww」

さやか「魔弾の舞踏!」

杏子「あはははw」

杏子「wwwカッコウィイーww」



マミ「…やめてよ」ジワッ

杏子「!?」ドキッ

274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/06/30(木) 23:54:30.69 ID:e/KdFFMz0
杏子「わ、わりぃ…」

ヒソヒソ
さやか「ふふ、初見には刺激が強すぎたみたいだね」
まどか「そうみたいだね」

ほむら「魔弾の舞踏…」

ほむら「どんな風に名付けたんですか?巴さん」


マミ「暁美さんまで!?」

マミ「知らないわ!私!!」ダッ

杏子「お、おい…」

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/01(金) 00:03:36.19 ID:A6WRCo+30
マミ「………」

杏子「おい…」

マミ「またこのパターン?」

杏子「?」

杏子「食うかい?」スッ

マミ「いいわ。太るし…」

杏子「つれないな~。よっと」


杏子「あのさ…。デブとか言って悪かったよ」

マミ「うぅ」

杏子「太ってないよ気にすんなよ!」
バンバン
マミ「ちょっと~痛いわ…」

マミ「フフッ」

276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/01(金) 00:11:39.26 ID:A6WRCo+30
マミ「じゃ、私はこれで」スクッ
ダッ

杏子「?どうしたんだ…」



タッタッタッ
まどか「マミさ~ん!」
さやか「アルティマ・シュートってカッコイイですね!」
ほむら「あの、円環の理って結局なんなんですか~?」

杏子「…」


杏子「マミ!魔弾のww舞踏www」ダッ

マミ「いやーーーッ!!」




―いいかげんにティロ・フィナーレ―