2 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/13(水) 23:51:36 WbuurWXk
 ある日のリヴァイ班

(時期的には、エレンがリヴァイ班に来て間もない頃を想像していただけると幸いです。)


リヴァイ「・・・」

ペトラ「兵長?」

リヴァイ「・・・」

ペトラ「リヴァイ兵長!」

リヴァイ「!・・・なんだ?」

ペトラ「・・・掃除が終わったので呼びに来たんですが・・・なにか考え事ですか?」

リヴァイ「少し、な。掃除が終わったなら今日はもういい 先に休め。」

ペトラ「はっ!」ケイレイ(物思いにふける兵長も素敵・・・///)

   ペトラ退室


3 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/13(水) 23:52:35 WbuurWXk
リヴァイ「・・・・・・・・・・」
**回想**
リヴァイ『エレン 壁外調査の件で確認だが・・・』

エレン『は はいっ!』ビクッ
________________
___________
________
リヴァイ『エレン 今日はこの部屋の床掃除だ』

エレン『はいっ!』ビクッ
_______________
____________
_______
リヴァイ『・・・エレン』

エレン『っ・・・!』ビクッ
***回想終了***
リヴァイ「・・・怯えられているな・・・ 歯が欠けるほど蹴り飛ばしたんだ 当然といえば当然か」

リヴァイ「・・・・・」

???「・・・・・」


4 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/13(水) 23:54:08 WbuurWXk
___翌日___

<ナニコレ!
<ドウナッテルンダ!?

リヴァイ「・・・おい なんの騒ぎだ?」

オルオ「あっ 兵長!なんか朝から新兵の様子がおかしいんですよ。」

リヴァイ「エレンが?」


5 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/13(水) 23:55:24 WbuurWXk
エレン「」スヤスヤ

エルド「犯人はこの人です・・・」アタマオサエ

ハンジ「あ こら!なんで言うの!」

リヴァイ「・・・ほう・・・クソメガネ 今度は何をした?」ニラミツケ

ハンジ「えーと・・・いや その・・・いろいろ研究して、巨人を無力化出来たらいいなーと・・・」


6 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/13(水) 23:56:26 WbuurWXk
リヴァイ「・・・」

ハンジ「で、なんとなーくそれっぽい薬ができて・・・・・」

リヴァイ「・・・それをエレンに飲ませた と?」

ハンジ「飲ませたなんて人聞きの悪い! ポットに入れて保管してたらエレンが水と間違えて飲んじゃったんだよ!」


7 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/13(水) 23:57:41 WbuurWXk
リヴァイ「・・・それが本当だとしても なぜそんな怪しい薬をポットで保管した?」

ハンジ「え・・えーと・・・」ヒヤアセダラダラ

リヴァイ「・・・まあそれは後でいい エルド こいつの様子が変だといったが 具体的にどうなった?」


8 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/13(水) 23:59:35 WbuurWXk
エルド「それが・・・精神が幼児化してしまったみたいで・・・」

リヴァイ「幼児化だと?」

グンタ「ええ、 俺たちの名前はわかるみたいだったんで記憶はあるようなんですが」


9 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:00:45 lgO.2uzo
ペトラ「さっきいろいろ聞いたせいか寝ちゃって、この状況に至ります。」

エレン「・・・ん・・」メ ゴシゴシ

ペトラ「あ 起きたみたいですよ」

エレン「ぺとらさん・・・?」

ペトラ「いいのよエレンもう少し寝ててm」


10 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:01:51 lgO.2uzo
エレン「あっ へーちょ!」キラキラ

リヴァイ「!?」

ペトラ「」

オルオ「おい新兵! 兵長に向かっていきなりn」

エレン「へーちょ♪」ニコニコ&ダキツキ

オルオ「」


11 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:03:44 lgO.2uzo
リヴァイ「!? ・・・おいクソメガネ これはどういう状況だ・・・?」

ハンジ「だからみんなも言ったじゃない 精神だけ見事に後退してるね」ケラケラ

リヴァイ「・・そんなに削がれてぇか・・・?」

ハンジ「おっと 怖いなぁ  1日もすれば元に戻ると思うし なつかれてるんだからお世話よろしくね!」ケラケラ


13 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:08:16 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・断る」

ハンジ「えー?こんなになついちゃってるのに?」

リヴァイ「面倒事をなんでも俺に押し付けるな」

エレン「おれ・・めいわく・・・?」ウルウル


14 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:09:40 lgO.2uzo
ペトグンエル(可愛い・・・!///)

オルオ「新兵のくせになんて図々しい奴だ!」(可愛いとか絶対思ってないからな・・・!)

ハンジ「あーあ 今のエレンは5・6歳くらいなのにそんなこと言って泣かせちゃうんだ」


16 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:10:44 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・チッ・・・わかった ただし1日だけだぞ」

エレン「!」キラキラ

グンタ「エレン 俺のとこに来てもいいn」

エレン「や! へーちょのとこがいい!」


22 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:22:26 lgO.2uzo
グンタ「」

エルド「・・・まあ 気を落とすな」

ハンジ「流石リヴァイ! そう言ってくれると思ったよ!」

リヴァイ「1日だけだ。それで戻らなければお前が薬を飲ませたと上に報告する。」


23 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:23:34 lgO.2uzo
ハンジ「ちょ! ひどいなー」

リヴァイ「・・・自業自得だ。」

エレン「♪♪」ニコニコ&ダキツキ

リヴァイ(どうしてこうなった)


25 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:24:32 lgO.2uzo
リヴァイ班(いいなぁ・・・)

オルオ「・・・はっ 俺は何を・・こんなガキのどこが可愛いんだ・・・これはあの生意気な新兵だぞ・・」ブツブツ

ペトラ「・・・どうしちゃったの私!私が好きなのは兵長  でもこのエレン可愛すぎる・・・・・」ブツブツ


28 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:27:24 lgO.2uzo
________________________
________________
:;昼;;
リヴァイ「・・・エレン お前今立体起動はできるのか?」

エレン「りったいきどー?」クビカシゲ

リヴァイ(・・・あのクソメガネ 記憶はあるんじゃなかったのか・・・!?)


29 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:31:09 lgO.2uzo
ペトラ「あのねエレン 立体起動っていうのは、巨人と戦うための装備のことよ」(かわいい)

オルオ「ふん そんなことも忘れたのかこのガキは」

グンタ「オルオ 今の状況では仕方ないだろう」(なんだこの純粋な生き物は)


30 : 以下、名無しが深夜にお送りします :2013/11/14(木) 00:32:08 7w0BSVkY
臭かった


31 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:32:31 lgO.2uzo
エルド「エレン 君は巨人を駆逐するために調査兵団になったんだろう?」(弟にしたい)

エレン「きょじん・・・・くちく・・・」メ ミヒラキ

エレン「きょじんは・・・ぜったいおれが くちゅく・・くちきゅ・・・・く・ち・く!するんだ!」


32 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:34:44 lgO.2uzo
ペトラ(きゃわわ///)

グンタ(もう俺、ショタコンでもいいや///)

エルド(俺はノーマル 俺はノーマル・・・・///)

オルオ(新兵のくせに可愛いじゃないk・・可愛いってなんだ 落ち着け俺!)

リヴァイ「・・・・・」


33 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:37:04 lgO.2uzo
リヴァイ「この様子だと 今日は訓練は無理そうだな。」

エレン「・・・?」キョトン

ペトラ「~~~っ!!/////」ガンガン←テーブルに頭打ち付け

エレン「ぺとらおねーちゃん!? 大丈夫?」アタマナデナデ


34 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:38:04 lgO.2uzo
ペトラ「!・・・ありがとう!  エレンがなでてくれたからもう大丈夫よ」(きゃわわわわ////)

エルド「・・・・・エレン 実はさっき俺も足をぶつけたんだ」
エレン「!? えるどにーちゃん 大丈夫?」ナデナデ

エルド「ああ もう大丈夫だ」(にーちゃんて にーちゃんて言われた・・・///)


35 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:39:10 lgO.2uzo
グンタ「・・・俺もさっきから腹が痛くてな」

エレン「ぐんたにーちゃんも!?」オロオロ&ナデナデ

グンタ「・・・ああ もう大丈夫だ ありがとなエレン」(かわいいかわいいかわいいかわいい///)

エレン「えへへ//」ニコニコ

オルオ「・・・・・・・・なあ新兵 実は俺もさっk」

エレン「や!」プイ


36 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:40:57 lgO.2uzo
オルオ「」

グンタ「はは 最初にあんなに邪険にするからだ」ニヤ

ペトラ「自業自得よね」ニヤ

エルド「お前は可愛いって思わないんだからいいじゃないか」ニヤ
オルオ「」



38 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:42:14 lgO.2uzo
ハンジ「おー だいぶ馴染んでるねー」

エレン「わっ!」サッ ←兵長の後ろに隠れる

ハンジ「あはは エレン 頭が隠れてないよ 君はリヴァイより身長高いんだからさ」ケラケラ

リヴァイ「・・・・・今すぐ報告に行ってもいいんだぞ?」



42 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:48:26 lgO.2uzo
ハンジ「冗談だって そんな怒らないでよ」

リヴァイ「この茶番はいつまで続くんだ」

ハンジ「明日の朝には戻ってるよ・・・・たぶん」

リヴァイ班(戻っちゃうのか・・・・・)

ハンジ「ん? 君たちなんか残念そうだね そんなにこのエレンが気に入ったの?」


43 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:49:34 lgO.2uzo
ペトラ「い いえ そんなことは・・・・//」

グンタ「ないと・・・・//」

エルド「たしかに可愛いですけど・・・///」

オルオ「・・・・・」


44 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:50:29 lgO.2uzo
ハンジ「あはは 大丈夫 戻ってもまだ薬はあるからもういっかいのませt」

リヴァイ「本気で削ぐぞ この奇行種が・・・」ニラミ

::夕飯後::

エレン「」スヤスヤ

ペトラ「・・・寝ちゃいましたね」


45 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:52:09 lgO.2uzo
グンタ「無理もない 今のエレンは5・6歳だと分隊長も言っていたし 疲れたんだろう」

エルド「しかし 幸せそうな寝顔してるな」


46 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:53:01 lgO.2uzo
オルオ「くそ 新兵のくせに羨ましいぞ! 兵長の膝枕なんて!!」

ペトラ「しーっ エレンが起きちゃうでしょ」

オルオ「・・・チッ」

リヴァイ「・・・・・・・・」

グンタ「・・・・じゃ 起こしちゃ悪いから俺たちは戻りますか」


47 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:54:28 lgO.2uzo
ペトラ「もうちょっと可愛いエレンを見ていたかったけど仕方ないわね」

エルド「ほら オルオも行くぞ」ズルズル

オルオ「わかったからひっぱるな!」

ペトラ「それじゃあ兵長 おやすみなさい」

  バタン


48 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:55:39 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・疲れた・・・」

ハンジ「おつかれさまー ホントに疲れてそうだね」ケラケラ

リヴァイ「・・・・一つ聞きたいんだが なんでこいつは俺にべったりなんだ?甘えるならペトラの方が適役だろう」

ハンジ「さー そこまではわからないねー」

リヴァイ「・・・そうか」


49 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:57:20 lgO.2uzo
ハンジ「ただ、 今のエレンは小さな子供だからね 少なくとも、普段から嫌いな人には寄り付かないよ」

リヴァイ「・・・・そうか それならお前は嫌われてるんだな。」

ハンジ「えー!?なんでそうなるのさ!」

リヴァイ「昼間お前が来たとき 明らかに避けただろ それとも、なにか心当たりがあるのか?」


50 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 00:58:54 lgO.2uzo
ハンジ「や やだなー そんなわけないじゃん」アセアセ

リヴァイ「・・・・・」

ハンジ「でもよかったじゃん 嫌われてなくてさ 昨日もずっとそのことで考え込んでたでしょ・・・あっ!」

リヴァイ「ほう ボロを出したな。昨日感じた視線はお前だったのか」

ハンジ「い いやまさか! 盗み聞きなんかしてないって・・・・!」

リヴァイ「・・・俺は視線を感じたと言っただけで盗み聞きについては何も言ってないんだが」



52 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:00:19 lgO.2uzo
ハンジ「!・・・嵌められた!」

リヴァイ「気が変わった こいつが元に戻っても上には報告する。」

ハンジ「そんな!」

リヴァイ「でかい声出すな 起きちまうだろ」

ハンジ「で、でもリヴァイ・・・」



54 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:05:07 lgO.2uzo
リヴァイ「黙れ」

ハンジ「わかった 声低くするから・・・」

リヴァイ「・・・・・なんだ」

ハンジ「悪い気はしないでしょ? 嫌われてなかったんだから」

リヴァイ「・・・まあな。」ボソ


55 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:06:07 lgO.2uzo
ハンジ「あんなにおもいっきり蹴られても慕ってくれるいい子じゃない」

ハンジ「・・・だからさ、普段からもうちょっと素直になって 優しくしてあげなよ?・・・・話はそれだけ。 じゃあね」

  バタン


57 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:07:51 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・・・」サラッ ←エレンの髪を撫でる

リヴァイ「・・・・・完全に警戒心を解いてやがる ・・・・俺はお前のことを嫌っちゃいないんだが お前は・・・」

エレン「・・・・・・・・」

リヴァイ「・・・聞いてるわけないか」



59 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:10:39 lgO.2uzo
エレン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

エレン(やばい 完全に起きるタイミング逃した!というか俺は先輩たちになんてことを・・・・・! ・・・兵長の膝、あったかいな・・・・もう少しこのまま・・・)

エレン(・・・俺は兵長に嫌われてると思ってたけど・・・ 違ったのか・・でも 実は元に戻って起きてましたなんて言えねえ・・・!とにかく 先輩たちにも失礼なこといっぱいしたんだし 明日謝ろう・・・)


60 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:12:27 lgO.2uzo
エレン(それにしても なんか落ち着いたらまた・・・眠気が・・・)スー スー

リヴァイ(・・・仕方ねぇ 布団に運んどいてやるか)

;;翌日;;
エレン「みなさん 昨日はすみませんでした!!!」

ペトラ「!エレン! 戻ったのね!?」

ハンジ「いやー よかったよかった」


61 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:13:24 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・・・・」

エレン「は はい! でもその 皆さんに失礼なことを・・・」

エルド「気にするなって! それより・・・その・・・覚えているなら もう一度だけあの呼び方で読んでくれないか?//」ウズウズ

エレン「ええ!?」


62 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:14:23 lgO.2uzo
ペトラ「あ ずるい! 私もお願い!」

グンタ「 じゃあ俺も!」

エレン「ペトラさん、グンタさんまで!」

エレン「・・・え エルドにーちゃん・・・?」

エルドにーちゃん「ごはぁっ!!」バタン

ペトラ「な なんて威力なの!?」


63 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:15:33 lgO.2uzo
エレン「ええ!?」

ペトラ「エレン 私も早く!」

エレン「・・・ペトラおねーちゃん・・・」

ペトラおねーちゃん「~~~~っ!!!」バタン

エレン「グンタにーちゃん・・・?」

グンタにーちゃん「ぐはあっ!!」バタン


64 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:17:02 lgO.2uzo
オルオ「え なに? 俺だけのけ者・・・?」

ハンジ「あはは 仕方ないよ オルオは普段からエレンに突っかかってたしね」

オルオ「」

エレン「あの・・ホントすみませんでした!」

ハンジ「エレンが謝ることじゃないよ」ケラケラ


65 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:17:58 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・エレン  お前、後退していた時の記憶があるのか?」

エレン「え は はい」(やばい 昨日聞いてたのバレたかな・・・?)

リヴァイ「・・・それなら なぜこんなことになったのか思い出せるか?」

エレン「え?」

リヴァイ「覚えてなければそれでいい」


66 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:18:59 lgO.2uzo
エレン「えっと確か・・・この前俺が一人の時n」

ハンジ「え エレン!? だめ! それ以上言っちゃダメ!」

オルオ「エレン 分隊長は俺が抑えとくから言っちまえ!」

ハンジ「ちょ! オルオ!?」

オルオ「いくら分隊長でも 兵長にこんなガキの世話なんて迷惑かけたのは許しませんよ!」


67 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:20:00 lgO.2uzo
ペトラ「エレン やっぱりなにかされたの?」ガバッ

ハンジ「ちょ!ペトラも復活早すぎ!」

エレン「確か・・・・・」


68 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:21:14 lgO.2uzo
**回想**

エレン『・・・はぁ・・』

ハンジ『おや エレンじゃないか どうしたの?ため息なんかついて』

エレン『ハンジさん・・・俺、ホントにここにいていいんでしようか?』

ハンジ『いいに決まってるじゃないか リヴァイも君が気に入ってるみたいだしね』


69 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:22:29 lgO.2uzo
エレン『リヴァイ兵長が?  まさか・・・兵長は俺みたいな得体の知れないやつなんか一緒にいたくないですよきっと』

ハンジ『・・・どうしてそう思うんだい?』

エレン『どうしてって・・・普段の兵長を見てたらわかりますよ 』

ハンジ『そんなことはないと思うんだけどなぁ・・・』

ハンジ『君は リヴァイのことが嫌いかい?』

エレン『そんなことないですよ!』


70 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:23:48 lgO.2uzo
ハンジ『ふーん・・・あ そうだ!エレンにいいものを上げよう!』

エレン『?・・・なんですか?』

ハンジ『これ!』っアヤシゲナクスリ

エレン『? これは・・・?』

ハンジ『これを飲んだらリヴァイが君をどう思ってるかわかるよ』

エレン『・・・はい?』(怪しすぎる・・・!)


71 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:24:35 lgO.2uzo
ハンジ『いいから飲みなさいって!』

エレン『え 遠慮しておきます!』

ハンジ『飲まないってんなら無理やりにでも!』ガポッ←口に放り込む

エレン『もがっ!?』ゴクン

ハンジ『飲んだ!』


72 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:25:33 lgO.2uzo
エレン(頭がクラクラする・・・とりあえず逃げなきゃ・・・!)ダッシュ

ハンジ『あ 走ったら危ないよ!』オイカケ

エレン『!・・転ぶ・・・!』ドンッ

ペトラ『うわっ!  エレン!?大丈夫!?』

エレン『!・・・ぺとらおねーちゃん!』

ペトラ『!?』


**回想終了**


73 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:26:39 lgO.2uzo
エレン「・・・ということが・・・」

ペトラ「なるほど それで昨日は分隊長のことを怖がってたのね」

エルド「・・・これは分隊長が悪いですよ」

リヴァイ「・・・・どういうことだ クソメガネ」


74 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:27:54 lgO.2uzo
ハンジ「あーいや これは・・・その・・・」

リヴァイ「・・・もういい お前のことでいちいち報告するのもバカらしくなってきた」

ハンジ「そこまで!?」

リヴァイ「・・・エレン このクソメガネの差し出すものは口にするな」

エレン「・・・善処します・・・」

ハンジ「そんな!それだと巨人の実験はどうするのさ!調べるには薬を飲んでもらう時があるのに!」


75 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:30:45 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・エレンは其の辺の巨人のような被検体じゃない。確かに暴走すれば切り捨てることになるが、調査兵団の この班の“仲間”であることを忘れるな。」

エレン「!」

ハンジ「わかってるけどさぁ・・・そもそもエレンがあそこまで思いつめてたのはリヴァイの責任なんだよ!?」

エレン「いや そ そこまで思いつめてたわけじゃ・・・」(確かに嫌われてると思って落ち込んでたけど)


76 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:32:12 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・オルオ そいつそのまま削いでいいぞ。俺が許可する」

ハンジ「ごめんごめん! 悪かったから!」ケラケラ

オルオ「・・・って言ってますけど どうしますか兵長」

リヴァイ「・・・削がれたくなかったら今すぐここを出て行け。」

ハンジ「わかったよ 出て行くからそんなに怒らないでってば」

          ハンジ退室


77 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:33:08 lgO.2uzo
ペトラ「・・・私たちもそろそろ行こうか」

グンタ「そうだな」

エルド「今日の朝飯 当番は俺だったな」

オルオ「・・・」

ペトラ「ほら あんたも来るの!」

オルオ「は?俺は今から兵長と話g」

ペトラ「いいからさっさと来る!」

   ペトラグンタエルドオルオ 退室


78 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:35:22 lgO.2uzo
エレン「・・・・・・・・・・」

リヴァイ「・・・・・・・・・」

エレン「・・・・・・」(き 気まずい・・・!)

リヴァイ「・・・エレン」

エレン「!・・・はい」


79 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:37:19 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・お前は俺が嫌いなんじゃないのか?」

エレン「! そんなことありません!・・・むしろ俺が厄介者なんだと・・・」

リヴァイ「・・・これは一度しか言わない。」

エレン「・・・・・・」


80 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:38:13 lgO.2uzo
リヴァイ「俺は・・お前を仲間だと思ってる。お前がここにいる以上 俺が・・俺たちが全力で守ることを約束しよう。巨人の力が暴走した時は せめて痛みを感じないように一瞬で終わらせてやるさ」

エレン「・・・兵長 今日はよく喋りますね」

リヴァイ「・・・バカ言え 俺は元々 結構喋る。」




82 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:39:21 lgO.2uzo
エレン「俺は・・・俺はずっと自分が得体の知れない厄介者なんだと思ってました。だから、少しでも迷惑になることを減らそうと 兵長から距離置くようなことを・・・でも・・・兵長に拾ってもらえて 嬉しかったんです。・・・兵長に嫌われてないって分かって・・・俺・・・」



84 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:43:45 lgO.2uzo
リヴァイ「・・・お前 寝息が聞こえないと思ったがやっぱり聞いてやがったな?」

エレン「!・・・すみません・・起きるタイミングを逃しました」

リヴァイ「・・・まあいい。 エレンそこに座れ」

エレン「?・・・はい」←ソファーに座る

リヴァイ「昨日はお前が寝たんだ。今度は俺だろう」

エレン「!・・・」(兵長が俺の膝に頭を・・・!)

リヴァイ「・・・嫌か?」

エレン「そんなことないです・・・!」


85 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:45:10 lgO.2uzo
リヴァイ「・・ならもう少しこのままでいろ。」

エレン「・・・はい」
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__________

::扉の外::
ペトラ(兵長がエレンに膝枕されてる・・・!)コソコソ

オルオ(クソ 新兵のくせに新兵のくせに・・・!)コソコソ


86 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:46:11 lgO.2uzo
グンタ(まあ 良かったんじゃないか?お互いの誤解が解けて)コソコソ

エルド(オルオ 今回は止めに行かないんだな)コソコソ

オルオ(へ 兵長を起こしてしまってはいけないからな。決してあの新兵に気を使ったわけじゃn)ガリッ


87 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:47:28 lgO.2uzo
ペトラ(・・・素直じゃないなぁもう なんで馬にも乗ってないし
小声なのに舌を噛めるのよ そのまま舌噛み切って死ねばいいのに・・・)コソコソ

オルオ(ふっ・・・ペトラには俺の気持ちがわからないだろうな なぜわからないと思う? それはお前が俺の域に〈以下略〉)

ハンジ(あはは ま 終わりよければ全て良し ってね)ケラケラ


88 : 深夜に黒猫*が通ります :2013/11/14(木) 01:48:47 lgO.2uzo
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リヴァイ(・・・うるせえ・・・)

エレン(・・・みなさん 丸聞こえですよ 特にハンジさん)



***おわり***