前回 穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅥ

1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 19:34:46.69 ID:HZ+L83C50
 
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 あー あー 『ぷれいやぁ』の みなさん 『でぇた』が できました

 じゅうななすれめ です…! せぶんてぃーん! わたし せぶんてぃーん あいす は

 ちょこみんと派 です! あっ でも ちょこちっくぷ も すてがたい うーむ!

 それでは かんたん に しゅじんこう の 『すてぇたす』など を

   せつめい いたしますでございますことよ!       うぷぷ…

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  主人公     高坂 穂乃果

                 最大SP 21/85

   同性愛に関して…5.5 【…最近みんなと居てドキッとする、どうして?】

     料理LV…9

     発見LV…9

【あびりてぃい】

・【助けてぇ! ま眼 りぃでぃんぐしゅたいなあー】
・【えぴたふLV3】
・【れべるあっぱー!】
・【はぁみっとぱぁぷる】(レベル2)
・【ほんやくこんにゃく】(レベル1)

持ち物☆
【強力睡眠薬】【お野菜お粥】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ラブカストーン】×2
【"神様"ホイホイ】【白銀の砂時計】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【"神様"ホイホイ 凛ver】【癒しのオルゴール】


持ち物‡

【虹色マカロン】
【"お気に入りになった"リボン】
【熱意のブローチ】
【Wonderful Rush だワン!】
         【好感度(高い順に発表)】


       ☆矢澤   にこ  100 依存-20
         東條   希   100依存00
       ☆小泉   花陽 100 依存00
         西木野  真姫   94 依存05
         星空   凛    100 依存00
         絢瀬   絵里   90 依存-10【希望(少)】
        ☆園田   海未   89 依存-20
         理事長       89 依存01
         高坂   雪穂   86 依存13
         綺羅   ツバサ  75 依存00          
         南    ことり  ―― 依存――(変動中)
          アルパカ(♀)    ――(変動?)

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SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1420972486

引用元: 穂乃果「『れんあいげぇむ』?」…ⅩⅦ 



3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 19:42:43.95 ID:HZ+L83C50
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 ―ルール説明―


主人公である穂乃果が【3ヶ月間を無事に過ごす事】が
『げぇむ』をクリアする事であり

また、『げぇむ』クリアに必要な要素として【攻略対象との絆】も創る事

月の流れは【31日】 【30日】 【31日】 となっており

1日の流れは
 【朝】【朝Last】【昼】【昼Last】【夕】【夕Last】【夜】【夜Last】

8ターンで1日が終了となります


稀に【夜明け】【黄昏時】【丑三つ時】という特殊な時間帯が存在し

どの時間帯も何らかのイベントが用意されています…

【朝】の前に【夜明け】  【夕】の後に【黄昏時】

 …そして1日終了直後に【丑三つ時】が発生するでしょう

☆ 【夜明け】ほぼ確定でGOODイベントです、90%は良い事がある

☆★【黄昏時】ハイチャンス!60~70%はいい方向へ…!(罠も有る)

★ 【丑三つ時】穂乃果にとって良くない事が高確率で起こる…





アルパカ小屋のURガチャ


アルパカ小屋前に要らないアイテムを五つ処分して
貯めたptで回せるガチャを開設いたしました!


出てくるアイテムは必ずランクURなので上手く利用しましょう!

ちなみ【現在のptは 710 pt です】


開催中のイベント?



【除いていたのは誰?】…真夜中にカーテンから誰かが除いていた…


【インフルエンザのエリチカ】…絵里が少々体調不良の模様、大丈夫?


【永遠フレンズ!】…みんなに伝えたい、この気持ちを…
         (南ことりの好感度、依存度、共に変動)


【健康診断の結果 ドン☆!】…アニメ2期のアレが再現されますね…
             【夜】に【カップラーメン】なんかを
              食べたりするから…

【お金の使い道?】…なんだか最近、お金がたくさんある気がする
           メイド喫茶のお仕事とかが大きいようで

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4: >>2 お待たせしました! 2015/01/11(日) 19:47:31.99 ID:HZ+L83C50
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☆アイテム効果

現在手持ちのアイテム




・ランク UR

【"神様"ホイホイ】 "かみ"を呼び出せる(BAD狙い用アイテム)


【超高性能バウリンガル】 動物と会話できるすごい奴さ!


【強力睡眠薬】 BADアイテムは入手するけど過程が大分すっ飛ぶ
        【夜Last】&【丑三つ時】時に使える


【癒しのオルゴール】友情ノーチェンジを流すオルゴール
           攻略対象の依存度が減るよ!

【ラブカストーン】 コンマを自由にできるチートアイテム!!
          (使いどころに注意)


・ランクSR

【どろり超濃厚青汁】 まずい!もう一杯!
           渡す事で依存度、好感度共に下げられる

【ツバサのサイン】 A-RISEのリーダー、綺羅ツバサのサイン
          欲しい人に渡せば、交渉ができる…
          わらしべ長者になれるかな?

【白銀の砂時計】 一ターンだけ時を巻き戻せる!
         ただし【夜Last】…つまり一日の最後を
         迎えればもう戻せない…

【ダッシューズ】消費ターンが2ターンの場所へ行くのに
        1ターンしか消費せずに済む

【穂むまん】穂むらの美味しいお饅頭!SP全回復+最大SPが3上昇
 いやー、職人の味ですなぁ~

・ランクR

【お野菜お粥】 "精神的"にではなく"肉体的"に弱っている人には
        食べやすいお粥!

【葛根湯】 ぽかぽか暖まる漢方薬…!健康一番!SPが10回復!

【プチトマト】 甘くて美味しいSP30回復!

・ランク…普通

【焼肉弁当】 美味しいんよ?








【"神様"ホイホイ 凛Ver】…凛ちゃんがちょっと酷い目に遭う

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5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 19:54:59.23 ID:HZ+L83C50
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【攻略対象の好感度】

攻略対象ですが(一部例外を除き)

30を超えるとプレゼントを渡すことができ

50を超え始めると【依存度】が付加されるようになります

65に到達し始めると初期に比べ、好感度が上がらない、または下がる事も

80を超えたなら…!【デートスポット】に"仲の良い友達"と遊びにいける
  【 友 達 と し て で す !(現段階では】

100に到達したならば……
    【同性愛に関する価値観】次第で"特別な関係"になれる…かも?




【初めのキスを捧げた人】…園田 海未

             学園祭、オレンジの斜陽が射す屋上で海未と
             キスをした…!


【初めて自分の身体を委ねた人】…高坂 雪穂

    …溢れ出す姉への想いを抑えきれず「一晩、たった一夜で良い」
   「嘘でも良いから愛して欲しい」と言う雪穂の想いを受け
    穂乃果は初めて身体を他人に差し出した


 
【BADアイテム】で強 紛いな事をされた回数…7




【依存度】

         【BAD特典アイテム…】★

・『真紅の爪切り』(消滅)
・『"使い込まれた"リボン』(消滅)

・『"雌犬"セット』残り1
・『消せない真実<ビデオテープ>』残1(現在 矢澤にこ が管理中)


    これが高い場合はBADエンドを迎える可能性が上がります
      BADエンドを迎えた場合、5~6ターン前に時間を戻し
     【依存度】も下げた状態で再開とします

     使えば好感度が上がりますが、【依存度】が跳ね上がる
     BAD特典アイテムを入手します

     ※それぞれ特定の人物に"正解"があります
      正解は甘々の純愛イベントとなります!

    BAD特典アイテムは基本5回まで使用可能ですが
    一度正解の人物に渡すと残りの使用回数が1回になります
    また、唯一依存度の上がらない攻略対象に渡すことで
    無条件に使用回数を1つ潰してくれます、URアイテムと交換で

     使いどころに気をつけてください

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14: >>6 しばし様子を伺っていましたが…そうですね、少々お待ちを 2015/01/11(日) 20:00:35.12 ID:HZ+L83C50
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【BAD特典アイテムの当たり】


海未BAD①【真紅の爪切り】→南 ことり

【黄金色の爪切り】を持ったことりが穂乃果の爪を丁重に切ってあげた
その様子は長年連れ添った夫婦のようにも見える…

入手アイテム 
【虹色マカロン】

  一度使うと7日後に復活します、他人には渡せない
   SPが完全回復!


真姫BAD①【"使い込まれた"リボン】→東條 希

希がお母さんから貰った大切なリボンを穂乃果の髪に結ってあげた
大好きなお友達から貰ってすっかり【"お気に入りになった"リボン】を
つけてくる穂乃果はいい笑顔で…
そんな穂乃果を本気で愛したいと希も自分を少しだけ変えてみた

【希 1期の髪型】→【希 2期ラストの髪型】


入手アイテム
【"お気に入りになった"リボン】

一度使えばチャージに七日掛る
しかし、決してなくならない
【廊下】や【商店街】で人物指定する事で必ず指定した人物に会える
未収得あびりてぃい【運命操作】の効果、スピリチュアルやね!!!


絵里BAD①【消せない真実<ビデオテープ>】→矢澤 にこ

UTX出発前の彼女とμ's皆で記念撮影をしようと意気込む
全員集合の前に二人っきりでじゃれ合う所を撮影しつつ
にこは大切な後輩で妹のように思っていた穂乃果をそれ以上に大切に
していきたいと気付くのであった…

この子だけは守ってあげたい…


入手アイテム
【熱意のブローチ】

 "また頑張ろう"という意志が湧いてくる…
 燃えるような情熱を感じられるブローチ
『特典アイテムのチャージ期間を全回復できる』
使えば7日間は使えない物でも一日も立たずに再び使用可能となる
なお、このブローチそのもののチャージ期間は5日である…



海未BAD①【"雌犬"セット】→星空 凛

自分を1人の女性として見てくれる穂乃果にじゃれ合う星空凛
照れ隠しも含めての動物のような振る舞い
そこにはいつかは正面から伝えたい感情があるのであった


入手アイテム【Wonderful Rush だワン!】

犬耳と犬尻尾!つけるとなんだか野生の感が身に付く気がするワン!
 野生の直感で狙ったものを任意で出せる気がする!


 SPを50消費する事で【ラブカストーン】一回分の効果を発揮する!
 (使用後 チャージ期間 7ターン)

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33: >>26 承知いたしましたっ! 2015/01/11(日) 20:21:52.19 ID:HZ+L83C50

穂乃果「いよいよ最後かぁ…」


大きなクリスマスツリーの下でUTX学院の校舎を眺めます


相変わらず学校には思えないような建造物
…此処に自分は数日間いたんだ、そう思うとなんだか実感が湧かなかった


穂乃果(此処での最後のイベント…、三年生の皆にとっては
     最後のお祭り事なんだよね)






穂乃果「…どうせやるなら勝ちたいよね?」



此処にいないメンバー達に問うように

穂乃果は呟く、その言葉はUTXで知り合った仲間だけでなく
そのまま自分や3年生、いやμ"sメンバー全員にも言える事だった





タッタッタ…





   ちりんっ!



穂乃果(…?)





今、鈴の音が鳴ったような気がした

穂乃果が振り返ってみると…











     凛「ほーのーかー ちゃーんっ!!!」ダキッ!!






穂乃果「うわぁっ!?」


勢い良く走ってきた彼女が
自分の胸目掛けて飛び込んでくるではありませんか!


35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:30:06.21 ID:HZ+L83C50


(>ω<)/  <ウニャー!


 っと、目を閉じながら彼女は地を蹴り跳ぶ

此処へやってきていた他のメンバー達と違い彼女だけは制服姿ではない


Wonderful Rushの白い衣装…そこに真っ白な羽根を沢山つけた彼女が
飛び込んでくる



穂乃果はそんな凛を…




1 受け止めた

2 衝突して二人で地面に転がった

3 回避

4 自由以下略

↓2 


37: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:30:48.15 ID:XmSIyvJ3o
2

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:37:34.28 ID:HZ+L83C50

穂乃果「ちょっ!?ちょっと待って凛ちゃ――あでっ!?」


受け止めるべきか避けるべきか迷った挙句、つい身を屈めてしまった穂乃果は
見事に凛と衝突した

ごちんっ!そんな効果音が聞こえそうな程おでこ同士が衝突しそのまま倒れ込む



穂乃果「あ、あぅ…」ウーン…

凛「あ、あたた…っ」



凛「もう、穂乃果ちゃん…受け止めて欲しかったにゃぁ…」


穂乃果「う、うん…それよりも―――」




ザワザワ…


     ダイタン ダワ…



凛が穂乃果の上に覆いかぶさるような…
違う言い方をするなら押し倒すような形になっていました



1 ど、どいてくれないかな…

2 なんで制服姿じゃないの?

3 自由以下略

直下

41: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:37:53.05 ID:p+1kP4q7o

42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:46:46.62 ID:HZ+L83C50

穂乃果「な、なんで制服姿じゃないの?…というかその衣装は?」


凛「うにゃ?だって仮装大会なんだよね?
   希ちゃんのお手伝いが終わったからから部室にあったのを着て
  此処まで走ってきたんだよ!」


穂乃果「ええっと…」



…この子、皆からの説明をあまり聴いていなかったのでは?
確かに仮装イベントですがそれはUTX生のみです
貴女が仮装するのではありませんよ?


穂乃果「あのね?仮装イベントに参加できるのはこの学校の子なんだよ
    だから、すっごく可愛い衣装だけど凛ちゃんは参加できないの」


凛「ええっ!?そうなの!?」


本気で驚いた、そんな顔で凛は穂乃果の顔をまじまじと見つめます


穂乃果「あはは…凛ちゃんはあわてん坊さんだなぁ…」ヨイショッ!


起き上がり凛に手を差し伸べてる


凛「うぅ…張り切ってたのに」


穂乃果「まぁ、まぁ、あっちにケーキとかあるから一緒に食べよ?」


少しだけガッカリした彼女の手を引いて穂乃果は歩き出しました
…μ'sメンバー1の脚力を持つ彼女が全力で走ってきたならば

希が来るのは…まだ少し先でしょうか…



【好感度は変動しませんでした!】

星空   凛    100 依存00

持ち物☆
【強力睡眠薬】【お野菜お粥】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ラブカストーン】×2
【"神様"ホイホイ】【白銀の砂時計】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【"神様"ホイホイ 凛ver】【癒しのオルゴール】

【アイテムをどうしますか?】

直下


43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:47:01.01 ID:XmSIyvJ3o
"神様"ホイホイ 凛ver を実行する

48: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:50:10.20 ID:HZ+L83C50
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   【"神様"ホイホイ 凛ver】を はつどう させます !


  ※グロテスクな暴力表現は今回 無し の方向性、それゆえ
   YESかNOかの判定はつけない事にしてあります…



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50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 20:58:58.97 ID:HZ+L83C50
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― ほのか ちゃん! はやく はやく!


― もう! はやすぎるよぉ!



二人の少女が人込みの中を駆け抜けます


そんな二人は先の騒動で多くの人の目に止っていました




「あの子…星空ちゃんよね!映像で見るよりかわいいなぁ」
「私は穂乃果ちゃんを推してるわ!」


「凛さんが高坂さんを押し倒してたって!たくさんの人が見てたらしい」






「…」



寒い外の寒気から身を守るようにフードつきのパーカーを着る生徒も
多いようで…


1人のUTX生徒が走っている二人の背を見つめます…







「…あの泥棒猫」ギリッ




―――
――



凛「温かい飲み物を貰うにゃー!」

穂乃果「どれにする?」


凛「ん~」






「…こちらは如何ですか?」



凛「にゃ?」


フードを被った女子生徒が凛ちゃんに紙コップを渡します



 なかみ は あったかい のみもの です…
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51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:05:56.19 ID:HZ+L83C50
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「高坂さんに星空さんですよね?
       私、ファンなんですよ」


凛「なんだか照れるなぁ…!」あはは!



少しだけ気恥ずかしそうに彼女は女子生徒からコップを受け取ります


「お薦めのブレンドですよ、きっと気に入ってくれます」と彼女は
言いながら渡してくるのです



凛(…うーん、ちょっとだけ熱そうかな…)








凛(…)




凛(! そうだ! "アレ"があった!)







ポケットの中にはいつかの屋上で穂乃果に貰ったお守りの【氷の勾玉】が
ありました


コップの底にそれを…



コンマ判定

奇数なら【氷の勾玉】でコップを冷やせる

偶数なら不可

直下
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52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:06:21.04 ID:rzkvfKpIo
できるかな?

57: 【被害軽減不可】 2015/01/11(日) 21:12:42.77 ID:HZ+L83C50

凛「あっ…」ポロッ


ポケットから取り出そうとしたソレは転がり落ちて
テーブルの下に落ちていきました…




穂乃果「…?どしたの」


凛「ぇ、あ、ううん!なんでもないにゃっ!」




笑って誤魔化しながら彼女は紙コップに口をつけそれを飲み干します














凛(………?)







凛(なんか変な味がする?)








コンマ判定


01~32 …っ!? 喉が痛い、熱い

34~65 お、お腹が痛いよ…

67~98 …っう、おえっ!  ビチャッ…!


ぞろ目………―――



↓3 (内 1度でもぞろ目ならば…)


60: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:13:29.02 ID:p+1kP4q7o
出るなよ…

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:27:47.81 ID:HZ+L83C50
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バシャ・・・っ!



穂乃果「凛ちゃん!?」




凛「…っあ、うあぁぁぁぁ…っ!」



穂乃果「凛ちゃん!?凛ちゃんっ!どうしたの!?」




ザワザワ  オイ ナンダ!   ナニガアッタ!



凛「ぃ、いたい!いたいよ! 喉が痛いよぉぉ!!」


しゃがみこんで喉を押さえる彼女を見て穂乃果が声をあげます


穂乃果「誰か!誰か来てください!お願いしますっ!」

穂乃果「凛ちゃん!喉が痛いの!?」


こんな時、どうすれば良いのか分からない
テーブルに置いてある水を飲ませてあげるべきなのか?


「保健の先生を連れてきたよ!!」
「貴女!どいて頂戴!」


凛「…っ! ぁ…っ!」ヒュー ヒュー



不幸中の幸いは保健室の養護教員が近くに居たこと
彼女が凛を診ている間に穂乃果は床に落ちた紙コップを見る


穂乃果「あの!その子はさっきまでコレを飲んでたんです!」


「貸して!」バッ!



星空凛が飲んだとき、妙な味がすると言った

それもそうだ




中には洗剤の原液を入れられていたのだから


【洗剤・界面活性剤中毒】

洗剤等の誤飲で有名なモノは口腔や咽頭、消化管の粘膜を刺激する事
腹痛や嘔吐、痙攣等もあり障害やショックによる死もありえる

事故を初め、自殺目的で洗剤を飲む人間だっている

もし、誤って飲んだりしたならば適切な処置を行った上で
病院への搬送をお薦めする

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69: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:34:22.22 ID:HZ+L83C50


来て早々だったが彼女はすぐにこの学院から去る事となった

そして飲んだ洗剤の種類の判別と人が集まった時のゴタゴタで居ない
女子生徒を探す穂乃果…


混乱した会場内で1人の人間を見つけるのは困難で…

結局発見はできなかった…













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   凛 が 【西木野総合病院】へ移りました


  ↓1~4までのコンマ一桁分の数値だけ【依存度】が上がる


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70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:34:58.69 ID:p+1kP4q7o
なるべく最初に収めたい

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:35:12.51 ID:i3IEFjs6o
辛そう

72: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:35:19.73 ID:XmSIyvJ3o

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:35:23.36 ID:UTMDH7bAO
運が悪けりゃ30以上か…

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:42:36.94 ID:HZ+L83C50


凛は病院へ搬送されたドタドタ騒ぎの会場で勾玉を拾う暇も無く

     ↓

  【氷の勾玉】消失 (会場の後片付けで他のゴミと捨てられてる)



【69】→9

【51】→1

【73】→3

【36】→6



合計【19】

星空 凛 【依存度】19/100










ザワザワ…




穂乃果「…」






穂乃果は控え室に戻って来ていた…





遊宇「…大丈夫…じゃないよね」


さゆり「あ、あのさリーダー…その、先生も大丈夫って言ってたしさ!
     その、…なんて言うか…」





穂乃果「…」





…『ぷれいやぁ』皆様…行動選択を、 …どうぞ



次の試合まで 【0/2】

1 μ'sメンバーに会いに行く コンマ

2 ユニットメンバーと会話

3ターン消費なし【発言力】(1/2)

↓2

77: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:43:47.56 ID:p+1kP4q7o
1

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:49:47.17 ID:HZ+L83C50
【μ'sメンバーに会いに行く】を選択


ガタッ


スクフェスモブs「!」


穂乃果「ごめんね、ちょっとだけ外の空気を吸いに行って来る」



美和「あっ、…穂乃果ちゃん」





仲間達が呼び止めようとしますが…
穂乃果は戸を開けて出て行ってしまいます…





コンマ判定



01~23 花陽

24~46 真姫

47~69 海未

70~92 にこ

93~98 ツバサ&ことり

ぞろ目 希


直下

81: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 21:50:11.48 ID:DlDyr/bZ0
ksk

82: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:01:07.32 ID:HZ+L83C50
結果【48】



海未「穂乃果!!」


穂乃果「っ う、海未ちゃん…!」



親友の顔を見て穂乃果は瞳に涙を浮かべる…



堪えていたモノが止めどなく溢れる
考えるより先に身体が動いていた、穂乃果の脚は駆け出す


海未「穂乃果…っ!凛は!? 凛はどうなったのですか!!」




同じユニットの仲間であり、なにより頼れる人だと凛から慕われていた
 だからこそ凛が病院に連れて行かれたという報せを聴いた時
海未はいの一番にその場に居合わせた人物を探し
話を聴こうとした



海未「お願いです…っ、何が、 何があったのですか!?」


涙でぶれる視界に同じように目に涙を溜める少女の顔が見えた


穂乃果「―――」


穂乃果の発言or行動

↓2


84: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:02:18.87 ID:DlDyr/bZ0
海未ちゃん、なんで穂乃果の周りばかりこんな事が起こるのかな……

85: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:13:55.48 ID:HZ+L83C50

穂乃果「……」



穂乃果「ねぇ、海未ちゃん
     なんで穂乃果の周りばかりでこんな事が起こるのかな…」


海未「それは…」




穂乃果「…凛ちゃんは
         凛ちゃんは悪い事なんて何一つしてないんだよ?」



穂乃果「なんで凛ちゃんがこんな事になってるの?」


何があったのか問われたのは穂乃果の方だ
でも今は逆に穂乃果が海未に問いかけている…いや、これは



穂乃果「私達は…ただ普通にしてただけなのに、なんで、こんな」ポロポロ





これは…自問自答してるのかもしれない




穂乃果「…もし、あの時、穂乃果が凛ちゃんを誘って
        ケーキを食べに行こうって言わなかったら
     あの紙コップを私が受け取って、私が飲んでいれば…」



海未「っ! 貴女は何を言っているのですか!?」



飲んでいれば、凛じゃなく穂乃果が病院送りになっただけ
何も変わりはしない


海未が…皆が涙を流すという事柄は何一つ変わらない



穂乃果「だってそうだよ!
           私が…!」



穂乃果「穂乃果がいけなかったんだよ…」



海未「…」





86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:15:00.72 ID:HZ+L83C50






















        海未「言いたい事はそれだけですか?」
















88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:19:13.88 ID:HZ+L83C50



穂乃果「…海未ちゃん?」




海未は溜息を吐き出し、言うのだ











    海未「穂乃果…貴女は愚かです」









    海未「『穂乃果がいけなかった』…?」


  海未「『あの紙コップを私が受け取って、私が飲んでいれば』…?」






 海未「じゃあ貴方の口から聴かせてください
          もし貴女が飲んだらどうなったのですか?」




 穂乃果「それは…」










 海未「……貴女は
         今の貴女の苦しみを凛に味あわせたいのですか?」




 穂乃果「…!」




90: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:32:24.04 ID:HZ+L83C50

海未「あの時、ああしていれば良かった
    自分がこうしてさえいればこんな事にはならなかった」


海未「自惚れないでください」


彼女の両手はしっかりと穂乃果の肩を強く、だけど優しく掴む



海未「…今更過ぎた事は変える事はできません」


海未「貴女が過去を振り返るのは結構です、ええ、多いに結構ですよ」


海未「ですが…その発言が非常に気に入りませんね」



海未「凛がこうなって貴女は今、哀しいですか?
            それとも大いに嬉しいですか?」



穂乃果「…嬉しいわけ無いじゃん」


海未「ええ、当然ですね」


帰ってくる返事に彼女はさらっと答える



海未「哀しいでしょう?そして貴女は今、自分を振り返り
   『ああすれば良かった』『こうだったなら』と悩み苦しむ」



海未「貴女がそうであるように、もし凛と穂乃果の立場が逆なら
    凛が今の貴女のように『凛が飲んでいれば…』と
   苦しんだかもしれないのですよ?」


海未「誰も悲しまない訳が無いでしょう?苦しくない筈が無いでしょう?
   さっきの穂乃果の物言いでは自分がああなっても誰も苦しまない
   そう言っているようなモノです」



海未「本当に自惚れないくださいよ…自分をなんだと思ってるんですか」






穂乃果「…ごめん、なさい」



海未「…少し休みましょう?」ギュッ



海未は穂乃果が落ち着くまで抱きしめてあげた…

91: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:35:44.26 ID:HZ+L83C50

【好感度変動】


☆園田   海未   89 依存-20

       ↓

☆園田   海未   90 依存-20


持ち物☆
【強力睡眠薬】【お野菜お粥】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ラブカストーン】×2
【"神様"ホイホイ】【白銀の砂時計】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【癒しのオルゴール】

【アイテムをどうしますか?】

直下

92: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:36:08.87 ID:OYjCgHgIo
白銀の砂時計

94: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/11(日) 22:46:40.92 ID:HZ+L83C50

穂乃果「海未ちゃん…これ」


海未「? これは砂時計ですか…?」


穂乃果「うん、私からお守り」



海未「…綺麗ですね」



光にかざして見ると砂の一粒一粒が輝いて見える


穂乃果「…さっきはごめんね」


海未「…良いのですよ、過ぎた事です」





海未「ただ、これだけは忘れないでください
    貴女の事を嫌う人なんて何処にも居ないのです
    穂乃果が消えて悲しまない人は居ません」



穂乃果「…うん」


海未「お願いですから自分を蔑ろにするような事は止めてください」



穂乃果「…うん」ツーッ


目から鱗が落ちて行く…



穂乃果「えへへ…やっぱり、海未ちゃんには、敵わないや」


…本当に海未には敵いませんね


【好感度変動】

園田 海未 90/100 → 91/100


112: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 21:36:29.14 ID:FYdj0Rjp0

海未と別れた後、穂乃果はぼんやりと大きなツリーを眺めていました
人型やハート、色んなクッキーの入った子袋、硝子玉や
掌に収まる小さな小さなプレゼント箱…


天辺のお星様はキラキラ光っていて
これから一番のハイライトへ向かう、星空に負けない程に光ります





穂乃果(凛ちゃん…)



次の試合まで 【1/2】

1 μ'sメンバーに会いに行く コンマ

2 ユニットメンバーと会話

3ターン消費なし【発言力】(1/2)

↓2

114: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 21:38:23.08 ID:yo0SKG8g0
3

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 21:41:07.43 ID:FYdj0Rjp0
【発言力】を選択
【3】の発言力を使う事でターン消費なしで
ユニットメンバーの能力等を上げられます




・あんじゅ『発言力60/100』

・英玲奈『発言力21/100』



【優木 あんじゅ は能力値の上昇】
【御堂 英玲奈 はスキル習得】

どちらを使いますか?

直下

117: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 21:41:48.96 ID:cWx7iKpAO
あんじゅ

120: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 21:58:31.42 ID:FYdj0Rjp0

あんじゅ「穂乃果ちゃん…」


穂乃果の前にあんじゅが…いえ、あんじゅだけではありません


英玲奈「…すまない」




A-RISEの二人はやって来るなり頭を下げます
彼女等は何ら無関係だというのに



英玲奈「ツバサは南さんや矢澤さん達の所へ向かっていて遅れる
     後々アイツも謝りに来るとは思う」


あんじゅ「ごめんなさい、折角来てくれたのに…
             嫌な思いをさせてしまって」


穂乃果「…二人とも」



あんじゅ「私達にできることなら何でもさせて頂戴」

英玲奈「それで償いになるなんて馬鹿な事は考えてはいないが
     何もしないのは私達の気が済まないからな…」




穂乃果「…」



穂乃果「わかったよ」



あんじゅ「…っ、う、うん」
英玲奈「…どんな頼み事でも可能な限りやってみせよう」ゴクッ…


どんな無茶振りが来ても必ずやろうと覚悟を決める二人
そんな二人に…




穂乃果「じゃあ…最後の試合に備えて皆に稽古を
    つけてあげるのを手伝って?」



あんじゅ「えっ」
英玲奈「それだけで構わないのか…!?」



穂乃果「うん、それで十分だよっ!」


コンマ判定

00~33 【スマイル】+40

34~66 【クール】+40

67~99 【ピュア】+40

ぞろ目なら+80

直下

121: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 21:58:46.24 ID:NLtcIKkg0
ほい

123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:08:44.02 ID:FYdj0Rjp0
結果【24】

【スマイル】+40

『兵藤 さゆり』【スマイル】
【ピュア270】
【スマイル520】
【クール190】

『逢沢 遊宇』【ピュア】
【ピュア555】
【スマイル160】
【クール390】

『宮下 ココ』【スマイル属性】
【スマイル430】
【クール160】
【ピュア354】

『月島 結架』(覚醒)【ピュア属性】
【ピュア722】
【クール256】
【スマイル469】

『紫藤 美咲』【クール】
【ピュア270】
【スマイル240】
【クール420】







―――
――



「つ、疲れたー」
「でも、感激だね…A-RISE直々に此処まで教わったんだもん」



あんじゅ「やれる事は全てやったわね…」

英玲奈「ああ」



穂乃果「二人ともお疲れ様」スッ【スポーツドリンク(自販機の缶)】



あんじゅ「ありがとぉ」
英玲奈「すまない…」


後は最終戦に挑む、ただそれだけ…





ピンポンパンポン!

【最終戦 【ピュア】部門開始15分前となりました、皆様
                   悔いのないように!】

次の試合まで 【Last】

1 μ'sメンバーに会いに行く コンマ

2 ユニットメンバーと会話

3 アイテムを確認する(ただ確認するだけ)

↓2

125: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:09:30.33 ID:s6fmh7Mj0
2

126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:15:58.47 ID:FYdj0Rjp0



  ドクッ…




             ドクンッ…












彼女は今、目を瞑り精神を集中させていた

耳を澄ませば、自分の心臓の音さえも聴こえるようだった



(ああ、緊張してるんだなぁ…)








そんな時だった彼女が自分に声を掛けたのは




穂乃果「―――ちゃん」




『兵藤 さゆり』【スマイル】
【ピュア270】
【スマイル520】
【クール190】

『逢沢 遊宇』【ピュア】
【ピュア555】
【スマイル160】
【クール390】

『宮下 ココ』【スマイル属性】
【スマイル430】
【クール160】
【ピュア354】

『月島 結架』(覚醒)【ピュア属性】
【ピュア722】
【クール256】
【スマイル469】

『紫藤 美咲』【クール】
【ピュア270】
【スマイル240】
【クール420】

↓2 話しかけた子

↓4まででぞろ目があれば【覚醒】それ以外ならピュア属性が+【30】

129: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:16:41.53 ID:HwkolSiio
遊宇ちゃん

131: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:35:34.81 ID:FYdj0Rjp0


遊宇「!」ビクッ




あの日、あの時…この学院の門の前でも彼女は声を掛けてくれたんだ







穂乃果「隣、良いかな」



遊宇「…いいよ」


穂乃果「それじゃあ、失礼してっと!」ヨイショッ


遊宇「…」
穂乃果「…」



遊宇「――がと」

穂乃果「ん?」





遊宇「誘ってくれてありがとう…」ニコッ



あの日から私の世界は変わった
少しだけ今までよりも笑うようになった、お空の星みたいに世界が
輝いて見えるように感じた


友達ができた


遊宇「なんだかんだで、貴女やかさねに出会えたのは
   良かった、会えなかったら…
    きっと私は笑えない子だったかもしれないから」


今とは違う自分の姿を想い、今の自分を振り返る
人と人の出会いは何処で何を変えるかわからない


ただ、これだけは言える、この人と会った事は自分にとって
間違いなくプラスだったんだって…



『逢沢 遊宇』【ピュア】
【ピュア555】
【スマイル160】
【クール390】

   ↓



『逢沢 遊宇』【ピュア】
【ピュア585】
【スマイル160】
【クール390】


132: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:41:33.82 ID:FYdj0Rjp0

           【 最 終 決 戦 】


景品おさらい

1位クラスの景品
【電話レンジ(仮)】【"人の心の光"】【運命操作理論】


2位クラスの景品
【ラブカストーン】×3【ロケットパンチの心得】【鉄仮面】


3位クラスの景品
【ロケットパンチャー】【温泉旅行チケット2名様】【白銀の砂時計】×2


現順位


1位 ☆×7 Bチーム

(同列)1位 ☆×7 Cチーム ←【ぷれいやぁ】

3位 ☆×4 Aチーム





『兵藤 さゆり』【スマイル】
【ピュア270】
【スマイル520】
【クール190】

『逢沢 遊宇』【ピュア】
【ピュア585】
【スマイル160】
【クール390】

『宮下 ココ』【スマイル属性】
【スマイル430】
【クール160】
【ピュア354】

『月島 結架』(覚醒)【ピュア属性】
【ピュア722】
【クール256】
【スマイル469】

『紫藤 美咲』【クール】
【ピュア270】
【スマイル240】
【クール420】


【持ちスキル】
習得スキル【タイマーエール LV2】

少しだけ【1.4】倍の判定幅が延びる


↓1~3

最終メンバー選択

↓4 スキルをセットしますか?

133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:42:28.61 ID:JH4HgoH/o
結架

134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:43:45.33 ID:qTA5EK3i0
遊宇

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:44:56.31 ID:HwkolSiio
ココ

136: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:45:05.38 ID:cWx7iKpAO
セットする!

137: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 22:56:48.33 ID:FYdj0Rjp0

遊宇「」スゥ…


大きく息を吐いて深呼吸
遊宇は立ち上がり、それを隣で見届けた穂乃果も立ち上がる


穂乃果「行こうか?」スッ


遊宇「うん」

差し出された手を掴み、前へ進む
  目指す先は舞台上の輝きの中心だ


―――
――



UTX会長「」イライラ


UTX会長(ツバサや絢瀬さんを落とす為の策を今日まで
     懸命に練ってきたというのに…なんなのよ、あの子っ!)




ここ数日間で何度か絵里やツバサに揺さぶりを掛けようと目論み
偶然やって来た凛にもある事ない事を吹き込もうとした

…絵里に妨害されたが


UTX会長「…かくなる上は」ガタッ



「―――…かくなる上は…何かしら?  …こほっ」




UTX会長「!?」







「前に警告したわよ…
   私の大切な子達に手をだしたら容赦しないってね」




―――
――


ツバサ「いよいよね」

あんじゅ「ええ、多分勝てると思う…」



英玲奈「…そう、分かった」pi


あんじゅ「英玲奈ってば、こんな時に電話?」

英玲奈「そう怒るな…後で会長の事でちょっと面白そうな話を
     聴かせてやるから」

あんじゅ「…? なにかあったの?」

138: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:01:52.12 ID:FYdj0Rjp0

英玲奈「後で聴いてのお楽しみさ」フフンッ

あんじゅ「???」



【さぁ!やって参りました!UTX学院イベント最終戦っ!
           まずはAチームからです!どうぞ!!】




『九条 聖来』【ピュア】
【ピュア300】
【スマイル150】
【クール120】


『藤城 悠弓』(覚醒)【クール】
【クール660】
【ピュア340】
【スマイル203】


『森嶋 ななか』【クール】(覚醒)
【クール720】
【ピュア400】
【スマイル360】



↓1~3

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:02:30.37 ID:Kcg+qpw30
ksk

140: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:03:04.59 ID:HwkolSiio
ほい

141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:03:57.33 ID:cWx7iKpAO
やっ

144: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:17:31.40 ID:FYdj0Rjp0

【300】×【1.2】=【360】

【340】×【1.4】=【476】

【400】×【1.2】=【480】

合計【1316】



聖来「~っ!」

ななか「はいっ!」スタッ

悠弓「…」フワッ



彼女達も自分の技量が分からないわけではない




分かる…きっと勝てない



悟ってしまう…それでも全力を出す事は止めなかった


その証拠に3人の顔は満ち足りていたのだから…



 ワー ワー イイゾー



聖来「今日はありがとうございましたっ!」

ななか「みんな~楽しんでくれたぁっ!」


大きく手を振り今日、一番の笑顔を振りまく
会場の盛り上がりは最高潮に達する



【素晴らしいパフォーマンスでした!
     ただ…辛口な評価をさせていただきますと
  これが【クール】部門なら文句のない結果だったかと…】



分かってるさ




そんな事は彼女等が一番分かってる


審査員たちの評価、感想も終わり3年生の3人は最後の舞台を後にする


悠弓(勝てそうにはなかったけど…悔いは無いわね)

ななか「えへへ…なんだろね、すっごい気分が良いや」

聖来「そうだねっ!」



Aチームは爽やかにその場を去る

145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:22:34.83 ID:FYdj0Rjp0

【Bチーム】


『イザベラ』【ピュア】(覚醒)
【ピュア840】
【クール600】
【スマイル50】

『黒羽 咲良』【ピュア】
【ピュア400】
【スマイル100】
【クール200】


『斉木 風』【クール】
【クール520】
【スマイル350】
【ピュア320】

【Bチーム スキル:リズミカルチャームLV3 発動】

【1.2倍】→【1.4倍】

【1.4倍】→【1.65倍】

となります


↓1~3


146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:23:06.58 ID:HwkolSiio
ほい

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:23:49.50 ID:JH4HgoH/o
はあっ

148: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:24:02.15 ID:MpaPLsdK0
そいや

149: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:36:44.31 ID:FYdj0Rjp0

【840】×【1.65】=【1386】

【400】×【1.65】=【660】

【320】×【1.4】=【448】



合計【2494】




イザベラ「フッ…終わったな」

斉木「そだね…イザベラちゃんは日本に来てから
        こういうイベントって始めてだよね?」

斉木「体験してどうだった」



イザベラ「悪くないモノだったよ…」


イザベラ「最初はなんでこんな衣装…と嘆きもしたが
      愛着すら湧き始めてるよ」フフッ



斉木「あははは…流石にそれはどうかなー」

黒羽「貴女達はそれなりに結果を残せたから良いわ
   …私はもう少し頑張りたかったかな」


少しだけ肩を落とし彼女は息を吐き出す、そして



黒羽「…来年は貴女達を超えて見せるわ!」


斉木「ええー、黒羽ちゃん私より良かったよ?」

黒羽「私が納得行かないのよ…
    見てなさい?来年は最高の演技を見せてあげるわ」



【Bチーム が 去っていった】





『逢沢 遊宇』【ピュア】
【ピュア585】
【スマイル160】
【クール390】

『月島 結架』(覚醒)【ピュア属性】
【ピュア722】
【クール256】
【スマイル469】

『宮下 ココ』【スマイル属性】
【スマイル430】
【クール160】
【ピュア354】

【スキル:タイマーエールLV2】

【コンマ30以上から1.4倍と判定されます!】

↓1~3

150: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:37:31.28 ID:ItZ3QP7M0
ほい

151: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:37:58.29 ID:JH4HgoH/o
いよっ

152: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:38:03.20 ID:yo0SKG8g0
はい

155: タイマーエールェ… 2015/01/12(月) 23:45:24.92 ID:FYdj0Rjp0



―――
――



たった今、たった今を持って全ての試合が終了した…っ!







遊宇「…終わっちゃったね」

さゆり「そうだね」


美和「最高の舞台だったわよ?」


月島「えへへ…ありがと美和さんっ!」


月島「でも…、ね?」






ココ「勝ちたかった…かな」













【585】×【1.2】=【702】

【722】×【1.2】=【866】

【354】×【1.2】=【425】


合計【1993】



    【 "1993" 】


最終戦結果

Aチーム【1316】

Bチーム【2496】

Cチーム【1993】←『ぷれいやぁ』

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/12(月) 23:52:09.65 ID:FYdj0Rjp0

1位 ☆×10 Bチーム

2位 ☆×9 Cチーム ←【ぷれいやぁ】

3位 ☆×5 Aチーム


1位クラスの景品
【電話レンジ(仮)】【"人の心の光"】【運命操作理論】


2位クラスの景品
【ラブカストーン】×3【ロケットパンチの心得】【鉄仮面】


3位クラスの景品
【ロケットパンチャー】【温泉旅行チケット2名様】【白銀の砂時計】×2








【2位の景品からお好きな物をお一つ選択してください…】


↓3


【ラブカストーン】×3

コンマ操作アイテム



【ロケットパンチの心得】

ある あびりてぃい を進化させる


【鉄仮面】

使用回数(10)

使用する事で攻略対象の考えてる事が分かる
【何を求めているか】【何処へ行くつもりか】等

しかも のうは で こんとろーる できるっ!


167: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 00:07:58.52 ID:9NQjEVe60
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

      【ロケットパンチの心得】を手に入れた!


    『行動選択時』の【アイテム】で使用しよう!そげふ!

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽




さゆり「あー!居た居た!リーダー!」ダッ


ミリタリーマニアな彼女が此方に走ってきます


さゆり「捕まえた!」ガシッ



穂乃果「わわっ!どうしたの?」



さゆり「試合は終わったけど会場のご馳走とかは終わんないんだよね!
     打ち上げ会的なノリで試合が終わるとすんごい料理も来るんだ
    どうどう?仮装衣装もたくさんあるしコスプレパーティーでも?」


穂乃果「えっと…」



本音を言えば、一刻も早く【西木野総合病院】へ駆けつけたい
先ほど、凛の命に別状はないと朗報が届いたがそれでも凛に会いたい





さゆり「…そりゃ、すぐにでも飛び出したいんだろうなって思うよ
     口にだしてないけど顔に書いてあるし」



美和「そうね…穂乃果ちゃんは分かりやすいもの」


月島「どうせなら元気になってから会いに行った方が良いんじゃない?
    少し心を落ち着けなよ?」


他のメンバー達も集まってきます



美和「こういうのはどうかしら?
    一度、お見舞いに行ってそれからもう一度戻って来て
    打ち上げ会とか?少なくとも後、四時間はお祭り騒ぎよ?」



穂乃果(…どうしよう、かな)


先に凛の元へ向かいますか?
(先に向かう場合 【南 ことり】の依存度&好感度リセットはその後)

直下

168: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 00:08:35.54 ID:RMafVpCoo
向かう

172: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 00:28:00.43 ID:9NQjEVe60
【向かう】

穂乃果「ごめん、すぐに帰ってくるからね!」



良い仲間達に恵まれた

仲間達の激励をその身に受けながら穂乃果は正門から駆け出します
目指す先は【西木野総合病院】です



本当に良い子達です


園田海未、南ことり、星空凛

小泉花陽に西木野真姫

それに…東條希や

絢瀬絵里、矢澤にこ…


不思議と彼女の周りには人が集まってくる


きっと"火種"なのでしょうね…

誰よりも温かくて力強く、そして熱く燃え上がる
人の心を惹きつける"熱"を持っていて…何かしら中心になれる

不思議なエネルギーが確かにあるのかもしれない


手が悴む程の寒さに震える時も恐怖を煽られる真っ暗闇も
温かく照らしてくれる太陽みたいな"火種"









でも、時として"火種"は良くないモノも惹きつける



引き寄せられる魅力があるって事はそれに向かって色んな物が来る
善意であれ悪意であれ、そこに違いは無い









穂乃果(…もうすぐ着くね!)タッタッタ!




すっかり暗くなった夜道を彼女は駆け抜けます


174: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 00:31:31.69 ID:9NQjEVe60



   ――ッタ


             ―タッタッタ!




177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 00:48:32.58 ID:9NQjEVe60



   すっかり暗くなった夜道を駆け抜けます




 穂乃果の後ろを追いかけるように彼女は駆け抜けます








 ドンッ!



穂乃果「きゃっ!?」



後ろから誰かに突き飛ばされる
コンクリートの地面に倒れこんで、何があったのか起き上がろうとする


穂乃果「…! 貴女は…」




ヨロリ…、立ち上がったときにふらついたけど脚を捻挫したわけじゃない
膝を擦りむいたせいで、ヒリヒリするけどその程度なら何の問題も無い

なら、何故脚が竦むのか?



目の前には…1人の少女がいました
厚着でフードを深々と被っていて、厚着の下に見えるのはUTX学院の制服

そしてこの暗がりである光景がフラッシュバックする




ああ、思い出した

あの夜、絵里の為に水道水を汲みに行った真夜中に
窓から覗いていたのは…





   「高坂さん♪ こんな所を1人で歩くのは危険よ?」



穂乃果「ぁ…ぅ…」




「夜中に女性の1人歩きは危ないでしょ?だから私が守ってあげるね?」


  「危険な人の目に届かない場所へ連れて行ってあげるから?」




穂乃果「…ぃ」



   穂乃果「いやあああぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 00:52:12.93 ID:9NQjEVe60








   ――ガシッ







  彼女の腕が強く掴まれます!







穂乃果「―――っ!」キュッ

























穂乃果「…?」




強く目を閉じ、自分が襲われる恐怖から目を背けようとした穂乃果


ですが、いつまで経っても何も起きない






  ええ、彼女の腕は強く掴まれているのです






181: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 00:56:51.46 ID:9NQjEVe60
















      「貴女かしら?凛にあんなモノを飲ませたのは…」







        彼女の腕は強く掴まれているのです









          「…ぐっ、離してよッ!」







       「あら…"離して"? 離して欲しいのかしら?」






 目の前の少女はよく知る人物です

 いつもクールで、だけど何処かお茶目で可愛い一面のある彼女


















          絵里「お断り…っ!」…ごほっ!







            絢瀬絵里その人だった……ッ!

198: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 19:34:18.25 ID:9NQjEVe60

フードを被った女子生徒は凛に紙コップを手渡した子であり

あの【丑三つ時】で穂乃果を眺めていた子だった…




絵里「今、この子に何をしようとしていたのか…
     貴女の口から聴かせてもらえないかしら?」



体調の戻らない彼女の声は小さく、少し枯れていて…

だけど、はっきりしたと怒りが込められている事が分かる






 「……のよ」





絵里「…?」






 「うるさいのよ…私の穂乃果ちゃんを惑わす目狐っ!」



フード越しに見える瞳は真っ赤に充血していた
 息を荒くし、心から憎いモノを見るように絵里を睨みつける





 絵里「うっ…!?」グッ!



身体を強く捻り、腕を掴んでいた絵里を振り払おうとする
いつもの絵里ならばこの程度でどうこうなる筈はなかったのだが…



絵里(頭が…っ ボーっとするっ! こん、な時に…)


コンマ判定


奇数 腹部を思いっきり蹴られる

偶数 穂乃果の方へ突き飛ばされる


↓2 一度でもぞろ目で…



 「あんた達みたいな邪魔な女がいるから好きな子と結ばれないのよ!」



200: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 19:34:54.97 ID:SiSkCnHw0

203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 19:42:05.77 ID:9NQjEVe60
【★ ― ―】

握力が弱っていた


腕に力が入らない絵里は見事に振り払われ自慢の長い髪を掴まれる


    グッ!


絵里「っ~!」



穂乃果「! や、止めて!!」






  ゴスッ!




絵里「あぐっ!」




   ゴッ!




絵里「~~っ、っ!」













   ゴッ!   ゴッ!  ゴッ!







    ゴスッ!




「ハァ…! ハァ…! どう…よ!!このっ、パツキン女っ!!」グッ!





絵里「ゴホッ …ゲホッ」


咳き込む絵里…それが病によるものか痛みからかまでは分からない




204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 19:43:56.75 ID:9NQjEVe60








      「…知ってんのよ? 私、高坂さんの大ファンだから」










     「アンタ達、馬鹿女が私の高坂さんに"何"してきたのかさ…」
















206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 19:55:27.34 ID:9NQjEVe60


どさっ…、硬い無機質な地面に絵里の身体が落ちて行く

その姿を見て、まだ足りないとでも言いたげに握りこぶしを作り言う



    「アンタ…沖縄の浜辺で何したのさ…」ボソッ



絵里「……コホッ」



   「私ね、可愛い女の子がすっごく好きなのよ
     日本じゃ、そういう子って気味悪がられるから嫌なのよね…」




地に伏せたままの絵里に聴こえるように彼女は耳打ちする




 「私がUTXに入ったのだってレベル高い女の子とお近づきになる為よ
   必死に勉強した、親に無理言って高い学費も払ってもらったわぁ」




 「…でもね、私はこの学院の子より素敵な子を見つけたのよ
         パソコンの画面に映る一人の可愛い女の子…」




  「まだメンバーもたった3人しかいなくて…持ち歌も
    匿名希望の人が作った【START:DASH!!】しかなかった頃よ…」



 「正直、一目惚れだった…UTXなんかより
     音ノ木坂に行けば良かった後悔しちゃったわ♪」






 誰も話して欲しいなどと頼んでもいない話を彼女は嬉々として語る
1人の女の子に一目惚れしたことを心から恍惚とした表情で…




 「彼女の家にだって何度もお菓子を買いに行ったし
  ストーカーが窓に石を投げたって聴いた時も真っ先に飛んでった…」



 「そして…ある時、聴いちゃったのよね…」






 「ウチの生徒会長が電話で"沖縄に居たアンタと話してた内容"の事」



207: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:04:09.16 ID:9NQjEVe60

  「私さ、さっきも言ったけど女の子が大好きなの…
        それを言ったら皆に気持ち悪がられるけど」


 「ウチの生徒会長は私と同じタイプの子だったのが幸いしたわ
   いつも物陰で気付かれないように可愛い子の情報とか聞き耳立てて
   チェックしてた…それで聴いちゃったのよ」














  「…アンタが高坂さんを浜辺で襲った事をね…ッ!」ギリッ



           絵里「…」






  「アンタだけじゃない…他の奴だって色んな噂があるのよ
    だから私が高坂さんを守ってあげるの…」



  「彼女の身体も心も全部、私だけがモノにしていいのよ…うふふ!」






     絵里「…」



 「アンタ…さっきから黙ってんじゃないわよ、聴いてんの?犯罪者」


 絵里の髪を強く掴み、引きちぎってやろうかと思いながら
  どんな顔をして聴いてるのか彼女は顔を覗き込む…







 絵里「言いたい事はそれでお終いかしら?」




   「!?」






彼女は気付けなかった、倒れていた絵里がコンクリート上の砂砂利を
掌で握り締めていた事を…!



 絵里「この瞬間を待っていたのよ…っ!!」

208: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:08:10.48 ID:9NQjEVe60
【★ ― ―】





絵里は彼女の顔に思いっきり握り締めていたソレを投げつける
少量だろうとソレは目潰しとして十分だった



  「ああああぁぁぁぁぁぁぁっ!?」





 絵里「―――!」




1 今の内に穂乃果の手を引いて逃げる

2 顔を抑えている相手を押し倒して今度こそ身動き取れないようにする

3 自由以下略

↓3


211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:09:13.06 ID:X9b5+utao
顔面蹴り

214: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:20:09.40 ID:9NQjEVe60
【★ Θ ―】




    絵里「はぁっ!」


熱に浮かされながら、頭痛でマトモに機能しない脳を可能な限りに動かす

身体が重い… 心臓が嫌な一定リズムで脈を打つ…

 小さい頃のバレエ大会でのプレッシャーよりも
過酷なレッスンを終えた後に起きる脈拍よりも速い…





         ゴ ッ ッ ッ !!!





「…あぐぅあぁ!?」


絵里「お返し…よ、ゴホッ」ゼェ…ゼェ…





穂乃果「え、絵里ちゃん…」




よろよろと目と、膝が入った鼻っ面を押さえる彼女から
視線を穂乃果に移し絵里が叫ぶ






  絵里「穂乃果っ!早く、逃げなさい…!」









   蹴りを入れられた事で安心した


   相手も痛みを負ったのだと、たったそれだけで安心した


   目を離したのがいけなかった




彼女は…



 コンマ判定


00~49 △

50~99 ▲

↓2

216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:21:02.30 ID:QkGAkaBAO
ラブカス33

221: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:40:33.46 ID:9NQjEVe60
【ラブカストーン】×1 消費
  ↓
 【33】



穂乃果「!! 絵里ちゃん逃げてぇっ」



絵里「…!」ハッ…!



振り向いた時には目前まで迫って来ていたUTXの女子生徒が居た


その手には…何処にでも売っているような一本のカッターナイフ
恐らく、穂乃果がいう事を利かなかった時にでも
チラつかせるつもりだったのであろう





 「"あ"あ"ああああアアアアァァァァ!!!」



女子生徒の左手は自身の顔を抑えたまま…そしてもう片方の手は
絵里の腹部目掛けて突きつけるように構え突撃してくる




街灯の明かりが刃先を照らし、フードに当てられた手指の隙間には
赤い物が見える…鼻血でも出しているのだろうか
充血して怒り狂った目の色と全く同じだ



絵里「こ、この…!」バッ!



【★ ☆ ―】


真っ直ぐに伸びている彼女の右手を両手で掴み
そのまま腕を抱え込むようにホールドする

その姿を見て刑事ドラマか何かようだと、穂乃果は思えたものだった


絵里「…ふーっ! ふーっ!」





       今のは本当に危なかった


 もしかしたら彼女のお腹にはカッターが刺さっていたかもしれない

その辺の文房具店でワンコインあれば誰でも凶器を買える時代だ
 その辺の事を熱に浮かされた脳は予測しきれなかった



 絵里(穂乃果…ありがとう…)


222: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:49:34.62 ID:9NQjEVe60



「こぉのおおおぉぉぉぉぉぉ!」

絵里「ぃっ!、あばれ、ないでよっ…!」




押さえ込むようにした右腕の手首を掴み
持てる力の限り強く締め付けてやる
だが彼女の手先の凶器は依然として健在、地に落とす気配は無い


もう片方の手と両足で絵里の拘束を外そうともがく相手
そしてそれを必死に押さえ込む絢瀬絵里


穂乃果(え、絵里ちゃんを助けなきゃ…助けなきゃいけないのに…!)










【★ ☆     " ― (Last)" 】


↓1 穂乃果の行動

↓2 コンマが00~20なら穂乃果の脚は竦んで動かない


↓3 絵里の行動
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

223: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:49:55.03 ID:X9b5+utao
ラブカストーン
20

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:50:33.28 ID:kIsaeOfeo
叫びながら突進

225: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 20:50:49.57 ID:RMafVpCoo
必死に取り押さえる

231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:06:28.37 ID:9NQjEVe60
>>223申し訳ありませんが一つ↓とさせていただきますラブカは消費無し


「離せええええぇぇぇぇ」ブンッ! ブンッ!


絵里(ぐっ…このままじゃ、穂乃果は逃げれたの!?)


振り回される身で絵里はさっきまで穂乃果が居た方を見る…
そして、青白い顔がますます真っ青になっていく…



穂乃果「絵里ちゃんを傷つけないでっ!」ダッ!


「!?」


絵里「ほ、穂乃果ぁ!」


















刃先と共に身を振り回す女子生徒と絵里はまるで踊っているようでした

街灯の明かりはステージを照らすスポットライトのように


そして絵里と女子生徒の右手を取り合ったまま、舞う姿は
童話に出てくるお城の舞踏会のようにも見えます

奇しくも、その動きはロシアの有名な作曲家チャイコフスキー作の
花のワルツのようでした…


 照らされた刃先は光を反射するほどに鋭利な物でした

232: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:08:43.32 ID:9NQjEVe60








         シュッ―――!







      円舞曲の形のように振り回された刃先は…





       赤い小さな花を咲かせた…












233: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:21:03.52 ID:9NQjEVe60













絵里「――――ぅあああああああああああぁっ」グンッ!





  ドシャッ!



「いぎっ…!」



地面にUTX女子生徒の身体が強く打ち付けられる
その時にカッターは音を立てて路肩の方へと飛ぶ




絵里「アンタがっ!」




一度だけじゃない、 何度も何度も相手の頬を叩き続ける…







「――絵里ちゃ、やめて」




絵里「!」





「私、絵里ちゃんのそんな姿みたくないもん」



刃先は彼女に当たっていた


切れた場所は―――


↓3


236: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:23:09.93 ID:RMafVpCoo

240: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:30:17.52 ID:9NQjEVe60

絵里「でも、貴女……」フルフル






穂乃果「大丈夫だよ、こんなの唾付けとけば治るよ」えへへ…



刃先は確かに彼女の頬を少しだけ掠めた
当然、致命傷では無いのだが…それを目にした絵里は今までで
見た事のない程に激昂した





穂乃果「だから、もう止めて…」





フードの彼女は唇から少しだけ血が滴っていた
瞳はまだ絵里を強く睨みつける…



穂乃果「ねぇ、貴女は穂乃果を守りたいって言ったよね?」


しゃがみ込んで彼女に問いかける



穂乃果「…守りたいって気持ちは、嬉しいよ
          でもね、私はこんな事、嫌だ」


   「……」



穂乃果「―――」


穂乃果の発言or行動

直下

241: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:31:04.43 ID:8mozjs0AO
さよなら

243: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:43:03.20 ID:9NQjEVe60


穂乃果「…本当に私の事を想ってくれるなら
     皆を傷つけたりしないで、二度とこんな事をしないで」




「……私は…」



穂乃果「…絵里ちゃん」


絵里「なにかしら…?」




穂乃果「この子の事だけど…その誰にも言わないってできないかな」


穂乃果「…私は凛ちゃんにした事を絶対に許さないし
           絵里ちゃんを傷つけた事も許せない」







    穂乃果「だから…二度と穂乃果に関わらないで」




「…っ!」




警察に突き出したりはしない、彼女の親や周りの人に迷惑も掛けさせない

でも彼女にとって穂乃果に "お前は二度と関わるな"と
言われるのは何よりも辛い事だろう



「…ぅぁ」ポロポロ



穂乃果「最後のチャンスだよ
     もし約束を破ったらこの事はお巡りさんにだって言うよ」


穂乃果「…さようなら」






そういって彼女から目線を逸らす穂乃果の横顔を見た

自分があれ程守りたいと想った女性の頬についた小さな切り傷と血を…


彼女は立ち上がる気力さえ湧かなかった…




【☆ ★ ☆】

245: …処遇が甘すぎるかな…? 2015/01/13(火) 21:47:47.68 ID:9NQjEVe60


寒くなった空の下を歩く穂乃果と絵里…


穂乃果「絵里ちゃん…手繋ごう?」

絵里「ええ…」


頭痛、発熱に加えて新たに腹痛に悩まされる事になった絵里の顔を見て
穂乃果が手を伸ばす

絵里は絵里でその手を握っていると不思議と痛みが和らぐ気がした

…あくまで気がしただけだが





穂乃果「…絵里ちゃん」


穂乃果「…―――」


1 さっきは少しだけ怖かったよ…

2 ちょっとだけ格好良かったかな

3 自由以下略

↓3


248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 21:48:25.03 ID:luZcipYJ0
来てくれて本当にありがとう

253: >>244 やっぱり、甘かったか、ですよね… 2015/01/13(火) 22:01:57.25 ID:9NQjEVe60


穂乃果「来てくれて、本当にありがとう」ニコッ


絵里「…と、当然のことをしたまれりょっ!」ドキッ


噛んだ…、不意打ちの笑顔で動揺して舌を噛んだ
青白い顔が少し赤くなったのは羞恥かそれとも…




絵里「へくち…っ!」


絵里「ぅぅ…」ブルッ




穂乃果「えっと、大丈夫?」



今朝は声すら出せなかったけど、今ではそこまで酷くはない
ロシア人の血…は別に関係無いですね

くしゃみ一つで鼻から鼻水が少しだけ出てしまう
身体だって震えて、なんだか見てて弱弱しそうな姿



穂乃果「…っていうか絵里ちゃん病院に行ってたんじゃないの?」


絵里「うぇっ!?ああ、ちょっと用事があって…」フイッ


穂乃果から目線を逸らす絵里…
まぁ、嘘はついてません、何せ彼女は少し前にあの女子生徒以外に
もう1人手ごわい女性と戦っていたのです

…それを抜きにしてもとっくに病院に居てもおかしくない絵里が
何故、こんな所に居たのか?



絵里「…わ、笑わない?」


穂乃果「笑わないよ、だから言って?」



絵里「…ほ」





絵里「保険証を家に忘れてきた…」

穂乃果「へっ?」



実は西木野総合病院に辿り着いたものの
   ウッカリ保険証を家に忘れてきたチカ!

取りにエリチカお家に帰ってたチカ!というのが真相であった…



さっきまでの緊張の糸が解けた途端これです
KKE(かしこいカッコイイエリーチカ)タイム終了の時間です


256: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 22:16:52.96 ID:9NQjEVe60

穂乃果「…もぅ、絵里ちゃんは可愛いなぁ」ナデナデ


絵里「…ちょ、ちょっと穂乃果…止めてよ///」


クールで頭が良くて、ヒーローみたいに格好良くて
でも、たまにどっか抜けてるポンコツ可愛い先輩を可愛がりながら
二人は病院の前へ辿り着きます



―――
――



穂乃果「着いたね…」

絵里「ええ」



絵里「凛は命に別状は無いって聴いたわ」

穂乃果「うん…」



 絵里「…私は、後で会いに行くわ
        会いに行ってあげなさい」

 穂乃果「うん…っ!」




入り口付近で絵里と別れた!




【好感度変動】

 絢瀬   絵里   92 依存-10【希望(少)】

      ↓


 絢瀬   絵里   94 依存度00


【希望のKKEタイム終了】

【(詳細は後に説明)UTX会長がμ'sに手を出せなくなった!】

【あと、ついでに会長がインフルエンザに苦しむ事になった!】




―――
――


西木野総合病院の病室の前で穂乃果は大きく深呼吸をします

穂乃果「すぅ…! はぁ…!
            …よしっ!」



扉に手を掛け、中に居る凛の元へ!

穂乃果「―――」ガチャ!

穂乃果の発言
直下

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 22:18:35.28 ID:QkGAkaBAO
凛ちゃん、大丈夫?
調子はどう?声は出せる?

260: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 22:25:35.80 ID:9NQjEVe60

穂乃果「凛ちゃん!」

病室の椅子に座って窓の外を眺めていた凛が声の主を見ます



穂乃果「大丈夫なの?調子はどう?声はだせる?」



凛「―――」



凛は…


1 声は…治るけど、まだ出せない
   (5日間、筆談+抱きつく等、身体のスキンシップで会話)


2 問題なく出せる


↓3

263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 22:26:26.48 ID:X9b5+utao
1

265: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 22:38:08.99 ID:9NQjEVe60

凛「…!」バッ!


穂乃果「えっ!?り、凛ちゃ――あでっ!?」


此方を見るなり飛びついて来て、ごちんっ!と効果音がするほど
おでこ同士をぶつけるほのりん


なんかつい最近何処かでしたようなやり取りです


穂乃果「り、凛ちゃん…急に飛びついて来ちゃ危ないよ…?」


凛「~♪」スリスリ


そんな穂乃果にお構いなしなのか飛びついたままの状態で
自分の頬を穂乃果の肩にスリスリと擦り付ける…


穂乃果「/// え、えっと…どうしたの凛ちゃん…?」


尋ねると少しだけ凛は哀しそうな顔をしてポケットから小さな便箋
猫のキャップが付いたボールペンを取り出します



凛「」カキカキ



凛「……ほ…の…ちゃ―――…」スッ




穂乃果「凛ちゃん…!」




途切れ途切れ…それで居て、声を出すときに苦しそうな顔
だけど必死に【穂乃果ちゃん】と声を出そうとする彼女を見て
一枚の紙に書かれた内容を察してしまいます



小さな小さな便箋に書かれていた内容は思うとおりです








     【凛ね…あんまり声が出ないの…】



266: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 22:48:30.12 ID:9NQjEVe60


穂乃果「凛ちゃん…」


凛「」ギュ


凛は両手一杯に自分より一つだけ年上の先輩の右肩を抱きしめて
下から穂乃果の顔を覗き込むように見上げる


その瞳は少しだけ涙で潤んでいた




―――
――



穂乃果「そっかぁ…5日後には治るって言われたんだね?」


凛「~♪」グッ (>ω<)b


すぐに治るから良かったにゃー!と書かれた紙を渡され
元気な笑顔を見せてくれる凛に少しだけ残念そうな顔をする穂乃果


穂乃果「…すぐに、って言うけど5日間は長いよ」


穂乃果「―――」


1 穂乃果は凛ちゃんの声好きだから…聴けないのは寂しい

2 また一緒に歌いたい

3 自由以下略

↓2

268: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 22:48:40.81 ID:RMafVpCoo
凛ちゃん…
今度から穂乃果が側にいる時は知らない人から絶対物を貰っちゃ駄目なんだからね? (モギュー

269: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:03:19.38 ID:9NQjEVe60

穂乃果「凛ちゃん…」ダキッ!


凛「!!」


しっかりと穂乃果は凛の身体を抱きしめて言います

穂乃果「今度から穂乃果が傍にいる時は知らない人から
     物を貰っちゃ駄目なんだからね?」ギュー


凛「///」


LOVEで接近しそうなくらい近い位置に穂乃果の顔があります


凛「…」ジーッ


穂乃果「…ふぇ?」


そして顔が近くにあればやっぱり穂乃果の頬っぺたを気にしてしまう



凛「」カキカキ



凛『穂乃果ちゃん、頬っぺたどうしたの?』


穂乃果「えっと…ちょっと転んだ時、尖ったもので切っちゃって…」



凛「…」シュン



穂乃果「大丈夫だよ!こんなの唾でも付けとけば治る――」


絵里にも言った様に簡単な手当てをしてもらった穂乃果が言いおうとした










              凛「」スッ











               チュッ♡







穂乃果「……り、凛、ちゃん?」

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:13:20.94 ID:9NQjEVe60





    凛「……え、へへ…
           のか…ちゃん♡」







穂乃果の頬に小さいな唇が当てられる

そっと触れるくらいの可愛らしいフレンチキス





―はやく良くなりますように…



そんな祈りを込めた優しい口付け









凛「…ん」チロッ



穂乃果「ひゃうっ!?」



そして暖かい凛の舌が頬っぺたの傷を舐める



凛「 …ん んぅ」チロ… チロッ チュッ 




穂乃果「や、やめ 凛ちゃん…こんな、汚いよ…//」




凛「」フリフリ



――穂乃果ちゃんの血だもん、汚くなんかないもん


首をフリフリしながら、舐め続け、唇を当てて吸ってみる凛




直下レスが70以上で 絵里突入

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:13:41.53 ID:XeGso0PU0
ksk

272: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:21:03.51 ID:9NQjEVe60
【53】


凛「…っん!」




 はむっ…!穂乃果の頬っぺたを舐める、から
口を開けてパクッと食べてみる



穂乃果「あ、あわわわわ///」



凛「…♡」


離れようと思ってもあれだけ接近してもぎゅっとしていたのです
離れる前に凛に身体を抱きしめられます…




       ちろっ♡


             チュウゥ… チュッ♡




穂乃果「あ、あの、凛ちゃん…確かに唾をつければ治るって
    言ったけど…も、もう良いからぁ//」



コンマ50以上で穂乃果が凛を押し退ける
1↓


コンマ40以上で絵里が入ってくる
2↓

273: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:21:23.13 ID:wjgKC6Qb0
ほい

274: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:21:43.13 ID:8mozjs0AO
はい

278: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:30:30.23 ID:9NQjEVe60
【13】
【13】 なんという団結…!可能性を感じる…







  凛(…美味しい)


【山頂アタック】をする前に保健室で出血した穂乃果の手を
舐めた事がある…




 凛は穂乃果の血をとても"美味しい"と思った

 凛はこうする事で彼女の怪我を治してあげられる
  痛みを和らげてあげられると感じた



 それがすごく嬉しかった




凛(穂乃果…ちゃん)グッ!


穂乃果「きゃっ!?」



  ぽふっ…


病院のベッドの白いシーツの上に二人の少女が倒れ込む


凛「……っ!」


穂乃果「り、凛ちゃん…」


穂乃果「―――」


穂乃果の発言or行動

↓3 ぞろ目が一つでもあれば絵里+μ'sメンバーを1人

281: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:33:32.20 ID:RMafVpCoo
なんか吸血鬼みたいだよ…?

283: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:41:36.68 ID:9NQjEVe60

穂乃果「り、凛ちゃん!」バッ!


凛「!」



穂乃果「も、もう!悪ふざけしすぎだよ!」プンプン!


穂乃果「ちょっと吸血鬼みたいだったよ?」


凛「~♪」カキカキ



【えっへへ~ 凛ちゃんは吸血猫ちゃんなのだ!
       穂乃果ちゃんの血を吸っちゃうぞ~!】


右下にご丁寧に ガオー!とメッセージ付きで
  牙の生えた猫ちゃんのイラストまでのっています



穂乃果「もう…ちょっとだけ怖かったんだからねっ!」


凛に舐められた頬に手を当てて少し顔を紅潮させる穂乃果
声の出ない女の子に舐められる…


声を発しない分まるで本当に動物か何かに思えてきて
それがなお、背徳的だった…



穂乃果「凛ちゃん、先生の所へ行こう?
     此処に来る前に呼んで来てって言われたんだよ」



凛「…」



穂乃果「? 凛ちゃん」



凛の行動or発言(メモ書き)

↓2

285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:43:50.40 ID:ez+ks0810
調子に乗りすぎちゃったにゃ

ごめんなさい

286: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:54:53.89 ID:9NQjEVe60


凛「…っ、っ!」つ【メモ】



穂乃果「どうしたの?」スッ



凛「…ぅぅ」シュン…




【調子に乗りすぎたにゃ… ごめんね穂乃果ちゃん】




穂乃果「良いよ、許してあげるっ!」ナデナデ


凛「えへへ…」



目を瞑って気持ち良さそうに頭を撫でてもらう…





絵里(マスク着用)「凛ー! 穂乃果ー! 私も来たわよー?」



凛「!」ピョン!



絵里「へっ!…!?り、凛!! きゃっ!?」ごちんっ!






本日3度目の光景です


凛「ん~んぅ♪」スリスリ


絵里「ぁ、ちょっ、顔スリスリしないの///」


穂乃果「あはは…絵里ちゃん!それは凛ちゃんの挨拶なんだよ?」

おはよう!から、こんにちは、こんばんわ!まで幅広く使える
万国共通の凛ちゃん式挨拶ですっ!


多分、そうなのかな、と疑問符を浮かべながら実際の所、怪しい事を
穂乃果は述べます


私も凛ちゃん に あいさつ されたい です!



熱と凛ちゃんのスリスリで体温が上昇する絵里を助けつつ3人は
病室を後にします

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:57:40.85 ID:9NQjEVe60


【―――変動】

星空   凛    100 依存19

     ↓

星空   凛    100 依存22


【強力睡眠薬】【お野菜お粥】【ロケットパンチの心得】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ラブカストーン】
【"神様"ホイホイ】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【癒しのオルゴール】


【アイテムを誰にどうしますか?】

対象 絵里 凛

直下

289: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/13(火) 23:57:53.13 ID:/6u3UzCP0
凛にお粥
出来れば葛根湯も絵里に渡したかったが一人だけだもんな

290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 00:13:43.75 ID:7rwO9R8N0

―――
――



病院を後にして会場に向かおうとする3人

会場ではご馳走と仮装イベントの皆が穂乃果達を待ちわびていますッ!





と、言っても絵里はインフルエンザの為
お家に帰る為だけに寮のあるUTXに向かうだけですし
(一応参加できそうだけど人にうつしちゃマズイ、長居できない)


凛も消化の良いモノ以外はあんまり食べちゃ駄目という…


えりりん涙目です




絵里(マスク着用)「…チカァ」ゴホッ ゴホッ

凛 「…うぅ」ウルウル



穂乃果(…二人とも)




穂乃果「……」


穂乃果「…!」



穂乃果「ねぇ、二人とも此処で少し待ってて!」

えりりん「「?」」


少しだけ待っていて欲しい、そう言われて待つ二人の元にしばらくして
穂乃果が帰ってきます


穂乃果「はぁ…っ! はぁ…っ! お待たせっ!」

息を切らして手にはなにやら包みを持っています



穂乃果「近くのコンビニで電子レンジを借りてきたんだ!
     これならきっと凛ちゃんも絵里ちゃんも食べれるよ!」


お野菜たっぷりな温かいお粥でした


凛「!」ピョンピョン

絵里「なるほど…それなら凛も食べれるし…ゴホっ
               私も食べやすいかも…」


穂乃果「3人で一緒に分けよう?ね?」


291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/14(水) 00:28:23.48 ID:7rwO9R8N0

ほのえりりん「「(いただきます!)」」


熱の入った柔らかい人参は口に入れると溶けて、甘みを残していく
トマトにカボチャにコーン…!好き嫌いによりますが病気の子供が
喜ぶようなラインナップです

絵里「美味しい…」
穂乃果「温かいね…」
凛「ぅ、ん…」


絵里「穂乃果、凛、口元に少し付いてるわよ?」

穂乃果「えっ、どこどこ?」
凛「…んっ!」ピッ


指先を唇の左側に向けて凛が位置を知らせます

穂乃果「あ、ありがと…って、凛ちゃんの口元にも発見!」

凛の口元にも同じようにご飯粒がついています



絵里「もう…二人とも仕方ないわね」スッ



穂乃果「わっ、むぅ…っ」

凛「んにゅ…っ」


二人は絵里お姉さんに口元を拭かれます


絵里「これで良し…」


穂乃果「絵里ちゃん、ありがと!」

凛『絵里ちゃん、大好きだにゃ~!』



絵里「うふふ…そう言ってくれると嬉しいわ」


咳き込みながらも絵里は嬉しそうに笑います


こうして少量しかなかった1人ようのお粥を3人は分け合い
お腹はほんのちょっぴりだけ満たされました


でも寒空の下の3人の身体は温まったし心もお腹一杯です

【依存度変動】

星空   凛    100 依存22

     ↓

星空   凛    100 依存20



後は会場へ向かうだけです、3人は再び歩み出します穂乃果も知らない
サプライズイベントが待ち構える会場へ…





ツバサ「…」
ことり「…」

308: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:01:14.13 ID:kpucxoGt0
【UTX学院 イベント会場】


穂乃果「到着っと!」

絵里「コホ…私は、あまり長居しない方が良いわよね…」


着いてそうそうですが絵里は視線を前から逸らします



目前には季節外れな大きなクリスマスの象徴…
その周りを囲むように楽しげな歌を歌いながら踊る女学生達

ある者は友人と青春の1ページについて語らい
ある者は仲の良い者同士手を繋ぎモミの木の下で空を見上げ
ある者は花より団子が如く、ご馳走を口に運ぶ


形はどうあれ、皆、心より楽しそうにしていました




絵里「…じゃあね、穂乃果」クルッ




穂乃果「待って!」




楽しげな会場から目を逸らし、1人で非常灯の灯りしか点灯しない
そんな暗い小道から寮へ向かう絵里を引き留めます



穂乃果「―――」


穂乃果の発言

↓2

310: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:03:31.47 ID:r6tsNHVho
イベントが終わった後絵里ちゃんの部屋に行って良いかな

313: >>309 正直、大好きでした 2015/01/15(木) 16:12:30.62 ID:kpucxoGt0

穂乃果「あのね…これが」



絵里「?」



穂乃果「これが、このイベントが
        終わったら絵里ちゃんの部屋に行っても良いかな?」




絵里「!」ドキッ



今、絵里と穂乃果は同じ寮の同じ部屋で同棲している

…そんな二人にも色々とルールはあった
食事の当番制だとか、部屋を散らかしすぎたらちゃんと片付けるなんて
基本的なモノから出かける時の鍵の戸締り、メモの置き書きなど





そして…お互いの寝室にはあまり近づかない事


単純にプライベートな空間を作るというのもあるものの
絵里は【沖縄旅行での一件】を忘れていない


彼女に怖い思いをさせたからこそ絵里はそう提案した…




此処で言う絵里の部屋というのは…当然



絵里「…」


凛「…?」キョロキョロ


絵里「穂乃果…それなら―――」



絵里の発言

直下

314: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:15:15.63 ID:wJFiczcT0
俺が読んでたのは別物だったのか…なんで覚えてんだっていう突っ込みはしない
全く読んでないけどこのルール、速度、すてぇたす見た感じだともう穂乃果2乙ぐらいしてる感じなのか

317: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:29:34.27 ID:kpucxoGt0

絵里「移っちゃ駄目だから…ほんの少しだけよ」


穂乃果「うん…っ!」







  …ドッ    
          …ドッ





絵里(…やだ、私なに熱くなってるの…?)



最後に見た穂乃果の顔
あの大きな青い瞳が…見つめていると吸い込まれそうな瞳が絵里を写す
 何故あの子の前だと心が乱れてしまうの…




絵里(…きっとインフルエンザのせい、よね)


絵里(そうよ…私は、あんな事をしたのよ)





  ―「…アンタが高坂さんを浜辺で襲った事をね…ッ!」―

―「アンタ…さっきから黙ってんじゃないわよ、聴いてんの?犯罪者」―




数刻前のUTX女子生徒の言った事を思い出す


ああ、そうとも自分は穂乃果を襲った

それも最低で最悪な襲い方をした






絵里(…あの子だって相当怖い思いをした
    私があの子と結ばれる事だってあるわけが…、ない)




 絵里(なに勘違いしてるのよ…馬鹿)




考えていて涙が出てきた

きっとちょっとした相談事か何かなのだろう
そう考えて絵里は部屋へと帰っていく…


318: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:41:31.61 ID:kpucxoGt0

―――
――



なんとぉ!!!!

目の前にィィ…!!!


すんっごいご馳走がアアアァ!!!




穂乃果「おおっ!?」

凛「!!!」キラキラ


思わずテンションが上がり叫びたくなるご馳走の数々です
同時にこれが学生の祭り事かよ…と呆れもします


意図的にツリーの灯りを少しだけ弱め
すき
 誰のお誕生日ケーキ?と言いたくなるような
さっきまで食べてたバイキングで見かけるようなショートケーキとは
まるで違う、プロ職人が作ったようなロウソク付きケーキの火をはじめ
 ようやくハロウィンらしくなったカボチャのランタン
某ネズミの国のアニメーションに出るようなお城の燭台




コンソメからポタージュスープ、トマトたっぷりミネストローネ
香ばしい香りの林檎のパイ…

なんかハワイ旅行のパンフレッドで見かけるような果物の乗ったステーキ
和、中華、洋…3食勢ぞろいです



凛「うぅ…」グゥ・・・


先ほどお粥を食べたものの、やはり1人用を3人で分けただけでは
お腹が空きます、というか匂いでヤバイ



穂乃果「! あっ―――ちゃんだ!」



お好きな方をどうぞ 【1~3人】

スクフェスモブ、μ's、A-RISE問わず

↓1~3

319: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:43:52.60 ID:bwtWwjhn0
まきぱな…1つの安価で1〜3人でいいのかな

320: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:45:34.06 ID:qyP8x0iAO
さゆり

321: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 16:46:03.54 ID:F4opfB4AO

325: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:01:41.43 ID:kpucxoGt0

穂乃果「おーい!真姫ちゃーん!」フリフリ



真姫「それで……――ん?
     !! 凛!?穂乃果っ!!」


希「っ!り、凛ちゃん!?大丈夫なん!?」


さゆり「リーダー!!」ダッ!



駆け寄ってくる3人
そして…



真姫「凛!?ママから電話を貰ったの!声が出せないの!?
           穂乃果!その頬っぺたどうしたの!?」


さゆり「星空さん!大丈夫ですか!?」オロオロ



希「二人とも落ち着き!穂乃果ちゃんも凛ちゃんも
            何言って良いか困ってるやん!」


穂乃果「え、えっと…――」


質問の雨嵐です

落ち着いてと言いつつ希も困惑の色が見えるし

何故かUTX生徒ではない希と真姫が
【dancing stars on me!】の衣装を着てるし

さゆりはさゆりで黒マント(?)を羽織ってるし



ぶっちゃけ何を言えば良いのか迷います


穂乃果「あ、あのね!」


【0/2】

1 穂乃果の頬っぺたの事

2 凛の声の事

3 なんで真姫ちゃんと希ちゃん仮装してるの?

4 その他自由以下略

直下 


326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:04:54.68 ID:r6tsNHVho
2

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:19:07.86 ID:kpucxoGt0

穂乃果「凛ちゃんは…あまり声が出せないの」

凛「…」シュン


真姫「そんな…」

さゆり「折角ウチの学校に遊びに来てもらったのに…ごめんなさいっ!」


凛「」カキカキ


【気にしないで!凛は大丈夫だにゃー(>ω<)b】



希「…筆談って訳やね?」

穂乃果「声は本当にちょっとだけなら出せるけど
    喉が痛くなるみたいだからできるだけ筆談でって言われたんだ」



凛「」ピョン!



希の前に凛が飛んできます


希「およ、凛ちゃんどうしたん?」


凛「…」ニコニコ


ちょっとだけ悪戯な微笑みで彼女は希の身体に思いっきり抱きつく
もっぎゅー!ですね!


真姫「!?」

希「きゃっ!?り、凛ちゃん、どうしたん?」


穂乃果「それはね、心配してくれてありがとうって言ってるんだよ」


希「そ、そうなん?」


凛「」コクコク


真姫「と、とりあえず会話以外で日常に支障とかは無いのね?」

凛「う、ん!」

真姫の前にもLOVEで接近してきて両手を包み込むように取ります
温かい手が真姫の手を暖めます


真姫(…こ、こうして手を取られるのも少し恥ずかしいわね…///)



凛「…」エヘヘ…

凛「…?」ニコニコ


コンマ判定

奇数 真姫の左手の【銀の指輪】に凛が気付く

偶数 特に何も気がつかない

直下

328: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:20:12.18 ID:bwtWwjhn0
ほい

331: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:30:53.01 ID:kpucxoGt0

真姫「…?どうしたのよ」

凛「…」カキカキ


【なんでもないよ!それより真姫ちゃんの手、温かくて
                 触り心地が良いかなっ!】



真姫「ヴェエエ…な、何言ってるのよ///」


希「ほへ~…ならウチも触ってみたいなぁ…」ニギニギ

穂乃果「あーっ、希ちゃんずるい~!穂乃果も!」


真姫「へ?あ、ちょ…い、いやーー!//」


 この後、滅茶苦茶にぎにぎMAXされた!


真姫「うぅ…///」



さゆり(モテモテっスね!)グッ!



穂乃果「あはは…ご、ごめん調子に乗りすぎたよ」

希「ごめんなぁ、機嫌治してくれへん?」


真姫「も、もう!」イミワカンナイ


真姫「そんな事より!穂乃果!私達に言うことがあるんじゃないの!」


顔を紅くしながらも誤魔化しなのか、話題を穂乃果に振ります



穂乃果「へ?あ、えっとね―――」





【1/2】

Θ 穂乃果の頬っぺたの事

2 凛の声の事

3 なんで真姫ちゃんと希ちゃん仮装してるの?

4 その他自由以下略

直下 

332: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:31:56.56 ID:gOImR7s+0
さゆりのマントが気になる

334: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:45:28.61 ID:kpucxoGt0

穂乃果「そうそう!さゆりちゃん!その…マント?
    ステージの時に使った衣装じゃないよね?」


のぞまき((えっ、そこ?))



二人としては穂乃果の頬っぺたの事や自分達の衣装に
突っ込んで欲しかったかもしれない


まぁ、天然な彼女らしいと言えば彼女らしい


さゆり「ふっふっふ…」



ほのりん「「…?」」













さゆり「 よ く ぞ !聴 い て く れ ま し た !」ドンッ!




穂乃果「うわっ!?」


大声で「この時を待ってました」とでも言いたげな顔でさゆりは語る

さゆり「イベント終了の後、審査員の3人が気を利かせて
    みんなに大量の衣装を用意してくれたんだよ!!」



さゆり「いやぁ…あの3人、マジで分かってるわぁ…
    漫画キャラのコスプレ衣装からオリジナル衣装まで…
     本当どうやって用意したのか不思議なくらい
    皆の趣味趣向に合うようなモノを用意しててさ…」

さゆり「自衛隊衣装も良かったケド・・・2位入賞記念の打ち上げで
    どうしてもやりたい事があるって言う子がいて」

さゆり「このマントの下にはその衣装が隠されているのだよ…!」フッフッフ


審査員の3人…ヒフミトリオですね



真姫「…私達の【dancing stars on me!】の衣装も
              彼女達が持って来たのよ」カミノケ クルクル

穂乃果「へぇ~そうなんだ!」

真姫「そ、その、どうかしら…?似合ってたりする?」

希「ウチ達の仮装も様になってるやろ?」



穂乃果「―――」

穂乃果の発言(誰をどう褒めますか?)

直下

337: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 17:50:30.13 ID:QvhbApYl0
二人ともにめちゃめちゃ似合ってて可愛いよと言う

338: …>>337を採用させていただきますがよろしいですか? 2015/01/15(木) 18:09:08.32 ID:kpucxoGt0

穂乃果「二人とも似合ってて可愛いよ」ニコッ


真姫「そ、そう…//」

希「そんなに似合ってる?//」


穂乃果「もっちろん!めちゃめちゃ似合ってるよ~」


心からの感想です
恐怖の象徴の悪魔も魔女も惚れた少女の前には形無しですか


穂乃果「真姫ちゃんは小悪魔さんかな?」

蝙蝠の羽根のような角付きカチューシャ
尻尾のアクセサリーが風に揺れます

真姫「ええ、そうよ!悪魔に魅入られた子は
       一生取り付かれちゃうんだからねっ」


少しだけ自慢げに髪をかき上げて
思いつく限りの子悪魔らしい振る舞いをしてみる



穂乃果「真姫ちゃんみたいな小悪魔さんになら
    取り付かれる人も本望かな…
    だってこんな可愛い悪魔さんとずっと一緒なんだもん!」



真姫「なっ//」


真姫「なにソレ、悪魔に魅入られて嬉しがるとか…イミワカンナイ//
       …穂乃果が良いなら私は、取り付きたいけど…」ボソボソ

この天然タラシ少女は…また不意打ちでそんな事を…


穂乃果(…? 最後なんて言ってるんだろうよく聴こえないや)



穂乃果「希ちゃんは魔女さんだね!」

希「ふっふっふ!そうそう!
   悪い子ちゃんはお鍋で煮立てて食べちゃうぞ~」ガオー!


両手を挙げて穂乃果と戯れる希
凛はそんな二人を見て、【凛の衣装もある?ねぇねぇ!】と
飛跳ねて尋ねるのでした…


【好感度変動】

【希は既に100/100の為変わりません】

西木野  真姫   94 依存05

      ↓

西木野  真姫   95 依存05


340: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/15(木) 18:19:13.24 ID:kpucxoGt0


真姫「って!そんなことじゃなーい!!」



真姫「私が気になってること「あー!穂乃果ちゃん帰ってきてたんだぁ」


穂乃果「あっ、あんじゅちゃん」


あんじゅ「どうも~、楽しんでますか?」



希「楽しんどるよ~」

さゆり「最高ッスねぇ~」




あんじゅ「穂乃果ちゃん、いきなりでごめんだけど
     ちょっと来て欲しいのよね」


穂乃果「ほえ?私に?」


あんじゅ「そー、そー、ツバサがどうしてもって用事があるのよ」

穂乃果「ツバサちゃんが用事?…行っても良いかなっ!」


真姫「…っ、そ、そうね」


真姫としては頬の事を聴きたいのですが…


希「ほらほら~凛ちゃん、良い子良い子~」ナデナデ

凛「~♪」ゴロゴロ


喉元を優しく撫でられて猫のようにしている凛をチラリと見る
最悪、凛に詳細を聴けば良いかと、…渋々と穂乃果を送り出す


真姫「…人が用事あるっていうなら仕方ないわね
                ええ、良いわよ」


穂乃果「本当!わーいありがとう!」ダッ!




真姫「ぁ…穂乃…」スッ


手を伸ばすものの彼女は行ってしまう…
名残惜しいさを感じる間も無く遠ざかる穂乃果の背を真姫は見つめます…

375: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:05:05.56 ID:IKvtSlmC0

>>363 希に初の【依存度】が…っ!  という機会だった…


[現在の持ち物]

持ち物☆
【強力睡眠薬】【お野菜お粥】【ロケットパンチの心得】
【ダッシューズ】×2【葛湯】



         【ラブカストーン】×1



【"神様"ホイホイ】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【癒しのオルゴール】




どう使うかは【ぷれいやぁ』次第です
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


 お誕生日プレゼント!!!!



 小泉花陽お嬢の生誕を祝し、此処に以下の物をお送りします・・・



  それは、【―――】



  コンマ判定
【※ 以前あったホイホイ入手率アップ 適用】


 00~66 ▲…【"神様"ホイホイ 花陽ver】

 67~99 △…『ショッピング日和!』



△で様々な案が出ておりますが、流石に全てを採用するのは難しく
できそうなモノのみを取り入れさせてください…


コンマ判定↓3
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

379: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:08:08.80 ID:UB/OTQJAO
ラブカスで72

381: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:10:35.82 ID:IKvtSlmC0
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

【ラブカストーン】消費


   花陽お誕生日アイテム【ショッピング日和!】入手!
 
  この段階でアイテム欄に加えておきます…





     これより『げぇむ』を再開いたします


△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

383: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:19:13.37 ID:IKvtSlmC0

――今、幕が上がろうとしていた



たった一人、彼女は瞳を閉じて意識を集中させていた

全てはこの一瞬の為に

全ては伝えたい言葉を心の底から響かせる為に






穂乃果「…」スゥ…





3人の好敵手が創ってくれた楽曲がスピーカーから流れ出す
幕が開け、一筋の光が彼女を照らす

目を開けて、前を見ろ

この一週間近く、触れ合ってきた多くのUTX学院生、そして…
掛け替えのない仲間達の顔を…っ!








        【 永 遠 フ レ ン ズ 】






    ―いつでも側にいること 普通に感じてたけど―


 ―もっと大事にしよう夢見て笑っていよう 失いたくない友達だよ―




     マイクを通じて1人の声が会場全体へ溢れる…










ツバサ「始まったわね…」

ことり(穂乃果ちゃん…)ギュッ


384: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:32:35.40 ID:IKvtSlmC0


舞台でたった一人だけの高坂穂乃果

全ての試合が終わり、もう使われることも無いだろうと思われた舞台に
再び降りた幕、そして司会者一同も困惑する突然のサプライズライブ

A-RISEが誰にも言わず、独断で勧めていた企画であった



花陽「穂乃果ちゃん…」
希「…良い曲やね」



にこ「全く…あいつらしい内容じゃないの」
凛「…」




歌詞を書いたのは綺羅ツバサ…しかし
歌詞の内容は全て穂乃果の想いを綴ったモノなのだ



この場に居ない絵里だけは聴く事は叶わなかったが
離れた所から聴いていた真姫も海未も誰しもが聴き入っていた…










ことり「…」



- ことりちゃん…

- んー?なぁに?

- 卒業までずっと一緒だよ…っ




海外へ留学するか否か悩んでいたあの時、迷っていたあの時
彼女は保健室で引きとめてくれた…



- ん~? どうしよっかな~?

- ええ! 一緒だよね! 一緒に居てよぉ~!



ことり「…」ツーッ


目から一筋の涙が落ちて行く



 ―『絶対に…一緒だよ? 穂乃果の事、置いてったら怒るからね?』―

 ―『うん…ずっと一緒だもんね』―




 ことり「…うぅ、ぐすっ、…めんなさい、ごめんなさい…」ポロポロ


385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:44:01.01 ID:IKvtSlmC0

  あの日の二人が頭の中に思い浮かぶ

  それと同時にもう一つ、忌まわしい光景がフラッシュバックする





―ことり『そ ん な に 私 が 信 用 で き な い の!』―

 ―穂乃果『!? っぁ ぐっ…! ぁっ…!ああぁぁぁぁぁ!!』―







ことり「…っ!」ビクッ




ことりの手は震えていた



なんてことをしてしまったんだろう

プルプルと震える両手の掌を見つめる

その手には何も掴んでいない、ただ虚無を掴んでいるだけ



それなのに…




ことり「…絞め、た
       私、この手で穂乃果ちゃんをし、絞め…ちゃっ」ガタガタ




  何にも触れていない、そうだ

 彼女は何も触れちゃいないのだ
だが手は覚えている小さな首に両手を宛がった事を

耳は覚えている、彼女の苦しそうな悲鳴を

唇からは穂乃果への狂った愛と憎しみを含ませた言霊を浴びせた



ことり「わ、私…あぁ」


ツバサ「南さん…」スッ



ことり「ツ、ツバサさん…」



ツバサ「彼女は…きっと貴女を責めたりはしないわ、だって…」

ツバサは首を舞台で踊る彼女へと向ける




ツバサ「穂乃果さんの歌はこんなにも
              "貴女達への愛" で満ちているのよ?」


386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:52:29.66 ID:IKvtSlmC0


ことり「…"私達への愛"?」






  穂乃果「今だけだと言わないでよ永遠だよ♪」




今だけだと言わないでよ、その歌詞の後に続く最後のフレーズへ

そして…




    ―友達だよ La la la la…Forever!―




全てを歌いきった穂乃果の顔は全てを出し切ったと告げていた

何の憂いも無い顔、見ていていっそ清清しい顔




ことり「…」



ツバサ「貴女は何をボーっとしていたの?
     彼女の心の声を聴いていなかったの…」



ことり「私は…」



ツバサ「何度だって言うわよ、この歌は彼女が貴女をはじめ
        μ'sの皆とこうでありたいっていう想いなの」


ツバサ「例え、卒業しようと
    離れ離れになって二度と会えなかったとしても…!」




ツバサ「貴女達との関係が永遠に続く事を願っているのよ?」



ことり「私…っ!」



ことり「―――」


ことりの発言or行動


↓3

389: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 19:54:07.12 ID:J5beAnWV0
以前のように穂乃果ちゃんと一緒にいたいです

391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:10:29.37 ID:IKvtSlmC0



  ことり「私!私…っ!もう一度!
       以前のように穂乃果ちゃんと一緒にいたいです!」




            ツバサ「…」








穂乃果は心の底から気持ちを発したのだ
ならばそれに答えるように自分もどうしたいのかを言うべきだった
言いたかった、奥の底から吐き出さずにはいられなかった



 ツバサ「…合格よ」ニコッ


ことり「ツバサさん?」



 ツバサ「貴女がこの先でどうして行きたいのか
              その答えが聴きたかった」



この解答欄に正しい解答礼は存在しないだろう
あえて言うならどの答えも正解である

重要なのはただ無意味に悩み続け、自分の想いを表さずに
解答欄を白紙のまま提出するか

それとも不器用でも本心という答えを書き込めるかという事である







ツバサ「ライブも終わった…御覧なさい、この大盛況」







ワアアアアアアアアアアアアア!!!

 アンコール! アンコール! キャーホノカチャン!!  



ツバサ「うふふ…2曲目なんて考えてなかったからね
     うろたえるかと思ったけど、そんな事はなかったみたいね」




いつの間にかμ'sの楽曲を流すヒフミトリオ、そして初めからそれが
分かっていたかのように流れるような動作で次の曲を踊り始める穂乃果


英玲奈「やれやれ、よく言うな…こうなる事を予期して
       あの3人をゲストに呼んだんじゃないのか?」


392: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:16:54.61 ID:IKvtSlmC0

ツバサ「さぁ、どうかしら?」クスクス


何時の間にか後ろに立っていた英玲奈に笑いかけるツバサ


ツバサ「南さん…この曲が終わったら舞台裏に一緒に行きましょう?
       今の回答を彼女の前で思いっきりぶちまけて来なさいな」



英玲奈「ぶちまけるとは…大よそアイドルに相応しくない発言だな」フッ


ことり「ツバサさん…ありがとうございますっ!」





【好感度変動】


    現在 好感度    

 ☆矢澤   にこ   100 依存-20
 東條   希    100 依存00
 ☆小泉   花陽  100 依存00
 西木野  真姫   95 依存05
 絢瀬   絵里   94 依存度00
星空   凛    100 依存20
 ☆園田   海未   91 依存-20
 理事長       89 依存01
 高坂   雪穂   86 依存13
 綺羅   ツバサ  75 依存00          
南    ことり  30 依存00
アルパカ(♀)    30



【南 ことりの好感度が初期値に戻りました】



【アルパカ小屋で動きがあった模様です】

【アルパカ(♀)の好感度が初期値に戻りました】





ことり(…以前のように接せられたら、もうそれだけでも良い
       友達以上の深い関係は…高望みし過ぎ、だよね…)




393: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:21:19.07 ID:IKvtSlmC0

【永遠フレンズ】を歌い終え、今度こそ
穂乃果の前で彼女なりの回答を述べられたことり…


今度こそ二人は和解できただろう…



さて、そんな二人の元へ向かってくる人物がいる、それは…





コンマ判定 一桁目で判定


0…希
1…海未
2…花陽
3…凛
4…真姫
5…にこ
6…理事長
7…雪穂
8…ヒフミトリオ
9…コスプレ少女(某太陽少年衣装)


直下

394: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:21:42.01 ID:TIbt7NlP0
ほい

395: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:27:46.74 ID:IKvtSlmC0

穂乃果「もう良いんだよ」ナデナデ

ことり「ごめんね…っ、ごめんね……っ」


よしよし、と抱きしめて背中を撫でてあげる穂乃果
なんだか母親が子供をあやすソレとよく似ています




コンコンッ



穂乃果「? 誰だろう」


扉をノックされた事で、ごめんね?と一声掛けて抱きしめていた
ことりから離れます


穂乃果「誰?」ガチャッ


扉を開ければそこに居るのは海色少女です


海未「失礼します」



ことり「海未ちゃん…」

穂乃果「ねぇねぇ!海未ちゃん!
     さっきの曲どうだった上手く歌えてた?」

海未「ええ、素晴らしいモノでしたよ、それはそうと―――」


海未の発言

↓2

397: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:29:21.51 ID:LNiB8PcqO
3人で屋台を回りませんか?

398: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:40:04.12 ID:IKvtSlmC0



海未「3人で屋台を回りませんか?」ニコッ

穂乃果「おおっ!!良いねそれ!大賛成っ!
          ことりちゃんも行くよね!」

ことり「うんっ!」


指で涙を払い、一言だけ元気な返事を返す


海未は何故、ことりが泣いているのかは尋ねません
穂乃果も穂乃果で何故ことりが泣いていたかは言いません

言えば、彼女が謝っていた事や首を絞めたから謝ったのだと
芋蔓式に言いたくない事まで言う可能性もあるから


海未は何かを察してくれてあえて尋ねませんでした

ただ一言、"3人"で

昔のように3人で遊びに行こうとだけ言ってくれたのです




穂乃果「会場はご馳走だけじゃなくて屋台もあるんだよね~」

ことり「えへへ…ほとんどA-RISEのポスターだったり
     サイリウムばかりだけどね」


海未「ふふ、たまにはそういう屋台巡りも良いじゃありませんか」


穂乃果「そうそう!にこちゃんも花陽ちゃんみたいに
    もっとアイドル研究しなさいよって言ってたし
     色々回ってみようよ!」ギュッ


片方の手は海未の手をもう片方は南ことりの手を
二人の幼馴染の手を繋いで穂乃果は勢いよく部屋を飛び出します


海未「ほ、穂乃果!引っ張らないでくださいっ」

ことり「は、早いよ~」



穂乃果「ほらほら!二人とも早く!」


【好感度変動】


☆園田   海未   91 依存-20

      ↓

☆園田   海未   92 依存-20



南    ことり  30 依存00

      ↓

南    ことり  32 依存00

399: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:40:58.23 ID:IKvtSlmC0
持ち物☆
【強力睡眠薬】【お野菜お粥】【ロケットパンチの心得】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ショッピング日和!】
【"神様"ホイホイ】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【癒しのオルゴール】


【アイテムを誰かに渡しますか?】

直下

400: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:41:24.27 ID:DWk8Rf93o
渡さない

402: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:54:56.68 ID:IKvtSlmC0

―――
――



穂乃果「楽しかったなぁ…」


「そんなに楽しかった?」



穂乃果「?」クルッ



穂乃果が振り返るとそこには…



穂乃果「! あ、貴女は…」



風に靡く紅いマフラー!

キラリと輝くゴーグル

そして…!


左腕に………? 手製のぬいぐるみ?のようなモノを構えた人物





 ???「太陽少年!ジャンゴとは俺の事さっ!」バァーン!!!




穂乃果「えっと…」



さゆりちゃん、何してんの?とは言い出せない
そしてその背後でこの光景をビデオカメラに撮影してるココちゃん


もしかして、やりたかった事ってコレ?




???(さゆり?)「おいおい、ノリが悪いぞ?」


穂乃果「あっ、うん」


???「さて、積もる話もあるがまずは君にも仮装してもらおうか!」


何がどうなって仮装しろと?話が飛んでませんか?


ココ「穂乃果ちゃん穂乃果ちゃん…」ちょいちょい


物陰から手招きをしてくるココの元へ向かうと


ココ「あのね、月島ちゃんやさゆりちゃん達が
    コスプレパーティー開こうって話になったの穂乃果ちゃんも
    付き合ってあげて?」

とビデオカメラにすっごくコスプレ衣装に身を包んだ穂乃果を
収めたがっているココの話に耳を傾けます

403: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 20:57:59.62 ID:IKvtSlmC0

穂乃果「ううん…それなら」


チラッとテンションのおかしいチームメイトを見て
悩みます、自分も仮装すべきか
それともこのままパーティーに参加すべきかと


ちなみココは普段着のままである



穂乃果「…よしっ、決めたよ!」



穂乃果「私は!―――」




1 やっぱり恥ずかしいからこのままで

2 リーダーなら皆に付き合うべきだよねっ!(仮装内容も)


↓2

405: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:01:09.14 ID:Rd7rWhfI0
2婦人警官

407: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:11:46.67 ID:IKvtSlmC0


     【お着替えタイム♪】


 穂乃果「こ、これっ、ちょっとサイズが合わないよ~!」

 ココ「大丈夫、大丈夫!」


 穂乃果「あぅ…で、でも…このミニスカート///
       歩いてる内に落ちちゃったりしない…?」





リーダーなら皆に付き合うべきだよねっ!と意気込んだ結果




ココ「じゃあ!婦人警官のコスでお願いします!!!!!
    あっ、太ももがすっごく見えちゃうミニミニの奴で」

穂乃果「えっ」



というやり取りが行われ、現在に至る




脚からお尻のラインまで よくわかる 衣装だ! 逮捕されたい!




穂乃果「///」


ココ「似合ってるよ!」・REC ジーッ


穂乃果「か、カメラ回さないで…//」



普通にカメラに収める分には良いのですが、写してる視点がいやに
太もも、お尻、特に形の良い  を撫で回すように撮影してきます
これは流石の穂乃果でも羞恥心を覚える




――「ほ、穂乃果…///」


穂乃果「ヴェエ!? ――ちゃん!?」



こんな恥ずかしい姿、あんまり見られたくないなぁ…
             などと思った矢先にこれですよっ!!

お好きな方をどうぞ

↓2

410: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:21:10.56 ID:IKvtSlmC0

真姫「ええっと、その…に、似合ってるわよ//」


穂乃果「うぅ…よ、喜ぶべきなのかなぁ…」



ココ「あーーーっ!真っ先に逃げ出した遊宇ちゃん発見!
   穂乃果さん!ちょっと私、遊宇ちゃんをコスプレさせてきますね!」




穂乃果「あっ!ココちゃー―んっ!!」


手を伸ばすも彼女はすんごい速さで遊宇の元へ駆け出します
後には穂乃果と真姫ちゃんだけが残されます



△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
(残り3)


真姫「…」ゴクッ


彼女の視線は健康的な脚へと向かってしまいます


穂乃果「?…真姫ちゃん?」



硬直したように自分の顔ではなく下半身を見つめている真姫を見て
「あれ、真姫ちゃん何処を見てるの?」と彼女の視線の先を辿ります


すると…


穂乃果「―――」


穂乃果の発言or行動

直下
△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


411: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:22:59.29 ID:mDay8tIS0
真姫ちゃんの●●●…

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:27:48.52 ID:IKvtSlmC0
▲▽▲▽▲▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
(残り2)

穂乃果(真姫ちゃん…さっきから何処を見て…!!)ハッ!


穂乃果「ま、真姫ちゃんっ!!」バッ!


視線の先に気付き、風で浮びあがるスカートを抑えるような手で
真姫が見ているモノを隠そうとする


真姫「あっ、ちょ、誤解しないでよね!?これは、その…違うんだから!」



穂乃果「…むぅ、真姫ちゃんの●●●…」ボソッ



真姫「…っ」


いつもの穂乃果とは違った恥らう乙女らしい一面です
これに彼女は…


真姫の発言or行動

↓2

▲▽▲▽▲▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲


416: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:28:32.35 ID:NSI1+Tf5o
わ、わるかったわね!

417: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:36:23.28 ID:IKvtSlmC0
▲▽▲▽▲▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

真姫「わ、悪かったわねっ!」


穂乃果「もう…」プンプン





真姫「…」


穂乃果「…」




気まずい沈黙

これを打ち破るように穂乃果が口を開きます


穂乃果「え、えっとね…」



穂乃果「そんなに穂乃果の、その…見とれちゃったの?」


脚とかお尻とか…


真姫「うっ…それは、その」



真姫「そ、…そうよ」



悪かったわね!と怒りはしたが否定はしない
ええ、確かに穂乃果の下半身に釘付けになったのは否定しない



穂乃果「真姫ちゃん、―――」



穂乃果の発言or行動




(Last Shot)
↓3


▲▽▲▽▲▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

420: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:37:54.49 ID:DWk8Rf93o
ふふんっ、悪い事した真姫ちゃんは穂乃果が連行するからねっ!

424: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:49:40.21 ID:IKvtSlmC0
▲▽▲▽▲▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

【GOOD】


わ乃果「まーきーちゃーん?」ズイッ


真姫「なっ、なによ…」


顔をズイッと近づけて、むぅーっ!と睨む穂乃果
そして睨まれる少女は急接近する彼女に思わず熱を持ってしまう


真姫(ち、近すぎよ…っ!き、キスしちゃったらどうするのよ!//)




ぎゅっ!



真姫「へっ?」


左腕を掴まれて、抱え込まれる


穂乃果「ふふんっ!
     悪い事しちゃった真姫ちゃんは穂乃果が連行するからねっ!」



真姫「れ、連行!?」



痴漢容疑かな?



真姫「は、離しなさいよ!」

穂乃果「だ~めっ!●●●でイケナイ子の真姫ちゃんは
            このまま牢屋に入れちゃうだよっ♪」


真姫「わ、私はそんな子じゃないから!!イミワカンナイ!」

少し悪ふざけをしつつも真姫とじゃれ合う穂乃果と
抱きつかれた事で割りと満更でもなさそうな顔をする真姫ちゃん


二人はココがコスプレ済みの遊宇ちゃんが戻ってくるまでの間たっぷり
ほのまきしてましたとさ!

▲▽▲▽▲▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



【好感度変動】

西木野 真姫 95→96 【依存度】05/100

【強力睡眠薬】【お野菜お粥】【ロケットパンチの心得】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ショッピング日和!】
【"神様"ホイホイ】【ツバサのサイン】×2
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】
【癒しのオルゴール】


【アイテムをどうしますか?】


直下

425: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 21:50:04.89 ID:abwRYlN10
渡さない

428: >>427 えっ…? 全部リーチ状態って意味なんじゃ…? 2015/01/18(日) 21:56:10.63 ID:IKvtSlmC0


さゆり「ふっふっふ!お二人さん~仲がよろしい事で」



某太陽少年衣装の彼女が帰ってまいりました


その手に小さな包みを持って




穂乃果「それは?」



さゆり「あぁ、コレ?
     沖縄から送られてきたんだよね~
     ほら、前に話したじゃん?プラモガンとかの話し」


穂乃果「あー、そういえば」

真姫「…? 何の話」




さゆり「じゃじゃーん!これが送られてきたブツだぁ~」











穂乃果「えっ…それは」


433: そしてまた誤字が…orz 2015/01/18(日) 22:00:14.25 ID:IKvtSlmC0






                【太陽銃】が現れた!












   さゆり「いやぁ~っ、私ももういい歳なんだけど
        こういうの毎回送ってもらっちゃってさ~」



さゆり「…って、どうかした?」




穂乃果「な、なんでもないよ」フルフル



真姫「なんでもないって、こんなに震えてるじゃないの…」

439: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:06:32.51 ID:IKvtSlmC0




    さゆり「寒いのかな?リーダーかなりミニスカだし」


 この時期に超ミニスカートは生脚が寒気に晒されます
だから震えているのかと彼女は思いつつ



 さゆり「まぁいいや、私の一発芸を見て楽しんでもらうよっ!」



 ココ「一発芸?」




  さゆり「えー、まず、このもらった【太陽銃】ですが…!」



















      さゆり「とりあえず解体します」



          穂乃果「!?」








さゆり「おーい、美和さーん!私の工具セット持ってきて~」


美和「はいはい」スッ【工具セット】





  さゆり「それじゃ、さっそく、  ふんっっっ!!!」バキィ



       バキィ  ベシィ   ミシミシ… パキッ



       【太陽銃】が分解されていく!



穂乃果「え、え~…」


440: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:13:10.55 ID:IKvtSlmC0

 からんっ からんっ



さゆり「ふぅ~…各パーツ毎に分離できたね~」


いやーっ良い仕事したなぁ~、みたいな顔で汗を拭くさゆり
そして工具セットからさまざまなプラモのパーツを取り出し



さゆり「リーダー!どんな銃が欲しい?」



穂乃果「ど、どんな銃?」


さゆり「試合の時に使ったクラッカーみたいに
     なんかお洒落でお茶目なプラモガンを作ったげるよっ!」


さゆり「要望があるなら聴いちゃうよ~」


穂乃果「それなら…」




1 一つだけ穂乃果BADの存在そのものを消し飛ばせる銃
   (ただし、ランダムでどれか一つだけフラグ蓄積)


2 攻略対象の依存度を好きな数値分、他の攻略対象に飛ばす(移す)銃



3 自由以下略(あまりにもぶっ飛んでる性能は多少修正あり)


↓4


444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:16:13.63 ID:LNiB8PcqO
ここは太陽銃らしく

インフォ含み、かみ出現時に撃退&3日行動を封じる

446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:25:51.62 ID:IKvtSlmC0
>>444【チェーンソー】の下位互換のような性能ですか…それならば



 さゆり「OK!任せてよ!」



 カチャカチャ  カチッ   ジジッ



穂乃果「ほえ~、凄いね」

真姫(プラモってこうやって創るのね…)






さゆり「~っしゃ!出来たぁ!」




 【太陽銃△】(ランクUR!!!)

   インフォメーション含み、かみの出現時に撃退し
   さらに3日間行動を封じる





以前のようなゴテゴテした装飾が取り払われ、簡素だが
美を感じさせるデザインになった太陽銃を穂乃果は貰います



穂乃果「ありがとっ!」


さゆり「どーいたしましたっ、と」


真姫(…なんかすごくパーツが余ってるけど
     あれ、元々この銃に付いてた奴なんじゃ…)






愉快な仲間達とのパーティーを過ごした!








これがUTX学院で出会えた仲間達との最後の会話だろう…


447: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:36:36.10 ID:IKvtSlmC0

【皆さん楽しんでいただけました?
  今年もUTX仮装大会は終わりとなります…明日、明後日は
  土曜日、日曜日と祝日になりますが節度ある生活を―――】


閉会式で教員のながーいお言葉を聴き、最期のイベントが終わりを告げる
長かったUTX学院での生活ももう終わりです







「アンタもようやく音ノ木坂に帰ってくるのね」


穂乃果「にこちゃん!」



にこ「アンタと絵里がいない間は皆どっか気が抜けてたからね
    これでμ'sも本格的に復活って所かしら?



両手を組み、背後から声を掛けてきた彼女に
抱きつこうとして回避されます




穂乃果「あでっ…!」

にこ「人がたくさん見てんだから易々と他人に抱きつくんじゃないの」


穂乃果「あいたたっ…はーい」


起き上がり、アイドルとしての自覚が足りないのよっ!と叱る先輩に
返事をする



にこ「今日…ここでの寮生活を過ごせばアンタ【穂むら】に帰るんでしょ
   雪穂ちゃん、結構寂しがってたらしいわよ?」


希経由で聴いた話を彼女はします
同じ妹を持つ姉として「ちゃんと構ってあげなさいよね」と
助言をいただくのであった





穂乃果(さてと…どうしようかな)


1 約束通り絵里の元へ向かう

2 帰る前に他のμ'sメンバーと話す

直下

448: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:37:28.38 ID:eY02NQkqo
1

449: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:53:43.37 ID:IKvtSlmC0
【23日目】【夜】~【夜Last】



  ザアアアアアァァァァァァ…



    キュッ!




絵里「…」


浴室のシャワーを止め、彼女は体中の水分をふき取り、髪を乾かす

絵里(そろそろ閉会式宣言がされる頃だったかしら?)



自室のベッドに腰掛、ドライヤーの電源をoffにする…


時計の針は間も無く21時…子供は家に帰る時間だ







「絵里ちゃん…起きてる?」トントン





絵里「!」



木製の扉を軽く叩く音、そして聴きなれた声が絵里は起きているかと
尋ねてくる…


絵里「ええ、起きてるわよ」



「入っても…良い?」




絵里「ええっ」




穂乃果「入るね?」ガチャッ




絵里の寝室に入るのはこれが初めてだった
時計の針は間も無く21時…子供の時間は終わりです


450: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:56:49.62 ID:IKvtSlmC0

穂乃果「ごめんね…こんな遅くに」

絵里「良いのよ、それより立ったまんまも辛いでしょう?腰掛けなさい」



そう言って彼女はベッドから立ち上がろうとして椅子を持って来ようとする



穂乃果「あっ、待って!」



絵里「?」




穂乃果「―――」


1 椅子ぐらい私が持ってくるから良いよ

2 ベッドの上…絵里ちゃんの隣に座っちゃ駄目?

3 自由以下略

↓2

452: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 22:58:09.04 ID:17AmNXk/0
2

454: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 23:09:16.36 ID:IKvtSlmC0


穂乃果「あのね…絵里ちゃんの隣に座っちゃ駄目?」


絵里「」




絵里の隣、ベッドの上


お風呂上りの絵里、そして思い人と寝室で二人っきり




絵里(おおおおおおおお、おちちち、落ち着きなさい
    深呼吸よ、深呼吸を数えて羊が100匹になれば良いのよ)ブツブツ



穂乃果「えっと…駄目、かな?」
絵里「構わないわ」


即答です



穂乃果「それじゃあ、失礼しますっ」ぽふっ!


ぽふっ!と穂乃果がベッドに座って来た時に
彼女の手と自分の手が触れ合ってしまう


穂乃果「あっ…」


絵里「…ぁっ! ご、ごめん!」バッ!


飛跳ねるように絵里はベッドから立ち上がってしまう


          熱い


顔から湯気でも出てくるんじゃないかと思う程に熱くなる
手と手が触れ合ったから飛跳ねた訳ではない、いや、少しはソレもある

だが一番は…


 ―「アンタ達、馬鹿女が私の高坂さんに"何"してきたのかさ…」 ―

   ―「…アンタが高坂さんを浜辺で襲った事をね…ッ!」―

―「アンタ…さっきから黙ってんじゃないわよ、聴いてんの?犯罪者」―


あのUTX女子生徒の声が頭の中でリピートする
自分は彼女に触れる事すら許されないのではないかと

あの夜、浜辺で穂乃果を襲った

彼女の尊厳を傷つけた、身体を傷つけた



絵里「喉…」

穂乃果「えっ…」

絵里「喉渇いてないかしら?何か飲み物を持ってくるわよ?」

急に立ち上がったのは飲み物を取りに行くため、苦し紛れの言い訳である

455: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 23:18:03.28 ID:IKvtSlmC0

グラスに果汁100%の葡萄ジュースを注ぎ、氷を2つずつ入れる
小さなトレイに乗せて絵里は部屋へ戻る

絵里「ただいま…」


穂乃果「こういうのは病人の絵里ちゃんじゃなくて
                穂乃果がやるべきなんだよ」



絵里「良いのよ別に…」





二人でグラスに口を付け、中身を煽る
…少し甘酸っぱいくらいの味が口に広がる
無駄に値段が高いだけのジュースも良くないモノね、と絵里は心の中で
味に関する評価をつける



からんっ


穂乃果「ふぅ…ちょっと酸っぱいくらいかな?」

絵里「ふふっ…そうね」



あまり会話が続かない、絵里が
穂乃果を避けようと意識しているからかもしれない


穂乃果「…あのね」


穂乃果「―――」



1 お腹、大丈夫?

2 絵里ちゃん、なんだか辛そうに見えるよ

3 自由以下略

↓3

458: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 23:20:34.67 ID:NSI1+Tf5o
愛、てなんだろうね(事件を振り返って)

463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 23:30:16.48 ID:IKvtSlmC0

穂乃果「愛…ってなんだろうね」


絵里「難しい質問ね」



哲学的な内容の質問を掛けられる
これが今晩、絵里を訪ねてきた理由なのだろうか?


絵里「話したい事はこの事についてかしら?」


穂乃果「うん…っ」




"愛"


それは人間なら誰でも持っている素晴らしい感情であり
同時に人を狂わせる麻薬のようなモノである

歴史上の偉人も神話に登場する神様だって愛欲に狂い
血で血を洗う乱戦を繰り広げるのだから


そして今日も、"愛"に狂い、罪を犯そうとした人が居た


穂乃果「家にある少女漫画とかで誰かを好きになったり
    誰かに好かれたりするのってすっごく幸せな事だと思ってた」


穂乃果「でもね、実際はそうじゃないのかな…」


穂乃果「絵里ちゃんは…どう思う?」



愛憎という言葉がある

"愛"と"憎"…相反する言葉だ

愛があるなら同じだけ誰かが憎悪を持つ事もあるのだ



実に複雑な問題、一見すれば答えなど永遠に見えない問題


絵里は…


絵里「―――」


絵里の発言↓2

465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 23:34:05.20 ID:DWk8Rf93o
多分…答えは人それぞれだと思うわ

469: 本日はここまで 2015/01/18(日) 23:44:48.23 ID:IKvtSlmC0

絵里「多分…答えは人それぞれだと思うわ」

絵里の出した答えは曖昧な物だった
だが、それもまた答えなのだろう

正しい模範解答の存在しない解答欄


間違った方向へ走る人もいるならば、本当に漫画やドラマのような
純愛を貫く人間だっているかもしれないのだから


絵里「穂乃果はすっごく幸せな事なんじゃないかなって思ったのよね」


穂乃果「うん、でも分かんなくなっちゃって」


絵里「貴女が幸せな事なんだって思ったならそれで合っているのよ
    少なくとも、私は悪い感情だとは思っていないから」



実に複雑な問題、一見すれば永遠に答えが見つからないかに見える

そう"一見"すればの話しだ



絵里「貴女が少女漫画に影響されて愛は素晴らしい物って感じた」


絵里「なら、それも一つの正解よ」

絵里「私も愛には思う所がある、ただし貴女の考える愛ほど
    美しい物ではないの」


絵里「愛があれば、人には嫉妬が生まれるから、分かるのよ…」




沖縄で矢澤にこに嫉妬した


自分の好きな人は自分なんて見ていない

自分以上に信頼する誰かを心から見ていたのだと


愛は汚い部分もあるのだと



絵里「ねぇ、穂乃果…」


絵里「―――」




1 貴女は愛される事を怖いと思うの?

2 私は貴女に愛されない事が怖いわ

3 自由以下略

↓3




472: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/18(日) 23:47:12.87 ID:gJIXJUwc0
2

493: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 22:19:07.02 ID:Hb9GTwzJ0

絵里「穂乃果、一つだけ聴いて欲しい事があるの」

穂乃果「なにかな?」



絵里「私は…貴女に愛されない事が…怖い」



μ'sに入る前、生徒会長として廃校阻止の為に躍起になっていた日々
本当は自分のやりたかった事を我慢して
 でも誰にも打ち明けられなかった日々を思い出す



 心に影を抱えていた時に、希に黒いモヤモヤを全て吐き出した後で
貴女は私の所へ来てくれたわね?



半ば八つ当たりにも近かったのに、あれだけ、酷い事をしたのに
私に手を差し伸べてμ'sへ誘ってくれたわね




心から嬉しかったのよ?



絵里「もう二度と貴女が私に手を差し伸べてくれないのが怖い
    貴女が私に微笑みかけてくれないのが怖ろしい
    拒絶されて、貴女の傍に居られない事を考えるのが……」



居られない事を考えるのが…、その後の言葉が口から出ない
無意識の内に肩が震えていたから




穂乃果「絵里ちゃん…寒いの?震えてるよ」



…嫌な病気ね



ええ、そうよ私は"病気"よ


身体が熱に浮かされる
貴女を思って悩んでしまうから毎晩、頭痛に悩まされる


本当に厄介な"不治の病"ね





沖縄で彼女にした事は忘れない、一時の感情の暴走で
彼女の身体に傷を付けた


穂乃果の心に消えない傷をつけた


そして一度、拒絶されて…自暴自棄になりかけた

私は…っ!




↓4までで一度でもぞろ目なら絵里、穂乃果へ告白

497: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 22:20:30.75 ID:egkq45Pjo
せいや

499: >>496 ※花陽のお誕生日プレゼントで使いきりました 2015/01/19(月) 22:32:27.15 ID:Hb9GTwzJ0

絵里「……っ!」グッ


絵里は…ただ握りこぶしを創り、震えるだけだった


言えるわけなかった、今更、どんな顔して貴女が好きですと言える?

以前アクセサリーの材料を探してた時には彼女に言えた、ロシア語でね



彼女に分かる言葉で伝えられない私は…臆病者なんだろうな、と
絵里は思わずにいられなかった



















           穂乃果「えいっ」ギュッ



            絵里「!?」







隣に座る彼女の手は震える絵里の手を握る、自然と震えは止る
誰かの温もりを感じられる、それだけ勇気が湧いてくる

穂乃果「私は絵里ちゃんじゃないから絵里ちゃんが今
    何を考えて、何に悩んでるかまでは分からない」



穂乃果「けど、何かを言いたくて我慢してるって言うのは分かるんだ」






   穂乃果「今は…言わなくったって良い
           自分が言えると感じた時
            本当に言いたいって時に言えば良いんだよ!」



絵里(…)


絵里「ふふ…貴女って子は」


そうやって私をいつだって迷わせるんだから


絵里「―――」

絵里の発言or行動(Last Shot)↓3

502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 22:35:49.51 ID:BO1enmoj0
抱き寄せる

504: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 22:48:42.99 ID:Hb9GTwzJ0

絵里「んっ」ダキッ


穂乃果「ふえっ!?//」



一つの部屋の一つのベッドの上で絵里が穂乃果の身体を抱き寄せます


穂乃果「え、絵里ちゃん、どしたのっ!//」


絵里「ただ、なんとなく抱きしめたくなっただけよ…」




誰だってある筈だ
例えば、小さい頃お母さんやお父さんに抱きしめられた時
今になって思い返せば馬鹿馬鹿しいような事で泣きじゃくってた日

ただ傍にいてくれて
その人がぎゅっとしてくれただけで心が温かくなった


きっと誰だって感じた事がある筈だ




絵里(…温かい
     それに、お日様の匂いがする)

穂乃果(絵里ちゃん顔が近いよ…そ、それに
           に、匂いを嗅がないでよぉ…//)




絵里「…」スッ



少ししてから彼女は穂乃果の身体を解放します


絵里「ごめんなさいね、貴女にもうつっちゃうかもしれないのに
    こんな事しちゃって…」


穂乃果「本当に今日はどうしたの?」


穂乃果がそう尋ねると目の前の先輩は少しだけ陰を落とし口を開く


絵里「さっきも言った通り、私は貴女に拒絶されるのが怖い」


絵里「いつかの時みたいに、突き放されるんじゃないかって思うと
   怖くて仕方ないのよ…」


だから触れたい、抱きしめて、近くで顔を覗き込んで、声を聴いて
ああ、此処に居てくれて、自分の目の前に存在してくれる事を実感したい




穂乃果(…絵里ちゃん)


穂乃果「…」ギュッ



穂乃果「…大丈夫だよ、穂乃果は此処に居るよ、絵里ちゃん」

505: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 22:52:30.42 ID:Hb9GTwzJ0


【しばらくの間、穂乃果は絵里を抱きしめて放さなかった…!】


【罪悪感や怯えがあった 絵里の心が少しだけ救われた…!】




【好感度変動!】

絢瀬 絵里 94 → 95    【依存度】00/100 変動なし


いつかは、想いを伝えられるいつかが来た時は伝えたいと想った!



直下レスが00~40なら 同性愛の価値観が上がる

507: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:09:18.23 ID:Hb9GTwzJ0
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

         『インフォメーション』

          【現在のすてぇたす】

        高坂 穂乃果 SP 31/85

   同性愛に関して…5.8 【私はみんなが友達として好きなの?】

     料理LV…9【お母さんから免許皆伝を貰った!】

     発見LV…9【この調子で希望も発見しましょう!】


         【好感度(高い順に発表)】


        ☆矢澤   にこ   100 依存-20
         ☆小泉   花陽   100 依存-20
         ☆園田   海未   91 依存-20            
         東條   希    100 依存00
          星空   凛    100 依存20
          西木野  真姫   96 依存05
          絢瀬   絵里   95 依存00
          理事長       89 依存00
          高坂   雪穂   86 依存13
          綺羅   ツバサ  75 依存00
          南    ことり  30 依存00
          アルパカ(♀)   30

              【アイテム】☆

持ち物☆
【強力睡眠薬】【お野菜お粥】【ロケットパンチの心得】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ショッピング日和!】
【"神様"ホイホイ】【ツバサのサイン】×2 【癒しのオルゴール】
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】


持ち物★

【"雌犬"セット】残り1 (残り1日)
【消せない真実<ビデオテープ>】残り1 (にこが所持 本日帰ってくる)

持ち物‡

【虹色マカロン】(後6日)
【"お気に入りになった"リボン】
【熱意のブローチ】
【【Wonderful Rush だワン!】(後6日)
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

           『インフォメーション』  ガガッ

 明日、早朝で穂むらから帰ります、実際に辿り着くのは

 明日の【朝Last】となるでしょう…!


 間も無く【二ヵ月目】も終了、『げぇむ』も最終章へと向かっている…





 無理にハーレムを目指さなくとも誰かとの個別endもまた一つの道

 それでもハーレムを貫くなら私は咎めません

 ですが…穂乃果さんの性格では少々、難がある事、そして

 『私だけが穂乃果を独占したい』と思う子は少なからず居る


 難易度は最高潮しかし、やり遂げたならばそれは凄い事でしょうね…!

    ザザザザザsザッザザザザッss s  ブツッ!
▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

508: 会長と絵里の会話は本日最後の方で… 2015/01/19(月) 23:16:49.40 ID:Hb9GTwzJ0
【24日目】【朝】
 


穂乃果「んん…っ」モゾッ


朝、気だるそうに布団から抜け出して目覚まし時計を止める




目覚まし時計「朝ちゅん!土曜日ちゅん!ちゅちゅty(・8・)」ガチャッ




穂乃果「もっと眠っていたいなぁ…」



そんな事を想いながら彼女は…


【行動選択】
『あびりてぃい』『アイテム』

・【リビング】

・【公園】

・【UTX学院校門前】

・【携帯電話】(人物ランダム)

↓3

511: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:19:49.70 ID:qNHqOs6D0
公園

514: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:27:11.56 ID:Hb9GTwzJ0
【公園】を選択


ジャージ姿で朝のジョギングに出かける彼女は公園の水飲み場を訪れます



キュッ!キュッ!


穂乃果「ん~」


蛇口を捻り、冷たい水を口に含む、丁度、雀が水辺で喉を潤すように




「…あっ!奇遇!」


穂乃果「おおっ!――ちゃん!」



水を止めて少しだけ顔に掛かった水滴を裾で拭いて出会った子に
話しかけます!



コンマ判定

00~33 南 ことり

34~66 東條 希

67~99 小泉 花陽


↓2
ぞろ目で頬っぺた(目立たない肌色カットバン)の事で突っ込まれる

516: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:28:15.91 ID:TMTTGUmeo
ほーい

517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:36:32.36 ID:Hb9GTwzJ0
結果【91】


穂乃果「花陽ちゃん!」


花陽「穂乃果ちゃんも朝の運動?」


同じくジャージ姿の小泉花陽と遭遇です!





……


ジャージ姿 ジョギング ほのぱな …ダイエット うっ、頭が…!




穂乃果「結構寒くなってきたね~」

花陽「そうだね…少し前までは暑い暑いって言ってたのに
        今じゃ炬燵から出たくなくなっちゃうくらい」

少々、炬燵は早い時期な気もしますが寒い日にはありがたい事この上なし
【穂むら】でも炬燵に潜っておやつを食べたり

【小泉家】でも炬燵に潜って蜜柑を剥いたり、おにぎりを食べたり…



穂乃果「あ、聴きたい事があったんだけどね!――」



1 走ったらちょっとお腹空かないかな?

2 その、凛ちゃんの事、花陽ちゃんはどう思う

3 今度アイドルDVDを一緒に見ようっ!

4 花陽ちゃんってお絵かきが得意なんだっけ?

5 自由以下略


↓4

521: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:39:00.94 ID:AiuJ+2GV0
2

522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:50:52.00 ID:Hb9GTwzJ0

穂乃果「その…」


少しだけ重くなる唇を開き尋ねます

小さい頃からの大親友だからこそ、彼女に問うてみるべきかと



穂乃果「凛ちゃんの事、花陽ちゃんはどう思うの?」

花陽「凛ちゃん、は……」



花陽「う、うぅ…」


穂乃果「!」

俯いてしまう花陽、ソレを見て「ああ、やっぱり辛いのかな…」
こんな事を聴かなければ良かったかな、と自分の浅はかさを恨みつつ
彼女の顔を恐る恐る下から覗き込む、その顔は…








花陽「…ぅぅ// 急に抱きついてくるから吃驚しましたぁ…」

穂乃果「はれ…?」




なんか想定してたのと違った


花陽「出会った瞬間に私と隣に居た海未ちゃんに
              抱きついてくるんだよ?」


穂乃果「あ~、そういえば…」



万国共通!凛ちゃん式挨拶!

きっと海未ちゃんもコロッとやられたに違いない




穂乃果「穂乃果も絵里ちゃん…
      それに希ちゃんもぎゅーってされたなぁ」


このパターンで行くと次はことまきですね、わかります


花陽「昔から抱きつかれるけど
   やっぱり、ちょっとだけ恥ずかしいかな//」


そんな照れて赤くなった花陽ちゃんの顔を見て穂乃果ちゃんは…



1 じゃあ!抱きつかれても恥ずかしくならない練習しよう!

2 凛ちゃんは可愛いもん!仕方ないよね!

3 自由以下略

↓2

524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/19(月) 23:54:26.38 ID:86gbpWyqo
3花陽ちゃんからも抱きついちゃえば慣れるんじゃないかな!

526: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/20(火) 00:04:38.79 ID:0P7D9fyg0


穂乃果「…」



穂乃果「…ハッ!」



その時…っ!穂乃果に電流走る…っ!



穂乃果「そうだよ!閃いたよっ!」ポンッ!


手を叩いて、彼女に舞い降りた天啓を口に出す



穂乃果「花陽ちゃんからも抱きついちゃえば慣れるんじゃないかな!」

花陽「ダキツイチャウノ゛!?」




穂乃果「そうそう!誰かに抱きつく事に慣れればきっと抱きつかれても
    恥ずかしくなくなるよっ!」


理に適ってるようで、なんか適ってないような論を
主張するμ'sのリーダー



穂乃果「穂乃果だって海未ちゃんやことりちゃんによく抱きつくけど
     慣れてるつもりだよ?」


花陽「い、言われてみれば…っ!
     確かに真姫ちゃんや絵里ちゃんにも」…ハッ!



いやいや、抱きつくのと逆に抱きつかれるのじゃ違いますよ
…むしろ ゆうべ は えりちゃん に ドキドキ してましたね





花陽「な、なら…!」


1 お手本で…穂乃果ちゃんに抱きついてもらって良いかな…

2 え、えーーい! ダキッ

↓3 ただしコンマぞろ目が一つでもあれば誰かに目撃される

529: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/20(火) 00:06:23.05 ID:sq5x2V1vo
2

532: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/20(火) 00:16:57.62 ID:0P7D9fyg0

花陽「え、えーいっ!」ダキッ


穂乃果「はわっ!」




花陽「…んんっ//」ギュウッ



両手を広げて穂乃果の身体に抱きつく花陽
腕を背中に回し、ガッチリとホールド
 当たり前だが二人とも身体は密着状態で正面から抱きついたから
花陽の目の前には穂乃果の顔があった


花陽「…っ//」キュッ…


腕に力が入るのと同時に花陽は目を強く閉じる
こんなにも近くにある穂乃果の顔が直視できない…



穂乃果自身あんな事を言ったとは言え、まさかいきなり自分に
抱きつかれるとは思ってもいなかった

完全なる不意打ち、そして…



穂乃果(…柔らかい、って何考えてるのー!?)


背に腕を回され、穂乃果の身体は引き寄せられ
逆に花陽は真正面から身体を押し付けてくる

つまり、自然と柔らかい膨らみが押し付けられる訳であった…


穂乃果「こ、此処まで!花陽ちゃん!ストップ!此処までだよっ!」


花陽「…っ」プイッ


穂乃果のいう事は今だけ聴こえない振りで無視です


穂乃果(ま、参ったなぁ…)


【花陽の好感度は既に100です】


持ち物☆
【強力睡眠薬】【お野菜お粥】【ロケットパンチの心得】
【ダッシューズ】×2【葛湯】【ショッピング日和!】
【"神様"ホイホイ】【ツバサのサイン】×2 【癒しのオルゴール】
【焼肉弁当】【どろり超濃厚青汁】【超高性能バウリンガル】

【アイテムを渡しますか?】

直下

533: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/20(火) 00:17:36.54 ID:tXScVwXAO
ショッピング日和

535: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/20(火) 00:29:08.60 ID:0P7D9fyg0
―――
――



花陽「ご、ごめんね?」

穂乃果「う、ううん、穂乃果も変な事言い出さなければ良かったんだよ」




ほのぱな「「…」」



ほのぱな((ど、どうしよう…))


会話が一つ途切れてしまうとその後はしどろもどろしてしまうのが
人のサガである



穂乃果「あのね!昨日【永遠フレンズ】を聴いてファンに
     なってくた人がくれたの」


そういって彼女が差し出したのは一枚の商品券でした


花陽「それは…!なんでも電化製品が一品ただになる凄い券!


穂乃果「水着コンテストの時は炊飯器を買えなかったから…
    折角だし二人で、ここでお買い物に行こうかなって!」



花陽「穂乃果ちゃん!大好きっ!!」モッギュー


穂乃果「うひゃあっ!?」



何時頃、花陽とお出かけしますか(イベント発動)


1 今日中【昼】

2【25日の【昼】

3【27日



537: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/20(火) 00:31:28.57 ID:k7f2iguYo
1

539: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/20(火) 00:37:42.23 ID:0P7D9fyg0

穂乃果「それじゃあ!今日のお昼、一緒に炊飯器を見に行かない?」


花陽「良いの!?」


穂乃果「うんっ!」ニコッ




清清しい程の笑顔です

当然、彼女はこれを断る理由は無く

二つ返事でOK



花陽「それじゃあ、駅前で待ち合わせしよ?」

穂乃果「12時丁度が良いかな?」


花陽「お昼時だねっ!」



【本日 【昼】~【昼Last】は花陽とお買い物ですっ!】