1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 00:45:06.11 ID:tQgb0uLT0
~夏休み~

まどか「マミさぁん!」

マミ『あら、なぁに鹿目さん』

まどか「明日プール行こうよwww」

マミ『え?いきなりどうしたの?』

まどか「いやねwwwちょっとさwww」

さやか「おいwwwこっち見んなやきづかっれぞwww」

まどか「ウェヒヒwwwいやいや杏子ちゃんがさwww」

杏子「人の所為にすんなしwww」

まどか「ティヒヒwwwwwwwうんほむらちゃんの提案なんだ。少し焼けたいってんでね?」

ほむら「ちょっ、まどっ」

引用元: まどか「デミさんw」さやか「いやマブさんw」杏子「ちげぇデブw」 




8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 00:51:21.97 ID:tQgb0uLT0
マミ『暁美さんの・・・?あの、みんな今日集まってるの?』

まどか「あwwwうんwwwマミさんは夏季講習なんだよねwwwごっつぁんですwww」

さやか「てめえwww声野太くすんなやwww」

まどか「ウェヒヒwwwわたしの中の人天才だからwww」

杏子「関係ねえwwwwwww」

マミ『あ、うん・・・そう、みんな集まってるのね」

まどか「うん、これもほむらちゃんの提案なんだ」

ほむら「ねっ、まどっ」ガシッ

杏子(いきな・・・こいつはあたしが引き受ける)

まどか(杏子ちゃん・・・)

さやか「wwwwwww」

ほむら「んー!んー!」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 00:54:24.17 ID:tQgb0uLT0
マミ『暁美さん・・・?そう・・・なら、仕方ないのよね・・・』

まどか「マミさん・・・」

さやか「あ~、マブさんとほむらは犬猿の仲だもんねぇ」

まどか「wwww」

杏子「てめwwww」

さやか「え?――あwwwwww」

ほむら「さっ・・・佐倉杏子・・・し、締まって・・・!!」ホムホム

まどか「違うデミwww」

杏子「馬鹿wwwwデブだろwww」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:01:52.27 ID:tQgb0uLT0
さやか「もうどっちでもいいデブwwww」

まどか「こらwwww」

杏子「wwww」

ほむら「・・・!」ホムホムッ

マミ『・・・あの、鹿目さん?』

まどか「あwwwwはいwwwどうしたんですかで――マミさんwww」

さや杏「wwwwww」

ほむら「!!!!!」ホムホムホムッ


11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:02:20.71 ID:tQgb0uLT0
マミ『あの、デミって一体・・・』

まどか「あぁ、ほむらちゃんです。明日ほむらちゃんにでも訊いて下さい。正直、わたしにも
ちょっと彼女が何を言っているのかさっぱり解からないブヒ」

さやか「ブwwww」
杏子「ヒwwww」

マミ『そう・・・えぇ・・・解かったわ・・・」

まどか「それじゃぁマミさんwww明日の一時に見滝原プールに集合ですよwww絶対来てくださいねwwwあwww
水着はビキニとかいいんじゃないデブwww?」

マミ『・・・デブ?』

まどか「ほむらちゃん、ちょっと黙っててくれないかな?――マミさんごめんねwwwそれじゃぁwww」

さやか「お前www」

杏子「www」

ほむら「」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:07:37.90 ID:tQgb0uLT0
まどか「さてwwww」

さやか「やって来ましたwwww」

杏子「絶好の照り焼き日和wwww」

まどか「ブヒwwww」

さやか「ブヒwwww」

杏子「ブwwwwwヒwwwwwつーかマミおせぇな。もうとっくに一時過ぎてんじゃん」

まどか「あっ、うん。だって夏季講習終わる三時だし」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:11:23.89 ID:tQgb0uLT0
さやか「ちょっwwwおまwwww」

まどか「ウェヒヒwwwそれじゃぁwww先に入ろっかwwww」

杏子「――え?え?え?」

ほむら「・・・」

杏子「ちょっ、おまっ!」

ほむら「・・・何かしら?」

杏子「そ、そう睨むなよ・・・そういやあたしら、昨日は殺しあう仲だったっけね・・・」

ほむら「・・・違うわ。あれは虐殺よ・・・」

杏子「そんだけ暴言吐いたら気が済んだろ・・・そしたらさ、教えてくれよ・・・なぁ、ほむら?」

ほむら「・・・何を?」

杏子「・・・つまり、どういうことだってばよ?」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:20:04.70 ID:tQgb0uLT0
さやか(今年新調したセパレート水着・・・良かった買っといて・・・それに昨日のまどかの唐突な提案
がダイエット周期と重なっていて本当に良かった・・・グッジョブあたし、さすが見滝原の
アイドルさやかちゃん!うん・・・問題ない・・・昨日の夜と今日の朝、カロリーメイトしか
食べていないんだ・・・太陽の神は、あたしのくびれに釘付けだ!!)

まどか(ウェヒヒ・・・一昨日買った水着をこんなにも速く着れることになるとはね・・・ウェヒヒwww
さすがわたしだよwwwあwwwどうしよwww真夏の太陽に焦らされた男子たちの劣情がwww
すべてwwwわたしに注がれてしまうwwwあwwwわたしって罪作りな女www)

杏子(昨日さやかに見繕ってもらった水着・・・可愛いって言ってくれたんだ・・・自身持て、あたし・・・)

ほむら「出来たわ」

杏子「おうさんきゅ!よしっ、そんじゃ先行くな!」

ほむら「え?あの、わたしの後ろ」

杏子「さやかあああああああああっ!!」

ほむら「・・・」グスッ

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:29:19.28 ID:tQgb0uLT0
まどか「人が一杯だね・・・あぅ・・・恥ずかしいよぉ・・・」

さやか(なんだこいつ。さっきまでウェヒヒwwwとか叫んでた癖に。聞こえてたんだよ
まどかすが)

さやか「そうだね・・・じゃぁまどかこのカーテンタオルでも巻いてなよwww」

まどか「えwwwいいよぉ子どもっぽいよぉwww」

さやか「なんでさwwwつうかあんた幼児体型じゃんwww立派な子どもだろwww」

まどか「あぁん?」

さやか「おぉん?」

杏子「さやかああああああ!!」

さやか「あ、杏子」

杏子「ぐはっ!?」

杏子(さやか、お前はなんて美しいだ。足元の雑草だけでなく、漂う雲や太陽は足を止め、お前を上から仰ぎ見ることだろう。
揺れる水面はお前を映すことに恥じらいを浮かべ、波こそはその照れ隠しだ。さやか、あぁさやか。今すぐお前を白日のもとから
遠ざけたいというのに、闇さえも、お前を捕らえようとするのではないかと、あたしは気が気でならない。さやか、どうかお願いだ。
片時もあたしから離れないでくれ。そうでなければ、あの空や闇が、お前を連れていってしまうのかと、あたしは安住など出来やしないの
だから)

さやか「――寄るな貴様!それ以上寄るな!!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:38:04.76 ID:tQgb0uLT0
杏子「――」

杏子「なっ・・・どういうことだおい・・・!」

さやか「・・・寄るなよ・・・そうだ・・・ストップ・・・ストップ・・・」

杏子「ど、どうしてださやか・・・?どうしてあたしからにじり退がるんだ・・・?」

さやか「・・・黙れ、この魔女め」

杏子「!?」

さやか(畜生・・・まさかこれほどとは・・・普段から臍出しルックが許されるナイススレンダーの持ち主
だとは思っていたが・・・しかし、あれほど贅肉のない腹周り・・・あたしも同じくらいだとはいえ、
並べて置けば杏子のがあたしの腹周りを錯覚させる・・・いけない・・・!どうにかして、奴を遠ざけなければ・・・!)

さやか(そうだ!!)


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:38:54.27 ID:tQgb0uLT0
さやか「ねぇ寸胴!」

まどか「おっ?」

さやか「杏子、まどかの隣に並びなさい!!」

杏子「え・・・な、どうしてだ・・・さやか・・・?な、なんであたしとお前の間にそんなキューピーちゃんが・・・
い、いらねえよそんなの!!お前なんかいなくたってあたしとさやかは永遠だ!!てめぇはマヨネーズでも吸ってろ!」

まどか「よし上等だ。てめーらウォータースライダーで決着付けようぜ?なぁ」

さやか「ちょっ、まどかあたしの隣に!」

杏子「さやかぁ!」

さやか「よっ、寄るなああああああああっ!!」

杏子「さやかぁっ!!」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:41:50.74 ID:tQgb0uLT0
ほむら「う・・・あ、あれ・・・えっと、ここを掛けて・・・後は・・・」

ほむら「あ・・・また間違えた・・・今度は上下逆だ・・・」

ほむら「う・・・おっ、・・・あ、結べた」

ほむら「やっ、やった!結べた、やったやった!」ズルッ

ほむら「あ――あぁ・・・」

ほむら「・・・せっかく結べたのに・・・」

ほむら「・・・もぅ・・・やだよぉ・・・」

ほむら「・・・帰る」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:48:55.16 ID:tQgb0uLT0
~バス内~

マミ(鹿目さんたちに講習が三時までを予定していたのを伝え忘れていたわ・・・でも、今日がテスト式で良かった。
今日と言う今日は速攻で片付けたわ!)

マミ(プールかぁ・・・何年ぶりかしら・・・ふふっ。昨日、柄にもなくはしゃいで水着探しちゃった・・・どうかしら?
みんな、似合うって言ってくれるかしら?ふふっ♪みんなはどんな水着なんだろ?)

~プール~

マミ「ふぅやっと着いたわね」

マミ「やっぱり夏休みだもの。賑わってるなー」

マミ「一応鹿目さんにはメールしておいたから※、みんな中でしょうね」
※まどかは知りません
マミ「あ、中学生です。――え?あの、はい。これ、学生証です」

マミ「・・・どうしてあんな不審そうな目を・・・?制服だってちゃんと着ているのに・・・?」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:52:42.41 ID:tQgb0uLT0
マミ(まぁ、無事に入れたのだし由としましょう)

マミ(うわっ、更衣室でもすごい湿気・・・プールのこれだけは、好きになれないわ)


ほむら「・・・もう・・・やだよぉ・・・」


マミ(あら?この声、もしかして・・・)

ほむら「・・・帰る」

マミ「ちょっと待って!」

マミ(つい声を出してしまったけど・・・人違いだったら・・・)

ほむら(この声・・・)

マミ「暁美さん?」
ほむら「巴マミ?」

ほむ・マミ「あっ、やっぱり」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:55:58.86 ID:tQgb0uLT0
マミ「暁美さん・・・なのね?」

ほむら「あなたは・・・巴マミ?」

マミ「え、えぇ・・・でも、どうして?みんなは?」

ほむら「・・・先に遊んでいるわ。私は、着替えるのが、遅くて」

マミ「あ、そうなの・・・」

ほむら「・・・先に行ってって、お願いしたの」

マミ「そう・・・いい子ね、あなた」

ほむら「・・・称賛には及ばないわ」

マミ「まぁ、そうよね。かっこつけた上に一人でどうしようでも出来なくて、帰るーって泣き言漏らしたんだから」

ほむら「なっ!?そ、それはぁ!!」

マミ「はいはい。それより、そっちに行っていいかしら?」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 01:59:37.90 ID:tQgb0uLT0
マミ「うわぁ・・・個室に二人で入ると、やっぱり鬱陶しさは増すのね・・・」

ほむら「・・・あなたの場合、余計なものが多すぎるのよ・・・」

マミ「――あっ、ちょっと!気にしてるんだから、言わないでよ!」

ほむら「なんでそんなになるまで放っておいたの・・・?」

マミ「し、知らないわよ!勝手に大きくなったんだから!!」

マミ「それよりほら、貴方は後ろ向いて!今、結んであげるから」

ほむら「・・・まぁ、貴方がどうしてもと言うのなら」

マミ「はいはい。ほら、背中向けて」

ほむら「・・・」

ほむら「・・・ありがとう」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:02:32.81 ID:tQgb0uLT0
マミ「どういたしまして。これが終わったら、わたしのもお願いね?」

ほむら「・・・うん」

マミ「――はい、出来上がり♪」

マミ「さてと、それじゃぁわたしも――」

ほむら「・・・」ホムー

マミ「・・・」

ほむら「・・・」ホムー

マミ「・・・!」

ほむら「・・・?」ホムー

マミ「・・・あ、あの」

ほむら「なに?」

マミ「う、後ろ、向いていてくれない?」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:08:35.24 ID:tQgb0uLT0
ほむら「その必要はないわ」
マミ「あるわよ!大いにあるわよ!!わたしが恥ずかしいのよ!!」

ほむら「見られて恥ずかしいものでもあるの?」
マミ「じゃぁ貴方わたしの前で全裸になれって言われたら躊躇いもなく出来るの!?」

ほむら「出来るわ?」キャストオフ
マミ「恥じらいを持て!!それと折角結んだのにし切りなおしじゃない!!」

ほむら「あ・・・」

マミ「もう・・・良いわ・・・あなたが純粋だということは解かったから・・・もうそのまま
後ろ向いていなさい・・・あと、●●●履いて。上は手で押さえてじっと待っていなさい」

ほむら「注文の多い人・・・」

マミ「欠点の多い人!」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:14:02.70 ID:tQgb0uLT0
ほむら「・・・ねぇ、巴マミ」

マミ(苛)「何かしら、暁美さん」

ほむら「今日・・・どうしてまどかがプールに貴方を誘ったか、解かる?」

マミ「・・・え?提案したのは、あなたでしょう?」

ほむら「――わたしはちがっ!!」

マミ「こら!こっち見ない!!」

ほむら「・・・このまま、帰らない?」

マミ「え、どうして。折角来たのに・・・それに、久しぶりにプールに来たんだもの。楽しみたいわ」

ほむら(本当の目的を知ったら・・・巴マミは悲しんでしまう・・・それは、なんとなく嫌だ・・・
それは・・・まどかと友達でなくなることよりも・・・大きいのかな・・・?)

ほむら「・・・」

ほむら「・・・あのね、巴マミ」

マミ「あっ、ちょっと暁美さん!上手く後ろが結べないの、お願い出来る?」

ほむら「あ、うん」ターン

ほむら「なっ・・・!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:20:19.84 ID:tQgb0uLT0
ほむら(こ・・・これは・・・)ゴクッ

ほむら(いけない・・・つい生唾を飲んでしまった・・・)

ほむら(細い腰・・・肉感的な肩甲骨・・・艶かしい背筋・・・彼女の何処が・・・豚だというの・・・?
デブだというの・・・?あれだけケーキと紅茶を飲んで食べて・・・たわわに脂肪の塊を実らせている彼女に
・・・どうしてこれほどまでに優美な肢体が完成できるというの・・・?)

ほむら「巴マミ・・・」

マミ「なぁに?」

ほむら「・・・行きましょう」

マミ「へ?」

ほむら「・・・真夏の太陽が、貴方を呼んでいるわ」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:27:04.64 ID:tQgb0uLT0
まどか「ウェヒヒwwwちょっとwwwあの人今わたしのこと見てなかったwww?」

俺「クレープくいてぇ」

さやか「いやぁん///あたしには恭介がいるのにぃ///」

お前「バナナボート借りようぜ」

杏子「さやかぁ!」

貴殿「あの赤い子可愛くね?」

まどか「ぺっ」

さやか「寄るなやホームレス」

杏子「あぁん!さやかも唾飛ばしてぇ!」

まどか「杏子ちゃん暑さに頭沸いちゃったの・・・?」

さやか「まどかは大丈夫?胴で出来てるからあたしより熱すいとっちゃうんじゃない?」

まどか「OK。もう滑り台いくしかないよな?なぁ?」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:33:13.07 ID:tQgb0uLT0
~滑り台~

まどか「ちょっとさやかちゃんwwww体重やばいんじゃないのwww加速足りないよwwwウェヒヒwww」

さやか「はぁwwwあたしもそんだけちいさければ風の抵抗ないのになぁwwwはぁwww残念だわwww」

まどか「ウェヒヒwwwお腹周りに壁作っちゃうからそうなるんだよwwwウェヒヒwww」

さやか「ぺっ」

まどか「ぺぺっ」

さやか「ぺぺぺっ!」

まど・さや「ぺぺぺぺ」ザプーン

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:39:13.98 ID:tQgb0uLT0
まどか「けほっ、けほっ・・・うわ最悪・・・鼻に水入った・・・」

さやか「うぁ・・・きーんってする、きーんって・・・」

杏子「大丈夫かさやか!?い、今吸い上げてやるから!!」

さやか「良いっての鼻にすぼめた唇を近付けるなよ・・・目を閉じて顔赤くするな」

杏子「あうん!じれったい奴だな!」

さやか「五月蝿い!――ってあれ?なんだ、あっちに人だかりが出来てない?それも男の人の・・・」

まどか「うん?わたしの隠れファンがどうしたって?」

さやか「いや、ものっそあんたに尻向けてますから・・・」

まどか「そりゃ、隠れファンだから隠さないとねぇ?」

さやか「――よしっ。杏子、ちょっと行ってみよっか」

杏子「おう!――ひとりぼっちは・・・さみしぃもんなぁ、さやか・・・」

さやか「ちょっと寸胴、ほら出番だよ」

杏子「あうん!」

まどか「てめぇいい加減にしろよ?」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:45:33.55 ID:tQgb0uLT0
まどか「きゃっ!ふぇぇっ!あぅっ!あっ、ごめんなさいぃ・・・男の人に触るの、なれてないから・・・」

さやか「お前は一人で何やってるんだ」

まどか「あっ、さやかちゃん!もぅ、離れちゃやだよぉ・・・」

杏子「さやかぁ!」

さやか「あんたも律儀にまどかと手繋いで・・・まぁ、それはいいや。それよりも」ズザァッ

ま・さ・杏「おっ?」


マミ「あっ、みんなぁ!もう、探したわよ?」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:50:02.45 ID:tQgb0uLT0
まどか「あwwwマミさ――」

さやか「マw――」

杏子「デ――」

マミ「・・・あら?どうしたの?三人とも?」

まどか「どうなってんだおい・・・」

さやか「何が・・・どうなってやがる・・・」

杏子「おい!」

マミ「え?」

杏子「ナイスバディだって自慢したいのか・・・?それでさやかを誑かすつもりだな?てめぇそれでも人間か!?」

ほむら(お前が言うか)

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 02:54:39.46 ID:tQgb0uLT0
マミ「いや、そりゃ人間だけど」

まどか「嘘だよ・・・こんなのってないよ・・・あんまりだよ・・・」

さやか「胸がでかいからと云って太っているとは限らない・・・あたしたち女子って、そういう仕組みだったんだ・・・」

杏子「さやかぁ!」

杏子『あたしは好きだぜ、お前の体!マミみてーな化け物っぽくない!なんかさやさやしてて
、さやさやしたくなるその体、あたしは大好きだぜ!』

さやか『そんなお世辞・・・手間、かけさせちゃったね・・・』

杏子『馬鹿、何言ってんだよお前・・・あたしが人生掛けてお前をさやさやしてやるからさ・・・』

さやか『杏子・・・』


ほむら(なんで二人は死屍同然なのに佐倉杏子だけ恍惚と涎を垂らしてるの・・・?)

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 03:00:53.73 ID:tQgb0uLT0
さやか「マミさん!!」ドゲザ

まどか「てめっ!!」

マミ「あっ」

杏子「へへ・・・」

ほむら「・・・」


さやか「どうかあたしを弟子にしてください!」
まどか「――いいやわたしを!わたしこそが、マミさんの弟子に!」
さやか「おい、あたしの方が早かったろうが」
まどか「ウェヒヒ♪早さよりもやっぱり素質なんじゃないのかな?
ねぇマミさん?」
さやか「マミさん、こいつの言葉に耳を貸しちゃ駄目です」
まどか「さやかちゃん?あなたはどこまで愚かなのかな?ウェヒヒ♪」

マミ「あの・・・二人とも・・・」

まど・さや「なんですか、先生!」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 03:06:06.94 ID:tQgb0uLT0
マミ「いや、先生って」

ま・さ「じゃぁ師匠!!」
ま「真似すんなし」
さ「頭が高いお前と同列に扱うとか心外だし」
ま「あ?頭めりこませるとか美点ないし。やっぱ土下座は形だろうが」
さ「痛みを伴わないとか誠意たりてねーよカス」

マミ「や、止めて二人とも喧嘩しないで・・・」

さ・ま「だってこいつが!」

マミ「喧嘩しないっ!」

さ・ま「はい」

ほむら(二人が一瞬で正座に・・・)

杏子「さやさや・・・さやさや・・・」

ほむら(・・・彼女は何処に行ってしまったのかしら・・・)

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 03:17:34.56 ID:tQgb0uLT0
ほむら(あの一件以来、二人がマミを玩弄するようなことは一切しなくなりました。
いつも彼女におべっか振りまいて、隙あらばあのプロポーションの秘密を暴こうと
あくせくしています。だけど、彼女と一番の仲良しの私が見たところ、彼女はケーキや紅茶を
沢山食べるということくらい、特異なことはしていません。まどか発案の無理矢理お泊り企画
のときも、狸寝入りで調査させられたけど、何も得られませんでした。二人は結局、紅茶とケーキに
原因を見出し、目下作戦という妄動を実行中です。
二人の私への待遇は、何一つ変わっていません。あと、杏子は私の仲間になりました。仲間に、降格させられました。
それと最近ですが・・・)

まどか「うぇひひWWWケーキうまあWWWW」

さやか「この紅茶めちゃうまっすよWWWWW]

マミ「あ、ありがとう・・・でも二人とも、最近、随分と鯨飲馬食していないかしら・・・?」

まどか「ティヒWWWそういえばWWWさやかちゃんWWWちょっと太ったWWWW?ねえ太ったよねWWW」

さやか「まどかこそWWWWちょっ、寸胴っつかWWWこれじゃあボンレスハムWWW太りすぎちゃってますねWWW」

まどか「ああん!?」ガタッ

さやか「おおう!?」ガタッ

まどか「――うっ・・・苦しい・・・今日のところは見逃してあげるよWWW運が良いねさやかちゃんWWW」

さやか「――こっちの台詞だWWWW」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/07/03(日) 03:19:08.40 ID:tQgb0uLT0
ほむら(まるで・・・地獄のミサワ状態の二人・・・)

杏子「うめぇ!おかわり!」

マミ「はいはい」

ほむら(・・・でも、それ以上に食べている佐倉杏子は、どうして太らないのかしら?)


終わり