1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 06:57:17.05 ID:8IX6QRzWO
萌郁「メール……返して……」

岡部「……」

萌郁「岡……「うるさい!!」

岡部「何だっていうんだ!少しメールしただけだぞ!?それだけで……」

岡部「それだけで彼女だとでも言うのか!!」

萌郁「岡部……君……?」

 

引用元: 萌郁「岡部……君……」岡部「……」 



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:03:33.61 ID:8IX6QRzWO
岡部「なんなんだお前は!!」

萌郁「メール……見て……」

岡部「目の前に居るのだから直接言え」

萌郁「直接は……恥ずかしい……から」

岡部「見ないぞ。直接言え」

萌郁「……あの……私……」

岡部「……」

萌郁「岡部君の……子供……」

岡部「……、はい!?」

萌郁「責任……」

岡部「ちょっと待て!お前はいったい何を言って……」

萌郁「メール……」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:08:03.39 ID:8IX6QRzWO
岡部「は!!」

件名:ダーリン聞いて聞いて!
「昨日お医者さんに行ってきたんだけど……
実はなんと!!
……………………
………………
妊娠してました!(o≧∇≦)o
きゃーo(≧∇≦o)
私たちのベビーが産まれちゃいます!!(^_^)vやったね♪」


岡部「は……?」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:11:55.16 ID:8IX6QRzWO
萌郁「……読んだ?」
岡部「いや、ちょっと待て……は?」

萌郁「責任……」

岡部「いやいや、だから、は?」

萌郁「……」カタカタ

岡部「待て待て待て!メールはもういい!ちょっと待て!!」

萌郁「……」

岡部「いや……あり得ない……あり得ないだろ!!」

岡部「だって……あの時はちゃんと……」

萌郁「穴……開けておいたから……」

岡部「はぁ!?」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:15:27.24 ID:8IX6QRzWO
萌郁「愛の……結晶……///」

岡部「し、知らんぞ!俺は何も!!だいたいお前はピルを……」

萌郁「あれは……ウソ……」

岡部「なっ……ウソ……だと……」

萌郁「一生……一緒だって……」

岡部「いや、言った、確かに言ったが、それは……」

萌郁「結婚……///」
岡部「待て待て!話を先に進めるな!!」

萌郁「……」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:23:12.03 ID:8IX6QRzWO
岡部(どうしてこんな……こんな事に……)

萌郁「……」カタカタ

岡部(なぜこんな……穴……だと……)ピロリーン


件名:ずっと一緒だね♪
「私たちはこれからずっと一緒だね(>_<)
突然で困っちゃうけど
必ず二人で乗り越えていけるよね♪



岡部「な、なぁ萌郁……本当に……」

萌郁「……」コクリ

岡部(終わった……何もかも……結婚だと?人生の墓場だと?)

岡部(なんでこんな……こんな女と……。は!タイムリープマシンで……!)

岡部「跳べっ……」

萌郁「タイムリープは……出来ない……もう……破壊した……」

岡部「」

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:28:10.83 ID:8IX6QRzWO
岡部「な、なぁ……」

萌郁「??」

岡部「そうだ、病院……病院に行こう……そうすれば……」

萌郁「ダメッ……そんなっ……」

岡部「うぉーと!泣くな!泣くんじゃない!!冗談だ、冗談……」

岡部(どうすれば……どうすれば良い……)
岡部(はっ!そうか!タイムリープマシンを修理すれば……!)

岡部「よよ、よし、解った……少し待っていてくれ……」

萌郁「……」コクリ

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:35:34.51 ID:8IX6QRzWO
岡部(紅莉栖は買い物に出ていて居ない……帰って来れば修理を頼める……)

岡部(修理しようとすれば必ず萌郁は邪魔をするだろう……なんとかして……ここから連れ出さねば……)

岡部「な、なぁ萌郁……その……何か食べに行かないか……?」

萌郁「……?」

岡部「ほ、ほら、そろそろ昼食の時間だろう……腹が減ってこないか?」

萌郁「別に……」

岡部「おおお、俺は腹が減ったなぁ……なんて……」

萌郁「お弁当なら……作ってきた……」

岡部「え?あぁ、そうか……、な、ならそうだ!デート!デートに行こうではないか!」

萌郁「デート……」

岡部「そうだ!デートだ!!せっかく弁当を作ってきたのならピクニックにでも行こうではないか!!」

萌郁「それは……いい考え……」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:41:21.58 ID:8IX6QRzWO
岡部(よし、なんとかラボからは抜け出した……後は隙をみて紅莉栖に修理を頼めば……)

萌郁「どこ……行くの……?」

岡部「ん?あぁ、そうだな……なら……」

岡部(どこだ?どこがいい?なるべく遠く……気付かれない場所……)

岡部「ううう、上野なんてどうだ……?」

萌郁「……岡部君が行きたいなら……いい」

岡部「そ、そうか……なら……上野だな……」

萌郁「……」コクリ

岡部(くそっ!成り行きで言ったものの上野なんかに行ってどうすると言うのだ!)

萌郁「岡部君……?」

岡部「あ?ああ、どうした?」

萌郁「顔色……悪い……」

岡部「え?あ、いや、そんな事はないぞ!!俺は元気だ……!!」

萌郁「そう……なら……いい……」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:46:39.15 ID:8IX6QRzWO
~上野~

岡部「さて……どこに行こうか……」

萌郁「岡部君は……どこ……行きたい……?」

岡部「え?あぁ、そうだな……」

岡部(どこか……どこか丁度いい場所は……あ!)

岡部「あれだ!あそこ!!科学博物館に行こう!!」

萌郁「…………」コクリ

岡部「上野の科学博物館はなかなかに楽しめるのだ!」

岡部「動物園などに向かう奴はまだまだ二流っ!上野ならば科学博物館こそが最強!!」

萌郁「そう……なの……」

岡部「さぁ行くぞ!着いてこい!!」

萌郁「……」コクリ

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 07:58:52.32 ID:8IX6QRzWO
岡部「うむ、久しぶりに来たが相変わらず知性の匂いに満ちているな!!」

岡部「上野は日本有数の知識の街だからな!科学博物館も一流だなのだ!!」

萌郁「そう……」

岡部(なんとか……隙を見つけなければ……紅莉栖に連絡を……)

岡部「あぁっと!!俺とした事が!!知性の匂いにあてられてトイレに行きたくなってしまったぞ!!」

萌郁「トイレなら……あっち……」

岡部「うむ……ではここで少し待っていてくれ!!」

萌郁「……」コクリ

岡部(よし……紅莉栖に連絡を……)

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:00:12.39 ID:8IX6QRzWO
岡部「助手か!!俺だ!至急頼みたい事が……!!」

助手「ハローってなんだ岡部か……何?」

岡部「実はな……タイムリープマシンが……」

助手「あ、ちょっと待って……「まゆり~それもお願い~」」

岡部「……」

助手「で?なに?」

岡部「あ、あぁ、実はな、タイムリープマシンがな……」

助手「え?なに?よく聞こえないわ、もしもし~?」

岡部「だから!!タイムリープマシンが……!!」

萌郁「岡部君……」

岡部「!!」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:04:46.76 ID:8IX6QRzWO
岡部「萌……郁……なんで……」

萌郁「遅かった……から……」

岡部「な、待っていろと……」

萌郁「タイムリープ……マシン……直すって……」

岡部「き、聞いていたのか……?」

萌郁「……」コクリ

助手「もしもし~?」

岡部「いや、あの……」

萌郁「無かったことに……するの……?」

岡部「いや……その……」

助手「おーい……ねぇ……おーい!」

萌郁「……私には……岡部君しか……」

岡部「いや、まてまて!泣くな!!泣くんじゃない!!」

萌郁「岡部君しか……」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:09:37.80 ID:8IX6QRzWO
岡部「まて!誤解するな!!確かに俺はタイムリープマシンを直そうとした!しかしそれは……」

岡部「それは……その……お前を捨てるとかではなく……」

萌郁「……」

岡部「なくてだな……」

萌郁「……」

岡部「子供は……まだ……早いというか……」

萌郁「……」

岡部「準備がまだ……というか……」

萌郁「いや……」

岡部「え……?」

萌郁「いや!!イヤ嫌いやいや嫌嫌イヤ嫌イヤいやイヤいやイヤ嫌嫌嫌嫌嫌嫌イヤいやイヤいやイヤ!!」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:14:46.71 ID:8IX6QRzWO
岡部「お、落ち着け桐生萌郁!!」

萌郁「嫌……嫌……」

岡部「違うんだ……子供が嫌だとか……そういう事ではなく……」

萌郁「……?」ヒック

岡部「その……えっと……もう少し……二人の時間を……」

萌郁「?……!!……///」

萌郁「そう……だったんだ……///」

岡部「お、おう……///」

岡部(なんとか誤魔化せ……たか?)

萌郁「ごめんなさい……」

岡部「いや!謝る事はないぞ!!」

萌郁「でも……」

岡部「?」

萌郁「子供は……欲しい……」

岡部「……え?」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:18:39.76 ID:8IX6QRzWO
萌郁「消してしまうのは……可哀想……」

岡部「いや、え?ちょっと待って!お前は何を……」

萌郁「……」

岡部「別に俺は消すだなんて……!」

萌郁「でも……タイムリープしたら……無かった事に……」

岡部「いや、そうだが、それは……今はまだという意味で……」

萌郁「今の私を……無かった事に……しないでほしい……」

岡部「な……」

萌郁「岡部君……」

岡部「萌郁……」

岡部「すまん!!」ダッ

萌郁「あ……」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:24:47.84 ID:8IX6QRzWO
岡部(なんだと言うのだ!あんな萌郁は初めてだ……あいつがあんなに自分の意見を言うなんて……)

岡部「くそっ!!」

岡部「俺だ!助手よ!今すぐにラボに来い!!」

助手「は?え?なに?さっきの電話は何だったのよ!?」

岡部「良いから!!今すぐにラボへ戻るんだ!!」

助手「ちょ、岡部!?いったいなに……」プツ

岡部「くそっ!!」ダッ


~ラボ~

岡部「はぁはぁっ……助手……聞いてくれ……」

助手「ちょっと何なのよ!?急に呼び出して……///」

岡部「はぁっ、タイムリープ……マシンが……故障した……!!」

助手「え!?」

岡部「早急にっ……直してほしいっ……はぁはぁ」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:29:40.64 ID:8IX6QRzWO
助手「え、故障って……えぇ!?これ!粉々じゃない!!」

岡部「不慮の事故だったんだ!」

助手「はぁ?意味わかんないんですけど?だいたいこれ、故障じゃなくて破壊じゃないの!!」

岡部「いいからっ!!」

助手「ひっ!」

岡部「いいから……直してくれ……頼む……」

助手「そんな……怖い顔しなくても……」

岡部「すまん……緊急なんだ……」

助手「なにか……あったのね……?」

岡部「あぁ、詳しく話している時間は無いが……頼む……」

助手「わかった……今は聞かないでおいてあげる……」

岡部「すまんな……」

助手「いいわよ、別に……」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:33:47.78 ID:8IX6QRzWO
岡部「ふぅ……ようやく落ち着いてきたな……」

助手「大まかなチェックはすんだけど、いくつかの部品は新しく買ってこないとダメね……」

岡部「そうなのか?なら直ぐに買ってこよう……何が必要だ?書き出してくれ」

…………

助手「はい」

岡部「よし、直ぐに買ってくる、お前は出来る修理を進めていてくれ!」

助手「オッケー」

岡部「じゃあ、行ってくる……」



萌郁「……」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:39:11.20 ID:8IX6QRzWO
助手「まったく、なんなのよアイツ……いつもいつも訳が解らないわ……」

助手「でも……たまに真剣な顔……するもんだから……」

助手「って!何を訳の解らない事を考えとるんだ私は!!」

ガチャ

助手「あら?岡部?随分早……」

萌郁「……」

助手「あ、なんだ、桐生さんか……岡部なら居ないわよ?今は買い出し中」

萌郁「タイムリープマシンは……修……」

助手「え?」

萌郁「タイムリープマシンは……修理させない……」ガンッ!!

助手「!!」


~~~~~~~~


岡部「さて……後はこのパーツだけか、早くしなければ……」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:49:33.06 ID:8IX6QRzWO
岡部「帰ったぞ助手よ!」

……ッ……ッ!!……

岡部「ん?いったい何を騒いで…………!!」

助手「岡部!!ちょ!!桐生さんを止めて!!」

萌郁「ッ!!~ッ!!」

岡部「な!!萌郁!!何を!!」

萌郁「邪魔しないで!!この機械が!!この機械さえ無ければ!!」

助手「早く!!もう……限界……!!」

岡部「止めろ!!萌郁!!」

萌郁「離して!!こんな機械!!」ガンガン!!

岡部「萌郁っ!!」

萌郁「……ッ!」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 08:53:38.26 ID:8IX6QRzWO
萌郁「岡部……君……」

岡部「萌郁……もうやめてくれ……」

助手「えっと……?」

岡部「紅莉栖、巻き込んでしまってすまなかったな……」

助手「え、いや、良いけど……え?いま、く……」

萌郁「でも……岡部君……」

岡部「萌郁……もういい……もう解ったから……」

萌郁「岡部……君……」

岡部「最初から……俺が間違っていたんだ……」

助手「え……?なに……?」

岡部「俺が現実と向き合わなかったから……こんな……」

萌郁「……岡部……く……」

岡部「萌郁、行こう……産婦人科へ……」

萌郁「……」コクリ

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 09:01:39.19 ID:8IX6QRzWO
~産婦人科~

岡部「なっ!!」

萌郁「……」

岡部「いったいどういう……!!」

医者「いや、ですから、検査の結果、妊娠はして……」

岡部「萌郁!いったいどういう!!」

萌郁「……ビクッ!」

岡部「お前……まさか……」

萌郁「あ……あの……」

岡部「はぁ……先生、ありがとうごさいました……」

岡部「ほら、行くぞ……」グイ

萌郁「あ……」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 09:04:45.79 ID:8IX6QRzWO
岡部「最初からウソだったんだな……」

萌郁「……」

岡部「何故こんなウソをついたんだ?」

萌郁「……それは……あの……」

岡部「なんだ?」

萌郁「……」カタカタ

岡部「ちゃんと口で言え!」

萌郁「あぅ……その……」

萌郁「……岡部君を……取られたく無くて……」
岡部「はぁ?いったい誰にだ?」

萌郁「……その……牧瀬さんに……」

岡部「はぁ……お前って奴は……」

岡部「取られるはずが無かろう……」ナデナデ

萌郁「……///」

岡部「俺は……その……お前が一番好きだからな……///」

萌郁「ごめん……なさい……///」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 09:11:07.57 ID:8IX6QRzWO
岡部(さて……ウソと言うことで一段落ついた訳だが……どうしたものか……)

岡部(今回の件で萌郁の病的な部分を見てしまったし……紅莉栖を落とす計画は……)

萌郁「岡部……君……?」

岡部「あ、いや、どうした?」

萌郁「何か……考え事……してた……?」

岡部「あ、いや、何でもないぞ」

岡部(妙に鋭い所もあるし……どうしたものか……)

萌郁「あの……岡部君……」

岡部「ん?」

萌郁「メール……見て……」

岡部「ん?」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 09:17:51.94 ID:8IX6QRzWO
件名:ずっと一緒だよ(^^)-☆
「今日は一日中一緒で楽しかったよ♪
ウソついちゃってごめんね(/_;)
少し不安になりすぎたみたい……
でもでも♪さっき言ってくれた言葉で安心できたよo(^^)o
大好きだよ、ダーリン♪


それから……牧瀬さんと浮気なんかしたら……

牧瀬さんの頭、打ち抜いちゃうぞ♪(笑)」


岡部「お、俺も好きだぞ……」


       おわり

84: 残ってるし書くかな 2011/08/10(水) 12:05:44.60 ID:8IX6QRzWO
岡部「桐生萌郁よ……」

萌郁「……」

岡部「何故俺の膝に乗っている……」

萌郁「??」

岡部「なっ!首を傾げてみせるでない!!さっさと降りろ!!」

萌郁「岡部君は……イヤ……?」

岡部「イヤというわけでは……いやいや!やはり降りろ!!集中できん!!」

萌郁「集中……しなくていい……」

岡部「なっ……!」

萌郁「このまま……もう少しだけ……」

岡部「何が目的だ!!」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:11:04.96 ID:8IX6QRzWO
萌郁「目的は……言えない……」

岡部「なにを訳の解らない事を!!良いから降りろと言っているのだ!!」

萌郁「今は……降りられない……」

岡部「さっきから何だというのだ!!」

助手「まゆりーいるー?」

岡部「!?」

助手「なっ……!!」

岡部「じょ、助手よ!いい所に来た!!助けてくれ!!」

助手「なな、何をやっとる!このHENTAI!!」

岡部「ちち、違うぞ!勘違いするな助手よ!!」

助手「何が勘違いか!!こんな真っ昼間に破廉恥な!!」

萌郁「……?」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:16:29.23 ID:8IX6QRzWO
岡部「だっ!人の話を聞かんか貴様!!」

助手「桐生さんも、そんな奴の言うことなんか聞かないで、さっさとこっちに……」

萌郁「言うことは……聞いていない……」

助手「は?」

岡部「だから!これは俺が始めた事ではないのだ!!」

助手「え?は?」

岡部「いいから早く助けろ!!」

萌郁「手出し……しないで……」

助手「ちょ、えっと……少し落ち着かせてくれないかしら……」

岡部「こら!助手!!現実から目をそむけるなぁ!!」

助手「えっと……つまり……桐生の方から、その……岡部の膝の上に……?」

岡部「そうだと言っとろうが!!」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:22:05.98 ID:8IX6QRzWO
助手「あーはいはい……うん、あれだ……私は帰らせてもらう!!」

岡部「こら!逃げるな薄情者め!!」

萌郁「さようなら……」

助手「それじゃあね桐生さん」

岡部「だぁ!優しげな笑顔で去って行こうとするな!!」

助手「いや、無理だろ、私にはどうすることもできないだろ……」

岡部「諦めるな!!お前は天才なのだろう!?諦めるんじゃなーい!!」

ダル「オカリンなに騒いで……」

ダル「え……?」

岡部「ダル!!いい所に来た!!助けてくれ!!」

ダル「いや、ワケわからんし……なんぞこれ?うらやまけしからんぞオカリン」

岡部「だーもー!まゆりー!!早く帰ってこーい!!」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:31:11.18 ID:8IX6QRzWO
岡部「うう……ダルも助手も優しげな笑顔で帰ってしまった……」

萌郁「岡部君……」

岡部「だー顔を近づけるな!!やめろ!!」

萌郁「ダメ……?」

岡部「当たり前だ!!」

萌郁「なら……こっちは……?」

岡部「こ、こら!どこを触って!!ひゃい!!」

萌郁「暖かい……」

岡部「やめろ!!やめるんだ!!首筋は!!首筋はー!!」

萌郁「私の手……冷たいから……」

岡部「だから何だと言うんだ!!だ、やめろ!!怖い!怖いから!!首を絞められそうで怖いから!!」

萌郁「顔……近づけるなって言うから……」

岡部「だからと言って、両手を首筋に当てるなー!!」

萌郁「じゃあ……こうする……」

岡部「ひょ!!待て待て待て!!腕を回すな!!胸が胸が当たるから!!やめっ!!抱きつくな!!」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:35:06.77 ID:8IX6QRzWO
萌郁「……」

岡部「ダメ……あ……」

萌郁「岡部君……かわいい……」

岡部「もう……お嫁に行けない……」

萌郁「岡部君は……お嫁に行けない……」

岡部「そんな事はわかっている!!良いから早く離れろ!!いや、離れて下さい!!」

萌郁「これも……ダメ?」

岡部「当たり前だ!!」

萌郁「じゃあ……どうすれば……」

岡部「俺の膝から降りればよかろう!!」

萌郁「それは……出来ない……」

岡部「だーもう!!会話にならん!!」

萌郁「会話なんて……いらない……」

岡部「うう……まゆり……」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:43:22.20 ID:8IX6QRzWO
まゆり「トゥットゥルー」

岡部「まゆりか!!」

まゆり「あれれ?オカリン、萌郁さん!何だか仲良しさんだねー」

岡部「まゆり!!助けてくれ!!」

まゆり「んー?まゆしーはオカリンが何をして欲しいのかよく解らないのです……」

岡部「萌郁を!!桐生萌郁をどかしてくれ!!」

まゆり「萌郁さん、オカリンがどいて欲しいって……」

萌郁「それは……出来ない……」

まゆり「んー残念だね、オカリン」

岡部「まゆっ……!まゆりー!!」

まゆり「そう言えば紅莉栖ちゃん居ないみたいだね、まゆしーは紅莉栖ちゃんと予定があったのに……」

萌郁「牧瀬紅莉栖なら……先に帰った……」

まゆり「ありゃーそっか、じゃあまゆしーももう用は無いので帰ります。じゃあねオカリン萌郁さん」

岡部「待て!まゆり!!置いていくな!!まゆりー!」

95: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:52:17.16 ID:8IX6QRzWO
岡部「うぅ……なんて良い笑顔で帰って行くんだ……まゆりよ……」

萌郁「続き……する……?」

岡部「つ、続きだと!!な、何を!!やめろ!抱きつこうとするな!!」

萌郁「もう……邪魔者は……来ない……」

岡部「やめろ!!やめてくれ!!」

ブォーンブォーン

萌郁「ッ!!」

岡部「ほ、ほら!携帯が鳴っているぞ!!お前のだろう!!」

萌郁「……」カタカタ

萌郁「……!」

岡部「ふう……ほら、このままじゃやりにくいだろ……降りるんだ」

萌郁「無理……今日は……帰れなくなった……」

岡部「なっ!はあ!?何を言って……!!」

萌郁「このまま……ここにいる……」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 12:56:43.66 ID:8IX6QRzWO
岡部「は?いや、何を言って……」

萌郁「……」

岡部「わぁ解った!!解ったから!!それ以上は……それ以上は近づくな……とりあえず降りよう……な?」

萌郁「効果……無かった……?」

岡部「は?いや、意味が解らんが……こんな事をしていても時間の無駄だろう……」

萌郁「そう……」スッ

岡部「あ……、ん、げふん……ようやく降りてくれたか……」

萌郁「何をすれば……いい……?」

岡部「は?いや、何をと言われても……」

萌郁「何をしたら……岡部君は喜ぶの……?」

岡部「は?訳がわからんぞ……お前はさっきから何を言っているんだ……?」

萌郁「岡部君を……喜ばせたい……」

岡部「あ?いや、そう言われても……」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:00:39.21 ID:8IX6QRzWO
岡部「喜ぶもなにも、そんな突然言われても……」

萌郁「喜ばせなきゃ……帰れない……」

岡部「そうなのか?」

萌郁「そう……」

岡部「しかし、そう言われても……」

萌郁「何か……できること……ない?」

岡部「そうだ!ガジェットの整理を手伝ってくれ」

萌郁「……」コクリ

岡部「うむ、しっかり働けよ」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:07:13.06 ID:8IX6QRzWO
萌郁「これは……」

岡部「あぁ、それはこっちだ……」

萌郁「これも……?」

岡部「あぁ、そうだな」

萌郁「これは……何……?」

岡部「あ、イヤ!それは良い!!触らなくて良い!!」

萌郁「??」

岡部「よし、こんなもんだな……」

萌郁「終わり……?」

岡部「ああ、随分と綺麗になった……助かったぞ」

萌郁「喜んで……くれたなら……いい……」

岡部「ん?そうか?良く解らん奴だな。まぁいい、そろそろ飯にでもするか……」

萌郁「……」コクリ

岡部「さてと……何があるか……む、何も無いではないか!!助手め!全て食べおったな!!」

101: &gt;&gt;98スレタイまで跳躍した 2011/08/10(水) 13:11:05.18 ID:8IX6QRzWO
萌郁「無いの……?」

岡部「ん?あぁ、助手の奴が全て食べきってしまったらしい」

萌郁「じゃあ……買い物……いく……」

岡部「あ?あぁ、そうだな……」

萌郁「私が……行くから……岡部君は……待ってて……」

岡部「は?いやいや、それは流石に悪いだろ……」

萌郁「良いから……待ってて……」

岡部「そうか……?なら、たのむ……」

萌郁「行ってくる……」

102: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:17:15.89 ID:8IX6QRzWO
岡部「……」

ブォーンブォーン

岡部「ん?メールか……」


件名:色々あって迷っちゃうよ~(>_<)
「今スーパーに着いたんだけど何を買っていけば
良いか聞くのを忘れちゃった(≧▽≦)ゞ
岡部君は何が良いのかな???
何か食べたい物とかってある(?_?)」

岡部「……適当に買ってこいっと……」

ブォーンブォーン

件名:了解しました(≧▽≦)ゞ

「じゃあじゃあ最近私がハマってる物でいいよね?
直ぐに買って帰るからまっててねChu!(^3^)-☆」

岡部「なんなんだ……」

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:24:51.79 ID:8IX6QRzWO
萌郁「買ってきた……」

岡部「うむ、ご苦労」

萌郁「ドクペは……無かったから……これ……」

岡部「なっ!!無かったからと言ってこれは無いだろ!!よりにもよってオロCって……」

萌郁「ダメ……だった……?」

岡部「あ……いや、仕方ない、今回は許してやろう……」

萌郁「ごめんなさい……」

岡部「うむ、それで、食い物は何を……って」

萌郁「……?」

岡部「これは……まさか……作る、つもりなのか……?」

萌郁「そう……だけど……」

岡部「いやいや!待て!お前が作るというのか!?」

萌郁「ダメ……?」

岡部「あ、いや……」

萌郁「少し……待ってて……」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:29:43.99 ID:8IX6QRzWO
岡部(いったいどんなものになるか……)

萌郁「……」コトコト

岡部(不安だ……不安すぎるぞ!)

岡部「な、なぁ桐生萌郁よ……」

萌郁「なに……?」

岡部「俺も何か……手伝おうか……?」

萌郁「じゃあ……玉ねぎ……むいて……」

岡部「あ、ああ……」

萌郁「……」

岡部「……」

萌郁「……新婚……みたい……」

岡部「ぶっふ!!な!!何を突然っ!!」

萌郁「ごめんなさい……」

岡部「あ、いや……良いんだ、気にするな……」

岡部(何だこれは……何だこれは……何だこれは!!)

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:34:00.40 ID:8IX6QRzWO
萌郁「完成……」

岡部「お、おう、カレーだな……」

萌郁「……」コクリ

岡部(普通のカレーだ……)

岡部「じゃ、じゃあ食べるとするか……」

萌郁「……」コクリ

岡部(うう……気まずい……味なんか解らん程に気まずいぞ!!)

萌郁「おいしい……?」

岡部「あ、ああ……なかなかいけるぞ……」

萌郁「良かった……///」

岡部(なんだ!何故顔を赤らめる!!何なのだ!!)

萌郁「食後に……デザートもある……」

岡部「ほ、ほう……」

萌郁「うなぎパイ……」

岡部「ぶっふぁ!!」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:37:28.12 ID:8IX6QRzWO
岡部(何だこれは!!意味が解らないぞ!!うなぎパイだと!!)

萌郁「……///」

岡部(何でまた顔を赤らめる~!!)

萌郁「食べて……」

岡部「お、おう……」

萌郁「美味しい……?」

岡部「あぁ、美味いが……」

萌郁「良かった……」

岡部(何だと言うのだ……いつものラボのはずなのに……なんだこの空間は!!)

萌郁「洗い物……してくる……」

岡部「あ、あぁ、悪いな……」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:41:47.64 ID:8IX6QRzWO
岡部(何が目的だ……?桐生萌郁は何をしようというのだ!!)

萌郁「岡部君……あの……」

岡部「な、なんだ……?」

萌郁「また……膝の上……座ってもいいかな……?」

岡部「な!何を言ってるんだ貴様は!!」

萌郁「ダメ……?」

岡部「ダメに決まっておろうが!!」

萌郁「どうしても……ダメ……?」

岡部「当たり前だ!!」

萌郁「……」ショボン

岡部(くぁ~!!なんだあの顔は!!なんでそんなに残念そうな顔をするんだ!!)

萌郁「じゃあ……隣……座ってもいいなか……?」

岡部「あ、あぁ、それなら構わんぞ……」

萌郁「ありがとう……」

111: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:49:00.61 ID:8IX6QRzWO
岡部「な、なぁ桐生萌郁よ」

萌郁「……?」

岡部「お前は何をしたいんだ……?」

萌郁「目的は……」

岡部「目的は……?」

萌郁「言えない……」

岡部「あ、あぁ、そうか……」

萌郁「……」ススッ

岡部「!!」

岡部(何故近付いてくる!!何が目的だ!!なんなのだ!!)

萌郁「……岡部……君……」

岡部(なんだその潤んだ瞳は~!!何を考えている!!桐生萌郁~!!!)

萌郁「あの……私……」

岡部「……」ドキドキ

萌郁「キス……」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 13:50:35.01 ID:8IX6QRzWO
岡部「っ!!な!!何を!!」

萌郁「……///……キスを……///」

岡部「や、やめろ!!それ以上近付くな!!」

萌郁「……」ショボン

岡部(なんなのだ~!!)

岡部「お前、今日は何だかおかしいぞ!?何があった!?」

萌郁「……私は……その……」

岡部「訳の解らない行動ばかりだ、理由を聞かせろ!!」

萌郁「その……」

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:01:13.83 ID:8IX6QRzWO
ブォーンブォーン

萌郁「!!……」カタカタ

萌郁「……岡部……君……」

岡部「な、なんだ……?」

萌郁「もう……時間がない……」

岡部「は?何を!!」

萌郁「私を……好きになって……」

岡部「はぁ?な、何を言って!!」

萌郁「もう……時間が……」

岡部「何を……時間……?」

萌郁「……お願い……」

岡部「何、理由があるんだな……?」

萌郁「……」

岡部「答えられない……か……」

116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:05:06.66 ID:8IX6QRzWO
萌郁「……」

岡部「何があったのか知らないが、そんな願いは聞き入れるわけにはいかない……」

萌郁「岡部……君……」

岡部「さっきから鳴っているその携帯電話……その連絡相手から何か言われているんだろ?」

萌郁「!!……それは……」

岡部「言えないと言うのなら言わなくて良い、けれどお前は……お前は大切な仲間だ……」

萌郁「岡部君……」

岡部「そんなお前に、こんな偽物の気持ちで応える訳にはいかない」

岡部「俺はお前が好きだ、けれどそれはラボメンとして、仲間として大切に思っていると言うことだ」

萌郁「……」

岡部「そんなお前を追い詰めている奴を俺は許せない。だから、少しの間で良い、俺を信じろ」

萌郁「岡部君……///」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:13:00.23 ID:8IX6QRzWO
萌郁「岡部君……あの……」

岡部「良い、何も言うな……」

萌郁「岡部君……」

岡部「任せておけ、俺が何とかしてやる……」

萌郁「岡部君……あの……ちが……」

岡部「なんたって俺は世界を破壊し新たな秩序を構築するムァッドサイエンティストだからな!ふぁっは……」
萌郁「あの!!違うの!!」

岡部「はっは……は?」

萌郁「あ……あの……違くて……」

岡部「な、何が違うと言うのだ?」

萌郁「その……」


助手「引っ掛かったわね岡部!!」

岡部「な!!助手!?なぜ貴様がここに!?」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:16:25.61 ID:8IX6QRzWO
ダル「オカリンかっこよすぎだろ常考」

岡部「な!!ダル!?」

まゆり「オカリンは昔からカッコイイのです」

岡部「まゆりまで!!」

岡部「お前ら……なんで……」

助手「全てはアンタに対する復讐よ!!」

岡部「はぁ?」

助手「私のプリン!!」

岡部「え……えぇ!?」

ダル「まぁ、そういう訳だったのさ」

まゆり「ごめんねーオカリン」

岡部「ちょっと待って!お前らはいったい何を言っているんだ?」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:20:55.63 ID:8IX6QRzWO
助手「だーもー鈍いわね!!ドッキリよ!!ドッ・キ・リ!!」

岡部「あ?」

ダル「牧瀬氏に頼まれて皆でオカリンをハメたんだお」

萌郁「……」

岡部「な、お前ら……はぁ……」

助手「どーだ岡部!!」

岡部「最近の天才は随分と子供っぽい事を考え付くんだな」

助手「な!!」

ダル「んー確かに子供っぽいかもね……」

まゆり「まゆしーは楽しかったけどなー」

岡部「はぁ、まったく、とんだ一日だな……」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/10(水) 14:25:25.13 ID:8IX6QRzWO
助手「ふ、ふん!なによ!引っ掛かったくせに!!」

ダル「牧瀬氏牧瀬氏、負けは認めようよ……」

助手「負けてない!!」

まゆり「どっちも負けで引き分けだねー」


岡部「はぁ、すまなかったな、変なことに付き合わせて……」

萌郁「別に……気にしてない……」

岡部「まったく、助手のやつ……」

萌郁「岡部君……あの……」

岡部「ん?」

萌郁「……は……ほん……」

岡部「は?」


萌郁「好きなのは…………本当だから…………//」

岡部「へ……?」

          おわり