4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 22:49:52.60 ID:lB82sMsz0
 
セシリア「・・・あ、あのぅ、い、一夏さん・・・」

一夏「・・・ん、あぁセシリアか、卒業おめでとうお前はたしか国に
   帰って親がやってた仕事するんだろ」

セシリア「は、はい、そうなんですのよ、もちろんIS関係の仕事もしますわっ!」

一夏「おぉ、そうか俺はまだ研究とか色々めんどうなことがあるから
   IS企業に就職?みたいな形で・・・なんか寂しくなるなぁ」

セシリア「そ、そんなことありませんわっ!いずれみんなあえますわよ
     5ヶ月後にも世界大会がありますし」

一夏「おぉ・・・そうだったな!たしか鈴は中国代表で箒は日本代表で
   ラウラはドイツかでもシャルはどうなんだ?」

セシリア「・・・あぁ、シャルさんならお父様の会社が倒産しまして
     一応お国には戻る形にはなったのですがIS関係の軍隊にはいるそうですわよ」

一夏「へぇ・・・まぁ、人それぞれ色々な道があるんだなぁ・・・」

引用元: セシリア「い、一夏さんとキスしちゃった///」 


7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 22:52:07.10 ID:lB82sMsz0
一夏「んじゃ・・・名残おしいけど卒業おめでとっ!・・・・あ」

セシリア「はい?」

一夏「おわったらみんなで食べに行こうぜ!みんなに言っといてくれ!」

セシリア「はい!わかりましたわ♪それでわっ!」

セシリア(キャーー一夏さんとたくさん喋ってしまいましたわね、それじゃみんなのとこにいかなくちゃですわね)


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 22:53:36.61 ID:lB82sMsz0
セシリア「みなさーん!」

箒「・・・ん、来たか」

鈴「なにやってんのよ!随分遅かったわね!」

シャル「まぁまぁ・・・じゃあとりあえずみんなっ卒業おめでとう!」

ラウラ「うむ・・・なんか胸が高鳴ってくるな
    戦場とはちがう臨場感がある」

シャル「ハハハ・・・まぁラウラも卒業おめでとう!」

セシリア「あ、そうですわさっき一夏さんからお食事にさそわれましたの
     えっと場所は○○の××ですわ!」

セシリア「それでは私はこれで♪」

箒「それじゃあ私たちもいったん寮にもどるか」

~~~~~数時間後~~~~~~~~~

一夏「みんなーおまたせー」

5人「こっち、こっちー」

一夏「じゃあ、店はいろうぜ」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 22:54:52.41 ID:lB82sMsz0
~2時間後~
一夏「んじゃあ俺、家帰るな!・・・みんな卒業おめでとう!」

鈴「・・・あ、あんた泣いてるわよ?」グスッ

箒「お、おまえも・・・グスッ・・・人のこといえないぞ?」

セシリア「箒も泣いてるじゃないですかぁ・・・」グスッ・・・グスッ

シャル「セシリアも泣いてるよ・・・」ウゥ・・・

ラウラ「・・・ん?なぜ私だけ涙が流れんのだ」

一夏「それじゃあな!5ヵ月後!」

5人「じゃーねー!」

一夏「・・・まぁ5ヵ月後会えるし、大会に備えてがんばるか!」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:00:17.93 ID:lB82sMsz0
~~~~~~~~5ヵ月後~~~~~~~

一夏「おう!箒一昨日ぶりだな!」

箒「あたりまえだ、練習を一緒にしてたからな」

一夏「ハハッ、まぁそうだな・・・ん?おーいシャル!」


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:03:15.17 ID:lB82sMsz0
シャル「あ!一夏ァ!箒!久しぶりだねっ!」

鈴「ちょっとー私を忘れないでよっ!」

一夏「おぉ!鈴もか!鈴はあまりかわってないな」

鈴「ん・・・あ、あんただって相変わらずのドンカン野朗じゃない」

シャル「まぁまぁ・・・w」

一夏「そういえばセシリアとラウラは?」

シャル「あぁ、セシリアはBブロックでラウラはCブロックだよ!」

一夏「そうなのかまぁどっちも強いから勝ち上がってくるなw」

シャル「負けないからね!」

一夏「あぁ!俺もだ!じゃあまたあとでな!」

箒「とりあえず、ご飯でも食べにいかないか?お昼も近いしな」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:04:47.72 ID:lB82sMsz0
一夏「ん?おぉそうだな」

一夏・箒「ごちそうさまー」

箒「お前は何時からだ?」

一夏「あぁ、俺は・・・ってもう時間だ!いかねぇと!じゃあな箒!」

箒「あっ!おい!・・・まったく馬鹿な奴だ・・・」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:06:01.45 ID:lB82sMsz0
~~~ISアリーナ~~~
一夏「・・・っ、クッソォおおおお!」ビュン!

相手「・・・っ!キャア!」ズドォォォン!

アナウンス「試合終了!日本代表、織斑一夏の勝ちです!」

会場『ワーーーワーーー!!キャーキャー!』

箒「ほう・・・なかなか腕をあげたな・・・私と練習した甲斐があったようだな・・・」

~~~~~~~~~~~~~~
一夏「ふぅ・・・つかれたぜ・・・」

シャル「すごいね!一夏も箒も!」

一夏「シャルだってすごいじゃないか次は鈴とあたるんだっけか?」

シャル「うん」

鈴「あんたなんかに負けないからねー」

シャル「それは僕のセリフだよっ全力でいかせてもらうね」

鈴「上等じゃない」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:08:56.95 ID:lB82sMsz0
~~~~~~~~~~
ビーーーッ!
アナウンス「試合終了!勝者はフランス代表!シャルル・デュノア選手です!」

鈴「・・・チッ、強い・・・」

シャル「ありがとう、もうすこしで僕も負けるところだったよ」

鈴「完全に負けたわ・・・ま、まぁ次もがんばりなさいよ!あんたが一夏を
 倒してきてね」

シャル「うん!鈴のためにもがんばってくるね!」

一方ラウラ、セシリアは・・・

ラウラ「・・・通過点にすぎんな」

アナウンス「試合終了!準々決勝戦進出はラウラ・ボーデヴィヒ選手です!!」

~~セシリア~~

セシリア「ふぅ・・・ちゃくちゃくとすすんでいってますわね」

アナウンス「試合終了!準々決勝進出はイギリス代表!セシリア・オルコット選手です!!」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:10:31.26 ID:lB82sMsz0
鈴「・・・勝ち進んでないの今のところ私じゃない・・・」

箒「・・・いや、私もだ」

鈴「・・・?あんた負けたの?」

箒「あ、あぁこれで残ってる日本代表は一夏だけだ」

鈴「でもアンタ第4世代機なのにどうして?」

箒「相性が合わなかった・・・」

鈴「まぁ、仕方ないわね・・・もう私のとこの中国代表は全員パーよ」

箒「お、次は一夏とシャルルだ」


32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:14:23.44 ID:lB82sMsz0
~~~~~~~~~~~~

シャル「一夏、僕負けないからね!」

一夏「俺もだ!」

一夏「うぉぉぉ!!」

シャル(は、はやい!)

シャル「ぐうぅ!・・・」

シャル「やるね、一夏!でもまだまだだよ!」

シャル(・・・・やっぱり一夏には間合いを取りながらやったほうがいいかな)

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:15:37.95 ID:lB82sMsz0
一夏「ん?シャル逃げるのか?まてよ!」

シャル(よし!いまだ!)

一夏「ぐわっ!いきなり爆発した!?」

シャル「・・・フフッ、時限爆弾だよ」

一夏(クソッ・・・遠・中距離が・・・そうだいったん地上に降りてシャルをさそおう・・・そしてイグニッション・ブーストで決める!)

シャル「あれ?どうしたのかなぁ?一夏、おいかけるんじゃないの?」

一夏(そういえばマシンガンが装備してあったっけ・・・よし!)ガガガガガガッ・・・・

シャル「・・・?一夏なんで地面に撃ってるの?・・・あ!一夏がみえない!」

一夏(砂煙をたたせればシャルにみえないはずだ!)

シャル(・・・クッ、これじゃ狙いが定まんないよ・・・少し近づいて様子をみてみようかな・・・)ビュン!

一夏「いまだ!イグニッション・ブースト!」ビューーーーーーン!!

シャル「・・・っ!!!うわぁぁぁぁぁ!!!!」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:19:39.16 ID:lB82sMsz0
アナウンス「試合終了です、決勝進出は日本代表、織斑一夏選手です!」

シャル「・・・負けちゃったよ、てへへ」

一夏「いや、でも強かったぞ!罠を仕掛けるなんてきずかなかったぜ」

シャル「うん、次は決勝だね、相手はラウラかセシリアだよ、どっちも油断できないからがんばってね」

一夏「おう!」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:21:55.74 ID:lB82sMsz0
~~~決勝~~~

一夏「・・・ん?お!相手はセシリアかでもラウラが負けるのも意外だなぁ」

セシリア「一夏さんとて容赦はいたしませんわ」

一夏「お、おう!」

シャル「ラウラおつかれさま」

ラウラ「うむ・・・しかし、セシリアがこんなに強かったのが以外だ・・・」

シャル「セシリアはどんな手を使ってきたの?」

ラウラ「いや、奴はいつもどおり遠距離で戦ってきたぞ」

シャル「そうなんだぁ、射撃精度でもあげたのかな?」

ラウラ「うむ・・・たしかに奴のうった弾は全部被弾したな・・・かわしてもなぜかあたる・・・まぁこの試合をみればわかるぞ」
 
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:24:17.35 ID:lB82sMsz0
一夏「ぐわっ!?なんでかわしてもあたるんだ?」

一夏「よし・・・前の試合でやった砂ぼこりでおびきよせるか・・・」

セシリア「一夏さん?そうやってゴマかしても無駄ですわよ?」バキューン

一夏「ぬお!?なぜだ?や、やばいあと一発でも当たれば・・・負けるっ!」

セシリア「ふぅ・・・これが日々の練習の努力ですわ」

一夏「いちかばちかだ!イグニッション・ブーストだ!」

セシリア「きましたわね・・・いまですわっ!」バキューン!!

一夏「うぉぉぉぉぉぉおおおおお!!!」


42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:25:49.44 ID:lB82sMsz0
一夏「 」

セシリア「 」

一夏「・・・!!!!!」ズドーン!

アナウンス「試合終了!優勝はイギリス代表!セシリア・オルコット選手です!」

セシリア「わたくしの勝ち・・・ですわね」

一夏(・・・なんだろうとてもセシリアが・・・キレイに・・・)

セシリアの放った弾丸により一夏の心も打ちぬかれた・・・・

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:31:07.75 ID:lB82sMsz0
「・・・サンッ・・・さん・・・い さん・・・」

一夏(・・・ん、なんだなんかとてもいい気分だ・・・)

「一夏さんっ!起きて下さい!」

一夏「・・・んっ・・・その声はセシリアか・・・」

セシリア「一夏さん?どうしたんですの?いきなり倒れましたのでビックリしたんですよ?」

一夏「あ、あぁ・・・悪い、あ、大丈夫だ、自分で立てるから・・・おわッ!?」ズサァ!!

セシリア「・・・・ッ!?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:35:52.79 ID:lB82sMsz0
このとき・・・一夏の口とセシリアの口が重なった・・・
それは、それはとてもあまーいkissだったそうな・・・

箒「・・・・」アングリ

シャル「・・・・?」

鈴「・・・・っ!?」

ラウラ「む?」

3人「えええぇぇぇええ!!!???」

ラウラ「ふむ・・・」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:43:59.80 ID:lB82sMsz0
セシリア(な、なにがおこったのかわかりませんわ!?ど、どどどうして!?え?へ?フ、ファーストキスが一夏さん?)

一夏「・・・・!?あ、あの・・・その・・・・わ、わりぃ!決してワザとじゃないんだ!」

セシリア「え、えぇ、わ、わかってますわ!でも、その・・・えと、あと・・・フ、ファーストキスでしたのよ!?ど、どどどうしてくれますの?」

一夏(どうしてくれるって・・・どうすればいいのかわかんねぇし・・・いやたしかにセシリアはかわいい・・・だから・・・)

一夏「付き合ったりとか・・・したりとかっ・・・て、バカか俺は・・・・・・て・・・はぁ?・・・」

セシリア「・・・・」プルプル

セシリア「い、いまなんておっしゃいましたの?・・・・い、一夏さん」

一夏(ぐわわわああああああ!ヤバイ!なんかわからんが口にだしてた!てかなんであんなこと考えたんだ俺は?えぇ!?)

一夏「・・・だから、その付き合ったりとか・・・」

一夏(違う!違うって!たしかに付き合ったりとかしたら嬉しいっちゃうれしいけどセシリアが俺のこと好きなはずないのになにいってんだ!?)

一夏「・・・セシリアがいいって言うなら・・・」

一夏(・・・・もうだめだ、余計なことは考えたらだめだ、口に出てしまう
・・・)

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:49:59.07 ID:lB82sMsz0
セシリア「・・・・ひ」

一夏「へっ?」

セシリア「ぜひ!おねがいいたしますわ」

一夏「え?」

一夏(ええええええええ!?まさかの?うわぁぁ!)

一夏「え、で、でもお前俺のこと好きでもなんでも・・・」

セシリア「一夏さん・・・わたくしは一年の頃から・・・そのす、好きでしたわ」

一夏「・・・えっ」
このとき織斑一夏はじめての心のトキメキを感じた日だった

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:53:44.34 ID:lB82sMsz0
鈴「・・・ねぇ、あいつらなにしてんのよ?」

シャル「ハ、ハハ・・・ハハハ・・・・」

箒「・・・ハハッ・・・モッピー知ってるよ、一夏がセシリアに告白したの
モッピー知ってるよ、モッピー知ってるよ、モッピーシッテルヨ、、、」

ラウラ「モッピー?」

一夏「あ、みんないたのか」

シャル「やぁおかえり一夏ァ、随分とたのしそうな試合だったね」ニコニコ

一夏(・・・ギクッ、やっぱりみてたのか?・・・)

一夏「ハ、ハハハ、あ、あぁ楽しかったぞじ、じぁ俺ちょっとシャワー浴びてくるな」

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:54:47.33 ID:lB82sMsz0

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/13(土) 23:56:09.63 ID:lB82sMsz0
一夏(ふぃー怖かったなぁ・・・・セシリアは大丈夫かなぁ・・・)

鈴「ねぇ・・・セシリア、どういうことなの?答えなさいよ!」

セシリア「一夏さんに告白されただけですけど?」

鈴「な、なんであんたが告白されんのよ!あんたのせいで箒が・・・」

箒「モッピー知ってるよ、一夏とセシリアがキスしたの」

鈴「変になったじゃない!」

セシリア「・・・は、はぁ」

鈴「はぁ・・・じゃないわよ!」

セシリア「で、ですがわたくしにはどうすることもできませんわ」

鈴「・・・グゥ」

シャル「ま、まぁとりあえず・・・そのどうだったの告白って・・・・」

セシリア「え・・・あ、あのちょっと頭がうわの空でしたからどの様な内容とかは覚えてませんでしたわ」

ラウラ「一夏のファーストキスは私だぞ」

セシリア「でもキスをしてきたのは一夏さんでしたわ」

ラウラ「・・・むぅ」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:00:46.47 ID:0/FRMgNY0
~~~~~~~~~
シァァァアアア・・・・

一夏(ふぅ・・・なんであんな事いったんだろ・・・気づいたら言葉にしていてたなぁ・・・よし、風呂上がるか、本当は温泉に入りたかった)

一夏「おーい、飯ってどこでたべるんだぁ?」

鈴「ここよ、卒業式のとき食べたここで」

一夏「あぁ、いいぜ」

鈴「ね、ねぇ・・・アンタ、セシリアに告白したの?」

一夏「い、いやぁ、告白したつもりは無かったんだがその、気がついたら声にでてたというか・・・」

鈴「ふーん、まぁいいわ、一応いっとくけどシャルはご機嫌ナナメだから気をつけなさいよ」

一夏「あ、あぁ」(まぁいいのか???)

カランカラーン

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:12:35.92 ID:yda9V5S90
一夏「・・・ん」

セシリア「・・・///」カァァァ

ラウラ「ん?なに顔を赤くしてるんだ?」

シャル(・・・・イラッ)

箒「モッピー知ってるよ、セシリアが顔赤くしたことにシャルが怒ったこと」

シャル「・・・っ!や、やだなぁ僕、そんなこと考えてないよ?」

一夏「せ、席いいか?」

セシリア「は、はい・・・///」

鈴(あ・・・しまった席が・・・)

シャル(・・・・イラッ・・・イラッ)ニッコリ

鈴(や、やけにシャルルが笑顔ね、怖いわ・・・)




81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:16:59.00 ID:yda9V5S90
~~~数十分後~~~

一夏「ふぅ~食べたな・・・」

鈴「よそう以上に量がおおかったわ・・・」ゲプッ

シャル「うぅ・・・ここ、やけに麺類が多いよね・・・」

ラウラ「お子様ランチもラーメンが大半をしめていたぞ」

セシリア「わたくしは麺類ではありませんでしたわ」

箒「・・・モッピー知ってるよ、もうお腹いっぱい」

一夏「じゃあ、そろそろ俺は帰るよ」

鈴「じゃあ私も帰るわまた大会あるみたいだしまたね」

ラウラ「うむ、私も帰る」

シャル「じゃあラウラいっしょに帰ろうよ空港まで」

ラウラ「うむ」

箒「・・・・ハッ!?ここはどこだ?うーん思い出せんとりあえず家に・・・」

セシリア「・・・じゃあわたくしもかえりましょう」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:19:35.97 ID:yda9V5S90
ガラガラ・・・

「おい」

セシリア「・・・?」

セシリア「あ、一夏さん!」

一夏「お、おう・・・その・・・駅までおくってやるよ」

セシリア「えぇお願いしますわ♪」

セシリア「そ、その一夏さん・・・」

一夏「ん?なんだ?」

セシリア「その、手を繋いでもらっても・・・」

一夏「あ、あぁ」

セシリア「もぅ、男の方でしたらリードしなきゃダメなんですからね」

一夏「わりぃな」


89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:26:01.60 ID:yda9V5S90
一夏「お、駅についたぞ、んーまだ電車がくるまで時間あるみたいだ、まっててやるよ」

セシリア「いいんですの?」

一夏「ああ」

セシリア「・・・そういえば、まだ一夏さんに伝えてないことがあるんでけど・・・」

一夏「・・・ん?なんだ?」

セシリア「実は今度・・・というよりしばらくISのほうから手を引かなくてはならなくて今度の大会とかもちょっと出場とかは無理になってしまいましたの・・・他の皆さんには伝えたのですが一夏さんにはまだ伝えてなくて・・・」

一夏「そうなのか・・・で、どのくらいなんだ?」

セシリア「そうですわね・・・5年ぐらい先ですわねクリスマスが始まるころには終わってるとおもいますけど・・・」

一夏「そうなのか・・・でもなんでISからはなれるんだ?」

セシリア「その、わたくしの家族の親戚たちにまた会社を奪おうとしている人たちがいまして・・・母方の方の親戚はわたくしに協力してくれるのですが父方の方の親族の方々が父の遺産目当てで・・・しばらく長くなりそうなんですの」

一夏「・・・おぉ、随分と大変なんだな」

一夏「・・・?おい、電車きたぞ」

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:28:12.23 ID:yda9V5S90
セシリア「・・・その、一夏さん」

一夏「・・・ん?なんだ?」

セシリア「その、5年後のクリスマス・イブ・・・ここであって貰えませんか?」

一夏「・・・・あぁ、わかったじゃあ5年後のクリスマス・イブにここで・・・」

一夏「じゃあな・・・セシリア・・・」ダキッ・・・

セシリア「・・・・っ!」(一夏さん・・・)

二人はそっと唇を重ね合わせた・・・
泡沫のようなそれは、はかなく、一瞬の出来事だった・・・


97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:39:13.64 ID:yda9V5S90
~~~~5年後~~~~

「~~~~♪」
一人の鼻歌が誰もいない駅のホームに広がる

一夏(ついにこの日がきたかぁ・・・)
一夏は緊張しながらも駅にむかった。

一夏(うっし・・・いくか!)

セシリア「~~~♪~~~♪」

一夏「・・・ッ」
一夏は言葉を失った・・・というよりも奪われたといったほうが
正しかった

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:41:04.46 ID:yda9V5S90
一夏「セシリア・・・」

セシリア「・・・?」

一夏「 」

セシリア「 」

二人の間の空間がとまったように見えた
粉雪にまじる彼女
その瞳は青く研ぎ澄まされていて駅のホームの照明に照らされ
宝石のように輝いていた

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:43:53.86 ID:yda9V5S90
しばらくの沈黙

一夏「・・・セシリア」

セシリア「・・・ッ、一夏さん」

セシリア「・・・本当に、来てくれたんですね」

一夏「・・・あたり前だろ、俺は約束は守る男だからな」

セシリア「もう、一夏さん昔と変わりありませんね」

一夏「セシリアは・・・なんつーか綺麗になったよ・・・大人びてて」

セシリア「・・・もう、一夏さんの馬鹿」

一夏「・・・ま、まぁどこかいくか、どこいきたい?」

セシリア「まぁ、そういうのは男性が先に決めとくものじゃありませんの?フフッ」

一夏「わ、わりぃ、じゃあどこか食事にでもいこうぜ」

セシリア「ええ、かしこまりました」


104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:45:33.76 ID:yda9V5S90
テクテクテク・・・

一夏(・・・こういうの、どうしたらいいか・・・とりあえず手でも握ってみるか)

ギュッ・・・

セシリア「へっ?な、なんですのいきなり///」

一夏「こういうのは男がやるもんだろ?」

セシリア「・・・も、もう///」

一夏「・・・ここでいいか?」

セシリア「結構りっぱなレストランですわね」

セシリア「でも、なんかこじんまりしてますわ」

一夏「それがいいんだよ」

セシリア「・・・?」

一夏「まぁ、はいってみりゃわかるって」


106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:48:49.21 ID:yda9V5S90
カランカラン・・・

店主「いらっしゃいませ」

一夏「Aコースでいいか?シャンパンでもたのむか」

セシリア「はい♪」

セシリア「でも、一夏さんがこの店がイイッて言うのはわかりますわ小さいテーブルにロウソクが一本たっててなんか落ち着きますわね」

一夏「だろ?なんか落ち着くんだよなぁ、狭いからセシリアとの距離も近くなるしな」

セシリア「・・・・」カァァァ・・・

一夏(・・・?まだお酒飲んでないのになんで顔赤いんだ?)

一夏「とりあえず乾杯しようぜ5年ぶりにな」

セシリア「え、ええ、そうしましょ」

一夏「乾杯」

セシリア「か、乾杯」

一夏「お、料理がきたぞ、旨そうだなぁ」

セシリア「そうですわね」


107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:51:13.32 ID:yda9V5S90
~~~数十分後~~~
一通り食事をすませ
お酒が多少はいりお互いはほろ酔い気分になっていた

一夏「・・・あ、あぁそうだ」

セシリア「・・・・?なんですの?」

一夏「オイショ・・・これ・・・」

セシリア「・・・?」

一夏「これ・・・受け取ってもらえるか・・・」

セシリア「こ、これって・・・」

一夏「婚約指輪だ・・・その・・・もしよかったら俺と結婚してほしいんだ・・・」

セシリア「一夏さん・・・」

セシリアはいつのまにか目に涙を溜めていた
いままでにない感情、顔が真っ赤な苺のようになっていた

110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 00:53:29.04 ID:yda9V5S90
セシリア「あ・・・ではわたくしもうそろそろ・・・」

一夏「セシリア、お前どこにいくんだ?」

セシリア「わたくしはホテルにでも泊まりますわ」

一夏「せっかくだし俺もいっていいかな、実はホテルも予約してあったんだ」

セシリア「え・・・いいんですの?」

一夏「あぁ、セシリアが良いっていうならな」

セシリア(勝負 着をしてきて成功でしたわっ♪)

一夏「じゃあ、いくか」

一夏たちはTAXIにのった

セシリア「なんかいままでで一番ステキな日ですわ♪」

一夏「そうか・・・そう思ってくれてるなら俺はうれしいな」


116: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 01:03:10.44 ID:yda9V5S90
~~~数十分後~~~

おっちゃん「えっとぉー、1680円になりまーす」

一夏「じゃあいこうぜ」

セシリア「はい♪」

セシリア「~♪」

一夏「お、なんか楽しそうだな」

セシリア「えぇ♪」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/14(日) 01:04:14.78 ID:yda9V5S90
チーン

一夏「お、ついたやっぱ最上階は長いな」

一夏「部屋はここでいいな」

セシリア「・・・わぁー、とっても綺麗ですわね」

一夏「あぁ・・・とっても綺麗だ」

一夏「・・・セシリア」

セシリア「・・・一夏さん」

ガラス越しにうつる明るく大きな満月を
隠すかのように二人はキスをした