1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 15:45:23.99 ID:/1DxQIhD0
シャアの部屋

アムロ「本気かシャア!?」

シャア「ああ。気になるだろう?」

アムロ「そりゃ気になるけど」

シャア「いつも振り回されてるからな。ネタ探しさ」

アムロ「そもそもどうやって設置したんだ?」

シャア「マシュマーに映像をダビングさせてやると言ったら食いついてきたんだ」

引用元: アムロ「ハマーンの部屋に監視カメラを?」 



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 15:51:18.49 ID:/1DxQIhD0
シャア「ちなみにこの日のために巨大スクリーンを買ってきたのだ」

アムロ「そこまでするか、シャア…」ソワソワ

シャア「フッ、やはり気になるか。落ち着きがないぞ、アムロ」

アムロ「なっ…う、うるさいぞ!シャア!」

シャア「さて、では早速見るとしよう」

アムロ「あ、ああ」ワクワク

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 15:55:35.56 ID:/1DxQIhD0
カチカチ パッ

アムロ「えっ」

シャア「」

アムロ「シャアの壁紙、ぬいぐるみ、写真で埋まってる…」

シャア「」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 15:59:06.16 ID:/1DxQIhD0
シャア ゴホン「ハ、ハマーンはまだいないようだな」

アムロ「そ、そうだな」

シャア「……」

アムロ「…カメラはいくつあるんだ?」

シャア「ああ、この部屋と台所と…」


シャア「風呂だ」

アムロ「やるな、シャア」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:03:37.43 ID:/1DxQIhD0
ガチャッ


アムロ「!!来たか…」

シャア「来たな…」

――――
ガチャッ
ハマーン「ふぅ…」


ハマーン「…ただいま、シャア」チュッ←壁紙に

――――

アムロ・シャア「「!!?」」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:08:50.09 ID:/1DxQIhD0
ハマーン「今日も疲れたよ、シャア」ギュッ

ハマーン「でも、頑張ったぞ」ナデナデ

ハマーン「ふふっ」ナデナデ

――――

アムロ「あのハマーンがぬいぐるみに話しかけてる…」

シャア「……ハマーン」ボソッ

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:14:14.02 ID:/1DxQIhD0
―寝室―

ハマーン「はぁ」ドサッ

ハマーン「今日こそ来ないかな…電話」

――――

アムロ「よし、電話しろ、シャア」

シャア「何故そんなことを!」

アムロ「今なら、プルとプルツーの写真を」ヒラヒラ


シャア「やってみるさ!」プルルル

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:17:40.23 ID:/1DxQIhD0
プルルル
ハマーン「!!シャアか!」

ハマーン「で、出るぞ…」ドキドキ

――――
ガチャッ

ハマーン『なんの用だ、シャア』

アムロ(顔が真っ赤だな)

シャア「いや、用と言う程ではないが」

ハマーン『なんだ?』

アムロ(あんなに嬉しそうに…)

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:25:10.19 ID:/1DxQIhD0
シャア「……」チラッ

アムロ(行けっ!)\(`O´)


シャア「…ハマーンの声が聞きたくなってな」

ハマーン『えっ///』

アムロ(いったぁ━(゚∀゚)━!!!)

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:31:10.12 ID:/1DxQIhD0
ハマーン『そ、そんなことで電話してきたのか』

アムロ(足パタパタしてるな…)

シャア「迷惑だったか?」

ハマーン『そ、そんなことはない』

シャア「そうか、よかった。ハマーンは優しいな」

ハマーン『なっ///ぞk、ぞくぶちゅっ!!』ガチャッ!!

シャア「お、おいっ」

アムロ「噛んだな」

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:36:16.94 ID:/1DxQIhD0
ハマーン「……」

ハマーン「「声が聞きたくなってな」キリッ」

ハマーン「///」パタパタ

――――

アムロ「流石だなシャア」

シャア「…私は疲れたよ」

アムロ「それにしても…」

シャア「ああ…」

アムロ・シャア「「かわいいなぁ」」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:42:58.71 ID:/1DxQIhD0
ハマーン「はぁ…身体が熱い…」

ハマーン「……」



ハマーン「お風呂入ろ…」


―――――

アムロ・シャア「「!!!!!!」」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 16:48:42.11 ID:/1DxQIhD0
アムロ「風呂…と言ったな」

シャア「ああ…」

アムロ「……」ビンビン

シャア「…ティッシュとゴミ箱を持ってくる」

アムロ「頼むよ」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 17:03:07.11 ID:/1DxQIhD0
アムロ「さぁ、ハマーンが風呂場にきたな」

シャア「ハマーンの裸…あの時以来か」ボソッ

アムロ「!!おいシャア!今何て言った!?」

シャア「(しまった)な、なんでもなi…」

アムロ「とぼけるなぁ!」バキッ!
シャア「ぐっ!」ドサッ

アムロ「白状しろ!」

シャア「くっ…私が以前アクシズにいた頃、一度だけ一緒に風呂に入ったんだ」

アムロ「なんだとぉ!?このロリコンめっ!!」

シャア「ハマーンがねだってきたんだ!」

76: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 17:08:48.41 ID:/1DxQIhD0
シャア「お前は知らんかも知れんが、昔のハマーンはそれは素直でかわいかったさ!それが一緒に風呂に入ろうと言ってきたら、断る理由がどこにある!!」

アムロ「シャア……すまない、僕が悪かった」

シャア「いいのだ、アムロ…私とお前の仲じゃないか」

アムロ「シャア…」ウルッ

シャア「さぁ、続きを見ようではないか」ガシッ

アムロ「ああ!」ガシッ

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 17:18:01.48 ID:/1DxQIhD0
 
アムロ「ついに脱ぐか…」

シャア「ハマーンめ、見られているとも知らずに…」

アムロ「 着は…赤か…」チラッ

シャア「赤だな…」ゴホン

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 17:31:49.41 ID:/1DxQIhD0
アムロ「ついに 着に手を…」

シャア「!!下からだと!?」

アムロ「なんてやつだ!」

シャア「脱ぐぞ……なっ…パ   だと!?」

アムロ「ハマーン・カーン…なんてやつだ!!」

119: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 17:43:01.06 ID:/1DxQIhD0
 

シャア「次は上か…」

アムロ「どんなものかな…」

<スルッ…


アムロ「大きくもなく、小さくもない」

シャア「視覚からも弾力を感じるような、整った形」


アムロ・シャア「「まさに美 」」

190: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:04:10.60 ID:/1DxQIhD0
<シャーー

アムロ「髪を下ろしたハマーンは初めて見る…」

シャア「また違った魅力を感じるな」

<シャーー

アムロ「……」

シャア「……」

<シャーー

アムロ「」シコ…

シャア「」シコシコ…

<ピチャピチャ プルルン

アムロ・シャア「「」」シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ……

194: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:08:21.11 ID:/1DxQIhD0

――
―――

アムロ「ふぅ…」

シャア「……」

アムロ「なにしてるんだろうな…俺たちは……犯罪じゃないか…」

シャア「欲求には逆らえない…か。人類とは愚かなものだな」

199: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:14:26.58 ID:/1DxQIhD0
<…ア

アムロ「ん?」

<シャア…

シャア「……」

アムロ「…」スッ

シャア「アムロ?」

アムロ「ちょっと用事を思い出してね。しばらく席を外すよ」

シャア「アムロ……すまない」

203: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:18:18.14 ID:/1DxQIhD0
ハマーン『シャア…私はあなたを愛しているのに…』

シャア「……」

ハマーン『素直になることができない』

シャア「……」

ハマーン『気持ちを伝えることができない』

ハマーン『でも、本当はあなたから気づいてほしい』


ハマーン『どうすればいいのですか……』グスッ


シャア「ハマーン…」


205: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:23:38.64 ID:/1DxQIhD0
シャア「ハマーン……気づいていたさ、お前の気持ちぐらい」

シャア「だが、私と一緒にいては、お前は幸せにはなれない」

シャア「お前のためなんだ…お前の…」

シャア「……」

211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:29:59.25 ID:/1DxQIhD0

――
―――
シャア「アムロ、私は今からハマーンの所へ行く」

アムロ「…そうか、決めたのか」

シャア「ああ……いつまでもうやむやにはできん」スッ


アムロ「…シャア、表にタクシーがある。早く行ってやれ」

シャア「アムロ…ありがとう」ガチャッ バタン


アムロ「ふっ…情けないやつ」

216: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:33:42.98 ID:/1DxQIhD0
―ハマーンの部屋―

プルルル

ハマーン「ん?」グスッ

ハマーン「シャア…」ゴシゴシ

ピッ

シャア『ハマーンか』

ハマーン「またか、何の用だ」

シャア『今すぐ外に出てきてくれ』

ハマーン「なz『頼む』

ハマーン「…少し待っていろ」

221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:42:06.49 ID:/1DxQIhD0
ガチャッ

ハマーン「どうしたと言うのだ、シャア」

シャア「…ハマーン、私は今までお前のことを拒んできた」

ハマーン「…そうだな」

シャア「それでもお前は懲りずに迫ってきた」

ハマーン「何が言いたい」

シャア「正直うんざりしていたが…まぁ、悪い気はしなかったな」

ハマーン「何を…」

シャア「単刀直入に言おう。私はハマーンのことが好きなようだ」

231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:52:11.44 ID:/1DxQIhD0
ハマーン「…なんだと?」

シャア「好きだと言ったのだ」

ハマーン「急に…何を……」

シャア「今更こんなことを言って、勝手だと思うだろうが、許してほしい」


シャア「そして…返事を聞かせてほしい」

240: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 20:58:46.34 ID:/1DxQIhD0
ハマーン「わ、私は…」

シャア「ハマーン、私はお前の本当の気持ちが知りたい」


ハマーン「……シャア」

ハマーン「その言葉を…ずっと待っていました。あなたへの思い、一度でも忘れたことはありません」


ハマーン「ずっと…」ウルウル



シャア「……ハマーン」ギュッ

254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:06:59.14 ID:/1DxQIhD0
ハマーン「シャアぁ…うぅ…」ギュッ

シャア「すまなかった…辛い思いをさせてしまって…」

ハマーン「いいんです…」グスッ

ハマーン「とても…幸せですから」///

271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:34:16.58 ID:/1DxQIhD0

――
―――
シャア「落ち着いたか?」

ハマーン「はい…」

シャア「…そんなに堅苦しくしないでいいぞ」

ハマーン「いえ、これがいいんです」

シャア「…そうか。まぁ、ハマーンがいいのならかまわんさ」

274: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:37:43.45 ID:/1DxQIhD0
シャア「さて…これからどうしようか」

ハマーン「…シャアの家に行きたい」

シャア「えっ」

ハマーン「えっ…いけませんか?」

シャア「あ、いや、そんなことはないさ。ただ、散らかっているからな…」ハハ…

ハマーン「ならば、私が片付けましょう」

シャア「ああ、頼むよ」アセアセ

シャア(くそ!アムロにメールせねば!)カチカチ

276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:41:37.63 ID:/1DxQIhD0
その頃のアムロ


マシュマー「さぁ、早速ダビングしてもらおうか」キリッ

アムロ「やれやれ…」

ブーッブーッ

アムロ「ん?シャアか」

ピッ

『あれの処理任せた!』

アムロ「あれ…ダビングのことだな」ピキィーン

277: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:44:51.36 ID:/1DxQIhD0

――
―――
ブロロロロ…

ハマーン「着きましたね」

シャア「ああ…」ハラハラ

シャア(アムロ…信じているぞ)

ハマーン「ん?あれは…マシュマーの車か?」

シャア「え」

281: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:50:00.77 ID:/1DxQIhD0
ハマーン「なぜマシュマーが…」

シャア(え?まさか?あれ?え?)

ハマーン「…シャア、とにかく入りましょう?失礼」ガチャッ

シャア「ハ、ハマーン!待っ…」


286: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:55:06.26 ID:/1DxQIhD0
ギャーギャー

ハマーン「ん?マシュマー?」


マシュマー「早くしてくれ!わざわざブルーレイ一式を買い揃えたんだぞ!」

アムロ「うるさい!押しかけてきたくせに!」

マシュマー「私がいなければハマーン様部屋に監視カメラなど設置できなかっ…た…ハ、ハマーン様!?」

アムロ「なに!?」

ハマーン「これは…」


シャア「」

289: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 21:58:39.87 ID:/1DxQIhD0
アムロ「」

ハマーン「」

シャア「」


マシュマー「…ハマーン様!バンザァァァァイ!!」ガチャッブロロロロ…ドカーン!!

アムロ「じゃっ…」ソソクサ

ゴゴゴゴゴゴゴ…

アムロ「うっ!?なんてプレッシャー…」ドサッ

シャア「」

292: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/09/22(木) 22:03:26.92 ID:/1DxQIhD0
シャア「」

ハマーン「シャア、これはどういうことだ?」ゴゴゴゴゴゴゴ

シャア「ま、待て、話せばわかる…」ガクブル

ハマーン「私の部屋を…風呂まで…」ズゴゴゴゴゴゴ

シャア「アワワワワ」ジョロロロロ




ハマーン「この…俗物ーーー!!」


END