3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 21:58:13.50 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「いいえ。私の名前はハーマイオニーよ」
ハリー「ハーミ…オネイ?」
ハーマイオニー「ハー、マイ、オニー!」
ハリー「ハーミーって呼んでいい?」
ハーマイオニー「もう!」
ハリー「ハーミ…オネイ?」
ハーマイオニー「ハー、マイ、オニー!」
ハリー「ハーミーって呼んでいい?」
ハーマイオニー「もう!」
引用元: ・ハリー「よろしく、ハーマミオニー」
5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:01:42.97 ID:pdX7jnTv0
ハリー「ハーミー、一体何を怒ってるんだい?」
ロン「さあ? でも君、ハーミーの機嫌を損ねちゃったみたいだぜ。すっかりオカンムリだ」
ハリー「なんだかわからないけど、ごめん。ハーミー」
ハーマイオニー「ハー、マイ、オニー!」
ロン「さあ? でも君、ハーミーの機嫌を損ねちゃったみたいだぜ。すっかりオカンムリだ」
ハリー「なんだかわからないけど、ごめん。ハーミー」
ハーマイオニー「ハー、マイ、オニー!」
11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:13:58.22 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「なんど言ったらわかるの? 私の名前はハーマイオニー。ハーミーでもハァム、ミィ、オォンでもないの」
ロン「ハーミーでいいだろ?」
ハリー「悪いけど君の名前、難しすぎるんだ」
ハーマイオニー「せめて努力をして!」
ハリー「ハーム…oh……なんだっけ?」
ロン「ハリー、ほら。思いだせよ、これだ」 ビューン ヒョイ
ハリー「ああ、そうか。ハーム…アイ…オネィ!」 ビューン ヒョイ
ロン、ハリー「wwwwwwwwwwwwwwwww」
ハーマイオニー「……っ」
ロン「ハーミーでいいだろ?」
ハリー「悪いけど君の名前、難しすぎるんだ」
ハーマイオニー「せめて努力をして!」
ハリー「ハーム…oh……なんだっけ?」
ロン「ハリー、ほら。思いだせよ、これだ」 ビューン ヒョイ
ハリー「ああ、そうか。ハーム…アイ…オネィ!」 ビューン ヒョイ
ロン、ハリー「wwwwwwwwwwwwwwwww」
ハーマイオニー「……っ」
13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:19:50.87 ID:pdX7jnTv0
ハリー「あれ? ハーミー?」
ロン「どうせまた女子トイレだろ」
ハリー「あー…もしかして……泣かせちゃったかな?」
ロン「モチのロンさ。きっと今頃べそべそしてるよ」
ハリー「あやまったほうがいいかな?」
ロン「そうだな。まあ、ちょっと……やりすぎた?」
ハリー「かもね」
ロン「どうせまた女子トイレだろ」
ハリー「あー…もしかして……泣かせちゃったかな?」
ロン「モチのロンさ。きっと今頃べそべそしてるよ」
ハリー「あやまったほうがいいかな?」
ロン「そうだな。まあ、ちょっと……やりすぎた?」
ハリー「かもね」
17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:25:00.42 ID:pdX7jnTv0
ハリー「しかしハーマイオニーもハーマイオニーだよね」
ロン「ああ。からかってくださいって顔に書いてあるようなもんだ」
ハリー「それ、いえてる」
ロン「でもそれがハーマイオニーのいいとこさ」
ハリー「さもなきゃただのガリ勉」
ロン「ハリー」
ハリー「ごめん。言い過ぎた」
ロン「ああ。からかってくださいって顔に書いてあるようなもんだ」
ハリー「それ、いえてる」
ロン「でもそれがハーマイオニーのいいとこさ」
ハリー「さもなきゃただのガリ勉」
ロン「ハリー」
ハリー「ごめん。言い過ぎた」
19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:30:53.37 ID:pdX7jnTv0
ロン「もうトイレも近いんだから気を付けろよな」
ハリー「聞かれたら一環の終わり」
ロン「ああ。きっと二度と口きいてもらえないな」
ハリー「お、ここかな?」
ロン「たぶんね」
ハリー「さもなきゃマートルが引越ししたか」
ロン「それかジニーか」
ハリー「どれにしてもからかいがいがあるよ」
ロン「君、ほんと性格わるいよな」
ハリー「お互い様さ」
ハリー「聞かれたら一環の終わり」
ロン「ああ。きっと二度と口きいてもらえないな」
ハリー「お、ここかな?」
ロン「たぶんね」
ハリー「さもなきゃマートルが引越ししたか」
ロン「それかジニーか」
ハリー「どれにしてもからかいがいがあるよ」
ロン「君、ほんと性格わるいよな」
ハリー「お互い様さ」
21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:36:02.78 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「くすん……くすん……」
ハリー「おーい! ハーミー!」
ロン「ごめーん! 僕達が悪かった!」
ハーマイオニー「……なによ…」
ハリー「悪気はなかったんだよ。本当に」
ロン「でも、わかるだろ? 君の名前、とってもむずかしい」
ハリー「ハーミー、努力するから。さっきはほら……ほんの…」
ロン「お遊び」
ハリー「そう! お遊びだったんだから」
ハーマイオニー「……だからって、あんなの……ひどい……」
ハリー「おーい! ハーミー!」
ロン「ごめーん! 僕達が悪かった!」
ハーマイオニー「……なによ…」
ハリー「悪気はなかったんだよ。本当に」
ロン「でも、わかるだろ? 君の名前、とってもむずかしい」
ハリー「ハーミー、努力するから。さっきはほら……ほんの…」
ロン「お遊び」
ハリー「そう! お遊びだったんだから」
ハーマイオニー「……だからって、あんなの……ひどい……」
24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:38:07.88 ID:pdX7jnTv0
ロン「……ハリー」 ボソっ
ハリー「なに?」 ボソっ
ロン「すっごくめんどくさい」 ボソボソ
ハリー「…同感」
ハーマイオニー「……くすん……くすん……」
ハリー「なに?」 ボソっ
ロン「すっごくめんどくさい」 ボソボソ
ハリー「…同感」
ハーマイオニー「……くすん……くすん……」
27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:44:33.07 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「……くすん……くすん……」
ロン「……帰っていいかな?」 ボソボソ
ハリー「……ハーミー! 出てきてくれよ!」
ロン「…いま、悩んだだろ」 ぼそっ
ハリー「うるさい…ロンも説得しろよ……!」 ボソボソ
ハーマイオニー「……二人とも…何話してるの?」
ロン「……帰っていいかな?」 ボソボソ
ハリー「……ハーミー! 出てきてくれよ!」
ロン「…いま、悩んだだろ」 ぼそっ
ハリー「うるさい…ロンも説得しろよ……!」 ボソボソ
ハーマイオニー「……二人とも…何話してるの?」
30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:51:08.12 ID:pdX7jnTv0
ハリー「あぁ…あの、ハーミーの名前をね…」 ちらっ
ロン「どうやったらうまく言えるかなって二人でさ…」 ちらっ
ハーマイオニー「……反省してる?」
ハリー「本当に悪かったよ」
ロン「ごめん」
ハーマイオニー「……じゃあ、ちょっと出てって…ひどい顔してるから……」
ロン「…また猫かな?」 ボソボソ
ハリー「…猫耳だけなら大歓迎さ」 ボソボソ
ロン「それ、いえてる」 ぼそぼそ
ロン「どうやったらうまく言えるかなって二人でさ…」 ちらっ
ハーマイオニー「……反省してる?」
ハリー「本当に悪かったよ」
ロン「ごめん」
ハーマイオニー「……じゃあ、ちょっと出てって…ひどい顔してるから……」
ロン「…また猫かな?」 ボソボソ
ハリー「…猫耳だけなら大歓迎さ」 ボソボソ
ロン「それ、いえてる」 ぼそぼそ
32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 22:55:13.09 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「…くすん……まだいるの……?」
ハリー「ああ、ごめん。いま出てくから」
ロン「僕たち、談話室で待ってるよ」
マルフォイ「おい、ポッター! ウィーズリー! そこでなにしてる? 女子トイレだぞ?!」
ロン「げっ」
ハリー「やばい」
ハリー「ああ、ごめん。いま出てくから」
ロン「僕たち、談話室で待ってるよ」
マルフォイ「おい、ポッター! ウィーズリー! そこでなにしてる? 女子トイレだぞ?!」
ロン「げっ」
ハリー「やばい」
35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:02:55.35 ID:pdX7jnTv0
マルフォイ「また覗きか?! ボクも混ぜろよ!」
ロン「……あっちゃー」
ハリー「……どうする?」
ロン「どうするもこうするも……」
ハーマイオニー「……ちょっと、どういうことかしら?」 ギィ
マルフォイ「やるときは誘えって……あ…」
ハリー「マルフォイ……」
ロン「君、最悪だ」
ハーマイオニー「…マクゴナガル先生に言いつけます。それなりの処分を覚悟しておいて頂戴。じゃあね」
ロン「……あっちゃー」
ハリー「……どうする?」
ロン「どうするもこうするも……」
ハーマイオニー「……ちょっと、どういうことかしら?」 ギィ
マルフォイ「やるときは誘えって……あ…」
ハリー「マルフォイ……」
ロン「君、最悪だ」
ハーマイオニー「…マクゴナガル先生に言いつけます。それなりの処分を覚悟しておいて頂戴。じゃあね」
37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:06:02.93 ID:pdX7jnTv0
ハリー「……」
ロン「……あーあ」
マルフォイ「……ごめん」
ハリー「…追いかける?」
ロン「無理だろ」
マルフォイ「よりにもよってハーマイオニーだからな…」
三人「「「はぁ……」」」
ロン「……あーあ」
マルフォイ「……ごめん」
ハリー「…追いかける?」
ロン「無理だろ」
マルフォイ「よりにもよってハーマイオニーだからな…」
三人「「「はぁ……」」」
41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:10:08.28 ID:pdX7jnTv0
ハリー「……でも、泣き顔で罵られたのは正直……クるね」
マルフォイ「ああ」
ロン「あの軽蔑しきった目……ゾクゾクした」
マルフォイ「涙舐めとりたい」
ハリー「変 」
ロン「……ごめん。僕も」
ハリー「実を言うと僕もだ」
マルフォイ「ハハッ…」
マルフォイ「ああ」
ロン「あの軽蔑しきった目……ゾクゾクした」
マルフォイ「涙舐めとりたい」
ハリー「変 」
ロン「……ごめん。僕も」
ハリー「実を言うと僕もだ」
マルフォイ「ハハッ…」
47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:17:48.04 ID:pdX7jnTv0
ロン「……あと、ひっぱたかれたい」
マルフォイ「追っかけてみろよ。きっといいのをもらえるぜ」
ハリー「ばか。睨まれるだけで放置されたほうがいいだろ」
ロン「うーん…」
マルフォイ「……たしかに」
ハリー「で、ネコミミ」
ロン「ごめん」
マルフォイ「素のハーマイオニーだからいいんだろ」
ハリー「そっか……」
マルフォイ「追っかけてみろよ。きっといいのをもらえるぜ」
ハリー「ばか。睨まれるだけで放置されたほうがいいだろ」
ロン「うーん…」
マルフォイ「……たしかに」
ハリー「で、ネコミミ」
ロン「ごめん」
マルフォイ「素のハーマイオニーだからいいんだろ」
ハリー「そっか……」
50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:22:12.78 ID:pdX7jnTv0
ハリー「…現実逃避はこのくらいにしよう」
ロン「……これからどうする?」
マルフォイ「僕はスネイプ先生になんとか…」
ロン「僕らも口聞いてもらえるかな?」
ハリー「……」
マルフォイ「ポッター」
ロン「別に犬耳だって猫耳だっていいだろ?」
ハリー「……よくない」
ロン「下手したらこれ、杖折られるぜ?」
ハリー「…あいつに頼るくらいなら折られたほうがマシだ」
マルフォイ「まったく…」
ロン「……これからどうする?」
マルフォイ「僕はスネイプ先生になんとか…」
ロン「僕らも口聞いてもらえるかな?」
ハリー「……」
マルフォイ「ポッター」
ロン「別に犬耳だって猫耳だっていいだろ?」
ハリー「……よくない」
ロン「下手したらこれ、杖折られるぜ?」
ハリー「…あいつに頼るくらいなら折られたほうがマシだ」
マルフォイ「まったく…」
54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:29:11.50 ID:pdX7jnTv0
ハリー「…よし、追いかけよう」
ロン「追いかけてどうするんだよ」
マルフォイ「説得か? ムリムリ」
ハリー「とっておきを使う」
ロン「……あー」
マルフォイ「…また?」
ハリー「非常事態だ、仕方ない」
ロン「追いかけてどうするんだよ」
マルフォイ「説得か? ムリムリ」
ハリー「とっておきを使う」
ロン「……あー」
マルフォイ「…また?」
ハリー「非常事態だ、仕方ない」
56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:37:50.59 ID:pdX7jnTv0
ロン「追いつけるかな?」 たったったっ
マルフォイ「大丈夫だろ。どうせガリ勉のドン亀の汚れた血だ」 たったったっ
ハリー「マルフォイ」 たったったっ
マルフォイ「…悪い」 たったったっ
ロン「早く直せよな」 たったったっ
ハリー「まあでもある意味褒め言葉だよな」 たったったっ
ロン「純血に可愛い子いないしな」 たったったっ
マルフォイ「ジニーは?」 たったったっ
ロン「将来アレだぜ?」 たったったっ
ハリー「黙れよ」 たったったっ
マルフォイ「大丈夫だろ。どうせガリ勉のドン亀の汚れた血だ」 たったったっ
ハリー「マルフォイ」 たったったっ
マルフォイ「…悪い」 たったったっ
ロン「早く直せよな」 たったったっ
ハリー「まあでもある意味褒め言葉だよな」 たったったっ
ロン「純血に可愛い子いないしな」 たったったっ
マルフォイ「ジニーは?」 たったったっ
ロン「将来アレだぜ?」 たったったっ
ハリー「黙れよ」 たったったっ
59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:43:56.14 ID:pdX7jnTv0
マルフォイ「おっ、見えた」
ロン「たしかにドン亀だ」
ハリー「おーい! ハーミー!」
ハーマイオニー「……」 すたすた
ハリー「……」
ロン「シカトされたな」
マルフォイ「完璧にキレてる」
ロン「ああ」
ハリー「……ハーミー! ちょっと待って!」
マルフォイ「頑張るな」
ロン「それがハリーさ」
ロン「たしかにドン亀だ」
ハリー「おーい! ハーミー!」
ハーマイオニー「……」 すたすた
ハリー「……」
ロン「シカトされたな」
マルフォイ「完璧にキレてる」
ロン「ああ」
ハリー「……ハーミー! ちょっと待って!」
マルフォイ「頑張るな」
ロン「それがハリーさ」
60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:47:52.49 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「……」 すたすた
ハリー「……やばい。心折れそう」
マルフォイ「お前は頑張ったよ、ポッター」
ハリー「ロン。任せた」
ロン「……ハーミー! ハーマイオニー! 待ってくれって!」
ハーマイオニー「……」 ピタッ
ハリー「流石」
マルフォイ「よくやった」
ハリー「……やばい。心折れそう」
マルフォイ「お前は頑張ったよ、ポッター」
ハリー「ロン。任せた」
ロン「……ハーミー! ハーマイオニー! 待ってくれって!」
ハーマイオニー「……」 ピタッ
ハリー「流石」
マルフォイ「よくやった」
62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:51:59.21 ID:pdX7jnTv0
ロン「ハーマイオニー! 話を聞いてくれって!」
ハリー「いいぞ、その調子だ」 ぼそっ
マルフォイ「このまま説得できればいいな」 ぼそぼそっ
ロン「ハーマイオニー……あれは…誤解だよ。その…」
ハーマイオニー「ああ、もう…」
ロン「ハーマイオニー…」
マルフォイ「これは…」 ぼそっ
ハリー「……いや、まて」
ハーマイオニー「そういうことね。やっとわかったわ。私、なんて馬鹿だったのかしら!」
ハリー「やっぱり…」
ハリー「いいぞ、その調子だ」 ぼそっ
マルフォイ「このまま説得できればいいな」 ぼそぼそっ
ロン「ハーマイオニー……あれは…誤解だよ。その…」
ハーマイオニー「ああ、もう…」
ロン「ハーマイオニー…」
マルフォイ「これは…」 ぼそっ
ハリー「……いや、まて」
ハーマイオニー「そういうことね。やっとわかったわ。私、なんて馬鹿だったのかしら!」
ハリー「やっぱり…」
66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 23:57:15.76 ID:pdX7jnTv0
ハーマイオニー「あなた達! 私をからかってたんでしょう! 名前も! マルフォイのことだって!」
ロン「げっ」
マルフォイ「あーあ」
ハリー「頭の回転だけは無駄に早いんだよな…」
ハーマイオニー「毎日毎日…毎日毎日私をバカにして! そんなに楽しかった?!」
ハリー「生きる糧だよな」 ぼそっ
ロン「空気とオンナジだ」 ぼそっ
マルフォイ「もっと…もっと罵ってくれ」 ぼそっ
ロン「げっ」
マルフォイ「あーあ」
ハリー「頭の回転だけは無駄に早いんだよな…」
ハーマイオニー「毎日毎日…毎日毎日私をバカにして! そんなに楽しかった?!」
ハリー「生きる糧だよな」 ぼそっ
ロン「空気とオンナジだ」 ぼそっ
マルフォイ「もっと…もっと罵ってくれ」 ぼそっ
80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:13:36.68 ID:L6IlYbpR0
ハリー「あー……ハーマイオニー…」
ハーマイオニー「なに! また適当なこと言って誤魔化す気?! ハーミーハーミーって鳴いてればいいじゃない!」
ロン「その……つまりこれは…」
マルフォイ「いや、もうこれは無理だろ」
ハリー「だな」
ロン「……あーあ」
ハーマイオニー「…なにか言ったらどうなの!」
ハリー「…オブリビエイト! 忘れよ!」
ハーマイオニー「なに! また適当なこと言って誤魔化す気?! ハーミーハーミーって鳴いてればいいじゃない!」
ロン「その……つまりこれは…」
マルフォイ「いや、もうこれは無理だろ」
ハリー「だな」
ロン「……あーあ」
ハーマイオニー「…なにか言ったらどうなの!」
ハリー「…オブリビエイト! 忘れよ!」
87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:21:00.68 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「うっ……」 くたり
ロン「……お見事」
マルフォイ「流石ポッター、『生き残った男の子』は伊達じゃないな」
ハリー「よせよ」
ロン「どこまで飛ばした?」
ハリー「僕たちと、たぶん仲のいい友人ほとんど」
マルフォイ「前と同じか」
ハリー「ああ。手はずは大丈夫か?」
ロン「モチのロンさ。ハーマイオニーは魔法薬の実験に失敗して…」
マルフォイ「…倒れてるとこを『親友の』君たちが介抱した」
ハリー「オーケー」
ロン「……お見事」
マルフォイ「流石ポッター、『生き残った男の子』は伊達じゃないな」
ハリー「よせよ」
ロン「どこまで飛ばした?」
ハリー「僕たちと、たぶん仲のいい友人ほとんど」
マルフォイ「前と同じか」
ハリー「ああ。手はずは大丈夫か?」
ロン「モチのロンさ。ハーマイオニーは魔法薬の実験に失敗して…」
マルフォイ「…倒れてるとこを『親友の』君たちが介抱した」
ハリー「オーケー」
98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:25:56.02 ID:L6IlYbpR0
ロン「ロックハートも本当にいい呪文を教えてくれたよ」
ハリー「ロン。ロックハート"先生"だ」
ロン「そう…ロックハート先生」
マルフォイ「本当にいい”先生”だった…」
ハリー「マートルに手を出さなければ今でも……」
ロン「よせよ。悲しくなる」
マルフォイ「まさかゴーストには忘却呪文が聞かないなんてな」
ハリー「良い教訓になったよ」
ハリー「ロン。ロックハート"先生"だ」
ロン「そう…ロックハート先生」
マルフォイ「本当にいい”先生”だった…」
ハリー「マートルに手を出さなければ今でも……」
ロン「よせよ。悲しくなる」
マルフォイ「まさかゴーストには忘却呪文が聞かないなんてな」
ハリー「良い教訓になったよ」
107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:32:15.83 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「……んっ……んぅ……」
ハリー「……」
ロン「……」
マルフォイ「……」
ロン「……ハリー」 ゴクリ
ハリー「……僕たちは紳士だ」
マルフォイ「そうだ。紳士だ」
ロン「……ああ」
ハリー「……」
ロン「……」
マルフォイ「……」
ロン「……ハリー」 ゴクリ
ハリー「……僕たちは紳士だ」
マルフォイ「そうだ。紳士だ」
ロン「……ああ」
113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:39:27.80 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「……すぅ………すぅ……」
ハリー「……で、今度はどうする?」
ロン「……どうするって?」
ハリー「マルフォイだよ」
マルフォイ「…いつも通りでいいさ」
ハリー「こっち側に来てもいいんだぞ?」
ロン「ああ。一回くらいは『親友』に…」
マルフォイ「よせよ。蔑まれる方が性に合ってる」
ハリー「ハーマイオニーの食べかけとかゲットできるけど」
ロン「勉強しながら寝落ちした寝顔天使だけど」
マルフォイ「ふふっ、君たちで楽しんでおけよ」
ハリー「……まったく。どうしようもない紳士だな」
ロン「脱帽するよ」
ハリー「……で、今度はどうする?」
ロン「……どうするって?」
ハリー「マルフォイだよ」
マルフォイ「…いつも通りでいいさ」
ハリー「こっち側に来てもいいんだぞ?」
ロン「ああ。一回くらいは『親友』に…」
マルフォイ「よせよ。蔑まれる方が性に合ってる」
ハリー「ハーマイオニーの食べかけとかゲットできるけど」
ロン「勉強しながら寝落ちした寝顔天使だけど」
マルフォイ「ふふっ、君たちで楽しんでおけよ」
ハリー「……まったく。どうしようもない紳士だな」
ロン「脱帽するよ」
123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:47:27.51 ID:L6IlYbpR0
マルフォイ「じゃあ、僕はこれで」
ハリー「ああ」
ロン「またな」
マルフォイ「あばよ」 すたすた
ハリー「……」
ロン「……」
ハリー「……カッコつけてるけど今回の騒動、あいつの失敗だよな」
ロン「4割僕らだろ」
ハリー「2割」
ロン「女子トイレの後、リカバーできたか?」
ハリー「オーケー。5割」
ロン「そんなもんかもな」
ハリー「ああ」
ロン「またな」
マルフォイ「あばよ」 すたすた
ハリー「……」
ロン「……」
ハリー「……カッコつけてるけど今回の騒動、あいつの失敗だよな」
ロン「4割僕らだろ」
ハリー「2割」
ロン「女子トイレの後、リカバーできたか?」
ハリー「オーケー。5割」
ロン「そんなもんかもな」
127: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:52:35.46 ID:L6IlYbpR0
ハリー「じゃ、起こそうか」
ロン「よしきた」 ゆさゆさ
ハーマイオニー「……んっ…ぁ……ぅん……」
ロン「……ハリー」
ハリー「……耐えろ」
ロン「…ハーミー、ハーミー!」 ゆさゆさ
ハリー「ハーミー、大丈夫?」
ハーマイオニー「……ん…な……なあに?」
ロン「よしきた」 ゆさゆさ
ハーマイオニー「……んっ…ぁ……ぅん……」
ロン「……ハリー」
ハリー「……耐えろ」
ロン「…ハーミー、ハーミー!」 ゆさゆさ
ハリー「ハーミー、大丈夫?」
ハーマイオニー「……ん…な……なあに?」
129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 00:56:34.13 ID:L6IlYbpR0
ハリー「ハーミー! やっと気がついた!」
ロン「よかった……ハーミー…」
ハーマイオニー「……あなたたち……誰?」
ハリー「……! 僕たちのことがわからないの?」
ロン「そんな…! ハーミー、うそだろ?!」
ハーマイオニー「ごめんなさい……ちょっと…頭がくらくらして…」
ハリー「……やっぱりあの薬が…」
ロン「よかった……ハーミー…」
ハーマイオニー「……あなたたち……誰?」
ハリー「……! 僕たちのことがわからないの?」
ロン「そんな…! ハーミー、うそだろ?!」
ハーマイオニー「ごめんなさい……ちょっと…頭がくらくらして…」
ハリー「……やっぱりあの薬が…」
135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 01:04:06.47 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「……薬? なんのこと……かしら?」
ロン「覚えてないのかい? 君、忘却薬つくってて…」
ハリー「爆発した」
ロン「僕たち、音を聞いて駆けつけたんだ」
ハーマイオニー「そんな……!」
ハリー「僕たちのこと、わからない?」
ロン「そんな……ハーミー…」
ハーマイオニー「忘却薬みたいな簡単な薬を失敗するなんて…!」
ロン「……ハリー。君、なんか間違えただろ」 ぼそっ
ハリー「……いっつもこんなもんだろ?」 ぼそっ
ロン「覚えてないのかい? 君、忘却薬つくってて…」
ハリー「爆発した」
ロン「僕たち、音を聞いて駆けつけたんだ」
ハーマイオニー「そんな……!」
ハリー「僕たちのこと、わからない?」
ロン「そんな……ハーミー…」
ハーマイオニー「忘却薬みたいな簡単な薬を失敗するなんて…!」
ロン「……ハリー。君、なんか間違えただろ」 ぼそっ
ハリー「……いっつもこんなもんだろ?」 ぼそっ
142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 01:12:51.10 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「…あっ、ごめんなさい。それで、あなた達は?」
ロン「僕はロン・ウィーズリー。ハーミー、君、ほんとに覚えてないのかい?」
ハリー「僕はハリー。ハリー・ポッター。ハーミー…」
ハーマイオニー「ごめんなさい……全く覚えてないわ…」
ハリー「そんな……」
ロン「…いいさ。これから思い出していこうよ。僕たち、友達だ。そうだろ?」
ハーマイオニー「ええと……そうな…の?」
ハリー「そう。僕たち三人は親友だったんだよ」
ロン「いろいろ冒険もした」
ハリー「まあ、話せば長いんだけどさ…」
ロン「僕はロン・ウィーズリー。ハーミー、君、ほんとに覚えてないのかい?」
ハリー「僕はハリー。ハリー・ポッター。ハーミー…」
ハーマイオニー「ごめんなさい……全く覚えてないわ…」
ハリー「そんな……」
ロン「…いいさ。これから思い出していこうよ。僕たち、友達だ。そうだろ?」
ハーマイオニー「ええと……そうな…の?」
ハリー「そう。僕たち三人は親友だったんだよ」
ロン「いろいろ冒険もした」
ハリー「まあ、話せば長いんだけどさ…」
147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 01:16:44.03 ID:L6IlYbpR0
ハリー「で、君がそこで火を放ってさ」
ロン「僕をたすけてくれたんだ。ハーミー、あの時はほんとにありがとう」
ハーマイオニー「え、ええ。どういたしまして」
ハリー「その後僕らはさ…、ハーミー」
ハーマイオニー「あの、ちょっといいかしら」
ハリー「なに? ハーミー」
ハーマイオニー「その、ハーミーって呼び方なんだけど…」
ロン「だって、ハーミーはハーミーだろ?」
ロン「僕をたすけてくれたんだ。ハーミー、あの時はほんとにありがとう」
ハーマイオニー「え、ええ。どういたしまして」
ハリー「その後僕らはさ…、ハーミー」
ハーマイオニー「あの、ちょっといいかしら」
ハリー「なに? ハーミー」
ハーマイオニー「その、ハーミーって呼び方なんだけど…」
ロン「だって、ハーミーはハーミーだろ?」
152: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/07(土) 01:21:51.09 ID:L6IlYbpR0
ハーマイオニー「…ごめんなさい。前の私はわからないけど、私、ハーミーってとっても嫌な思い出があるの」
ハリー「ああ、そっか…」
ロン「そういえばそうだっけ? ごめんね」
ハーマイオニー「ええ。だから、あらためて自己紹介するわ」
ハーマイオニー「私はハーマイオニー・グレンジャー。ハーマイオニーって呼んで」
ハリー「……」 ちらっ にやっ
ロン「……」 ちらっ にやにや
ハーマイオニー「……どうしたの?」
ハリー「あ、ああ…ごめん。よろしく、ハーマミオニー」
おわり
ハリー「ああ、そっか…」
ロン「そういえばそうだっけ? ごめんね」
ハーマイオニー「ええ。だから、あらためて自己紹介するわ」
ハーマイオニー「私はハーマイオニー・グレンジャー。ハーマイオニーって呼んで」
ハリー「……」 ちらっ にやっ
ロン「……」 ちらっ にやにや
ハーマイオニー「……どうしたの?」
ハリー「あ、ああ…ごめん。よろしく、ハーマミオニー」
おわり
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