杏奈「･･･失礼、します･･･」

ジュリア「みんなよろしくな！」

百合子「うぅ、今回は迷惑かけないようにしないと･･･」

加奈「初ラ～イブ～♪ 行っくぞ加奈～♪」 　

まつり「ほ？マシュマロが用意されてないのです？」

奈緒「アメちゃんならあるで～」

美奈子「回鍋肉もあるよ♪」

琴葉「どうして会議室に中華鍋が･･･」

恵美「細かいことは気にしないの♪」 　

海美「うぅぅ、どうも座ってるだけっていうの苦手･･･」ｳｽﾞｳｽﾞ

エミリー「御支援頂いてる方々に誠心誠意恩返しをしたいと思います！」

亜利沙「むひょー！これはアイドルデータベースが大幅に更新されますよー！」ｶﾀｶﾀ

志保「全員集まったようですし、早く始めましょう」 　

グリＰ「さぁーて、じゃあ折角全員いるわけだし改めて自己紹介と決意表明でも･･･」

志保「全員集めたということは重要な話があるんじゃないですか？」

グリＰ（そういえば志保はもうすぐ弟のお迎えの時間か）

グリＰ「そうだな、要点だけ伝えよう」ﾆﾔﾆﾔ

志保「･･･」

グリＰ「みんな分かってると思うが、ここにいるメンバーで単独ライブを行うことになった。」

奈緒「イエー！」

恵美「ヒューヒュー！」

星梨花「あっ･･･、ぱふぱふ！！」

グリＰ「無理に乗らなくていいぞ星梨花」

グリＰ「そこでみんなが歌う曲を決めなければならないんだが･･･」

グリＰ「今回は７６５オールスターズの楽曲の中からカバーさせてもらえることになった」

全員「「「！！！？？？」」」

グリＰ「『GO MY WAY!!』『キラメキラリ』『きゅん！ヴァンパイアガール』
『relations』『自分REST@RT』の５曲だ」

奈緒「ひえぇ～」

まつり「すごく･･･有名な曲･･･」

海美（あっ、素だ）

星梨花「すごいですね！頑張りましょう！」

琴葉「星梨花、これは大変なことなのよ」

星梨花「？？」

亜利沙「先輩の持ち歌を歌うということ、それは既に完成している歌を既に聞き慣れているファンに披露するということ･･･」

亜利沙「先輩の歌と比較されることは確実、失敗すれば即ち万死に値するのです･･･！！」

星梨花「し、死･･･！？」

グリＰ「おいおい、そんなにプレッシャーかけないでくれよ」

百合子「かかるに決まってるじゃないですか！なんてことしてくれるんですかプロデューサぁ！！」

グリＰ「え？え？」

杏奈「杏奈･･･怖い･･･」

ジュリア「バッチリ練習しないとなぁ」

全員「･･････」ｼｰﾝ

グリＰ「えーっと」

グリＰ「今日は誰がどのカバー曲を歌うのか決めようかと思ってたんだが･･･」

グリＰ「う、歌いたい曲あるひと～？」

未来「はいっ！私『relations』がいいです！」

静香「未来！？あなたさっきまで元気なかったじゃない！」

翼「しかも『relations』がいいの？なんか意外～」

未来「美希さんがこの曲歌ってる時、すっごくカッコよくって！私もこんな風にカッコよくなりたいなって！」

グリＰ「未来は『relations』っと、他はー？」

全員「･･････」ﾄﾞﾖｰﾝ

グリＰ「お、おう」

未来「あれ？私だけ？みんなは歌いたい曲ないのー？」

琴葉「未来はすごいわ」

グリＰ「それじゃあとりあえず俺が考えてみるから、今度それを元に相談ということで」

グリＰ「希望があったり何か思いついたりしたらその都度連絡をくれ」

グリＰ「解散！」


ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀｰ


琴葉「はぁ･･･まさか先輩の曲を歌うことになるなんて･･･」

恵美「にゃはは、琴葉はちょっと気にし過ぎだよー」

琴葉「そういう恵美だって、さっき何も言わなかったじゃない。歌いたい曲とか無かったの？」

恵美「うーん、私は歌えれば何でもいいかなー」


海美「しっほりーん！」

志保「何ですか？少し急いでいるんですけど･･･」

海美「しほりんはどの曲歌いたい？」

志保「特にないです。お先に失礼します。」ｶﾞﾁｬ

海美「あ～！しほりん冷たいーっ！」

グリＰ「結局あの後連絡が来たのは奈緒と加奈だけだった」

グリＰ「奈緒が『きゅん！ヴァンパイアガール』、加奈が『自分REST@RT』か･･･」

グリＰ「うん、この二人はこの曲で大丈夫だろう」

グリＰ「あとは他のアイドル達だが･･･」

グリＰ「････」

後日

グリＰ「発表します！」

グリＰ「『GO MY WAY!!』」

グリＰ「静香！まつり！琴葉！」

静香「はい。」

まつり「ほ？プロデューサーさんにしてはナイスチョイスなのです」

琴葉「これは･･･失敗できないわね」

グリＰ「『キラメキラリ』」

グリＰ「杏奈！百合子！亜利沙！」

杏奈「ビビッと･･･キラキラ･･･」

百合子「私がこんなに可愛い曲を･･･」

亜利沙「はわわ･･･亜利沙がやよいちゃんの名曲を･･･」

グリＰ「『きゅん！ヴァンパイアガール』」

グリＰ「星梨花！奈緒！志保！」

星梨花「はいっ！」

奈緒「やったるでー！」

志保「･･･」

グリＰ「『relations』」

グリＰ「未来！ジュリア！恵美！」

未来「やったー！ありがとうございます！」

ジュリア「かっこいいあたしを見せてやるぜ！」

恵美「セクシー系だねぇ」

グリＰ「『自分REST@RT』」

グリＰ「可奈！翼！美奈子！海美！エミリー」

可奈「！！！！」

翼「はぁ～い♪」

美奈子「わっほーい！」

海美「いえーい！」

エミリー「再出発、ですか」

グリＰ「多分みんなカバー曲のことが気が気でないと思うから今日は解散にしようと思う」

グリＰ「楽曲も渡しておくから各自で話し合いをしてくれ」

グリＰ「かいさーん」

ｿﾞﾛｿﾞﾛ
ｶﾞﾔｶﾞﾔ

奈緒「二人ともがんばろな！」

星梨花「はい！だって失敗したら死！です、もんね･･･」

星梨花「死･･･」

星梨花「･･･」

奈緒「ちょいちょい！なんでいきなり落ち込んでんねん！」

星梨花「･･･」ｽﾞｰﾝ

志保（この人たち大丈夫だろうか）

星梨花「･･･」

奈緒「えーっと、ほらほら！星梨花！」

星梨花「？」

奈緒「パッと舞って！」ﾊﾟｯ

奈緒「ガッとやって！」ｶﾞｯ

星梨花「きゃっ！」

奈緒「チュ～！　やでっ♪」ﾁｭｰ

星梨花「きゃー！きゃー！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ


ｷｬｯｷｬｯ


志保「あの、話し合いしましょう」

奈緒「ほらほら、志保も！」

奈緒「パッと舞って！」ﾊﾟｯ

志保「そういえば奈緒さんはヴァンパイア役をやったことがあるんでしたね」

奈緒「冷静やなぁ･･･」



星梨花「ガッとやって！」ｶﾞｯ

志保「ひぁっ！」

星梨花「チュ～！」ｴﾍﾍ

志保「こ、こら。星梨花。」

奈緒「うぷぷ。「ひぁっ！」やって」

志保「笑わないでください！！」

志保「ほ、ほら！曲を聞きましょう！」

奈緒「志保はお堅いなー」


ｼｬｰﾅﾘｼｬﾅﾘ


星梨花「可愛い曲ですね！」

奈緒「やな！ガッとやってチュッと吸って･･･」

奈緒「はぁ～ん！」

星梨花「はーん！」

志保「･･･」

奈緒「はぁぁぁ～～ん！」

星梨花「はーーーーん！！！」

志保「･･･」

志保「星梨花、それだとただ叫んでるだけじゃない」

星梨花「そうなんですか？」

志保「そうよ、ここはもっと感情を込めないと･･･」

奈緒「志保、手本見せてー」

志保「えっ」

星梨花「志保さんの「はーん」聞きたいです！」

志保「えっ」

志保「･･･ｺﾎﾝ」




志保「はぁ～～ん」




奈緒「うわっ！うまっ！」

星梨花「志保さんセクシーです！」

奈緒「色気ムンムンやな！おじさん辛抱たまらんでー！」ﾌﾝｽ

星梨花「これが『色気』ですか？志保さんすごいです♪」

志保「や、やめて･･･///」

志保（結局あの後逃げるように帰ってきてしまった）

ｼｬｰﾅﾘｼｬﾅﾘ

志保「････」

志保（どうして私がこんなに可愛らしい曲を･･･）

志保（いや、折角与えられたチャンスなんだから絶対に成功させないと･･･）


ｱｵｼﾞﾛｲﾊﾀﾞｰｱｶｲｸﾁﾋﾞﾙｰ
ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱｶﾞｰﾙ


志保「きゅーんっ！」

志保「･･･///」

奈緒「結構ダンスもハードなんやね」

星梨花「でもすっごく可愛いダンスです！」

志保「ﾊｧ･･･ﾊｧ･･･」

奈緒「ほっ！ほっ！」ｽﾀｯｽﾀｯ

奈緒「発見！おいしそうな男の子じゅるるん」ﾃﾚｯﾃﾚｰﾃｰ

志保（奈緒さん上手い･･･）

星梨花「うーん、難しいです･･･」ﾊﾞｯﾊﾞｯ

志保（星梨花も凄い体力･･･）

志保（私も頑張らなきゃ･･）

奈緒「志保ー、疲れたんなら私の血ぃ吸ってもええでー」

志保「遠慮しておきます。」

奈緒「釣れへんなぁ･･･」

星梨花「わ、私の血も吸っていいですよ！！」

志保「いや、吸わないから･･･」

奈緒「おいしそうな女の子やでー、じゅるじゅる吸ってやー」

星梨花「私もきっと美味しいですよ♪」

志保「いや、あの」

トレーナー「なにこの楽園」

志保「ちょっと待って」

ｵﾂｶﾚｻﾏﾃﾞｼﾀｰ

グリＰ「おう、レッスン終わったか。どうだった？」

志保「問題ありませんでしたのでお気遣い無く」

グリＰ「そ、そうか･･･」

星梨花「あの、プロデューサーさん」

星梨花「私、「はぁーん」の部分がよくわからなくて･･･どうすればいいでしょうか？」

グリＰ「志保と奈緒には相談したのか？」

星梨花「したんですけど、奈緒さんは大丈夫だって言うし志保さんは上手すぎて･･･」

グリＰ「ほう」

志保「やりませんからね」

グリＰ「とりあえず一回やってみてくれるか？」

星梨花「はい！えーっと･･･」




星梨花「はーーん！」




グリＰ「」

星梨花「あの、どうでしょう？」

グリＰ「」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

星梨花「えっ！あっ、あのっ！」

グリＰ「ハッ！正気を失っていた！」

志保（この人って･･･やっぱり･･･）

グリＰ「やっぱりこういうときはいろんな人の意見を聞くのが一番だと思う」

星梨花「なるほど･･･」

グリＰ「色々な意見を参考にして星梨花に合ったものを作るんだ」

星梨花「ありがとうございます！それじゃあ失礼しますね！」

グリＰ「おう！」



星梨花「あっ」

グリＰ「ん？」



星梨花「パッと舞ってー」ﾊﾟｯ

星梨花「ガッとやってー」ｶﾞｯ

グリＰ「！！？？」

星梨花「チュ～！ですよ♪プロデューサーさん♪」

グリＰ「」

星梨花「えへへ、お疲れ様でした！」

グリＰ「」

グリＰ「ｾﾘｶｶﾜｲｲﾈｰ」

志保「あ、小鳥さんそこのマジック借りていいですか？」

変　Ｐ「」

奈緒「あははは！何があってんそのデコ！」

変　Ｐ「油性で書かれた。消えない」

奈緒「あっはっはっはっ！疲れてるんやから笑わせんといてー」

変　Ｐ「レッスンのほうは順調か？」

奈緒「う～ん、ぼちぼちやな～」

変　Ｐ「奈緒はハロウィンの時にヴァンパイアやってたからな。イメージはバッチリだったよ」

奈緒「せやろ？プロデューサーさんもボーっとしてたらチュッ！やでー」

変　Ｐ「」

奈緒「あ、あれ？プロデューサーさん？」

変　Ｐ「」

奈緒「ほ、ほなさいなら～」

変　Ｐ「」

志保「･･･」ｷｭﾎﾟﾝ

星梨花「静香さんっ！」

静香「星梨花じゃない。どうしたの？」

星梨花「あのっ、ちょっと「はーん」って言ってみてもらえますか？」

静香「えぇっ！？どういうこと！？」

琴葉「あら星梨花ちゃん」

星梨花「あっ、琴葉さんこんにちは。」

星梨花「琴葉さんも「はーん」って言ってみてください！」

琴葉「えっ？」

星梨花「ダメ･･･ですか？」

静香「ダメじゃない！ダメなわけないじゃない！」

星梨花「本当ですか？それならお願いしますね♪」

静香「うっ･･･」

琴葉「･･･」

静香「はっ、」





静香「はああん」






琴葉「･･･」

星梨花「･･･」

静香「･･･」

ｶﾞﾁｬ

まつり「ほ？何をしているのです？」

星梨花「あっまつりさんこんにちは！実はかくかくしかじかで･･･」

静香「スルー！？」

まつり「そういうことなら協力するのです」

まつり「まつり的には姫らしく上品な感じが良いと思うのです！」

星梨花「そうなんですか？」

まつり「いくのですよ～」





まつり「はぁ～～ん」





静香（えっ！めちゃくちゃうまい！）

まつり「････」

まつり「////」

琴葉（あっ、ちょっと恥ずかしくなってる可愛い）

星梨花「すごいです！ありがとうございます！」

琴葉「次は私の番ね」

星梨花「お願いします！」

琴葉「･･･ｱｰ、ｱｰ･･･んっ･･･」





琴葉「はぁぁ～ん」






星梨花「わぁー！みなさんお上手です！」

琴葉（やばいこれ恥ずかしい）

静香（みんな上手い死にたい）

まつり（私は姫、私は姫、･･･ほ？ほ？･･･よし）

星梨花「はーん、はあーん？」

まつり「星梨花ちゃんには星梨花ちゃんの良さがあるのです。それを出せれば絶対大丈夫なのです。」

琴葉「そうよ、無理にみんなの真似をしようとしなくてもいいのよ」

星梨花「はい！おふた、みなさんありがとうございました！」

静香「今「お二人とも」って言いそうにならなかった！？」

まつり「頑張るのですよー！」

星梨花「はい♪」

静香「ねぇ！ねぇってば！」

琴葉（歌ってるときはあんなに格好良いのに･･･）

ﾌﾚｰﾌﾚｰｶﾞﾝﾊﾞﾚｰｻｲｯｺｳ！！

トレーナー「はい、今日はここまで。お疲れ様。」

杏奈「」ﾌﾗﾌﾗ

百合子「」ﾌﾗﾌﾗ

亜利沙「」ﾌﾗﾌﾗ

ﾊﾞﾀｰﾝ

杏奈「」

百合子「」

亜利沙「あーん！ありさもう疲れ･･･ﾊｯ！」

亜利沙「慢心創意の杏奈ちゃんと百合子ちゃん！これは撮らずにはいられないです！」

亜利沙「カメラ！カメラ！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

杏奈「」

百合子「」

ｶﾞﾁｬ

奈緒「邪魔するでー･･･ハッ！死、死んでる･･･ｯ！！！」

杏奈「」

百合子「」

奈緒「ってツッコミないんかーい！」

杏奈「」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

百合子「」ｽﾞﾙｽﾞﾙ

奈緒「あっ動いた。」

杏奈「」ｶﾁｬｶﾁｬ

百合子「」ｶﾁｯ

奈緒「ってゲームするんかい！せめて座ってしなさい！」

杏奈「」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

百合子「私逆から回り込みますね」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

奈緒「無視やな！私悲しいで！」

杏奈「･･･ﾅｲｽ･･･」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

百合子「」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

奈緒「おーい」

ｶﾞﾁｬ

亜利沙「あれ！？アイドルフォースで冷酷無慈悲なボスを演じてクールな一面を魅せただけでなく
抜けきれない関西弁と眩しい太ももで今回もファンのハートをガッツリ掴んだ奈緒ちゃんがいますよ！？」

奈緒「突っ込まへんで、亜利沙どこ行ってたん？」

杏奈「」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

百合子「」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

亜利沙「ありさちょっと急用がありまして」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

亜利沙「杏奈ちゃんと百合子ちゃんの滴る汗！ゲーム中の緩んだ表情！最高ですよお！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

奈緒「絶対急用じゃない」

亜利沙「あっ！奈緒ちゃんのオフショットも！はい！」ﾊﾟｼｬ

奈緒「イエーイ！ってあっ！やられた！」

亜利沙「あぁあぁみんな可愛いでしゅううううぅ！！」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

奈緒「亜利沙は元気やなぁ･･･」

杏奈「･･ふぅ･･あ、奈緒さん」

奈緒「終わった？お姉さん寂しかったでー」

百合子「すっかりレッスン後の二次元への逃避が癖になってしまった･･･」

奈緒「大丈夫かいな･･･」

百合子「お待たせしてごめんなさい。どうしたんですか？」

奈緒「あのな、星梨花が二人に聞きたいことがあるからちょっと待っててほし「遅くなりました！」ｶﾞﾁｬ

星梨花「みなさん凄くお上手でした！」

奈緒「これ私必要なかったんやない？」

星梨花「あの、お二人とも「はーん」って言ってみてもらえますか？」

亜利沙「！！？」ｶﾞﾀｯ

杏奈「･･･はーん？」

百合子「はーん？」

亜利沙「ちょっと！ビデオ持ってくるんで待っててください！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

奈緒「えとな、そうじゃなくてな。きゅんパイアの中に出てくる歌詞でー」

星梨花「「はーん」の部分が上手くいかないので参考にさせてください！」

杏奈「あっ･･･なるほど、です」

百合子「あの扇情的なところですか」

星梨花「扇情的、ってなんですか？」

奈緒「要は●●いってことやねん」

百合子「えっあ･･･ちが、くないかも･･･」///

亜利沙「ビデオ撮って来ましたあ！百合子ちゃん今のセリフもう一回！もう一回お願いします！」

百合子「言いません！」

杏奈「ONと、OFF･･･どっちでやれば、いい？」

星梨花「？」

奈緒「やりやすい方で良いと思うで」

杏奈「それなら･･･OFF、で」






杏奈「はぁー･･･ん」






奈緒「なんか欠伸みたいやな」

星梨花「でもすっごく可愛いです♪」

亜利沙「うおおおぉおおぉぉ！たまらんですよぉ！」REC

百合子「亜利沙さんそのビデオどうするつもりですか？」

奈緒「杏奈は可愛いなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

杏奈「えへへ･･･うれしい、です･･･///」

星梨花「百合子さんもお願いします！」

百合子「うーん」

奈緒「どうしたん？」

百合子「このヴァンパイアってどういう設定なんですか？」

奈緒「？」

百合子「ヴァンパイアといっても有名な古代ルーマニア伝承とか実在の人物の俗称とか」

百合子「コウモリに変身したり闇属性の魔法を使う二次創作的な存在もありますよね」

奈緒「うん？」

百合子「血を吸うという行為がそのヴァンパイアにとってどのような意味を持つのかわからないことには･･･」

奈緒「百合子」

百合子「はい」

奈緒「それがわかったとして、百合子に違いが表現できるんか？」

百合子「ひどいっ！？」

杏奈「杏奈も･･･そう思う、な」

百合子「杏奈ちゃんまで！」

星梨花「あっ！せんじょうてき？な感じでお願いしますね！」

百合子「えぇっ！？」

亜利沙「」REC

百合子「ビデオはやめてください！」

杏奈「･･･わくわく」

星梨花「わくわくです♪」

百合子「うぅっ･･･やらなきゃダメなんですかぁ･･･？」

奈緒「ほなお願いします！３、２、１！」

百合子「あっ、えっ･･･」





百合子「はぁぁ～ん///」






奈緒「照れたで。かわいいなー」

杏奈「でも･･･なかなか･･」

星梨花「これがせんじょうてき･･･」

百合子「次元の狭間に吸い込まれたい･･･」

亜利沙「ぐっ、鼻血でそう･･･」REC

百合子「ビデオは消してください！」

亜利沙「いやぁー良いもの見せてもらいました！この動画は亜利沙が家で個人的に･･･」

杏奈「･･･待って」ｶﾞｼｯ

百合子「」ｶﾞｼｯ

亜利沙「あ、あれ？杏奈ちゃんと百合子ちゃんに掴んで貰えるなんでありさ今日お風呂に入らな」

杏奈「･･･亜利沙、さんも」

百合子「やりますよね？」ﾆｯｺﾘ

亜利沙「ああ！ありさこれからアイドルちゃんのイベントがあるんでしたそうでした！」ﾊﾞｯ

百合子「あっ！」

杏奈「逃げ、た･･･」



ｶﾁｯ

奈緒「鍵閉めといたでー♪」

亜利沙「」

星梨花「お願いしますね♪」

亜利沙「」

亜利沙「うぅぅ･･･本当にやるんですかぁ･･･」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

杏奈（亜利沙さん、可愛い）

亜利沙「杏奈ちゃんと百合子ちゃんの後にやるなんて公開処刑ですよう･･･」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

百合子（亜利沙さん可愛い）

亜利沙「だってありさは二人ほど可愛くないですし･･･」ｲｼﾞｲｼﾞ

奈緒「亜利沙は可愛いで」

亜利沙「うぅ･･･何言ってるんですか･･･」ﾃﾚﾃﾚ

星梨花「亜利沙さん、照れちゃって可愛いです♪」

亜利沙「･･･」ﾏｯｶｯｶｰ

奈緒「星梨花、そろそろやめたげようか」

亜利沙「やりますよ！やればいいんですね！」

亜利沙「星梨花ちゃん、音源ありますか？」

星梨花「？　ありますよ？」

亜利沙「流してください！ノリでなんとかします！」

奈緒「歌えるんか？」

亜利沙「プロジェクト・フェアリーの名曲『きゅん！ヴァンパイアガール』を歌えないなんてモグリです！」

亜利沙「それに！中途半端にやるなんて失礼です！ありさには出来ません！」

亜利沙「やるからにはちゃんとやります！それがアイドルちゃんへの敬意！」

百合子「なんかごめんなさい」

ﾃﾃｯﾃﾃﾚﾃﾃｰ♪


杏奈「･･･あれ、って･･･」

星梨花「『きゅん！ヴァンパイアガール』の振り付け（ライブ版）ですね･･･」

奈緒「なんで踊れるねん･･･」

亜利沙「７６５のアイドルちゃんの有名曲は一通りそれなりに踊れます！」

百合子（亜利沙さんってもしかしてすごい人？）


亜利沙「どこかへお出かけ～お嬢様～ッ↑」

亜利沙「喉がからから限界ぎりぎり　はっきょ寸前！　きゅ～ん☆」

星梨花「すっごく上手です･･･」

奈緒「凹むわぁ～」

亜利沙「パッと舞って」ﾊﾟｯ

亜利沙「ガッとやって　チュッと吸って」




亜利沙「はぁ～～ん」





奈緒（うまい）

杏奈（うまい）

百合子（うまい）

星梨花（すごいです♪）

ﾃｯﾃｯﾃｰ♪
ｼｬｰﾅﾘｼｬﾅﾘ

奈緒「いやぁ～ええもん見たわぁ～」

百合子「亜利沙さん凄かった･･･」

亜利沙「そういえばレッスン後でヘトヘトだったんでした･･･あがが･･･」

杏奈「お疲れ、さま･･･」ｷﾞｭｯ

亜利沙「あああ杏奈ちゃん！？あぁあ癒されていくうぅ～～！！」

星梨花「亜利沙さんありがとうございますっ♪」ｷﾞｭｯ

亜利沙「haaaaaaaaaaann！！！！」

奈緒「元気やなぁ･･･」

亜利沙「ぐふ･･･ありさもう死んでも良いです･･･」

星梨花「みなさんありがとうございました！」

奈緒「そっちもキラメキラリ頑張ってやー」

杏奈「うん･･･ダンス、難しい･･･」

百合子「私も体力が持つかどうか･･･」

奈緒「とりあえず夜更かしやめーやー」

ﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟ

星梨花「あっ、未来さんですか？」

未来『もしもし？星梨花？どうしたの？』

星梨花「あのっ今度relationsを歌う方々で集まる日っていつですか？」

未来『あーえーっとね。今度集まるのは･･･今日？』

星梨花「どういうことですか？」

未来『今度集まるというか･･･今度集まっているというか･･･』

星梨花「？？？」

ｱｧﾓｳ！ﾃﾞﾝﾜｶｾﾐﾗｲ！


ジュリア『もしもし？星梨花か？今ちょうどrelationsのメンバーでファミレスに来てるんだ』

ｱﾀｼﾓｲﾙﾖｰ

星梨花「そうなんですか？ちょっと聞きたいことがあるので伺ってもいいですか？」

ジュリア「大丈夫か？」

ｵｯｹｰｵｯｹｰ

ジュリア『いいぜ！そっちもメンバーと一緒か？』

星梨花「奈緒さんは帰っちゃいましたが、志保さんは一人で練習中です。」

ジュリア『じゃあ折角だから志保も連れてこいよ！』

星梨花「わかりました！」

ｼﾎｻｰﾝ！！
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

ジュリア『あっおい電源ぐらい切ってから･･･まぁいいか』ﾋﾟｯ

未来「星梨花と志保が来るの？」

ジュリア「そうみたいだな、あっ５人だけど席大丈夫か？」

恵美「大丈夫大丈夫。こういうときは店員さんに言えば椅子くれるから！」

ジュリア「手馴れてんなぁ･･･」

志保「ファミレス？」

星梨花「はい！一緒に行きましょう♪」

志保「折角だけど、夕飯の準備をしないと･･･」

星梨花「うーん、それならしょうがないですね･･･」

志保「ごめんなさいね」

星梨花「じゃあ志保さんが行けるときしましょう！」ﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟ

志保「えっ？」

星梨花「奈緒さんも誘わなきゃですね♪」ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

星梨花「もしもし？未来さんですか？あのー今日のことなんですけど･･･」

未来「了解だよー。じゃあこっちの３人の予定を送るねー」ﾋﾟｯ

ジュリア「結局来ないことになったんだな」

未来「そうみたいだねー。あ、私新しいジュース作ってくるねー」

ジュリア「さて、そろそろアタシはおいとま･･･」ｶﾞｼｯ

恵美「へへー、まだまだ帰さないよ～」

ジュリア「やめろ！もう未来が混ぜたジュースを処理するのはこりごりだ！」

未来「ただいまー。なんかボタン押したらシュゴーってなって凄かったんだー。でへへ。」

ジュリア「それコーヒー混ざってるだろ！全体的に黒いし湯気出てるし！絶対不味い！」

後日（休日の昼間）

ジュリア「よく考えたら別にファミレスに集まらなくても良かったんじゃないか？」

志保「星梨花がファミレス行きたかったらしくて」

恵美「いいじゃんいいじゃん！ファミレスいいじゃん！」

星梨花「うわぁー！これがファミレスですかー！」

未来「ねぇねぇ星梨花。一緒にジュース作りに行こう？」

星梨花「ファミレスでは自分でジュースを作るんですか？」

未来「そうだよー。さっき店員さんが鍋で何か運んでたから入れてみようよ！」

ジュリア「既にジュースじゃない！」

恵美「奈緒の都合が合わなかったのは残念だねー」

恵美「それでどうしたの？次のライブのこと？」

志保「はい、星梨花がわからないところがあるんですけど私と奈緒さんだけでは解決できなくて･･･」

ジュリア「ほうほう、どこがわからないんだ？」

志保「「はーん」です。」

ジュリア「え？」

志保「だから、「はーん」です。」

恵美「志保って時々面白いよねー」

志保「私は真面目です！」

未来「ジュース創ってきました！ジュリアちゃん、はい！」

ジュリア「なんかゴロゴロしたものが入ってるんだけど･･･あと漢字がおかしい」

星梨花「私もジュリアさんのために作ってきちゃいました♪」

ジュリア「形容しがたい色になってる･･･」

ジュリア「あっ、でも星梨花の美味しい！何入ってるのか全然わからないけど美味しい！」

星梨花「本当ですか！うれしいです♪」

未来「ねぇねぇ、私のも飲んでみてよー」

ジュリア「自分で飲め！」

志保「えぇと、きゅん！ヴァンパイアガールの歌詞の中に「はーん」という歌詞があるのですが」

星梨花「それが上手く出来なくて、皆さんにやってもらっているんです」

未来「あっ！知ってる！ガッとやってチュッと吸って」




未来「はぁぁーん！」




未来「だよね♪」

恵美「未来がやると何でも元気な感じになるんだよねー」

未来「そうなんです！だから私も『relations』をどうすれば格好良く歌えるか分からなくて･･･」

ジュリア「いや結構凄いぞ？腰とか。」

未来「いつもグイングインし過ぎちゃってトレーナーさんに怒られるんだよねー」

志保（気になる･･･）

恵美「はいはーい！次アタシね！」

星梨花「お願いします♪」

恵美「ではでは･･･こほんっ！」





恵美「はぁ～～ん！」






ﾅﾝﾀﾞ!!?
ｻﾞﾜｻﾞﾜ


ジュリア「ちょっと！声がでかいって！」

志保「少し顔を隠しましょう」

未来「え？何で？」

星梨花「うわぁ～、すごいです！」

志保「ちょっと星梨花！静かに！」

ｱﾚ、ｱﾉｺﾀﾁﾅﾝｶﾐﾀｺﾄｶﾞ･･･
ｳｰﾝ
ｾﾘｶｶﾜｲｲﾈｰ
ｻﾞﾜｻﾞﾜ


ジュリア「まずいな、場所を変えるか」

恵美「次っ！ジュリアの番だよ～！」

ジュリア「えっ」

志保「えっ」

未来「･･･えっ？」←分かってない

星梨花「お願いします♪」

ジュリア「ちょちょちょちょっとまて！今はまずいだろ今は！」

志保「そうですよ！何考えてるんですか！」

恵美「え～、だってジュリアだけやらないのは不・公・平じゃん☆」

ジュリア「そういう問題じゃないだろ！」

未来「あ、星梨花またこぼしてるー」

星梨花「あっ･･･、ありがとうございます」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ
ｵｲ、ｱﾚｯﾃ765ﾌﾟﾛﾉ･･･
ｱｧｰ!!ｼﾎﾀﾝ!!ｼﾎﾀﾝ!!
ｾﾘｶｶﾜｲｲﾈｰ
ｻﾞﾜｻﾞﾜ

恵美「え～っと、それじゃあよーし！」

恵美「はーい！皆さんご注目ー！」


!!!??


志保ジュリア「！！？」

未来「注目すればいいんだね？」

星梨花「注目ですね！」

恵美「今からジュリアちゃんが『きゅん！ヴァンパイアガール』を歌うよー！みんな聞いてねー！」


ｵｵｯ!!?
ｼﾞｭﾘｱｶﾞｳﾀｳﾀﾞｯﾃ!?
ﾊﾟﾝｸﾛｯｸｻｲｺｰ!!
ｱﾚﾃﾞﾓｷｭﾝﾊﾟｲｱｯﾃ･･･


ジュリア「」

志保「ちょっ･･･」

未来「いえー！どんどん！」

星梨花「ぱふぱふ！ぱふぱふ！」

未来「星梨花、「ぱふぱふ」の前は「どんどん」じゃなきゃダメなんだよ」

星梨花「そうなんですか？どんどん！ぱふぱふ！」

ジュリア「えっ、と、その、あの、」


ｼﾞｭﾘｱﾁｬﾝｶﾞﾀｯﾀｿﾞｰ!!
ﾐﾝﾅｼｽﾞｶﾆｼﾛｰ!!
ｱ､ｻｲﾘｳﾑｶｼﾏｽﾖ!!!
ｱﾘｶﾞﾄｳ!!


ジュリア「あっ、これは間違い、というか」


ﾊﾞｶ!!ｻﾂｴｲﾊﾔﾒﾛ!!
ｵｽﾅｵｽﾅ!!
ｵﾏｴﾗﾀﾞﾏﾚｼﾞｭﾘｱﾁｬﾝｶﾞｼｬﾍﾞｯﾃﾝﾀﾞﾛｫｶﾞｱｧｱ!
ｳｵｵｵｵｵｫｫｫｵｫｫ!!


ジュリア「」

ｼｰﾝ


ジュリア「･･･でもほら、準備とか、してきてないし、さ」


ｴｰ!
ｱｶﾍﾟﾗ!ｱｶﾍﾟﾗ!


星梨花「あっ、私音源持ってきてますよ！」

恵美「ナーイス星梨花！」

ジュリア「」


ﾋｭｰ!!
ﾔｯﾀｰ!!!
ｾﾘｶﾃﾞｷﾙｺﾀﾞﾈｰ


ジュリア「」

ﾃﾃｯﾃﾃﾚﾃﾃｰﾃﾃﾃ♪
ﾃﾃｯﾃﾃﾚﾃﾃｰ♪


ジュリア「」


ﾃﾃｯﾃﾃﾚﾃﾃｰﾃﾃﾃ♪
ﾃﾃｯﾃﾃﾚﾃﾃｰ♪


ジュリア「」


ｽﾞﾝｽﾞﾝ ｽﾞﾝｽﾞﾝ♪
ｽﾞﾝｽﾞﾝ ｽﾞﾝｽﾞﾝ♪


ジュリア「」


ｽﾞﾝﾁｬｯﾁｬｯﾁｬｯ♪
ﾜｰｰ♪


ジュリア「」


ジュリア「どこかへお出かけ～お嬢様～♪」

志保（やるの！？）

ジュリア「いいものあげる暗闇で～　思わせぶりにウィンク～♪」

恵美（相変わらず歌上手いなぁ･･･）

ジュリア「はにかみながら～　目を伏せて～♪」

星梨花「」ﾜｸﾜｸ

ジュリア「パッと舞って！」ﾊﾟｯ

志保（振り付けまで･･･）

ジュリア「ガッとやって！」ｶﾞｯ

ジュリア「チュッと吸って！」ﾁｭｯ



ジュリア「はあぁ～～～ん」



ﾋｭｰｰ!!!
ｲｲｿﾞｰｼﾞｭﾘｱｰ!!
ｶﾜｲｰ!!ｾｸｼｰ!!

ｼｬｰﾅﾘｼｬﾅﾘ

未来「すごい！ライブみたいだね！」

星梨花「ジュリアさんすごいです♪」

ﾇﾚﾀﾏﾂｹﾞﾉ
ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱｶﾞｰﾙ

ジュリア「きゅんっ！」

ﾜｱｱｧｧｧｱｧ!!!
ｻｲｺｰ!!
ｼﾞｭﾘｱｱｧｱｧｱｱ!!!
ｷｭﾝｷｭﾝ!!

ジュリア「みんなー！ありがとー！！！」

志保「結局フルで歌いきりましたね」

恵美「ジュリアってやり切るタイプなんだね」

星梨花「はー、すごかったですー」

未来「勉強になって良かったね！星梨花！」

星梨花「はい♪」





店員「あの」

未来「はい？」

恵美「ごめんなさい！」

後日

奈緒「ええなー、そんなことあったんかー」

志保「良いわけないです。大問題です。」

奈緒「それでもクレームの一つもこないあたり流石ジュリアやなー」

志保「SNSでは相当拡散されてたみたいですけどね」

奈緒「『765プロアイドル、ファミレスでゲリラライブか！？』やって」

志保「完全に無許可でしたからね。恵美さんが店員と顔見知りらしくてなんとかなりましたけど」

グリＰ「俺も休日に呼び出されて大変だったけどな･･･」

志保「あ、プロデューサーいたんですか。」

グリＰ「ひどい･･･」

グリＰ「それで、星梨花の方はなんとかなりそうなのか？」

奈緒「んー、もう一押しって感じやなー」

志保「ダンスは凄く簡単そうにやってるんですけどね」

ｶﾞﾁｬ

星梨花「こんにちはー♪」

奈緒「ちわー」

志保「こんにちは。」



星梨花「･･･!!」ﾋﾟ-ﾝ

星梨花「ガッとやって！」ｶﾞｯ

志保「きゃっ！」

星梨花「チュッと吸って！」ﾁｭｰ



星梨花「はぁ～ん！」



星梨花「どうですか？」

グリＰ「」

星梨花「あれ？プロデューサーさん？」

グリＰ「」

奈緒「これは多分志保のせいやな」

志保「小鳥さん、マジックを･･･ってそのビデオはなんですか！！」

小鳥「長年の勘は伊達じゃないピヨ」

志保「なんのことですか！はやく消してください！」

奈緒「というわけでジブリ組のところに来ました」

志保「なんで説明口調なのよ･･･」

星梨花「もうすぐ歌のレッスンが終わりそうですね」

奈緒「歌のレッスン･･･？　ハッ！」

星梨花「どうしたんですか？」

奈緒「このグループにはな、可奈がおんねん」

志保「あっ･･･」

星梨花「？　可奈さんがどうかしたんですか？」

志保「えぇとまぁ･･･うん･･･」



「輝いた～ステージに立～てば～♪」



奈緒「おぉっ？」

ｶﾞﾁｬ

星梨花「こんにちは！」

奈緒「こんにちは、なんや可奈上手くなってんなー！」ｲｲｺｲｲｺ

可奈「えへっ！いっぱ～い練習し～たよっ可奈～♪」

奈緒「ごめん撤回するわ」ｽｯ

可奈「なんでですかっ！？」

志保「でも本当、上手になったわね。この前までは聞けたものじゃなかったのに」

可奈「志保ちゃん酷いよ～」

翼「可奈ちゃん凄く頑張ってレッスンしてたんだもん、ね～」ｷﾞｭｰ

美奈子「ソロ曲も上手になったし、可奈はやれば出来る子なんだよね！オレオあげる！」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

可奈「えへへ。みなさんありがとうございます」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

志保「あまり甘やかさないでくださいね」

星梨花「えーっと、みなさん「はーん」って言ってみてもらえますか？」

翼「星梨花たちが歌うカバー曲のやつ？」

星梨花「はい♪　それで海美さんとエミリーさんにもお願いしたいのですが･･･」

美奈子「あ、今パート練だったから二人は先に上がっちゃったけどまだ劇場の中にいるかも」

奈緒「電話かけよかー、志保はエミリーお願い」

志保「はい」

可奈「はーん♪はーん♪」

可奈「はーん♪･･･うんっ！良い感じ！いっきまっすよー！」

翼「あっ」

可奈「はーーーーーーーーん！！！！！！！！！！！！」


ｷｨｨｰｰｰｰｰﾝ
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ









翼「あっぶなーい」ﾐﾐﾌｻｷﾞｰ

美奈子「もう、急に大声出しちゃだめでしょ。チョコパイあげるから。」ﾐﾐﾌｻｷﾞｰ

可奈「ごめんなさ～い♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

奈緒「」

志保「」

星梨花「すごかったです！」

翼「星梨花って実は最強だよね～」

海美『すっごい音したけど！大丈夫ですか！？』

奈緒「くっ･･･もう、駄目･･･」

海美『えぇっ！？何があったの！？』

奈緒「とにかく･･･レッスン場に･･･」

海美『わ、わかった！すぐ行く！』


ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀ


ｶﾞﾁｬ

グリＰ「おい！なんか爆発音みたいなのが聞こえたけど何かあったのか！」

奈緒「」

志保「」

可奈「あっ！プロデューサー！」

星梨花「可奈ちゃんが「はーん」してくれたんです♪」

グリＰ「すべて理解した」

ｶﾞﾐｶﾞﾐ

可奈「おこられちゃった･･･」

美奈子「よしよし、はいチョコパイ」

可奈「怒られちゃったよ～♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

グリＰ「おい美奈子いい加減にしろ」

翼「ねぇねぇ、わたしもやっていい？」

星梨花「お願いします！」

翼「プロデューサーさん、ちゃんと見ててね♪」

グリＰ「お、おう･･･」

翼「はあぁ～～ん」




奈緒「わぁー●●いなー」

可奈「すごーい翼さん上手ー」

グリＰ「」

翼「ね～ぇ、どうだった？プロデューサーさん？」ｷﾞｭｯ

グリＰ「ぐ、うぅぐぐぐぐ････」

グリＰ「あぁ、良かったぞ翼」ｽｯ

翼「むぅ～、もっと何かないの～？」

志保「プロデューサー、鼻の下伸びてますよ」

グリＰ「しょうがないだろ！」

美奈子（これは･･･）

美奈子（負けてられない･･･！！）

美奈子「私もやります。」

美奈子「プロデューサーさん、こっちを見ていてください。」

グリＰ「おぅっ！？」

美奈子「いっきますよ～･･･」








美奈子「はあぁぁ～～～ん」







美奈子「どう、でしたか･･･？」

星梨花「すごい！せんじょーてき？です！」

グリＰ「もはやただ●●いだけである」

志保「･･･変　」ﾎﾞｿｯ

ｶﾞﾁｬ


海美「みんな！だいじょう･･･ぶ･･･？」

グリＰ「お、う。海美、か」ｸﾞｸﾞｸﾞ

美奈子「･･･」

翼（美奈子さん凄いなぁ～）ｼﾞｰ

海美「どういう状況？」

奈緒「もう説明するのめんどくさくなってきたなー」

海美「えっ？えっ？」


ｶﾞﾁｬ


エミリー「志保さん？電話が切れてしまいましたが大丈夫でしたか？」

志保「あっ、ごめんなさい」

星梨花「あの、お二人とも「はーん」ってお願いします！」

エミリー「？」

海美「？？」

美奈子「えーっと、『きゅん！ヴァ（略」

海美「そういうこと！それならまかせて！」

海美「えー･･、こほん！」




海美「はーーーん！！」





グリＰ「おうっ！海美は元気だな！見てて安心するよ！」

海美「ありがとー！」

グリＰ「素直な子は好きだぞ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

海美「あっ･･･」///

翼（いいなぁ･･･）

美奈子（なるほど･･･）

エミリー「なかなか難しそうです･･･」

可奈「エミリーちゃん可愛いから大丈夫だよ！」

エミリー「どういう風にやればいいんでしょう？」

星梨花「せんじょーてきでお願いします♪」

エミリー「扇情的･･･、雅ということですか？」

奈緒「エミリーはそっちの方が分かりやすいかもなー」

エミリー「それでは･･･」

エミリー「はぁ～･･･ん」





翼「」

美奈子「」

グリＰ「正直今までの中で一番●●い」

エミリー「えっ･･･あ、あの･･･」///

志保「･･･ロリコン」ﾎﾞｿｯ

星梨花「ありがとうございましたー！」

奈緒「ありがとうございましたー！」

可奈「ど～ういたしま～して～♪」

海美「はいはーい！」

グリＰ「みんな協力ありがとうな！」

エミリー「あう･･･」///

志保「････」

翼「む～･･･」

美奈子「････」


奈緒「なんか別の問題が生まれた気がする」

星梨花「これでライブに出る人全員に聞いたわけですが･･･」

志保「どう？分かってきた？」

星梨花「うーん･･･」

奈緒「星梨花は星梨花らしくでいいと思うんやけどなぁ･･･」

星梨花「うーん･･･」

星梨花「あっ！」ﾋﾟｰﾝ

星梨花「」ﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟ

志保「？」

奈緒「？」

貴音「なるほど、歌詞の表現についてですか･･･」

星梨花「はい･･･」

志保「お忙しいところ、ありがとうございます」

奈緒「ありがとうございます！」←緊張してる

星梨花「どうしたら貴音さんみたいになれますか？」

貴音「わたくしのようになる必要はありませんよ、星梨花。」

貴音「星梨花は星梨花の望むように演じればいいのです」

星梨花「そうなんですけど、私のやりたいものが上手くできないというか･･･」

貴音「そうですか･･･」 　

貴音「それならば、貴方が想いを伝えたい人を想いながらやって御覧なさい」

星梨花「想い･･･」

志保（伝えたい人･･･）

奈緒「ほうほう」

貴音「そうすれば何か変化があるはずです。その中から自分にものを探すのです」

星梨花「はいっ！ありがとうございます！」

志保「･･･」

奈緒「ありがとうございましたー」

後日


志保「あの、プロデューサー。少しお時間ありますか？」

グリＰ「志保か。珍しいな。」

志保「ちょっと見て貰いたいんですけど」

グリＰ「どうした？」

志保「･･･」

志保「どこかへおでかけ～　お嬢様～♪」

グリＰ「！！？？」



志保「喉がカラカラ限界ギリギリ♪」

グリＰ「どどどどどどどどうしたんだ志保！？」

志保「良いから、黙って見ていてください」



志保「発狂寸前　きゅんっ！」



グリＰ（どういう状況だこれ）

志保「パッと舞って」

志保「ガッとやって　チュッと吸って」





志保「はぁ～～ん」



志保「･･･」



グリＰ「あ、あれ？終わりか？」

志保「･･･」

グリＰ「し、志保？どうしたんだ？何か悩みごとでも･･･」

志保「なんでもありません。ありがとうございました。」ｽﾀｽﾀ

グリＰ「なんだったんだいったい･･･」

ライブ一週間前

グリＰ「いよいよリハーサルか！楽しみだなぁ！」

百合子「なんでそんなにリラックスしてられるんですか･･･？」

グリＰ「おう！百合子も良かったぞ！衣装もピッタリだったな！」

百合子「あっ、ありがとうございます。」


スタッフ「次、『きゅん！ヴァンパイアガール』入ります！」


グリＰ「お！来た来た！」

星梨花「よろしくお願いします♪」

奈緒「おねがいしまーす♪」

志保「よろしくお願いします。」

グリＰ「うおおぉぉ！！劇場組でマイディアヴァンパイア衣装が見れるとはああぁ！！！」

静香（この人って時々欲望に忠実なのよね）

グリＰ「いいぞお！みんな可愛いぞぉっ！」

ﾄﾞｺｶﾍｵﾃﾞｶｹｰ

グリＰ「イベントの時から無邪気な誘惑がはまり役だった奈緒！」

グリＰ「クールなセクシーさと年相応の可愛らしさを併せ持つ志保！」

グリＰ「そして純粋無垢な少女が無理してる感じがたまらない星梨花！」

グリＰ「完璧だ！完璧の布陣だ！」

ｲｲﾓﾉｱｹﾞﾙｸﾗﾔﾐﾃﾞｰ

星梨花（想いを伝えたい人･･･）

ﾊﾆｶﾐﾅｶﾞﾗﾒｦﾌｾﾃｰ

星梨花（いっぱい考えたけど、やっぱりこの人以外思いつきませんでした･･･）

ﾊﾟｯﾄﾏｯﾃ！

星梨花（プロデューサーさん、見ていてください♪）

星梨花「はあぁ～～ん」




グリＰ「ええぇぇえ！！！！星梨花がセクシー過ぎるんだけどおぉううおおぉおお！！」

グリＰ「あ！駄目！やばい駄目！ロリコンになっちゃううぅ！あぁ星梨花！星梨花ああぁ！」

グリＰ「HAAAAAAAAAAAAAAAAAAAANNNNNN!!!!!!!!!」

スタッフ「おいだれかこいつ摘み出せ」



終わり