打ち止め「ウザい。用件ないならいちいち来んなってミサカはミサカは吐き捨ててみる」

一方通行（ああ、昔は素直で可愛かったのになァ…）

一方通行「はぁ……」

打ち止め「ため息つくな！ミサカはあんたと違って忙しいんだからさっさと出てけ！ってミサカはミサカは怒鳴り散らしてみたり」

一方通行「テメェの都合なンざ知らねェが、夜メシ作ったから食えよ」

打ち止め「はァ？何であんたの作った臭くてまっずいメシを、ミサカがわざわざ食べなきゃなんないわけ!?」

一方通行「」

打ち止め「頭馬鹿なんじゃないの!?ってミサカはミサカは我慢の限界」

一方通行「あのなァ…」

打ち止め「てか、何馴れ馴れし接してんの？超うざいんですけどー、ってミサカはミサカはぶーたれてみたり」

一方通行「お前さァ…」

打ち止め「ウザい。喋んな気持ち悪い」

一方通行「気持ち…悪い…？」

打ち止め「いちいちキモい！毎日毎日顔合わせるのも苦痛だし。これ以上あんたといるとマジで馬鹿がうつるっての！」

一方通行「この俺が…馬鹿…？」

打ち止め「さっさと出てけこのロリコン！」

一方通行「クソったれ…お前いつの間にそんな言葉覚えたん」
打ち止め「出てけぇぇぇえええええ！！」

一方通行「わかったわかった分かりましたよォ…」

打ち止め「空気が汚れるっての！ってミサカはミサカは怒鳴り散らしてみたり」

一方通行「まァ…なンだ…人生色々あるけどよォ…」

打ち止め「出てけって言ったの聞こえなかった？電極切られたい？ってミサカはミサカは脅してみる」

一方通行「さーせンしたァ」ｶﾞﾁｬ

打ち止め「…はあ」

打ち止め「…」

打ち止め「……」

打ち止め「うわあああああああああああああああんってミサカはあああああああ！！！ミサカはあああああああああ！！！」

打ち止め「っざけんなぁああああああ！」ﾄﾞｶｯ

打ち止め「なんで！アイツの！」ﾄﾞｶｯ！ﾎﾞｺｯ！

打ち止め「顔見ると！こんなに！」ﾄﾞｶｯ！ﾄﾞｶｯ！

打ち止め「うあああああああ！って！ミサカは！ミサカはああああああ！！！」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞ





一方通行「…これが反抗期って奴かァ…」

一方通行「ここは大人としてガツンと…」

一方通行「つってもこの電極がある限りあいつには勝てねェしなァ…」

一方通行「勝てねェ喧嘩はしたくねェし…」

一方通行「いてェのは嫌だしなァ…」

一方通行「どうにかして説得しねェと…」

一方通行「だがどォやって…」

一方通行「…俺の考えたツリーダイアグラムではアイツは俺のことが嫌いだ」

一方通行「これは間違いねェ。確定事項だ」

一方通行「確定事項…」

一方通行「かく…」

一方通行「…」

一方通行「……」

一方通行「…くそったれがァァァァああああ！！！」ﾄﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞｶﾞ

ｸｿｯﾀﾚｶﾞｱｱｱｱ

打ち止め「！」ﾋﾞｸｯ

打ち止め「あ、アイツもしかして…怒ってる…？ってミサカはミサカはちょっぴり心配してみたり」

打ち止め「ど、どうしよ…ってミサカはミサカは…」

打ち止め「うー…」

打ち止め「って…」

打ち止め「っざっけんなああああ！！！なんでミサカが！アイツの！心配なんかああああああああああ」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

一方通行「…アイツも荒れてンなァ…」

一方通行「そりゃ思春期だもンなァ…」

一方通行「ん？待てよ…」

一方通行「思春期…思春期…異性への興味…」

一方通行「考えろ…考えろ…」




打ち止め「なんか外が怖いくらい静かなんだけどってミサカはミサカは旋律してみる」

一方通行「ミサカネットワークに接続」ｷｭｲｲｲﾝ

一方通行「アイツが今一番興味あるのは異性だ」

一方通行「まあ無理もねェな。１４なンだし」

一方通行「つまり俺としてではなく男として接してやりゃァ…」

一方通行「！」ﾋﾟｷｰﾝ

一方通行「はっはァーン…」

一方通行「最っ高に愉快なこと考えちまったぜェ…」

ｺﾝｺﾝ

打ち止め「」ﾋﾞｸｯ

一方通行「打ち止めー」ｶﾞﾝｶﾞﾝ

打ち止め「…っ！だから来んな！ってミサカはミサカは…」

一方通行「もうはいってきてるけどなァ」

打ち止め「ぎゃあああああああああああ！！！」

打ち止め「な、なんで…鍵かけといたのに…」

一方通行「俺の能力に鍵なんて通じるとでも思ってるンですかァ？」

打ち止め「だ、だから何？なんか用？用ないなら帰ってほしいんだけどってミサカはミサカは本音をぶちまけてみる」

一方通行「いやだから飯食えって」

打ち止め「しつこいな…」

一方通行「食わねーと死ぬぞ」
打ち止め「お菓子食べてるからお腹減ってないってミサカはミサカはそっぽ向いてみる」

一方通行「菓子なんか買った覚えねェンだが…」

打ち止め「…」ｷﾞｭﾙﾙﾙ

一方通行「…」

打ち止め「ざい…」

一方通行「あァ？」

打ち止め「うざいっていってんの？なにその過保護！？ミサカは子供じゃないんだっての！」
一方通行「いやガキだろ」

打ち止め「料理だって出来るし洗濯だって出来るし掃除だって全部一人で出来るし！ってミサカはミサカは大人の階段のっぼるー！」

一方通行「なンかお前おかしくなってきてンぞ」

打ち止め「大体さーなんであんたそんなにミサカにこだわるわけ？気持ち悪いんだけどってミサカはミサカは鳥肌全開」

一方通行「あのなァ…」

打ち止め「てかミサカに馴れ馴れしくしてるとか超ロリコンじゃん。キモッってミサカはミサカは犯罪者予備軍を軽蔑してみたり」

一方通行「テメェよォ…」

打ち止め「ありえなーい、マジで死んだ方がいいんじゃないのー？別にあんたが死んでも誰も困んないしー、ってミサカはミサカは」

一方通行「…いい加減にしろよクソガキ」ｸﾞｲｯ

打ち止め「ふぇっ!?」ﾄﾞｻｯ

一方通行「……俺にも我慢の限界ってのがあンだよ」

打ち止め「は、はぁ…？何マジになってんの…？ってミサカはミサカをベッドに押し倒したあんたを拒絶してみたり…」

一方通行「悪いことをしたら、お仕置きだって学校で習わなかったか？」

打ち止め「だ、だったら何…？ま、まさかあんた、無理やりミサカを抑えつけて…、き、きききききききき、キす、とかするって言うの…？///」

一方通行「さァなー？あァ、だがそりゃ名案だ」ﾆﾔﾘ

打ち止め「ふ、ふざけんな！離れろ！や、やややったら絶対許さないんだから!!ってミサカはミサカは大激怒！」

一方通行「安心しなァ。優しくしてやっからよォ」ｸﾞｲｯ

打ち止め「へ、へへ変　！モヤシ！ロリコン！」

一方通行「どうとでも言えよ」

打ち止め「いや違くて！ミサカ初め…てだから…じゃなくて！ちょ、ち、ちちち近いって！近い近い近いいいい……///」

一方通行「諦めなァ」ｸﾞｲｰ

打ち止め「～～～…///」ｷﾞｭｳｳｳ

一方通行（ま、実際寸止めするけどな。マジでやるわけにもいかねェし）ﾋﾟﾀｯ

打ち止め「～～……///」ｷﾞｭｳｳｳ

一方通行（？…コイツ何で抵抗もせずに目瞑ってんだ？）

打ち止め「～……///」ｷﾞｭｳｳｳ

一方通行（はっはァーン）ﾆﾔﾆﾔ

打ち止め「……？」ﾁﾗｯ

一方通行「……期待してたのに残念だったなァ」ﾆﾔﾘ

打ち止め「なっ!?///」

一方通行「なーンかおかしいとは思ったンだよなァ。抑えつけても抵抗しねェし、嫌がってる割にはしっかり目瞑って待ってやがるしィ？」

打ち止め「なななっ///」

一方通行「そもそも本気で離して欲しいンならMNW切ればいいだけの話だよなァ？」

打ち止め「なななななな～///」

一方通行「ったく…。して欲しいなら素直に言えっての。なんだかんだ言いながらも、テメェもまんざらじゃねェん」

打ち止め「っざけんなぁぁぁぁぁあああああああ!!!!」ﾊﾞﾁﾊﾞﾁﾊﾞﾁ

一方通行「うおっ危ねェ！」

打ち止め「変　！死ね！ロリコン！馬鹿ぁ!!」バタン

一方通行「……はぁ」

一方通行「…教育ってのは難しいもンだなァ…」

打ち止め「ったく！なんなのあの変　!?キモい癖に分かったような口しちゃってさ！ってミサカはミサカは愚痴ってみたり」ﾃｸﾃｸ

打ち止め「あんな奴、変　だしモヤシだしロリコンだし…。キモいだけだっての！あぁ～もうムカつく～ってミサカはミサカは～～～!!」ｶﾞｼｶﾞｼ


打ち止め「！」ﾋﾟﾀｯ

打ち止め「あ、あれって、あいつが作ったご飯…」

打ち止め「……」ｷﾞｭﾙﾙﾙ

打ち止め「す、捨てるのももったいないし、ししし仕方ないから食べてあげるだけなんだからってミサカはミサカは別にあいつの料理が食べたいわけじゃ無かったり」ｶﾞﾀﾝ

打ち止め「い、いただきます…」ﾊﾟｸｯ

打ち止め「……」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

打ち止め「…………」ｺﾞｸﾝ

打ち止め「…美味しい」





一方通行「はァ…、今日も学園都市は平和ですゥ」

【～fin～】

見たことある気がする奴がいるのは昔制作速報に上げたやつをリメイクしたやつだから
ちょっと早いけど眠いからこれで終わりです

【１年後】

～電車の中～

ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ

美琴（イライラ…）

打ち止め「ねぇねぇ、このお菓子スッゴく美味しいからあなたにも食べさせてあげるね！ってミサカはミサカはあなたにアーン」

ｱｰﾝ

一方通行「ンっ…、甘ェ。こりゃ馬鹿みてェに甘ェな…、今の俺達みてェに甘ェ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

美琴（イライライライライライライライライライライラ…）

打ち止め「キャー！そんなかっこいいことをさらっと言えちゃうあなたが大好きっ、ってミサカはミサカは抱きついてみたり！」

一方通行「バァカ、俺達の愛の方がこンな菓子なンざより甘ェに決まってンだろ。勝負にすらなンねェよ」

美琴（おぇぇええ…）

打ち止め「そうだよねっ、ミサカ達の愛はこんなお菓子なんかに負けないよねってミサカはミサカはあなたにスリスリ！」ｽﾘｽﾘ

一方通行「おいおい、最近俺に甘えてばっかりじゃねェか？幸せすぎて狂っちまいそうだぜ」

打ち止め「だってあなたがカッコ良すぎるのがいけないんだよってミサカはミサカはそんなあなたを愛してたり！」

一方通行「口の減らねェ奴だな…、そんなガキにはお仕置きだ」チュッ

打ち止め「ふにゃあああ!?い、いきなり首筋にキスするのは卑怯なんじゃないかな!?ってミサカはミサカはでもそれがすごく嬉しかったり！」

一方通行「バァカ…、俺がテメェの嫌がることをする訳ねェだろォが」ギュッ

美琴（きもちわるい…）

打ち止め「ミサカのことなんでもお見通しなんだねってミサカはミサカはあなたに胸がキュンキュン！」ｷﾞｭｯ

一方通行「当たり前だろ、テメェは俺が世界一好きな女なんだからよ」

美琴（うぇっ、げろげろ～）

打ち止め「……」

一方通行「？…どうした？どこか気分悪いのか？」

打ち止め「ううん…」

一方通行「気分悪いンだったら今すぐこの電車ぶっ壊して病院連れてってやるぞ？」

美琴（うわぁ…自っ己中ー…）

打ち止め「ううん、違うの。そうじゃないの…。ただ、最近のあなたはミサカに好きって言ってくれるけど、前みたいに愛してるって言ってくれなくなったからってミサカはミサカはそれが不安だったり…」

一方通行「……あのなァ、俺がお前のことを世界一愛してるって事実は、世界が終わったとしても絶対に変わンねェ事実だろ？」

打ち止め「！」

一方通行「いちいち声にしなきゃ伝わンねェほど、俺達の愛ってのは薄っぺらいもンだったのかァ？」

打ち止め「…うんっ、そうだよね！あなたの言うとおりだよね！ごめんなさい、ミサカが間違ってたってミサカはミサカはあなたを疑ったことを謝罪してみたり…」

一方通行「いや、お前が謝ることじゃねェ。俺が悪いンだ…俺がお前の不安に気づいてやれなかったから…。お前に余計な心配かけさせちまった…。ゴメンな打ち止め、世界で一番愛してる…」ギュゥゥ

打ち止め「ううん、ミサカの方こそ勝手に不安になってあなたのことを疑ったりしてごめんなさい…、もう絶対に疑ったりしないよ、ってミサカはミサカもあなたのこと、世界で一番愛してる…」ギュゥゥゥ

美琴（イライライライライライライライライライライライライライライライライライラ）

一方通行「おいおい、そりゃないぜェ。俺の方が世界で一番お前のこと愛してンだからよォ」

打ち止め「ううん、違うもん！ミサカの方があなたのこと世界で一番愛してるもん！ってミサカはミサカは反論してみる！」

一方通行「なら俺は宇宙で一番お前のことを愛してるぜェ」

打ち止め「ミサカは全次元の中で一番あなたのことを愛してる！ってミサカはミサカは…」

美琴「うわあああああああああああん！！！！とうまああああああああああああ！！！！」ビリビリビリ

～ＥＮＤ～