~自宅~

P「…で、なんで涼が居るんだ」

涼「涼ちゃんって呼んでください」

涼「プロデューサーさん♪」

P「涼、仕事はどうした」

涼「りゅんりゅん♪」

P「いやいやいや、答えろ」

涼「私、プロデューサーさんにお礼がしたくて」

P「それなら事務所で……って」

P「何で俺の家の住所を知ってるんだ」

涼「……」

涼「りゅんりゅん♪」

引用元: 真美「HOP」やよい「STEP」美希「JUMPなのー!」 



5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:19:32.21 ID:fuyLu5Sw0

P「まぁ、住所は良いとしてだな」

P「お礼って、なんだ?」

涼「…」ガサゴソ

涼「コレです!」

P「あ…これって」

涼「プロデューサーさんの大好きなロ

P「シャラーップ!」

涼「プロデューサーさん…」

P「うぅ、まぁ確かに好きだけどさ」

涼「よっ、喜んでくれましたか!?」

P「……はい」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:21:52.45 ID:fuyLu5Sw0

涼「それで、プロデューサーさんに一つお願いがあるんですけど…」

P「な、なんだよ」

涼「私を」

P「涼ちんを?」

涼「私をっ!」

P「だからなんだよ」

涼「プロデュースしてください!」

P「ふーん」

P「………」

涼「い、良いんですか!?」

P「……」

P「は?」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:25:17.42 ID:fuyLu5Sw0

P「ちょちょちょ」

P「い、意味がわかんない」

涼「あっ、じゃあもう一度

P「ちがうちがう」

涼「え?じゃあなんなんですか?」

P「ま、まず涼ちんに質問させてくれ」

涼「は、はい」

P「その服はどうした」

涼「あっ、これですか?」

P「いちいち回って見せなくていいから」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:28:05.97 ID:fuyLu5Sw0

涼「買ったんです」

P「……へ?」

涼「だから、買ったんです」

P「ほ?」

P「か…買った?」

涼「はい!私、あの日に愛ちゃん達と一緒に買い物に」

P「それって、愛達は乗り気だったのか?」

涼「うーん、愛ちゃんには最初反対されたんですけど」

涼「買い物している内に愛ちゃんの方から服を選んでくれる様になって」

P「あんの馬鹿…」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:30:52.07 ID:fuyLu5Sw0

涼「で、私を765プロに

P「まて!また質問が終わってない」

涼「うー」

P「で、涼ちん」

涼「涼ちゃんって呼んでください」

P「……」

P「876プロの方には言ったのか?」

涼「まだ言ってません」

P「だろうと思った…」

P「ほら、行くぞ」

涼「765プロにですか!?」

P「ちげーよ馬鹿」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:35:37.81 ID:fuyLu5Sw0

涼「だったら何処に」

P「876にだ」

涼「あっ!事務所に行って説明してくれるんですね!?」

P「……とりあえずまなみさんに会わないと」

涼「まなみさんに?」

P「当たり前だろ、仕事抜けて迷惑かけたんだから」

涼「それだけですか?」

P「それだけって…」

P「…(今は嘘ついといた方が良いかもな)」

P「いや、涼の事でもな」

涼「765プロに入る事をですね!?」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:38:52.34 ID:fuyLu5Sw0

~876プロ、事務所~

ガチャ

P「失礼しま

愛「あー!涼さんをさらった変 さん!!」

P「相変わらず声だけはデカイな愛は」

愛「声だけってなんですか声だけってー!」

絵理「おはようございます」

P「おはよう、絵理」

愛「なんで無視するんですかー!」

P「うっさいだまれ!!」

まなみ「あら、お久しぶりです」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:41:15.55 ID:fuyLu5Sw0

P「あっ、お久しぶりです」

愛「また無視したー!」

P「絵理、頼む」

絵理「はい、わかりました」

愛「絵理さんまで!?」

P「ほらっ、ガキはすっこんでろ」

愛「あー!また私の悪口を

絵理「愛ちゃん、邪魔しないの」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:44:10.16 ID:fuyLu5Sw0

まなみ「それで、どうしたんですか?」

P「あはは…ま、まぁだいたいは予想通りです」

まなみ「……あ」

まなみ「涼クンの事?」

P「はい、すみません、涼が変わったのは俺のせ

まなみ「ありがとう!」

P「は?」

まなみ「涼クンを目覚めさせてくれてありがとう」

P「……」

まなみ「そ、それで涼クンは何処かしら!?」

P「…(駄目だここの事務所)」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:46:54.28 ID:fuyLu5Sw0

P「涼なら俺の車に」

まなみ「車!?駐車場に居るのね!」

まなみ「こうしちゃ居られないわ!」

まなみ「涼クーン!」ダタッ

バタン

P「あ、」

絵理「プロデューサーさん」

P「あ、絵理…」

絵理「涼さん、もしかして」

P「あぁ、朝っぱらから俺の家に」

絵理「プロデューサーさんの家ですか」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:50:02.70 ID:fuyLu5Sw0

絵理「あの、近くにコンビニがあるプロデューサーさんの家に…」

P「ん?」

絵理「あそこの近くの自販機、一番左上の所だけ何故か光らないんですよね」

P「え、絵理?」

絵理「あっ、そういえば最近オープンした近くのパン屋さん!」

絵理「結構評判なんで

P「お前か、涼に教えたのは」

絵理「……」

P「つーかなんで知ってるんだ」

絵理「…」

P「oi」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:54:32.57 ID:fuyLu5Sw0

ガチャ

まなみ「涼クン連れてきたわよー!」

涼「うぅ、プロデューサーさぁん」

P「知らねーよ」

愛「涼さん!」

絵理「可愛い…」

涼「あの時二人に選んで貰った服だよぉ」

まなみ「そ、それよりプロデューサーさん」

P「は、はい」

まなみ「涼クンが先ほどから765プロに入るんだの一点張りで」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/17(月) 23:58:08.90 ID:fuyLu5Sw0

愛「えー!?涼さん辞めちゃうんですかぁ!!?」

P「ゔぅ、頭痛くなるわ」

P「その声量をもっと歌に活かせよ」

愛「なななっ!?変 さんに言われたく無いですよーだ!」

涼「愛ちゃん!プロデューサーさんに向かってその言い方は許さないよ!」

愛「うっ、涼さん…」

絵理「それで、なんで涼さんは876プロを辞めるんですか?」

まなみ「そうよ涼クン、やっと女の子アイドルとして開花したのに」

涼「だからです!」

P「あぁ、頭痛い…」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:02:26.69 ID:PeANYzhG0

涼「私を!」

涼「本当の自分に出会わせてくれたプロデューサーさんに」

P「もうやめてくれ…」

涼「この人について行きたいんです!」

まなみ「涼クン…」

涼「お願いします、まなみさん!」

P「馬鹿言うな!俺の都合は無視かよ」

愛「変 さんは黙ってて下さい!コレは私達の問題です!」

P「俺だって大問題だよ!」

愛「うー、がるるるるぅ」

P「シャラーップ」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:06:27.90 ID:PeANYzhG0

まなみ「うーん、涼クンがそこまで言うなら」

愛「まなみさん!?」

P「おい!?負けんなよ!!」

まなみ「だってぇ」

P「あ"ーもう!」

P「まなみさん、ちょっと顔かしてください」

まなみ「はい?」

P「少しお話が」

愛「なななっ!?涼さんには飽き足らずまなみさんにまで!?」

絵理「愛ちゃんは黙ってて」

愛「うぅ」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:09:37.15 ID:PeANYzhG0

P「で、どういうつもりですか」

まなみ「え?」

P「いや……あの言い方だと涼をうちに渡すみたいな言い方でしたよ」

まなみ「うーん、あんなに真剣な涼クンを見たのは初めてだったし…」

P「いや、涼は876プロのアイドルでしょう」

P「ただでさえ少ないんですから涼が欠けるとなると」

まなみ「そうなんですよねぇ」

P「……(やっぱ駄目だここの事務所)」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:12:14.77 ID:PeANYzhG0

P「……」

P「あっ!そうだ!」

まなみ「はい?」

P「えっと、涼達のスケジュール表って有りますか?」

まなみ「あっ、はい!」ガサゴソ

まなみ「えーっと」


まなみ「はい、どうぞ」

P「ありがとうございます」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:15:35.03 ID:PeANYzhG0

P「…(ゔっ)」

P「あ、あはは…(可哀想な位真っ白だ)」

まなみ「や、やる気はあるんですよ?」

P「こ、これは酷い」

まなみ「すみません」

P「いえいえ、寧ろ好都合です」

まなみ「えっ?」

P「えーと、今、社長は」

まなみ「は、はい、社長なら今は…」

まなみ「居ますね」

P「っと、じゃあちょっと行ってきます」

まなみ「社長に会いにですか?」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:21:10.94 ID:PeANYzhG0

P「で、お願いが有ってきました」

石川「それで、お願いとは」

P「えーと、」

P「少しの間、愛達を任せてくれませんか?」

石川「何故かしら」

P「…」

P「愛達を鍛えようと(うわぁ!?なにいってんだよ俺)」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:25:25.03 ID:PeANYzhG0

P「あ、愛達はハッキリ言ってまだまだ未熟です(もうこうなったら言いたい事ぶちまけるYO)」

石川「……」

P「ですから少しの間、うちの事務所でレッスンをさせてみようかと思いまして」

P「あっ!も、もちろん交通費などはコッチが持ちます」

P「スケジュールもこっちが管理させてもらいますので、そちらは何もしなくて大丈夫です」

P「こ、これが愛達にとって刺激となり…」

P「せっ、成長するきっかけになれば良いかなぁ…と」

P「ど、どうですか」

P「い、石川社長」

石川「……」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:28:38.77 ID:PeANYzhG0

石川「……」

P「だ、駄目……ですか?」

石川「…」

石川「良いわよ」

P「はひっ!?」

石川「ただし、一つ条件が有ります」

P「は、はい…」

石川「今から二ヶ月間、彼女達をそちらに預けます」

P「あっ、はい」

石川「そちらの社長には私の方から言いますが…貴方の方からも言ってください」

P「は、はい!」

P「あの……それで、条件と言うのは」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:32:56.85 ID:PeANYzhG0

石川「それは二ヶ月後にわかる事です」

P「は、はぁ…」

石川「……お願いします」

P「へ?」

石川「愛、絵理、涼」

石川「彼女達を…」

石川「どうか、お願いします」

P「あっ、頭を上げてください」

P「三人は俺が責任を持って面倒を見させてもらいます」

石川「はい」

P「そ、それでは失礼します」

バタン

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:35:36.82 ID:PeANYzhG0

愛「えー!?」

絵理「私達が」

涼「プロデューサーさん!」

ギュウ

P「うわっ!?く、くっつくなっての!」

涼「りゅんりゅん♪」

まなみ「でも、本当に良いんですか?」

P「あははは…」

P「…この間になんとか涼を説得させます」ボソボソ

まなみ「あっ……はい」

愛「な、なんで私達まで…」

絵理「私は寧ろ嬉しいかな」

愛「絵理さんまで!?」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:38:58.52 ID:PeANYzhG0

P「ってと、とりあえず駐車場に行くぞ」

愛「私はまだ行くって言ってませんよ!」

P「じゃあくんな」

愛「!?」

P「じゃあ二人とも、駐車場に行っててくれ」

涼「はーい!」

絵理「あの、車は」

P「あぁ、後ろにスライムのぬいぐるみが積んであるからすぐ分かると思う」

絵理「はい、じゃあ先に行って待ってます」

愛「絵理さん!?」

涼「じゃあ愛ちゃん、またね」

愛「涼さん!?」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:42:45.02 ID:PeANYzhG0

愛「あっ…」

P「で、どうするよ」

愛「……」

P「どうしますか?」

愛「わ、私は涼さん達に着いて行くだけです!」

P「へぇ」

愛「変 さんに着いて行く訳じゃ無いです」

P「つーか、その変 って呼ぶの止めろよ」

愛「嫌です!事実ですから!」

P「んだと声でか女」

愛「んななっ!?」

P「事実ですから!www」

愛「がるるるるぅ!」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:45:49.28 ID:PeANYzhG0

~駐車場~

涼「あっ!プロデューサーさん」

P「おー、ごめんごめん、待たせちまった」

愛「うぅ…」

絵理「愛ちゃん、いい加減素直になりましょう」

愛「わかってますよぉ…」

涼「じゃあ行きましょう!」

P「涼、お前は後ろだぞ?」

涼「…」

涼「はやく行きましょう!」

P「おい、なんで隣に座ろうとする」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:50:10.68 ID:PeANYzhG0

~♪

P「あっ、美希から電話だ」

絵理「星井さんから?」

愛「やっぱり変 さんです!あんな可愛い人から電話なんて!」

P「お前なぁ、美希は俺がプロデュースしたユニットだろ!それに旅館であったじゃねーか」

愛「混浴してたじゃないですか!やっぱり変 さんですね!!」

P「うっぐ…」

愛「ほら!言い返せないじゃないですか!!」

P「もうお前無視する」

愛「ななっ!?」

カチャ

P「はい、なんですか~?」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:53:26.53 ID:PeANYzhG0

美希『ハニー、何時になったら事務所に来てくれるの?』

P「わ、わるい、今からい

愛「なんで無視するんですかー!」

P「うっさい!耳元で喚くな馬鹿」

愛「馬鹿って言う方が馬鹿なんです!」

美希『ハニー?誰なの今の声』

P「んあ?あぁ、この前の

愛「また無視するんですか!?」

美希『……遊んでるんだ』

P「へ?」

美希『ミキ達に内緒で』

P「ちょっ、み、美希!?」

プツッ

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 00:57:56.52 ID:PeANYzhG0

P「……」

絵理「どうしたんですか?」

P「い、いや…なんでもない」

涼「早く行きましょうよープロデューサーさん」

P「う、うん…」

愛「と、とりあえず行ってみて決めれば良いかな」

P「…(うわぁ、美希の奴絶対勘違いしてるよ)」

P「あっ、じゃあ適当に座って…」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:04:08.76 ID:PeANYzhG0

~事務所~

P「おはようおはよう」

小鳥「おはようございます…」

小鳥「あら?そちらの三人は」

真美「あっ!」

やよい「あの時のー」

美希「絵理ちゃんに、涼ちゃん」

美希「それに……えっと」

愛「愛ですよ!美希センパイ!」

P「あはは、今日から一緒に仕事する様になった三人だ」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:08:08.06 ID:PeANYzhG0

涼「本日からお世話になる事になりました秋津涼です、よろしくお願いします」

絵理「お、同じく、本日からお世話になります水谷絵理です、よろしくお願いします」

愛「はい!今日からお世話になります!日高愛です!!よろしくお願いします!」

小鳥「私はここの事務員の音無小鳥です、よろしくお願いします」

P「あれ?そういや真達は」

小鳥「あっ、今日は皆休みですね」

P「ふーん、まぁ明日でも良いけどさ」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:08:51.90 ID:PeANYzhG0

涼「本日からお世話になる事になります、秋津涼です、よろしくお願いします」

絵理「お、同じく、本日からお世話になります水谷絵理です、よろしくお願いします」

愛「はい!今日からお世話になります!日高愛です!!よろしくお願いします!」

小鳥「私はここの事務員の音無小鳥です、よろしくお願いします」

P「あれ?そういや真達は」

小鳥「あっ、今日は皆休みですね」

P「ふーん、まぁ明日でも良いけどさ」

81: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:14:12.53 ID:PeANYzhG0

真美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「んへ?なんだ?」

真美「どおして愛ぴょん達がここに?」

P「んーとな、今日から765プロで一緒に働く事になったんだ」

やよい「本当ですかー?」

P「あぁ、でな、お前達のすんばらしい所を見せつけてほしいってわけ」

真美「真美達のすんばらしい所?」

P「そっ!お前達の後輩と思ってくれて構わない」

愛「ちょっ!?な、何勝手にきめ

絵理「愛ちゃん」

愛「絵理さん…」

絵理「これはチャンスなのよ?」

絵理「星井さん達から色々教えてもらえる機会なんだから」

美希「ミキ達の後輩…」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:14:56.93 ID:PeANYzhG0
あばばばほんとだ秋月になってなかった^q^

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:18:22.71 ID:PeANYzhG0

P「ま、まぁそういう事だ、今日は俺達の見学って事で」

涼「はーい!」

絵理「分かりました」

愛「はーい…」

美希「愛」

愛「は、はい!?」

美希「なんなのその態度」

愛「えっ?」

美希「愛はミキ達の後輩なの、だからビシッとするの」

愛「あっ、は、はい!」

真美「んっふっふ~真美達は厳しいからね→」

やよい「うっうー!だったら早速始めましょー!」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:22:09.69 ID:PeANYzhG0

美希「ノリノリで行くNOー!」

真美「マミマミミキミキ」

やよい「UっUっUー!」

絵理「…」

愛「…」

涼「プロデューサーさん、やっぱりH×Hは凄いですね!」

美希「チェケラー!」

真美「YO→!」

やよい「終わりだYO!」

P「しまった…美希達はHIPHOPだった」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:26:07.14 ID:PeANYzhG0

P「あ、あの…」

絵理「やっぱり凄い…」

P「へ?」

愛「うんうん!やっぱり美希センパイ達は凄いです!!」

美希「あったりまえなNO!」

真美「真美達のリズムについてこれますかなぁ→?」

やよい「UっUー!」

涼「プロデューサーさん!私達も良いですか!?」

P「え…い、いや、お前達はJPOPだろ?」

愛「音楽な事には変わりません!!」

美希「愛、ノリノリでいくNOー!」

愛「はい!美希センパイ!!」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:28:53.16 ID:PeANYzhG0

P「…」

小鳥「プロデューサーさん、お茶ですよー」 コト

P「あっ、ありがとうございます」

小鳥「愛ちゃん達、すっごいやる気ですね」

P「あははは……はい」ズズズー

P「うーん、少し濃いかな」

小鳥「ぴよ!?」

P「コーヒー買ってくるか」

バタン

小鳥「ぴよ…」

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:32:32.03 ID:PeANYzhG0

自販機「のヮの」

P「えっと、マウンテンはっと…」

P「あったあった」ピッ

ガチャン

自販機「のヮの」旦那、当たりですぜ

P「おっ!当たった」

P「じゃあブラック飲んでみようかなぁ」

ガチャン

自販機「のヮの」またのおこしを

P「うひひ、ラッキー」

96: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:35:09.37 ID:PeANYzhG0

ハァッハアッ


男1「居たか?」

男2「いや…」

男1「くっそ!見失った」

男2「どうする?俺達の任務は奴の抹殺、失敗は許されんぞ」

男1「分かってる、もう一度周囲を探すぞ!」

ダッタッタッタ

99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:37:51.01 ID:PeANYzhG0

春香「ハァハァ…」

春香「……いったか」

春香「あはは…何でだろ」

春香「まさか961がこんなにしつこく私を追いかけ回すなんてなぁ…」

春香「そんなにバレたく無いのかな?」

春香「八百長や、ヤクザ関連…」

春香「あーあ、こんな事なら入るんじゃなかった」


春香「さてと、そろそろ場所を移さないとね…ばれちゃうし」

100: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:40:05.78 ID:PeANYzhG0

ガチャ

P「… …小鳥さん?」

小鳥「…」ズズズー

P「な、なにしてるんすか」

小鳥「プロデューサーさんの為に入れたお茶を飲んでるんです」ズズズー

P「…」

小鳥「せっかくプロデューサーさんの為に入れたのに…」

P「ほら、コーヒー」

小鳥「入りません」プイッ

P「…」

小鳥「…」ズズズー

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:42:25.43 ID:PeANYzhG0

P「…」カシュ

エメマン「のヮの」

P「…」

小鳥「私よりコーヒーなんですね」

P「は、はぁ?」

小鳥「私が入れたお茶より、コーヒーなんですね」

P「おい、さっき私よりって言っただろ」

小鳥「…」ズズズー

P「…」

ゴクゴク

小鳥「やっぱり私よりコーヒーなんですね」

P「…」

小鳥「ぴよぴよ」

104: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:49:27.31 ID:PeANYzhG0
P「えーと、もうすぐ10時になるな」

P「おーい!休憩だぞ」

真美「兄ちゃん兄ちゃん」

P「んあ?なんだぁ真美」

真美「愛ぴょん達すっごいよ!」

やよい「私達が一日掛けて覚えた所をもう覚えたんですよー!」

絵理「楽しいね、HIPHOPって」

愛「うん!すっごい楽しい!!」

涼「プロデューサーさぁん!」

P「は、はい、なんでしょうか」

ギュウ

美希「!?」

涼「やっぱりプロデューサーさんに着いて来て正解でした」

P「わ、分かったから離れろ」

涼「りゅんりゅん♪」

106: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:52:18.79 ID:PeANYzhG0

P「…なぁ涼」

涼「なんですか?」

P「ま、まぁお前は男だから多少は許すがな」

涼「私は女の子です!」

P「……」

P「だ、だったら腕に掴まるの、やめてくれないか」

愛「うー!また涼さんを自分の物にしようとしてる!!」

美希「ハニー…」

真美「どうしたのミキミキ?」

美希「いや、なんでもないの」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:55:02.92 ID:PeANYzhG0

P「涼はコーヒー飲むのか?」

涼「えっ?」

P「いや、飲むのかなぁって」

美希「!?」

涼「えっと、私は

美希「ハニー!」

P「んあ?なんだ美希」

美希「ミキ、今すっごくコーヒーが飲みたい気分なの!」

P「あっ、だったらちょうど良いや」

P「はい、これ」

美希「ありがとうなのー!」

108: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:57:26.77 ID:PeANYzhG0

美希「……」

P「どうした美希」

美希「す、すっごく苦いの…」

P「まぁブラックだし甘くは無いわなぁ」

美希「…」

ブラック「のヮの」おい嬢ちゃん、や、やめ

トポトポトポ

P「お、おい!なに捨ててんだよ」

美希「飲めるわけないの!」

P「お前が欲しいって言ったんだろ」

美希「無理なものは無理なの!」

109: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 01:59:20.79 ID:PeANYzhG0

P「だ、だったら最初から欲しいとか言うなよ!」

美希「っ!?」

P「いや、間違いじゃないだろ」

美希「……」

P「?」

美希「ハニーの馬鹿」

P「はい?」

美希「も…もう」プルプル

美希「もう知らないの!」ダタッ

P「おい美希!」

バタン

P「あ……行っちゃった」

113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:06:32.06 ID:PeANYzhG0

P「はぁ…」

真美「ミキミキ行っちゃったね」

P「真美、居たのか」

真美「えへへ、真美は何時でも兄ちゃんのそばにいるよ→」

P「真美は可愛いなぁ」ナデナデ

真美「兄ちゃんに褒められちった→」

~♪

P「…美希からメールか」カチャ


差出人:美希

件名:

本文

ミキの頭もナデナデしてほしいYO→

真美だけズルいNOー!

115: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:09:58.01 ID:PeANYzhG0

P「おい、美希、扉の向こうに居るんだろ」

~♪

P「…」カチャ

差出人:美希

件名:どうしてわかったNOー!

本文

だったら早く迎えにきての

ミキはすぐそばにいるYO


P「…」

真美「ミキミキ、なんだって?」

P「いや、ちょっと頭冷やしたいから探さないでだってさ」

ガチャ

美希「ハニー!ミキはそんな事一言も言ってないの!」

118: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:13:26.64 ID:PeANYzhG0

P「練習に戻るぞ」

美希「……」

バタン

P「あっ!」

真美「ミキミキ、また行っちゃったね」

P「すまん真美」

真美「なぁに兄ちゃん?」

P「ちょっと美希捕まえてくるからその間、頼むな」

真美「んっふっふ~任せてよ!」

P「ありがと」

121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:16:28.47 ID:PeANYzhG0

~駐車場~

Pの車「のヮの」嬢ちゃん、わかったからボンネットに乗るのはよしてくれないか

美希「ぐやじいの」

美希「……」

美希「確かに涼ちゃんは可愛いけど」

美希「ハニーは男の子の方が好きなの?」

美希「ハニー…」

P「っおい!なにボンネットに寝そべってんだよ馬鹿」

美希「…」

ダタッ

P「おい美希!」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:19:09.95 ID:PeANYzhG0

美希「ハニー!こないで!!」

P「へ?」

美希「追いかけてこないでほしいの!」

P「ぁ…」

P「うん、わかった」

美希「え"」

P「行ってらっしゃい」

美希「は、ハニー?」

P「とっとと行けYO」

美希「ハニー…」

P「チェケラ」

美希「そんなのって……」

美希「そんなのってないのー!」

ダタッ

P「行ってらっしゃーい」

124: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:23:55.56 ID:PeANYzhG0

~事務所~

ガチャ

P「いよっし!昼間で頑張るぞー!」

やよい「うっうー!」

真美「お→」

愛「あれ?美希センパイはどうしたんですか?」

P「さぁ?」

絵理「さぁって…」

P「それより、今からちょっと行きたい所が有るんだけど、良いかな?」

涼「プロデューサーさんが行きたい所なら何処でも付いて行きますよ」

P「ありがと、涼ちん」

涼「りゅんりゅん♪」

愛「あー!また涼さんを誘惑してる!」

126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:28:36.60 ID:PeANYzhG0

~車内~

P「いやぁ、美希が居なくなったからちょうど五人で助かった」

真美「兄ちゃん兄ちゃん」

やよい「何処に行くんですかぁ?」

P「とりあえず仕事をな」

絵理「お仕事ですか」

P「そっ、言っとくけど研修期間中はバリバリ働いてもらうからなー」

愛「お仕事なら大歓迎です!」

P「はいはい、じゃあ行きまっせ」


ブロロロロ

美希「…」

128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:33:58.70 ID:PeANYzhG0

P「よーし、ついたずぅおお!」

真美「お→」

やよい「ここはぁ」

愛「コンサート会場?」

絵理「プロデューサー、まさか」

P「いやいや、とりあえずはだけどな」

真美「真美達、歌歌えるの!?」

P「今は無理だけどな、とりあえず聞いて見るだけ」

涼「プロデューサーさん、着いて行って良いですか?」

P「まぁ、別に」

涼「ありがとうございます!」

129: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:36:45.90 ID:PeANYzhG0

P「じゃあ涼ちん、ここで待っててな」

涼「…」

P「ん?どうした」

ギュウ

涼「プロデューサーさん…」

P「おいおい、なんだよ」

涼「絶対帰ってきて下さいね?」

P「あ、当たり前だろ…すぐ戻るって」

涼「本当ですか?」

P「あぁ、約束すっから」

涼「……はい」

P「じゃあいってくる」ナデナデ

涼「きゃっ」

P「ん?あ、あぁ、すまん」

130: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:39:09.26 ID:PeANYzhG0

~車内~

真美「おー、ラブラブですなぁ」

やよい「うっうー、プロデューサーも嬉しそうですー!」

絵理「…男同士」

愛「絵理さん?どうしたんですか?」

絵理「えっ!?い、いや…なんでも」

愛「変な絵理さん」

真美「おっ!やりますなぁ→」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:47:27.32 ID:PeANYzhG0

男「あら、あんた765プロの」

P「おはようございます自分、765プロの者ですが」

男「あれだよね?竜宮小町の」

P「うっ…」

P「すいません、竜宮小町では無いのですが」

男「あっ!あんたあれかい?ヒップホップの」

P「は、はい!H×Hをご存知で?」

男「あっはっはっ、知ってるよ、最近出てきたよね…つっても何ヶ月まえからかな」

133: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:50:04.47 ID:PeANYzhG0

男「で、コンサートをやりたいと」

P「大それた物じゃなくて良いんです、ミニライブ程度で良いんで」

男「うんうん、別に良いよ、好きに使ってくれ」

P「ほ、ほんとですか?」

男「兄ちゃん、俺は嘘が嫌いでね」

P「あ、ありがとうございます!」

P「あっ、それと」

男「ん?」

134: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:52:25.97 ID:PeANYzhG0

P「ただいま」

涼「プロデューサーさん!」

P「ほら、車に戻るぞ」

涼「はい!」

P「つーか外で待ってたんだな、別に車ん中で待ってて良かったのに」

涼「だってプロデューサーさんと約束したから…」

P「涼ちん…」

涼「…」

P「あはは、ありがと」

涼「りゅんりゅん♪」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 02:57:43.71 ID:XwPuuYnp0

~車内~

P「うっし、ライブとってきたぞー」

真美「本当!?」

P「あぁ、本当」

真美「やったー!」

やよい「うっうー!」

愛「ら、ライブ…」

絵理「久しぶりだね」

涼「うん!私、頑張る」

真美「兄ちゃん兄ちゃん、だったら真美、頑張っちゃうからねー」

P「あはは、期待してる」

137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:02:58.00 ID:XwPuuYnp0

P「美希にも連絡いれとかないとなぁ」

愛「あー!運転中に携帯は駄目なんですよー!」

P「はいはい、じゃあ真美、美希によろしく伝えといて」

真美「おっけーだよ兄ちゃん!」

やよい「プロデューサー、お昼までまだ時間が有りますけど、どうしますかー?」

P「うーん、どうしよっかぁ」

真美「だったら事務所に帰って練習しよーよ!」

絵理「私も真美ちゃんに賛成です」

P「じゃあそうするかぁ」

真美「えへへ→頑張ろうね、おねえちゃん!」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:06:23.78 ID:XwPuuYnp0

美希「…あっ、真美からなの」ピッ

美希「もしもし?」

真美『あっ!ミキミキ?今何処ー?』

美希「今は……」

美希「教えないの」

真美『えっ?ミキミキ?』

美希「ハニーに代わってほしいの」

真美『うん、わかったー、兄ちゃん兄ちゃん、ミキミキが代わってって』

P「今無理だからって言っといてくれ」

真美『ミキミキ、兄ちゃん今は無理だ


プツッ

美希「ハニー…」

141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:09:22.90 ID:XwPuuYnp0

~コンビニ~

P「うっし、お菓子でも買いますか」

真美「やったー!もちろん兄ちゃんのおごりだかんね→」

P「へいへい、さっ、行くぞ」

絵理「あ、あの」

P「ん?どうした絵理」

絵理「今から練習に戻るんですよね?」

P「うん」

絵理「だっ、だったら早くも

P「コレが俺の方針だから」

絵理「えっ」

P「なはは、ほら、絵理も早く入れよ」

142: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:16:11.99 ID:XwPuuYnp0

P「うっわ、ババロア売ってないし」

真美「兄ちゃん、真美コレがいい」

P「じゃあカゴにいれてくれ」

やよい「うーん…」

P「やよいも好きな物で良いからなぁ」

やよい「ありがとうございますー!」

愛「はーい!私コレとコレ、それにコレと


P「お前は少しは遠慮しろ!」

愛「えー!?」

P「えーじゃないYO」


144: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:23:36.77 ID:XwPuuYnp0

春香「…」グー

春香「あはは、もうすぐ昼かぁ」

春香「お金は有るんだけどねぇ…」

春香「一目に着く所に出られないって辛いよ…」

春香「私、アイドルだったのになぁ…」

春香「あはは、どうしよ」


ガチャ

春香「!?」

男1「見つけたぞ裏切り者」

春香「……はぁ、私別に裏切ったつもり無いんだけど」

146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:28:48.04 ID:XwPuuYnp0

男1「…」ジャキ

春香「どうしたの?撃たないの?」

男1「天海春香」

春香「なぁに?」

男1「もう一度考え直せ、今から社長の元へ

春香「嫌だ」

春香「戻るって決めたんだもん」

春香「皆の所へ」

春香「……」

春香「765プロに戻るって」

147: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:30:50.94 ID:XwPuuYnp0

男1「……綺麗だな」

春香「えっ?」

男1「いや…なんでもない」

春香「…」

男1「すまない、コレも仕事なんだ」

春香「痛く無い様に頭を狙ってね」

男1「あぁ」

春香「……」


ダーンッ

148: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:34:27.17 ID:XwPuuYnp0

~駐車場~

P「はあぁ!じゃあ昼まであと1時間ちょっとだけど」

P「頑張るぞ」

真美「おー!」

愛「おー!!」

やよい「うっうー!」

真美「愛ぴょんノリノリだねぇ→」

愛「えへへ、プロデューサーさん!早く練習に行きましょうよ!」

P「やっと名前で呼んでくれた」

愛「私、先に行ってますね!」

真美「あっ!だったら真美達勝負しよーよ愛ぴょん!」

真美「どっちが先に事務所につけるか」

P「はいはい、ヨーイドン」

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 03:43:37.77 ID:XwPuuYnp0

P「ってと」

絵理「あの、星井さんは」

P「ん?今から電話する」

P「絵理も事務所に戻ってな」

絵理「は、はい…」

P「さてと」カチャ

~♪

P「美希の奴、どこいるんだろ」

211: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:27:30.16 ID:8661R4fU0

美希『ハニー?』

P「あっ、美希、お前何処に居るんだ?」

美希『…』

P「美希?」

美希『当ててほしいの』

P「は?」

美希『ミキが何処に居るか当ててほしいの』

P「おい、ふざけてないで戻って来いっての」

美希『ふざけてないの』

美希『ミキ、本気なの』

213: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:30:18.03 ID:8661R4fU0

P「本気なのって…」

P「もう昼になるんだぞ?」

美希『ハニー、当ててほしいの』

P「……」

P「えっと、実は駐車場の近くに居るとか?」

美希『ぶっぶー!違うの』

P「ぐっ、なんかムカつくなその言い方」

美希『ハニー、さぁ、答えるの』

P「えー…」

P「俺の家か?」

美希『ぶっぶー!少しおしいの』

P「…」

215: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:32:39.47 ID:8661R4fU0

P「ヒント位くれ」

美希『美希に関係している所なの』

P「美希に?」

美希『ハニー…』

P「……」

P「えっと、じゃあ…」

美希『……』

P「…」

P「わかんね」

美希『そんなのってないの…』

217: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:35:39.76 ID:8661R4fU0

P「じゃあな、俺皆の所にか

美希『ハニー!』

P「っつ!大声出すなよ、鼓膜がイカれる」

美希『あっ、ごめんなさい…』

P「じゃあな」

美希『ハニー…じゃあねなんて言わないでほしいの』

P「はぁ?」

美希『またねって言ってほしいの』

P「そっか、またな」

美希『ハニー!!』

P「いっつぅ」

美希『少し位ノってほしいの』

P「はぁ?意味が分からないんだが」

美希『ハニー…』

221: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:40:59.92 ID:8661R4fU0

P「で、結局何処に居んだい美希君?」

美希『……』

美希『マイホームなの』

P「…分かった」

P「分かってるけど俺、美希の家に行きたく無いの」

美希『ハニー…』

P「……」

美希『……』

美希『きつつき』

プツッ

P「わっほい!?」

P「……切られた」

223: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:43:45.21 ID:8661R4fU0

~美希の部屋~

美希「あっ…」

美希「ミキ……今」

美希「……」プルプル

ボフッ

ベッド「のヮの」ぐぇあっ!?ダイブすんなよ嬢ちゃん


美希「やっちまったのー!」

美希「嘘つきって言おうと思ったのに」

美希「間違えたのー!」ジタバタ

ベッド「のヮの」ぐぎぎぎ、いたいからのたうちまわるなYO

226: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:45:40.11 ID:8661R4fU0

P「はぁ…迎えに行きますか」

P「っと、その前に」


~事務所~

ガチャ

小鳥「あっ、プロデューサーさん」

P「あの」

小鳥「はい?」

P「少しの間で良いんですけど」

小鳥「ぴよ?」

P「愛達をよろしくお願いします」

227: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:49:17.44 ID:8661R4fU0

小鳥「……」カキカキ

P「?」

小鳥「ぴよぴよ」スッ

P「な、なんだよこの紙」

小鳥「ぴへへ」

P「…」

『今日、仕事が終わったら電話してください』

P「あの、なんだよこれ」

小鳥「ぴよぴよ」

P「しなかったら?」

小鳥「約束出来ないなら今から私、帰ります」

229: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:51:32.36 ID:8661R4fU0

P「あ、あのな」

小鳥「じゃあお疲れ様でした」

P「ぐっ!?」

小鳥「どうしますかー?」

P「……」

小鳥「ぴよぴよ」

P「わ、分かったよ」

小鳥「ぴよ!?」

P「そのかわり、愛達を頼んだぞ」

小鳥「ぴへへwww」

P「じゃあ俺は行ってくるから」

小鳥「はい!愛ちゃん達は私にお任せ下さい!」

231: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:55:25.90 ID:8661R4fU0

~レッスンルーム~

P「おーい!」

真美「あっ、遅いよ兄ちゃ→ん」

やよい「UっUー!」

愛「SOですよー!遅いですよー!」

絵理「プロデューサー、速く練習をしまSHOW」

涼「私も早くプロデューサーにLessonひてほしいです」

P「お前ら…影響受け過ぎ」

233: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 13:58:16.23 ID:8661R4fU0

真美「えっ、またどっか行っちゃうの?」

P「あはは、ちょっとな」

愛「あー!サボる気なんだ!」

P「違うYO」

涼「プロデューサーさん、私も着いて行って良いですか?」

P「うーん、今は駄目……かな」

涼「そんな…」

P「あー、そんな落ち込むなよ涼ちん」

P「帰ったらちゃんとレッスンしてやるから」

涼「約束ですよ?」

P「あ、あぁ、約束するから」

涼「りゅんりゅん♪」


235: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:02:10.64 ID:8661R4fU0

絵理「プロデューサー」

P「頼んだぞ、絵理」

絵理「えっ」

P「この中じゃ絵理が一番お姉さんなんだし」

絵理「あ、は、はい…」

P「すぐ戻ってくるから、その間愛と涼を頼む」

絵理「……」

P「絵理?」

絵理「はい、任せてください」

P「にひひ、ありがと」

絵理「はい」

P「じゃあ行ってくっから、真美、やよい、愛達の指導」

P「4649」

真美「まっかせっなさ→い」

やよい「うっうー!」

236: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:04:50.74 ID:8661R4fU0

~駐車場~

バタン

車「のヮの」かっ飛ばしますぜ、旦那ぁ!

P「はぁ、美希のあのわがままっぷり」

P「いい加減直してくれないかなぁ」

ブゥオオン

車「のヮの」イェアー!!

ブロロロロ

239: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:08:37.85 ID:8661R4fU0

ドサッ

男1「…ぐっ」

春香「なんで頭を狙わないかなぁ…」

春香「おかげで私、死ねなかったよ」

男1「銃弾が……効かない…だと」

春香「お兄さん」

春香「ありがと、おかげで弾の補充が出来ましたー」

男1「…ははっ、なら良かった…」

男1「俺は無駄死にじゃな……いんだな」

春香「……お兄さん」チャキ

春香「生まれ変わったら…」

春香「また会おうね」ニコ

男1「はっ……やっぱ綺麗だな」

男1「笑顔……」

パーンッ

241: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:11:10.42 ID:8661R4fU0

春香「…」

おい!あっちから銃声が聞こえたぞ!

奴だ、逃がすなよ!!

はっ!


春香「……」

男1「…」

春香「お兄さん、私、絶対帰るからね」

春香「お兄さんの事、忘れないよ」

ゴソゴソ

春香「お兄さん…いっぱい弾持ってるね」

春香「…」スッ

242: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:15:46.47 ID:8661R4fU0

ゴクンッ

春香「……っぷ」

春香「鉄の味と……酷く焦げ臭い火薬の味がする」

男「居たぞ!」

男2「気をつけろ、奴は丸腰で人を殺せるらしい」

男3「ふっ……正に化け物、怪物か」

春香「怪物?……化け物?」

春香「やだなぁ、私は私だよぉ」

チャキ

男「なんだ?両手を伸ばして」

男2「ははっ、おい見てみろ!あいつ、指で銃の形作ってやがる」

春香「天海春香…」

春香「765プロの………」

春香「アイドルだから」

パンパンパーン

243: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:18:13.59 ID:8661R4fU0

キキイィイ

車「のヮの」着きましたぜ旦那

バタン

P「はぁ、結局俺が美希の家に行かなきゃなんないのね」

P「えーと、インターホンインターホンっと」

ピンポーン

P「……ありゃ?」

ピンポーン

P「出ないな」

~♪

P「美希からか」カチャ

美希『ハニー?』

244: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:21:20.57 ID:8661R4fU0

P「あぁ、俺だけど」

美希『もう!着いたら電話くらいしてほしいの』

P「っと……今家に居るんだよな」

美希『うん、そうだよ?』

P「インターホン、壊れてるのか?」

美希『ううん、そんなことないの』

P「なら何故出ない…」

美希『今はパパとママが居ないから…』

P「……出たくないと」

美希『ミキ、今はハニーとしか会いたくないの』

P「はぁ、分かったから開けてくれ」

ガチャ

美希「ハニー!」

P「扉の前にいたんかい!」

247: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:26:01.58 ID:8661R4fU0

P「ほらっ」

美希「ハニー?」

P「皆待たせてるんだ、帰るぞ」

美希「……」

バタン

ガチャ

P「ちょっ!?美希!」

嫌なの!行かないの!!

P「だったらどうすればいいんだよ」

ミキの家に入るの

P「入ってどうするんだよ」

ハニー…

248: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:29:28.41 ID:8661R4fU0

P「美希ー」

美希「どうしたのハニー?」

P「あーけてくっれー」

美希「っ!い、嫌なの!!」

P「そこまで力込めて言わなくても…」

美希「だったら入るの」

P「嫌なのー」

美希「だったらミキ、行かないの!」

P「美希…」

美希「ハニー…」

P「……分かったよ」

ガチャ

美希「ハニー!」ダタッ

ギュウ

P「ぐぇあっ!」

249: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:31:40.60 ID:8661R4fU0

美希「じゃあ早くいこ?」

P「……」

美希「ハニー?」

P「…」ギュッ

美希「苦しいの」

P「家から出たよな」

美希「……」

美希「あ」

P「おらー!車へGOじゃーい!」

美希「は、離すの!」


251: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:35:34.50 ID:oqh5m5Or0

~車内~

美希「…」

P「じゃっ、帰りますか」

美希「嘘つき…」

P「は?」

美希「ミキを騙したの」

P「世の中そんなもんなの」

美希「ハニーの嘘つき」

P「はいはい、じゃあ行きますよっと」

車「のヮの」ぶるるん

ブロロロロ

252: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:37:23.26 ID:oqh5m5Or0

車「のヮの」おっと、黄色ですぜ旦那

キキッ

P「…」

美希「…」

P「……(うーん、長いなぁ)」

美希「……」

ガチャ

P「ちょっ!?」

美希「……嘘つき」

バタン

P「み、美希!?」

車「のヮの」青ですぜ


254: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:39:38.06 ID:oqh5m5Or0

P「ちょちょちょっ!?」

P「はぁ!?な、なにやってんNO!」

P「はっ?は、はっはぁ?」

プップー!

オラー、早く進めや先頭車ー!

P「あっ、くっそ」

ブロロロロ

P「と、とりあえずその辺に停めて美希を追っかけないと」

P「あーもう!あんのクソ女ぁああ!」

256: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:41:38.41 ID:oqh5m5Or0

美希「…」

タッタッタッタッ

美希「ハニーの馬鹿」

美希「ミキ達を見ないであの男の子の事ばかり見てるの…」

美希「……」

美希「もう知らないの!」

タッタッタッタッ

257: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:46:27.47 ID:oqh5m5Or0

美希「……」グー

美希「うぅ、お腹空いたの…」

美希「お財布もお家に置いてるの」

美希「……」カチャ

~♪

美希「うぅ」グー

美希「早く出てほしいのぉ…」

258: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 14:54:43.09 ID:oqh5m5Or0

P「…」ピッ

P「今何処なんだ」

美希『近くの公園なの…』

P「はぁ…で、なんの用だ」

美希『お腹空いたの』

P「……」

P「うわっ、もう昼だし」

美希『ハニー…』

P「分かった、ちょっち待ってろ、すぐ行くから」

美希『本当?信じていいの?』

P「あぁ、任せろ」

美希『ハニー…』

美希『うん!ミキ、待ってるの』

プツッ

259: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:01:45.32 ID:oqh5m5Or0

美希「ハニー!」

P「はぁ、お前迷惑かけすぎ…」

美希「ご、ごめんなさい」

P「うーん…」

P「ほら、行くぞ」

美希「え?」

P「とりあえず事務所に」

美希「い、行きたく無いの!」

P「皆でメシ、食べに行こうぜ」

美希「……」グー

P「ほらっ、とりあえず……な?」

美希「わ、分かったの」

260: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:07:31.83 ID:oqh5m5Or0

~事務所~

ガチャ

P「たっだいまー!」

真美「兄ちゃん遅いよー、真美達もう動けなーい」

やよい「ぅっぅー…」

P「なははは、ほらっ、ご飯食べに行くぞー」

真美「本当!?」

P「あぁ、もう12時過ぎてるし」

真美「じゃあ真美、車で待ってるねー」

P「はいはい、空いてるから適当に座っててくれ」

真美「愛ぴょん、やよいっち!競争だよ→」


261: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:10:45.30 ID:oqh5m5Or0

小鳥「プロデューサーさん」

P「な、なんすか…」

小鳥「…」グルルル

P「あはは、すんごい音」

小鳥「ぴよぴよ」

P「い、嫌ですよ?」

小鳥「ぴ!?」

P「当たり前じゃないっすか!」

小鳥「プロデューサーさん!」

P「それに、俺の車、ごに

小鳥「ぴよー!!」

265: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:14:18.93 ID:oqh5m5Or0

小鳥「私も着いて行って良いですか?」

P「…」

小鳥「ありがとうございます!」

P「いや、良いとは言ってな

小鳥「ぴよー!」

P「…」

小鳥「じゃあ私も車で待ってますね」

P「いや、だから無理だ

小鳥「ぴーよー!!」

P「…」

小鳥「ぴよぴよ」

267: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:18:20.57 ID:oqh5m5Or0

~車内~

車「のヮの」ちょいと厳しいですぜ旦那

真美「あはは!せまいよ兄ちゃーん」

P「す、すまん…」

真美「えっ?良いよ、真美この方が楽しいから」

涼「きゃっ!ま、真美ちゃん、何処触って」

真美「んっふっふ~真美に逆らうのは禁止だよ→」

美希「き、キツイの…」

小鳥「ぴへへ(プロデューサーさんの隣ゲットですよ!)」

P「後ろに五人はなぁ…」

268: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:22:40.70 ID:oqh5m5Or0

P「で、何処に行くか決めて無いんだけど」

真美「だったら真美、あ

小鳥「海が見えるレストランな良いです!!」

P「夢見んな」

小鳥「ぴよ…」

美希「ミキはハニーと一緒ならど

涼「プロデューサーさんの行く所なら何処でも良いですよ」

P「おっ、さっすが涼ちん、文句の一つも言わないんだな」

涼「りゅんりゅん♪」

美希「……」

ムニュ

涼「ぎゃおおおおん!」

P「ど、どうした涼ちん!?」

美希「なんでもないの」

269: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:27:54.63 ID:oqh5m5Or0

愛「涼さんほんとに可愛いですよねぇ」

涼「ありがと、愛ちゃん」

真美「うんうん、真美から見てもすっごく可愛いもん」

涼「真美ちゃん…」

やよい「はい、すっごく可愛いですー」

美希「……」

涼「ほ、星井さん?」

美希「…」

涼「ぎゃおおおおん!?」

P「なーんな後ろ盛り上がってんなぁ」

小鳥「プロデューサーさん、そこ左です」

270: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:30:55.57 ID:oqh5m5Or0

P「左?」

小鳥「はい、近くのファミリーレストランならこの道が一番近いですね」

P「…」

小鳥「プロデューサーさん?」

P「いや、頼りになるなぁって」

小鳥「ぴへ!?」

P「ありがとうございます」

小鳥「なななな、なっ、何言ってるんでしかぁ」

P「ん?いや、頼りになるなぁって」

小鳥「そっ、そんな褒めないでくださいよぉ」

P「あっ、ここは」

小鳥「右ですね」

P「りょうかーい」

271: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:38:24.76 ID:oqh5m5Or0

~ファミレス~

P「うぇ、結構人居るなぁ」

真美「どうするの?」

P「うーん、少し待つかな」

美希「ハニー」

P「んへ?どうした美希」

美希「話しがあるの」

P「あ、あぁ」

真美「……ねえねえやよいっち」

やよい「なんですかぁ?」

真美「兄ちゃん達に着いてってみようよ」

やよい「うっうー、面白そうですー!」

272: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:44:41.98 ID:oqh5m5Or0

美希「ねぇハニー」

P「なんですか美希さん」

美希「あのね、さっきの事…」

P「ん?ああ、もう忘れた」

美希「えっ?」

P「俺忘れっぽいから」

美希「ハニー…」

P「なんかしたっけ?美希」

美希「……ううん」

美希「なんでもないの」

275: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:52:58.20 ID:8ZK9RzVn0

P「じゃあ皆の所に戻るか」

美希「うん!」

真美「あれあれ?もう終わっちゃったの?」

P「ま、真美」

やよい「ほんとですねぇ」

美希「やよい?」

P「お前等つけてきたのか…」

真美「だって心配なんだもーん」

やよい「そうですよぉ、私たち同じチームの仲間なんですからー」

P「二人とも…」

276: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 15:57:01.16 ID:8ZK9RzVn0

真美「ほら!早くいこーよ」

P「…そうだな」

やよい「愛ちゃん達も待ってますよー!」

P「あはは、確かに」

真美「じゃあ皆で競争だね」

美希「ミキ、負けないの」

P「つーか俺が負ける訳無いだろう」

真美「あっ!じゃあ兄ちゃんが負けたらどうする?」

P「うーん……」

ダタッ

やよい「うっうー!?」

美希「は、ハニー!ズルいの!」

310: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:46:03.21 ID:2qE/LgWP0

P「んあれ?千早…」

真美「千早お姉ちゃん!」

美希「それに響まで居るの」

千早「プロデューサー?」

響「千早にやよい、それに美希までいるぞー!」

P「お前等、なんでこんな所に」

響「自分達、曲作りの為にここに来てるのさー」

P「へー、休みの日に乙な事で」

千早「プロデューサー、此方の方々は」

小鳥「あっ、私が紹介しますね」

311: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:50:25.38 ID:2qE/LgWP0

P「今日から765プロで世話する事になったってわけ」

響「自分、我那覇響!響でいいぞ」

千早「如月千早、千早で良いわ」

愛「おぉ、難狂う無いさの千早さんに響さんだぁ」

絵理「やっぱり凄い…」

響「そんな硬くならなくていいぞー!」

P「まだ二人は食べてないよな?」

千早「はい、これから食べようかと」

真美「だったら真美達と食べようよー!」

響「自分もそうしたいぞ!皆で食べた方が絶対美味しいさー!」

P「千早、一緒にどうだ?」

千早「プロデューサーが言うなら…」

315: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:54:09.14 ID:2qE/LgWP0

P「で、新曲の方は順調なわけ?」

千早「いえ…それが」

響「ゔー、自分と千早の考えが中々合わなくて頭ん中ぐちゃぐちゃだぞ」

P「まぁ仕方ないわなぁ」

真美「あっ、真美コレが食べたい!」

やよい「私もそれで良いですよー」

美希「ハニーは何にするの?」

P「へ?俺?」

美希「うん、ミキはハニーとおな

涼「私はプロデューサーさんと同じのでいいです」

P「うーん、だったら涼ちんと食べれるのにするかなぁ」

美希「!?」

317: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 17:57:33.86 ID:2qE/LgWP0

美希「ハニー!?」

P「ん?どうした美希」

美希「み、ミキもハニーとおな

涼「だったらコレにしませんか?一人じゃ多いと思うんで」

P「あー、じゃあコレにしよっか涼ちん」

涼「りゅんりゅん♪」

美希「……」

千早「美希、彼女、随分プロデューサーと中が良さそうだけど」

美希「……野郎なの」

千早「えっ」

美希「涼ちゃんは男の子なの」

318: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:00:54.79 ID:2qE/LgWP0

千早「なっ」

響「へー、君、すんごく可愛いな!」

涼「ありがとうございます、響さん♪」

響「えへへ、響さんって、恥ずかしいぞ」

美希「…ちなみに千早さんよりあるの」

千早「……」

美希「バスト」

千早「…くっ」バキッ

P「うおい千早、なに箸折ってんだよ」

千早「なんでもありません、かえてきます」

321: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:05:01.91 ID:2qE/LgWP0

小鳥「あっ、来ましたよー」

涼「プロデューサーさん」

P「ん?どうした涼ちん」

涼「あーん」

美希「なっ!?なにやってるの!?」

愛「涼さん!男の子同士それは無いですよ!!」

真美「兄ちゃんと仲良しだもんね→」

絵理「あっ、真美ちゃん、こぼれてる」

真美「ありがと!おねえちゃん!」

千早「…」プルプル

響「千早?どうし

バキッ

響「わわっ!?な、なんで自分の箸まで折るんだぞー!」

千早「かえてくるわ…」

324: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:09:57.40 ID:2qE/LgWP0
P「ほら、皆言ってるし、それはやめろっての」

涼「プロデューサーさん…」

愛「こらー!涼さんを泣かせたら私が許しませんよ!」

P「じゃあどうすれば良いんだよ馬鹿」

愛「がるるるるぅ!」

P「ああ"!?」

愛「絵理さーん」

ギュ

絵理「はいはい、怖くない怖くない」

真美「兄ちゃん、真美も真美も」

真美「あーん」

パク

P「うん、おいひい」

真美「えへへー」

千早「……」

326: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:13:52.34 ID:2qE/LgWP0

美希「…千早さん」

千早「どうしたの美希」

美希「今だけはライバルとしての感情を捨てるの」

千早「美希?」

美希「このままじゃハニーが駄目になっちゃうの」

千早「…」

美希「千早さん、涼ちゃんをハニーから引き剥がすお手伝いをしてほしいの」

千早「わかった……協力する」

美希「ありがとうなの」

327: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:17:36.88 ID:2qE/LgWP0

P「うぅ…」

涼「プロデューサーさん、あーん」

P「だ、だからさ涼ちん…」

涼「真美ちゃんのは食べて私のは食べてくれないんですか?」

P「ゔぅ」

真美「兄ちゃん、食べちゃいなYO」

やよい「プロデューサー、別に嫌がる必要は無いんですよぉ?」

小鳥「そうですよプロデューサーさん(男の子同士、最高ぴよwwww)」

愛「うー、涼さんが遠くへいってしまってる…」

絵理「愛ちゃん、寧ろ喜ぶべき事だと思うよ」

愛「え?な、何でですか?」

329: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:20:52.09 ID:2qE/LgWP0

絵理「涼さんは今まで女装アイドルに対して少なからず抵抗があった筈」

愛「まぁ確かにそうですけど…」

絵理「でもあの日以来涼さんは変わった」

絵理「涼さんは今私たちよりずっと先にいるの」

愛「あたし達よりですか…」

絵理「うん、だからね、私たちも涼さんに負けない様に頑張らないと」

愛「涼さんに……負けない様に」


千早「それで、どうすればいいの」

美希「ミキに考えがあるの」

330: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:24:25.36 ID:2qE/LgWP0

愛「で、でも涼さんはあの変 さんに」

絵理「プロデューサーの事?」

愛「そうでしよ!あの変 さんのせいで涼さんが」

絵理「愛ちゃん……こう考えてみたらどうかしら」

愛「?」

絵理「涼さんは男の子、プロデューサーも男の子」

愛「もちろんそうですよ!」

絵理「いいえ、愛ちゃんは涼さんの事を女の子としてみているの」

愛「うっ…」

絵理「だからプロデューサーが涼さんにセクハラしてると勝手に思い込んでしまってる……」

絵理「違う?」

愛「ち、違わない……かも」

332: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:27:25.42 ID:2qE/LgWP0

絵理「だからね、アレは友情なの」

愛「友情…」


涼「プロデューサーさん、私にも食べさせてください」

P「うっ…」

真美「いけいけ兄ちゃ→ん」

やよい「うっうっうー!」

P「あ…あ、あーん」

パク

涼「…」モグモグ

涼「美味しいです、プロデューサーさん」

小鳥「良かったですねぇ(ぴよー!!キタぴよー!!)」

愛「アレが……ですか」

絵理「えぇ、友情…」

334: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:33:12.94 ID:2qE/LgWP0

愛「絵理さん、あたし、分からなくなってきました」

絵理「大丈夫、あなたなら」

愛「あたしなら…」

絵理「そう、どんなことにもへこたれない愛ちゃんなら」

愛「……は、はい」

愛「あたし、間違ってました」

愛「あたしは!」

愛「どんなことにもへこたれない、とつげき豆タンクです!!」

絵理「頑張ろうね、愛ちゃん」

愛「はい!絵理さん!!」


P「だ、だからって同じ飲み物にストロー二本は無いって」

小鳥「プロデューサーさん、涼ちゃんが可哀想です!」

P「お前は黙ってろ!」

小鳥「ぴへへwww」

343: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 18:57:54.73 ID:2qE/LgWP0

真美「ごちそうさまー!」

やよい「うっうー!美味しかったですー」

涼「プロデューサーさん、美味しかったですね」

P「あ、あぁ」

涼「りゅんりゅん♪」

愛「プロデューサーさん!」

P「んひ?どうした愛」

愛「ごちそうさまでした!とっても美味しかったです!」

P「あ、あぁ、どうも」

愛「さっ!早く帰って練習です!」

P「なんかやけにやる気だな」

愛「当たり前ですよ!」

344: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:00:01.05 ID:2qE/LgWP0

美希「ハニー」

P「ん?」

美希「千早さんと響も連れてってほしいの」

P「じ、事務所にか?」

響「へ?自分、今日は

千早「我那覇さんは黙ってて」

響「ゔぅ…」

千早「プロデューサー、私達も良いですか?」

P「そりゃあ練習するのは構わないが」

346: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:04:26.01 ID:2qE/LgWP0

P「乗れないぞ?ただでさえ察にばれたら捕まるのに」

美希「大丈夫なの」

P「な、なにが大丈夫なんだ?」

千早「音無さんに運転を任せれば」

響「おー!ピヨコに任せるのか」

小鳥「えっ」

美希「それでハニーは美希達と帰るの」

P「ま、まぁそうするしかないか…」

小鳥「ぷ、プロデューサーさん!?」

千早「音無さん、お願いします」

小鳥「ぴよ…」

349: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:09:05.91 ID:2qE/LgWP0

涼「プロデューサーさんが歩いて行くなら私もつい

美希「シャラーップなの!!」

涼「ゔぅ」

美希「涼ちゃんは早く事務所に行って練習してるの!」

P「だ、だったら美希も一緒にかえ

美希「ハニー!!」

P「…」

美希「涼ちゃん……早くいくの」

涼「は、はい…」

P「涼ちん」

涼「プロデューサーさん?」

P「すぐ戻るからな」

涼「は、はい!」

美希「!?」

351: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:12:07.94 ID:2qE/LgWP0

P「じゃあ小鳥、頼んだ」

小鳥「は、はい…」

P「………今日」

小鳥「ぴよ?」

P「仕事終わり、呑みましょう」

P「俺が出しますから」

小鳥「ぷ、プロデューサーさあぁん」

P「ほら、早くいってください」

小鳥「わ、わかりました!」

真美「じゃあねー!」

やよい「先にいってまーす」

車「のヮの」

ブロロロロ

352: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:15:07.65 ID:2qE/LgWP0

響「ゔぅ、どうせなら自分も車に乗りたかったぞ…」

千早「我那覇さんは黙ってて」

響「ゔー!なんで自分が弄られなきゃならないのさー!」

美希「響は黙るの」

響「ゔあ"ー!もう動きたく無いぞー!!」

P「お、おい響」

美希「ハニー、こんな奴ほおっておくの」

千早「プロデューサー、行きましょう」

P「お、おまえら…」

響「自分、絶対に動かないぞ!!」

美希「だったらそこで立ってればいいの」

響「ゔぅ…」

353: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:17:17.02 ID:2qE/LgWP0

P「な、なぁ、本当に置いてきて良かったのか」スタスタ

美希「響はわがままが過ぎるの」スタスタ

千早「プロデューサーは我那覇さんに甘過ぎです」スタスタ

P「…」

P「俺戻るから」

美希「ハニー!?」

千早「ど、どうしてですか!?」

P「いやいやいや、当たり前だろ」

ダタッ

美希「ハニー!」

356: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:19:42.61 ID:2qE/LgWP0

美希「な、なんでなの…」

千早「美希…」

美希「ハニーに甘えたら突き放されて」

美希「ミキから逃げ出したら追っかけてきてくれなくて…」

美希「でも別の子には甘いの、甘過ぎるの!!」

千早「…」

美希「千早さん、ミキはどうしたらいいの?」

美希「もうミキ、分からないの…」

千早「美希…」

358: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:23:42.38 ID:2qE/LgWP0

P「そーれーがーきーみの」

P「ひびき~」

響「ぁ、プロデューサー」

P「迎えに来ちゃいましたぁ」

響「ゔぅ…」

響「プロデューサーあぁあ!」

ギュウ

P「どわっ!急になんだよ」

響「美希達にのけものにされたぞおぉ」

P「おいおい、お前の方が年上だろ」

響「でも美希の方がえらそうだぞお"ぉお」

P「わ、わかったから俺のズボンで涙を拭くなよ」

359: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:26:33.12 ID:2qE/LgWP0

P「ったく、ほら、行くぞ」

響「ぐ…ぅ…」

響「うん…」

P「そうそう、響のその素直さは感心する」

響「…あ、ありがと」

P「じゃあ戻りますか」

響「うん…」

P「正直な」

響「?」

362: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:30:08.22 ID:2qE/LgWP0

P「愛達の事」

響「ど、どうしたんだぞ」

P「お前等二人の力が必要なんだ」

響「自分達の?」

P「あぁ、『難狂う無いさ』の力がな」

P「美希達の『H×H』はジャンルが違うからなぁ」

響「ひ、HIPHOPのことか?」

P「そうそう、愛達は響と同じJ-POPだからさ」

P「真達はまた少し違うから」

P「だから二人の力が必要なの」

響「う、うん」

364: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:34:04.70 ID:2qE/LgWP0

P「まっ、だからじゃないんだけどな」

響「へ?」

P「いやいや、それだけが理由で響を迎えに来たわけじゃないってこと」

響「うーん、難しいぞ」

P「そりゃあ、困ってる女をね」

響「?」

P「いや、ほっとけないなぁって」

響「へんなプロデューサー…」

P「なはは、コレばっかは男にしか分からんよ」

P「ほらっ、行くぞ」

響「うん!」

366: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:38:23.30 ID:XU1xoQN60

春香「はぁ……」

春香「さっきの黒服、私の抹殺が目的って言ってたなぁ」

春香「やっぱり沢山居るのかなぁ」


春香「あはは、これじゃ夜もあまり動けないかも…」

春香「せっかく財布を手に入れたのになぁ」

春香「使えないんじゃ意味が無いよ」

368: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:40:32.92 ID:XU1xoQN60

春香「えっと、何か無いかな」

ゴミ箱「のヮの」

ガサガサガサ

春香「あっ!凄い!」

春香「パンの耳がこんなに!」

春香「うん、これで今日は大丈夫そうだね!」

ガサガサ

春香「いっただっきまーす」

ハム

春香「…」モグモグ

春香「あはは……あんまり味がしない」

370: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:43:03.51 ID:XU1xoQN60

春香「…」モグモグ

春香「諦めないよ」

春香「私、絶対に諦めない…」

春香「もう一度、皆の元に帰るまで」

春香「私、泣かない…」モグモグ


ザザッ

春香「…ち」

黒服「居たぞ!」

春香「雑魚が」チャキ

黒服「はっ、それで銃のつもりか?」

春香「私の指……」

春香「凄いよ?」

パーンッ

372: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:45:46.16 ID:XU1xoQN60

美希「…」

千早「プロデューサー」

P「おー、わざわざ待っててくれたのか」

響「…」

P「ありがと、千早」ナデナデ

千早「あっ…」

美希「!!??!」

P「あっ、悪い、何時もの癖で頭撫でちまった」

千早「……」

P「す、すまん…」

千早「は、はやく行きましょう」

響「千早…さ、さっきは」

千早「我那覇さん、私の方こそごめんなさい」

響「あ……う、うん!」

375: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:49:44.78 ID:XU1xoQN60

千早「私達がですか?」

P「そっ、愛達に力を貸してほしい」

響「自分はもうやるって決めたぞ!」

千早「水谷さんたちを…」

P「千早になら出来ると思うんだが…駄目かな」

千早「ぷ、プロデューサーは」

P「ん?」

千早「プロデューサーは私達を信じて言ってくれてるんですよね…」

P「あ、あぁ…そだよ?」

千早「……頑張ります」

千早「私達で良かったら力を貸します」

P「あはは、サンキュー」


377: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:53:05.31 ID:XU1xoQN60

美希「…」



P「うーん、まぁ一度あいつ等の歌を聴いてくれ、それで悪い所をさ」

千早「はい、わかりました」

響「自分はダンスを教えるぞ!」

P「期待してるぞ響」

響「なんくるないさー!」





美希「おかしいの…ミキだけのけものなの」

379: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:55:54.34 ID:XU1xoQN60

~事務所~

P「ただいまー」

愛「遅いですよ、プロデューサー!!」

P「いっつぅ、五月蝿いっつーの」

愛「これがあたしの特徴ですから!!」

P「なに開き直ってんだよばか」

愛「馬鹿じゃないです!日高愛です!!」

P「うぐぐ…うっせぇ」

真美「おっかえりー!」

P「おう、ただいま」

やよい「うっうー!早速練習再開ですー!」

381: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 19:58:26.94 ID:XU1xoQN60

美希「…」

真美「ミキミキ→」

美希「……なんなの」

真美「兄ちゃんはね」

美希「ハニーがどうしたの」

真美「今のミキミキ、大っ嫌いだと思うよ?」

美希「…」

真美「兄ちゃんはね」

美希「しっ、」

美希「知った様な口、聞かないでほしいの!!」

真美「ミキミキ?」

美希「真美にハニーのなにが分かるの!?」

383: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:01:23.50 ID:XU1xoQN60

真美「知った様なじゃくて、知ってるよ」

真美「ミキミキよりはね」

美希「う、うるさいの…真美にハニーの事なんて分かる訳ないの」

真美「わかるよ」

真美「だってさ…」

真美「兄ちゃんが真美に教えてくれるもん」

美希「……意味が分からないの」

真美「んっふっふ~教えたげる」

美希「な、なにを…」

真美「兄ちゃんの事」

美希「……ハニーの…事」

387: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:05:13.31 ID:XU1xoQN60

真美「兄ちゃんはね、真美達の事知りたがってるんだよ?」

真美「ミキミキはそれに気づいてた?」

美希「は、ハニーが…ミキを?」

真美「そっ!あの日、『H×H』が結成した日からね→」

美希「ミキ達が…集まった日から」

真美「そうだよ、だって兄ちゃんはね」

真美「真美達を輝かせようと必死だったもん」

美希「ミキ達を…」

真美「竜宮小町が結成してから765プロは軌道に乗れたよ?」

真美「でもそれは竜宮小町だけ」

389: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:09:11.95 ID:XU1xoQN60

真美「真美も悔しかった、亜美だけが先に先に行っちゃって…」

真美「ミキミキもさ、竜宮小町に負けたくないから兄ちゃんに声をかけたんだよね?」

美希「……」

真美「真美もね、亜美に負けたくないから兄ちゃんに声をかけたんだよ」

美希「…」

真美「ミキミキは多分忘れちゃってたんだよね?」

美希「……うん、忘れてたの」

真美「兄ちゃんはね、真美達のわがままに付き合ってくれたんだと思うよ?」

美希「ハニーが…」


392: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:12:51.34 ID:XU1xoQN60

真美「真美はそう思われるのが嫌だった」

真美「だからいっぱいいっーぱい!」

真美「兄ちゃんに真美を見せたんだ!」

真美「そしたらね、兄ちゃん笑ってくれたんだよ?」

真美「真美の事、知れて嬉しかったって」

真美「真美の事、もっと知りたいって」

美希「ハニーが……真美を」

真美「ミキミキ」

真美「素直になってもさ、わがままじゃ兄ちゃんは受け入れてくれないよ?」

美希「み、ミキはわがままなんかじゃ」

真美「それだよ→それがミキミキのいけないところ」

398: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:17:07.90 ID:XU1xoQN60

真美「……置いてかれちゃうよ?」

美希「えっ」

真美「兄ちゃんもさ、ミキミキの事分かりたく無いって思っちゃうよ?」

美希「……」

真美「真美は兄ちゃんに着いて行くよ」

真美「だって真美」

真美「兄ちゃんの事が大好きだもん」

美希「っ…」

真美「ミキミキ…」

美希「なんなの……言いたい事いったら早く

真美「真美は!」

真美「真美は一人もかけてほしくないって思ってるよ!!」

真美「『H×H』は真美達三人のユニットだもん!」

400: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:20:25.20 ID:XU1xoQN60

美希「っ!」

真美「あの日、みんなで違ったもんね!」

真美「絶対、絶対絶対」

真美「竜宮小町を超えるって!!」

美希「……」

真美「ミキミキ」

美希「真美…み、ミキ……ミキっ」

真美「待ってるよ!」

美希「…まみ……」

真美「追っかけてきてよ!」

真美「また四人、同じペースで…」

真美「歩こうね!ミキミキ!!」

401: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:20:58.92 ID:XU1xoQN60

美希「っ!」

真美「あの日、みんなで誓ったもんね!」

真美「絶対、絶対絶対」

真美「竜宮小町を超えるって!!」

美希「……」

真美「ミキミキ」

美希「真美…み、ミキ……ミキっ」

真美「待ってるよ!」

美希「…まみ……」

真美「追っかけてきてよ!」

真美「また四人、同じペースで…」

真美「歩こうね!ミキミキ!!」

403: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:24:52.44 ID:XU1xoQN60

美希「……っ…ぐ…ゔっ…」

真美「はい、ミキミキ!ハンカチだよ」スッ

真美「兄ちゃんはね?落ち込んでる顔と泣いてる顔が大っ嫌いなんだよ?」

美希「…ゔん……うっ…、ん」

真美「じゃあ真美は行くね、愛ぴょん達にびしっびし指導しなきゃなんないから!」

美希「あ"……ぁりがっ…」

真美「ミキミキ……」

真美「またね、待ってるよ!」

バタン

美希「…ぅ"あっ…あぁ…」プルプル

406: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:29:54.93 ID:XU1xoQN60

P「どうだ、千早」

千早「……悪くは、ない」

愛「やったー!絵理さん!あたし褒められたよー!」

絵理「愛ちゃん、褒められては無いと思うよ…」

千早「日高さん」

愛「は、はい!」

千早「声量は間違い無く三人の中ではダントツよ」

愛「あ、ありが

千早「でもね、ただ大きい声を出すだけなら誰にだって出切るの」

愛「あぅ…」

千早「……でもね」

千早「磨けば絶対に光るの」

愛「千早さん…」

千早「頑張りましょう」

愛「は、はい!!」

410: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:35:48.80 ID:XU1xoQN60

ガチャ

P「おっ、どこいってたんだ真美」

真美「えへへ、ごめんなさ→い」

P「ったく」コツン

真美「いたっ!」

P「罰だ罰」

真美「酷いよ→」

P「うるへー」

真美「あっ、愛ぴょん達は!?」

P「千早が指導中」

真美「兄ちゃん●●いよ→」

P「はぁ!?」

真美「指導中なんてさ→」

411: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:39:39.66 ID:XU1xoQN60

P「あっ、そういえば美希の奴知らないか?」

真美「えっ!?」

P「その反応、知ってるんだな」

真美「知らないよー!」

P「……ほんとくわぁなぁ?」

真美「!兄ちゃんのビーストモードが!?」

P「人を捨てた俺の力、見せてやろうかぁ!?」

真美「!?」

P「じゃらー!」

真美「うわー!助けてやよいっちー!」

やよい「え」

ガバッ

うっうー!?

真美「やよいっちが兄ちゃんのスーツに包まれちゃった!」

413: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:42:44.28 ID:XU1xoQN60

ガチャ

美希「…」

うっうー!?

P「ぐひひひ!!じゃばらー!」

真美「やよいっちー!!」

美希「……ハニー」

P「ぐひひ……み、美希」

やよい「……」

ドサッ

真美「やよいっちー!!」

美希「……」

P「お前どこに

美希「ごめんなさい!」

415: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:45:52.52 ID:XU1xoQN60

P「美希?」

美希「…ハニー」

美希「ミキ、忘れてたの…」

美希「なんで『H×H』を組んだのか…」

美希「なんで三人で頑張って来たのか」

美希「ハニー、ミキは

P「で?」

美希「えっ」

P「お前は、どうしたいの?」

美希「……」

P「答えられないなら帰れ」

真美「兄ちゃん!」

P「真美…」

P「黙ってろ」

真美「兄ちゃん…」

417: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:48:44.06 ID:XU1xoQN60

美希「ミキは…」

P「…」

美希「れ、練習がしたいの」

美希「りゅっ、竜宮小町を!」

美希「皆と一緒に超えれる様に!」

美希「だからハニー、ミキを」

美希「ミキ達を

P「分かったよ」

美希「は、ハニー?」

P「ほら、したくしろ」

美希「えっ」

418: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:52:54.93 ID:uaT5udf10

P「千早」

千早「は、はい」

P「愛達、任せて良いか?」

千早「……」

千早「任せてください」

響「自分も居るから大丈夫だぞ!」

P「にひひっ、響も頼むぞ」

響「なんくるないさー!」


P「愛達も、千早と響の言う事、しっかり吸収する事」

愛「まっかせてください!あたし、頑張ります!」

絵理「はい、プロデューサー」

涼「りゅんりゅん♪分かりました、プロデューサーさん」

420: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 20:55:42.51 ID:uaT5udf10

P「いよっし、じゃあ行きまっせ」

真美「どこにどこに→?」

P「んー?俺達が行く所っていったらあそこしか無いだろ」

美希「ハニー、もしかして!」

P「あぁ、先に車に行ってろ、俺はやよいを担いで行くから」

真美「よ→し、ミキミキ、真美と兄ちゃんの車まで競争だよ→」

美希「負けないのー!」

P「おーい、転んで怪我すんなよー」

423: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 21:01:11.62 ID:uaT5udf10

DJ「いえやぁ!狂ったモンキー諸君!お久しぶりぶりだYO」

DJ「くぉんかいのステージ、なんと殴り込みの緊急ライブだYO!」

DJ「相変わらずわがままなユニットだぜチェケラー!」

DJ「じゃあ行きますかい!?行っちゃうYO!」

DJ「HIPHOP界に舞い降りた天使達の姿をその目に焼き付けなぁああ!!」


DJ「『H×H』で『私はiDOL』」

DJ「………チェケラ」


P「しゃー!行って来いYO!」

真美「まっかせてYO!」

やよい「UっUー!」

美希「いくNOー!」

445: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:02:27.32 ID:rQRS0Gm30

P「いやぁ、ありがとうございました」

DJ「いやいや、よしてくれよブラザー」

P「突然の電話にも対応してくださって、ほんと感謝しています」

DJ「ふはは、君達は最高だからね」

DJ「げんに急遽のステージでもお客さんは楽しんでたZE」

P「はい、本当にありがとうございました」

DJ「あはは、また頼むぜブラザー」

447: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:05:13.30 ID:rQRS0Gm30

美希「真美」

真美「どうしたのミキミキ~」

美希「ありがとうなの」

真美「へっ?」

美希「……ううん、なんでもないの」

真美「…ミキミキ」

美希「?」

真美「次のシングルCD、頑張って売るよ→!」

美希「うん!」

やよい「うっうー!私もいれてくださーい!」

真美「勿論だよ!だってやよいっちは」

美希「『H×H』のメンバーなのー!」

449: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:07:50.39 ID:rQRS0Gm30

P「おーい、待たせちまったな」

真美「兄ちゃん、真美喉乾いたよ→」

美希「あっ、ミキも乾いたのー!」

P「はいはい、やよいもいるだろ?」

やよい「あっ、ありがとうございますー」

P「で、なにがいい?」

真美「兄ちゃんが選んで来てよ!」

美希「ミキもハニーに任せるのー!」

やよい「私もプロデューサーに任せますー」

P「はいはい、じゃあ買って来ますよー」

451: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:09:37.54 ID:rQRS0Gm30

P「うっうー!」

自販機「のヮの」うっうー!

P「えっと、俺はコーヒーでっと」

ガチャン

P「やよいは……」

ガチャン

P「で、真美はこれでっと」

ガチャン

自販機「のヮの」当たりですYO!

P「おっ、ラッキー」

ガチャン

453: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:12:11.51 ID:rQRS0Gm30

真美「…なにこれ」

P「え?」

やよい「ぅっぅー…」

P「だ、だって…」

美希「…」

トポトポトポ

P「おい美希!捨てるなYO」

美希「甘過ぎるの…」

P「だってあの自販機で甘いのっていったらこれしかなかったもん…」

真美「あますぎ…」

やよい「ぅっぅー…」

454: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:14:04.12 ID:rQRS0Gm30

P「えっ!?真美もいらない?」

真美「真美これ飲めない…」

トポトポトポ

P「わっ!真美も捨てるのか」

やよい「プロデューサー、私のでよかったらどうぞ…」

P「あ、ありがと」

ゴクゴク

P「………ゔぇ」

P「あま"」

やよい「ぅっぅー…」

459: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:16:57.87 ID:rQRS0Gm30

春香「……ん?」

MAXコーヒー「のヮの」

春香「…」ヒョイ

春香「まだ開けられてないや…」

春香「大丈夫かな」

カシュッ

春香「臭いも……大丈夫だね」

ゴクゴク

春香「……美味しい」

春香「パンの耳にはちょうど良いかもね」

460: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:20:18.27 ID:rQRS0Gm30

~車内~

P「いやぁ、やっぱりあそこ気持ち良いよなぁ」

真美「うん!狭いけどあの人達の一体感はすんごいよね!」

やよい「私もあの会場大好きですー!」

美希「あそこはミキ達の原点なの!」

P「だよなぁ、多忙になってもたまには顔、出そうな」

美希「当たり前なのー!」

真美「あっ!兄ちゃん兄ちゃん」

P「んー?」

真美「マジカルバナナやろうよ!」

461: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:23:25.15 ID:rQRS0Gm30

P「良いけどやよいがなぁ」

やよい「あー、もう負けませんよー!」

美希「じゃあ真美からいくのー!」

真美「イェイッ!」

真美「マジカルバナナ→」

真美「バナナと言ったらイエロ→!はいミキミキ」

美希「黄色と言ったらユンボなのー!はいやよい」

やよい「ゆ、ゆ、」


やよい「うっうー!ユンボってなんですかあぁ!?」

真美「はいやよいっちの負け→」

やよい「うっうー!」

463: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:29:00.44 ID:rQRS0Gm30

P「はいはい、じゃあ俺からいくぞ」

真美「イェイッ!」

P「マジカルバナナ、バナナと言ったら果物、はい美希」

美希「果物と言ったらオレンジなのー!はい真美」

真美「オレンジと言ったらバレンシア、はいやよいっち」

やよい「ば、バレンシアといったら……」

やよい「バレンシアってなんですかー!」

P「やよい、ゲームにならないだろぉ」

美希「やよい、少しは空気読むの」

真美「やよいっちー!」

やよい「ぅっぅー…」

469: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:35:24.05 ID:w925D41g0

~駐車場~

P「はい着いたー!」

やよい「ぅっぅー…」

真美「やよいっち元気だしなって→!」

美希「そうなの、元気だすの」

やよい「……」

P「うーん、今が3時ね」

P「愛達頑張ってるかな」

471: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:38:40.04 ID:w925D41g0

ガチャ

P「だいまー」

真美「ピヨちゃーん、ただいまー!」

小鳥「おかえりなさーい」

美希「響達はどうしてるの?」

小鳥「愛ちゃん達ならレッスンルームで練習してますよ」

真美「いよっし!様子見にいこーよ!」

やよい「うっうー!わかりましたー」

美希「あっ、ちょっと待つのー」

473: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:41:56.14 ID:w925D41g0

小鳥「ふぅ…」

P「ん?どうしたんだよ」

小鳥「えっ、いえ、なんでもないですよー」

P「あ、そうですか」

小鳥「ぴよ!?」

P「えっ」

小鳥「それだけですか!?」

P「いや、なんとも無いんですよね」

小鳥「……」

小鳥「ああぁ、肩がこったぴよぉ」

P「…」

小鳥「誰かに揉んでほしいですねぇ…」

474: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:44:30.61 ID:w925D41g0

小鳥「いやぁ、誰か居ませんかねぇ」チラッ

P「おい」

小鳥「ぴよぉ…」チラッ

P「…」

小鳥「あぁああ誰かに

ムニュ

小鳥「ぴよー!?」

P「…」

小鳥「ぷぷぷ、プロデューサーさん!?そ、そこはちが

ムニュムギュ

小鳥「ぴー!?」

P「ほら、これで満足ですか」

476: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:47:22.81 ID:w925D41g0

P「じゃあ俺は千早達の様子を見にいくんで」

小鳥「ぴ……」

P「…どうしたんだよ」

小鳥「ぴよ…」

P「な、なんだよその目」

小鳥「ぴよぉ…」

P「色仕掛けはよしてください…」

小鳥「ぴへへ……」

P「お、おい!く、来るな!!」

小鳥「プロデューサーさんがいけないんですよぉ…」

P「わ、わかったから来るな!ばか!」

479: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:50:46.28 ID:w925D41g0

P「つ、つーか!」

小鳥「なんですか?」

P「えっと……」

小鳥「ぴよ?」

P「俺さ、多分…」

P「あんたじゃ反応しないや……」

小鳥「ぴよ!?」

P「ごめん」

小鳥「ちょちゅ、プロデューサーさん!?」

P「ごめんなさい」

バタン

小鳥「……ぴよ」

482: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:56:25.73 ID:w925D41g0

P「千早」

千早「あっ、おかえりなさい」

P「なぁ、愛達、どうかな」

千早「大丈夫です、彼女達のやる気は私達も見習わなければなりません」

P「へー、頑張ってるんだ」

千早「今は我那覇さんにダンスのけいこをつけてもらってるところです」

P「わかった、じゃあそろそろあがるように言ってくれ」

千早「もうですか?」

P「あぁ」

485: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 22:59:01.62 ID:w925D41g0

P「それとな千早」

千早「まだ何か?」

P「来週、大丈夫か?」

千早「えっ!?」

P「予定…空いてるかな」

千早「わ、私のですか!?」

P「うん」

千早「え、えっと…そ、その」

P「?」

千早「だ、大丈夫……です」

P「よし!なら千早達も参加だな」

千早「……え?」

486: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:02:00.87 ID:w925D41g0

P「言ってなかったけどな、来週、愛達を連れてライブするんだ」

千早「……」

P「で、千早達のユニットも参加させようかと思ってたんだがな」

P「本人に聞けて良かった、じゃあ明後日位には詳細を伝えるから」

千早「ぷ、プロデューサー」

P「んあ?なんだ千早」

千早「い……いえ」

P「そっか、なら今日はお疲れ様」

千早「……」

487: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:08:00.65 ID:w925D41g0

P「よし、じゃあ俺は愛達を送りに行くからおまえ等は待っててな」

真美「真美達は歩いて帰るから良いよ」

P「大丈夫なのか?」

真美「うん、だって遠く無いし、大丈夫」

美希「うん、だからハニーは三人を送るの」

やよい「お疲れ様でしたー」

千早「お疲れ様です」

響「明日も頑張るぞー!」

489: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:14:01.15 ID:w925D41g0

~車内~

P「今日はお疲れさん」

愛「もう終わりなんですかー!?」

P「初日からそんなにきつめにしないっての」

P「で、どうだった?千早と響の指導は」

絵理「はい、とても勉強になりました」

涼「私達も負けない位頑張りたいと思います」

P「涼ちん、いい加減その私って言うのやめようか」

涼「えっ」

P「前の僕の方が良かったぞ」

涼「プロデューサーさんが言うなら…」

490: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:19:09.21 ID:w925D41g0

~876プロ~

P「っと、本当にここで良いのか?」

絵理「はい、今日はありがとうございました」

P「まぁ皆を育てるのが俺の仕事な訳だし」

愛「プロデューサーさん!」

P「んあっ!?」

愛「あたし、頑張りますから!」

P「もちろん、明日もびしばしいくからな」

愛「はい!任せてください!!」

P「じゃあな涼ちん、また明日」

涼「はい、プロデューサーさんもお疲れ様でした」

492: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:23:35.46 ID:w925D41g0

P「んっと、とりあえず電話入れとくか」

~♪

小鳥『ぴよぴよ~小鳥ちゃんですよー』

P「…」

小鳥『む、無視しないでくださいよ!』

P「あの」

小鳥『はい、なんですか?』

P「今日の呑みなんですけど」

小鳥『あっ、だったら夜に迎えに来てください』

P「は?」

493: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:26:26.63 ID:w925D41g0

小鳥『私の家に迎えに来てください』

P「いやいやいや、な、なんで俺が迎えに」

小鳥『当たり前ですよ!女性に迎えにこさせるつもりなんですか!?』

P「じょ、女性って…」

P「だからあんた、未だにどくし

小鳥『ぴよー!!』

P「…」

小鳥『じゃあ夜に電話入れますんで』

P「おい、勝手に進め

プツッ

P「…あのババア」

499: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:32:15.36 ID:w925D41g0

P「じゃあ俺は自宅に帰って寝ますかね」

車「のヮの」じゃあ帰りやしょう

バタン

ブロロロロロ



~その頃~

春香「…」

春香「あぁ、ちょっと貰い過ぎたかも…」

春香「あの黒服の男達…」

春香「普通の人達の動きが全然違ったし……」

春香「うぅ、お腹の中ぐるぐるだよ」

500: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:34:37.16 ID:w925D41g0

ザザッ

黒服「…天海春香」

春香「ま、またなのぉ?」

黒服「お前を殺す」ジャキ

春香「あはは、なにそれ」

春香「機関銃ってやつかな?」

黒服「…」

春香「ちっ、なりふり構わないって最低だよ」ダタッ

トパパパパパ

503: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:38:38.97 ID:w925D41g0

~自宅~

P「はあぁ、疲れた」

P「明日は真達に愛達を紹介して…」

P「適当に仕事さがしてきて終わりかなぁ」


P「とりあえずシャワー浴びて寝ますかねぇ」

スタスタ


バタン

507: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:41:32.10 ID:w925D41g0

春香「わっほい!!」

黒服「!?」

ズリュプ

黒服「ぐぎぃ!?」

春香「どうですか?錆びたパイプの味、美味しいですか?」

ズプッ


プシュウゥウウ

春香「きゃっ!?」

黒服「っ…ぎっ……」

ドサッ

春香「ありゃりゃ、喉に突き刺したて抜いたらこんなに吹き出るもんなんだ…」

春香「また少し、勉強になりました」

512: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:46:42.09 ID:w925D41g0

黒井「…まだ奴を殺せないのか」

男「すみません…」

黒井「………そうか」

男「はい?」

黒井「人では奴を殺せないか…」

男「く、黒井社長?」

黒井「奴をだせ」

男「や、奴とは…」

黒井「……」


黒井「T-850」

518: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:49:59.27 ID:w925D41g0

T-850「お呼びですか、黒井社長」

黒井「ふふふ」

男「社長、このお方は」

黒井「…殺せ」

T-850「はっ」ジャキ

男「えっ!」

ダアァンッ

男「ぷっ……ぐっ…」

ドサッ

黒井「素晴らしい…」

T-850「次の獲物は」

黒井「こいつだ」スッ

T-850「この少女ですか」

黒井「あぁ、奴は強いぞ」

520: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:53:55.71 ID:w925D41g0

~19:34~

P「……んっ」

P「…い、今何時だ」

P「……まだ7時か」


P「うー、小鳥さんから着信は無し」

P「ふへっ、外真っ暗」


P「迎えにいくかなぁ」

521: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:56:36.60 ID:w925D41g0

~駐車場~

P「ゔうぅ…」

すまない

P「へっ?」

T850「聞きたい事が有るんだが」

P「あ、は、はい」

P「…(なんだこの人、サングラスかけて)」

P「…(それにすっげー筋肉、日本人じゃないな)」

T850「この少女を探しているんだが、知っているなら教えてほしい」

P「!?(は、春香!?)」

523: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/18(火) 23:59:31.37 ID:w925D41g0

T850「知っているんだな」

P「…さ、さぁな」

ジャキ

P「ひっ!(じゅ、銃!?)」

T850「俺は嘘が嫌いだ、答えなければ殺す」

P「……あ、あんた、なにもんだ」

T850「天海春香」

P「なっ!?」

T850「やはり知っているんだな」

P「あ、当たり前だろ、961プロのアイドルを知らない奴なんて居ないよ」

526: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:03:10.93 ID:QeiAHIsf0

T-850「彼女は何処に居る」

P「は?961プロに居るんじゃないのか?」

T-850「……」

T-850「失礼する」

P「お、おいっ、あんた!」

T-850「……なんだ」

P「は、春香をどうするつもりだ」

T-850「…」

スタスタスタ

P「あっ」

530: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:05:21.67 ID:QeiAHIsf0

P「なんだったんだよあのおっさん」

P「エアガンなんかで俺を脅しといて」

P「春香は何処に居る……じゃねーつーの」

P「はぁあ、早くぴよぴよに会ってこの怒りをぶつけますかな」

バタン

車「のヮの」デデンデンデデン デデンデンデデン

ブロロロロロ

532: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:09:38.57 ID:QeiAHIsf0

春香「……空、暗くなってきたなぁ」

グー

春香「あはは、パンの耳食べよ」ガサガサ

天海春香

春香「ふえ?」モグモグ

冬馬「…久しぶりだな」

春香「あっ、貴方はジュピターの」

冬馬「天ヶ瀬冬馬だ、いい加減名前位覚えろ」

春香「…」モグモグ

冬馬「ほら、飲み物だ」スッ

534: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:12:26.53 ID:QeiAHIsf0

春香「……で、どうして私に会いに?」

春香「もしかして私を殺しに来たとか?」

冬馬「違う」

春香「だったら何?前にも言ったけどこれ以上私に関わ

冬馬「お前に忠告」

春香「……」

カシュッ

冬馬「今日はそこに居ろ、絶対に出歩くんんじゃねーぞ」

春香「…」

ゴクゴク

春香「なんで?」

535: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:15:01.73 ID:QeiAHIsf0

冬馬「……死にたくないだろ」

春香「へ?」

冬馬「死にたくないだろっつってんだよ」

春香「あー、大丈夫大丈夫、銃弾位ならある程度は

冬馬「死ぬぞ」

春香「………私が?」

冬馬「黒井の奴、本気みたいだ」

春香「知ってるよー、だから戦ってるじゃん」

冬馬「いや、今回はマジでヤバい」

春香「ふーん」

538: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:16:44.00 ID:QeiAHIsf0

~小鳥宅~

ピンポーン

P「おーい、来たぞー」

プロデューサーさん!?

P「あぁ、俺だ」

ま、待ってくださいよー

P「悪いな急で」

急すぎます!

P「寒いからさ、開けてくれよ」

だだだ、ダメです!

541: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:20:34.45 ID:QeiAHIsf0

P「なんでさー」

ダメなものはダメなんです!!

P「……」

P「キスでどうだ」

ぴよ!?

P「あっ、なんならxxxxでもいいよ」

………

ガチャ

小鳥「ぜ、絶対ですよ!」

P「…(ちょろいなぁ)」

545: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:23:12.06 ID:QeiAHIsf0

~小鳥の汚部屋~

P「oh…」

小鳥「だ、だからダメだって言ったんですよ!」

P「ビールの空き缶…」

P「弁当の食いカス」

P「……ん?なんだこれ」

小鳥「ぴよー!?そそそ、それだけはダメです!!」

P「あ、あぁ、大丈夫だって、そこまで俺は酷くないから」

小鳥「はぁ…」

548: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:25:28.72 ID:QeiAHIsf0

P「……ん?」

小鳥「どうしたんですか?」

P「この本棚さ、なんか薄い本がいっぱいだなぁって」

小鳥「ぴー!?」

P「…」

小鳥「だだだだ、だめ!!ダメです!」

P「小鳥」

小鳥「ぴぴぴ!?」

P「…」

チュッ

小鳥「ぴへっ…」

P「ちょっと見るぞ」

552: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:28:12.65 ID:QeiAHIsf0

P「……」

『デリバリーホ ス』

P「…」

『  腺を攻略せよ』

P「…」

『男と漢の熱い友情』

P「あ、あの…」

小鳥「…」

P「えっと」

小鳥「ぴよぴよ」

P「……」

小鳥「そ、そんな目で見ないでくださいよ!」

553: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:29:58.66 ID:QeiAHIsf0

P「…あっ」

小鳥「ぴー!?」

P「このファイル」

小鳥「だだだだ」

チュッ

小鳥「ぴよ……」

P「はい、少しだけな?」

小鳥「ぴよぴよ」

P「…」スッ

P「……うっ」

555: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:33:11.87 ID:QeiAHIsf0

『プロデューサーさんの写真』

P「…」パラッ

『入社したてのプロデューサーさん♡』

P「…」パラッ

『初めての電話で困惑するプロデューサーさん♡』

P「…」

『プロデューサーさんの寝顔♡』

P「…」パラッ

『プロデューサーさんの寝顔(ヨダレver)』

小鳥「ぴへへwww」

P「俺もう帰ります…」

557: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:35:18.74 ID:QeiAHIsf0

小鳥「ダメー!」

ガシッ

P「は、離せ!」

小鳥「なんでですか!?」

P「いつ撮ったんだこんな写真!」

小鳥「秘密です!」

P「くっ、離せよババア!」

小鳥「ぴよー!!」

P「ちょっ!?な、なにズボンにしがみついてんだババア!!」

小鳥「ぴーよー!!!」

559: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:37:47.51 ID:QeiAHIsf0

P「はぁっはぁ……ハァ」

小鳥「……ふぅ」

P「と、とりあえず」

P「今後俺の写真なんか撮ってる所目撃したら」

P「警察に突き出しますから」

小鳥「ぴよ!?」

P「当たり前だ!」

小鳥「そんなぁ…」

P「このファイルは没収だから」

小鳥「ぴぴ!?」

563: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:40:41.13 ID:QeiAHIsf0

小鳥「そそそ、それだけは止めてください!」

P「はぁ?逆にコレだけがアウトなんだが!」

小鳥「それのかわりにこの薄い本達を差し出しますから!!」

小鳥「どうかそのファイルだけはかえしてください!!」

P「ダメ!」

小鳥「なんでもしますから!!プロデューサーさん!」

P「……」

小鳥「それが無くなったら…私……」

P「…」

565: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:44:22.59 ID:QeiAHIsf0

小鳥「私の四年間の結晶なんです……」

P「知らねーよ」

小鳥「それがこの部屋から消えちゃうと私の生きてる意味が無くなっちゃうんです」

P「じゃあ死ね、変 」

小鳥「ぴよ…」

P「とりあえず、この部屋片付けるぞ」

小鳥「……」

P「…あーもう、片付けたら返してやるから」

小鳥「ぴよ!?」

P「だから片付けるぞ」

小鳥「はい!」

568: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:47:36.80 ID:QeiAHIsf0

小鳥「…」チラッ

監視カメラ「のヮの」

小鳥「…(ぴへへへwww)」

プロデューサーさんがこの時間に来たのは予想外でした

しかし!監視カメラだけはちゃんと準備しですよーwwww


ぴへへへwww遂に動画ゲットです!

P「ん?どうしたんだ」

小鳥「えっ!?」

小鳥「な、なんでもないですよ」

P「そこの空き缶、この中に入れろ」

小鳥「はーい!」

小鳥「……ぴへへ」

573: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:50:27.35 ID:QeiAHIsf0

春香「ヤバいって…黒服は確かに強いけどさ」

春香「別にそこまで脅威じゃ」

冬馬「黒服じゃない…」

春香「まだ強い人が居るの?」

冬馬「……人、か…」

春香「冬馬?」

冬馬「人じゃない…とだけ言っておく」

春香「人じゃない?」

冬馬「……俺はもう行くぜ」

576: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:52:03.70 ID:QeiAHIsf0

春香「おーい!」

冬馬「忠告はした」

冬馬「今日はもう出歩くな」

春香「意味がわかんないよぉ」

冬馬「死にたくなかったらな」

スタスタ

春香「あっ!」

春香「飲み物ありがとうございましたぁ!」

冬馬「……」

スタスタ

577: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:54:17.20 ID:QeiAHIsf0

春香「へんなの」

春香「さってと、どうしよっか」

春香「冬馬が言うには……」

春香「あれかな?戦車とか?」

春香「………」

春香「まさかね、街中で戦車は無いよぉ」

春香「…」

春香「銃弾はお腹の中に26発」

春香「大丈夫だよ…うん」

580: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 00:58:23.60 ID:QeiAHIsf0

P「うえ、大体は片付けれたが」

P「やっと足の踏み場を確保したくらいだな…」

小鳥「プロデューサーさん!約束です!!」

P「…」スッ

小鳥「ぴよー!!」パシッ

小鳥「あぁ、やっと帰ってきました…」ギュウ

P「こんの変 が」

小鳥「変 でもいいです」スリスリ

P「わかったからファイルに顔をこすりつけるなばか」

583: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:01:11.48 ID:QeiAHIsf0

春香「うーん、何か無いかなぁ」

ゴミ箱「のヮの」デデンデンデデン

春香「あっ!魚の骨発見!」

ゴミ箱「のヮの」デデンデンデデン

春香「カルシウムカルシウムっと」ガリガリガリ

春香「いっつ!」

春香「あー、口の中切れちゃった」

ゴミ箱「のヮの」……ハジマル

春香「……」


春香「誰かな…」

584: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:03:16.40 ID:QeiAHIsf0

天海春香か

春香「さぁ?」

答えなければ……

春香「貴方こそ、誰かな?」

春香「答えないと…」チャキ


T-850「天海春香、お前をこ

ターンッ

キンッ

春香「……ありゃりゃ、銃弾が効かないや」

585: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:06:27.47 ID:QeiAHIsf0

T-850「…」ジャキ

春香「な、なにあれ」

T-850「RPG-7だ」

T-850「痛いぞ?」


ズドオォン

春香「……」

春閣下「あはっ!」

ズギャアァアアン

春閣下「街中でミサイルなんてね!ここ日本だよ?」

587: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:09:51.58 ID:QeiAHIsf0

T-850「直撃はしていない…」

T-850「しかしダメージが無いのは想定外だな」スチャ

ブローニングM1919重機関銃「のヮの」ひーはー!!

春閣下「…今度は機関銃?」

春閣下「どうしよっかなぁ…」

T-850「何がおかしい」

春閣下「いや…」

春閣下「どうやってお前を壊そうかと思ってさぁ」

588: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:12:20.54 ID:QeiAHIsf0

P「さてと、俺はもう帰ります」

小鳥「ぴよ!?」

P「当たり前だろ」

小鳥「呑みには行かないんですか!?」

P「……行きたいの?」

小鳥「はい!」

P「…」

P「じゃあ早く着替えてください」

小鳥「ぴへへww」

590: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:14:45.38 ID:QeiAHIsf0

小鳥「プロデューサーさん」

P「はい?」

小鳥「こっち向いててくださいね」

P「普通逆だろ、こっち向かないでだろ」

小鳥「ぴよ…」

P「あんたの身体見るくらいなら潮水1L飲んだ方がマシだ」

小鳥「プロデューサーさん…」

592: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:18:24.37 ID:QeiAHIsf0

T-850「…」

シュウゥウ



ブローニングM1919重機関銃「のヮの」銃口が焼けつきちまったぜ…

T-850「ほう…受け止めるか」

T-850「コレを」

春閣下「ぐひっ…っぐぷ」

ビチャベチャッビジ

春閣下「がっは……ぐぅ…」

T-850「流石に身体に吸収しきれないか」

596: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:23:24.38 ID:QeiAHIsf0

春閣下「あはあぁ…」プルプル

春閣下「ぐっぷ…」

ビチャブチャッビチャ

T-850「人はその赤い液体を出し続けると死ぬと聞く」スチャ

春閣下「はぁ…ま、まだ武器を…」

H&K G36「のヮの」さよならだぜ嬢ちゃん

春閣下「えへへ…まだ死ねないからね」スチャ

パンパンパンッ

キンキンキンッ

T-850「俺に銃は効かない」

T-850「おやすみだ」ガチャ

602: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:27:41.94 ID:QeiAHIsf0

P「ほら、早く乗ってください」

小鳥「はーい」

車「のヮの」旦那……終わったな

バタン

~車内~

P「じゃあ何処行きますか」

小鳥「えっと、どこでも」

P「はい?」

小鳥「プロデューサーさんが行きたい所で」

P「うーん…それが一番難しいな」

小鳥「…」

パシャパシャ

P「なに堂々と撮ってんだよ」

小鳥「ぴへへ」

パシャパシャパシャ

608: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:42:29.65 ID:QeiAHIsf0

春閣下「私はアイドルだもん…」

T-850「アイドル…?」

春閣下「こんな所で死ねないの」スッ

T-850「鉄の棒で俺をどうにかするつもりなのか」

春閣下「………いぐよ」ダタッ

基本的には一本気だけどね

時と場合で移り気なんだよねぇ

春閣下「いぐぞぉお!」

609: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:46:24.43 ID:QeiAHIsf0

グロック17「のヮの」どたまカチ割ってやる

T-850「…」

パンパンパンッ

春閣下「っ!」

器量とさ、才能だけで軽くこなせる仕事じゃなねぇんだよ…

春閣下「アイドルを…」

春閣下「アイドルをなめるなぁああ!」

バキイィイ

T-850「ふん」

春閣下「ぐぅ!(鉄パイプが折れ曲がった!?)」

T-850「俺は白兵戦も得意でな」

ベキッ

春閣下「ぐっふぅ」

611: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:49:31.18 ID:QeiAHIsf0

P「うぃ…」

小鳥「プロデューサーさん!もう一杯!」

P「ぐっ、もう無理…」

小鳥「ぴよ!?ダメですよそんなんじゃぁ」

小鳥「はい!どうぞどうぞ」

トクトクトク

P「……」

ゴクゴク

P「んあーwwwうみゃい!」

小鳥「ぴよー!さすがプロデューサーさんぴよwww」

612: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:51:11.33 ID:QeiAHIsf0

P「あぁ、もうつかれひゃった」

小鳥「ささっ!もう一杯!」

トクトクトク

P「ありがちょー」

ゴクゴク

P「びひゃあぁ!うめへーwwww」

小鳥「じゃあ私も呑みまーす!」

ゴクゴク

小鳥「ぴよーwwww」

617: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:54:34.38 ID:QeiAHIsf0

T-850「…まだ動くか」

春香「ぎぎ…」

あぁ、強いなぁこの人……いや、人じゃないんだっけ

春香「……ははっ」スチャ

パーンッ

キンッ

T-850「人間は学習しない生き物なんだな」

あはは…弾かれちゃう、どんな装甲してるんだろ…

T-850「天海春香、もう終わりだ」

嫌だなぁ……

終わりたくないなぁ

620: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 01:58:13.91 ID:QeiAHIsf0

柔な女も演じ切るけど 弱い自分は見せられない

春香「あはは…」

T-850「…」ジャキ

春香「弱い自分か…」

春香「そうだよね……まだダメだよ」

T-850「……死ね」

春閣下「ふひっ」

ダーンッ

T-850「避けた……」

春閣下「あはははは!」

623: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:01:34.37 ID:QeiAHIsf0

そう、今! きっと私は自由なんだ!!

いつ倒れるかもしれないけど!この時、今の私は

春閣下「自由なんだよ!!」

T-850「…」ジャキ

トパパパパパ

春閣下「ぐうぅうぅう!?」

T-850「…」ダタッ

春閣下「!」

バキイィイ

春閣下「ぐぎぃ!」

T-850「首を落としてやる」グッ

春閣下「いひひ」

626: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:07:13.71 ID:QeiAHIsf0

私が一番! 今輝いてる!

春閣下「今この時の!!」

春閣下「主役は私だあぁああ!」

T-850「…」ブンッ


ガキイィイイン

T-850「なに?」

春閣下「はひゃ」

T-850「俺の拳を…噛んで」グググ

春閣下「はにゃひゃにゃいよ…」

ギチギチギチギチ

627: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:10:47.47 ID:QeiAHIsf0

T-850「くっ」

春閣下「あひゃひゃひゃ」

ミチミチミチミチ

私はアイドル…アイドル!

トップアイドル!

春閣下「あみゃみはるひゃああ!」

バキンッ

T-850「!?」

春閣下「ぺっ」

ガシャンッ

T-850の右拳「…」

春閣下「あははは!」

春閣下「私に砕けない物なんてないよぉ」

そりゃあ……生まれながらダイヤの原石みたいだもん

春閣下「仕方ないよねぇ」

630: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:14:17.99 ID:QeiAHIsf0

春閣下「デデンデンデデンwww」ガシッ

春閣下「デデンデンデデンww」

春閣下「いただきます…」

ガジッバキッパキキキッバリッガリッ

T-850「俺の拳を…喰って」


春閣下「あはっ、不味いね…」

春閣下「酷く臭い鉄の味」

春閣下「私の大嫌いな味」

T-850「…」ジャキ

RPG-7「のヮの」消しとべやぁ!!

ズドオォン

春閣下「……ふひ」


ズギャアァアアン

632: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:16:58.99 ID:QeiAHIsf0

P「うっぷ」

小鳥「プロデューサーさん!〆のラーメン行きましょうwwww」

P「も、もう入らない…」

小鳥「ぴよー!私の誘いを断る気ですかぁ!?」

P「うぅ…」

小鳥「ぴよぴよぴよwwww」

小鳥「…(プロデューサーさんが酔った時のこの弱々しさ)」

小鳥「早く行きますよー!」

P「は、はい…」

小鳥「ぴへへへwwww」

636: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:20:00.15 ID:QeiAHIsf0

~ラーメン屋~

ガララララ

P「小鳥さん」

小鳥「はいはい、ほら、お口開けてください」

P「へ?」

小鳥「はやくはやく」

P「は、はい……あー

チュプジュリュリュ

P「んぐー!?」

小鳥「んっぷ(ぴよー!!プロデューサーさんの舌おいひいですよおwww)」

P「きゅ、急になにするんですかぁ」

小鳥「ぴよぴよ、ラーメンを食べる前の儀式ですよ」

638: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:22:24.48 ID:QeiAHIsf0

P「儀式?ですか…」

小鳥「忘れたんですか?」

P「はい…すっかり」

小鳥「ダメですねー」

P「はぁ、すいません…」

小鳥「いえいえ、さっ食べましょう」

P「はい…」

小鳥「店長!ラーメン二杯!」

へいよー


小鳥「…(このまま車の中ででも良いですねぇ)」


639: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:25:35.10 ID:QeiAHIsf0

パラパラパラパラ

………

T-850「…」

春香「あはは、すっごいね、貴方の装甲」

春香「この装甲さえあれば銃火器なんて怖くないよ」

T-850「化け物が」

春香「アンドロイドに言われたくないかなぁ」

春香「ほらっ、こっちに来なよ」

春香「お互い銃火器は通用しないんだしさ」

春香「殴り合いしかないよね」

T-850「…」スタスタ

春香「……殴り合いなら負ける気しないね」ググググッ

641: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:28:56.80 ID:QeiAHIsf0

P「…」ズルズルズル

小鳥「プロデューサーさん」

P「…な、なんですか」

小鳥「ラーメンを食べる時にはまず私にキスしてからじゃないといけないんですよ?」

P「すみません……知らなかったんで」

小鳥「もー!」

P「し、失礼します」スッ

チュッ

小鳥「はい、じゃあラーメン食べてください」

P「はい…」ズルズルズル

小鳥「ぴよぴよ(あぁあ!遂にプロデューサーさんを操る事に成功しましたぁあ!)」

642: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:31:05.40 ID:QeiAHIsf0

プシュウゥウウ

T-850「…」

春香「あはは、煙あげてるよ?大丈夫?」

春香「あはは」


ゔぁい!!!


バキイィイ

T-850「ぐっ」

春香「あはっ!」

ゔぁい!ゔぁい!


春香「……」

ゔぁい!!!!

644: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:33:47.64 ID:QeiAHIsf0

春香「…」

春香「あーあ、バラバラになっちゃってるよ」

春香「右腕に左腕…」キョロキョロ

春香「あっ!頭みーつけた」

春香「…」ヒョイ

T-850「……」

春香「今の気分は?」

T-850「……最高だ」

春香「ふーん、バラバラになって最高だって」

春香「気持ち悪い」

ゔぁい!


グシャアァア

646: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:39:36.70 ID:u2QBk71p0

P「あぁ…やっと帰れる」ヨタヨタ

小鳥「ダメですよプロデューサーさん」

P「なにがですか…」

小鳥「飲酒運転は事故のもとなんです!」

P「運転代行をよ

小鳥「ぴよー!!」

小鳥「ラーメンを食べた後はホテルに泊まるんです!!」

小鳥「忘れたんですか?」

P「はぁ……すみません」

小鳥「なら良いんです、さっ、行きましょう」

P「はい…」

648: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:41:46.11 ID:u2QBk71p0

~ラブホテル~

P「あの…小鳥さん」

小鳥「どうしたんですか?プロデューサーさん」

P「ここのホテル、なにかおかしいような」

小鳥「そんな事無いですよー」

P「はぁ…」

小鳥「じゃあ入りましょう」

P「分かりました」

小鳥「ぴへへwwww」

649: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:45:47.49 ID:u2QBk71p0

P「…」

小鳥「プロデューサーさん、シャワー浴びに行きましょう!」

P「はい…」

小鳥「ぴよぴよ」


今日!ここで!!

音無小鳥(2X歳)

大空に


羽ばたきます!!

651: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:52:32.98 ID:u2QBk71p0

春香「…」スタスタ

ピタッ

春香「……」

春香「居るんだよね」

春香「冬馬」

冬馬「お前…」

春香「うん、ありがと」

冬馬「倒した……のか」

春香「冬馬のおかげ」

春香「感謝してる」

冬馬「どうするんだよ」

653: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:56:38.81 ID:u2QBk71p0

春香「何が?」

冬馬「とぼけんじゃねぇ」

冬馬「お前がT-850を破壊したと奴の耳に届いてみろ」

冬馬「奴は更に強固な奴をお前にぶつけ

春香「望むところだよ…」

冬馬「お前が良くても俺が嫌なんだよ!!」

冬馬「お前一人を消す為に街一つ消しかね無いんだぞ!?」

春香「……」

冬馬「その街の人はどうすんだ!?お前に責任とれんのか?」

冬馬「とれねーだろ!?」

655: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 02:58:50.53 ID:u2QBk71p0

春香「冬馬」

冬馬「あぁ"!?」

春香「少しだけ」

春香「おやすみ」

冬馬「なにいっ

ゔぁい!



ドサッ

冬馬「……」

春香「私は帰るんだ…全て終わらせて」


皆のところに……

658: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 03:03:22.78 ID:u2QBk71p0

春香「今はね、血に塗れてるけど」

春香「まだまだ、血に塗れるけど…」

春香「何時かその血を拭き取ってね」

春香「みんなの前に戻ってもいいかな?」


春香「……その時まで」

スタスタ

春香「私は鬼になろう」


優しさなんて要らない、感情なんて必要ない

今は……目の前の獲物を狩る事だけ

それだけを考えて

659: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 03:06:33.25 ID:u2QBk71p0

黒井「…」

黒井「まさかT-850が破壊されるとはな…」

黒井「くっくっくっく…」

黒井「面白い…面白いぞ天海春香」

黒井「良いだろう、お前を壊してやる!」

黒井「961プロの総力をあげて貴様を」


黒井「貴様をなぁあ!」

660: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/10/19(水) 03:12:51.07 ID:u2QBk71p0

その日から

天海春香の戦いが始まるのであった

皆のもとへ…ただその願いを叶える為に


春香「……空、真っ暗だなぁ」

春香「綺麗な月」

春香「……」

春香「みんなも見てるのかなぁ」









続け