岡部「そうだ、平等院だ。
あれ、上に鳳凰乗ってたしな。
平等院ナントカ。
ナントカ？
名前なんだろう。なんとかマ？　●マ？
平等院●マ。酷いな。
もう少しマシだったはず。
伸ばす感じだったと記憶してる。
記憶喪失なのに記憶してるとか」

岡部（以下平等院）「トーマとか、リューマとか、
そんな具合。
プーマ、キューマ、コーマ……。
竜馬？
なんかいいな平等院竜馬。
でもゲンの悪い字があたってたような。
魔？
平等院流魔。
これだな。
フゥーハハァ！
オレはマッドサイエンティスト、平等院流魔！
決まった」

タイムリープに失敗したのか…

ラボメンが出てきてからが本番だな

平等院「時代が関わってた名前だな。
あと、なにか機械的な名前？
いつもコツコツ作ってたわけだ。
>>8タイムリープか
時代を飛んでいたわけだ。
飛ぶといえば恐竜がロマンだよな。
つまり古代なんとか研究所。
近くなってきた気がする」

平等院「なにか玩具とか機械の名前が入るはずだ。
だがしかし、ますます●マの可能性が高まってきた。
古代●マ研究所？　いや、ない。
機械か……おお！　ラジオってなんか聞き覚えがある。
古代ラジオ研究所？　なんか、違う気がするけれど暫定だ。
思い出したら修正してくれる」

平等院「古代ラジオ研究所。
正直自信がないが話が進まない。このまま行こう。
しかし、>>11ラボメンがいるらしい。
そもそもラボメンがわからんが、研究所だからラボラトリィ。
メン、はMIB的なmenなんだろうな。しばらく待ってみるか」

？？「おはようだおー」

平等院「お前がラボメンか！」

？？「そうだ……お？
思い出せないお。自分は誰だお。
こまった。教えてくれないかな。そこの白衣の人。
僕はだれだお？」

平等院「まて、ちょっと肥えた青年Ａよ。
今このマッドサイエンティスト、平等院電……、平等院流魔様が思い出してくれる」

？？「たのんだお、自分がわからないのは不安だお」

平等院「ぬ、貴様はガルだ！
確かそんな名前だ！」

ガル「そうか、僕はそんな頭脳戦艦な名前なんだな。
よろしく●マ」

平等院「●マではない。
流魔様だ！」

ガル「どっちでもいいお。ところで、ここはどんな施設なんだお」

平等院「電子レンジが棒でヌルヌルな上に、タイムリープで恐竜とラジオを研究している。
らしい。
オレも記憶喪失なんで保障できんがな」

ガル「あんたも記憶喪失なんだお？
そんな人に名前つけられて結構ショック。
でも、なにもわからないから仕方がない」

平等院「そうだな。
これもシャイニングゲートの選択だ」

ガル「シャイニングウィザード？」

平等院「シャイニングゲートだ。
かっこいいだろう」

ガル「頭悪そうだお。
中二病全力って感じ。
じゃあ、僕の設定はなんだったか教えて欲しいね。
嫌な予感しかしないけど」

平等院「確かお前はスーパーなんとカーだった」

ガル「スーパーカーじゃ、どっかのエレクトリックなバンドぽいお」

平等院「いかにもアニソン一筋っぽいのに、ちょっと知ってるって感じがムカつくな。
ふむ、そうだスーパーラッカーだったぞ」

ガル「ムラなく塗れるぽいお。
フィギュアデザイナーぽいけど、それでいいお」

平等院「うむ。貴様の素性がはっきりしたところで喉が渇いたな。
なにかいつも飲んでいたものがあったぞ。
ペがつく飲み物で炭酸だった。
ガルよ、なにか思い出せないか」

ガル「ペならすぐわかるお。
ペプシツイストだお！」

平等院「それだな。冷蔵庫がある、開けるがいい」

ガル「アイアイサー。
がちゃりんこ。流魔、流魔、ここにはドクトルペッパーしかないお」

平等院「なんだとぉ！　このペプシツイスターの住居にドクペだと！　あとで処分してくれる。
しかしこれはこれで、もったいないな。諦めて飲むか」

ガル「僕もいただくお」

玄関＜ｺﾝｺﾝ

平等院「何者だ！」

？？「あー、えーと、こんにちは。
ヒント、私はだれでしょう」

平等院「はぁ、なにをいっとるのだ。白い帽子の似合う少女Ａよ」

？？「んーとね、ここにきたら旧に記憶がなくなったの。
おしえてほしーなー。白衣の賢そうなお兄さん」

平等院「フゥハハァ！　少女Ａよ見所があるな。
この平等院流魔様のクレバーなブレインを見抜くとは」

？？「ごたくはいいから早く言って欲しいなー」

平等院「ガルよ、この子割と辛口だぞ」

ガル「今のは●マが悪いお」

平等院「●マ言うな。なんとかわかる範囲で言ってみるがいい少女Ａ」

？？「なんとかしー、って自分で言ってたような気がするのです。
あと、発言するときは必ず効果音を口で言ってたはずです」

ガル「なんとかしーって言ったら、ガザＣぐらいしか思い出せないお」

平等院「じゃ、ガザＣだな。効果音はどうする」

ガル「有名な効果音はズッキュゥゥンだお」

平等院「じゃ、ズッキュゥゥンで」

がざしー「ズッキュゥン、がざしーでーす。
……すごく不本意だけど、我慢するです。
あとでもっとかわいいのあったら修正するです」

平等院「うむ、俺たちも記憶喪失だからしょうがない。
シャイニングゲートの選択だ」

がざしー「……」

玄関＜ｺﾝｺﾝ

三人『何者！（です）（だお）』

？？「こ、こんにちはー……」

平等院「姓名と所属を名乗れ！」

？？「え、えっと……。
問題、私は誰でしょう？」

三人『』

？？「あれ？　あれ？　なにこの雰囲気？
私間違っちゃった？　ごめん帰ります」

平等院「まあ、まて。きてしまったものはしょうがない。
貴様をラボメンナンバー３として歓迎しようではないか。
オレは平等院流魔、ここでマッドサイエンティストをしている。
記憶喪失だ」

ガル「スーパーラッカーのガルだお。
記憶喪失だお」

がざしー「ズッキュゥン、がざしーでーっす。
きおくそうしつでーっす」

？？「なにそのロスト三兄弟。ここにいるのすごく不安なんだけど。
私もなにも思い出せないし仕方がない。
えっと、私は……。んー、ここまで出掛かってるんだけど」

平等院「ここまでって言って頭の上で線を引くお前はアホか。
普通は首のところを指すもんだ、貧　娘よ」

？？「殺す」

ガル「待て、待つんだお。
そんなことしても記憶は戻らないんだお」

がざしー「ズッキュゥゥン、そうですよ。
胸の大きさぐらいなんてことはないのです」

？？「ｼﾞｰ……ｶﾞｯｸｼ。はぁ、まあいいわ。
で、私は誰？　誰かわかる人いないの？」

平等院「むぅ！　貴様は確かこの平等院流魔の大事な存在だった気がする！
そして名前はなんとかーナ」

ガル「大事な存在！　つまり嫁だお！」

？？「え？　結婚してたの私たち？
そういえば流魔見てるとどこか胸の高鳴りを感じる」

がざしー「よくわかんらいですけど、なんかイラっとするです。
えっと、ガスバーナさん？」

ガル「ガスバーナはないとおもうお。
クリトリーナとかトイレクリーナーとかそうだったような」

？？「どれもごめんなさい」

平等院「よし、－ナ、お前はオレの妻ってことでいいな」

ーナ「ざ、暫定だからね！　でもーナはちょっとひどいよ。
ちゃんと名前つけてよ。
クリスティーナ　マッケンジーとかなんかそんな感じので」

平等院「我侭な妻だな。ガル、スーパーラッカーとしてなにか考えてやれ」

ーナ「いや、あの。私できたら流魔に考えてもらいたい」

ガル「チチョリーナがいいお」

平等院「イタリアの豊　系　　　女優か、いいセンスしてるなガルよ」

ガル「ラボメンですから、ｷﾘｯ」

ーナ「普通にお願いします。この通りです」

がざしー「ズッキュゥン、がざしーはチチョリーナでいいと思うです。
身の程知らずな後ろ指をさされて生きていけばいいと思うのです」

平等院「がざしー、そうツンツンするな。こんな洗濯板でもけなげに生きているのだ。
言うなればシャイニングゲートの洗濯板ﾌﾞﾌｫ」

ガル「おぉっと、－ナ選手のシャイニングウィザードが炸裂ぅ！」

ーナ「胸のことはそれ以上言うなぁ。離婚よ離婚！」

がざしー「では、流魔はがざしーがいただくです」

ガル「なんだろう、この疎外感。
記憶を失う前もこんな感じだったような気がするお」

流魔「ﾎﾞﾀﾞﾎﾞﾀﾞﾎﾞﾀﾞ、う、こんなに鼻血が。
あとでペプシツイスト、略してペプスを飲んで補充しなくては」

ガル「で、名前はどうするんだお長音の後にナがつく名前はそうないお。
ルーナとかそんなルナザシルバースターのイメージがついちゃうお」

流魔「貴様、日本人か？」

ーナ「出身は日本、だったはず」

流魔「じゃあシーナでいいだろ」

がざしー「ズッキュゥン、よろしくシーナちゃん」

ガル「シーナよろしく」

流魔「ラボメンシーナよ、我がじょ、じょ、じょんがら節として頼む」

シーナ「なんだかシーナな気がしてきた。
で、じょんがら節ってなによ」

流魔「確か『じょ』で始まって『し』とかなんかで終わる役割だったからそうやってみた。
他に思いつかん」

シーナ「むしろ役職いらないです」

玄関＜ｺﾝｺﾝ

平等院「千客万来、満漢全席、有象無象とはこのことだな。
あんまり人が増えると収集つかなくなるぞ」

ガル「大丈夫、既に一人空気。ｷﾘｯ」

平等院「駆け込んだ「男子トイレが満席だと満漢全席って言いたくなるよな」

シーナ「いや、私に聞かないで」」

ガル「ｱｯｰ!」

がざしー「ズッキュウゥン、お客さんいらっしゃーいです」

？？「あ、こんにちはー……。
えっと、僕誰ですか？」

ガル「巫女服の男の娘ｷﾀｰ!」

平等院「下がれ空気」

ガル「扱いひどいお」

シーナ「はぁ、やっぱりこの子も記憶ないのね。
私たちもそうなの。で、ちょっと困ってるわけ。
できればへんな名前つけられる前に帰った方があなたの為だと思うけど」

？？「空気読んであまり聞かないでおきますね」

ガル「空気な僕を呼んでくれるかお」

平等院「ツッコミづらいボケはやめろ。
さて、巫女少年よ。まず問おう。
ラボメンか」

？？「ラボメンってなんですか。
ラブレボリューションの略ですか」

平等院「メが入っておらん。もう少しひねってこい」

？？「すいません。これが僕の限界です」

平等院「まあ、いい。自分が思い出せないのはつらいだろう。
まず、そこに座ってペプスでも飲むといい。落ち着くぞ」

？？「ｺﾞｸｺﾞｸ。ふう、はい。で、名前なんですが、なんて呼んでいただきましょうか」

がざしー「少しでも思い出せませんですか？
このチチョリーナちゃんみたいに」

シーナ「今はシーナよ！」

？？「えーと、なんとか『か』だったかと」

平等院「なんとかそりゃ、なんとかだ」

？？「いえ、なんとか『か』です」

平等院「だからなんとかなんだろ」

？？「なんとか『か』ですって」

ガル「二人とも落ち着くといいと思うよ。
僕はガルよろしく。あっちが平等院●マ。こっちがシーナとがざしー。
キョーカとかユリイカとか、そういう意味でカだね」

？？「ええ、そのはずです」」

平等院「流魔だ」

シーナ「じゃあ、ガルいいの付けてあげなさい。
今あなたが一番この子に優しいから。
私たちじゃ流れでつけてしまうわ」

ガル「そうかお。じゃ、じゃあゆかにするお」

平等院「そうか、ユカ子。よろしく頼むぞ」

ユカ子「割とまっとうですね。
よろしくお願いします」

シーナ「優しいじゃないの。
男の名前じゃないのがちょっとアレだけど」

がざしー「がざしーはもっと外道な名前を期待していたです」

ガル（言えないお。初めて●いたニューハーフA　の子の名前がゆかなんて）

シーナ「ユカ子の役割を決めましょう」

ユカ子「あ、それは覚えています。
流魔さんの側室として毎日四六時中抱かれていました」

ガル「」

平等院「嘘だ、嘘だ、嘘だー！
シーナ、がざしー、なんだその目は！
オレは奇跡のマッドサイエンティスト平等院●マ！
寝る間も惜しんでラジオの研究に励んでいたはず」

ユカ子「そんな。ほら、ここキスマークがはっきり……」

平等院「ユカ子！　二の腕ぐらい自分で吸ってつけられるだろ！
なにが目的だ、言え、言ってみろ」

ユカ子「平等院さんが欲しいだけです」

ガル「これもシャイニングゲートの選択だお」

がざしー＋シーナ『シャァ！』ｼｬｲﾆﾝｸﾞｳｨｻﾞｰﾄﾞｫ

平等院「ｳｳﾞｫｧ」

玄関＜ｶﾞﾁｬ

？？「あ、あの。シャイニングと聞いたのでやってきました。
……私は、ダレですか？」

平等院「」ﾎﾞﾛ

がざしー「ズッキュゥン、がざしーは記憶喪失の美少女だよ」

シーナ「私は記憶喪失の天才じょんがら節、シーナよ」

ガル「スーパーラッカーガル」

ユカ子「平等院さんの愛人ゆかです」

シーナ「張り切って名前決めるわよ！」

？？「え、えー……」

平等院「シャイニングと言ったな」

？？「はい、確かシャイニングなんとかと呼ばれていた記憶があります。
確かあなたに」

平等院「そうか、貴様こそ我らをシャイニングゲートに導く鍵となる存在だったわけだ」

ΩΩΩΩ＜ﾅ､ﾅﾝﾀﾞｯﾃｰ

？？「そうだったんですね。それで名前はなんというのでしょう」

平等院「それはだな」

みんな『それは？』

平等院「シャイニング娘。だ」

みんな『じゃあ、それで』

シャイニング娘。「え、えー？　名前ですらありませんよ」

シーナ「まんまでわかりやすいじゃない」

がざしー「どっかで聞いたことあるきがしますねー

ガル（師走の翁先生を知っているのは僕だけっぽいお。
●マは天然で酷い名前をつけるお。
でも、●●いからいいお）

平等院「うむ、栄誉ある名前だ。こころして名乗るがよい」

シャ娘。「シャイニング娘。よろしくお願いします」

玄関＜ﾊﾞｰﾝ、ﾊﾞｰﾝ

平等院「誰だ。もうそろそろ終りにするぞ。マジで」

？？A「ニャンニャン、とかそんな美少女が登場だニャン」

？？B「えっと、私だれだろ。
自転車乗ってきたのでなんだか元気っこポジションです。よろしく」

平等院「メス猫にチャリ助な」

メス猫「ひどいニャー。すごい適当につけてたニャ」

平等院「自分のことも手一杯で面倒みきれるかー！」

ガル「でも、以前とかわらないと僕のゴーストがささやいてるお」

シーナ「あの、ひょっとして二人もこの平等院のいい仲？」

メス猫＋チャリ助『じゃあ、そういうことで』

シーナ「大人気だね」

メス猫「で。尿道院、まだまだ頭抱えるのは早いよ。
外には記憶喪失の人がたくさんおしかけてる。
ここにくればなにかわかるって」

尿道院「なにぃ！」

ｶﾞﾁｬﾘﾝｺ

たくさんの人『ｶﾞﾔｶﾞﾔ』

玄関＜ﾊﾞﾀﾝ（閉）

尿道院「なんだあれは。
あれもなんだ、なんだっけ、なんとかって組織。
査問委員会？　からの刺客か」

メス猫「で、尿道院」

尿道院「誰が尿道院だ。なんだオレは忙しい！」

メス猫「せめてもう一回名前付けなおしてよ」

チャリ助「そうだよ。ちょっと酷いよ」

メス猫「私は確か、『あ』で『み』とか『ほ』がついたよ」

平等院「アルミホイルな、決定」

アルミホイル「ちょっと酷いニャン」

チャリ助「えっと私は？　『あ』で『ず』とかそんなの」

ガル「あずにゃんだお！」

平等院「チャリ助、おまえは『みくる』だ。
なんかそんな気がする」

みくる「関連ないじゃん！」

平等院「シャイニングゲートの選択だ」

アルミホイル「メス猫のがマシだったニャン」

がざしー「ズッキュゥン、ずっと空気のがざしーでーっす。
流魔、流魔、玄関壊れるよ」

平等院「なにぃいー！」

ｶﾞｯｼｬｧﾝ

シーナ「流魔、どんどん名前つけてあげて！
そうしたらみんな帰るでしょ！」

平等院「ミスター大家、ロリータ大家、
シーナパパ、アブソリュート４、アルミホイルパパ、
名無しのジョニー、疾風のナルト、エフ、バレター、ガルス……
あー、っもういいか現にしてくれー！」

・
・
・

岡部「はぁ、はぁ、ゆ、夢か」

紅莉栖「岡部、8号機に頭突っ込んで寝るとかやめた方がいいんじゃない？」

岡部「う、うむ。なにか未来的な発想が現れるのではないかと直感したわけだ」

紅莉栖「結果は？」

岡部「悪夢を見ただけだった。シーナ……クリスティーナよ、アレを取ってくれ。
汗をかきすぎて喉が渇いた」

紅莉栖「クリスティーナじゃないって言ってるでしょう？　はい」

ﾌﾟｼ

岡部「やはりこれがなくては。ﾌﾞﾎｫｱｰ！
これはペプシツイスト！　なんてものを飲ませる！」

紅莉栖「だってほら、岡部大好きじゃないペプス」

ｶﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ　ｶﾞﾁｬﾝ

冷蔵庫＜ﾍﾟﾌﾟｼﾂｲｽﾄｼｶﾅｲｯｽﾖ

岡部「うそだぁあああああああああ！」




岡部「記憶喪失ンなった」 end.