・「アイドルマスター シンデレラガールズ」のSSです
・概ねアニメ寄りの世界線ですが、その他のコンテンツの要素や独自の解釈を含むことがあります
-----事務所-----
ガチャ
智絵里「おはようございます……」
杏「おはよー……」
かな子「ふぅ……汗かいちゃった」パタパタ
引用元: ・キャンディアイランドのいかにも毒にも薬にもならないおしゃべり
2: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)11:53:53 ID:3PO
杏「あー……クーラー気持ちぃ……」
智絵里「まだ暑い日が続きそうだね……」
かな子「だねぇ。長袖の出番はまだ先かなぁ」
杏「厚着しなくていいのは、ラクっちゃあラクだけどね」
かな子「杏ちゃんのことだから、冬は『着替えるのが面倒くさい』なんて言ってたりして」
杏「今年あたり、全自動服着替え機が発明されることを願ってるよ」
智絵里「ちょっとそれは、難しいんじゃないかな……?」
かな子「んー……もう少し涼しくなってくれると、過ごしやすいんだけどなぁ」
智絵里「ですね……。こう日差しの強い日が続くと、四つ葉のクローバー探しもなかなか……」
かな子「熱中症になったら大変だもんね」
智絵里「まだ暑い日が続きそうだね……」
かな子「だねぇ。長袖の出番はまだ先かなぁ」
杏「厚着しなくていいのは、ラクっちゃあラクだけどね」
かな子「杏ちゃんのことだから、冬は『着替えるのが面倒くさい』なんて言ってたりして」
杏「今年あたり、全自動服着替え機が発明されることを願ってるよ」
智絵里「ちょっとそれは、難しいんじゃないかな……?」
かな子「んー……もう少し涼しくなってくれると、過ごしやすいんだけどなぁ」
智絵里「ですね……。こう日差しの強い日が続くと、四つ葉のクローバー探しもなかなか……」
かな子「熱中症になったら大変だもんね」
3: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)11:57:05 ID:3PO
智絵里「いっそ、一雨降ってくれればいいんだけど……」
杏「なになに、飴の話?」
智絵里「あ、飴じゃなくて、雨の話で……」
かな子「キャンディが降ってくるなんて、童話の世界みたいだね♪」
杏「いやでも、実際飴がべちべち頭に当たったら、結構痛そうだよ?」
智絵里「えっと……ヘルメットを被る……とか?」
かな子「傘をさせばいいんじゃないかな? ほら、『あめ』なんだし」
智絵里「あっ、それもそうだね」
杏「てゆーか、この暑さだとすぐベタベタになっちゃうよね、飴」
かな子「そっか……やっぱり、もう少し涼しくならないと……」
智絵里「……会話が一周したね……」
杏「なになに、飴の話?」
智絵里「あ、飴じゃなくて、雨の話で……」
かな子「キャンディが降ってくるなんて、童話の世界みたいだね♪」
杏「いやでも、実際飴がべちべち頭に当たったら、結構痛そうだよ?」
智絵里「えっと……ヘルメットを被る……とか?」
かな子「傘をさせばいいんじゃないかな? ほら、『あめ』なんだし」
智絵里「あっ、それもそうだね」
杏「てゆーか、この暑さだとすぐベタベタになっちゃうよね、飴」
かな子「そっか……やっぱり、もう少し涼しくならないと……」
智絵里「……会話が一周したね……」
4: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:00:56 ID:3PO
かな子「あははっ。とりあえず、冷たい飲み物でも淹れようか。二人とも、ちょっと待っててね~」スタスタ
杏「おー……ありがとかな子ちゃん……」グデー
智絵里「あ、杏ちゃんが溶けてる……」
杏「北海道民は体が雪でできてるから、暑いと溶けちゃうんだよ……知らなかった?」
智絵里「えぇっ? な、なんでやねんっ!」ビシィ
杏「いて。ホントホント。アーニャちゃんに聞いてごらんよ」
智絵里「え、えぇ……? で、でも、さすがに……」
かな子「お待たせ~。アイスティーと、お茶菓子にクッキーも持ってきたよ~♪」コトッ
智絵里「あ、ありがとう、かな子ちゃん……」
かな子「智絵里ちゃん? どうしたの、何か考え事?」
智絵里「い、いえ! そういうわけじゃ……」チラッ
杏「ふぃー、生き返るよー」ゴクゴク
智絵里「……えいっ」ピタ
杏「ひっ!? ちょ、ちょっと何さ、急に首筋触って……」
智絵里「もし本当に雪でできてるのなら、冷たいのかなって……」
かな子「……??」キョトン
杏「……うん、なんかゴメン……」
杏「おー……ありがとかな子ちゃん……」グデー
智絵里「あ、杏ちゃんが溶けてる……」
杏「北海道民は体が雪でできてるから、暑いと溶けちゃうんだよ……知らなかった?」
智絵里「えぇっ? な、なんでやねんっ!」ビシィ
杏「いて。ホントホント。アーニャちゃんに聞いてごらんよ」
智絵里「え、えぇ……? で、でも、さすがに……」
かな子「お待たせ~。アイスティーと、お茶菓子にクッキーも持ってきたよ~♪」コトッ
智絵里「あ、ありがとう、かな子ちゃん……」
かな子「智絵里ちゃん? どうしたの、何か考え事?」
智絵里「い、いえ! そういうわけじゃ……」チラッ
杏「ふぃー、生き返るよー」ゴクゴク
智絵里「……えいっ」ピタ
杏「ひっ!? ちょ、ちょっと何さ、急に首筋触って……」
智絵里「もし本当に雪でできてるのなら、冷たいのかなって……」
かな子「……??」キョトン
杏「……うん、なんかゴメン……」
5: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:03:58 ID:3PO
かな子「よく分からないけど……やっぱりこういう暑い日は、冷たいスイーツを食べたくなっちゃうよね~♪」
智絵里「それ、わかりますっ。アイスとか、つい食べちゃうなぁ」
杏「杏は冬でも食べるけどねー。寒い中、暖房ガンガンに効かせてアイスーは道民の嗜みだし」
智絵里「なんだか贅沢だね……! ちょっぴりやってみたいかも」
杏「かな子ちゃんって、アイスも手作りしたりするの?」
かな子「うーん、できなくはないけど、事務所に持って来ようとすると、途中で溶けちゃうから……」
杏「あ、そっか」
かな子「それだけの為にドライアイスを用意するのも、手間だしね」
智絵里「冷たいお菓子や飲み物以外で涼をとるなら……他にいい方法はあるかな?」
杏「くだらないダジャレを言ってみるとか?」
かな子「ダジャレかぁ……うーん……」
かな子「……智絵里ちゃん、何かある?」
智絵里「えぇっ、私……? きゅ、急に言われても……」
智絵里「それ、わかりますっ。アイスとか、つい食べちゃうなぁ」
杏「杏は冬でも食べるけどねー。寒い中、暖房ガンガンに効かせてアイスーは道民の嗜みだし」
智絵里「なんだか贅沢だね……! ちょっぴりやってみたいかも」
杏「かな子ちゃんって、アイスも手作りしたりするの?」
かな子「うーん、できなくはないけど、事務所に持って来ようとすると、途中で溶けちゃうから……」
杏「あ、そっか」
かな子「それだけの為にドライアイスを用意するのも、手間だしね」
智絵里「冷たいお菓子や飲み物以外で涼をとるなら……他にいい方法はあるかな?」
杏「くだらないダジャレを言ってみるとか?」
かな子「ダジャレかぁ……うーん……」
かな子「……智絵里ちゃん、何かある?」
智絵里「えぇっ、私……? きゅ、急に言われても……」
6: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:08:10 ID:3PO
かな子「……えぇと……んー……」シンケン
智絵里「むむ……」シンケン
杏「……杏から振っておいてあれだけどさ。ダジャレってそんな真摯に向き合うやつじゃないと思うなぁ」
智絵里「うぅ……ちょっと私たちには難しいかも……」
かな子「だね……あっ! それじゃあ、怪談なんてどうかな?」
杏「おー。ま、夏の定番だよね」
智絵里「こ、怖い話、ですか……」ドキドキ
杏「智絵里ちゃん、こういうの苦手?」
智絵里「あ、あんまり得意じゃないけど……でも、もしかしたらいつかそういうお仕事も来るかもしれないし、少しは慣れておいた方がいいのかな……?」
かな子「……とはいえ、正直私自身、怪談に詳しいわけじゃなくて……杏ちゃんは、何か知ってる?」
杏「要は、怖い思いをした話でしょ? だったらまぁ、あるけど」
かな子「本当? 聞かせてもらっても、いいかな?」
智絵里「むむ……」シンケン
杏「……杏から振っておいてあれだけどさ。ダジャレってそんな真摯に向き合うやつじゃないと思うなぁ」
智絵里「うぅ……ちょっと私たちには難しいかも……」
かな子「だね……あっ! それじゃあ、怪談なんてどうかな?」
杏「おー。ま、夏の定番だよね」
智絵里「こ、怖い話、ですか……」ドキドキ
杏「智絵里ちゃん、こういうの苦手?」
智絵里「あ、あんまり得意じゃないけど……でも、もしかしたらいつかそういうお仕事も来るかもしれないし、少しは慣れておいた方がいいのかな……?」
かな子「……とはいえ、正直私自身、怪談に詳しいわけじゃなくて……杏ちゃんは、何か知ってる?」
杏「要は、怖い思いをした話でしょ? だったらまぁ、あるけど」
かな子「本当? 聞かせてもらっても、いいかな?」
7: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:10:48 ID:3PO
杏「えっとね、これは先週の話なんだけど」
智絵里「け、結構最近のことなんだね……」ドキドキ
杏「撮影が終わって、夕方くらいかな。くたくたになりながら家まで帰ってきたんだよ」
かな子「うん……」ゴクリ
杏「それで、マンションの入り口の前で、ふと地面を見たらさ。そこに……」
智絵里「そこに……?」ドキドキ
杏「仰向けになったセミが転がっててさ」
かな子「…………えっ」
杏「また目立つとこで事切れてるなぁと思いながら、すぐそばを通り抜けようとした瞬間、突然……!」
かな子「す、ストップ! ちょっと待って、杏ちゃんっ」
杏「えー? ここが一番盛り上がるところだよ?」
かな子「いや、その、先の展開がもう分かっちゃったというか……そもそも、怪談ってこういうのだっけ?」
杏「一応、マンションの階段の前での出来事だし」
かな子「『かいだん』違いだよっ!」
杏「だってさっきはダジャレがどうのって」
智絵里「け、結構最近のことなんだね……」ドキドキ
杏「撮影が終わって、夕方くらいかな。くたくたになりながら家まで帰ってきたんだよ」
かな子「うん……」ゴクリ
杏「それで、マンションの入り口の前で、ふと地面を見たらさ。そこに……」
智絵里「そこに……?」ドキドキ
杏「仰向けになったセミが転がっててさ」
かな子「…………えっ」
杏「また目立つとこで事切れてるなぁと思いながら、すぐそばを通り抜けようとした瞬間、突然……!」
かな子「す、ストップ! ちょっと待って、杏ちゃんっ」
杏「えー? ここが一番盛り上がるところだよ?」
かな子「いや、その、先の展開がもう分かっちゃったというか……そもそも、怪談ってこういうのだっけ?」
杏「一応、マンションの階段の前での出来事だし」
かな子「『かいだん』違いだよっ!」
杏「だってさっきはダジャレがどうのって」
8: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:16:08 ID:3PO
智絵里「こ、怖かったです……」プルプル
杏「ところで、なんか智絵里ちゃんには効果あったっぽいけど……」
智絵里「急に側で大きな音が鳴るのとかは、苦手で……想像したら、怖くなって」
かな子「智絵里ちゃん……大丈夫?」ナデナデ
杏「さて、次はかな子ちゃんの番だよ、怖い話」
かな子「つ、続けるの……? えっと、どうしよう……」
智絵里「かな子ちゃん……お、お手柔らかに、お願いします……」
杏「ほらほら、要は何か怖かった話とか、びっくりした話とかでいいんだよ」
かな子「……じゃあ……これは、先週の話なんだけどね?」
智絵里「こ、これも最近の話……!」ゴクリ
かな子「夜、お風呂上りに……体重計に乗ってみたら……!」
杏「あ、ゴメン。もうオチ読めたからいいや」
杏「ところで、なんか智絵里ちゃんには効果あったっぽいけど……」
智絵里「急に側で大きな音が鳴るのとかは、苦手で……想像したら、怖くなって」
かな子「智絵里ちゃん……大丈夫?」ナデナデ
杏「さて、次はかな子ちゃんの番だよ、怖い話」
かな子「つ、続けるの……? えっと、どうしよう……」
智絵里「かな子ちゃん……お、お手柔らかに、お願いします……」
杏「ほらほら、要は何か怖かった話とか、びっくりした話とかでいいんだよ」
かな子「……じゃあ……これは、先週の話なんだけどね?」
智絵里「こ、これも最近の話……!」ゴクリ
かな子「夜、お風呂上りに……体重計に乗ってみたら……!」
杏「あ、ゴメン。もうオチ読めたからいいや」
9: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:18:06 ID:3PO
かな子「だ、だって、その日は食レポのお仕事で、ついお土産をたくさん買って帰っちゃって!」
智絵里「かな子ちゃん……レッスン、頑張ろうね……?」
かな子「うん……」ショボン
杏「運動したら、余計に暑くなりそうだけどねー」
かな子「涼みながらダイエットは、ちょっと違うよね……」
智絵里「えと……お化け屋敷で走り込みする、とか……?」
杏「お化け大迷惑だよそれ」
かな子「智絵里ちゃんは、何か怖い話、知ってる?」
智絵里「うーん……」
杏「クローバーの葉っぱの枚数数えて、一枚、二枚、三枚……一枚足りなーい! ……みたいなこと、やらないの?」
智絵里「や、やりませんよっ! お皿の人じゃないんですから……」
杏「じゃあ、パンケーキが十枚、二十枚……まだ足りなーい! ……みたいな?」チラッ
かな子「ちょっと! いくら私でも、そんなには食べないよ!?」
智絵里「かな子ちゃん……レッスン、頑張ろうね……?」
かな子「うん……」ショボン
杏「運動したら、余計に暑くなりそうだけどねー」
かな子「涼みながらダイエットは、ちょっと違うよね……」
智絵里「えと……お化け屋敷で走り込みする、とか……?」
杏「お化け大迷惑だよそれ」
かな子「智絵里ちゃんは、何か怖い話、知ってる?」
智絵里「うーん……」
杏「クローバーの葉っぱの枚数数えて、一枚、二枚、三枚……一枚足りなーい! ……みたいなこと、やらないの?」
智絵里「や、やりませんよっ! お皿の人じゃないんですから……」
杏「じゃあ、パンケーキが十枚、二十枚……まだ足りなーい! ……みたいな?」チラッ
かな子「ちょっと! いくら私でも、そんなには食べないよ!?」
10: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:24:34 ID:3PO
杏「だいじょーぶ、かな子ちゃんならきっとやれるって。自信持ちなよ」
かな子「そういうのよりは、歌とかダンスでもっと自信持てるようになりたいなぁ……」
智絵里「それは、かな子ちゃんなら大丈夫だと思うな」
かな子「ふふっ、ありがとう、智絵里ちゃん♪」
智絵里「それで、その……ごめんなさい、怖い話は、やっぱり思いつかなくて……。幽霊なんかも、たぶん見たことないし……」
杏「幽霊ねぇ……杏の代わりに仕事してくれるドッペルゲンガーなら、会ってみたいなぁ」
智絵里「そ、それって、私たちはドッペルゲンガーとユニット活動するってことですか……?」プルプル
杏「ふっふっふ……実は、今喋っている双葉杏も、二人が気付かない間に入れ替わってたり……」ニヤリ
智絵里「ひっ」ビク
かな子「お、脅かさないでよ杏ちゃんっ。うぅ、背筋が寒く……」
トントン
かな子「……? あれ、今誰か背中を……」
小梅「ばぁ」
かな子「きゃあああっ!?」ビクッ
智絵里「ひゃああっ!?」ビクッ
杏「わぉ」
かな子「そういうのよりは、歌とかダンスでもっと自信持てるようになりたいなぁ……」
智絵里「それは、かな子ちゃんなら大丈夫だと思うな」
かな子「ふふっ、ありがとう、智絵里ちゃん♪」
智絵里「それで、その……ごめんなさい、怖い話は、やっぱり思いつかなくて……。幽霊なんかも、たぶん見たことないし……」
杏「幽霊ねぇ……杏の代わりに仕事してくれるドッペルゲンガーなら、会ってみたいなぁ」
智絵里「そ、それって、私たちはドッペルゲンガーとユニット活動するってことですか……?」プルプル
杏「ふっふっふ……実は、今喋っている双葉杏も、二人が気付かない間に入れ替わってたり……」ニヤリ
智絵里「ひっ」ビク
かな子「お、脅かさないでよ杏ちゃんっ。うぅ、背筋が寒く……」
トントン
かな子「……? あれ、今誰か背中を……」
小梅「ばぁ」
かな子「きゃあああっ!?」ビクッ
智絵里「ひゃああっ!?」ビクッ
杏「わぉ」
11: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:26:28 ID:3PO
小梅「えへへ……びっくりした……?」ヒョコ
かな子「こ、こここ小梅ちゃんっ!?」ドキドキ
智絵里「い、いつの間にそこに……?」ドキドキ
小梅「部屋の扉が半開きになってたから、つい、こっそり入ってきちゃった……♪」
かな子「びっくりしたよぉ……心臓が口から飛び出ちゃうかと思った……」
小梅「そ、それ、ちょっと見てみたいかも……」ワクワク
杏「今の比喩だからね。あんまり期待しないであげて」
かな子「……心臓じゃなくて、お腹についた余分なお肉が飛んで行ってくれたら、一番いいんだけどなぁ」
智絵里「そのダイエット法はさすがに無理があるよ、かな子ちゃん……」
かな子「あはは……。ところで、小梅ちゃんは今日は一人? お仕事なのかな?」
小梅「えっと……ひとりじゃ、ないよ?」
かな子・智絵里「えっ」
小梅「ほら、そこの……扉のほうに……」ユビサシ
かな子「こ、こここ小梅ちゃんっ!?」ドキドキ
智絵里「い、いつの間にそこに……?」ドキドキ
小梅「部屋の扉が半開きになってたから、つい、こっそり入ってきちゃった……♪」
かな子「びっくりしたよぉ……心臓が口から飛び出ちゃうかと思った……」
小梅「そ、それ、ちょっと見てみたいかも……」ワクワク
杏「今の比喩だからね。あんまり期待しないであげて」
かな子「……心臓じゃなくて、お腹についた余分なお肉が飛んで行ってくれたら、一番いいんだけどなぁ」
智絵里「そのダイエット法はさすがに無理があるよ、かな子ちゃん……」
かな子「あはは……。ところで、小梅ちゃんは今日は一人? お仕事なのかな?」
小梅「えっと……ひとりじゃ、ないよ?」
かな子・智絵里「えっ」
小梅「ほら、そこの……扉のほうに……」ユビサシ
12: 名無しさん@おーぷん 20/09/04(金)12:27:02 ID:3PO
ガチャ
卯月「おはようござ……」
かな子「きゃああああっ!!?」ビクッ
智絵里「ひゃあああっ!!?」ビクッ
卯月「うぇえええっ!? な、なんですか、どうしたんですかっ!?」
おわり
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