1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 17:04:25.79 ID:cduk0b2cO
ダンガンロンパ安価コンマスレ


──その巨大な学園は、都会のど真ん中の一等地にそびえ立っていた

私立希望ヶ峰学園…あらゆる分野の超一流高校生を集め、育て上げる事を目的とした政府公認の超特権的な学園



希望ヶ峰学園校門前

俺「ここか」ザッ

俺(この学園を卒業すれば、人生において成功したも同然とまで言われている)

俺(国の将来を担う希望を育て上げる事を目的とした、まさに希望の学園と呼ぶに相応しい場所だ)

俺(そんな学園への入学資格は二つ)

俺(現役の高校生である事、各分野に於いて超一流である事)

俺(新入生の募集などは行っておらず、学園側にスカウトされた生徒のみが入学を許可される)

俺(…俺はこの超が何個も付く程一流の学園に見事スカウトされ、今日からこの学園の生徒になるのだった)

俺「しかし、まさか俺がこの学園の生徒になれるなんてな…」

俺「……。」ジッ

希望ヶ峰学園「」


初期設定(苗木誠出現設定)
1……あれ?俺って何の才能があったんだっけ(苗木参加有り。俺、超高校級の???に)
2俺は他の生徒のような秀でた才能は無かったが、運良くこの学園の生徒になれた(苗木参加無し。俺、超高校級の幸運に。ゾロ目等の効果が普通よりupするなど何かと俺が幸運な事になり易い)


多数決下5まで

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1598083465

引用元: 【ダンガンロンパ】俺「安価でコロシアイ学園生活を生き残る」 



5: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 17:40:47.38 ID:ABaSoi3DO
1

8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 18:10:51.81 ID:cduk0b2cO
希望ヶ峰学園前

俺(確か俺がスカウトされた超一流の分野は…)

俺「……。」

俺「………。」

俺「……あれ?何だったっけか?思い出せない」

俺(どうやって俺、この学園にスカウトされたんだっけか…)

俺(…ド忘れしてるのかな。でもこんな大事な事忘れる事なんて普通有り得るあるか?)

俺「はぁ…。まぁいいや、とりあえず先生とかなら俺の得意な分野知ってるだろう」

俺「そこが玄関ホールだよな。
行ってみよう」スタスタ

校門「」スタッ

俺(はぁ~…それにしても緊張するなあ。超一流しか居ないこの学園でこれから上手くやって行けるかどうか…)ドクンッドクンッ

俺「うぅ…。緊張し過ぎて目眩がして来た…」フルフル

俺「あぁ…やっべ…。ちょっと落ち着かないと…」クラクラ

俺「落ち着……ん?…」クラクラ

視界「」グニャ-...

俺「あれ?…只の目眩にしては視界もグルグル回っておかしいぞ?な、なんだこれ…?」

俺「あ…あぁ…。俺のからだ、いったいどうなて──」グラッ...

俺「」ドサリッ



俺(この時の俺は予想すらしていなかった…)

俺(これから俺は…この希望に満ちていた筈の学園で行われる、絶望的な学園生活を送らなければならない事を…)

9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 19:04:41.67 ID:cduk0b2cO
教室

俺「……ん?」パチリッ

俺(あれ?机で寝てたのか俺?…)ムクリッ

俺「ここは…教室か?何で俺、教室なんかに…」キョロキョロ

俺(目眩で倒れた筈じゃ…)

俺「…それにしても何だここ?変な教室だな」スタスタ

鉄板「」

俺「うおっ…かって…」ググッ

俺(窓にはガッチリと鉄板が貼り付けられてて、監視カメラまで設置されてる)

俺「まるで監禁されてる感じだな…」スタスタ

俺「ん?なんだこれ…」チラッ

机の上「パンフレット「」」

「入学あんない
あたらしいがっきがはじまりました。しんきいってん
この学園げオマエラのあたらしいせかいとなります」

俺「手書きの入学案内とは斬新な…」

俺(…と言うか漢字使ってくれ。読み辛くて仕方ない)ジッ

「入学しきは8じから。たいいくかんしゅうごう」

俺「…ん?」チラッ

時計「8時10分」

俺「あっ、やべっ…。よく分からないが体育館に行かないと」スタスタ

扉「」ガラッ



廊下

紫の蛍光「」

俺(うわあ…。廊下の電気も趣味悪い色してるな…)

俺「体育館ってどっちだろ…」スタスタ

赤い扉「」

俺(…なんだ?あの赤い扉?)

俺「まぁ体育館では無さそうだし、スルーで良いか。今は体育館に向かおう」スタスタ

10: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 19:37:54.55 ID:cduk0b2cO
体育館

俺(部屋の前に体育館ってプレート書いてたし、ここだよな?)

扉「」ガコッ

俺「あっ…」

他の生徒達「…。」ジッ

アホ毛がピンとした男の子「君も新入生の人?」

俺「え?あ、ああ…」

色黒の女の子「へぇ。未だ居たんだ」

太い丸眼鏡の男の子「ではここに集められた我々16人が今年の新入生って事ですかな?」

遅刻とかに厳しそうな人「苗木君より更に遅刻して現れるなんて君ぃ!入学早々ダメじゃ無いか!」

ギャルっぽい人「だからこの状況じゃそんなの関係無いって」

俺(皆んな超一流だけあってか、やはり個性的な面子だなあ…)

俺「皆んなも気が付いたら教室で寝てたの?」

人を見下してそうな目で見てる男の子「フン、何回目だ。その質問」

俺「う…」

俺(しかし、やはり皆んな同じなのか…。いったいどうなってるんだ?)

頭ボンバーな人「しっかし、おかしな学校だべ」

アホ毛がピンとした男の子「とりあえず先に自己紹介だけでもしておかない?僕は苗木誠。一応ここに入った肩書きは超高校級の幸運ってなってるんだ」

俺「幸運?」

苗木「うん。ここに入れたのは本当に偶然、運が良かっただけで…はは…」

俺(運だけで入れたなんて、そんな人も居るのか…)

俺「えっと…俺は俺。ここに入った肩書きは…」

苗木「ん?」

俺(…ヤバイ。どうやってスカウトされたのか未だに思い出せないんだが、何と答えよう)


1適当に自分の肩書きを勝手に決めて言っておく
2……実は記憶が混濁してて、分からないんだ

多数決下3まで

12: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 19:43:41.50 ID:ncCR1ZG3O
2

15: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 20:09:17.48 ID:cduk0b2cO
体育館

俺「……実は記憶が混濁してて、何故スカウトされたのか思い出せないんだ」

苗木「分からない?」

霧切「…。」チラッ

十神「フン、俺達に情報を明かしたく無いか」

江ノ島「はぁ?アタシらを疑ってる訳?」

俺「いや、そう言う訳じゃなくて…」

苗木「仕方ないよ。急にこんな状況になって皆んな未だ混乱してるんだ」

葉隠「ならオレが代わりに俺の肩書きを占ってやるべ!」つ水晶玉

俺「占う?」

葉隠「ああ、なんたってオレは超高校級の占い師だからな!はっはっはっ!」

俺「へえ、占い師なんてのも居るんだ」

苗木「うん。色んな人が居るよ」



──数十分後

俺(苗木や葉隠が素性を明かし出したのを皮切りに、俺は他のメンバーとも自己紹介と肩書きを教えて貰った)

俺(……何人かは自分の肩書き教えてくれ無い人も居たが)

俺(それにしても、幸運、アイドル、風紀委員、ギャル、占い師、プログラマー、同人作家、野球選手、暴走族、格闘家、スイマー、果てはギャンブラーっまで居るって凄い面子だな…)

俺「ところで入学式は未だ始まらないの?」

舞園「ええ。皆んなここへ集まるように案内されただけですから…」

俺(なら今の内に誰かに話しかけてみるか?)

俺(…こう言うのは一番最初に仲良くなった人と以後の関係を作って行きやすいって言うしな)

俺(しかし、誰に話しかけてみよう?)



1一番普通っぽくて話しかけやすそうな苗木に話してみる
2一番明るそうな朝日奈に話しかけてみる
3敢えて勇気を出して暴走族のトップの大和田に話しかけてみる
4こちらをチラチラと観察している感じの霧切に話しかけてみる
5慣れ慣れしくしたくない。誰にも話しかけ無い
6他の人に話しかけてみよう(次の選択肢へ)


多数決下5まで(バラバラの場合一番多い票が現れるまで下採用)


17: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 20:12:32.89 ID:Ge87iYNg0

21: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 21:06:50.73 ID:tDTvYPtpO
体育館

俺(よし、一番明るそうな彼女に話しかけてみよう)

俺「あ、あの…朝日奈…さん?」

朝日奈「ん?」クルッ

俺(彼女は超高校級のスイマー、小学、中学、高校と参加した大会で記録を全て塗り替え実力、容姿、プロポーション全てが揃ってて将来を期待されてる子だったよな)

俺(入学前ネットに書いてた)

朝日奈「あーえぇっと…誰だったっけ?」

俺「えとま!?もう忘れたのか!?」

朝日奈「いやあごめんごめん」

俺「俺だよ」

朝日奈「そうそう。確かそんな名前だったあ」

俺「…。」

朝日奈「俺…俺っと。漢字これであってるよね?」スッスッ

俺「何してるの?」

朝日奈「あれ知らない?こうやって手に3回人の名前を書くと覚えられるんだよ?」

俺「あっ、そう…」

俺(…ネットに書いてた通り、容姿もスタイルも良くて明るいが数分前の事を忘れるとかオツムの方は残念なのかもしれない)

朝日奈「あ、それでどうしたの?私に何か用?」

俺「あ、いや…大した用は無いんだけど、同じ新入生同士朝日奈さんとは仲良くなれたら良いなって」

朝日奈「えっ?勿論、仲良くしようよ!」手ギユッ

俺「あっ…///」ドキッ!

朝日奈「3年間宜しくね俺!」ニコッ

俺(異性に触るのに抵抗が無い感じの人なのか?急に握手されてビックリしたぁ…)ドキドキ

朝日奈「いやあ知ってる人とか居なくてちょっとだけ私も緊張してたんだよねえ」ニコニコ

俺「それはお互い様だよ。こちらこそ宜しく朝日奈さん」

俺(うん。とりあえず彼女とは仲良くやっていけそうだ)



朝日奈の好感度が4に上がった

23: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 22:33:57.29 ID:tDTvYPtpO
体育館

俺「それにしてもこれ、朝日奈さんはいったいどう言う状況だと思う?」

朝日奈「きっと特別な演出か何かだよ。特別な学校だしね」

俺「いや、そんな気楽な…」

朝日奈「ええ?違うの~?」

俺「うーん…」

江ノ島「つーか、アタシの荷物何処行っちゃったの?いつのまにか携帯も無くなったし」スタスタ

俺「あっ、そうだ携帯だ!」スッ

周りの生徒達「!!」ゴソゴソ

俺「あれ?無い…」

苗木「僕のも…」

山田「嘘!?ウソ!?」アタフタ

大神「我の携帯もだ。奪われたと言う事か…」

腐川「こ。)こんなの監禁じゃない…」

俺「監禁…」

葉隠「そうシケタ面すんなって。どうせオリエンテーションか何かだろ。オレの占いがそう言ってるべ」つ水晶玉

桑田「マジで!?当たるのか?」

葉隠「オレの占いは3割当たる!」

腐川「た、たった3割!?」

葉隠「う…」ガクッ

俺「いったい俺達のこの状況を作り出した奴は何が目的なんだ?」

霧切「…。」

スピーカー「」キイイイン!!

俺「…うっ?」チラッ

『アー。アー。マイクテスト。マイクテスト。大丈夫?聞こえてるよね?』

苗木「な、なんだ?…」

『えー、新入生の皆さん。今から入学式をとり行いたいと思います』

葉隠「ほれ。これが希望ヶ峰学園流の歓迎だべ」

霧切「…いえ、そうじゃない」

苗木「え?…」チラッ

俺「……。」

モノクマ「」ピョンッ

俺(こ、こいつは……何だ?)

24: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 22:50:18.63 ID:tDTvYPtpO
体育館

苗木「ぬいぐるみ…?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃないよ。僕はモノクマだよ!」

俺「モノクマ?」

モノクマ「オマエラの学園の学園長なのです!宜しくね?」

俺「……。」

山田「ぬぎゃぁーっ!?ぬいぐるみが動いた!?」

モノクマ「ぬいぐるみじゃなくてモノクマなんですけど?学園長なんですけど?」

苗木(…学園長?)

俺(…コイツがこの学園の?)

モノクマ「ではでは、進行も押してるんで。起立、礼。オマエラ、おはようございます」ペコリッ

石丸「おはようございます!」ペコリッ

腐川「ヒッ!?い、言わないでよ!?」

モノクマ「えー、オマエラのような才能溢れる高校生は、世界の希望に他なりません」

モノクマ「そんな素晴らしい希望を保護する為、オマエラにはこの学園内だけで共同生活を送って貰います!」

全員「「!?」」

俺「きゅ、急に何を言って──」

江ノ島「どう言う事よ!?」

モノクマ「えー、その共同生活の期限についてなんですが…その期限は有りません!」

全員「!?」

モノクマ「つまりオマエラは、一生ここで暮らすのです」

桑田「なっ!?今なんつった!?」

不二咲「一生ここで…」

モノクマ「まー心配しなくても、予算は豊富だからオマエラに不自由はさせないし」

舞園「ちょっと待ってください!そう言う事じゃなくて…」

江ノ島「つーか嘘でしょ!?」

苗木「まさか教室や廊下にあった鉄板は、僕らを閉じ込める為…」

モノクマ「そう。だから幾ら叫んだって、助けなんて来ないんだよ」

俺(こ、こいつ…)

26: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 23:09:53.43 ID:tDTvYPtpO
体育館

セレス「その話が本当だったら困りますわね。学校でずっと暮らすだなんて無理ですもの」

モノクマ「おっほん。そこで、そんな学園から出たいと言う人の為にあるルールを設けました」

十神「…ルールだと?」

モノクマ「殺し方は問いません。トウっ」ピョンッ

俺「殺し方?…」

モノクマ「誰か殺した生徒だけが、ここから出られる。それだけの簡単なルールなのです」シュタッ

俺「は?…」

モノクマ「殴殺、刺殺、撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、絞殺、呪殺!」

モノクマ「うぷぷぷぷ!こんな脳汁迸るドキドキ感は、さては人間を襲う程度じゃ得られませんなぁ」

舞園「ッ…」ビクッ!

モノクマ「希望同士が殺し合う絶望的なシチュエーションなんてドキドキする」

モノクマ「ハァ…ハァ…///」

桑田「マジかよ…」

舞園「どうして私達が殺し合わなきゃならないんですか!?」

山田「そうだ!ふざけた事ばかり言うなー!さっさと家に返せー!」

モノクマ「ばっかり?ばっかりってなんだよ?ばっかりって!」

山田「ヒョッ!?」ビクッ

モノクマ「いいか?これからはこの学園がオマエラの家で有り、社会で有り、世界なんだ」

モノクマ「やりたい放題やらしてやるから、殺って殺って、殺りまくれっつーの!!」スタスタ

俺「ッ……」


1ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!(モノクマを捕まえる)
2(こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく状況を整理しよう)
3(誰か殺せば外へ出られるのか……)


多数決下5まで


27: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 23:13:13.06 ID:Uld4PNf50
2

31: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 23:34:20.48 ID:tDTvYPtpO
体育館

俺(こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく状況を整理しよう)

俺「皆んな!とりあえずここは手分けして出口を探して「「殺し合いをしろだぁ!?」」

俺「あっ…」

大和田「テメェの悪ふざけは度が過ぎんぞ!!」ズンッ

モノクマ「悪ふざけ?それって君の髪型の事?」

大和田「ンだとクソがぁっ!?」モノクマ「」ガシッ

俺(あの人、モノクマを捕まえた…)

大和田「ラジコンだか縫いぐるみだか知らねーがバッキバキに捻り潰してやんよ!」グッ

モノクマ「わー!学園長への暴力は拘束違反だよー!!」

モノクマ目「」ピコ-ンピコ-ンピコ-ン

俺「…ん?」

大和田「んだよ。この音…」

霧切「あっ…」

モノクマ「」ピキ-ンピキ-ン!!

霧切「危ない!!投げて!!」

大和田「…あん?」

俺「…も、もしかしてそれ、爆弾とか?」

霧切「いいから早く!!」

大和田「チィッ!!」ポイッヒュ-ン..

モノクマ「」ピインピインピインッ!!

モノクマ「」ドガ-ン!!

大和田「なっ…!?」

他の生徒達「」ビクッ!

苗木「なんだ…。これ…」

大和田「爆発しやがった…」

俺「…。」

霧切「……。」

俺(…あの霧切って子、一瞬でさっきの中身を爆弾だと見抜いたのか?…凄い洞察力だ)

32: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/22(土) 23:47:19.39 ID:tDTvYPtpO
体育館

不二咲「あのぬいぐるみ死んだの?…」

『ぬいぐるみじゃなくて、モノクマ!』

モノクマ「じゃーん」ピョ-ン

大和田「て、テメェ!」

俺(また出た…。コイツは幾らでも代えがあると言う事か…)

モノクマ「今のは警告だけで許すけど、今後拘束違反者を発見した場合。今みたいなグレートな体罰を発動しちゃうからね」

俺「…次からは殺すと言う事か?」

モノクマ「運が悪いと死んじゃうかもね。うぷぷぷぷ」

俺「くっ…」

モノクマ「ではでは入学式はこれにて終了となります。豊かで陰惨な学園生活をどうぞ楽しんで下さいね」ウイ-ン...

周りの生徒達「…。」ビクビク

セレス「この中の誰かを殺せば、ここから出られると言う訳ですね」

石丸「そんな馬鹿げた話…!」

不二咲「ねぇ…嘘だよね?…」ウルウル...

十神「フン、嘘か本当かが問題ではない。オレ達の中に、その話を本気にする奴がいるかどうかだ」

苗木「……。」

『あ、そうそう。そこの生徒手帳は一人一つずつ受け取っておいてね』

『校則の事とか色々書いてあるから、しっかり読んでおくように』

俺「生徒手帳…?」

33: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 00:03:06.19 ID:R7tA2tW4O
体育館

葉隠の電子手帳「」ピコ-ン

葉隠「かっけーなこの電子手帳。アリかもしれん」

俺「…。」

俺の電子手帳「」ピコ-ン

俺(…やはり他の人の電子手帳と違って、俺のだけ超高校級の先が空白になってる)

俺(もしかして、モノクマを操っている首謀者は俺がスカウトされた理由を忘れてるのも知っていると言う事か?)

俺(これは何か手掛かりになるやも──)

大神「はー…フン!」ブウンッ

鉄のシャッター「」バシッ

大神「我の力でも無理だ…」

大和田「こっちもだ」スタスタ

俺(体育館にも脱出口は無しか)

石丸「諸君!希望を捨てちゃダメだ!きっと何処かに脱出できる糸口がある筈だ!」

朝日奈「うん!ここでクヨクヨしていても、何も解決しないもんね!」

大神「…そうだな」

桑田「しゃーねえ、皆んな探索すっぞ」

俺「ああ、やはり手分けして捜索するしか無いな」

十神「オレは一人で行くぞ」

俺「と、十神…君?…」

江ノ島「どーしてよ!」

十神「この中には既に他人を殺そうと目論んでる奴が居るかもしれんからな」スタスタ

舞園「そんな事…」

十神「無いとは言い切れん筈だ」スタスタ

舞園「…。」

俺(…確かにまぁ…一理あるか)

34: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 00:16:19.11 ID:R7tA2tW4O
体育館

大和田「待てゴラア!そんな勝手は許さねーぞ?」タッタッタッ

十神「どけよプランクトン」

大和田「あぁん?転がされてーみてーだな」ポキポキ

苗木「ちょ、ちょっと待って!今は僕達が喧嘩してる所なんかじゃ…」

大和田「あぁん?今綺麗事言ったな?」ギロッ

苗木「え?…」

大和田「俺に教えを説くつーのか!?」

苗木「そ、そんなつもりじゃ…」

大和田「うっせえ!!」ブウンッ!!

苗木「」ドゴッ

舞園「あぁっ!?」

苗木「」ドサッ

俺「な、苗木君…大丈夫か?」

苗木「」

俺「失神してる…」

舞園「苗木君…」

桑田「おいおい…こんな時に仲間内で争ってる場合じゃねーだろ?」

江ノ島「やり過ぎよ」

大和田「う…」

十神「フン…」スタスタ

俺「あ…」

霧切「…。」スタスタ

俺「え?霧切さんも一人で捜索するの?」

霧切「ええ。時間が惜しいわ」スタスタ

俺「そう…」

俺(冷たいのか冷静なのか分からない人だな…)

大和田「チッ…」スタスタ

俺(…あーあ、皆んなゾロゾロと一人で捜索に行っちゃった)

朝日奈「ねぇ俺、私達も一緒に捜索に行こうよ」

俺「え?あぁ…」

俺(仲良くなろうってさっき言ったばっかりだし、朝日奈さんが真っ先に俺に声を掛けてくるのは当然か)

俺「…。」


1朝日奈と一緒に他の場所を捜索しに行く
2ごめん。この学園の捜索は一人でさせて欲しい
3ごめん。俺、苗木を部屋に運ぶから他の人と捜索してほしい


多数決下5まで

35: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 00:17:04.27 ID:aRfuK0iVO
3

39: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 01:34:56.03 ID:4NiRXDqU0
体育館

俺「ごめん。朝日奈さん」

朝日奈「え?」

俺「俺、彼を部屋に運ぶから他の人と捜索していてほしいかな…」

朝日奈「あー…うん。そっか、運ぶのは男手が必要だもんね」

俺「ごめん」

朝日奈「ううん。気にしないで。うーんじゃあ、大神さん。一緒に行こっ」

大神「うむ」スタスタ

朝日奈「それじゃまた後でね~」

俺「ああ」コクッ

俺「さて…と」スッ

苗木「」

俺「苗木君を運ばないとな…」ガシッ

舞園「あっ、私も手伝います」スタスタ

俺「ん?あぁ、どうも」ガシッ

俺「でも何処に運ぼう。ここに来る前、隣の保健室はガッチリ施錠されてたしな…」グッ

舞園「安静にできる場所に連れて行きたいですよね…」

セレス「では用意された個室に運んでみてはどうです?」

俺「個室?」

セレス「ええ、体育館を出た別棟に各自用意された個室がありましたわ。其方に運んでみては如何でしょうか?」

俺「分かった。そうしてみる」グッ

俺「じゃあ行こうか。しっかりそっち持って」ガシッ

舞園「はい」コクッ

苗木「」

俺(ちゃんと各自個室まで用意されてるなんて随分入念な監禁を計画されてたんだな…)スタスタ

40: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 01:47:26.54 ID:4NiRXDqU0
苗木個室内

俺「よっと…」

ベッド「」
苗木「」ストッ

舞園「これで一先ず大丈夫そうですね。本当は何か冷やせるものでも有れば良かったですが…」

俺「保健室が使えないから仕方ないよ。とりあえず今は、ゆっくり寝かしといてやろう」スタスタ

舞園「そうですね」スタスタ

扉「」バタンッ


苗木個室前

俺「ふぅ…とりあえずこれで良しと」

舞園「それにしても落ち着かない部屋ですね…。あんな近くに監視カメラがあったんじゃ…」

俺「至る所に監視カメラは設置されてる。俺達は24時間、ここに監禁した首謀者に見晴られてるみたいだ」

舞園「はぁ…」

不二咲「あっ、俺君。舞園さん。そこに居たんだ」

俺「うん?」

舞園「不二咲さん?どうしたんです?」

不二咲「えっとね…。1時間後に食堂に集まって、みんなで発見した事を話し合おうって石丸君が…」

俺「なるほど。捜索した情報の共有か」

不二咲「な…苗木君も目を覚ましたら連れてきてね」スタスタ

俺「ああ」

舞園「俺君も自分の目で捜索に行きます?苗木君は私が見てましょうか?」

俺「ん?そうだな…」


1舞園とここで話しながら苗木が起きるのを待っておく
2苗木の事は舞園に任せて俺は先に食堂へ行き、食堂を調べてみる


多数決下3まで


42: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 01:57:03.77 ID:IUvFj0Wto
2

43: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 09:02:24.74 ID:qPGoFJnAO
廊下

俺「それじゃあ俺は先に食堂へ行ってるよ」

舞園「分かりました。苗木君が起きたら彼も連れて私達も行きます」

俺「うん。それじゃ」スタスタ



食堂内

俺「ここが食堂だな」

俺(長机にわざわざ人数分の椅子が用意されてある)

監視カメラ「」

俺(やはり監視カメラがあるのは逆にもう慣れてきた)

俺「…流石に集合時間1時間前だと誰も居ないか」

俺「まあいいや。今の間に奥の部屋も調べてしまおう」スタスタ



調理室

俺「ここは調理室か?」

大量に置かれた果物や野菜の棚「」

俺「…腐って無いのか?」

モノクマ「大丈夫。全て新鮮な物だよ。衛生面はバッチリだね」

俺「うわっ!?も、モノクマ!?」ビクッ

44: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 09:08:54.34 ID:qPGoFJnAO
調理室

モノクマ「冷蔵庫の中身だって毎日補充されるから、食糧が尽きる心配も無いね」

俺「……。」

モノクマ「でも俺君。集合時間1時間前にこの場所に来てどうしたの?」

俺(コイツまで集合時間の事を…いや、監視カメラで見てるんだから情報は筒抜けか…)

モノクマ「一人で居たら、襲われて殺されちゃうかもしれないよ?」ニヤッ

俺「そ、そんな訳…」

モノクマ「それとも、逆に誰かを襲う為の道具でも探しに来たのかな?」チラッ

俺「えっ?…」チラッ

並べられた包丁「」

モノクマ「上手くやれば一突きで殺せるよ」

俺「……。」ゴクリッ

モノクマ「うぷぷぷぷ。でも証拠は残らないようにね」

俺「え?」

モノクマ「あれ?未だ電子手帳読んで無いんだ?しっかり読んでおかないと、罰則に値する行為を受けるかもしれないよ」

モノクマ「それじゃあね」タタタッ

俺(…何しに来たんだあいつは?)

俺「……。」チラッ

包丁「」

俺(綺麗に研がれた包丁セットが4本あるな)


モノクマ『一人で居たら、襲われて殺されちゃうかもしれないよ?』ニヤッ


俺「……。」

俺(食堂には未だ誰も来ていない。今なら包丁を1本持って行ったとしても誰にもバレる事は無さそうだが…)

俺「……。」



1護身用に1本だけくすねておくか…
2いいや、俺は皆んなを信じる!護身用の武器なんて必要無い


多数決下3まで

45: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 09:09:43.73 ID:OoWxA2+x0

49: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 13:37:14.86 ID:qPGoFJnAO
調理室

俺「いいや、俺は皆んなを信じる!」フルフル

俺(だから護身用の武器なんて必要無い)クルッ 



食堂

俺(それからもう間もなくして、皆んなが時間通り食堂へと集まってきた)

俺(13人か。苗木君と舞園さんはまぁ仕方ないとして…後誰だ?時間にルーズな人)

霧切「…。」スタスタ  

俺(ああ、あの子か)

石丸「霧切君!集合時刻より、15分も遅刻している!いけないじゃ無いか!」

霧切「未だ舞園さんと苗木君も来ていないのだから時間通りに集まる意味も無いでしょう」スタスタ

石丸「うぐっ…」

十神「一人で何をしていた?」

霧切「別に何だって良いじゃない」

俺(…遅刻して来て全く悪びれる様子もない。あの子もかなり曲者だな)

苗木「あ…」スタスタ  

舞園「皆さんもうお揃いですね」スタスタ

大和田「おうさっきは悪かったな苗木」

苗木「あ…いいよ。こんな状況だしイライラするのは仕方ないしね」ガタッ
 
苗木「俺君ありがとう。君が部屋まで運んでくれたららしいね」

俺「いや、こんな時だし助け合わないと」

苗木「うん、そうだね」コクッ


苗木の好感度が3に上がった



50: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 17:26:41.27 ID:qPGoFJnAO
食堂  

石丸「それではこれより第一回定例会議を開始する!」

朝日奈「私は大神さんと一緒に出口を探してみたけど、何処も鉄板が閉まってて駄目だったよ」

大神「うむ…」

山田「各部屋に設置されてたベッドは快適でしたな。監視カメラがある事を除けばですが…」

江ノ島「部屋にはシャワールームがあったわ。鍵もしっかり付いててセキュリティは万全って感じね」

桑田「男の部屋には無いけどな…」

不二咲「それと引き出しの中には男子には工具セット、女子には裁縫セットが用意されてるみたい」

俺(凶器にもなり得そうだ…)

霧切「上の階へ続く階段があったけど、封鎖されていて上がれない見たいね」

セレス「他にも何箇所か封鎖されていて入れない部屋がありましたわ」

俺「調理室や冷蔵庫にはかなりの食糧が用意されてたな」

山田「しかし15人分の食糧となるといつまで持つやら…」

俺「いや、それは補充されるから大丈夫だってモノクマが言ってたな」

江ノ島「会ったの!?」

俺「ああ、直ぐにどっかに行ったが…他に何か見つけた人は?」

他の生徒「…。」

桑田「クソー!結局脱出方法は見つからずか」

十神「だが一つだけはっきりしたな」

葉隠「おん?」

十神「オレ達は完全に閉じ込められたと言う事が」

舞園「そんな…じゃあずっとここで暮らすしか無いんですか?」

セレス「適応すれば良いのです」

苗木「適応?」

セレス「ええ。そうすればここでの生活も苦にはなりませんわ」

山田「監視カメラがある部屋で適応はなかなか…」

セレス「そこで、皆さんに提案があるのですが」

俺「…え?」

51: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 17:52:07.18 ID:qPGoFJnAO
俺個室

ベッド「」

俺「校則とは別に、外出禁止の夜10時以降は夜時間を設ける…か」

俺「別に俺は夜中外出禁止は構わないが、皆んなちゃんと納得してるのかな…」

俺「…。」チラッ

監視カメラ「」

俺(本当に皆んなこんな環境で適応なんてできるのか?かなり厳しいぞ…)

俺(既に外に抜け出したいと不満を持った奴が居ても何らおかしくないが)

俺(その為に人を殺すかどうかは置いといて…)

俺「明日は誰かにこの状況をどう考えてるか話しかけてみるかな」

俺(先ずは男か女、どちらに話しかけてみよう?)


1男
2女

多数決下3まで

52: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 17:53:34.47 ID:5bUU1HaS0

55: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 19:23:42.93 ID:4NiRXDqU0
俺部屋

俺(まぁ監禁されてるって言っても、男はそんなに直ぐ動揺する事は無いだろうから…)

俺(やはり参考にするなら女の子だよな)

俺(しかし誰に声を掛けてみるか…)

俺(初日に話した朝日奈さんと、苗木君を運ぶ際に少しだけ話した舞園さん以外ほぼ全員知り合い程度の仲なんだよな)

俺(俺の印象だと今のところは誰も、人を殺してまで外に出たいって人は居ないように見えたが…)

俺「さて、とりあえず誰に声をかけてみよう?」



1舞園(好感度2)
2朝日奈(好感度4)
3大神(好感度2)
4セレス(好感度1)
5霧切(好感度1)
6江ノ島(好感度1)
7不二咲(好感度2)
8腐川(好感度1)


多数決下5まで



58: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/23(日) 19:30:42.83 ID:ci5xbYAH0

死亡回避させたい

65: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 12:39:45.93 ID:tfijS9eN0
廊下

インターホン「」ピンポンッ

俺「不二咲さん。居る?」

俺(やはり女性陣の中でも一番気が弱そうな、不二咲さんに心境を聞くのが良いな)

扉「」

俺「……。」

俺(…あれ?出てこないな。居ないのか?)

扉「」スッ

俺「あっ」

不二咲「お、俺君…?…どうしたの?…」

俺(…なかなかに警戒されてるな)

俺「いや、不二咲さんはこの今の状況どう思ってるのか聞きたくて…」

不二咲「え…」

俺「やっぱり不二咲さんも外に出たいの?」

不二咲「それはそうだけど…でも、その為に誰かを殺すなんてできる訳無いよ…」

俺(だよなあ)

不二咲「逆に俺君は、この中から誰か他の人を殺す人が現れると思ってる?…」

俺「俺は…」


1出るかどうかは分からないけど、俺を襲って来た人がいたら返り討ちにしてやる
2大丈夫だよ。ここに居る人達は誰かを殺したりしないって俺は信じてる!
3……もし俺が誰か殺すなら不二咲さんを狙うかな


多数決下3まで

66: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 12:43:26.53 ID:7RYfGrvsO
3

70: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 13:16:55.92 ID:tfijS9eN0
廊下

俺「……もし俺が誰か殺すなら、不二咲さんを狙うかな」

不二咲「えっ、ど…どうして…?」ビクッ

俺「そりゃあ…。その…」チラッ

不二咲「うぅっ…」ウルウル...

俺「一番小さくて、やりやすそうだからかな」

不二咲「だ、だったら苗木君も…」ビクビク...

俺「苗木君も小さいけど、彼はあれでも一応男だからね」

不二咲「ぁ……」

俺(…と言ってもまぁ、大神さんに狙われたらそんなの関係無く誰も敵わないと思うが)

不二咲「……。」ウルッ

俺「あ…ごめん。驚かすつもりは無かったんだけど、だから不二咲さんは特に気を付けた方が良いと思う」

不二咲「う、うん…。忠告ありがとう…。それじゃ…」

扉「」バタンッ

俺「……。」

俺(…忠告しただけだが、却って驚かせちゃったかもしれないな)

俺「ん?」チラッ

腐川「あ、アンタ…誰かを殺そう考えてる訳?」

俺「は?な、なんで?意味が分からん」

腐川「い、今、俺が殺すなら何とかかんとか…」

俺「…いや、例え話だが?」

腐川「そ、そうやって誤魔化そうとする訳!?私がブスだからって!?」

俺「いや…。何だこの人…。こわっ…」スタスタ

腐川「こ、怖いのはこっちよ!」

俺(……今のところ殺人は起きてないが、既に結構皆んな疑心暗鬼になってるんだな)

俺(俺も念の為に寝る時等の戸締まりはしっかりしておいた方が良いかもしれない)

71: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 13:50:23.39 ID:tfijS9eN0
俺部屋

モニター『モノクマ「オマエラお早う御座います。朝7時になりました。今日も一日元気よく───」』

俺(俺達がこの学園に監禁されてから2日が経った)

俺(現在は未だモノクマの望む殺人は起きていないが、日数が経つに連れて…皆んなはここから出る事の諦めや、絶望の色が増して行った)

俺(最初はここから脱出しようと学園内を捜索していた人達も今は少なくなり、ここでの生活を受け入れ出している)

俺(不安に感じてる人は日中、常に誰かと居て話していたり桑田君や葉隠君なんかはランドリーで漫画読んでたな…)

俺「…。」ジッ

電子手帳「」

俺(この校則6…)

『仲間の誰かを殺した"クロ"は卒業となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません』

俺「これ、完全犯罪を成し遂げろって事だよな…。失敗した場合どうなるんだ?」

俺(…今は未だ分からない事が多い)

俺(そして皆んながそんな諦めの境地に居る中、俺は…)


(今までの行動参照)
コンマ下二桁
41以上意外と、この状況でも冷静だった俺は一人でもこの学園の捜索を続けた(鋼メンタル)
06~40こんな時に一人は不安になる。なるべく誰かと居た方が良さそうだと思った俺は今日も誰かと話に行った(メンタル普通)
05以下逆に誰かと関わるのも怖いと感じていた俺は、朝食時以外は部屋に引きこもっていた(メンタル激弱)


安価下2

73: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 13:57:42.11 ID:LMiY7k45O
ほい

75: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 14:06:00.14 ID:tfijS9eN0
コンマ11
ゾロ目(難度を下げて再判定)

コンマ下二桁
31以上意外と、この状況でも冷静だった俺は一人でもこの学園の捜索を続けた(鋼メンタル)
30以下こんな時に一人は不安になる。なるべく誰かと居た方が良さそうだと思った俺は今日も誰かと話に行った(メンタル普通)


安価下

76: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 14:07:18.43 ID:6id0uPsX0

78: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 16:32:13.89 ID:tfijS9eN0
コンマ43(俺、鋼メンタル。絶望度0%)
玄関ホール

俺(学校なのに部屋の作りはまるで前から住む事を想定されてたかのような作り)

俺「そしてこの頑丈に閉鎖された壁と、外への連絡手段の封鎖…」グッ

鉄の扉「」

俺「…だが俺がこの学園に来た時は外からはこんな作りは無かった筈」

俺(意外と、こんな状況でも冷静だった俺は一人でも諦めずにこの学園からの脱出方法を探し続けていた)

俺「もしかしてあの時、意識を失った後希望ヶ峰学園とは違う場所に運ばれたのか?」

「いいえ。その可能性は無いわね」

俺「あ…」

俺(いや、もう一人この状況でも捜索を続けている人がもう一人居た)

俺「…霧切さん?」

霧切「この学園は希望ヶ峰学園で間違い無いみたいよ」スッ

俺「ん?これは…希望ヶ峰学園の見取り図?そんな物があったのか」パシッ

霧切「この見取り図を見る限りだと…今、私達がいる建物は希望ヶ峰学園の構造と全く同じみたいよ」

俺「……。なるほど、確かに…。でも赤い大きな扉の場所だけが分からん」ジッ

霧切「そこは妙な改築が入ってるみたいね」

俺「モノクマなら何の為の部屋か知ってるだろうが、今は未だ明かされてないって事か…」

霧切「ええ、この監禁を考えた黒幕は未だ私達に情報を明かしていない」

霧切「私達に何か動きがあるまで様子見しているってところでしょうね」

俺「動き…それって俺達仲間内で何か殺人が起きると?」

霧切「どうかしらね」スタスタ

俺「……。」



霧切の好感度が2に上がった

79: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 20:37:13.62 ID:1BWkLyZ4O

食堂

俺(俺達は毎日朝食と夕食を一緒に取る決まりを約束している)

俺(そう言う校則は無かったが、ちゃんと全員が生きているのか確認しないと怖かったからだ)

周りの生徒「……。」シ-ン

俺(しかし、最初は自己紹介等で和気藹々としてた他の生徒も日数が経つに連れて口数は減って行き、現在はこの16人が集まっても時計の針の音が聞こえてくるくらい静かだ)

不二咲「本当に…もう帰れないのかな?助けも来ないのかな?…」ポロポロ

俺「不二咲さん…」

朝日奈「大丈夫だよ不二咲さん」トンッ

不二咲「え?…」グスッ

朝日奈「だってさ助けはもう直ぐ来るんだし!」

腐川「助け!?」

江ノ島「マジで!?」

朝日奈「え?だってさ、あたし達がここに閉じ込められてからもう3日も経つんだよ?警察だって動いてるに決まってるよ~」

葉隠「そりゃそうか」

桑田「じゃあもう直ぐ助けが来るのか?」

俺「…。」

霧切「…。」

モノクマ「あっはっはっはっ」

江ノ島「わっ!?出た!?」

モノクマ「警察だって?警察なんてアテにしてるの?」

俺「俺達のような超高校級と呼ばれる人達が揃って16人一斉に消息を経ったんだ。だから」

苗木「あっ…」

霧切「警察が動ける状況にあるのなら、初日から動いてる筈よ。それでもこれだけ経っても助けが来ないと言う事は、警察も動けない状況にあるのだと考えるべきだわ」

朝日奈「えー…なら助けは来ないの?」

モノクマ「2人の言う通りだね。と言うかさ、そんなに外へ出たいなら殺しちゃえば良いじゃん?」

周りの生徒達「…。」

モノクマ「はーオマエラってゆとり世代の割にはガッツあるんだねえ」

モノクマ「でも僕的にはちょっと退屈です」

苗木「何を言われたって、僕らは人を殺したりなんか…!」

モノクマ「分かった。場所も人も環境も、ミステリー要素は揃ってるのにどうして殺人が起きないと思ったら、足りない物が一つあったね」

桑田「足りない物って何だよ!?」

モノクマ「ズバリ、動機だよ」

俺「動機だと…?」

80: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 20:55:41.41 ID:1BWkLyZ4O
視聴覚室

モノクマ『ある物を視聴覚室に用意させて頂きました』

俺(ここに、どうしても今直ぐ外へ出たくなる動機が…)スタスタ

ダンボール箱「DVD「」」

山田「…何やらご丁寧に1人ずつ名前の書かれたディスクが置かれてますなあ」

十神「これに人を殺したくなる何かが入っていると言う事か。フン、面白い」スタスタ

俺「…。」スッ

DVD「俺君のDVD」

俺(…怪しさたっぷりのディスクだが、皆んなが各自それを再生しようと席に座る)

俺(普通なら見る事は無いが、急に窓の無い場所に監禁されて、共同生活を強いられ、仲間を殺人の疑いの目で見なきゃいけない…)

俺(そんなストレスを抱えながら、毎日同じ事の繰り返しで皆んなは外に出たい欲望が極限まで達していたのかもしれない)

俺(各自席に付いて自分のDVDを再生していく)


苗木「…。」つ苗木のDVD

舞園「…。」チラッ

苗木「…。」コクッ


俺(苗木君や舞園さんも席に着いて再生しだした)

俺(俺は…)


1…再生してみよう
2映像を見ずに音楽だけでも聴いてりゃ良いや
3どうせここから出たくなる欲を刺激するようなロクでも無い物だろう。見たフリでもしてやり過ごせば良いか(性格【冷静】の為選択肢追加)


多数決下3まで

83: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/24(月) 20:59:34.86 ID:QCWm0YZt0
今やり過ごしても最終決戦で知らされて絶望してしまうかも、今の内に見てたほうが後々良さそう、1

86: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/25(火) 02:53:02.49 ID:CsfWiQNt0
視聴覚室

俺(明らか罠…。だろうがまぁ、念の為に見てみるか)

俺「……。」スッ

俺君のDVD「」ウイ-ン

モニター「」パチリッ

俺「……。」ジッ

俺(これは…俺の家や町?現在の外の様子を撮影しているのか?)

俺「何も変わって居ない。普通の光景だ」

俺(だがこれで終わる筈が無い。いったい何が…あ?)ドクンッ

モニター「」ザザッ...

俺「な、なんだ…?これは…」

俺(その町が一瞬にして火の海に…そして空から突っ込んで来る飛行機…)

モニター「」ドガ-ン!!

俺「あ……」

俺(町が火の海から更地に…え?…)

モニター「モノクマ『希望が峰学園に入学した俺君。ですが、君が入学して君の育った町に何かあったようです』」

モノクマ『ではここで問題です。壊滅してしまった君の町ですが、この町に残っていた君の両親や親戚、友人。君の繋がりのある人達ははいったいどうなってしまったのでしょうか?』

俺(どうって…。こんなの…)

モニター『正解は"卒業"の後で!』

俺「……。」

俺(…映像はそれだけだった)

周りの生徒達「「「……。」」」ブルブル...

舞園「いやあぁぁっ!?」ガタッ

俺(他の生徒達も似た様な映像を見せられたんだろう。恐怖に包まれて震えている)

俺(そして俺は…)


コンマ下二桁
71以上俺、こんな物を見ても冷静なままだった(十神、霧切、セレス好感度1上昇)
11~70俺も他の生徒同様一気に外の様子が不安になった
10以下俺、外に出たい意欲MAXに(完全犯罪を計画する)


安価下

87: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/25(火) 02:59:56.61 ID:Da3W24r40
ええ

88: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/25(火) 15:24:17.24 ID:r41uyTUIO
コンマ61
視聴覚室

俺「な、なんだこれ…」ガタッ

俺(冗談だろ?外でいったい何が…これは本当の事なのか?今直ぐ外に出て確かめ無いと…)

ガタッ  

俺「はっ!?」クルッ

苗木「舞園さん!?」

舞園「殺すとか殺されるとか、いったい何なの…もうこんなの耐えられない」ビクビク...

霧切「貴方の目的は何?こんな事をして、私達にいったい何をやらせたいの?」

モニター「」

モノクマ『目的?目的だって?それはね、絶望』

舞園「いやあぁぁっ!」ダッ 

扉「」ガラッ  

苗木「舞園さん!?」タッタッタッ

俺「……。」

俺(俺は舞園さんと殆ど話した事が無い。今は苗木君に任せよう…)

モノクマ『あははははっ、あーハッハッハッ』

俺「くっ…」グッ 

俺(頭がグチャグチャする…。やはりこんな罠と分かりきったビデオ見るんじゃなかった…)

99: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 07:59:46.39 ID:TAt7YdtW0
俺個室

俺「はっ!?」バサリッ

俺(あの後、外へ出たい意欲や不安な気持ちを抑える為に俺は一眠りした)

俺「ん…?もうこんな時間か…」ムクリッ

時計「0時」

俺「はぁ…」

俺(ちょっと一眠りして、不安な気持ちは少しだけ和らいだかな)

俺(…と言っても未だ頭の中に、あの謎の映像がノイズとして残っているが)

俺「モノクマは俺達を監禁するだけじゃなく、俺達の身内まで調べ上げて手を出させるなんてどれ程の権力を持っているんだ…」ブルッ

俺(皆んなも恐怖してたし、同じようなのを見たんだろうな…)

俺「モノクマめ…何が絶望だ。本当に嫌な映像を見せてくれた…」

俺「……。」

俺「あ、そう言えば舞園さん。苗木君に追いかけられて落ち着いたのかな?」

俺(俺はあの後、恐怖心を落ち着かせる為に部屋へ直ぐ帰って寝ちゃったからどうなったのか知らないが…)

俺「……。」


1未だ起きてるかな?ちょっと様子を見に行ってみよう
2…いや、夜時間に外を出歩くのはやめとこう。明日確認すれば良いや


多数決下5まで

100: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 08:20:04.85 ID:IJ8YOfpEO
1

103: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 09:41:00.46 ID:TAt7YdtW0
俺個室

俺「未だ起きてるかな?ちょっと様子を見に行ってみよう」ストッ

俺(皆んなと決めた外出禁止の夜時間の出歩きだから、見つかって下手に難癖付けられないよう静かに行かないとな…)スタスタ


廊下

俺「舞園…。舞園…」キョロキョロ

俺(部屋の前にはそれぞれネームプレートがあるから、迷う事は無い)スタスタ

ネームプレート「マイゾノ サヤカ」

俺(ここか)

俺(……ん?こっちだったっけ?)


───舞園を訪ねて部屋に行った事の無いその時の俺は、気付かなかった。その部屋の異常性を…


俺「…。」チラッ

隣りの部屋のネームプレート「ナエギ マコト」

俺(いや、合ってるか。俺の思い違いか)

俺(とりあえず外から声を掛けたら他の人を起こすかもしれないから、インターホンを鳴らしてみて…)スッ

俺「えっ…!?」

扉「」スッ

俺(な、何だ?扉が鍵もかけないで少し開いて…)

俺「はっ!?まさか!?…舞園さん!?」ガチャッ


舞園個室内

俺(鍵も掛けずに扉が開いてたから、まさか誰かに殺されたのかと思ったが…)タッ

俺「あれ?…」

ベッド「膨らみ「」」

俺「な、何だ…。無事だったんだ…」

俺「あ、ご、ごめん!?勝手に部屋へ入ってし──」

布団「」バサッ

俺「…え?」
 
舞園「ああぁぁっ!!」ダッ

俺「ま、舞園s───」

舞園手「包丁「」」

俺「!?!?」



俺警戒(無し)
コンマ下二桁
61以上俺、部屋にあった金箔の木刀で何とか受け止める
60以下俺、心臓を刺されて殺されてしまう…


安価下

104: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 10:08:46.37 ID:7Q7QtYsN0
はい

106: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 10:19:51.55 ID:TAt7YdtW0
コンマ37
舞園の個室

グサッ

俺「かっ……はっ…」

舞園「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい…」ポロポロ...

俺胸「」ブシュッ

俺(さ…刺されたのか?舞園さんに…なん…d…)フラッ

ドサリッ

俺「かはっ…」ドクドク...

舞園「えッ…?ど、どうして?俺君!?」

俺(何だ…?舞園さん…誰かとか、勘違いした…のか?…)

舞園「あ…あぁっ…」ガタガタガタ...

俺(あぁ…。か、身体に…力が入らない…)

俺(俺…。こ、こんな所…で………)ガクリッ





モノクマ『死体が発見されました!一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます』




GAME OVER

107: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 10:27:13.17 ID:TAt7YdtW0
俺、最初の犠牲者END
再開場所を決めます


1最初から始める
2好きな場所から再開する


多数決下5まで

108: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 10:38:39.49 ID:jO7AVha90
2

116: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 12:36:29.12 ID:TAt7YdtW0
好きな場所からやり直します


ここから下で指定が2回被った場所からやり直し

119: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 12:39:02.46 ID:7gp6rNR+O
>>15

122: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 12:43:45.75 ID:TAt7YdtW0
15からやり直します
体育館

俺「……実は記憶が混濁してて、何故スカウトされたのか思い出せないんだ」

苗木「分からない?」

霧切「…。」チラッ

十神「フン、俺達に情報を明かしたく無いか」

江ノ島「はぁ?アタシらを疑ってる訳?」

俺「いや、そう言う訳じゃなくて…」

苗木「仕方ないよ。急にこんな状況になって皆んな未だ混乱してるんだ」

葉隠「ならオレが代わりに俺の肩書きを占ってやるべ!」つ水晶玉

俺「占う?」

葉隠「ああ、なんたってオレは超高校級の占い師だからな!はっはっはっ!」

俺「へえ、占い師なんてのも居るんだ」

苗木「うん。色んな人が居るよ」



──数十分後

俺(苗木や葉隠が素性を明かし出したのを皮切りに、俺は他のメンバーとも自己紹介と肩書きを教えて貰った)

俺(……何人かは自分の肩書き教えてくれ無い人も居たが)

俺(それにしても、幸運、アイドル、風紀委員、ギャル、占い師、プログラマー、同人作家、野球選手、暴走族、格闘家、スイマー、果てはギャンブラーっまで居るって凄い面子だな…)

俺「ところで入学式は未だ始まらないの?」

舞園「ええ。皆んなここへ集まるように案内されただけですから…」

俺(なら今の内に誰かに話しかけてみるか?)

俺(…こう言うのは一番最初に仲良くなった人と以後の関係を作って行きやすいって言うしな)

俺(しかし、誰に話しかけてみよう?)



1一番普通っぽくて話しかけやすそうな苗木に話してみる
2一番明るそうな朝日奈に話しかけてみる
3敢えて勇気を出して暴走族のトップの大和田に話しかけてみる
4こちらをチラチラと観察している感じの霧切に話しかけてみる
5慣れ慣れしくしたくない。誰にも話しかけ無い
6他の人に話しかけてみよう(次の選択肢へ)


多数決下5まで(バラバラの場合一番多い票が現れるまで下採用)

123: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 12:44:58.41 ID:LVT3kNsSO
6

126: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 12:56:01.64 ID:TAt7YdtW0
体育館

俺(ん…何か話しかけにくいな)

俺(違う人に話しかけてみよう。他には誰かいるかな)


1国民的アイドルグループに居るらしい舞園に話しかけてみる
2野球選手の筈なのに到底野球選手には見えない桑田に話しかけてみる
3名前からして日本人なのか分からないセレスに話しかけてみる
4典型的な風紀委員っぽい石丸に話しかけてみる
5他の人に話しかけてみる(次の選択肢へ)


多数決下5まで


127: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 12:57:46.11 ID:9gNmsHCAO
1

133: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 13:38:18.07 ID:TAt7YdtW0
体育館

俺「あの、舞園さんって…」

舞園「はい?」

俺「あのテレビで出てる舞園さん?」

舞園「わぁ、見てくれた事あるんですか?」

俺「あ、う、うん。テレビの中で何度か歌ってる姿を観たような気がして…」

俺(彼女は舞園さやか。国民的アイドルの中でもセンターボーカルを務める超高校級のアイドルだ)

俺(テレビをあまり見ない俺でも、その名前は知っているくらいに有名人である)

舞園「ふふっ、嬉しいです。見てくれてありがとうございます」ニコッ

俺「あ、いや…そんな…///」

俺(しかし、そんな子がまさか俺達の同期だなんて本当なのか?実は偽物なんじゃないか?この人…)

舞園「いいえ、ちゃんと本物ですよ」

俺「…え?」

舞園「私、エスパーなんです」

俺「えっ…?エスパー!?アイドルじゃなくて!?」

舞園「あははは」クスッ

俺「…へ?」

舞園「冗談です。只の勘ですよ」

俺「はぁ…何だ冗談か。びっくりしたあ」

俺(てっきり心の内を読まれたのかと思った)

舞園「俺さんでしたよね?3年間仲良くして下さいね」ニコッ

俺「うん。此方こそ、宜しく舞園さん」

俺(うん。とりあえず彼女とは仲良くやっていけそうだ)



舞園の好感度が4に上がった

134: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 13:39:54.67 ID:TAt7YdtW0
(同じなので>>26までカット)
体育館

セレス「その話が本当だったら困りますわね。学校でずっと暮らすだなんて無理ですもの」

モノクマ「おっほん。そこで、そんな学園から出たいと言う人の為にあるルールを設けました」

十神「…ルールだと?」

モノクマ「殺し方は問いません。トウっ」ピョンッ

俺「殺し方?…」

モノクマ「誰か殺した生徒だけが、ここから出られる。それだけの簡単なルールなのです」シュタッ

俺「は?…」

モノクマ「殴殺、刺殺、撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、絞殺、呪殺!」

モノクマ「うぷぷぷぷ!こんな脳汁迸るドキドキ感は、さては人間を襲う程度じゃ得られませんなぁ」

舞園「ッ…」ビクッ!

モノクマ「希望同士が殺し合う絶望的なシチュエーションなんてドキドキする」

モノクマ「ハァ…ハァ…///」

桑田「マジかよ…」

舞園「どうして私達が殺し合わなきゃならないんですか!?」

山田「そうだ!ふざけた事ばかり言うなー!さっさと家に返せー!」

モノクマ「ばっかり?ばっかりってなんだよ?ばっかりって!」

山田「ヒョッ!?」ビクッ

モノクマ「いいか?これからはこの学園がオマエラの家で有り、社会で有り、世界なんだ」

モノクマ「やりたい放題やらしてやるから、殺って殺って、殺りまくれっつーの!!」スタスタ

俺「ッ……」


1ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!(モノクマを捕まえる)
2(こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく状況を整理しよう)
3(誰か殺せば外へ出られるのか……)


多数決下5まで

135: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 13:53:36.46 ID:nSTiKMG+O
2

139: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 15:40:27.69 ID:TAt7YdtW0
同じなのでカット(33まで)
体育館

大和田「待てゴラア!そんな勝手は許さねーぞ?」タッタッタッ

十神「どけよプランクトン」

大和田「あぁん?転がされてーみてーだな」ポキポキ

苗木「ちょ、ちょっと待って!今は僕達が喧嘩してる所なんかじゃ…」

大和田「あぁん?今綺麗事言ったな?」ギロッ

苗木「え?…」

大和田「俺に教えを説くつーのか!?」

苗木「そ、そんなつもりじゃ…」

大和田「うっせえ!!」ブウンッ!!

苗木「」ドゴッ

舞園「あぁっ!?」

苗木「」ドサッ

俺「な、苗木君…大丈夫か?」

苗木「」

俺「失神してる…」

舞園「苗木君…」

桑田「おいおい…こんな時に仲間内で争ってる場合じゃねーだろ?」

江ノ島「やり過ぎよ」

大和田「う…」

十神「フン…」スタスタ

俺「あ…」

霧切「…。」スタスタ

俺「え?霧切さんも一人で捜索するの?」

霧切「ええ。時間が惜しいわ」スタスタ

俺「そう…」

俺(冷たいのか冷静なのか分からない人だな…)

大和田「チッ…」スタスタ

俺(…あーあ、皆んなゾロゾロと一人で捜索に行っちゃった)

朝日奈「大神さん。私達も行こう」スタスタ

大神「うむ…」スタスタ

腐川「ちょ、ちょっと置いていくんじゃ無いわよ!」タッタッ

俺(残ってた皆んなも続いて体育館を後にして行った…)

舞園「え、えっと…」

苗木「」

セレス「…。」

俺(残ったのは俺と舞園さんと殴られて気絶した苗木君と、捜索する気の無さげな数人か)


1俺も遅れずに捜索に行こう
2舞園さん。苗木君を部屋まで運ぶのを手伝って欲しい


多数決下5まで

141: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 16:04:41.17 ID:Cpbc4mv6O
2

145: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 16:25:43.16 ID:TAt7YdtW0
体育館

俺(苗木君をこのままにはしておけないな…)

俺「舞園さん」

舞園「あ、はい?…」

俺「彼を休めさせられる場所まで運ぶのを手伝って欲しいんだけど…」

舞園「はい。勿論」スタスタ

俺「ありがとう」ガシッ

舞園「私はこっち側持ちますね」ガシッ

苗木「」スクッ

俺「しかし何処に運ぼう。ここに来る前、隣の保健室はガッチリ施錠されてたしな…」グッ

舞園「ちゃんと安静にできる場所に連れて行きたいですよね…」

セレス「では各々に用意された個室に運んでみてはどうです?」

俺「個室?」

セレス「ええ、体育館を出た別棟に各自用意された個室がありましたわ。其方に運んでみては如何でしょうか?」

俺「うん、分かった。そうしてみるよ」グッ

俺「じゃあ行こうか。しっかりそっち持って」ガシッ

舞園「はい」コクッ

苗木「」

俺(ちゃんと各自個室まで用意されてるなんて、随分入念な監禁計画がされてたんだな…)スタスタ

146: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 16:29:04.91 ID:TAt7YdtW0
苗木個室内

俺「よっと…」 スッ

ベッド「」
苗木「」ストッ

舞園「これで一先ず大丈夫そうですね。本当は何か冷やせるものでも有れば良かったですが…」

俺「保健室が施錠されてて使えないから仕方ないよ。とりあえず今はゆっくり寝かしといてやろう」スタスタ

舞園「そうですね」スタスタ

扉「」バタンッ



苗木個室前

俺「ふぅ…とりあえずこれで良しと」

舞園「それにしても落ち着かない部屋ですね…。あんな近くに監視カメラがあったんじゃ…」

俺「至る所に監視カメラは設置されてる。俺達は24時間、ここに監禁した首謀者に見晴られてるみたいだ」

舞園「はぁ…」

不二咲「あっ、俺君。舞園さん。そこに居たんだ」 スタスタ

俺「うん?」

舞園「えっと…不二咲さん?どうしたんです?」

不二咲「えっとね…。1時間後に食堂に集まって、みんなで何か発見した事を話し合おうって石丸君が…」

俺「なるほど。捜索した情報の共有か」

不二咲「な…苗木君も目を覚ましたら連れてきてね。それじゃ」スタスタ

俺「ああ」

舞園「俺君も自分の目で捜索に行きます?苗木君は私が見てましょうか?」

俺「ん?そうだな…」


1舞園さんとここで話しながら苗木が起きるのを待っておく
2苗木君の事は彼女に任せて俺は先に食堂へ行き、食堂を調べてみる


多数決下3まで

147: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 16:29:23.87 ID:VXitX6rf0
1

154: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 17:16:36.83 ID:TAt7YdtW0
廊下

俺「いや、俺も舞園さんと一緒に彼が目を覚ますまでここに残るよ」

舞園「え?でも…俺君は捜索したいんじゃ?…」

俺「え?い、いや、別にそんな事無いって」

舞園「本当ですか?」

俺「ああ」

俺(舞園さんもこんな時に一人で居るのは不安だろうしな)

舞園「フフッ、優しいんですね」クスッ

俺「え?」

舞園「こんな時だから皆んな自分のやりたい事を優先するのに、俺君だけは苗木君を助けてここまで運んであげて」

俺「あー…それは性分と言うか、こんな時だからこそ逆に皆んなで助け合わないといけないと思っただけで…」

舞園「それに、私の事も気にかけてくれて」

俺「え?…」ドキッ

舞園「ふふっ。私、エスパーですから」ニコッ

俺「いや…。はは…」

舞園「冗談です。そうだったら良いなって思っただけですよ?///」

俺「いや、そうやって揶揄うのはやめてよ…」

舞園「ふふっ」

舞園「あ、そうだ」

俺「うん?」

舞園「時間も未だあるみたいですし、良かったらお互いの中学の頃の話をしません?」

俺「え?別に良いけど、アイドルの過去の情報ってそんな簡単に流出させて良いの?」

舞園「大丈夫ですよ俺君なら。それに、もし私の予想が正しければ多分苗木君は私と同じ中学でしたからいつか必ず分かると思います」

俺「舞園さんと苗木君が同じ中学からこの学園に…2人も希望ヶ峰学園へ入学できるなんて凄い中学だっだんだ…」

舞園「いえ、私達のところは普通の中学でしたよ?俺君の方はどうでした?」

俺「いや、俺の方も地元にある至って普通の中学で───」



俺(そうして舞園さんと過去の話に華を咲かせているとあっという間に1時間近く経っていた)

俺(入学して初日だが、舞園さんとはかなり仲良くなれた気がする)


舞園の好感度が5に上がった

155: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 17:36:07.62 ID:TAt7YdtW0
(同じなのでカット>>50まで)
俺個室

ベッド「」

俺「校則とは別に、外出禁止の夜10時以降は夜時間を設ける…か」

俺「別に俺は夜中外出禁止は構わないが、皆んなちゃんと納得してるのか?」

俺「ふぅ…」チラッ

監視カメラ「」

俺「…。」

俺(本当に皆んなこんな環境で適応なんてできるのか?かなり厳しいぞ…)

俺(既に外へ抜け出したいと不満を持った奴が居ても何らおかしくないが)

俺(その為に人を殺すかどうかは置いといて…)

俺「明日は誰かにこの状況をどう考えてるのか話しかけてみるかな」

俺(先ずは男か女、どちらに話しかけてみよう?)


1男
2女

多数決下3まで

156: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 17:37:40.99 ID:VXitX6rf0
2

159: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 17:42:50.20 ID:TAt7YdtW0
俺部屋

俺(まぁ監禁されてるって言っても、男は力もあるしそんなに直ぐ動揺する事は無いだろうから…)

俺(やはり参考にするなら女の子だよな)

俺(しかし誰に声を掛けてみるか…)

俺(俺って、初日に結構仲良くなった舞園さん以外今のところ全然知らないんだよな…)

俺(俺の印象だと今のところは誰も、人を殺してまで外に出たいって人は居ないように見えたが…)

俺「さて、とりあえず誰に声をかけてみよう?」



1舞園(好感度5)
2朝日奈(好感度2)
3大神(好感度2)
4セレス(好感度1)
5霧切(好感度1)
6江ノ島(好感度1)
7不二咲(好感度2)
8腐川(好感度1)


多数決下5まで

160: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 17:45:55.94 ID:TxT3e8FJ0
1

176: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 20:57:08.85 ID:TAt7YdtW0
廊下

俺「さてと、舞園さんの部屋は…」スタスタ

俺(部屋の前にはネームプレートがあるから迷わないで済むな)

俺「なんだ。苗木君の右隣か」スッ

インターホン「」ピンポ-ン

俺(結局一番親しい舞園さんに聞きにきてしまった…)

俺(まぁ舞園さんは女の子の中でも常識人っぽいし別に良いか)

俺「舞園さん。俺だけど…」

扉「」ガチャッ

舞園「あっ…俺君?おはようございます」ペコリッ

俺「おはよう舞園さん」

舞園「ちょうど良かった俺君。呼びに行こうかと思ってたんですよ」

俺「えっ?」

舞園「その…。お願いがあって…もし良かったら何か護身用になる武器を一緒に探して欲しくて…」

俺「護身用になる武器
?」

舞園「だって、私達をここに閉じ込めた人がいつ襲って来るかもわからないじゃないですか…」

俺「モノクマを操ってる奴か…」

舞園「だから、何かあっても自分の身くらい守れるようにと思って…」

俺「…。」

俺(…舞園さんが疑ってるのは、多分…黒幕だけじゃない。やはり彼女もここに居る人達にいつ殺されないかと怯えてるんだな)

俺(だが未だモノクマを操っている奴が何を望んでいるのかは分からない。念の為付き合ってあげるか)

俺「分かった。行こう」

舞園「ありがとうございます」ニコッ

俺(確か体育館の前のホールのショーケースに何か色々あったな)

舞園「体育館前のホールですね。行きましょう」

俺「…え?声に出してた?」

舞園「エスパーですから」ニコニコ

俺「……。」

舞園「冗談です。只の勘です」

俺(…いや、案外本当にエスパーの素質あるんじゃないか?)

177: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 21:19:06.99 ID:TAt7YdtW0
体育館前のホール

俺(俺達はショーケースにて金箔の木刀を見つけたが、触るだけで手が金箔でベタベタになるので何故か俺が持って帰る事になってしまった)

舞園「他には護身用の武器になりそうな物は…ありませんね…」

俺「じゃあやっぱりこの木刀、舞園さんが持って帰る?」

舞園「いえ、それは俺君が持って帰って行って下さい」ニコニコ

俺「使う機会なんかあるかな…」

舞園「じゃあインテリアにでもして下さい」

俺「……。」

俺「舞園さんに聞きたかったんだけど…」

舞園「はい?」

俺「…舞園さんはいつか、俺達が外へ出たいが為にコロシアイをすると思ってる?」

舞園「え?いえ…そんな…」

俺「本当?…」

舞園「でも、まさかこんな事になるなんて思っていなかったから不安で…」ブルッ

俺「舞園さん…」


1俺はコロシアイなんか起きないって信じてる。何か脱出の手掛かりを見つけて皆んなで脱出しよう
2舞園さんの事は必ず俺が守ってみせるって約束する。必ず一緒に生きてこの学園を脱出しよう
3後で苗木君にこの金の木刀で彼女を守ってあげて欲しいと頼みに行こう


多数決下5まで

178: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 21:22:43.22 ID:5cQ1qWJc0
1

183: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/26(水) 22:04:07.12 ID:TAt7YdtW0
体育館前のホール

俺「俺はコロシアイなんか起きないって信じてる」グッ

舞園「俺君…」

俺「モノクマの言う通りになんかする必要は無い。何か脱出の手掛かりを見つけて、必ず皆んなで脱出しよう」

舞園「……。」

俺「…。」

舞園「…俺君って意外と、熱いタイプなんですね」

俺「う…えっと…その…///」

舞園「でも私、俺君なら本当にいつかそれを叶えてくれる気がします」

俺「そ、そう?」

舞園「はい。じゃあ私も俺君に協力します!」

俺「え?協力?舞園さんが?」

舞園「私は今日から俺君の超高校級の助手になります?」

俺「超高校級の助手?…」

舞園「はい!協力して必ず一緒にこの学園から脱出しましょう」ギュッ

俺「う、うん。ありがとう…///」

俺(舞園さん、急に手を握ってくるんだ。びっくりした…)ドキドキ...

俺(でも舞園さんとは更に仲良くなれた気がするな)


舞園の好感度が6に上がった

187: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 00:27:57.69 ID:2MIOR4Jm0
俺部屋

モニター『モノクマ「オマエラお早う御座います。朝7時になりました。今日も一日元気よく───」』

俺(俺達がこの学園に監禁されてから2日が経った)

俺(現在は未だモノクマの望む殺人は起きていないが、日数が経つに連れて…皆んなはここから出る事の諦めや、絶望の色が増して行っている)

俺(最初はここから脱出しようと学園内を捜索していた人達も今は少なくなり、ここでの生活を受け入れ出している)

俺(不安に感じてる人は日中、常に誰かと居て話していたり桑田君や葉隠君なんかはランドリーで漫画読んでたな…)

俺「…。」ジッ

電子手帳「」

俺(この校則6…)

『仲間の誰かを殺した"クロ"は卒業となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません』

俺「これ、完全犯罪を成し遂げろって事だよな…。失敗した場合どうなるんだ?」

俺(…今は未だ分からない事が多い)

俺(そして皆んながそんな諦めの境地に居る中、俺は…)


(今までの行動参照)
コンマ下二桁
51以上意外と、この状況でも冷静だった俺は舞園さんが飯当番で不在でもひたすらこの学園の捜索を続けていた(鋼メンタル。霧切好感度2に上昇)
11~50助手役を買って出た舞園さんと共に学園の捜索を続けていた(普通メンタル。舞園好感度7に上昇)
10以下実は捜索は意味が無いんじゃ無いかと俺も皆んなと同様諦めつつあった


安価下

188: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 00:30:01.00 ID:ik0omHNP0
ピキーン

191: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 09:47:04.41 ID:2MIOR4Jm0
コンマ00


1不屈の精神(今後も絶望する事が無い)+霧切好感度4に上昇
2鋼メンタル+全員の好感度+1(15人分)
3鋼メンタル+特定のキャラの好感度+4(選択可能)
4鋼メンタル+特定の2キャラの好感度+2(選択可能)
5鋼メンタル+苗木原作主人公補正(俺が故意に殺さ無い限り苗木が作中死ぬ事は無い)


多数決下5まで

192: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 09:51:21.09 ID:iwOHnnh4O
5

201: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 11:56:34.59 ID:2MIOR4Jm0
コンマ00(俺、鋼メンタル。絶望度0%)
玄関ホール

俺(学校なのに部屋の作りはまるで前から住む事を想定されてたかのような作り)

俺「そしてこの頑丈に閉鎖された壁と、外への連絡手段の封鎖…」グッ

鉄の扉「」

俺「…だが俺がこの学園に来た時は外からはこんな作りは無かった筈」


俺(今日は舞園さんは食事当番なので、長時間の捜索には付きあえない)

俺(しかし意外と、こんな状況でも冷静だった俺は一人でも諦めずにこの学園からの脱出方法を探し続けていた)


俺「もしかしてあの時、意識を失った後希望ヶ峰学園とは違う場所に運ばれたのか?」

「いいえ。その可能性は無いわね」

俺「あ…」

俺(いや、もう一人この状況でも捜索を続けている人がもう一人居た)

俺「…霧切さん?」

霧切「この学園は希望ヶ峰学園で間違い無いみたいよ」スッ

俺「ん?これは…希望ヶ峰学園の見取り図?そんな物があったのか」パシッ

霧切「この見取り図を見る限りだと…今、私達がいる建物は希望ヶ峰学園の構造と全く同じみたいよ」

俺「……。なるほど、確かに…。でも赤い大きな扉の場所だけが分からん」ジッ

霧切「そこは妙な改築が入ってるみたいね」

俺「モノクマなら何の為の部屋か知ってるだろうが、今は未だ明かされてないって事か…」

霧切「ええ、この監禁を考えた黒幕は未だ私達に情報を明かしていない」

霧切「私達に何か動きがあるまで様子見しているってところでしょうね」

俺「動き…それって俺達仲間内で何か殺人が起きると?」

霧切「さぁ、どうかしらね」スタスタ

俺「……。」


霧切の好感度が2に上がった

202: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 12:10:43.89 ID:2MIOR4Jm0
廊下

俺「霧切さん。未だに自分の才能すら明かしてくれないし謎の多い子だな」スタスタ

俺(…冷静なんだが、自己中と言うかマイペースと言うか…皆んなで決めた時間になってもほぼ確実に遅刻してかなり時間にルーズなのだけ分かるが)

俺「ん?」

購買部「」

俺(購買部か。初日にちょっと覗いたが、ちょっとここも調べてみるか)ガチャッ



購買部

苗木「わっ!?」

俺「ん?苗木君?」

苗木「あ、俺君も来たんだ」

俺「どうしてここに?」

苗木「あ、いや…もしかしたら玄関ホールの鍵が見つかるかなって思って…」

俺「えっ!?ここに玄関ホールの鍵が!?」

苗木「うん。それだよ」

モノモノマシーン「」

俺「これ、確かメダルを入れたらカプセルから何か出る奴だよな?」

苗木「そうだね。案外こう言う中に置いてあるんじゃないかって思って…」

俺「だけど、これに投入するモノクマメダルって奴。俺もこの2日探してみたけど全く見つからなかったんだが…」

苗木「それなら心配無いよ」

俺「うん?」

苗木「ほら」スッモノクマメダル

俺「うおっ!?5枚も!?天才か!?」

苗木「あはは…。僕、運が良いのか行く先々で結構見つかるんだよね…」

俺「……。」

俺(普通は全然見つからないのに、流石に超高校級の幸運なだけはあるな…)

203: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 12:35:08.27 ID:2MIOR4Jm0
購買部

苗木「とりあえず多く入れる程、レアな物が出やすいみたいだからこの5枚一気に入れてみるよ」

モノモノマシーン「」チャリンチャリンチャリンチャリンチャリン

苗木「じゃあ…行くよ」グッ

俺「ああ」ゴクリッ

モノモノマシーン「」カチリッカチリッゴトッ

俺&苗木「「…。」」ドキドキ...

俺「中身は?」

苗木「…。」パカッ  

苗木「ん?わっ!?な、なんだこれ…」

支配者のT   「」

俺「これって確か、女性用の 着のT   って奴だったっけ?」

苗木「ど、どうしてこんな物が入ってるんだよ!///」

俺「使い道が無いなら江ノ島さんにでも渡してみれば?あの人ギャルだし、意外と喜ぶかも…」

苗木「嫌だよ!!セクハラじゃないか!」

俺「だけど、このままだと折角出たのに使い道が無くね?かと言って俺達が履いたらそれこそヤバイだろ…。色々と…」

苗木「それはそうだね…。この学園生活が終わりかねない…と、とりあえずこれは引き出しにでも閉まっておくよ」ゴソゴソ...

俺「うん。しかしこれでまたモノクマメダルが無くなったな」

苗木「僕は諦めないよ」

俺「諦めないって…」

苗木「もっとこの学園を色々と探索してみて、またモノクマメダルを集める」

苗木「そしてこのモノモノマシーンの中身をいつか空にするんだ!!」グッ

俺「そ、そう…。苗木君ならきっとできるよ…。頑張って…」

苗木「うん!!」

俺(……こんな状況下でも彼はこのモノモノマシーンを制覇するまで、何があったとしても生き伸びそうだな)



苗木が原作主人公補正により作中死ぬ事が無くなった(※俺が故意に殺す等は例外)
苗木の好感度が4に上がった

204: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 12:36:41.00 ID:2MIOR4Jm0

食堂

俺(俺達は毎日朝食と夕食を一緒に取る決まりを約束している)

俺(そう言う校則は無かったが、ちゃんと全員が生きているのか確認しないと怖かったからだ)

周りの生徒「……。」シ-ン

俺(しかし、最初は自己紹介等で和気藹々としてた他の生徒も日数が経つに連れて口数は減って行き、現在はこの16人が集まっても時計の針の音が聞こえてくるくらい静かだ)

不二咲「本当に…もう帰れないのかな?助けも来ないのかな?…」ポロポロ

俺「不二咲さん…」

朝日奈「大丈夫だよ不二咲さん」トンッ

不二咲「え?…」グスッ

朝日奈「だってさ助けはもう直ぐ来るんだし!」

腐川「助け!?」

江ノ島「マジで!?」

朝日奈「え?だってさ、あたし達がここに閉じ込められてからもう3日も経つんだよ?警察だって動いてるに決まってるよ~」

葉隠「そりゃそうか」

桑田「じゃあもう直ぐ助けが来るのか?」

俺「…。」

霧切「…。」

モノクマ「あっはっはっはっ」

江ノ島「わっ!?出た!?」

モノクマ「警察だって?警察なんてアテにしてるの?」

俺「俺達のような超高校級と呼ばれる人達が揃って16人一斉に消息を経ったんだ。だから」

苗木「あっ…」

霧切「警察が動ける状況にあるのなら、初日から動いてる筈よ。それでもこれだけ経っても助けが来ないと言う事は、警察も動けない状況にあるのだと考えるべきだわ」

朝日奈「えー…なら助けは来ないの?」

モノクマ「2人の言う通りだね。と言うかさ、そんなに外へ出たいなら殺しちゃえば良いじゃん?」

周りの生徒達「…。」

モノクマ「はーオマエラってゆとり世代の割にはガッツあるんだねえ」

モノクマ「でも僕的にはちょっと退屈です」

苗木「何を言われたって、僕らは人を殺したりなんか…!」

モノクマ「分かった。場所も人も環境も、ミステリー要素は揃ってるのにどうして殺人が起きないと思ったら、足りない物が一つあったね」

桑田「足りない物って何だよ!?」

モノクマ「ズバリ、動機だよ」

俺「動機だと…?」

205: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 12:38:31.24 ID:2MIOR4Jm0
視聴覚室

モノクマ『ある物を視聴覚室に用意させて頂きました』

俺(ここに、どうしても今直ぐ外へ出たくなる動機が…)スタスタ

ダンボール箱「DVD「」」

山田「…何やらご丁寧に1人ずつ名前の書かれたディスクが置かれてますなあ」

十神「これに人を殺したくなる何かが入っていると言う事か。フン、面白い」スタスタ

俺「…。」スッ

DVD「俺君のDVD」

俺(…怪しさたっぷりのディスクだが、皆んなが各自それを再生しようと席に座る)

俺(普通なら見る事は無いが、急に窓の無い場所に監禁されて、共同生活を強いられ、仲間を殺人の疑いの目で見なきゃいけない…)

俺(そんなストレスを抱えながら、毎日同じ事の繰り返しで皆んなは外に出たい欲望が極限まで達していたのかもしれない)

俺(各自席に付いて自分のDVDを再生していく)


苗木「…。」つ苗木のDVD

舞園「…。」つ舞園のDVD

苗木「…。」カチャッ

舞園「…。」カチャッ

俺(比較的常識人の苗木君や舞園さんも席に着いて再生しだした)

俺(俺は…)


1…とりあえず再生してみよう
2映像を見ずに音楽だけでも聴いてりゃ良いや
3どうせここから出たくなる欲を刺激するようなロクでも無い物だろう。見たフリでもしてやり過ごせば良いか(性格【冷静】の為選択肢追加)


多数決下3まで

206: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 12:40:23.09 ID:o3FBL8hI0
1

210: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 12:44:28.95 ID:2MIOR4Jm0
視聴覚室

俺(明らか罠…。だろうがまぁ、念の為に見てみるか)

俺「……。」スッ

俺君のDVD「」ウイ-ン

モニター「」パチリッ

俺「……。」ジッ

俺(これは…俺の家や町?現在の外の様子を撮影しているのか?)

俺「何も変わって居ない。普通の光景だ」

俺(だがこれで終わる筈が無い。いったい何が…あ?)ドクンッ

モニター「」ザザッ...

俺「な、なんだ…?これは…」

俺(その町が一瞬にして火の海に…そして空から突っ込んで来る飛行機…)

モニター「」ドガ-ン!!

俺「あ……」

俺(町が火の海から更地に…え?…)

モニター「モノクマ『希望が峰学園に入学した俺君。ですが、君が入学して君の育った町に何かあったようです』」

モノクマ『ではここで問題です。壊滅してしまった君の町ですが、この町に残っていた君の両親や親戚、友人。君の繋がりのある人達ははいったいどうなってしまったのでしょうか?』

俺(どうって…。こんなの…)

モニター『正解は"卒業"の後で!』

俺「……。」

俺(…映像はそれだけだった)

周りの生徒達「「「……。」」」ブルブル...

舞園「いやあぁぁっ!?」ガタッ

俺(他の生徒達も似た様な映像を見せられたんだろう。恐怖に包まれて震えている)

俺(そして俺は…)


コンマ下二桁
71以上俺、こんな物を見ても冷静なままだった(選択肢へ)
11~70俺も他の生徒同様一気に外の様子が不安になったが、舞園が走って出て行った為今は置いといた
10以下俺、外に出たい意欲MAXに(完全犯罪を計画する)


安価下

211: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 12:44:50.79 ID:PqKTkiIkO
エンジョイ!

212: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 13:22:59.81 ID:2MIOR4Jm0
コンマ79
視聴覚室

俺「…やはり罠だったか」ガタッ

俺(こんな映像を見せられても意外と冷静だった)

俺(未だこの映像が示す物が本物かどうかも分からない)

俺(それにこれが本物だとしたら何故俺達を閉じ込めた黒幕が、この2日でこの人数分の外の世界の映像を撮る事ができたのか…)

モニター『モノクマ「」』

俺(奴の目的はいったいなんなのか聞く必要が───)

ガタッ  

俺「はっ!?」クルッ

苗木「舞園さん!?」

舞園「殺すとか殺されるとか、いったい何なの…もう、こんな生活耐えられない…」ビクビク...

俺「舞園さん…」

霧切「貴方の目的は何?こんな事をして、私達にいったい何をやらせたいの?」

モニター「」

モノクマ『目的?目的だって?それはね、絶望』 キラ-ン

舞園「いやあぁぁっ!」ダッ 

扉「」ガラッ  

俺「あ……」

俺(舞園さんが耐えられず出て行ってしまった)


1舞園さんはとりあえず苗木に任せて俺はモノクマに質問する(十神、霧切、セレス好感度+1)
2このDVDの事も気になるが、今は俺が舞園さんを追おう


多数決下3まで

213: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 13:24:25.35 ID:dit5tfDbO
2

216: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 14:51:45.97 ID:2MIOR4Jm0
視聴覚室

俺(くっ、モノクマめ…!とにかく今は舞園さんを追おう)タッ

扉「」ガラッ


廊下

舞園「うっ…」タッタッタッ

俺「舞園さん!待って!」ガシッ

舞園「いやあっ!離して!」グッ

俺「落ち着いてくれ舞園さん!皆んなで協力すれば、必ず出られるから!」

舞園「嘘っ!」

俺「あんな映像は全てモノクマの嘘だ!!

俺「仮にあの映像が本当だとしても、外の世界は大騒ぎになってる筈だ。ここにも直ぐに助けが来る」

舞園「助けなんか来ないじゃないっ!!」

俺「!?」ビクッ

俺(舞園さんのタメ口…。今の舞園さんの姿は、いつもの清楚で優しい姿は無い…)

俺(これが超高校級のアイドルとしての舞園さやかでは無く、普通の女子高生の1人の、舞園さんの本音…)

俺(そんな姿を俺に見せてしまうまで、今の彼女は錯乱している…)

舞園「もし逃げ道も、助けも来なかったらどうする気!?」

俺「ッ…」


1それでも、あんな映像なんかでモノクマに乗せられちゃダメだ。今は冷静になってくれ!!
2俺が舞園さんの事だけは必ず外へ出してあげると約束する!俺は何があっても君の味方だ!!
3…俺は何も言えなかった


多数決下5まで

217: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 14:55:29.08 ID:o3FBL8hI0
うーんろくな選択肢がない、1

220: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 15:31:04.18 ID:2MIOR4Jm0
廊下

俺「それでも、あんな映像なんかでモノクマに乗せられちゃダメだ。今は冷静になってくれ!!」

舞園「ッ…」グッ

俺「舞園さん!」グッ

舞園「…。」スウッ...

俺「あ…?」

舞園「離して…」

俺「え?」

舞園「…離して下さい」

俺「あ、あぁ…」スッ

俺(落ち着いてくれたのか…?)

舞園「…。」

舞園「私は…。俺君のように強くはありません…」グッ

俺「え?いや…。そ、そんな事は…」

舞園「…ですが、私も強くなれるように頑張ります」

俺「うん…」

舞園「とりあえず今日は…1人にしてくれませんか?…」ニコッ

俺「ああ…」

俺(舞園さんの笑顔はいつもと比べてぎこち無かったが、今の彼女はいつもと同じ笑顔に戻っていた)

俺「今日は部屋でゆっくり寝て落ち着くと良いよ。また明日から頑張ろう」

舞園「…。」

舞園「そうですね。私は俺君の助手ですから…明日からまた宜しくお願いします」ニコッ

俺「ああ」

舞園「では先に部屋で休ませて頂きます。おやすみなさい俺君」

俺「おやすみ」

俺(そうして舞園さんは先に寄宿舎の自分の個室へ帰って行った)

周りの生徒達「…。」

俺(舞園さんのように思い切り取り乱す事は無かったが、皆んなもさっきの映像により沈黙したまま、それぞれ自分の部屋へと戻って行ったのだった)

224: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 16:06:49.94 ID:2MIOR4Jm0
俺部屋

ベッド「」

俺「はぁ…」

俺(しかし、あの妙な映像はいったい何だったんだろうか…)


モノクマ『目的?目的だって?それはね…絶望』


俺(希望を育てる為に立てられた希望ヶ峰学園で、逆に俺達に絶望をさせたいなんてモノクマを操ってる黒幕はいったいどんな奴なんだろうか…)

俺(そして、視聴覚室で見せられたあの謎の映像…)

俺(仮にアレが本物だとしたら、外で何が起こってるんだろうか…)

俺「…それを確かめる為に人を殺す?」

俺「……。」

俺「はぁ…。あり得ないな」ゴロンッ

俺(皆んなもそうなら良いが…)


舞園『私は…。俺君のように強くはありません…』

周りの生徒達『……。』



俺「……。」

俺(…いや、大丈夫だ。一晩寝れば皆んなも少しは頭も冷える筈。俺は皆んなを信じよう)

俺「ふぁー…ぁ…」ウツラウツラ...

俺「大丈夫…。俺達が殺し合う必要なんて、無いん……」スゥッ...

俺「ZZZ……」

監視カメラ「」

監視カメラ「」ウイ-ン




監視室

???「うぷぷぷぷ…」

227: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 16:37:52.43 ID:2MIOR4Jm0
翌朝
俺部屋

チャイム「」キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

俺「う…。ん…」パチリッ

モニターモノクマ『オマエラ、おはよう御座います。朝です。7時になりました。起床時間ですよ~』

俺「もう朝か。起きないと…」ムクリッ

俺「ん…」グッ

俺(舞園さん、一晩寝て落ち着いてくれたかな?…)

俺「朝の皆んな集まる朝食時間に必然的に顔を合わせるから、その時になったら分かるか」

俺「とりあえず準備したら食堂へ向かおう」スタスタ



食堂

俺「おはよう~」スタスタ

朝日奈「おはよう俺~」

俺(やっぱりこの面子が早いか。いったい何分前から居るんだろう…)

俺(最初から揃ってるのは基本的にこの規則正しい生活をしている4人。石丸君、不二咲さん、朝日奈さん、大神さんだ)

苗木「おはよう」スタスタ

石丸「おはよう苗木君」

俺(そして大体、俺が食堂に行く時間くらいで苗木君も現れ…)

舞園「おはようございます」スタスタ

苗木「おはよう。舞園さん」

俺(舞園さんも現れる)

俺「舞園さん。もう大丈夫?…」

舞園「はい何とか…。一晩寝たらお陰様で少し落ち着きました」

俺「なら良かった」

舞園「ふふっ、今日からまた頑張りますね」

俺「ああ。宜しく」

俺(…昨晩は部屋に帰って泣いてたのかな?若干、彼女の目が赤いや)

231: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 16:50:40.46 ID:2MIOR4Jm0
食堂

俺(俺達3人が現れてから十分後…)

大和田「うぃーす」スタスタ

山田「フムフム、良い匂いがしてきますなあ」スタスタ

江ノ島「ごめーん。メイク時間かかっちゃった」スタスタ

俺(この時間くらいにいつもこの少し時間にルーズな3人が現れる)

俺(まぁここまでは普通の高校生に分類されるだろう)

大神「江ノ島盾子よ…」

江ノ島「何よ」

大神「失礼だが、雑誌で見る時と少し印象が違うようだが…?」

江ノ島「あっはっはっはっ。あれは雑誌より盛ってるんだって。画像編集ソフト知ってるでしょう?」

大神「何と…」

江ノ島「そんな事くらいで驚かないでよ~。軽く凹むんですけど~?」

俺(確かに、江ノ島さんって雑誌と見る時と少し違って見えてたが画像編集ソフトってそんなに凄いのか?)チラッ

舞園「どうしたんです?」

俺「あ、いや…」フルフル

俺(舞園さんは何かの週間漫画の雑誌で見た時と全く一緒のままだけどなぁ…。まぁ女子には色々あるのか…)

俺(それよりも一番驚いたのが…)

大神「フム…」

俺(…大神さんも女性用の雑誌とか見るんですね!…とか言ったら俺、殺されるんだろうな)

234: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 17:06:13.67 ID:2MIOR4Jm0
食堂

俺(そして俺達が来てから30分後…散々人を待たせて時間は愚か、人の事すら考えないマイペースな人達が次々とやってくる)

霧切「おはよう」スタスタ

セレス「おはようございます」スタスタ

腐川「あ、アンタラが早過ぎるのよ…」スタスタ

葉隠「ふぁーぁ…。寝坊じゃねーべ。道に迷っただけだべ」スタスタ

石丸「後は十神君と桑田君か…ん?」

十神「…。」スタスタ

俺(十神君も来た)

大和田「おう十神。桑田の野郎を見なかったか?」

十神「俺が知る訳無いだろ」ガタッ

大和田「あ?んだと?」

苗木「ま、まぁ桑田君もいつも来るの遅いから、もう少しだけ待ってみようよ?」

俺「確かに…」

俺(桑田君が現れるのも、いつも最後に来る人達のグループだ。未だ寝ている可能性も十分にある)

石丸「フム…仕方の無い奴だな。来たら一言言っておかねば」



──しかし、桑田君は更にそれから20分近く待っても現れる事は無かった

238: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 17:39:59.73 ID:2MIOR4Jm0
食堂

俺(もう1時間以上経つが…)

石丸「遅過ぎる!!僕が直接彼を起こしに行ってくる!」ガタッ

山田「うぅむ…。まさか桑田殿…。何かあったのかもしれませぬなぁ…」

周りの生徒達「…。」ザワ...

俺(いやいや、そんなバカな事…)

セレス「もし何かあったのでは1人では危険では無くって?」

石丸「う…。うぅむ…」

苗木「あっ…じゃあ石丸君。僕も一緒に行くよ!」ガタッ

大神「我も行こう…」ガタッ

朝日奈「あっ、じゃあ私も~」ガタッ

石丸「うむ。皆んな来てくれるか。では一緒に起こしに行こう!」

俺(何かあったとしたら、この中の誰かが…。まさか、無いよな…)

霧切「…。」



─数分後

石丸「うぅむ…」スタスタ

不二咲「あ、皆んな…どうだったの?…」

朝日奈「それがさぁ、部屋に桑田居なかったんだよね」

俺「部屋に居ない?どう言う事?」

苗木「部屋の扉の鍵が開いてたんだ。だから部屋の中を勝手に覗かせて貰ったんだけど、ベッドにもシャワールームにもいなくて…」

大和田「あぁ?じゃあ何処に行ったんだよあの野郎は」

セレス「もしかすると、既に何処かで殺されてるのかもしれませんね」

俺「……。」

江ノ島「はぁ!?あ、アンタいきなり何言い出す訳!?」

セレス「あくまで可能性を話しただけですや」

俺「待って、決断を出すのは早い。とにかく皆んなで探してみようよ!」ガタッ

244: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 19:44:22.35 ID:2MIOR4Jm0
教室

俺(俺の言葉により、十神君、腐川さん、セレスさん以外の皆んなはあまり1人にはならないよう桑田君を探しに行ったが、桑田君はなかなか見つからなかった…)

舞園「ここには居ませんね…」

苗木「隣りの教室にも居なかったし、本当に何処行ったんだろ…」

俺(探せる場所は殆ど見たけど居ない…)

俺「あと見てないのは自分の部屋だっけ?念の為に自分の部屋を見ておこう」

俺「舞園さん、皆んなにも自分の部屋を見るように伝えてくれる?」

舞園「あ…分かりました…」タッタッタッ

俺「苗木君。俺達は先に見に行こうか」

苗木「うん。そうだね」

俺(…もしこれで、自分の部屋から見つかったら色んな意味で大変だろうな)スタスタ

俺「何かあった時直ぐに声が聞こえるように個室の扉は開けとこう」

苗木「う、うん…」



俺個室内

俺「……。」スタスタ

金箔の模造刀「」

俺(…誰かが入った形跡は無いな)

シャワー室「」

俺「念の為に、シャワー室も見ておくか」

扉のノブ「」ガシッ

俺「……。」ドクンッドクンッ

俺「まさか居ない…よな?…」スッ

ガチャッ

俺「……。」

シャワー室「」

俺「ほっ…」

俺(俺の部屋は大丈夫だっt───)


廊下『うわぁぁぁぁっ!?』


俺「えっ!?な、苗木君!?」タッタッタッ

245: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 20:08:21.96 ID:2MIOR4Jm0
苗木部屋

俺「苗木君!?」ダッ

苗木「あ……。あぁ……」ガタガタ...

俺(…シャワー室の方?)タッタッタッ

俺「いったい何…が……」チラッ


シャワー室「」

俺「うっ!?こ、これは!?」ゾクッ

朝日奈「何さっきの凄い叫び声!?苗木!俺!大丈夫!?」タッ

俺「朝日奈さん!こっちに来ちゃダメだ!」

朝日奈「え?何で?」チラッ

朝日奈「……え?く、桑田!?」


シャワー室「」

桑田「」ドクドク...


俺(苗木君のシャワー室では、桑田君が腹を貫かれ変わり果てた姿で絶命していた…)


朝日奈「く、桑田……嘘でしょう?…」ゴクリッ

俺(いや、未だ助かる可能性も…)

俺「……。」桑田手スッ

朝日奈「うわ、アンタ…」

俺「ダメだ…。完全に…」フルフル

苗木「あ…あぁぁ……」

朝日奈「苗木!?」

苗木「」ガクッ

俺「苗木君!?」


『ピンポンパンポーン。死体が発見されました。全生徒は体育館に集合して下さい』


俺「モノクマ…!」

248: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 23:26:38.89 ID:2MIOR4Jm0
体育館

苗木「はっ!?」

朝日奈「あっ、気が付いた苗木!?」

苗木「ここは何処…?」

不二咲「体育館。大神さんが運んでくれたんだ」

苗木「……あっ、そうだ。桑田君は!?」

十神「桑田怜恩は死んだ」

苗木「えっ…なっ…!?た、助けに行かないと!」

俺「……。」

苗木「俺君!?何で!?」

俺「…何度も確認はしたんだ。だけど、やっぱり死んでいたんだ」

苗木「じゃあどうして皆んなここにいるの!?仲間が殺されたんだよ!?」

腐川「モノクマよ…。あいつがここに集まれって…」

石丸「勿論僕達だって反対したさ!人が死んでいるのに何を言ってるんだって…だが」チラッ

霧切「私が皆んなに提案したのよ。今はあいつに従う事にしましょうって」

苗木「霧切さん…」

俺「…苗木君の気持ちも分かるが、今は俺も霧切さんの意見に賛成だ。今逆らってもロクな事にはならない」グッ

苗木「俺君まで…」

霧切「私達は囚われの身なのよ。これ以上犠牲を増やさない為にも、今はあいつの出方を待ちましょう」

苗木「…。」

苗木「桑田君は、あいつが…。モノクマが殺したんだ!」グッ

モノクマ「違うよ。僕はそんな事しないよ。それだけは信じて」

俺「モノクマ…」

モノクマ「あのねえ、僕はこの学園生活の趣旨に反するような事は決してしません!」

モノクマ「僕ってクマ一番ルールには煩いってサファリパークでも有名だったんだから」

不二咲「じゃあ他に…誰が…」

モノクマ「分かってる癖に。桑田怜恩を殺したのはオマエラの中の誰かじゃん!」

250: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/27(木) 23:49:53.23 ID:2MIOR4Jm0
体育館

モノクマ「オマエラの誰かが、卒業の為に桑田君を殺しただけだよ。それがルールじゃん?悪い事じゃないよ」

不二咲「そんな…」

朝日奈「嘘だよ…」

俺「くっ…」

苗木「嘘に決まってる!」

モノクマ「いいや、殺したのはオマエラの中の誰かだよ。それは当の本人が一番知ってる筈だけどね」

周りの生徒達「…。」ザワッ

俺(俺を省けば、この14人の中の誰かが…?そんな、まさか…)

十神「俺達の中に犯人が居るのだとしたら、そいつは卒業できるんだな?」

モノクマ「うぷぷぷぷ…ぶヒャヒャヒャ。そんなの大甘だよ。デビル甘だよ!地獄甘だよ!」

モノクマ「寧ろ、本番はこれからじゃん?」

俺「本番だって?…」

舞園「いったい何をやらされるんです?…」

モノクマ「ではここで、卒業に関する捕捉ルールの説明を開始します!」

セレス「自分が殺人をおかしたクロだと他の生徒に知られてはいけない。その辺を言っておられるのでしょう?」

俺(そうか。あの謎のままだった校則6…)

モノクマ「そう、他の生徒に知られないように殺さなければならないの」

セレス「完全犯罪を成立させろと言う事ですわね…」

モノクマ「それを査定する為に、殺人が起きた一定時間後に必ず"学級裁判"を開くこととします!」

苗木「学級裁判…?」

モノクマ「学級裁判では犯人、クロは誰かを議論して貰います」

モノクマ「そこでオマエラが導き出した答えが正解だった場合には秩序を乱したクロだけがお仕置きとなります」

モノクマ「但し、もし間違った場合は逆に残ったシロ全員がお仕置きされてしまいます」

周りの生徒達「…。」ザワ...

モノクマ「それが学級裁判のルールなのです」

山田「あのーお仕置きとは…」

モノクマ「あー、簡単に言えば処刑って所かな」

不二咲「え…処刑って…」ウルッ

モノクマ「処刑は処刑だよ。処刑。電気椅子でビリビリ、毒ガスでモクモク、竜巻で全身バラバラ…とかね」

周りの生徒達「…。」ザワ...

俺(もし間違えれば全員が殺されてしまう…。絶対に間違える訳にはいかない…)ゴクリッ

257: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 13:13:32.88 ID:D2IHVn8d0
体育館

江ノ島「ちょっと!アンタの言ってる事無茶苦茶じゃない!?何が学級裁判よ!」

俺(江ノ島さん…?)

モノクマ「んあ?」

江ノ島「アタシそんなのに参加なんて嫌だからね。何でアタシらが犯人当てなんかしなきゃなんねーんだよ!」

モノクマ「そんな身勝手な」

江ノ島「身勝手なのはそっちだろ?殺し合いなんて勝手にやって。アタシは関係無い!」

モノクマ「め、目の前の悪の迫力に…しょ、正直ブルってるぜ。だ、だけどなぁ僕は悪に屈するつもりは無い。最後まで戦うのがモノクマ流よ」シャキンッ

モノクマ「どうしても通りたければ僕を倒してからにしろ」タッタッタッ

ゲシッ
 
江ノ島脚「モノクマ「ギュムッ!」」

江ノ島「はい。これで満足?」

俺「え、江ノ島さん!?ダメだ!直ぐに足を離すんだ!」

江ノ島「え?何で…」チラッ

モノクマ「学園長モノクマへの暴力は校則違反だと言ったよね?」プウ-ンプウ-ン

俺「あ───」

モノクマ「召喚魔法を発動する!助けてグングニールの槍!!」

ヒュ-ンヒュ-ンヒュ-ンドシュドシュドシュッ!

俺「ぁ……」ゾクッ

周りの生徒達「はっ…!?」ゾクッ

江ノ島「大量の槍」ドクドク…

江ノ島「あれ…?おかしくない…?何で…あたしが……」ドクドク...

江ノ島「はっ…」ドサッ

俺(…江ノ島さんは、最後に目を見開くと線が切れたかのようにそのまま崩れ落ちた)

258: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 13:37:48.83 ID:D2IHVn8d0
体育館

舞園「きゃあぁぁぁぁっ!?」

葉隠「うわぁぁぁぁっ!?」

腐川「血が…」ドサッ

不二咲「そ、そんな…」

苗木「あ…ぁ……」

江ノ島「」ドクドク...

俺(目の前で見せしめかのように…。江ノ島さんが殺された…。あいつに…)ゴクリッ

モノクマ「関係無い所ではできるだけ死人は出さないようにと思ってたんだけど、見せしめは必要だったみたいだね」スタスタ

モノクマ「でもこれでオマエラも分かってくれただろ?僕は本気だよ」

モノクマ「と言う事で捜査を頑張って下さいね。では、後程学級裁判で会いましょう」ピョ-ン  

俺(やはり、やるしか無いのか…)

俺「ん?」チラッ

苗木「見せ…しめ…?」

舞園「そ、そんな事で…こんな事…」

周りの生徒達「「……。」」

俺(俺は頭の切り替えは早かったが、皆んなは未だ固まっていた。この3人を除いて…)

十神「少なくとも江ノ島が犯人ではなかったと言う事か」

セレス「では、捜査を始めましょう?こんな場所に固まっていても時間の無駄ですもの」

霧切「…。」

苗木「ちょっと待ってよ。そんな言い方…」

セレス「わたくしは忠告した筈ですよ?どんな者でも、適応力の無い者から死んで行くのだと。自業自得ですわ」ニコッ

朝日奈「幾ら何でもあんまりじゃん!」

霧切「今は誰が犯人なのかを突き止めるのが先。そうで無いと、全員纏めて処刑されるだけ」

舞園「ですが、こんな事が起きてるのに…」

俺「…いや、可哀想だが霧切さんの言う通りだと思う」

苗木「俺君…」

霧切「…。」

俺「モノクマの言っていた学級裁判って奴までの捜査できる時間だって、どれくらい有るのか今の俺達には分からないんだ」

俺「江ノ島さんのように殺されたくなければ、俺達は犯人を突き止めるしか無い」

周りの生徒達「……。」

261: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 14:09:23.73 ID:D2IHVn8d0
体育館

葉隠「うわっ、何だこれ?ページが増えてるぞ!?」

電子手帳「」

苗木「モノクマファイル?」カチッ

山田「これは!?桑田怜恩殿の死因が克明に書かれていますぞ!」カチッ

俺「桑田怜恩の死亡現場は苗木君の部屋……」

苗木「…えっ?」

大和田「おい、苗木…お前…!」

十神「大体犯人は絞られたな。フン、つまらないゲームだ」

苗木「ちょ、ちょっと待ってよ!僕は昨晩…」

十神「ん?何かアリバイがあるのか?」

苗木「昨晩、僕は………」

俺「苗木君?」

苗木「……。」

苗木「…いや、アリバイは…無いけど…」

朝日奈「苗木…」

俺「……。」

十神「まぁ良い。とにかくゲームを始めるぞ」スタスタ

セレス「…。」スタスタ

霧切「健闘を祈るわ」スタスタ

苗木「あ…」

周りの生徒達「「…。」」ジッ

苗木「皆んな…」

俺「…とにかく、未だ結論を出すのは早いと思う。ちゃんと捜査して…それから学級裁判で答えを出そう」

俺「舞園さん、ちょっと手伝って欲しいんだけど…」

舞園「え?あ、はい…」スタスタ

苗木「……。」


捜査ルールを決めます
1制限時間内に選択肢の中から場所を選択して捜査をし証拠(弾丸)を集める(選択肢を外すと弾丸が集まらない)
2コンマ判定で一発勝負で証拠(弾丸)を集める(超高コンマやゾロ目ボナ次第で学級裁判前に事件の真相が見える場合や超低コンマで全然証拠が集まらない場合有り)


多数決下5まで(※証拠が完全に集まらなくても学級裁判中に仲間キャラが代わりに証拠を提示してくれる場合が有ります)

263: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 14:26:04.50 ID:kan0bN5X0
2

269: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 15:13:51.94 ID:D2IHVn8d0
コンマ判定となります
廊下

俺「……。」スタスタ

モノクマファイル「」

「被害者は桑田怜恩。死亡時刻は午前1時頃
死体発見現場となったのは寄宿舎エリアの苗木誠の部屋

被害者はシャワールームで死亡
近くに刃物が落ちている他、背中にも刺し傷が有る模様」


俺(この死体の現場を克明に書いてあるモノクマファイルは証拠の一つになるな)

俺(しっかり記憶しておかないと…)スタスタ

舞園「あの…俺君。捜査ってどうするんですか?…私、こんな事初めてで…」スタスタ

俺「それは俺もだよ」

俺「でもとりあえず桑田君の死体のある苗木君の部屋と、シャワールームを見てみようと思う」

舞園「えっ…!?し、死体を触るんですか?…」

俺「分からない。もしかするとその可能性も有るかもしれないけど…」

舞園「あ、あの…私…。俺君の助手をやると言いましたが、やっぱり今回は部屋で待っていても良いですか?…」

俺「え?」

舞園「その…。苗木君の部屋、桑田君の幽霊が出てきそうで、気持ち悪くて…」

俺「あぁ…」

俺(確かに舞園さんのような女の子にはあの惨殺現場はキツいかもしれないな…)

俺「分かった。じゃあ今回は俺一人で捜査してみるから、学級裁判で会おう」スタスタ 

舞園「はい。すみません…」

俺(捜査か…。どうすれば良いのか分からないが、とりあえずやれるだけやってみよう)スタスタ


捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
81以上何故か手慣れてた俺、他の人の証言等時間までに十分に証拠を集めて犯人を2人に絞るまでに至っていた(弾丸5つ補充)
51~80冷静に死体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸4つ補充)
31~50何とか時間までに死体現場の証拠は集めた(弾丸3つ補充)
11~30捜査初心者俺、証拠っぽい奴だけメモしておいた(弾丸2つ補充)
10以下捜査下手俺、何も証拠は集められなかった…(弾丸1つのみ)


安価下2(51以上で捜査能力、初心者から経験者(次回以降判定20312p)へと上昇)

270: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 15:17:38.11 ID:D2IHVn8d0
間違いました
2が多いと思ったら重複投票してる人居るから↑無効にして再び多数決取らせて頂きます


1制限時間内に選択肢の中から場所を選択して捜査をし証拠(弾丸)を集める(選択肢を外すと弾丸が集まらない)
2コンマ判定で一発勝負で証拠(弾丸)を集める(超高コンマやゾロ目ボナ次第で学級裁判前に事件の真相が見える場合や超低コンマで全然証拠が集まらない場合有り)


多数決下3まで(単発無し)

271: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 15:28:16.26 ID:Djh1fNu0o
2

277: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 15:55:07.27 ID:D2IHVn8d0
コンマ判定一発タイプ
廊下

俺「……。」スタスタ

モノクマファイル「」

「被害者は桑田怜恩。死亡時刻は午前1時頃
死体発見現場となったのは寄宿舎エリアの苗木誠の部屋

被害者はシャワールームで死亡
近くに刃物が落ちている他、背中にも刺し傷が有る模様」


俺(この死体の現場を克明に書いてあるモノクマファイルは証拠の一つになるな)

俺(しっかり記憶しておかないと…)スタスタ

舞園「あの…俺君。捜査ってどうするんですか?…私、こんな事初めてで…」スタスタ

俺「それは俺もだよ」

俺「でもとりあえず桑田君の死体のある苗木君の部屋と、シャワールームを見てみようと思う」

舞園「えっ…!?し、死体を触るんですか?…」

俺「分からない。もしかするとその可能性も有るかもしれないけど…」

舞園「あ、あの…私…。俺君の助手をやると言いましたが、やっぱり今回は部屋で待っていても良いですか?…」

俺「え?」

舞園「その…。苗木君の部屋、桑田君の幽霊が出てきそうで、気持ち悪くて…」

俺「あぁ…」

俺(確かに舞園さんのような女の子にはあの惨殺現場はキツいかもしれないな…)

俺「分かった。じゃあ今回は俺一人で捜査してみるから、学級裁判で会おう」スタスタ 

舞園「はい。すみません…」

俺(捜査か…。どうすれば良いのか分からないが、とりあえずやれるだけやってみよう)スタスタ


捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
81以上何故か手慣れてた俺、他の人の証言等時間までに十分に証拠を集めて犯人を2人に絞るまでに至っていた(弾丸5つ補充)
51~80冷静に死体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸4つ補充)
31~50何とか時間までに死体現場の証拠は集めた(弾丸3つ補充)
11~30捜査初心者俺、証拠っぽい奴だけメモしておいた(弾丸2つ補充)
10以下捜査下手俺、何も証拠は集められなかった…(弾丸1つのみ)


安価下2(51以上で捜査能力、初心者から経験者(次回以降判定20176p)へと上昇)

279: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 15:58:32.02 ID:Djh1fNu0o

284: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 17:31:25.94 ID:D2IHVn8d0
コンマ02
苗木の個室

俺(ヤバイ。時間が経ったのに、見た目以上の事は何も分からない…)

俺(早くこのモノクマファイル以外に証拠を揃えないと…)キョロキョロ

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

俺「はっ!?」クルッ

モニター「」ポチッ

モノクマ『えー、僕も疲れたんでそろそろ始めちゃいましょうか』

モノクマ『お待ちかねの学級裁判を』

俺「」

モノクマ『ではでは、学校エリアの1階にある赤い扉にお入り下さい』

俺「……。」

俺「よし、行くか…」スクッ

俺(ま、まぁ13人も居るんだから俺が駄目でも他の人が解決してくれるだろ…)スタスタ


赤い扉「」ガシャンッ

285: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 17:51:57.00 ID:D2IHVn8d0
エレベーター内

俺(ふぅ…)スタスタ

周りの生徒達「…。」

俺(未だ苗木君だけ来てないのか…。誰かこの事件の真相が見えている人が居れば良いが…)チラッ

霧切「…?」

俺(霧切さんなら期待できるか…?あ…)

苗木「…。」スタスタ

扉「」ガコンッ
エレベーター「」ウイ-ン

俺(この部屋は地下に繋がっていたのか)

石丸「苗木君遅かったじゃないか!」

苗木「…。」

腐川「お、怯えてたんでしょ…。自分の犯行を暴かれるのを」

石丸「決めつけは良くないぞ。学級裁判まで待ちたまえ!」

腐川「う…」

大和田「だけど、部屋が物語ってるしな」

舞園「苗木君…」

周りの生徒達「…。」ジトッ...

苗木「…。」

モノクマ『うぷぷぷぷ。皆んな揃ったようだね、そいつが皆んなを裁判場まで連れてってくれるよ』

モノクマ『オマエラの運命を決める裁判場にね』

扉「」ガシャンッ

周りの生徒達「…。」ゾロゾロ

俺「……。」ゴクリッ

霧切「手掛かりは集められた?」スッ

俺「…。」

霧切「この事件、恐らく苗木君の証言は恐らく期待できない。だから、貴方が解くべきよ」スタスタ

俺「……。」

俺(……やっべえええぇ)スタスタ

288: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 18:12:22.81 ID:D2IHVn8d0
学校裁判場

モノクマ「やあやあ、やっと来たね」

俺「ここが学級裁判場…」

霧切「ちょっと良い?アレってどう言う意味かしら?」

桑田遺影「」
江ノ島遺影「」

モノクマ「死んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?」

セレス「わたくし達は16人なのに、何故17人分の席があるのですか?」

モノクマ「深い意味は無いよ。最大17人収容可能な裁判場ってなだけ」

モノクマ「さてと、前置きはこの辺にして学級裁判を始めましょう」

石丸「よし!皆んなで目を閉じよう!犯人は挙手したまえ!」

大和田「アホか。挙げる訳ねえだろ」

苗木「…。」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それでは議論を開始して下さい」

俺(この裁判で間違えたら、俺含め皆んなが処刑されてしまう。間違える訳にはいかない…)グッ

俺(だから誰か犯人を突き止めてくれ!)



学級裁判…開廷!!

290: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 18:48:23.41 ID:D2IHVn8d0
学級裁判場

朝日奈「議論しろって言われても…」

山田「何から話した物か…」

腐川「と、と言うか苗木が犯人なんだし…わざわざ議論する必要なんて…」

苗木「…。」

俺(う…この流れはマズイ…。議論する前から自動的に彼が犯人だと決まってしまう…)

十神「何か申し開きがあるなら話してみたらどうなんだ苗木?」

苗木「…。」

舞園「苗木君…」

苗木「ぼ、僕が…」

俺「ちょっと待ってくれ。犯人を彼だって決めつける前に、一つずつ事件を追ってみよう。もしかすると他にも何か真実が見えてくるかもしれない」

腐川「し、真実なんてそこに…」

俺「犯人を決めるのはそれからでも遅く無い筈だ」

腐川「う…」

大神「そうした方が良いだろうな…」

苗木「…。」

霧切「先ずは犯行に使われた凶器から検証みましょう」

セレス「犯行に使われた凶器と言うのは、このモノクマファイルに書かれている死体現場の近くに落ちていた刃物ですわね」

大和田「そのナイフで桑田の野郎は殺されちまったんだな」

不二咲「桑田君…」

苗木「…。」

俺(あれ?今の発言…)


持っている弾丸
1モノクマファイル
2分からない
3分からない


俺(うげ…。絶対違う…)

俺(誰か、俺の代わりに指摘してくれ!)キョロキョロ

俺(と言ってもちゃんと調査してたのって…苗木君、霧切さん、朝日奈さん、大神さん、大和田君くらいだしな…)

俺(特に桑田君の死体の置いてある殺害現場をちゃんと見てた人って俺以外には苗木君と霧切さんくらいだし…)

苗木「…。」

俺(苗木君はこんな調子だし…ここは霧切さん!頼む!!)


霧切(好感度2)
コンマ下二桁
81以上霧切「ちょっと待って」
80以下霧切、逆に俺が発言すると思って待っていた(議論が良くない方向に)


安価下

291: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 18:50:54.28 ID:AO7/8cDyO

305: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 19:15:49.76 ID:D2IHVn8d0
コンマ28
学級裁判場

霧切(これくらいは俺君が発言するでしょうね)

霧切「……。」

俺「……。」

霧切(…ん?)

俺(霧切さん…?)

不二咲「じゃあ桑田君は、苗木君の部屋に来た所を持っていたナイフで刺されて…」グスッ

大和田「チッ…なんて野郎だ。苗木…」

苗木「…。」

俺(霧切さん、俺に遠慮しなくて良いからはよ!!分かってるんだろ!?)

霧切(俺君?何をしているの?)



コンマ下二桁
81以上霧切(…俺君?もしかして気付いてないの?仕方ないわね)
80以下苗木「ぼ、僕が桑田君を…。殺したんだ…」(GAMEOVER)


安価下

306: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 19:16:01.35 ID:Wl1+1ADmO

316: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 19:32:08.60 ID:D2IHVn8d0
コンマ35
学校裁判場

俺「……。」

霧切「……。」

俺(霧切さん!はよ!はよっ!)

霧切(俺君。早く指摘しないとマズイわよ?)


十神「苗木。お前から何か言う事はあるのか?」

苗木「ぼ、僕は……」グッ



俺(霧切ぃぃぃっ!!!)

霧切(貴方、死体現場見てたわよね?)


苗木「ぼ、僕が桑田君を…殺したんだ!!!」

周りの生徒「…!」ザワッ...

俺「えっ…」

霧切「……?」

モノクマ「結論が出たようだね。それじゃあ投票に行ってみましょうか」

霧切「ちょ、ちょっと待って!これは…」

大和田「もう自白してるんだから疑いようも無いだろ」

十神「フン、やはりつまらないゲームだったな」

苗木「…。」

俺「苗木君…」


ルーレット「」ドゥルルルル...

「苗木苗木苗木」

「×ブッブ--!」

モノクマ「残念!苗木君はクロではありません」

周りの生徒達「「えっ…!?」」

苗木「皆んな…。ごめん…」グッ

十神「苗木!?」

俺「……。」

俺(……これ、俺のせいなの?)

モノクマ「それでは、クロ以外の皆さんにはお仕置きを受けて貰います!」ポチッ



GAME OVER



────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

322: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 19:41:20.62 ID:D2IHVn8d0
GAMEOVER

Q、舞園さんは助けられますか?
A、好感度を上げると出てくる選択肢をミスらず説得に成功すれば救えます



1最初からやる
2好きな場所から再開する


多数決下3まで

323: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 19:41:59.64 ID:pPfNSaQC0

その前に難易度下げさせてくれ

326: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 19:44:16.31 ID:D2IHVn8d0
好きな場所からやり直します


ここから下で指定が2回被った場所からやり直し

327: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 19:44:27.46 ID:tomhPXIk0
216

344: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 20:02:03.89 ID:D2IHVn8d0
216からやり直します
視聴覚室

俺(くっ、モノクマめ…!とにかく今は舞園さんを追おう)タッ

扉「」ガラッ


廊下

舞園「うっ…」タッタッタッ

俺「舞園さん!待って!」ガシッ

舞園「いやあっ!離して!」グッ

俺「落ち着いてくれ舞園さん!皆んなで協力すれば、必ず出られるから!」

舞園「嘘っ!」

俺「あんな映像は全てモノクマの嘘だ!!

俺「仮にあの映像が本当だとしても、外の世界は大騒ぎになってる筈だ。ここにも直ぐに助けが来る」

舞園「助けなんか来ないじゃないっ!!」

俺「!?」ビクッ

俺(舞園さんのタメ口…。今の舞園さんの姿は、いつもの清楚で優しい姿は無い…)

俺(これが超高校級のアイドルとしての舞園さやかでは無く、普通の女子高生の1人の、舞園さんの本音…)

俺(そんな姿を俺に見せてしまうまで、今の彼女は錯乱している…)

舞園「もし逃げ道も、助けも来なかったらどうする気!?」

俺「ッ…」


1それでも、あんな映像なんかでモノクマに乗せられちゃダメだ。今は冷静になってくれ!!
2俺が舞園さんの事だけは必ず外へ出してあげると約束する!俺は何があっても君の味方だ!!
3…俺は何も言えなかった


多数決下3まで

345: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 20:02:27.00 ID:lvCRU2luO
2

358: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 20:25:17.14 ID:D2IHVn8d0
廊下

俺「その時は、俺が舞園さんの事だけは必ず外へ出してあげると約束する!」

舞園「えっ…」

俺「俺は何があっても…君の味方だ!! 」

舞園「…。」

俺「舞園さん、だから…」

舞園「グスッ...うっ…」ドサッ

俺「あ…」ギュッ

舞園「うあぁぁぁぁぁ…あぁぁぁっ…」ポロポロ

俺(泣いている舞園さんの身体は、恐怖と絶望で震えていた…)

周りの生徒達「…。」

俺(俺達の様子を見に来た他の生徒達もさっきのビデオの恐怖により、青ざめていた…)



視聴覚室

十神「…。」

セレス「…。」

霧切「…。」

モノクマ『あっはっはっはっ!あーハッハッハ!』



俺(そんな中、モノクマだけは不気味な笑い声を上げていたのだった…)


舞園の好感度が7に上がった

359: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 20:35:46.33 ID:D2IHVn8d0
寄宿舎前

舞園「さっきはすみません…俺君」

俺「いや…。さっきのDVDの事ならあんまり気にしない方が良いよ。今日はゆっくり休んで」

舞園「はい。そうさせて貰います…それではおやすみなさい」ペコリ

俺「おやすみ」

舞園個室扉「」ガチャッ

俺「…。」

俺「はぁ…。俺も今日はもう部屋で休むか…」スタスタ



俺個室

ベッド「」

俺(それにしても、あの妙な映像はいったい何だったんだろうか…)


モノクマ『目的?目的だって?それはね…絶望』


俺(希望を育てる為に立てられた希望ヶ峰学園で、逆に俺達に絶望をさせたいなんてモノクマを操ってる黒幕はいったいどんな奴なんだろうか…)

俺(そして、視聴覚室で見せられたあの謎の映像…)

俺(仮にアレが本物だとしたら、外で何が起こってるんだろうか…)

俺「…それを確かめる為に人を殺す?」

俺「……。」

俺「はぁ…。あり得ないな」ゴロンッ

俺(皆んなもそうなら良いが…)

周りの生徒達『……。』

俺「……。」

俺(…いや、大丈夫だ。一晩寝れば皆んなも少しは頭も冷える筈。俺は皆んなを信じよう)

俺「ふぁー…ぁ…」ウツラウツラ...

俺「大丈夫…。俺達が殺し合う必要なんて、無いん……」スゥッ...

俺「ZZZ……」

─────
────
───
──

ピンポ-ン

俺「…んぇ?」パチリッ

俺(あれ?…)チラッ

俺「夜10時?いつの間にか寝てたのか…」

ピンポ-ン

俺(ん?こんな時間に誰だ…?今は夜時間で出歩き禁止の筈だが…)ドクンッ

俺(ま、まさか…さっきのビデオを見て誰か俺を殺しに…?)ドクンッドクンッ...

舞園『あの、舞園です…』

俺「え?舞園さん…?」

365: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 21:20:46.40 ID:D2IHVn8d0
俺部屋

俺「こんな時間にどうしたの舞園さん?今は夜時間で、ここに居るのはマズイと言うか…」

俺(この時間に異性が一つの部屋に居るのがマズイと言うか…)

舞園「ちょっと変な事があって…」

俺「…変な事?」

舞園「さっき急に、私の部屋のドアがガタガタと揺れだして…」

俺「え?…」

舞園「誰かが無理矢理ドアをこじ開けようとしてるみたいでした」

俺「誰かって…モノクマが舞園さんを驚かせようとしたとかじゃなくて?」

舞園「違います。ドアを開けて確認してみたんですが、誰も居なかったんです…」

俺「誰もか…」

舞園「誰かを疑うって訳じゃありませんけど、ちょっと怖くて…」

俺「でも夜時間は外出禁止されてるんだし、そんな…」

舞園「でもただの口約束ですよね?もし約束を破るような人がいたら…」

俺「それは…」

俺(確かに今現在舞園さんも破ってるしな…)

俺「だったら今晩は俺の部屋に居る?」

舞園「え?そ、それって…///」

俺「い、いや…えっと部屋を交換するって意味で…!ほら校則には個室で寝ろとは書いてるけど、誰がどの部屋で寝ろとは書いてなかったし」

俺「そうしたら舞園さんがこの部屋にいる事は知られてないでしょ?舞園さんが良ければの話だけど…」

舞園「あ、いえ…。俺君がそれで良いのでしたら、私からもお願いしたいのですが…」

俺「え?あ、うん。でも、本当に良いの?」

舞園「ふふっ、俺君の事。信頼していますから」ニコッ

俺「そ、そう…///」

俺「それじゃ俺は舞園さんの部屋に行くから、朝になるまでしっかり鍵をかけて誰も入れちゃダメだよ」

舞園「はい。俺君だと分かっても開けませんよ。そうしないと
部屋を交換した意味がありませんからね」

俺「うん。それじゃ」スタスタ



廊下

俺個室扉「」ガチャッ

俺「…。」

俺「とりあえず、舞園さんの部屋に向かうか…」

367: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 21:38:29.47 ID:D2IHVn8d0
舞園個室

俺「ここが舞園さんの個室か…」

俺「俺の部屋と全然変わらないな」スタスタ

ベッド「」ボフッ

俺「……あれ?」クンクン

俺(いや、違うのがあった。ここ、舞園さんの香りがする…)

俺(す、少しくらいなら布団に顔を埋めても…)ドキッドキッ...

俺「あ…」クルッ

監視カメラ「」 

俺(…俺がここに居る事も見られてるんだった。モノクマに弱味を握られる事になりそうだし、変な事はしない方が良さそうだな)

俺(クソッ…モノクマめ…!)

俺(昼間はあんな映像を見せて舞園さんを発狂させて、夜になっても俺の邪魔をしてくるなんて…)グッ

俺「…そう言えば、昼間は舞園さんが一番怯えてたのに…モノクマじゃなければそんな子を狙う人が仲間内に存在するって事だよな?」

俺「一番怯えてた舞園さんが、一番最初に狙われる…か…」

俺「…。」

俺「うん…?」

俺(…何かおかしく無いか?)

俺「…。」


舞園好感度7、苗木好感度3
コンマ下二桁
71以上俺、隣りの部屋の苗木を起こしに行き頼み事をする(苗木好感度4に上昇)
31~70俺、何かが引っかかりながらウロウロしているとゴミ箱の中から舞園のDVDを見つけた
30以下俺「いや、気のせいか…。今日はもう寝よう…」


安価下2

369: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 21:39:53.92 ID:rdSdURwS0
好感度高くても信用できないな

373: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 22:15:27.86 ID:D2IHVn8d0
舞園の部屋

俺(昼間一番怖がっていた舞園さんを、誰かが卒業する為に一番最初に狙う…)

俺(卒業する為に……)

俺「…!」ハッ!!

俺「そうか!そう言う事か!」

俺「マズイ。だとしたら時間が無い」キョロキョロ

机の引き出し「」ガラッ

裁縫セット「」
人体急所図「」

俺(裁縫セットは封もされたままだ。だとしたら…)タッタッタッ

扉「」ガチャッバタンッ


食堂

俺「はぁっ…。はぁっ…」

朝日奈「ん?」チラッ

大神「俺か」

俺「朝日奈さんに大神さん…?」

朝日奈「俺じゃん?どったの?もう食堂ロックされるよ?」

俺「あ、いや…。ちょっと喉が乾いて…」

朝日奈「へえ。俺も?」

俺「…え?」

朝日奈「さっき舞園ちゃんも同じ事言って来たんだよね」

俺「舞園さんが…?」

俺(やはり…)ゴクリッ

俺「ッ…!」タッ
 
朝日奈「え?そんな慌ててどうしたの?」



調理室

俺「はぁ…はぁ…。あ……」

包丁セット「」

俺(やはり、舞園さん……)ゴクリッ

俺「くっ…」グッ

俺(…しかし、だとしたら一人で彼女を止めるのは危険だ)

朝日奈「大丈夫?俺?」スタスタ

大神「何か探し物か?」スタスタ

俺「う、ううん!何でも無い」フルフル

俺(大神さんに…。いや、大神さんは逆に怖い…)

俺「じゃあ俺、部屋に戻るよ」スタスタ

朝日奈「あ、うん。おやすみ」

俺(確か隣りの部屋は苗木君だったな。彼に頼もう)スタスタ

374: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 22:29:05.82 ID:D2IHVn8d0
苗木の個室

ピンポ-ンピンポ-ン

苗木「…え?」ムクリッ 

苗木「こんな時間に…誰?…」

俺『苗木君。俺だ。頼みがあるんだ』

苗木「うん?俺君?僕に頼みって…」



──数分後

苗木「舞園さんが!?」

俺「…ああ、残念だが間違い無いと思う。調理場の包丁も一本無くなってた」

苗木「そんな…」

俺「多分、彼女が行動するのは今夜で間違い無いと思う」

苗木「…。」

俺「でも彼女は既に武器を持ってるから…俺一人で向かっても万が一があるかもしれない…」

俺「だけど、彼女が今後ここで生活して行くにはなるべく事を大きくしたく無い。3人だけでこの事を解決したいんだ」

苗木「うん。分かった、僕も協力するよ」コクッ

俺「苗木君…」

苗木「それで、僕は何をすれば良いの?」

俺「苗木君は…」



1俺が時間を稼ぐから、中学が同じだった苗木君が彼女を説得して彼女の支えになって欲しい
2俺が彼女を説得するから、苗木君には時間を稼いで欲しい


多数決下5まで

377: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/28(金) 22:31:36.19 ID:bL05d25j0
2だよな

385: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/29(土) 01:23:50.13 ID:wSEh9JPQ0
俺個室前

苗木「ネームプレートが入れ替わってる…。舞園さん、本当に誰かを殺す気だったんだ…」

プレート「マイゾノ サヤカ」

俺「……。」

俺(全て終わったら、俺に罪を被せるつもりだったのかな…。いや、確かに俺は何があっても彼女の味方だって約束したから責めるつもりも無いんだが…)

俺「それじゃあ苗木君…」

苗木「本当に一人で大丈夫?…」

俺「ああ、現場を抑えないと駄目なんだ…。だけどもし彼女が暴れた時は説得するから手を貸して欲しい」

苗木「分かった。ここで待ってるよ…」コクッ

俺「…。」スッ

扉「」ガチャッ


俺個室

俺「……。」ジッ...

ベッド「」

俺(…舞園さん。ベッドには居ないな。シャワールームの壁際に隠れてるのか?)

俺(それなら…)チラッ

金箔の模擬刀「」 

俺(よし……)スタスタ

俺「……。」ドクンッドクンッ

俺(舞園さん…)


舞園『よーし。じゃあ私は俺君の超高校級の助手になっちゃお!』

舞園『ふふっ、俺君の事。信頼していますから』ニコッ



俺「……。」スタスタ


舞園『殺すとか…殺されるとか、もうこんなの耐えられ無い…』

舞園『助けなんか、来ないじゃない!!』

舞園『うわぁぁぁっ…』ポロポロ...


俺「ッ…」トッ

「ああぁぁぁぁっ!!」ブウンッ

俺「くっ…!!」ブウンッ

包丁「」ブウンッ
金箔の模擬刀「」ガキンッ!!

舞園「えっ…!?」ググッ

俺(やはり誰かを殺して卒業する気だったのか…。信じたくは無かったよ…)

386: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/29(土) 02:34:04.06 ID:wSEh9JPQ0
俺個室内

舞園「ど、どうして俺君がここに…」

俺「…気付いちゃったんだ。舞園さんが誰かを殺して、卒業しようとしているのを」

舞園「…!」

俺「舞園さん。幾ら何でも早計過ぎるよ…。人殺しなんてもう辞めよう…?」

舞園「ッ…」グッ

俺「そんなに仲間を殺してまで、外に出たいの?」

舞園「…ええ…出たいですよ。今直ぐに私は!」グッ

俺「舞園さん…」

舞園「俺君には分からないかもしれないけど、私は本当はこんな場所に長居してちゃいけないの!」

舞園「直ぐに外に出なきゃ…仲間が待ってるのよ!!」ブウンッ

俺「うっ…!?」

俺(まずっ──)

ヒュンッ

舞園「!?」ガシッ

俺「あ…」

苗木「舞園さん!落ち着いて!!」ググッ

舞園「苗木君まで!?くっ…」ググッ

苗木「モノクマの言いなりになんかなっちゃ駄目だ!」ググッ

舞園「ッ…!」

俺「舞園さん…もう諦めてくれ…。君の犯行は俺達にバレた。2体1で君に勝機もない」

舞園「それでも!私は…私には直ぐに帰らなきゃいけない場所があるのよ!」ググッ

苗木「あっ!?」ドガッ

苗木「うぐっ…」フラッ

俺「苗木君!?」

舞園「はぁ…。はぁ…」グッ包丁

俺「…。」

苗木「舞園さん…!けほっ…」

舞園「私の夢を続ける為には、今直ぐにここから出なきゃいけないの…。だから、邪魔しないで!」ブルブル

俺(手が震えて……そうか…)

俺「…。」スッ

舞園「えっ…?」

苗木「俺君?」

俺「…分かった。俺を殺したいなら、その包丁で俺を刺してここで殺せば良い」

390: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/29(土) 10:45:32.92 ID:6dPgrD1dO
俺個室

舞園「え…?」

苗木「俺君…」

俺「俺は舞園さんの事は絶対に外に出してあげると約束した」

俺「だから、こんな方法を使って…人を殺してでも舞園さんが外に出たいなら俺が犠牲になる」

俺「他の人を狙うのはやめてくれ」

舞園「な、何を言ってるんですか俺君…」

俺「だがここで人を殺し外へ出て、舞園さんの夢を続けた所で君は本当にそれで良いのか?」

舞園「ッ…」

俺「舞園さんの思い描くアイドルは、そんな人殺しのアイドルだったのか?」

舞園「私…は…」

俺「君がこの最悪の方法で納得できるなら、その包丁で今直ぐ俺を刺し殺したら良い」

舞園「う…」ブルブル...

包丁「」グッ

俺「でも俺は、舞園さんがそんな人じゃ無いって信じてるけどな」ニコッ

舞園「あっ…」スッ

包丁「」カランッ...

舞園「うっ…あぁぁぁぁっ…」スッ

俺「舞園さん…」ギュッ

舞園「ごめんなさい…。ごめんなさい…。私、こんな方法しか思い浮かばなくて…」ポロポロ

俺「…。」


1何か他にもここから脱出できる方法はある筈だよ。それを皆んなで探そう
2俺は彼女を支えてあげようと優しく抱きしめた(舞園好感度8に上昇)


多数決下5まで

391: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/29(土) 10:46:29.94 ID:GYe4FdM+O
1

412: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/29(土) 21:32:10.65 ID:wSEh9JPQ0
俺個室

俺「何か他にもここから脱出できる方法はある筈だよ。それを、皆んなで探そう」

舞園「皆んなで…?」グスッ...

苗木「そうだよ舞園さん。諦めずに皆んなで協力すれば、いつか必ず外に出られるって」

舞園「でも、協力しても…時間がかかったら…皆んなが私を忘れて…」

俺「忘れる訳ないじゃないか」

舞園「…え?」

俺「舞園さんは国民的アイドルグループのセンターボーカルに運でなった訳じゃない」

舞園「俺君…」

俺「仮にいつか外に出た時に人気が過ぎ去っていたとしても、舞園さんなら必ずまたトップアイドルになれるよ」

苗木「うん。僕もそう思う」コクッ

舞園「そんな…アイドル業は甘い物じゃ…。一度人気の無くなったアイドルは……」

俺「いいや、舞園さんは違う筈だ」

舞園「え?…」

俺「だって君は、超高校級のアイドルなんだろ?」

舞園「あ…」

苗木「自信を持ってよ舞園さん。僕達も応援するからさ」

舞園「…。」

俺「だから今はモノクマのルールなんかに従わず、別の方法で外に出る方法を考えよう」

俺「皆んなと一緒に」コクッ

舞園「…。」

舞園「はい…」コクッ

414: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/29(土) 21:48:36.18 ID:wSEh9JPQ0
俺個室

ベッド「」

俺「ふぅ…」ボフッ

俺(とりあえず、舞園さんの殺人は未然に防げて良かった)

俺「今日の晩普通に寝落ちしてたり、気付くのが後少し遅れてたらやばかったろうな…」

俺「ふぁ…」

時計「1時」カチッ

俺(もう1時か。とりあえず今日は疲れたし、もう寝るか…)

扉「」ガチャッガチャガチャッ

俺「…うん?」

俺(舞園さん?それとも苗木君か?…何か忘れ物でも…)スタスタ

俺「…誰?」

扉「」ガチャッ

桑田「あ…そ、その…///」

俺「え?桑田君?」

桑田「えっ…?は、はぁ!?何でお前が舞園ちゃんの部屋に居るんだ!?」

俺「うん?」

桑田「いや、だってここ舞園ちゃんの部屋だろ?」

プレート「マイゾノ サヤカ」

俺「ああ…」

俺(舞園さん、ネームプレート元に戻すの忘れて帰ったのか…)

桑田「何で舞園ちゃんの部屋にお前が…い、いったいどう言う関係なんだ!?」

俺(面倒な事になったな…)

俺(と言うか桑田君がこんな時間に部屋に来るなんて…もしかして舞園さんのターゲットは彼だったのか?…)

桑田「お、おい!?どう言う事だよ!?」

俺「え?あぁ…」


1舞園さんが怖がってたから、部屋の交換をしただけだよ
2俺と舞園さんはそう言う関係なんだ。今彼女と忙しいから分かったら帰ってくれ
3桑田君、舞園さんに命狙われてたんだよ…
4舞園さんって見かけによらずビ  なんだよ…


多数決下5まで

415: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/29(土) 21:49:19.26 ID:Nks8KCae0
1

422: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 09:33:20.23 ID:CdgJrnaq0
俺個室

俺「舞園さんが怖がってたから、部屋の交換をしただけだよ」

桑田「部屋の交換をしただぁ?」

俺「うん。最初は桑田君に頼もうとしたんじゃないかな?でも遅かったから俺に頼んで来たんだ」

桑田「はぁ、なんだ。そんな事だったのか…こんな時間まで起きて損したぜ」

俺(…いったい何だと思ってたんだ)

桑田「まぁいいや、解決したのならオレはもう部屋に戻るぜ。こんな時間まで起きて眠いからよ...ふぁ~ぁ…」スタスタ

俺「うん。おやすみ」

扉「」バタンッ

俺「はぁ…。桑田君が単純で助かった…」

俺「俺も今度こそ寝るとしま」クルッ

ピンポンピンポン

俺「…うん?」

扉「」ガチャッ

桑田「ちょ、ちょっと待ってくれ!部屋の交換をしたって事は、お前…今日は普段舞園ちゃんが寝てるベッドで寝るのか!?」

俺「え?あぁ…。ま、まぁそう言う事になるかも…」

俺(本当は俺の部屋だから舞園さんが俺のベッド使ったのは一瞬になるけど…)

桑田「ちょ、ちょっと部屋の中見させて貰っても良いか?」

俺「えっ…」

桑田「頼む!!」

俺(…どうしようか)


1キモい、もう帰れ
2…まぁ見るだけなら、別に良いよ


多数決下3まで


424: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 09:45:27.23 ID:2+d7qYCMO
2

426: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 09:53:24.86 ID:CdgJrnaq0
俺個室

俺「…まぁ見るだけなら構わないけど、多分桑田君が気になる事は無いと思う」

桑田「へ、へぇ…。じゃあお邪魔するぜ…」スタスタ 

俺「……。」

桑田(こ、ここが舞園ちゃんの…)ゴクリッ

俺「何も変わらないでしょ?」

桑田「そ、そうだな…。でも…」

ベッド「」

桑田「…。」クンクン

俺「…桑田君、キモいよ」

桑田「ば、馬鹿!?別に何もしてねーよ!?」

俺「……。」

俺(ベッドの近くで思いっきり匂い嗅ごうとしてたがな…)

桑田「へ、へぇ…まぁやっぱりと言うか何も変わらないんだな…ん?」

俺「どうしたの?」

桑田「あ、いや…」

俺「???」

桑田「よ、よし。じゃあ舞園ちゃんの部屋、しっかり堪能できたから俺もう帰るわ」

俺「ああ…そう」

桑田「それじゃーな」スタスタ

扉「」バタンッ

俺「……。」

俺「はぁ…」チラッ

時計「」

俺「もう2時前か…。寝よう…」カチッ

ベッド「」ボフッ

俺(…今日はかなり疲れたな。色々と…。明日の朝食、寝坊しなきゃ良いな)

俺「ZZZ…」

427: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 10:43:07.13 ID:CdgJrnaq0
翌朝
俺個室

俺「ZZZ……ZZZ…」

ビンポン!ピンポン!

俺「…んにゃ?うるさいな…何の音だ?」ムクリッ

ピンポン!ピンポン!!

俺「インターホン?誰…」スタスタ

扉「」ガチャッ

舞園「あっ…」

俺「ん?舞園さん?」

舞園「あぁ…良かった俺君」ウルッ

俺「え?」

舞園「何とも無かったんですね」

俺「んっと…。どう言う…」

舞園「もう9時ですよ?皆んな既に食堂に集まってます」

俺「えっ…」クルッ

時計「9時」

俺「うわっ…」

俺(…マジでめちゃくちゃ寝坊した)

舞園「私はいつもなら少し早目に食堂に集まる俺君が来ないから何かあったのかと思って…」

俺「ご、ごめん。顔洗って、歯磨いたら直ぐ行くよ」

舞園「はい」

俺(うっわー…。寝坊したなあ…)スタスタ

舞園「あ…」

俺「え?何?」

舞園「俺君、これ…」

棚の上「包丁「」」

舞園「昨晩私が使おうとした凶器ですよね…?これって…」

俺「うん。昨晩はもう食堂がロックされてたから今日解除されたら、食堂から人が少なくなったタイミングで密かに返そうと思って」

舞園「そうだったんですか…。こんな物持ち出してごめんなさい…」

俺「気にしなくて良いよ」

舞園「ですが…」

俺「今日中に密かに返しておけば、騒ぎになる事も無いだろうし」

舞園「あ、では朝食後食堂に残って人が少なくなるタイミングが来るまで様子を見る役は私に任せて下さい」

俺「え?いや、別にそんな…」

舞園「元はと言えば私の所為ですし…それに私は俺君の超高校級の助手ですから」
 
俺「あ…そっか。じゃあお願いするよ」

舞園「はい」ニコッ

俺(よし…舞園さん、いつもの調子に戻って来たな。良かった良かった)

舞園「私の事よりも、俺君も急がないと皆さんに怒られますよ?」

俺「あぁ、そうだった…ん?」

舞園「エスパーですから」

俺「…。」

舞園「冗談ですよ。只の勘ですって!///ほら。急いで下さい」

431: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 11:11:20.76 ID:CdgJrnaq0
食堂

俺(あの後、一番最後に食堂に顔を出した俺はとりあえず非難された)

俺(…まぁ散々人を待たせたのだから仕方ないか)

俺(いつも最初に来てる規則正しい生活を送ってる朝日奈さん、大神さん、不二咲さん、石丸君なんてもう2時間近く待ってただろうしな…)

俺(そして皆んなで朝食を食べて、各々が食堂を出て行く)

舞園「あ、今日は食器の片付けは私がやりますから」

朝日奈「え?良いの舞園ちゃん?」

舞園「はい。昨日取り乱して皆さんに心配かけた分、今日は頑張ります」ニコッ

舞園「皆さんは先に自由にしてて下さい」


俺(そう言って舞園さんは食堂に残る大義名分を作って、約束通り食堂で様子見してくれた)

俺(未だ何人か食堂に居るが、人が少なくなったら包丁を返すタイミングを伝えに来てくれるだろう)

俺(その間、俺はどうするかな…)

俺(部屋にさっさと帰った十神君や桑田君等を除けば、寄宿舎側には未だ現在数人残ってるが…)



1やっぱり俺も食堂に残って舞園と話す(好感度7)
2石丸と話す(好感度2)
3不二咲と話す(好感度2)
4セレスと話す(好感度1)
5学園の方に行ってみよう


多数決下5まで

435: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 11:15:24.79 ID:dgSJwWvEO
桑田と話しておくべきか?
5で

438: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 12:14:22.19 ID:CdgJrnaq0
寄宿舎側

俺(ここに居る人達以外と話したいな…)

俺(学園側にも行ってみるか)スタスタ



学園側

俺「…相変わらず学園側は紫の蛍光が不気味な感じだな」スタスタ

俺(こっち側に居るのはこの5人か)

俺(後は先に自分の部屋に帰ったのかな?)

俺(他の人の部屋に行くと流石に舞園さんが見つけられないだろうから、そっちは諦めるしか無いな)

俺(さて、どうするか…)



1相変わらず購買部でガチャってる苗木と話す(好感度4)
2購買部の前に居る江ノ島と話す(好感度1)
3廊下に居る朝日奈と話す(好感度2)
4玄関ホールに居る大和田と話す(好感度1)
5体育館前のホールで何かを調べている霧切と話す(好感度2)
6寄宿舎側に戻る


多数決下5まで

441: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 12:17:03.59 ID:goC3o/d90
6

444: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 12:37:00.13 ID:CdgJrnaq0
学園側

俺(…いや、やっぱり寄宿舎側戻るか)スタスタ



寄宿舎側

俺(さて、戻って来たがこれからどうするかな…)



1やっぱり俺も食堂に残って舞園と話す(好感度7)
2石丸と話す(好感度2)
3不二咲と話す(好感度2)
4セレスと話す(好感度1)
5誰とも話さず先に自分の部屋に戻って休む


多数決下5まで

446: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 12:39:06.10 ID:dgSJwWvEO
2

462: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 14:08:42.10 ID:CdgJrnaq0
undefined

463: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 14:09:21.70 ID:CdgJrnaq0
食堂前

石丸「うむむ…」

俺「石丸君。どうしたんだ?」スタスタ

石丸「ん?ああ、俺君か…」

俺「何か悩みがあるなら聞くけど…」

俺(舞園さんみたく、外に出たくて悩んでるとかなら大変だし…)

石丸「俺君は分からないのか!?この学園にはとてもとても大事な物が無い!」

俺「え?…大事な物って?」

石丸「ええい!?君はそれでも学生か!?」

俺「学生だけど…何が言いたいのかさっぱり分からん」

石丸「学生の本分と言えば勉強だろうが!」

俺「ああ…」

俺(…今はそんな状況じゃ無いから全く思い浮かばなかった)

石丸「だがここには授業や教科書が無いのだ!これでは勉強ができない!」ポロポロ

俺「……。」

俺(さすが風紀委員…。こんな状況下でも未だ勉強の事を考えてるなんて…)

俺(…ある意味セレスさんが言ってたここに"適応"できそうな人間の一人だな)

464: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 14:13:16.31 ID:CdgJrnaq0
食堂前

石丸「僕は焦っているのだ…。こうしている間にも、他の学生に学業の遅れを取っているのでは無いかと…」

俺(石丸君って確かネットの噂じゃ、ここに入学する前からめちゃくちゃ優秀な成績だったよな?監禁されて3日くらいで抜かされたりしないと思うが…)

俺「あっ、そうだ!」ピコンッ

石丸「おおっ、何か良い考えが思いついたのか?」

俺「ならモノクマに教科書や問題集の設置を頼んでみたら良いんだよ!」

石丸「…何?モノクマに?」

俺「聞こえてるんだろモノクマ?」クルッ

監視カメラ「」

モノクマ「呼んだ?俺君?」ヒョコッ

石丸「うおっ!?」

モノクマ「学園長は忙しいからね、用があるなら手短に頼むよ」

俺「モノクマ。最初に俺達を集めた時、この学園で暮らして行くのに何不自由無く暮らせる事を言ってたよな?」

俺「だが、この学園には授業も無ければ一人で勉強できる道具も無い。このままでは俺達の頭脳は外の他の学生と比べて知恵遅れになってしまう」

俺「そこでいつも漫画とか雑誌を置いてある場所に教科書や問題集も一緒に置くのを検討して欲しいんだが…」

モノクマ「教科書や問題集だって?俺君には似合わないよ。うぷぷぷぷ」

モノクマ「どうせそんな物置いたって見ないでしょ?」

モノクマ「俺君は勉強なんかよりも学生らしく青春して、恋愛する方が似合ってるよ」

俺(なんかめっちゃ馬鹿にされてるんだが…。ここは我慢だ…)

俺「…いや、ま、まぁ俺はともかく他の生徒で見る人とか居るかもしれないじゃん?だから検討して欲しい」

モノクマ「うーん、検討の結果…」

俺「いや、検討するのはえーなおい」


コンマ下二桁
61以上雑誌置き場に設置してくれた(石丸好感度5に上昇)
60以下設置してくれなかった(石丸好感度3に上昇)


安価下

465: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 14:16:23.59 ID:goC3o/d90
ほい

467: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 14:36:01.07 ID:CdgJrnaq0
コンマ59
食堂前

モノクマ「ぶっぶっー。それは許可できません」

俺「何でだよ」

モノクマ「石丸君。勉強がしたい?」

石丸「あ、ああ…」

モノクマ「だったら卒業して、外の世界に行って授業を受ければ良いじゃん」

俺「モノクマ…!」

石丸「うぐっ…」

モノクマ「学園長は石丸君がこの学園から卒業する為に、行動を起こす事を止めません」

俺「くっ…」

モノクマ「やはり生徒の模範解答である石丸君が行動してくれるのかな?あっはっはっはっ」

石丸「ッ…」

モノクマ「それではまた何か用があったら呼んでね」ピョンッ

俺(…あいつめ。やはりモノクマなんかに頼るんじゃなかった)

俺「ごめん石丸君。許可は得られなかった…」フルフル

石丸「いや、君は僕の悩みに対して真剣に打開策を打ち出そうとしてくれた」

石丸「その君の熱い想いだけで十分だ」

俺「そ、そう…」

石丸「それに考えてみれば勉強や授業が受けられなくとも、過去に学んだ事を復習する事はできる」

石丸「僕は先ず基礎を固めて盤石にするぞ!よし、そうと決まれば早速部屋に戻って復習だ!」ビシッ

俺「う、うん…」

石丸「それではまた会おう俺君!」スタスタ

俺「…。」

俺(見かけ通り熱い人だな石丸君って…。少しだけ彼の事を知れた気がする…)



石丸の好感度が3に上がった

468: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 15:15:45.39 ID:CdgJrnaq0
食堂前

俺(石丸君と別れて15分程経った頃だろうか…)

俺(俺ももう一度食堂に戻って見張るのは不自然だと感じた俺は食堂前で舞園さんを待っていた)

舞園「あ、俺君」スタスタ

俺「舞園さん」

舞園「分かりやすい場所で待っててくれたんですね。ありがとうございます」ニコッ

俺「今は食堂には?」ヒソヒソ

舞園「皆んな居なくなりましたよ。包丁を返すなら今がチャンスかもしれません」ヒソヒソ

俺「そうか。なら今の内にやり遂げよう」スタスタ

舞園「はい」スタスタ
 

俺部屋前

俺「じゃあ取って来るよ」スッ

舞園「はい。では私は部屋の前で待っておきますね」

扉「」ガチャッ


俺個室内

俺「…ん?」ピタッ

舞園「俺君?どうしたんです?」

俺「部屋が…。荒らされてる…」

舞園「えっ…?あっ…」

地面「ナイフのような傷痕」
壁「ナイフのような傷痕」

俺「……。」ドクンッドクンッ…

俺「あれ!?包丁が無くなってる!?」

棚の上「」

舞園「え?どうして…俺君?」

俺「いや、俺じゃない……俺が今朝部屋を出る頃は確かにここにあった…」

舞園「じゃあ誰か…入ったって事ですか?…」

俺「いや、もしくは未だ…」ゴクリッ

少し開いたままのシャワールーム「」

舞園「…!」ビクッ!

俺「舞園さん…。誰か助けを呼んできてくれ…」

舞園「は、はい!直ぐに呼んできます!」タッ

扉「」ガチャッ

俺「……。」ドキッドキッ...

俺(この部屋の争った痕跡…。亡くなった包丁…。そして…)

半開きのシャワールーム「」

俺「よし…」スッ

シャワールームの扉「」ガチャッ

俺「なっ…!?」ドキッ!!

俺(そこにあったのは、俺の目を疑うような物だった…)

葉隠「腹」ドクドク...

俺「は、葉隠…。君…」ゴクリッ

俺(腹部に包丁を刺され、目を見開いたまま絶命している葉隠君が俺の部屋のシャワールームにいた…)

473: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 17:05:11.35 ID:9rAlc3h5O
シャワー室「」

葉隠「」ドクドク...


俺(俺のシャワー室では、葉隠君が腹を貫かれ変わり果てた姿で絶命していた…)


大和田「おい俺!?無事か?何があった!?」タッタッタッ

舞園「連れて来ました俺君!」タッタッタッ

俺「舞園さん…。大和田君…。俺…は、無事だけど…」

舞園「はぁ…はぁ…良かった」

大和田「ならいったい何があったんだ?」

俺「シャワールームで……葉隠君が…」

舞園「え?…」チラッ

大和田「ああん?」チラッ

葉隠「」ドクドク...

舞園「キャアッ!?」ドサッ

大和田「は…葉隠…」

俺「……。」



『ピンポンパンポーン。死体が発見されました。全生徒は体育館に集合して下さい』


俺「モノクマ…!」

475: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 17:37:47.88 ID:CdgJrnaq0
体育館の出来事はほぼ同じなので江ノ島死亡までカット(>>258まで)
体育館

セレス「あら?皆さん、電子手帳をご覧になって下さい」

電子手帳「」

苗木「モノクマファイル?」カチッ

山田「これは!?葉隠康比呂殿の死因が克明に書かれていますぞ!」カチッ

苗木「葉隠康比呂の死亡現場は俺の部屋……え…」 カチッ

俺「あ…」

大和田「おい、俺!お前…!」

十神「もう大体犯人は絞られたな。フン、つまらないゲームだ」

俺「いや、待ってくれ!殺人が俺の部屋で起きただけで俺が犯人だって考えるのは幾ら何でも早計過ぎる!」

俺「それに俺は葉隠君をやってなんか無い!」

苗木「そ、そうだよ皆んな。ちゃんと調査してから犯人を見つけないと」

桑田「フン、そいつが犯人に間違いねえって。オレはその証拠だって知ってるんだからな!」

俺「…え?桑田君?」

霧切「貴方が知ってる証拠って何?」

桑田「オレは昨晩、お前の部屋に行った時…棚の上に食堂からパクって来た包丁が置かれてたのを見たんだからな!」

苗木&舞園「「あ……」」

周りの生徒達「…!」ジロッ

俺「ッ…!」

桑田「既にそいつは昨日から誰か殺して卒業しようって考えてたんだ!」

苗木(そうか…。あの時の…未だ部屋に置きっぱなしだったんだ…)

舞園(そしてあの後、部屋に桑田君を…)

俺(くっ…迂闊だった。まさか昨日桑田君を部屋に入れたのが、こんな風に繋げられてしまうなんて…。墓穴を掘った…)

俺(俺は殺していないが、こんな形で犯人にハメられるなんて…)

476: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 17:38:16.91 ID:CdgJrnaq0
体育館

朝日奈「確かに厨房から包丁が1本無くなってたけど…」

大神「…。」

十神「何故部屋に包丁を置いていたんだ俺?まさかそんな凶器を護身用にしようとしていた…なんて言わないだろうな?」

俺「それは…」

舞園「ま、待って下さい。それには…えっと…」

十神「何だ?お前も何か知ってるのか?」

舞園「それは…」

俺「いいよ舞園さん…」バッ

舞園「俺君…」

俺「…俺が厨房から包丁を持ち出した事は確かだ。でも、理由があって言えないけど」

桑田「理由が言えないだぁ!?やっぱりお前が犯人じゃねーか」

俺「それだけは違う!俺は葉隠君を殺していない!」

周りの生徒達「「…。」」ジトッ...

俺(信じてくれる訳無いか…)

十神「まぁ良い。とにかくゲームを始めるぞ」スタスタ

セレス「他の人が犯人だと言う有力な手掛かりが見つかれば良いですわね」クスッスタスタ

俺「……。」

霧切「健闘を祈るわ」スタスタ

俺「霧切さん…」

周りの生徒達「「…。」」ジッ

俺「皆んな…」

苗木「と、とにかく、未だ俺君が犯人だって結論を出すのは早いと思う。ちゃんと捜査してみようよ!」

俺(そして、苗木君と舞園さん以外の皆んなが俺を疑ったまま捜査は始まった…)

478: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 18:05:02.49 ID:CdgJrnaq0
体育館

苗木「俺君。包丁って…」

俺「ああ、確かに昨晩は既に食堂がロックされてたから部屋に置きっぱなしだったんだ」

俺「だけど昨晩の舞園さんとの事を誰にも知られる事無く密かに厨房へ返すには、皆んなが居なくなったタイミングしか返せないと思って…」

舞園「だから今朝は一緒に食堂から皆さんが出て行くのを待ってたんです」

苗木「なるほど…。だから今日は舞園さんが後片付けをするって言い出したんだね」

舞園「はい…。ですがこんな事になってしまうなんて…。本当にごめんなさい俺君…」

俺「…いや、全てが終わった後に迂闊に部屋に桑田君を入れた俺が悪かったよ」

苗木「あっ、そうだ」

舞園「どうしたんです?」

苗木「モノクマファイルによると、葉隠君の死亡時刻は11時頃ってなってる」

苗木「と言う事は即死じゃなければ、実際に葉隠君の殺害が行われたのは10時50分頃だよね?」

苗木「俺君はその時に誰かと居たとかアリバイを証明できたりする人は居ない?」

俺「…いいや、その方法も考えてみたけどダメだ。ちょうど俺が一人でブラブラしてた時間だ」

苗木「そっか…。なら証明できないか…」

俺(やはり捜査して俺以外の真犯人を見つけるしかないか…)

俺「俺に他に聞きたい事は無い?苗木君、それに舞園さんも」

苗木「え?」

舞園「どう言う事ですか?」

俺「残念だけど、今一番怪しいクロは俺だ。そんな俺と居ると2人まで共犯を疑われて、裁判の時に証言が弱くなる可能性がある」

苗木「それはそうだけど…」

俺「だから今回は別々に捜査した方が良いと思うんだ」

舞園「俺君…」


舞園好感度8未満→同行無し 


俺「俺は一人で捜査して真犯人を探してみるから、舞園さんは今から苗木君の超高校級の助手として協力して犯人を探してくれ」

舞園「本当に一人で大丈夫ですか?」

俺「ああ…」

俺(…二人を今真っ黒な俺と同行させる事はできない。俺は一人で捜査して俺を陥れた真犯人を見つけ出さないと)スタスタ

481: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 18:26:14.18 ID:CdgJrnaq0
俺部屋前

俺(モノクマファイルによると…)スタスタ

「被害者は葉隠康比呂
死亡時刻は午前11時頃
死体発見現場となったのは寄宿舎エリアの俺の部屋

被害者はシャワールームで死亡
腹部に刃物が刺さっている」

俺(この刃物は厨房の包丁だったな…)

俺「多分無いと思うが、これは裁判中に使うかもしれない。しっかり記憶しておこう」

俺「次は俺の部屋か…」スッ

扉「」ガチャッ


俺部屋

大和田「きやがったな殺人鬼…」

大神「……。」

俺「…。」

俺(死体現場の保存には大和田君と大神さんが見張っている。そして…)

霧切「…。」ススス

俺(霧切さんが何故か床を調べてる…)

俺(まぁ良い。俺も捜査を始めないと時間がもったいないな)

俺(どうすれば良いのか分からないが、とりあえずやれるだけやってみよう)スタスタ



捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
81以上何故か手慣れてた俺、他の人の証言等時間までに十分に証拠を集めて犯人を2人に絞るまでに至っていた(弾丸5つ補充)
51~80冷静に死体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸4つ補充)
31~50何とか時間までに死体現場の証拠は集められた(弾丸3つ補充)
11~30捜査初心者俺、証拠っぽい奴だけメモしておいた(弾丸2つ補充)
10以下捜査下手俺、何も証拠は集められなかった…(弾丸1つのみ)


安価下2(51以上で捜査能力、初心者から経験者(次回以降判定20p)へと上昇)


霧切(好感度2)
コンマ下二桁
81以上今一番クロだと怪しまれてる俺に、霧切から分からない事を質問された(弾丸更に入手イベント)
80以下特に無し

安価下3

482: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 18:27:50.77 ID:goC3o/d90
ほい

483: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 18:28:10.14 ID:EZDzR+mbO

484: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 18:28:59.88 ID:GyRBMWkIo

498: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 20:45:39.62 ID:CdgJrnaq0
捜査コンマ14(初心者)
霧切コンマ88(聞かれる+)
俺部屋

俺「…。」

俺(…ダメだ。捜査なんてやった事無いからやり方が全然分からん)

俺(とりあえず使えそうな証拠はモノクマファイルと、部屋の壁や争った傷くらいか)

俺(せめて葉隠君が死ぬ間際にダイイングメッセージとか残しておいてくれたら良かったんだけど、そんな物無いよな…)

俺「はぁ…この部屋はもういいか」

俺「後は皆んなの証言も集めてみよう」スクッ


───と思ったのだが…


朝日奈「その…。俺が殺したのかもしれないんだよね…?じゃあちょっと、話せないかな…ごめんね」

石丸「実はだな…。僕は君と別れた後に聞こえたんだ…。おっと、君は犯人の可能性が高いんだったか。迂闊にならば情報を渡す訳にはいかないな。忘れろ忘れろ忘れろビーム!」

不二咲「ひっ…ご、ごめんね…」

山田「犯人の俺殿には悪いですが、拙者は何をされても口は割りませぬぞ!」

桑田「聞きたい事があるだぁ?葉隠を殺したお前に話せる事なんかねーって!」

腐川「ひっ!ち、近寄らないでよ人殺し!!」

セレス「捜査はお任せしますわ。本当に俺君が犯人じゃないのなら裁判の場でわたくし達を納得させて下さいな。期待していますわ」



視聴覚室

俺(ダメだ…。皆んな俺を疑ってて、話しかけても怒ったり恐怖したりでマトモに会話すらできない…)

俺(やはりこれだけクロの可能性が高いと俺の力ではもうどうしようも無いのか…)

俺「はぁ…。もうこのまま学級裁判とやらに挑むしか…」

「ちょっと良いかしら?貴方に聞きたい事があるのだけど」

俺「はいはいお好きにどうぞ。どうせ何言っても俺が殺したって結論付けて……ん?」

霧切「そう、じゃあ聞かせて貰うわ」

俺「霧切さん…?」

500: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 21:19:07.40 ID:CdgJrnaq0
視聴覚室

霧切「聞きたい事は二つよ」

俺「二つ?まぁ良いけど…霧切さんも俺が犯人だと思ってるんだろ?何話しても無駄じゃない?」

霧切「いいえ。私は貴方が葉隠君を殺したとは思って無いわ」

俺「…うん?」

俺(ここに来て初めての反応だ)

霧切「先ず一つ目は貴方、部屋にあるコロコロクリーナーを使ったかしら?」

俺「コロコロクリーナー?いや…こんな時に部屋の掃除する気なんか出ないし、未だ未使用のままだったけど…」

霧切「ふうん…。それは変ね」

俺「…変とは?」

霧切「貴方の部屋には貴方の髪の毛1本は愚か、葉隠君の髪の毛すら落ちて無かったわ」

俺「…え?」

俺(あぁ確か霧切さん。確かに何か床を念入りに調べてたな…)

俺「じゃあ事件の犯人があのコロコロクリーナーで掃除したって事?」

霧切「そうでしょうね」

俺「そうか。自分が部屋に来た証拠を隠蔽する為に…ん?」

俺「……と言うか霧切さん、何で俺の髪の毛なんか知ってるの?」

霧切「そんな物、どうだって良いでしょ」

俺(…こわ。でもこれは俺が部屋の調査で気付かなかった事だな)

俺(証拠の一つに記憶しとこう)



弾丸が3弾に増えました

501: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 21:37:09.15 ID:CdgJrnaq0
視聴覚室

霧切「次の質問よ」

俺「…どうぞ」

霧切「貴方の部屋に立てられていた金箔の模擬刀。アレは体育館前のホールにあった物よね?」

俺「あ、ああ…」

俺(よく覚えてるなこの子…)

霧切「アレはいったいどう言う用途で部屋に運んだの?」

俺「ああ、アレは部屋のインテリアになれば良いなって…」

霧切「ふぅん…」

俺(最初は舞園さんの護身用武器にしようと思ったけど、結局俺の部屋に置く事になっただけだしな…)

俺(俺は護身用じゃなくインテリアにと置いてたけど…)

霧切「じゃあ模擬刀の鞘の部分に付いていた、刃物で斬りつけられたような傷は何かしら?」

俺「えっ…?」ドキッ!

霧切「アレは今回の事件とは関係の無い所で付いた傷?」

俺「それは…」

俺(俺が舞園さんの攻撃を受け止める時に作った傷の事か…)

霧切「まるで葉隠君の腹部に刺さってた包丁で付けたような傷痕ね」

俺(…どこまで鋭いんだよ。この人)

霧切「あの模擬刀、インテリアにしようとしていた割に柄の部分の金箔が握られて剥がれ落ちていたわ」

俺「…。」

霧切「あの金箔の模擬刀。葉隠君と事件の犯人が使ったのじゃ無ければ、俺君が使ったのかしら?」

俺「…。」ゴクリッ


俺『だけど、彼女が今後ここで生活して行くにはなるべく事を大きくしたく無い。3人だけでこの事を解決したいんだ』

苗木『うん。分かった、僕も協力するよ』

舞園『ごめんなさい…。ごめんなさい…。私、こんな方法しか思い浮かばなくて…』ポロポロ


俺「ッ…」グッ


1…アレを使用した時に何があったのか話しても良いけど、交換条件だ
2約束したんだ…。申し訳無いが幾ら霧切さんでも、これだけは何があっても話せない


多数決下5まで

502: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/30(日) 21:38:24.43 ID:goC3o/d90

509: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/08/31(月) 18:56:42.78 ID:1tXCJDsr0
視聴覚室

俺「約束したんだ…。申し訳無いが幾ら霧切さんでも、これだけは何があっても話せない…」

霧切「…。」

俺「…すまない」

霧切「ふぅん…。どんな状況に陥ってても、約束は守るタイプなのね」

俺「…。」

霧切「いいわ。俺君のその沈黙が答えを教えてくれた」クルッ

霧切「これでこの事件の真相が見えて来た。後で学級裁判で会いましょう」スタスタ

俺(霧切さんはもう犯人の目星が付いたのか?)

俺「俺は未だ証拠になりそうな事は3つだけ…」


1モノクマファイル
2争った痕跡
3部屋の清掃状況


俺(なんとかこの3つの証拠で俺の無実の証明と真犯人を突き止めないと)

キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン

俺「はっ!?」クルッ

モニター「」ポチッ

モノクマ『えー、僕も疲れたんでそろそろ始めちゃいましょうか』

モノクマ『お待ちかねの学級裁判を』

俺「」

モノクマ『ではでは、学校エリアの1階にある赤い扉にお入り下さい』

俺「……。」

俺「よし、行くか」

512: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 00:31:34.49 ID:XUq0qnEg0
学校裁判場

モノクマ「やあやあ、やっと来たね」

俺「ここが学級裁判場…」 スタスタ

霧切「ちょっと良い?アレってどう言う意味かしら?」

葉隠遺影「」
江ノ島遺影「」

モノクマ「死んだからって仲間外れにするのは可哀想でしょ?」

セレス「わたくし達は16人なのに、何故17人分の席があるのですか?」

モノクマ「深い意味は無いよ。最大17人収容可能な裁判場ってなだけ」

モノクマ「さてと、前置きはこの辺にして学級裁判を始めましょう」

石丸「よし!皆んなで目を閉じよう!犯人は挙手したまえ!」

大和田「アホか。挙げる訳ねえだろ」

苗木「…。」

モノクマ「うぷぷぷぷ。それでは議論を開始して下さい」

桑田「議論しろっつっても、既に俺が犯人に決まってるしなあ」

腐川「ふ、ふん…。もう自首する覚悟はできたのかしら?…」

俺「うっ…」

俺(マズイな…。俺がクロ過ぎてこのままだと話し合いの余地すら無く終わってしまう…)

舞園「決めつけは良くありませんよ皆さん。話し合ってみれば何か別の物が見えて来る可能性だってあるかもしれません」

俺(舞園さん…)

舞園「折角話し合いの場を用意してくれたんだし、ちゃんと話し合ってみましょう」

桑田「ま、まぁ舞園ちゃんが言うなら…」

山田「超高校級のアイドルにお願いされては聞くしかありませんなぁ。まぁ僕は3次元には興味無いんですけどね」

俺(舞園さんが庇ってくれたお陰で何とか俺にも発言の機会がありそうだ。良かった…)

俺(とりあえず現在は皆んな俺が葉隠君を殺したと思ってるけど、俺が犯人じゃ無いのは俺自身が一番知ってる)

俺(もし俺がこのまま犯人されてしまえば、皆んなが一緒に処刑される事になるんだ…)

俺(だから絶対に間違える訳にはいかない…。この学級裁判で俺がシロだと皆んなに分からせ、真犯人を突き止めないと!)グッ


学級裁判…開廷!!

517: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 01:05:51.03 ID:/FmrD+NCO
学級裁判場

朝日奈「議論しろって言われても…」

山田「ううむ、何から話した物か…」

苗木「じゃあ先ずは一連の事件を振り返る所からやってみようよ」

石丸「よし…ならば僕から断言しよう。殺されたのは葉隠康比呂だ!」

舞園「それくらい皆んな分かります…」

十神「殺人が起きたのは俺の部屋だったな」

朝日奈「そのシャワールームだったよね?」

大和田「葉隠の腹部に刺さってたナイフがあいつを殺した凶器だったな」

苗木「それは違うよ。凶器はナイフじゃなくて厨房にあった包丁だった筈だよ」

大和田「ああ、確か桑田が言うには昨晩から俺の部屋の棚に厨房の包丁が1本置かれてたんだったか」

十神「何故厨房の包丁が部屋に置かれてたんだ俺?」

俺「それは……えっと…」

舞園「…。」

腐川「ほ、ほら答えられない…。やっぱり俺が犯人じゃない…」

山田「俺殿は見かけによらず恐ろしい男だったんですなぁ…」

俺(何とか流れを変えたいが…)

霧切「先ずは事件の振り返りからよ。部屋に包丁が置いてあったと言うだけで彼が犯人だと断定するには早過ぎるわ」

腐川「ううっ…」

山田「むむっ…」

俺(霧切さんは既に犯人を見抜いてるのか?何とか流れを変えてくれたな)

セレス「事件の振り返りですか。では葉隠君はどのように俺君の部屋で殺されたのでしょう?」

不二咲「きっと葉隠君は、俺君の部屋のシャワールームに居る所を突然襲われて、抵抗する間もなく殺されちゃったんだね…」

俺「??」

俺(…ん?今ちょっと気になる発言があったような)

俺(証拠を提示して指摘してみるか?)


残りの弾丸
1モノクマファイル
2争った痕跡
3部屋の清掃状況
4指摘せず話を続ける


安価下

518: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 01:08:20.90 ID:v7jL+a7Zo
2

521: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 01:44:49.16 ID:/FmrD+NCO
学級裁判場

俺(これだ!)>争いの痕跡

俺「いや、待ってくれ不二咲さん」

不二咲「え?」

俺「俺の部屋や床に付いた多数の刃物の傷痕、シャワールームへ行くまでに争いは間違い無くあった筈だ」

不二咲「そ、そうだったんだ…」

俺「きっと葉隠君は俺の部屋に入った所を犯人と遭遇。俺の部屋にあった包丁を持っていた犯人に殺されそうになったから、シャワールームへ逃げ込んだんだ」

腐川「ど、どうしてシャワールームに逃げ込んだのよ…」

俺「それは…。男子の部屋にも鍵が付いてるとでも思ったんじゃないかな…?」

俺「もしくは突然の状況で頭がパニックになって、そこまで頭が回らなかったとか…」

苗木「確かに僕もそんな状況になったらパニックになったら考える余裕とか無くなるかも…」

十神「フン、だが間抜けにも鍵の付いていないシャワールームに逃げたのが運の尽き。そのまま逃げ場も無く殺されてしまったと言う事か」

俺「ああ…。言い方は残酷だけど、そうだと思う…」

十神「葉隠がお前のシャワールームで死んでいた理由は分かったが、未だ肝心の犯人が見えて来ないな」

俺「う、うーん…」

桑田「まぁどうせ俺が犯人だからこれ以上は話し合ったってしょうがないだろ」

俺「いや、俺じゃないって」

桑田「証拠はあるのかよ!?」

俺「証拠は…。無いけど…」

桑田「ほれ見ろ!やっぱお前が犯人じゃん!」

俺「だから俺は…!」

霧切「ちょっと待って。彼以外にも未だ怪しい人物は居る筈よ」

桑田「え?」

俺(霧切さん?)

霧切「次は事件当時の皆んなのアリバイを探ってみましょう」

朝日奈「アリバイって?」

霧切「葉隠君の死に方だと、俺君が部屋に戻る数十分前にはもう犯行は行われてる筈」

霧切「モノクマファイルの葉隠君の死亡時刻から30分前、皆んなが誰と居たのか証明できる人はシロになるわ」

俺(おおっ…何か霧切さん、本物の探偵っぽくて頼りになるな…)

苗木「じゃあ言い出した霧切さんから…」

霧切「私は一人で行動していたから、証明できる人は居ないわ」

苗木「あぁ、そうなんだ…」

俺「……。」

俺(霧切さんの信頼度の上げ下げ激し過ぎる…)

522: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 07:30:49.72 ID:XUq0qnEg0
学級裁判場

朝日奈「私はさくらちゃんと不二咲さんと一緒に食堂で話してたよ。それと舞園ちゃんも後片付けでずっと厨房に居たよね?」

舞園「そうですね。私達4人は一緒に居ました」

桑田「ちなみにさくらちゃんってのは…?」

大神「…我だ」

桑田「ですよね…」

十神「オレはずっと教室に居たのをそこの女が廊下から見ていたな」

腐川「あっ…ひゃ、ひゃいっ!」

十神「フン…気味の悪い女だ」

腐川「えへへ///」

俺(え…何だこの二人の関係は…)

大和田「オレは石丸と居たぜ。何か悩んでたから話しかけてみたら、何か説教されてたけどな」

石丸「説教ではない!アレは正しい学生の在り方を話していたのだ!」

大和田「あぁん?ありゃどう考えても説教じゃねえか!」

俺(…皆んな意外に他の人と居たんだな)

俺「えーと…苗木君は?」

苗木「僕は江ノ島さんと居たんだけど…。死んじゃったからグレーのままかな…」

俺「そっか…」

俺「他の人は皆んな一人で居た感じかな?」

セレス「そうですわね」

桑田「お前に殺されないようにな」

俺「…。」

俺(とりあえずアリバイ無しでグレーなままは俺を除けば霧切さん、苗木君、桑田君、山田君、セレスさんの5人か…)

俺(駄目だ。未だ証拠が足りなさ過ぎる。これだけじゃ犯人が見えて来ないな…)

523: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 09:42:09.82 ID:XUq0qnEg0
学級裁判場

セレス「少しずつ犯人は絞られて来ましたが、未だ特定できる迄には至りませんね」

桑田「つーかやっぱり俺が犯人じゃねーの?アリバイもねーみたいだしさ」

桑田「何より昨日の晩から部屋に厨房の包丁を置いてたのが決定的な証拠だろ」

舞園「…。」

俺「それは違うんだって。今回の事件とは何も関係無いんだ」

山田「ほほぅ。俺殿は何故そうだと言い切れるのですかな?」

俺「そ、それは…」

腐川「ほら答えられ無いんじゃない。やっぱりアンタが犯人なのよ」

山田「そうやって議論を捻じ曲げ、一同を間違った方向へ誘導してるのか…」

山田「ぐぬぬ…恐ろしいスキルの持ち主よ…」

俺(…マズイな。とりあえず先に包丁を持ち出した事を先に弁明した方が良さそうだ)


1モノクマファイル
2部屋の清掃状況
3分からない


俺(駄目だ…。この証拠じゃ証明できない…)

俺(だが直ぐにどうにかしないと…どうにか…どうする?)

舞園「俺君…」

霧切「…。」


舞園好感度7
コンマ下二桁
31以上舞園、エスパーにより俺が無実だと胸を張って言える証拠を持って無い事に気付き代わりに証拠提示
30以下舞園、気付かず(霧切判定へ)


安価下

524: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 09:46:01.08 ID:y9TNcGYlO
はい

541: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 17:06:03.95 ID:Ckuxb8m2O
コンマ08
学級裁判場

舞園(俺君…。皆んなに追い詰められてるけど、どうするのかしら…)

苗木(僕は何故俺君の部屋に包丁が置いてあったか知ってるけど、3人だけの秘密にしてほしいって約束したからな…)

苗木(俺君が発言しない限り余計な事は言わない方が良いか…)

俺「……。」

俺(…マズイな。弁明のしようが無い)

俺(万事休すか…)

桑田「答えられ無いって事はやっぱりお前が犯人だ~!」

腐川「こ、この人殺し…」

不二咲「本当に俺君が葉隠君を殺したの?…」

俺(それは絶対に違う…。だけど今下手に発言しても却って墓穴を掘るだけだ…)

俺(どうすれば…)

十神「厨房の包丁を勝手に持ち出して部屋に置いていた事に弁解は無いんだな俺?」

俺「……。」

霧切「……。」


霧切(イベント発生済み、暴露無し)
コンマ下二桁
41以上霧切「ちょっと良いかしら?私は彼が犯人だとは思えないのだけど」
40以下霧切発言せず(GAME OVER)


安価下

542: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 17:07:26.63 ID:3bmgFkmW0
ほい

545: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 18:14:53.22 ID:Ckuxb8m2O
コンマ63
学級裁判場

霧切「ちょっと良いかしら?」

十神「何だ?」

霧切「私は彼が犯人だとは思えないんだけど」

桑田「…あ?」

俺「霧切さん…」

霧切「確かに厨房の包丁は何故か彼の部屋にあった。けどその代わりに彼の部屋にはあって当然のものが無かったのよ」

十神「あって当然の物だと!?」

霧切「ええ、それが私が彼を犯人だと思えない証拠の一つよ」

俺「…。」

俺(俺の部屋にあって当然の物…)

俺(さっき確か霧切さんが聞いて来てたよな…?確か…)



1工具セット
2俺の髪の毛
3思春期男子なら必ず必要なティッシュのゴミ


安価下

546: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 18:20:46.88 ID:CQfXPuHv0
2

547: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 18:41:00.35 ID:Ckuxb8m2O
学級裁判場

俺「そうだ。俺の部屋にはゴミは愚か俺自身の髪の毛すら落ちて無かったんだ」

桑田「そ、それがどうしたってんだよ!?」

霧切「仮に彼が犯人だとしたら、そんな事本当にするかしら?」

桑田「あ…」

霧切「まるで犯人が自分が部屋に訪れた痕跡を確実に消す為に掃除したみたいね」

桑田「…。」

十神「なら何故そいつの部屋に包丁が置いてあったんだ?」

霧切「それも簡単よ。自衛の為…でしょうね」

十神「自衛だと?」

霧切「俺君の部屋のプレートには舞園さんの部屋のネームプレートが付けっぱなしだったわ」>部屋のネームプレート

舞園「あ…」

俺(そうだった…。未だ元に戻して無いんだった…)

霧切「だけど、電子手帳で見れば分かるけれどあの部屋は元々俺君の部屋よ」

霧切「私の推理だと、最初は昨晩、犯人のターゲットにされそうになった舞園さんが俺君に助けを求めて部屋のネームプレートを交換する事になった」

霧切「俺君は当然承諾したけど、今度は自分が犯人に狙われてしまう…」

霧切「そう思った俺君は食堂に行き、護身用の武器を念の為に部屋に置いておいた」

霧切「そう言う事でしょう俺君?舞園さん」

舞園「え、えっと…」チラッ

俺「あ、ああ…。まさかそこまで見破られるなんて…」

舞園「そ、そうですね…。この中に事件を起こそうて企んでる人が居るなんて言って、皆さんを驚かせたくなかったので本当は2人きりの秘密にしようとしてたんですが…」

セレス「なるほど。その理由なら部屋に包丁が置いてあった事も一応筋は通りますわね」

桑田「そ、そっか…」

俺「…。」

俺(…皆んな気付いてないけど、今の霧切さんの推理は穴がある。夜は食堂にロックがかかっていて包丁は取り出せない)

霧切「…。」

俺(…もしかして霧切さん。俺達を助けてくれたのか?)

548: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 18:51:09.52 ID:Ckuxb8m2O
学級裁判場

腐川「で、でも俺が犯人じゃ無いとしたら、いったい誰が犯人なのよ…」

俺「それは…未だ分からないけど…」

十神「それに未だ俺が犯人じゃないと決まった訳じゃないしな」

俺「え?どうして?」

十神「お前と舞園、それに霧切が共犯の可能性だって残されている」

俺「共犯!?」

舞園「そ、そんな訳ありません!」

霧切「…。」

セレス「そこの所はどうなのでしょう?」

モノクマ「あー、そこはご心配無く。共犯者が居たとしても卒業できるのは実際に手を掛けたクロ一名のみとなります」

苗木(うん?追加ルール?…)

俺(…共犯者は居たとしても逆に自分が処刑されてしまうだけと言う、旨味の無い形になるのか)

不二咲「で、でも犯人が今の事を知らなかったら…」

モノクマ「あー面倒くさいなぁもう!今回の事件に共犯者は居ません!」

モノクマ「はっ!?言ってしまった…」

俺(共犯者は無し…。なら犯行当時アリバイの無い俺、霧切さん、苗木君、桑田君、山田君、セレスさんの中に確実に犯人が居ると言う事か…)

549: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 19:10:06.57 ID:Ckuxb8m2O
学級裁判場

霧切「そもそも何故、犯人は俺君の部屋で犯行に及んだのかしら」

朝日奈「俺に罪を着せたかったとか…?」

苗木「それは違うよ。多分、厨房の包丁が俺君の部屋にあるのを知ってたからだよ」

朝日奈「厨房の包丁があるのを知ってた?」

苗木「うん。そうじゃ無いとそんなピンポイントで厨房の包丁が置いてあった俺君の部屋を狙わない筈」

舞園「厨房の包丁が俺君の部屋に置いてあるのを知ってた人って…」

俺「俺以外には舞園さんと…」

苗木「僕と…」

大和田「ああ?苗木も?」

苗木「う、うん…。実は僕も、昨晩俺君の部屋を訪れてたから…」

十神「何故それを早く言わん」

苗木「ご、ごめん…」

セレス「他には居ませんの?」

俺「あと、俺の部屋に包丁があるのを知ってたのは…同じく昨晩俺の部屋に訪れた桑田君…」

桑田「!?」

桑田「あっ、アホ!オレは殺してねーって!」

十神「苗木か桑田か、絞られたな」

苗木「…。」

桑田「アホアホアホ!オレはやってねえ!葉隠を殺したのは苗木だ!」

俺(苗木君か、それとも桑田君か…)

俺(どっちだ…?)

557: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 20:17:58.67 ID:XUq0qnEg0
学級裁判場

腐川「苗木か桑田…いったいどっちなのよ~…」

苗木「僕は殺してなんか無いよ」

桑田「アホアホアホ!オレも殺してなんかねーぞ!」

石丸「ムムムム…分からない…。さっぱり分からないぞ!」

大和田「いったいどっちがやったのかハッキリさせやがれ!」

苗木「だから僕は葉隠君を殺してなんか無いって!」

桑田「アホアホアホ!苗木の方に決まってるだろうがアホーっ!」

十神「フン、これでは確かめようも無いな」

不二咲「ど、どうすれば良いのかな…」

セレス「うふふ。ではいっそ2分の1に賭けてみますか?」

朝日奈「い、命がかかってるんだよ!?そんな50%なんかに…」

山田「いや、セレス殿は超高校級のギャンブラーなのです。彼女の運に賭けてみる価値はありますぞ」

大神「なるほど…」

舞園「お、俺君…」チラッ

俺「……。」

俺(苗木君か…。それとも桑田君か…)

俺(霧切さんなら何か分かってるんじゃ無いのか?…)ジッ...

霧切「……。」ジッ

俺(…何だ?霧切さん、俺の出方を待ってるのか?)

霧切(もう答えは直ぐそこまできてる…!事件の犯人だと罪を着せられそうになったのは貴方なのよ俺君)

霧切(悔しければもう一度冷静になって事件を振り返ってみせなさい。そうすればこの事件の犯人は見えて来る筈よ)

俺「……。」

俺(…あ、駄目だ。あの目は自分から話す気は無いってやつだ)

俺(犯人を決定づける証拠は持って無いけど、考えるしか無い…)

苗木「僕は殺して無い!」

桑田「アホアホアホ!!」

俺「……。」

モノクマ「これ以上議論を重ねても進展は無さそうだね。それじゃあそろそろ投票の方に移っちゃいましょうか」

俺(考えろ。考えろ考えろ!!)グッ

俺(皆んなで力を合わせて、ここを脱出しようと俺と舞園さんと約束した彼は本当に嘘をついてたか!?)

モノクマ「皆さん。それでは──」


苗木好感度4
コンマ下二桁
61以上苗木を信じた俺、覚醒(全弾補充。事件の全容が明らかに。舞園以外の好感度が1上昇。チャプター1END)
41~60苗木、更なる証拠を提示する(最終判定へ)
40以下そのまま投票へ(GAME OVER)


安価下

558: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 20:18:10.34 ID:A0ZfjoACO

567: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 20:37:20.04 ID:XUq0qnEg0
コンマ34
学級裁判場

ルーレット「」ドゥルルルル...

「桑田桑田桑田」

「×ブッブ--!」

モノクマ「残念!桑田君はクロではありません」

周りの生徒達「「えっ…!?」」

桑田「アホーっ!だからオレじゃねーって!!」

セレス「あら…」

苗木「えっ…?」

十神「ば、馬鹿な…」

俺「……。」

俺(……これ、分からなかった俺のせいなの?)

モノクマ「それでは、クロ以外の皆さんにはお仕置きを受けて貰います!」ポチッ



GAME OVER



────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

575: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 20:41:55.65 ID:XUq0qnEg0
GAMEOVER

Q、残姉ちゃんは助けられますか?
A、コミュ最低1回以上必要且つコンマ判定も成功させないといけません



1最初からやる
2好きな場所から再開する


多数決下3まで

576: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 20:42:29.59 ID:A0ZfjoACO
2

583: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 21:00:21.43 ID:XUq0qnEg0
好きな場所からやり直します


ここから下で指定が2回被った場所からやり直し

584: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 21:00:36.51 ID:A0ZfjoACO
557

589: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 21:04:42.72 ID:0w/TkA8Q0
学級裁判場

腐川「苗木か桑田…いったいどっちなのよ~…」

苗木「僕は殺してなんか無いよ」

桑田「アホアホアホ!オレも殺してなんかねーぞ!」

石丸「ムムムム…分からない…。さっぱり分からないぞ!」

大和田「いったいどっちがやったのかハッキリさせやがれ!」

苗木「だから僕は葉隠君を殺してなんか無いって!」

桑田「アホアホアホ!苗木の方に決まってるだろうがアホーっ!」

十神「フン、これでは確かめようも無いな」

不二咲「ど、どうすれば良いのかな…」

セレス「うふふ。ではいっそ2分の1に賭けてみますか?」

朝日奈「い、命がかかってるんだよ!?そんな50%なんかに…」

山田「いや、セレス殿は超高校級のギャンブラーなのです。彼女の運に賭けてみる価値はありますぞ」

大神「なるほど…」

舞園「お、俺君…」チラッ

俺「……。」

俺(苗木君か…。それとも桑田君か…)

俺(霧切さんなら何か分かってるんじゃ無いのか?…)ジッ...

霧切「……。」ジッ

俺(…何だ?霧切さん、俺の出方を待ってるのか?)

霧切(もう答えは直ぐそこまできてる…!事件の犯人だと罪を着せられそうになったのは貴方なのよ俺君)

霧切(悔しければもう一度冷静になって事件を振り返ってみせなさい。そうすればこの事件の犯人は見えて来る筈よ)

俺「……。」

俺(…あ、駄目だ。あの目は自分から話す気は無いってやつだ)

俺(犯人を決定づける証拠は持って無いけど、考えるしか無い…)

苗木「僕は殺して無い!」

桑田「アホアホアホ!!」

俺「……。」

モノクマ「これ以上議論を重ねても進展は無さそうだね。それじゃあそろそろ投票の方に移っちゃいましょうか」

俺(考えろ。考えろ考えろ!!)グッ

俺(皆んなで力を合わせて、ここを脱出しようと俺と舞園さんと約束した彼は本当に嘘をついてたか!?)

モノクマ「皆さん。それでは──」


苗木好感度4
コンマ下二桁
61以上苗木を信じた俺、覚醒(全弾補充。事件の全容が明らかに。舞園以外の好感度が1上昇。チャプター1END)
41~60苗木、更なる証拠を提示する(最終判定へ)
40以下そのまま投票へ(GAME OVER)


安価下

590: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 21:04:57.22 ID:CQfXPuHv0
ほい

601: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 21:49:50.42 ID:XUq0qnEg0
557からやり直します
学級裁判場

腐川「苗木か桑田…いったいどっちなのよ~…」

苗木「僕は殺してなんか無いよ」

桑田「アホアホアホ!オレも殺してなんかねーぞ!」

石丸「ムムムム…分からない…。さっぱり分からないぞ!」

大和田「いったいどっちがやったのかハッキリさせやがれ!」

苗木「だから僕は葉隠君を殺してなんか無いって!」

桑田「アホアホアホ!苗木の方に決まってるだろうがアホーっ!」

十神「フン、これでは確かめようも無いな」

不二咲「ど、どうすれば良いのかな…」

セレス「うふふ。ではいっそ2分の1に賭けてみますか?」

朝日奈「い、命がかかってるんだよ!?そんな50%なんかに…」

山田「いや、セレス殿は超高校級のギャンブラーなのです。彼女の運に賭けてみる価値はありますぞ」

大神「なるほど…」

舞園「お、俺君…」チラッ

俺「……。」

俺(苗木君か…。それとも桑田君か…)

俺(霧切さんなら何か分かってるんじゃ無いのか?…)ジッ...

霧切「……。」ジッ

俺(…何だ?霧切さん、俺の出方を待ってるのか?)

霧切(もう答えは直ぐそこまできてる…!事件の犯人だと罪を着せられそうになったのは貴方なのよ俺君)

霧切(悔しければもう一度冷静になって事件を振り返ってみせなさい。そうすればこの事件の犯人は見えて来る筈よ)

俺「……。」

俺(…あ、駄目だ。あの目は自分から話す気は無いってやつだ)

俺(犯人を決定づける証拠は持って無いけど、考えるしか無い…)

苗木「僕は殺して無い!」

桑田「アホアホアホ!!」

俺「……。」

モノクマ「これ以上議論を重ねても進展は無さそうだね。それじゃあそろそろ投票の方に移っちゃいましょうか」

俺(考えろ。考えろ考えろ!!)グッ

俺(皆んなで力を合わせて、ここを脱出しようと俺と舞園さんと約束した彼は本当に嘘をついてたか!?)

モノクマ「皆さん。それでは──」


苗木好感度4
コンマ下二桁
61以上苗木を信じた俺、覚醒(全弾補充。事件の全容が明らかに。舞園以外の好感度が1上昇。チャプター1END)
41~60苗木、更なる証拠を提示する(最終判定へ)
40以下そのまま投票へ(GAME OVER)


安価下

602: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 21:50:50.23 ID:yVZNhQ7cO

608: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 22:04:36.19 ID:XUq0qnEg0
コンマ23
コンマ34
学級裁判場

ルーレット「」ドゥルルルル...

「桑田桑田桑田」

「×ブッブ--!」

モノクマ「残念!桑田君はクロではありません」

周りの生徒達「「えっ…!?」」

桑田「アホーっ!だからオレじゃねーって!!」

セレス「あら…」

苗木「えっ…?」

十神「ば、馬鹿な…」

俺「……。」

俺(……これ、分からなかった俺のせいなの?)

モノクマ「それでは、クロ以外の皆さんにはお仕置きを受けて貰います!」ポチッ



GAME OVER



────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

609: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 22:07:10.83 ID:XUq0qnEg0
GAMEOVER

Q、特定のキャラと恋人になったりできますか?
A、できます



1最初からやる
2好きな場所から再開する


多数決下3まで

610: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 22:07:24.44 ID:CQfXPuHv0
2

617: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 23:11:17.41 ID:XUq0qnEg0
好きな場所からやり直します


ここから下で指定が2回被った場所からやり直し

619: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 23:13:57.06 ID:ac9qqAve0
577

624: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 23:19:35.95 ID:XUq0qnEg0
557から再開
学級裁判場

腐川「苗木か桑田…いったいどっちなのよ~…」

苗木「僕は殺してなんか無いよ」

桑田「アホアホアホ!オレも殺してなんかねーぞ!」

石丸「ムムムム…分からない…。さっぱり分からないぞ!」

大和田「いったいどっちがやったのかハッキリさせやがれ!」

苗木「だから僕は葉隠君を殺してなんか無いって!」

桑田「アホアホアホ!苗木の方に決まってるだろうがアホーっ!」

十神「フン、これでは確かめようも無いな」

不二咲「ど、どうすれば良いのかな…」

セレス「うふふ。ではいっそ2分の1に賭けてみますか?」

朝日奈「い、命がかかってるんだよ!?そんな50%なんかに…」

山田「いや、セレス殿は超高校級のギャンブラーなのです。彼女の運に賭けてみる価値はありますぞ」

大神「なるほど…」

舞園「お、俺君…」チラッ

俺「……。」

俺(苗木君か…。それとも桑田君か…)

俺(霧切さんなら何か分かってるんじゃ無いのか?…)ジッ...

霧切「……。」ジッ

俺(…何だ?霧切さん、俺の出方を待ってるのか?)

霧切(もう答えは直ぐそこまできてる…!事件の犯人だと罪を着せられそうになったのは貴方なのよ俺君)

霧切(悔しければもう一度冷静になって事件を振り返ってみせなさい。そうすればこの事件の犯人は見えて来る筈よ)

俺「……。」

俺(…あ、駄目だ。あの目は自分から話す気は無いってやつだ)

俺(犯人を決定づける証拠は持って無いけど、考えるしか無い…)

苗木「僕は殺して無い!」

桑田「アホアホアホ!!」

俺「……。」

モノクマ「これ以上議論を重ねても進展は無さそうだね。それじゃあそろそろ投票の方に移っちゃいましょうか」

俺(考えろ。考えろ考えろ!!)グッ

俺(皆んなで力を合わせて、ここを脱出しようと俺と舞園さんと約束した彼は本当に嘘をついてたか!?)

モノクマ「皆さん。それでは──」


苗木好感度4
コンマ下二桁
61以上苗木を信じた俺、覚醒(全弾補充。事件の全容が明らかに。舞園以外の好感度が1上昇。チャプター1END)
60以下苗木覚醒(苗木が事件を解決する。チャプター1END)


安価下

625: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/01(火) 23:20:26.06 ID:3kZLesnVO
エンジョイ!

631: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 00:08:35.19 ID:fUnmKRiQO
コンマ06
学級裁判場

俺(駄目だ…。幾ら考えても、もう俺には何も見えてこない…。これまでか…)

モノクマ「お手元のスイッチを押して犯人だと思う人を投票して──」

「ちょっと待ってモノクマ!」

モノクマ「うん?」

俺「苗木君…?」

苗木「未だ証明できて無い事があったんだ。もう少しだけ時間をくれないかな」

俺(未だ証明できて無い事?…)

モノクマ「えー。どうしようかなぁ」

苗木「大丈夫。直ぐに終わらせるから」

モノクマ「じゃあ後5分だけね」

苗木「5分…まぁそれで良いよ」

俺(苗木君…いつに無く凄い自信だ…。もしかしてこの土壇場で犯人が分かったのか?)

霧切「…。」

十神「言ってみろ苗木。いったい何が分かったんだ?」

苗木「うん。それは…」

桑田「おいコラ苗木!もしかして犯人はオレだって言うんじゃねーだろなぁ!?このクソボケアホンダラ!」

苗木「…いいや違うよ。この事件の犯人は僕でも桑田君でも無いんだ」

俺「違う?…」

朝日奈「ええっ!?」

大和田「どっちかじゃねーのか!?」

セレス「もし苗木君の推理が当たっていたなら、投票へ行けば不味かったですわね。どちらにも犯人はいませんから勝ち目はありませんもの」

山田「しかし、苗木殿がこれから言う推理が未だ間違えている可能性も…」

苗木「ま、まぁそれは皆んなが判断してよ。とにかく考えてみたら、未だ解けて無い事があったんだ」

大和田「解けて無い事だと?」

俺(…苗木君、もしかして俺の知らない証拠を持っていたのか?)

俺(俺はもう頭が回らなかった…。後は彼の推理に全てを託すしかない…)

632: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 00:31:38.31 ID:fUnmKRiQO
学級裁判場

苗木「もう一度思い出してみてよ皆んな。葉隠君はどうやって殺されてたの?」

不二咲「どうやってって…」

俺「モノクマファイルを見ると刺殺…だったよな?」

舞園「はい。凶器は厨房の包丁で…」

苗木「そう。犯人に厨房の包丁で刺されて葉隠君は殺されたんだ。なら葉隠君が刺された時に必ず付着する物があるよね」

十神「…!そうか返り血か!」

俺「返り血…」

苗木「そう。あんな短い包丁でお腹を刺されたんだ。犯人の衣服にはかなりの返り血が付いた筈だよ」

セレス「犯人の衣服に返り血が付いた事は分かりましたが、それでどうやって確かめるのです?」

セレス「まさか1人ずつ衣服の匂いを嗅いで確かめるのですか?」

舞園「そ、そんな…。そんな方法困ります…///」

苗木「いいや、その必要は無いよ。それに一人一人そんな事をしてたら、モノクマと約束してた5分を経過してしまう」

石丸「ではどうやって確かめるのだ?」

苗木「もう確かめようが無いんだ」

十神「確かめようが無いだと?」

苗木「犯人は既に返り血の付着した衣服をトラッシュルームで
燃やして証拠を消し去ったからね」

大和田「トラッシュルームで燃やしただと?だがあそこは鉄格子で入れなくなってるじゃねえか」

苗木「うん。だけど例外があるんだ、掃除当番はあそこの鉄格子を開く事ができる」

朝日奈「え?…と言う事はもしかして…掃除当番が犯人…?」

苗木「そう…。俺君の部屋で葉隠君を殺した犯人は山田君…。君なんだ」

山田「な…ななっ!?」

俺(まさか苗木君でも桑田君でも無くて…真犯人は山田君だったのか!?)

633: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 00:49:55.96 ID:fUnmKRiQO
学級裁判場

山田「た、確かに拙者は掃除当番を任されましたが、その推理はおかしくありませんか苗木殿?」

山田「そもそも拙者は先程俺殿が挙げた"俺殿の部屋に包丁が置いてある"のを知らなかった者の一人ですぞ」

苗木「それは違うよ!君は知ってた筈だ山田君」

山田「えっ…」

苗木「舞園さん。舞園さんが集めた証拠の内"石丸君の証言"を思い出してみて」

舞園「石丸君の?…あ…」

舞園「確か、朝食を取った後桑田君と葉隠君と山田君の3人が部屋に戻ろうとしていたのを見かけて…」



山田『どうしたのですかな桑田殿?今日はいつに無く挙動不審ですな』スタスタ

桑田『…お前らもあいつ…俺には近づかねー方が良いぞ』スタスタ

葉隠『俺っちがどうしたんだべ?』

桑田『実は昨晩、偶々あいつの部屋に入った時に、あったんだよ人を殺す凶器が…』

山田『な、何とおっ!?』

桑田『厨房の包丁だ…。あいつ、卒業するつもりだぜ…』

葉隠『う、嘘だべ!?俺っち誰か殺すつもりなんか!?』

桑田『しーっ!声がでけーってお前!?』

石丸『そんな所で仲良くどうした3人共』

桑田『あ…いや、な、何でもねーよ…はは』



石丸「そうだ。確かあの時3人が一緒に居るのを見かけたぞ」

苗木「思い出してみて桑田君。その時に山田君と葉隠君に俺君の部屋にあった包丁の話をしたんじゃないかな」

桑田「い、言われてみればそうだった…!間違い無く俺が犯人だって思ってたから頭から抜けちまってたけど…や、山田。お前…」

山田「ぬがー!?違いますぞ!それは苗木殿の単なるこじつけでござる!!拙者は葉隠殿を殺してなぞ──」

霧切「なら私からも一つ証拠を出しても良いかしら?」

山田「な、なぬっ!?」

霧切「トラッシュルームを調べた時に焼却炉の中に未だ熱がこもってたのはどう言う事かしら?」

山田「そ、それは…。他の誰かがゴミを燃やそうと…」

苗木「あの鉄格子は普段掃除当番しか開けられ無い筈だよ。山田君…」

山田「ぬぬぬ…」


634: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 01:12:41.38 ID:fUnmKRiQO
学級裁判場

俺(霧切さん焼却炉の中に手まで入れて調べてたのかよ…。エッグ…)

山田「ま、待って下され!今の推理はおかしい所だらけだ!拙者は証拠が提示されなければ断固認めませぬぞ!?」

苗木「ならこれで証明するよ」

苗木「…山田君。君しか入れないトラッシュルームの中で落ちていたコロコロクリーナーのゴミは何だったの?」

俺(…ん?そんなのあったのか?…いや、トラッシュルームを調べて無い俺が知る訳無くて当然か)

山田「あ、アレは俺殿のゴミじゃありませぬぞ?拙者が自分の部屋を掃除した時の物で…」

苗木「なら、山田君…。君の部屋のコロコロクリーナーを見せてくれないかな…」

山田「なっ…ふあぁっ!?」

苗木「こんな状況で呑気に部屋の掃除なんかする人なんて居ない。山田君のコロコロクリーナーは未だ未使用の筈だよ」

山田「うっ…」

霧切「先に言っておくけど、失くした…なんて言い訳は無しよ?」

山田「あっ…あばっ…あばばっ…」

十神「どうやら、反論は無いようだな」

山田「あ…ああぁぁぁっ…」

苗木「山田君…」

モノクマ「うぷぷぷぷ。流石だねえ苗木君、ジャスト5分だよ」

苗木「…。」

モノクマ「それではオマエラ。お待ちかねの投票タイムと行きましょうか。お手元のスイッチで投票を開始して下さい~」

モノクマ「投票の結果、その答えとなるのは誰か!?」


スロット「」ジャコッ
「山田山田山田」
「GUILTY」メダルジャラジャラジャラジャラ


俺(…こうして、俺は何もしてないが苗木君の活躍により事件の犯人は特定できた)

635: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 01:21:26.93 ID:fUnmKRiQO
学級裁判場

モノクマ「ひゃっほー!大正解!今回葉隠康比呂君を殺したのは、山田一二三君でした!」

苗木「ッ…」

朝日奈「山田…」

大和田「てめえ!?どうしてこんな事しやがった!?」


山田「せ…拙者だって、本当は殺したくなぞ…ただ、俺殿の部屋に包丁の真偽を確認しに行ったら…」

山田「彼が後を着けていて…」


葉隠『や、山田っち!?な、なんでその包丁を…』

山田『い、いや!これは確かめようとしただけで…』

葉隠『は、早く皆んなに知らせねえと!?』

山田『なっ…!?や、辞めるんだ葉隠殿!?それをバラされればせ、拙者は…拙者は…!』ビュンッ

葉隠『うわっ!?や、やめろ山田っち!?わあぁぁぁっ!?』



山田「そして…そして……うぅぅ…」ポロポロ..

俺「…。」ゴクリッ

俺(…これって半分、部屋に包丁を置きっぱなしにしてた俺のせいじゃん)グッ

俺(やはりあんな危険な物が部屋にあるのに、迂闊に部屋を離れるんじゃ無かった…。朝食会が終わったら直ぐに部屋に戻るべきだった…)グッ...



636: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 01:34:31.75 ID:fUnmKRiQO
学級裁判場

モノクマ「それでは秩序を乱した山田君にはお仕置きをします」

山田「えっ……ど、どうなるのです…」

俺「山田君…」

桑田「山田…」

舞園「山田君…」

山田「み、皆んな…何故そんな目で拙者を…」

モノクマ「超高校級の同人作家の山田君にはスペシャルなお仕置きを用意しました!」ポチッ

山田「えっ…スペシャルってなんぞ…」


GAME OVER
「ヤマダクンガクロニキマリマシタ
オシオキヲキイシシマス」


山田の居た場所「落とし穴「」」ガシャンッ

山田「えっ…ぬわあぁぁぁっ!?」ヒュ-ン...



町の中

山田「」ドスンッ

巨大モノクマ「ガオ--!!」ドガ-ンドガ-ン


俺(なんだ?特撮モノ…?)


ぶー子「」ギュイ-ン

山田「!?」

巨大モノクマ「ガオ--!」
ぶー子「デュワッ!!」


俺(特撮らしく戦いだした巨大モノクマと謎のぶー子。だがダメージを受けてるのは真ん中にいる山田君だけ…)

俺「……!」

周りの生徒達「「!!!」」


巨大モノクマ「」ボオオッ!!
ぶー子「」ピカ-ン!!

山田「」バチバチバチッ...ドガ-ン!.


俺(…両者の必殺技らしき物を真ん中で食らった山田君は大爆発を起こして跡形も残らないくらい無惨に死んでしまった)

637: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 01:47:33.45 ID:fUnmKRiQO
処刑場

俺(山田君の処刑を見ていた皆んなはそのグロテスクで凄惨な光景に絶句し、恐怖し、泣いている人達も居た…)

苗木「くっ…」ブルブル

舞園「あっ…うぅっ…」ビクビク...

大和田「や、山田…」ゴクリッ

桑田「うっ…嘘だろ?…」チョロ...

不二咲「嫌だよ…こんなの…」ポロポロ



モノクマ「エクストリーム!やっぱり怪獣同士の戦いは熱かったねえ!」


俺「モノ…クマッ…」グッ

俺(数日間だけだったが、一緒に過ごした仲間が目の前でモノクマにより簡単に命を奪われ俺は怒っていた…)グッ

モノクマ「うんうん。分かるよ、俺君。絶望しているんだね、君の軽率な行動が葉隠君と山田君の命を奪う結果に繋がった事に」

俺「ッ…」グッ

苗木「全部お前のせいじゃ無いか!!」

霧切「今はやめておきなさい」

俺「霧切さん…」

霧切「彼等の仇を取りたいのならね」

俺「……。」

苗木「くっそおっ…」

俺(今の俺達はモノクマに逆らう事もできない…。ただ、無力だった…)

639: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 01:55:23.40 ID:fUnmKRiQO
俺個室内

俺(俺達はその後、誰も言葉を発しないままそれぞれの部屋へと戻って行った)

ベッド「」ボフッ

俺「はぁ…」

俺(…部屋に戻ると、いつの間にか俺の部屋は争った痕跡は一つも無いくらいに綺麗にされていた)

俺「まるで事件が何も起きなかったみたいだな…」

俺「……。」

俺(…本当にそうならどれだけ良かったか)

俺(でも葉隠君に江ノ島さんに山田君…。3人はもう死んでしまった…)

俺(死んだ人間は2度と戻って来る事も無いし、話す事もできない…)

俺「……。」スッ

俺手「」

俺「みんなで力を合わせてここから出よう…か…」

俺「…だがもう、争いは起きてしまったんだよな」

俺「……。」スッ

俺(…俺は必ず最期まで生き延びて、この事件の黒幕を捕まえてやる)



チャプター1END

640: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 02:00:21.31 ID:dNT160QF0
チャプター1俺活躍度(0%)→特典無し


1最初からやる
2プロローグ後(>>155からやる)
3そのまま次のチャプターへ進む


多数決下5まで

641: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 02:00:57.93 ID:xLGGpw5ro
3

653: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 21:17:27.61 ID:dNT160QF0
次のチャプターへ移ります
体育館

モノクマ「イチニーサンシー」スイスイ

石丸「イッチ二、サン、シッ!」グッグァ

俺「…。」

他の生徒達「…。」

俺(昨晩、葉隠君が殺された学級裁判を苗木君の機転により何とか犯人を突き止めて乗り越えた俺達は体育館へと呼び出されていた)

モノクマ「ふぅ~、やっぱ運動って気持ち良いよね!インドアばっかだと身体も鈍っちゃうからね」

腐川「自分で閉じ込めた癖に…」

モノクマ「細かい事は気にしない。それがマイ生き方」

モノクマ「あ、今の僕カッコ良かったんじゃない?どう舞園さん、僕も芸能会デビューできそう?」

舞園「そんな事よりどうして私達をここに呼んだんですか?…」

モノクマ「んもう、セッカチだなあ、舞園さんは。でもそんな大胆な君も好き…ハァ、ハァ…」

舞園「…。」

俺(…舞園さんが心配になるのも分かる。あいつは前回もこうして皆んなに外に出たくなる動機をばら撒いたんだ)

俺(あの時は俺がギリギリ舞園さんを止めたけど、もし間に合わなければ…。舞園さんも山田君のように殺されてたかもしれないんだ…)

俺(だから、もしかすると今回も新たな殺人の動機を…)ゴクリッ

モノクマ「うぷぷまぁいいや。俺君も気になってるみたいだからこれ以上勿体ぶらずに発表します」

俺「いったい何を発表するんだ…?」

モノクマ「この希望ヶ峰学園は、学級裁判を乗り越える度に新しい世界が広がるようになっております」

俺「新しい世界だって…?」

モノクマ「オマエラも一生ここで暮らして行くのに、なーんも刺激が無いと困るでしょ?」

モノクマ「それに、過度にやる気を与えないとオマエラみたいなシラケ世代は直ぐにブーたれるし!」

モノクマ「てな訳で、探索はどうぞご自由に。学級裁判後の世界を思う存分堪能してくださーい!」ヒョイッ

俺(モノクマは俺達にそれだけ告げると消えて行った)

俺「しかし、新しい世界って何なんだ…?」

654: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 21:47:17.98 ID:dNT160QF0
学園側
廊下

俺(とりあえずこのまま体育館に居ても仕方が無いので、モノクマの言う新世界とやらを探索しようと廊下に出てみたら、確かに新世界とやらが俺達の目の前に広がっていた)

桑田「うおっ!?シャッターが動いた!?」

鉄格子「」ガタガタガタガタ...

苗木「2階への階段…」

階段「」

セレス「新世界とはこれの事でしょうか?」

俺「うん。多分…」

大神「もしかすれば2階へ行けば脱出口も見つかるかもしれん…」

石丸「よしっ!では皆んなで行ってみようではないか!」スタスタ

俺(俺達は石丸君に釣られて、続々と上の階層へと向かった)


655: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 22:01:15.09 ID:dNT160QF0
2階
教室

舞園「そっちはどうですか?」

俺「いや、こっちの鉄板も頑丈にされてる…。1階の教室と同じだ」フルフル

窓がある場所に付けられた鉄板「」

舞園「そうですか…。やはり2階にも外へ出られる場所はありませんでしたね…」

俺「ああ…。1階と比べて娯楽施設が多かったけど、脱出口はね…」

俺(俺達は2階に上がってから手分けして学園を再び捜索した)

俺(とりあえず2階にあった部屋は、1階と同じく2つの教室。男女別のトイレ、更衣室とプール、図書室…)

俺(その他に新たに1階の倉庫と大浴場が開放されていた)

俺(しかし、何処を探しても外への出口なんか見つかる事は無かった)

舞園「とりあえず今頃は図書室を探索している皆さんと合流しましょうか私達も」

俺「ああ、行こう」スタスタ
 

図書室

不二咲「あっ、俺君、舞園さん。そっちの教室はどうだった?」

俺「特に何も…。1階と同じで窓には鉄板が貼られて、監視カメラが設置されてる教室だった」

舞園「そちらはどうでした不二咲さん?」

不二咲「こっちも同じ…。特に変わった所は見つからなかったよ…」

舞園「そうですか…」

霧切「壁を一つずつ探ってみたけど、秘密の部屋らしき物も見つからなかったわね。こう言う部屋には大抵秘密の部屋があるものなのに」

俺「そ、そっか…」

俺(…真顔で何を言ってるんだ霧切さんは)

656: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 22:37:08.24 ID:dNT160QF0
図書室

俺(2階に行けば出口…または出口に繋がる何かがあると期待していたのか、何も無い事実を知り皆んながガッカリしていた)

桑田「はぁ…やっぱこの学園で生きてくしかねーのかなぁ…」

セレス「適応すれば良いと言ったでしょう?簡単な事です」

大和田「言ってろよ。誰がこんな場所なんかで一生暮らすかってんだ」

周りの生徒達「…。」

朝日奈「ま、まぁ皆んな元気だしなって。皆んなで協力すればいつか出られる筈だって」

俺「うん。そうだ、確かに朝日奈さんの言う通り──」

「気休めにもならない事を言うな」

俺「十神君…」

霧切「俺君。これを見て」

俺「あ、ちょっと…」スタスタ

十神「結局殺人は起きた。次からはもっと簡単に裏切る者が現れる筈だ」

腐川「山田が口火を切った所為よ…」

朝日奈「だけどさ、これ以上犠牲を出さない為にも皆んなで協力して」

十神「黙れ。これはもうそんな次元の話じゃ無いんだ」

舞園「…どう言う事ですか?」

セレス「つまり黒幕はわたくし達が考えてたよりも、ずっと大きな力を持ち合わせているようです」

大神「…つまり我々はどうするべきだ?」

十神「ここでのルールに従うまでだ。他の奴等を騙して勝つ。それしか方法は無いだろう」

不二咲「それって殺し合うって事…?そんなの、したくないよ…」


机の前

俺「これって…パソコン?」

ノートPC「」

霧切「ええ、そうみたい」

俺「…。」カチッカチッ

ノートPC「」シ-ン...

俺「…壊れてるけど?」

霧切「これが繋がれば、色々と情報を集められると思ったんだけど」

俺「そんな上手い話ある訳無いか…」

苗木「あれ?これ何だろ?」スッ

俺「苗木君?その封筒は?」

苗木「分からない。引き出しを開けたら出て来て…希望ヶ峰学園、学園長って書いてあるけど…」

俺「学園長?」

霧切「??」

十神「ほぅ…。面白そうな物が出て来たな、読んでみろ苗木」

657: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 22:58:51.28 ID:dNT160QF0
図書室

苗木「えっと…え!?希望ヶ峰学園は廃校になったって書いてある」

舞園「え…この学園、廃校になってたんですか…?」

苗木「うん。でも近い将来、重要な問題が解決され次第…活動を再開させるって…何これ?」

霧切「どうやらこの学園は、既に学校としての役割を終えているようね」

苗木「でも最初ここに来た時、全然そんな雰囲気はなかったけど…」

十神「黒幕はこの希望ヶ峰学園を乗っ取り、この妙な舞台を作り上げたと言う事か」

俺「…。」

俺(俺達がここに来る前から黒幕はこの学園を乗っ取っていた…。でも、今一番気になったのは…)

俺「霧切さん。重要な問題って何だと思う?」

霧切「さぁ…現段階じゃ分からないけど、これは重要な手掛かりとなる筈よ。黒幕の目的を探る為のね」

俺(今後重要な手掛かりになるのか…。一応覚えておこう)

十神「この手の低俗な小説は今まで読んだ事が無かったが、これからは参考になるな」スッ

山積みにされた推理小説「」トンッ

苗木「参考って…?」

俺「もしかして十神君…」

十神「こんな緊張感のあるゲームなどそう体験できる物じゃ無いんだ。やるからには楽しまんとな」

俺「誰かを殺して卒業する気…?」

十神「無論だ。これはそう言うゲームだろう」

俺「…。」

苗木「その本に書かれてあるトリックを使うの…?」

十神「フン、参考にさせて貰うだけだ。やる時はオリジナルでやる」

俺「……。」


1ゲーム感覚で仲間を殺す気の十神を殴る
2俺は苦虫を噛み潰したような気持ちで十神を睨んだ
3…十神君に先を越されてたまるか。ここから卒業するのは俺だ


多数決下5まで

658: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 22:59:45.58 ID:omMZwppg0
暴力はよくない、2

662: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/02(水) 23:47:01.77 ID:dNT160QF0
図書室

俺(…本当は修正してやりたかったが…こんな状況で仲間同士で喧嘩をしている場合じゃないか)スッ

俺(だけど十神君…いや、十神…。絶対に君の好きにはさせない!)ギロッ

十神「フン、その意気だ俺。このオレが憎いならその憎しみを力に変えてみろ」

俺「ッ…!」

十神「まぁ最後にこのゲームを勝つのはこのオレだがな」

苗木「十神君…」

大和田「何がゲームだ!?ふざけた事抜かしてんじゃねーぞ!」

十神「ゲームはゲームだろう?」

セレス「ゼロサムゲームですわね」

苗木「ゼロサムゲーム?」

セレス「入学試験や出世競争。殆どの社会活動がこれに当てはまりますが、但し…」

セレス「この場合はたった1人の黒幕を奪い合うのですわ」

俺「負けた人間は全員殺されるのか…」

セレス「そうなりますわね」ニコッ

周りの生徒達「…。」ゾクッ...

苗木「そんな…」

セレス「貴方は、そのゲームで自分が負けるとは微塵も考えて無いようですわね」

十神「当然だ」

セレス「うふふふ。流石世界有数の財閥である十神財閥の時期当主ですわね。言う事が違いますわ」

セレス「超高校級の御曹司の前では、試練やゲームなぞ勝つ為だけの存在。例え命がかかっていたとしても」

十神「よく分かってるじゃないか」ドヤアッ

舞園「ちょ、ちょっと待って下さい!今は皆んなで争ってる状況じゃ…」

十神「本当にそうか舞園?」

舞園「えっ…」

十神「お前だって、超高校級のアイドルになる為に他の奴等を蹴落として、その地位を確立したんじゃ無いのか?」

舞園「そ、それは……」

舞園「……。」

俺「舞園さん。もう彼には何を言っても無駄だよ…」スッ

舞園「俺君…」

俺「彼は俺達とは袂を分かったんだ。彼が協力する気が無いなら、無理強いさせる事は無い」

俺「その代わり、もし彼がクロの場合は俺が必ず追い詰めてやる!」グッ

十神「フン、よく分かってるじゃないか俺。だが、前回の学級裁判の体たらく見るに、お前では俺の相手にもならんだろうが」

俺「うぐっ…」

俺(確かに苗木君任せだったけども…)

十神「お前らもそいつのように気合いを入れておけ。敵が本気じゃなければオレもつまらんからな」

665: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 00:03:18.29 ID:tartbAkm0
図書室

「嫌…だ…」

十神「…うん?」

俺「不二咲…さん?…」

不二咲「ダメだよ…。仲間同士で殺し合うとか、疑い合うなんて…」

不二咲「そんなの…そんなの絶対ダメだよ!」

俺「不二咲さん…」

十神「仲間同士だと?オレ達は仲間なんかじゃないと言っているだろう!」

不二咲「で、でも…やっぱり…」

十神「お前だって、山田に投票したんだろう?」

不二咲「うっ…」

朝日奈「あの時山田に投票してなかったら、あたしらが殺されてたんだよ?…」

桑田「オレ達の所為じゃねーだろ…。あの時ばっかりは…」

苗木「そうだよ、悪いのは不二咲さんじゃない!ましてや、山田君でも無い!」

苗木「全部黒幕の所為なんだ!」

モニター「」ブツッ

苗木「ん?」クルッ

モノクマ『青少年の主張ーー!』

俺「何しに出てきたんだ?…」

モノクマ『オマエラの発言には、自分を正当化しようとする浅ましさが見え見え隠れ見え見えくらいの割合』

モノクマ『殆ど、丸見えな見え隠れでした』ブチッ

桑田「切れた…。なんだ?ただの嫌がらせだったのか…?」

不二咲「うっ…うぅっ…」ボロポロ

舞園「不二咲さん…」スッ

大和田「おい、んなの気にすんなって…」

十神「フン、また仲良しごっこが始まったか」

大和田「よし決めた!こいつは殺すぞ!!」バッ

石丸「やめたまえ!」バッ

大和田「ぐっ!」ググッ

朝日奈「ちょっと落ち着いてって!!」

俺「大和田君が今ここで十神を殺しても、お仕置きされるのは大和田君になるだけだ…」

大和田「くっ…」

667: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 00:17:56.24 ID:tartbAkm0
図書室

十神「とにかく、オレはこれ以上お前等と一緒に無意味な行動を共にするつもりはない」スタスタ

俺(そう言って十神は図書室の奥へと消えて行った…)

俺(…多分、いつもの朝食会や報告会に今後彼が現れる事は無いだろう)

腐川「うぅ…。でも…十神君の言う通りかも…」

朝日奈「もう、腐川ちゃんまで何言ってんの」

腐川「どうせ!あたしが居なくなったって誰も困らないんでしょ!?居なくなって欲しいんでしょ!?」

苗木「い、いやあ…そんな事は誰も言って無いけど…」

腐川「目がぁっ!目がそう言ってんのよ!」タッタッタッ

桑田「なんだありゃ…。やべえなオイ…」

俺「はぁ…」

俺(1回殺人が起きてしまってから、皆んなバラバラになって行く…。仕方の無い事なのかな…)

668: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 00:34:59.48 ID:tartbAkm0
図書室

朝日奈「あ、あのさ!折角行動範囲が広がったんだし、プールに行ってみない?」

朝日奈「泳げば気分も晴れるよ」

大神「うむ…。そうだな…」

セレス「行ってみましょうか」

朝日奈「ねぇねっ、不二咲ちゃんも」スタスタ

不二咲「えっ…えっ…?」

桑田(へぇ。女子達はプールか)チラッ

朝日奈胸「」ボインッ

桑田(うおっ…///)

桑田「う、うしっ!オレもちょっと久々に男子更衣室でトレーニングでもするかな」スタスタ

苗木(あれ?桑田君って確か練習した事も無いのに野球選手になったんじゃなかったっけ?)

朝日奈「霧切ちゃんはどうする?」

霧切「遠慮しておくわ。未だ調べたい事があるから」スタスタ

朝日奈「そっかぁ~…じゃあ舞園ちゃんは?」

舞園「私もお気持ちは嬉しいですが、未だ俺君とやる事があって…」

朝日奈「やる事?」

舞園「ええ。すみません」

俺(あ、もしかして捜査の助手の事かな…?)

俺「いいよ舞園さん。今日は皆んなとリフレッシュでもして来なよ」

舞園「え?でも…」

俺「舞園さんだってこの数日で色んな物を見て精神的に疲れてるんだし、リフレッシュは必要だって。行ってきなよ」

舞園「そうですか?…」

俺「うん」

舞園「あ、じゃあ俺君も皆んなと一緒に泳ぎません?」

俺「えっ!?俺も!?」

舞園「はい、勿論更衣室は別ですけどね」

朝日奈「俺も来る?いいよ~」

俺「う、うーん…苗木君は?」

苗木「いや、僕は良いよ。小腹が空いたからちょっと食堂に行ってくる」スタスタ

俺「そっかぁ…」

俺(なら男子俺一人かぁ…うーん…)


自由行動
1遠慮して苗木と食堂へ行く(苗木&大和田&石丸イベント)
2遠慮して霧切を追う(霧切イベント)
3遠慮して腐川を追う(腐川&十神イベント)
4じゃあ…俺も行くかあ!(舞園&セレス&朝日奈&不二咲&桑田イベント)
5やっぱり舞園さんと2人で話したい事があった(舞園イベント)


多数決下5まで

669: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 00:35:34.64 ID:ec3AE5TT0
4

673: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 08:47:26.71 ID:tartbAkm0
図書室

俺「よし、じゃあ…俺も行くかあ!」

舞園「ええ、行きましょう」

朝日奈「行こう行こう~」



プール前

朝日奈「あれ?鍵がかかってるみたい」グッ

俺「え?あ、男子更衣室もだ」グッ

更衣室「」ガチャガチャ

モニター「」プンッ

モノクマ『えーと、更衣室に入るには自分の電子生徒手帳を使って入って下さい』

モノクマ『尚、セキュリティには万全を期す為、男子は男子更衣室。女子は女子更衣室にしか入れません』

朝日奈「じゃあ誰かがドアを開けてる内に入るのは?」

モノクマ『そんな卑 な事をする輩は不純異性交友として容赦無くガトリングガンで蜂の巣の刑です』

ガトリングガン「」

俺(…あそこの天井についてる銃。気になってたが、その為にあったのか)

朝日奈「あんなので撃たれたら怪我しちゃうじゃん!」

舞園「怪我どころか死んじゃいますね…」

セレス「では男子が女子から電子生徒手帳を借りた場合は?」

モノクマ『はっ!考えて無かった…!そんな卑怯で卑劣な方法があったとは…』

モノクマ『では校則に電子生徒手帳の他人への貸与禁止って項目を追加します!』

不二咲「あっ、新たに校則が追加されたよ」ピコンッ

俺「本当だ」

俺(こんな感じで校則が増えて行くのか)

674: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 08:49:17.55 ID:tartbAkm0
プール前

俺「えーと。電子生徒手帳の他人への貸与禁止…。と言うかそもそも貸し出す奴居ないと思うが…」

セレス「悪用されてはたまりませんからね」

朝日奈「と言うか、更衣室のセキュリティにはやけに拘るんだね?」

モノクマ『だってさ、高校生って欲望の塊じゃん?ペットボトルにも 情するお年頃じゃん?』

モノクマ『だから色んな間違いが起こらないように、見張りは厳重にしておかないと!』

セレス「でしたら寄宿舎の方も取り締まって欲しいですわ」

セレス「あちらこそ、何か起きても不思議じゃありませんわゆな。男女が一つ屋根の下で寝泊りなんて…」

モノクマ『僕は神聖な学校のイメージを守りたいだけだから』

モノクマ『だから、寄宿舎で何が起きようと興味無いんで!』

モノクマ『俺君、もし気になる子が居れば力ずくでもアブノーマルでも好きにして良いよ』ブツンッ

朝日奈「え…」

俺「す、するかよ!?」フルフル

大神「その時は我がこらしめる」

俺「いや、だからしないってば」

舞園「ふふ。冗談ですよ、俺君はそんな事しないって皆んな信じてますから」

俺「なら良いけど…」

俺「はぁ…今の事は泳いで忘れるか。それじゃ皆んな」スッ

電子生徒手帳「」ピッ

舞園「それではまた後で」ピッガチャッ

朝日奈「ほらほら不二咲さんも」

不二咲「あ…ご、ごめん。僕ちょっとお腹が痛くなって来たから後から行くよ」

朝日奈「え?そうなの?じゃあ先に入っとくね~」スタスタ

不二咲「…うん」

俺(生理的な物なら仕方ないか。とりあえず水着に着替えたら皆んなと合流しよう)バタンッ


675: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 09:03:27.02 ID:tartbAkm0
男子更衣室内

俺(ここが男子更衣室か)

グラビアのポスター「」

俺「なんかいかにもって感じだな…」スタスタ

俺(そう言えば更衣室にはトレーニング器具もあるって話だったよな)

俺「ついでに見てみるとするかな…ん?」

桑田「ぬおおおっ…お、重ぇぇっ!?」ググッ

ダンベル「」

俺「桑田君?」

桑田「おっ、おお。俺」スッ

ダンベル「」ゴトンッ

俺「何してるんだ?」

桑田「何って、見りゃわかんだろ?筋トレだ筋トレ」

俺「ふーん」

桑田「おめぇこそこんな所にどうしたんだよ。まさか女子の連中のプールを覗きに来たんじゃねーだろーな?」ニヤニヤ

俺「いや、俺も一緒に泳ごうって誘われたから女子の皆んなと来ただけだけど?」

桑田「えっ、あっ、ま、マジで!?」ポカ-ン...

俺「うん」

桑田(ま、マジかよこいつ…。男子一人で女子グループに堂々と混じるとかこいつには恥ずかしさって概念が無いのか…?)

桑田(オレは恥ずかしいから、筋トレして汗掻いたからプールに入ろうって大義名分を得て見学させてもらおうと思ってたのに…)

俺「トレーニング器具か…」

ダンベル「」
バーベル「」
マット「」

俺「…。」


1皆んな待ってるだろうし、桑田は放置して直ぐに着替えたらプールで皆んなと合流して遊ぶ
2皆んなには悪いが俺も桑田と一緒にトレーニングしてみる


多数決下3まで

676: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 09:05:54.02 ID:6CW+IQh1O
1

680: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 11:00:28.68 ID:tartbAkm0
男子更衣室

俺(まぁ皆んな待ってるだろうし、関係無い桑田君は放置でいっか)

俺「それじゃあ俺は行くよ。筋トレ頑張って」スタスタ

桑田「お、おう…」

桑田(ちくしょー!いっつも舞園と一緒に居るだけじゃ飽き足らず、遂に他の女にまで…)

桑田(やっぱアイツは男の敵だ!!)グイッ

ダンベル「」ググッ



プールサイド

俺(皆んな未だかな)ソワソワ

朝日奈「お待たせ~俺」スタスタ

俺「お…」

舞園「ちょ、ちょっと恥ずかしいですね…///」スタスタ

セレス「皆さんはスタイルが良いので気にする事はありませんわ」

大神「うむ…」

俺「…。」ゴクリッ

俺(朝日奈さんは既にスクール水着から溢れそうな●●●●と、スラッとした脚が…)

俺(そして舞園さんも朝日奈さん程では無いが、学制服からでは分からなかった胸の大きさとスタイルの良さ。そして何よりポニテがいつもと感じが違うくてギャップが…)

俺(大神さんはスクール水着越しからでも分かるバッキバキの腹筋と、盛り盛りの筋肉…。よくそんなサイズのスクール水着あったな…)

俺(そしてセレスさんは…)

俺「…あれ?セレスさん?水着は?」

セレス「わたくし、お顔が水に濡れるのが嫌いですので」

俺「そ、そう…」

俺(…なら何でプールに来たんだ)

俺(とにかく朝日奈さんと舞園さんの水着姿はあまり見過ぎ無い方が良さそうだ)

俺(…こんな時に、もし俺の下の棒が固くなってしまえばこの学園での俺の信用もガタ落ちする)

朝日奈「さっ、軽くストレッチしたら泳ごうよ!」

舞園「そうですね!」

大神「うむ…」

俺「よーし泳ごう!」

俺(いや、大丈夫だ。プールに入ってしまえば、直視せずに済む)

俺(皆んなと楽しむぞ!)


コンマ下二桁
91以上舞園イベント発生(舞園選択肢へ)
71~90朝日奈イベント発生(朝日奈更に好感度上昇チャンス)
51~70大神イベント発生(大神更に好感度上昇チャンス)
31~50セレスイベント発生(セレス更に好感度上昇チャンス)
30以下プールで皆んなと楽しく遊んだ(セレス、朝日奈、大神各好感度+1)

安価下2

682: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 11:23:28.04 ID:FZAP2s8x0
はい

687: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 12:54:58.72 ID:tartbAkm0
コンマ04(普通に遊んだ。朝日奈、大神、セレス好感度1ずつ上昇)
俺個室

俺「ふぅ…。疲れたな…」

ベッド「」ボフッ

俺(学級裁判が昨日あったなんて忘れるくらい、遊んだな…)

俺(……いや、本当はあんな事直ぐに忘れたくて皆んな遊びに没頭してただけなのかも)

俺「……。」


十神『お前らもそいつのように気合いを入れておけ。敵が本気じゃなければオレもつまらんからな』


俺「誰も殺させやしない…。俺達はもう、二度と…殺人なんて……」

俺「ZZZ……」



食堂

俺(翌朝、いつもの朝食会には予想通り十神の姿はなかった。それと何故か腐川さんも)

俺(だが異変はそれだけじゃなかった)

大和田「あっはっはっはっ何言ってんだ兄弟」ガシッ

石丸「君こそ冗談はよしたまえよ兄弟よ」ガシッ

俺「…え?」

俺(大和田君と石丸君が肩を組んで笑い合っていた…。二人ってこんな関係だったっけ?いや、違うよな…)

大和田「お、うぃーす俺」

俺「お、おはよう…」

俺「…舞園さん。何これ?」

舞園「私も分かりません。二人とも、朝からずっとこんな調子で…」

朝日奈「なーんか知らないけど、朝から気持ち悪いんだよねぇ…」

大和田&石丸「「あっはっはっはっ」」

石丸「男同士の熱い繋がりは女子に分かる訳もない」

舞園「はぁ…」

石丸「男同士の友情は血よりも濃いのだ」

大和田「流石兄弟!良い事言うぜ」

俺「……。」

苗木「えっと…実は昨日、皆んながプールで遊んでる間食堂で石丸君と大和田君が言い争いをしてたんだ」

俺「言い争いを?」

苗木「それでサウナで我慢比べで勝負をし始めた所まで知ってるんだけど…」

苗木「どうしてこうなったんだろうね…はは」

688: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 17:27:35.82 ID:tartbAkm0
食堂

ピンポンパンポ-ン

俺「うん?」

モニター「」カチッ

モノクマ『えー校内放送、校内放送。オマエラ、生徒諸君は至急体育館までお集まり下さい』

モノクマ『エマージェンシーエマージェンシー』

桑田「今日も呼び出しか…」

俺(嫌な予感しかしない…。次はいったい何をするつもりなんだ?モノクマは…)ゴクリッ


体育館

モノクマ「前置きは無し。早速本題に入ります」

モノクマ「もうね~次のクロが現れなくて、つまんなーい!」

モノクマ「なので、僕は新しい動機を与える事にしました」

俺「何!?」

苗木「新たな動機って…」.

舞園「この間みたいな奴ですか…?」

モノクマ「いいや、前回と同じような物はつまらないからね。今回のテーマは恥ずかしい思い出や、知られたく無い過去です」スッ

名前の書かれた封筒「」

モノクマ「ひゃっほー!」バサッ

俺「あ…」

朝日奈「ん?」

封筒「朝日奈」

朝日奈「…。」パサッ 

朝日奈「うわわぁっ!?どして!?」サッ

桑田「う、うわっ!?な、何だこれ…」

石丸「何でこんな事…!?」パサッ

モノクマ「人間誰しも生きてれば知られたく無い過去ってあるもんだよね」

舞園「えっ…ど、どうして!?」

俺「ん?」

舞園「あ…い、いえっ…」

俺(何が書いてあったんだろう舞園さんの…)スッ

俺「俺のには何が書いてるんだろう…」パサッ
 
「俺君は中学3年まで、いつか自分は異世界へと足を運ぶ事になると信じて、密かに自室で魔法や剣術の特訓をしていた」

俺「……。」

俺「く、黒歴史過ぎる…」

俺(と言うか、どうしてあいつがこんな事を知ってるんだ!?)

689: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 17:43:52.36 ID:tartbAkm0
体育館

モノクマ「アッヒャッヒャッヒャ」

モノクマ「タイムリミットは24時間。それまでにクロが出ない場合は、世間にこの恥ずかしい思い出をバラしちゃいまーす」

モノクマ「じゃ、バイなら」ヒュ-ン

桑田「あ…消えた」

朝日奈「でも流石にこれくらいで人を殺す人なんていないんじゃ無い?…」

大神「うむ…」

俺「…。」

俺「舞園さん、もしかして見せてくれたりする?」

舞園「だ、ダメですよ!?これだけは流石に俺君でも!?」アタフタ

俺「そっか…」

舞園「ごめんなさい…」

俺「ああ、いや…」

俺(そりゃそうだよな。知られたく無い事なんだから見せても大丈夫な人なんか居る訳無いか…)



俺個室

俺「…。」

俺(誰にも知られたく無い過去の秘密か…)スッ

「俺君は中学3年まで、いつか自分は異世界へと足を運ぶ事になると信じて、密かに自室で魔法や剣術の特訓をしていた」

俺(…確かにこんな黒歴史バラされたら恥ずかしいけど、バラされたくないからって殺人を犯す人なんて本当に居るのか?)

俺「でも舞園さんが桑田君を殺そうとしたのは動機を渡された当日だったよな…」

俺(…もしかしたら舞園さんの時みたいに、既に殺人を考えている人がいるかもしれない)

俺「今の内に気になる人の様子を見に行ってみるか」ストッ

俺(とりあえず様子を見に行くのは…)


1男子
2女子


多数決下3まで



690: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 17:45:59.88 ID:OSJMHzf7O
2

692: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 18:45:14.55 ID:tartbAkm0
俺個室

俺(男子は秘密なんてバラされても気にしない連中だろうから、やっぱ様子を見に行くなら女子だよな)

俺(でも誰の様子を見にいこうか?)


1舞園(好感度7)
2霧切(好感度2)
3セレス(好感度2)
4朝日奈(好感度3)
5不二咲(好感度2)
6大神(好感度3)
7腐川(好感度1)


多数決下5まで

696: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 18:47:49.44 ID:t66a7QzsO
7

705: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 20:42:27.36 ID:tartbAkm0
寄宿舎

俺「腐川さんの部屋って…ここか」スッ

インターホン「」ピンポン

俺(意外と、ああ言う知られたく無い過去とかで一番ダメージを受けるのは腐川さんのような人なのかもしれない)スタスタ

俺(と言うか腐川さんはそもそも他人を殺す程の力があるとは思えないが…)

俺(まぁ念の為、様子を見てみるか)

腐川部屋扉「」シ-ン...

俺「あれ?」ピンポン

俺(でも俺、よく考えたら腐川さんと全然話した事無いんだよな…)

俺(仮に彼女が誰かを殺そうと企んでても、そんなほぼ話した事すらない俺に腐川さんの様子なんか見抜けるのか…?)

腐川部屋扉「」シ-ン...

俺「出てこないな…。もしかしてどっか行ってるのかな?ちょっと探しに行ってみるか」スタスタ



数十分後
2階廊下

俺「何処にもいねえ…。いったい何処行ったんだあの人…」スタスタ

俺(…まさかもう、どっかで殺されてるとか無いよな)

苗木「あ、俺君?どうしたの?」

俺「あー苗木君。腐川さん見なかった?ちょっと用事があったんだけど、部屋に居ないみたいで…」

苗木「腐川さん?彼女ならもしかすると図書室にいるんじゃ無いかな?」

俺「図書室に?ありがとう行ってみるよ」

俺(図書室と言えば十神の居る場所か…)

俺(人を殺す事をゲーム感覚で考えてる奴の所によく近づけるな彼女…)

707: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 21:10:31.95 ID:tartbAkm0
図書室

十神「…。」ペラッ


柱の影

腐川「ふふっ…うへへ…///」ジッ

俺「腐川さん。ちょっと良いかな?」

腐川「ギャアッ!?ちょ、ちょっと!?ビックリさせないでよ!?」

俺「あぁ、ごめん…。ちょっと腐川さんと話しがしたくて…」

腐川「わ、私に話ですって…?わ、私にはアンタと話す事なんて無いわよ。今良い所なんだから邪魔しないで頂戴」

俺「いや、そこを何とか…」

腐川「い、嫌だって言ってるじゃない…!アンタ、男の癖にしつこいわよ…」

十神「おい、お前等」

俺「あ…」

腐川「十神君…」

十神「煩くて読書もできん。話なら外でやれ。それと腐川、臭いから風呂に入れと言っただろうが」

腐川「は、はぃぃ…///」フラフラ

俺(…なんだこの人。確かにちょっと臭うけど)スタスタ

俺(部屋に設置されたシャワー使って無いのか?)

708: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 21:11:07.49 ID:tartbAkm0
図書室前

腐川「あ、アンタのせいで十神君に追い出されたじゃない…。私に話っていったい何なのよ…」

俺「昼間モノクマに恥ずかしい過去や知られたく無い事を書かれた紙を渡されたよな?」

腐川「渡されたけど…。これが何…」スッ

俺(あっ、肌身離さず持ってるんだ)

俺「腐川さん、その書いてる内容を知られたくないから人を殺したりとか…」

腐川「ハァっ!?す、する訳無いでしょ!?何で私が人殺しを…」

腐川「あっ、も、もしかして私がブスだから!?だからそう見えたんでしょ!?」

俺「あ、いや…。違うけど…」

腐川「私は人殺しなんかしないわよ…。寧ろアンタの方が私を殺そうとしてるんでしょう!?」

俺「いや、そんな訳無いじゃないか!俺も人殺しなんか一ミリも考えてない!」

腐川「ど、どうかしら…?口ではどうとでも言えるわよ…」

俺「それはお互い様じゃん…」

俺(しかし、これでは確信はできないな…。何か彼女は大丈夫だと分かる良い方法は無いかな…)

俺「あっ、そうだ。じゃあもし良かったら腐川さん、昼間配られた紙を見せ合いっこしてみない?」

腐川「はぁ!?み、見せ合いっこですって!?」

俺「俺のも見せるから、腐川さんのも俺に見せて欲しいなーなんて…」

俺「お互いの知られたく無い事を、お互い知ってたらちゃんと信用できるんじゃないかなって思ったんだけど…」

腐川「ふ、ふざけるんじゃないわよ!?誰がアンタなんかに私の秘密をバラすもんですか!?」

俺「見せ合いするだけ…」

腐川「嫌よ!どうせ舞園とかに言い触らすに決まってるわ…絶対見せないから…」グッ

俺「ええ…」

俺(…駄目だ。流石に関係が浅過ぎるせいか全く信用されてない)


1強引に見せて貰うしかない
2これ以上は無意味か…。何も分からず仕舞いだったけど、もう引き下がろう…


多数決下5まで

710: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 21:13:24.57 ID:WBTr7rMMO
1

714: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 21:29:57.60 ID:tartbAkm0
図書室前

俺(…こうなったら力付くで奪い取ってみるしかないな)

腐川「わ、分かったらさっさと帰りなさいよ…」クルッ

俺(今だ!!)タッ

腐川「えっ…?」

俺「ごめん腐川さん!」グッ

腐川腕「」ガシッ

俺(モノクマに渡された紙は…そっちのポケットか!)

腐川「ちょ、ちょっと何なの…!?」ググッ

俺「ごめん腐川さん。見たら直ぐ返すから…だから少しだけ!」腕グイッ

腐川「あ、あんたねぇっ!?!?」グイッ

俺(よし、取れる!)ビュオッ


腐川(好感度1)
コンマ下二桁
99腐川、俺に対して恋に落ちる
91以上腐川、必死に抵抗して俺の腕を引っ掻くもそこから出た血を見て気絶する
71~90腐川が叫び声を上げたので、俺が腐川に乱暴している所を大和田に見つかり締め上げられる
70以下俺、強引に紙を奪い取ったが腐川のもう一人の存在を呼び起こしてしまい…(GAME OVER)


安価下

715: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 21:33:05.89 ID:JtzAu88oO
死にました~

718: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 21:57:42.56 ID:tartbAkm0
コンマ89
図書室前

俺(よし、取った)紙スッ

スカート「」ガシッ

腐川「「「ひっ…いやあぁぁぁっ!?」」」

俺「!?」

大和田「な、何だ今の叫び声は…俺!?」

俺「えっ…あっ…いや、こ、これは…」

俺「腐川「」」ガシッ

大和田「テメェ!!何してやがる!?」ガシッ

俺「わっ…」ブランッ

大和田「でりゃあっ!!」ブウンッ

俺「」ドサッ

俺(あと一歩の所で勘違いした腐川さんに叫ばれ、駆け付けた大和田君によって投げ飛ばされた俺は気絶した…)

俺(確かに投げ飛ばされた時の痛みは酷かったが、俺の本当の地獄はこれからだった…)

俺(俺は食堂に連れて行かれ、そして……)



食堂

腐川「こ、コイツは獣物よ…。私を無理矢理…」ブルブル

石丸「俺君が腐川君を?間違いは無いのかね!?」

大和田「間違いねえよ兄弟。コイツが腐川の奴を襲ってたんだ」

苗木「本当なの?俺君…」

俺「うん…」コクッ

舞園「何か理由があったんですよね?…」

俺「あったけど…。でも、力付くで襲ったのは事実だから…」

舞園「…。」

朝日奈「女の子に手を挙げるなんて見損なったよ俺…」

石丸「そうだ!こんな時にいったい何を考えてるんだ君は!」

不二咲「俺君…。酷いよ…」

大神「…次に同じ事をすればただじゃおかん」

桑田(…てか、舞園でも朝日奈でもなくて腐川なんだ。こいつもしかしてB専か?)

俺「…。」

俺(俺が腐川さんに乱暴した事は瞬く間に仲間に知れ渡り、俺はまたも孤立する羽目になるのだった…)


舞園の好感度が6に下がった
苗木の好感度が3に下がった
朝日奈の好感度が1に下がった
石丸の好感度が2に下がった
大神の好感度が1に下がった
不二咲の好感度が1に下がった

720: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 22:17:28.61 ID:tartbAkm0
俺部屋

俺「はぁ……」

俺(…何で俺、あんな強引に迫ったんだろ)

俺(冷静になって考えてみれば、腐川さんが誰かを殺す理由なんてほぼ無いような物なのに…)

俺「これから俺、いったいどうなるんだ…」

俺(多分、比較的に仲間意識の強かった皆んなはもう俺と距離を取るどころか完全に避けられるよな…)

俺「ははっ…。信用を得るのは難しいが、信用を失くすのは簡単とはよく言ったものだな」

俺(この状況で事件なんかが起きたら、絶対前回よりも俺が犯人として挙げられるに決まってる…)

俺(全員からの犯人扱いをロンパするのは相当骨が折れそうだ…絶対に事件起きてくれるなよ…)

俺「……。」

俺「…とりあえず今日は心身的にも精神的にも疲れたな。もう寝るか」



セレス(好感度2)
コンマ下二桁
81以上セレス、仲間内で孤立した俺の部屋へと提案を持って現れる
80以下セレス現れず(下判定へ)

安価下


霧切(好感度2)
コンマ下二桁
81以上霧切、俺が起こしたそんな事件などはどうでも良いと部屋に現れる
80以下俺、今日の所は就寝した

安価下2

721: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 22:19:49.72 ID:tlJVGr8do
うーんこの

722: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 22:20:09.15 ID:HXKhncZgO

725: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 22:43:38.74 ID:tartbAkm0
コンマ72(セレス現れず)
コンマ15(俺就寝)
俺個室

俺「ZZZ…」

モニター「」プツッ

モニター『』ズンチャズンチャッ♪

俺「う…ん?…」スッ

俺(…なんだ?今日はいつもの朝の合図を知らせる録音じゃなく、爆音だ…。なんだこれ?)

モノクマ『おはよう御座います。うぷぷぷぷ』

俺「なんだよ…」

モノクマ『そんなにぐっすり眠っちゃってて、仲良しクラスメイトの誰かさんに何かあったみたいなんだしさ!』

俺「えっ?」ドキッ!

モノクマ『あ、君はもう仲良しクラスメイトじゃなかったかぁ。あっはっはっはっ』

俺「……。」

俺(…そうか。コイツにも監視カメラで24時間見られてるんだった)

俺「とにかく確認してみないと。食堂に行ってみるか…」スタスタ




食堂

俺「あ…」

周りの生徒達「あ…」

俺「お、おはよう皆んな…」

周りの生徒達「…。」

俺「…。」

俺(悲し過ぎる…)

俺「えとモノクマに何かあったって聞いたんだけど…」

周りの生徒達「…。」

苗木「み、皆んな同じなんだ…」

俺「そ、そっか…」

俺(はぁ…)

大神「もしやするとまた起きてしまったのではないか…?」

朝日奈「有り得ないよ。だってたかが恥ずかしい思い出だよ?」

十神「それはどうかな?そう思わない人間だっている筈だぞ」

俺(珍しく十神が食堂に居る。先に一人で朝食をとってたのか…)

十神「苗木、ついて来い」

苗木「えっ…」

俺(俺も皆んなと居るの気まずいから呼ばれてないけど、勝手についていくかな…)スタスタ

726: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 23:19:21.73 ID:tartbAkm0
プール更衣室前

十神「怪しいな。実に怪しい…お前もそう思わないか?」

苗木「え?怪しいって…」

俺「…。」

俺(…逆に食堂から一直線にここに来たお前の方が怪しいが)

俺(もし仮に、この部屋で事件が起きてたらほぼ間違い無く十神がクロで決まりじゃないか)

十神「…。」スッ

女子更衣室「」

苗木「あっ!そこは女子しか…」

扉「」ガチャッ

十神「開いている…」

苗木「えっ?…」

俺「…どう言う事?」

モノクマ『現在は捜査の為に、更衣室のロックは解除してあります』

俺「捜査って…まさか…」スタスタ


女子更衣室

十神「…ん?」

苗木「はっ…!」

俺「あっ…」

俺(俺達が入った女子更衣室には…)


不二咲「」ドクドク...
壁「チミドロフィ-バ-」

俺(目を見開いたまま頭から血を流して壁にハリツケにされている不二咲さんの姿があった…)

苗木「うわあぁぁっ!?不二咲さん!?」ドサッ

モノクマ『ピンポンパンポーン。死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を開きまーす』プツンッ

俺「くっ…」

十神「血文字。チミドロフィーバーか。フッ、面白い」

十神「まるで快楽殺人のようだ」

俺「不二咲さん…」ゴクリッ

俺(…また、起きてしまった。1回目の事件から3日…。もう二度と起きて欲しくないと願っていた2回目の事件が、遂に起きてしまった…)

727: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 23:38:52.60 ID:tartbAkm0
女子更衣室内

俺(俺達が不二咲さんの死体を発見して、他の皆んながここに集まるまでそう時間はかからなかった)

俺(困惑と恐怖と、怒りの表情を露わにした皆んなは不二咲さんを取り囲む様にその場に立ち尽くしていた)

大和田「ふ…。不二咲…」

朝日奈「不二咲ちゃん…こんなのって…」グスッ

石丸「何故彼女が…」

腐川「ち…血がぁ……」ブルブル

舞園「こ、このままじゃ幾ら何でも可哀想過ぎます…。せめて降ろしてあげませんか?…」

霧切「それは無理ね」

舞園「えっ…」

霧切「彼女の死体を調べあげて、この事件の犯人を突き止めないと処刑されるのは私達なのよ」

舞園「…。」

霧切「死体を動かせば真実も見えて来なくなる」

桑田「どうせ今回こそ俺が犯人だろ」

俺「えっ…?」

腐川「そ、そうよ!コイツは昨日私を襲って来たんだから!」

大和田「そういや、そんな事もあったな。そうか俺、お前が不二咲を殺したんだな?」

俺「ま、待ってくれ。それとこれとは別で…」

腐川「す、推理小説とかでよくある手法だわ…。一回目に疑われたけどシロだった人物が2回目はクロだったって!」

苗木「え?そんな手法あるんだ…」

朝日奈「本当に俺が不二咲ちゃんを殺したの!?」

舞園「み、皆さん。落ち着いて下さい…」

桑田「舞園ちゃんももうこんな奴庇う必要ねーって!どちらにせよコイツは女にも普通に手を挙げるクズなんだからよ」

舞園「それは……」

石丸「どうなんだね俺君!?」

俺「ッ…」

俺(やはり予想してた通りだ。皆んなが真っ先に俺を犯人だと疑う…)

俺(まるで前回と同じ…いや、今回は皆んなが事実を知ってる分…前よりももっと酷い…)

俺「……。」


1だが俺は犯人なんかじゃない!今は誰も信じてくれないかもしれないけど、それをまた学級裁判で証明してみせる!
2…またこのパターンか。また、皆んな俺を疑うんだな。もういいや、この学園生活は終わりだ。皆んな纏めて自爆してやる!(>>1回のみ選択可能)


多数決下5まで

729: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/03(木) 23:52:14.28 ID:ZvSm6mMu0
2
地雷踏みすぎだよ
諦めろ

734: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 00:48:16.27 ID:rJMX6plD0
女子更衣室

俺(…またこのパターンか。…また、皆んな俺を疑うんだな)

大和田「ああっ!?お前が不二咲を殺したのか!?」

俺「……。」

俺(…ははは。もういいや、この学園生活は終わりだ)

俺「いや、俺は殺してないよ…。心配しなくても学級裁判で真実が暴かれる筈」

大和田「チッ…」

桑田「こいつしかいねーだろ」

俺(…皆んな纏めて自爆してやる!)

739: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:21:48.99 ID:rJMX6plD0
──数時間後
学級裁判場

俺「…。」

朝日奈「不二咲ちゃんは誰かと待ち合わせてたんだよね?」

朝日奈「その相手とジャージを選んだとか?」

石丸「分かったぞ!彼が選んだジャージは、犯人とお揃いだったのだな!」

俺「…!」ハッ!

俺(よし、ここだ!)

俺「なら赤いジャージを持ってる人を疑えば良いのか」

苗木「…!」ハッ!

霧切「…!」ハッ!

苗木「それは違うよ…俺君…」

俺「え?違うって何が?」

苗木「俺君はどうしてジャージの色まで知ってるの?セレスさんはジャージの色までは言わなかったよね?」

俺「あ……」

舞園「ちょ、ちょっと待って下さい!嘘…ですよね俺君?何処かで不二咲さんのジャージを見たとか…」

俺「…。」

十神「フン、墓穴を掘ったな」

苗木「俺君…」

桑田「やっぱお前が犯人だったんだ!」

ジェノサイダー「なーんだ。予想通りかよ、ツマンネ」

俺「……は…ははは。…ははははっ!」

霧切「…。」

俺「そうだ。俺が不二咲さんを殺した犯人だ」

苗木「俺君…。どうして…」

俺「どうしてもこうしても無いさ。強いて言うなら、もうどうしようもなくなったからだよ」

苗木「…。」

俺「でもやっぱりちゃんとバレるようになってるんだな…これが殺人を犯した罰か」

舞園「俺君…」ドサッ

セレス「随分とあっさりと認めますのね」

俺「うん。やっぱり嘘は俺には似合わない…。俺の犯した罪はちゃんと償わないと…」

俺「モノクマ、さっそく投票タイムを始めてくれ」

モノクマ「ラジャー!」

霧切(…おかしい。クロだと見破られたと言うのに、彼のこの落ち着きようは何?)ジッ

モノクマ「では皆さん、お手元のスイッチで投票を初めて下さい」

俺(…よし、勝った)

俺「……舞園さん。ごめんね」ボソッ

舞園「…え?」ポロッ

霧切「…!」

霧切「ちょっと待って!」

モノクマ「嫌です。今回はもう待ちません。1回目にサービスタイムをあげたんだから2回目は無いよ。投票を開始します」

霧切「くっ…」


スロット「」ジャコッ
「俺俺俺」ブブ-ッ

741: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:37:25.39 ID:rJMX6plD0
─学級裁判場

苗木「…えっ?」

十神「何だと!?」

桑田「う、嘘だろ…?…へ?何で間違い?アポ…?」

セレス「…これはいったいどう言う事ですの?説明して下さる?俺君?」

俺「…。」

俺「くっ…くくっ…」

周りの生徒「…!」ビクッ

俺「ははは、あーっはっはっはっ!」

俺「だから言っただろ?だってもう、どうしようも無いってさ!!」

苗木「あ……」

霧切「俺君…。敢えて嘘の失言をして、私達を嵌めたのね…」

俺「ああ、そうだよ。もう終わりなんだ。これで俺は…皆んなと一緒に死ぬんだ!あーハッハッハ!」

霧切「…。」

霧切「そう…。ごめんね…」

俺「え…」ツ-

涙「」ピチョンッ
 
俺(俺は皆んなを騙しながら、いつの間にか泣いていた…)

霧切「…本当は貴方、こんな事をする筈じゃなかったんでしょう?」

俺「うっ…」ポロポロ

俺(……確かに、どうしてこうなったんだろう。いったい何処で間違えたんだろう)

モノクマ「最後に良い雰囲気のところ、申し訳ありませんがではさっそく間違えた皆さんのお仕置きわ行わせて頂きます」



俺(…こうして、俺達希望の生徒は俺の裏切りにより絶望に敗北した)



砂漠

俺「…。」ザッ..ザッ...

俺(歩けど、歩けど…この砂漠に人影は無い…。もう、これ以上は…)

俺「う…」ドサッ...

俺「皆ん……な…」ガクッ

俺(俺は死の間際、思っていた。もしやり直せるのなら…今度こそ、希望を捨てずに…皆んなと……)

俺「」ガクッ



希望敗北END

742: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:39:43.20 ID:rJMX6plD0
希望敗北END


1最初からやる(チャプター2までの質問タイム1時間だけ挟みます)
2チャプター2の好きな場所からやり直す


多数決下5まで


743: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:43:47.85 ID:xfRY0EtgO
2

746: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:47:14.16 ID:rJMX6plD0
好きな場所からやり直します(>>653以降の場所から)


指定が2回被った場所からやり直します


747: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:48:46.90 ID:keZ/LIVM0
680

750: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:49:54.64 ID:rJMX6plD0
>>680からやり直します
男子更衣室

俺(まぁ皆んな待ってるだろうし、関係無い桑田君は放置でいっか)

俺「それじゃあ俺は行くよ。筋トレ頑張って」スタスタ

桑田「お、おう…」

桑田(ちくしょー!いっつも舞園と一緒に居るだけじゃ飽き足らず、遂に他の女にまで…)

桑田(やっぱアイツは男の敵だ!!)グイッ

ダンベル「」ググッ



プールサイド

俺(皆んな未だかな)ソワソワ

朝日奈「お待たせ~俺」スタスタ

俺「お…」

舞園「ちょ、ちょっと恥ずかしいですね…///」スタスタ

セレス「皆さんはスタイルが良いので気にする事はありませんわ」

大神「うむ…」

俺「…。」ゴクリッ

俺(朝日奈さんは既にスクール水着から溢れそうな●●●●と、スラッとした脚が…)

俺(そして舞園さんも朝日奈さん程では無いが、学制服からでは分からなかった胸の大きさとスタイルの良さ。そして何よりポニテがいつもと感じが違うくてギャップが…)

俺(大神さんはスクール水着越しからでも分かるバッキバキの腹筋と、盛り盛りの筋肉…。よくそんなサイズのスクール水着あったな…)

俺(そしてセレスさんは…)

俺「…あれ?セレスさん?水着は?」

セレス「わたくし、お顔が水に濡れるのが嫌いですので」

俺「そ、そう…」

俺(…なら何でプールに来たんだ)

俺(とにかく朝日奈さんと舞園さんの水着姿はあまり見過ぎ無い方が良さそうだ)

俺(…こんな時に、もし俺の下の棒が固くなってしまえばこの学園での俺の信用もガタ落ちする)

朝日奈「さっ、軽くストレッチしたら泳ごうよ!」

舞園「そうですね!」

大神「うむ…」

俺「よーし泳ごう!」

俺(いや、大丈夫だ。プールに入ってしまえば、直視せずに済む)

俺(皆んなと楽しむぞ!)


コンマ下二桁
91以上舞園イベント発生(舞園選択肢へ)
71~90朝日奈イベント発生(朝日奈更に好感度上昇チャンス)
51~70大神イベント発生(大神更に好感度上昇チャンス)
31~50セレスイベント発生(セレス更に好感度上昇チャンス)
30以下プールで皆んなと楽しく遊んだ(セレス、朝日奈、大神各好感度+1)

安価下2

752: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 01:51:44.18 ID:keZ/LIVM0

754: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 02:19:23.91 ID:1jFme+ikO
コンマ18(同じなので>>688までカット)
体育館

モノクマ「アッヒャッヒャッヒャ」

モノクマ「タイムリミットは24時間。それまでにクロが出ない場合は、世間にこの恥ずかしい思い出をバラしちゃいまーす」

モノクマ「じゃ、バイなら」ヒュ-ン

桑田「あ…消えた」

朝日奈「でも流石にこれくらいで人を殺す人なんていないんじゃ無い?…」

大神「うむ…」

俺「…。」

俺「舞園さん、もしかして見せてくれたりする?」

舞園「だ、ダメですよ!?これだけは流石に俺君でも!?」アタフタ

俺「そっか…」

舞園「ごめんなさい…」

俺「ああ、いや…」

俺(そりゃそうだよな。知られたく無い事なんだから見せても大丈夫な人なんか居る訳無いか…)



俺個室

俺「…。」

俺(誰にも知られたく無い過去の秘密か…)スッ

「俺君は中学3年まで、いつか自分は異世界へと足を運ぶ事になると信じて、密かに自室で魔法や剣術の特訓をしていた」

俺(…確かにこんな黒歴史バラされたら恥ずかしいけど、バラされたくないからって殺人を犯す人なんて本当に居るのか?)

俺「でも舞園さんが桑田君を殺そうとしたのは動機を渡された当日だったよな…」

俺(…もしかしたら舞園さんの時みたいに、既に殺人を考えている人がいるかもしれない)

俺「今の内に気になる人の様子を見に行ってみるか」ストッ

俺(とりあえず様子を見に行くのは…)


1男子
2女子


多数決下3まで

757: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 02:23:50.14 ID:keZ/LIVM0
1

759: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 02:27:52.46 ID:rJMX6plD0
俺個室

俺(とりあえず異変があったら直ぐに分かりそうな男子で良いか)

俺(でも誰の様子を見に行くか…)

俺(俺、男子で仲良い人少ないんだよな…)


1苗木(好感度4)
2桑田(好感度1)
3大和田(好感度1)
4十神(好感度1)
5石丸(好感度3)


多数決下5まで

760: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 02:29:49.70 ID:WkNL5O0r0
石丸影響力強くて無難そうだから5

775: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 14:18:47.31 ID:05R/DNbCO
寄宿舎廊下

俺「石丸君」スタスタ

石丸「ん?俺君か。どうしたんだね?」

俺「さっき体育館で配られた恥ずかしい過去を書いた紙って今持ってる?」

石丸「ん?ああ、それなら持っているぞ」スッ

石丸紙「」ヒラッ

石丸「これがいったいどうしたのかね?」

俺「ちょっと聞きたいんだが、石丸君はこれを世間にバラされたく無いから殺人とかは…」

石丸「ハッハッハッハッ」

俺「え?」

石丸「馬鹿を言わないでくれ。たかがこれくらいで殺人に走る者なぞ、仲間内には居ない」

俺「そう?なら俺と紙を交換して見せあったりできたりする…?」

石丸「うむ、それで君が信用してくれるのならば見せようではないか!」

俺「えっ!?マジで!?」

石丸「ほら、僕の恥ずかしい過去だ。見たまえ」サッ

俺(マジか。ちょっとした冗談だったけど普通に見せてくれた…)

俺「…ん?」

「石丸くんは小学4年生のときに宿題を忘れてきた」

俺「……。」

俺「えっ?」

石丸「うむ…恥ずかしい話だが、前日の内に終わらせた宿題を、机の上に置いたまま持って行くのを忘れてしまってな…」

俺「…。」

石丸「皆んなの前で、宿題を持って来るのを忘れたと先生に報告するのはとてもとても恥ずかしい出来事だった…」

俺「そ、そうなんだ…」

俺(なんだこれ…。全然恥ずかしい過去じゃ無いじゃないか…)

石丸「僕はあの出来事を1日たりとも忘れた事は無い。アレは僕の人生の最大の汚点と言っても良いくらいの出来事だったな」

俺「はは…そ、そう…」

俺(…こんなんで恥ずかしい過去なら、厨二病を患ってた俺の方が余程酷いんだが)

俺(いや、確か石丸君は超高校級の風紀委員だったな…。風紀に厳しい彼にとってはこれが最大の恥ずかしい過去と言う訳か…)

俺(恥ずかしいと感じるレベルが違い過ぎる…)

石丸「よし、では次は君の奴も見せてくれないか?」

俺「い、いいけど…笑うなよ?」

石丸「勿論だとも!」

776: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 14:32:24.62 ID:05R/DNbCO
寄宿舎廊下

俺「…。」スッ

俺紙「」パシッ

石丸「ふむ…」ジロジロ

俺(……どう言う反応するんだろ)

石丸「なるほど。1年前まで厨二病を患っていたのが君の恥ずかしい過去か」

俺「いや、うん…ま、まぁ…///」

石丸「ハッハッハッハッ!」

俺「いや、笑うなよ!?約束したじゃないか!?」

石丸「おっとすまない。イメージが少し変わってしまってな」

俺(どんなイメージだったんだ…)

石丸「しかしやはりこの程度の事なのなら、君は大丈夫そうだな」

俺「そりゃあこれくらいで殺人をする訳無いよ」

石丸「うむ、皆も君のようならば大丈夫なんだろうが…」

俺「石丸君も皆んなに見せ合いをしようと頼んでみたのか?」

石丸「うむ。しかし誰も見せてくれる事は無かった。兄弟にも断られてしまった…」

俺(…俺や石丸君はこうだったが、やはり皆んなはそう簡単に見せられる内容じゃ無いのかな)

俺(それともやはり俺達の信頼関係って浅い物なのかな…)

石丸「しかし、僕は信じているぞ。この程度の事で我々は殺し合ったりはしないとな!」

俺「ああ、俺もそう思う」

俺(石丸君はまぁ大丈夫そうだな。そして彼の事をまた少し知れた気がする…)

石丸「ではとりあえず我々だけの結束を固める為にも、俺君。一緒に汗を流しに行こうではないか」

俺「エッ!?!?」

石丸「大浴場が解放されただろう。そこに一緒に入ろうと言っている」

俺「あ、ああ…それなら良いけど…」

石丸「ん?いったい何だと思っていたのだ?」

俺「い、いや…。なんでも…」

俺(…びっくりした。俺も兄弟にされてしまうのかと思った)


石丸の好感度が4に上がった

788: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 19:22:51.78 ID:rJMX6plD0
俺自室

俺(石丸君と大浴場で汗を流して、あの学級裁判以降久しぶりにぐっすり寝られた俺は翌朝、いつもと違う様子のモノクマに叩き起こされた)

俺「ZZZ…」

モニター「」プツッ

モニター『』ズンチャズンチャッ♪

俺「う…ん?…」スッ

俺(…なんだ?今日はいつもの朝の合図を知らせる録音じゃなく、爆音だ…。なんだこれ?)

モノクマ『おはよう御座います。うぷぷぷぷ』

俺「なんだよ…。朝から…」

モノクマ『そんなにぐっすり眠っちゃってて。仲良しクラスメイトの誰かさんに何かあったみたいなのにさ』

俺「えっ…」ドキッ!

俺「……。」

俺「う、嘘だろ?あんな知られたくない事が書いてあった手紙くらいで…」

モノクマ『嘘だと思うなら自分の目で確かめてきなよ。それじゃ、ばいなら』ブツンッ

俺(まさか…また起きてしまったのか…?)

俺(石丸君はあんな感じだったけど、やっぱり他の人は…)ゴクリッ

俺「と、とにかく状況を確認してみないと。食堂に行ってみるか」スタスタ

789: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/04(金) 19:23:19.46 ID:rJMX6plD0
食堂

扉「」バタンッ

俺「皆んな!」スタスタ

朝日奈「あっ、俺!」

苗木「俺君…。よかった」

石丸「無事だったか!」

俺「ああ、俺は大丈夫。だけど、やっぱりさっきのモノクマの放送を皆んなも?」

朝日奈「うん。そうなんだけど…」

俺(とりあえず現在食堂に居るのは苗木君、朝日奈さん、石丸君、大神さん…そして意にも介せず朝食を取っている十神か…)

俺(このメンバーが無事だとすると、もしかすると残る仲間の内誰かが…)

大神「もしやするとまた起きてしまったのではないか…?」

朝日奈「有り得ないよ。だってたかが恥ずかしい思い出だよ?」

十神「それはどうかな?そう思わない人間だっている筈だぞ」 ガタッ

石丸「何!?」

俺(昨晩石丸君は大丈夫そうだっが、やはり他の人間はそうじゃなかったのか…?)

俺(くっ…もっと様子がおかしい人を見に行くべきだったか…)

十神「苗木、ついて来い」 スタスタ

苗木「えっ…あ、ちょっと十神くん!?」スタスタ

俺(何で苗木君だけ…?)

俺(もしかして十神の中で、苗木君だけ信頼度が高いのか?確かに苗木君の機転がなければ前回は全員仲良く死んでたが…)

俺(でもこんな時に二人きりは逆に苗木君が危ないかもしれない)

俺「苗木君、俺も一緒に行くよ」スタスタ

苗木「あっ、うん。ありがとう」スタスタ

十神「こっちだ。早く来い」スタスタ

823: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 00:54:25.77 ID:vMaDflzN0
プール更衣室前

十神「怪しいな。実に怪しい…お前らもそう思わないか?」

苗木「え?怪しいって…」

俺「…。」

俺(…逆に食堂から一直線にここに来たお前の方が怪しいんだが)

俺(もし仮に、この部屋で事件が起きてたらほぼ間違い無く十神がクロで決まりじゃないか)

十神「…。」スッ

女子更衣室「」

苗木「あっ!そこは女子しか…」

扉「」ガチャッ

十神「開いている…」

苗木「えっ?…」

俺「…どう言う事?」

モノクマ『現在は捜査の為に、更衣室のロックは解除してあります』

俺「捜査って…。まさか…」スタスタ


女子更衣室

十神「…ん?」

苗木「はっ…!」

俺「あっ…!」

俺(俺達が入った女子更衣室には…)


不二咲「」ドクドク...
壁「チミドロフィ-バ-」

俺(目を見開いたまま頭から血を流して壁にハリツケにされている不二咲さんの姿があった…)

苗木「う、うわあぁぁっ!?不二咲さん!?」ドサッ

モノクマ『ピンポンパンポーン。死体が発見されました。一定の自由時間の後、学級裁判を開きまーす』プツンッ

俺「くっ…」

十神「血文字。チミドロフィーバーか。フッ、面白い」

十神「まるで快楽殺人のようだ」

俺「不二咲さん…」ゴクリッ

不二咲「」ドクドク...

俺(また、起きてしまった。1回目の事件から3日…。もう二度と起きて欲しくないと願っていた2回目の事件が、遂に起きてしまった…)

824: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 01:04:36.16 ID:vMaDflzN0
女子更衣室内

俺(俺達が不二咲さんの死体を発見して、他の皆んながここに集まるまでそう時間はかからなかった)

俺(困惑と恐怖と、怒りの表情を露わにした皆んなは不二咲さんを取り囲む様にその場に立ち尽くしていた)

大和田「ふ…。不二咲…」

朝日奈「不二咲ちゃん…こんなのって…」グスッ

石丸「何故彼女が…」

腐川「ち…血がぁ……」ブルブル

舞園「こ、このままじゃ幾ら何でも可哀想過ぎます…。せめて降ろしてあげませんか?…」

霧切「それは無理ね」

舞園「えっ…」

霧切「彼女の死体を調べあげて、この事件の犯人を突き止めないと処刑されるのは私達なのよ」

舞園「…。」

霧切「死体を動かせば真実も見えて来なくなる」

俺「不二咲さん…」

不二咲「」ドクドク...

俺(…この中の誰よりも一番仲間同士の争いを嫌っていた不二咲さんがこんな目に遭うなんて)

俺(こんな事、許して良いのか…?)

俺「…。」グッ

舞園「俺君…」

俺「不二咲さん。君を殺した犯人は俺達が必ず見つけ出す…」

周りの生徒達「…。」

俺(そして、いつか必ず…俺達は黒幕に反撃してみせる)グッ



──捜査開始

826: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 01:30:25.86 ID:vMaDflzN0
女子更衣室

電子生徒手帳「」カチッ

俺(第二の事件が起きた事で、電子手帳に新たに記載されたモノクマファイルによると不二咲さんが殺されたのは深夜2時頃…)

俺(死体発見現場は2階の女子更衣室…。死因は鈍器による頭部の殴打で即死だったのか…)

不二咲「」ドクドク

俺(前回の時と同じで、先ずは死体現場となった不二咲さんの死体周りから見るのが良さそうかな)

舞園「俺君」

俺「ん?どうしたの舞園さん?」

舞園「私も俺君の捜査をお手伝いします」

俺「え?でも……今回はモノクマファイルにも書いてるけど、不二咲さんの死亡時刻は午前2時頃で、外出禁止の夜時間の内の犯行だから皆んなアリバイが無いんだ」

俺「勿論俺はその事件が起きてた間、部屋で爆睡してたから犯人じゃ無いけど…普通は犯人の可能性があるとして、俺を疑うのもセオリーなんじゃない?」

俺「気持ちは嬉しいけど、こんな状況でそれでも俺に協力なんて本当に良いの?」

舞園「はい。構いませんよ」

俺「舞園さん…」

舞園「だって私は俺君の超高校級の助手ですから」ニコッ

舞園「それに俺君が犯人じゃ無いと言う事は分かっています」

俺「え?」

舞園「エスパーですから。うふふ」

俺「フッ…。そっか…そうだったな」

舞園「冗談ですけどね」

俺「いや、ありがとう。なんだか気持ちが楽になったよ」

舞園「なら良かったです。それで私はどうしましょうか俺君」

俺(そうだな…)

舞園「前回の事件じゃ助手の仕事ができなかったので、その分今回は頑張って俺君の力になってみせますよ」ニコニコ


舞園同行時の指示
1じゃあ舞園さんには証拠探しの手伝いをして欲しい(俺判定が15pされる)
2証拠になりそうな物は俺が探すから、舞園さんは皆んなから手掛かりになりそうな証言を集めて欲しい(俺とは別に舞園コンマ判定も行い弾丸(証拠)を更に手に入れられる可能性がある)
3今回の事件は俺一人で解決してみせるよ…。舞園さんは前回と同じく苗木君の手伝いをしてあげて欲しい女子更衣室内


多数決下5まで

827: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 01:31:48.14 ID:DUQodUFy0
1

834: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 10:43:52.28 ID:EMCqDJG3O
女子更衣室

俺「それじゃあ舞園さんは一緒に手掛かりになりそうな物を探して貰える?」

舞園「はい。分かりました」

俺(…と言っても、流石に不二咲さんの死体を調べるのは俺がやるべきだよな)

俺「じゃあ俺は不二咲さんの死体付近を調べるから、舞園さんは部屋の中を調べて欲しい」

俺「何かあったら報告してくれ」

舞園「了解です。では探してみますね」スタスタ

俺「ああ」

俺(不二咲さんの死体で気になるのは、死因以外に横に書かれた血文字だな…)

十神「チミドロフィーバーか…。苗木」

苗木「え?」

十神「オレの捜査に協力させてやる。ついて来い」スタスタ

苗木「あっ…えぇ…」スタスタ

俺(十神は苗木君と一緒に捜査するのか?このチミドロフィーバーって言葉に思い当たる節がありそうだったが…)

俺(まぁ良い。俺と舞園さんはこっちのペースで調べよう)

霧切「…。」サワサワ
不二咲「」ドクドク...

俺(…それにしても霧切さんはよくそんな普通に死体に触れるな)

俺(捜査の邪魔になるからそっちから話しかけて来ない限りは、話しかけ無い方が良いか)


捜査結果(ゾロ目、繰り上がり)
コンマ下二桁
99謎は全て解けた(弾丸フル補充。学級裁判前に俺、事件の全容を知る)
86以上霧切の助言も有り、かなり事件の真相が見えてきた(弾丸6つ補充)
66~85舞園と協力し合い他の人の証言等時間までに十分に証拠を集めて犯人を2人に絞るまでに至っていた(弾丸5つ補充)
36~65流石に2だったので冷静に死体現場と他の部屋の証拠も集められた(弾丸4つ補充)
16~35何とか時間までに死体現場の証拠は集められた(弾丸3つ補充)
15以下相変わらず捜査初心者俺、証拠っぽい奴だけメモしておいた(弾丸2つ補充)


安価下2(36以上で捜査能力、初心者から経験者(次回以降判定20p)へと上昇)

836: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 10:52:45.56 ID:AUbp8BwjO
へーい

838: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 14:29:58.00 ID:fNRm8FMkO
コンマ56
女子更衣室

俺(先ずはモノクマファイルだ。これを頭に入れておかないと)

コトダマ「モノクマファイル」を入手した

俺(不二咲さんの死体の隣の壁にある血文字)

不二咲「」
「チミドロフィ-バ-」

俺(このチミドロフィーバー…。ダイイングメッセージでは無いよな?)

俺(と言うか何処かで聞いた事があるんだけど、思い出せないなぁ…)

俺(十神は知ってたみたいだが、今のところ俺には分からない。証拠だけ保存しておこう)

コトダマ「壁の血文字」を入手した

俺(犯人が不二咲さんを殺した凶器はこれか…。血痕がある)スッ

コトダマ「ダンベル」を入手した

俺(2回目だからもう少し分かると思ったけど、今のところ他に分かる事は無いな…)

俺「舞園さん、何か見つけた?」スタスタ

舞園「はい、そこの壁のポスターを見て下さい」

俺「壁のポスター?」

血の付いたポスター「」

俺「あれ?これ…。恐らく不二咲さんの血痕があるけど…何かのグラビアのポスター?」

舞園「俺君も気付きましたか?確かに前にプールへ来た時もポスターはここに貼ってありましたが、私の記憶ではポスターの中身が違うんですよ」

舞園「これってどう言う事なんでしょう?」

俺「……。」

俺「あ、もしかして」スタスタ

舞園「何か見つけたんですか?」


男子更衣室

俺「やっぱりだ…」

舞園「あ、これですよ。前にプールを利用する際に女子更衣室に貼ってあったのは」

俺(犯人が入れ替えたと言う事か…)

俺「…。」

俺「なるほど…少しだけ事件の中身が分かって来たな」

舞園「え、これだけで?凄いですね俺君」ニコニコ

俺「い、いや、まぁ…。あと3つくらい有力な情報が無いと全容は見えないんだけど…」

俺(1回目と同じなら、そろそろ学級裁判が始まる…。それまでに他の有力な情報はもう集まら無いかな…)


桑田(好感度1)
コンマ下二桁
91以上桑田の証言から更に驚愕の証拠を補充した(弾丸2つ補充)
90以下学級裁判開廷!(弾丸3つ足らずの状態)

安価下

839: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 14:34:15.64 ID:gbJ5xLrmO
エンジョイ!

841: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 17:51:52.26 ID:fNRm8FMkO
コンマ64
学級裁判場

俺(あれから間もなく、予想通りモノクマの集合の合図がかかり俺達は再びこの場所へと集められた)

周りの生徒達「…。」

俺「…。」

俺(皆んなも分かってるんだ…。ここに来ると言う事は、事件を無事に解決したとしてもこの中の内の一人は殺されてしまうと言う事を…)

俺(だけどもし間違えれば俺達が殺されるんだ…。絶対に間違える訳にはいかない!)

モノクマ「さてと、ではいつも通り凶器の話から行ってみましょうか」

俺(…何でこいつが進行してるのか分からないが、気になった事は発言していこう)

>コトダマ「モノクマファイル」カチッ
>コトダマ「ダンベル」カチッ
>コトダマ「壁の血文字」カチッ
>コトダマ「更衣室のポスターの入れ替わり」カチッ


十神「モノクマファイルによると、被害者は鈍器のような物で殴られそれが致命傷になったとあるな」

桑田「鈍器っつっても、そんなもん近くに落ちてたかぁ?」

俺(これの証拠なら持ってるな)

>コトダマ「ダンベル」ダァンッ!

俺「不二咲さんの近くにトレーニング用のダンベルが落ちてただろ?それが凶器になったんだと思う」

十神「何故そう言い切れる?」

俺「そのダンベルに血痕が付着してたんだ」

十神「別の物で殴られた際に出血した血が付着したのかもしれんぞ?」

俺(…こいつ、やけに突っかかてくるな)

霧切「被害者の傷もダンベルの形と一致していたわ。凶器はダンベルで間違い無いでしょう」

朝日奈「き、傷痕を調べたの!?」

霧切「ええ」

桑田「ま、マジかよこいつ…。肝座り過ぎだろ…」

俺(霧切さんのフォローもあって、議論がスムーズに進んだな)

俺(このまま犯人まで上手く特定できれば良いが)

842: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 19:13:58.72 ID:vMaDflzN0
学級裁判場

セレス「では犯行現場は女子更衣室で間違い無いですわね」

俺「…。」

>コトダマ「更衣室のポスターの入れ替わり」カチッ


大和田「確か男子は女子更衣室に入れねなかっよな?つー事は犯人は女子って事になるのか?」

霧切「…。」

俺(…いや、未だ決定はして無いがここで使うべきじゃ無い。未だ謎は多いままだしもう少し様子見しておこう)

桑田「確かに、女子が男子をやるのはリスクがあるだろーし不二咲なら…朝日奈!まさかお前か!?」

朝日奈「はぁ!?な、何で私が!?」

桑田「だってスイマーだし、よくプール更衣室使ってそうじゃん」

朝日奈「偏見やめろっての!私は不二咲ちゃんを殺してなんかないから!」

十神「安心しろ。既に犯人の目星は付いている」

俺「エッ!?」

朝日奈「嘘!?」

大和田「マジかよ!?」

舞園「いったい誰が犯人なんですか!?」

十神「間違い無い。不二咲千尋を殺した犯人はジェノサイダー翔だ!」ビシッ  

俺「ジェノサイダー翔…?」

舞園「巷で噂の殺人鬼ですよ。何百人と言う人が犠牲になってるとか言う…」

俺「あ、聞いた事あるかも…。確かそれだけ殺人を犯しといて未だに捕まって無いとか…」

桑田「ジェノサイダー翔がこの中に居るだぁ?有り得ねーっつの」

朝日奈「そうだよ。根拠が無いじゃん!」

苗木「根拠ならあるかもしれない…」

俺「苗木君?」

苗木「図書室の書庫で見つけたファイルに書いてあったんだ…」

十神「ジェノサイダー翔の事件を纏めた警察の極秘資料に、事件の特徴が克明に記されていた」

十神「一つ目は現場に必ず血文字を残す」

桑田「不二咲の隣にあったチミドロフィーバーとか言う血文字か。それでもう一つは?」

十神「重要なのはもう一つの世間には公表されていない極秘事項だ」

俺「それは…?」

十神「被害者は必ずハリツケにされていると言う事だ」

俺「…。」

俺(確かに、不二咲さんも壁にハリツケにされてたな…)

843: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 19:29:23.36 ID:vMaDflzN0
学級裁判場

十神「つまり、不二咲をハリツケにしたのは犯人が本物のジェノサイダーだと考えるのが自然だろう」

セレス「ではその殺人鬼がわたくし達の中に居て、十神君は既に目星が付いていると?」

十神「ああ…そいつは、腐川冬子!貴様だな」

腐川「ヒィィッ!?」

桑田「腐川!?いや、確かに一応女子だけどよ…」

朝日奈「ちょっと待ってよ!腐川ちゃんは血が苦手なんだよ!?」

朝日奈「血が苦手な殺人鬼とかあり得ないって!」

十神「ジェノサイダー翔はそいつであってそいつでない」

桑田「あ!?ナゾナゾ!?」

舞園「もしかして二重人格と言う事ですか?」

苗木「確かに、あのファイルにもジェノサイダーは乖離性人格障害だって書いてた…」

腐川「うぅ…黙っててくれるって言ったのに…」ガタガタ...

十神「後は本人から直接話を聞くとしよう」

腐川「うぅぅ…ああぁぁぁっ!!」ドサッ

俺「あ…え?だ、大丈夫?腐川さん」スッ

「おっとお、私に触れたら殺しちゃうぜ?」

俺「え…」

ジェノサイダー「呼ばれて飛び出てジャジャジャーン!」

他の生徒達「「ええっ!?」」

ジェノサイダー「もしかしてバレちゃった系?まぁいっかしゃーないもんね」

俺(あ、あの地味でボソボソと話してた腐川さんが…ハキハキと喋ってる…)

ジェノサイダー「そう!アタシが超高校級の殺人鬼、ジェノサイダー翔!」ビシッ

844: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 19:44:36.10 ID:vMaDflzN0
学級裁判場

石丸「ど、どうしたのだ腐川君!?」

腐川「あっヒャヒャヒャ!健全な達人は健全な魂と肉体に宿るの!」

桑田「いや、何言ってんだこいつ…。さっぱり意味が分かんねえ…」

大神「ここまで違う物か…。普段のあいつと…」

十神「これで分かった筈だ。その殺人鬼が不二咲を殺したんだ。動機もある」スチャッ

大神「動機だと…?」

十神「腐川冬子がジェノサイダー翔だと言う事は誰にも知られたく無い筈」

俺(そうか。これがモノクマに渡された、彼女の知られたく無い事だったのか…)

十神「どうだ?動機になり得る筈だ」

腐川「なるほどねぇ~。なるほどなるほどなるほど…でも残念でしたぁー!!あたしは犯人じゃ無いのでーす!」

俺「え?」

大和田「何?」

大神「誰が信じると思う…」

朝日奈「そ、そうだよ!殺人鬼の言葉なんて信じられないよ!」

苗木「そうかもしれない…そうかもしれないけど…」

俺「…。」

十神「フン!今回の殺人とお前の過去の殺人、完全に手口が一致している」

俺(不二咲さんの隣にあった壁の血文字…ハリツケ…。そして動機…)

>コトダマ「無し」

俺(俺はジェノサイダー翔の過去の手口とか確認できなかったから、その辺はどうか知らないが、確かに限りなく怪しい…)

俺(反論する人が現れ無かったら、犯人はこのまま彼女だと言う事になりそうだけど…)

俺(誰か反論する人は居ないのか?)


苗木(好感度4)
コンマ下二桁
61以上苗木「それは違うよ!」
60以下ジェノサイダー翔が事件の犯人だと言う方向で話が進む(桑田判定へ)

安価下

845: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 19:45:23.19 ID:hc5Ta4Q3O
はい

846: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 20:05:22.98 ID:vMaDflzN0
コンマ19
学級裁判場

朝日奈「不二咲ちゃんをハリツケにしたのはアンタなんでしょ!」

大和田「この殺人鬼がぁっ!」

石丸「何故殺したのだ不二咲君を!?」

十神「フン…」

ジェノサイダー「あーあー頭鈍い連中は嫌だねえ。あたしがアイツを殺す理由なんて無いのにさぁ」

舞園「でも殺人鬼なんですよね?」

ジェノサイダー「そうだって言ってるじゃん!」

舞園「…。」

大和田「もうこいつが犯人で決まりだろ!?」

大神「我もそうとしか思えぬ…」

朝日奈「そうだよ!こんな奴に同情する余地なんて無いよ!もう投票に行っちゃって良いじゃん」

十神「…。」

モノクマ「ん?それじゃあ、これ以上進展が無さそうなら投票に行っちゃいますか」

十神「え?ちょっ…」

朝日奈「え?何?十神?」

十神「あ、いや…。もう一度確認するぞ?本当にそいつが犯人で良いんだな?」

石丸「君が言い出したんじゃ無いか!」

十神「そうだが…」

大神「まさか今更、犯人が違うとでも言うのではあるまいな?」

十神「うっ…」

セレス「まさか。あの十神財閥の御曹司ともあろうお方が自信満々で出した答えを今更下げる訳ありませんわよね?」

十神「…。」

十神「と、当然だ!犯人はジェノサイダー翔で間違い無い!!」ビシッ

ジェノサイダー「はい。お前ら皆んな地獄行き~」ゲラゲラ

俺(うーん…)


桑田(好感度1)
コンマ下二桁
91以上桑田、起死回生の一発
90以下ジェノサイダーが犯人で投票へ(GAMEOVER)

安価下

847: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 20:08:14.67 ID:AZjbZqhQO
むん

881: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 20:56:06.39 ID:vMaDflzN0
コンマ67
学級裁判場

スロット「」ガシャンッ
「ジェノジェノジェノ」ブブ--!


モノクマ「ざーんねん!不二咲千尋を殺したのはジェノサイダー翔じゃ有りませんでした~!」

ジェノサイダー「だから言ったじゃん!お前らバカだねえ~!」

俺「げっ…」

苗木「あ…」

石丸「なっ…!?」

朝日奈「ちょっ…ど、どう言う事なの十神!?」

十神「フン、今更分かったか。その通り。オレは犯人では無い」

桑田「…は?」

セレス「まさか我々を嵌めたのですか?」

十神「オレはお前等の力を試しただけだ。フン、しかしまさかここまで愚かな連中だったとはな」

モノクマ「一番愚かなのは、引くに引けなくなって間違えた投票へ導いたかませ犬の十神君だけどね」

十神「かませだと…?」

モノクマ「うん。だって君、これから死ぬんだから」

十神「なっ…!?ば、バカな…このオレが死ぬなど…」

俺(はぁ…。十神さぁ…)

苗木(最低の結末だよ…)



GAME OVER



────その後、俺達はモノクマにより、犯人以外全員処刑されてしまうのだった…

888: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 21:29:14.14 ID:vMaDflzN0
GAME OVER


Q、全員生存ENDは有りますか?
A、一応有りますが、フラグを間違えずにコンマ判定も全て成功させないとダメな為かなり難易度は高いです


1最初から始める(質問タイム挟みます)
2チャプター2の好きな場所から再開する


多数決下5まで

889: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 21:30:19.06 ID:zG9eLaQy0
1

 
913: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 22:36:50.00 ID:vMaDflzN0
最初から始めます
──その巨大な学園は、都会のど真ん中の一等地にそびえ立っていた

私立希望ヶ峰学園…あらゆる分野の超一流高校生を集め、育て上げる事を目的とした政府公認の超特権的な学園



希望ヶ峰学園校門前

俺「ここか」ザッ

俺(この学園を卒業すれば、人生において成功したも同然とまで言われている)

俺(国の将来を担う希望を育て上げる事を目的とした、まさに希望の学園と呼ぶに相応しい場所だ)

俺(そんな学園への入学資格は二つ)

俺(現役の高校生である事、各分野に於いて超一流である事)

俺(新入生の募集などは行っておらず、学園側にスカウトされた生徒のみが入学を許可される)

俺(…俺はこの超が何個も付く程一流の学園に見事スカウトされ、今日からこの学園の生徒になるのだった)

俺「しかし、まさか俺がこの学園の生徒になれるなんてな…」

俺「……。」ジッ

希望ヶ峰学園「」


初期設定(苗木誠出現設定)
1……あれ?俺って何の才能があったんだっけ(苗木参加有り。俺、超高校級の???に)
2俺は他の生徒のような秀でた才能は無かったが、運良くこの学園の生徒になれた(苗木参加無し。俺、超高校級の幸運に。ゾロ目等の効果が普通よりupするなど何かと俺が幸運な事になり易い)


多数決下5まで

914: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 22:37:53.17 ID:DUQodUFy0
1

917: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 22:52:11.25 ID:MK67h8QOO
同じなので10までカット
体育館

俺(部屋の前に体育館ってプレート書いてたし、ここだよな?)

扉「」ガコッ

俺「あっ…」

他の生徒達「…。」ジッ

アホ毛がピンとした男の子「君も新入生の人?」

俺「え?あ、ああ…」

色黒の女の子「へぇ。未だ居たんだ」

太い丸眼鏡の男の子「ではここに集められた我々16人が今年の新入生って事ですかな?」

遅刻とかに厳しそうな人「苗木君より更に遅刻して現れるなんて君ぃ!入学早々ダメじゃ無いか!」

ギャルっぽい人「だからこの状況じゃそんなの関係無いって」

俺(皆んな超一流だけあってか、やはり個性的な面子だなあ…)

俺「皆んなも気が付いたら教室で寝てたの?」

人を見下してそうな目で見てる男の子「フン、何回目だ。その質問」

俺「う…」

俺(しかし、やはり皆んな同じなのか…。いったいどうなってるんだ?)

頭ボンバーな人「しっかし、おかしな学校だべ」

アホ毛がピンとした男の子「とりあえず先に自己紹介だけでもしておかない?僕は苗木誠。一応ここに入った肩書きは超高校級の幸運ってなってるんだ」

俺「幸運?」

苗木「うん。ここに入れたのは本当に偶然、運が良かっただけで…はは…」

俺(運だけで入れたなんて、そんな人も居るのか…)

俺「えっと…俺は俺。ここに入った肩書きは…」

苗木「ん?」

俺(…ヤバイ。どうやってスカウトされたのか未だに思い出せないんだが、何と答えよう)


1適当に自分の肩書きを勝手に決めて言っておく
2……実は記憶が混濁してて、分からないんだ

多数決下3まで

918: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 22:54:04.66 ID:RCoEqf2r0
2

921: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 22:56:45.15 ID:MK67h8QOO
体育館

俺「……実は記憶が混濁してて、何故スカウトされたのか思い出せないんだ」

苗木「分からない?」

霧切「…。」チラッ

十神「フン、俺達に情報を明かしたく無いか」

江ノ島「はぁ?アタシらを疑ってる訳?」

俺「いや、そう言う訳じゃなくて…」

苗木「仕方ないよ。急にこんな状況になって皆んな未だ混乱してるんだ」

葉隠「ならオレが代わりに俺の肩書きを占ってやるべ!」つ水晶玉

俺「占う?」

葉隠「ああ、なんたってオレは超高校級の占い師だからな!はっはっはっ!」

俺「へえ、占い師なんてのも居るんだ」

苗木「うん。色んな人が居るよ」



──数十分後

俺(苗木や葉隠が素性を明かし出したのを皮切りに、俺は他のメンバーとも自己紹介と肩書きを教えて貰った)

俺(……何人かは自分の肩書き教えてくれ無い人も居たが)

俺(それにしても、幸運、アイドル、風紀委員、ギャル、占い師、プログラマー、同人作家、野球選手、暴走族、格闘家、スイマー、果てはギャンブラーっまで居るって凄い面子だな…)

俺「ところで入学式は未だ始まらないの?」

舞園「ええ。皆んなここへ集まるように案内されただけですから…」

俺(なら今の内に誰かに話しかけてみるか?)

俺(…こう言うのは一番最初に仲良くなった人と以後の関係を作って行きやすいって言うしな)

俺(しかし、誰に話しかけてみよう?)



1一番普通っぽくて話しかけやすそうな苗木に話してみる
2一番明るそうな朝日奈に話しかけてみる
3敢えて勇気を出して暴走族のトップの大和田に話しかけてみる
4こちらをチラチラと観察している感じの霧切に話しかけてみる
5慣れ慣れしくしたくない。誰にも話しかけ無い
6他の人に話しかけてみよう(次の選択肢へ)


多数決下5まで(バラバラの場合一番多い票が現れるまで下採用)

922: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 22:57:37.73 ID:GHga2YfHO
6

925: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 22:59:46.24 ID:MK67h8QOO
体育館

俺(ん…何か話しかけにくいな)

俺(違う人に話しかけてみよう。他には誰かいるかな)


1国民的アイドルグループに居るらしい舞園に話しかけてみる
2野球選手の筈なのに到底野球選手には見えない桑田に話しかけてみる
3名前からして日本人なのか分からないセレスに話しかけてみる
4典型的な風紀委員っぽい石丸に話しかけてみる
5他の人に話しかけてみる(次の選択肢へ)


多数決下5まで

926: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:00:22.53 ID:DUQodUFy0
1

931: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:10:01.43 ID:MK67h8QOO
体育館

俺「あの、舞園さんって…」

舞園「はい?」

俺「あのテレビで出てる舞園さん?」

舞園「わぁ、見てくれた事あるんですか?」

俺「あ、う、うん。テレビの中で何度か歌ってる姿を観たような気がして…」

俺(彼女は舞園さやか。国民的アイドルの中でもセンターボーカルを務める超高校級のアイドルだ)

俺(テレビをあまり見ない俺でも、その名前は知っているくらいに有名人である)

舞園「ふふっ、嬉しいです。見てくれてありがとうございます」ニコッ

俺「あ、いや…そんな…///」

俺(しかし、そんな子がまさか俺達の同期だなんて本当なのか?実は偽物なんじゃないか?この人…)

舞園「いいえ、ちゃんと本物ですよ」

俺「…え?」

舞園「私、エスパーなんです」

俺「えっ…?エスパー!?アイドルじゃなくて!?」

舞園「あははは」クスッ

俺「…へ?」

舞園「冗談です。只の勘ですよ」

俺「はぁ…何だ冗談か。びっくりしたあ」

俺(てっきり心の内を読まれたのかと思った)

舞園「俺さんでしたよね?3年間仲良くして下さいね」ニコッ

俺「うん。此方こそ、宜しく舞園さん」

俺(うん。とりあえず彼女とは仲良くやっていけそうだ)



舞園の好感度が4に上がった

932: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:10:29.67 ID:MK67h8QOO
同じなので>>26までカット)
体育館

セレス「その話が本当だったら困りますわね。学校でずっと暮らすだなんて無理ですもの」

モノクマ「おっほん。そこで、そんな学園から出たいと言う人の為にあるルールを設けました」

十神「…ルールだと?」

モノクマ「殺し方は問いません。トウっ」ピョンッ

俺「殺し方?…」

モノクマ「誰か殺した生徒だけが、ここから出られる。それだけの簡単なルールなのです」シュタッ

俺「は?…」

モノクマ「殴殺、刺殺、撲殺、斬殺、焼殺、圧殺、絞殺、呪殺!」

モノクマ「うぷぷぷぷ!こんな脳汁迸るドキドキ感は、さては人間を襲う程度じゃ得られませんなぁ」

舞園「ッ…」ビクッ!

モノクマ「希望同士が殺し合う絶望的なシチュエーションなんてドキドキする」

モノクマ「ハァ…ハァ…///」

桑田「マジかよ…」

舞園「どうして私達が殺し合わなきゃならないんですか!?」

山田「そうだ!ふざけた事ばかり言うなー!さっさと家に返せー!」

モノクマ「ばっかり?ばっかりってなんだよ?ばっかりって!」

山田「ヒョッ!?」ビクッ

モノクマ「いいか?これからはこの学園がオマエラの家で有り、社会で有り、世界なんだ」

モノクマ「やりたい放題やらしてやるから、殺って殺って、殺りまくれっつーの!!」スタスタ

俺「ッ……」


1ふざけるな!お前の言う事なんか誰が聞けるか!(モノクマを捕まえる)
2(こんな時は逆に落ち着かないと…。今はとにかく状況を整理しよう)
3(誰か殺せば外へ出られるのか……)


多数決下5まで

933: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:12:09.08 ID:RCoEqf2r0
2

937: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:14:04.49 ID:MK67h8QOO
同じなのでカット(33まで)
体育館

大和田「待てゴラア!そんな勝手は許さねーぞ?」タッタッタッ

十神「どけよプランクトン」

大和田「あぁん?転がされてーみてーだな」ポキポキ

苗木「ちょ、ちょっと待って!今は僕達が喧嘩してる所なんかじゃ…」

大和田「あぁん?今綺麗事言ったな?」ギロッ

苗木「え?…」

大和田「俺に教えを説くつーのか!?」

苗木「そ、そんなつもりじゃ…」

大和田「うっせえ!!」ブウンッ!!

苗木「」ドゴッ

舞園「あぁっ!?」

苗木「」ドサッ

俺「な、苗木君…大丈夫か?」

苗木「」

俺「失神してる…」

舞園「苗木君…」

桑田「おいおい…こんな時に仲間内で争ってる場合じゃねーだろ?」

江ノ島「やり過ぎよ」

大和田「う…」

十神「フン…」スタスタ

俺「あ…」

霧切「…。」スタスタ

俺「え?霧切さんも一人で捜索するの?」

霧切「ええ。時間が惜しいわ」スタスタ

俺「そう…」

俺(冷たいのか冷静なのか分からない人だな…)

大和田「チッ…」スタスタ

俺(…あーあ、皆んなゾロゾロと一人で捜索に行っちゃった)

朝日奈「大神さん。私達も行こう」スタスタ

大神「うむ…」スタスタ

腐川「ちょ、ちょっと置いていくんじゃ無いわよ!」タッタッ

俺(残ってた皆んなも続いて体育館を後にして行った…)

舞園「え、えっと…」

苗木「」

セレス「…。」

俺(残ったのは俺と舞園さんと殴られて気絶した苗木君と、捜索する気の無さげな数人か)


1俺も遅れずに捜索に行こう
2舞園さん。苗木君を部屋まで運ぶのを手伝って欲しい


多数決下3まで

938: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:16:13.98 ID:DUQodUFy0

941: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:20:17.51 ID:vMaDflzN0
同じなので145までカット
苗木個室内

俺「よっと…」 スッ

ベッド「」
苗木「」ストッ

舞園「これで一先ず大丈夫そうですね。本当は何か冷やせるものでも有れば良かったですが…」

俺「保健室が施錠されてて使えないから仕方ないよ。とりあえず今はゆっくり寝かしといてやろう」スタスタ

舞園「そうですね」スタスタ

扉「」バタンッ



苗木個室前

俺「ふぅ…とりあえずこれで良しと」

舞園「それにしても落ち着かない部屋ですね…。あんな近くに監視カメラがあったんじゃ…」

俺「至る所に監視カメラは設置されてる。俺達は24時間、ここに監禁した首謀者に見晴られてるみたいだ」

舞園「はぁ…」

不二咲「あっ、俺君。舞園さん。そこに居たんだ」 スタスタ

俺「うん?」

舞園「えっと…不二咲さん?どうしたんです?」

不二咲「えっとね…。1時間後に食堂に集まって、みんなで何か発見した事を話し合おうって石丸君が…」

俺「なるほど。捜索した情報の共有か」

不二咲「な…苗木君も目を覚ましたら連れてきてね。それじゃ」スタスタ

俺「ああ」

舞園「俺君も自分の目で捜索に行きます?苗木君は私が見てましょうか?」

俺「ん?そうだな…」


1舞園さんとここで話しながら苗木が起きるのを待っておく
2苗木君の事は彼女に任せて俺は先に食堂へ行き、食堂を調べてみる


多数決下3まで

943: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:21:04.20 ID:RCoEqf2r0
1

945: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:23:57.92 ID:vMaDflzN0
同じなのでカット>>50まで。舞園好感度5に上昇
俺個室

ベッド「」

俺「校則とは別に、外出禁止の夜10時以降は夜時間を設ける…か」

俺「別に俺は夜中外出禁止は構わないが、皆んなちゃんと納得してるのか?」

俺「ふぅ…」チラッ

監視カメラ「」

俺「…。」

俺(本当に皆んなこんな環境で適応なんてできるのか?かなり厳しいぞ…)

俺(既に外へ抜け出したいと不満を持った奴が居ても何らおかしくないが)

俺(その為に人を殺すかどうかは置いといて…)

俺「明日は誰かにこの状況をどう考えてるのか話しかけてみるかな」

俺(先ずは男か女、どちらに話しかけてみよう?)


1男
2女

多数決下3まで

946: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:25:03.19 ID:RCoEqf2r0
2

951: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:35:08.71 ID:vMaDflzN0
俺部屋

俺(まぁ監禁されてるって言っても、男は力もあるしそんなに直ぐ動揺する事は無いだろうから…)

俺(やはり参考にするなら女の子だよな)

俺(しかし誰に声を掛けてみるか…)

俺(俺って、初日に結構仲良くなった舞園さん以外今のところ全然知らないんだよな…)

俺(俺の印象だと今のところは誰も、人を殺してまで外に出たいって人は居ないように見えたが…)

俺「さて、とりあえず誰に声をかけてみよう?」



1舞園(好感度5)
2朝日奈(好感度2)
3大神(好感度2)
4セレス(好感度1)
5霧切(好感度1)
6江ノ島(好感度1)
7不二咲(好感度2)
8腐川(好感度1)


多数決下3まで

952: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:35:57.05 ID:1rwYYSIGO
1

958: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:40:49.04 ID:vMaDflzN0
廊下

俺「さてと、舞園さんの部屋は…」スタスタ

俺(部屋の前にはネームプレートがあるから迷わないで済むな)

俺「なんだ。苗木君の右隣か」スッ

インターホン「」ピンポ-ン

俺(結局一番親しい舞園さんに聞きにきてしまった…)

俺(まぁ舞園さんは女の子の中でも常識人っぽいし別に良いか)

俺「舞園さん。俺だけど…」

扉「」ガチャッ

舞園「あっ…俺君?おはようございます」ペコリッ

俺「おはよう舞園さん」

舞園「ちょうど良かった俺君。呼びに行こうかと思ってたんですよ」

俺「えっ?」

舞園「その…。お願いがあって…もし良かったら何か護身用になる武器を一緒に探して欲しくて…」

俺「護身用になる武器
?」

舞園「だって、私達をここに閉じ込めた人がいつ襲って来るかもわからないじゃないですか…」

俺「モノクマを操ってる奴か…」

舞園「だから、何かあっても自分の身くらい守れるようにと思って…」

俺「…。」

俺(…舞園さんが疑ってるのは、多分…黒幕だけじゃない。やはり彼女もここに居る人達にいつ殺されないかと怯えてるんだな)

俺(だが未だモノクマを操っている奴が何を望んでいるのかは分からない。念の為付き合ってあげるか)

俺「分かった。行こう」

舞園「ありがとうございます」ニコッ

俺(確か体育館の前のホールのショーケースに何か色々あったな)

舞園「体育館前のホールですね。行きましょう」

俺「…え?声に出してた?」

舞園「エスパーですから」ニコニコ

俺「……。」

舞園「冗談です。只の勘です」

俺(…いや、案外本当にエスパーの素質あるんじゃないか?)

959: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:41:17.46 ID:vMaDflzN0
体育館前のホール

俺(俺達はショーケースにて金箔の木刀を見つけたが、触るだけで手が金箔でベタベタになるので何故か俺が持って帰る事になってしまった)

舞園「他には護身用の武器になりそうな物は…ありませんね…」

俺「じゃあやっぱりこの木刀、舞園さんが持って帰る?」

舞園「いえ、それは俺君が持って帰って行って下さい」ニコニコ

俺「使う機会なんかあるかな…」

舞園「じゃあインテリアにでもして下さい」

俺「……。」

俺「舞園さんに聞きたかったんだけど…」

舞園「はい?」

俺「…舞園さんはいつか、俺達が外へ出たいが為にコロシアイをすると思ってる?」

舞園「え?いえ…そんな…」

俺「本当?…」

舞園「でも、まさかこんな事になるなんて思っていなかったから不安で…」ブルッ

俺「舞園さん…」


1俺はコロシアイなんか起きないって信じてる。何か脱出の手掛かりを見つけて皆んなで脱出しよう
2舞園さんの事は必ず俺が守ってみせるって約束する。必ず一緒に生きてこの学園を脱出しよう
3後で苗木君にこの金の木刀で彼女を守ってあげて欲しいと頼みに行こう


多数決下3まで

961: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:42:59.95 ID:RCoEqf2r0
1

965: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:44:56.06 ID:vMaDflzN0
同じなのでカット(184まで。舞園好感度6に上昇)
俺部屋

モニター『モノクマ「オマエラお早う御座います。朝7時になりました。今日も一日元気よく───」』

俺(俺達がこの学園に監禁されてから2日が経った)

俺(現在は未だモノクマの望む殺人は起きていないが、日数が経つに連れて…皆んなはここから出る事の諦めや、絶望の色が増して行っている)

俺(最初はここから脱出しようと学園内を捜索していた人達も今は少なくなり、ここでの生活を受け入れ出している)

俺(不安に感じてる人は日中、常に誰かと居て話していたり桑田君や葉隠君なんかはランドリーで漫画読んでたな…)

俺「…。」ジッ

電子手帳「」

俺(この校則6…)

『仲間の誰かを殺した"クロ"は卒業となりますが、自分がクロだと他の生徒に知られてはいけません』

俺「これ、完全犯罪を成し遂げろって事だよな…。失敗した場合どうなるんだ?」

俺(…今は未だ分からない事が多い)

俺(そして皆んながそんな諦めの境地に居る中、俺は…)


(今までの行動参照)
コンマ下二桁
51以上意外と、この状況でも冷静だった俺は舞園さんが飯当番で不在でもひたすらこの学園の捜索を続けていた(鋼メンタル。霧切好感度2に上昇)
11~50助手役を買って出た舞園さんと共に学園の捜索を続けていた(普通メンタル。舞園好感度7に上昇)
10以下実は捜索は意味が無いんじゃ無いかと俺も皆んなと同様諦めつつあった


安価下

966: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/05(土) 23:45:44.20 ID:g7xu6MlK0
ほい

988: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/06(日) 00:08:10.46 ID:2mUnB4vu0
コンマ20
寄宿舎側

俺(一応、諦めずに舞園さんと共に学園の捜索を続けていた)

テープでロックされた大浴場「」

舞園「こっちも行けなさそうですね」

俺「無理矢理テープをくぐれば、行け無い事も無いけど…」

モノクマ「ダメダメ」

舞園「あっ!?」

俺「なっ…も、モノクマ!?」

モノクマ「ロックしてある場所に無理矢理行くのは校則違反だよ。もしそんな事したらキツイお仕置きをするからね!」

俺&舞園「…。」ゾクッ

モノクマ「全く、近頃の若者と来たらルールの一つも守れないんだから」ズンズン…

舞園「行っちゃいましたね…」

俺「はぁ…ここの捜索はこれ以上やめて別の場所行こうか…」

俺(あいつが現れる度に俺達は怯えなければならない…。こんな生活、いったいいつまで続くんだろうか…)

舞園「そうですね。でもその前にお腹空きません?」

俺「あー…少しだけ」

舞園「じゃあ私、作りましょうか?」

俺「え?ま、舞園さんが作ってくれるの?」

俺(超高校級のアイドルの手料理食えるとか、閉じ込められて初めて有り難いと思ったかも…)

俺「何を作ってくれるの?」

舞園「ラー油です」

俺「……。」

舞園「…。」

俺「…え?」

舞園「あはははは。冗談ですよ」クスッ

俺「舞園さん…」

舞園「安心して下さい。ちゃんと作りますから」ニコニコ

俺「ラー油を?」

舞園「はい!」ニコッ

俺「はは…」

俺(こうして仲の良い舞園さんが居るから、未だ俺は普通に保ってられてるけど…)

俺(もし仲の良い人が誰も居なければ、ここの生活は今頃地獄だっただろうな…)


舞園の好感度が7に上がった

989: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/06(日) 00:14:03.84 ID:k3d2z3prO
同じなので変化がある所までカット
視聴覚室

モノクマ『ある物を視聴覚室に用意させて頂きました』

俺(ここに、どうしても今直ぐ外へ出たくなる動機が…)スタスタ

ダンボール箱「DVD「」」

山田「…何やらご丁寧に1人ずつ名前の書かれたディスクが置かれてますなあ」

十神「これに人を殺したくなる何かが入っていると言う事か?フン、面白い」スタスタ

俺「…。」スッ

DVD「俺君のDVD」

俺(…怪しさたっぷりのディスクだが、皆んなが各自それを再生しようと席に座る)

俺(普通ならこんな怪しいDVD見る事は無いが、急に窓の無い場所に監禁されて、知らない人達と共同生活を強いられ、いつ殺されるか周りの人達を殺人の疑いの目で見なきゃいけない…)

俺(そんなストレスを抱えながら、毎日同じ事の繰り返しで皆んなは外に出たい欲望が極限まで達していたのかもしれない)

俺(各自、席に付いて自分のDVDを再生していく)


苗木「…。」つ苗木のDVD

舞園「…。」つ舞園のDVD

苗木「…。」カチャッ

舞園「…。」カチャッ

俺(比較的常識人の苗木君や舞園さんも席に着いて再生しだした)

俺(よし。俺も再生してみよう…)ゴクリッ


俺のDVD「」ウイ-ン

990: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/06(日) 00:16:28.82 ID:k3d2z3prO
視聴覚室

俺(いったい何が始まるんだ…)

俺君のDVD「」ウイ-ン

モニター「」パチリッ

俺「……。」ジッ

俺(これは…俺の家や町?現在の外の様子を撮影しているのか?)

俺「何も変わって居ない。普通の光景だ」

俺(だがこれで終わる筈が無い。いったい何が…あ?)ドクンッ

モニター「」ザザッ...

俺「な、なんだ…?これは…」

俺(その町が一瞬にして火の海に…そして空から突っ込んで来る飛行機…)

モニター「」ドガ-ン!!

俺「あ……」

俺(町が火の海から更地に…え?…)

モニター「モノクマ『希望が峰学園に入学した俺君。ですが、君が入学して君の育った町に何かあったようです』」

モノクマ『ではここで問題です。壊滅してしまった君の町ですが、この町に残っていた君の両親や親戚、友人。君の繋がりのある人達ははいったいどうなってしまったのでしょうか?』

俺(どうって…。こんなの…)

モニター『正解は"卒業"の後で!』 ド-ン!

俺「……。」

俺(…映像はそれだけだった)

周りの生徒達「「「……。」」」ブルブル...

舞園「いやあぁぁっ!?」ガタッ

俺(他の生徒達も似た様な映像を見せられたんだろう。恐怖に包まれて震えている)

俺(そして俺は…)


コンマ下二桁
41以上俺も他の生徒同様一気に外の様子が不安になったが、舞園が走って廊下に飛び出して行った為に今は置いといた
40以下俺、外に出たい意欲MAXに(完全犯罪を計画する)


安価下

991: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/06(日) 00:16:50.70 ID:lPFmJloTO
エンジョイ!

996: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/06(日) 00:27:26.14 ID:k3d2z3prO
続きは次スレで

 

>>1000の
コンマ下二桁
71以上特別自由行動権利+巻き戻り権利
31~70巻き戻り権利
30以下何も無し

1000: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2020/09/06(日) 00:28:26.73 ID:bLIdqnw10
ピキーン