1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 13:47:14.95 ID:iuHqKHai0
プフ「ハジケ王国出身です」

メルエム「初めて聞く名だ」

首領パッチ「どうぞ、お土産のところ天です」

メルエム「下らん真似をするな」

グシャッ!

首領パッチ「……ああ…」

ドサッ

メルエム「ククッ、コイツもなんと脆い種なのだ」


引用元: メルエム「次の対戦相手は誰だ?」首領パッチ「こんにちは」 



2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 13:55:21.29 ID:iuHqKHai0
プフ「王…この者の処理はどうされますか?」

王「好きにしろ」

王「余は少し外へ出てくる」

首領パッチ「痛いなァ…湿布張ってれば治るしいいや」

ペタペタ

プフ「なに?」

メルエム「ほう…まだ動けるほどの力があったのか」

メルエム「僅かにおぬしに興が湧いたぞ」

首領パッチ「いってぇなぁ!!湿布食えやコラ!!!」

メルエム「もごっむごっ…!」

プフ「王ォォォーーーおおおっーーーー!!!!!!」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:04:49.45 ID:iuHqKHai0
メルエム「ごほっげほっ」

プフ「王…!」

メルエム「下がっていろ…すぐにユピーとピトーを此処に呼べ」

プフ「はっ」

シュタッ

ボーボボ「お呼びですか」

天の助「王…」

メルエム「な、なんだおぬし等!?」

ボーボボ「ユピーです」

天の助「え、お前ピトーだろ?」

ボーボボ「なに言ってんだよお前がピトーだろ」

メルエム(な…なにがどうなっておる……)


9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:10:59.87 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「じゃあ、俺ピトーでいいわ」

天の助「ったく俺も仕方なくユピーやってやるよ」

プフ「王…どうなさいますか?」

プフ「必要であれば私がこの者達を処理致します…」

メルエム「よい、しばらくはピトーとユピーの代役として護衛してもらう」

プフ「!?」

ボーボボ「やったぁーやったぁ!」

天の助「ハハハハ!ついに俺達も王直属護衛団になれたぜーー!」

プフ(くっ…こんな品の欠片も無い者達に王の護衛が務まるはずがない…)

ボーボボ「王、なにかご命令を」

メルエム「あの者を今すぐ始末しろ」

首領パッチ「え…えっ!?俺!!!?」


13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:15:12.10 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「行くぞ、天の…じゃなくてユピー」

天の助「王ヲ…護ル………」

ズズズッ

首領パッチ「て、天の助の手足が伸びてる!」

天の助「プルプル真拳奥義!オロチ拳!!」

ズシャァッ!!

首領パッチ「うあああああああああ」

ボーボボ「&…鼻毛横丁!!!」

べチンベチンッ

首領パッチ「ぎやあああああああああああああ!!!」

メルエム「ほう…素晴らしい能力だな」

プフ(…)ギリッ

首領パッチ「あ…あああ……あ」

俺は…こんな所で負けるわけにはいかない……
王をぶっ倒すまでは……


18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:20:48.91 ID:iuHqKHai0
「首領パッチと店長」

ビュティ「なんか始まったよ!?」

ボーボボ「王、ポップコーンです」

メルエム「うむ…これが映画という奴だな」

天の助「王、ところ天ジュースです」

メルエム「いらぬ」

バチンッ

天の助「ぐはっ!!」

プフ(よし…!)


首領パッチ「いらっしゃいませぇ」

俺は王と戦うまでコンビニのバイト生として働いていた

次期店長候補と呼ばれる程、期待のルーキーとして皆から慕われていた

首領パッチ「ふぅ…今日も働きまくったなぁ!」


21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:25:20.21 ID:iuHqKHai0
店員「首領パッチさーん!今から飲みに行きますよ」

首領パッチ「おう、また皆でか?」

店員「はい、店長も後から遅れて来るみたいなんで」

ビュティ(店長がどんな人か気になるな…)


―カラオケ―

首領パッチ「うあああああおええええいい!」

首領パッチ「くたばってかいんぁいあ!ぶっ飛んでこうじゃなぁいあ!」

首領パッチ「踏ん張って!踏ん張って!!」

コンコン

首領パッチ「ん?」

店員「店長ですよ!」

ガチャッ


27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:29:46.92 ID:iuHqKHai0
ユピー「おう、遅くなって悪かった」

ビュティ「元王直属護衛団ーーーー!!!」

メルエム「ユピー?」ガタッ


ユピー「チッ…ここの店狭いんだよな」

店員「店長!なに歌いますか?」

首領パッチ「俺達と一緒にデュエットしましょうよ!」

ユピー「よし、エックスザイルでも歌うか」

首領パッチ「はい!」


プフ「ユピー…!一体そんな所で何をしているんですか!」

メルエム「たまにはよかろう」

プフ「クッ…」

プフ(王がどんどんダメになっていってる気がします…)

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:36:26.07 ID:iuHqKHai0
首領パッチ「わはははは!」

ユピー「ははははは」

店員「うふふふっふ」

楽しい時間はあっという間に過ぎていき

残り時間10分の連絡が着たところで

店長から重い話を切り出された

ユピー「なぁ…お前らに言っておかなきゃならないことがあるんだ」

店員「はい?」

首領パッチ「ほげほげ」

ユピー「俺…この仕事辞めて前の仕事に戻ろうと思ってんだ」

首領パッチ「え!?」

ユピー「次の店長は首領パッチに任せたいと思う」

首領パッチ「そ…そんな…俺なんかじゃ店長は務まりません!」


33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:39:29.94 ID:iuHqKHai0
ユピー「俺は王を護衛しなければならねぇ」

首領パッチ「王って前に言ってたあの虫野郎ですか!?」

ユピー「あの人を死ぬまで護るのが俺の役目だからな…」

店員「店長…」

首領パッチ「店長…俺は認めませんよ…」

ゴォォォォォッ

ユピー「なんだと?」

首領パッチ「俺と戦って勝ったら今の仕事を続けてください」

首領パッチ「俺が負ければ潔く諦めますよ…」

ユピー「ククッ…そっちの方が簡単で分かりやすいな」

首領パッチ「行きますよ…店長」

シュタッ

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:43:01.34 ID:iuHqKHai0
首領パッチ「…」

スゥー

ユピー「なに?首領パッチの姿が消えた!?」

ユピー(そういえば、店員の姿も見えねぇな…どうなってんだこれ)

ヒュンッ

首領パッチ「…隙あり!」ニヤッ

ユピー「しまった…!」

ドンッ(ユピーの脇腹を殴る)

ユピー「ぐぁ…っ!!」

首領パッチ「天上天下唯我首尊(ハジケワレ)発動…!」

コパッチ「ハジケポイントが溜まりました」パタパタッ

ユピー「な、なんだこりゃ!?」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:47:55.02 ID:iuHqKHai0
首領パッチ「その技は俺が攻撃を店長に与えていく度に」

首領パッチ「ハジケポイントが溜まっていくのさ…」

首領パッチ「1億ハジケまで溜まれば…あんたは死ぬ」

ユピー「へっ、便利な技じゃねぇか」

店員「首領パッチさん!いきますよ!」

首領パッチ「ああ…俺の背中にくっついてろ!」

ユピー「店員あいつ…!」

店員「店長不在の空間(ノーパーフェクト・プラン)」

スゥゥゥ

ユピー「…また、あいつ等の姿が消えた…」

ユピー「まずはあの店員の厄介な能力を何とかしねぇとな」


40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:52:11.80 ID:iuHqKHai0
首領パッチ「うおらあああ!」

ドンッ

ユピー「チッ…しまった!」

コパッチ「1億ハジケポイント溜まりました」パタパタッ

キンコンカンコーン

ユピー「ハァーーーー!?早すぎだろテメェおい!!どうなってやがんだ!」

首領パッチ「あひゃひゃひゃ!俺の勝ちだ!!」

ユピー「畜生…テメェ……」

バタッ

店員「店長……倒しちゃいましたね…」

首領パッチ「て、店長…?嘘だろ?店長!!一体誰がこんな事を!!」

ビュティ「今攻撃してたよね!?」

首領パッチ「うああああああ!!店長ォォォーーー!!!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 14:57:48.52 ID:iuHqKHai0
その後、店長は店の商品として売り出されることになった

店員「これでいいんですか…?」

首領パッチ「ああ…これが店長に対する最高の弔いだ…」

ユピー…78円

ビュティ「最高どころか最低の弔いだよ!?なにその駄菓子感覚の値段!」

首領パッチ「んじゃ、行ってくるわ」

店員「はい…」

首領パッチ「店長をこんな目に遭わせた王とやらに会ってくる」

店員「気をつけてくださいね」

ビュティ「理不尽すぎる…」

END

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:02:02.28 ID:iuHqKHai0
パチッパチッ

メルエム「…」

プフ(王が映像を見て拍手している…!?)

メルエム「涙こそ出はしなかったが、余は一種の感動を覚えたぞ」

ボーボボ「おい、天の助!王が泣くかもしれねぇからハンカチ持って来い!」

天の助「これでいい?」

つ「ぬのハンカチ」

ビュティ「出たァァーー!!不愉快極まりないハンカチ!!」

天の助「はいはい、これで今お顔を拭いますね」

ふきふき

メルエム「むっ、すまぬ」

プフ(お…王が抵抗をしなくなっている…?)

プフ(まさかこの者達に心を許したということなのでしょうか?)


52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:06:02.67 ID:iuHqKHai0
ビュティ「ねぇ、ボーボボどうするの?」

ボーボボ「もう少しだけ護衛しとくわ」

ビュティ「分かったけどあんまり長くなりすぎないでよ」

ボーボボ「うん」

首領パッチ「死んでも死に切れねぇ」

ムクッ

メルエム「まだ動けるのか…その生命力には呆れるぞ」

ボーボボ「もう、天の助あとは任せるわ」

天の助「…」

ボーボボ「天の助?」

グサッ

ボーボボ「な…に…っ」

天の助「悪いなボーボボ…俺はお前の敵だ…」


56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:10:53.36 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「く…どういうことだ天の助…」

天の助「…」

ボーボボ「ま、まさか…!」

首領パッチ「そう…俺が手札から洗脳ブレインコントロールを発動したのさ」ドンッ

ボーボボ「それで天の助が操られているのか……!」

天の助「ボーボボ、悪いがこのスレで死んでもらうぜ」

首領パッチ「ニヤニヤ」

ボーボボ「くそっ!なんとしても王は護らなければならない!」

メルエム「頼むぞボボボーボ・ボーボボよ」

首領パッチ「ドンパッチソードでボーボボの心臓を突いてやるよ!!」

ビュティ「ボーボボ危ない!!」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:14:02.08 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「うおおおおお!!こうなったら最終奥義だ!!」

ビュティ「出る…!ボーボボの最終奥義が!」

ボーボボ「鼻毛真拳最終防御奥義…!!」

首領パッチ「なにっ!?」

ボーボボ「メルエムさんごめんなさい」

スッ

メルエム「なっ」

グサッ

ビュティ「護衛が王を盾にしたァーーーーー!!!!」

メルエム「ごふっ…」

ボーボボ「てへぺろ」

プフ「王ォォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!」


63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:19:16.97 ID:iuHqKHai0
メルエム「う……余としたことが…不覚……」

プフ「すぐに…すぐに手当てを…!」

ビュティ(や、やばいよ…王を刺しちゃったよ…)

スッ

首領パッチ「安心してください」

ビュティ「え?」

首領パッチ「この中に犯人はいます…この名探偵ドンパッチが暴いてみせますよ」

ビュティ「犯人って刺したの首領パッチくんでしょ!?なに探偵気取ってんの!?」

首領パッチ「俺の名前は首領パッチ、高校生探偵だ」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:23:25.27 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「おい、テメェ高校生探偵だろ!」

天の助「ちょっと薬飲ませようぜ」

ドスッドスッ

首領パッチ「ぐぁあああああ」

幼馴染のパチ美と遊園地デートをしていた時

たまたま黒ずくめの男2人組に見つかってしまい

ある薬を飲まされた…

首領パッチ「ぐぁぁ…骨が…溶ける……」

目が覚めると全身が溶けていた

ビュティ「推理所じゃないよね!?」

首領パッチ「そんな訳で俺は液体となり黒の組織を追うこととなった」


69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:31:54.05 ID:iuHqKHai0
天の助「今回、刺されたのはメルエムさん」

天の助「ここの宮殿の主のようです」

ボーボボ「ふーん、コリャひどい!」

メルエム「…」

プフ(お、王が空気を読んで死体のフリをしている…!?)

首領パッチ「あれれぇ~?こんな所にドンバッチソードが落ちてるよ?」

ボーボボ「くぉらぁ!コパン!まーた勝手に現場に入ってきやがって!」

ボーボボ「ビュティ!摘み出せ!」

ビュティ「こっちで見ておこうね?」

首領パッチ「えぇーー僕もっと現場みたいよぉーー!!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:38:27.58 ID:iuHqKHai0
首領パッチ(そ、そうか…犯人が分かったぞ!)

ピシュンッ

首領パッチ(博士に開発してもらった灰皿型麻酔でボーボボのおっちゃんを眠らせるか)

首領パッチ(この灰皿で後頭部を殴れば…)

ガツンッ!

ボーボボ「ぐぁっ!!」

首領パッチ(よし…後は声をおっちゃんの声に変えれば…)


73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:38:53.87 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「テメェいきなり灰皿で殴ってんじゃねーーぞ!!!」

バキィッ!!

首領パッチ「ぐぁぁぁぁーー!!そんなバカなァァァ!!」

バタッ

ボーボボ「ふー…ったくコパンの野郎事件の後半になると毎回俺の頭を殴ってきやがる」

天の助「元気な子供ですね」

ボーボボ「そんじゃ、もうこの事件は迷宮入りな!解散!」

スタスタ

首領パッチ「……」ピクピクッ

名探偵首領パッチ今まで迷宮入りした事件の数およそ2000件

首領パッチ「俺、探偵やめるわ」

ビュティ「そうしなよ」


77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:45:41.50 ID:iuHqKHai0
メルエム「…」

プフ「王!傷はどうやら癒えたようですね」

メルエム「ところ天を塗ったら治った」

プフ「!?」

天の助「ところ天ウールを塗ればどんな傷でも全快!」

ビュティ「なにその便利なところ天!?」

ボーボボ「おい、首領パッチ」

パシッパシッ

首領パッチ「あいたたっ!!角噛まれてる!!俺角噛まれてる!」

ボーボボ「まだ王と戦うつもりか?」

首領パッチ「当たり前だろ…このまま引き下がってたまるかよ…!」

ビュティ「あれ?天の助くんは?」


80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:49:35.31 ID:iuHqKHai0
天の助「おい、王」

ペシペシッ

プフ(王にビンタ!?)

天の助「今から三回前回りをしてところ天!と言ってみろ」

ビュティ「うぜぇーーー!!」

プフ「お、王!そんなことはなさらないでください!」

プフ「我々の頂点に立たれているお方が…!」

ごろん、ごろん、ごろん

メルエム「ところ天!」

しーーん

天の助「ワッハッハッハッ!無様だな王よ!」

ボーボボ「…」

首領パッチ「…」

天の助(あ…あれ…皆笑ってない…?もしかしてやり過ぎたかな…?)


83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:54:12.31 ID:iuHqKHai0
天の助「さ…さぁて帰ろうかな…塾の時間だし…」

プフ「…」ゴゴゴゴゴゴッ

天の助「ヒッ!」

プフ「王によくも無様な真似を…!」

グシャッ!

プフは天の助の頭を握り潰した

パァーーーン

ビュティ「天の助くん!!」

天の助(顔だけない)

ボーボボ「よーーし天の助!新しい顔じゃーー!!」

首領パッチ「え?俺の顔使うの!?」

ピューーーーッ

バチンッ

ビュティ「ぎゃああーー!!天の助くんの身体に首領パッチくんの顔がァァァーー!!」


88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 15:58:25.61 ID:iuHqKHai0
天パッチ「天パッチ!」

ジャーーン

ビュティ「合体してるみたいだけど気持ち悪いよそれ!?」

プフ「王…私はもう我慢なりません…」

メルエム「落ち着け」

プフ「王に対するこれまでの侮辱…」

ボーボボ「おい、怒ってんじゃんあれ」

ビュティ「ボーボボ達がやりすぎたからだよ!」

タッタッタ

ボーボボ「ん?」

ゴン「…」キルア「あそこにいるぞ!」ナックル「よし…!」シュート「行くか…!」モラウ「総攻撃だ!」


90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:01:50.23 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「うるせええーーー!!お前ら邪魔だァァァ!!」

バチンッーーー!!

ゴン「ぐっぁあ」キルア「畜生…」ナックル「冗談だろ…?」シュート「すまん…!」モラウ「コンディションが悪かった…」

バタッ

ビュティ「王討伐隊全滅したーーーーーー!!」

ボーボボ「やれやれ、勝手に人の家に入ってくるなんてなぁ!」

天の助「侵入者は潰す」

首領パッチ「それが俺達護衛軍の役目…」

ビュティ「首領パッチくん護衛軍に入ったの!?」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:09:01.07 ID:iuHqKHai0
メルエム「もうよい」

ボーボボ「ははは、これからですよ王!」

メルエム「…どうやら貴様等に余は愚弄さていたようだな」

プフ「そうです王!ようやく目が覚まされたんですね!」

メルエム「貴様等の遊びに付き合うのはもうやめだ」

ボーボボ「クッ…」

天の助「来るぞボーボボ!」

首領パッチ「オラ、わくわくしてきたぞ!」

メルエム「…遅い」

ヒュンッ

べチャッ

天の助「あ…ああ…」バタッ

103: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:14:31.78 ID:iuHqKHai0
ビュティ「天の助くん!!」

ボーボボ「クソッ、俺でも見えなかった…!」

首領パッチ「あいつあんなに強かったのか!?」

プフ「ふふふ…貴方達は王を見くびり過ぎたのですよ…」

メルエム「ぐちゃぐちゅぐちょ」

プフ「そして、食せば食す程強くなる」

ビュティ(天の助くん食べたら弱くなるよ…)

ボーボボ「首領パッチ!気をつけろ!」

首領パッチ「ああ、分かってる!」

メルエム「ふんっ…警戒心が薄すぎる」

首領パッチ「はやっ」

ベチンッ!!

首領パッチ「ぎやああああああああああ!!」

107: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:18:52.57 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「ど、首領パッチィーー!!」

ビュティ「そんな…首領パッチくんまで…!」

メルエム「脆いぞハジケの使者達よ」

ボーボボ(くっ…俺でも勝てるか分からない相手だな…)

メルエム「ぐちゃぐちょ」

ビュティ「ど、首領パッチくんまで食べられちゃったよ!」

メルエム「ハハハハハハ!!力が漲ってくるぞ!!」

ボーボボ「うおおおおお!!首領パッチと天の助の仇ーーー!!」

メルエム「消えろ」

グショッ

ボーボボ「…が……はっ……」

ビュティ「ボーボボ!!いやあああああああ!!!!」

プフ「一瞬でしたね、彼等を全滅させるのも」

メルエム「この男を食せば余の勝ちだ」


110: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:24:32.11 ID:iuHqKHai0
メルエム「まずは手から引きちぎってやろう」

パカッ(アフロが開く)

ミミズ「ボーボボさんを食べないで!」

ミミズB「お願い!ボーボボさんを殺さないで!」

ビュティ「アフロの中に大量にミミズ飼ってるーーーー!!」

メルエム「な…なんだおぬし等は…」

プフ「ミミズですね」

ミミズ「ボーボボさんを食するなら僕達を食べてよ!」

ミミズB「俺達の方が味には自信あるからさぁ!」

メルエム「やかましいぞ…!余はおぬし等には興味がない!」


112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:27:47.08 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「調子に乗るなよ…メルエム…!」

プフ「王!!」

メルエム「くっ…」

ボーボボ「鼻毛ホールド」

ヒュンヒュンッ

プフ「クッ…しまった…」

ボーボボ「そのままアフロの中へ」

パカンッ

プフ「うああああああああああああ!!!」

メルエム「プフ」

ボーボボ「そして、3分間ぐらいミキサーにかけます」

ギュィィィィィンッ

ビュティ「アフロの中身…想像したくないよ……」


117: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:30:19.64 ID:iuHqKHai0
チンッ

パカッ

ビュティ「…ゴクリ」

ボーボボ「首領パッチと天の助の出来上がりー」

ビュティ「えぇぇぇぇぇーーーーー!!!?」

首領パッチ「戻ってきたぜ」

天の助「待たせたなボーボボ」

ボーボボ「よし、今こそメルエムをぶっ倒すぞ…!」

首領パッチ「まずは俺からだ!」

首領パッチ「トランスフォーム!飴玉!」

ビュティ「首領パッチくんの身体が飴玉に変形した…!まさかこれって!?」


121: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:33:44.85 ID:iuHqKHai0
首領パッチ「首領パッチ飴玉流星群!!!」

ズドドドドドッ!!

メルエム「ぐああああああああ」

ビュティ「すごい!大ダメージだよ首領パッチくん!」

スッ

天の助「次は俺の攻撃だ!!」

ビュティ(よし…!今度は天の助くんの攻撃だね…!)

ガシャンがシャンッ

メルエム「な…なんだこの手錠は…動けぬ…」

天の助「今から手術を始めます」

ところ天ジャック

ビュティ「うああああーー!!変な技出たァァァーーー!!!」


123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:37:21.41 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「お願いします!この子を助けてあげてください!」

首領パッチ「うわあーんパパァー」

天の助「治療費はところ天100万個分だ」

ビュティ「治療費それでいいの!?」

天の助「では、いきます」

グサグサッ

天の助「はいはい麻酔無しですぐに終わりますからねー」

メルエム「ぐあああああああああ!!」

―1時間後―

ボーボボ「手術は成功しましたか!?」

天の助「余裕で失敗しました」

ビュティ「当たり前だよ!このヤブ医者!!」


126: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:41:18.68 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「次は俺の攻撃だ!」

メルエム「く…」

ボーボボ「うおおおおおおおお」

ゴォォォォォォ

ビュティ「出るよ…!ボーボボの奥義が…!」

ボーボボ「鼻毛学園(ボーボボスクール)」

ビュティ「!?」

メルエム「これは……」

メルエムにいつの間にか学ランが着せられていた

キンコンカンコーン

ガラガラッ

ボーボボ「オラァ、お前ら席座れやぁ!」

天の助「ボーボボヤンキー先生だ!」


128: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:46:37.81 ID:iuHqKHai0
GHB(グレート鼻毛ボーボボ)

第1話「謎の転校生」

ボーボボ「よーし、6時間目だな!転校生を紹介する!」

ビュティ「遅いよ!転校生ずっと待たせたの!?」

メルエム「…」

ボーボボ「それじゃあ、メルエム!自己紹介しろ!」

メルエム「メルエムです…キメラアントだけどよろしく」

天の助「かぁ~~っぺっ!」

首領パッチ「キメラアントだぁ?俺達の学園に入ったからには地獄見るぜお前…」

ボーボボ「静かにしろ!」

銃乱射

パパパパパパッ

首領パッチ「ぎゃああああああああ」天の助「うああああーー!!ボーボボ先生の体罰はやっぱり厳しいや!」

ビュティ「銃乱射してんのに体罰で済むの!?」

132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:52:17.64 ID:iuHqKHai0
天の助「やーいやーい」

首領パッチ「キメラアントは帰れ~!」

メルエム「…」


その日の夜

クラスメイトにいじめを受けたメルエムは

学校の屋上で飛び降り自殺をしようか迷っていた

メルエム「余は…キメラアントだから差別を受けているのか…」

ボーボボ「おいメルエム」

メルエム「ボーボボ先生…」

ボーボボ「まさかお前自殺するつもりじゃないだろうな?」

メルエム「…」ビクッ

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 16:56:22.97 ID:iuHqKHai0
メルエム「余はもう…学校に行きたくないです」

ボーボボ「クラスメイトにいじめを受けたのか?」

メルエム「……」

ボーボボ「だからって、自ら命を絶つのか?」

メルエム「それは…」

ボーボボ「生きたくても生きれない奴なんてこの世界にたくさんいるんだぞ」

メルエム「ボーボボ先生……やっぱり自殺するの止めま…」

ガシッ

メルエム「なっ」

ボーボボ「自殺するんなら先生と一緒に飛び降りろやああああああ!!!」

ビュティ「えぇぇぇぇーーーー!!止める所か一緒に飛び降りたァァァァ!!!!」


137: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:00:45.10 ID:iuHqKHai0
グシャッ!!

メルエム「がはぁっ…!」

ボーボボ「ふぅ、バックドロップの体勢で飛び降りるのも悪くないな」

ビュティ「先生やりすぎだよ!」

ぶろろろろん

ビュティ「なんの音…?」

ボーボボ「おー!天の助教頭じゃありませんかぁー!」

ぬの車に乗っていた天の助の姿が

ビュティ「なにあの腹立つ車!?」

天の助「ボーボボ先生ーちょっと試し轢きさせてもらいますね」

キキーーーーッ!!

メルエム「ぐあああああああああああ!!!!」

天の助「いやぁ、やっぱり生徒で試し轢きするのは最高ですなぁ」

140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:05:26.53 ID:iuHqKHai0
ボーボボ「よおおおおし!!次はいよいよ涙の卒業式だーーー!!!」

GHB(グレート鼻毛ボーボボ)

最終話「涙の鼻毛学園卒業式」

メルエム「仰げばー尊しー」

天の助「俺達…もう卒業か…」

ビュティ「あれ?首領パッチくんは?」

ボーボボ「えーそれでは第2862回鼻毛学園卒業式を挙行致します!」

ボーボボ「その前に海外留学に行っていた首領パッチくんが帰国したので」

ボーボボ「まずはその挨拶からです」

ビュティ「海外留学!?」

143: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:09:47.92 ID:iuHqKHai0
壇上に首領パッチが登場する

ビュティ「え…なにあれ……?」

その姿は最早昔の首領パッチの面影はなかった

大人の姿にまで急成長した首領パッチ

ビュティ「ドン…さん……?」

メルエム「なんだあのオーラの大きさは…」ビクッ

ボーボボ「首領パッチ…お前……」

首領パッチ「ごめん…ボーボボ」

キュィィィィンッ

突如右拳に巨大な力を溜める首領パッチ

メルエム「…余に攻撃するつもりか!?」

首領パッチ「最初はグー……」キュィィィィィンッ!


146: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:15:04.01 ID:iuHqKHai0
メルエム「マズイ…あれを食らったら余でもマズイ…!」

首領パッチ「海外留学に身に付けた技だ」

ビュティ「勉強しなよ!?」

―首領パッチ海外留学の真実―

首領パッチ「へいボブ!パース!」

ボブ「ハハハハ」

俺は英語のスキルを身に付けたいために

高2の時に海外へ留学した

転校当初、クラスメイトに馴染めず俺は1人ぼっちだった

トム先生「ミスターパッチ!自己紹介して!」

ざわざわ

149: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:19:09.56 ID:iuHqKHai0
首領パッチ「えー、首領パッチです」

首領パッチ「家は納豆のケースを作っている工場です」

アンディー「おいおい納豆屋の息子かよ」

ジュディ「きもーい」

ジェイソン「やっぱりジャパニーズはクレイジーだなHAHAHAHA」

首領パッチ「……」

納豆は作っていないのに
納豆に関わっている…
…それだけ俺はクラスメイトから無視されることとなった

ビュティ「ひどい…」

そんな中、1人のクラスメイトが俺に話しかけてくれた

ボブ「よう首領パッチ」

首領パッチ「ボブ…?」

151: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:24:56.93 ID:iuHqKHai0
ボブの家は缶ジュースのプルトップを作っているらしい

それが原因でボブもいじめられていた

ビュティ「プルトップでいじめられるの!?」

すぐに、俺とボブは打ち解けあい一緒に遊ぶようになった

ボブの家にホームステイすることにした

首領パッチ「へぇー!ボブの家って広いんだなぁ!」

ボブ「親父がプルトップで大儲けしたからな」

首領パッチ「ボブは将来どうするんだ?」

ボブ「俺は親父の跡を継ぐよ…それで、首領パッチの納豆のケースとプルトップを合体させた商品を作ってみたいんだ」

首領パッチ「…ぼ、ボブ…お前…」

ビュティ「プルトップは缶ジュースの容器についてる引き金のことだよ!」

157: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:31:08.69 ID:iuHqKHai0
ある日、俺とボブは2人でバスケをしていた

ボブ「へい!」

首領パッチ「ハハハハハ」

ボブ「今の技がクロスオーバーだ」

首領パッチ「これがクロスオーバー…」

ボブ「その技を日本に持ち帰って自分なりにアレンジしてくれ」

首領パッチ「ああ…また何時か会える日にお前に見せてやるよ…」

そして、俺はバスケのクロスオーバーからジャンケン拳を編み出したのであった

ビュティ「改良しすぎだろ!?ボブって子の面影微塵もないじゃん!」


158: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:34:27.70 ID:iuHqKHai0
首領パッチ「だから…俺は負けられない…」

キュィィィィィンッ

メルエム「…あ…あああ…!」

首領パッチ「ボブ…俺に力を貸してくれ…!」

パシッ

首領パッチ「え…」

ボブ「首領パッチ…俺の力もお前に貸す」

首領パッチ「ボブ……」

ボブ「さぁもう一踏ん張りだ!気を爆発させろ!!!」

首領パッチ「ウあああああああああああああああ!!!!!」

首領パッチ「ジャンケン…ドーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!」

バキィッ!!!!!

メルエム「ぐあああああああああああああ!!!」

首領パッチは音とメルエムの首から上を置き去りにしたのであった

160: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/03/22(木) 17:38:57.30 ID:iuHqKHai0
メルエム「…余の…負け……か」

バタッ

シュゥゥゥゥゥッ

ボーボボ「くっ…鼻毛学園は身体への負担が大きすぎる…

天の助「闇は去った」

首領パッチ「よーし!キメラアント討伐だぜーーー!」

ビュティ「ほら、もう帰るよ」

天の助「なぁボーボボ」

ボーボボ「なんだ?」

天の助「マヨナカテレビって知ってる?」

ボーボボ「マヨナカ……テレビだと?」

ボーボボ達の旅はまだ始まったばかりだ!

お し ま い