1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 21:40:17.87 ID:8rtkgYFR0
千冬「今日は転校生を紹介する。入れ。」

偽一夏「織斑一夏です。よろしくお願いします。」

一夏「はぁ!?何で俺がいるんだよ!!」

「あれって、織斑君だよね?」
「う、うん・・・どういうこと?」

箒「なんということだ・・・・」
セシリア「ど、どういうことですの?織斑先生!」

ラウラ「(嫁が・・・2人も・・・・えへへへ)」

引用元: 一夏「はぁ?俺のクローン?」 偽一夏「そうだけど?」 



3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 21:42:39.78 ID:8rtkgYFR0
千冬「お前はなぜか男なのにISが使える。それについて研究していた束がなんとなく作ってしまった。」

千冬「引き取り手が無いんでな、ここに連れてきた。」

一夏「聴いてねぇよ・・・」
偽一夏「俺だって聞いてねぇよ。かなり混乱したんだぞ初め。」

シャル「これって素直に喜んでいいのかな?」
鈴「見分けが付かないじゃないの!!」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 21:49:21.01 ID:8rtkgYFR0
千冬「ふむ、みんな落ち着け。特に害は無い。座席は、そうだな・・・一夏、お前の隣だ。」

一夏「あぁ、わかった・・・・。」
偽一夏「よろしくな!俺は織斑一夏、一夏って呼んでくれ!」
一夏「(おいおい、こいつふざけてんのか?)」


一夏「で、部屋まで同じなのか。」
偽一夏「気にすんなって!同じ遺伝子同士、仲良くやろうぜ?」

5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 21:52:39.50 ID:8rtkgYFR0
偽一夏「(くくくくく、こいつとすり替わってやる・・・・)」

一夏「(はぁ・・・疲れる・・・・・)」


シャル「あっ、一夏!ご飯一緒に食べない?」
偽一夏「あぁ、いいぜ?どこで食う?」

シャル「今日はね、お弁当作ってきたんだ・・・だから、屋上で・・・・どうかな?」

偽一夏「屋上だな、よし行こう!(まずは1匹目)」

シャル「(やった!一夏と2人きりでご飯だ!!)」

一夏「ん?あいつらどこへ・・・・・」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 21:56:17.45 ID:8rtkgYFR0
ラウラ「おい、嫁。飯にするぞ。」

一夏「あっ、あぁ・・・・食堂へ行くか。」

セシリア「一夏さん、私も行きますわぁ!」
鈴「わ、私もよ!酢豚作ってきたし!」


偽一夏「あーん」
シャル「はい♪」
偽一夏「シャルの作った弁当はおいしいなぁ」もぐもぐ
シャル「えへへへ、ありがとう・・・・」

偽一夏「(こいつ、オリジナルに惚れてるな。なら・・・)」がばっ
シャル「ちょ、ちょっと一夏・・・何するの!?」

偽一夏「シャル・・・好きだ。」
シャル「えっえっえっ・・・・・?////」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 21:59:48.09 ID:8rtkgYFR0
 
一夏「(なんか嫌な予感しかしない・・・)」
ラウラ「おい、嫁。あーんしろ。」
鈴「酢豚食べなさいよ!」
セシリア「サンドイッチですわ!サンドイーッチッ!!」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:04:19.46 ID:8rtkgYFR0
次の日

千冬「ん、一夏。お前こんなところで何をして・・・・お前、クローンか?」
偽一夏「えっ?違う違う。俺はオリジナルのほうだよ。」

千冬「ふむ、まぁどうでもいいが、女子トイレの中で立ち尽くしてるのは関心せんな。」

 

偽一夏「あぁ、すまん。織斑先生。」

 
千冬「おい、お前ちょっと上着を脱げ」

偽一夏「ちょ、ちょっと何を言って・・・・や、やめてくれ!」がばっ

千冬「(胸元に私のキスマークが無い・・・・・やはり。)悪かった。弟の成長具合を見たくてな」


20: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:08:46.62 ID:8rtkgYFR0
偽一夏「はぁ・・・織斑先生今日変だよ・・・」

織斑「とりあえず外に出ろ。まるで私が癖女だと思われる。」

偽一夏「わ、わかった・・・(くそっ、この女頭いいぞ)」



一夏「はぁ、相変わらずあの3人も疲れるよ、ほんと。」

偽一夏「ふぅ・・・・疲れた。シャワー入ろっと」

一夏「い、イカ臭ぇ!!お前なんだその臭い!」

偽一夏「あぁ、シャルと一発やってきた。ちょっとシャワー入るわ。」パシュー

一夏「な、何言って・・・・!!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:12:23.28 ID:8rtkgYFR0
ラウラ「おい、嫁。寝技の訓練だ。」

偽一夏「寝技・・・?」

ラウラ「あぁ、すまん。クローンのほうか?まぁ、どうでもいいが、寝技だ。」

偽一夏「(女が寝技、って言ったら・・・くくく)あぁ、わかった。」

ラウラ「ほぉ、今日はやたらと物分りがいい・・・・なっ!!」ボキッ

偽一夏「ぎゃああああああああああああああ」


一夏「バカかお前は・・・・」

ラウラ「ほぅ、2号登場か。」

一夏「一号だよ。どっちかっていうと。愛人みたいに呼ぶな」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:17:35.15 ID:8rtkgYFR0
ラウラ「ふむ。では貴様が一号で、今エビ反りしてわめいているのが2号か。もう見間違いはせん」

一夏「あぁ・・・助かるよ。」
偽一夏「いや、助けてよ・・・ぎゃあああああああ」

ラウラ「自分で抜け出せずに他人に力を借りようなどとは、男の風上にもおけんな。これでどうだ?」バキバキ

偽一夏「や、やめろおおおぎゃあああああっ!!」

一夏「もう、任せる・・・・。」ガチャッ

ラウラ「任せろ。」

ぎゃあああああああ

一夏「どうでもいいや・・・・」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:23:26.09 ID:8rtkgYFR0
千冬「おい、一夏。」

一夏「ん?どうした千冬ね・・・」バキッ

千冬「お前はなんど言ったら織斑先生と呼ぶんだ(だがそれでいい。オリジナルだな)。」
千冬「クローンとの生活はどうだ?刺激に餓えている年代だ、楽しんでいるんだろう?」

一夏「あぁ、いい経験させてもらってるよ。月面着陸レベルだよ、この経験は。」

千冬「それは何よりだ。だが、あまり長くはないと思え。」

一夏「どういう意味だ?」

千冬「クローンはな、我々オリジナルと違って成長速度を薬物を使用して促している。」
千冬「そのため、非常に脆い存在だ。オリジナルが時間をかけて作った刀だとしたら、クローンは木の枝だ。」

一夏「ってことは、もう先は無いってことか?奴はそれを・・・」
千冬「知っててここにくると思うか?絶望して暴走するだけだ。」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:28:29.73 ID:8rtkgYFR0
一夏「そうか・・・。まぁどれだけ持つか知らないが、あまり好き勝手やられちゃ困る。」

千冬「もう手遅れだ。バカモノ。」ツカツカツカ

一夏「そ、それはどういう・・・・」


ラウラ「なんだ不甲斐ないな。一夏一号は初戦でももっとがんばったぞ。」
偽一夏「はぁはぁ・・・(こ、こんな化け物相手にできるか!)」ダッシュ

ラウラ「根性も無いのか。やはり一夏一号だな・・・ふふふふふ、どこにいるか探してやる。」

一夏「あっ、クローン。おい、ちょっと話が・・・・?」
偽一夏「死にたくねぇぇえええ!!」ダダダダダダ

ラウラ「おっ、一夏一号か!二号では物足りなかった。寝技だ!お前はもう特別レッスンの域だったな?」スルスル
一夏「それはそれで嫌なんだが・・・・・」スルスル

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:34:23.41 ID:8rtkgYFR0
鈴「あっ、一夏じゃん・・・あんたどっち?」
偽一夏「(どう答える?本物と言ったら優しくされるか?厳しいのか?ここはなんか変だ・・・)」

鈴「・・・・・・あんた偽物ね。」

偽一夏「(とりあえず)・・・・そうだ。クローンの方だ。」

鈴「あっそ、じゃあ用は無いわ・・・・。」スタスタ
偽一夏「(こうまで態度が変わるのか!?)」

セシリア「あら、一夏さん♪」
偽一夏「(なら!)おう、セシリアどうした?」

セシリア「そ、その・・・今日はお休みで・・・・お時間あります?」
偽一夏「あぁ、空いてるぞ?」

セシリア「では、その・・・・ふたりでお出かけいたしませんこと?」
偽一夏「あぁ、いいぜ。じゃあ1時間後、校門でいいか?(こいつから情報を・・・」
セシリア「はい!構いませんわ!(やった!抜け駆けと言われようとも!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:36:54.53 ID:8rtkgYFR0
偽一夏「ふむ、この服でいいか・・・」

一夏「お前何人の服漁ってんだ。」

偽一夏「出かけるだけだ、気にしないでくれ。」

一夏「そうかよ・・・」


偽一夏「おせぇなぁ・・・」
セシリア「あっ、すみませんお待たせしました?」

偽一夏「いや、いまきたところだ」
セシリア「では参りましょう・・・」


偽一夏「ふむ、それなりに情報は手に入ったか・・・ゲホッ!(えっ、血?」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:41:18.16 ID:8rtkgYFR0
一夏「おい、どうした?」

偽一夏「いや、なんでもない・・・。」

千冬「(1ヶ月か。予想より持ったな)おい、一夏、山田先生が呼んでいる行ってこい。」

一夏「あっ、あぁ・・・・」てくてく、ガチャ

千冬「ふむ、そろそろ限界か。痛むところはあるか?」
偽一夏「全身だ。内臓も煮えくり返るほど。頭痛もひどい」
千冬「わかった。鎮痛剤だ、飲め。」

千冬『例の手配を頼む。コードBで実行しろ』

偽一夏「な・・・一服盛ったな・・・・・。」すぅすぅ

千冬「こちらも悪いとは思っているんだ・・・。」

男「到着しました。」
千冬「では、研究所に送ってくれ。」
男「了解しました。」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:46:09.65 ID:8rtkgYFR0
山田先生「はい?何を言っているんですか?」
一夏「え?千冬姉から、山田先生が呼んでいると言われて・・・・まさかっ!!」ダダダダダ

山田先生「ちょっと、織斑君!」


ババババババババ

男「早くヘリへ運べ。」
偽一夏「(くそ、何しやがる)」

一夏「おーい!!」

男「こら、下がりなさい!!もうヘリは発進準備に入ってる!!」

偽一夏「な、何しにきやがった・・・・」
一夏「お前と過ごした時間・・・・・・絶対忘れないからなっ!!」
偽一夏「・・・・・ありがとよ」

ババババババ・・・・・・・

一夏「・・・・・・・・」
千冬「あまり深く考えるなよ。分かっていたことだ。」

一夏「あぁ・・・・そうかもな・・・・・でも・・・・・・・・・・。」

END

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 22:52:26.01 ID:oZhE/XqzO
~数ヶ月後

シャル「一夏……」

一夏「?何だシャル」

シャル「あのね……できてたみたい……」

一夏「は?何が?」

シャル「ひ……ひどいよ一夏!あの時僕と愛しあったこと覚えてないの!?」

一夏「愛しあった?何を言ってるんだシャル?」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:00:18.06 ID:oZhE/XqzO
シャル「そんな……ひどい……一夏ぁ……認知してよ!あなたの子だよ!?」

一夏「そんなこと言われても記憶にないし……」

シャル「どうしろって言うの……この子は一夏の子なんだよ!?」

一夏「どうしろったって……」

セシリア「何を騒いでるのですか?」

箒「どうした一夏」

鈴「シャルも何で泣いてんの?」

ラウラ「嫁が一人に戻ってるな……」

 
57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:07:12.42 ID:oZhE/XqzO
一夏「みんな……」

鈴「話してよ、何があったの?」

一夏「うーん……実は……」



鈴「なんですって!?」

セシリア「シャルロットさんが妊娠!?」

箒「しかも一夏の子だと!?」

一夏「って言われても、俺には思い当たる節がないんだよなぁ」

シャル「ひどい……ひどいよ……」

ラウラ「……クローンの方ではないのか?」

シャル「え」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:10:20.88 ID:oZhE/XqzO
セシリア「な、なるほど……」

鈴「まぁ、確かにそれなら説明はつくわね……」

シャル「ち、ちょ、ちょっと待ってよ、嘘でしょ?一夏?ねぇ、一夏?」

箒「そもそも、こいつがいきなり……その……そんな行為を働くとは思えんからな」

鈴「ていうか、あんた本物とクローンの区別もつかなかったわけ?」

シャル「そんな……そんな……嘘、嘘だよね……こんな……」

一夏「……」

ラウラ「どうするのだ……嫁よ……」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:12:50.49 ID:oZhE/XqzO
シャル「ひっく……ぐす……」

セシリア「でも……勘違いとは言え、これはちょっと……」

箒「ただ事ではないな……」

鈴「本当に……妊娠してるの?」

シャル「うん……検査薬も陽性だったから……」

一夏「……俺のクローンってことは、間接的とは言え、俺の遺伝子を継いだ……俺の子なんだよな……」

ラウラ「嫁……?」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:14:59.61 ID:oZhE/XqzO
一夏「わかった……シャル、何とかしてみよう」

シャル「……え?」

セシリア「なんとかって……」

一夏「とにかく、千冬姉にちゃんと言うんだ、俺たちだけで決められる問題じゃない」

シャル「う……うん……そうだね……」

一夏「みんなもそれでいいな?」

鈴「え、ええ……」

箒「仕方ないな……」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:18:36.28 ID:oZhE/XqzO
千冬「……」

一夏「だから、シャルのお腹の中にいるのは、俺の子なんだよ」

シャル「……」

セシリア(ここここここここここここ怖すぎますわわわわわわわわわ)

鈴(今までにない……プレッシャーを感じる……!!)

箒()

ラウラ「教官、なんとかしてやってはくれないでしょうか?」

千冬「ラウラ、貴様が口を出していい問題ではない」

ラウラ「しかし……シャルロットは私の友人です、友人が産みたいと言うのなら、私は友人を全力で助けてやりたい、そう思っています」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:21:53.85 ID:oZhE/XqzO
一夏「ラウラ……」

シャル「ラウラ……」ポロポロ

千冬「……」

セシリア「わ、私も、同じですわ!」

鈴「抜け駆けしたのは気にくわない(結局偽物だったわけだけど)けど……赤ちゃんを堕ろすのはもっと気にくわないわ!」

箒「産みたいと思うのなら、産めばいい、責任は……みんなで助け合って取ればいい、そう思います!」

千冬「貴様らが考えてるほど、出産とは甘くはないぞ」

一夏「わかってるつもりだよ、千冬姉……」

千冬「費用はどうする、子育ては誰がする、それ以外にも問題はたくさんあるぞ」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:24:17.37 ID:oZhE/XqzO
一夏「それは……」

シャル「僕がやります……」

千冬「……」

シャル「全部僕のせいだから……僕が責任を負わなくちゃいけないから……僕が、すればいい……」

千冬「……」

一夏「シャル……!!」

千冬「デュノア」

パシッ

シャル「っ……」

一夏「ち、千冬姉!?」

千冬「甘ったれるな」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:27:29.85 ID:oZhE/XqzO
シャル「……」

千冬「貴様一人で責任を負う?馬鹿も休み休み言え」

シャル「……」

千冬「できるわけないだろ、そんな心構えで産むと言っているのならば、お前は一度本気で修正してやらねばならんぞ」

シャル「……」

千冬「私も女だ……堕ろせとは、安易には言えん、が……責任を取れるほどの者はここには……」

束「いるよー」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:30:32.24 ID:oZhE/XqzO
一夏「うわぁっ!?」

千冬「つ、束!?」

束「シャルロットちゃんだったっけ?産みたいなら産んでいいよー、というか、できれば産んで欲しいくらいだよ」

シャル「え?」

束「クローンの生殖機能のチェックにはちょうどいいからね、費用は全額負担するよ」

シャル「じ……じゃあ……」

一夏「産んで……いいのか?」

束「こっちからお願いするよ」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:34:05.58 ID:oZhE/XqzO
シャル「……!」

一夏「シャル!良かったな!産んでいいんだぞ!」

千冬「束……」

束「いいんだよ、研究にはもってこいだから」

一夏「束さん、本当にありがとう!」

束「いいよいいよ、お礼に私にもいっくんの子供を……」

千冬「感謝はしてるが、調子に乗るな」

束「冗談だよ、生まれた子を定期的にチェックさせてくれればいいから」

一夏「それくらい、いくらでも!」

82: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:37:11.84 ID:oZhE/XqzO
一夏「シャル、頑張ってくれよ!」

シャル「うん……!僕、頑張って一夏の子を産むね!」

セシリア「頑張ってくださいね、シャルロットさん」

鈴「産むからには元気な子を産みなさいよね!」

箒「私も応援するぞ」

ラウラ「一夏の子を、私にも見せてくれ」

シャル「みんなも……ありがとう……」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:39:53.67 ID:oZhE/XqzO
~10ヶ月後

シャル「うう……!」

一夏「シャル!頑張れ……!!」

看護婦「デュノアさーん息吸ってー吐いてーはいひっひっふー!」

シャル「ひっ……ひっ……ふぅぅ……!」

看護婦「旦那さんもご一緒にー!」

一夏「シャル、頑張れ!ひっひっふー!」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:41:50.25 ID:oZhE/XqzO
シャル「いち……か…………!」

一夏「シャル!?どうした?」

シャル「手…………握っ…………て……!」

一夏「握ってるぞ!握ってるぞシャル!」

シャル「うん……!」

看護婦「頭出てきましたー!もう一踏ん張りですはい吸ってー!いきんでー!」

シャル「~~~~~!!」



オギャアーッ オギャァ!

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:44:30.99 ID:oZhE/XqzO
看護婦「生まれましたよ!!おめでとうございます!!」

一夏「シャル……!!」

シャル「一夏……頑張ったって……褒めてくれる……?」

一夏「ああ……!頑張ったなシャル……!!」

看護婦「さぁーお父さんにきれいきれいしてもらいましょうねー」

一夏「え……?」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:47:11.43 ID:oZhE/XqzO
旦那呼ばわりなのはまぁ便宜上?結婚はしてないかと



一夏「俺が……?」

看護婦「はい!お願いしますよ!」

シャル「一夏……赤ちゃんをきれいにしてあげて……」

一夏「あ、ああ……」

オギャアオギャア

看護婦「頭とそこを持ってゆっくり……」

一夏「お、重いな……」

オギャー オギャア

93: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/25(日) 23:49:01.57 ID:oZhE/XqzO
チャプ

一夏「気持ち良いか……?」

アー

(また会えたな、一夏)

一夏「!?……」

一夏「なんだ……お前かよ……」

シャル「どうしたの?一夏……」

一夏「何でもないよ……」

一夏「また……よろしくな、一夏」

終わり