1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 14:43:37.91 ID:3IWN3YOZ0
姉「は?」

妹「お姉ちゃんを逮捕します」

姉「大事なことなので2回…じゃなくて、なんの話?」

妹「私の楽しみにしていたプリンを食べた罪です。ネタはあがってるのです」

姉「あー…あれ妹のだったんだ。ごめんごめんwwまた買ってあげるから」

妹「ダメです。お姉ちゃんは一日私と過ごす刑です。裁判できまったのです。」

姉「私裁判呼ばれてないんだけど…」

妹「きまったのです」

姉「はぁ…」

引用元: 妹「お姉ちゃんを逮捕します」 



 
8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 14:52:08.61 ID:3IWN3YOZ0
姉「しょうがないな…で、どうすればいいの?」

妹「お姉ちゃんとお出かけしたいのです」

姉「どこか行きたいところでも?」

妹「ショッピングに行きたいのです。プリンも買って欲しいのです」

姉「結局プリンは買わせるのか……わかった。準備しといで」

妹「こおでぃねーとしてほしいのです」

姉「いきなりどうしたwwいつも1人で着替えてるだろ?」

妹「今日はしてほしいのです。罪人にきょひする権利はないのです」

姉「はぁ…」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:08:58.87 ID:3IWN3YOZ0
姉「こんなもんでどうでしょうお嬢様?」

妹「ちょっと子どもっぽすぎるのです」

姉「そんなことないって。可愛いよ?」

妹「っ!…ありがとうなのです」

姉「いえいえ。じゃあ行こうか。まずはどこへ行く?」

妹「駅前に新しくできたデパートに行きたいのです。すいーつが評判なのです。プリンもきっとおいしいのです」

姉「まだ引っ張るか……でもあのデパートは私も行きたいと思ってたから丁度いいかな。よし、行こうか?」

妹「ちょっと待ってください」

姉「まだ何かあるのか…」

妹「今度は私がお姉ちゃんをこおでぃねーとしてあげるのです」

姉「え?私はこのままでいいよ」

妹「罪人にきょひする権利はないのです。裁判できまったことなのです」

姉「はぁ…」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:24:03.47 ID:3IWN3YOZ0
妹「いろんな色の 着があるのです…キラキラしてるのです」

姉「こらこらww人の 着を観察するなww」

妹「でもぶらじゃあのサイズは私と一つしか違わないのです」

姉「人の 着を観察するな」

~~~

妹「完璧なのです。これは才能なのです」

姉「ちょっと露出多すぎない…?外肌寒いんだけど…」

妹「しゅうちプ  なのです。罪人には丁度いいのです」

姉「どこでそんな言葉を覚えた小学生……」

妹「いよいよ出発なのです」

姉「なんか出かける前から気疲れが…はぁ…」


16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 15:48:10.40 ID:3IWN3YOZ0
妹「ついたよ」

姉「口調変わってるけど…」

妹「どうせ誰も読んでないから気にする人なんていないのです」

姉「おい」

妹「まずはお洋服を見るのです。3階なのです」

姉「向こうにエスカレーターがあるよ。ほらいくぞ」

妹「っ!罪人のくせに私より先にエスカレーターに乗るなんてなまいきなのです」

姉「はいはい、わかったから転ばないように気をつけろよ?」

妹「………お姉ちゃん脚だけはきれいなのです。羨ましいのです」

姉「なんだいきなり…それに脚だけははないだろだけはは」

妹「そんなに短いズボンを履いていたら嫌でも目につくのです。」

姉「着せたのは妹だけどね……でも妹の肌もスベスベで可愛いよ?」

妹「~っ//……ありがとうなのです」

姉「ほら、3階についたよ」

妹「はいです」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:02:57.08 ID:3IWN3YOZ0
妹「可愛いお洋服がいっぱいなのです」

姉「妹は洋服好きだね~…私にはわからんわ~」

妹「お姉ちゃんも高校生なのだから?オシャレをしないとダメなのです」

姉「胸を見るな疑問符を付けるな」

妹「この髪飾りも可愛いのです。」

姉「本当だ。ちょっと付けてみれば?」

妹「はいです……どうですか?」

姉「可愛い可愛い。よく似合ってるよ」

妹「…ありがとうなのです。…もう行くのです」

姉「え?もういいの?小物くらいなら買ってあげるよ?お詫びに」

妹「っ……結構なのです。高校生のお財布事情くらいはあくしているのです。それにプリンの恨みはプリンによってでしか晴れないのです」

姉「恐るべしプリン…」

妹「そろそろプリンの頃合いなのです。早く行くのです」

姉「…………」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:27:33.60 ID:3IWN3YOZ0
妹「ここのすいーつが人気なのです」

姉「ひゃーいろいろあるな~。プリンだけでもこんなにたくさん」

妹「プリンは奥が深いのです」

姉「おみそれしました。で、どれにするの?」

妹「このカスタード・プリンがいいのです。プリンの王様なのです」

姉「左様で。じゃあ、カスタード・プリン一つと…ホットココアください」

~~~

姉「どう?おいしい?」

妹「至福のひとときなのです//この瞬間のために生きているのです」

姉「本当に幸せそうに頬張るね~。…じゃあそのひとときを楽しみなからちょっと待ってて」

妹「どこに行くのですか?」

姉「ん?ち、ちょっとトイレに…」

妹「女の子はそういうときお手洗いと言うのです。デートで恥をかくのです」

姉「デートしたことあるのあんた……。とにかくプリンと一緒に大人しく待ってて」

妹「はいです」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 16:57:16.01 ID:3IWN3YOZ0
姉「ただいま」

妹「遅かったのですね」

姉「ごめんごめんwwプリンは堪能した?」

妹「この世の天国でした//」

姉「そっか。じゃあ帰ろっか?」

妹「……まだなのです。もっと一緒にいるのです」

姉「でもそろそろアニメ始まっちゃうよ?」

妹「~~~っ……わかりました。でもお家でも一緒にいるのです。まだ一日は終わってないのです」

姉「はいはい」

妹「はぁ…」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/12/27(火) 17:12:06.71 ID:3IWN3YOZ0
妹「ただいまなのです」

姉「はいただいま。妹、ちゃんと手洗いうがいしろよ~」

妹「わかっているのです。子どもじゃないのです」

姉「さて…」

妹「ガラガラガラ…ペッ……ガラガラガラ…んぐっ!なんなのですか。いきなりうしろに立たないでください。ばいきんを飲み込んでしま…えっ?」

姉「おっ、やっぱり似合ってるね~。我が妹ながら可愛いすぎだねこりゃww」

妹「これ…髪飾り…どうして……」

姉「ん~?だって欲しそうにしてたでしょ?妹に心配されるほど私の財布は貧しくないよwwそれにあんたしっかり者だけどたまにはお姉ちゃんを頼りにしてもいいんだよ」

妹「お姉ちゃん……ありがと…なので……ウルウル」

姉「おいおい泣くなって!それほどのことでもないだろ?」

妹「ダメです……お姉ちゃんは…やっぱり罪人なのです…妹を泣かせるなんて…罪は重いのです…ヒック…ヒック」

姉「はぁ…それで、裁判の結果は?」

妹「ずっと一緒にいるのです…ヒック……お姉ちゃんを逮捕します」



おしまい