15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 18:00:09.50 ID:RSRtsGqc0
スネーク「特に変わった様子はないな」

オタコン「いや、情報によるとあの城の内部で新型メタルギアを作っているらしい」

スネーク「あの城でか」

オタコン「そう。それと着ぐるみには気をつけてくれよ」

引用元: スネーク「こちらスネーク。東京ディズニーランドに侵入した」 



16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 18:05:53.33 ID:RSRtsGqc0
スネーク「ああ、このパンフレットのネズミか」

オタコン「ただのネズミじゃないんだ。この国のトップ」

オタコン「こいつらに捕まったら拷問では済まないからくれぐれも見つからないでくれよ」

スネーク「わかった。今回はステルス迷彩もソリトンレーダーもある。心配はないだろう」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 18:18:17.05 ID:RSRtsGqc0
スネーク「……」チラッ

スネーク「静かだな」

スネーク「あれは…子供?」

子供「あ、あれ?かくれんぼしてたら寝ちゃってた……」

子供「みんなどこー?」

ネズミ「ハハッ!みぃつけた!」

子供「あー!ネズミーだ!」

ネズミ「ハハッ!こんばんわ!」

子供「ネズミー、みんな居なくなっちゃったんだけど知らない?」

ネズミ「こっちへ来ればみんないるよ~!さぁ、一緒に行こうよ!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 18:29:44.61 ID:RSRtsGqc0
子供「うん!」

スネーク「オタコン!子供がネズミに連れて行かれたぞ!」

オタコン「スネーク残念だけど…今は手を出すべきじゃない」

スネーク「連れてかれた子供はどうなる」

オタコン「多分だけど、この国の住人にされるんだと思う」

スネーク「そうか。で、さっきから言ってる国というのはどこのことだ?」

オタコン「今君がいる所さ」

オタコン「表向きは世界に広がる遊園地として活動しているけど」

オタコン「その裏はどこの国にも属さない、独立国家なんだ」

スネーク「そんな話聞いたこと無いぞ」

オタコン「僕もつい最近知ったんだ。そこは圧倒的な実力を持って各国のトップを黙らさている」

オタコン「まだ侵略しきれていない国があるせいか、その正体はまだ人々に知らされていない」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 19:03:42.33 ID:RSRtsGqc0
スネーク「国を黙らせるほどの実力か…」

オタコン「ネズミとアヒル、犬には特に気をつけてくれ」

オタコン「彼等は戦時中、日本軍の零戦を撃墜させている程の猛者だ」

スネーク「わかった。戦闘は極力避ける」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 19:11:47.46 ID:RSRtsGqc0
犬「アッヒョッ!ねぇねぇwww!ネズミー!wwwwww」

ネズミ「なんだい?」

犬「なんだか嗅ぎ慣れない臭いがするよwwwwwwwwww」

ネズミ「ハハッ!今日で二人目だね!」

犬「でもまだwww見つけてないよねwwwww」

ネズミ「大丈夫さ!かくれんぼは楽しまなきゃね!」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 19:21:35.84 ID:RSRtsGqc0
――――トゥーンタウン

アヒル「アワワワワワワ!!」

スネーク「アヒル…?」

大佐「気をつけろスネーク!」

スネーク「大佐!?」

大佐「その街にはネズミ共の家がある」

大佐「その分警備も厳重なはずだ」

スネーク「ああ、大丈夫だ」カツン

マンホール「う~ん、上の人ォ!いま何時ですかぁ~?」

スネーク「!」

アヒル「見ちゅけたぞォォ!!アワワワワワワ」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 19:32:22.36 ID:RSRtsGqc0
大佐「だから言ったろう!」

スネーク「今はそれどころじゃない!」

オタコン「その通り!スネーク早く隠れるんだ!」

アヒル「どこに行ったワワワワワワワワ!!!」ペタペタ

大佐「スネーク!箱だ!」

スネーク「よし!」カポッ

箱「ヒュールヒュルルルポッン」

アヒル「見ちゅけたぞォォアワワワワワ!!」

スネーク「大佐ァ!」

大佐「すまなかった」

スネーク「くそっ!どうやらここは音で溢れかえっているらしい」

アヒル「もう逃げられないじょぉアワワワワワワワ!!!」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 19:40:33.40 ID:RSRtsGqc0
スネーク「やるしかないか!」チャキ

アヒル「アワワワワワワワワ!!」

スネーク「……!」パシュッ

アヒル「グワッ!アワワワワワワ…ワワ……ワ……」バタッ

オタコン「やったか!」

大佐「随分あっけないな」

スネーク「……?」ゲシッ

アヒル「……」

スネーク「オタコン、こいつが例のアヒルか?」

オタコン「そのはずだけど…随分とあっけないね」

オタコン「でも、動かないならチャンスだ。そこから離れよう」

スネーク「……ああ」

アヒル「……」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 20:41:36.97 ID:MtJ8f3Ya0
スネーク「オタコン」

オタコン「どうしたんだい?」

スネーク「レーダーが使い物にならない」

オタコン「なんだって!?いつから?」

スネーク「アヒルと戦った後だ。幸い、迷彩は無事だから何とかなるが」

オタコン「恐らく奴等の仕業だと思う」

スネーク「……?」

スネーク「足跡だ」

オタコン「……僕ら以外にも潜入している人物がいるという事か」

オタコン「敵かもしれない、気をつけるんだ」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 21:09:42.05 ID:MtJ8f3Ya0
prrr

スネーク「…誰だ?」

ネズミ「ハハッ!やあ、僕ネズミ!」

スネーク「…!」

ネズミ「君はスネークでいいのかな?」

スネーク「何故俺の名を?」

ネズミ「ハハッ!魔法なら簡単さ!」

ネズミ「知ってるかい?自然界ではね、鼠は蛇の餌なんだ」

ネズミ「でも、ここは自然界じゃないよね?ハハッ!僕のメタルギアは渡さないよ」

ネズミ「僕が君を食べるからね!ハハッ!またね~!」

スネーク「……魔法か」

prrrrr

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 21:19:53.66 ID:MtJ8f3Ya0
オタコン「スネーク」

スネーク「オタコン、ネズミから連絡があったんだが…俺の名を知っていた」

オタコン「えぇ!?」

スネーク「魔法で分かったらしい」

オタコン「魔法?」

スネーク「そんなことありえやしないに決まってる」

オタコン「ああ、僕もそう思うよ」

オタコン「ところで君は今どこに?」

スネーク「アドベンチャーランドのなかだ」

スネーク「だが様子がおかしい。汽車が動いている」

スネーク「汽車だけじゃない。無人の……船か」

オタコン「変だな…。奴等の罠かもしれない気をつけて」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 21:34:38.27 ID:MtJ8f3Ya0
犬「アッヒハ!来たよwwwwwアヒルwwww」クンクン

アヒル「アワワワワワワワ!今度は負けないぞォォォォアワワワワワワワワ!!!」


――――

スネーク「……」キョロキョロ

スネーク「あいつは!」

prrrr

スネーク「オタコン!アヒルが生きている」

オタコン「不死身なのか…」

オタコン「何か秘密があるはずだ!調べてみよう」

大佐「その必要はない」

スネーク「大佐、今までどこへ?」

大佐「強力な助っ人を呼んでいたのだ。もう着いている頃だろう」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 21:51:18.36 ID:MtJ8f3Ya0
大佐「いいかスネーク。そこには城から送られた強力な電波が流されている」

大佐「その電波は鳥や害虫などに作用し、寄せ付けない効果を持っているのだが」

大佐「鳥たちだけでなく、そのアヒルたちにも作用していることが分かった」

大佐「電波が何らかの作用をきたし、やつらを不死の体にしているのだろう」

オタコン「電波が送られているということは受け取っている何かがあるはず」

スネーク「受信機を破壊するか、城を破壊するかの二つか」

オタコン「それとチャフGも効くはずだ」

スネーク「起きて来られても厄介だ。少し寝てもらおう」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 22:09:05.67 ID:MtJ8f3Ya0
アヒル「こないぞょお…アワワワ」

犬「来ないねwwwwww」クンクン

犬「来たよ!アヒルwwwwwwwwえーい攻撃ぃーwwwwww!!」パァン

アヒル「アワワワワワワ!よぉく狙えよアワワワワワワ」

スネーク「なんだ!なぜ俺の居場所が分かる!?」

オタコン「スネーク、あいつは犬だ!」

スネーク「だから鼻が良いと」ダァンダァン

スネーク「うわっ!」

アヒル「見つけたぞォォ!アワワワワワワ!!!」

オタコン「スネーク!アヒルもそうだけど狙撃してる犬にも気をつけて!」




80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 22:50:55.67 ID:MtJ8f3Ya0
スネーク「ステルス迷彩が!」バチバチバチ

アヒル「アワワワワワワ!!」ズダダダダダダダダ

スネーク「くっ!」ダァンダァン

犬「アッヒョッ!アッヒョッ!」パァンパァン

犬「アッヒョッ!」クンクン

犬「誰だwwww?」

ゴトッ ドォン

犬「アッヒョ!」

???「……」スタッ

???「ふっ!」スパァン

犬「アッ…ヒョッ……」ドサッ

???「これか」ガシッ

???「……よし」バキバキ

84: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 22:58:36.24 ID:MtJ8f3Ya0
スネーク「狙撃が止んだ…?」

アヒル「アワワワワワワワ!どこいったぁ!アワワワワワワ」

???「スネーク!撃て!」

アヒル「アワッ!?」

スネーク(この声は!)

スネーク「……!!」ダァン

アヒル「グワッ!アワワワワワ!そんなの効か…いぞぉ……アワワワ」ドサッ

スネーク「可愛らしいキャラクターを撃つのはあまり気分が良いものじゃないな」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 23:08:25.62 ID:MtJ8f3Ya0
???「スネーク」

スネーク「助かった。雷電」

雷電「それよりこいつら、人間じゃない」

スネーク「人間じゃない?ということは、食えるのか?」

雷電「そうじゃない」

雷電「見てくれ。コイツらただの機械だ」

スネーク「AIというやつか」

雷電「そうだ。おそらくネズミもそうだろう」

スネーク「なぜお前がここに?」

雷電「大佐に呼ばれた」

雷電「それとローズに頼まれたお土産を買って行かなければいけない」

スネーク「店は開いてるのか?」

雷電「……」

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 23:21:08.70 ID:MtJ8f3Ya0
雷電「あと…」

スネーク「まだあるのか」

雷電「あの城で捕まっている要人の救出任務だ」

スネーク「どこかの大統領か?」

雷電「いやそれが…」

prrrrrr

オタコン「あれを切り抜けるだなんてさすがだね」

スネーク「雷電のおかげだ」

オタコン「雷電がいるのかい?」

大佐「私が呼んだのだ。これからはスネークと共に行動してくれ」

オタコン「アヒルと犬を倒したのは良いけど、まだまだ着ぐるみはたくさんいる」

オタコン「ステルス迷彩がないんだ。気をつけてくれ」

スネーク「ああ」

105: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/05(木) 23:56:16.63 ID:MtJ8f3Ya0
雷電「行こう、スネーク。目的地はすぐそこだ」

スネーク「よし」

――――

ネズミ「犬とアヒルが負けちゃった!ハハッ!」

ネズミ「すごいなぁ~!」

ネズミ「ハハッ!早くおいでよスネーク」

ネズミ「君もそう思うだろ?」


――――

スネーク「セキュリティが不十分だな」

雷電「ああ、簡単なトラップと監視カメラばかりだ」

雷電「ネズミは一体何を…」

スネーク「考えるのはあとだ。進むぞ」

112: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 00:23:42.04 ID:jrljIgXo0
雷電「この部屋か……」

スネーク「開けるぞ」

雷電「ああ」

スネーク「動くな!」ガチャッ

雷電「人質はどこに居る!」


113: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 00:24:53.24 ID:jrljIgXo0
ネズミ「ハハッ!ようこそ!」

ネズミ「待った甲斐があったよ!」

ネズミ「君たちもどうだい?ポップコーンは美味しいよ!」

雷電「お茶会をしに来たんじゃない」

ネズミ「僕を殺しに来たのかい?」

スネーク「違う。生憎俺たちは殺し屋じゃない」

スネーク「メタルギアを破壊しに来た」


114: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 00:25:31.88 ID:jrljIgXo0
ネズミ「ハハッ!メタルギアなら地下だよ!」

ネズミ「見当外れだね!ハハッ!」

ネズミ「さぁ行きなよ!地下への行き方ならこの道をまっすぐ行って右の階段だよ!」

スネーク「雷電、俺は大丈夫だ」

雷電「…わかった」ソッ

ネズミ「ハハッ!行ってらっしゃーい!」ポチッ

雷電「!?」

雷電「うわあぁぁ!」ヒューン

スネーク「雷電!雷電!!!」

120: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 00:34:47.01 ID:jrljIgXo0
スネーク「何をした!!」

ネズミ「ちょっと牢屋にいれただけだよ!」

ネズミ「怒ってるのかい?ハハッ!大丈夫さ!」

ネズミ「彼は後回し。まずはアヒルたちの敵討から始めようね!!」チャキッ

スネーク「!」チャキッ


――――


雷電「ここは一体?」

???(誰だか知らないが不運な人もいたモンだ)

雷電「い、犬?」

???(そう、犬)

雷電「話せるのか?」

???「わん!」

雷電「無理か」

122: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 00:43:38.35 ID:jrljIgXo0
雷電「取りあえず脱出しなければ」スパッ

???「わん!」

雷電「来るか?」

???「わんわん!!」

雷電「よし来い!」

???「わん!」

雷電「そっちなのか?」

雷電「よし」ガチャッ

雷電「これは…!」

123: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 00:51:35.95 ID:jrljIgXo0
子供「はぁはぁ」

大人「ひぃ、助けてくれ!もう二度と忍び込んだりしないから!」

ブタ「黙って働け!」

雷電「子供たちが働かされているのか…」

雷電「ネズミめ……!」

雷電「奥のあれがメタルギアマウスか」

???(まだ完成はしていない)

雷電「まだ完成はしていないようだな。今のうちに」

125: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:02:44.19 ID:jrljIgXo0
海賊「おい、そこの白髪頭」

雷電「敵か!」ヒュッ

海賊「おいおいおい待て!俺は敵じゃない」

海賊「あのちっこい妖精から聞いたぞ。お前、ネズミの敵なんだって?」

雷電「あ、ああ」

海賊「そりゃいい!じゃあ俺たちの仲間だな」

雷電「どういうことだ?」

海賊「んまぁ~、ここで踊ったり歌ったりしてる連中はみんなあいつ等に連れて来られたやつらってことだ」

海賊「俺なんか乗ってた船まで取り上げられた」

131: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:25:50.95 ID:jrljIgXo0
海賊「そうだお互い手を組もう!そうだうんそれが良いな」

海賊「俺達はあの鉄くずをぶっ壊す」

海賊「お前は俺たちを自由にする」

雷電「ここは夢と魔法の国じゃないのか?」

海賊「夢?あぁ、悪夢の事か」

海賊「言っとくが独裁してるやつらの下でいい夢なんか見れやしないぞ」

雷電「そうか。で、俺たちというのは?」

海賊「ほらアイツ見てみろ。あの鼻の長い子供とちっこい妖精、あのリスもみんなネズミが嫌いだ」

海賊「ここに居る奴等全員、ここを出たがってる」

海賊「頼む!お前しかいない!」

???「わん!」

雷電「お前もそう思うか?」

???「わん!」

雷電「よし!」


132: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:26:32.84 ID:jrljIgXo0
海賊「お前の名前は?」

雷電「雷電だ」

海賊「そうか!俺の名はキャプテンjy……」

骸骨「うわぁーお!凄いなこの刀!」

骸骨「よし!今年のハロウィンは切り裂きジャックに決定だ!」

海賊「……」

135: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:39:16.37 ID:jrljIgXo0
スネーク「……」

ネズミ「まだ…まだ負けてないよ!」

スネーク「……」

ネズミ「ハハッ!蛇に食べられるなんて自然界だけで十分さ」

ネズミ「もう未完成でもいい!僕のエレクトリカルパレードを!」

スネーク「なに!?」

ネズミ「ハハッ!」ポチッ

ネズミ「ど、どうしてかな!?」ポチポチ

???「わん!」

スネーク「犬!?」




136: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:39:48.04 ID:jrljIgXo0
雷電「スネーク待たせたな」

ネズミ「ハハッ!誤算だったよ。もうとっくに飢え死にしてるかと思ったのに!」

スネーク「メタルギアは?」

雷電「この国の住人が協力してくれた」

スネーク「国に捨てられたな、ネズミ」

139: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:55:22.88 ID:jrljIgXo0
ネズミ「そんな……!」

スネーク「夢を見過ぎていたな」

ネズミ「くそぉぉぉぉお!!」チャキ

スネーク「……!」バァン

ネズミ「うっ…僕はただ……幸せに……ハハッ」バタッ

prrrrr

オタコン「終わったようだね」

大佐「雷電、君も無事任務を遂行してくれたようだな」

雷電「えっ?」

大佐「人質救出任務だ。ほらその犬」

雷電「お前が人質だったのか」





140: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:57:06.76 ID:jrljIgXo0
???(そういうことかな)

スネーク「住人たちは?」

雷電「一般客はもう逃がした。他の連中は、自分達の世界に帰っていたよ」

スネーク「そうか」

雷電「なぁスネーク。ネズミは一体何がしたかったんだ?」

スネーク「やつは俺と戦っているときにこう言っていた」

スネーク「『仲間を増やして何が悪い』ってな」

雷電「仲間の増やし方を間違えただけ、なのか」


141: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 01:57:27.34 ID:jrljIgXo0
スネーク「そこまでは知らん」

???(配られたカードで勝負するっきゃないのさ…それがどういう意味であれ)

スネーク「随分深い事言うな」

雷電「えっ?」

スネーク「ところでコイツの名前は?」

雷電「それが分からないんだ。ビーグルって言うのは分かるんだが」

???「わん!」

スネーク「そうか、いい名前だ」


お終い

145: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/06(金) 02:01:29.79 ID:jrljIgXo0
帰還後

prrrrr

スネーク「雷電か」

雷電「スネーク…」

スネーク「どうした?」

雷電「それが……」

スネーク「早く言え」

雷電「ローズへのお土産を忘れた」

スネーク「……」

デンデンデデーデンデンデンデン