1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:02:57.44 ID:nu+gMaNo0
銀時「と言うわけで、今回のSSはけいおん!とコラボでお送りします」

新八「ちょっと銀さん」

新八「けいおん!とコラボって、スレタイはけいおん!メインみたいなのに僕らが仕切っていいんですか?」

銀時「新八ぃ、お前わかってねえなあ」

銀時「俺たちの方がキャラ濃いから、中の人が書くのに、そっちの方が楽なんだよ」

新八「中の人って……」

新八「だいたい中の人って言ったって変じゃないですか」

新八「中の人はここ数年ではけいおん!でなん作か書いただけで、銀魂のSSなんて今まで一度も書いたことありませんよ」

銀時「うるせーなー、細かいこと気にしすぎなんだよお前は」

新八「百歩譲ってですよ、僕らが仕切るなら、それなりのスレタイにするべきです」

引用元: 唯「ぎんたま!」 




3: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:05:05.82 ID:nu+gMaNo0
銀時「いいか新八、例えばな、銀魂らしく、
『銀時「軽い音と書いて軽音だけど、決して口笛やカスタネットみたいな軽い音楽ではないので、入部するときは気をつけろ」』
とかのスレタイで立てて、どれだけ読者が集まるってえんだ?」

銀時「どうせ、SSなんてのは、『唯』だの『まどか』だの萌え~なアニメのキャラ名で検索してたどり着くのが大半なんだよ」

銀時「だからけいおん!のキャラ名でスレ立てる方がいいんだよ」

銀時「そう言う中の人の苦労も分からないからだめなんだお前は」

神楽「そうある、そんなことも分からないからいつまでたってもお前は新八のままある」

神楽「なんだよ八って」

新八「いつも言ってるけど名前は関係ないよねー!」


5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:07:30.40 ID:nu+gMaNo0
新八「でも僕らが出張って、けいおん!キャラがあまり出なかったら詐欺じゃないですか?」

神楽「大丈夫ある」

神楽「澪に律殴らせて、結いを梓に抱きつかせて、
それを見た紬に鼻血でも出させとけば、こいつら全員騙せるある」

新八「うぉい!!!」

銀時「まあそう言うことで、SS始まりまぁっす」

新八「なに勝手にまとめてんだよ!!」


8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:10:27.05 ID:nu+gMaNo0
―――万事屋


銀時「で?放課後ピータイムだっけ?なんなんだそりゃ」

新八「放課後ティータイムですよ銀さん」

新八「ピータイムって、いかがわしいビデオのパロディーじゃないんですから」

神楽「銀ちゃん知らないあるか?」

神楽「今巷で人気の女子高生バンドあるよ」

銀時「それで?その女子高生バンドとやらがなんでうちに来るんだい?」

新八「今上映中のけいおん!の映画の宣伝を兼ねて、この江戸でライブすることになったんですよ」

新八「それで、お通ちゃんの紹介で、僕らに警護をお願いしたいとか」

銀時「あ~ん、めんどくせえなあ」

銀時「俺は 臭い女なんかに興味ねえんだ」ゴクゴクゴク

新八「放課後ティータイムの皆さんも、イチゴ牛乳飲んでる人に言われたくないと思いますよ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:13:40.20 ID:nu+gMaNo0
ピーンポーーン

新八「あ、来たみたいですね」

新八「は~い」

ガラガラガラ

土方「真選組だ、邪魔するぞ」

新八「真選組のみなさん、どうされたんですか?」

近藤「とりあえず上がらせてもらうよ」

新八「あ、はい、どうぞ」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:16:53.33 ID:nu+gMaNo0
銀時「なんだおまえらぁ?何の用なんだよ」

近藤「実は、今日行われる放課後ティータイムのライブ中にテロを起こそうと画策しているやつらがいるとの情報が入ってな」

近藤「聞くところによると、放課後ティータイムの護衛の依頼を受けていると聞いたので、協力を依頼しようとお邪魔したわけだ」

銀時「へ~、で、そいつらはいったい何もんだい?」

近藤「さぁ、おそらくけいおん!の映画化に嫉妬する何者かの反抗だと思うんだが」

銀時「なんだよ、犯人のめぼしもついてねえのかよ~」

銀時「税金食うばっかりで真選組も役にたたねえなあ」

土方「なんだとこのやろー!もう一回言ってみろ!」

新八「まあまあ落ち着いて」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:18:44.40 ID:nu+gMaNo0
新八「でもおかしくないですか?」

新八「銀魂はけいおん!より前に映画化してるんですよ?」

新八「このかぶき町に、けいおん!の映画化に嫉妬する人なんていないと思いますけど」

銀時「いや待て新八」

銀時「嫉妬するやついるんじゃねえか?」

新八「え?銀さん心当たりあるんですか?」

銀時「ほらいただろう?」

銀時「颯爽と出てきたはいいが、事件はみ~んな解決してたってかっこ悪いやつらが」

銀時「映画で活躍できなかったそいつらなら、妬んでてもおかしくねえ」

土方「てめえー!それは俺達のことか!?」

沖田「まぁまぁ土方さん」

沖田「旦那ぁ、とりあえず首謀者の方は山崎が調査してるんで、しばらく待ってくだせえ」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:22:20.49 ID:nu+gMaNo0
神楽「ところで放課後ティータイムは何時ごろ来るあるか?」

新八「もうそろそろ来るころだと思うんだけど……」

新八「それにしても、楽しみだなあ、生あずにゃんに会えるなんて……」

銀時「おいおい、眼鏡オタクの本領発揮ですかあ?」

神楽「あずにゃんとか呼んでキモイある」

銀時「だいたいそのあずにゃんとやらのどこがいいんだい?」

新八「そりゃあいろいろありますけど」

新八「やっぱり猫耳ですかね」

新八「ライブの時、猫耳つけることあるんですけど、それがもうかわいくって」

銀時「猫耳なんてどこがいいんかね~?」

銀時「だいたい猫耳がいいならうちの下にだって住んでるじゃねえか「

新八「あんなバケモンとあずにゃんを一緒にすんじゃねー!!!」

神楽「やっぱキモイある」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:24:54.77 ID:nu+gMaNo0
新八「沖田さんはどの子が好みですか?」

おきた「俺は秋山澪ですぜ」

新八「なんかベタで以外ですね」

沖田「あの臆病な所がたまんないんでさあ」

沖田「夜通し怪談でも聞かせてみたいもんですぜい」

沖田「そして、あの綺麗な顔が恐怖で醜く引きつった所を想像するだけで……笑いが止まりませんぜい」

新八「どんだけドSなんだよこの人!!!」


19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:27:32.57 ID:nu+gMaNo0
沖田「土方さんはどうですかい?」

土方「あん?俺は大して興味ねえがあ……しいて言うならこの律ってやつかな」

沖田「さすが土方さん、ゲテモン好きだ」

土方「もっぺん言ってみろてめー!」

土方「りっちゃんディスってんじゃねーぞごらー!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:29:17.05 ID:nu+gMaNo0
神楽「ゴリラはどうある?」

近藤「俺はお妙さん一筋だから」

神楽「空気読めよこのゴリラ」

神楽「そんなんだから女にもてないんだよ、このゴリラ」

近藤(ゴリラって言い過ぎだよねえ……)

近藤「……じゃあ、この紬って子で……」

新八「むぎちゃんとは以外ですね、姉上とはずいぶん雰囲気違いますが」

近藤「ああ、決め手はこの眉毛だな」

新八「眉毛ですか?」

近藤「眉毛の太いやつはえてして毛深いもんだ」

近藤「この子も俺と同じでケツが毛だらけかも知れんと思うと親近感g」

新八「ぜってーねえー!!!」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:33:24.07 ID:nu+gMaNo0
沖田「旦那はどの子が好みですかい?」

銀時「さっき新八にも言ってたんだが、俺は 臭い女に興味はねえ」

土方「なんだお前?懐からなにか見えてんぞ」

銀時「やべ」

新八「あ、銀さん!それカスタネットじゃないですか!?」

銀時「あ、ああ、ああそうだよ」オロオロ

銀時「でもなんでだろうなあ?」アセアセ

銀時「なあんで俺、カスタネットなんか持ってたりしちゃってんのかなあ?」アセアセ

新八「さては銀さん」

銀時「ななななんだよ、新八」アセアセ

新八「さては銀さん、唯ちゃんのファンですね?」

銀時「ばばばばか言うんじゃないよ、おおお俺がこ~んな 臭い娘をだな」アセアセ

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:35:42.15 ID:nu+gMaNo0
新八「じゃあ、いいですよ」

新八「僕の歌に合わせてカスタネットたたいてみてください」

銀時「なんでそんなことしなきゃいけねえんだよ」

新八「できないんですか?」

新八「ってことはやっぱり銀さん」

銀時「な、何言ってんだよ?」

銀時「違うよ?俺はほかの皆さんに迷惑がかかるから言ってんだよ?」

銀時「17話とか見てみろよ」

銀時「お前の歌は公害レベルだよ~」

新八「じゃぁ神楽ちゃんに歌ってもらいましょう」

銀時「新八ぃ、何もそこまでしなくてもいいじゃねえか」

新八「やっぱりそうなんですね」

銀時「な、何だよその目は」

銀時「分かりました!分かりましたよ!」

銀時「たたけばいいんだろたたけば!」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:38:32.12 ID:nu+gMaNo0
新八「じゃあ、神楽ちゃんお願い」

神楽「日曜日に市場へ出かけ♪」

タンタンタンタンタンタンタン

神楽「麻と糸を買ってきた♪」

タンタンタンタンタンタンタン

神楽「ルラルラルラルラルララ~♪」

タンタンタンタンタンタンタン

神楽「ルラルラルラルーラーラー♪」

銀時「ウン!タン!」


28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:40:04.01 ID:nu+gMaNo0
銀時「あ……亜」

新八「銀さん、知らないとか興味ないとか言って、しっかり知ってるじゃないですか」

新八「しかもカスタネットまで用意して」

新八「唯ちゃんにそのカスタネットにサインでももらおうと思ってたんじゃないんですか?」

銀時「ななななにいってんだよ、新八君」

銀時「こここれはあああれだよ」アセアセ

銀時「よよよ幼稚園のころを思い出して、ノノノノスタルジックな気持ちに浸りたいなあ的なあれだよ」アセアセ

神楽「言い訳ばっかするんじゃねーよこの  コンが!」

神楽「銀ちゃんサイテー!しばらく私に話しかけないで!!」

銀時「神楽~、神楽ちゃぁん、お願いだからそんな目で見ないで~」

?「まったく、ドイツもこいつも趣味が悪いな」

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:43:28.41 ID:nu+gMaNo0
土方「誰だてめー」

銀時「ヅラ、いつの間に」

ヅラ「ヅラじゃない、キャプテンカツーラだ」

沖田「俺らの趣味悪いっていいやしたが、あんたは誰がいったい好みなんで?」

キャプテンカツーラ「もちろんさわ子殿だ」

銀時「ヅラは昔から年増好みだったからなあ」

キャプテンカツーラ「年増じゃない!さわ子殿だ!」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:49:57.05 ID:nu+gMaNo0
神楽「さわ子ってあれあるか」

神楽「顧問のくせにティータイムが好きで、ろくに指導もしない、行かず後家のおばはんあるか?」

キャプテンカツーラ「リーダーと言えど、さわ子殿を侮辱するのは、この私が許さんぞ!」

神楽「やるかヅラー!」

キャプテンカツーラ「ヅラじゃない!キャプテンカツーラだ!」

新八「まあまあ、二人とも落ち着いて」

土方「ところでおめえ、どっかであったことねえか?」

キャプテンカツーラ「ああ、依然、てこ入れの話をした時にな」

土方「そうか?もっと頻繁に会ってる気がするんだが」

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:53:13.34 ID:nu+gMaNo0
ピンポーン

新八「は~い」

ガラガラガラ

新八「ああ、放課後ティータイムの皆さんですね」

新八「どうぞお上がりください」

唯「みなさん、こんにち腋臭」

律「放課後ティータイムで鈴村健一ナルシスト」

紬「今日はよろしくお願いしま杉田智一、演技が微妙」

銀時「な、なんだろうなあ」

銀時「なんか胸にグサーっと突き刺さるんだけど……」ズーン

沖田「土方さん、あのデコ切っていいですかい?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 22:58:09.08 ID:nu+gMaNo0
澪「お、おい、なんかおかしいぞ」コソコソ

梓「なんか空気が変ですよね」コソコソ

律「おかしいな、お通ちゃんに言われたとおり挨拶したはずなんだけどな」コソコソ

唯「私間違えてないよね~?」コソコソ

紬「どうしましょう」コソコソ

梓「とりあえず謝った方がよくないですか?」コソコソ

新八「あ、あのうみなさん」

新八「用こそいらっしゃいました」

澪「あ、あの~」

新八「ああ、気にしないでください」

神楽「万事屋銀ちゃんにようこそある」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:00:13.79 ID:nu+gMaNo0
律「どうも、改めまして、放課後ティータイムのリーダー、田井中律です」

澪「秋山澪です」

唯「平沢唯です」

紬「琴吹紬です」

梓「中野梓です」

唯澪律紬梓「「「今日はよろしくお願いします」」」

銀時「あ~、まだ時間あるから、こんなところで悪いがくつろいでくれや」

澪「ありがとうございます」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:02:54.63 ID:nu+gMaNo0
紬「じゃあ、お茶淹れますね」

新八「あ、そんなこと僕が」

紬「いいのよ、お茶淹れるの好きだから」

新八「すみません」

紬「みなさんに食べていただこうとケーキも持ってきたの」

神楽「ケーッキあるか!?」

神楽「ケーキなんて久しぶりある!」

銀時(ケーキを持ってきてくれるとは、ムギちゃんもいいかもな)

37: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:04:42.61 ID:nu+gMaNo0
新八「でも、あの話は本当だったんですね」

新八「放課後ティータイムは練習しないでいつもお茶ばっかりしてるって」

澪「そんな噂が!」

梓「ちょっと恥ずかしいですよね」

律「みっなさ~ん、ケーキどんどん食べてくっださ~い」

律「お茶のお変わりもありますよ」

澪「なんでお前が偉そうなんだよ」ゴツン

律「うわたー」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:08:12.68 ID:nu+gMaNo0
近藤「すみませんなあ積む蟻酸」

近藤「なかなかおいしそうなケーキじゃないか」

近藤「みんな、ありがたくいただこう」

神楽「うん、こんなうまいケーキ食べたのはじめてある」ムシャムシャ

銀時「俺はもっとごってり甘い方がいいんだが」モグモグ

新八「ってかもう食ってるし!!!」

新八「お前らもっと行儀欲食え!!!」


41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:08:57.78 ID:nu+gMaNo0
土方「では俺もいただくとするか」ブチュブチュブチュー

銀時「お、お前、ケーキになんか恨みでもあるわけ?」ワナワナ

土方「馬鹿野郎、酸味と塩気をプラスして、甘味を引き立てるのは基本だろが」

銀時「引き立てるってそれ、引き立てるって量じゃないだろそれー」ワナワナ

銀時「マヨネーズの味しかしねえよそれー」

唯「……怖いよりっちゃん」ガクガク

律「耐えるんだ、耐えるんだ唯」ブルブル

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」ガクガクブルブル

梓「澪先輩しっかりしてください」

紬「あれおいしいのかしら?」ポワポワ

沖田「さすが土方さん、高級スイーツまで犬のえさに消化するとは」

土方「なんだと総悟!お前一遍殺されたいようだなあ」

近藤「やめないかとし!放課後ティータイムの皆さんが怯えてるじゃないか」

新八「いや、明らかに怯えてる対照が違ますよね」


43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:14:32.99 ID:nu+gMaNo0
♪♪♪

近藤「ちょっと失礼」

近藤「おう、山崎」

近藤「なに!?それは本当か!?」

近藤「分かった、すぐ戻る」

新八「どうしたんですか、近藤さん」

近藤「テロを計画しているやつらが分かったんだ」

銀時「いったい誰なんだ?」


45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:16:22.58 ID:nu+gMaNo0
近藤「……鬼兵隊だ」

銀時キャプテンカツーラ「「高杉だと!!!?」」

近藤「さらに悪いことに、やつらの狙いはどうやら放課後ティータイムらしい」

銀時「なんだって?」

近藤「とりあえず、鬼兵隊ともなれば、のんびり構えておれん」

近藤「我々は、さらに情報を集め、やつらの動きを封じる」

近藤「放課後ティータイムのみなさんはお前達に任せる」

近藤「いくぞとし、総悟!」

土方沖田「「おう!」」

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:19:12.67 ID:nu+gMaNo0
―――


新八「どうするんですか、銀さん」

新八「鬼兵隊が相手だなんて、やばいですよ」

銀時「がたがた騒ぐんじぁね~よぉ」

銀時「放課後ティータイムの皆さんが怯えるじゃねえか」

新八「す、すみません」

桂「だが銀時、相手が高杉なら一筋縄ではいかんのは事実だぞ」

桂「ライブ中はもとより、会場までの道中にも気を配らねばならん」

銀時「心配するなって、こっちにも策はある」

神楽「策ってなにあるか?」

銀時「ふふん」

銀時「ダミーだよ」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:21:09.99 ID:nu+gMaNo0
―――

お登勢「で、私らが呼ばれたってわけかい」

新八「……これがダミーですか?」

新八「これじゃ、ほんとにピータイムじゃないですか」

神楽「絵がないSSでよかったある」

唯澪律紬梓「…………」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:29:09.23 ID:nu+gMaNo0
お妙「そうねぇ……じゃぁ私は澪さんの役をやらせてもらおうかしら?」

銀時「おい!もうちょっとお前は自分をわきまえろよ」

銀時「まな板のお前が澪はおこがましいにもほd」ブホ

お妙「あら?銀さん今何か言ったかしら?」ニコ

銀時「いえ、なんでも」

律「こういうところは似てるかもな」

澪「律、どこがだよ!」ゴチン

律「お、主にそう言うとこが」ヒリヒリ


49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:33:36.91 ID:nu+gMaNo0
急兵衛「お妙ちゃんが秋山さんなら、僕は田井中さんを」

律「おー!」

律(結構かっこいい人じゃん)

九兵衛「おでこを全開にすると言うのは屈辱的だが、お妙ちゃんのためだ、どんな屈辱にも耐えてみせる」

律「いい度胸してるな!」」

たま「では私は紬様を」

紬「まぁ、よろしくお願いします」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:35:59.93 ID:nu+gMaNo0
キャサリン「モッチロンワタシハあずにゃんダニャン♪」

梓「あ、あは、あははは」ワナワナ

紬「梓ちゃんしっかり」

お登勢「じゃぁ私はこの子だね」

唯「…………」

澪「お、おい唯大丈夫……じゃなさそうだな……」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:36:58.80 ID:nu+gMaNo0
銀時「とりあえず、ダミーを本物だと思わせるために、俺達万事屋はこの化け物たちの護衛をする」

神楽「でも銀ちゃん、いくらなんでも放課後ティータイムの護衛、ヅラだけで大丈夫あるか?」

神楽「エリーが来たとしても、相手が多すぎで不安ある」

銀時「そうだなぁ」

銀時「……ふんっ!」しゅぱっ!

?「きゃっ!」

ドサッ

澪「ひぃ!」ガクガク

紬「まぁ天井から人が」ポワポワ

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:38:53.49 ID:nu+gMaNo0
?「いたたたたたぁ」

銀時「おいストーカー!ヅラに協力して、放課後ティータイム守れ!」

さっちゃん「何よ、いつもいつもそうやって一方的に命令して」

さっちゃん「私のツボ、心得すぎじゃないの!」

さっちゃん「って、あれ?銀さんいつからそんな髪型にしたの?」

さっちゃん「なんだか触覚みたいでかわいいわね」

さっちゃん「ぴよんぴよ~ん」

梓「あ、あの~……あっちなんですけど……」

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:41:35.43 ID:nu+gMaNo0
さっちゃん「誰なの貴方!」

さっちゃん「分かった、私の銀さんに手を出そうというのね」

さっちゃん「今度は何?」

さっちゃん「ロリ?ロリなの?」

さっちゃん「はっ!貧 、貧 が流行だとでも言うの?」

さっちゃん「貴方と言い、お妙さんと言い、銀さんの好みは貧 だとでも言うの?」

さっちゃん「いいえそんなはずはないわ」

さっちゃん「いい?貧 が好きなんて、一部のヘン    コンか、そうでなければ、男の優しい嘘なのよ」

さっちゃん「男は総じて巨 好きなのよ!」

梓「…………」ズーン

唯「やめて、あずにゃんのライフはもう0だよ」

澪「そして、ここにダメージを受けてるやつがもう一人」

律「…………」ズーン

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:43:47.72 ID:nu+gMaNo0
さっちゃん「それにね、あなたがどれだけ銀さんに言い寄ろうともう遅いんだから!」

さっちゃん「私と銀さんは、あ~んなことやこ~んなことまで、とーっくにした仲なんだから!」

さっちゃん「貴方の入る余地なんてないんだから!」

梓「そ、それって」///

唯「え?どんなことしたの?」

澪「ゆ、唯」///クイクイ

さっちゃん「あら貴方」

澪「ひぃ!」

さっちゃん「貴方、Mね」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:44:56.00 ID:nu+gMaNo0
澪「え?」

さっちゃん「相当なマゾだと感じるわ」

澪「そ、そんなことありません!」

さっちゃん「間違いないわ、私の 豚センサーが同類だってびんびん反応してるもの」

律「 豚って……」

梓(自分で言いますか)


57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:46:19.27 ID:nu+gMaNo0
さっちゃん「この子や」

律「え?」

さっちゃん「この子なんかに」

梓「私?」

さっちゃん「いじめられて喜ぶSSなんて多いんじゃないかしら?」

紬「まぁ!そうだったの!?」キラキラ

律「なに喜んでんだぁ、ムギィ」

澪「え?SS???」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:48:23.74 ID:nu+gMaNo0
銀時「おい!いつまでくだらねえこと言ってんだ」

新八「そうですよさっちゃんさん、話が前に進みませんよ」

銀時「まあ取り合えずだ」

銀時「予定の時間になったら化け物軍団と俺達が出発するから、10分遅れて、放課後ティータイムは別ルートから会場を目指してくれ」

桂「分かった」

桂「さわ子殿の代わりに、彼女たちは俺が必ず守る」

さっちゃん「分かったわ」

さっちゃん「今からは 豚モードから始末屋モードにチェンジよ」

?「こうして万屋銀ちゃんとその仲間達による、放課後ティータイム、ダミー作戦が始まったのだ」

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:50:01.56 ID:nu+gMaNo0
―――

たま「皆さん、お茶ですよ」

お妙「ありがとう」

銀時「お前ら車ん中で何やってるんだ?」

お妙「あら?敵を欺くには、放課後ティータイムになりきらないと」

お妙「ね、九ちゃん」

九兵衛「ああ」

新八「そんなテンションの低い律さんいませんよ」

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:51:18.64 ID:nu+gMaNo0
キャサリン「ミッナサーン、マジメニレンシュウシテクダサーイ」

神楽「お前は張り切るんじゃねーよ!」

お登勢「あっずにゃーん!」ダキッ

キャサリン「センパ~イ、キューニダキツカナイデクダサーイ」

銀時「おえ」

銀時「ババーまで張り切ってやがるー……」


61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:52:29.46 ID:nu+gMaNo0
神楽「銀ちゃん」

銀時「あぁ、くだらねえことやってる間に囲まれたようだな」キーッ

新八「ちょっと銀さん、なんで車止めちゃうんですか?」

新八「振り切らないとやられちゃいますよ」

銀時「新八、俺たちの役目は、放課後ティータイムのところにやつらを近づけないことだ」

銀時「だからここでやつらを足止めするんだよ」

銀時「いくぞ!」

銀時「いざとなったら九兵衛とたまも手伝ってくれ」

九兵衛「分かった」

たま「了解致しました」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:55:16.95 ID:nu+gMaNo0
万斉「久しぶりでござるな、白夜叉」

銀時「またてめえか」

銀時「高杉の野郎も、すべてをぶち壊すだの大きなこと言いながら、女子高生を襲うとか、落ちたものだな!」

万斉「なら、代わりに白夜叉、ぬしと桂の首をいただけるでござるか?」

銀時「ほう?俺たちの首が放課後ティータイムの代わりになるのか?」

万斉「ふふ、逆でござるよ」

銀時「なに?」

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:56:52.45 ID:nu+gMaNo0
―――
回想

万斉「放課後ティータイムをかどわかす?」

高杉「なんだ?また乗れねえって面だな」

万斉「…………」

高杉「まあ、俺も実際乗れねえんだがな」

万斉「ではなぜ?」

高杉「仕方あるめえよ」

高杉「春雨のやつらがご所望なんでな」

万斉「春雨が?」

高杉「紅桜の一件の時、銀時とズラの首を渡すって約束を果たせなかっただろ?」

高杉「その埋め合わせをしろってことだ」

万斉「……なるほど」

高杉「まあ、そのついでに、江戸をぶっ壊すのも悪くねえだろ?」

高杉「なあ、万斉」


65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:58:06.52 ID:nu+gMaNo0
―――

銀時「けっ!なんだかんだ言い訳並べやがって!」

銀時「結局宇宙海賊の使いっ走りにはかわらねえんじゃねえか!」

銀時「そんなやつら、放課後ティータイムには指一本触れさせねえ!」

万斉「ふふふ、拙者たちを出し抜いたと思っているようだが、甘いでござるよ」

銀時「どう言うこった?」

万斉「ふふ、本物の放課後ティータイムの所へも、別働隊が動いてると言うことでござるよ」

銀時「なんだと!」

新八「そんな!ばれてただなんて!」

神楽「銀ちゃん!」

銀時「おう!」

万斉「おっと、行かせないでござるよ」

66: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/10(火) 23:59:24.34 ID:nu+gMaNo0
―――

澪「…………」

律「お~い澪、今からそんなガチガチになってどうするんだよ」

澪「だって、私たち狙われてるんだろ」

紬「はい、澪ちゃんお茶」

紬「これでも飲んで落ち着いて」

唯「澪ちゃん大丈夫だよぉ、ズラさんも、さっちゃんさんもいるし」

梓「そうですよ、お二人を信じましょう」

澪「そ、そうだよな」


67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:01:51.58 ID:FEGNHOMR0
桂「俺たちを信じてくれるのはかまわないが」

さっちゃん「あまり暢気なことは言ってられないようね」

唯澪律紬梓「「「え?」」」

桂「みんなどこかにつかまれ!」

桂「少し飛ばすぞ」

武市「やはりこちらが本命でしたか」

武市「読みどおりですね」

また子「逃がさないっす!」パンパン

桂「しまった!タイヤをやられた!」キーッ!

唯澪律紬梓「「「キャーッ!!!」」」ガシャーン

68: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:03:17.23 ID:FEGNHOMR0
武市「また子すぁん、放課後ティータイムの皆さんの珠のような肌に傷がついたらどうするんですか?」

また子「先輩またですか?」

また子「  コンもいい加減にしてくださいって!」

武一「  コンじゃありません、フェミニストです」

武一「無傷でと言うのが春雨の希望なのですよ」

武一「傷をつけたら大変なことになるんですよ~?」

また子「くぅ」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:04:23.95 ID:FEGNHOMR0
桂「みんな!走って逃げるぞ」

さっちゃん「姿勢を低くして、はぐれないように!」

唯澪律紬梓「「「はい」」」

紬「りっちゃん、なんか映画みたいで面白いね」ポワポワ

律「言ってる場合か!」


70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:06:18.58 ID:FEGNHOMR0
―――

九兵衛「くっ、どれだけいると言うんだ」

万斉「ふふ、白夜叉に敬意を払い、別働隊を含め、2個師団プロデュースさせてもらったでござるよ」

銀時「貴様ー!」

新八「銀さん、やばいですよ」

たま「私の計算では、このままではやく47分39秒で全滅してしまいます」

神楽「さすがに5人じゃきついある」

?「5人じゃないさ」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:07:59.08 ID:FEGNHOMR0
銀時「てめえ」

近藤「我々真選組もいるぞ」

近藤「お前ら、鬼兵隊を叩き切れ!」

真選組「「「おーっ!!!」」」

銀時「てめえら、なんでこんなとこに来やがった!」

銀時「行くなら、放課後ティータイムの方だろうがこのゴリラ!」

近藤「安心しろ万事屋」

近藤「そちらにはとしと総悟が向かってる!」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:09:52.54 ID:FEGNHOMR0
―――

桂「さすがにこれだけいるときついな」バキッ

澪「あっ!」バタン

澪「うっ、足を捻って立てない……」

春雨A「へっへっへ、澪ちゃんみぃつけた」

澪「いやー!」

春雨A「とりあえず一人確h」ズドーン

?「大丈夫界?」

澪「あ、貴方は?」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:11:48.50 ID:FEGNHOMR0
沖田「怪我はないかい?」ニコ

澪「あ、はい、ありがとうございます」///

沖田「あーあ、見てくれよ、今のやつ」

沖田「頭半分吹き飛んで脳味噌ぶちまけてやがるぜ」

澪「ひぃー!!!」

沖田「ここに車で何人も殺ってきたが」

沖田「みんな、脳味噌や内臓まきちらしやがって、たいへんだったぜ」

澪「いやー!ミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」ガクガクブルブル

沖田「ふふふ」

土方「おい総悟、この状況で何遊んでやがるんだ」

沖田「すいやせん、土方さん」

沖田「終わったらまた話しような」

澪「ミエナイキコエナイミエナイキコエナイ」

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:13:47.27 ID:FEGNHOMR0
―――

万斉「まさか真選組が現れるとは」

万斉「折角の美しきハーモニーが、真選組と言うノイズで台無しでござる」

近藤「万事屋ー、早く行け!」

銀時「けどよ」

近藤「放課後ティータイムを守れなきゃ俺たちは負けだ!」

近藤「ここは俺たちで抑えるから早く行け!」

銀時「てめえ……」

銀時「ありがとよ、ゴリラ!」

銀時「新八、神楽行くぞ!」

新八「はい!」

神楽「おー!」


78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:17:06.73 ID:FEGNHOMR0
―――

桂「大丈夫か?みんなはぐれたりしてないか?」

律「あ、梓がいません!」

さっちゃん「何ですって!?」

梓「どうしよう……みんなとはぐれちゃった……」

武市「中野梓すぁんですね?」

梓「ひっ!」

武市「とうとう見つけましたよ」

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:18:21.63 ID:FEGNHOMR0
武市「さあ、おとなしく  ペロさせていただきましょう」

また子「先輩、やっぱ  コンじゃないっすか?」

武市「だからフェミニストだって言ってんだろが、子供好きの」

また子「だからそれがロリですって、ヘン  」

武市「とりあえず、きてもらいますよ、中野梓すぁん」

?「そうわさせないわっ!」

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:19:52.15 ID:FEGNHOMR0
武市「何ですか貴方は」

梓「え?」

さっちゃん「しっかりつかまって!」

梓「は、はい!」

また子「逃がさないっす!」パンパンパンパン

武市「また子さん、あずにゃんにあたったらどうするんですか!?」

また子「くっ、人一人抱えてあの動き!」

また子「あいつなんなんっすか」

武市「おそらく、忍のものでしょう」

武市「とりあえず追いますよ」

83: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:22:16.23 ID:FEGNHOMR0
―――

澪「梓は大丈夫かな?」

土方「わからん」

土方「とりあえず、現状を乗り切ることで手一杯だ」

律「唯、危ない!」ドサッ

ばひゅーん

唯「りっちゃん、大丈夫!」

85: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:26:03.94 ID:FEGNHOMR0
唯「りっちゃん、肩から血が!」

律「大丈夫、かすっただけだ」

唯「でも」

律「大丈夫だってこのぐらい」

春雨B「感動的なシーンをぶち壊して悪いが、来てもらおうか、お嬢ちゃん達」ガシッ

唯「ひっ」

?「その汚い手を離して」ザシュッ

春雨B「うぎゃー!」

86: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:27:55.69 ID:FEGNHOMR0
?「大丈夫?」

唯「う、うん」

また子「なんっすか、また新手っすか!?」

?「貴方たち、絶対許さない!!!」

武市「妙齢の少女とはいえ、か、彼女はどうなってもかまいません!」

武市「皆さん、やってしまいなさい!」

?「……こんな雑魚相手なら」

?「……アップは……しなくていいや」

87: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:31:57.75 ID:FEGNHOMR0
唯「う、憂」

憂「待っててねお姉ちゃん、すぐ片付けちゃうから」ニコ

憂「みんなを襲った罪、その体であがなってもらう!」

憂「うぉーーーーー!!!」

土方「おいやめろ!」

桂「あのような少女が、あんな大群に一人で突っ込んでいくとは」

さっちゃん「彼女はなにものなの?」

88: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:34:01.95 ID:FEGNHOMR0
憂「これは怪我をした律さんの分!」ドガッバキッ

沖田「あれだけの春雨を一撃で!?」

憂「これは、セクハラを受けそうになった梓ちゃんの分!」ドガガガガッ

武市「ぬわぁー!!」

また子「せ、先輩!ここは引いた方が」

憂「これは、澪さんを怖がらせた分!」ドッカーン

土方「……一番怖がらせてたのは総悟じゃ」

沖田「…………」

89: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:35:07.56 ID:FEGNHOMR0
憂「これは紬さんの……紬さんの分!」バキバキバキ

唯「憂、思いつかなかったんだね」

律「ムギはずっと楽しそうだったからな」

憂「そしてこれは、お姉ちゃんを襲った分!」

憂「お姉ちゃんを襲おうなんて、浅ましいことを考えた自らの愚かさを、地獄で悔いるがいい!」ズガガガガガーン

90: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:38:24.78 ID:FEGNHOMR0
―――
ライブ会場

ジャカジャカジャンジャン ジャジャッ ジャジャッ ジャーン

結い「みんなぁ!今日はありがとうきび●●●ーー!」

「「「とうきび●●●ー!!!」」」

憂「お姉ちゃーん!」

新八「……みんな盛り上がってますね」

91: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:39:26.07 ID:FEGNHOMR0
唯「では次がいよいよ最後の曲ですがんもどき」

唯「その前に告知んこ♪」

「「「うぉー!!!」」」

神楽「最悪ある」

神楽「かっこよく駆けつけたら、みんな終わってたなんて……」

92: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:41:05.54 ID:FEGNHOMR0
唯「映画けいおん!まだまだ上映してるんで、みんな、観に来てねこの●●●めっちゃくさい!」

「「「めっちゃくさい!!!」」」

唯「観ないと、ほくろ引きちぎるよ」

銀時「まあいいじゃねえか」

銀時「こうやって無事ライブができて、最高の演奏が聴けるんだ」

唯「みんな……今日はほんとにたのしかったぬきのきんたま」

銀時「最高じゃねえか」

唯「では聴いてください」

唯「UNMEI♪わ♪Endeless!」




   おしまい

94: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:42:47.70 ID:FEGNHOMR0
―――

銀時「ておい!こんなんで終われるかぁー!!!」

銀時「駆けつけたら終わってたってなんだよ!!」

神楽「しかも駆けつけたシーンさへないある」

近藤「プップー♪これで俺たちの気持ちが分かったか万事屋」

銀時「うっせー、黙ってろ半ゴリラ」

97: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:44:45.20 ID:FEGNHOMR0
銀時「俺主役だよ!?」

銀時「俺が活躍しないでどうするんだよ!」

新八「まぁ、スレタイには近づいたと言うか……」

銀時「なに言ってんだよ新八ぃ」

銀時「それなら『唯』じゃなく、『憂』にしろってんだ」

銀時「これあれだよ、ぜってぇ作者が途中で面倒になったんだよ」

新八「そんなことないですよ」


98: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:45:59.15 ID:FEGNHOMR0
銀時「いや、ぜってぇそうだよ」

銀時「バトルシーンなんて、ぐだぐだじゃねえか」

銀時「神楽のジャンプの朗読並に伝わらねえよ」

神楽「私のジャンプの朗読のほうが何万倍もましある」

銀時「ちっくしょー!作者出て来い!」


99: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:46:56.47 ID:FEGNHOMR0
俺「がたがたうっせえなあ」

銀時「え?」

新八「ほんとに出てきましたよ」

俺「元ネタがぐだぐだなんだからしょうがね絵だろうが」

神楽「しかも開き直ってるある」

俺「あぁ、すんません、次からまたまじめに書きますんで」

俺「今日はこれで終わりと言うことで」




    おしまい

101: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/01/11(水) 00:48:18.80 ID:FEGNHOMR0
―――

?「ちょっと待ってー!!!」

?「俺の名前もちゃんと出してよ!」

?「みんな思わせぶりに名前欄『?』で登場しても、きちんと名前出てんじゃーん」

?「しかもせりふが>>58最後のナレーション一言ってどういうこと?」

俺「うぜーなあ、これでいいだろ」

マダオ「やったー!」

マダオ「ってなにこれー!?」

マダオ「きちんとなまえ出してぇーーー!!!」


    本当におしまい